JP2017011044A - コイル部品 - Google Patents

コイル部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2017011044A
JP2017011044A JP2015123375A JP2015123375A JP2017011044A JP 2017011044 A JP2017011044 A JP 2017011044A JP 2015123375 A JP2015123375 A JP 2015123375A JP 2015123375 A JP2015123375 A JP 2015123375A JP 2017011044 A JP2017011044 A JP 2017011044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
external terminal
conductor
coil
terminal electrodes
main surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015123375A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6269591B2 (ja
Inventor
小澤 健
Takeshi Ozawa
健 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2015123375A priority Critical patent/JP6269591B2/ja
Priority to CN201610108687.XA priority patent/CN106257603B/zh
Priority to US15/151,848 priority patent/US9953759B2/en
Publication of JP2017011044A publication Critical patent/JP2017011044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6269591B2 publication Critical patent/JP6269591B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/0006Printed inductances
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/0006Printed inductances
    • H01F17/0013Printed inductances with stacked layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/29Terminals; Tapping arrangements for signal inductances
    • H01F27/292Surface mounted devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/0006Printed inductances
    • H01F2017/0073Printed inductances with a special conductive pattern, e.g. flat spiral

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

【課題】より高いインダクタンス値およびQ値を得ることができる、積層構造の中にコイル導体を内蔵するコイル部品を提供する。【解決手段】コイル導体32の中心軸線は実装面と平行に向く。外部端子電極33は、部品本体22の底面(第2の主面)24から端面27の途中までL字状に延びて形成される。外部端子電極33とコイル導体32とを接続する引出し導体層35は、外部端子電極33の端部37から一様な端縁を形成する状態で上面(第1の主面)23に向かう方向に引き出されるとともに、コイル導体32における周回導体層30の外周縁に対して法線NL方向に延びる距離より長くかつ周回導体層30の外周縁に対して接線TL方向に延びる距離以下で、コイル導体32と外部端子電極33とを接続している。【選択図】図3

Description

この発明は、コイル部品に関するもので、特に、積層構造の中にコイル導体を内蔵するコイル部品に関するものである。
この発明にとって興味あるコイル部品が、たとえば特許第4220453号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1には、積層型インダクタと呼ばれるコイル部品について、いくつかの例が記載されているが、そのうちの代表的なものの断面構成が図10に示されている。
図10を参照して、コイル部品1は、部品本体2を備えている。部品本体2は、互いに対向する第1および第2の主面3および4と、第1および第2の主面3および4間を連結する、互いに対向する第1および第2の側面(図10紙面と平行に延びるが、図示されない。)ならびに互いに対向する第1および第2の端面5および6とを備える直方体形状である。
部品本体2の第2の主面4における第1の端面5側の領域および第2の端面6側の領域には、それぞれ、第1および第2の外部端子電極7および8が形成される。これら第1および第2の外部端子電極7および8は、導電性ペーストの付与および焼付けによって形成されるもので、第2の主面4から、それぞれ、第1の端面5の一部および第2の端面6の一部にまでL字状に延びている。言い換えると、第1および第2の外部端子電極7および8は、第1の主面3ならびに第1および第2の端面5および6の第1の主面3側の領域には形成されない。
部品本体2は、複数の絶縁体層9が上記側面に対して直交する方向に積層されてなる積層構造を有している。部品本体2の内部には、コイル導体10が配置される。コイル導体10は、絶縁体層9間の界面に沿って環状の軌道の一部をそれぞれ形成するように延びる複数の周回導体層11と、絶縁体層9を厚み方向に貫通する複数のビアホール導体(図示せず。)と、をもって構成されるもので、これらを交互に接続することによって螺旋状に延びる形態とされている。なお、図10では、螺旋状に延びるコイル導体10を、その中心軸線方向に透視した状態で図示している。
コイル導体10の一方端および他方端は、それぞれ、絶縁体層9間の界面に沿って形成される第1および第2の引出し導体層13および14を介して、第1および第2の外部端子電極7および8に接続される。
このようなコイル部品1は、回路基板(図示せず。)に実装されるとき、第2の主面4が回路基板に向けられる実装面とされる。したがって、コイル導体10によって与えられる磁束方向は、実装面に対して平行である。
特許第4220453号公報
図10に示したコイル部品1では、第1および第2の外部端子電極7および8は、それぞれ、第1および第2の引出し導体層13および14との接続箇所の全周囲を取り囲むように存在しているため、第1および第2の外部端子電極7および8と第1および第2の引出し導体層13および14との間の距離が近くなり、そのため、磁束の遮断や浮遊容量の発生により、インダクタンス値やQ値の低下を招きやすい。
さらに、第1および第2の外部端子電極7および8に対して垂直に第1および第2の引出し導体層13および14が当接しているため、反射損失が大きく、この点においてもQ値の低下を招きやすい。
そこで、この発明の目的は、上述した課題を解決し、より高いインダクタンス値およびQ値を得ることができるコイル部品を提供しようとすることである。
この発明に係るコイル部品は、互いに対向する第1および第2の主面と、第1および第2の主面間を連結する、互いに対向する第1および第2の側面ならびに互いに対向する第1および第2の端面とを備える直方体形状であり、複数の絶縁体層が側面に対して直交する方向に積層されてなる積層構造を有する、部品本体を備えている。
また、コイル部品は、部品本体の内部に配置されるものであって、絶縁体層間の界面に沿って環状の軌道の一部をそれぞれ形成するように延びる複数の周回導体層と、絶縁体層を厚み方向に貫通する複数のビアホール導体と、をもって構成され、これら周回導体層とビアホール導体とが交互に接続されることによって螺旋状に延びる形態とされた、コイル導体を備えている。
さらに、この発明に係るコイル部品は、少なくとも上記第2の主面における第1の端面側の領域および第2の端面側の領域にそれぞれ形成されるが、第1の主面ならびに第1および第2の端面の第1の主面側の領域には形成されない、第1および第2の外部端子電極を備えている。
また、コイル部品は、絶縁体層間の界面に沿って形成されるものであって、コイル導体の一方端および他方端と第1および第2の外部端子電極とをそれぞれ接続する、第1および第2の引出し導体層を備えている。
このようなコイル部品において、前述した技術的課題を解決するため、この発明では、第1および第2の引出し導体層は、コイル導体の中心軸線方向に見たとき、それぞれ、第1および第2の外部端子電極における互いに他のものに対してより遠い位置にある端部から一様な端縁を形成する状態で第1の主面に向かう方向に引き出されるとともに、周回導体層の外周縁に対して法線方向に延びる距離より長くかつ周回導体層の外周縁に対して接線方向に延びる距離以下で、コイル導体の一方端および他方端と第1および第2の外部端子電極とをそれぞれ接続していることを特徴としている。
上述のように、第1および第2の引出し導体層が、それぞれ、第1および第2の外部端子電極における互いに他のものに対してより遠い位置にある端部から一様な端縁を形成する状態で引き出されることにより、引出し導体層との接続箇所の周囲に存在する外部端子電極の面積を小さくすることができるとともに、引出し導体層からコイル導体へと移動する信号の反射損失を抑えることができる。
また、第1および第2の引出し導体層が、周回導体層の外周縁に対して法線方向に延びる距離より長くかつ周回導体層の外周縁に対して接線方向に延びる距離以下で、コイル導体の一方端および他方端と第1および第2の外部端子電極とをそれぞれ接続しているので、コイル導体における周回部分に寄与しない引出し導体層の長さおよび面積を最小限に抑えることができる。
この発明の第1の好ましい実施態様では、第1および第2の外部端子電極における互いに他のものに対してより遠い位置にある端部は、それぞれ、第1および第2の端面上に位置している。すなわち、この構成によれば、外部端子電極は、L字状に延びていることになる。
上述した第1の好ましい実施態様において、第2の主面から第1および第2の外部端子電極の各端部までの距離は、第2の主面からコイル導体の中心軸線までの距離より短いことがより好ましい。この構成によれば、磁束の遮断や浮遊容量の発生をより抑えることができる。
この発明の第2の好ましい実施態様では、第1および第2の外部端子電極における互いに他のものに対してより遠い位置にある端部は、ともに第2の主面上に位置している。簡単に言えば、外部端子電極では、部品本体の第2の主面、すなわち、底面にのみ形成される。このような実施態様によれば、コイル部品の実装面積の縮小化を図ることができる。
この発明において、第1および第2の引出し導体層は、側面方向から見たとき、上記環状の軌跡の外側に中心を持つ曲線状に延びていることが好ましい。この構成によれば、コイル部品の製造に際して、部品本体の端面を得るためのカット工程において、たとえ位置ずれが生じたとしても、引出し導体層のカットにまで至りにくいようにすることができる。よって、外部端子電極の寸法の変動を生じさせにくくすることができる。
この発明によれば、前述したように、引出し導体層が外部端子電極の端部から一様な端縁を形成する状態で引き出されることにより、引出し導体層との接続箇所の周囲に存在する外部端子電極の面積を小さくすることができるので、磁束が遮られにくく、また、浮遊容量が発生しにくいため、高いインダクタンス値およびQ値を得ることができる。
また、引出し導体層からコイル導体へと移動する信号の反射損失を抑えることができるとともに、コイル導体における周回部分に寄与しない引出し導体層の長さおよび面積を最小限に抑えることができるので、電気抵抗の増加や、磁束遮断の影響を抑えることができ、この点でも、高いインダクタンス値およびQ値を得ることができる。
また、引出し導体層が外部端子電極から第1の主面に向かう方向に引き出されているので、引出し導体層がコイル導体における周回導体層と同一周回方向を持つことになる。そのため、引出し導体層自体も、コイル導体のインダクタンス取得に効率的に寄与し、その結果、同一積層平面内でのターン数を稼ぐことに寄与し得るため、このことも、インダクタンス値およびQ値の向上に貢献し得る。
この発明の第1の実施形態によるコイル部品21の外観を示す斜視図である。 図1に示したコイル部品21を分解して示す斜視図である。 図1に示したコイル部品21の一部を、コイル導体32の中心軸線方向に透視して示す図であり、特に、引出し導体層35に関連する特徴的構成を説明するためのものである。 図1に示したコイル部品21を、コイル導体32の中心軸線方向に透視して示す図であり、特に、コイル導体32と外部端子電極33および34との位置関係を説明するためのものである。 図1に示したコイル部品21の製造方法を説明するための図である。 比較例としてのコイル部品51を、コイル導体32の中心軸線方向に透視して示す、図4に対応する図である。 インダクタンス値について、図4に示した形態の引出し導体層35および36を有するコイル部品21(実施例)と図6に示した形態の引出し導体層35および36を有するコイル部品51(比較例)とを比較して示す図である。 Q値について、図4に示した形態の引出し導体層35および36を有するコイル部品21(実施例)と図6に示した形態の引出し導体層35および36を有するコイル部品51(比較例)とを比較して示す図である。 この発明の第2の実施形態によるコイル部品21aを、コイル導体32の中心軸線方向に透視して示す図である。 従来のコイル部品1を、コイル導体10の中心軸線方向に透視して示す図である。
図1に示すように、この発明の第1の実施形態によるコイル部品21は、部品本体22を備える。部品本体22は、互いに対向する第1および第2の主面23および24と、第1および第2の主面23および24間を連結する、互いに対向する第1および第2の側面25および26ならびに互いに対向する第1および第2の端面27および28とを備える直方体形状である。
部品本体22は、図2に示すように、複数の絶縁体層29が側面25および26に対して直交する方向に積層されてなる積層構造を有している。なお、図2では、絶縁体層の参照符号に関して、単に「29」ではなく、「29−1」「29−2」…「29−6」と表示されている。ここで、複数の絶縁体層を互いに区別して説明する必要がある場合には、「29−1」「29−2」…「29−6」との参照符号を用い、複数の絶縁体層を互いに区別して説明する必要がない場合には、「29」との参照符号を用いることにする。
部品本体22の内部には、絶縁体層29間の界面に沿って環状の軌道の一部をそれぞれ形成するように延びる複数の周回導体層30と、絶縁体層29を厚み方向に貫通する複数のビアホール導体31と、を交互に接続することによって螺旋状に延びる形態とされた、コイル導体32が配置されている。なお、周回導体層の参照符号およびビアホール導体の参照符号についても、上述した絶縁体層の場合と同様の使い分けをする。
コイル導体32は、より具体的には、順次接続される、周回導体層30−1、ビアホール導体31−1、周回導体層30−2、ビアホール導体31−2、周回導体層30−3、ビアホール導体31−3、周回導体層30−4、ビアホール導体31−4、および周回導体層30−5によって構成される。
また、コイル部品21は、第1および第2の外部端子電極33および34を備えている。この実施形態では、図1によく示されているように、第1の外部端子電極33は、第2の主面24における第1の端面27側の領域から第1の端面27の途中まで延びるように形成されている。第2の外部端子電極34は、第2の主面24における第2の端面28側の領域から第2の端面28の途中まで延びるように形成されている。簡単に言えば、外部端子電極33および34は、L字状に延びている。言い換えると、第1および第2の外部端子電極33および34は、第1の主面23にも、第1および第2の端面27および28の第1の主面23側の領域にも形成されない。
さらに、コイル部品21は、第1および第2の引出し導体層35および36を備えている。第1および第2の引出し導体層35および36は、コイル導体32の一方端および他方端と第1および第2の外部端子電極33および34とをそれぞれ接続するものである。より詳細には、第1の引出し導体層35は、周回導体層30−1が位置する絶縁体層29−1と絶縁体層29−2との間の界面と同じ界面に沿って形成され、周回導体層30−1および第1の外部端子電極33間を接続する。第2の引出し導体層36は、周回導体層30−5が位置する絶縁体層29−5と絶縁体層29−6との間の界面と同じ界面に沿って形成され、周回導体層30−5および第2の外部端子電極34間を接続する。
このコイル部品21は、回路基板(図示せず。)に実装されるとき、第2の主面24が回路基板に向けられる実装面とされる。したがって、コイル導体32によって与えられる磁束方向は、実装面に対して平行である。
このようなコイル部品21において、この実施形態の特徴となる構成は以下のとおりである。この実施形態の特徴となる構成を、図3を参照しながら説明するが、図3には、第1の引出し導体層35のみが図示され、第2の引出し導体層36は図示されない。しかしながら、第2の引出し導体層36に関連する構成は、第1の引出し導体層35に関連する構成と実質的に同様であるので、以下には、第1の引出し導体層35に関連する構成を説明し、第2の引出し導体層36に関連する構成については説明を省略する。
図3によく示されているように、コイル導体32の中心軸線方向に見たとき、第1の外部端子電極33は、第1および第2の端部37および38を有している。これら端部37および38のうち、第1の端部37が第2の外部端子電極34に対してより遠い位置にある端部である。
第1の引出し導体層35は、上記より遠い位置にある第1の端部37から一様な端縁を形成する状態で第1の主面23に向かう方向に引き出されている。しかも、第1の引出し導体層35は、周回導体層30の外周縁に対して法線NL方向に延びる距離より長くかつ周回導体層30の外周縁に対して接線TL方向に延びる距離以下で、コイル導体32の一方端と第1の外部端子電極33とを接続している。
特に図示して説明しないが、第2の引出し導体層36についても、第1の引出し導体層35の場合と実質的に同様の態様で、コイル導体32の他方端と第2の外部端子電極34の端部39(図4参照)とを接続している。
上述のように、第1および第2の引出し導体層35および36が、それぞれ、第1および第2の外部端子電極33および34における互いに他のものに対してより遠い位置にある端部37および39から一様な端縁を形成する状態で引き出されることにより、引出し導体層35および36との接続箇所の周囲にそれぞれ存在する外部端子電極33および34の面積を小さくすることができる。
したがって、磁束が遮られにくく、また、浮遊容量が発生しにくい。また、引出し導体層35および36からコイル導体32へと移動する信号の反射損失を抑えることができる。
また、第1および第2の引出し導体層35および36が、周回導体層30の外周縁に対して法線NL方向に延びる距離より長くかつ周回導体層30の外周縁に対して接線TL方向に延びる距離以下で、コイル導体32の一方端および他方端と第1および第2の外部端子電極33および34とをそれぞれ接続しているので、コイル導体32における周回部分に寄与しない引出し導体層35および36の長さおよび面積を最小限に抑えることができる。
したがって、電気抵抗の増加や、磁束遮断の影響を抑えることができる。
また、引出し導体層35および36が外部端子電極33および34から第1の主面23に向かう方向に引き出されているので、引出し導体層35および36がコイル導体32における周回導体層30と同一周回方向を持つことになる。そのため、引出し導体層35および36自体も、コイル導体32のインダクタンス取得に効率的に寄与し、その結果、同一積層平面内でのターン数を稼ぐことに寄与し得る。
これらのことは、結果として、コイル部品21のインダクタンス値およびQ値の向上に貢献し得ることになる。
この実施形態では、図3によく示されているように、第1および第2の引出し導体層35および36は、側面27および28方向から見たとき、周回導体層30の形態を規定する環状の軌跡の外側に中心Cを持つ曲線状に延びている。この構成によれば、コイル部品21の製造に際して、部品本体22の端面27および28を得るためのカット工程において、たとえばカット線CLeで示すように、カット位置にずれがたとえ生じたとしても、引出し導体層35および36のカットにまで至りにくいようにすることができる。よって、外部端子電極33および34の寸法の変動を生じさせにくくすることができる。
また、この実施形態では、図4によく示されているように、第2の主面24から第1および第2の外部端子電極33および34の各々の端部37および39までの距離D1は、第2の主面24からコイル導体32の中心軸線までの距離D2より短くされている。この構成によれば、磁束の遮断や浮遊容量の発生をより抑えることができる。ただし、このような利点を望まないならば、上記距離D1は、上記距離D2より長くされてもよい。
コイル部品21は、好ましくは、以下のようにして製造される。図5を参照して説明する。
1.たとえば硼珪酸ガラスを主成分とする絶縁体ペーストをスクリーン印刷により塗布することが繰り返されて、図5(1)に示すような絶縁体ペースト層41が形成される。この絶縁体ペースト層41は、図2に示した絶縁体層29−1となるべきものである。
2.上記絶縁体ペースト層41上に、感光性導電性ペースト層42が塗布形成され、この感光性導電性ペースト層42に対してフォトリソグラフィ技術を適用して、図5(2)に示すように、周回導体層30−1、第1の引出し導体層35、第1の外部端子電極33および第2の外部端子電極34が得られるようにパターンニングされる。
より具体的には、感光性導電性ペーストとして、たとえばAgを金属主成分とするものが用いられ、この感光性導電性ペーストをスクリーン印刷により塗布して、感光性導電ペースト層42が形成される。次いで、感光性導電性ペースト層42にフォトマスクを介して紫外線等が照射され、アルカリ溶液等で現像される。
このようにして、図5(2)に示すように、パターニングされた感光性導電性ペースト層42が得られる。
3.上記絶縁体ペースト層41上に、図5(3)に示すように、絶縁体ペースト層43が形成される。
より具体的には、絶縁体ペースト層41上に感光性絶縁体ペーストがスクリーン印刷により塗布されて絶縁体ペースト層43が形成される。次いで、感光性絶縁体ペーストからなる絶縁体ペースト層43にフォトマスクを介して紫外線等が照射され、アルカリ溶液等で現像され、それによって、図5(3)に示すように、ビアホール導体31−1を形成するための円孔44および外部端子電極33および34を形成するための十字状の孔45が形成される。
絶縁体ペースト層43は、絶縁体層29−2となるべきものである。
4.図5(4)に示すように、フォトリソグラフィ技術により、周回導体層30−2ならびに外部端子電極33および34が形成されるとともに、ビアホール導体31−1が形成される。
より具体的には、たとえばAgを金属主成分とする感光性導電性ペーストがスクリーン印刷により塗布されて、感光性導電性ペースト層が形成される。このとき、上述した円孔44および十字状の孔45は、感光性導電性ペーストで埋まる。次いで、感光性導電性ペースト層にフォトマスクを介して紫外線等が照射され、アルカリ溶液等で現像される。
このようにして、ビアホール導体31−1が円孔44内に形成され、かつ外部端子電極33および34が十字状の孔45内に形成されるとともに、周回導体層30−2が絶縁体ペースト層43上に形成される。
5.以後、上記工程3および4と同様の工程が繰り返され、絶縁体層29−3〜29−5の各々となるべき絶縁体ペースト層が順次形成されながら、周回導体層30−3〜30−5、ビアホール導体31−2〜31−4、外部端子電極33および34ならびに第2の引出し導体層36が形成される。そして、最後に絶縁体層29−6となるべき絶縁体ペースト層の形成工程が実施されることによって、マザー積層体が得られる。
6.ダイシング等によりマザー積層体がカットされ、未焼成の複数個の部品本体が得られる。マザー積層体のカット工程において適用されるカット線CLの位置が図5(4)に示されている。カット線CLの位置からわかるように、カットによって得られるカット面には、外部端子電極33および34が露出する。
7.未焼成の部品本体が所定条件で焼成され、それによって、部品本体22が得られる。部品本体22に対して、たとえばバレル研磨加工が施される。
8.以上のようにして、コイル部品21が完成されるが、外部端子電極33について図3に想像線で示すように、必要に応じて、外部端子電極33および34の、部品本体22から露出している部分にめっき膜46が形成される。めっき膜46は、たとえば、2μm〜10μmの厚さを有するNiめっき層およびその上の2μm〜10μmの厚さを有するSnめっき層から構成される。
このようにして得られたコイル部品21の寸法は、特に限定されるものではない。図1に示した寸法L、WおよびTに従って、L×W×Tで表示したとき、0.4mm×0.2mm×0.2mm、0.6mm×0.3mm×0.3mm、0.6mm×0.3mm×0.2mm、0.6mm×0.3mm×0.25mm、0.4mm×0.2mm×0.15mm、0.4mm×0.2mm×0.1mm、等の寸法を採り得る。
また、上記工程2および4等において実施される導体パターンの形成方法は、上記のようなフォトリソグラフィ技術の適用に限定されるものではなく、たとえば、導体パターン形状に開口したスクリーン版による導体ペーストの印刷積層工法を適用しても、スパッタ法や蒸着法、箔の圧着法等により形成した導体膜をエッチングによりパターニングする方法を適用しても、セミアディティブ法のように、ネガパターンを形成してめっき膜により導体パターンを形成した後、不要部を除去する方法を適用してもよい。
また、導体材料は、上記のようなAgに限らず、その他Cu、Au等の良導体であってもよく、また、付与形態としては、ペーストに限定されるものではなく、スパッタ法や蒸着法、箔の圧着法、めっき法等によるものであってもよい。
また、上記工程1および3において実施される絶縁体ペースト層の形成には、絶縁材料シートの圧着やスピンコート、スプレー塗布等の方法が適用されてもよい。また、上記工程3において実施される円孔44および十字状の孔45の形成にあたっては、レーザーやドリル加工による方法が適用されてもよい。
また、絶縁体層29に含まれる絶縁材料としては、ガラスやセラミックに限定されるものではなく、たとえば、エポキシ樹脂、フッ素樹脂のような樹脂材料でもよく、また、ガラスエポキシ樹脂のような複合材料でもよい。なお、絶縁材料は、誘電率、誘電損失の小さいものが望ましい。
上記の製造方法では、外部端子電極33および34は、周回導体層30と同時に導電性ペーストによって形成される部分と十字状の孔45内に充填される導電性ペーストによって形成される部分とから構成される。したがって、外部端子電極33および34と引出し導体層35および36との位置関係に関し、その精度を極めて高くすることが容易である。したがって、前述したように、第1および第2の引出し導体層35および36が、それぞれ、第1および第2の外部端子電極33および34における互いに他のものに対してより遠い位置にある端部37および39から一様な端縁を形成する状態で引き出される状態を得ることが容易である。
その結果、上記工程8において形成されためっき膜46についても、比較的高い位置精度を維持することができる。しかしながら、このような方法に限定されず、外部端子電極33および34をカットによって露出させた後、導電性ペーストを印刷したり、スパッタ法等によって金属膜を形成したりしてもよく、また、その上で、めっき工程を実施するようにしてもよい。
次に、この発明の実施形態によるコイル部品21の特性、特に、インダクタンス値およびQ値について検討する。
図6には、この発明の範囲外の比較例としてのコイル部品51が、図4と同様の方法で図示されている。図6において、図4に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
図6に示したコイル部品51は、この発明の条件、すなわち、第1および第2の引出し導体層35および36が、コイル導体32の中心軸線方向に見たとき、それぞれ、周回導体層30の外周縁に対して法線方向に延びる距離より長くかつ周回導体層30の外周縁に対して接線方向に延びる距離以下で、コイル導体32の一方端および他方端と第1および第2の外部端子電極33および34とをそれぞれ接続している、との条件を満たしていない。すなわち、引出し導体層35および36が、周回導体層30と重ならず、周回導体層30の外周縁に対して接線方向に延びる距離を超えてコイル導体32の一方端および他方端と第1および第2の外部端子電極33および34とをそれぞれ接続している。
図7には、図4に示した実施例としてのコイル部品21のインダクタンス(L)値の周波数特性と、図6に示した比較例としてのコイル部品51のインダクタンス(L)値の周波数特性とをそれぞれシミュレーションして求めた結果が示されている。他方、図8には、図4に示した実施例としてのコイル部品21のQ値の周波数特性と、図6に示した比較例としてのコイル部品51のQ値の周波数特性とをそれぞれシミュレーションして求めた結果が示されている。これらシミュレーションの対象とされたコイル部品21および51の寸法は、ともに、図1に示した寸法L、WおよびTに従って、L×W×Tで表示したとき、0.4mm×0.2mm×0.3mmとした。
まず、図7に示したインダクタンス(L)値の周波数特性については、実施例と比較例との間で有意差がなく、L−周波数特性曲線はほぼ重なる状態となった。他方、図8に示したQ値の周波数特性については、実施例の方が比較例よりも高いQ値が得られた。このように比較例でQ値がより低くなったのは、比較例では、実施例よりも、引出し導体層35および36が磁束を遮断する領域が大きくなり、かつ、外部端子電極33および34から周回導体層30までの距離が長くなって抵抗が増加したためであると推測される。
次に、図9を参照して、この発明の第2の実施形態によるコイル部品21aについて説明する。図9は、図4と同様の方法でコイル部品21aを図示している。図9において、図4に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
図9に示したコイル部品21aは、簡単に言えば、外部端子電極33および34が、部品本体22の第2の主面24、すなわち、底面にのみ形成されることを特徴としている。このようなコイル部品21aによれば、実装面積の縮小化を図ることができる。
コイル部品21aでは、第1および第2の外部端子電極33および34における互いに他のものに対してより遠い位置にある端部37および39は、ともに第2の主面24上に位置し、第1および第2の引出し導体層35および36は、それぞれ、第1および第2の外部端子電極33および34と接続される部分から第2の主面24に向かう方向に延びている。
このコイル部品21aにおいても、コイル導体32の中心軸線方向に見たとき、第1および第2の引出し導体層35および36は、それぞれ、第1および第2の外部端子電極33および34における互いに他のものに対してより遠い位置にある端部37および39から一様な端縁を形成する状態で第1の主面23に向かう方向に引き出されている。
以上、この発明を図示したいくつかの実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他種々の変形例が可能である。たとえば、図示した周回導体層30は、長円状の環状軌道に沿って延びる平面形態を有していたが、たとえば図10に示した周回導体層11のように、より矩形に近い形状の環状軌道に沿って延びる平面形態を有していてもよい。
また、本明細書に記載の各実施形態は、例示的なものであり、異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。
21,21a コイル部品
22 部品本体
23 第1の主面
24 第2の主面
25,26 側面
27,28 端面
29 絶縁体層
30 周回導体層
31 ビアホール導体
32 コイル導体
33,34 外部端子電極
35,36 引出し導体層
37,38,39 端部
NL 法線
TL 接線
C 中心
D1,D2 距離

Claims (5)

  1. 互いに対向する第1および第2の主面と、前記第1および第2の主面間を連結する、互いに対向する第1および第2の側面ならびに互いに対向する第1および第2の端面とを備える直方体形状であり、複数の絶縁体層が前記側面に対して直交する方向に積層されてなる積層構造を有する、部品本体と、
    前記部品本体の内部に配置されるものであって、前記絶縁体層間の界面に沿って環状の軌道の一部をそれぞれ形成するように延びる複数の周回導体層と、前記絶縁体層を厚み方向に貫通する複数のビアホール導体と、をもって構成され、前記周回導体層と前記ビアホール導体とが交互に接続されることによって螺旋状に延びる形態とされた、コイル導体と、
    少なくとも前記第2の主面における前記第1の端面側の領域および前記第2の端面側の領域にそれぞれ形成されるが、前記第1の主面ならびに前記第1および第2の端面の前記第1の主面側の領域には形成されない、第1および第2の外部端子電極と、
    前記絶縁体層間の界面に沿って形成されるものであって、前記コイル導体の一方端および他方端と前記第1および第2の外部端子電極とをそれぞれ接続する、第1および第2の引出し導体層と、
    を備え、
    前記第1および第2の引出し導体層は、前記コイル導体の中心軸線方向に見たとき、それぞれ、前記第1および第2の外部端子電極における互いに他のものに対してより遠い位置にある端部から一様な端縁を形成する状態で前記第1の主面に向かう方向に引き出されるとともに、前記周回導体層の外周縁に対して法線方向に延びる距離より長くかつ前記周回導体層の外周縁に対して接線方向に延びる距離以下で、前記コイル導体の一方端および他方端と前記第1および第2の外部端子電極とをそれぞれ接続している、
    コイル部品。
  2. 前記第1および第2の外部端子電極における互いに他のものに対してより遠い位置にある端部は、それぞれ、前記第1および第2の端面上に位置している、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記第2の主面から前記第1および第2の外部端子電極の各端部までの距離は、前記第2の主面から前記コイル導体の中心軸線までの距離より短い、請求項2に記載のコイル部品。
  4. 前記第1および第2の外部端子電極における互いに他のものに対してより遠い位置にある端部は、ともに前記第2の主面上に位置している、請求項1に記載のコイル部品。
  5. 前記第1および第2の引出し導体層は、前記側面方向から見たとき、前記環状の軌跡の外側に中心を持つ曲線状に延びている、請求項1ないし5のいずれかに記載のコイル部品。
JP2015123375A 2015-06-19 2015-06-19 コイル部品 Active JP6269591B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015123375A JP6269591B2 (ja) 2015-06-19 2015-06-19 コイル部品
CN201610108687.XA CN106257603B (zh) 2015-06-19 2016-02-26 线圈部件
US15/151,848 US9953759B2 (en) 2015-06-19 2016-05-11 Coil component

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015123375A JP6269591B2 (ja) 2015-06-19 2015-06-19 コイル部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017011044A true JP2017011044A (ja) 2017-01-12
JP6269591B2 JP6269591B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=57588380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015123375A Active JP6269591B2 (ja) 2015-06-19 2015-06-19 コイル部品

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9953759B2 (ja)
JP (1) JP6269591B2 (ja)
CN (1) CN106257603B (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018174306A (ja) * 2017-03-30 2018-11-08 ローム株式会社 チップインダクタおよびその製造方法
WO2018212273A1 (ja) * 2017-05-19 2018-11-22 株式会社村田製作所 積層型電子部品
US20190088396A1 (en) * 2017-09-20 2019-03-21 Murata Manufacturing Co., Ltd. Inductor
JP2019046936A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 株式会社村田製作所 コイル部品
JP2019106516A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 株式会社村田製作所 積層型インダクタ部品
JP2020145399A (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. コイル電子部品
JP2020145220A (ja) * 2019-03-04 2020-09-10 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
JP2021048419A (ja) * 2020-12-18 2021-03-25 株式会社村田製作所 積層型インダクタ部品
JP2022174321A (ja) * 2017-03-30 2022-11-22 ローム株式会社 チップインダクタおよびその製造方法
WO2023136036A1 (ja) * 2022-01-14 2023-07-20 株式会社村田製作所 チップインダクタ

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6544080B2 (ja) * 2015-06-30 2019-07-17 株式会社村田製作所 コイル部品
US10580559B2 (en) * 2016-07-07 2020-03-03 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Coil component
JP6579118B2 (ja) 2017-01-10 2019-09-25 株式会社村田製作所 インダクタ部品
JP6819499B2 (ja) * 2017-07-25 2021-01-27 株式会社村田製作所 コイル部品およびその製造方法
JP7174509B2 (ja) * 2017-08-04 2022-11-17 Tdk株式会社 積層コイル部品
JP2019057687A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 株式会社村田製作所 電子部品
JP2019186371A (ja) * 2018-04-09 2019-10-24 株式会社村田製作所 コイル部品
KR102064075B1 (ko) * 2018-05-25 2020-01-08 삼성전기주식회사 고주파 인덕터
JP7205109B2 (ja) * 2018-08-21 2023-01-17 Tdk株式会社 電子部品
KR102653200B1 (ko) * 2018-10-29 2024-04-01 삼성전기주식회사 인덕터
JP7238622B2 (ja) * 2019-06-21 2023-03-14 Tdk株式会社 積層コイル部品
JP2021027201A (ja) * 2019-08-06 2021-02-22 株式会社村田製作所 インダクタ
JP7342559B2 (ja) 2019-09-19 2023-09-12 株式会社村田製作所 インダクタ部品
JP7352154B2 (ja) * 2019-09-19 2023-09-28 株式会社村田製作所 インダクタ部品およびインダクタ部品の製造方法
JP7268611B2 (ja) * 2020-01-15 2023-05-08 株式会社村田製作所 インダクタ部品
CN112071554A (zh) * 2020-09-03 2020-12-11 奇力新电子股份有限公司 电感组件

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6379307A (ja) * 1986-09-22 1988-04-09 Murata Mfg Co Ltd 積層トランス
JPS6447010A (en) * 1987-08-18 1989-02-21 Tdk Corp Manufacture of chip inductor
JP2001126923A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Fdk Corp 積層インダクタ
US20050134405A1 (en) * 2003-12-01 2005-06-23 Kentaro Ochi Electronic device and semiconductor device
JP2006114626A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Tdk Corp インダクタ部品及びインダクタ部品の製造方法
WO2012172939A1 (ja) * 2011-06-15 2012-12-20 株式会社村田製作所 電子部品及びその製造方法
JP2014107513A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Taiyo Yuden Co Ltd 積層インダクタ
JP2014175383A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Murata Mfg Co Ltd 電子部品
JP2015015297A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 株式会社村田製作所 電子部品

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59189212U (ja) * 1983-05-18 1984-12-15 株式会社村田製作所 チツプ型インダクタ
JPS6261305A (ja) * 1985-09-11 1987-03-18 Murata Mfg Co Ltd 積層チツプコイル
JP3201309B2 (ja) * 1997-05-23 2001-08-20 株式会社村田製作所 積層型コイル及びその製造方法
US5945902A (en) * 1997-09-22 1999-08-31 Zefv Lipkes Core and coil structure and method of making the same
JPH11346104A (ja) * 1998-05-29 1999-12-14 Philips Japan Ltd 誘電体フィルタ
JP2002057543A (ja) * 2000-08-09 2002-02-22 Murata Mfg Co Ltd 積層型lc部品
JP4217438B2 (ja) * 2002-07-26 2009-02-04 Fdk株式会社 マイクロコンバータ
JP2004349468A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Tdk Corp コイル基板及び表面実装型コイル素子
JP4019071B2 (ja) * 2004-07-12 2007-12-05 Tdk株式会社 コイル部品
JP5187858B2 (ja) * 2009-01-22 2013-04-24 日本碍子株式会社 積層型インダクタ
JP4893773B2 (ja) * 2009-04-02 2012-03-07 株式会社村田製作所 電子部品及びその製造方法
JP4952749B2 (ja) * 2009-07-06 2012-06-13 株式会社村田製作所 積層インダクタ
US8484824B2 (en) * 2010-09-01 2013-07-16 Flsmidth A/S Method of forming a wearable surface of a body
KR101550591B1 (ko) * 2011-09-07 2015-09-07 티디케이가부시기가이샤 적층형 코일 부품

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6379307A (ja) * 1986-09-22 1988-04-09 Murata Mfg Co Ltd 積層トランス
JPS6447010A (en) * 1987-08-18 1989-02-21 Tdk Corp Manufacture of chip inductor
JP2001126923A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Fdk Corp 積層インダクタ
US20050134405A1 (en) * 2003-12-01 2005-06-23 Kentaro Ochi Electronic device and semiconductor device
JP2006114626A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Tdk Corp インダクタ部品及びインダクタ部品の製造方法
WO2012172939A1 (ja) * 2011-06-15 2012-12-20 株式会社村田製作所 電子部品及びその製造方法
JP2015039026A (ja) * 2011-06-15 2015-02-26 株式会社村田製作所 電子部品及びその製造方法
JP2014107513A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Taiyo Yuden Co Ltd 積層インダクタ
JP2014175383A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Murata Mfg Co Ltd 電子部品
JP2015015297A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 株式会社村田製作所 電子部品

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022174321A (ja) * 2017-03-30 2022-11-22 ローム株式会社 チップインダクタおよびその製造方法
JP2018174306A (ja) * 2017-03-30 2018-11-08 ローム株式会社 チップインダクタおよびその製造方法
US11990264B2 (en) 2017-03-30 2024-05-21 Rohm Co., Ltd. Chip inductor and method for manufacturing the same
JP7461429B2 (ja) 2017-03-30 2024-04-03 ローム株式会社 チップインダクタおよびその製造方法
WO2018212273A1 (ja) * 2017-05-19 2018-11-22 株式会社村田製作所 積層型電子部品
US11258155B2 (en) 2017-05-19 2022-02-22 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer electronic component
JP2019046936A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 株式会社村田製作所 コイル部品
US20190088396A1 (en) * 2017-09-20 2019-03-21 Murata Manufacturing Co., Ltd. Inductor
JP2019057580A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 株式会社村田製作所 インダクタ
US11728084B2 (en) 2017-09-20 2023-08-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. Inductor
US11551847B2 (en) 2017-09-20 2023-01-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Inductor
US11056261B2 (en) * 2017-09-20 2021-07-06 Murata Manufacturing Co., Ltd. Inductor
JP2019106516A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 株式会社村田製作所 積層型インダクタ部品
JP7107250B2 (ja) 2019-03-04 2022-07-27 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
JP2020145220A (ja) * 2019-03-04 2020-09-10 株式会社村田製作所 積層型コイル部品
CN111667978A (zh) * 2019-03-06 2020-09-15 三星电机株式会社 线圈电子组件
US11830653B2 (en) 2019-03-06 2023-11-28 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Coil electronic component
CN111667978B (zh) * 2019-03-06 2024-02-23 三星电机株式会社 线圈电子组件
JP2020145399A (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. コイル電子部品
JP2021048419A (ja) * 2020-12-18 2021-03-25 株式会社村田製作所 積層型インダクタ部品
WO2023136036A1 (ja) * 2022-01-14 2023-07-20 株式会社村田製作所 チップインダクタ

Also Published As

Publication number Publication date
US9953759B2 (en) 2018-04-24
US20160372261A1 (en) 2016-12-22
JP6269591B2 (ja) 2018-01-31
CN106257603B (zh) 2017-10-24
CN106257603A (zh) 2016-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6269591B2 (ja) コイル部品
JP6658415B2 (ja) 電子部品
US11170930B2 (en) Inductor component
CN108288536B (zh) 电感元件
US9691539B2 (en) Coil component
US10269482B2 (en) Lamination inductor
JP6551305B2 (ja) 積層インダクタ
CN107871583B (zh) 电感元件及其制造方法
US9911529B2 (en) Electronic component
US10418167B2 (en) Inductor component
JP7367713B2 (ja) インダクタ部品
JP7435528B2 (ja) インダクタ部品
JP2005268935A (ja) Lc共振子
JP7355051B2 (ja) インダクタ部品および電子部品
JP7352200B2 (ja) インダクタ部品
JP2012221996A (ja) 積層型電子部品
JP2000021636A (ja) 電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6269591

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150