JP2016085653A - タッチパネル及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、前記第1金属細線パターンや前記第2金属細線パターンの表面粗さRaを0.2μm以下に設定することで、線幅が略一定な直線性に優れた金属細線パターンを形成することができる。
更に、表面粗さRyを2.0μm以下で、表面粗さRzを1.5μm以下に設定することで、金属細線パターンにうねりが発生することを防止できる。
上記構成によれば、前記第1金属細線パターンと前記第2金属細線パターンの操作面側に黒化処理膜が形成されることで、外光反射によってパターン配線が操作面側から視認されることを防止することができる。
図1に示すタッチパネル10は、投影型静電容量方式のタッチパネルである。このタッチパネル10は、透明誘電体基材11と、透明誘電体基材11のタッチパネル10の操作がされる操作面側の一方の面に形成される第1金属細線パターン12と、操作面と反対側の他方の面に形成される第2金属細線パターン13とを備える。透明誘電体基材11の第1金属細線パターン12の形成された一方の面には、絶縁性カバー14貼り合わされる。
第1金属細線パターン12の第1黒化処理膜12aと第2金属細線パターン13の第2黒化処理膜13aは、共に、絶縁性カバー14の操作面側に形成されることで、外光反射によってパターン配線が操作面側から視認されることを防止している。
先ず、第1金属細線パターン12と第2金属細線パターン13は、表面粗さRaが0.2μm以下に設定される。
また、表面粗さRyが2.0μm以下であり、表面粗さRzが1.5μm以下に設定される。
(1)第1金属細線パターン12や第2金属細線パターン13の厚さを0.5μm以上、12μm以下に設定することで、抵抗が高くなり過ぎず、更に、視認性が良好なタッチパネルを製造することができる。
(付記1)
第1金属細線パターンや第2金属細線パターンの線幅は、5μm以下、好ましくは3μm以下に設定される。これにより、表示光の透過率を上げ視認性を高めることができる。
図2に示すタッチパネル20は、投影型静電容量方式のタッチパネルである。このタッチパネル20は、第1透明誘電体基材21と、第1透明誘電体基材21の一方の面に形成される第1金属細線パターン22と、第2透明誘電体基材23と、第2透明誘電体基材23の一方の面に形成される第2金属細線パターン24と、第1透明誘電体基材21に貼り合わされる絶縁性カバー25とを備える。
・第1金属細線パターン22を操作面側に向け、第2金属細線パターン24を表示装置側となる面に向けて貼り合わせるようにしてもよい。すなわち、第1透明誘電体基材21の向きを図2に示す状態とは逆向きにして第1金属細線パターン22が操作面側を向くようにする。この場合、第1金属細線パターン22の表面には、新たに黒化処理膜を形成することになる。
(付記2)
第1金属細線パターンや第2金属細線パターンの線幅は、5μm以下、好ましくは3μm以下に設定される。これにより、表示光の透過率を上げ視認性を高めることができる。
ここでは、ポリエチレンテレフタラート基材に、2μmの圧延銅箔を貼り合わせ、DFR(ドライフィルムレジスト)を2μm銅箔に貼合した後、フォトリソグラフィー法により露光、現像、エッチング、剥離工程により金属配線フィルムを作製した。表面が下記表面粗さに対応する粗さの複数種類の圧延ローラを用意し、各圧延ローラで銅箔を圧延することにより、各サンプルについて下記表面粗さを得た。そして、導通検査にて断線確認を行い、顕微鏡にて線形状の確認を行った。
なお、表面粗さ測定方法は、JIS B 0651,0601 (1994)に従い、銅箔のうねりも含めた測定値となっている。
サンプル4では、Ryが上記条件を超えているだけであり、このため、線形状は直線性に優れたものとなっているが断線が発生している。
サンプル5では、Ra、Rz、Ryの条件を全て満たしていない。このため、断線が認められ、また、線形状はうねりが発生している。すなわち、図6に示すように、金属細線には、膨らんだうねりが発生していることを確認することができる。
Claims (5)
- 透明誘電体基材と、
前記透明誘電体基材の一方の面に、第1方向に形成される第1金属細線パターンと、
前記透明誘電体基材の前記一方の面とは反対側の他方の面に、前記第1方向と交差する第2方向に形成される第2金属細線パターンと、
前記透明誘電体基材の一方の面に貼り合わされる絶縁性カバーとを備え、
前記第1金属細線パターン及び前記第2金属細線パターンは、
前記透明誘電体基材の各面に、透明接着剤によって貼り合わせた金属箔をパターニングして形成され、前記第1金属細線パターン及び前記第2金属細線パターンの
厚さが0.5μm以上、12μm以下であり、
表面粗さRaが0.2μm以下であり、
表面粗さRyが2.0μm以下であり、
表面粗さRzが1.5μm以下である
ことを特徴とするタッチパネル。 - 第1金属細線パターンの有する面の中で絶縁性カバーと対向する面、及び、第2金属細線パターンの有する面の中で絶縁性方カバーと対向する面は、黒化処理の施された面である
請求項1に記載のタッチパネル。 - 第1透明誘電体基材と、
前記第1透明誘電体基材に、第1の方向に形成される第1金属細線パターンと、
前記第1透明誘電体基材に貼り合わされる第2透明誘電体基材と、
前記第2透明誘電体基材に、前記第1の方向と交差する第2の方向に形成される第2金属細線パターンと、
前記第1透明誘電体基材の操作面側に貼り合わされる絶縁性カバーとを備え、
前記第1金属細線パターンは、前記第1透明誘電体基材に、第1透明接着剤によって貼り合わせた金属箔をパターニングして形成され、
前記第2金属細線パターンは、前記第2透明誘電体基材に、第2透明接着剤によって貼り合わせた金属箔をパターニングして形成され、
前記第1金属細線パターン及び前記第2金属細線パターンは、
厚さが0.5μm以上、12μm以下であり、
表面粗さRaが0.2μm以下であり、
表面粗さRyが2.0μm以下であり、
表面粗さRzが1.5μm以下である
ことを特徴とするタッチパネル。 - 第1金属細線パターンの有する面の中で絶縁性カバーと対向する面、及び、第2金属細線パターンの有する面の中で絶縁性カバーと対向する面は、黒化処理の施された面である
請求項3に記載のタッチパネル。 - 情報を表示する表示パネルと、
前記表示パネルの表示する前記情報を透過するタッチパネルとを備え、
前記タッチパネルは、請求項1〜4の何れか1項に記載のタッチパネルである
ことを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
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JP2014218832A JP2016085653A (ja) | 2014-10-28 | 2014-10-28 | タッチパネル及び表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014218832A Pending JP2016085653A (ja) | 2014-10-28 | 2014-10-28 | タッチパネル及び表示装置 |
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2014
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