JP2012079238A - センサー電極アレイ、センサー電極アレイの使用方法及び静電容量方式タッチパネル - Google Patents

センサー電極アレイ、センサー電極アレイの使用方法及び静電容量方式タッチパネル Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、高温高湿などの環境変動に安定な金属細線電極を用い、大面積にしても応答性に優れ、マルチタッチが可能なタッチパネルを提供する。
【解決手段】第一のセンサー電極アレイと第二のセンサー電極アレイが直交配列している静電容量方式のタッチパネルにおいて、タッチ者側に配置された第一のセンサー電極アレイは、易接着層を有する可撓性透明基板上に導電性金属細線がパターン化されていることを特徴とする静電容量方式のタッチパネル。
【選択図】図1

Description

本件は、反射色度に優れたセンサー電極アレイ、投影型静電容量方式のタッチパネルに用いて好適なセンサー電極アレイ、センサー電極アレイの使用方法、製造方法及び静電容量方式タッチパネルに関する。
一般に、静電容量方式のタッチパネルは、人間の指先と導電膜との間での静電容量の変化を捉えて指先の位置を検出する位置入力装置であるが、この静電容量方式のタッチパネルとしては、表面型と投影型とがある。表面型は、構造が簡便ではあるが、同時に2点以上の接触(マルチタッチ)を検知することが難しい。一方、投影型は、多数の電極がマトリクス状に配列して構成され、より具体的には、複数の第1電極群が水平方向に配列され、絶縁層を介して、複数の第2電極群が垂直方向に配列されて構成され、複数の第1電極群及び複数の第2電極群で容量変化を順次検出していくことで、マルチタッチが検出できる構成となっている。
近年、このようなタッチパネルへは、マルチタッチと大画面化の要請が強まっており、上記の投影型の静電容量方式のタッチパネルの開発が進んでいる。電極材料には透明導電体であるITOなどが用いられてきたが、大画面化に必要な電極細線化にはその抵抗値が高いことが細線化及びタッチパネル応答性の障害となっている。これらの問題を解決するため金、銀、銅などの金属薄膜を微細加工し、タッチ者に視認されない線幅の導電性細線により電極群を構成する技術の開発が進められている(特許文献1)。
また、金属薄膜を利用する場合の微妙な金属色、光沢が画面に与える影響の問題については、特許文献2に金属表面を黒色化処理する方法が記載されているが、耐久性においては不十分である。
金属薄膜の微細加工により低抵抗の導電性細線を形成することは可能としても、実際に大面積の電極パターンを金属細線の剥離や割れを生じさせずに安定的に製造することは容易ではない。また形成された金属細線がタッチパネル形成後の環境変化に対し、マイグレーションを起こしタッチパネルとしての応答性を低下させる問題や、色味変動の問題も解決されていない。
国際公開第2010/014683号パンフレット 特開2006−344163号公報
本発明は上記のような問題を考慮してなされたものであり、大面積にしても応答性に優れ、マルチタッチが可能な金属細線電極を用いたタッチパネルを提供することを目的とする。また本発明の目的は、反射色味が全画面において安定なタッチパネルを提供することを目的とする。また本発明の別の目的は、高温高湿などの環境変動に安定な金属細線電極を用いたタッチパネルを提供することを目的とする。また本発明の更に別の目的は、安定製造が可能で品質の安定した金属細線電極を用いたタッチパネルを提供することを目的とする。
1)第一のセンサー電極アレイを有するタッチパネルであって、該第一のセンサー電極アレイは可撓性透明基板上に導電性金属細線がパターン化されており、該センサー電極アレイの反射色度Lの L* が6〜13,a* が−0.7〜1.5,b* が−5.0〜1.2であることを特徴とするタッチパネル。
2)該タッチパネルが静電容量方式のタッチパネルであることを特徴とする項1に記載の静電容量方式のタッチパネル。
3)更に第二のセンサー電極アレイを含み、該第一のセンサー電極アレイと第二のセンサー電極アレイが直交配列していることを特徴とする項1又は項2に記載の静電容量方式のタッチパネル。
4)該パターン化された導電性金属細線と該可撓性透明基板との間に少なくとも1以上の易接着層を有することを特徴とする項1から項3のいずれか1項に記載の静電容量方式のタッチパネル。
5)第一のセンサー電極アレイと第二のセンサー電極アレイが直交配列している静電容量方式のタッチパネルにおいて、タッチ者側に配置された第一のセンサー電極アレイは、易接着層を有する可撓性透明基板上に導電性金属細線がパターン化されていることを特徴とする静電容量方式のタッチパネル。
6)該パターン化された導電性金属細線はタッチ面側に黒色不透明層を有することを特徴とする項1から項5のいずれか1項に記載の静電容量タッチパネル。
7)該黒化層の表面粗さRaが0.15以下であることを特徴とする項6に記載の静電容量方式のタッチパネル。
8)該センサー電極アレイの反射色度Lの L* が6〜13,a* が−0.7〜1.5,b* が−5.0〜1.2であることを特徴とする項5から項7のいずれか1項に記載の静電容量タッチパネル。
9)該第一のセンサー電極アレイを構成するセンサー電極は、該導電性金属細線から形成されるメッシュからなるダイヤモンド構造の連続体又は帯状体であり、該第二のセンサー電極アレイを構成するセンサー電極は、前記第一のセンサー電極アレイを構成するセンサー電極と同じ構造又はbar構造であることを特徴とする項3から項8のいずれか1項に記載の静電容量タッチパネル。
10)直交配列している該第一のセンサー電極アレイと第二のセンサー電極アレイを透視したとき、パターン化された導電性金属細線が、タッチ面全体にほぼ均一な格子模様を形成していることを特徴とする項3から項9のいずれか1項に記載の静電容量方式のタッチパネル。
11)該導電性金属細線層が、スパッタ法、イオンプレーティング法あるいはメッキ法により形成された、厚さが100nmから3000nmの金属薄膜層をフォトリソグラフィーの方法、あるいはレーザーアブレイションの方法を用いて、線幅1000nmから8000nmの細線パターンにパターニングしたことを特徴とする項1から項10のいずれか1項に記載の静電容量方式のタッチパネル。
12)該導電性金属細線の幅が厚さの2.5倍以上であることを特徴とする項11に記載の静電容量方式のタッチパネル。
13)該可撓性透明基板がポリエステル樹脂からなり、易接着層がポリエステル樹脂、アクリル樹脂あるいはウレタン樹脂からなり、易接着層に架橋剤が添加されていることを特徴とする項4から項12のいずれか1項に記載の静電容量方式のタッチパネル。
14)該易接着層が、第一と第二の易接着層からなり、該可撓性透明基板に接する第一の易接着層がポリエステル樹脂からなり、第二の易接着層がアクリル樹脂あるいはウレタン樹脂からなることを特徴とする項13に記載の静電容量方式のタッチパネル。
15)該架橋剤がオキサゾリジン化合物、エポキシ化合物、あるいはイソシアネート化合物であることを特徴とする項13又は項14のいずれか1項に記載の静電容量方式のタッチパネル。
以上説明したように、本発明に係るセンサー電極アレイ、センサー電極アレイの使用方法及び静電容量方式タッチパネルによれば、大面積にしても応答性に優れ、マルチタッチが可能で、高温高湿などの環境変動に安定なタッチパネル、更に安定製造が可能で品質の安定したタッチパネルを得ることができる。
本発明のタッチパネルの断面図である。 本発明のセンサー電極アレイとタッチパネルの断面図である。 本発明の第一のセンサー電極アレイ11の配列図である。 本発明の第二のセンサー電極アレイ12の配列図である。 本発明の第一と第二のセンサー電極アレイを直交配置したときのタッチ者側からの透視図である。 本発明の別の第一のセンサー電極アレイ11の配列図である。 本発明の別の第二のセンサー電極アレイ12の配列図である。 本発明の別の第一と第二のセンサー電極アレイを直交配置したときのタッチ者側からの透視図である。 本発明の黒化層を有するタッチパネルの断面図である。 本発明の黒化層の形成方法の一例である。
本発明は、上記の「発明が解決しようとする課題」項に記載したように、大面積にしても応答性に優れ、マルチタッチが可能な金属細線電極を用いたタッチパネルを提供すること、更に反射色味が全画面において安定であり、かつ高温高湿などの環境変動に対しても安定であり、安定製造が可能で品質の安定したタッチパネルを提供すること、を目的とする発明である。
上記の本発明のタッチパネルについて、以下に詳細に説明する。なお、本明細書において「〜」は、その前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む意味として使用される。
図1は、第一の本発明のタッチパネル10の断面図を示しており、図1(a)の上側のタッチ者側から、タッチ面を構成する透明材料層16、絶縁層を兼ねる粘着層19、第一のセンサー電極アレイ11、易接着層18、可撓性透明基板15、絶縁層を兼ねる粘着層19’、第二のセンサー電極アレイ12、易接着層18’、可撓性透明基板15’、粘着層19”、剥離フィルム17から構成される多層構成の静電容量方式タッチパネルを例示している。図1の下部の粘着層と剥離フィルムは、本発明のタッチパネルを画像表示装置などに付着させるための要件であり、なくともよい。図1(b)は、可撓性透明基板15の両面に易接着層、センサー電極アレイ、粘着層が対称的に積層されている点で図1(a)と異なる構成である。
上記図1の(a)は、上部電極と下部電極を別々の透明基板上に形成する場合に好ましい構成を示し、(b)は一枚の透明基版の表裏面に第一と第二のセンサー電極アレイを形成する場合に好ましい構成を示している。
なお、図では表示していないが、第一のセンサー電極アレイの配置方向と、第二のセンサー電極アレイの配置方向とは、可撓性透明基板を介して互いに直交配置となるように設定され、マルチタッチ検出が可能な構成となっている。
以下で、上記のセンサー電極に用いられる材料及び電極の製造方法について順次説明する。
〔透明材料層、透明基板〕
上記のタッチ面を構成する透明材料層16、可撓性透明基板15、15’に用いられる透明な材料は同じ材料でもよいし、それぞれ別々の材料を用いてもよく、プラスチックフィルム、プラスチック板、ガラス板等が用いられる。層の厚みはそれぞれの用途に応じて適宜選択することが望ましい。これらの材料は可撓性を持つことが好ましい。
上記プラスチックフィルム及びプラスチック板の原料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル類;ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン、EVA等のポリオレフィン類;ビニル系樹脂;その他、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド、ポリイミド、アクリル樹脂、トリアセチルセルロース(TAC)等を用いることができる。
好ましい材料としては、PET(融点:258℃)、PEN(融点:269℃)、PE(融点:135℃)、PP(融点:163℃)、ポリスチレン(融点:230℃)、ポリ塩化ビニル(融点:180℃)、ポリ塩化ビニリデン(融点:212℃)やTAC(融点:290℃)等の融点が約290℃以下であるプラスチックフィルム、又はプラスチック板が好ましく、特に、光透過性や加工性等の観点から、PETが好ましい。フィルムや板の厚みは50μmから300μmであることが好ましい。
上記のタッチ面を構成する透明材料層16は、タッチによる汚れ、ゴミの付着を防止するために防汚層を設けてもよい。また、外光の反射による画面の見にくさを改良するための反射防止層を設けてもよい。これらの付与層については反射防止フィルムや防眩フィルムの分野で公知の技術(特表2005−535934号、特開2007−301970号など)を利用できる。
〔易接着層に用いられる材料と層の形成方法〕
本発明の易接着層18、18’は 透明基板上に一層若しくは二層の易接着層を有し、該層にバインダー樹脂、架橋剤及び添加剤を含有する。
本発明に用いられるバインダー樹脂としては、特に制限されるものではないが、(a)アクリル樹脂、(b)ポリウレタン樹脂、(c)ポリエステル樹脂、(d)ゴム系樹脂等のポリマーを好ましく用いることができる。
(a)アクリル樹脂とは、アクリル酸、メタクリル酸及びこれらの誘導体を成分とするポリマーである。具体的例示としては、アクリル酸、メタクリル酸、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、アクリルアミド、アクリロニトリル、ヒドロキシルアクリレート等を主成分として、これらと共重合可能なモノマー(例えば、スチレン、ジビニルベンゼン等)を共重合したポリマーが挙げられる。
(b)ポリウレタン樹脂とは、主鎖にウレタン結合を有するポリマーの総称であり、通常ポリイソシアネートとポリオールの反応によって得られる。ポリイソシアネートとしては、TDI、MDI、NDI、TODI、HDI、IPDI等があり、ポリオールとしてはエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ヘキサントリオール等がある。また、本発明のイソシアネートとしては、ポリイソシアネートとポリオールの反応によって得られたポリウレタンポリマーに鎖延長処理をして分子量を増大させたポリマーも使用することができる。以上に述べたポリイソシアネート、ポリオール及び、鎖延長処理については、例えば「ポリウレタン樹脂ハンドブック」(岩田敬治編、日刊工業新聞社、昭和62年発行)において記載されている。
(c)ポリエステル樹脂とは、主鎖にエステル結合を有するポリマーの総称であり、通常、ポリカルボン酸とポリオールとの反応で得られる。ポリカルボン酸としては、例えばフマル酸、イタコン酸、アジピン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフタル酸等があり、ポリオールとしては、例えば、前述のものが挙げられる。ポリエステル樹脂及びその原料については、例えば、「ポリエステル樹脂ハンドブック」(滝山栄一郎著、日刊工業新聞社、昭和63年発行)において記載されている。
本発明における(d)ゴム系樹脂とは、合成ゴムのうちジエン系合成ゴムを言う。具体例としてはポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン−ジビニルベンゼン共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ポリクロロプレン等がある。ゴム系樹脂については、例えば、「合成ゴムハンドブック」(神原周ら編集、(株)朝倉書店、昭和42年発行)において記載されている。
本発明に用いられる架橋剤としては、例えばエポキシ化合物、オキサゾリン化合物、メラミン化合物、及びイソシアネート化合物を挙げることができる。
本発明で用いられるエポキシ化合物としては、ポリエポキシ化合物、ジエポキシ化合物、モノエポキシ化合物、グリシジルアミン化合物等を挙げることができ、ポリエポキシ化合物としては、例えば、ソルビトール、ポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、トリグリシジルトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアネート、グリセロールポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、ジエポキシ化合物としては、例えば、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、レゾルシンジグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリテトラメチレングリコールジグリシジルエーテル、モノエポキシ化合物としては、例えば、アリルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、グリシジルアミン化合物としてはN,N,N’,N’,−テトラグリシジル−m−キシリレンジアミン、1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノ)シクロヘキサン等を挙げることができる。
本発明に用いられるオキサゾリン化合物としては、オキサゾリン基を含有する重合体が好ましい。このような重合体は、付加重合性オキサゾリン基含有モノマー単独若しくは他のモノマーとの重合によって作成できる。付加重合性オキサゾリン基含有モノマーは、2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−5−エチル−2−オキサゾリン等を挙げることができ、これらの1種又は2種以上の混合物を使用することができる。これらの中でも2−イソプロペニル−2−オキサゾリンが工業的にも入手しやすく好適である。他のモノマーは、付加重合性オキサゾリン基含有モノマーと共重合可能なモノマーであれば制限なく、例えばアルキルアクリレート、アルキルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2ーエチルヘキシル基、シクロヘキシル基)等のア(メタ)クリル酸エステル類;アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸、クロトン酸、スチレンスルホン酸及びその塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、第三級アミン塩等)等の不飽和カルボン酸類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリル類;アクリルアミド、メタクリルアミド、N−アルキルアクリルアミド、N−アルキルメタクリルアミド、N、N−ジアルキルアクリルアミド、N、N−ジアルキルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル基等)等の不飽和アミド類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類;メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル等のビニルエーテル類;エチレン、プロピレン等のα−オレフィン類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル等の含ハロゲンα、β−不飽和モノマー類;スチレン、α−メチルスチレン、等のα、β−不飽和芳香族モノマー等を挙げることができ、これらの1種又は2種以上のモノマーを使用することができる。
本発明に用いられるメラミン化合物としては、メラミンとホルムアルデヒドを縮合して得られるメチロールメラミン誘導体に低級アルコールとしてメチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等を反応させてエーテル化した化合物及びそれらの混合物が好ましい。メチロールメラミン誘導体としては、例えば、モノメチロールメラミン、ジメチロールメラミン、トリメチロールメラミン、テトラメチロールメラミン、ペンタメチロールメラミン、ヘキサメチロールメラミン等を挙げることができる。
本発明に用いられるイソシアネート化合物としては、例えば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネート、メタキシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネート、1,6−ジイソシアネートヘキサン、トリレンジイソシアネートとヘキサントリオールの付加物、トリレンジイソシアネートとトリメチロールプロパンの付加物、ポリオール変性ジフェニルメタン−4、4´−ジイソシアネート、カルボジイミド変性ジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、3,3´−ビトリレン−4,4´ジイソシアネート、3,3´ジメチルジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネート、メタフェニレンジイソシアネート等を挙げることができる。
易接着層に添加することができる架橋剤の添加量は、バインダに対して1〜100質量%の範囲で添加することが好ましく、5〜50質量%の範囲がより好ましい。添加量が1質量%より少ないと、接着性が不十分であり、一方で、添加量が100質量%を超えると、面状が悪化するおそれがある。
本発明の易接着層には、種々の目的に応じて各種の添加剤を用いることができ、たとえば、特開2007−203635号の段落27〜29に記載の屈折率調整用の微粒子、同号段落30に記載のロール状に巻き取ったときの接着防止用のマット剤、あるいは滑り剤、同号段落32に記載の塗布性改良用の各種界面活性剤、などを用いることができる。
易接着層は、可撓性透明基板に対する易接着性を発現させるために、二層構成、即ち第一と第二の易接着層から構成してもよい。
二層構成の場合、可撓性透明基板に接する第一の易接着層がポリエステルからなり、第二の易接着層がアクリル樹脂あるいはウレタン樹脂からなる構成とすると易接着性を発現させやすい。第一と第二の易接着層に用いる架橋剤は、オキサゾリジン化合物、エポキシ化合物、あるいはイソシアネート化合物であることが好ましい。第二の易接着層は最外層となるためすべり剤を用いることが好ましい。
第一の易接着層の厚みは、30nm以上300nm以下が好ましく、65nm以上150nm以下が更に好ましい。30nm未満の場合には、透明基板と第1層との接着性が不十分であるおそれがある。300nmを超えると、第1層の面状が悪化するおそれがあるので好ましくない。
第二の易接着層の厚みには特に制限はないが、優れた透明性を確保しながら易接着性を実現させるために、10nm以上5000nm以下であることが好ましく、より好ましくは20nm以上1500nm以下である。第2層の厚みが10nm未満であると、上層との接着性が不充分になるおそれがあり、一方で、厚みが5000nmを超えると面状が悪化するおそれがある。
本発明の易接着層は、塗布により設けることが好ましい。ただし、塗布層を形成する方法は特に制限はなく、バーコーター塗布、スライドコーター塗布等の公知の方法を用いることができる。なお、第一層と第二層とを形成する際には、同じ方法を用いても良いし、異なる方法を用いても良い。また、第二層を形成する際には、第一層と同時に塗布した後に乾燥させてもよいし、第一層を塗布乾燥した後に塗布してもよい。
絶縁層を兼ねる粘着層19、19’には、導電性を有さない接着剤を用いることができる。接着剤には多数のものがあり、これらの中で、アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系、フェノール樹脂系、ビニル樹脂系などが用いられる。層形成のための方法に特に制約はないが、スクリーン印刷法などを用いることができる。
図2は、第二の本発明のタッチパネル10の断面図を示しており、図2(a)は本発明の第一のセンサー電極アレイ11が可撓性透明基板15上に形成されている様子を示し、図2(b)は第一と第二のセンサー電極アレイ11と12とが図1と同様に積層された様子を示している。なお、図では表示していないが、第一のセンサー電極アレイの配置方向と、第二のセンサー電極アレイの配置方向とは、可撓性透明基板を介して互いに直交配置となるように設定され、マルチタッチが可能な構成となっている。
図2(c)及び図2(d)は、図2(b)の2層の電極上にタッチパネルを構成するために必要な層が設けられ、図1(a)及び図1(b)と同様なタッチパネルが形成される様子を示している。
上記の第二の本発明に用いられる〔透明材料層、透明基板〕、〔易接着層〕の材料及び形成方法は、第一の本発明の項で説明した材料及び形成方法を用いることができる。
〔反射色度〕
本発明のセンサー電極アレイは、導電性金属層が固有の反射色を有するためできるだけニュートラルに反射色を調整する必要があり、反射色度をL***表色系において、L* が6〜13,a* が−0.7〜1.5,b* が−5.0〜1.2に調整することが好ましい。
更に好ましくは、L* が6〜12,a* が−0.6〜1.2,b* が−4.8〜1.0である。
なお、L***表色系は、国際照明委員会(CIE)において1976年に定められた表色の方法であり、本発明におけるL*値、a*値、b*値は、JIS−Z8729:1994に規定される方法によって測定して得られた値である。JIS−Z8729の測定方法としては、反射による測定方法、透過による測定方法があるが、本実施の形態では反射で測定した値を用いる。
***表色系におけるL*値、a*値、b*値は、広く知られているようにL*値が明度、a*値とb*値とが、色相と彩度を表している。具体的には、a*値が正の符号であれば赤色の色相、負の符号であれば緑色の色相であることを示す。b*値が正の符号であれば黄色の色相、負の符号であれば青色の色相である。また、a*値とb*値とも、絶対値が大きいほどその色の彩度が大きく鮮やかな色であることを示し、絶対値が小さいほど彩度が小さいことを示す。本発明においては、a*値ははっきりした赤系からできるだけ小さい値へ、b*値ははっきりした黄色から極わずかな青色へ変更することで視認しやすいタッチパネルを得ることを意図している。測定方法の詳細は実施例の項に記載する。
〔センサー電極アレイの構造〕
図3は、本発明の第一のセンサー電極アレイ11を説明する図であり、直交格子状のメッシュが2本の導電性細線でX方向に連結し一本の電極を構成している。このような電極がY方向に配列され電極アレイを形成している。ここでX方向、Y方向はタッチパネルを作成したときのタッチ画面の縦方向をX方向、横方向をY方向と定義する。図3のメッシュ構造は正方格子で外形も略正方形であり、電極方向から見た外形は菱形である。このメッシュの外形部分にはiで表される導電性の短線が形成されている。図4は、本発明の第二のセンサー電極アレイ12を説明する図であり、直交格子状のメッシュが2本の導電性細線でY方向に連結している以外は、第一のセンサー電極アレイ11と同じである。
図5は上記の第一と第二のセンサー電極アレイを直交配置したときの透視図を表しており、タッチ面全体に導電性細線のほぼ均一な格子模様が形成されている。センサー電極の部分はダイヤモンド構造と通称され、電極間にあり電極を隔てる非導電部には、電極とは導通しない導電性細線iが配置されている。電極を隔てる非導電部に前記の導電性細線iが配置されていないと、電極部と非導電部との反射率、屈折率、わずかな色味の違い等により非導電部のパターンが認識される可能性があるため、導通していない細線iを配置している。図3〜5の導通していない細線iは孤立した導線として記載されているが、これらの細線iを、電極とは別に連結し、寄生容量の制御に用いてもよい。
格子状のメッシュ構造の導電性細線の線幅は、0.5μm以上10μm以下が好ましく、1μm以上8μm以下がより好ましく、2μm以上5μm以下が更に好ましい。0.5μm以上10μm以下とすることで加工のしやすさと干渉縞発生の防止との両立が図れる。
メッシュを構成する格子の1辺の長さは100μm以上600μm以下が好ましく、150μm以上350μm以下が更に好ましい。100μm以上600μm以下とすることで、光の透過性と抵抗値の低さとの両立が図れる。
電極を隔てる非導電部の幅は、高周波駆動による導通を避けるため、50μm以上が好ましく、100μm以上がより好ましく、150μm以上350μm以下が更に好ましい。
センサー電極アレイの電極の間隔は、2mm以上8mm以下が好ましく、3mm以上7mm以下が更に好ましい。
図6〜図8は、図3〜図5のダイヤモンド構造の電極パターンとは別の帯状構造の電極パターンを示した図である。
図6は、帯状の第一のセンサー電極アレイを表し、アレイを構成する電極r−iがY方向に延出し、X方向にi個配列していることが例示されている。図中のrwはセンサー電極r-iの幅を表し、rdはセンサー電極間の非導電性の境界域の幅を表している。
電極r-iは、図6ではY方向に伸びる直線状の細線4本を連結し、この4本を結ぶX方向の連結線cを数本含むの細部構造となっている。連結線cは、Y方向に伸びる直線状の細線4本のいずれかに破断等の障害が発生してもセンサー電極としての機能を損なわないように設けられている。この連結線cの延長上に導電性の細線の短線iが形成されている。この単線iは電極とは連結していない孤立した線である。なお、図6では一電極を構成する直線状の細線を4本連結としたが、以下に記載する電極間の距離と細線間距離とから選択することができる。
図7は、帯状の第二のセンサー電極アレイを表し、アレイを構成する電極c-jがX方向に延出し、Y方向にj個配列していることが例示されている。図中のcwはセンサー電極c-jの幅を表し、cdはセンサー電極間の非導電性の境界域の幅を表している。これ以外の条件については、上記の第一のセンサー電極アレイでの条件と同じである。但し、タッチパネルの縦横比などにより変更してもよい。
図8は上記の第一と第二のセンサー電極アレイを直交配置したときの透視図を表しており、タッチ面全体に導電性細線のほぼ均一な格子模様が形成されている。第一と第二のセンサー電極アレイが重ならない部分には、連結線c及び孤立した短線iがその隙間を埋めるように配置されている。連結線c及び孤立した短線iはタッチ面全体に導電性細線のほぼ均一な格子模様が形成されるように配置され、視認性上の問題を発生しないようにしている。これらの細線iを、電極とは別に連結し、寄生容量の制御に用いてもよい。
帯状のセンサー電極アレイを構成するそれぞれの電極の細線、連結部cの細線、孤立短線iの細線の線幅は、0.5μm以上10μm以下が好ましく、1μm以上8μm以下がより好ましく、2μm以上5μm以下が更に好ましい。0.5μm以上10μm以下とすることで加工のしやすさと干渉縞発生の防止との両立を図ることができる。
電極を構成する細線の間隔は、100μm以上600μm以下が好ましく、150μm以上350μm以下が更に好ましい。100μm以上600μm以下とすることで、光の透過性と抵抗値の低さとの両立を図ることができる。
電極を隔てる非導電部の幅cd、rdは、高周波駆動による導通を避けるため、50μm以上が好ましく、100μm以上がより好ましく、150μm以上350μm以下が更に好ましい。
センサー電極アレイの電極の間隔(rw+rd又はcw+cd)は、2mm以上8mm以下が好ましく、3mm以上7mm以下が更に好ましい。
図9は、本発明のタッチパネルの態様である図1(a)及び図1(b)、図2(c)及び図2(d)の第一と第二のセンサー電極アレイ11と12のタッチ者側表面に黒化層20及び20’ を設けた図である。図9(b)の第二センサー電極アレイの黒化層は、易接着層と電極アレイの間に設けられている。
本発明において黒化層は、導電性金属細線を形成する導電性金属が有する金属光沢による着色、高い反射率に起因するタッチパネル画面の見にくさを緩和すること、あるいは導電性金属の腐食やマイグレーションを防止すること、などの目的で設置される層である。黒化層の色は、実質的に黒色と認知できるものが好ましいが、金属光沢を抑えることができれば必ずしも純黒色でなくともよい。黒化層の位置は、前記の目的から、導電性金属層に接してタッチ者側であることが好ましい。この観点からは、図9(b)の第二センサー電極アレイの黒化層よりは、図9(a)の第二センサー電極アレイの黒化層の位置構成が、腐食やマイグレーション防止の観点でより好ましい。
〔センサー電極の材料〕
本発明の第一及び第二のセンサー電極を形成することのできる導電性材料ついて以下に説明する。
従来、センサー電極を構成する材料として、ITOなどの光透過性のある導電性材料が用いられてきたが、本発明のセンサー電極は、10μm以下の導電性細線を利用するため、従来のITOなどよりも低抵抗の材料を用いる必要があり、導電性の高い金属又は合金を用いることが好ましい。このような金属としては、例えば、銅、銀、金、白金、パラジウム、ニッケル、錫、アルミニウム、コバルト、ロジウム、イリジウム、鉄、ルテニウム、オスミウム、マンガン、モリブデン、タングステン、ニオブ、タンテル、チタン、ビスマス、アンチモン、鉛などをあげることができる。これらの中で導電性に優れる点で、銅、銀、金、白金、パラジウム、ニッケル、錫、アルミニウム、及びこれらとの合金が好ましい。
これらの金属あるいは合金での電極形成には、以下のA)〜C)に記載の材料と方法の利用ができる。本発明で特に好ましいのは、A)とB)の材料と方法である。
A)金属箔、あるいは薄膜としての利用。
薄膜として利用するには、まず、基材上に上記の金属あるいは合金を、真空蒸着法、スパッターリング法、イオンプレーティング法などによって、あるいは鍍金法や金属箔の貼り合わせなどで金属薄膜を形成する。次いでこの金属薄膜に以下のパターニングを施してメッシュ電極を形成する。上記メッシュパターンをフォトエッチングにより形成する場合、金属薄膜上にフォトレジスト膜を形成しフォトマスクを用いて露光し、現像液で現像することによりレジスト膜のメッシュパターンを形成する。これをエッチング液によりエッチングし、レジスト膜を剥離除去することにより細線金属線からなるメッシュパターンを形成する。あるいは、印刷レジストにより形成する場合は、金属薄膜上にスクリーン印刷、グラビア印刷、インクジェット等の方法でレジスト膜のメッシュパターンを印刷し、エッチング液により金属薄膜におけるレジスト被覆部以外をエッチングし、レジスト膜を剥離することにより金属細線のメッシュパターンを形成する。
B)導電性のナノ粒子を含むインク(又はペースト)によって上記のメッシュパターンを印刷する方法である。
導電性ナノ粒子は、上記の金属の微粒子の他にカーボンを用いてもよい。導電性ナノ粒子は金、銀、パラジウム、白金、銅、カーボン、又はそれらの混合物を含む粒子が好ましい。ナノ粒子の平均粒径は2μ以下、好ましくは200から500nmであり、従来のミクロン粒子よりも粒径が小さいものがメッシュパターンを形成する上で好ましい。メッシュパターン印刷には、スクリーン印刷法又はグラビア印刷法が用いられる。
インク(又はペースト)が含む導電材料は、金属粒子でなく、導電性繊維であってもよい。本件においては、導電性繊維には、金属ワイヤー、ナノワイヤーと呼ばれる繊維状の物質、中空構造のチューブ、ナノチューブを含めて呼称する。金属ナノワイヤーの平均短軸長さ(「平均短軸径」、「平均直径」と称することがある)としては、100nm以下が好ましく、1nm〜50nmがより好ましく、10nm〜40nmが更に好ましく、15nm〜35nmが特に好ましい。導電性繊維を用いて導電層を形成する場合には、例えば、特開2009−215594、特開2009−242880、特開2009−299162、特開2010−84173、特開2010−87105、特開2010−86714に開示の技術を組み合わせて形成することができる。
C) 写真に用いられるハロゲン化銀写真感光材料を用い、この材料にメッシュパターン露光を施した後に現像、定着処理をし、現像銀による導電性の細線パターンを得る方法である。
本発明における導電性の細線パターンを得る方法には、感光材料と現像処理の形態によって、次の3通りの形態が含まれる。
(1) 物理現像核を含まない感光性ハロゲン化銀黒白感光材料を化学現像又は熱現像して金属銀部を該感光材料上に形成させる態様。
(2) 物理現像核をハロゲン化銀乳剤層中に含む感光性ハロゲン化銀黒白感光材料を溶解物理現像して金属銀部を該感光材料上に形成させる態様。
(3) 物理現像核を含まない感光性ハロゲン化銀黒白感光材料と、物理現像核を含む非感光性層を有する受像シートを重ね合わせて拡散転写現像して金属銀部を非感光性受像シート上に形成させる態様。
上記(1)の態様は、一体型黒白現像タイプであり、感光材料上に光透過性導電膜等の透光性導電性膜が形成される。得られる現像銀は化学現像銀又は熱現像銀であり、高比表面のフィラメントである点で後続するめっき又は物理現像過程で活性が高い。
上記(2)の態様は、露光部では、物理現像核近縁のハロゲン化銀粒子が溶解されて現像核上に沈積することによって感光材料上に光透過性導電性膜等の透光性導電性膜が形成される。これも一体型黒白現像タイプである。現像作用が、物理現像核上への析出であるので高活性であるが、現像銀は比表面の小さい球形である。
上記(3)の態様は、未露光部においてハロゲン化銀粒子が溶解されて拡散して受像シート上の現像核上に沈積することによって受像シート上に光透過性導電性膜等の透光性導電性膜が形成される。いわゆるセパレートタイプであって、受像シートを感光材料から剥離して用いる態様である。
いずれの態様もネガ型現像処理及び反転現像処理のいずれの現像を選択することもできる(拡散転写方式の場合は、感光材料としてオートポジ型感光材料を用いることによってネガ型現像処理が可能となる)。
ここでいう化学現像、熱現像、溶解物理現像、拡散転写現像は、当業界で通常用いられている用語どおりの意味であり、写真化学の一般教科書、例えば菊地真一著「写真化学」(共立出版社、1955年刊行)、C.E.K.Mees編「The Theory of Photographic Processes, 4th ed.」(Mcmillan社、1977年刊行)に解説されている。本件は液処理に係る発明であるが、その他の現像方式として熱現像方式を適用する技術も参考にすることができる。例えば、特開2004−184693号、同2004−334077号、同2005−010752号の各公報に記載された技術を適用することができる。
また、本発明に用いる材料と導電性パターンの製法については、メッシュ状の電磁波シールド膜の発明である特開2006−352073号の記載と技術、静電容量方式のタッチパネルの発明である特願2009−265467号の記載と技術を用いることができる。
〔センサー電極の形成方法〕
次に本発明の第一及び第二のセンサー電極の形成方法について説明する。
はじめに電極を形成する材料として、金属箔、あるいは薄膜としての利用(上記A))の場合の形成方法を図10を参照しながら説明する。図10の(a)は絶縁層を兼ねる透明基体15であり、たとえば約100μmのPETフィルムである。このフィルムの表面を清浄化し、次いでこのフィルムの表面に、金属あるいは合金の薄層21を設ける(図10の(b))。薄層を設ける方法には真空製膜法と化学的製膜法とがあるが、膜が薄い場合は蒸着法などの真空製膜法が用いられる。スパッタ法やイオンプレーティング法は蒸着法よりも導電性のよい膜が得られやすく好ましい方法である。膜厚が500nmを超える場合には電解メッキ法や無電解メッキ法を用いることができ、低コストで製膜でき好ましい。
金属は上記(1)に記載した材料を用いることができるが、銀、銅、アルミニウムあるいはこれらの合金が好ましく用いられる。薄層の形成方法にはスパッタ法などが用いられるが、他の方法であってもよい。形成した金属の薄層の厚みは、薄いほど剥離しにくいので好ましいが、薄いと抵抗が高くなりタッチパネルとしての応答性が悪くなるため、0.1μm以上3μm以下が好ましく、0.2μm以上2μm以下がより好ましい。剥離を防止するためには、「線幅/厚み」の比率を2.5以上とすることが好ましく、4以上とすることが更に好ましい。
次に上記で形成した金属薄膜上にフォトレジスト膜を形成しフォトマスク(図3、4、6、7などからマスクを起こしたもの)を用いて露光し、現像液で現像することにより硬化したレジスト膜のメッシュパターンを形成する。これをエッチング液によりエッチングし、硬化したレジスト膜を剥離除去することにより細線金属線からなるメッシュパターンを形成する(図10の(c))。図10の(c)の31が形成されたメッシュパターンの導電性細線を表している。
次に上記で形成されたセンサー電極に被覆層32を設ける(図10の(d))。本発明においてはこの被覆層を黒化層と呼ぶ。黒化層は、金属あるいは合金の金属光沢を目立たなくする視覚的機能と、金属の防錆、マイグレーション防止による耐久性向上の機能を持つ。この黒化層(被覆層)の材料については以下で別途説明する。黒化層(被覆層)の厚みは、5μm以下が好ましく、3μm以下がより好ましく、0.2μm以上2μm以下が特に好ましい。
次にこの黒化層(被覆層)の電極細線を被覆していない視認部上の黒化層を除去することにより、視認性、耐久性に優れたメッシュパターンの電極を形成することができる(図10の(e))。
導電性のナノ粒子を含むインク(又はペースト)を用いる場合(上記B))には、絶縁層を兼ねる透明基体層に、上記のメッシュパターンを直接印刷することができる。印刷した後に必要に応じて熱処理等を行って形成された金属パターンに黒化層を設ける場合は上記と同様な処理をすることができる。
〔黒化層に用いる材料と層の形成方法〕
本発明の黒化層を構成する主成分はニッケル、クロム、亜鉛、錫、及び銅の中から選択される元素を含む少なくとも1種の化合物であれば良く、導電性であっても非導電性であっても良い。本発明の方法に加えて、染色法等の方法を組み合わせて使用してもよい。
本発明における黒化層の好適な積層方法の例としては、メッキ処理とケミカルエッチング法が挙げられる。
メッキ処理としては公知の黒色メッキと呼ばれるものであれば特に制限はなく、黒色ニッケルメッキ、黒色クロムメッキ、黒色Sn−Ni合金メッキ、Sn−Ni−Cu合金メッキ、黒色亜鉛クロメート処理等が例として挙げられる。具体的には、日本化学産業(株)製の黒色メッキ浴(商品名、ニッカブラック、Sn−ni合金系)、(株)金属化学工業製の黒色メッキ浴(商品名、エボニ−クロム85シリ−ズ、Cr系)、ディップソール(株)性クロメート剤(商品名、ZB−541、亜鉛メッキ黒色クロメート剤)を使用することができる。メッキ法としては無電解メッキ、電解メッキのどちらの方法でも良く、緩やかな条件であっても高速メッキであっても良い。メッキ厚みは黒色として認知できれば厚みは限定されないが、通常のメッキ厚みは5μm以下が好適である。
本発明において導電性金属部の一部を酸化処理若しくは硫化処理して黒色部を形成することもできる。例えば導電性金属部が銅である場合、銅表面の黒化処理剤の例としては、メルテックス(株)製、商品名エンプレートMB438A,B、三菱瓦斯化学(株)製、商品名nPE−900、メック(株)製、商品名メックエッチボンドBO−7770V、アイソレ−ト化学研究所製、商品名コパ−ブラックCuO、同CuS、セレン系のコパ− ブラックno.65等を使用することができる。上記の他には例えば、硫化物を処理して硫化水素(H 2S)を発生させ、銅の表面を硫化銅(CuS)として黒化することももちろん可能である。これらの処理は黒色として認知できれば厚みは限定されないが、通常3μm以下が好ましく、0.2μm〜2μmが更に好ましい。
本発明においては、センサー電極アレイに所望の反射色度を得るためには、黒化処理は、2工程以上で行うことが好ましい。たとえば、酸化処理後に還元処理を行う、具体的には、亜塩素酸ナトリウムやペルオキソ硫酸ナトリウムなどの酸化剤を含むアルカリ水溶液で処理後、ジメチルアミンボラン、水素化ホウ素ナトリウム、ホルマリンなどの還元剤を含む溶液で処理することが好ましい。前者は表面を粗くすることで黒味を増し、後者は前者処理で不安定となった表面状態を安定化することで、好ましい態様となると考えられる。
上記黒化層の表面は、ある程度の表面粗さ(Ra)を有することが好ましい。Raは0.15μm以下であることが好ましく、0.05〜0.14μmであることがより好ましい。Raが0.15μmを越えると耐擦傷性や密着が悪化することがあり好ましくない。
Raの測定法としては、大別して面を直線的に触針で測定するもの(触針)と、光学的に測定するもの(光切断法、光線反射法)と分類され、そのどちらで測定してもよい。
導電性細線の線幅が狭く、測定エリアが確保できない場合は、露光エリアを拡げる以外は同じ操作で作成した導電性ベタ部分を測定し、Raを算出する。
タッチパネルを用いる画像表示装置の大型化に対応してタッチパネルそのものの大型化も求められている。大型化に対しては、電極の低抵抗化とともに、電極間の寄生容量の低下が必要となり、そのため電極間にダミー電極を配置すると効果的である。ダミー電極はセンサー電極との接続はなく、孤立した電極群である。但し、ダミー電極は寄生容量制御のため孤立短線を連結して引き出し線を形成していてもよい。
以下に、本発明の実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。なお、以下の実施例に示される材料、使用量、割合、処理内容、処理手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更することができる。従って、本発明の範囲は以下に示す具体例により限定的に解釈されるべきものではない。
はじめに本発明の実施例における評価方法について説明する。
〔反射色度の測定法〕
サンプルをBCRA黒タイル(光沢版)の上に載せ、0°方向から照射、45°方向で受光した光の分光反射率を測定する。
なお、好ましいタイルは、サカタインクスエンジニアリング株式会社製のBCRA黒タイル(光沢版)であり、黒タイルの反射色度は、L*が 3.6、aが −0.9、b* が−0.6である。反射濃度計としてはGretagMacbeth(グレタグマクベス)製 Spectro Eye LT を用いることができる。
〔耐擦傷性の評価〕
サンプルを極細繊維の布であるTORAY製「トレシー」にて、500gの加重で往復10回擦る。擦った後のサンプルを次の5段階で評価する。
1:全く変化無し。
2:擦れ痕が微弱であり、少量である。
3:擦れ痕が微弱であり、全体的に発生。
4:擦れ痕が強いが、少量である。
5:擦れ痕が強く、全体的に発生。
〔密着の評価〕
サンプルをクロスカット法で密着評価し、その後のサンプルを次の5段階で評価する。
1:全く剥れ無し。
2:5%以下の部分で剥れ有り。
3:5%を超え、10%以下の部分で剥れ有り。
4:10%を超え、50%以下の部分で剥れ有り。
5:50%を超える部分で剥れ有り。
〔表面粗さRaの評価〕
試料に5cm×5cmのベタ露光したエリアを設け、株式会社ミツトヨ製の小形表面粗さ測定機サーフテストSJ−301を用いて測定した。
実施例1
〔2層構成の易接着層を形成した透明基板Aの製造〕
厚さが100μmのポリエチレンテレフタレート(以下、PETと記載)フィルム支持体の両面にコロナ放電処理を行った後、この両面に下記の第1層塗布液をバーコート法により塗布、乾燥して第1層を形成した。その後、形成した第1層の表面に下記の第2層塗布液をバーコート法により塗布、乾燥することにより、フィルムの両面に2層構成の易接着層を有するPETフィルムを製造した。なお、第1層、第2層の乾燥後の厚みは、それぞれ0.08μm、0.09μmであった。
第1層塗布液の組成
・ポリエステル樹脂バインダ(大日本インキ化学工業(株)製、ファインテックス
ES650、固形分29質量%) 49.7質量部
・架橋剤としてエポキシ系化合物(ナガセ化成(株)製、ディナコールEX−314
樹脂バインダに対し6質量%
・界面活性剤A(三洋化成工業(株)、サンデットBL、固形分10質量%、アニオン性)
2.3質量部
・界面活性剤B(三洋化成工業(株)、ナロアクティー HN−100、固形分5%、
ノニオン性) 5.36質量部
・マット剤Aとしてシリカ微粒子分散液(日本アエロジル(株)製、OX−50の
水分散物、固形分10%) 2.4質量部
・マット剤Bとしてコロイダルシリカ分散液(日産化学(株)製、スノーテックス
−XL、固形分10%) 4.6質量部
全体が1000質量部となるように蒸留水を添加して調製。
第2層塗布液の組成
・アクリル樹脂バインダ(MMA59モル%、St9モル%、2EHA26モル%、
HEMA5モル%、AA1モル%のラテックス、固形分濃度28質量%)
62.7質量部
・架橋剤としてエポキシ系化合物(ナガセ化成(株)製、ディナコール
EX−314) 上記の樹脂バインダに対し6質量%
・上記のマット剤A 2.7質量部
・上記のマット剤B 4.6質量部
・界面活性剤A 1.9質量部
・界面活性剤B 5.36質量部
・すべり剤(中京油脂(株)、カルナバワックス分散物 セロゾール524 固形分3質量%)
7.6質量部
全体が1000質量部となるように蒸留水を添加して調製した。
〔本発明のセンサー電極アレイの製造〕
上記の易接着層を形成した透明基板Aの易接着層の一方の面上に、メッキ法により銅の薄膜を形成した。メッキは無電解メッキの後、電解メッキを行い2μmの厚みの銅の薄層を形成した。
次に上記で形成した銅薄膜上に、フォトレジスト膜を形成し、このフォトレジスト膜に、フォトマスクを用いて露光し、現像液で現像することにより硬化したレジスト膜のメッシュパターンを形成した。フォトマスクは、図6において、導電性細線の幅が5μm、細線のピッチが300μmとするパターンで、露光により導電性細線の部分のフォトレジストが硬化するパターンとする。これをエッチング液を用いてエッチングし、その後硬化したレジスト膜を剥離除去することにより、図6のパターンの導電性細線からなるセンサー電極アレイを形成した。
次に、以上で作成した図6のセンサー電極アレイの銅薄膜からなる導電性細線部分に黒化層を設ける。本実施例では、硫化水素液に、上記のセンサー電極アレイが形成された透明基板を浸漬し、銅薄膜の表面のみを硫化銅の黒色とし、実施例1のセンサー電極アレイとした。
実施例2
実施例1の電極の形状が図6の帯状であるのに対し、実施例2では図3のダイヤモンド状とするとともに導電性細線の線幅を6μmとすること以外は実施例1と同様な操作を施し、実施例2のセンサー電極アレイを作った。
実施例3
実施例2の導電性細線のピッチを500μmとすること以外は実施例2と同様な操作を施し、実施例3のセンサー電極アレイを作った。
実施例4
実施例1に用いた易接着層を形成した透明基板Aの代わりに、特公平5−74463号の実施例1に記載の積層ポリエステルフィルム(透明基板Bという)を用いる以外は実施例1と同様な操作を施し、実施例4のセンサー電極アレイを作った。なお、透明基板Bの積層ポリエステルフィルムは、改質層(本件の易接着層)にメラミン系架橋剤ニカラックMW−12LF(三和ケミカル(株)製)を含む。
実施例5
実施例2の銅薄膜をスパッタ法で形成し、その厚みを0.2μmとすること、電極の導電性細線の幅を3μm、そのピッチを200μmとすること以外は実施例2と同様な操作を施し、実施例5のセンサー電極アレイを作った。
実施例6
実施例1の透明基板Aの易接着層に用いたエポキシ系化合物ディナコールEX−314の代わりに、メラミン系化合物(三和ケミカル(株)製、ニカラックMW−12LF)を樹脂バインダに対し6質量%用いること以外は実施例1と同様な操作を施し、実施例6のセンサー電極アレイを作った。
実施例7
実施例1の透明基板Aの易接着層に用いたエポキシ系化合物ディナコールEX−314の代わりに、トリレンジイソシアネートとトリメチロールプロパンの付加物を樹脂バインダに対し6質量%用いること以外は実施例1と同様な操作を施し、実施例7のセンサー電極アレイを作った。なお、易接着層塗布液には架橋剤の溶解のために一部の水をアセトンに置換した。
実施例8
実施例1の透明基板Aの易接着層に用いたエポキシ系化合物ディナコールEX−314の代わりに、2−ビニル−2−オキサゾリンモノマーとメチルメタアクリレートとの共重合体を樹脂バインダに対し6質量%用いること以外は実施例1と同様な操作を施し、実施例7のセンサー電極アレイを作った。なお、易接着層塗布液には架橋剤の溶解のために一部の水をアセトンに置換した。
実施例9
実施例1の導電性細線の線幅を5.5μmとすること以外は実施例1と同様な操作を施し、実施例9のセンサー電極アレイを作った。
実施例10
実施例1の導電性細線の線幅を4μmとすること以外は実施例1と同様な操作を施し、実施例10のセンサー電極アレイを作った。
比較例1
実施例1の第二の易接着層に架橋剤を用いないこと以外は実施例1と同様な操作を施し、比較例1のセンサー電極アレイを作った。
比較例2
比較例1の導電性細線の線幅を3μmとすること以外は比較例1と同様な操作を施し、比較例2のセンサー電極アレイを作った。
比較例3
実施例4の透明基板Bのメラミン系架橋剤を除くこと以外は実施例4と同様な操作を施し、比較例3のセンサー電極アレイを作った。
上記の実施例と比較例の試料の密着性について表1にまとめた。
Figure 2012079238
以上の結果から、易接着層には架橋剤の添加が必要であり、特にエポキシ系、メラミン系、イソシアネート系、オキサゾリン系の架橋剤を用いると透明基材と銅薄層との密着を改良できる。また、導電性細線の線幅は、厚みに対し2.5倍以上であれば密着を改良できることも確認できた。
実施例21
実施例1で作成した透明基板A(2層構成の易接着層を有する)の易接着層の一方の面上に、メッキ法により銅の薄膜を形成した。メッキは無電解メッキの後、電解メッキを行い2μmの厚みの銅の薄層を形成した。この銅薄膜上に実施例1と同様な方法をもちいて、図6のパターン(導電性細線の幅が5μm、細線のピッチが300μm)の導電性細線からなるセンサー電極アレイを形成した。このセンサー電極アレイを試料21−1とする。このセンサー電極アレイの銅薄膜からなる導電性細線部分に、下記の還元処理又は、酸化処理方法により黒化層を設けた。
〔黒化処理方法その1〕
処理条件:40℃の下記液に3分浸漬し、その後洗浄する。
液の組成:水素化ホウ素ナトリウム 3.8g
水を加えて1リットルとする。
〔黒化処理方法その2〕
処理条件:85℃の下記液に4分浸漬し、その後洗浄する。
液の組成:亜塩素酸ナトリウム 55g
水酸化ナトリウム 15g
リン酸三ナトリウム 10g
水を加えて1リットルとする。
上記の試料21−1に上記の黒化処理方法その1を施した試料を21−2とする。また上記の試料21−1に上記の黒化処理方法その2を施した試料を21−3とする。この試料21−3に更に上記の黒化処理方法その1を施した試料を21−4とする。このようにして得られた試料21−1から21−4について反射色度、密着、耐傷性の試験を行い、その結果を表2に示した。
Figure 2012079238
以上の結果から、所望の反射色度を得るためには、黒化処理を酸化還元処理で行う場合は、還元処理よりは酸化処理が好ましく、酸化処理後に還元処理を施すことが更に好ましいことがわかった。また、試料21−3、21−4では、密着性、耐擦傷性という耐久性にかかわる性能も改良されていることがわかる。
実施例31
実施例1で作成した透明基板A(2層構成の易接着層を有する)の易接着層の一方の面上に、メッキ法により銅の薄膜を形成した。メッキは無電解メッキの後、電解メッキを行い2μmの厚みの銅の薄層を形成した。この銅薄膜上に実施例1と同様な方法をもちいて、図6のパターン(導電性細線の幅が5μm、細線のピッチが300μm)の導電性細線からなるセンサー電極アレイを形成した。このセンサー電極アレイを試料31−1とする。このセンサー電極アレイの銅薄膜からなる導電性細線部分に、下記の電気メッキによる黒化処理を施し、黒化層を設けた。
〔黒化処理方法その3〕
処理条件:40℃の下記メッキ液に浸漬し、3.2A/cmで0.5分メッキし
その後洗浄する。
メッキ液の組成(補充液も同組成)
硫酸ニッケル6水塩 123g
チオシアン酸アンモニウム 17g
硫酸亜鉛7水塩 3g
硫酸ナトリウム 16g
水を加えて 1リットル
pH(硫酸と水酸化ナトリウムで調整)5.0
〔黒化処理方法その4〕
処理条件: 40℃の下記メッキ液に浸漬し、3.2A/cmで0.5分メッキし
その後洗浄する。
メッキ液の組成(補充液も同組成)
硫酸ニッケル6水塩 123g
チオシアン酸アンモニウム 17g
硫酸亜鉛7水塩 28g
硫酸ナトリウム 16g
水を加えて 1リットル
pH(硫酸と水酸化ナトリウムで調整)5.0
上記の試料31−1に上記の黒化処理方法その3を施した試料を31−2とした。また上記の試料31−1に上記の黒化処理方法その4を施した試料を31−3とした。この試料31−3に更に上記の黒化処理方法その3を施した試料を31−4とした。また上記の試料31−1に市販のクロム系黒色メッキ浴を用い3.2A/cmで0.5分メッキしそのその後洗浄して得た試料を31−5とする。
このようにして得られた試料31−1から31−5について反射色度、密着、耐傷性の試験を行い、その結果を表3に示した。
Figure 2012079238
以上の結果から、黒化処理を電気メッキで行う場合に所望の反射色度を得るためには、硫酸亜鉛7水塩の高濃度液で処理することが好ましく、硫酸亜鉛7水塩の低濃度液と高濃度液での二段階処理することが更に好ましい。これは、硫酸亜鉛7水塩の高濃度液における処理は、表面を粗く作用があると考えられる。但し、めっき効率が充分ではないので、めっき効率の良い硫酸亜鉛7水塩の低濃度液で処理後、硫酸亜鉛7水塩の高濃度液で処理する態様が最も良い結果となったと考えている。
また、上記の二段階処理により、耐久性のある金属細線電極を得ることができる。金属細線電極の表面に、酸化皮膜を設けたりメッキ処理による低反射処理を施すことは、たとえば、黒色クロムによる反射防止などが特開2006−344163号に記載されているが、耐久性については記載されていない。
上記の試料31−4及び31−5を、60℃90%の環境下に500時間保存し、その後24時間通常の環境下で保存した後、表3と同様な測定を行った。その結果、試料31−4では、誤差範囲の変動しか観測されなかったのに対し、試料31−5では、
が15.0まで増加、Raも0.20まで増加し、本発明での好ましくない色度と、好ましくない表面粗さの方向に変動したことがわかった。
10 本発明のタッチパネル
11 第一のセンサー電極アレイ
12 第二のセンサー電極アレイ
15、15’ 可撓性透明基板
16 タッチ面となる透明材料層
17 剥離フィルム
18、18’ 易接着層
19、19’、19” 接着剤層
20、20’ 黒化層
21 センサー電極の形成層
31 メッシュ状のセンサー電極
32 センサー電極の被覆層
33 メッシュ状のセンサー電極の被覆層
c-j 下部電極層のセンサー電極の番号を示す。
cw 下部電極層のセンサー電極の電極幅を表す。
cb 下部電極層のセンサー電極の電極間にある非導電性の境界域を示す。
i 孤立導線
r-i 上部電極層のセンサー電極の番号を示す。
rw 上部電極層のセンサー電極の電極幅を表す。
rb 上部電極層のセンサー電極の電極間にある非導電性の境界域を示す。
rd 上部電極層のセンサー電極の電極間にある非導電性の境界域の幅を示す。

Claims (15)

  1. 第一のセンサー電極アレイを有するタッチパネルであって、該第一のセンサー電極アレイは可撓性透明基板上に導電性金属細線がパターン化されており、該センサー電極アレイの反射色度Lの L* が6〜13,a* が−0.7〜1.5,b* が−5.0〜1.2であることを特徴とするタッチパネル。
  2. 該タッチパネルが静電容量方式のタッチパネルであることを特徴とする請求項1に記載の静電容量方式のタッチパネル。
  3. 更に第二のセンサー電極アレイを含み、該第一のセンサー電極アレイと第二のセンサー電極アレイが直交配列していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の静電容量方式のタッチパネル。
  4. 該パターン化された導電性金属細線と該可撓性透明基板との間に少なくとも1以上の易接着層を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の静電容量方式のタッチパネル。
  5. 第一のセンサー電極アレイと第二のセンサー電極アレイが直交配列している静電容量方式のタッチパネルにおいて、タッチ者側に配置された第一のセンサー電極アレイは、易接着層を有する可撓性透明基板上に導電性金属細線がパターン化されていることを特徴とする静電容量方式のタッチパネル。
  6. 該パターン化された導電性金属細線はタッチ面側に黒色不透明層を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の静電容量タッチパネル。
  7. 該黒化層の表面粗さRaが0.15以下であることを特徴とする請求項6に記載の静電容量方式のタッチパネル。
  8. 該センサー電極アレイの反射色度Lの L* が6〜13,a* が−0.7〜1.5,b* が−5.0〜1.2であることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の静電容量タッチパネル。
  9. 該第一のセンサー電極アレイを構成するセンサー電極は、該導電性金属細線から形成されるメッシュからなるダイヤモンド構造の連続体又は帯状体であり、該第二のセンサー電極アレイを構成するセンサー電極は、前記第一のセンサー電極アレイを構成するセンサー電極と同じ構造又はbar構造であることを特徴とする請求項3から請求項8のいずれか1項に記載の静電容量タッチパネル。
  10. 直交配列している該第一のセンサー電極アレイと第二のセンサー電極アレイを透視したとき、パターン化された導電性金属細線が、タッチ面全体にほぼ均一な格子模様を形成していることを特徴とする請求項3から請求項9のいずれか1項に記載の静電容量方式のタッチパネル。
  11. 該導電性金属細線層が、スパッタ法、イオンプレーティング法あるいはメッキ法により形成された、厚さが100nmから3000nmの金属薄膜層をフォトリソグラフィーの方法、あるいはレーザーアブレイションの方法を用いて、線幅1000nmから8000nmの細線パターンにパターニングしたことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の静電容量方式のタッチパネル。
  12. 該導電性金属細線の幅が厚さの2.5倍以上であることを特徴とする請求項11に記載の静電容量方式のタッチパネル。
  13. 該可撓性透明基板がポリエステル樹脂からなり、易接着層がポリエステル樹脂、アクリル樹脂あるいはウレタン樹脂からなり、易接着層に架橋剤が添加されていることを特徴とする請求項4から請求項12のいずれか1項に記載の静電容量方式のタッチパネル。
  14. 該易接着層が、第一と第二の易接着層からなり、該可撓性透明基板に接する第一の易接着層がポリエステル樹脂からなり、第二の易接着層がアクリル樹脂あるいはウレタン樹脂からなることを特徴とする請求項13に記載の静電容量方式のタッチパネル。
  15. 該架橋剤がオキサゾリジン化合物、エポキシ化合物、あるいはイソシアネート化合物であることを特徴とする請求項13又は請求項14のいずれか1項に記載の静電容量方式のタッチパネル。
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