JPH11509256A - 多糖ゲル組成物 - Google Patents

多糖ゲル組成物

Info

Publication number
JPH11509256A
JPH11509256A JP9506592A JP50659297A JPH11509256A JP H11509256 A JPH11509256 A JP H11509256A JP 9506592 A JP9506592 A JP 9506592A JP 50659297 A JP50659297 A JP 50659297A JP H11509256 A JPH11509256 A JP H11509256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polysaccharide
crosslinking
gel
composition
crosslinking reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9506592A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3094074B2 (ja
Inventor
オーイエルプ,ベンクト
Original Assignee
キユー・メド・アクチエボラーグ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=24001615&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH11509256(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by キユー・メド・アクチエボラーグ filed Critical キユー・メド・アクチエボラーグ
Publication of JPH11509256A publication Critical patent/JPH11509256A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3094074B2 publication Critical patent/JP3094074B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/02Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques
    • C08J3/03Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques in aqueous media
    • C08J3/075Macromolecular gels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P5/00Drugs for disorders of the endocrine system
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B37/00Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
    • C08B37/006Heteroglycans, i.e. polysaccharides having more than one sugar residue in the main chain in either alternating or less regular sequence; Gellans; Succinoglycans; Arabinogalactans; Tragacanth or gum tragacanth or traganth from Astragalus; Gum Karaya from Sterculia urens; Gum Ghatti from Anogeissus latifolia; Derivatives thereof
    • C08B37/0063Glycosaminoglycans or mucopolysaccharides, e.g. keratan sulfate; Derivatives thereof, e.g. fucoidan
    • C08B37/0072Hyaluronic acid, i.e. HA or hyaluronan; Derivatives thereof, e.g. crosslinked hyaluronic acid (hylan) or hyaluronates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2305/00Characterised by the use of polysaccharides or of their derivatives not provided for in groups C08J2301/00 or C08J2303/00
    • C08J2305/08Chitin; Chondroitin sulfate; Hyaluronic acid; Derivatives thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Endocrinology (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、水溶性の架橋可能な多糖の水溶液を形成させ、多糖の架橋のための多官能性架橋剤の存在下に上記多糖の架橋を開始させ、ゲル化が起こる前に架橋反応の終結を立体的に障害して活性化された多糖を取得し、ついで上記活性化多糖が粘弾性ゲルに至るまで架橋を継続するように非立体障害条件を再導入することからなる架橋生体適合性活性化多糖ゲル組成物の製造方法を提供する。本発明はまた、このような方法で得られるゲル組成物、ならびに様々な医薬的用途の組成物を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 多糖ゲル組成物発明の分野 本発明は、生体適合性多糖ゲル組成物の分野に関し、さらに特定すればこの種 の組成物を架橋して新しいゲル構造を得る新規な方法に関する。この新しい構造 は、従来知られているゲル組成物に改良された性質を付与すると同時に、この組 成物それ自体および活性成分を含有する組成物の新規な使用を可能にする。発明の背景 生体医学の分野においては水−結合ゲルが広く使用されている。それらは一般 に、ポリマーを無限のネットワークに化学的に架橋することにより調製される。 生体適合性ポリマーを用いる場合には、一般に、その生体適合性を維持するため に低い架橋度を用いなければならない。しかしながら、用いられる活性成分の適 正な効果を維持するためにはより濃密なゲルが要求されることが多く、このよう な場合にはしばしば生体適合性が失われる。 水−結合ゲルもしくはヒドロゲルの他の有用な性質は、ペプチドやさらに大き な生物活性物質をその内部に包み込んで徐放性組成物を形成できることである。 しかしながら、一般的に活性成分は、それが上述の組成物中に溶解または包含さ れたのと同じ割合で放出されるので、活性成分の十分な保持時間の達成には実用 上の問題がある。しかも、このようなゲルは活性成分をさらに長期間保持するこ とを試みて濃密化されると通常、水と自由に接触する動物組織内では迅速に膨潤 する。 医薬的な用途で最も広範に使用されている生体適合性ポリマーの一つはヒアル ロン酸である。これは各生存生物体内において同一の組成で存在す るので、最低限の反応をもたらし、進歩した医薬的利用を可能にする。その結果 として、それには多くの修飾の試みが行われてきた。すなわち、アルデヒド、エ ポキシド、ポリアジリジル化合物およびジビニルスルホンのような物質により架 橋されてきた〔Laurentら,Acta Chem.Scand.18(1964)No.1,p.274;EP 0 161 8 87B1号;EP 0 265 116A2号;US 4,716,154号〕。 WO 87/07898号には、多糖と多官能性エポキシドとの反応、過剰の上記エポキ シドの除去、および最終的な乾燥操作による上記多糖のフィルム、粉末化材料ま たは類似の乾燥生成物への架橋が開示されている。しかしながら、ここには、活 性化された多糖を希釈し、ついでそれを以後実質的に不変の所望の密度または粘 稠度に再濃縮することについては何の示唆もない。 US 5,128,326号には、デポ医薬製剤として使用するための多くの改良ヒアルロ ン酸が開示されている。開示されたゲル製剤の「チャージング」の方法はすべて 、活性成分のゲル中への拡散ついでその同一の拡散定数での放出に基づくもので ある。これに反し、本発明は活性成分の可溶化に続いて、この活性成分の拡散が 全く起こらないかあるいはきわめてわずかしか起こらない点までのゲル組成物の 濃密化または濃縮に係るものである。 US 5,399,351号には、ゲルとポリマー溶液の混合物であり、この溶液はゲルの レオロジー的性質を改良するために用いられている混合物が開示されている。し かしながら、この場合も、たとえば第6欄第53〜58行から推察できるように、可 逆的に圧縮されたゲルを開示するものである。発明の概要 本発明によれば、新規な構造を有しそれによって新しい優れた性質を示す多糖 ゲル組成物が、その架橋のための新しい技術を用いることにより得 られることを全く予期せずに見出したものである。この新しい架橋の技術は、製 造された多糖ゲル組成物の構造および性質の多様な制御を可能にし、それがまた 、意図された目的に合った最終組成物の調整を可能にするものである。 さらに詳しくは、本発明の一つの目的は、高度な架橋もしくは重合にもかかわ らず生体適合性の維持が可能な架橋多糖ゲル組成物の製造方法を提供することに ある。 本発明の他の目的は、実質的な程度に架橋されているにもかかわらず、粘弾性 を有する多糖ゲル組成物を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、多かれ少なかれ非可逆的に濃密化または濃縮され た、すなわち水と接触した場合に実質的にもしくは限られた程度しか膨潤しない 多糖ゲル組成物を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、徐放性組成物またはデポ組成物として使用するた めの生物活性物質を包含する多糖ゲル組成物を提供することにある。 本発明の他の目的は、様々な目的での治療用または予防用組成物として使用す るための様々な生物活性物質を含有する多糖ゲル組成物を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、治療用または予防用組成物の製造ならびに哺乳動 物とくにヒトへの投与のための、上述の組成物の使用を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、本発明の上述の方法において中間体として得られ る部分架橋された活性化多糖ゲル組成物を提供することにある。この中間体は、 任意の所望の場所において、系中で最終的に架橋させることができる。 本発明のこれらの目的およびさらに他の目的は、以下に示すさらに詳細な説明 によって明瞭になるものと確信する。発明の詳述 本発明の一態様においては、本発明は架橋された生体適合性多糖ゲル組成物の 製造方法を提供し、この方法は、 水溶性の架橋可能な多糖の水溶液を形成させ、 多糖の架橋のための多官能性架橋剤の存在下に上記多糖の架橋を開始させ、 ゲル化が起こる前に架橋反応の終結を立体的に障害して、活性化された多糖を 取得し、ついで 上記活性化多糖が、粘弾性ゲルまでその架橋を継続するように非立体障害条件 を再導入する工程から構成される。 換言すれば、本発明の新規な方法は水溶性の架橋可能な多糖を少なくとも2つ の工程もしくは段階において架橋する方法に関し、この場合、架橋反応はゲル化 が開始される前に中断され、この中断はその架橋反応を立体的に障害することに よって達成される。ついで、架橋反応は第二の工程で、立体障害のない条件を再 導入することによって継続される。 すなわち第一に、上記立体障害により、活性化された多糖が得られ、その架橋 もしくは重合は、単にそれを立体的に障害しない条件の再導入により継続できる ことが全く予期されずに見出されたのである。第二に、この方法によって得られ た多糖ゲル組成物は、相当する架橋反応を単一工程において完全に架橋されたゲ ルまで実施した場合に得られたと考えられる、粘弾性ゲルではない強剛かつ濃密 なゲル構造を形成しないことも全く予期されずに見出されたのである。しかも、 上述のように本発明によって得られる新規なゲル構造は実質的に非可逆性のゲル 構造を示し、水または他の 水性媒質と接触しても見るべき程度の膨潤を生じない。一般的にこれは、上記再 膨潤が、本発明の方法で得られた容量に基づいて10%未満であることを意味す る。 本発明は何らかの理論によって限定されるものではないが、本発明によって得 られる新規な構造は、きわめて強剛な構造を与える著しく濃密なネットワークと は異なり、存在するポリマー鎖と存在する鎖の伸長の間の架橋の組合せにあるも のと考えられる。このような機構は、粘弾性生成物が本発明によって得られると いう事実から示唆される。 ここで用いられる「架橋反応の立体障害」の語は、広い意味で解釈されるべき ものである。すなわち、必ずしも完全な障害と解すべきではなく、むしろ多くの 場合、上述の反応の部分的な障害と解釈される。すなわち、重要な点は、新たな 反応部位が関与して起こる最終的な架橋反応を可能にする架橋の割合が実質的に 低下することである。 同様に、「非立体障害条件の再導入」の語もまた、広い意味で解釈されるべき ものであり、一般的には、この非立体障害条件は必ずしも架橋反応を開始させる 場合に用いられた条件と正確に同一の立体的条件を意味するものではない。すな わち一般的に重要なことは、上記非立体障害条件は、上述の立体障害条件の場合 よりも迅速な反応が起こり得るということである。 架橋反応の立体障害は様々な方法で達成できるが、この点に関する本発明の好 ましい実施態様は、架橋反応を実施する水性媒質を媒質中の多糖濃度が低下する ように希釈することによって立体障害を起こす場合である。 非立体障害条件を再導入するためにも様々な方法が可能であるが、この点に関 する好ましい実施態様は、架橋反応が実施される水性媒質を蒸発させることによ って上記媒質中の多糖濃度の上昇を達成する場合である。こ の点に関する他の好ましい実施態様には、架橋反応が実施される水性媒質を透析 する方法がある。 本発明の好ましい実施態様においては、架橋反応の立体障害は、架橋剤が消費 されてしまう前に行われる。これはまた、一般的に、上述の消費されていない架 橋剤の存在下に非立体障害条件が再導入が開始されることを意味する。 架橋反応の立体障害は、本発明の方法で用いられる総ゲル化時間の50〜90%の 範囲で、組成物の意図された用途に適当な弾性または粘稠度も考慮して、開始さ れまたは実施される。 本発明の概念は当然、架橋が可能で水性媒質に可溶性の任意の生体適合性多糖 に適用することができる。「水溶性」の語はしたがって広い意味で解釈されるべ きであり、必ずしも純水である必要はない。すなわち水溶液とは水が主成分の任 意の溶液を意味する。本発明の関連において好ましい多糖のサブグループはしか しながら、グルコースアミングルカンであり、ヒアルロン酸は中でもとくに興味 のもたれる例である。 本発明に関連して使用される架橋剤は、生体適合性の前提条件が満足されるこ との保証を考慮して、多糖との関連で有用な任意の既知の架橋剤である。しかし ながら好ましくは、架橋剤はアルデヒド、エポキシド、ポリアジリジル化合物、 グリシジルエーテルおよびジビニルスルホンからなる群より選択される。これら の中でとくに好ましいグループはグリシジルエーテルであり、その中の好ましい 例としては1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテルを挙げることができる 。またこの関連で「多官能性」とは二官能性を包含することを付記しなければな らない。 多官能性架橋剤の存在下における初期の架橋反応は、主としてエーテルまたは エステル反応のいずれを促進すべきかによって、様々なpH値で実 施することが可能である。好ましくは、これは上記架橋反応が、エーテル形成を 促進する場合には、アルカリ性pHで、とくに約9を越えるpHたとえば9〜1 2のpH範囲で実施されることを意味する。エステル形成を促進する場合には、 上記架橋反応は酸性のpHとくにpH2〜6で実施するのが好ましい。 本発明の興味ある一態様は、調製された架橋多糖ゲル組成物が、本発明で製造 が可能になった粘弾性組成物をそのまま使用する場合である。このような粘弾性 組成物は、たとえば、眼科手術において、代用関節滑液として、点眼液として等 の有用性があり、上述のように、本発明は、このような用途に適合する粘弾性の 調整を可能にする。すなわち、本発明の立体的技術を用いれば、多かれ少なかれ ランダムなカップリング部位での従来使用されてきた技術によるよりも制御され た方法での鎖の延長、鎖の分岐、架橋等を得ることが可能である。 さらに本発明によって得られたゲルは、水性媒質の存在下にもそれらの元の容 量を維持していないという事実から、新規な生成物はこれらのまたは他の医薬的 使用に妨害となるあるいは否定的な容量上の効果を生じることがない。 本発明によれば、多糖ゲル組成物内に、多糖ゲル担体にとって望ましいかまた は許容し得る任意の生物活性物質を包含させることができる。この場合、本発明 の方法に用いられる希釈−濃縮技術により、多糖を非立体障害条件に付す前に、 上記生物活性物質の封入が可能である。すなわち、非立体障害条件は一般的には 濃縮操作を意味するのであるから、このような操作は、生物活性物質が上記担体 中に包含されたときよりもさらに凝縮された相に存在することを意味する。換言 すれば、生物活性物質は、従来既知のゲル架橋反応に比較してはるかに長時間、 保持されることが可能にな る。これにより、活性物質のより優れた徐放性プロフィールを得ることができる 。 組成物中への生物活性物質の導入に関しては、医薬的用途にそのまま使用する 製剤を得るために、生理的pHおよび塩濃度条件への条件の調整を行うことが好 ましい。このような生理的な調整は、本発明の方法の第二工程がこのような条件 下に良好に進行することが見出されたように、反応条件としても好ましい。 本発明は、生物活性物質に関し従来の場合における上記物質の使用に比較して 何らかの点で限定されるものではない。換言すれば、処置すべき状態が選択され るべき特定の物質を決定するものである。 しかしながら、本発明に関連して興味のある物質はホルモン、サイトカイン、 ワクチン、細胞、および組織増殖性物質からなる群より選択することができる。 すなわち、これらの物質に関連して、本発明の新規なゲル組成物の性質の独特の 組合せ、すなわち、主として著しいデポまたは徐放性および非膨潤性は、きわめ て有利である。 生物活性物質の一つの興味あるグループは、したがって、多糖ゲルがその担体 として有利な組織増殖性物質である。このような生成物に関するさらに詳細は、 WO 94/21299号に見いだすことができる。さらに詳しくは、好ましい組織増殖性 物質は、コラーゲン、デンプン、デキストラノーマー、ポリラクチドおよびそれ らのコポリマー、ならびにポリ−β−ヒドロキシブチレートおよびそれらのコポ リマーから選択されるポリマーである。 ホルモンに関してはエリトロポエチンおよびカルシトニンがとくに好ましい。 本発明の方法はまた、生物活性物質を、それが多糖ゲル構造またはその架橋剤 と反応する官能基を含有することを条件に、多糖ゲル構造またはそ の架橋剤との化学反応によって導入することもできる。これにより、たとえば活 性成分の放出速度が、この場合ゲルネットワークからの上述の物質の解離または 移動速度によらずポリマーネットワークの崩壊または分解によって決定されると いう独特の性質または性質の組合せが得られる。 本発明による最後に挙げた技術の修飾は、活性成分の官能基を予め多糖の架橋 剤と反応させておいてもよいことを意味する。多糖の架橋に使用したのと同じ架 橋剤を用いることが好ましい。 本発明の方法は、新規な多糖ゲル組成物または構造を提供するので、本発明の 他の態様は調製された新規な多糖ゲル組成物によって表される。この点に関する 保護の範囲には、上記方法によって調製されたすべての多糖ゲル組成物のみでな く、類似の技術によって得られる任意の多糖ゲル組成物も包含される。 他の方法で表現すると、本発明はまた、架橋可能な多糖をその多官能性の架橋 剤により2工程で架橋し、この場合、最初の架橋工程はゲル化が起こる前に架橋 反応の立体障害によって終結させ、第二の架橋工程は上記架橋反応に対して非立 体障害条件を再導入することによって開始させ、この架橋反応を粘弾性ゲルに到 達するまで継続することによってて得られる架橋生体適合性多糖ゲル組成物を提 供するものである。 本発明の方法に関連して好ましいまたは興味がある特徴として提示された特徴 はすべて、上記多糖ゲル組成物自体にも適用されるものであり、ここにもう一度 繰り返す必要はないと考える。 本発明のさらに他の態様は、非立体障害条件での架橋反応の最終工程を、以後 の段階または部位に、たとえば組成物の最終的使用時に延期することにより中間 体生成物を取得する場合によって表される。すなわち、架橋反応の立体障害後に 得られる中間体生成物は、架橋反応の終結をずっと後の 段階で実施することが可能な安定性を有することが見出されたのである。 本発明はまた、治療用または予防用組成物として使用するための上に定義した 組成物に関する。 本発明の他の特徴は、哺乳動物とくにヒトが好ましい適用例である上述した特 定の治療もしくは予防の目的、組織の増殖およびホルモン処置用の治療または予 防用組成物の製造のための上記組成物の使用である。 最後に、本発明は、哺乳動物とくにヒトの治療的および予防的処置方法におい てこのような処置を必要とする哺乳動物に上に定義された組成物を投与すること からなる方法に関する。実施例 次に、本発明を以下の非限定的実施例によって例示する。 実施例 1 ポリマーの活性化 a.アルカリ性条件下 連鎖球菌の発酵により製造されたヒアルロン酸10gの形態での多糖をpH>9の 1%NaOH 100ml中に溶解した。1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテル の形態の架橋剤を0.2%の濃度に添加した。この溶液を40℃で4時間インキ ュベートした。 b.酸性条件下 実験は、1aのNaOHに代えて溶液に1%の酢酸を添加することによりpH約2 〜6の酸性で行う以外は1aと同様に実施した。 実施例 2 粘弾性ゲルの調製 1aおよび1bによるインキュベーション溶液を、最終的に所望の濃度の2倍 容または約0.5〜1%に希釈し、中和した。このゲルをついでロ ータリーエバポレーターで蒸発させて粘弾性ゲルとした。 実施例 3 デキストラノーマー粒子を含有するゲルの調製 1aおよび1bのインキュベーション溶液を濃度1%に希釈し、この溶液に、 20gの乾燥デキストラノーマー粒子〔Sephadex(R)25,Pharmacia〕を混合した 。粒子は、デキストラノーマービーズによる水の吸着によって達成されるヒアル ロン酸の濃縮の結果として数分で、ヒアルロン酸ポリマーの架橋により封入され た。 得られた粘弾性は安定で、オートクレーブ処理が可能であり、細い皮下注射用 の注射針によって注射することができる。 実施例 4 エリトロポエチン(EPO)含有デポ製剤として使用するためのゲルの調製 実施例1aで得られたインキュベーション溶液を濃度1%に希釈し、製造業者 (Ortho Biotech Inc.,Rarithan,USA)の説明書に従いクエン酸緩衝液を添加 して水溶液中で良好な安定性を示すpHに調整した。攪拌下にEPO 5×106 IUを 加えた。この溶液を1/4容に蒸発させると、ポリマーが架橋されてデポ製剤を生 じ、20,000 IU/ml量のEPOが回収された。 実施例 5 カルシトニン含有デポ製剤として使用するためのゲルの調製 サケからのカルシトニン100 IU/ml〔Miacalcic(R)Sandoz〕を実施例1bによ って製造された2%ポリマー溶液と混合し、この溶液をロータリーエバポレータ ーで5%(250 IU/ml)に濃縮した。右前肢に慢性的な跛行を有するウマを2週 間、毎週2ml s.c.の注射によって処置した。その後6週で上述のウマは痛みが 消失した。血清カルシウムはわずか12%に低下した。 実施例 6 持続的に放出されるヘパリンを含有するゲルの調製 実施例4の希釈活性化ポリマー中に、ヘパリンを、ポリマーの5%量溶解させ た。得られた混合物を1時間平衡化し、ついで1/4の容量に蒸発させた。その凝 固阻害性の放出は生理食塩水中における16日間のインキュベーション中、認め られた。 実施例 7 立体的に制御された位置にヘパリンが共有結合したゲルの調製 実施例1の活性化ポリマーを激しく攪拌しながらメタノール中で沈殿させた。 得られた微細な糸状の沈殿を一夜乾燥した。ヘパリンは実施例1によって活性化 した。上記インキュベーション後に(40℃,4時間)ポリマー沈殿を活性化ヘパ リン溶液と混合した。この混合物を一夜インキュベートし、翌日にゲル溶液を中 和し、粒状化し、残留する反応原料を洗浄した。 形成されたゲルは増殖因子、とくに塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)を結合 できたが、全血の凝固の阻害は全く示さなかった。 実施例 8 キトサンの陽性に荷電した基を含むゲルの調製 7.5gのヒアルロン酸ポリマーおよび2.5gのキトサン〔Cure(R),Prota n参照〕の混合物のインキュベーションを、実施例1に従って実施した。解離お よび中和後に、共重合した粘弾性溶液が得られた。この溶液は治癒の遅い疼痛性 患部に適用すると治癒促進性を有する。 実施例 9 立体的にカップリングさせたゲルの調製 7.5gのヒアルロン酸を実施例1aに従って活性化した。同様にして デキストラン2.5gを活性化した。ヒアルロン酸をメタノール中で沈殿させ、 この沈殿をついで希釈した活性化0.5%デキストラン溶液500mlと混合した。 攪拌し、pHおよび塩濃度を調整すると、粘弾性溶液が得られた。この溶液5ml を触痛と「クリーキング」の形の炎症を繰り返し示したアキレス腱鞘に注入した 。4週後にアキレス腱の問題は消失した。 実施例 10 GMCSFを含有する治療用デポ剤として使用するためのゲル調製 生成物は実施例5に従って調製されたが、カルシトニンに代えて顆粒球マクロ ファージ−コロニー刺激因子、GMCSF〔Leucomax(R)〕1mg/gポリマーを添加し た。 実施例 11 インフルエンザA2型死滅ウイルス含有ゲルの調製 EPOに代え、希釈活性1%ポリマー溶液100m当り、40 960 HAUの死滅インフル エンザウマウイルスを加えた以外は、実施例4と同様にして調製を実施した。4 ×に濃縮後、製剤は1600 HAU/mlを含有した。流行性インフルエンザに関連ある 100頭以上のウマにワクチン接種を行い、この製剤は感染の防御にきわめて有効 であり、この防御は長期に(6ヵ月以上)維持されることが見出された。 実施例 12 生存細胞懸濁液を含有する新鮮なゲルの調製 5mlの線維芽細胞培養体を実施例1aによる中和溶液100mlと混合した。この 混合物に酸素を飽和させ、半容量に乾燥した。生存細胞を含有する粘弾性溶液が 得られた。 実施例 13 短鎖小ペプチドを含有する濃密な微粒子化ゲルの調製 実施例1aによる活性化中和ゲルに、12アミノ酸を有するペプチド5mgを添加 した。このゲルを攪拌しながら10%に蒸発させ、鉱油に懸濁した。メタノール を添加後、乾燥ゲル粒子をろ過し、残留する鉱油から完全に洗浄した。 実施例 14 実施例13による短鎖小ペプチドを含む濃密微粒子化ゲルを含有するゲルの調製 実施例1aにより活性化された中和ポリマーの1%溶液に実施例13からの微小 球を加えた。ゲルをついでその容量の半分に蒸発させた。微細に分散した微小球 を含有する均一な注射可能の安定なゲルが形成された。 実施例 15 サイズ40〜120μmの球状ポリメチルメタクリレート(PMMA)ビーズ含有ゲルの調 製 実施例1aに従って1%に希釈し、中和活性化されたポリマー5gに100mgの ポリメチルメタクリレート(PMMA)の球体を添加した。3%のポリマーゲルに蒸 発させると安定な注射可能の粘弾性ゲルが得られた。 実施例 16 疎水性抗原が添加された500nm PMMAフラグメント含有ゲルの調製 実施例11に従ってA2ウイルスから調製されたヘマグルチニン抗原を500nm PMMA粒子上に疎水性相互作用によって吸着させた。上記粒子を、実施例15によ る1%溶液に加え、容量を半分に低下させた。安定な均一の粘弾性ゲルが形成し 、これは高いアジュバント効果を有するワクチンとして有用であった。 実施例 17 常法によって調製されたゲルおよび本発明に従って調製されたゲルの間の 水が自由に利用できる条件下での再膨潤の程度の比較 Laurentら,1964ならびに上述の実施例1および2に従って調製されたヒアル ロン酸ゲルをそれらの膨潤容量の半分に乾燥した。ついでそれらをそれらの元の 溶液に中に再導入した。既知のゲルはそれらの元の容量に膨潤したが、本発明の 実施例1および2によるゲル組成物はわずかな限界の(10%)膨潤を示したにす ぎなかった。 実施例 18 ヒアルロン酸によりゲルに共重合化されたEPOおよびEPOが上記ゲルの濃縮によっ て封入された実施例1によるゲルの生物活性の比較 慢性的な尿毒症により生じる貧血をEprex(R)(CILAG)で処置されている4例 の患者を2ヵ月、それぞれの月について以下の投与計画に従った用量で処置した : 直接ゲル化デポ剤:EPOの存在下に実施例11に従い緩和な条件下にエポキシド 架橋。 対照:US 4,141,973号に従い調製された鶏冠からの分子量約6×106の4%ヒ アルロン酸(Healon(R)Pharmacia)中に溶解したEPO。 濃縮:濃縮によってゲル化した活性化ゲル内に封入されたEPO。 用量はヘモグロビンレベルを維持するために患者に通常要求された1月あたり の総用量として選択した。EPOの血清レベルは免疫化学的方法によって定期的に 分析した。 結 果 デポ製剤の機能性効果を表現する一般的方法は曲線面積(EPO単位×日) を計算する方法である。この試験では血中のヘモグロビンレベルの形でのバイオ アベイラビリティーも、0=維持、+=増加および−=減少として与える。 結 論 濃縮したデポ剤中へのEPOの封入は分析期間中最高の可能な放出を示した。EPO の存在下にゲル化反応を実施する試みはこのホルモンを分解し、きわめて低い放 出しか記録できなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AT,AU ,AZ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CZ,CZ,DE,DE,DK,DK,EE,EE,E S,FI,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,SK,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.架橋された生体適合性多糖ゲル組成物の製造方法において、 水溶性の架橋可能な多糖の水溶液を形成させ、 多糖の架橋のための多官能性架橋剤の存在下に上記多糖の架橋を開始させ、 ゲル化が起こる前に架橋反応の終結を立体的に障害して、活性化された多糖 を取得し、ついで 上記活性化多糖が粘弾性ゲルに至るまで架橋を完結するように非立体障害条 件を再導入する 各工程からなる方法。 2.多糖はグルコースアミングルカンからなる群より選択される請求項1記載の 方法。 3.上記グルコースアミングルカンはヒアルロン酸である請求項2記載の方法。 4.架橋剤は、アルデヒド、エポキシド、ポリアジリジル化合物、グリシジルエ ーテルおよびジビニルスルホンからなる群より選択される請求項1〜3のいずれ かに記載の方法。 5.上記グリシジルエーテルは1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテルで ある請求項4記載の方法。 6.架橋反応の立体障害は架橋反応が実施されている水性媒質を希釈して上記媒 質中の多糖の濃度の低下を達成することからなる請求項1〜5のいずれかに記載 の方法。 7.非立体障害条件の上記再導入は、架橋反応が実施されている水性媒質を蒸発 させて上記媒質中の多糖の濃度の上昇を達成することからなる請求項1〜6のい ずれかに記載の方法。 8.非立体障害条件を上記再導入は、架橋反応が実施されている水性媒質の透析 である請求項1〜6のいずれかに記載の方法。 9.多官能性架橋剤の存在下における初期の架橋反応はアルカリ性pH好ましく はpH9以上で実施してエーテル架橋反応を促進する請求項1〜8のいずれかに 記載の方法。 10.多官能性架橋剤の存在下における初期の架橋反応は酸性pH、好ましくはp H2〜6において実施してエステル架橋反応を促進する請求項1〜8のいずれか に記載の方法。 11.架橋反応の上記立体障害は上記架橋剤が消費されてしまう前に行う請求項1 〜10のいずれかに記載の方法。 12.生物活性物質は架橋多糖ゲル組成物中に、その調製時に好ましくは生理的な pHおよび塩濃度条件において封入される請求項1〜11のいずれかに記載の方 法。 13.上記活性物質は、活性化多糖を非立体障害条件に付す前に上記活性化多糖中 に溶解または分散することによってゲル組成物内に封入する請求項12記載の方 法。 14.上記生物活性物質は、ホルモン、サイトカイン、ワクチン、細胞、および組 織増殖性物質からなる群より選択される請求項12および13のいずれかに記載 の方法。 15.上記組織増殖性物質はコラーゲン、デンプン、デキストラノーマー、ポリラ クチドおよびそれらのコポリマーならびにポリ−β−ヒドロキシブチレートおよ びそれらのコポリマーから選択されるポリマーである請求項14記載の方法。 16.上記ホルモンはエリトロポエチンおよびカルシトニンからなる群より選択さ れる請求項14記載の方法。 17.上記生物活性物質は多糖と反応する官能基を含有し、多糖との化学反応によ ってゲル構造内に封入される請求項12〜16のいずれかに記載の方法。 18.官能基を含有する上記生物活性物質を予め多糖に対する架橋剤好ましくは多 糖の架橋に使用されるのと同じ架橋剤と反応させる請求項17記載の方法。 19.請求項1〜18のいずれかに記載の方法によって調製された、すべての架橋 生体適合性多糖ゲル組成物。 20.請求項1〜18のいずれかに記載の方法により架橋反応の上記非立体障害条 件を再導入することによる、活性化多糖の架橋の継続の前に得られる部分架橋生 体適合性活性化多糖ゲル組成物。 21.架橋可能な多糖をその多官能性の架橋剤により2工程で架橋し、最初の架橋 工程はゲル化が起こる前に架橋反応の立体障害により終結させ、第二の架橋工程 は上記架橋反応に対して非立体障害条件を再導入することによって開始させ粘弾 性ゲルに到達するまで架橋反応を継続することによって得られる架橋生体適合性 多糖ゲル組成物。 22.請求項2〜11のいずれかに記載のいずれかの特徴によって定義される請求 項21記載の架橋生体適合性多糖ゲル組成物。 23.生物活性物質が封入されている請求項21および22のいずれかに記載の架 橋生体適合性多糖ゲル組成物。 24.上記生物活性物質は請求項12〜18のいずれかに定義される物質である請 求項23記載の架橋生体適合性多糖ゲル組成物。 25.請求項21〜24のいずれかに定義される治療用または予防用多糖ゲル組成 物。 26.デポ製剤として適合された請求項25記載の組成物。 27.治療用または予防用組成物として使用するための請求項21〜24のいずれ かに記載の組成物。 28.哺乳動物とくにヒトの組織増殖のための治療用または予防用組成物の製造の ための請求項21〜24のいずれかに記載の組成物の使用。 29.哺乳動物とくにヒトのとくにホルモン処置のための治療用または予防用デポ 組成物の製造のための請求項21〜24のいずれかに記載の組成物の使用。 30.哺乳動物とくにヒトの治療的または予防的処置方法において、このような処 置を必要とする哺乳動物に請求項25〜26のいずれかに定義される組成物を投 与することからなる方法。
JP09506592A 1995-07-17 1996-05-28 多糖ゲル組成物 Expired - Lifetime JP3094074B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US503,323 1995-07-17
US08/503,323 US5827937A (en) 1995-07-17 1995-07-17 Polysaccharide gel composition
US08/503,323 1995-07-17
PCT/SE1996/000684 WO1997004012A1 (en) 1995-07-17 1996-05-28 Polysaccharide gel composition

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11509256A true JPH11509256A (ja) 1999-08-17
JP3094074B2 JP3094074B2 (ja) 2000-10-03

Family

ID=24001615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09506592A Expired - Lifetime JP3094074B2 (ja) 1995-07-17 1996-05-28 多糖ゲル組成物

Country Status (25)

Country Link
US (1) US5827937A (ja)
EP (1) EP0839159B1 (ja)
JP (1) JP3094074B2 (ja)
KR (1) KR100314488B1 (ja)
CN (1) CN1083849C (ja)
AT (1) ATE204000T1 (ja)
BR (2) BRPI9609534B8 (ja)
CA (1) CA2226488C (ja)
CZ (1) CZ290755B6 (ja)
DE (2) DE69614391T2 (ja)
DK (1) DK0839159T3 (ja)
EA (1) EA001500B1 (ja)
ES (1) ES2161368T3 (ja)
GR (1) GR3037065T3 (ja)
HU (1) HU220257B (ja)
MX (1) MX9800484A (ja)
NO (1) NO315274B1 (ja)
NZ (1) NZ312229A (ja)
PL (1) PL188071B1 (ja)
PT (1) PT839159E (ja)
SI (1) SI0839159T1 (ja)
SK (1) SK282431B6 (ja)
TR (1) TR199800072T1 (ja)
UA (1) UA48980C2 (ja)
WO (1) WO1997004012A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6486285B2 (en) 2000-01-24 2002-11-26 Kuraray Co., Ltd. Water-swellable polymer gel and process for preparing the same
WO2005040224A1 (ja) * 2003-10-29 2005-05-06 Teijin Limited ヒアルロン酸化合物、そのハイドロゲルおよび関節治療用材料
WO2005054301A1 (ja) * 2003-11-14 2005-06-16 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha 架橋多糖微粒子およびその製造方法
JP2011505369A (ja) * 2007-11-30 2011-02-24 アラーガン、インコーポレイテッド 薬剤の持続送達のための多糖ゲル組成物および方法
JP2014521492A (ja) * 2011-11-11 2014-08-28 エムアイビーエイ メディカル インコーポレイテッド 注入充填剤(フィラー){injectablefiller}
WO2015002091A1 (ja) 2013-07-03 2015-01-08 株式会社リタファーマ 水溶性ヒアルロン酸ゲル及びその製造方法

Families Citing this family (155)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6537574B1 (en) 1992-02-11 2003-03-25 Bioform, Inc. Soft tissue augmentation material
US7968110B2 (en) * 1992-02-11 2011-06-28 Merz Aesthetics, Inc. Tissue augmentation material and method
US7060287B1 (en) 1992-02-11 2006-06-13 Bioform Inc. Tissue augmentation material and method
CA2253980C (en) * 1996-05-23 2004-08-17 Samyang Corporation Locally administrable, biodegradable and sustained-release pharmaceutical composition for periodontitis and process for preparation thereof
TW586934B (en) * 1997-05-19 2004-05-11 Sumitomo Pharma Immunopotentiating composition
US7192984B2 (en) * 1997-06-17 2007-03-20 Fziomed, Inc. Compositions of polyacids and polyethers and methods for their use as dermal fillers
DK0999854T3 (da) 1997-07-29 2004-02-09 Alcon Mfg Ltd Omskiftelige viskoelastiske systemer, der indeholder galactomannanpolymerer og -borater
GB9902412D0 (en) 1999-02-03 1999-03-24 Fermentech Med Ltd Process
GB9902652D0 (en) 1999-02-05 1999-03-31 Fermentech Med Ltd Process
US8188043B2 (en) * 1999-07-28 2012-05-29 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Jr. University Nicotine in therapeutic angiogenesis and vasculogenesis
SE0004928D0 (sv) * 2000-12-29 2000-12-29 Apbiotech Ab A method for the manufacturing of porous material
FR2819722B1 (fr) * 2001-01-19 2006-11-24 Corneal Ind Utilisation de l'acide hyaluronique ou d'au moins l'un de ses sels dans le cadre d'un traitemnet chirurgical de la presbytie
US8580290B2 (en) * 2001-05-08 2013-11-12 The Board Of Regents Of The University Of Oklahoma Heparosan-based biomaterials and coatings and methods of production and use thereof
US20070078435A1 (en) * 2001-06-14 2007-04-05 Corbett Stone Tissue augmentation methods using a medical injection apparatus
ES2294180T3 (es) 2001-12-11 2008-04-01 Ceapro Inc. Composiciones de beta-glucano de cereales, metodos de preparacion y usos de las mismas.
KR20040009891A (ko) * 2002-07-26 2004-01-31 주식회사 엘지생명과학 히알루론산의 유도체 겔 및 그 제조방법
JP4636883B2 (ja) * 2002-11-21 2011-02-23 中外製薬株式会社 薬物徐放担体
FR2861734B1 (fr) 2003-04-10 2006-04-14 Corneal Ind Reticulation de polysaccharides de faible et forte masse moleculaire; preparation d'hydrogels monophasiques injectables; polysaccharides et hydrogels obtenus
AU2003901834A0 (en) * 2003-04-17 2003-05-01 Clearcoll Pty Ltd Cross-linked polysaccharide compositions
JP2004323454A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Chisso Corp 薬剤
RU2360928C2 (ru) * 2003-07-30 2009-07-10 Антэ С.А. Комплексная матрица для медико-биологического применения
US8124120B2 (en) * 2003-12-22 2012-02-28 Anika Therapeutics, Inc. Crosslinked hyaluronic acid compositions for tissue augmentation
US8524213B2 (en) * 2003-12-30 2013-09-03 Genzyme Corporation Polymeric materials, their preparation and use
FR2865737B1 (fr) * 2004-02-03 2006-03-31 Anteis Sa Gel reticule biocompatible
US20050226936A1 (en) * 2004-04-08 2005-10-13 Q-Med Ab Method of soft tissue augmentation
SE0401182D0 (sv) * 2004-05-05 2004-05-05 Q Med Ab Novel use of a viscoelastic composition
US7651702B2 (en) 2004-05-20 2010-01-26 Mentor Corporation Crosslinking hyaluronan and chitosanic polymers
JP5060131B2 (ja) 2004-09-07 2012-10-31 中外製薬株式会社 水溶性ヒアルロン酸修飾物の製造方法
US20060105022A1 (en) * 2004-11-15 2006-05-18 Shiseido Co., Ltd. Process for preparing crosslinked hyaluronic acid gel
WO2006051950A1 (ja) * 2004-11-15 2006-05-18 Shiseido Co., Ltd. 架橋ヒアルロン酸ゲルの製造方法
ES2537751T3 (es) 2004-12-30 2015-06-11 Genzyme Corporation Regímenes para viscosuplementación intraarticular
JP5296531B2 (ja) 2005-05-05 2013-09-25 センシエント フレイバーズ エルエルシー βグルカン及びマンナンの製造
WO2006138563A1 (en) * 2005-06-16 2006-12-28 Artes Medical, Inc. Liquid crystal polymer syringes and containers and methods of use for long term storage of filler materials
KR101250846B1 (ko) * 2005-07-04 2013-04-05 주식회사 엘지생명과학 히알루론산 가교물의 제조방법
US20070102010A1 (en) * 2005-10-07 2007-05-10 Lemperle Stefan M Naso-pharyngeal tissue engineering
CN100379763C (zh) * 2006-01-12 2008-04-09 武汉大学 交联茯苓多糖及其制备方法和用途
US20070184087A1 (en) 2006-02-06 2007-08-09 Bioform Medical, Inc. Polysaccharide compositions for use in tissue augmentation
US20070212385A1 (en) * 2006-03-13 2007-09-13 David Nathaniel E Fluidic Tissue Augmentation Compositions and Methods
DE102006013594A1 (de) * 2006-03-22 2007-09-27 Biopolymer Gmbh & Co. Kg Quervernetzte Gele von Hyaluronsäure und deren Verwendung
EP2543340A1 (en) * 2006-05-19 2013-01-09 Trustees Of Boston University Novel hydrophilic polymers as medical lubricants and gels
FR2909285A1 (fr) * 2006-12-01 2008-06-06 Anteis Sa "utilisation d'un gel anti-adhesif et anti fibrotique"
WO2008136536A1 (ja) 2007-05-01 2008-11-13 National University Corporation Tokyo Medical And Dental University 化学架橋ヒアルロン酸誘導体を含むハイブリッドゲルおよびそれを用いた医薬組成物
WO2008143681A1 (en) * 2007-05-16 2008-11-27 Medicis Pharmaceutical Corporation Methods for identifying areas of a subject's skin that appear to lack volume
US8658148B2 (en) 2007-06-22 2014-02-25 Genzyme Corporation Chemically modified dendrimers
FR2918377B1 (fr) * 2007-07-05 2010-10-08 Estelle Piron Gel co-reticule de polysaccharides
US20090023631A1 (en) * 2007-07-18 2009-01-22 Lorenc Z Paul Composition and Method of Use for Soft Tissue Augmentation/Drug Delivery
US8455459B2 (en) * 2007-08-02 2013-06-04 Medicis Pharmaceutical Corporation Method of applying an injectable filler
US20090204101A1 (en) * 2007-08-20 2009-08-13 Wortzman Mitchell S Method of applying an injectable filler
US8691957B2 (en) 2007-09-28 2014-04-08 Shiseido Company, Ltd. Swellable crosslinked hyaluronan powder and method for producing the same
US8703119B2 (en) * 2007-10-05 2014-04-22 Polygene Ltd. Injectable biodegradable polymer compositions for soft tissue repair and augmentation
PL2818184T3 (pl) 2007-11-16 2019-06-28 Aclaris Therapeutics, Inc. Kompozycje i sposoby do leczenia plamicy
US8394782B2 (en) 2007-11-30 2013-03-12 Allergan, Inc. Polysaccharide gel formulation having increased longevity
US9925209B2 (en) 2008-03-19 2018-03-27 The Board Of Regents Of The University Of Oklahoma Heparosan-polypeptide and heparosan-polynucleotide drug conjugates and methods of making and using same
US9687559B2 (en) * 2008-03-19 2017-06-27 The Board Of Regents Of The University Of Oklahoma Heparosan polymers and methods of making and using same for the enhancement of therapeutics
GB2469219A (en) * 2008-04-10 2010-10-06 Kythera Biopharmaceuticals Inc Dermal filler composition
EP2280739B1 (en) * 2008-06-03 2012-07-04 Actamax Surgical Materials LLC A tissue coating for preventing undesired tissue-to-tissue adhesions
US8450475B2 (en) 2008-08-04 2013-05-28 Allergan, Inc. Hyaluronic acid-based gels including lidocaine
JP5722217B2 (ja) 2008-09-02 2015-05-20 アラーガン・ホールディングス・フランス・ソシエテ・パール・アクシオン・サンプリフィエAllergan Holdings France S.A.S. ヒアルロン酸および/またはその誘導体の糸、その作製方法、ならびにその使用
CN101445566B (zh) * 2008-12-11 2011-05-04 彭秀兰 No增放剂精氨酸氨基多糖及其生产方法
US9173975B2 (en) 2009-04-24 2015-11-03 Ingeneron, Inc. Reparative cell delivery via hyaluronic acid vehicles
IT1395392B1 (it) 2009-08-27 2012-09-14 Fidia Farmaceutici Geli viscoelastici come nuovi filler
US8273725B2 (en) 2009-09-10 2012-09-25 Genzyme Corporation Stable hyaluronan/steroid formulation
CN107033368A (zh) 2009-11-09 2017-08-11 聚光灯技术合伙有限责任公司 碎裂水凝胶
CN106913902A (zh) 2009-11-09 2017-07-04 聚光灯技术合伙有限责任公司 多糖基水凝胶
US9114188B2 (en) 2010-01-13 2015-08-25 Allergan, Industrie, S.A.S. Stable hydrogel compositions including additives
US20110172180A1 (en) 2010-01-13 2011-07-14 Allergan Industrie. Sas Heat stable hyaluronic acid compositions for dermatological use
EP2544652A2 (en) 2010-03-12 2013-01-16 Allergan Industrie SAS A fluid composition comprising a hyaluronan polymer and mannitol for improving skin condition.
EP3520827B1 (en) 2010-03-22 2022-05-25 Allergan, Inc. Cross-linked hydrogels for soft tissue augmentation
JP5684903B2 (ja) * 2010-06-08 2015-03-18 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 粒状の可逆的に架橋したポリマー材料の調製方法
US9017712B2 (en) 2010-07-12 2015-04-28 Shin Poong Pharmaceutical Co., Ltd. Filler composition for tissue reinforcement
US8883139B2 (en) 2010-08-19 2014-11-11 Allergan Inc. Compositions and soft tissue replacement methods
US9005605B2 (en) 2010-08-19 2015-04-14 Allergan, Inc. Compositions and soft tissue replacement methods
US8889123B2 (en) 2010-08-19 2014-11-18 Allergan, Inc. Compositions and soft tissue replacement methods
CA2809893A1 (en) * 2010-09-02 2012-03-08 Mcmaster University Hyaluronic acid-containing biopolymers
FR2968996B1 (fr) 2010-12-17 2013-04-12 Anteis Sa Formulation aqueuse injectable sterile utilisee en ophtalmologie
EP2484387A1 (en) 2011-02-03 2012-08-08 Q-Med AB Hyaluronic acid composition
WO2012131095A1 (en) 2011-03-31 2012-10-04 Galderma Research & Development Compositions comprising a filler product and at least one bioresorbable and biodegradable silica-based material
WO2012146031A1 (zh) * 2011-04-26 2012-11-01 北京爱美客生物科技有限公司 透明质酸与羟丙基甲基纤维素复合凝胶及制备方法
KR102015676B1 (ko) 2011-06-03 2019-10-21 알러간, 인코포레이티드 항산화제를 포함하는 피부 충전제 조성물
US20130096081A1 (en) 2011-06-03 2013-04-18 Allergan, Inc. Dermal filler compositions
US9408797B2 (en) 2011-06-03 2016-08-09 Allergan, Inc. Dermal filler compositions for fine line treatment
US9393263B2 (en) 2011-06-03 2016-07-19 Allergan, Inc. Dermal filler compositions including antioxidants
ES2561094T3 (es) 2011-07-28 2016-02-24 Harbor Medtech, Inc. Productos de tejidos reticulados humanos o animales y sus métodos de fabricación y uso
US20130244943A1 (en) 2011-09-06 2013-09-19 Allergan, Inc. Hyaluronic acid-collagen matrices for dermal filling and volumizing applications
US9662422B2 (en) 2011-09-06 2017-05-30 Allergan, Inc. Crosslinked hyaluronic acid-collagen gels for improving tissue graft viability and soft tissue augmentation
EP2581079B1 (en) * 2011-10-11 2016-12-07 BioPolymer GmbH & Co. KG Combination of hyaluronic acid and prilocaine
ITAN20110138A1 (it) 2011-10-12 2012-01-11 Regenyal Lab S R L Sintesi di un gel iniettabile multifasico a base di acido ialuronico monofasico libero e reticolato e di acido ialuronico bifasico associato con idrossiapatite con inibitore della ialuronidasi microincapsulato.
CA2866828C (en) 2012-03-12 2022-09-06 Hobart W. HARRIS Methods and compositions for treating wounds and reducing the risk of incisional hernias
KR101240518B1 (ko) 2012-03-26 2013-03-11 주식회사 제네웰 생체 적합성 고분자를 이용한 이식용 재료
TR201802761T4 (tr) 2012-03-30 2018-03-21 Univ Oklahoma Yüksek molekül ağırlıklı heparosan polimerler ve bunların üretimine ve kullanımına yönelik metotlar.
CN102614111B (zh) * 2012-04-05 2013-11-06 苏州豫源生物医药有限公司 氨基葡萄糖的凝胶剂及其制备方法
ITMI20120732A1 (it) 2012-05-03 2013-11-04 B S Srl Polisaccaridi reticolati a memoria di forma
ITPD20120173A1 (it) 2012-05-31 2013-12-01 Fidia Farmaceutici "nuovo sistema di rilascio di proteine idrofobiche"
US9822223B2 (en) * 2012-06-15 2017-11-21 Merz Pharma Gmbh & Co. Kgaa Method of preparing a composition based on hyaluronic acid
JP5840107B2 (ja) 2012-06-17 2016-01-06 コスメディ製薬株式会社 ヒアルロン酸ゲル及びその製造方法
EP2943531A1 (en) 2013-01-11 2015-11-18 Carbylan Therapeutics, Inc. Stabilized compositions comprising hyaluronic acid
CN103146003A (zh) * 2013-03-06 2013-06-12 上海其胜生物制剂有限公司 一种低温二次交联透明质酸钠凝胶的制备方法
KR101869988B1 (ko) * 2013-03-27 2018-06-21 주식회사 엘지화학 점탄성 히알루론산 가교물 제조용 조성물, 및 이를 이용하여 얻은 히알루론산 가교물
RU2018146249A (ru) 2013-05-15 2019-01-18 Зе Боард Оф Трастиз Оф Зе Леланд Стэнфорд Джуниор Юниверсити Модуляция активности гепарин-связывающего эпидермального фактора роста для заживления барабанной перепонки
WO2014198406A1 (en) 2013-06-11 2014-12-18 Anteis S.A. Method for crosslinking hyaluronic acid; method for preparing an injectable hydrogel; hydrogel obtained; use of the obtained hydrogel
WO2014206701A1 (en) * 2013-06-28 2014-12-31 Galderma S.A. A process for preparing a cross-linked hyaluronic acid product
AU2013396752B2 (en) * 2013-06-28 2018-11-08 Galderma S.A. Method for manufacturing a shaped cross-linked hyaluronic acid product
ES2653549T3 (es) 2013-09-30 2018-02-07 Galderma S.A. Funcionalización y reticulación de ácido hialurónico en un paso
KR101459070B1 (ko) 2013-12-09 2014-11-17 (주) 뉴메딕 지속성을 갖는 히알루론산 겔 조성물
AR099900A1 (es) 2014-04-01 2016-08-24 Merz Pharma Gmbh & Co Kgaa Rellenos para tejidos blandos con polisacáridos con persistencia mejorada, kit, procedimiento, uso
US20170210829A1 (en) * 2014-05-29 2017-07-27 Galderma S.A. Cross-linked polymer mixture of hyaluronic acid and dextran grafted with cyclodextrins and uses thereof
CA2950050A1 (en) 2014-05-29 2015-12-03 Galderma S.A. Cross-linked hyaluronic acid grafted with dextran
EP3194452B1 (en) 2014-08-29 2018-06-13 Galderma S.A. Enantiopure or enantioenriched bdde and its use as crosslinking agent in the manufacture of cross-linked products
EP3620184A1 (en) 2014-09-30 2020-03-11 Allergan Industrie, SAS Stable hydrogel compositions including additives
US20170290947A1 (en) * 2014-10-08 2017-10-12 Therakine Bio Delivery GmbH Micronized hydrophilic cross-linked biopolymer systems and method of making same
RU2017124620A (ru) 2014-12-18 2019-01-21 Гальдерма С.А. Прививка циклодекстрина амидными связями к гиалуроновой кислоте, поперечно сшитой эфиром, и их применение
EP3040118A1 (en) 2014-12-29 2016-07-06 Galderma S.A. Ether cross-linked chondroitin hydrogels and their use for soft tissue applications
EP3040348A1 (en) 2014-12-29 2016-07-06 Galderma S.A. Graft copolymer
EP3040117A1 (en) 2014-12-29 2016-07-06 Galderma S.A. Ether cross-linked chondroitin sulfate hydrogels and their use for soft tissue applications
WO2016128783A1 (en) 2015-02-09 2016-08-18 Allergan Industrie Sas Compositions and methods for improving skin appearance
US10004824B2 (en) 2015-05-11 2018-06-26 Laboratoires Vivacy Compositions comprising at least one polyol and at least one anesthetic
US20180155456A1 (en) 2015-05-29 2018-06-07 Galderma S.A. Mixed hydrogels of hyaluronic acid and dextran
EP3307237A1 (en) 2015-06-12 2018-04-18 Laboratoire Français du Fractionnement et des Biotechnologies Injectable composition of factor vii and fillers
FR3037797B1 (fr) 2015-06-24 2018-08-17 Kylane Laboratoires Sa Procede de preparation d'un hydrogel reticule injectable; hydrogel obtenu; utilisation de l'hydrogel obtenu
US9737395B2 (en) 2015-06-26 2017-08-22 Phi Nguyen Systems and methods for reducing scarring
ES2836473T3 (es) 2015-06-30 2021-06-25 Merz Pharma Gmbh & Co Kgaa Método de preparación de una composición basada en ácido hialurónico
KR20170025778A (ko) 2015-08-31 2017-03-08 대화제약 주식회사 항산화제를 포함하는 생체 적합성 고분자 히알루론산 유도체 및 그 히알루론산의 가교결합물
KR101720426B1 (ko) 2015-09-01 2017-04-14 (주)시지바이오 히알루론산 조성물 및 그의 제조방법
CN105126157B (zh) * 2015-09-17 2018-02-09 爱美客技术发展股份有限公司 医用可注射粘合凝胶及其制备方法
FR3044557B1 (fr) 2015-12-07 2017-12-01 Benedicte Vincente Gavard Molliard Tauzin Nouvelle composition injectable; procede de preparation de ladite composition; utilisation de ladite composition
FR3047666A1 (fr) 2016-02-15 2017-08-18 Benedicte Vincente Gavard Molliard Tauzin Composition injectable; procede de preparation de ladite composition; utilisation de ladite composition
KR101866310B1 (ko) 2016-05-31 2018-06-11 주식회사 글랜젠 생체 내 지속성 및 항산화 작용이 향상된 진피 충전재 조성물 및 이의 제조방법
WO2017220622A1 (en) 2016-06-23 2017-12-28 Galderma S.A. Cyclodextrin-grafted cross-linked hyaluronic acid complexed with active drug substances and uses thereof
WO2018024795A1 (en) 2016-08-03 2018-02-08 Galderma Research & Development Method of crosslinking glycosaminoglycans
BR112019002287A2 (pt) 2016-08-03 2019-06-18 Centre Nat Rech Scient glicosaminoglicanos reticulados, método para reticulação de um primeiro glicosaminoglicano enxertado com uma fração funcional diol tendo uma porção diol e um segundo glicosaminoglicano enxertado com um hemiéster boronato, uso de um hemiéster boronato, e, composição de polímero.
KR20190070327A (ko) 2016-09-21 2019-06-20 네슬레 스킨 헬스 소시에떼 아노님 2가 아연 양이온을 갖는 히알루론산 겔
AR110125A1 (es) 2016-11-07 2019-02-27 Croma Pharma Ges M B H Compuestos poliméricos que liberan sulfuro de hidrógeno
EP3494146A1 (en) 2016-12-23 2019-06-12 Galderma Research & Development Double crosslinked glycosaminoglycans
EP3562468A1 (en) 2016-12-29 2019-11-06 Nestlé Skin Health SA Micro- or nanoparticular multilamellar vesicles, compositions comprising the same and method for their use in skin care
EP3562469A1 (en) 2016-12-29 2019-11-06 Nestlé Skin Health SA Micro- or nanoparticular vesicles comprising crosslinked hyaluronic acid, compositions comprising the same and method for their use in skin care
EP3562470A1 (en) 2016-12-29 2019-11-06 Nestlé Skin Health SA Composition comprising a crosslinked hyaluronic acid (ha) in combination with a low-molecular ha and/or an agent stimulating endogenous ha synthesis
IT201700008651A1 (it) 2017-01-26 2018-07-26 Beauty System Pharma Ltd Acido ialuronico reticolato con agenti reticolanti di tipo naturale o semisintetico
CN108721206B (zh) * 2017-04-14 2021-11-09 常州药物研究所有限公司 治疗膀胱输尿管返流、压力性尿失禁和大便失禁的组合物及其制备方法
WO2018220283A1 (fr) 2017-05-29 2018-12-06 Kh Medtech Sarl Composition injectable sterile contenant de l'acide hyaluronique reticule et de l'articaine
WO2019001784A1 (en) 2017-06-28 2019-01-03 Nestlé Skin Health Sa HYALURONIC ACID GEL WITH A DIVALENT CATION
WO2019002371A1 (en) 2017-06-28 2019-01-03 Nestlé Skin Health Sa GLYCOSAMINOGLYCAN GEL WITH BIS-TRIS BUFFER
WO2019121694A1 (en) 2017-12-22 2019-06-27 Nestlé Skin Health Sa Injectable compositions of cross-linked hyaluronic acid and bupivacaine, and uses thereof
KR20210005945A (ko) 2018-05-03 2021-01-15 콜플랜트 리미티드 진피 충전제 및 이의 적용
CA3105709C (en) 2018-07-06 2024-03-12 Lg Chem, Ltd. Hyaluronic acid filler having high viscoelasticity and high cohesiveness
US20210290819A1 (en) 2018-07-10 2021-09-23 Lg Chem, Ltd. Hyaluronic acid filler having high lift capacity and low injection force
KR20200046649A (ko) 2018-10-25 2020-05-07 (주)뉴크레이티브랩 혼합상 히알루론산 제조방법
US20220040383A1 (en) 2018-12-20 2022-02-10 Lg Chem, Ltd. Filler having excellent filler properties comprising hyaluronic acid hydrogel
KR102398680B1 (ko) 2018-12-21 2022-05-16 주식회사 엘지화학 우수한 필링 특성을 갖는 히알루론산 하이드로겔을 포함하는 필러
WO2020198888A1 (en) 2019-04-02 2020-10-08 Volumina Medical Sa Composition comprising a cross-linked polyol
TR201922907A2 (tr) * 2019-12-31 2021-07-26 Vsy Biyoteknoloji Ve Ilac Sanayi Anonim Sirketi Osteoartri̇t tedavi̇si̇ i̇çi̇n yeni̇ bi̇r vi̇skoelasti̇k formülasyonu ve bunun üreti̇m yöntemi̇
EP4142647A1 (en) 2020-05-01 2023-03-08 Harbor Medtech, Inc. Port-accessible multidirectional reinforced minimally invasive collagen device for soft tissue repair
KR102425496B1 (ko) 2020-05-08 2022-07-26 주식회사 종근당 고탄성, 고점도 및 고유효 가교율을 갖는 히알루론산 가교체, 및 이의 제조방법
WO2023038463A1 (ko) 2021-09-09 2023-03-16 선바이오(주) 6-arm peg 수화겔의 시간 경과에 따른 졸-겔 전환
IT202100032111A1 (it) 2021-12-22 2023-06-22 Fidia Farm Spa Nuovi sostituti biocompatibili dell’umor vitreo
WO2023148619A1 (en) 2022-02-01 2023-08-10 Galderma Holding SA Methods of producing crosslinked hyaluronic acid hydrogels

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4197846A (en) * 1974-10-09 1980-04-15 Louis Bucalo Method for structure for situating in a living body agents for treating the body
US4716224A (en) * 1984-05-04 1987-12-29 Seikagaku Kogyo Co. Ltd. Crosslinked hyaluronic acid and its use
GB8412423D0 (en) * 1984-05-16 1984-06-20 Allied Colloids Ltd Polymeric compositions
SE442820B (sv) * 1984-06-08 1986-02-03 Pharmacia Ab Gel av tverbunden hyaluronsyra for anvendning som glaskroppssubstitut
US4863907A (en) * 1984-06-29 1989-09-05 Seikagaku Kogyo Co., Ltd. Crosslinked glycosaminoglycans and their use
US4582865A (en) * 1984-12-06 1986-04-15 Biomatrix, Inc. Cross-linked gels of hyaluronic acid and products containing such gels
US5128326A (en) * 1984-12-06 1992-07-07 Biomatrix, Inc. Drug delivery systems based on hyaluronans derivatives thereof and their salts and methods of producing same
SE458525B (sv) * 1985-05-23 1989-04-10 Pharmacia Ab Foerfarande foer tvaerbindning av en poroes agar- eller agarosgel
SE452469B (sv) * 1986-06-18 1987-11-30 Pharmacia Ab Material bestaende av en tverbunden karboxylgrupphaltig polysackarid och forfarande vid framstellning av detsamma
US4803075A (en) * 1986-06-25 1989-02-07 Collagen Corporation Injectable implant composition having improved intrudability
IT1198449B (it) * 1986-10-13 1988-12-21 F I D I Farmaceutici Italiani Esteri di alcoli polivalenti di acido ialuronico
US4767463A (en) * 1987-04-15 1988-08-30 Union Carbide Corporation Glycosaminoglycan and cationic polymer combinations
US5017229A (en) * 1990-06-25 1991-05-21 Genzyme Corporation Water insoluble derivatives of hyaluronic acid
US5007940A (en) * 1989-06-09 1991-04-16 American Medical Systems, Inc. Injectable polymeric bodies
US5143724A (en) * 1990-07-09 1992-09-01 Biomatrix, Inc. Biocompatible viscoelastic gel slurries, their preparation and use
US5246698A (en) * 1990-07-09 1993-09-21 Biomatrix, Inc. Biocompatible viscoelastic gel slurries, their preparation and use
CA2158638C (en) * 1993-03-19 1999-11-30 Bengt Agerup A composition and a method for tissue augmentation

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6486285B2 (en) 2000-01-24 2002-11-26 Kuraray Co., Ltd. Water-swellable polymer gel and process for preparing the same
WO2005040224A1 (ja) * 2003-10-29 2005-05-06 Teijin Limited ヒアルロン酸化合物、そのハイドロゲルおよび関節治療用材料
US8137685B2 (en) 2003-10-29 2012-03-20 Teijin Limited Hyaluronic acid compound, hydrogel thereof and joint treating material
WO2005054301A1 (ja) * 2003-11-14 2005-06-16 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha 架橋多糖微粒子およびその製造方法
JPWO2005054301A1 (ja) * 2003-11-14 2007-12-06 中外製薬株式会社 架橋多糖微粒子およびその製造方法
US8575332B2 (en) 2003-11-14 2013-11-05 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Crosslinked polysaccharide microparticles and method for their preparation
JP2011505369A (ja) * 2007-11-30 2011-02-24 アラーガン、インコーポレイテッド 薬剤の持続送達のための多糖ゲル組成物および方法
JP2014521492A (ja) * 2011-11-11 2014-08-28 エムアイビーエイ メディカル インコーポレイテッド 注入充填剤(フィラー){injectablefiller}
WO2015002091A1 (ja) 2013-07-03 2015-01-08 株式会社リタファーマ 水溶性ヒアルロン酸ゲル及びその製造方法
KR20160028408A (ko) 2013-07-03 2016-03-11 가부시키가이샤 리타파마 수용성 히알루론산 겔 및 그의 제조 방법
US10639266B2 (en) 2013-07-03 2020-05-05 Ritapharma, Co., Ltd Water-soluble hyaluronic acid gel and method for producing same

Also Published As

Publication number Publication date
EA001500B1 (ru) 2001-04-23
NO980213D0 (no) 1998-01-16
NO980213L (no) 1998-03-16
CA2226488C (en) 2005-12-06
EP0839159B1 (en) 2001-08-08
AU6371896A (en) 1997-02-18
UA48980C2 (uk) 2002-09-16
HUP9901714A3 (en) 2000-06-28
GR3037065T3 (en) 2002-01-31
NO315274B1 (no) 2003-08-11
CN1190974A (zh) 1998-08-19
DE69614391T2 (de) 2002-02-14
CZ12998A3 (cs) 1998-06-17
CN1083849C (zh) 2002-05-01
HU220257B (hu) 2001-11-28
TR199800072T1 (xx) 1998-05-21
JP3094074B2 (ja) 2000-10-03
CZ290755B6 (cs) 2002-10-16
MX9800484A (es) 1998-04-30
AU700215B2 (en) 1998-12-24
NZ312229A (en) 1998-11-25
DK0839159T3 (da) 2001-10-08
HUP9901714A2 (hu) 1999-09-28
PL188071B1 (pl) 2004-12-31
PT839159E (pt) 2001-11-30
CA2226488A1 (en) 1997-02-06
BRPI9609534B8 (pt) 2020-05-12
KR19990029034A (ko) 1999-04-15
DE69614391D1 (de) 2001-09-13
SI0839159T1 (en) 2002-04-30
BR9609534B1 (pt) 2010-07-27
EA199800133A1 (ru) 1998-10-29
WO1997004012A1 (en) 1997-02-06
US5827937A (en) 1998-10-27
ES2161368T3 (es) 2001-12-01
SK282431B6 (sk) 2002-02-05
BR9609534A (pt) 1999-02-23
EP0839159A1 (en) 1998-05-06
DE839159T1 (de) 1999-10-07
SK6198A3 (en) 1999-01-11
KR100314488B1 (ko) 2001-12-28
ATE204000T1 (de) 2001-08-15
PL324608A1 (en) 1998-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3094074B2 (ja) 多糖ゲル組成物
Zhang et al. Hydrogels based on pH-responsive reversible carbon–nitrogen double-bond linkages for biomedical applications
MXPA98000484A (en) Composition in polisacar gel
US5502081A (en) Water-insoluble derivatives of hyaluronic acid and their methods of preparation and use
DE69914928T2 (de) Polymerkomplexe von glukuronoglukanen
JP4745826B2 (ja) 架橋多糖微粒子およびその製造方法
CN107708675A (zh) 假塑性微凝胶基质的组合物和试剂盒
JP2008133474A (ja) 架橋多糖類組成物
EP1891941A1 (en) Aqueous gels comprising microspheres
C Patel et al. Recent patents on stimuli responsive hydrogel drug delivery system
CN113599507A (zh) 葡萄糖触发的活性氧响应注射型复合水凝胶的制备方法
KR20120118559A (ko) 생체적합성 히알루론산 가교물을 포함하는 약물 전달 조성물
JPWO2004050712A1 (ja) 薬物徐放担体
KR20210121576A (ko) 고분자 마이크로 입자, 고분자 마이크로 입자의 제조방법, 이를 포함하는 의료용 조성물, 미용 조성물, 의료 용품 및 미용 용품
EP2178908A1 (en) Peptides and pharmaceutical compositions for treating connective tissue
AU700215C (en) Polysaccharide gel composition
Kim et al. Chitosan-based delivery system for tissue regeneration and chemotherapy
Grigoras Pullulan-based hydrogels
JP4460665B2 (ja) 生体吸収性薬物担体
LANKAPALLI et al. APPLICATIONS OF BIODEGRADABLE NATURAL POLYMERS AS DRUG DELIVERY SYSTEMS: A REVIEW

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070804

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130804

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term