JPH01315455A - 厚みのある原料形の押し出し用の改良されたポリアセタール組成物 - Google Patents

厚みのある原料形の押し出し用の改良されたポリアセタール組成物

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JPH01315455A
JPH01315455A JP1067728A JP6772889A JPH01315455A JP H01315455 A JPH01315455 A JP H01315455A JP 1067728 A JP1067728 A JP 1067728A JP 6772889 A JP6772889 A JP 6772889A JP H01315455 A JPH01315455 A JP H01315455A
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JP
Japan
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polyacetal
composition
molecular weight
weight
hydroxy
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JP1067728A
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English (en)
Inventor
Rajeeb Baidoya Shairaja
シヤイラジヤ・ラジエーブ・バイドヤ
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EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本出願は、1988年3月22日に出願された現在出願
継続中の米国出願番号07/171.637の一部継続
出願である。
本発明は、棒または他の厚みのある原料形に押し出し可
能な性質に関して改良されたある種のポリアセタール組
成物に関するものである。該ポリアセタール組成物には
、末端基がエステル化またはエーテル化により末端が覆
われている(end−capped)ホルムアルデヒド
のホモ重合体またはホルムアルデヒドの環式オリゴマー
を基にした組成物が包含される。比較的高い、すなわち
10.000〜100.000の、分子量を有するポリ
アセタールを基にした組成物は、熱可塑性物質に関して
一般的に使用されている原料形押し出し技術による半加
工および加工製品の製造において有用である。そのよう
な組成物から製造される加工製品は、高い剛さ、強度、
低い摩擦係数、および良好な溶媒耐性などの望ましい物
理的性質を有している。
本発明を要約すれば、酸化防止剤、ヒドロキシ含有安定
剤、広い分子量分布を有するポリアセタールホモ重合体
および任意に核生成剤を含有しているポリアセタール組
成物を比較的速い速度でおよび/または例えば空所の如
き欠陥が比較的少ない方法で厚みのある原料形に押し出
すことができることである。
1972年11月28日にブルグ(Burg)他に許可
された米国特許3,704,275は、0.0005〜
1.0重量%の無機の核生成剤であるタルク、および0
.1−10重量%の1.000〜l。
ooo、oooの範囲の平均分子量を有する重合体を含
有しているポリオキシメチレン組成物を開示している。
熱安定剤を0.1−10重量%の量で加えられる。
1976年8月27日に公告された日本特許公告51−
97.652は、100重量部のポリオキシメチレン当
たり0.05−5重量部のトリエチレングリコールおよ
び100重量部のポリオキシメチレン当たり0.000
5−1重量部の無機の核生成剤を加えることにより製造
されるポリオキシメチレン組成物を開示している。例え
ば熱安定剤、酸化防止剤などの如き添加物が混和されて
いる。
1988年8月23日にN、E、ウェスト(West)
他に許可された米国特許4,766.168は、ヒドロ
キシ−含有重合体またはオリゴマーを有するポリアセタ
ール組成物並びに該組成物が改良された安定性を有する
ことを開示している。
1966年7月19日にコリンズ(collins)他
に許可された米国特許3,261.800は、ポリオキ
シメチレンなどの種々の熱可塑性物質とO1’  05
−70重量%の窒化ホウ素との配合物を開示している。
窒化ホウ素は、型抜き剤、照射剤および中性子遮蔽剤と
して、並びに特にポリオキシメチレンに関しては核生成
剤として作用すると言われている。
1973年IO月23日にプルグ(Burg)他に許可
された米国特許3,767.610は、0.0005−
0.04重量%の窒化ホウを無機の核生成剤として含有
しているポリオキシメチレン組成物を開示している。
1964年11月13日に公告された英国特許出願番号
1,433,490は、高分子量ポリオキシメチレンお
よび0.0001〜0.5重量%の珪酸塩であるタルカ
ムを含んでいる射出成型用組成物を開示している。
これらのいずれの参考文献も広い分子量分布を有するポ
リアセタールホモ重合体(並びに酸化防止剤、熱安定剤
および核生成剤)は開示しておらず、また該組成物が厚
みある原料形に押し出すための改良された性質を有する
であろうことも開示していない。
本発明は、棒または他の厚みのある原料形に押し出すた
めのそれらの性質に関して改良されているある種のポリ
アセタール組成物に関するものである。ポリアセタール
ホモ重合体組成物などの熱可塑性組成物を棒状ぷ料また
は他の厚みのある原料形に押し出す際には、−船釣には
製造速度が高くなればなるほど欠陥(例えば空所)の生
成傾向および/または頻度が増加することが見いだされ
ている。押し出し速度は棒の直径にも依存している。本
発明の組成物は最近市販されているポリアセタールホモ
重合体組成物より速い押し出し速度で棒状原料または他
の厚みのある原料形に押し出すことができ、しかも該市
販組成物に匹敵する表面および芯の性質並びに特に許容
できる低水準の空所を保持している。逆に言えば、本発
明の組成物は最近市販されているポリアセタールホモ重
合体組成物で現在使用されているものと匹敵する速度で
棒状原料または他の厚みのある原料形に押し出すことが
でき、そして改良された表面および/または芯の性質、
特に減じられた空所、を有する製品を与える。ここで使
用されている「ポリアセタール」という語には、末端基
がエステル化またはエーテル化により末端が覆われてい
るホルムアルデヒドのホモ重合体またはホルムアルデヒ
ドの環式オリゴマーが包含される。
ある種の安定剤をある量で含有しており、その他にある
量の酸化防止剤を含有しており、そして好適には核生成
剤を含有しており、しかもさらに広い分子量分布を有す
るポリアセタールも含有しているポリアセタール組成物
が上記の如き予期されていなかった改良された性質を有
することを見いだした。
本発明の組成物で使用されるポリアセタールは分枝鎖状
であってもまたは線状であってもよく、そして−船釣に
はio、ooo〜100.000の、好適には30.0
00〜70.000の、範囲の数平均分子量を有するで
あろう。分子量は、ゲル透過クロマトグラフィーにより
m−クレゾール中で160℃においてデュポンPSMパ
イモダル・カラム・キットを使用して6O−100OA
の名目的孔寸を用いて簡単に測定できる。それより高い
かまたは低い分子量平均を有するポリアセタール類は希
望する物理的性質および加工性質によっては使用できる
が、組成物中に融解配合しようとする種々の成分類の良
好な混合性と該組成物から製造される押し出し成型棒の
物理的性質との最適な均衡を得るには、上記のポリアセ
タールの分子量平均値が好適である。
好適なポリアセタール類には、末端ヒドロキシル基がエ
ステルまたはエーテル基、好適にはそれぞれアセテート
またはメトキシ基、を生成するような化学反応により末
端が覆われているものが包含される。上記の如く、本発
明の組成物中で使用されるポリアセタールは広い分子量
分布を有するであろう。最近市販されているポリアセタ
ール類は一般的に数種の等級(数平均分子量または融解
流量)で製造され、各等級は狭い分子量分布を有してい
る。必要な広い分子量分布を最も容易に得るためには、
少なくとも1種の低分子量(高い融解流量)のポリアセ
タールを少なくとも1種の高分子量(低い融解流量)の
ポリアセタールと配合させる。高分子量ポリアセタール
(類)はポリアセタール全量の40〜99重量%、好適
には60〜98重量%、そして最も好適には70〜96
重量%、である。逆に、低分子量ポリアセタール(類)
はポリアセタール全量の1〜60重量%、好適には2〜
40重量%、そして最も好適には4〜30を量%、であ
る。特に、核生成剤として窒化ホウ素を含有している本
発明のポリアセタール組成物では高分子量ポリアセター
ル(類)はポリアセタール全量の40〜90重量%、好
適には60〜80重量%、そして最も好適には70〜7
5重量%、であり、そして逆に、低分子量ボリア−セタ
ール(類)はポリアセタール全量の10〜60重量%、
好適には20〜40重量%、そして最も好適には25〜
30重量%、である。同様に、核生成剤としてタルクを
含有している本発明のポリアセタール組成物では、高分
子量ポリアセタール(類)はポリアセタール全量の40
〜99重量%、好適には60〜98重量%、そして最も
好適には80〜96重量%、であり、そして逆に、低分
子量ポリアセタール(類)はポリアセタール全量の1〜
60重量%、好適には2〜40重量%、そして最も好適
には4〜20重量%、である。
(ASTM D−1238に従い、190℃の温度にお
いてそして1.05 k gのピストンを含む重量で測
定された)高分子量ポリアセタール(類)の融解流量は
0.2〜2−6g/lo分間、好適には0.4〜2.0
g/10分間、そして最も好適には0.6〜1.Og/
10分間、の間である。特に、窒化ホウ素を核生成剤と
して含有している本発明のポリアセタール組成物では、
高分子量ポリアセタール(類)の融解流量は0.2〜2
.6g/lO分間、好適には0.4〜1−0g/10分
間、そして最も好適には約0.6g/10分間、の間で
ある。同様に、タルクを核生成剤として含有している本
発明のポリアセタール組成物では、高分子量ポリアセタ
ール(類)の融解流量は0.2〜2.6g/10分間、
好適には0.4〜2.0g/10分間、そして最も好適
には0.6〜l 、Og/lO分間、の間である。
低分子量ポリアセタール(類)の融解流量は3゜0〜1
5.0g/lo分間、好適には5.0〜14゜0g/1
0分間、そして最も好適には6.0〜12.0g/10
分間、の間である。特に、窒化ホウ素を核生成剤として
含有している本発明のポリアセタール組成物では、低分
子量ポリアセタール(類)の融解流量は3.0〜11.
Og/10分間、好適には4.0〜8.0g/10分間
、そして最も好適には約6.0g/10分間、の間であ
る。同様に、タルクを核生成剤として含有している本発
明のポリアセタール組成物では、低分子量ポリアセター
ル(類)の融解流量は3.0〜15.0g/lO分間、
好適には5.0〜14.0g/10分間、そして最も好
適には6.0〜12.0g/10分間、の間である。
さらに、高分子量ポリアセタール(類)の平均融解流量
と低分子量ポリアセタール(類)の平均融解流量と間の
差が大きすぎてもまたは小さすぎてもいけない点は重要
である。特に、その差は4゜0〜8.0g/10分間、
好適には約4.2〜7゜0〜8.0g/10分間、最も
好適には約5.4g/10分間、の間でなければならな
い。
本発明の組成物中で使用される熱安定剤は、1988年
8月23日に許可された米国特許4,766.168に
開示されているヒドロキシ含有重合体である。特に、本
発明の組成物中で使用されるヒドロキシ含有重合体はヒ
ドロキシ基が直接または間接的に結合している重合体ま
たはオリゴマーの中軸部分中の原子が平均して20個以
下の鎖原子により互いに分離されている(すなわち互い
に結合されていない)重合体またはオリゴマーである。
好適には、ヒドロキシ含有重合体またはオリゴマーは該
重合体またはオリゴマーの中軸部分中でそれぞれ20個
の炭素原子当たり少なくとも1個のヒドロキシ基を含有
しており、しかも中軸部分中でそれぞれの2個の炭素原
子当たり1個以下の炭素原子を含有している。より好適
には、中軸部分中のヒドロキシ基対炭素厚子の比はl:
2−1:10、そして最も好適にはl:2−1=5、で
ある。
特に好適なヒドロキシ含有重合体類には、ポリ(ビニル
アルコール)、ポリ(エチレンビニルアルコール)、ポ
リ(メタ)アクリレート類のヒドロキシエステル類、例
えばポリ(ヒドロキシプロピルメタクリレート)または
ポリ(ヒドロキシエチルメタクリレート)、並びに加水
分解された酢酸ビニル/メチルメタクリレート共重合体
類が包含される。
ヒドロキシ含有重合体またはオリゴマーは、ポリアセタ
ールの量を基にして、0.1−10重量%の、好適には
0.2−4.0重量%の、そして最も好適には0.6−
2.5重量%の、量で存在している。
本発明の組成物中で使用されているヒドロキシ含有重合
体またはオリゴマーが実質的にアセタール樹脂を不安定
化させる化合物を含んでいない点が重要である。本発明
の組成物中で使用される市販のヒドロキシ含有重合体ま
たはオリゴマー中に相当な量で生じるかもしれない化合
物には、塩基性または酸性の塩類の非運発性の灰が包含
されている。
典型的には市販のポリビニルアルコールはポリ酢酸ビニ
ルの塩基触媒作用を受ける加水分解により製造され、そ
れにより副生物である酢酸ナトリウムが生成する。ポリ
アセタールの安定化に関しては、この物質および他のア
ルカリもしくはアルカリ土類酢酸塩類または他の有機酸
類のそのような塩類は40ppm以下となるまで、好適
には約10ppm以下となるまで、除去しなければなら
ない。
典型的には本発明の組成物中で使用される市販のヒドロ
キシ含有重合体またはオリゴマーは例えば塩化第二鉄、
塩化亜鉛または他のルイス酸類の如き酸性の塩類を含有
できる。そのような塩類は一般的にポリ(ビニルアルコ
ール)まt;はポリ(エチレンビニルアルコール)中で
は認識できる量では見いだされないが、そのような塩類
はある種のヒドロキシ含有重合体またはオリゴマー中に
存在するかもしれず、そしてそれらは40ppm以下と
なるまで、好適には約10ppm以下となるまで、除去
しなければならない。塩基性の不純物に関しては、不純
物が塩化第二鉄または塩化亜鉛と比較して弱酸性である
なら比較的大量であっても耐性がある点を理解すべきで
ある。
従って、ヒドロキシ含有重合体またはオリゴマーはそれ
を本発明の組成物中に加える前に精製することが好まし
い。ポリ(ビニルアルコール)はメタノール/水溶液を
用いる洗浄により精製できる。ポリ(エチレンビニルア
ルコール)ハ、例工ばH,POいH(lまたは酢酸の如
き酸類でpH1−3まで酸性化されている水で最初に洗
浄しそして次に鉱物除去水で洗浄することにより、精製
でさる。
本発明の組成物中で使用されるヒドロキシ含有安定剤の
分子量は厳密なものではない。上記の如く、この物質は
オリゴマー性であってもよい。従って、低分子量の安定
剤が考えられる。同様に高分子量の安定剤も考えられる
が、加工の容易さおよび入手性の点からヒドロキシ含有
安定剤が5,000〜100.000の分子量を有して
いることが好ましい。
上記の如く、本発明の組成物は酸化防止剤および広い分
子量範囲を有するポリアセタールも含有しているであろ
う。本発明の好適な組成物は核生成剤も含有するであろ
う。本発明の組成物がポリアセタール押し出し樹脂中で
一般的に使用されている共安定剤(例えば米国特許番号
3,960.984および4,098.843中に開示
されているもの)などの他の成分、改質剤および添加物
、顔料、着色料、硬化剤、強化剤および充填剤、も含有
できることは理解すべきである。
本発明の好適な組成物中で使用される核生成剤は、微細
分割状の固体、例えば窒化ホウ素、タルク、シーライト
、ヴエスペル、銅7タロシアニンブルー、炭酸カルシウ
ム、および二酸化ケイ素またはポリアセタール用の他の
商業的に公知の核生成剤、であることができる。窒化ホ
ウ素およびタルクが好適である。核生成剤は、それが存
在している場合には、本発明の組成物中に0.0工〜■
0重量%の、好適には0.025〜0.08重量%の、
より好適には0.025〜0.05重量%の、そして最
も好適には約0.05重量%の、量で含まれている。
酸化防止剤はアセタール組成物中で一般的に使用されて
いる立体障害フェノール、例えば2.2′−メチレンー
ビス(4−メチル−6−タージヤリーープチルフエノー
ル)、1.6−へキサメチレン−ビス−3−(3,5−
ジ−ターシャリー−プチルー4−ヒドロキシヒドロシン
ナメート、トリエチレングリコール−ビス−3−(ター
シャリー−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)プロピオネート、ペンタエリトリット−テトラキス
−3−(3,5−ジーターシャリーープチルー4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート、およびN。
N′−へキサメチレン−ビス−3−(3,5−ジ−ター
シャジー−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ンアミド、である。好適な酸化防止剤は2.2′−メチ
レン−ビス(4−メチル−6−タージヤリーーブチルフ
エノール)、1.6−へキサメチレン−ビス−3−(3
,5−ジ−ターシャリー−ブチル−4−ヒドロキシヒド
ロシンナメートおよびペンタエリトリット−テトラキス
−3−(3,5−ジーターシャリーープチルー4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネートである。酸化防止剤は
、本発明の組成物中に0.02〜1.0重量%の、好適
には0.1〜0.9重量%の、より好適には0.2〜0
.9重量%の、そして最も好適には0.2〜0゜71L
量%の、量で含まれる。
本発明の組成物は熱可塑性ポリアセタール組成物中で従
来から使用されている強制混合装置、例えばゴムミル、
内部混合機、例えば「バンバリー」および「ブラベンダ
ー」混合機、外部からまたは摩擦により加熱される空間
を有するシングルもしくはマルチ・ブレード内部混合機
、「Ko−混練機」、マルトバレル混合機、例えば「フ
ァレル連続混合機」、並びにシングル・スクリューおよ
びツイン・スクリューの両方の順回転および逆回転の押
し出し機、を使用して製造できる。これらの装置は単独
で使用することもまたは静電混合機、魚雷型混合機およ
び/または内部圧力および/もしくは混合強度を増加さ
せるための種々の装置、例えば弁、開口部もしくはスク
リュー、と組み合わせて使用することもできる。
これらの組成物は、該組成物が押し出し機中で融解する
ような一般的な装置を使用して原料形に押し出すことが
できる。融解した重合体を成型用のダイ中に加え、そし
て冷却して、希望する形を与える。押し出された形状の
性質は棒引っ張り機または同様な装置により調節されて
いるダイからの除去速度により影響を受けるであろう。
下記の実施例では、本発明の特定の態様および本発明の
範囲外の対照用実験の態様との比較が示されている。本
発明の組成物は一定の押し出し速度における減じられた
空所または高められた押し出し速度における同等の空所
により特徴づけられている。断らない限り、全ての部数
および百分率は重量によるものでありそして全ての温度
は摂氏目盛りである。元々はS1単位でない測定値はS
■単位に転換され、適宜、概数にされている。
下記の実施例では、6種のポリアセタール類が使用され
た: (a)「ポリアセタールA」は約94,000の数平均
分子量を有するアセテートで末端が覆われているホモ重
合体(融解流量、約0.25g/10分間)であり、 (b)「ポリアセタールB」は約74.000の数平均
分子量を有するアセテートで末端が覆われているホモ重
合体(融解流量、約0−6g/10分間)であり、 (c)「ポリアセタールC」は約72,000の数平均
分子量を有するアセテートで末端が覆われているホモ重
合体(融解流量、約1.0g/10分間)であり、 (d)「ポリアセタールDJは約50,000の数平均
分子量を有するアセテートで末端が覆われているホモ重
合体(融解流量、約6.0g/10分間)であり、 (e)「ポリアセタールE」は約43.000の数平均
分子量を有するアセテートで末端が覆われているホモ重
合体(融解流量、約11−0g/10分間)であり、そ
して (f)「ポリアセタールF」は約37.000の数平均
分子量を有するアセテートで末端が覆われているホモ重
合体(融解流量、約17.0g/10分間)であった。
下記の実施例では、3種の安定剤が使用された:(a)
「熱安定剤A」はアジピン酸と1,12ドデカメチレン
ジアミンおよびカプロラクタムとの85/15の比のコ
ポリアミドであり、 (b)「熱安定剤B」は44モル%のエチレン含量ヲ有
するエチレンビニルアルコール共重合体であり、 (c)「熱安定剤C」は29モル%のエチレン含量を有
するエチレンビニルアルコール共重合体であった。
下記の実施例では、5種の酸化防止剤が使用された: (a)「酸化防止剤A」は2.2′−メチレン−ビス(
4−メチル−6−タージヤリーープチルフエノール)で
あり、 (b)「酸化防止剤B」はトリエチレングリコール−ビ
ス−3−(ターシャリー−ブチル−4−ヒドロキシ−5
−メチルフェニル)プロピオネートであり、 (c)「酸化防止剤C」はペンタエリトリット−テトラ
キス−3〜(3,5−ジ−ターシャソー−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネートであり、 (d)「酸化防止剤D」はN、N’−ヘキサメチレン−
ビス−3−(3,5−ジ−ターシャリー−プチル−4−
ヒドロキシフェニル)グロビオンアミドであり、そして (e)「酸化防止剤E」は1.6−へキサメチレン−ビ
ス−3−(3,5−ジーターシャリーープチルー4−ヒ
ドロキシヒドロシンナメートであった。
下記の実施例で使用された核生成剤は表中に示されてい
る如く窒化ホウ素またはタルクであった。
潤滑剤が使用された下記の全ての実施例においては、N
、N’〜エチレン−ビス−ステアロアミドが潤滑剤であ
った。
上記の成分類を含有している組成物(または配合物)の
製造および混和は下記の如〈実施された。
(a)「混和工程A」は5−08cmのロイル押し出し
機上で融解バリアスクリューを使用して215℃の温度
、60rpmのスクリュー速度および6.89MPaの
頭部圧力において実施され、そして (b)「混和工程B」は6.35cmのスターリング押
し出し機上で融解バリアスクリューを使用して200℃
の温度および80rpmのスクリュー速度において実施
された。
生成した押し出し物を水浴中で急冷し、そして直径が約
3mm、長さが6mmの片に切断した。
下記の実施例では、混和された組成物の熱安定性は熱発
生ホルムアルデヒド(TEF)試験工程を使用して測定
された。重量測定されたポリアセタール組成物の試料を
管の中に入れ、そして試料を酸素を含まない環境下に保
ちながら窒素を試験試料に加えたり発生した気体を装置
から除去するために管にふたをかぶせた。試料をシリコ
ーン油浴の中で259℃に加熱した。窒素およびそれに
より担持される発生気体を751の40g/リットルの
亜硫酸ナトリウム水溶液の中で泡立たせた。
発生したホルムアルデヒドは亜硫酸ナトリウムと反応し
て水酸化ナトリウムを遊離させた。水酸化ナトリウムを
連続的に標準0.1N  HC(2で中和した。結果を
、滴定量rnQ対試験時間の図として得た。発生したホ
ルムアルデヒドは、式 0式% 5式中、 ■は滴定量、mQ、であり、 Nは滴定剤の規定度であり、そして SWは試料重量、gsである] により計算された。係数「0.03」はホルムアルデヒ
ドのミリ当量、g/ミリ当量、である。
熱により発生するホルムアルデヒドの値は30分間の加
熱時間(T E F 、。)にわたり簡単に報告されて
いる。
各組成物から棒状原料を現在の標準的な当接、術の装置
を使用して製造した。−船釣には、シングル−スクリュ
ー押し出し機を使用して棒状原料を製造した。押し出し
機型の頭部圧力および平均バレル温度は下記の実施例で
特定されている。融解重合体を成型用ダイに加え、そこ
でそれを冷却して固体とした。押し出し速度は除去装置
により決められていた。
検鏡用薄片切断器で処理された0、O1〜0.02mm
の膜厚さを有する薄片を各組成物から製造した棒から採
取した。検鏡用薄片切断器で処理された各薄片の中心部
分(空所は中心にある)の光学的顕微鏡写真を8.15
X〜50×の倍率で撮った。これらの顕微鏡写真をケン
ブリッジ・インスツルメンツ・インコーホレーテッド製
のクアンチメ7トー900またはクアンチメットー97
0像分析機を使用して分析した。これらの装置間のハー
ドウェアには少量め差があるが、それらは機能的には同
一でありそして分析に関しては同一の結果を与える。
分析のために用いられる工程は、光学的顕微鏡写真を撮
ることおよび像分析機付きの照明机の上にそれを置くこ
とからなっている。これらの顕微鏡写真を次に高分解能
ビデオ走査機を通して像とした。このビデオ走査機から
の信号を次に、それぞれがピクセルにおける像の輝度に
より0〜63に変動する値からなっている896x70
4のピクセル(絵の点)の列中で数値化した。
この数値化された像を次に公知の顕微鏡写真の倍率、メ
ートル目盛り(定規)、および像分析機の目盛り関数を
使用して目盛り付けした。この分析においてはこの操作
は最初に顕微鏡写真で1mmに相当する試料中の距離を
計算することによりなされた。これは1mmを!i微鏡
写真の倍率により割ることにより行われる。この数を次
に1000をかけることによりミリメートルからマイク
ロメートル(ミクロン)にした。次に像分析機の目盛り
函数を使用して目盛り上の一定の距離に相当するピクセ
ルの数を測定した。次に目盛り上の距離に相当する試料
上の距離を装置で求めた。次にこの情報を使用して1個
のピクセルに相当する試料中の距離(マイクロメートル
/ピクセル)を計算した。
灰色(輝度)のしきい値を選択することにより、数値化
された像を次に二元(オン−オフ)像に転換させる。像
分析機はこのしきい値より上の灰色値を有する全てのピ
クセルから二元像を生成するように設定することもでき
、或いはこのしきい値の下の全てのピクセルから二元像
を生成させることもできる。像分析機により、分析しよ
うとする顕微鏡写真の特徴の代表的な二元像を生成する
ために操作者が光ペンまたはデジタブレットを使用して
この像を編集することもできる。この二元像を次にコン
ピューターファイルに蓄えておき、そしてそこから標準
的な分析プログラムを得ることができる。プログラムは
45.7平方マイクロメートルより大きい面積を有する
特徴だけを測定するように設定されている。終了後に、
データを取り出してプリンターに回す。
実施例1 ポリアセタール、熱安定剤、酸化防止剤、および250
ppmの潤滑剤を含有している表■に示されている全て
の組成物を混和工程Bにより製造した。表Iは、各試料
の個々の組成およびそれらの試料の相対的安定性を示し
ている。1.15−1.25MPaの圧力下で操作され
ている45mmバンデラ・シングル−スクリュー押し出
し機で全ての棒を製造した。表■は、各棒を押し出すた
めの他の条件および各顕微鏡写真から測定された空所面
積を示している。
広い分子量分布のポリアセタールを含有している試料は
空所面積に関して明らかに優れていること並びに広い分
子量分布のポリアセタールおよび窒化ホウ素の両者を含
有している組成物の方がさ    ′らに良好であるこ
とがわかる。
実施例2 ポリアセタール、熱安定剤、酸化防止剤、および250
ppmの潤滑剤を含有している表■に示されている全て
の組成物を混和工程Bにより製造した。表■は、各試料
の個々の組成およびそれらの試料の相対的安定性を示し
ている。約0.52M P aの圧力下で操作されてい
る2インチ・スターリング・シングル−スクリュー押し
出し機で全ての棒を製造した。表■は、各棒を押し出す
ための他の条件および各顕微鏡写真から測定された空所
面積を示している。
酸化防止剤の水準が高くなればなるほど空所面積が低く
なること並びに個々の分子量分布が空所面積に影響する
ことがわかる。特に、試料2−78よび2−8に注目す
ること。
益1−ヘー=−−ヘー〜−−−− 実施例3 ポリアセタールおよび酸化防止剤を含有している表Vに
示されている全ての組成物を混和工程Aにより製造した
。3−5以外の各組成物は250ppmの潤滑剤を含有
していた。表Vは、各試料の個々の組成およびそれらの
試料の相対的安定性を示している。約0.49−0.5
5MPaの圧力下で操作されている2インチ・スターリ
ング・シングル−スクリュー押し出し機で全ての棒を製
造した。表■は、各線を押し出すための他の条件および
各顕微鏡写真から測定された空所面積を示している。
広い分子量分布のポリアセタールを含有していない試料
3−5は許容できないほどの熱安定性を有する組成物を
与えた。さらに、広すぎる分子量分布のポリアセタール
を含有する試料3−4は許容できないほどの空所面積を
与えj;。
実施例4 ポリアセタールを含有している表■に示されている全て
の組成物を混和工程へにより製造した。
これらの組成物のいずれでも潤滑剤は使用しなかっtこ
 。
表■は、各試料の個々の組成およびそれらの試料の相対
的安定性を示している。約0.48MPaの圧力下で操
作されている2インチ・スターリング・シングル−スク
リュー押し出し機で全ての棒を製造した。
表■は、6棒を押し出すための他の条件および各顕微鏡
写真から測定された空所面積を示している。
熱安定剤である窒化ホウ素または酸化防止剤を含有して
いない試料4−1は許容できないほどの熱安定性を有し
ていることがわかる。
辷;;;;   益1;=x 実施例5 混和工程Bにより製造された試料5−1以外の表■に示
されている全ての組成物を混和工程Aにより製造した。
全ての組成物はポリアセタール、熱安定剤および酸化防
止剤を含有していた。各組成物は250ppmの潤滑剤
を含有していた。表XrVは、各試料の個々の組成およ
びそれらの試料の相対的安定性を示している。約0.5
2−0.55MPaの圧力下で操作されている2インチ
・スターリング・シングル−スクリュー押し出し機で全
ての棒を製造した。
表Xは、6棒を押し出すための他の条件および各顕微鏡
写真から測定された空所面積を示している。
表X中のデータは、窒化ホウ素水準の変動による影響(
試料5−4〜試料5−6参照)並びに比較的高分子量の
ポリアセタールの使用による影響(試料5−4〜試料5
−5参照)を示している。
さらに、試料5−7は最近市販されているポリアセター
ルおよび押し出し成型された棒状原料の製造におけるそ
れの性能を表わしている。
実施例6 表XIに示されている全ての組成物を混和工程Aにより
製造した。全ての組成物はポリアセタール、熱安定剤お
よび酸化防止剤を含有していた。
表XIは、各試料の個々の組成およびそれらの試料の相
対的安定性を示している。約0.52−0゜55 M 
P aの圧力下で操作されている2インチ・スターリン
グ・シングル−スクリュー押し出し機で全ての棒を製造
した。
表X■は、6棒を押し出すための他の条件および各顕微
鏡写真から測定された空所面積を示している。
試料6−1は最近市販されているポリアセタールおよび
押し出し成型された棒状原料の製造におけるそれの性能
を表わしている。表X■中のデータは、それぞれ0.1
および0.Olの空所面積を有する窒化ホウ素を使用す
る実施例6−2およびタルクを使用する実施例6−3か
られかる植生成剤含有による効果を示している。
実施例7 混和工程Aにより製造された実施例7−9〜7−13以
外の表X■に示されている全ての組成物を混和工程Bに
より製造した。全ての組成物はポリアセタール、熱安定
剤および酸化防止剤を含有していた。表X■は、各試料
の個々の組成およびそれらの試料の相対的安定性を示し
ている。約0゜52 0.55MPaの圧力下で操作さ
れている2インチ・スターリング・シングル−スクリュ
ー押し出し機で全ての棒を製造した。
表XIVは、6棒を押し出すための他の条件および各顕
微鏡写真から測定された空所面積を示している。
表XIV中のデータは、タルクの粒子寸法の変動による
影響(試料7−1〜7−3および7−4〜7−6参照)
、タルク量の変動による影響(試料7−7〜7−1O参
照)、並びに比較的広い分子量分布の使用による影響(
試料7−11〜7−13および7−2参照)を示してい
る。
実施例8 表Xvに示されている全ての組成物を混和工程Aにより
製造した。全ての組成物はポリアセタール、熱安定剤お
よび酸化防止剤を含有していた。
表Xvは、各試料の個々の組成およびそれらの試料の相
対的安定性を示している。約0.52−0゜55MPa
の圧力下で操作されている2インチ・スターリング・シ
ングル−スクリュー押し出し機で全ての棒を製造した。
表XVIは、各線を押し出すための他の条件および各顕
微鏡写真から測定された空所面積を示している。
表XVI中のデータは、(対照用である8−9以外の)
全てが非常に良好な空所性能を与える種々の組成物を示
している。
−)」 本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1、本質的に (a)0.1−10重量%の、ヒドロキシ含有重合体お
よびヒドロキシ含有オリゴマーからなる群から選択され
る少なくとも1種の化合物、(b)0.02−1.0重
量%の、少なくとも1種の立体障害フェノール酸化防止
剤、および(c)補充量の、少なくとも1種のポリアセ
タールホモ重合体 からなっており、ここで上記の百分率は成分(a)、(
b)および<c>の全・量を基にしており、但し条件と
して成分(a)ではヒドロキシ基が直接または間接的に
結合している重合体またはオリゴマーの中軸部分中の原
子は平均して20個以下の鎖原子により互いに分離され
ており、さらに成分(a)ではヒドロキシ含有化合物は
実質的に酸性物質を含んでおらず、そしてさらに条件と
して成分(c)であるポリアセタールが広い分子量分布
を有しているような、熱可塑性ポリアセタール組成物。
2、別の成分(d)として、組成物の0.01−1゜0
重量%の量で存在している少なくとも1種の微細分割固
体状の核生成剤を含有している、上記lの組成物。
3、成分(a)であるヒドロキシ含有重合体またはオリ
ゴマーが実質的に酸性物質および塩基性物質を含んでい
ない、上記lの組成物。
4、成分(a)が組成物の0.2−4.0重量%である
、上記lの組成物。
5、成分(a)が組成物の0.6−2.5重量%である
、上記lの組成物。
6、成分(a)において、重合体またはオリゴマーの中
軸部分中のヒドロキシ基対炭素原子の比が1:l−1:
20の範囲である、上記lの組成物。
7、重合体またはオリゴマーの中軸部分中のヒドロキシ
基対炭素原子の比がl:2−1:10の範囲である、上
記lの組成物。
8、重合体またはオリゴマーの中軸部分中のヒドロキシ
基対炭素原子の比がI:2−1:5の範囲である、上記
lの組成物。
9、成分(a)がポリ(ビニルアルコール)、ポリ(エ
チレンビニルアルコール)、ポリ(ヒドロキシエチルメ
タクリレート)、ポリ(ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート)、および加水分解された酢酸ビニル/メチルメタ
クリレート共重合体からなる群から選択される、上記l
の組成物。
10 JE分(a )がポリ(エチレンビニルアルコー
ル)である、上記lの組成物。
11、成分(a)が40ppm以下の塩基性物質および
40ppm以下の酸性物質を含有している、上記3の組
成物。
12、成分(d)が組成物の0.025−0.08重量
%である、上記2の組成物。
、  13.成分(d)が組成物の0.025−0.0
5重量%である、上記12の組成物。
14、成分(d)が組成物の約0.05重量%である、
上記12の組成物。
15、微細分割状の核生成剤である成分(d)が窒化ホ
ウ素、タルク、シーライト、ヴエスペル、銅フタロシア
ニンブルー、炭酸カルシウム、および二酸化ケイ素から
選択される、上記2の組成物。
16.成分(d)が窒化ホウ素およびタルクから選択さ
れる、上記15の組成物。
17、成分(b)が組成物の0.1−0.9重量%であ
る、上記1の組成物。
18、成分(b)が組成物の0.2−0.9重量%であ
る、上記17の組成物。
19、成分(b)が組成物の0.2−0.7重量%であ
る、上記18の組成物。
20、成分(b)である立体障害フェノール酸化防止剤
が2.2′−メチレン−ビス(4−メチル−6−タージ
ヤリーープチルフエノール)、1.6−へキサメチレン
−ビス−3−(3,5−ジ−ターシャクー−ブチル−4
−ヒドロキシヒドロシンナメート、トリエチレングリコ
ール−ビス−3−(ターシャジー−ブチル−4−ヒドロ
キシ−5−メチルフニニル)プロピオネート、ペンタエ
リトリット−テトラキス−3−(3,5−ジーターシャ
リーープチルー4−しドロキシフェニル)プロピオネー
ト、およびN、N’−へキサメチレン−ビス−3−(3
,5−ジ−ターシャワー−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオンアミドから選択される、上記1の組成
物。
21、成分(b)である立体障害フェノール酸化防止剤
がペンタエリトリット−テトラキス−3−(3,5−ジ
ーターシャリーープチルー4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネートである、上記20の組成物。
22 、fc分(b)である立体障害フェノール酸化防
止剤が2.2′−メチレン−ビス(4−メチル−6−タ
ージヤリーープチルフエノール)である、上記20の組
成物。
23、成分(b)である立体障害フェノール酸化防止剤
が1.6−ヘキサメチレン−ビス−3−(3゜5−ジ−
ターシャソー−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメ
ートである、上記20の組成物。
24 、#:分(c)であるポリアセタールホモ重合体
の広い分子量分布が少なくとも111の低分子量ポリア
セタールホモ重合体および少なくとも1種の高分子量ポ
リアセタールホモ重合体を配合することにより得られ、
ここで少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体が組成物中の全ポリアセタールの4O−99Ii量
%でありそして少なくとも1種の低分子量ポリアセター
ルホモ重合体が組成物中の全ポリアセタールの1−60
重量%である、上記lの組成物。
25、核生成剤が窒化ホウ素であり、そしてさらに成分
(c)であるポリアセタールホモ重合体の広い分子量分
布が少なくとも1種の低分子量ポリアセタールホモ重合
体および少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ
重合体を配合することにより得られ、ここで少なくとも
1種の高分子量ポリアセタールホモ重合体が組成物中の
全ポリアセタールの40−90重量%でありそして少な
くとも1種の低分子量ポリアセタールホモ重合体が組成
物中の全ポリアセタールのto−60重ffi%である
、上記2の組成物。
26、核生成剤がタルクであり、そしてさらに成分(c
)であるポリアセタールホモ重合体の広い分子量分布が
少なくとも1種の低分子量ポリアセタールホモ重合体お
よび少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重合
体を配合することにより得られ、ここで少なくとも1種
の高分子量ポリアセタールホモ重合体が組成物中の全ポ
リアセタールの40−99重量%でありそして少なくと
も1種の低分子量ポリアセタールホモ重合体が組成物中
の全ポリアセタールの1−60重量%である、上記2の
組成物。
27、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体が組成物中の全ポリアセタールの60−98重量%
でありそして少なくとも1種の低分子量ポリアセタール
ホモ重合体が組成物中の全ポリアセタールの2−40重
量%である、上記24の組成物。
28、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体が組成物中の全ポリアセタールの60−80重量%
でありそして少なくとも1種の低分子量ポリアセタール
ホモ重合体が組成物中の全ポリアセタールの20−40
重量%である、上記25の組成物。
29、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体が組成物中の全ポリアセタールの60−9811量
%でありそして少なくとも1種の低分子量ポリアセター
ルホモ重合体が組成物中の全ポリアセタールの2−40
重量%である、上記26の組成物。
30、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体が組成物中の全ポリアセタールの70−96重量%
でありそして少なくとも1種の低分子量ポリアセタール
ホモ重合体が組成物中の全ポリアセタールの4−20重
量%である、上記27の組成物。
31、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体が組成物中の全ポリアセタールの70−75重量%
でありそして少なくとも1種の低分子量ポリアセタール
ホモ重合体が組成物中の全ポリアセタールの25−30
重量%である、上記28の組成物。
32、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体が組成物中の全ポリアセタールの80−96重量%
でありそして少なくとも1種の低分子量ポリアセタール
ホモ重合体が組成物中の全ポリアセタールの4−20重
量%である、上記29の組成物。
33、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体のそれぞれが0.2−2.6g/10分間の同一で
あってもまたは互いに異なっていてもよい融解流量を有
しておりそして少なくとも1種の低分子量ポリアセター
ルホモ重合体のそれぞれが3.0−15.0g/10分
間の同一であってもまたは互いに異なっていてもよい融
解流量を有する、上記24の組成物。
34、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体のそれぞれが0.2−2゜6g/10分間の同一で
あってもまたは互いに異なっていてもよい融解流量を有
しておりそして少なくとも1種の低分子量ポリアセター
ルホモ重合体のそれぞれが3.0−11.0g/10分
間の同一であってもまたは互いに異なっていてもよい融
解流量を有する、上記25の組成物。
35、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体のそれぞれが0.2−2.6g/10分間の同一で
あってもまたは互いに異なっていてもよい融解流量を有
しておりそして少なくとも1種の低分子量ポリアセター
ルホモ重合体のそれぞれが3.0−15.0 g/ l
 0分間の同一であってもまたは互いに異なっていても
よい融解流量を有する、上記26の組成物。
36、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体のそれぞれが0.4−2.0g/10分間の同一で
あってもまたは互いに異なっていてもよい融解流量を有
しておりそして少なくとも1種の低分子量ポリアセター
ルホモ重合体のそれぞれが5.0−14.0 g/ I
 0分間の同一であってもまたは互いに異なっていても
よい融解流量を有する、上記33の組成物。
37、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体のそれぞれが0.4−1.0g/l 0分間の同一
であってもまたは互いに異なっていてもよい融解流量を
有しておりそして少なくとも1種の低分子量ポリアセタ
ールホモ重合体のそれぞれが4.0−8.0g/10分
間の同一であってもまたは互いに異なっていてもよい融
解流量を有する、上記34の組成物。
38、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体のそれぞれが0.4−2.0g/10分間の同一で
あってもまたは互いに異なっていてもよい融解流量を有
しておりそして少なくとも1種の低分子量ポリアセター
ルホモ重合体のそれぞれが5.0−14.0g/10分
間の同一であってもまたは互いに異なっていてもよい融
解流量を有する、上記35の組成物。
39、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体が約0.6−1.0g/10分間の融解流量を有し
ておりそして少なくとも1種の低分子量ポリアセタール
ホモ重合体が約6.0−12.0g/10分間の融解流
量を有する、上記36の組成物。
40、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体が約0−6g/10分間の融解流量を有しておりそ
して少なくとも1種の低分子量ポリアセタールホモ重合
体が約6.0g/10分間の融解流量を有する、上記3
7の組成物。
41、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体が約0.6−1.0g/10分間の融解流量を有し
ておりそして少なくとも1種の低分子量ポリアセタール
ホモ重合体が約6.0−12.0g/10分間の融解流
量を有する、上記38の組成物。
42、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体の平均融解流量および少なくとも1種の低分子量ポ
リアセタールホモ重合体の平均融解流量の間の差が4.
0−8.0g/10分間である、上記24の組成物。
43、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体の平均融解流量および少なくとも1種の低分子量ポ
リアセタールホモ重合体の平均融解流量の間の差が4.
2−7.0g/10分間である、上記42の組成物。
44、少なくとも1種の高分子量ポリアセタールホモ重
合体の平均融解流量および少なくとも1種の低分子量ポ
リアセタールホモ重合体の平均融解流量の間の差が約5
.4g/10分間である、上記43の組成物。
45、上記lの組成物から製造された成型品。
46、成分(a)、(b)および(c)を、成分(c)
の融点以上でありしかも該成分類の変性が生じる温度よ
り低い温度において混合することからなる、上記1の組
成物の製造方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、本質的に (a)ヒドロキシ含有重合体およびヒドロキシ含有オリ
    ゴマーからなる群から選択される少なくとも1種の化合
    物0.1−10重量%、 (b)少なくとも1種の立体障害フェノール酸化防止剤
    0.02−1.0重量%、および(c)少なくとも1種
    のポリアセタールホモ重合体補完量 からなっており、ここで上記の百分率は成分(a)、(
    b)および(c)の全量を基にしており、但し条件とし
    て成分(a)ではヒドロキシ基が直接または間接的に結
    合している重合体またはオリゴマーの主鎖部分中の原子
    は平均して20個以下の鎖原子により互いに分離されて
    おり、さらに成分(a)ではヒドロキシ含有化合物は実
    質的に酸性物質を含んでおらず、そしてさらに条件とし
    て成分(c)であるポリアセタールが広い分子量分布を
    有している、ことを特徴とする熱可塑性ポリアセタール
    組成物。 2、特許請求の範囲第1項に記載の組成物から製造され
    た成型品。 3、成分(a)、(b)および(c)を、成分(c)の
    融点以上でありしかも該成分類の変性が生じる温度より
    低い温度において混合することからなる、特許請求の範
    囲第1項に記載の組成物の製造方法。
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