JP6551305B2 - 積層インダクタ - Google Patents

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Description

この発明は、積層インダクタに関するもので、特に、積層構造の中にコイル導体を内蔵する積層インダクタに関するものである。
この発明にとって興味ある積層インダクタは、複数の絶縁体層を積層してなる積層構造を有する、部品本体を備え、この部品本体の内部にコイル導体が設けられている。コイル導体は、絶縁体層間の界面に沿って環状の軌道の一部をそれぞれ形成するように延びる複数の周回導体層と、絶縁体層を厚み方向に貫通する複数のビアホール導体と、をもって構成され、これら周回導体層とビアホール導体とが交互に接続されることによって螺旋状に延びる形態とされている。
このような積層インダクタにおいて、その電気的特性は部品本体の内部に螺旋状に延びる形態で設けられるコイル導体の内径と密接に関連しており、コイル導体の内径をより大きくすることにより、Q値をより高くできることが知られている。
上記のような知見に基づき、より高いQ値を得ることを主たる目的として提案された技術が、たとえば特開2010−165975号公報(特許文献1)に記載されている。
特許文献1に記載の積層インダクタでは、第1および第2の外部端子電極は、それぞれ、部品本体の内部に埋め込まれながら、L字状に延びるように形成される。そして、コイル導体の主要部を構成する周回導体層は、その外周縁が部品本体の外周面に沿うばかりでなく、第1および第2の外部端子電極のL字状に延びる内縁にも沿うように延びている。このとき、周回導体層を複数箇所で屈曲した形状とすることによって、周回導体層と第1および第2の外部端子電極の各々の内縁とを近づけながら、コイル導体において、できるだけ大きな内径を実現するようにしている。
特開2010−165975号公報
上述した特許文献1に記載の積層インダクタによれば、コイル導体の内径がより大きくなるので、より高いQ値を得ることができるものの、コイル導体の内径を大きくした結果、別の問題に遭遇することがわかった。
すなわち、外部端子電極の各々とコイル導体との間には、多少とも電位差が生じるため、ここに浮遊容量が発生することは避けられない。特許文献1に記載の積層インダクタにおいては、コイル導体の内径をより大きくするため、前述したように、コイル導体の主要部を構成する周回導体層の外周縁を、各外部端子電極の内縁に近づけている。そのため、外部端子電極の各々とコイル導体との間に比較的大きな浮遊容量が発生することになる。
この浮遊容量は、積層インダクタの自己共振周波数の低下をもたらし、その結果、高周波域でのQ値を低下させてしまう。
そこで、この発明の目的は、上述した課題を解決し、より高いQ値を得ることができる積層インダクタを提供しようとすることである。
この発明に係る積層インダクタは、部品本体を備える。部品本体は、互いに対向する上面および下面と、上面および下面間を連結する、互いに対向する第1および第2の側面ならびに互いに対向する第1および第2の端面と、を備える直方体形状であり、複数の絶縁体層が側面に対して直交する方向に積層されてなる積層構造を有する。
この部品本体の内部には、コイル導体が配置される。コイル導体は、絶縁体層間の界面に沿って環状の軌道の一部をそれぞれ形成するように延びる複数の周回導体層と、絶縁体層を厚み方向に貫通する複数のビアホール導体と、をもって構成され、周回導体層とビアホール導体とが交互に接続されることによって螺旋状に延びる形態とされる。
また、コイル導体の一方端および他方端にそれぞれ電気的に接続される、第1および第2の外部端子電極が設けられる。
さらに、コイル導体の一方端および他方端と第1および第2の外部端子電極とをそれぞれ接続する、第1および第2の引出し導体層が、絶縁体層間の界面に沿って形成される。
このような積層インダクタにおいて、この発明は、前述した技術的課題を解決するため、次のような構成を備えることを特徴としている。
第1の外部端子電極は、少なくとも一部が部品本体の内部に埋め込まれた状態で、第1の端面の下半部から下面の途中までL字状に延びる露出面を形成するように設けられる。第2の外部端子電極は、少なくとも一部が部品本体の内部に埋め込まれながら、上記第1の外部端子電極に対して下面上において所定長さのギャップを形成しながら、第2の端面の下半部から下面の途中までL字状に延びる露出面を形成するように設けられる。
また、コイル導体における周回導体層は、下面に対して平行に直線状に延びる下辺部分と、第1および第2の端面の各上半部に対してそれぞれ平行に直線状に延びる第1および第2の側辺部分と、下辺部分の第1の端面側の端部と第1の側辺部分の下端部とを下面に対して斜め方向に連結する第1の斜辺部分と、下辺部分の第2の端面側の端部と第2の側辺部分の下端部とを下面に対して斜め方向に連結する第2の斜辺部分と、を有する。
上記下辺部分は、上記ギャップの長さより短い長さをもってギャップの範囲内に位置する。
このように、この発明では、発生し得る浮遊容量の大きさに影響を及ぼす外部端子電極と周回導体層との間に形成される間隔の大きさを、第1および第2の斜辺部分の形状と、下辺部分の位置とによって確保することにより、外部端子電極と周回導体層との間で発生する浮遊容量を小さく抑えようとしている。
この発明において、好ましくは、第1の外部端子電極のL字状の内角部から第1の斜辺部分の外周縁に垂線を下すことが可能であり、第2の外部端子電極のL字状の内角部から第2の斜辺部分の外周縁に垂線を下すことが可能である。この場合、第1の外部端子電極のL字状の内角部から第1の斜辺部分の外周縁に下した垂線の長さA1、および第2の外部端子電極のL字状の内角部から第2の斜辺部分の外周縁に下した垂線の長さA2は、ともに、80μm以上とされることが好ましい。
また、この発明において、好ましくは、第1の外部端子電極の、下面に沿って延びる部分における第1の斜辺部分に最も近い端部から第1の斜辺部分の外周縁に垂線を下すことが可能であり、第2の外部端子電極の、下面に沿って延びる部分における第2の斜辺部分に最も近い端部から第2の斜辺部分の外周縁に垂線を下すことが可能である。この場合、第1の外部端子電極の、下面に沿って延びる部分における第1の斜辺部分に最も近い端部から第1の斜辺部分の外周縁に下した垂線の長さB1、および第2の外部端子電極の、下面に沿って延びる部分における第2の斜辺部分に最も近い端部から第2の斜辺部分の外周縁に下した垂線の長さB2は、ともに、10μm以上かつ50μm以下とされることが好ましい。
上述の好ましい実施形態のように、発生し得る浮遊容量の大きさに影響を及ぼす外部端子電極と周回導体層との間に形成される間隔の大きさを規定するいくつかの寸法値に関して、浮遊容量をより確実に小さく抑え得る条件が提供されると、積層インダクタにおいて、有利な設計指針を与えることができる。
この発明において、長さA1と長さA2とが互いに等しく、かつ長さB1と長さB2とが互いに等しくされることが好ましい。このように構成すれば、積層インダクタの実装にあたって、方向性を無くすことができる。
この発明に係る積層インダクタによれば、前述したように、外部端子電極と周回導体層との間で発生する浮遊容量を小さく抑えることができるので、積層インダクタ全体で生じ得る浮遊容量を小さく抑えることができ、よって、自己共振周波数を高くすることができ、その結果、高周波域でのQ値を高めることができる。
この発明の一実施形態による積層インダクタ1の外観を示す斜視図である。 図1に示した積層インダクタ1を分解して示す斜視図である。 図1に示した積層インダクタ1を、コイル導体の中心軸線方向に透視して模式的に示す図である。 外部端子電極のL字状の内角部から周回導体層の斜辺部分の外周縁に下した垂線の長さAを変化させたとき、自己共振周波数がどのように変化するかを電磁界シミュレーションにより求めた結果を示す図である。
図1に示すように、この発明の一実施形態による積層インダクタ1は、部品本体2を備える。部品本体2は、互いに対向する上面3および下面4と、これら上面3および下面4間を連結する、互いに対向する第1および第2の側面5および6ならびに互いに対向する第1および第2の端面7および8と、を備える直方体形状である。
部品本体2は、図2に示す複数の絶縁体層9A〜9Fを積層してなる積層構造を有している。これら絶縁体層9A〜9Fは、側面5および6(図1参照)に対して直交する方向に積層されている。なお、絶縁体層9A〜9Fのうち、両端に位置する絶縁体層9Aおよび9Fについては、残りの絶縁体層9B〜9Eよりも厚いことからわかるように、複数の絶縁体層からなる積層体として図示されている。
部品本体2の内部には、絶縁体層9A〜9F間のいずれかの界面に沿って環状の軌道の一部をそれぞれ形成するように延びる複数の周回導体層10A〜10Eと、絶縁体層9B〜9Eのいずれかを厚み方向に貫通する複数のビアホール導体11A〜11Dと、を交互に接続することによって少なくとも2ターン形成しながら螺旋状に延びる形態とされた、コイル導体12が配置されている。また、周回導体層10A〜10Eは、ビアホール導体11A〜11Dとの接続部分に比較的幅広のビアパッド13A〜13Hを形成している。
より詳細には、コイル導体12は、順次接続される、周回導体層10A、ビアホール導体11A、周回導体層10B、ビアホール導体11B、周回導体層10C、ビアホール導体11C、周回導体層10D、ビアホール導体11D、周回導体層10Eによって構成され、ほぼ4.5ターン形成している
ここで、ビアホール導体11Aは、ビアパッド13Aを介して周回導体層10Aと接続され、ビアパッド13Bを介して周回導体層10Bと接続される。
次いで、ビアホール導体11Bは、ビアパッド13Cを介して周回導体層10Bと接続され、ビアパッド13Dを介して周回導体層10Cと接続される。
次いで、ビアホール導体11Cは、ビアパッド13Eを介して周回導体層10Cと接続され、ビアパッド13Fを介して周回導体層10Dと接続される。
次いで、ビアホール導体11Dは、ビアパッド13Gを介して周回導体層10Dと接続され、ビアパッド13Hを介して周回導体層10Eと接続される。
なお、コイル導体12を構成するように順次接続された周回導体層10A〜10Eおよびビアホール導体11A〜11Dの数、コイル導体12のターン数、ならびに絶縁体層9A〜9Fの積層数については、図示したものに限らず、任意に変更することができる。
積層インダクタ1は、第1および第2の外部端子電極15および16を備えている。図1によく示されているように、第1の外部端子電極15は、第1の端面7の下半部から下面4の途中までL字状に延びる露出面を形成するように設けられる。第2の外部端子電極16は、第1の外部端子電極15に対して下面4上において所定長さのギャップGを形成しながら、第2の端面8の下半部から下面4の途中までL字状に延びる露出面を形成するように設けられる。この実施形態では、外部端子電極15および16の各々は、上記露出面を除いて、部品本体2の内部に埋め込まれた状態とされている。
絶縁体層9Aおよび9B間の界面に沿って設けられた周回導体層10Aから一体に延びる第1の引出し導体層17は、第1の外部端子電極15に接続される。他方、絶縁体層9Eおよび9F間の界面に沿って設けられた周回導体層10Eから一体に延びる第2の引出し導体層18は、第2の外部端子電極16に接続される。このようにして、コイル導体12の一方端は、第1の引出し導体層17を介して第1の外部端子電極15に接続され、コイル導体12の他方端は、第2の引出し導体層18を介して第2の外部端子電極16に接続される。
この積層インダクタ1は、回路基板(図示せず。)に実装されるとき、下面4が回路基板に向けられる実装面とされる。したがって、コイル導体12によって与えられる磁束の方向は、実装面に対して平行である。
積層インダクタ1は、好ましくは、以下のようにして製造される。
基本的には、キャリアフィルム上に、たとえば硼珪酸ガラスを主成分とする感光性絶縁体ペーストを印刷にて塗布することによって、絶縁体層9A〜9Fとなるべき複数の絶縁体ペースト層を形成する技術と、たとえばAgを金属主成分とする感光性導電性ペーストを用いて、特定の絶縁体ペースト層に周回導体層10A〜10E等の配線導体を形成する技術と、特定の絶縁体ペースト層にビアホール導体11A〜11Dまたは外部端子電極15および16を配置するための穴または溝を形成する技術と、複数の絶縁体ペースト層を積層し、所定の寸法にカットした後、焼成する技術と、が適用される。
1.図2に示した絶縁体層9Aを作製するため、キャリアフィルム上で、前述した感光性絶縁体ペーストを印刷することを繰り返すことによって、複数層をなす感光性絶縁体ペースト層が形成される。
ここで、絶縁体層9Aの一部であって、最外層をなす絶縁体層となるべき感光性絶縁体ペースト層にあっては、これを紫外線で全面露光する。なお、得られた最外層となる絶縁体層には、積層インダクタ1の実装時の横転等の検出を容易にするため、他の絶縁体層とは異なる着色を施しておくことが好ましい。
また、絶縁体層9Aの残りの一部であって、外部端子電極15および16が形成される絶縁体層となるべき感光性絶縁体ペースト層にあっては、フォトリソグラフィ技術を適用して、外部端子電極15および16を配置するための溝が形成され、この溝に感光性導電性ペーストが充填される。
2.図2に示した絶縁体層9B〜9Eを作製するため、絶縁体層9B〜9Eの各々となるべき感光性絶縁体ペースト層がキャリアフィルム上で形成され、感光性絶縁体ペースト層に、フォトリソグラフィ技術を適用して、ビアホール導体11A〜11Dを配置するための穴、ならびに外部端子電極15および16を配置するための溝が形成される。
次に、上記感光性絶縁体ペースト層上に、感光性導電性ペースト層が印刷にて塗布される。このとき、感光性導電性ペーストが上述したビアホール導体11A〜11Dを配置するための穴、ならびに外部端子電極15および16を配置するための溝に充填される。次いで、上記感光性導電性ペースト層に対してフォトリソグラフィ技術を適用して、ビアパッド13A〜13Gを持つ周回導体層10A〜10Dが得られるようにパターニングされる。
3.図2に示した絶縁体層9Fを作製するため、キャリアフィルム上で、前述した感光性絶縁体ペーストを印刷することを繰り返すことによって、複数層をなす感光性絶縁体ペースト層が形成される。
ここで、絶縁体層9Fの一部であって、最外層をなす絶縁体層となるべき感光性絶縁体ペースト層にあっては、前述した絶縁体層9Aの場合と同様、これを紫外線で全面露光する。そして、好ましくは、他の絶縁体層とは異なる着色が施される。
また、絶縁体層9Fの残りの一部であって、外部端子電極15および16のみが形成される絶縁体層となるべき感光性絶縁体ペースト層にあっては、フォトリソグラフィ技術を適用して、外部端子電極15および16を配置するための溝が形成され、この溝に感光性導電性ペーストが充填される。
また、外部端子電極15および16ならびにビアパッド13Hを持つ周回導体層10Eが形成されるべき感光性絶縁体ペースト層にあっては、この感光性絶縁体ペースト層に、フォトリソグラフィ技術を適用して、外部端子電極15および16を配置するための溝がまず形成される。次いで、この感光性絶縁体ペースト層上に、感光性導電性ペースト層が印刷にて塗布される。このとき、感光性導電性ペーストが上述した外部端子電極15および16を配置するための溝に充填される。次いで、上記感光性導電性ペースト層に対してフォトリソグラフィ技術を適用して、ビアパッド13Hを持つ周回導体層10Eが得られるようにパターニングされる。
4.次に、図2に示した順序で絶縁体層9A〜9Fが積層されるように、上述した感光性絶縁体ペースト層が順次積層されることによって、マザー積層体が得られる。
5.ダイシングまたは押し切り等によりマザー積層体がカットされ、未焼成の複数個の部品本体が得られる。このカットによって得られるカット面には、外部端子電極15および16が露出する。
7.未焼成の部品本体が所定条件で焼成され、それによって、部品本体2が得られる。この焼成により、部品本体2は収縮する。部品本体2に対して、たとえばバレル研磨加工が施される。
8.必要に応じて、外部端子電極15および16の、部品本体2から露出している部分にめっき膜が形成される。めっき膜は、たとえば、Niめっき層またはCuめっき層およびその上のSnめっき層から構成される。
9.以上のようにして、積層インダクタ1が完成される。
このような積層インダクタ1において、この実施形態の特徴となる構成は以下のとおりである。この実施形態の特徴となる構成を、図3を主として参照しながら説明する。図3は、積層インダクタ1を、コイル導体12の中心軸線方向に透視して模式的に示す図である。図3では、第1および第2の外部端子電極15および16、ならびにコイル導体12における周回導体層10A〜10Eのみが図示され、ビアホール導体11A〜11D、ならびにビアパッド13A〜13Hの図示が省略されている。なお、図3では、互いに重なり合う周回導体層10A〜10Eは、総括して「10」の参照符号で示されている。
図3に示すように、積層インダクタ1に備える周回導体層10は、下辺部分19と、第1および第2の側辺部分20および21と、第1および第2の斜辺部分22および23と、上辺部分24と、を有する六角形を形成している。
より詳細には、下辺部分19は、下面4に対して平行に直線状に延びている。下辺部分19は、前述したギャップGの長さより短い長さをもってギャップGの範囲内に位置している。
第1および第2の側辺部分20および21は、第1および第2の端面7および8の各上半部に対してそれぞれ平行に直線状に延びている。
第1の斜辺部分22は、下辺部分19の第1の端面7側の端部と第1の側辺部分20の下端部とを下面4に対して斜め方向に連結している。第2の斜辺部分23は、下辺部分19の第2の端面8側の端部と第2の側辺部分21の下端部とを下面4に対して斜め方向に連結している。
このように、積層インダクタ1の周回導体層10における第1および第2の斜辺部分22および23は、L字状の第1および第2の外部端子15および16の内縁に沿って屈曲した形状を有していない。また、周回導体層10は、上述した位置にある下辺部分19を有するため、第1および第2の斜辺部分22および23が、下面4側で第1および第2の外部端子15および16から離れる形状となる。なお、図示した実施形態では、図3の第1および第2の斜辺部分22および23が直線状に延びる形状を有していることからわかるように、第1および第2の斜辺部分22および23は、下辺部分19の端面7および8側の各端部と側辺部分20および21の各々の下端部とを最短距離で結ぶ形状とされている。
上辺部分24は、上面3に対して平行に直線状に延びている。
なお、上辺部分24は、その位置関係が第1および第2の外部端子電極15および16から比較的離れているので、前述した浮遊容量の問題にそれほど影響を及ぼすものではない。したがって、上辺部分24の形態は任意であり、必ずしも、上面3に対して平行に直線状に延びていなくてもよい。
第1の外部端子電極15のL字状の内角部15aから第1の斜辺部分22の外周縁22aに垂線を下すことが可能であり、また、第2の外部端子電極16のL字状の内角部16aから第2の斜辺部分23aの外周縁に垂線を下すことが可能である。この場合、第1の外部端子電極15のL字状の内角部15aから第1の斜辺部分22の外周縁22aに下した垂線の長さA1、および第2の外部端子電極16のL字状の内角部16aから第2の斜辺部分23aの外周縁に下した垂線の長さA2は、ともに、80μm以上とされることが好ましい。このように長さA1およびA2が一定以上確保された積層インダクタ1によれば、後述するように、外部端子電極15および16と周回導体層10との間で発生する浮遊容量をより確実に小さく抑えることができる。
また、第1の外部端子電極15の、下面4に沿って延びる部分における第1の斜辺部分22に最も近い端部15bから第1の斜辺部分22の外周縁22aに垂線を下すことが可能であり、また、第2の外部端子電極16の、下面4に沿って延びる部分における第2の斜辺部分23に最も近い端部16bから第2の斜辺部分23の外周縁23aに垂線を下すことが可能である。この場合、第1の外部端子電極15の、下面4に沿って延びる部分における第1の斜辺部分22に最も近い端部15bから第1の斜辺部分22の外周縁22aに下した垂線の長さB1、および第2の外部端子電極16の、下面4に沿って延びる部分における第2の斜辺部分23に最も近い端部16bから第2の斜辺部分23の外周縁23aに下した垂線の長さB2は、ともに、上記長さA1および上記長さA2よりも短く、10μm以上かつ50μm以下とされる。このように長さB1およびB2が一定以下である積層インダクタ1によれば、コイル導体12の内径を長く取ることができる。
ここで、長さB1およびB2は短ければ短いほど、コイル導体12の内径を長く取れるというメリットがあるが、短すぎると、高周波において、信号が周回導体層10(10A〜10E)と外部端子電極15および16との間で信号がパスしてしまい、ショート不良に至る可能性が高くなる。また、前述した製造方法において、外部端子電極15および16ならびに周回導体層を形成するために用いた感光性導電性ペーストに含まれる導電性粉末がフォトリソグラフィ法で十分に除去され得ない場合にも、長さB1およびB2が短すぎると、ショート不良に至ることがある。これらのため、長さB1およびB2は、上述のように、10μm以上確保されている必要がある。
図示した実施形態では、図3が左右対称の幾何学的形態を有していることからわかるように、長さA1と長さA2とは互いに等しく、かつ長さB1と長さB2とは互いに等しくされている。
なお、上述した長さA1およびA2の起点となる外部端子電極15および16の内角部15aおよび16aにアールが形成される場合には、当該内角部のアール部分上に上記起点が位置される。また、長さB1およびB2の起点となる外部端子電極15および16の端部15bおよび16bにアールが形成される場合には、当該端部のアール部分上に上記起点が位置される。
また、積層インダクタに備える周回導体層は、絶縁体層間の1つの界面において、1ターンを超えて渦巻き状に延びる形態を有していてもよい。この場合には、長さA1およびA2ならびに長さB1およびB2の終点となる斜辺部分22および23の外周縁22aおよび23aは、最も外側に位置する周回導体層の外周縁によって与えられる。
以上のような寸法条件を有する積層インダクタ1によれば、外部端子電極15および16と周回導体層10(10A〜10E)との間で発生する浮遊容量を小さく抑え得ることが、後述するシミュレーション結果からわかった。したがって、積層インダクタ1全体で生じ得る浮遊容量を小さく抑えることができ、よって、自己共振周波数を高くすることができ、その結果、高周波域でのQ値を高めることができる。
以下のようなシミュレーションを実施した。
16層21ターン構造のコイル導体、すなわち、絶縁体層間の1つの界面において、1ターンを超えて渦巻き状に延びる形態の周回導体層を含むコイル導体を備える積層インダクタについて、上記長さA(=A1=A2)を、以下の表1に示すように、66.2μm〜155.2μmの範囲で振り、自己共振周波数がどのように変化するかを、電磁界シミュレータを用いてシミュレーションを実施した。なお、このシミュレーションでは、前提として、前述の長さB(=B1=B2)を10μmで固定しながら、長さAを振り、L値が170nHになるように、1ターンを超えて渦巻き状に延びる形態の周回導体層のスペース幅で微調整した。
上記シミュレーションにより求められた結果が表1および図4に示されている。
Figure 0006551305
表1および図4からわかるように、長さAが長くなるほど、自己共振周波数が高くなる。特に、図4のグラフの傾きは、長さAが80μm以上の範囲では、長さAが80μmより小さいときに比べて格段に小さくなっており、自己共振周波数の向上効果は、ある程度飽和していることがわかる。すなわち、長さAが80μm以上のとき、外部端子電極と周回導体層との間で発生する浮遊容量を小さく抑えることができ、より高い自己共振周波数が実現されている。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他種々の変形例が可能である。また、本明細書に記載の実施形態および変形例は、例示的なものであり、実施形態と変形例との間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。
1 積層インダクタ
2 部品本体
3 上面
4 下面
5,6 側面
7,8 端面
9A〜9F 絶縁体層
10A〜10E,10 周回導体層
11A〜11D ビアホール導体
12 コイル導体
13A〜13H ビアパッド
15,16 外部端子電極
15a,16a 外部端子電極の内角部
15b,16b 外部端子電極の端部
17,18 引出し導体層
19 下辺部分
20,21 側辺部分
22,23 斜辺部分
22a,23a 斜辺部分の外周縁
G ギャップ

Claims (6)

  1. 互いに対向する上面および下面と、前記上面および前記下面間を連結する、互いに対向する第1および第2の側面ならびに互いに対向する第1および第2の端面と、を備える直方体形状であり、複数の絶縁体層が前記側面に対して直交する方向に積層されてなる積層構造を有する、部品本体と、
    前記部品本体の内部に配置されるものであって、前記絶縁体層間の界面に沿って環状の軌道の一部をそれぞれ形成するように延びる複数の周回導体層と、前記絶縁体層を厚み方向に貫通する複数のビアホール導体と、をもって構成され、前記周回導体層と前記ビアホール導体とが交互に接続されることによって螺旋状に延びる形態とされた、コイル導体と、
    前記コイル導体の一方端および他方端にそれぞれ電気的に接続される、第1および第2の外部端子電極と、
    前記絶縁体層間の界面に沿って形成されるものであって、前記コイル導体の一方端および他方端と前記第1および第2の外部端子電極とをそれぞれ接続する、第1および第2の引出し導体層と、
    を備え、
    前記第1の外部端子電極は、少なくとも一部が前記部品本体の内部に埋め込まれた状態で、前記第1の端面の下半部から前記下面の途中までL字状に延びる露出面を形成するように設けられ、
    前記第2の外部端子電極は、少なくとも一部が前記部品本体の内部に埋め込まれながら、前記第1の外部端子電極に対して前記下面上において所定長さのギャップを形成しながら、前記第2の端面の下半部から前記下面の途中までL字状に延びる露出面を形成するように設けられ、
    前記周回導体層は、前記下面に対して平行に直線状に延びる下辺部分と、前記第1および第2の端面の各上半部に対してそれぞれ平行に直線状に延びる第1および第2の側辺部分と、前記下辺部分の前記第1の端面側の端部と前記第1の側辺部分の下端部とを前記下面に対して斜め方向に連結する第1の斜辺部分と、前記下辺部分の前記第2の端面側の端部と前記第2の側辺部分の下端部とを前記下面に対して斜め方向に連結する第2の斜辺部分と、を有し、
    前記下辺部分は、前記ギャップの長さより短い長さをもって前記ギャップの範囲内に位置する、
    積層インダクタ。
  2. 前記第1の外部端子電極のL字状の内角部から前記第1の斜辺部分の外周縁に垂線を下すことが可能であり、前記第2の外部端子電極のL字状の内角部から前記第2の斜辺部分の外周縁に垂線を下すことが可能であり、前記第1の外部端子電極の、前記下面に沿って延びる部分における前記第1の斜辺部分に最も近い端部から前記第1の斜辺部分の外周縁に垂線を下すことが可能であり、および、前記第2の外部端子電極の、前記下面に沿って延びる部分における前記第2の斜辺部分に最も近い端部から前記第2の斜辺部分の外周縁に垂線を下すことが可能である、請求項1に記載の積層インダクタ。
  3. 前記第1の外部端子電極のL字状の内角部から前記第1の斜辺部分の外周縁に下した垂線の長さA1、および前記第2の外部端子電極のL字状の内角部から前記第2の斜辺部分の外周縁に下した垂線の長さA2は、ともに、80μm以上とされた、請求項に記載の積層インダクタ。
  4. 前記第1の外部端子電極の、前記下面に沿って延びる部分における前記第1の斜辺部分に最も近い端部から前記第1の斜辺部分の外周縁に下した垂線の長さB1、および前記第2の外部端子電極の、前記下面に沿って延びる部分における前記第2の斜辺部分に最も近い端部から前記第2の斜辺部分の外周縁に下した垂線の長さB2は、ともに、10μm以上かつ50μm以下とされた、請求項またはに記載の積層インダクタ。
  5. 前記長さA1と前記長さA2とが互いに等しく、かつ前記長さB1と前記長さB2とが互いに等しくされた、請求項ないしのいずれかに記載の積層インダクタ。
  6. 前記第1の外部端子電極と前記第2の外部端子電極との間で、前記コイル導体は少なくとも2ターン形成している、請求項1ないし5のいずれかに記載の積層インダクタ。
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