JP2010245134A - 電子部品及びその製造方法 - Google Patents

電子部品及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010245134A
JP2010245134A JP2009089646A JP2009089646A JP2010245134A JP 2010245134 A JP2010245134 A JP 2010245134A JP 2009089646 A JP2009089646 A JP 2009089646A JP 2009089646 A JP2009089646 A JP 2009089646A JP 2010245134 A JP2010245134 A JP 2010245134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
electronic component
conductor
conductors
land portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009089646A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4893773B2 (ja
Inventor
Hiromi Miyoshi
弘己 三好
Maki Inui
真規 乾
Hiromichi Tokuda
博道 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2009089646A priority Critical patent/JP4893773B2/ja
Priority to KR1020100023201A priority patent/KR101182694B1/ko
Priority to CN201010156411.1A priority patent/CN101859628B/zh
Priority to US12/752,875 priority patent/US8193894B2/en
Publication of JP2010245134A publication Critical patent/JP2010245134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4893773B2 publication Critical patent/JP4893773B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/0006Printed inductances
    • H01F17/0013Printed inductances with stacked layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/041Printed circuit coils
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/0006Printed inductances
    • H01F17/0013Printed inductances with stacked layers
    • H01F2017/002Details of via holes for interconnecting the layers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/4902Electromagnet, transformer or inductor

Abstract

【課題】大きなインダクタンス値及び高いQ値を得ることができる電子部品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】コイルLは、積層体12に内蔵されている複数のコイル導体20a,20b、複数のコイル導体20a,20bに設けられている複数のランド部22a,22b、及び、複数のランド部22a,22bを接続するビアホール導体b1により構成されている。引き出し導体24a,24bは、積層体12に内蔵され、かつ、コイルLと外部電極とを接続している。複数のコイル導体20a,20bは、z軸方向から平面視したときに、互いに重なり合うことにより長方形状の環状の軌道Rを形成している。複数のランド部22a,22bは、z軸方向から平面視したときに、軌道Rの短辺L1上において軌道Rの外側に突出し、かつ、引き出し導体24a,24bと重なっていない。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子部品及びその製造方法に関し、より特定的には、コイルを内蔵している電子部品及びその製造方法に関する。
従来の電子部品としては、例えば、特許文献1に記載の積層型チップインダクタが知られている。以下に、図面を参照しながら特許文献1に記載の積層型チップインダクタについて説明する。図9は、積層型チップインダクタ500,600を積層方向から透視した図である。
積層型チップインダクタ500は、図9(a)に示すように、積層体502を備えている。また、積層体502は、図9(a)に示すように、コイルLを内蔵している。コイルLは、複数のコイル導体504が図示しないビアホール導体により接続されることにより、構成されている。そして、コイルLは、図9(a)に示すように、複数のコイル導体504が互いに重なり合うことにより、短辺L1,L2及び長辺L3,L4からなる長方形状の環状の軌道を形成している。
更に、積層体502は、引き出し導体506a,506bを内蔵している。引き出し導体506a,506bは、積層体502の側面に引き出されて、図示しない外部電極に接続されていると共に、コイルLに対して接続されている。
ところで、図9(a)に示す積層型チップインダクタ500では、コイルLは、ランド部508a,508bを有している。ランド部508a,508bは、コイルLにおいて、ビアホール導体が接続される部分である。ビアホール導体は、コイル導体504同士を確実に接続するために太く形成されることが望ましいため、ランド部508a,508bは、コイル導体504の線幅よりも広く形成されている。また、ランド部508a,508bは、図9(a)に示すように、長辺L3,L4において、環状の軌道の外側に向かって突出するように設けられている。これにより、ランド部508a,508bが環状の軌道の内側に突出することによって、コイルLの内径(すなわち、環状の軌道に囲まれた部分)の面積が狭くなることを防止している。すなわち、積層型チップインダクタ500は、コイルLのインダクタンス値が低下することを防止している。
しかしながら、図9(a)に示す積層型チップインダクタ500は、依然として、コイルLのインダクタンス値が低下してしまうという問題を有している。より詳細には、ランド部508a,508bは、長辺L3,L4において、環状の軌道の外側に向かって突出している。そのため、積層体502の側面と長辺L3,L4との間隔W1は、ランド部508a,508bが存在しない場合に比べて、ランド部508a,508bの突出量の分だけ小さくなる。一方、間隔W1は、コイルLが積層体502の側面から露出することを防止するために、十分な大きさを確保しなければならない。そのため、図9(a)のように、ランド部508a,508bが長辺L3,L4から突出している場合には、ランド部508a,508bの突出量の分だけ、長辺L3,L4を積層体502の内側にずらす必要がある。その結果、電子部品500のコイルLの内径の面積は、ランド部508a,508bが存在しない場合に比べて、長辺L3,L4の長さに対してランド部508a,508bの突出量を掛けた値の2倍の面積だけ狭くなってしまう。その結果、コイルLのインダクタンス値が低下してしまう。
一方、図9(b)に示す積層型チップインダクタ600では、ランド部608a,608bは、短辺L1,L2において、環状の軌道の外側に向かって突出するように設けられている。この場合においても、ランド部608a,608bの突出量の分だけ、短辺L1,L2を積層体602の内側にずらす必要がある。よって、電子部品600のコイルLの内径の面積は、ランド部608a,608bが設けられていない場合に比べて、短辺L1,L2の長さに対してランド部608a,608bの突出量を掛けた値の2倍の面積だけ狭くなってしまう。
ただし、短辺L1,L2の長さは、長辺L3,L4の長さに比べて短い。よって、図9(b)に示す積層型チップインダクタ600におけるコイルLの内径の面積の減少量は、図9(a)に示す積層型チップインダクタ500におけるコイルLの内径の面積の減少量に比べて少ない。したがって、積層型チップインダクタ600では、積層型チップインダクタ500に比べて、コイルLの内径の面積が狭くなることが抑制される。すなわち、積層型チップインダクタ600では、積層型チップインダクタ500に比べて、コイルLのインダクタンス値の低下が抑制される。
しかしながら、図9(b)に示す積層型チップインダクタ600は、以下に説明するように、コイルLに発生する浮遊容量が大きくなってしまうという問題を有する。より詳細には、図9(b)に示すように、ランド部608a,608bはそれぞれ、積層方向から平面視したときに、引き出し導体606a,606bと重なっている。よって、ランド部608a,608bと引き出し導体606a,606bとの間には浮遊容量が発生し、コイルLにおける浮遊容量が増大する。その結果、コイルLのQ値が低下してしまう。
特開2005−191191号公報
そこで、本発明の目的は、大きなインダクタンス値及び高いQ値を得ることができる電子部品及びその製造方法を提供することである。
本発明の一形態に係る電子部品は、複数の絶縁体層が積層されてなる積層体と、前記積層体に内蔵されている複数のコイル導体、該複数のコイル導体に設けられている複数のランド部、及び、該複数のランド部を接続するビアホール導体により構成されているコイルと、前記積層体の表面に設けられている外部電極と、前記積層体に内蔵され、かつ、前記コイルと前記外部電極とを接続する引き出し導体と、を備え、前記複数のコイル導体は、コイル軸が延在している方向から平面視したときに、互いに重なり合うことにより長方形状の環状の軌道を形成しており、前記複数のランド部は、コイル軸が延在している方向から平面視したときに、前記軌道の短辺上において該軌道の外側に突出し、かつ、前記引き出し導体と重なっていないこと、を特徴とする。
前記電子部品の製造方法は、フォトリソグラフィ工程により、前記ビアホール導体が設けられるべき位置にビアホールが設けられた前記絶縁体層を形成する工程と、前記絶縁体層上に、前記コイル導体、前記ランド部、及び、前記ビアホール導体を形成する工程と、を備えていること、を特徴とする。
本発明によれば、大きなインダクタンス値及び高いQ値を得ることができる。
本発明の実施形態に係る電子部品の外観斜視図である。 図1の電子部品の積層体の分解斜視図である。 図1の電子部品の積層体を積層方向から透視した図である。 3種類の電子部品をz軸方向から透視した図である。 シミュレーション結果を示したグラフである。 第1の変形例に係る電子部品の積層体の分解斜視図である。 第2の変形例に係る電子部品の積層体の分解斜視図である。 第3の変形例に係る電子部品の積層体の分解斜視図である。 特許文献1に記載の積層型チップインダクタを積層方向から透視した図である。
以下に、本発明の実施形態に係る電子部品及びその製造方法について図面を参照しながら説明する。
(電子部品の構成)
以下に、本発明の一実施形態に係る電子部品の構成について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る電子部品10,10a〜10cの外観斜視図である。図2は、図1の電子部品10の積層体12の分解斜視図である。図3は、図1の電子部品10の積層体12を積層方向から透視した図である。図1ないし図3において、積層方向及びコイル軸が延在する方向をz軸方向と定義する。また、電子部品10の長辺方向をx軸方向と定義し、電子部品10の短辺方向をy軸方向と定義する。x軸方向、y軸方向及びz軸方向は互いに直交している。
電子部品10は、図1に示すように、積層体12及び外部電極14(14a,14b)を備えている。積層体12は、図1に示すように直方体をなしている。また、外部電極14は、x軸方向の両端に位置する積層体12の側面(表面)に形成されている。
積層体12は、図2に示すように、絶縁体層16(16a〜16c)が積層されて構成されており、螺旋状のコイルL及び引き出し導体24(24a,24b)を内蔵している。絶縁体層16は、ガラス及びアルミナを含有するセラミックからなる長方形状の層である。
コイルLは、図2に示すように、内部導体18(18a,18b)及びビアホール導体b1を含んでいる。内部導体18a,18bはそれぞれ、例えばAgを主成分とする導電性材料によって絶縁体層16b,16c上に設けられ、コイル導体20a,20b及びランド部22a,22bを有している。
コイル導体20は、図2に示すように、積層体12に内蔵され、かつ、長方形状の軌道の一部を構成している線状導体である。具体的には、コイル導体20aは、長方形の2本の長辺と1本の短辺に相当する線状導体により構成され、コ字形をなしている。すなわち、コイル導体20aは、3/4ターンのターン数を有している。コイル導体20bは、長方形の1本の長辺と1本の短辺に相当する線状導体により構成され、L字型をなしている。すなわち、コイル導体20bは、1/2ターンのターン数を有している。
また、コイル導体20a,20bは、図3に示すように、z軸方向から平面視したときに、互いに重なり合うことにより、長方形状の環状の軌道Rを形成している。軌道Rは、短辺L1,L2及び長辺L3,L4により構成されている。短辺L1,L2は、y軸方向に延在している。長辺L3,L4は、x軸方向に延在している。そして、短辺L1は、短辺L2よりもx軸方向の正方向側に位置し、長辺L3は、長辺L4よりもy軸方向の正方向側に位置している。
ランド部22は、図2に示すように、コイル導体20の端部に設けられ、該コイル導体20の線幅よりも広い幅を有している。具体的には、ランド部22aは、コイル導体20aにおいて、反時計回り方向の下流側に位置している端部に設けられている。ランド部22bは、コイル導体20bにおいて、反時計回り方向の上流側に位置している端部に設けられている。ランド部22a,22bは、コイル導体20a,20bの線幅よりも大きな直径を有する円形状をなしている。そして、ランド部22a,22bは、z軸方向から平面視したときに、重なり合っている。
更に、ランド部22は、図3に示すように、短辺L1上において軌道Rの外側に突出している。また、ランド部22は、長辺L3,L4には設けられていない。より具体的には、ランド部22は、短辺L1のy軸方向の正方向側に位置する端部(すなわち、短辺L1と長辺L3とにより形成される角)に設けられ、x軸方向の正方向側に突出するように設けられている。これにより、電子部品10は、ランド部22が軌道Rの内側に突出しないように構成されている。
ビアホール導体b1は、図2に示すように、絶縁体層16bをz軸方向に貫通するように設けられ、ランド部22a,22bを接続している。ビアホール導体b1の直径は、図2及び図3に示すように、コイル導体20の線幅よりも広い。ただし、ビアホール導体b1の直径は、ランド部22の直径より小さい。以上のようなコイル導体20、ランド部22及びビアホール導体b1により螺旋状のコイルLが構成されている。因みに、コイルLは、1.25ターンのターン数を有している。
引き出し導体24a,24bはそれぞれ、図2に示すように、コイルLと外部電極14a,14bとを接続し、z軸方向から平面視したときに、ランド部22a,22bと重なっていない。具体的には、引き出し導体24aは、x軸方向の正方向側の側面に引き出されている。これにより、引き出し導体24aは、外部電極14aとコイルLとを接続している。更に、引き出し導体24aは、コイル導体20aにおいて、反時計回り方向の上流側に位置している端部に設けられているので、図3に示すように、短辺L1のy軸方向の負方向側の端部において軌道Rに重なっている。すなわち、引き出し導体24aは、短辺L1において、ランド部22が設けられていない端部(短辺L1と長辺L3とにより形成される角)を介してコイルLに接続されている。そのため、ランド部22と引き出し導体24aとは、z軸方向から平面視したときに重なっていない。
引き出し導体24bは、x軸方向の負方向側の側面に引き出されている。これにより、引き出し導体24bは、外部電極14bとコイルLとを接続している。更に、引き出し導体24bは、コイル導体20bにおいて、反時計回り方向の下流側に位置している端部に設けられているので、図3に示すように、短辺L2のy軸方向の負方向側の端部において軌道Rに重なっている。
(電子部品の製造方法)
以下に、電子部品10の製造方法について図面を参照しながら説明する。なお、以下では、複数の電子部品10を同時に作成する際の電子部品10の製造方法について説明する。
まず、ガラス及びアルミナからなるセラミックのペースト状の絶縁性材料をフィルム状の基材(図2には図示せず)上に塗布して、紫外線を全面露光することにより、絶縁体層16cを形成する。次に、フォトリソグラフィ工程により、内部導体18b及び引き出し導体24bを絶縁体層16c上に形成する。具体的には、Agを主成分とするペースト状の導電性材料を絶縁体層16c上に塗布し、露光及び現像することで、内部導体18bを形成する。
次に、フォトリソグラフィ工程により、ビアホール導体b1が設けられる位置にビアホールが形成された絶縁体層16bを形成する。具体的には、ペースト状の絶縁性材料を絶縁体層16c、内部導体18b及び引き出し導体24b上に塗布する。更に、露光及び現像によって、ビアホール導体b1の位置にビアホールが設けられた絶縁体層16bを形成する。
次に、フォトリソグラフィ工程により、内部導体18a、引き出し導体24a及びビアホール導体b1を絶縁体層16bに形成する。ペースト状の導電性材料を絶縁体層16b上に塗布し、露光及び現像することで、内部導体18a、引き出し導体24a及びビアホール導体b1を形成する。
次に、ペースト状の絶縁性材料を絶縁体層16b、内部導体18a及び引き出し導体24a上に塗布して、紫外線を全面露光することにより、絶縁体層16aを形成する。これにより、複数の積層体12からなるマザー積層体が作製される。
次に、マザー積層体を押し切りにより個別の積層体12にカットする。その後、所定の温度及び時間で積層体12を焼成する。
次に、積層体12に対してバレルを用いて研磨を施して、エッジの丸めやバリ取りを行うと共に、引き出し導体24a,24bを積層体12から露出させる。
次に、積層体12の側面を銀ペーストにディップし、焼付けを行うことにより、銀電極を形成する。最後に、銀電極上にNi,Cu,Zn等をめっきすることにより、外部電極14a,14bを形成する。以上の工程を経て、電子部品10が完成する。
(効果)
以上のような電子部品10によれば、以下に説明するように、大きなインダクタンス値を得ることができる。より詳細には、図9(a)に示す積層型チップインダクタ500では、ランド部508a,508bは、長辺L3,L4において、環状の軌道の外側に向かって突出している。そのため、積層体502の側面と長辺L3,L4との間隔W1は、ランド部508a,508bの突出量の分だけ小さくなる。一方、間隔W1は、コイルLが積層体502の側面から露出することを防止するために、十分な大きさを確保しなければならない。そのため、図9(a)のように、ランド部508a,508bが長辺L3,L4から突出している場合には、ランド部508a,508bの突出量の分だけ、長辺L3,L4を積層体502の内側にずらす必要がある。その結果、コイルLの内径の面積は、ランド部508a,508bが存在しない場合に比べて、長辺L3,L4の長さに対してランド部508a,508bの突出量を掛けた値の2倍の面積だけ狭くなってしまう。その結果、コイルLのインダクタンス値が低下してしまう。
一方、電子部品10では、ランド部22は、図3に示すように、短辺L1において、軌道Rの外側に向かって突出するように設けられている。この場合においても、ランド部22の突出量の分だけ、短辺L1を積層体12の内側にずらす必要がある。よって、コイルLの内径の面積は、ランド部22が設けられていない場合に比べて、短辺L1の長さに対してランド部22の突出量を掛けた値の面積だけ狭くなってしまう。
ただし、短辺L1の長さは、長辺L3,L4の長さに比べて短い。よって、電子部品10におけるコイルLの内径の面積の減少量は、積層型チップインダクタ500におけるコイルLの内径の面積の減少量に比べて少ない。したがって、電子部品10では、積層型チップインダクタ500に比べて、コイルLの内径の面積が狭くなることが抑制される。すなわち、電子部品10では、積層型チップインダクタ500に比べて、コイルLのインダクタンス値の低下が抑制される。
更に、電子部品10によれば、以下に説明するように、高いQ値を得ることができる。より詳細には、図9(b)に示すように、積層型チップインダクタ600では、ランド部608a,608bはそれぞれ、積層方向から平面視したときに、引き出し導体606a,606bと重なっている。よって、ランド部608a,608bと引き出し導体606a,606bとの間には浮遊容量が発生し、コイルLにおける浮遊容量が増大する。その結果、積層型チップインインダクタ600では、コイルLのQ値が低下してしまう。
一方、電子部品10では、図3に示すように、ランド部22と引き出し導体24とは、重ならないように設けられている。したがって、ランド部22と引き出し導体24との間に発生する浮遊容量は、ランド部608a,608bと引き出し導体606a,606bとの間に発生する浮遊容量に比べて小さい。その結果、電子部品10は、積層型チップインダクタ600に比べて、高いQ値を得ることができる。
特に、電子部品10では、図3に示すように、ランド部22は、短辺L1の一方の端部に設けられ、引き出し導体24aは、短辺L1の他方の端部に設けられている。そのため、ランド部22と引き出し導体24とは離れて配置されている。よって、電子部品10では、ランド部22と引き出し導体24との間に浮遊容量が発生することをより効果的に抑制される。すなわち、電子部品10では、より高いQ値を得ることができる。
また、電子部品10では、ランド部22及びビアホール導体b1の直径は、コイル導体20の線幅よりも大きい。よって、ランド部22とビアホール導体b1とは、比較的大きな面積で接触するようになる。その結果、ビアホール導体b1とコイル導体20a,20bとの間の接続不良の発生が低減される。
また、電子部品10の製造方法では、以下に説明するように、比較的大きな直径を有するビアホール導体b1を形成することが容易である。より詳細には、ビアホールの形成にレーザビームを照射した場合には、比較的大きな直径を有するビアホールを形成することは困難である。一方、電子部品10の製造方法では、絶縁体層16bがフォトリソグラフィ工程により作製されている。フォトリソグラフィ工程では、比較的大きな直径を有するビアホールを形成することが容易である。よって、電子部品10の製造方法では、比較的大きな直径を有するビアホール導体b1を容易に形成できる。
ところで、本願発明者は、電子部品10が奏する効果をより明確なものとするために、以下に説明する実験及びシミュレーションを行った。より詳細には、以下に説明する3種類の電子部品のサンプル及び解析モデルを作製した。そして、各電子部品のサンプルにおける断線の発生率を調べる実験を行った。更に、各電子部品の解析モデルを用いて、周波数とQ値との関係を調べた。
図4は、前記3種類の電子部品10,110,210をz軸方向から透視した図である。ただし、図4において、外部電極は省略してある。電子部品10は、本実施形態に係る電子部品10である。コイルLのターン数は、1.25である。電子部品110は、第1の比較例に係る電子部品である。電子部品110では、ランド部122の直径は、コイル導体120の線幅と等しい。よって、ランド部122は、軌道Rの内側に突出していない。電子部品210は、第2の比較例に係る電子部品である。電子部品210では、ランド部222の直径は、コイル導体220の線幅よりも大きい。更に、ランド部222は、軌道Rの内側に突出している。以下に、電子部品10,110,210の詳細な構成について表1に示す。
Figure 2010245134
まず、実験結果について説明する。電子部品10,110,210における断線の発生率は、それぞれ、0%、25%、0%であった。以上の実験結果より、ビアホール導体の直径が相対的に大きな電子部品10,210では、ビアホール導体とコイル導体との間における断線の発生率が相対的に低くなっているのに対し、ビアホール導体の直径が相対的に小さな電子部品110では、ビアホール導体とコイル導体との間における断線の発生率が相対的に高くなっていることが分かる。よって、電子部品10は、コイル導体20とビアホール導体b1との間において断線が発生することを抑制できていることが分かる。
次に、シミュレーション結果について説明する。図5は、シミュレーション結果を示したグラフである。縦軸はQ値を示し、横軸は周波数を示している。図5によれば、電子部品10のQ値が最も大きく、電子部品210のQ値が最も小さくなっていることが分かる。これは、以下の理由によるものと考えられる。
電子部品110のランド部122は、電子部品210のランド部222よりも小さい。そのため、電子部品110のコイルLの内径の面積は、電子部品210のコイルLの内径の面積よりも大きくなる。その結果、電子部品110のコイルLのインダクタンス値の方が、電子部品210のコイルLのインダクタンス値よりも大きくなる。よって、電子部品110のQ値は、電子部品210のQ値よりも大きくなる。また、電子部品10のビアホール導体の直径は、電子部品110のビアホール導体の直径よりも大きい。そのため、電子部品10のコイルLの直流抵抗値は、電子部品110のコイルLの直流抵抗値よりも小さい。よって、電子部品10のQ値は、電子部品110のQ値よりも大きくなる。以上より、電子部品10は、高いQ値を得られることが分かる。
(変形例)
以下に、第1の変形例に係る電子部品10aについて図面を参照しながら説明する。図6は、第1の変形例に係る電子部品10aの積層体12aの分解斜視図である。
電子部品10と電子部品10aとの相違点は、ランド部22c,22d、配線導体26及びビアホール導体b2が電子部品10aには設けられている点である。具体的には、配線導体26は、ランド部22bからx軸方向の負方向側に向かって延在しており、z軸方向から平面視したときに、コイル導体20aと重なっている。また、ランド部22c,22dは、短辺L2においてy軸方向の正方向側の端部に設けられており、z軸方向から平面視したときに重なり合っている。更に、ランド部22c,22dは、z軸方向から平面視したときに、引き出し導体24bとは重なっていない。また、ランド部22c,22dは、軌道Rの外側に突出するように、x軸方向の負方向側に向かって突出している。ビアホール導体b2は、ランド部22c,22dを接続している。
以上のような電子部品10aでは、コイル導体20aのビアホール導体b1,b2が接続されている部分の間において、配線導体26が並列に接続されるようになる。その結果、電子部品10aでは、電子部品10よりも、コイルLの直流抵抗値が低減されるようになる。
次に、第2の変形例に係る電子部品10b及び第3の変形例に係る電子部品10cについて図面を参照しながら説明する。図7は、第2の変形例に係る電子部品10bの積層体12bの分解斜視図である。図8は、第3の変形例に係る電子部品10cの積層体12cの分解斜視図である。
図7の電子部品10bは、2.25ターンのターン数を有するコイルLを内蔵している。図8の電子部品10cは、3.25ターンのターン数を有するコイルLを内蔵している。このように、電子部品10のターン数は、1.25ターンに限らない。
本発明は、電子部品及びその製造方法に有用であり、特に、大きなインダクタンス値及び高いQ値を得ることができる点において優れている。
L コイル
L1,L2 短辺
L3,L4 長辺
R 軌道
b1,b2 ビアホール導体
10,10a〜10c 電子部品
12,12a〜12c 積層体
14a,14b 外部電極
16a〜16c 絶縁体層
18a,18b 内部導体
20a,20b コイル導体
22a〜22d ランド部
24a,24b 引き出し導体
26 配線導体

Claims (5)

  1. 複数の絶縁体層が積層されてなる積層体と、
    前記積層体に内蔵されている複数のコイル導体、該複数のコイル導体に設けられている複数のランド部、及び、該複数のランド部を接続するビアホール導体により構成されているコイルと、
    前記積層体の表面に設けられている外部電極と、
    前記積層体に内蔵され、かつ、前記コイルと前記外部電極とを接続する引き出し導体と、
    を備え、
    前記複数のコイル導体は、コイル軸が延在している方向から平面視したときに、互いに重なり合うことにより長方形状の環状の軌道を形成しており、
    前記複数のランド部は、コイル軸が延在している方向から平面視したときに、前記軌道の短辺上において該軌道の外側に突出し、かつ、前記引き出し導体と重なっていないこと、
    を特徴とする電子部品。
  2. 前記ランド部は、前記短辺の一方の端部に設けられ、
    前記引き出し導体は、前記短辺の他方の端部において前記コイルに接続されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  3. 前記ランド部の幅は、前記コイル導体の線幅よりも広いこと、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電子部品。
  4. 前記ビアホール導体の直径は、前記コイル導体の線幅よりも大きいこと、
    を特徴とする請求項3に記載の電子部品。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子部品の製造方法において、
    フォトリソグラフィ工程により、前記ビアホール導体が設けられるべき位置にビアホールが設けられた前記絶縁体層を形成する工程と、
    前記絶縁体層上に、前記コイル導体、前記ランド部、及び、前記ビアホール導体を形成する工程と、
    を備えていること、
    を特徴とする電子部品の製造方法。
JP2009089646A 2009-04-02 2009-04-02 電子部品及びその製造方法 Active JP4893773B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009089646A JP4893773B2 (ja) 2009-04-02 2009-04-02 電子部品及びその製造方法
KR1020100023201A KR101182694B1 (ko) 2009-04-02 2010-03-16 전자 부품 및 그 제조 방법
CN201010156411.1A CN101859628B (zh) 2009-04-02 2010-03-30 电子元件及其制造方法
US12/752,875 US8193894B2 (en) 2009-04-02 2010-04-01 Electronic component and method of manufacturing same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009089646A JP4893773B2 (ja) 2009-04-02 2009-04-02 電子部品及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010245134A true JP2010245134A (ja) 2010-10-28
JP4893773B2 JP4893773B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=42825719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009089646A Active JP4893773B2 (ja) 2009-04-02 2009-04-02 電子部品及びその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8193894B2 (ja)
JP (1) JP4893773B2 (ja)
KR (1) KR101182694B1 (ja)
CN (1) CN101859628B (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013153009A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Murata Mfg Co Ltd 電子部品
WO2014181755A1 (ja) * 2013-05-08 2014-11-13 株式会社村田製作所 電子部品
WO2014181756A1 (ja) * 2013-05-08 2014-11-13 株式会社村田製作所 電子部品
WO2015068613A1 (ja) * 2013-11-05 2015-05-14 株式会社村田製作所 積層型コイル、インピーダンス変換回路および通信端末装置
JP2016189451A (ja) * 2015-03-27 2016-11-04 株式会社村田製作所 積層コイル部品
JP2017017116A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 株式会社村田製作所 コイル部品
JP2017022304A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 太陽誘電株式会社 インダクタ及びプリント基板
US9972431B2 (en) 2015-03-27 2018-05-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. Laminated coil component
JP2018113299A (ja) * 2017-01-10 2018-07-19 株式会社村田製作所 インダクタ部品
JP2020088333A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 Tdk株式会社 積層コイル部品
CN111354545A (zh) * 2018-12-20 2020-06-30 Tdk株式会社 层叠线圈部件
JP2020194807A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
JP2020194805A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
JP2021144977A (ja) * 2020-03-10 2021-09-24 株式会社村田製作所 積層コイル部品
JP2022153510A (ja) * 2019-05-24 2022-10-12 株式会社村田製作所 積層型コイル部品及びバイアスティー回路

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102403120A (zh) * 2011-10-31 2012-04-04 深圳市大富科技股份有限公司 一种变压器及变压器绕线方法
JP5451791B2 (ja) * 2012-02-08 2014-03-26 太陽誘電株式会社 積層インダクタ
JP5720606B2 (ja) * 2012-02-23 2015-05-20 株式会社村田製作所 電子部品及びその製造方法
KR101420525B1 (ko) * 2012-11-23 2014-07-16 삼성전기주식회사 적층형 인덕터 및 이의 제조방법
JP2014107513A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Taiyo Yuden Co Ltd 積層インダクタ
JP5900373B2 (ja) * 2013-02-15 2016-04-06 株式会社村田製作所 電子部品
JP6269591B2 (ja) * 2015-06-19 2018-01-31 株式会社村田製作所 コイル部品
US10847299B2 (en) * 2015-10-26 2020-11-24 Quanten Technologies Limited Magnetic structures with self-enclosed magnetic paths
KR101883043B1 (ko) * 2016-02-19 2018-07-27 삼성전기주식회사 코일 부품
JP6436126B2 (ja) * 2016-04-05 2018-12-12 株式会社村田製作所 電子部品及び電子部品の製造方法
CN107452463B (zh) 2016-05-31 2021-04-02 太阳诱电株式会社 线圈部件
US10923259B2 (en) * 2016-07-07 2021-02-16 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Coil component
KR102632344B1 (ko) * 2016-08-09 2024-02-02 삼성전기주식회사 코일 부품
JP6760235B2 (ja) * 2017-09-20 2020-09-23 株式会社村田製作所 インダクタ
JP2019096818A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
US20210304942A1 (en) * 2018-11-30 2021-09-30 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Common mode noise filter
JP7196831B2 (ja) * 2019-12-27 2022-12-27 株式会社村田製作所 積層コイル部品

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04206910A (ja) * 1990-11-30 1992-07-28 Kyocera Corp 積層コイルの製造方法
JP2002334806A (ja) * 2001-05-07 2002-11-22 Sony Corp 高周波モジュール装置
JP2004087596A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Murata Mfg Co Ltd 積層電子部品
JP2004153067A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Toko Inc 積層型インダクタ
JP2004350236A (ja) * 2003-05-26 2004-12-09 Murata Mfg Co Ltd 帯域選択透過回路
JP2005191191A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Tdk Corp 積層型チップインダクタ
JP2005294637A (ja) * 2004-04-01 2005-10-20 Murata Mfg Co Ltd 積層コイルアレイ
JP2007194387A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Murata Mfg Co Ltd 電子部品及び電子部品製造方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2539367Y2 (ja) * 1991-01-30 1997-06-25 株式会社村田製作所 積層型電子部品
JPH0720895Y2 (ja) 1991-05-17 1995-05-15 太陽誘電株式会社 インダクタンス素子
JPH05152132A (ja) * 1991-11-28 1993-06-18 Murata Mfg Co Ltd 積層型コイル
JPH0669057A (ja) 1992-08-19 1994-03-11 Taiyo Yuden Co Ltd 積層チップインダクタの製造方法
JPH09190922A (ja) 1996-01-11 1997-07-22 Hitachi Metals Ltd 積層型電子部品
JP3164000B2 (ja) * 1996-12-11 2001-05-08 株式会社村田製作所 積層型インダクタ
JP3788074B2 (ja) 1998-11-10 2006-06-21 株式会社村田製作所 チップ型コイルおよびその製造方法
JP3204246B2 (ja) * 1999-05-07 2001-09-04 株式会社村田製作所 磁気センサ
JP2002151331A (ja) 2000-11-07 2002-05-24 Koa Corp 積層チップ部品及びその製造方法
JP4211591B2 (ja) * 2003-12-05 2009-01-21 株式会社村田製作所 積層型電子部品の製造方法および積層型電子部品
US7362098B2 (en) * 2004-03-31 2008-04-22 Nec Corporation Magnetic field sensor
JP2006049432A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Murata Mfg Co Ltd 積層型電子部品
TWI309423B (en) * 2005-09-29 2009-05-01 Murata Manufacturing Co Laminated coil component
TW200717549A (en) 2005-10-14 2007-05-01 Murata Manufacturing Co Multiplayer coil component
JP4842052B2 (ja) * 2006-08-28 2011-12-21 富士通株式会社 インダクタ素子および集積型電子部品
US7843303B2 (en) * 2008-12-08 2010-11-30 Alpha And Omega Semiconductor Incorporated Multilayer inductor

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04206910A (ja) * 1990-11-30 1992-07-28 Kyocera Corp 積層コイルの製造方法
JP2002334806A (ja) * 2001-05-07 2002-11-22 Sony Corp 高周波モジュール装置
JP2004087596A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Murata Mfg Co Ltd 積層電子部品
JP2004153067A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Toko Inc 積層型インダクタ
JP2004350236A (ja) * 2003-05-26 2004-12-09 Murata Mfg Co Ltd 帯域選択透過回路
JP2005191191A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Tdk Corp 積層型チップインダクタ
JP2005294637A (ja) * 2004-04-01 2005-10-20 Murata Mfg Co Ltd 積層コイルアレイ
JP2007194387A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Murata Mfg Co Ltd 電子部品及び電子部品製造方法

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101436717B1 (ko) 2012-01-24 2014-09-01 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 전자 부품
JP2013153009A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Murata Mfg Co Ltd 電子部品
US9455082B2 (en) 2013-05-08 2016-09-27 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electronic component
WO2014181755A1 (ja) * 2013-05-08 2014-11-13 株式会社村田製作所 電子部品
WO2014181756A1 (ja) * 2013-05-08 2014-11-13 株式会社村田製作所 電子部品
GB2537265A (en) * 2013-11-05 2016-10-12 Murata Manufacturing Co Laminated coil, impedance conversion circuit, and communication-terminal device
WO2015068613A1 (ja) * 2013-11-05 2015-05-14 株式会社村田製作所 積層型コイル、インピーダンス変換回路および通信端末装置
US9698831B2 (en) 2013-11-05 2017-07-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Transformer and communication terminal device
GB2537265B (en) * 2013-11-05 2018-07-18 Murata Manufacturing Co Impedance converting circuit, and communication terminal device
JP2016189451A (ja) * 2015-03-27 2016-11-04 株式会社村田製作所 積層コイル部品
US9972431B2 (en) 2015-03-27 2018-05-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. Laminated coil component
JP2017017116A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 株式会社村田製作所 コイル部品
JP2017022304A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 太陽誘電株式会社 インダクタ及びプリント基板
JP2018113299A (ja) * 2017-01-10 2018-07-19 株式会社村田製作所 インダクタ部品
JP2020088333A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 Tdk株式会社 積層コイル部品
US11978580B2 (en) 2018-11-30 2024-05-07 Tdk Corporation Multilayer coil component
JP7180329B2 (ja) 2018-11-30 2022-11-30 Tdk株式会社 積層コイル部品
CN111354545A (zh) * 2018-12-20 2020-06-30 Tdk株式会社 层叠线圈部件
CN111354545B (zh) * 2018-12-20 2023-12-29 Tdk株式会社 层叠线圈部件
JP7476937B2 (ja) 2019-05-24 2024-05-01 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
JP2020194807A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
JP2020194805A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
JP7111060B2 (ja) 2019-05-24 2022-08-02 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
JP2022153510A (ja) * 2019-05-24 2022-10-12 株式会社村田製作所 積層型コイル部品及びバイアスティー回路
JP7215327B2 (ja) 2019-05-24 2023-01-31 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
US11646144B2 (en) 2019-05-24 2023-05-09 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer coil component
JP7306541B2 (ja) 2019-05-24 2023-07-11 株式会社村田製作所 バイアスティー回路
JP2021144977A (ja) * 2020-03-10 2021-09-24 株式会社村田製作所 積層コイル部品
JP7151738B2 (ja) 2020-03-10 2022-10-12 株式会社村田製作所 積層コイル部品

Also Published As

Publication number Publication date
CN101859628B (zh) 2014-07-23
US8193894B2 (en) 2012-06-05
US20100253464A1 (en) 2010-10-07
JP4893773B2 (ja) 2012-03-07
CN101859628A (zh) 2010-10-13
KR20100110261A (ko) 2010-10-12
KR101182694B1 (ko) 2012-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4893773B2 (ja) 電子部品及びその製造方法
JP6551305B2 (ja) 積層インダクタ
CN106257603B (zh) 线圈部件
JP5633610B2 (ja) 電子部品
JP4780175B2 (ja) 電子部品
US9911529B2 (en) Electronic component
JP6217861B2 (ja) 電子部品
JP5510565B2 (ja) 電子部品
US20140253277A1 (en) Electronic component
US10026538B2 (en) Electronic component with multilayered body
JP5382002B2 (ja) 電子部品及びその製造方法
US11011292B2 (en) Electronic component
JP2015015297A (ja) 電子部品
JP2013153009A (ja) 電子部品
JP6277925B2 (ja) 電子部品の製造方法
JP2018026454A (ja) 電子部品
JP2017050556A (ja) コモンモードフィルタ及びその製造方法
JP2010206089A (ja) 電子部品
JP5516552B2 (ja) 電子部品及びその製造方法
JP2005184343A (ja) 積層セラミック電子部品
JP2016157897A (ja) コモンモードノイズフィルタ
JP7355051B2 (ja) インダクタ部品および電子部品
JP6504270B2 (ja) インダクタ部品およびその製造方法
JP2005129719A (ja) 積層コイル部品および積層コイル部品の製造方法
JP2013149731A (ja) 電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110705

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4893773

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3