本出願は、2019年9月26日に出願された「MEDIA BROWSING USER INTERFACE WITH INTELLIGENTLY SELECTED REPRESENTATIVE MEDIA ITEMS」と題された米国特許出願第16/584,783号、2019年9月26日に出願された「MEDIA BROWSING USER INTERFACE WITH INTELLIGENTLY SELECTED REPRESENTATIVE MEDIA ITEMS」と題された米国特許出願第16/584,776号、2019年6月1日に出願された「MEDIA BROWSING USER INTERFACE WITH INTELLIGENTLY SELECTED REPRESENTATIVE MEDIA ITEMS」と題された米国特許仮出願第62/856,052号、2019年5月6日に出願された「MEDIA BROWSING USER INTERFACE WITH INTELLIGENTLY SELECTED REPRESENTATIVE MEDIA ITEMS」と題された米国特許仮出願第62/843,930号、及び2019年8月27日に出願された「MEDIA BROWSING USER INTERFACE WITH INTELLIGENTLY SELECTED REPRESENTATIVE MEDIA ITEMS」と題されたデンマーク国特許出願PA201970535号の利益を主張し、これらのそれぞれの内容は、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。
以下の説明は、例示的な方法、パラメータなどについて記載する。しかしながら、そのような説明は、本開示の範囲に対する限定として意図されるものではなく、むしろ例示的な実施形態の説明として提供されることを認識されたい。
メディアアイテムの集合をナビゲートするための効率的な方法及びインタフェースを提供する電子デバイスが必要とされている。例えば、現在のコンテキストに関連するメディアコンテンツを検索するために、ユーザがインタフェースをナビゲートすることによって広範な手動作業を排除する技術である。そのような技術は、メディアアイテムの集合にアクセスするユーザの認識的負担を軽減し、それによって生産性を高めることができる。更に、そのような技術は、普通なら冗長なユーザ入力に浪費されるプロセッサ及びバッテリの電力を低減することができる。
以下、図1A~図1B、図2、図3、図4A~図4B、及び図5A~図5Hは、メディアアイテムの集合をナビゲートする技術を実行するための例示的なデバイスの説明を提供する。図6A~図6Nは、メディアアイテムの集合をナビゲートするための例示的なユーザインタフェースを示す。図7は、いくつかの実施形態に係る、メディアアイテムの集合をナビゲートする方法を示すフロー図である。図6A~図6Nのユーザインタフェースは、図7のプロセスを含む、後述するプロセスを示すために使用される。図8A~図8Qは、メディアアイテムの集合をナビゲートするための例示的なユーザインタフェースを示す。図9は、いくつかの実施形態に係る、メディアアイテムの集合をナビゲートする方法を示すフロー図である。図8A~図8Qのユーザインタフェースは、図9のプロセスを含む、後述するプロセスを示すために使用される。図10A~図10Oは、メディアアイテムの集合をナビゲートするための例示的なユーザインタフェースを示す。図11は、いくつかの実施形態に係る、メディアアイテムの集合をナビゲートする方法を示すフロー図である。図10A~図10Oのユーザインタフェースは、図11のプロセスを含む、後述するプロセスを示すために使用される。図12A~図12Oは、メディアアイテムの集合をナビゲートするための例示的なユーザインタフェースを示す。図13は、いくつかの実施形態に係る、メディアアイテムの集合をナビゲートする方法を示すフロー図である。図12A~図12Oのユーザインタフェースは、図13のプロセスを含む、後述するプロセスを示すために使用される。図14A~図14Fは、メディアアイテムの集合をナビゲートするための例示的なユーザインタフェースを示す。図15は、いくつかの実施形態に係る、メディアアイテムの集合をナビゲートする方法を示すフロー図である。図14A~図14Fのユーザインタフェースは、図15のプロセスを含む、後述するプロセスを示すために使用される。
以下の説明では、様々な要素について説明するために、「第1の」、「第2の」などの用語を使用するが、これらの要素は、それらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語は、ある要素を別の要素と区別するためにのみ使用される。例えば、記載する様々な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1のタッチを第2のタッチと呼ぶこともでき、同様に第2のタッチを第1のタッチと呼ぶこともできる。第1のタッチ及び第2のタッチはどちらもタッチであるが、これらは同じタッチではない。
本明細書に記載する様々な実施形態の説明で使用される術語は、特定の実施形態を説明することのみを目的とし、限定的であることは意図されていない。記載する様々な実施形態の説明及び添付の特許請求の範囲では、単数形の「a(1つ、一)」、「an(1つ、一)」、及び「the(その、この)」は、文脈上別途明白に記載しない限り、複数形も同様に含むことが意図される。また、本明細書で使用されるとき、用語「及び/又は」は、関連する列挙された項目のうちの1つ以上のいずれか及び全ての考えられる組み合わせを指し、且つこれを含むことを理解されたい。用語「includes(含む)」、「including(含む)」、「comprises(含む、備える)」、及び/又は「comprising(含む、備える)」は、本明細書で使用する場合、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらのグループの存在又は追加を除外しないことが更に理解されるであろう。
「~の場合(if)」という用語は、任意選択的に、文脈に応じて、「~とき(when)」若しくは「~とき(upon)」、又は「~と判定したことに応じて(in response to determining)」若しくは「~を検出したことに応じて(in response to detecting)」を意味すると解釈される。同様に、「~と判定された場合(if it is determined)」又は「[記載の状態又はイベント]が検出された場合(if [a stated condition or event] is detected)」という語句は、任意選択的に、文脈に応じて、「~と判定したとき(upon determining)」若しくは「~と判定したことに応じて(in response to determining)」、又は「[記載の状態又はイベント]を検出したとき(upon detecting [the stated condition or event])」若しくは「[記載の状態又はイベント]を検出したことに応じて(in response to detecting [the stated condition or event])」を意味すると解釈される。
電子デバイス、そのようなデバイス用のユーザインタフェース、及びそのようなデバイスを使用する関連するプロセスの実施形態が説明される。いくつかの実施形態では、デバイスは、PDA機能及び/又は音楽プレーヤ機能などの他の機能も含む、携帯電話などのポータブル通信デバイスである。ポータブル多機能デバイスの例示的な実施形態としては、カリフォルニア州クパチーノのApple Inc.からのiPhone(登録商標)、iPod Touch(登録商標)、及びiPad(登録商標)のデバイスが挙げられるが、これらに限定されない。任意選択的に、タッチ感知面(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)を有するラップトップ又はタブレットコンピュータなどの他のポータブル電子デバイスも使用される。また、いくつかの実施形態では、デバイスはポータブル通信デバイスではなく、タッチ感知面(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)を有するデスクトップコンピュータであることも理解されたい。
以下の論考では、ディスプレイ及びタッチ感知面を含む電子デバイスについて説明する。しかしながら、電子デバイスは、任意選択的に、物理キーボード、マウス、及び/又はジョイスティックなどの1つ以上の他の物理ユーザインタフェースデバイスを含むことを理解されたい。
デバイスは、通常、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、ワードプロセッシングアプリケーション、ウェブサイト作成アプリケーション、ディスクオーサリングアプリケーション、スプレッドシートアプリケーション、ゲームアプリケーション、電話アプリケーション、テレビ会議アプリケーション、電子メールアプリケーション、インスタントメッセージングアプリケーション、トレーニングサポートアプリケーション、写真管理アプリケーション、デジタルカメラアプリケーション、デジタルビデオカメラアプリケーション、ウェブブラウジングアプリケーション、デジタル音楽プレーヤアプリケーション、及び/又はデジタルビデオプレーヤアプリケーションのうちの1つ以上などの様々なアプリケーションをサポートする。
本デバイス上で実行される様々なアプリケーションは、タッチ感知面などの、少なくとも1つの共通の物理ユーザインタフェースデバイスを、任意選択的に使用する。タッチ感知面の1つ以上の機能、並びにデバイス上に表示される対応する情報は、アプリケーション毎に、及び/又はそれぞれのアプリケーション内で、任意選択的に、調整及び/又は変更される。このように、デバイスの共通の物理アーキテクチャ(タッチ感知面など)は、任意選択的に、ユーザにとって直観的且つ透明なユーザインタフェースを備える様々なアプリケーションをサポートする。
ここで、タッチ感知ディスプレイを備えるポータブルデバイスの実施形態に注意を向ける。図1Aは、いくつかの実施形態に係る、タッチ感知ディスプレイシステム112を有するポータブル多機能デバイス100を示すブロック図である。タッチ感知ディスプレイ112は、便宜上「タッチスクリーン」と呼ばれることがあり、「タッチ感知ディスプレイシステム」として知られている又は呼ばれることがある。デバイス100は、メモリ102(任意選択的に、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を含む)、メモリコントローラ122、1つ以上の処理ユニット(CPU)120、周辺機器インタフェース118、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、入出力(I/O)サブシステム106、他の入力コントロールデバイス116、及び外部ポート124を含む。デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の光センサ164を含む。デバイス100は、任意選択的に、デバイス100上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ165(例えば、デバイス100のタッチ感知ディスプレイシステム112などのタッチ感知面)を含む。デバイス100は、任意選択的に、デバイス100上で触知出力を生成する(例えばデバイス100のタッチ感知ディスプレイシステム112又はデバイス300のタッチパッド355などのタッチ感知面上で触知出力を生成する)1つ以上の触知出力生成器167を含む。これらの構成要素は、任意選択的に、1つ以上の通信バス又は信号ライン103を介して通信する。
本明細書及び特許請求において使用されるとき、タッチ感知面上の接触の「強度」という用語は、タッチ感知面上の接触(例えば、指の接触)の力若しくは圧力(単位面積当たりの力)、又はタッチ感知面上の接触の力若しくは圧力に対する代理(プロキシ)を指す。接触の強度は、少なくとも4つの別個の値を含み、より典型的には、数百の(例えば、少なくとも256の)別個の値を含む、値の範囲を有する。接触の強度は、任意選択的に、様々な手法、及び様々なセンサ又はセンサの組み合わせを使用して、判定(又は測定)される。例えば、タッチ感知面の下又はそれに隣接する1つ以上の力センサは、任意選択的に、タッチ感知面上の様々なポイントにおける力を測定するために使用される。いくつかの実装形態では、複数の力センサからの力測定値が、接触の推定される力を決定するために組み合わされる(例えば、加重平均される)。同様に、スタイラスの感圧性先端部が、任意選択的に、タッチ感知面上のスタイラスの圧力を判定するために使用される。あるいは、タッチ感知面上で検出される接触エリアのサイズ及び/若しくはその変化、接触に近接するタッチ感知面の電気容量及び/若しくはその変化、並びに/又は、接触に近接するタッチ感知面の抵抗及び/若しくはその変化が、任意選択的に、タッチ感知面上の接触の力又は圧力の代替物として使用される。一部の実装形態では、接触の力又は圧力の代替測定値が、強度閾値を上回っているかどうかを判定するために直接使用される(例えば、強度閾値は、代替測定値に対応する単位で記述される)。いくつかの実装形態では、接触力又は圧力の代理測定値は、力又は圧力の推定値に変換され、力又は圧力の推定値が、強度閾値を上回っているかどうかを判定するために使用される(例えば、強度閾値は、圧力の単位で測定される圧力閾値である)。接触の強度をユーザ入力の属性として使用することにより、アフォーダンスを表示する実装面積が限られている低減されたサイズのデバイス上で、ユーザが他の方法ではアクセス不可能であり得る追加のデバイス機能にユーザがアクセスすること(例えば、タッチ感知ディスプレイ上で)、及び/又は、ユーザ入力を受け取ること(例えば、タッチ感知ディスプレイ、タッチ感知面、又は、ノブ若しくはボタンなどの物理的/機械的コントロールを介して)が可能となる。
本明細書及び特許請求の範囲で使用されるように、用語「触知出力」は、ユーザの触覚でユーザによって検出されることになる、デバイスの従前の位置に対するそのデバイスの物理的変位、デバイスの構成要素(例えば、タッチ感知面)の、そのデバイスの別の構成要素(例えば、筐体)に対する物理的変位、又は、デバイスの質量中心に対する構成要素の変位を指す。例えば、デバイス又はデバイスの構成要素が、タッチに敏感なユーザの表面(例えば、ユーザの手の指、手のひら、又は他の部分)に接触している状況では、物理的変位によって生成された触知出力は、そのデバイス又はデバイスの構成要素の物理的特性の認識される変化に相当する触感として、ユーザによって解釈されることになる。例えば、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイ又はトラックパッド)の移動は、ユーザによって、物理アクチュエータボタンの「ダウンクリック」又は「アップクリック」として、任意選択的に解釈される。場合によっては、ユーザの動作により物理的に押された(例えば、変位された)タッチ感知面に関連付けられた物理アクチュエータボタンの移動がないときでさえ、ユーザは「ダウンクリック」又は「アップクリック」などの触感を感じる。別の例として、タッチ感知面の移動は、タッチ感知面の平滑度に変化がない場合であっても、ユーザによって、そのタッチ感知面の「粗さ」として、任意選択的に解釈又は感知される。そのようなユーザによるタッチの解釈は、ユーザの個人的な感覚認知に左右されるが、大多数のユーザに共通する、多くのタッチの感覚認知が存在する。したがって、触知出力が、ユーザの特定の感覚認知(例えば、「アップクリック」「ダウンクリック」、「粗さ」)に対応するものと記述される場合、別途記載のない限り、生成された触知出力は、典型的な(又は、平均的な)ユーザの記述された感覚認知を生成するデバイス、又はデバイスの構成要素の物理的変位に対応する。
デバイス100は、ポータブル多機能デバイスの一例に過ぎず、デバイス100は、任意選択的に、示されているものよりも多くの構成要素又は少ない構成要素を有するものであり、任意選択的に、2つ以上の構成要素を組み合わせるものであり、又は、任意選択的に、それらの構成要素の異なる構成若しくは配置を有するものであることを理解されたい。図1Aに示す様々な構成要素は、1つ以上の信号処理回路及び/又は特定用途向け集積回路を含む、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの両方の組み合わせで実施される。
メモリ102は、任意選択的に、高速ランダムアクセスメモリを含み、また任意選択的に、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステートメモリデバイスなどの不揮発性メモリを含む。メモリコントローラ122は、任意選択的に、デバイス100の他の構成要素によるメモリ102へのアクセスを制御する。
周辺機器インタフェース118は、デバイスの入力及び出力周辺機器をCPU120及びメモリ102に結合するために使用することができる。1つ以上のプロセッサ120は、メモリ102に記憶された様々なソフトウェアプログラム及び/又は命令セットを動作させる又は実行して、デバイス100のための様々な機能を実行し、データを処理する。いくつかの実施形態では、周辺機器インタフェース118、CPU120、及びメモリコントローラ122は、任意選択的に、チップ104などの単一のチップ上に実装される。いくつかの他の実施形態では、それらは別々のチップ上に任意選択的に実装される。
RF(radio frequency、無線周波数)回路108は、電磁信号とも呼ばれるRF信号を送受信する。RF回路108は、電気信号を電磁信号に又は電磁信号を電気信号に変換し、電磁信号を介して通信ネットワーク及び他の通信デバイスと通信する。RF回路108は、任意選択的に、これらの機能を実行するための周知の回路を含み、それらの回路としては、限定するものではないが、アンテナシステム、RF送受信機、1つ以上の増幅器、同調器、1つ以上の発振器、デジタル信号プロセッサ、CODECチップセット、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カード、メモリなどが挙げられる。RF回路108は、任意選択的に、ワールドワイドウェブ(World Wide Web、WWW)とも呼ばれるインターネット、イントラネット、並びに/又はセルラー電話ネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(local area network、LAN)及び/若しくはメトロポリタンエリアネットワーク(metropolitan area network、MAN)などの無線ネットワークなどのネットワークと、また他のデバイスと、無線通信によって通信する。RF回路108は、任意選択的に、短距離通信無線機などによって近距離通信(Near Field Communication、NFC)フィールドを検出するよく知られている回路を含む。無線通信は、任意選択的に、それだけに限定されるものではないが、モバイル通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communications、GSM)、拡張データGSM環境(Enhanced Data GSM Environment、EDGE)、高速ダウンリンクパケットアクセス(high-speed downlink packet access、HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(high-speed uplink packet access、HSUPA)、エボリューションデータオンリ(Evolution,Data-Only、EV-DO)、HSPA、HSPA+、デュアルセルHSPA(Dual-Cell HSPA、DC-HSPDA)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)、近距離通信(NFC)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、W-CDMA)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、時分割多元接続(time division multiple access、TDMA)、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth(登録商標)ローエネルギー(Bluetooth Low Energy、BTLE)、ワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、Wi-Fi)(例えば、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n、及び/若しくはIEEE802.11ac)、ボイスオーバインターネットプロトコル(voice over Internet Protocol、VoIP)、Wi-MAX、電子メール用プロトコル(例えば、インターネットメッセージアクセスプロトコル(Internet message access protocol、IMAP)及び/若しくはポストオフィスプロトコル(post office protocol、POP))、インスタントメッセージング(例えば、拡張可能なメッセージング及びプレゼンスプロトコル(extensible messaging and presence protocol、XMPP)、インスタントメッセージング及びプレゼンスレベレイジングエクステンション用のセッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions、SIMPLE)、インスタントメッセージング及びプレゼンスサービス(Instant Messaging and Presence Service、IMPS))、並びに/若しくはショートメッセージサービス(Short Message Service、SMS)、又は本明細書の出願日の時点でまだ開発されていない通信プロトコルを含む任意の他の適切な通信プロトコルを含む、複数の通信規格、プロトコル、及び技術のうちのいずれかを使用する。
オーディオ回路110、スピーカ111、及びマイクロフォン113は、ユーザとデバイス100との間のオーディオインタフェースを提供する。オーディオ回路110は、周辺機器インタフェース118からオーディオデータを受信し、このオーディオデータを電気信号に変換し、この電気信号をスピーカ111に送信する。スピーカ111は、電気信号を人間の可聴音波に変換する。また、オーディオ回路110は、マイクロフォン113によって音波から変換された電気信号を受信する。オーディオ回路110は、電気信号をオーディオデータに変換し、このオーディオデータを処理のために周辺機器インタフェース118に送信する。オーディオデータは、任意選択的に、周辺機器インタフェース118によって、メモリ102及び/若しくはRF回路108から取得され、且つ/又はメモリ102及び/若しくはRF回路108に伝送される。いくつかの実施形態では、オーディオ回路110はまた、ヘッドセットジャック(例えば、図2の212)を含む。ヘッドセットジャックは、オーディオ回路110と、出力専用ヘッドホン又は出力(例えば片耳又は両耳用のヘッドホン)及び入力(例えばマイクロフォン)の両方を備えるヘッドセットなどの着脱可能なオーディオ入出力周辺機器との間のインタフェースを提供する。
I/Oサブシステム106は、タッチスクリーン112及び他の入力コントロールデバイス116などのデバイス100上の入出力周辺機器を、周辺機器インタフェース118に結合する。I/Oサブシステム106は、任意選択的に、ディスプレイコントローラ156、光センサコントローラ158、深度カメラコントローラ169、強度センサコントローラ159、触覚フィードバックコントローラ161、及び、他の入力デバイス若しくは制御デバイス用の1つ以上の入力コントローラ160を含む。1つ以上の入力コントローラ160は、他の入力コントロールデバイス116からの電気信号の受信/他の入力コントロールデバイス116への電気信号の送信を行う。他の入力コントロールデバイス116は、任意選択的に、物理ボタン(例えば、プッシュボタン、ロッカボタンなど)、ダイヤル、スライダスイッチ、ジョイスティック、クリックホイールなどを含む。いくつかの代替的な実施形態では、入力コントローラ(単数又は複数)160は、任意選択的に、キーボード、赤外線ポート、USBポート、及びマウスなどのポインタデバイスのうちのいずれかに結合される(又はいずれにも結合されない)。1つ以上のボタン(例えば、図2の208)は、任意選択的に、スピーカ111及び/又はマイクロフォン113の音量コントロールのためのアップ/ダウンボタンを含む。1つ以上のボタンは、任意選択的に、プッシュボタン(例えば、図2の206)を含む。
全体が参照により本明細書に組み込まれる、2005年12月23日出願の米国特許出願第11/322,549号、「Unlocking a Device by Performing Gestures on an Unlock Image」、米国特許第7,657,849号に記載されているように、プッシュボタンの素早い押下は、任意選択的に、タッチスクリーン112のロックを解放し、又は任意選択的に、タッチスクリーン上のジェスチャを使用してデバイスをロック解除するプロセスを開始する。プッシュボタン(例えば、206)のより長い押下は、任意選択的に、デバイス100への電力をオン又はオフにする。ボタンのうちの1つ以上の機能性は、任意選択的に、ユーザによってカスタマイズ可能である。タッチスクリーン112は、仮想又はソフトボタン及び1つ以上のソフトキーボードを実装するために使用される。
タッチ感知ディスプレイ112は、デバイスとユーザとの間の入力インタフェース及び出力インタフェースを提供する。ディスプレイコントローラ156は、タッチスクリーン112からの電気信号の受信、及び/又はタッチスクリーン112への電気信号の送信を行う。タッチスクリーン112は、ユーザに対して視覚出力を表示する。この視覚出力は、グラフィック、テキスト、アイコン、動画、及びそれらの任意の組み合わせ(総称して「グラフィック」)を任意選択的に含む。いくつかの実施形態では、視覚出力の一部又は全ては、任意選択的に、ユーザインタフェースオブジェクトに対応する。
タッチスクリーン112は、触覚及び/又は触知接触に基づくユーザからの入力を受け入れるタッチ感知面、センサ、又はセンサのセットを有する。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は、(メモリ102内の任意の関連モジュール及び/又は命令セットと共に)、タッチスクリーン112上で接触(及び任意の接触の移動又は中断)を検出し、検出された接触をタッチスクリーン112に表示されたユーザインタフェースオブジェクト(例えば、1つ以上のソフトキー、アイコン、ウェブページ、又は画像)との対話に変換する。例示的な実施形態では、タッチスクリーン112とユーザとの間の接触点は、ユーザの指に対応する。
タッチスクリーン112は、任意選択的に、LCD(液晶ディスプレイ)技術、LPD(発光ポリマーディスプレイ)技術、又はLED(発光ダイオード)技術を使用するが、他の実施形態では、他のディスプレイ技術も使用される。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は、任意選択的に、それだけに限定されるものではないが、容量性、抵抗性、赤外線、及び表面音波の技術、並びにタッチスクリーン112との1つ以上の接触点を判定する他の近接センサアレイ又は他の要素を含む、現在知られている又は今後開発される複数のタッチ感知技術のうちのいずれかを使用して、接触及びそのあらゆる移動又は中断を検出する。例示的な実施形態では、カリフォルニア州クパチーノのApple Inc.からのiPhone(登録商標)及びiPod Touch(登録商標)に見られるものなどの、投影型相互静電容量感知技術が使用される。
タッチスクリーン112のいくつかの実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、任意選択的に、それぞれ全体が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許第6,323,846号(Westermanら)、第6,570,557号(Westermanら)、及び/若しくは第6,677,932号(Westerman)、並びに/又は米国特許公報第2002/0015024(A1)号に記載されているマルチタッチ感知タッチパッドに類似している。しかし、タッチスクリーン112はデバイス100からの視覚出力を表示するのに対して、タッチ感知タッチパッドは視覚出力を提供しない。
タッチスクリーン112のいくつかの実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、以下の出願に記載されている。
(1)2006年5月2日出願の米国特許出願第11/381,313号、「Multipoint Touch Surface Controller」、(2)2004年5月6日出願の米国特許出願第10/840,862号、「Multipoint Touchscreen」、(3)2004年7月30日出願の米国特許出願第10/903,964号、「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(4)2005年1月31日出願の米国特許出願第11/048,264号、「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(5)2005年1月18日出願の米国特許出願第11/038,590号、「Mode-Based Graphical User Interfaces For Touch Sensitive Input Devices」、(6)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,758号、「Virtual Input Device Placement On A Touch Screen User Interface」、(7)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,700号、「Operation Of A Computer With A Touch Screen Interface」、(8)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,737号、「Activating Virtual Keys Of A Touch-Screen Virtual Keyboard」、及び(9)2006年3月3日出願の米国特許出願第11/367,749号、「Multi-Functional Hand-Held Device」。これらの出願は全て、全体が参照により本明細書に組み込まれる。
タッチスクリーン112は、任意選択的に、100dpiを超える動画解像度を有する。いくつかの実施形態では、タッチスクリーンは、約160dpiの動画解像度を有する。ユーザは、任意選択的に、スタイラス、指などの任意の適した物体又は付属物を使用して、タッチスクリーン112に接触する。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースは、指ベースの接触及びジェスチャを主に使用して動作するように設計されるが、これは、タッチスクリーン上の指の接触面積がより大きいため、スタイラスベースの入力ほど正確でない可能性がある。一部の実施形態では、デバイスは、指による粗い入力を、ユーザによって所望されているアクションを実行するための、正確なポインタ/カーソルの位置又はコマンドに変換する。
いくつかの実施形態では、タッチスクリーンに加えて、デバイス100は、任意選択的に、特定の機能をアクティブ化又は非アクティブ化するためのタッチパッドを含む。一部の実施形態では、タッチパッドは、タッチスクリーンとは異なり、視覚出力を表示しない、デバイスのタッチ感知エリアである。タッチパッドは、任意選択的に、タッチスクリーン112とは別個のタッチ感知面又はタッチスクリーンによって形成されるタッチ感知面の拡張部である。
デバイス100は、様々な構成要素に電力を供給する電力システム162も含む。電力システム162は、任意選択的に、電力管理システム、1つ以上の電源(例えば、バッテリ、交流(AC))、再充電システム、停電検出回路、電力コンバータ又はインバータ、電力状態インジケータ(例えば、発光ダイオード(LED))、並びにポータブルデバイス内での電力の生成、管理、及び分配に関連付けられた任意の他の構成要素を含む。
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の光センサ164を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の光センサコントローラ158に結合された光センサを示す。光センサ164は、任意選択的に、電荷結合デバイス(charge-coupled device、CCD)又は相補的金属酸化物半導体(complementary metal-oxide semiconductor、CMOS)フォトトランジスタを含む。光センサ164は、1つ以上のレンズを通って投影された環境からの光を受信し、その光を、画像を表すデータに変換する。光センサ164は、撮像モジュール143(カメラモジュールとも呼ばれる)と連携して、任意選択的に、静止画像又は動画をキャプチャする。いくつかの実施形態では、光センサは、デバイスの前面にあるタッチスクリーンディスプレイ112とは反対側のデバイス100の裏面に位置し、したがってタッチスクリーンディスプレイは、静止画像及び/又は動画の取得のためのビューファインダとして使用することが可能である。いくつかの実施形態では、ユーザが他のテレビ会議参加者をタッチスクリーンディスプレイ上で見ている間に、ユーザの画像が、任意選択的に、テレビ会議のために入手されるように、光センサはデバイスの前面に配置される。いくつかの実施形態では、光センサ164の位置は、ユーザによって(例えば、デバイス筐体内でレンズ及びセンサを回転させることによって)変更することができ、したがって単一の光センサ164が、タッチスクリーンディスプレイと共に、テレビ会議にも静止画像及び/又は動画の取得にも使用される。
デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の深度カメラセンサ175もまた含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の深度カメラコントローラ169に結合された深度カメラセンサを示す。深度カメラセンサ175は、環境からデータを受信して、視点(例えば、深度カメラセンサ)からのシーン内の対象物(例えば、顔面)の3次元モデルを作成する。いくつかの実施形態では、撮像モジュール143(カメラモジュールとも呼ばれる)と連携して、深度カメラセンサ175は、任意選択的に、撮像モジュール143によってキャプチャされた画像の異なる部分の深度マップを決定するために使用される。いくつかの実施形態では、ユーザが他のテレビ会議参加者をタッチスクリーンディスプレイ上で見る間に、任意選択的に、深度情報を有するユーザの画像をテレビ会議のために取得し、また、深度マップデータを有する自撮り画像をキャプチャするために、デバイス100の前面に深度カメラセンサが配置されている。いくつかの実施形態では、深度カメラセンサ175は、デバイスの背面に、あるいはデバイス100の背面及び前面に配置される。いくつかの実施形態では、深度カメラセンサ175の位置は、ユーザによって(例えば、デバイスハウジング内でレンズ及びセンサを回転させることによって)変更することができ、したがって深度カメラセンサ175が、タッチスクリーンディスプレイと共に、テレビ会議にも静止画像及び/又は動画の取得にも使用される。
デバイス100はまた、任意選択的に、1つ以上の接触強度センサ165を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の強度センサコントローラ159に結合された接触強度センサを示す。接触強度センサ165は、任意選択的に、1つ以上のピエゾ抵抗ひずみゲージ、容量性力センサ、電気力センサ、圧電力センサ、光学力センサ、容量性タッチ感知面、又は他の強度センサ(例えば、タッチ感知面上の接触の力(若しくは圧力)を測定するために使用されるセンサ)を含む。接触強度センサ165は、接触強度情報(例えば、圧力情報、又は圧力情報に対するプロキシ)を環境から受信する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサは、タッチ感知面(例えばタッチ感知ディスプレイシステム112)と並置される、又はそれに近接される。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサは、デバイス100の前面に配置されたタッチスクリーンディスプレイ112の反対側である、デバイス100の背面に配置される。
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の近接センサ166を含む。図1Aは、周辺機器インタフェース118に結合された近接センサ166を示す。あるいは、近接センサ166は、任意選択的に、I/Oサブシステム106内の入力コントローラ160に結合される。近接センサ166は、任意選択的に、全体が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許出願第11/241,839号、「Proximity Detector In Handheld Device」、第11/240,788号、「Proximity Detector In Handheld Device」、第11/620,702号、「Using Ambient Light Sensor To Augment Proximity Sensor Output」、第11/586,862号、「Automated Response To And Sensing Of User Activity In Portable Devices」、及び第11/638,251号、「Methods And Systems For Automatic Configuration Of Peripherals」で記載されているように機能する。いくつかの実施形態では、多機能デバイスが、ユーザの耳の近くに置かれた場合(例えば、ユーザが電話をかけている場合)、近接センサは、タッチスクリーン112をオフにして無効化する。
デバイス100はまた、任意選択的に、1つ以上の触知出力生成器167を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の触覚フィードバックコントローラ161に結合された触知出力生成器を示す。触知出力生成器167は、任意選択的に、スピーカ若しくは他のオーディオ構成要素などの1つ以上の電気音響デバイス、及び/又はモータ、ソレノイド、電気活性ポリマー、圧電アクチュエータ、静電アクチュエータ、若しくは他の触知出力生成構成要素(例えば、デバイス上で電気信号を触知出力に変換する構成要素)などのエネルギーを直線の動きに変換する電気機械デバイスを含む。接触強度センサ165は、触知フィードバック生成命令を触覚フィードバックモジュール133から受信し、デバイス100のユーザが感知することが可能な触知出力をデバイス100上に生成する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの触知出力生成器は、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイシステム112)と並置される、又はそれに近接しており、任意選択的に、タッチ感知面を垂直方向(例えば、デバイス100の表面の内/外)に、又は水平方向(例えば、デバイス100の表面と同じ平面内の前後)に移動させることによって、触知出力を生成する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの触知出力生成器センサは、デバイス100の前面に配置されたタッチスクリーンディスプレイ112の反対側である、デバイス100の背面に配置される。
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の加速度計168を含む。図1Aは、周辺機器インタフェース118に結合された加速度計168を示す。あるいは、加速度計168は、任意選択的に、I/Oサブシステム106内の入力コントローラ160に結合される。加速度計168は、任意選択的に、どちらも全体が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許公開第20050190059号、「Acceleration-based Theft Detection System for Portable Electronic Devices」、及び米国特許公開第20060017692号、「Methods And Apparatuses For Operating A Portable Device Based On An Accelerometer」に記載されているように機能する。いくつかの実施形態では、情報は、1つ以上の加速度計から受信したデータの分析に基づいて、縦長表示又は横長表示でタッチスクリーンディスプレイに表示される。デバイス100は、加速度計(単数又は複数)168に加えて、磁気計並びにデバイス100の位置及び向き(例えば、縦方向又は横方向)に関する情報を取得するためのGPS(又はGLONASS又は他のグローバルナビゲーションシステム)受信機を任意選択的に含む。
いくつかの実施形態では、メモリ102内に記憶されているソフトウェア構成要素は、オペレーティングシステム126、通信モジュール(又は命令セット)128、接触/動きモジュール(又は命令セット)130、グラフィックモジュール(又は命令セット)132、テキスト入力モジュール(又は命令セット)134、全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)モジュール(又は命令セット)135、及びアプリケーション(又は命令セット)136を含む。更に、いくつかの実施形態では、メモリ102(図1A)又は370(図3)は、図1A及び図3に示すように、デバイス/グローバル内部状態157を記憶する。デバイス/グローバル内部状態157は、現在アクティブ状態のアプリケーションがある場合に、どのアプリケーションがアクティブであるかを示すアクティブアプリケーション状態、どのアプリケーション、ビュー、又は他の情報がタッチスクリーンディスプレイ112の様々な領域を占めているかを示す表示状態、デバイスの様々なセンサ及び入力コントロールデバイス116から取得した情報を含むセンサ状態、並びにデバイスの位置、及び/又は姿勢に関する位置情報のうちの1つ以上を含む。
オペレーティングシステム126(例えば、Darwin、RTXC、LINUX(登録商標)、UNIX(登録商標)、OS X(登録商標)、iOS(登録商標)、WINDOWS(登録商標)、又はVxWorks(登録商標)などの組込み型オペレーティングシステム)は、全般的なシステムタスク(例えば、メモリ管理、記憶装置制御、電力管理など)を制御及び管理する様々なソフトウェア構成要素及び/又はドライバを含み、様々なハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との間の通信を容易にする。
通信モジュール128は、1つ以上の外部ポート124を介して他のデバイスとの通信を容易にし、RF回路108及び/又は外部ポート124が受信したデータを処理するための様々なソフトウェア構成要素をも含む。外部ポート124(例えば、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、USB)、FIREWIRE(登録商標)など)は、直接的に、又はネットワーク(例えばインターネット、無線LANなど)を介して間接的に、他のデバイスに結合するように適合されている。いくつかの実施形態では、外部ポートは、iPod(登録商標)(Apple Inc.の商標)デバイス上で使用される30ピンコネクタと同じ若しくは同様であり、且つ/又はそれに適合しているマルチピン(例えば、30ピン)コネクタである。
接触/動きモジュール130は、任意選択的に、タッチスクリーン112及び他のタッチ感知デバイス(例えば、タッチパッド又は物理クリックホイール)との接触を(ディスプレイコントローラ156と連携して)検出する。接触/動きモジュール130は、接触が生じたかどうかを判定すること(例えば、指ダウンイベントを検出すること)、接触の強度(例えば、接触の力若しくは圧力、又は接触の力若しくは圧力の代替物)を判定すること、接触の移動が存在するかどうかを判定し、タッチ感知面を横断する移動を追跡すること(例えば、指をドラッグする1つ以上のイベントを検出すること)、及び接触が停止したかどうかを判定すること(例えば、指アップイベント又は接触の中断を検出すること)などの、接触の検出に関する様々な動作を実行するための、様々なソフトウェア構成要素を含む。接触/動きモジュール130は、タッチ感知面から接触データを受信する。一連の接触データによって表される、接触点の移動を判定することは、任意選択的に、接触点の速さ(大きさ)、速度(大きさ及び方向)、及び/又は加速度(大きさ及び/又は方向の変化)を判定することを含む。これらの動作は、任意選択的に、単一の接触(例えば、1本の指の接触)又は複数の同時接触(例えば、「マルチタッチ」/複数の指の接触)に適用される。いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130及びディスプレイコントローラ156は、タッチパッド上の接触を検出する。
いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130は、ユーザによって動作が実行されたかどうかを判定するために(例えば、ユーザがアイコン上で「クリック」したかどうかを判定するために)、1つ以上の強度閾値のセットを使用する。いくつかの実施形態では、強度閾値の少なくとも1つのサブセットは、ソフトウェアパラメータに従って判定される(例えば、強度閾値は、特定の物理アクチュエータのアクティブ化閾値によって決定されるのではなく、デバイス100の物理ハードウェアを変更することなく調整することができる)。例えば、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイのマウス「クリック」閾値は、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイハードウェアを変更することなく、広範囲の既定閾値のうちのいずれかに設定することができる。加えて、いくつかの実装形態では、デバイスのユーザに、(例えば、個々の強度閾値を調整すること、及び/又は複数の強度閾値をシステムレベルのクリック「強度」パラメータによって一度に調整することによって)強度閾値のセットのうちの1つ以上を調整するソフトウェア設定が提供される。
接触/動きモジュール130は、任意選択的に、ユーザによるジェスチャ入力を検出する。タッチ感知面上の異なるジェスチャは、異なる接触パターンを有する(例えば検出される接触の動き、タイミング、及び/又は強度が異なる)。したがって、ジェスチャは、任意選択的に、特定の接触パターンを検出することによって検出される。例えば、指タップジェスチャを検出することは、指ダウンイベントを検出し、それに続いて指ダウンイベントと同じ位置(又は実質的に同じ位置)(例えば、アイコンの位置)で指アップ(リフトオフ)イベントを検出することを含む。別の例として、タッチ感知面上で指スワイプジェスチャを検出することは、指ダウンイベントを検出し、それに続いて1つ以上の指ドラッグイベントを検出し、その後それに続いて指アップ(リフトオフ)イベントを検出することを含む。
グラフィックモジュール132は、表示されるグラフィックの視覚的な影響(例えば、輝度、透明度、彩度、コントラスト、又は他の視覚的特性)を変化させる構成要素を含む、タッチスクリーン112又は他のディスプレイ上にグラフィックをレンダリング及び表示する様々な既知のソフトウェア構成要素を含む。本明細書では、「グラフィック」という用語は、それだけに限定されるものではないが、文字、ウェブページ、アイコン(ソフトキーを含むユーザインタフェースオブジェクトなど)、デジタル画像、動画、アニメーションなどを含む、ユーザに表示することができる任意のオブジェクトを含む。
いくつかの実施形態では、グラフィックモジュール132は、使用されることになるグラフィックを表すデータを記憶する。各グラフィックには、任意選択的に、対応するコードが割り当てられる。グラフィックモジュール132は、アプリケーションなどから、必要に応じて、座標データ及び他のグラフィック特性データと共に、表示されることとなるグラフィックを指定する1つ以上のコードを受信し、次にディスプレイコントローラ156に出力する画面の画像データを生成する。
触覚フィードバックモジュール133は、触知出力生成器167によって使用される命令を生成するための様々なソフトウェア構成要素を含み、触知出力生成器167は、ユーザのデバイス100との対話に応じて、デバイス100上の1つ以上の位置での触知出力を生成する。
テキスト入力モジュール134は、任意選択で、グラフィックモジュール132の構成要素であり、様々なアプリケーション(例えば、連絡先137、電子メール140、IM141、ブラウザ147、及びテキスト入力を必要とする任意の他のアプリケーション)でテキストを入力するためのソフトキーボードを提供する。
GPSモジュール135は、デバイスの位置を判定し、この情報を様々なアプリケーションで使用するために(例えば、位置に基づくダイヤル発呼で使用するために電話138に、写真/動画のメタデータとしてカメラ143に、並びに、気象ウィジェット、地域の職業別電話帳ウィジェット、及び地図/ナビゲーションウィジェットなどの、位置に基づくサービスを提供するアプリケーションに)提供する。
アプリケーション136は、任意選択的に、以下のモジュール(又は命令セット)又はそれらのサブセット若しくはスーパーセットを含む。
●連絡先モジュール137(アドレス帳又は連絡先リストと呼ばれることもある)、
●電話モジュール138、
●テレビ会議モジュール139、
●電子メールクライアントモジュール140、
●インスタントメッセージング(Instant messaging、IM)モジュール141、
●トレーニングサポートモジュール142、
●静止画像及び/又は動画用のカメラモジュール143、
●画像管理モジュール144、
●動画プレーヤモジュール、
●音楽プレーヤモジュール、
●ブラウザモジュール147、
●カレンダーモジュール148、
●任意選択的に、気象ウィジェット149-1、株式ウィジェット149-2、計算機ウィジェット149-3、目覚まし時計ウィジェット149-4、辞書ウィジェット149-5、及びユーザによって入手された他のウィジェット、並びにユーザ作成ウィジェット149-6のうちの1つ以上を含むウィジェットモジュール149、
●ユーザ作成ウィジェット149-6を作成するためのウィジェットクリエータモジュール150、
●検索モジュール151、
●動画プレーヤモジュール及び音楽プレーヤモジュールを一体化した動画及び音楽プレーヤモジュール152、
●メモモジュール153、
●地図モジュール154、並びに/又は、
●オンラインビデオモジュール155。
任意選択的にメモリ102に記憶される他のアプリケーション136の例としては、他のワードプロセッシングアプリケーション、他の画像編集アプリケーション、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、JAVA(登録商標)対応アプリケーション、暗号化、デジタル著作権管理、音声認識、及び音声複製が挙げられる。
連絡先モジュール137は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、任意選択的に、アドレス帳又は連絡先リストを(例えば、メモリ102又はメモリ370内の連絡先モジュール137のアプリケーション内部状態192内に記憶して)管理するために使用される。連絡先モジュール137による管理には、
アドレス帳に名前を追加すること、アドレス帳から名前(単数又は複数)を削除すること、電話番号(単数又は複数)、電子メールアドレス(単数又は複数)、実際の住所(単数又は複数)、又は他の情報を名前に関連付けること、画像を名前に関連付けること、名前を分類して並べ替えること、電話番号又は電子メールアドレスを提供して、電話138、テレビ会議モジュール139、電子メール140、又はIM141による通信を開始且つ/又は促進すること、などが含まれる。
電話モジュール138は、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、任意選択的に、電話番号に対応する文字シーケンスの入力、連絡先モジュール137内の1つ以上の電話番号へのアクセス、入力された電話番号の修正、それぞれの電話番号のダイヤル、通話の実行、並びに通話終了時の接続切断及び通話停止のために使用される。前述したように、無線通信は、任意選択的に、複数の通信規格、プロトコル、及び技術のうちのいずれかを使用する。
テレビ会議モジュール139は、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光センサ164、光センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、連絡先モジュール137、及び電話モジュール138と連携して、ユーザの指示に従ってユーザと1人以上の他の参加者との間のテレビ会議を開始、実行、及び終了するための実行可能な命令を含む。
電子メールクライアントモジュール140は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ユーザの指示に応じて電子メールを作成、送信、受信、及び管理するための実行可能な命令を含む。画像管理モジュール144と連携して、電子メールクライアントモジュール140は、カメラモジュール143で撮影された静止画像又は動画画像を有する電子メールの作成及び送信を非常に容易にする。
インスタントメッセージングモジュール141は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、インスタントメッセージに対応する文字シーケンスの入力、以前に入力された文字の修正、(例えば、電話通信ベースのインスタントメッセージ向けのショートメッセージサービス(Short Message Service、SMS)若しくはマルチメディアメッセージサービス(Multimedia Message Service、MMS)プロトコル、又はインターネットベースのインスタントメッセージ向けのXMPP、SIMPLE、若しくはIMPSを使用する)それぞれのインスタントメッセージの送信、インスタントメッセージの受信、及び受信したインスタントメッセージの閲覧のための実行可能な命令を含む。いくつかの実施形態では、送信される及び/又は受信されるインスタントメッセージは、任意選択的に、MMS及び/又は拡張メッセージングサービス(Enhanced Messaging Service、EMS)でサポートされるようなグラフィック、写真、オーディオファイル、動画ファイル、及び/又は他の添付ファイルを含む。本明細書では、「インスタントメッセージング」とは、電話通信ベースのメッセージ(例えば、SMS又はMMSを使用して送信されるメッセージ)と、インターネットベースのメッセージ(例えば、XMPP、SIMPLE、又はIMPSを使用して送信されるメッセージ)との両方を指す。
トレーニングサポートモジュール142は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、地図モジュール154、及び音楽プレーヤモジュールと連携して、トレーニング(例えば、時間、距離、及び/又はカロリー燃焼の目標を有する)を作成し、トレーニングセンサ(スポーツデバイス)と通信し、トレーニングセンサデータを受信し、トレーニングをモニタするために使用されるセンサを較正し、トレーニングのための音楽を選択及び再生し、並びに、トレーニングデータを表示、記憶、及び送信するための実行可能な命令を含む。
カメラモジュール143は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光センサ164、光センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及び画像管理モジュール144と連携して、静止画像若しくは(動画ストリームを含む)動画のキャプチャ及びメモリ102内への記憶、静止画像若しくは動画の特性の修正、又はメモリ102からの静止画像若しくは動画の削除のための実行可能な命令を含む。
画像管理モジュール144は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びカメラモジュール143と連携して、静止画像及び/若しくは動画の配置、修正(例えば、編集)、又はその他の操作、ラベル付け、削除、(例えば、デジタルスライドショー若しくはアルバムにおける)提示、及び記憶のための実行可能な命令を含む。
ブラウザモジュール147は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ウェブページ又はその一部分、並びにウェブページにリンクされた添付ファイル及び他のファイルの検索、リンク、受信、及び表示を含む、ユーザの指示に従ってインターネットをブラウジングするための実行可能な命令を含む。
カレンダーモジュール148は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140、及びブラウザモジュール147と連携して、ユーザの指示に従って、カレンダー及びカレンダーに関連付けられたデータ(例えば、カレンダーアイテム、to-doリストなど)を作成、表示、修正、及び記憶するための実行可能な命令を含む。
ウィジェットモジュール149は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びブラウザモジュール147と連携して、任意選択的に、ユーザによってダウンロード及び使用されるミニアプリケーション(例えば、気象ウィジェット149-1、株式ウィジェット149-2、計算機ウィジェット149-3、目覚まし時計ウィジェット149-4、及び辞書ウィジェット149-5)、又はユーザによって作成されたミニアプリケーション(例えば、ユーザ作成ウィジェット149-6)である。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、HTML(Hypertext Markup Language、ハイパーテキストマークアップ言語)ファイル、CSS(Cascading Style Sheets、カスケーディングスタイルシート)ファイル、及びJavaScriptファイルを含む。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、XML(Extensible Markup Language、拡張可能マークアップ言語)ファイル及びJavaScript(登録商標)ファイル(例えば、Yahoo!ウィジェット)を含む。
ウィジェットクリエータモジュール150は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びブラウザモジュール147と連携して、任意選択的に、ウィジェットを作成する(例えば、ウェブページのユーザ指定部分をウィジェットにする)ために、ユーザによって使用される。
検索モジュール151は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ユーザの指示に従って1つ以上の検索基準(例えば、1つ以上のユーザ指定検索語)と一致するメモリ102内の文字、音楽、サウンド、画像、動画、及び/又は他のファイルを検索するための実行可能な命令を含む。
動画及び音楽プレーヤモジュール152は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108、及びブラウザモジュール147と連携して、MP3又はAACファイルなどの1つ以上のファイル形式で記憶された録音済みの音楽及び他のサウンドファイルをユーザがダウンロード及び再生できるようにする実行可能な命令、並びに動画を(例えば、タッチスクリーン112上又は外部ポート124を介して接続された外部のディスプレイ上に)表示、提示、又は別の方法で再生するための実行可能な命令を含む。いくつかの実施形態では、デバイス100は、任意選択的に、iPod(Apple Inc.の商標)などのMP3プレーヤの機能を含む。
メモモジュール153は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ユーザの指示に従ってメモ、to-doリストなどを作成及び管理するための実行可能な命令を含む。
地図モジュール154は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、及びブラウザモジュール147と連携して、任意選択的に、ユーザの指示に従って、地図及び地図に関連付けられたデータ(例えば、運転の道順、特定の場所又はその付近の店舗及び他の見どころに関するデータ、並びに他の位置ベースのデータ)を受信、表示、修正、及び記憶するために使用される。
オンラインビデオモジュール155は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140、及びブラウザモジュール147と連携して、ユーザが特定のオンラインビデオへのアクセス、特定のオンラインビデオのブラウジング、(例えば、ストリーミング及び/又はダウンロードによる)受信、(例えば、タッチスクリーン上又は外部ポート124を介して接続された外部ディスプレイ上の)再生、特定のオンラインビデオへのリンクを有する電子メールの送信、並びにH.264などの1つ以上のファイル形式のオンラインビデオの他の管理を行うことを可能にする命令を含む。いくつかの実施形態では、特定のオンラインビデオへのリンクを送信するために、電子メールクライアントモジュール140ではなく、インスタントメッセージングモジュール141が使用される。オンラインビデオアプリケーションについての追加の説明は、その内容の全体が参照により本明細書に組み込まれる、2007年6月20日出願の米国仮特許出願第60/936,562号、「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」、及び2007年12月31日出願の米国特許出願第11/968,067号、「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」を参照されたい。
上記で特定したモジュール及びアプリケーションはそれぞれ、前述した1つ以上の機能及び本出願に記載した方法(例えば、本明細書に記載したコンピュータにより実装される方法及び他の情報処理方法)を実行する実行可能な命令のセットに対応する。これらのモジュール(例えば、命令セット)は、別個のソフトウェアプログラム、手順、又はモジュールとして実装される必要はなく、したがって、様々な実施形態において、これらのモジュールの様々なサブセットが、任意選択的に、組み合わされ、又は別の方法で再構成される。例えば、動画プレーヤモジュールは、任意選択的に、音楽プレーヤモジュールと組み合わされて、単一のモジュール(例えば、図1Aの動画及び音楽プレーヤモジュール152)にされる。いくつかの実施形態では、メモリ102は、任意選択で、上記で特定されたモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶する。更に、メモリ102は、上記で説明されていない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶する。
いくつかの実施形態では、デバイス100は、そのデバイスにおける既定の機能のセットの動作がタッチスクリーン及び/又はタッチパッドのみを介して実行されるデバイスである。デバイス100が動作するための主要な入力コントロールデバイスとしてタッチスクリーン及び/又はタッチパッドを使用することにより、任意選択的に、デバイス100上の物理的な入力コントロールデバイス(プッシュボタン、ダイヤルなど)の数が削減される。
タッチスクリーン及び/又はタッチパッドを通じてのみ実行される既定の機能のセットは、任意選択的に、ユーザインタフェース間のナビゲーションを含む。いくつかの実施形態では、タッチパッドは、ユーザによってタッチされたときに、デバイス100上に表示される任意のユーザインタフェースから、メインメニュー、ホームメニュー、又はルートメニューにデバイス100をナビゲートする。このような実施形態では、「メニューボタン」は、タッチパッドを使用して実装される。一部の他の実施形態では、メニューボタンは、タッチパッドではなく、物理プッシュボタン又はその他の物理入力コントロールデバイスである。
図1Bは、いくつかの実施形態に係る、イベント処理のための例示的な構成要素を示すブロック図である。いくつかの実施形態では、メモリ102(図1A)又は370(図3)は、イベントソータ170(例えば、オペレーティングシステム126内)と、それぞれのアプリケーション136-1(例えば、前述のアプリケーション137~151、155、380~390のうちのいずれか)とを含む。
イベントソータ170は、イベント情報を受信し、イベント情報を配信するアプリケーション136-1、及びアプリケーション136-1のアプリケーションビュー191を判定する。イベントソータ170は、イベントモニタ171及びイベントディスパッチャモジュール174を含む。いくつかの実施形態では、アプリケーション136-1は、アプリケーションがアクティブ又は実行中であるときにタッチ感知ディスプレイ112に表示される現在のアプリケーションビューを示すアプリケーション内部状態192を含む。いくつかの実施形態では、デバイス/グローバル内部状態157は、どのアプリケーション(単数又は複数)が現在アクティブであるかを判定するためにイベントソータ170によって使用され、アプリケーション内部状態192は、イベント情報が配信されるアプリケーションビュー191を判定するためにイベントソータ170によって使用される。
いくつかの実施形態では、アプリケーション内部状態192は、アプリケーション136-1が実行を再開するときに使用すべき再開情報、アプリケーション136-1によって表示されている情報を示す又は表示する準備ができたユーザインタフェース状態情報、ユーザがアプリケーション136-1の前の状態又はビューに戻ることを可能にする状態キュー、及びユーザによって行われた前のアクションのリドゥ/アンドゥキューのうちの1つ以上などの追加の情報を含む。
イベントモニタ171は、周辺機器インタフェース118からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント(例えば、タッチ感知ディスプレイ112でのマルチタッチジェスチャの一部としてのユーザタッチ)に関する情報を含む。周辺機器インタフェース118は、I/Oサブシステム106、又は近接センサ166、加速度計(単数又は複数)168、及び/若しくは(オーディオ回路110を介した)マイクロフォン113などのセンサから受信する情報を送信する。周辺機器インタフェース118がI/Oサブシステム106から受信する情報は、タッチ感知ディスプレイ112又はタッチ感知面からの情報を含む。
いくつかの実施形態では、イベントモニタ171は、所定の間隔で周辺機器インタフェース118に要求を送信する。それに応じて、周辺機器インタフェース118は、イベント情報を送信する。他の実施形態では、周辺機器インタフェース118は、有意なイベント(例えば、所定のノイズ閾値を上回る及び/又は所定の持続時間を超える入力の受信)があるときのみイベント情報を送信する。
いくつかの実施形態では、イベントソータ170はまた、ヒットビュー判定モジュール172及び/又はアクティブイベント認識部判定モジュール173を含む。
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチ感知ディスプレイ112が2つ以上のビューを表示しているときに、サブイベントが1つ以上のビュー内のどこで起きたかを判定するソフトウェア手順を提供する。ビューは、ユーザがディスプレイ上で見ることができる制御装置及び他の要素から構成されている。
アプリケーションに関連付けられたユーザインタフェースの別の態様は、本明細書ではアプリケーションビュー又はユーザインタフェースウィンドウと呼ばれることもあるビューのセットであり、その中で情報が表示され、タッチに基づくジェスチャが生じる。タッチが検出される(それぞれのアプリケーションの)アプリケーションビューは、任意選択的に、アプリケーションのプログラム階層又はビュー階層内のプログラムレベルに対応する。例えば、タッチが検出される最下位レベルビューは、任意選択的に、ヒットビューと呼ばれ、また、適切な入力として認識されるイベントのセットは、任意選択的に、タッチによるジェスチャを開始する初期タッチのヒットビューに少なくとも部分的に基づいて決定される。
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチに基づくジェスチャのサブイベントに関連する情報を受信する。アプリケーションが階層状に構成された複数のビューを有するとき、ヒットビュー判定モジュール172は、サブイベントを処理すべき階層内の最下位のビューとして、ヒットビューを特定する。ほとんどの状況では、ヒットビューは、開始サブイベント(例えば、イベント又は潜在的イベントを形成するサブイベントシーケンスにおける第1のサブイベント)が発生する最も低いレベルのビューである。ヒットビューがヒットビュー判定モジュール172によって特定されると、ヒットビューは、通常、ヒットビューとして特定されたタッチ又は入力ソースと同じタッチ又は入力ソースに関係する全てのサブイベントを受信する。
アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ビュー階層内のどのビュー(単数又は複数)がサブイベントの特定のシーケンスを受信すべきかを判定する。いくつかの実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ヒットビューのみがサブイベントの特定のシーケンスを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、サブイベントの物理位置を含む全てのビューがアクティブに関わりがあるビューであると判定し、したがって、全てのアクティブに関わりがあるビューが、サブイベントの特定のシーケンスを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、タッチサブイベントが1つの特定のビューに関連付けられたエリアに完全に限定された場合でも、階層内の上位のビューは、依然としてアクティブに関わりがあるビューであり続ける。
イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をイベント認識部(例えばイベント認識部180)にディスパッチする。アクティブイベント認識部判定モジュール173を含む実施形態では、イベントディスパッチャモジュール174は、アクティブイベント認識部判定モジュール173により判定されたイベント認識部にイベント情報を配信する。いくつかの実施形態では、イベントディスパッチャモジュール174は、それぞれのイベント受信部182によって取得されるイベント情報をイベントキューに記憶する。
いくつかの実施形態では、オペレーティングシステム126は、イベントソータ170を含む。あるいは、アプリケーション136-1がイベントソータ170を含む。更に他の実施形態では、イベントソータ170は、独立型のモジュールであり、又は接触/動きモジュール130などのメモリ102内に記憶されている別のモジュールの一部分である。
いくつかの実施形態では、アプリケーション136-1は、それぞれがアプリケーションのユーザインタフェースのそれぞれのビュー内で発生するタッチイベントを処理するための命令を含む、複数のイベント処理部190及び1つ以上のアプリケーションビュー191を含む。アプリケーション136-1の各アプリケーションビュー191は、1つ以上のイベント認識部180を含む。典型的には、それぞれのアプリケーションビュー191は、複数のイベント認識部180を含む。他の実施形態では、イベント認識部180のうちの1つ以上は、ユーザインタフェースキット、又は、アプリケーション136-1がメソッド及び他のプロパティを継承する上位レベルのオブジェクトなどの、別個のモジュールの一部である。いくつかの実施形態では、それぞれのイベント処理部190は、データ更新部176、オブジェクト更新部177、GUI更新部178、及び/又はイベントソータ170から受信されたイベントデータ179、のうちの1つ以上を含む。イベント処理部190は、任意選択的に、データ更新部176、オブジェクト更新部177、又はGUI更新部178を利用し又は呼び出して、アプリケーション内部状態192を更新する。あるいは、アプリケーションビュー191のうちの1つ以上が、1つ以上のそれぞれのイベント処理部190を含む。また、いくつかの実施形態では、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178のうちの1つ以上は、それぞれのアプリケーションビュー191に含まれる。
それぞれのイベント認識部180は、イベントソータ170からイベント情報(例えば、イベントデータ179)を受信し、イベント情報からイベントを特定する。イベント認識部180は、イベント受信部182及びイベント比較部184を含む。いくつかの実施形態では、イベント認識部180はまた、メタデータ183及びイベント配信命令188(任意選択的にサブイベント配信命令を含む)の少なくともサブセットも含む。
イベント受信部182は、イベントソータ170からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント、例えば、タッチ又はタッチの移動についての情報を含む。サブイベントに応じて、イベント情報はまた、サブイベントの位置などの追加の情報を含む。サブイベントがタッチの動きに関わるとき、イベント情報はまた任意選択的に、サブイベントの速さ及び方向を含む。一部の実施形態では、イベントは、1つの向きから別の向きへの(例えば、縦向きから横向きへ、又はその逆の)デバイスの回転を含み、イベント情報は、デバイスの現在の向き(デバイスの姿勢とも呼ぶ)についての対応する情報を含む。
イベント比較部184は、イベント情報を、定義済みのイベント又はサブイベントの定義と比較し、その比較に基づいて、イベント又はサブイベントを判定するか、あるいはイベント又はサブイベントの状態を判定若しくは更新する。いくつかの実施形態では、イベント比較部184は、イベント定義186を含む。イベント定義186は、例えばイベント1(187-1)及びイベント2(187-2)などのイベント(例えば、既定のサブイベントのシーケンス)の定義を含む。いくつかの実施形態では、イベント(187)内のサブイベントは、例えば、タッチの開始、タッチの終了、タッチの移動、タッチの取り消し、及び複数のタッチを含む。一実施例では、イベント1(187-1)についての定義は、表示されたオブジェクト上のダブルタップである。ダブルタップは、例えば、所定の段階に対する表示オブジェクト上の第1のタッチ(タッチ開始)、所定の段階に対する第1のリフトオフ(タッチ終了)、所定の段階に対する表示オブジェクト上の第2のタッチ(タッチ開始)、及び所定の段階に対する第2のリフトオフ(タッチ終了)を含む。別の実施例では、イベント2(187-2)の定義は、表示されたオブジェクト上のドラッグである。ドラッグは、例えば、所定の段階に対する表示オブジェクト上のタッチ(又は接触)、タッチ感知ディスプレイ112にわたるタッチの移動、及びタッチのリフトオフ(タッチ終了)を含む。いくつかの実施形態では、イベントは、1つ以上の関連付けられたイベント処理部190に関する情報も含む。
いくつかの実施形態では、イベント定義187は、それぞれのユーザインタフェースオブジェクトについてのイベントの定義を含む。いくつかの実施形態では、イベント比較部184は、どのユーザインタフェースオブジェクトがサブイベントに関連付けられているかを判定するヒットテストを実行する。例えば、タッチ感知ディスプレイ112に3つのユーザインタフェースオブジェクトが表示されているアプリケーションビュー内で、タッチ感知ディスプレイ112上でタッチが検出されると、イベント比較部184は、ヒットテストを実行して、3つのユーザインタフェースオブジェクトのうちのどれがタッチ(サブイベント)に関連付けられているかを判定する。表示された各オブジェクトが、それぞれのイベント処理部190に関連付けられている場合、イベント比較部は、ヒットテストの結果を用いて、どのイベント処理部190をアクティブ化すべきかを判定する。例えば、イベント比較部184は、ヒットテストをトリガするサブイベント及びオブジェクトに関連付けられたイベント処理部を選択する。
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント187の定義は、サブイベントのシーケンスがイベント認識部のイベントタイプに対応するかどうかが判定されるまで、イベント情報の伝送を遅らせる遅延アクションも含む。
それぞれのイベント認識部180が一連のサブイベントがイベント定義186のイベントのいずれとも一致しないと判断した場合、それぞれのイベント認識部180は、イベント不可能、イベント失敗、又はイベント終了の状態に入り、その後は、タッチに基づくジェスチャの次のサブイベントを無視する。この状況では、ヒットビューについてアクティブのままである他のイベント認識部があれば、そのイベント認識部は、進行中のタッチによるジェスチャのサブイベントの追跡及び処理を続行する。
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベント配信システムがどのようにサブイベント配信を実行すべきかをアクティブに関与しているイベント認識部に示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを有するメタデータ183を含む。いくつかの実施形態では、メタデータ183は、イベント認識部が互いにどのように対話するか、又はイベント認識部が互いにどのように対話することが可能となるかを示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを含む。いくつかの実施形態では、メタデータ183は、サブイベントがビュー階層又はプログラム階層における多様なレベルに配信されるかを示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを含む。
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベントの1つ以上の特定のサブイベントが認識されるときに、イベントに関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベントに関連付けられたイベント情報をイベント処理部190に配信する。イベント処理部190をアクティブ化することは、それぞれのヒットビューにサブイベントを送信する(及び、送信を延期する)こととは別個である。いくつかの実施形態では、イベント認識部180は、認識したイベントに関連付けられたフラグを投入し、そのフラグに関連付けられたイベント処理部190は、そのフラグを捕らえ、既定のプロセスを実行する。
いくつかの実施形態では、イベント配信命令188は、イベント処理部をアクティブ化することなくサブイベントについてのイベント情報を配信するサブイベント配信命令を含む。代わりに、サブイベント配信命令は、一連のサブイベントと関連付けられたイベント処理部に、又はアクティブに関与しているビューにイベント情報を配信する。一連のサブイベント又はアクティブに関与しているビューと関連付けられたイベント処理部は、イベント情報を受信し、所定の処理を実行する。
いくつかの実施形態では、データ更新部176は、アプリケーション136-1で使用されるデータを作成及び更新する。例えば、データ更新部176は、連絡先モジュール137で使用される電話番号を更新し、又は動画プレーヤモジュールで使用される動画ファイルを記憶する。いくつかの実施形態では、オブジェクト更新部177は、アプリケーション136-1で使用されるオブジェクトを作成及び更新する。例えば、オブジェクト更新部177は、新たなユーザインタフェースオブジェクトを作成し、又はユーザインタフェースオブジェクトの位置を更新する。GUI更新部178は、GUIを更新する。例えば、GUI更新部178は、表示情報を準備し、タッチ感知ディスプレイ上に表示するために表示情報をグラフィックモジュール132に送る。
いくつかの実施形態では、イベント処理部(単数又は複数)190は、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178を含む又はそれらへのアクセスを有する。いくつかの実施形態では、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178は、それぞれのアプリケーション136-1又はアプリケーションビュー191の単一モジュールに含まれる。他の実施形態では、それらは、2つ以上のソフトウェアモジュールに含まれる。
タッチ感知ディスプレイ上のユーザのタッチのイベント処理に関する前述の記載は、入力デバイスを用いて多機能デバイス100を動作させるための他の形態のユーザ入力にも適用されるが、それらの全てがタッチスクリーン上で開始されるわけではないことを理解されたい。例えば、キーボードの単一又は複数の押圧若しくは保持と任意選択的に連携される、マウスの移動及びマウスボタンの押圧、タッチパッド上のタップ、ドラッグ、スクロールなどの接触の移動、ペンスタイラス入力、デバイスの移動、口頭による命令、検出された眼球運動、バイオメトリック入力、並びに/又はそれらの任意の組み合わせを、任意選択的に、認識するイベントを定義するサブイベントに対応する入力として利用する。
図2は、いくつかの実施形態に係る、タッチスクリーン112を有するポータブル多機能デバイス100を示す。タッチスクリーンは、任意選択的に、ユーザインタフェース(user interface、UI)200内に1つ以上のグラフィックを表示する。本実施形態、並びに以下で説明される他の実施形態では、ユーザは、例えば、1本以上の指202(図には正確な縮尺では描かれていない)又は1つ以上のスタイラス203(図には正確な縮尺では描かれていない)を使用して、グラフィック上でジェスチャを実施することによって、それらのグラフィックのうちの1つ以上を選択することが可能となる。一部の実施形態では、1つ以上のグラフィックの選択は、ユーザが、その1つ以上のグラフィックとの接触を中断する場合に実施される。いくつかの実施形態では、ジェスチャは、デバイス100と接触した指の、1回以上のタップ、1回以上のスワイプ(左から右へ、右から左へ、上向きに及び/若しくは下向きに)、並びに/又は、ローリング(右から左へ、左から右へ、上向きに及び/若しくは下向きに)を、任意選択的に含む。一部の実装形態又は状況では、グラフィックとの不測の接触は、そのグラフィックを選択するものではない。例えば、選択に対応するジェスチャがタップである場合、アプリケーションアイコンの上をスイープするスワイプジェスチャは、任意選択的に、対応するアプリケーションを選択するものではない。
デバイス100は、任意選択的に、「ホーム」ボタン又はメニューボタン204などの1つ以上の物理ボタンをまた含む。前述したように、メニューボタン204は、任意選択的にデバイス100上で実行される1組のアプリケーション内の任意のアプリケーション136にナビゲートするために、任意選択的に使用される。あるいは、いくつかの実施形態では、メニューボタンは、タッチスクリーン112に表示されるGUI内のソフトキーとして実装される。
いくつかの実施形態では、デバイス100は、タッチスクリーン112、メニューボタン204、デバイスの電源をオン/オフにしてデバイスをロックするプッシュボタン206、音量調整ボタン208、加入者識別モジュール(SIM)カードスロット210、ヘッドセットジャック212、及びドッキング/充電用外部ポート124を含む。プッシュボタン206は、任意選択的に、ボタンを押し下げて、既定の期間にわたってボタンを押し下げた状態に保持することによって、デバイスの電源をオン/オフするため、ボタンを押し下げて、既定の時間が経過する前にボタンを解放することによってデバイスをロックするため、及び/又はデバイスをロック解除する、若しくはロック解除プロセスを開始するために、使用される。代替の実施形態では、デバイス100は、マイクロフォン113を介して、いくつかの機能をアクティブ化又は非アクティブ化するための口頭入力もまた受け入れる。デバイス100は、任意選択的に、タッチスクリーン112上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ165、及び/又はデバイス100のユーザに対する触知出力を生成する1つ以上の触知出力生成器167もまた含む。
図3は、いくつかの実施形態に係る、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する例示的な多機能デバイスのブロック図である。デバイス300は、ポータブル型である必要はない。いくつかの実施形態では、デバイス300は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、マルチメディアプレーヤデバイス、ナビゲーションデバイス、教育的デバイス(子供の学習玩具など)、ゲームシステム、又は制御デバイス(例えば、家庭用又は業務用コントローラ)である。デバイス300は、通常、1つ以上の処理ユニット(CPU)310、1つ以上のネットワーク又は他の通信インタフェース360、メモリ370、及びこれらの構成要素を相互接続する1つ以上の通信バス320を含む。通信バス320は、任意選択的に、システム構成要素間の通信を相互接続及び制御する回路(チップセットと呼ばれることもある)を含む。デバイス300は、ディスプレイ340を含む入出力(I/O)インタフェース330を含み、ディスプレイ340は、通常、タッチスクリーンディスプレイである。I/Oインタフェース330はまた、任意選択的に、キーボード及び/又はマウス(若しくは他のポインティングデバイス)350並びにタッチパッド355と、デバイス300上に触知出力を生成する(例えば、図1Aを参照して前述した触知出力生成器167に類似している)触知出力生成器357と、センサ359(例えば、光、加速度、近接、タッチ感知、及び/又は図1Aを参照して前述した、接触強度センサ165に類似している接触強度センサ)とを含む。メモリ370は、DRAM、SRAM、DDR RAM、又は他のランダムアクセスソリッドステートメモリデバイスなどの高速ランダムアクセスメモリを含み、任意選択的に、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、光ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスなどの不揮発性メモリを含む。メモリ370は、任意選択で、CPU(単数又は複数)310からリモートに位置する1つ以上の記憶デバイスを含む。いくつかの実施形態では、メモリ370は、ポータブル多機能デバイス100(図1A)のメモリ102内に記憶されているプログラム、モジュール、及びデータ構造に類似したプログラム、モジュール、及びデータ構造、又はそのサブセットを記憶する。更に、メモリ370は、任意選択で、ポータブル多機能デバイス100のメモリ102に存在しない追加のプログラム、モジュール、及びデータ構造を記憶する。例えば、デバイス300のメモリ370は、任意選択的に、描画モジュール380、プレゼンテーションモジュール382、ワードプロセッシングモジュール384、ウェブサイト作成モジュール386、ディスクオーサリングモジュール388、及び/又はスプレッドシートモジュール390を記憶するのに対して、ポータブル多機能デバイス100(図1A)のメモリ102は、任意選択的に、これらのモジュールを記憶しない。
図3の上記で特定した要素はそれぞれ、任意選択的に、前述したメモリデバイスのうちの1つ以上の中に記憶される。上記で特定したモジュールはそれぞれ、前述した機能を実行する命令セットに対応する。上記で特定したモジュール又はプログラム(例えば、命令セット)は、別個のソフトウェアプログラム、手順、又はモジュールとして実装される必要はなく、したがって様々な実施形態では、これらのモジュールの様々なサブセットが、任意選択的に組み合わされ、又は他の方法で再構成される。いくつかの実施形態では、メモリ370は、任意選択的に、上記で特定されたモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶する。更に、メモリ370は、任意選択的に、上述されていない追加のモジュール及びデータ構造を記憶する。
次に、任意選択的に、例えばポータブル多機能デバイス100に実装されるユーザインタフェースの実施形態に注意を向ける。
図4Aは、いくつかの実施形態に係る、ポータブル多機能デバイス100上のアプリケーションのメニューの例示的なユーザインタフェースを示す。同様のユーザインタフェースは、デバイス300上に任意選択的に実装される。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェース400は、以下の要素、又はそれらのサブセット若しくはスーパーセットを含む。
●セルラー信号及びWi-Fi信号などの無線通信(単数又は複数)用の信号強度インジケータ(単数又は複数)402、
●時刻404、
●Bluetooth(登録商標)インジケータ405、
●バッテリ状態インジケータ406、
●以下のような、頻繁に使用されるアプリケーションのアイコンを有するトレイ408
○不在着信又はボイスメールメッセージの数のインジケータ414を任意選択的に含む、「電話」とラベル付けされた、電話モジュール138のアイコン416、
○未読電子メールの数のインジケータ410を任意選択的に含む、「メール」とラベル付けされた、電子メールクライアントモジュール140のアイコン418、
○「ブラウザ」とラベル付けされた、ブラウザモジュール147のアイコン420、及び
○「iPod」とラベル付けされる、iPod(Apple Inc.の商標)モジュール152とも称される動画及び音楽プレーヤモジュール152用のアイコン422、及び
●以下のような、他のアプリケーションのアイコン、
○「メッセージ」とラベル付けされた、IMモジュール141のアイコン424、
○「カレンダー」とラベル付けされた、カレンダーモジュール148のアイコン426、
○「写真」とラベル付けされた、画像管理モジュール144のアイコン428、
○「カメラ」とラベル付けされた、カメラモジュール143のアイコン430、
○「オンラインビデオ」とラベル付けされた、オンラインビデオモジュール155のアイコン432、
○「株価」とラベル付けされた、株式ウィジェット149-2のアイコン434、
○「マップ」とラベル付けされた、地図モジュール154のアイコン436、
○「天気」とラベル付けされた、気象ウィジェット149-1のアイコン438、
○「時計」とラベル付けされた、アラーム時計ウィジェット149-4のアイコン440、
○「トレーニングサポート」とラベル付けされた、トレーニングサポートモジュール142のアイコン442、
○「メモ」とラベル付けされた、メモモジュール153のアイコン444、及び
○デバイス100及びその様々なアプリケーション136の設定へのアクセスを提供する、「設定」とラベル付けされた、設定アプリケーション又はモジュールのアイコン446。
図4Aに示すアイコンラベルは、単なる例示であることに留意されたい。例えば、動画及び音楽プレーヤモジュール152のアイコン422は、「音楽」又は「音楽プレーヤ」とラベル付けされる、他のラベルが、様々なアプリケーションアイコンのために、任意選択的に使用される。一部の実施形態では、それぞれのアプリケーションアイコンに関するラベルは、それぞれのアプリケーションアイコンに対応するアプリケーションの名前を含む。一部の実施形態では、特定のアプリケーションアイコンのラベルは、その特定のアプリケーションアイコンに対応するアプリケーションの名前とは異なる。
図4Bは、ディスプレイ450(例えば、タッチスクリーンディスプレイ112)とは別個のタッチ感知面451(例えば、図3のタブレット又はタッチパッド355)を有するデバイス(例えば、図3のデバイス300)上の例示的なユーザインタフェースを示す。デバイス300はまた、任意選択的に、タッチ感知面451上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ(例えば、センサ359のうちの1つ以上)、及び/又はデバイス300のユーザに対して触知出力を生成する1つ以上の触知出力生成器357を含む。
以下の例のうちのいくつかは、タッチスクリーンディスプレイ112(タッチ感知面及びディスプレイが組み合わされている)上の入力を参照して与えられるが、いくつかの実施形態では、デバイスは、図4Bに示すように、ディスプレイとは別個のタッチ感知面上の入力を検出する。いくつかの実施形態では、タッチ感知面(例えば、図4Bの451)は、ディスプレイ(例えば、450)上の1次軸(例えば、図4Bの453)に対応する1次軸(例えば、図4Bの452)を有する。これらの実施形態によれば、デバイスは、ディスプレイ上のそれぞれの位置に対応する位置(例えば、図4Bでは、460は468に対応し、462は470に対応する)で、タッチ感知面451との接触(例えば、図4Bの460及び462)を検出する。このようにして、タッチ感知面(例えば、図4Bの451)上でデバイスによって検出されるユーザ入力(例えば、接触460及び462、並びにこれらの移動)は、タッチ感知面がディスプレイとは別個であるとき、多機能デバイスのディスプレイ(例えば、図4Bの450)上のユーザインタフェースを操作するために、デバイスによって使用される。同様の方法が、本明細書に記載の他のユーザインタフェースに任意選択的に使用されることを理解されたい。
加えて、以下の例は、主に指入力(例えば、指接触、指タップジェスチャ、指スワイプジェスチャ)を参照して与えられる一方、いくつかの実施形態では、指入力のうちの1つ以上が別の入力デバイスからの入力(例えば、マウスベースの入力又はスタイラス入力)に置き換えられることを理解されたい。例えば、スワイプジェスチャは、任意選択的に、(例えば、接触の代わりに、)マウスクリックであって、その後に(例えば、接触の移動の代わりに)スワイプの経路に沿ったカーソルの移動を伴うマウスクリックによって置き換えられる。別の例として、タップジェスチャは、任意選択的に、カーソルがタップジェスチャの位置上に位置する間は、(例えば、接触を検出して、それに続いて接触の検出を停止する代わりに)マウスクリックによって置き換えられる。同様に、複数のユーザ入力が同時に検出されるとき、複数のコンピュータマウスが、任意選択的に、同時に使用され、又はマウス及び指の接触が、任意選択的に、同時に使用されることを理解されたい。
図5Aは、例示的なパーソナル電子デバイス500を示す。デバイス500は、本体502を含む。いくつかの実施形態では、デバイス500は、デバイス100及び300(例えば、図1A~図4B)に関して説明された特徴のうちのいくつか又は全てを含むことができる。いくつかの実施形態では、デバイス500は、タッチ感知ディスプレイスクリーン504、以下ではタッチスクリーン504、を有する。あるいは、又はタッチスクリーン504に加えて、デバイス500は、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する。デバイス100及び300と同様に、いくつかの実施形態では、タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)は、任意選択的に、加えられている接触(例えば、タッチ)の強度を検出する1つ以上の強度センサを含む。タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)の1つ以上の強度センサは、タッチの強度を表す出力データを提供することができる。デバイス500のユーザインタフェースは、タッチ(複数)に、その強度に基づいて応答することができ、これは、異なる強度のタッチが、デバイス500上で異なるユーザインタフェース動作を呼び出すことができることを意味する。
タッチ強度を検出し処理する例示的な技術は、例えば、それぞれ全体が参照により本明細書に組み込まれる関連出願である、国際特許第WO/2013/169849号として公開された、2013年5月8日出願の国際特許出願第PCT/US2013/040061号、「Device,Method,and Graphical User Interface for Displaying User Interface Objects Corresponding to an Application」、及び国際特許第WO/2014/105276号として公開された、2013年11月11日出願の国際特許出願第PCT/US2013/069483号、「Device,Method,and Graphical User Interface for Transitioning Between Touch Input to Display Output Relationships」を参照されたい。
いくつかの実施形態では、デバイス500は、1つ以上の入力機構506及び508を有する。入力機構506及び508は、含まれる場合、物理的であり得る。物理的入力機構の例としては、プッシュボタン及び回転可能機構が挙げられる。いくつかの実施形態では、デバイス500は、1つ以上のアタッチメント機構を有する。そのようなアタッチメント機構は、含まれる場合、例えば帽子、眼鏡類、イアリング、ネックレス、シャツ、ジャケット、ブレスレット、腕時計のバンド、チェーン、ズボン、ベルト、靴、財布、バックパックなどにデバイス500を取り付けることを可能にすることができる。これらのアタッチメント機構は、ユーザがデバイス500を着用することを可能にする。
図5Bは、例示的なパーソナル電子デバイス500を示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図1A、図1B、及び図3に関して説明した構成要素のうちのいくつか又は全てを含むことができる。デバイス500は、I/Oセクション514を1つ以上のコンピュータプロセッサ516及びメモリ518に動作可能に結合するバス512を有する。I/Oセクション514は、ディスプレイ504に接続されることができ、ディスプレイは、タッチ感知構成要素522と、任意選択的に強度センサ524(例えば、接触強度センサ)とを有することができる。加えて、I/Oセクション514は、Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)、近距離通信(NFC)、セルラー、及び/又は他の無線通信技術を使用してアプリケーション及びオペレーティングシステムデータを受信する通信ユニット530と接続することができる。デバイス500は、入力機構506及び/又は508を含むことができる。入力機構506は、任意選択的に、例えば回転可能入力デバイス又は押下可能及び回転可能入力デバイスである。いくつかの例では、入力機構508は、任意選択的にボタンである。
いくつかの例では、入力機構508は、任意選択的にマイクロフォンである。パーソナル電子デバイス500は、任意選択的に、GPSセンサ532、加速度計534、方向センサ540(例えば、コンパス)、ジャイロスコープ536、動きセンサ538、及び/又はそれらの組み合わせなどの様々なセンサを含み、それらは全て、I/Oセクション514に動作可能に接続することができる。
パーソナル電子デバイス500のメモリ518は、コンピュータ実行可能命令を記憶するための1つ以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、それらの命令は、1つ以上のコンピュータプロセッサ516によって実行されると、例えば、コンピュータプロセッサに、処理700、900、1100、1300、及び処理1500(図7、図9、図11、図13、及び図15)を含む後述の技術を行わせることができる。コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、若しくはデバイスによって、又は命令実行システム、装置、若しくはデバイスに関連して、使用されるコンピュータ実行可能命令を、有形に含み又は記憶することができる任意の媒体であり得る。いくつかの実施例では、記憶媒体は、一時的コンピュータ可読記憶媒体である。いくつかの実施例では、記憶媒体は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、それらに限定されるものではないが、磁気、光学、及び/又は半導体記憶装置を含むことができる。そのような記憶装置の例としては、磁気ディスク、CD、DVD、又はBlu-ray(登録商標)技術に基づく光学ディスク、並びにフラッシュ、ソリッドステートドライブなどの常駐ソリッドステートメモリなどが挙げられる。パーソナル電子デバイス500は、図5Bの構成要素及び構成に限定されるものではなく、他の又は追加の構成要素を複数の構成で含むことができる。
本明細書で使用される「アフォーダンス」という用語は、任意選択的に、デバイス100、300、及び/又は500(図1A、図3、及び図5A~図5B)のディスプレイスクリーンに表示されるユーザ対話グラフィカルユーザインタフェースオブジェクトを指す。例えば、画像(例えば、アイコン)、ボタン、及び文字(例えば、ハイパーリンク)はそれぞれ、任意選択的に、アフォーダンスを構成する。
本明細書で使用される「フォーカスセレクタ」という用語は、ユーザが対話しているユーザインタフェースの現在の部分を示す入力要素を指す。カーソル又は他の位置マーカを含むいくつかの実装形態では、カーソルが「フォーカスセレクタ」として作用し、したがってカーソルが特定のユーザインタフェース要素(例えば、ボタン、ウィンドウ、スライダ、又は他のユーザインタフェース要素)の上に位置する間に、入力(例えば、押下入力)がタッチ感知面(例えば、図3のタッチパッド355又は図4Bのタッチ感知面451)上で検出されたとき、特定のユーザインタフェース要素は、検出された入力に従って調整される。タッチスクリーンディスプレイ上のユーザインタフェース要素との直接対話を可能にするタッチスクリーンディスプレイ(例えば、図1Aのタッチ感知ディスプレイシステム112又は図4Aのタッチスクリーン112)を含むいくつかの実装形態では、タッチスクリーン上の検出された接触が「フォーカスセレクタ」として作用し、したがってタッチスクリーンディスプレイ上の特定のユーザインタフェース要素(例えば、ボタン、ウィンドウ、スライダ、又は他のユーザインタフェース要素)の位置で入力(例えば、接触による押下入力)が検出されたとき、特定のユーザインタフェース要素が、検出された入力に従って調整される。いくつかの実装形態では、(例えば、フォーカスを1つのボタンから別のボタンへ動かすためにタブキー又は矢印キーを使用することによって)タッチスクリーンディスプレイ上の対応するカーソルの移動又は接触の移動なしに、フォーカスがユーザインタフェースの1つの領域からユーザインタフェースの別の領域に動かされ、これらの実装形態では、フォーカスセレクタは、ユーザインタフェースの種々の領域間でのフォーカスの移動に従って移動する。フォーカスセレクタがとる具体的な形態にかかわらず、フォーカスセレクタは、一般に、ユーザが意図するユーザインタフェースとの対話について(例えば、ユーザがそれを通じて対話することを意図しているユーザインタフェースの要素をデバイスに示すことによって)伝えるためにユーザによって制御されるユーザインタフェース要素(又はタッチスクリーンディスプレイ上の接触)である。例えば、タッチ感知面(例えば、タッチパッド又はタッチスクリーン)上で押圧入力が検出されている間の、対応のボタンの上のフォーカスセレクタ(例えば、カーソル、接触、又は選択ボックス)の位置は、その対応のボタンを(そのデバイスのディスプレイ上に示される他のユーザインタフェース要素ではなく)アクティブ化することをユーザが意図していることを示すものである。
本明細書及び特許請求の範囲において使用されるとき、接触の「特性強度」という用語は、接触の1つ以上の強度に基づく、その接触の特性を指す。いくつかの実施形態では、特性強度は複数の強度サンプルに基づく。特性強度は、任意選択的に、既定の数の強度サンプル、すなわち、既定のイベント(例えば、接触を検出した後、接触のリフトオフを検出する前、接触の移動の開始を検出する前若しくは後、接触の終了を検出する前、接触の強度の増大を検出する前若しくは後、及び/又は、接触の強度の減少を検出する前若しくは後の)に関連する所定の時間(例えば、0.05、0.1、0.2、0.5、1、2、5、10秒)の間に収集された強度サンプルのセットに基づく。接触の特性強度は、任意選択的に、接触の強度の最大値、接触の強度の平均(mean)値、接触の強度の平均(average)値、接触の強度の上位10パーセンタイル値、接触の強度の最大の2分の1の値、接触の強度の最大の90パーセントの値などのうちの1つ以上に基づいている。一部の実施形態では、特性強度を判定する際に(例えば、特性強度が経時的な接触の強度の平均であるときに)、接触の持続期間が使用される。一部の実施形態では、特性強度は、ユーザによって動作が実行されたかどうかを判定するために、1つ以上の強度閾値のセットと比較される。例えば、1つ以上の強度閾値のセットは、任意選択的に、第1の強度閾値及び第2の強度閾値を含む。この例では、第1の閾値を超えない特性強度を有する接触は第1の動作をもたらし、第1の強度閾値を上回るが第2の強度閾値を超えない特性強度を有する接触は第2の動作をもたらし、第2の閾値を超える特性強度を有する接触は第3の動作をもたらす。いくつかの実施形態では、特性強度と1つ以上の閾値との間の比較は、第1の動作を実行するべきか、それとも第2の動作を実行するべきかを判定するために使用されるのではなく、1つ以上の動作を実行するべきか否か(例えば、それぞれの動作を実行するべきか、それともそれぞれの動作を実行するのを見送るべきか)を判定するために使用される。
図5Cは、複数の強度センサ524A~524Dによってタッチ感知ディスプレイスクリーン504上で複数の接触552A~552Eを検出することを示している。図5Cは、追加として、強度単位に対する強度センサ524A~524Dの現在の強度測定値を示す強度ダイアグラムを含む。この例では、強度センサ524A及び524Dの強度測定値はそれぞれ9強度単位であり、強度センサ524B及び524Cの強度測定値はそれぞれ7強度単位である。いくつかの実装形態では、集約強度は、複数の強度センサ524A~524Dの強度測定値の和であり、この例では32強度単位である。いくつかの実施形態では、各接触に、集約強度の一部分であるそれぞれの強度が割り当てられる。図5Dは、力の中心554からの距離に基づいて、集約強度を接触552A~552Eに割り当てることを示している。この例では、接触552A、552B、及び552Eのそれぞれに、集約強度の8強度単位の接触の強度が割り当てられ、接触552C及び552Dのそれぞれに、集約強度の4強度単位の接触の強度が割り当てられる。より一般的には、一部の実装例では、各接触jは、既定の数学関数Ij=A(Dj/ΣDi)に従って、集約強度Aの一部分である、それぞれの強度Ijが割り当てられ、ここで、Djは、力の中心からそれぞれの接触jまでの距離であり、ΣDiは、力の中心から全てのそれぞれ接触(例えば、i=1から最後まで)までの距離の和である。図5C~図5Dを参照して説明した動作は、デバイス100、300又は500と類似若しくは同一の電子デバイスを使用して行うことができる。いくつかの実施形態では、接触の特性強度は、接触の1つ以上の強度に基づいている。いくつかの実施形態では、強度センサは、単一の特性強度(例えば、単一の接触の単一の特性強度)を判定するために使用される。強度ダイアグラムは、表示ユーザインタフェースの一部ではなく、読み手の助けになるように図5C~図5Dに含まれていることに留意されたい。
一部の実施形態では、特性強度を判定する目的のために、ジェスチャの一部分が特定される。例えば、タッチ感知面は、任意選択的に、開始位置から遷移して終了位置に到達し、その位置で接触の強度が増大している、連続するスワイプ接触を受信する。この例では、終了位置での接触の特性強度は、任意選択的に、スワイプ接触全体ではなく、連続するスワイプ接触の一部分のみ(例えば、スワイプ接触のうち終了位置の部分のみ)に基づいている。いくつかの実施形態では、任意選択的に、接触の特性強度を判定する前に、平滑化アルゴリズムがスワイプ接触の強度に適用される。例えば、平滑化アルゴリズムは、任意選択的に、非加重移動平均平滑化アルゴリズム、三角平滑化アルゴリズム、中央値フィルタ平滑化アルゴリズム、及び/又は指数平滑化アルゴリズムのうちの1つ以上を含む。いくつかの状況では、これらの平滑化アルゴリズムは、特性強度を判定する目的のために、スワイプ接触強度の幅の狭いスパイク又は下落を排除する。
タッチ感知面上の接触の強度は、任意選択的に、接触検出強度閾値、軽い押下強度閾値、深い押下強度閾値、及び/又は1つ以上の他の強度閾値などの1つ以上の強度閾値に対して特徴付けられる。一部の実施形態では、軽い押下強度閾値は、通常、物理マウスのボタン又はトラックパッドをクリックすることに関連付けられた動作をデバイスが実行する強度に相当する。一部の実施形態では、深い押下強度閾値は、通常、物理マウスのボタン又はトラックパッドをクリックすることに関連付けられた動作とは異なる動作をデバイスが実行する強度に相当する。いくつかの実施形態では、軽い押下強度閾値を下回る(例えば、且つそれを下回ると接触が検出されなくなる公称接触検出強度閾値を上回る)特性強度を有する接触が検出されたとき、デバイスは、タッチ感知面上の接触の移動に従い、軽い押下強度閾値又は深い押下強度閾値に関連付けられた動作を実行することなく、フォーカスセレクタを動かす。一般に、特に明記しない限り、これらの強度閾値は、ユーザインタフェースの値の様々なセットの間で一貫している。
軽い押下強度閾値を下回る強度から、軽い押下強度閾値と深い押下強度閾値との間の強度への、接触の特性強度の増大は、「軽い押下」の入力と呼ばれることがある。深い押下強度閾値を下回る強度から、深い押下強度閾値を上回る強度への、接触の特性強度の増大は、「深い押下」の入力と呼ばれることがある。接触検出強度閾値を下回る強度から、接触検出強度閾値と軽い押下強度閾値との間の強度への、接触の特性強度の増大は、タッチ面上の接触の検出と呼ばれることがある。接触検出強度閾値を上回る強度から、接触検出強度閾値を下回る強度への、接触の特性強度の減少は、タッチ面からの接触のリフトオフの検出と呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、接触検出強度閾値はゼロである。いくつかの実施形態では、接触検出強度閾値はゼロより大きい。
本明細書に記載するいくつかの実施形態では、それぞれの押下入力を含むジェスチャを検出したことに応じて、又はそれぞれの接触(若しくは複数の接触)によって実行されたそれぞれの押下入力を検出したことに応じて、1つ以上の動作が実行され、それぞれの押下入力は、押下入力強度閾値を上回る接触(又は複数の接触)の強度の増大を検出したことに少なくとも部分的に基づいて検出される。いくつかの実施形態では、それぞれの動作は、押下入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増大(例えば、それぞれの押下入力の「ダウンストローク」)を検出したことに応じて実行される。いくつかの実施形態では、押下入力は、押下入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増大、及びそれに続く押下入力強度閾値を下回る接触の強度の減少を含み、それぞれの動作は、それに続く押下入力閾値を下回るそれぞれの接触の強度の減少(例えば、それぞれの押下入力の「アップストローク」)を検出したことに応じて実行される。
図5E~5Hは、図5Eの軽い押下強度閾値(例えば、「ITL」)を下回る強度から、図5Hの深い押下強度閾値(例えば、「ITD」)を上回る強度への、接触562の強度の増大に対応する押下入力を含むジェスチャの検出を示す。接触562によって実行されるジェスチャは、タッチ感知面560上で検出され、既定の領域574内に表示されたアプリケーションアイコン572A~572Dを含む表示ユーザインタフェース570上では、アプリ2に対応するアプリケーションアイコン572Bの上にカーソル576が表示される。いくつかの実施形態では、ジェスチャは、タッチ感知ディスプレイ504上に検出される。強度センサは、タッチ感知面560上の接触の強度を検出する。デバイスは、接触562の強度が深い押下強度閾値(例えば、「ITD」)を上回ってピークに達したと判定する。接触562は、タッチ感知面560上で維持される。ジェスチャの検出に応じて、ジェスチャ中に深い押下強度閾値(例えば、「ITD」)を上回る強度を有する接触562に従って、図5F~5Hに示すように、アプリ2に対して最近開いた文書の縮尺が低減された表現578A~578C(例えば、サムネイル)が表示される。いくつかの実施形態では、1つ以上の強度閾値と比較されるこの強度は、接触の特性強度である。接触562に対する強度ダイアグラムは、表示ユーザインタフェースの一部ではなく、読み手の助けになるように図5E~5Hに含まれていることに留意されたい。
いくつかの実施形態では、表現578A~578Cの表示は、アニメーションを含む。例えば、図5Fに示すように、表現578Aが、アプリケーションアイコン572Bに近接して最初に表示される。アニメーションが進むにつれて、図5Gに示すように、表現578Aは上方へ動き、表現578Bが、アプリケーションアイコン572Bに近接して表示される。次いで、図5Hに示すように、表現578Aが上方へ動き、表現578Bが表現578Aに向かって上方へ動き、表現578Cが、アプリケーションアイコン572Bに近接して表示される。表現578A~578Cは、アイコン572Bの上にアレイを形成する。いくつかの実施形態では、アニメーションは、図5F~5Gに示すように、接触562の強度に従って進行し、接触562の強度が深い押下強度閾値(例えば、「ITD」)に向かって増大するにつれて、表現578A~578Cが現れ、上方へ動く。いくつかの実施形態では、アニメーションの進行が基づいている強度は、接触の特性強度である。図5E~5Hを参照して説明する動作は、デバイス100、300、又は500に類似若しくは同一の電子デバイスを使用して実行することができる。
一部の実施形態では、デバイスは、「ジッタ」と呼ばれる場合がある偶発的な入力を回避するために強度ヒステリシスを採用し、デバイスは、押下入力強度閾値との既定の関係を有するヒステリシス強度閾値を定義又は選択する(例えば、ヒステリシス強度閾値は、押下入力強度閾値よりもX強度単位低い、又はヒステリシス強度閾値は、押下入力強度閾値の75%、90%、若しくはなんらかの妥当な割合である)。したがって、いくつかの実施形態では、押下入力は、押下入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増大、及びそれに続く押下入力強度閾値に対応するヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少を含み、それぞれの動作は、それに続くヒステリシス強度閾値を下回るそれぞれの接触の強度の減少(例えば、それぞれの押下入力の「アップストローク」)を検出したことに応じて実行される。同様に、一部の実施形態では、押下入力は、デバイスが、ヒステリシス強度閾値以下の強度から押下入力強度閾値以上の強度への接触の強度の増大、及び任意選択的に、その後のヒステリシス強度以下の強度への接触の強度の減少を検出するときにのみ検出され、それぞれの動作は、押下入力(例えば、状況に応じて、接触の強度の増大又は接触の強度の減少)を検出したことに応じて実行される。
説明を容易にするために、押下入力強度閾値に関連付けられた押下入力、又は押下入力を含むジェスチャに応じて実行される動作の説明は、任意選択的に、押下入力強度閾値を上回る接触の強度の増大、ヒステリシス強度閾値を下回る強度から押下入力強度閾値を上回る強度への接触の強度の増大、押下入力強度閾値を下回る接触の強度の減少、及び/又は押下入力強度閾値に対応するヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少のいずれかを検出したことに応じてトリガされる。更に、押下入力強度閾値を下回る接触の強度の減少を検出したことに応じて実行されるように動作が記載される例では、動作は、任意選択的に、押下入力強度閾値に対応し、且つそれよりも低いヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少を検出したことに応じて実行される。
本明細書では、「インストール済みアプリケーション」は、電子デバイス(例えば、デバイス100、300、及び/又は500)上へダウンロードされ、デバイス上で起動する準備ができた(例えば、開かれた)ソフトウェアアプリケーションを指す。いくつかの実施形態では、ダウンロードされたアプリケーションは、ダウンロードされたパッケージからプログラム部分を抽出し、抽出された部分をコンピュータシステムのオペレーティングシステムと統合するインストールプログラムによって、インストール済みアプリケーションになる。
本明細書では、「開いているアプリケーション」又は「実行中のアプリケーション」という用語は、保持された状態情報(例えば、デバイス/グローバル内部状態157及び/又はアプリケーション内部状態192の一部として)を有するソフトウェアアプリケーションを指す。開いている又は実行中のアプリケーションは、任意選択的に、以下のタイプのアプリケーションのうちのいずれか1つである。
●アプリケーションが使用されているデバイスのディスプレイスクリーンに現在表示されているアクティブなアプリケーション、
●現在表示されていないが、アプリケーションに対する1つ以上のプロセスが1つ以上のプロセッサによって処理されている背景アプリケーション(又は背景プロセス)、並びに
●稼働していないが、(それぞれ、揮発性及び不揮発性の)メモリに記憶されており、且つアプリケーションの実行を再開するために使用することができる状態情報を有する、中断又は休止状態のアプリケーション。
本明細書では、「閉じているアプリケーション」という用語は、保持された状態情報を有していないソフトウェアアプリケーションを指す(例えば、閉じているアプリケーションに対する状態情報は、デバイスのメモリ内に記憶されていない)。したがって、アプリケーションを閉じることは、アプリケーションに対するアプリケーションプロセスを停止及び/又は除去し、アプリケーションに対する状態情報をデバイスのメモリから除去することを含む。概して、第1のアプリケーション中に第2のアプリケーションを開いても、第1のアプリケーションは閉じない。第2のアプリケーションが表示されており、且つ第1のアプリケーションが表示を終了されたとき、第1のアプリケーションは背景アプリケーションになる。
次に、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイス上で実施されるユーザインタフェース(「UI」)及び関連プロセスの実施形態に注意を向ける。
図6A~図6Nは、いくつかの実施形態に係る、メディアアイテムの集合をナビゲートするための例示的なユーザインタフェースを示す。これらの図のユーザインタフェースは、図7のプロセスを含む、後述するプロセスを例示するために使用される。
図6Aは、電子デバイス600のタッチ感知ディスプレイ602上に表示される例示的なホーム画面604を示す。いくつかの実施形態では、電子デバイス600は、デバイス100、300、又は500の1つ以上の特徴を含む。ホーム画面604は、メディアライブラリアプリケーションに関連付けられたアフォーダンス604Aを含む、1つ以上のアプリケーションに対応するアフォーダンスを含む(例えば、「写真」と題される)。アフォーダンス604Aは、メディアライブラリアプリケーションを起動するか、又は別の方法で開くために使用されることができる。図示のように、電子デバイス600は、アフォーダンス604Aの場所でユーザ入力606を受信する。ユーザ入力606に応答して、電子デバイス600は、図6Bに示すようにビュー608を表示する。
図6Bは、メディアライブラリ(メディアアイテムの集合)の例示的なビュー(例えば、年ビュー608)を示す。例えば、電子デバイス600は、ユーザ入力606の受信に応答して、年ビュー608を表示する。図6Bに示すように、例示的な年ビュー608は、それぞれが暦年を表す複数のタイル608A~608Cを含む。図示のように、タイル608Aは、年2019を表し、年2019からの代表的なメディアアイテム609A(例えば、写真)を含む領域608A-1を含む。タイル608Bは、年2018を表し、年2018からの代表的なメディアアイテム609Bを含む領域608B-1を含む。タイル608Cは、年2017を表し、年2017からの代表的なメディアアイテム609Cを含む領域608C-1を含む。この例では、領域608A-1、608B-1、及び608C-1は、それぞれのタイル608A、608B、及び608Cの全体を占有する。いくつかの実施形態では、領域(例えば、608A-1)は、期間の表現(例えば、タイル)の全て未満を占有する。年ビュー608は、各年の表現(例えば、タイル)を使用してメディアライブラリの要約を毎年表示する方法を提供し、各表現は、その年から選択されたメディアアイテムを含む。図6Bでは、タイル608A、608B、608Cは、時系列順で単一列のビューで表示される。
期間を表すように選択されたメディアアイテムが、メディアライブラリの効率的にナビゲーションを案内して所望のメディアアイテムを見つけるのに役立つことができるビューをユーザが望む可能性が高いコンテンツに関連するように選択された場合(例えば、電子デバイス600及び/又はクラウドベースのサービスによって)、メディアライブラリの要約ビュー(例えば、年ビュー608)が有用である。しかしながら、ビュー(例えば、608)によって要約されたメディアライブラリは、多くの異なるメディアアイテム(例えば、数百又は数千)を含むことができ、年などの期間を表すように(及びユーザが閲覧しているものに関連する可能性が高い)メディアアイテムを選択することは、チャレンジを提示することができる。
この例では、タイル608A~608Cに表示される代表的なメディアアイテム609A~609Cのそれぞれは、現在の日付に関連付けられた反復イベント(本明細書では「反復時間イベント」とも呼ばれる)に関連する。図6B(及び本明細書の他の図)では、現在の日付を識別するボックス(例えば、デバイス上に例示されたそれぞれのインタフェースが表示された日付)は、読み手の利益のために電子デバイス600上に含まれるが、デバイス上に表示されたそれぞれのインタフェースには含まれない。図6Bの例では、現在の日付(例えば、2019年2月17日)は、ユーザ(例えば、ユーザ、ユーザの重要な人(例えば、ユーザの家族及び/又はユーザの友人など)、及び/又はユーザに関連付けられた任意の人(例えば、ユーザのアカウント、ユーザのデバイス))に関連付けられた人(本明細書では「個人」とも呼ばれる)の誕生日である。例えば、人の誕生日は、ユーザの連絡先、又はユーザのカレンダーなどに保存される。図6Bに示すように、タイル608A~608Cのそれぞれは、年2019(608A)、2018(608B)、及び2017(608C)のそれぞれにおける人の誕生日(2月17日)から選択される写真(609A、609B、及び609C)を含む。例えば、現在の年2019を表すタイルは、現在の日(例えば、2019年2月17日)の誕生日祝いの写真609Aを含み、前の年2018を表すタイルは、前年の誕生日(2018年2月17日)からの写真609Bを含み、前年2017を表すタイルは、その年の誕生日(2017年2月17日)からの写真609Cを含む。この例では、有意な反復イベントである(例えば、メディアアイテム609Bにおいてケーキを保持している)ユーザの娘の誕生日(2月17日)の日付で年ビュー608にアクセスすることは、電子デバイス600に、経時的に有意な反復イベントに関連する代表的なメディアアイテムが追加され、したがって、ユーザが閲覧する可能性が高いメディアアイテムを閲覧するためのビューを提示させる。例えば、娘の誕生日(例えば、2019年)では、ユーザは、自分の娘の写真(例えば、彼女の誕生日)を長年にわたって見ることを望む可能性があり、図6Bの年ビュー608に示されるように画像を提示することによって、そのようなメディアにアクセスするために必要なユーザ入力及び時間数が低減される。これらの写真は、それらのコンテンツを判定するための写真の分析を通じて、部分的に、電子デバイスによって選択される。
いくつかの実施形態では、反復イベントに関連するメディアアイテムが利用不可能である(例えば、2019年2月17日に写真が撮影されていない)場合、最近のメディアアイテム(例えば、2019年2月17日に撮影された別の写真;直近の写真)が、対応する期間(例えば、年2019)の代表的なメディアアイテムとして選択される。
いくつかの実施形態では、ビュー(例えば、年ビュー608)は、メディアライブラリの1つ以上の他のビューにアクセスするための1つ以上のアフォーダンスを含む。例えば、年ビュー608は、メディアライブラリの異なるビュー(例えば、年ビュー、月ビュー、日ビュー、全写真ビュー)にアクセスするためのアフォーダンス(例えば、610A~610D)を含むリボン610を含む。図6Bに示すように、アフォーダンス610Aが(「年」の周りのボックスによって示されるように)選択され、現在アクティブビュー(年ビュー)、並びに現在のビューの時間増分編成(例えば、現在のタイルは、それぞれ、テキスト「年」によって示されるように、年時間増分を表す)の表示を提供する。
いくつかの実施形態では、ビュー(例えば、年ビュー608)は、メディアアプリケーションの機能を実行及び/又はアクセスするための1つ以上のアフォーダンス(例えば、領域612内)を含む。例えば、年ビュー608は、時系列編成に従ってメディアアイテムを閲覧すること(現在選択されている、「写真」)、メディア共有インタフェースを閲覧すること(「あなたのため」)、特定のアルバムにアクセスすること(「アルバム」)、又はメディアライブラリを検索すること(「検索」)など、写真アプリケーションの機能を実行又はアクセスするためのアプリケーション機能アフォーダンス領域612を含む。
年ビュー608は、特定の時間増分(年)に従ったメディアライブラリのビューの一例である。いくつかの実施形態では、ビュー内の各タイルによって表される時間の増分は、異なる時間増分である。例えば、年の代わりに、月、週、日などの他の時間増分が使用されることができる。例示的な年ビューに関して記載された機能及び特性は、任意の時間増分に従ってメディアアイテムを提示するためのビューに適用することができ、これは本開示の範囲内であることが意図される。いくつかの実施形態では、ビュー内に表示された各期間の表現(例えば、タイル)は、同じ時間増分サイズを表す(例えば、それぞれ異なる暦年を表し、又はそれぞれ異なる暦月を表す)。いくつかの実施形態では、ビュー内に表示される期間の表現(例えば、タイル)は、2つ以上の時間増分サイズを表す(例えば、ビュー内の1つのタイルは暦年を表し、ビュー内の1つは暦月を表す)。
いくつかの実施形態では、ビューは、ビュー内の追加のタイル(例えば、現在表示されていない)にアクセスするためにナビゲート可能(例えば、スクロール可能)である。例えば、年ビュー608は、垂直にスクロール可能である。いくつかの実施形態では、ビューは、メディアライブラリ内に表される、(例えば、現在の時間増分に従って)毎期間を表すタイルにアクセスするためにナビゲート可能である。例えば、年ビューでは、メディアライブラリ内のメディアアイテムによって表される毎年のタイルの表示させるために垂直スクロールが使用されることができ、したがって、2005から2019の間の毎年のメディアアイテムがある場合、これらの年のそれぞれのタイル(例えば、合計15)は、(例えば、スクロールを介して)年ビュー608内でアクセスされることができる。これらのタイルのそれぞれは、反復イベント(例えば、図6Bのユーザの娘の誕生日)に基づいて選択されたそれぞれの代表的なメディアアイテムを含むことができる。このようにして、デバイスは、メディアアイテムの集合をナビゲートするための、容易なナビゲーション及び関連する要約を有するインタフェースを提供する。この例では、図6Bでは、電子デバイス600は、垂直スワイプジェスチャの下向き方向に基づいて、年ビュー608をスクロールする要求を表す下向き方向の垂直スワイプジェスチャであるユーザ入力614を受信する。
図6Cは、ナビゲーション後の(例えば、電子デバイス600がユーザ入力614を受信したことに応答して)年ビュー608を示す。下向きにナビゲートする要求を表す下向き方向のスワイプジェスチャであるユーザ入力614に応答して、電子デバイス600は、年ビュー608を下向きにスクロールして、タイル608Cも表示しながら、年2016のタイル608Dを表示する。いくつかの実施形態では、反復イベントが、人に関連付けられた有意なイベント(例えば、誕生日、記念日)である場合、その人を描写したメディアアイテムは、メディアアイテムがそれからのものである対応する期間内の特定日に関することなく、対応する期間から選択される。例えば、図6Cに示すように、タイル608Dは、誕生日(年2017から2019)がタイル608A~608Cに示されている人(ユーザの娘)を描写する代表的なメディアアイテム609Dを含む。しかしながら、メディアアイテム609Dは、2016年2月27日からのものであり、2016年2月17日(娘の誕生日)からのものではない。いくつかの実施形態では、人を描写するメディアアイテムは、その人の良好な描写に基づいて選択される。例えば、メディアアイテム609Dは、ユーザの娘の高品質の縦長写真であるために選択されることができ、それゆえ、メディアライブラリ内の2016年2月17日の写真よりもユーザの娘のより良好な描写であるため(例えば、2016年2月17日の誕生日からの写真がない)、娘の誕生日である2016年2月17日からの画像の代わりに選択されることができる。例えば、縦長ショットである個人の写真(例えば、縦長モードで、又は個人の顔の近くで撮影される)は、任意選択的に、縦長ショットではない個人の写真の代わりに選択される。同様に、デバイスが、有意なイベントが記念日であると判定する場合、代表的なメディアアイテムは、記念日である2人の個人を描写するメディアアイテムとして選択されることができる(例えば、実際に記念の日付で撮影されたかどうかにかかわらず)。これらの写真は、それらのコンテンツを判定するための写真の分析を通じて、部分的に、電子デバイスによって選択される。
いくつかの実施形態では、メディアアイテムは、以下のうちの1つ以上に基づいて、代表的なメディアアイテムとして選択される:メディアアイテムがユーザによって好まれるかどうか、メディアアイテムの画像品質(例えば、高品質画像が優先度を有する)、メディアアイテムの長さ(例えば、画像又はビデオのシーケンス)(例えば、より長いメディアアイテムが優先度を有する)、メディアアイテムの画像組成(例えば、対象が中心に置かれ、可視であり、露光が正しいかなど、メディアアイテムが、良好に構成されたシーンを描写するかどうか)、メディアアイテム中に生じるアクション(例えば、画像フレーム内の移動は、対象が静止したままであるビデオよりも優先される)、及び1人以上の人がメディアアイテム内に描写されるかどうか(例えば、ユーザ及び/又はその家族が他人よりも優先度を得る)。
いくつかの実施形態では、対応する期間内の特定日からのメディアアイテムが利用不可能である(例えば、メディアライブラリに含まれない)場合、メディアアイテム(例えば、有意なイベントに関連付けられた人を示す)は、特定日以外の日からの対応する期間から選択される。例えば、ユーザの娘の良好な写真(例えば、2016年2月27日からの609D)は、選択された写真が誕生日又は誕生日の祝いイベントからのものではない場合であっても、2016年2月17日の娘の誕生日からの写真がユーザのライブラリにおいて利用可能でない場合、代表的なメディアアイテムとして選択されることができる。
図6Dは、例示的な年ビュー(例えば、614)の別の例を示す。例えば、電子デバイス600は、ユーザ入力606に類似しているが、図6B~図6Cに記載された例の日付(例えば、2019年2月17日)とは異なる日付(例えば、2019年2月18日)に受信されたユーザ入力に応答して、年ビュー614を表示する。例えば、電子デバイス600は、現在の日付がユーザの娘の誕生日に関連付けられていないとき(例えば、現在の日付が2019年2月18日であり、娘の誕生日が2月17日である)、年ビュー608の代わりに年ビュー614を表示する。
代替例では、電子デバイス600は、(例えば、現在の日付が誕生日などの有意な反復イベントに関連付けられていない場合)年ビュー608の代わりにユーザ入力606(図6A)に応答して年ビュー614を表示する。そのような例では、電子デバイス600は、図6B~図6Cに関して記載されているように、その日付がユーザの娘の誕生日に関連付けられていない(及び、任意選択的に、他の有意な反復イベントがない)場合、(例えば、2019年の)2月17日の年ビュー608の代わりに年ビュー614を表示する(例えば、ユーザの娘の誕生日は、代わりに11月1日である)。そのような例では、図6Bにおいて年ビュー614に表示されたメディアは、それぞれの各年の2月17日からのメディアである。
年ビュー614は、年ビュー608と同様に、反復イベントに基づいて選択された代表的なメディアアイテム(615A、615B、及び615C)を含む領域(614A-1、614B-1、及び614C-1)をそれぞれ含むタイル614A~614Cを含む。タイル614A~614Cの代表的なメディアアイテムは、2019年2月18日である現在の日付に関連付けられた反復イベントに関連する。反復イベントの例とは、年の日、月の日、曜日などを含む。いくつかの実施形態では、良好なメディアアイテムは、反復イベントに基づいて、それぞれの期間についての代表的なメディアアイテムとして選択される。反復イベントの日からのメディアアイテムは、それらのそれぞれの期間(例えば、年)を表すように選択されることができる。図6Dに示す例では、反復イベントは、2月18日の年の日である。図6Dに示すように、タイル614Bは、年2018における2月18日の日付に撮影された代表的なメディアアイテム615Bを含み、タイル614Cは、年2017における2月18日の日付に撮影された代表的なメディアアイテム615Cを含む。メディアライブラリが、ユーザによって参加される年次自動車ショーにおいて2017年2月18日及び2018年2月18日の日付に撮影されたメディアアイテムを含むことから、タイル614B及び614Cは、それぞれ、自動車の写真を含む。したがって、2017年2月18日及び2018年2月18日の日付からのメディアアイテムは、2月18日(年の日)反復イベントに関連付けられ、反復イベントに基づいて(例えば、それぞれの期間2017又は2018内の年の日からのものに基づいて)それらのそれぞれの年からの代表的なメディアアイテムとして選択される。現在の年のタイル614Aは、自動車の画像を含まないが、現在の日付2019年2月18日からの代表的なメディアアイテム615Aを含む(例えば、メディアライブラリは、2019年の自動車ショーからの任意の画像を含まない)。これらの写真は、任意選択的に、それらのコンテンツ及び写真が撮影された場所を判定するための写真の分析を通じて(写真メタデータを使用して)、部分的に、電子デバイスによって選択される。
いくつかの実施形態では、メディアアイテムは、1つ以上の品質指標に基づいて、代表的なメディアアイテムとして選択される。例えば、メディアアイテムは、その期間からのメディアアイテムのセットの良好な表現であるため、及び/又は反復イベント(例えば、類似する主題を描写する、又は共通のテーマ(例えば、性質、自動車、家族の集まり)を有するセットの最良のメディアアイテム)のために選択されることができる。メディアアイテムは、1つ以上の品質指標(例えば、メディアアイテムは、ユーザを描写し、良好な照明及び/又は組成を有し、アクション(例えば、ビデオ又は画像のシーケンスのための)を含むなど)に基づいて、良好な(良好な品質、高品質、又は優先順位付けされたメディアアイテムとも呼ばれる)メディアアイテムであるため、選択されることができる。したがって、この例では、タイル614A、614B、及び614Cのそれぞれにおいて選択されたメディアアイテムは、年のそれぞれの日の良好なメディアアイテム及び/又は最良の表現を表す。いくつかの実施形態では、1つの期間の代表的なメディアアイテムは、別の期間の代表的なメディアアイテムから独立して選択される。例えば、双方とも自動車を描写するメディアアイテム615B及び615Cは、それぞれの各日からの良質な画像として互いに独立して選択されることができる(例えば、それぞれが自動車を示すか又は同じ場所で撮影されたことに基づいて選択されない)。いくつかの実施形態では、1つの期間の代表的なメディアアイテムは、別の期間からの1つ以上のメディアアイテム上で少なくとも部分的に選択される。例えば、双方とも自動車を描写するメディアアイテム615B及び615Cのうちの一方又は双方は、それらのそれぞれの日の双方からのメディアアイテム内に存在する自動車の写真の共通のテーマのために選択されることができる(例えば、それぞれが自動車を示す、及び/又は同じ場所で(写真メタデータに基づいて)撮影されたことに基づいて選択されたメディアアイテム)。
複数の期間にわたる反復イベントに基づいて選択されるメディアアイテムの選択を含むことは、いくつかの効率的な利益を含むことができる。例えば、デバイスは、効率的な方法で(例えば、インテリジェントに選択された代表的なメディアアイテムを使用して)複数の期間(例えば、複数年)からのメディアアイテム間を閲覧及びナビゲートするためのインタフェースを提供する。効率的なインタフェースは、メディアライブラリのユーザのナビゲーションに関連する可能性が高い期間にわたって代表的なメディアアイテムを利用する。誕生日又は他の有意なイベントの例では、イベントが現在の日付に関連付けられているときに、提示するため及び/又は過去の反復イベント関連の写真に対する容易なアクセスを提供することによって、(デバイスリソースの使用に加えて)入力数及びユーザの労力が低減される。年の日のシナリオなどの反復イベントの他の例では、デバイスは、現在の日付に関連するが以前の期間におけるメディアアイテムに対する容易なアクセスを提供する。
上述したように、例示的な年ビューは、他の年を表すタイルにアクセスするためにナビゲート可能(例えば、垂直方向、水平方向にスクロール可能)である。いくつかの実施形態では、選択された期間内のサブ期間のための代表的なメディアアイテムにアクセスするために、期間ビュー(例えば、年ビュー、月ビュー、日ビュー)が使用されることができる。
図6Eを参照すると、電子デバイス600は、タイル614Bの場所での押圧及び保持ジェスチャを表すユーザ入力616を受信する。ユーザ入力616の受信に応答して、電子デバイス600は、(ユーザ入力616の前に表示される)メタデータ620Aに加えて、(以前に表示されなかった)メタデータ620Bを表示する。メタデータ620Aは、タイル614Bによって表される期間を特定する。メタデータ620Bは、タイル614Bによって表されるサブ期間を特定する。この例では、メタデータ620Aは、タイル614Bが年2018を表すことを示し、メタデータ620Bは、タイル614Bが2月の月も表すことを示す。したがって、メタデータ620A及び620Bは、その中に描写された代表的なメディアアイテムが2018年の2月からのものであることを共に示す。更に、以下により詳細に説明するように、メタデータは、タイルの選択に応答してデバイスがナビゲートする場所の指示を提供することができる。(例えば、本明細書に記載されるような)メタデータの任意の組み合わせは、入力の前に(例えば、入力なしで)、又は入力に応答して表示されることができる。
図6Eに示すように、同様にユーザ入力616の受信に応答して、及びユーザ入力616が検出され続けている間(例えば、タッチスクリーンディスプレイ上にあると判定される)に、電子デバイス600は、タイル614Bのサイズを縮小させる。これは、ユーザ入力616(タッチ)が依然として検出され、サブ期間ナビゲーション動作が実行されることができる視覚フィードバックを提供することができる。いくつかの実施形態では、デバイス(例えば、600)は、ユーザ入力(例えば、押圧及び保持ジェスチャ)に応答してページングインジケータを表示する。例えば、電子デバイス600は、ユーザ入力616の受信に応答して、及びユーザ入力616が検出され続けている間に、現在タイル614B内に表示されているサブ期間表現の相対位置(ページングドットによって表される複数のサブ期間内)を表す異なる外観を有するドット(例えば、618Aは陰影がない)を含むページングドット618を表示する。ページングドットの表示は、タッチが依然として検出されたこと、及び/又はサブ期間ナビゲーション動作が実行されることができることに関するフィードバックを提供することができる。
図6Fは、特定の時間増分(例えば、年)のビュー(例えば、年ビュー)の間のサブ期間の間のナビゲートを示す。図6Fでは、右へのユーザ入力616に関連付けられた移動に応答して、電子デバイス600は、1つのサブ期間だけ右にナビゲートし、図6Eのタイル614B内に表示された2018年2月の代表的なメディアアイテムを、(いわゆる「3月」に更新されたメタデータ620Bによって示されるように)2018年3月からの代表的なメディアアイテム615Dに置き換えている。この例では、第1の反復イベントは、図6Eの年ビューでタイルのメディアアイテムを選択するために使用された2月18日の日付である。しかしながら、代表的なメディアアイテム615Dは、現在の日付に関連付けられた第2の反復イベントに基づいて選択される。この例では、第2の反復イベントは、月の日、特に月の18日目である。いくつかの実施形態では、第1の反復イベント及び第2の反復イベントは、双方とも現在の日付に関連付けられる。例えば、代表的なメディアアイテム615Dは、2018年3月の18日目(2018年3月18日の日付)からのものである。したがって、第1の反復イベント及び第2の反復イベントの双方は、現在の日付である2月18日を含み且つ月の18日目が双方とも現在の日付である2019年2月18日を含むことから、現在の日付に関連付けられている。この例では、2018年3月18日からのメディアアイテム615Dは、その特定日に撮影されたユーザの家族の隠し撮りを示す。したがって、図6Dの各年のタイルが、(例えば、垂直に配置される)表現間の1年の時間増分に従ってメディアアイテムのプレビューを示す方法と同様に、タイル内のサブ期間を通して(例えば、水平に)スクロールすることは、表現間の1ヶ月間の増分に従ってメディアアイテムのプレビューを提供する(サブ期間はそれぞれ、月を表す)。いくつかの実施形態では、第1の反復イベントは、第1の時間増分(例えば、年、月、週、又は日)に関連付けられ、第2の反復イベントは、第1の時間増分とは異なる第2の時間増分(例えば、年、月、週、又は日)に関連付けられる。いくつかの実施形態では、サブ期間の第2の時間増分は、第1の時間増分よりも小さい。例えば、図6Fの例における第2の時間増分は月であり、一方、第1の時間増分は年であり、したがって、第2の時間増分は、第1の増分よりも小さい時間増分である(月は年よりも小さい)。
図6Fに更に示すように、ページングドット618は、現在選択されているように第2のページングドット618Bを示すように更新されており、代表的なメディアアイテム(したがって、表示されたサブ期間)が変更されたことを示す。いくつかの実施形態では、ページングドットは、1つ以上のサブ期間遷移を表すことができる。例えば、タイル614Bは、5つのページングドットを含むが、12暦月間の代表的なメディアアイテムを閲覧するために使用されることができる。したがって、各ページングドットは、複数月を表す。このようにして、インタフェースを雑然とさせることなく進行が指示されることができる。
図6Fはまた、サブ期間間の遷移が生じることを示す触知出力622(例えば、振動)を提供する電子デバイス600を示す。例えば、図6Fでユーザ入力616が検出され続けている間に、電子デバイス600は、メディアアイテム615Bを表す2018年2月のサブ期間からメディアアイテム615Dを表す2018年3月のサブ期間への遷移(例えば、表示動作の置換)として、時間的に同時期に(例えば、同時に)触知出力622を出力する。したがって、触知出力は、遷移が生じた正の触知フィードバックを提供することができる。加えて、電子デバイス600は、ユーザ入力616に関連付けられた移動(この例では右への)が検出されている間に、期間2018のサブ期間にわたってナビゲート(例えば、スクロール)を続けることができ、上述したように、サブ期間の間の各遷移における触知出力622を提供することができる。
図6Gを参照すると、ユーザ入力616に関連付けられた右への移動を検出し続けたことに応答して、電子デバイス600は、別のサブ期間だけ右にナビゲート(例えば、スクロール)し、図6Fのタイル614B内に表示された2018年3月の代表的なメディアアイテム615Dを、(いわゆる「4月」に更新されたメタデータ620Bによって示されるように)2018年4月からの代表的なメディアアイテム615Eに置き換える。例えば、ユーザ入力616の初期位置からの変位(例えば、図6Eにおけるタッチダウン)が維持され、そのような動きを検出し続けたことに応答して、電子デバイス600は、2018年4月のサブ期間にナビゲートし続ける。代表的なメディアアイテム615Dと同様に、メディアアイテム615Eは、現在の日付である月の18日目に関連付けられた第2の反復イベントに基づいて選択され、したがって、2018年4月18日からのメディアアイテムである。この例では、2018年4月18日からの写真615Eは、その特定日に農場に行った旅行に対応する馬を描写している。
いくつかの実施形態では、ユーザ入力(例えば、616)に関連付けられた動きを検出し続けることは、ユーザ入力がその初期位置から移動(例えば、タッチダウン)したことを検出し続けることを含む。例えば、電子デバイス600は、(例えば、閾値距離を超えている場所において)ユーザ616のタッチダウン場所から離れた(例えば、2018年2月からの遷移を引き起こした)図6Fにおけるユーザ入力616の右への変位が検出され続ける限り、(例えば、図6Fにおける)更なる移動を検出することなく2018年3月から2018年4月(図6F~図6G)に遷移することができ、したがって、ユーザは、サブ期間の間の遷移を継続するために押圧及び保持並びに右への1回の移動(及び維持)のみを必要とする。いくつかの実施形態では、ユーザ入力(例えば、616)に関連付けられた移動を検出し続けることは、ユーザ入力の更なる移動を検出することを含む。例えば、ユーザ入力616の図6Fでの右への更なる移動は、電子デバイス600に、2018年3月から2018年4月への遷移を表示させることができる。いくつかの実施形態では、遷移間の時間は、検出される移動の量に依存する。例えば、ユーザ入力616が、その初期位置から少量だけ右に移動した(及び停止した)場合、遷移は、より少ない頻度で(例えば、1秒毎に1回)発生することができるが、ユーザ入力616がより大きい量だけ右に移動した場合、遷移は、より頻繁に(例えば、0.5秒毎に1回)発生することができる。遷移速度の変化は、連続的(例えば、移動量に直線的に関連する)とすることができ、又は1つ以上の離散したレベル(例えば、遅い、通常、速い;2秒、1秒、0.5秒)に基づいて行われることができる。いくつかの実施形態では、ユーザ入力の異なる方向への(例えば、ユーザ入力616の初期位置の左への)移動は、デバイスを異なる方向に(例えば、逆の順序で)(例えば、右への移動とは異なる方向に)サブ期間にわたって遷移させる。例えば、サブ期間2018年4月が表示されている間のユーザ入力616の初期位置の左への移動は、電子デバイス600を、右への移動のために行われるのとは逆の順序で遷移させ、2018年3月、次に2018年2月、次に2018年1月を、又はユーザ入力616若しくは移動がもはや検出されなくなるまで、表示させることができる。
図6Gに更に示すように、触知出力622は、以下のサブ期間表現間の遷移を示すために提供される:タイル614B内の代表的なメディアアイテム615Dと代表的なメディアアイテム615Eとの間。更に、ページングドット618Bは、選択されたように表示され続ける(例えば、それは複数のページ遷移を表す)。
図6Eから図6Gに示される例では、タイル614B内の代表的なメディアアイテムは、ユーザ入力616の移動(例えば、押圧及び保持、続いて右へのドラッグ)が検出され続けた間に2回置き換えられた。図6Gでは、ユーザ入力616は、検出され続けているが、その初期位置(例えば、図6Eに示す)に戻るため、ユーザ入力616に関連付けられた動きはもはや検出されない。ユーザ入力616が検出され続けている間にユーザ入力616の移動の検出を停止することに応答して、電子デバイス600は、サブ期間をナビゲートすることを停止する。この例では、ユーザ入力616が依然として検出されているため(タップ保持)、タイル614Bは、より小さく表示され続け、追加の移動(例えば、左又は右)は、サブ期間の間のナビゲーションを引き起こすことができる。例えば、ユーザ入力616のその後の移動は、2018年4月の代表的なメディアアイテムを置き換えさせることができる:2018年5月にそれを置き換えるための右への移動、又はそれを2018年3月に置き換えるための左への移動。いくつかの実施形態では、サブ期間にわたるナビゲーションは、円形である(「ループ」と呼ばれることもできる)。例えば、ナビゲーションが年の全ての12ヶ月を表示させた後(例えば、2018年2月から開始して、2018年12月まで進み、2018年12月の後、2018年2月にループバックする)、スクロールが継続している間に、デバイス(例えば、600)は、12月目(例えば、この例では2018年2月)を1月目(例えば、この例では2018年2月)に置き換え、12月目で停止する代わりにサブ期間にわたって遷移し続ける。例えば、ユーザ入力616が無期限に右に移動して保持された場合、2018年12月に到達し、続いて2018年1月、続いて2018年2月、そして2018年3月に到達し、電子デバイス600がユーザ入力616(又はユーザ入力616に関連付けられた移動)の検出を停止するまで、ナビゲート及びループを継続する。いくつかの実施形態では、サブ期間をスクロールすることは、円形ではない(例えば、この例では、2018年2月から開始して12月目である2018年1月に停止する)。いくつかの実施形態では、非円形ナビゲーションは、(例えば、暦年の最初及び最後の月である)固定された開始点及び終点を有する(例えば、この例では、右にナビゲートする2018年12月に停止し、左にナビゲートする2018年1月に停止する)。
図6Hでは、ユーザ入力616が除去され、タイル614Bは、電子デバイス600がユーザ入力616を検出することを停止したことに応答して(例えば、ユーザ入力616のリフトオフの後、且つユーザ入力624を検出する前に)正常なサイズに戻っている。また、ユーザ入力616を検出することを停止することに応答して、電子デバイス600は、メタデータ620B及びページングドット618をもはや表示しない。いくつかの実施形態では、メタデータ(例えば、620B)及び/又はページングドット(例えば、618)は、ユーザ入力が検出されない間も表示される。いくつかの実施形態では、サブ期間の間のナビゲーションを引き起こすユーザ入力を検出することを停止したことに応答して、デバイスは、ユーザ入力が検出されることを停止した時点で表示されたサブ期間の代表的なメディアアイテムを維持する。例えば、代表的なメディアアイテム615Eは、図6Hに示すように、ユーザ入力616が検出されることを停止した(例えば、タッチ感知ディスプレイからリフトオフされる)瞬間にタイル614B内に表示され、ユーザ入力616が検出されることを停止した後に表示され続ける。したがって、2018年4月からのものである(例えば、2月の18日目の年ビュー614の年の日からのものではない)にもかかわらず、メディアアイテム615Eは、タイル614B内の代表的なメディアアイテム領域内に維持され、それにより、後続の選択は、そのような後続の選択に応答して表示された次のビュー(例えば、月ビュー)のフォーカスを制御するために、そのサブ期間のユーザによって実行されることができる。換言すれば、年ビュー614における2018年4月にナビゲートした後、メディアアイテム614Eが維持されている間のタイル614Bの選択は、2018年4月にフォーカスされた月ビューへのナビゲーションを可能にする。
いくつかの実施形態では、期間を表すタイルの選択は、電子デバイス(例えば、600)に、異なる時間増分に従ってメディアライブラリの異なるビューを表示させることができる。いくつかの実施形態では、メディアライブラリの複数のビューは、ビューの階層内に配置される。例えば、1つのビュー(例えば、年ビュー)内のアフォーダンス(例えば、タイル)の選択は、電子デバイス(例えば、600)に、ビュー(例えば、月ビュー)の階層内に次のビューを表示させる。いくつかの実施形態では、ビューの階層内の各ビューは、異なる時間増分(例えば、年、月、週、日など)に従って配置及び/又は編成される。このようにして、デバイスは、異なる時間増分編成を有するビュー間の効率的且つ直感的なナビゲーションを提供することができる。図6Hでは、電子デバイス600は、タイル614Bに関連付けられた場所で、タイルの選択を表すユーザ入力624(例えば、タップ入力)を受信する。
図6I~図6Jは、異なる時間増分に従ったメディアライブラリのビュー間の例示的な遷移を示す。図6Iは、年タイル614Bの選択のユーザ入力624に応答して電子デバイス600によって表示される、年ビュー618と例示的な月ビュー626(図6Jの)との間のアニメーション遷移を示す。図6Iに示すように、月タイル626A、626B、及び626Cは、少なくとも部分的に表示される。選択された年タイル614Bは、図6Hの選択された年タイル614Bと同じ代表的なメディアアイテム615Eを含む(例えば、重ね合わされ、回転され、変換される)月タイル626Bによって置き換えられている。これは、ビュー間の切り替え時に視覚的連続性を提供し、選択された年タイルによって表されるサブ期間は、アニメーション化された遷移及び/又は得られた新たなビュー(例えば、月ビュー)の焦点(例えば、中心)であり、同じ代表的なメディアアイテムを含む。この例では、タイル626Bは、新たなビュー(月ビュー)への遷移中に垂直に中心付けされる。更に、タイル626A及び626Cは、タイル626Bの下方から流出するように見え、視覚的に強調する626Bは、選択された代表的なメディアアイテムを含むタイルである。アニメーション化された遷移中、年タイル614C及び614Aは、依然として表示されているが、アニメーションの結果として(例えば、アニメーション的にディスプレイから押し出され、月タイル(例えば、626C及び626A)によって覆われるか、又は溶暗されることによって)表示されることを停止する。いくつかの実施形態では、第1のビュー(例えば、年ビュー)内に表示されたメディアアイテムは、第2のビュー(例えば、月ビュー)への遷移中に、所定の場所及び/又は同じサイズに留まる。例えば、図6Hの年ビュー614内のメディアアイテム615Eに描写される馬は、タイルフレームがそれの周りのサイズを変化させる(例えば、626Bは614Bよりも小さい)場合であっても、月ビュー626内の月タイル626Bに表示されるように遷移中に位置を移動させない又はサイズを変化させないように見えることができる。インタフェースの他の態様が変化するときに静的なままとすることは、選択されたメディアアイテムの視覚的強調及びユーザへの視覚的連続性を更に提供することができる。
図6Jは、例示的な月ビュー626を示す。電子デバイス600は、ユーザ入力624の受信に応答して、図6Jに示すように月ビュー626を表示する。年ビュー614と同様に、月ビュー626は、反復イベントに基づいて選択された代表的なメディアアイテム(628A、615E、及び615D)を含むタイル626A~626Cを含む。しかしながら、月ビュー626は、年ビュー614とは異なる時間増分に従って、具体的には年ではなく月に従って編成される。したがって、年の日の反復イベント(第1の反復イベント)は、月ビューのメディアアイテムを選択するために使用されないが、むしろ月の日の関連する反復イベント(第2の反復イベント)が使用され、年の日及び月の日の反復イベントの双方が現在の日付に関連付けられる。例えば、年の日及び月の日は、双方とも現在の日付を含む。図6Jの例では、タイル626A~626Cの代表的なメディアアイテムは、現在の日付である2019年2月18日に関連付けられた第2の反復イベントに関連している。サブ期間の間のスクロールに関して上述したのと同様に、タイル626A~626Cは、この例では月の18日目である月の特定日である反復イベントに関連する。したがって、代表的なメディアアイテム628Aは、2018年5月18日からのものであり、代表的なメディアアイテム615Eは、2018年4月18日からのものであり、代表的なメディアアイテム615Dは、2018年3月18日からのものである。また、図6Jでは、アフォーダンス610Bは、現在のビューが月ビューであることを示すように選択されたものとして示されている(例えば、アフォーダンス610Aは、もはや選択されない)。
上述したように、階層内のビュー間の遷移又はビュー内のサブ期間のナビゲート時に連続性を維持するために、ある期間(例えば、年)の代表的なメディアアイテムもまた、その期間の特定のサブ期間(例えば、月)の代表的なメディアアイテムとすることができる。そのような場合、代表的なメディアアイテムは、第1の反復イベント(例えば、年の日)、及び第2の反復イベント(例えば、月の日)のいずれか又は双方に基づいて選択されていると見なすことができる。例えば、図6Eでは、メディアアイテム615Bは、2月18日の年の日の反復イベントを満たすことに基づいて選択されるが、月の18日目の月反復イベントの日を満たすことに基づいて選択されると見なすこともできる。
反復イベントが1人以上の特定の個人(人)(例えば、誕生日、記念日、休日)に関連付けられている場合など、図6Jに示すものに対する代替例では、代表的なメディアアイテムは、必ずしもその期間内の特定日からのものではなく、対応するタイルによって表される期間から選択される。例えば、反復イベントが個人に関連付けられた誕生日である場合(図6Bに示すように)、及び代表的なメディアアイテム609Bが表示されている間にタイル608B(図6B)の場所でユーザ入力選択(624と同様)が受信される場合、ビューは、年ビューから月ビューに変化する。個人を示すメディアアイテムを表示することが重要であるため、結果として得られる表示された月のタイルの代表的なメディアアイテムは、誕生日である個人を示すかどうかに基づいて(したがって、年ビュー内で使用される同一の反復イベントに基づいて)選択されるが、必ずしも誕生日と同じ月の日からのものではなく代表月内の任意の日からのものであるメディアアイテムとすることができる。したがって、異なるレベルの階層的ビューのセットにおけるビュー内のタイルの代表的なメディアアイテムは、同じ反復イベントに基づいて選択されることができる(例えば、誕生日である個人の良好な描写であるために選択される)。
いくつかの実施形態では、月ビュー(又は任意の他の増分)は、年ビューに関して上述した特徴のうちの1つ以上を含む。例えば、月ビュー626は、ビューの他の期間(月)を表す追加のタイルにアクセスするために、ナビゲート可能(例えば、垂直方向、水平方向にスクロール可能)である。いくつかの実施形態では、月(又は任意の他の増分)を表すタイルは、年タイルに関して上述した特徴のうちの1つ以上を含む。例えば、ユーザ入力(例えば、ある方向への移動に関連付けられた押圧及び保持)が使用されて、月のサブ期間(例えば、週、日)の(月タイル内の)代表的なメディアアイテムをナビゲートすることができる。
図6Jでは、電子デバイス600は、タイル626Bの選択を表すタイル626Bの場所でのタップジェスチャを表すユーザ入力630を受信する。
図6K~図6Mは、メディアライブラリの例示的な日ビュー640を示す。図6Kに示すように、日ビュー640は、メディアライブラリから1つ以上の期間からのメディアアイテムの表現(例えば、サムネイル、トリミング及び/又は縮小されたサイズのプレビュー)を含む。いくつかの実施形態では、日ビュー(例えば、640)は、1つ以上の期間の特定期間からのメディアアイテムの複数の表現を含む。いくつかの実施形態では、複数の表現は、1つ以上の期間のそれらの特定期間に従って、日ビュー内でグループ化される。いくつかの実施形態では、特定期間は、2つのより短い期間の組み合わせである。例えば、図6Kの日ビュー640は、メタデータ646Aによって示されるように2018年4月18-19日の期間から、とりわけ、表現640C(メディアアイテム615Eを含む)、表現640D(メディアアイテム642Aを含む)、及び表現640E(メディアアイテム642Bを含む)を含む。いくつかの実施形態では、特定期間は、異なるビュー内に(例えば、タイルによって)表される別の期間(又は別のサブ期間、ある期間の一例)のサブ期間である。例えば、図6Kでは、表示されたメディアアイテム表現は、タイル614B(図6H)によって表される2018年の期間のサブ期間である、タイル626B(図6J)によって表される2018年4月の期間のサブ期間である、2018年4月18-19日のサブ期間からのものである。いくつかの実施形態では、日ビューは、複数のビューの階層内のレベルである。例えば、ビューの階層は、年ビュー、月ビュー、及び日ビューを含むことができる。年ビュー内のタイルを選択することは、デバイスに月ビューを表示させ、月ビュー内のタイルを選択することは、デバイスに日ビューを表示させる。
日ビューは、同じ期間からのメディアライブラリ内の複数の個々のメディアアイテムを閲覧するための低レベル高詳細インタフェースを提供するための例示的な技術を提供する。すなわち、年ビュー又は月ビューのうちの1つ以上が使用されて、代表的なメディアアイテム及び/又は関心期間を特定することができ、日ビューまでの階層を介してより短い期間にナビゲートすることにより、焦点を合わせることができる。あるいは、日ビューは、(現在のビューが日ビューであることを示す、図6Kにおいて選択されたように示される)アフォーダンス610Cを選択することによって直接アクセスされることができる。
いくつかの実施形態では、日ビューで表される1つ以上の期間は、1日以上を含む。例えば、図6Kに示すように、2018年4月18日及び2018年4月19日のメディアアイテムは、メタデータ646Aによって示されるように、2018年4月18-19日としてグループ化されて共に提示される。
いくつかの実施形態では、日ビュー(例えば、640)は、メディアアイテムのキュレートセット(例えば、特定期間から利用可能な全てのメディアアイテムよりも少ない)を含む。例えば、日ビュー640は、2018年4月18-19日の日付からのメディアライブラリ内のメディアアイテムの全てよりも少ない表現を含む。例えば、高品質のメディアアイテムは、キュレートセット(例えば、照明、主題、組成、対象の鮮鋭度/焦点、対象又はアクションの動きの包含などに基づいて、1つ以上の適格性を満たすメディアアイテム)の一部であるように選択されることができる。いくつかの実施形態では、日ビュー(例えば、640)は、選択に応答して、(例えば、特定の期間からの、又はメディアライブラリからの)全てのメディアアイテムを(例えば、日ビュー内に)表示させるアフォーダンス(例えば、640B)を含む。例えば、日ビュー640は、電子デバイス600に、640Bの選択を表すユーザ入力に応答して、2018年4月18-19日からのメディアアイテムのフルセット(換言すれば、キュレートセット及び他の追加のメディアアイテムを含むスーパーセット)を表示させる全表示アフォーダンス640Bを含む。いくつかの実施形態では、日ビュー内の全表示アフォーダンス(例えば、640B)の選択は、全表示アフォーダンスに対応する1つの特定期間からのメディアアイテムのフルセットのみを表示させ、及び他の期間は、依然としてそれぞれのメディアアイテムのキュレートセットを含む。例えば、2018年4月18-19日に含まれない期間(単数又は複数)からの代表的なメディアアイテムを明らかにするために図6Kの日ビュー640がスクロールされる(例えば、図6L~図6Mに示すように垂直に)場合、それらの期間(単数又は複数)は、メディアアイテムのキュレートセットとして提示される(そのフルセットは、1つ以上のそれぞれの全選択アフォーダンスによってアクセスされることができる)。
いくつかの実施形態では、日ビュー(例えば、640)は、選択に応答して、デバイス(例えば、600)にメディアアイテムを選択するための選択モードに移行させるメディア選択アフォーダンス(例えば、640A)を含む。例えば、日ビュー640は、電子デバイス600に、(例えば、電子メッセージを介して送信するため、アルバムに追加するため、削除をマーキングするため、又は他の動作のために)640Aの選択を表すユーザ入力の検出に応答して、日ビュー640内のメディアアイテムのうちの1つ以上の選択を可能にする選択モードに移行させるメディア選択アフォーダンス640Aを含む。
いくつかの実施形態では、日ビュー(例えば、640)は、期間の間の境界の指示を含む。例えば、図6Kの日ビュー640は、淡色化又は暗色化された外観を有するメディアアイテムとして表示され、且つ垂直上方に配置され且つ日ビューのナビゲーション(例えば、スクロール)を介してアクセス可能である、2018年4月18-19日の期間からのメディアアイテムの表現の開始と先行する期間(例えば、2018年4月14日)からのメディアアイテムの表現の終了との間の境界を示す指示644を含む。このようにして、異なる期間からのメディアアイテム間の境界を視覚的に強調するために、過剰なホワイトスペース又は他の領域が必要とされず、ディスプレイ上のスペースを節約する。更に、日ビューの現在の焦点ではない期間からの淡色化又は暗色化メディアアイテムは、日ビューの現在の焦点である期間からのメディアアイテムを視覚的に強調し、これは、(例えば、高輝度ホワイトスペースを表示することに対して)ユーザにとってインタフェースを潜在的により直観的にし且つディスプレイの電力消費を潜在的に低減する。いくつかの実施形態では、境界(例えば、644)の指示は、(例えば、現在のビューの現在の焦点ではない期間からの)メディアアイテムの1つ以上の表現に重ね合わされ、ナビゲーション中に表現が移動する(例えば、スクロールアップ又はダウンされる)につれて重ね合わされたままであるように移動する。例えば、インジケータが重ね合わされたとき、その位置は、メディアアイテムの任意の下方にある表現の位置の移動を追跡する。
いくつかの実施形態では、日ビューは、(例えば、日ビューの現在の焦点である期間からの)メディアアイテムに関連するメタデータ(例えば、646A、646B)の表示を含む。いくつかの実施形態では、日ビューは、(例えば、日ビューの現在の焦点である期間からの)メディアアイテムに関連するメタデータを含む及び/又は異なる期間からのメディアアイテム間の分離を提供するバナー領域(例えば、図6Lの645)を含む。いくつかの実施形態では、日ビューは、異なる日ビュー期間のメディアアイテム間の分離を提供する分離領域(例えば、図6Lの647)を含む。例えば、図6Lでは、2つの異なる期間(4月18-19日及び5月1-2日)からのメディアアイテム間に小さな分離領域647が表示される。いくつかの実施形態では、バナー領域(例えば、645)又は分離領域(例えば、647)は、日ビューの現在の焦点である1つ以上の期間からのメディアアイテムの表現上に部分的に重ね合わされる。例えば、バナー領域645は、現在の期間にフォーカスさせるためのメタデータを含む永続的バナーとすることができ、日ビューをナビゲートすることは、メディアアイテムをバナーの下方でスクロールさせることができる(例えば、バナーが別の期間からの永続的バナーに置き換えられるまで、又はバナーのメタデータが更新されて、新たにフォーカスされた現在の期間を反映するまで)。いくつかの実施形態では、複数の表示された期間(例えば、年)に共通するメタデータは、1回だけ(例えば、ディスプレイの上部に)表示される。例えば、図6Lの646Aでは、年2018を含むが、646Bは含まない。
いくつかの実施形態では、境界(例えば、644)の指示は、現在のビュー(例えば、日ビュー)の現在のフォーカスではない期間からのメディアアイテムの表現の少なくとも一部分(例えば、全ての可視部分)上に重ね合わされる。例えば、図6Lでは、期間2018年5月1-2日からのメディアアイテムの表現の全ての可視部分は、指示644と重ね合わされて表示され、したがって、淡色化/暗色化された外観を有し、2018年4月18-19日からのメディアアイテムの表現は、644と重ね合わされて表示されない。
いくつかの実施形態では、日ビュー(例えば、640)は、(例えば、ある期間からの)1つ以上のメディアアイテム又はメディアアイテムのグループに関する情報を含むメタデータの表示を含む。例えば、図6Kの日ビュー640は、表示されたメディアアイテム(例えば、メタデータの下方及び日ビューの現在のフォーカス)が2018年の4月18-19日からのものである期間を特定するメタデータ646Aを含む。
いくつかの実施形態では、日ビュー(例えば、640)内のメディアアイテムの表現は、不均一なサイズを有するように配置されることができる。例えば、図6Kでは、表現640Cは、最大で表示され(例えば、2018年4月18-19日の期間からのメディアアイテムを含む、日ビューの現在フォーカスされているセクションの最上部にあるキーメディアアイテムである)、表現640Dは、640Cよりも小さいが他の表現よりも大きく表示され、表現640Eは、他の2つの双方よりも小さく表示される。いくつかの実施形態では、ビュー(例えば、日ビュー)内のメディアアイテムの表現のサイズは、メディアアイテムの寸法、メディアアイテムが重要な状態を有するかどうか(例えば、ユーザによって好まれているかどうか)、それがアクションを描写するかどうか(例えば、経時的に再生されることができるメディアアイテムについて)、それが特定の個人を描写するかどうか、メディアアイテムの品質(例えば、組成、照明、フォーカス)、それがその期間又はイベントにおける他のメディアアイテムの良好な表現であるかどうか(例えば、家族の休暇を含む期間についての家族全体の写真)、及びそれが自動再生のために選択されているかどうかなどの1つ以上の要因に依存する。
いくつかの実施形態では、日ビュー(例えば、640)は、ナビゲート可能(例えば、スクロール可能)である。いくつかの実施形態では、日ビューは、現在フォーカスしている期間からのメディアアイテムの追加の(例えば、表示されていない)部分又は表現を表示するために、ナビゲート可能(例えば、スクロール可能)である。例えば、図6Kでは、電子デバイス600は、上方にスクロールする要求を表す上向き方向のスワイプジェスチャであるユーザ入力648を受信する。ユーザ入力648の受信に応答して、電子デバイス600は、図6Lに示すように、メディアアイテム642Bの表現640Eのうちのより多くを表示する。
いくつかの実施形態では、日ビューは、(例えば、全ての表示が同時にディスプレイに適合しない場合の同じ期間の;1つ以上の異なる期間の)1つ以上の期間からのメディアアイテムの追加の(例えば、表示されていない)表現を表示するために、ナビゲート可能(例えば、スクロール可能)である。例えば、図6Kでは、電子デバイス600は、日ビューを上方にナビゲートする要求を表す上向き方向のスワイプジェスチャであるユーザ入力648を受信する。ユーザ入力648の受信に応答して、電子デバイス600は、図6Lに示すように、表現640Fの一部を表示するために、日ビュー640を上方にスクロールする。この例では、表現640Fは、メタデータ646Bによって示されるような期間2018年5月1-2日からのものである(これはまた、(サンノゼ、カリフォルニア州とも記載されることができる)「サンノゼ、CA」である、この期間に含まれるメディアアイテムのグループに関連付けられた場所も含む)。図6Lに示すように、期間2018年5月1-2日は、日ビュー640において現在フォーカスしておらず、そのため、(メディアアイテム642Cの)表現640Fは、境界644の指示(淡色化された外観)と重ね合わされた状態で表示される。
タッチスクリーンディスプレイ上で検出され続けながら、上向き方向に更に移動する(図6Lにおける)ユーザ入力648の検出に応答して、電子デバイス600は、図6Mに示す状態まで日ビュー640を上方にスクロールする。図6Mでは、電子デバイス600は、表示される(メディアアイテム642Dの)スクロールナビゲーションーン表現640Gのために、期間2018年5月1-2日からのメディアアイテムの追加の表現を表示する。特に、同様にユーザ入力648が上向き方向に更に移動したことに応答して、電子デバイス600は、図6Mに示すように、期間がもはや日ビュー640において現在フォーカスしていないため、期間2018年4月18-19日からのメディアアイテムの表現を、境界644の指示(淡色化された外観)と重ね合わせて表示する。加えて、図6Mに示すように、ユーザ入力648が上向き方向に更に移動したことに応答して、電子デバイス600は、2018年5月1-2日の期間がここではスクロールに起因して日ビュー640において現在フォーカスしているため、境界644の指示(淡色化された外観)によって重ね合わされた期間2018年5月1-2日からのメディアアイテムの表現を表示することを停止する。いくつかの実施形態では、期間は、ディスプレイ上の特定の場所(例えば、ディスプレイの中心、又は日ビューの中心)を占有する場合、フォーカス状態にあると見なされる。いくつかの実施形態では、期間は、表現(例えば、640Fなどの期間の第1の表現)の縁部(例えば、最上部)が、ディスプレイ上の特定の場所(例えば、ディスプレイ上の中間点の上方)を超えている場合、フォーカス状態にあると見なされる。
上述したように、デバイスは、階層の様々なビューの間をナビゲートして、(例えば、年、月、日などによって要約される)粒度及び要約の異なる層でメディアライブラリを閲覧するために使用されることができる。更に、選択されたメディアアイテムの詳細を閲覧するために、メディアアイテムにワンアップビューでアクセスすることが重要とすることができる。図6Nは、選択されたメディアアイテムの例示的なワンアップビューを示す。
図6Mでは、電子デバイス600は、メディアアイテム642Dの表現640Gの選択を表すタップジェスチャであるユーザ入力650を受信する。図6Nでは、ユーザ入力650の受信に応答して、電子デバイス600は、例示的なワンアップビュー652を表示する。ワンアップビュー652は、メディアアイテム、この例では図6Mにおいて選択されたメディアアイテム642Dの大規模ビューを含む、ワンアップ領域652Aを含む。ワンアップビュー652はまた、(例えば、メディアアイテム642Dの表示を置き換えることによって)ワンアップ領域652Aにおいて別のメディアアイテム(例えば、スクラブが停止するメディアアイテム)の表示を引き起こすために、1つ以上の隣接する(例えば、メディアライブラリ内のメディアアイテムのキュレートセット内に隣接する、又はメディアライブラリ内のメディアアイテムのフルセットに隣接する)メディアアイテムを介してスクラブを実行するために(例えば、ユーザ入力を介して)使用されることができるスクラブ領域652Bを含む。ワンアップビュー652はまた、この例ではメディアアイテム642Dにおけるワンアップ領域652Aにおいて閲覧されているメディアアイテムの表現を含む領域652Cも含む。例えば、領域652C内に別の表現を移動させるためのスクラブ領域652B内のスワイプジェスチャは、対応するメディアアイテムを領域652A内に表示させる。
図7は、いくつかの実施形態に係る、電子デバイスを使用したメディアアイテムの集合をナビゲートするための方法を示すフロー図である。方法700は、ディスプレイデバイス及び1つ以上の入力デバイスを有するデバイス(例えば、100、300、500)において実行される。方法700のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法700は、メディアアイテムの集合をナビゲートするための直感的な方法を提供する。この方法は、メディアアイテムの集合をナビゲートするためのユーザの認識的負担を軽減し、それにより、より効率的なヒューマン-マシンインタフェースを形成する。バッテリ動作式コンピューティングデバイスの場合、ユーザがより高速且つ効率的にメディアアイテムの集合をナビゲートすることを有効化することで、電力を節約し、バッテリ充電間の時間を延ばす。
電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイス(例えば、602)を介して、第1の入力(例えば、606;610Aの選択;610Bの選択)を受信する(702)。第1の入力の受信に応答して、電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイス(例えば、602)を介して、第1の期間(例えば、以前の年2018)の現在表示している表現(例えば、608B、614B、626B)(例えば、代表的なメディアアイテムを含むタイル)及び第1の期間とは異なる第2の期間(例えば、以前の年2017)の表現(例えば、608C、614C、626C)(例えば、代表的なメディアアイテムを含むタイル)を含む、対応する日付及び時間(例えば、複数年、複数月)に関連付けられた複数の異なるメディアアイテムを含むメディアアイテム(例えば、メディアライブラリ内のメディアアイテム)の集合の第1のビュー(例えば、608、614、626)(例えば、年ビュー、月ビュー;メディアライブラリの全ての写真よりも少ない要約ビュー)を表示する(704)。
現在の時間(例えば、2019年2月18日)が、第1の反復時間イベント(例えば、曜日、月の日、休日、誕生日、記念日など)に関連付けられているとの判定(706)に従って、第1の期間(例えば、図6B及び図6Dの年ビュー608又は614の2018、図6Jの月ビュー626の4月)の表現(例えば、図6Bの608B、図6Dの614B、図6Jの626B)は、第1の反復時間イベント(例えば、個人の誕生日、図6Dの2月18日の年の日、図6Jの月の18日目)に基づいて選択された(例えば、期間中に撮影された)第1の期間からの第1の代表的なメディアアイテム(例えば、609B、615B、615E)によって占有される第1の領域(例えば、608B-1、614B-1、626B-1)を含み、第2の期間(例えば、図6B及び図6Dの年ビュー608又は614の2017、図6Jの月ビュー626の3月)の表現(例えば、608C、614C、626C)は、第1の反復時間イベントに基づいて選択された(例えば、期間中に撮影された)第2の期間からの第2の代表的なメディアアイテム(例えば、609C、615C、615D)によって占有される第2の領域(例えば、608C-1、614C-1、626C-1)を含む。
現在の時間(例えば、2019年2月17日)が第2の反復時間イベント(例えば、図6Bの個人の誕生日)に関連付けられているとの判定(708)に従って、第2の反復時間イベントは、第1の反復時間イベント(例えば、年の日である2月18日)とは異なり、第1の期間(例えば、2018年)の表現(例えば、608B)の第1の領域(図6Bの608B-1)は、第2の反復時間イベント(例えば、個人の誕生日)に基づいて選択され且つ第1の期間からの第1の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Dの615B)とは異なる、第1の期間からの第3の代表的なメディアアイテム(例えば、609B)によって占有され、第2の期間(例えば、2017年)の表現(例えば、608C)の第2の領域(例えば、608C-1)は、第2の反復時間イベントに基づいて選択され且つ第2の期間からの第2の代表的なメディアアイテム(例えば、615C)とは異なる、第2の期間からの第4の代表的なメディアアイテム(例えば、609C)によって占有される。
現在の時間に関連付けられた特定の反復時間イベントに基づいて、代表的なメディアアイテムを選択して表示することは、メディアアイテムの集合を表示するときに、関連するメディアアイテムを動的に且つコンテキスト的に自動的に提供し、ユーザがそのような関連するメディアアイテムを見つけるためにインタフェースをナビゲートするのに費やす時間を短縮する。更なるユーザ入力を必要とせずに条件のセットが満たされたときに動作を行うことにより、電子デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、電子デバイスを操作する/電子デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザが電子デバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、現在の時間は、現在の時間(例えば、時間、分)及び現在の日付(例えば、2019年2月18日)のうちの1つ以上を含む。例えば、現在の時間は、時刻、現在の時間に関連付けられた日付、現在の時間及び/若しくは日付に関連付けられた曜日、現在の時間又は日付に関連付けられた月の日、及び/又は現在の時間を含む時間/日付の範囲とすることができる。いくつかの実施形態では、現在の時間は、双方が週の同日に当てはまるとき、双方が月の同日に当てはまるとき、又は双方が有意なイベント(例えば、誕生日、記念日、休日など)の日付に当てはまるとき、反復時間イベントに関連付けられる。
いくつかの実施形態では、反復時間イベントに基づいて代表的なメディアアイテムを選択することは、以下から代表的なメディアアイテムを選択することのうちの1つ以上を含む:現在の時間に関連付けられた週の日から、現在の時間に関連付けられた月の日から、現在の時間に関連付けられた年の日から、及び現在の時間を含む時間/日付(例えば、最近の日付及び/又は時刻)の範囲から。いくつかの実施形態では、反復時間イベントに基づいて代表的なメディアアイテムを選択することは、有意なイベント(例えば、誕生日、記念日、休日)を表す代表的なメディアアイテムを選択することを含む。いくつかの実施形態では、現在の時間を含む期間についての代表的なメディアアイテムを選択することは、最近のメディアアイテム(例えば、直近のメディアアイテム)を選択することを含む。
いくつかの実施形態では、現在の時間(例えば、2019年2月17日)が第2の反復時間イベント(例えば、図6Bの個人の誕生日)に関連付けられている場合、第1の期間(例えば、2018年)の表現(例えば、図6Bの609B)は、第1の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Dの615B)を除外する。いくつかの実施形態では、第1の期間は、現在の時間(例えば、2019年2月17日)を含む。例えば、現在の時間が2019年2月17日であるとき、第1の期間は2019年とすることができる。
いくつかの実施形態では、現在の時間(例えば、2019年2月17日)が第2の反復時間イベント(例えば、図6Bの個人の誕生日)に関連付けられている場合、第2の期間(例えば、2017年)の表現(例えば、図6Bの608C)は、第2の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Dの615C)を除外する。
いくつかの実施形態では、メディアアイテムの集合のビュー(例えば、年ビュー、月ビュー)(例えば、608、614、626、640)は、メディアアイテムの集合のグラフィカルプレゼンテーションである。例えば、同じ複数のメディアアイテムの異なるビュー(例えば、608、614、626、640)は、以下の1つ以上の異なるものを有するなどの異なる方法でメディアアイテム(集合の一部又は全て)を提示することができる:メディアアイテムの視覚的配置、メディアアイテムの編成(例えば、年、月、日、イベント、描写される人、場所などによる)、メディアアイテムの順序付け、提示されたメディアアイテムのキュレーション(例えば、メディアアイテムのサブセットのみを提示する)など。
いくつかの実施形態では、メディアアイテム(例えば、609A~609C、615A~615C、628A)は、1つ以上の属性を有することに基づいて、代表的なメディアアイテムとして選択される。いくつかの実施形態では、メディアアイテムの1つ以上の属性は、以下のうちの1つ以上を含む:メディアアイテムがユーザによって好まれるかどうか、メディアアイテムの画像品質(例えば、高品質画像が優先度を有する)、画像又はビデオのシーケンスの長さ(例えば、より長いメディアアイテムが優先度を有する)、メディアアイテムの画像組成(例えば、対象が中心に置かれ、可視であり、露光が正しいかなど、メディアアイテムが、良好に構成されたシーンを描写する)、メディアアイテム中に生じるアクション(例えば、画像フレーム内の移動は、対象が静止したままであるビデオよりも優先される)、及び描写される個人(例えば、ユーザ及び/又はその家族が他人よりも優先度を得る)。いくつかの実施形態では、代表的なメディアアイテムを選択するために使用される1つ以上の属性は、選択が基づく反復時間イベントに依存する。例えば、個々の誕生日である反復時間イベント(例えば、図6Bに示すように)は、個人を描写する対応するメディアアイテムを示す属性に関連付けられた代表的なメディアアイテムの選択を生じさせる。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、(例えば、対応する代表的なメディアアイテムに重ね合わされる)期間(例えば、2018年)の表現(例えば、614B)に視覚的に関連付けられた(例えば、その上に重ね合わされた)メタデータ(例えば、年、月、日、又はイベントを特定する)(例えば、620A及び/又は620B)を表示する。例えば、テキスト「2018」は、図6D~図6Eに示すように、年2018の期間の表現614B上に重ね合わせられることができる。
いくつかの実施形態では、ビュー(例えば、第1のビュー)(例えば、608、614、626)は、期間の任意数の表現(例えば、608A~608D、614A~614C、626A~626C)を含む。いくつかの実施形態では、ビュー(例えば、第1のビュー)(例えば、608、614、626)は、メディアライブラリによって表される期間の数に等しい複数の期間の表現を含む。例えば、第1のビューが年ビューであり、メディアライブラリが全10年の各年のメディアアイテムを含む場合、第1のビューは、期間(この例では年)の10個の表現を含むことができる。いくつかの実施形態では、いくつかの期間(例えば、年)がメディアライブラリ内にメディアアイテムを含まない(例えば、「空」である)場合、そのような期間の表現は、第1のビューから除外されることができる(例えば、メディアアイテムを有しない年について表示されたタイルはない)。
いくつかの実施形態では、第1のビュー(例えば、608、614、626)は、期間の表現を表示するためにナビゲート可能(例えば、スクロール可能)である。例えば、図6B~図6Cに示すように、例示的な第1のビュー608は、期間の表示を表示するために(例えば、垂直に)スクロールされることができ、それらの全ては、必ずしも同時に表示されない(例えば、ビューを表示するディスプレイデバイスは、一度に3個を表示することができる)。
いくつかの実施形態では、ビュー(例えば、第1のビュー)(例えば、608、614、626)内の期間の表現は、時系列的に配置される。例えば、第1のビューは、上部の最古のものから下部の最新のものまで時系列的に配置されることができ、したがって、より古い期間の表現は、(例えば、ビュー608、614、及び626に示されるように)より新たな期間の上方に表示される。更に、そのような例では、第1のビュー内でナビゲートアップする(例えば、スクロールアップする)ことは、更に古い期間の表現を表示させ(利用可能である場合)、第1のビュー内でナビゲートダウンする(例えば、スクロールダウンする)ことは、更に新しい期間の表現を表示させる(利用可能である場合)。
いくつかの実施形態では、第1の期間(例えば、2018年)の表現(例えば、図6Dの614B)は、第1の期間のメディアアイテムの集合から選択された単一の代表的なメディアアイテム(例えば、615B)を含み(例えば、614Bは、2つの代表的なメディアアイテムを含まない)、第2の期間(例えば、2017年)の表現(例えば、図6Dの614C)は、第2の期間のメディアアイテムの集合から選択された単一の代表的なメディアアイテム(例えば、615C)を含む(例えば、614Cは、2つの代表的なメディアアイテムを含まない)。
いくつかの実施形態では、期間(例えば、2019、2018、2017)の対応する表現(例えば、614A、614B、614C)についての各単一の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Dの615A、615B、615C)は、その期間の対応する表現の少なくとも所定の閾値量(例えば、少なくとも25%、33%、50%、66%、75%)を占有する。例えば、図6Dに示す例では、各メディアアイテムは、メディアアイテム(例えば、614Bなどのタイルの)の表現の100%を占有する(例えば、領域614B-1及び614C-1は、それぞれのタイル全体を占有する)。他の例では、期間の表現(例えば、614B)内の代表的なメディアアイテム(例えば、615B)は、100%未満を占有するが、75%などの少なくともいくつかの閾値量を占有することができる。残りの領域は、対応する期間に関連付けられた他の情報又はコンテンツ(例えば1つ以上の他のメディアアイテム、テキスト情報、メタデータなど)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、対応する反復時間イベント(例えば、第1、第2の反復時間イベント)(例えば、年の日、月の日)に基づいて選択されるそれぞれの期間(例えば、第1、第2の期間)(例えば、2018年、2017年)からのそれぞれのメディアアイテム(例えば、第1、第2、第3、第4の代表的なメディアアイテム)(例えば、615B、615C)は、以下のうちの1つ以上に基づいて選択される:現在の時間(例えば、2019年2月18日)の年の日(例えば、2月18日)を含む対応する反復時間イベントに従って、現在の時間(例えば、2019年2月18日)の年の日(例えば、2月18日)からの(例えば、撮影された、保存された)それぞれのメディアアイテム(例えば、615B、615C)、現在の時間(例えば、2019年2月18日)の月の日(例えば、月の18日目)を含む対応する反復時間イベントに従って、現在の時間(例えば、2019年2月18日)の月の日(例えば、月の18日目)からのそれぞれのメディアアイテム(例えば、615B、615C)、及び現在の時間(例えば、2019年2月18日)の曜日(例えば、月曜日、週の最初の日)を含む対応する反復時間イベントに従って、現在の時間(例えば、2019年2月18日)の曜日(例えば、月曜日、週の最初の日)からのそれぞれのメディアアイテム。
いくつかの実施形態では、現在の時間(例えば、2019年2月18日)は、第1の反復時間イベント(例えば、2月18日の年の日)に関連付けられる。異なる暦年を表す第1の期間(例えば、2018年)及び第2の期間(例えば、2017年)に従って、以下のとおりである:第1の反復時間イベントは、年の日であり(例えば、複数年に発生する月及び日、2月18日)、第1の反復時間イベントに基づいて選択される第1の期間(例えば、2018年)からの第1の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Dの615B)は、第1の期間(例えば、2018年)によって表される第1の暦年(例えば、2018年)からの年の日(例えば、2月18日)からの(例えば、撮影された、保存された)複数のメディアアイテムからの第1の代表的なメディアアイテムに基づいて選択され、第1の反復時間イベントに基づいて選択される第2の期間からの第2の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Dの615C)は、第2の期間(例えば、2017年)によって表される第2の暦年(例えば、2017年)からの年の日からの(例えば、撮影された、保存された)複数のメディアアイテムからの第2の代表的なメディアアイテムに基づいて選択され、第1の暦年及び第2の暦年は異なる。例えば、異なる期間の各表現がそれぞれ異なる年を表す場合(例えば、図6Dに示すように)、少なくとも1つの(例えば、全ての)表現内の代表的なメディアアイテムは、現在の時間と同じ年の日から選択される。例えば、第1の期間が年2018を表し、第1の反復時間イベントの年の日が2月18日である場合、第1の代表的なメディアアイテムは、2018年2月18日からのメディアアイテムから選択される。例えば、第2の期間が年2017を表し、第1の反復時間イベントの年の日が2月18日である場合、第2の代表的なメディアアイテムは、2017年2月18日からのメディアアイテムから選択される。
いくつかの実施形態では、現在の時間(例えば、2019年2月18日)は、第1の反復時間イベント(例えば、月の18日目)に関連付けられ、異なる暦月を表す第1の期間(例えば、2018年4月)及び第2の期間(例えば、2018年3月)に従って、第1の反復時間イベントは、月の日であり(例えば、月の1日目、5日目、8日目、又は21日目などの各月生じる日)(例えば、月の18日目)、第1の反復時間イベントに基づいて選択される第1の期間(例えば、2018年4月)からの第1の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Jのタイル626B内の615E)は、第1の期間(例えば、2018年4月)によって表される第1の暦月(例えば、2018年4月)からの月の日(例えば、月の18日目)からの(例えば、撮影された、保存された)複数のメディアアイテムからの第1の代表的なメディアアイテムに基づいて選択され、第1の反復時間イベントに基づいて選択される第2の期間からの第2の代表的なメディアアイテム(例えば、615D)は、第2の期間(例えば、2018年3月)によって表される第2の暦月(例えば、2018年3月)からの月の日(例えば、月の18日目)からの(例えば、撮影された、保存された)複数のメディアアイテムからの第2の代表的なメディアアイテムに基づいて選択され、第1の暦月及び第2の暦月は異なる。例えば、異なる期間の各表現がそれぞれ異なる月を表す場合(例えば、図6Jに示すように)、少なくとも1つの(例えば、全ての)表現内の代表的なメディアアイテムは、現在の時間と同じ月の日から選択される。例えば、第1の期間が2018年4月の月を表し、第1の反復時間イベントの月の日が月の18日目である場合、第1の代表的なメディアアイテムは、2018年4月18日からのメディアアイテムから選択される。例えば、第2の期間が2018年3月の月を表し、第1の反復時間イベントの月の日が月の18日目である場合、第2の代表的なメディアアイテムは、2018年3月18日からのメディアアイテムから選択される。いくつかの実施形態では、第1の暦月(例えば、4月)及び第2の暦月(例えば、3月)は、同じ暦年(例えば、2018年)からのものである。いくつかの実施形態では、第1の暦月及び第2の暦月は、異なる暦年(例えば、2017年12月及び2018年1月)からのものである。
いくつかの実施形態では、現在の時間(例えば、2019年2月18日)は、第1の反復時間イベントに関連付けられ、第1の反復時間イベントは、現在の時間に発生する有意なイベントであり(例えば、有意な個人イベント)、第1の反復時間イベント(例えば、2月17日のユーザの娘の誕生日)に基づいて選択される第1の期間(例えば、2018年)からの第1の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Bの609B)は、有意なイベントの1つ以上の特性に基づいて選択され、第1の反復時間イベントに基づいて選択される第2の期間(例えば、2017年)からの第2の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Bの609C)は、有意なイベントの1つ以上の特性に基づいて選択される。
いくつかの実施形態では、有意なイベントは休日である。いくつかの実施形態では、有意なイベントは、誕生日(例えば、ユーザの、又はユーザの家族のメンバーなどのユーザに関連付けられた別の個人(人))、記念日(例えば、ユーザと自身の配偶者との間の結婚記念日)などである。いくつかの実施形態では、有意なイベントは、デバイスに関連付けられた又はデバイスに関連付けられたユーザアカウントに関連付けられたカレンダーエントリ(例えば、ユーザによって定義される)に基づいて判定される。いくつかの実施形態では、有意なイベントは、1人以上の個人に関して記憶された情報(例えば、連絡先情報に保存された誕生日)に基づいて判定される。例えば、メディアアイテムは、メディアアイテムが有意なイベントをよく表す場合に、対応する期間の代表的なメディアアイテムとして選択される。いくつかの実施形態では、有意なイベントは、代表的なメディアアイテムを選択するために使用される1つ以上の特性に関連付けられる。いくつかの実施形態では、特性は、メディアアイテムが描写するもの(例えば、家族、特定の人、クリスマスツリー)に基づいて使用される。例えば、有意なイベントは、クリスマスなどの休日とすることができ、代表的なメディアアイテムは、家族特性(例えば、ユーザの家族を描写するかどうか)(例えば、ユーザがクリスマス中に各年それらの家族を有する多くの写真を撮影するため)に基づいて、及び/又は休日関連特性(例えば、クリスマスツリーを描写するかどうか)に基づいて選択されることができる。別の例として、特定の人(例えば、ユーザの娘)の誕生日は、代表的なメディアアイテムとして特定の人(例えば、デバイスユーザ)を含むメディアアイテムを生じさせる。
いくつかの実施形態では、有意なイベントは、休日であり、有意なイベントの1つ以上の特性に基づいて選択される第1の代表的なメディアアイテム(例えば、615B)は、第1の代表的なメディアアイテムが休日の1つ以上の特性を表す第1の期間からのメディアアイテムであることに基づいて選択され、有意なイベントの1つ以上の特性に基づいて選択される第2の代表的なメディアアイテム(例えば、615C)は、第2の代表的なメディアアイテムが休日の1つ以上の特性を表す第2の期間からのメディアアイテムであることに基づいて選択される。いくつかの実施形態では、それらの特性のうちの1つ以上に一致する(例えば、最良に一致する)メディアアイテムは、対応する期間の代表的なメディアアイテムとして選択される。例えば、「クリスマス」の休日は、特性「ツリー」(例えば、クリスマスツリー)に関連付けられることができ、したがって、クリスマスツリーの描写を含む写真は、そのようなツリーを含む写真に基づいて選択されることができる(例えば、1つ以上の画像認識アルゴリズムによる画像の解析に基づいて判定される)。更なる例では、クリスマスの休日は、更に、特性「家族」に関連付けられることができる。したがって、クリスマスツリーの前に立っているユーザの家族のメンバーを描写する写真は、2つの特性(例えば、ツリーを描写する、ユーザの家族を描写する)に関連付けられていることに基づいて、代表的なメディアアイテムとして選択されることができる(例えば、ツリーのみの写真、及び他の写真の代わりに選択される)。いくつかの実施形態では、第1の期間は、有意なイベントを含み、第2の期間は含まない。例えば、第1の期間は、12月とすることができ、有意なイベントは、クリスマス(例えば、12月に含まれる)とすることができる。そのような例では、第2の期間は、クリスマス休日を含まない11月(例えば、月ビューにおける)とすることができ、第2の期間の第2の代表的なメディアアイテムは、有意なイベントの1つ以上の特性に基づいて選択されることができる。例えば、ユーザの家族を描写する11月からのメディアアイテムは、「家族」特性に関連付けられている休日クリスマスに基づいて選択されることができる。
いくつかの実施形態では、有意なイベントは、第1の個人(例えば、ユーザ)及び第2の個人(例えば、ユーザの配偶者)についての記念日(例えば、結婚記念日)であり、有意なイベントの1つ以上の特性に基づいて選択される第1の代表的なメディアアイテムは、第1の個人及び第2の個人を描写する第1の期間からのメディアアイテムである第1の代表的なメディアアイテムに基づいて選択され(例えば、第1の個人及び第2の個人は、1つ以上の特性において特定される)、有意なイベントの1つ以上の特性に基づいて選択される第2の代表的なメディアアイテムは、第1の個人及び第2の個人を描写する第2の期間からのメディアアイテムである第2の代表的なメディアアイテムに基づいて選択される。いくつかの実施形態では、対応する期間のメディアアイテムは、品質又は評価指標(例えば、第1の個人及び第2の個人がメディアアイテム内で顕著に特徴付けられるかどうか、メディアアイテム内で検出された多数の他の顔があるかどうかなど、メディアアイテムが良好な写真であるか又はユーザが示された写真が良好であるか若しくは重要なメディアアイテムであるかを判定するために使用される指標)に基づいて選択される。例えば、多数の他の顔を有することなく第1及び第2の個人を共に顕著に特徴付けるメディアアイテムは、そのような特徴を有しない他のメディアアイテムよりも選択されることができる。
2人の個人を描写するメディアアイテムに基づいて、2人の個人間の記念日に基づいて代表的なメディアアイテムを選択して表示することは、メディアアイテムの集合を表示する際に動的に且つコンテキスト的に関連するメディアアイテムを自動的に提供し、ユーザがそのような関連するメディアアイテムを見つけるためにインタフェースをナビゲートするのに費やす時間を短縮する。更なるユーザ入力を必要とせずに条件のセットが満たされたときに動作を行うことにより、電子デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、電子デバイスを操作する/電子デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザが電子デバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、有意なイベントは、第3の個人(例えば、ユーザ、又は別の個人)(例えば、図6B~図6Cに関して論じたように、ユーザの娘)の誕生日であり、有意なイベント(例えば、ユーザの娘の誕生日)の1つ以上の特性に基づいて選択される第1の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Bの609B)は、第3の個人(例えば、第3の個人は、1つ以上の特性において特定される)を描写する第1の期間(例えば、2018年)からのメディアアイテムである第1の代表的なメディアアイテムに基づいて選択され、有意なイベントの1つ以上の特性に基づいて選択される第2の代表的なメディアアイテム(例えば、609C)は、第3の個人を描写する第2の期間(例えば、2017年)からのメディアアイテムである第2の代表的なメディアアイテムに基づいて選択される。いくつかの実施形態では、有意なイベントの1つ以上の特性(例えば、第3の個人を描写する)に基づいて選択される代表的なメディアアイテムは、特定の対応する期間(例えば、第1の期間、又は第2の期間)からのものであるが、必ずしも現在の時間と同じ年の日、月の日、曜日(など)からのものではない。例えば、第3の個人の誕生日の場合、前年2018年の代表的なメディアアイテムは、2018年からの第3の個人の良好な写真とすることができるが、必ずしも現在の時間(例えば、第3の個人の誕生日)と年の同日(例えば、2月17日)からのものではない(例えば、現在の時間は、2019年2月17日であり、代表的なメディアアイテムは、2018年3月27日からのものである)。同様に、月タイルの代表的なメディアアイテムは、その月からの第3の個人の最良の写真とすることができ、必ずしも現在の時間(例えば、第3の個人の誕生日)と月の同日からのものではない(例えば、現在の時間は、2019年2月17日であり、2018年3月を表すタイルの代表的なメディアアイテムは、2018年3月27日である)。いくつかの実施形態では、メディアアイテム(例えば、609A、609B、609C)は、品質又は評価指標(例えば、第3の個人がメディアアイテム内で顕著に特徴付けられるかどうか、メディアアイテム内で検出された多数の他の顔があるかどうかなど、メディアアイテムが良好な写真であるか又はユーザが示された写真が良好であるか若しくは重要なメディアアイテムであるかを判定するために使用される指標)に基づいて選択される。例えば、多数の他の顔を有することなく第3の個人を顕著に特徴付けるメディアアイテムは、そのような特徴を有しない他のメディアアイテムよりも選択されることができる。
いくつかの実施形態では、第3の個人が有意な個人であることに従って、第3の個人の誕生日は、有意なイベントであり、第3の個人が有意な個人ではないことに従って、第3の個人の誕生日は、有意なイベントではない。いくつかの実施形態では、ユーザは、有意な個人である。いくつかの実施形態では、個人が有意な個人であるかどうかに関する基準は、以下のうちの1つ以上を含む:(例えば、ユーザによって)個人がお気に入りの個人としてマーキングされているかどうか、個人が近親家族メンバー(例えば、ユーザの子供、ユーザの配偶者、ユーザの親、ユーザの兄弟姉妹)であるかどうか、ユーザのメディアライブラリがその個人を描写する閾値量よりも多くのメディアアイテムを含んでいるかどうか(例えば、ユーザが個人の多数の写真を有する)。例えば、第3の個人の誕生日は、第3の個人がユーザの子供である場合、有意なイベントである。別の例として、親しくない知人である個人は、有意な個人として適格ではなく、したがって、ユーザのアカウント又はデバイスが知り合いの誕生日を認識した場合であっても、彼らの誕生日は、有意なイベントと見なされない。親しくない知人の誕生日の場合(有意なイベントではない)、有意なイベントが知人の誕生日を含む現在の時間に関連付けられなかった場合、年の日(年ビューについて)又は月の日(月ビューについて)など、別の反復時間イベントが(代表的なメディアアイテムを選択するために)使用されることができる。同様に、記念日の場合、記念日は、個人の1人以上(又はその全て)が有意な個人と見なされる場合、有意なイベントと見なすことができる。
個人を描写するメディアアイテムに基づいて、個人の誕生日に基づいて代表的なメディアアイテムを選択して表示することは、メディアアイテムの集合を表示する際に動的に且つコンテキスト的に関連するメディアアイテムを自動的に提供し、ユーザがそのような関連するメディアアイテムを見つけるためにインタフェースをナビゲートするのに費やす時間を短縮する。更なるユーザ入力を必要とせずに条件のセットが満たされたときに動作を行うことにより、電子デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、電子デバイスを操作する/電子デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザが電子デバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、現在の時間が第1の反復時間イベントに関連付けられているとの判定に従って、第1の反復時間イベント(例えば、2月の18日目の年の日)に基づいて選択される第1の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Dの615B)は、第1の期間(例えば、2018年)内の特定日(例えば、現在の時間と年の同日、月の同日、同じ曜日)(例えば、2月の18日目の年の日)からのメディアアイテムである第1の代表的なメディアアイテムに基づいて選択され、第1の反復時間イベントに基づいて選択される第2の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Dの615C)は、第2の期間(例えば、2017年)内の特定日(例えば、現在の時間と年の同日、月の同日、同じ曜日)(例えば、2月の18日目の年の日)からのメディアアイテムである第2の代表的なメディアアイテムに基づいて選択される。例えば、第1の代表的なメディアアイテムが、前年の2018年の年間(例えば、年ビューの最初の表示時)を表すように選択される場合、第1の代表的なメディアアイテムは、現在の時間と2018年の同日からのものである。別の例として、第1の代表的なメディアアイテムが月を表すように選択される(例えば、月ビューにおいて、又は年ビュータイルの月を介して水平にスクロールする)場合、第1の代表的なメディアアイテムは、現在の時間と月の同日からのものである。
いくつかの実施形態では、現在の時間が第2の反復時間イベント(例えば、ユーザの娘の誕生日)に関連付けられている(及び、任意選択的に、第1の反復時間イベントに関連付けられていない)との判定に従って、第2の反復時間イベントに基づいて選択される第3の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Bの609B)は、第3の代表的なメディアアイテムが第1の期間(例えば、現在の時間と年の同日、月の同日、又は同じ曜日)内の特定日(例えば、2月17日)からのものである必要なく、第1の期間(例えば、2018年)からのメディアアイテムである第3の代表的なメディアアイテムに基づいて選択され、第2の反復時間イベントに基づいて選択される第4の代表的なメディアアイテム(例えば、図6B~図6Cの609C)は、第4の代表的なメディアアイテムが第2の期間(例えば、現在の時間と年の同日、月の同日、又は同じ曜日)内の特定日(例えば、2月17日)からのものである必要なく、第2の期間(例えば、2017年)からのメディアアイテムである第4の代表的なメディアアイテムに基づいて選択される。例えば、第3の代表的なメディアアイテムが、前年2018年の年間(例えば、年ビューの最初の表示時)を表すように選択される場合、第3の代表的なメディアアイテムは、年2018から選択されるが、必ずしも現在の時間(2019年2月17日)と2018年の同日から選択されない。例えば、第2の反復時間イベントが個人の誕生日などの有意なイベントである場合、2018年からのその個人の高品質メディアアイテム(例えば、縦長写真)は、必ずしも2018年の個人の誕生日の日からのものではないように選択されることができる(例えば、メディアライブラリは、その特定の誕生日のいずれのものも含まないかもしれないが、ユーザは、その人の良好な写真を年ビューにわたって見ることを望む)。別の例として、第3の代表的なメディアアイテムが月を表すように選択される(例えば、月ビューにおいて、又は年ビュータイルの月を介して水平にスクロールする)場合、第3の代表的なメディアアイテムは、それが表す月からのものであるが、必ずしも現在の時間と月の同日からのものではない。
いくつかの実施形態では、単一の反復時間イベントは、現在の時間に関連付けられるように選択される。例えば、有意なイベント反復時間イベントは、年/月/週の反復時間イベントの日にわたって優先度をとることができ、したがって、それが現在の時間について存在する場合、そうでなければ、年/月/週の反復時間イベントの日が現在の時間についての有意なイベントが存在しない場合に使用される場合、代表的なメディアアイテムを選択するために、有意なイベントが使用される。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第2の入力(例えば、図6Eの616)を受信する。第2の入力の受信に応答して、第2の入力の持続時間が閾値持続時間(例えば、押圧及び保持ジェスチャである)を超えるとの判定に従って、且つ第2の入力が第1の期間の表現(例えば、図6Eの614B)の場所に対応するとの判定に従って、電子デバイスは、ディスプレイデバイスを介して、第1の期間(例えば、図6Eの2018年)(例えば、年)に関連する情報(例えば、620B)(例えば、月)を表示する。いくつかの実施形態では、情報は、第1の表現(例えば、図6Eの614B)に視覚的に関連付けられて表示される(例えば、真下又は真上に重ね合わせられて表示される)。いくつかの実施形態では、情報は、全ての第1の期間未満を含むイベント及び/又は期間を特定する。例えば、第1の期間が暦年(例えば、2018年)である場合、押圧及び保持に応答して表示される情報は、月(例えば、現在表示されている代表的なメディアアイテムが由来する2018年からの特定の月)とすることができる。いくつかの実施形態では、第2の入力の持続時間が閾値持続時間(例えば、タップジェスチャである)を超えないとの判定に従って、且つ第2の入力が第1の期間の表現の場所に対応するとの判定に従って、電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイスを介して、現在のビュー(例えば、図6Dの614)とは異なる、異なるビュー(例えば、図6Jの626などの月ビュー)(例えば、月ビュー又は日ビュー、年ビューである現在の第1のビューとは異なる)を表示する。いくつかの実施形態では、第2の入力は、第2の期間(例えば、2017年)の表現(例えば、図6Dの614C)の場所で受信される。いくつかの実施形態では、第2の入力の持続時間が閾値持続時間(例えば、押圧及び保持ジェスチャである)を超えるとの判定に従って、且つ第2の入力が第2の期間の表現の場所に対応するとの判定に従って、電子デバイスは、ディスプレイデバイスを介して、第2の期間(例えば、図6Dの2017年)(例えば、年)に関連する情報(例えば、月)を表示する。いくつかの実施形態では、第2の入力は、第1のビュー内の任意の期間の任意の表現に関連付けられた場所で受信され、それに応答して、電子デバイス(例えば、600)は、選択された表現の対応する期間に関連する選択された表現に視覚的に関連付けられた情報を表示する。
ユーザ入力に応答して第1の期間に関連する情報へのアクセスを提供することは、そのような情報が必要とされる(例えば、要求される)前に、表示を雑然とさせることなくユーザが情報にアクセスすることを可能にする。表示される追加のアイテムによってUIを雑然とさせることなく、追加制御オプションを提供することにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザを適切な入力を付与するのを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第2の入力(例えば、図6Eの616)の持続時間が閾値持続時間(例えば、押圧及び保持ジェスチャである)を超えるとの判定に従って、且つ第2の入力が第1の期間(例えば、2018年)の表現(例えば、614B)の場所に対応するとの判定に従って、電子デバイス(例えば、600)は、第1の期間の表現のサイズを縮小する。例えば、入力616の受信に応答して、表現614Bは、(例えば、入力616の前の図6Dと比較して)図6Eではサイズが縮小される。いくつかの実施形態では、表現(例えば、614B)は、入力が検出される限り(例えば、616の接触からリフトオフするまで)、縮小されたサイズに留まる。いくつかの実施形態では、表現は、一時的にサイズを縮小し、次いで通常のサイズに戻る(例えば、リフトオフを必要とすることなく跳ね返る)。
表現のサイズを縮小することは、デバイスの状態(例えば、押圧及び保持ジェスチャが検出されたこと)に関し、且つデバイスが入力の更なる操作(例えば、水平にスワイプしてサブ期間をナビゲートする)に応答して別の動作を実行する準備が整ったことのフィードバックを提供する。改善されたフィードバックを提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援しユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースがより効率的になり、このことにより更に、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用可能になることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Eの614B)が、第1の領域(例えば、614B-1)内に表示され、第1の代表的なメディアアイテムが第1の期間(例えば、2018年)内に含まれる第1のサブ期間(例えば、2018年2月)からのものである(例えば、第1の代表的なメディアアイテムは、年2018のサブ期間である2018年2月からのものである)とき、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第3の入力(例えば、616;616の移動)を受信する。第3の入力の受信に応答して、第3の入力(例えば、スワイプ;ドラッグされる押圧及び保持)が第1の方向(例えば、左又は右)への移動を含む(例えば、616は、図6Fに示すように右に移動する)との判定に従って、且つ第3の入力が第1の期間の表現(例えば、614B)の場所(例えば、その開始)に対応するとの判定に従って、電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイスを介して、第1の領域における第1のサブ期間(2018年2月)からの第1の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Eの615B)の表示を、第1の反復時間イベント(例えば、現在の日付を含む2月18日の年の日)(例えば、誕生日又は記念日などの第1の代表的なメディアアイテムと同じ有意なイベント)又は第1の反復時間イベントに関連する第3の反復時間イベント(例えば、第1の反復時間イベントとは異なる)(例えば、現在の日付を含む月の日)(例えば、月の18日目)に基づいて選択される第1の期間(例えば、2018年)からの第5の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Fの615D)の表示に置き換える(例えば、第1の月からの第1の代表的なメディアアイテムを異なる月からの代表的なメディアアイテムに置き換える)ことを含み、第1の期間内に含まれる複数のサブ期間(例えば、2018年の暦月)をナビゲートし、第5の代表的なメディアアイテムは、第1のサブ期間とは異なる第1の期間内に含まれる第2のサブ期間(例えば、図6Fに示されるような2018年3月)からのものである(例えば、第5の代表的なメディアアイテムは、第1のサブ期間(例えば、2月)に隣接する第2のサブ期間(例えば、3月)からのものであり、これらは、双方とも第1の期間(例えば、年2018)のサブ期間である)。例えば、年2018の表現上で水平に(例えば、例示的な第1の方向である右に)ドラッグされる押圧及び保持である入力616(例えば、例示的な第3の入力)の受信に応答して、電子デバイス(例えば、600)は、受信された入力の場所に関連付けられた期間(例えば、第3の入力の場合には第1の期間)内に含まれる複数のサブ期間のうちの1つ以上をナビゲートし、1つ以上の複数のサブ期間をナビゲートすることは、期間からの1つのサブ期間についての表示された代表的なメディアアイテムの表示を、期間からの別のサブ期間からの代表的なメディアアイテムに置き換えることを含む。いくつかの実施形態では、ナビゲートすることは、サブ期間に対応する代表的なメディアアイテムをスクロールすること(例えば、連続的に)を含む。例えば、第3の入力が検出され続ける(例えば、タッチ感知面からリフトオフされていない)間に、電子デバイス(例えば、600)は、第3の入力が検出されなくなるまで、サブ期間の代表的なメディアアイテムを連続的にスクロールする(その表示を置き換える)ことができる(例えば、1秒などの所定の時間量だけそれぞれを停止する)。
第1の期間の表現の領域内の第1の期間のサブ期間からの代表的なメディアアイテムをナビゲートすることは、基礎となるコンテンツのプレビューを表示している間に、ユーザが予測可能且つ論理的増分でメディアアイテムの集合を容易且つ論理的にナビゲートすることを可能にし、それにより、集合をナビゲートしてメディアアイテムを見つけるために必要とされる入力の数を低減する。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
いくつかの実施形態では、反復時間イベント(例えば、第1の反復時間イベント)は、異なる時間間隔に関する現在の時間を含む日付を表すことに基づいて、別の反復時間イベント(例えば、第3の反復時間イベント)に関連する。例えば、例示的な第1の反復時間イベントは、2月18日の年の日を表すことができ、現在の時間である2019年2月18日を含むため、月の18日目である月の日を表す例示的な第3の反復時間イベントに関連することができる。いくつかの実施形態では、第5の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Fの615D)を選択するために、第1の反復時間イベントが使用されるか又は第3の反復時間イベントが使用されるかどうかは、第1の反復時間イベントが有意なイベントに関連付けられているかどうかに依存する。例えば、第1の反復時間イベントが、人特性に関連付けられた有意なイベント(例えば、誕生日)である場合、有意なイベントの人特性はまた、適切なサブ期間(例えば、2018年3月)内の人を描写するメディアアイテムを選択するために使用されることもできる。第1の反復時間イベントが年/月/週の日である場合、ビューの階層を移動させることは、関連する第3の反復時間イベントが使用されるべきであることを意味する。例えば、月の代表的なメディアアイテムをスクロールするとき、各月からのメディアアイテムが必要とされ、したがって、年の日の反復イベントの代わりに、月の日の反復イベントが使用される。しかしながら、年の日及び月の日は、それらが双方とも現在の日付を含むという点で関連している。いくつかの実施形態では、期間の表現(例えば、614A~614C)は、軸(例えば、垂直方向)に沿ってナビゲート可能(例えば、スクロール可能)であり、第3の入力は、軸とは異なる方向(例えば、垂直軸に実質的に垂直な、軸に沿った方向ではない、水平方向に)(例えば、図6Fに示されるように水平方向に右に)におけるものである。
いくつかの実施形態では、他の期間(例えば、第3の入力の場所に対応しない期間)の1つ以上の表現は、第1の期間のサブ期間をナビゲートしながら表示され続ける(例えば、第3の入力に応答して変化しない)(例えば、図6Fでは、タイル614A及び614Cは、ユーザ入力616に応答して変化しないままである)。例えば、年2018(例えば、例示的な第3の入力)の表現上で水平にドラッグされる押圧及び保持に応答して、電子デバイス(例えば、600)は、第1の月(例えば、例示的な第1のサブ期間)からの代表的なメディアアイテムである第1の領域に表示される代表的なメディアアイテムを、第2の月(例えば、例示的な第2のサブ期間)からの代表的なメディアアイテムに置き換える。しかしながら、(図6Fに示すように)年2017及び2019の表現は、表示されたまま変化しないようにすることができる。
いくつかの実施形態では、第3の入力(例えば、616)は、接触が1つ以上の入力デバイスによって維持されるとき、第1の方向に(例えば、図6E~図6Fに示されるように右に)ドラッグされる押圧及び保持ジェスチャである。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、第1の方向への移動を含む第3の入力に応答して第1の方向(例えば、右に)ナビゲートする(例えば、スクロールする)。いくつかの実施形態では、デバイスは、第2の方向への移動を含む第3の入力に応答して、第2の方向に(例えば、第1の方向とは反対、左に)スクロールする。
いくつかの実施形態では、第1の方向(例えば、右へ)の移動を含む第3の入力(例えば、616)が検出され続ける(例えば、入力デバイス上の接触は、リフトオフなしに継続的に維持される)(例えば、図6Fに示すように)間に、電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイスを介して、第1の領域における第5の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Fの615D)の表示を、第1の反復時間イベント(例えば、誕生日又は記念日などの同じ有意なイベント)又は第3の反復時間イベント(例えば、第1の反復時間イベントが現在の日付を含む年の日である場合、現在の日付を含む月の日)に基づいて選択される第1の期間(例えば、2018年)からの第6の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Gの615E)の表示に置き換えることを含み、第1の期間内に含まれる複数のサブ期間をナビゲートし続け、第6の代表的なメディアアイテムは、第1のサブ期間(例えば、2月)及び第2のサブ期間(例えば、3月)とは異なる第1の期間(例えば、2018年)内に含まれる第3のサブ期間(例えば、2018年4月)からのものである(例えば、第5の代表的なメディアアイテムは、3月からのものであり、これは4月からの第6の代表的なメディアアイテムに置き換えられる)。例えば、検出され続ける移動を含む入力616に応答して、電子デバイス600は、図6F~図6Gに示すように、サブ期間からの現在表示されている代表的なメディアアイテムを次のサブ期間の代表的なメディアアイテムに置き換えることを含み、年2018のサブ期間(月)をナビゲートし続ける。いくつかの実施形態では、サブ期間の代表的なメディアアイテムは、所定の時間量だけ維持される(例えば、第1の領域内に表示される)。例えば、メディアアイテム615Eは、ナビゲートし続けることが別のメディアアイテムと置き換えさせる前に、第1の領域内に1秒間だけ表示されることができる。いくつかの実施形態では、連続ナビゲーションの速度(例えば、サブ期間表現が維持される所定の時間量の長さ)(例えば、代表的なメディアアイテムの表示を置き換える)は、移動の特性(例えば、特定の方向の量/大きさ、移動速度)に依存する。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、サブ期間を通じて円形スクロール(例えば、1月から12月の間に個別に各月をスクロールし、入力に関連付けられた移動が維持される限り、その後、1月で再び開始して繰り返す)を実行する。いくつかの実施形態では、複数のサブ期間をナビゲートしている間に、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の触知出力デバイス(例えば、167、357)を介して、複数のサブ期間のうちのサブ期間からの任意の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Fの615D)の表示を、前記複数のサブ期間のうちの別のサブ期間からの別の代表的なメディアアイテム(例えば、図6Gの615E)に置き換えることと共に(例えば、時間的に同時期に)接触出力(例えば、622)を出力する。
サブ期間の代表的なメディアアイテムが生じる間のナビゲーションとして触知出力を出力することは、デバイスがユーザ入力に応答した旨のデバイスの内部状態をユーザに明らかにすることによって、ナビゲーションジェスチャを保持しながら、ユーザに改善されたフィードバックを提供する。改善されたフィードバックを提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援しユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースがより効率的になり、このことにより更に、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用可能になることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のサブ期間(例えば、2018年2月)以外の複数のサブ期間(例えば、2018年の月)のうちの第4のサブ期間(例えば、2018年4月)からの代表的なメディアアイテム(例えば、図6Gの615E)が、第1の領域(例えば、図6Gの614B-1)内に表示される(例えば、元の代表的なメディアアイテムとは異なる代表的なメディアアイテムは、代表的なメディアアイテムとして現在表示されている)間に、第3の入力(例えば、616)がもはや検出されない(例えば、1つ以上の入力デバイスからリフトオフする)との判定に従って、電子デバイス(例えば、600)は、第1の期間(例えば、2018年)内に含まれる複数のサブ期間(例えば、月)をナビゲートすることを停止し、第1の領域(例えば、図6Hの614B-1)内に維持し(例えば、第3の入力のリフトオフを検出した後に、第3の入力がもはや検出されないと判定した後)、第1のサブ期間(例えば、2018年2月)以外の複数のサブ期間の第4のサブ期間からの代表的なメディアアイテム(例えば、図6Hの615E)の表示が第1の領域に表示される。いくつかの実施形態では、ナビゲートを停止すると表示された代表的なメディアアイテム(例えば、図6Hの615E)の選択(例えば、タップ)を表す入力(例えば、図6Hの624)は、デバイスに複数の2つ以上のサブ期間(例えば、図6Jに示すように、2018年3月、2018年4月、及び2018年5月)の複数の代表的なメディアアイテム(例えば、628A、615E、及び615D)の現在表示されている表現(例えば、626A、626B、及び626C)を含むメディアアイテムの集合の第2のビュー(例えば、図6I~図6Jの626)を表示させる(例えば、年ビューから月ビューに変化させる)。いくつかの実施形態では、選択された代表的なメディアアイテム(例えば、図6Hの615E)は、第2のビュー(例えば、図6Jの615E)の初期表示に含まれる(例えば、中心に配置され、最初に又は目立つように表示される)。例えば、年(例えば、2018年)の表現(例えば、図6Hの614B)を選択することは、デバイスに、年の選択された表現に表示されたものと同じ代表的なメディアアイテム(例えば、615E)を有する月表現(例えば、図6Jの626B)を表示させる。更なる例では、月表現は、選択に応答して表示される年からの複数の月タイルのうちの1つとすることができる(例えば、図6Jに示されるように、応答して、2018からの複数月が表示される)。
第3の入力がもはや検出されないことに従って、サブ期間からの代表的なメディアアイテムの表示を維持することは、より少数の入力によって異なるサブ期間の代表的なメディアアイテム間で切り替える迅速な方法を提供する。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、電子デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、電子デバイスを操作する/電子デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザが電子デバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
いくつかの実施形態では、現在の時間(例えば、2019年2月17日)は、第1の反復時間イベント(例えば、ユーザの娘の誕生日)に関連付けられる。電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第2の方向(例えば、下方)(例えば、第1の方向とは異なる垂直方向)(例えば、サブ期間ナビゲーション方向に対して実質的に垂直)に移動することを含む第4の入力(例えば、614)(例えば、上方向スワイプ、下方向スワイプ)を受信する。第4の入力の受信に応答して、ディスプレイデバイスを介して、第1の期間(例えば、2018年)及び第2の期間(例えば、2017年)とは異なる1つ以上の他のそれぞれの期間(例えば、2016年)の1つ以上の他の表現(例えば、図6Cの608D)を表示するために、メディアアイテムの集合の第1のビュー(例えば、図6B~図6Cの608)をナビゲートし(例えば、スクロールする)、1つ以上のそれぞれの他の期間の1つ以上の他の表現のそれぞれは、それぞれの他の期間(例えば、2016年)からのそれぞれの代表的なメディアアイテム(例えば、609D)によって占有されるそれぞれの領域(例えば、608D-1)を含み、それぞれの代表的なメディアアイテムは、第1の反復時間イベント(例えば、ユーザの娘の誕生日)に基づいて選択される。
いくつかの実施形態では、第1のビュー(例えば、614、626)は、第1の時間ベースのグループ化(例えば、メディアは年によってグループ化されて提示される)を使用して、メディアアイテムの集合を編成し、メディアアイテムの集合の第1のビューを表示している間に、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の期間(例えば、2018年、2018年4月)の表現(例えば、614B、626B)の選択に対応する第5の入力(例えば、624、630)(例えば、タップ)を受信する。第5の入力の受信に応答して、ビューの階層内の第1のレベルを表す第1のビュー(例えば、年-月-日の階層内の年)(例えば、第1のビューは、年ビュー614である)に従って、電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイスを介して、対応する日付及び時間に関連付けられた複数の異なるメディアアイテムを含むメディアアイテムの集合の第2のビュー(例えば、626)を表示し(例えば、年ビューから月ビューに変化させる)、第2のビューは、第1のビュー(例えば、614)とは異なり、第2のビューは、第2の時間ベースのグループ化によって編成されたメディアアイテムの集合を提示し(例えば、メディアは、626において月によってグループ化されて提示される)、第1のレベルとは異なるビューの階層内の第2のレベルを表す第1のビュー(例えば、年-月-日の階層内の月)(例えば、第1のビューは、月ビュー626である)に従って、ディスプレイデバイスを介して、対応する日付及び時間に関連付けられた複数の異なるメディアアイテムを含むメディアアイテムの集合の第3のビュー(例えば、日ビュー640)を表示し(例えば、月ビューから日ビューに変化させる)、第3のビューは、第1のビュー及び第2のビューとは異なり、第3のビューは、第3の時間ベースのグループ化によって編成されたメディアアイテムの集合を提示する(例えば、メディアは、1つ以上の日によってグループ化されて提示される)。いくつかの実施形態では、時間ベースのグループ化は、時間増分(例えば、年、月、週、日など)に基づく。
それぞれが異なる時間ベースのグループ化を有し、選択が階層の特定のレベルにおいて行われるかどうかに基づいて、階層内に配置されたメディアアイテムの集合のビューを表示することは、期間の表現の選択に応答して、ユーザが現在のビューのレベルに応じて自動的にメディアアイテムの論理的提示を介してステップすることを可能にする。更なるユーザ入力を必要とせずに条件のセットが満たされたときに動作を行うことにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、現在の時間(例えば、2019年2月18日)は、第1の反復時間イベント(例えば、2月18日の年の日)(例えば、月の日、曜日、休日、誕生日、記念日など)に関連付けられ、第2のビュー(例えば、月ビュー626)を表示することは、第3の期間(例えば、2018年4月)の表現(例えば、図6Jの626B)と、第3の期間とは異なる第4の期間(例えば、2018年3月)の表現(例えば、図6Jの626C)とを同時に表示することであって、第3の期間の表現が、第1の反復時間イベント(例えば、誕生日又は記念日などの同じ有意なイベント)又は第1の反復時間イベント(例えば、2月18日)(例えば、年の日)に関連する第4の反復時間イベント(例えば、月の18日目の月の日)(例えば、月の日)に基づいて選択される第3の期間からの(例えば、期間中に撮影された)第7の代表的なメディアアイテム(例えば、615E)によって占有される第3の領域(例えば、626B-1)を含むことを含む、表示することを含む(例えば、現在の時間に関連付けられた日付(現在の日付、休日、誕生日、記念日)、現在の時間に関連付けられた曜日、現在の時間に関連付けられた月の日、現在の時間を含む時間/日付の範囲に基づいて選択され、第3の期間は、第1の期間(例えば、2018年)内に含まれるサブ期間であり、第4の期間の表現は、第1の反復時間イベント(例えば、誕生日又は記念日などの同じ有意なイベント)又は第1の反復時間イベントに関連する第4の反復時間イベントに基づいて選択される第4の期間からの(例えば、期間中に撮影された)第8の代表的なメディアアイテム(例えば、615D)によって占有される第4の領域(例えば、626C-1)を含み、第4の期間は、第1の期間内に含まれるサブ期間である。いくつかの実施形態では、反復時間イベント(例えば、第1の反復時間イベント)は、異なる時間間隔に関する現在の時間を含む日付を表すことに基づいて、別の反復時間イベント(例えば、第4の反復時間イベント)に関連する。例えば、例示的な第1の反復時間イベントは、2月18日の年の日を表すことができ、現在の時間である2019年2月18日を含むため、月の18日目である月の日を表す例示的な第4の反復時間イベントに関連することができる。いくつかの実施形態では、第7及び第8の代表的なメディアアイテム(及び任意選択的に、第2のビュー内の他の表現)を選択するために、第1の反復時間イベントが使用されるか又は第4の時間的イベントが使用されるかどうかは、第1の反復時間イベントが有意なイベントに関連付けられているかどうかに依存する。例えば、第1の反復時間イベントが、人特性に関連付けられた誕生日である場合、人特性は、適切な期間内から人を描写するメディアアイテムを選択するために使用されることができる。第1の反復時間イベントが年/月/週の日である場合、ビューの階層を下方に移動することは、関連する第4の反復時間イベントが使用されるべきであることを意味する(例えば、月ビューにおいて、各月のメディアアイテムが必要とされ、したがって、月の反復イベントの日は、年の反復イベントの日の代わりに使用されることを意味する。しかしながら、年の日及び月の日は、それらが双方とも現在の日付を含むという点で関連している)。いくつかの実施形態では、第2のビューは、任意の数の期間の表現を含む。いくつかの実施形態では、第2のビューは、メディアライブラリによって表される期間の数に等しい複数の期間の表現を含む。例えば、第2のビューが月ビューであり、メディアライブラリが、正確に全10年の各月からのメディアアイテム(例えば、1年当たり12個)を含む場合、第2のビューは、120個(例えば、10×12)の期間の表現(この例では月)を含むことができる。いくつかの実施形態では、いくつかの月がメディアを含まない場合、そのような月の表現は、第2のビューから除外されることができる。いくつかの実施形態では、第2のビューは、期間の表現を表示するためにナビゲート可能(例えば、スクロール可能)である。例えば、第2のビューは、(例えば、より多くの月の)表現を表示するために、(例えば、垂直に)スクロールされることができ、その全ては、必ずしも同時に表示されない(例えば、ディスプレイデバイスは、一度に3個を表示することができる)。
いくつかの実施形態では、第7の代表的なメディアアイテム(例えば、615E)が第1のビュー(例えば、図6Hの614)内の第1の期間(例えば、2018年)の表現(例えば、614B)の第1の領域(例えば、614B-1)内に(例えば、単独で)表示されている間に、第5の入力(例えば、図6Hの624)(例えば、第1の期間の表現の選択に対応する)が受信されたとの判定に従って、第3の期間(例えば、2018年4月)の表現(例えば、図6Jの626B)(例えば、第3の領域を占有する第7の表現を含む)は、第2のビュー内の第1の場所(例えば、中心の場所、視覚的に強調された場所、又は他の方法では第2のビューの視覚的焦点である場所)に表示され(例えば、メディアアイテム615Eを有するタイル626Bは、図6Jの月ビュー626の中心に表示される)、第8の代表的なメディアアイテム(例えば、615D)が第1のビュー内の第1の期間の表現の第1の領域内に(例えば、単独で)表示されている間に、第5の入力が受信されたとの判定に従って、第4の期間の表現(例えば、図6Jの626C)(例えば、第4の領域を占有する第8の表現を含む)は、第2のビュー内の第1の場所に(例えば、第3の期間の表現の代わりに)表示される(例えば、入力624が受信されたとき、図6Fに示すように、615Dがタイル614Bに表示されている場合、図6Jのタイル626Cは、図6Jのビュー626の中心に表示される)。例えば、年の表現が選択された(例えば、タップされた)ときに、年の表現の領域内に表示される代表的なメディアアイテムに対応する月は、年の表現の選択に応答してディスプレイ上に中心付けられて表示される(及び、ビューの階層内の年ビューから月ビューに移動する)月(例えば、その表現)である。
いくつかの実施形態では、第2のビュー(例えば、図6Jの626)内の期間の表現(例えば、626A、626B、626C)は、第1のビュー(例えば、図6Hの614)内の期間の表現(例えば、614A、614B、614C)よりも小さい。例えば、それぞれが年を表すビュー614の表現は、それぞれが月を表すビュー626の表現よりも大きい。期間の表現のサイズは、現在のビューの直感的な視覚的表示(例えば、ビューの階層内のレベル)を提供することができる。いくつかの実施形態では、第1のビュー内の期間の表現(例えば、図6Hにおける614B)の選択(例えば、入力624を介した)に応答して、選択された期間のサブ期間である期間の表現(例えば、626A、626C)を、選択された表現から自動的に出現させる(例えば、第2のビューを表示させる)(例えば、図6I~図6Jに示されるように)。例えば、年の表現を選択すると、その特定年の月の個々の表現は、選択された年の表現の場所から形成される及び/又は出現するように見えることができ、これは、デバイスが関連するビューの階層の下方に移動しているという視覚的指示を提供することができる。
他の期間の表現が選択され、同じ代表的なメディアアイテムを含む別の期間のサブ期間である期間の表現を表示することは、ユーザに、ナビゲーション動作に関するフィードバックを提供する。改善されたフィードバックを提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援しユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースがより効率的になり、このことにより更に、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用可能になることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
他の期間の表現が選択され、同じ代表的なメディアアイテムを含む別の期間のサブ期間である期間の表現を表示することは、ユーザのコンテキストを維持し、したがって、ビューの階層のレベル間で移動した後に所望のサブ期間にナビゲートするために必要とされる入力の数を低減する。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
いくつかの実施形態では、現在の時間(例えば、2019年2月18日)は、第1の反復時間イベント(例えば、月の18日目)(例えば、曜日、月の日、休日、誕生日、記念日など)に関連付けられ、第3のビュー(例えば、図6Kの日ビュー640)を表示することは、ディスプレイデバイスを介して、第1の期間(例えば、2018年4月)からのメディアアイテム(例えば、615E、642A、642B)の複数の表現(例えば、640C、640B、640D)を表示することを含む(例えば、第1の期間からの全てよりも少ない(例えば、キュレートセット)、又は第1の期間からの全ての写真)。
いくつかの実施形態では、第1の期間(例えば、2018年4月)からのメディアアイテムの複数の表現(例えば、図6Kの640C、640B、及び640C)を表示している間に、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第6の入力(例えば、図6Kの648)(例えば、スワイプ、スクロール)を受信する。第6の入力の受信に応答して、電子デバイス(例えば、600)は、メディアアイテムの集合の第3のビューを更新する(例えば、図6K~図6Mに示されるように、日ビュー640はスクロールする)。これは、ディスプレイから第1の期間からのメディアアイテムの複数の表現を遷移させること(例えば、640C及び640Bは、もはや図6Mに表示されない)(例えば、スクロール、スライド、カバーアップ、黒色へのフェード、表示の停止)と、第2の期間(例えば、図6Mにおける2018年5月)からのメディアアイテム(例えば、642C、642D)の複数の表現(例えば、図6Mの640F及び640G)を表示すること(例えば、非選択の、隣接する日/イベントからのメディアアイテムを明らかにするためのスワイプ)と、を含む。いくつかの実施形態では、メディアアイテムは、第3のビュー内で時系列的に配置される。例えば、第3のビュー(例えば、日ビュー640)は、第2の期間からのメディアアイテムの表現を表示するために上にスクロールアップすることが、第2の期間が第1の期間に時系列的に先行することを意味するように、上部の最古のものから下部の最新のものまで時系列的に配置されることができる。
いくつかの実施形態では、第3のビュー内(例えば、図6Mの640)に第1の期間(例えば、2018年5月)からのメディアアイテムの複数の表現(例えば、図6Mの640F、640G)を表示している間に、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の期間からのメディアアイテムの複数の表現のメディアアイテム(例えば、642D)の選択に対応する第7の入力(例えば、図6Mの650)(例えば、タップ)を受信する。第7の入力の受信に応答して、電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイスを介して、第3のビュー(例えば、図6Mの640)の表示を、第1の期間からのメディアアイテムの複数の表現の選択されたメディアアイテム(例えば、642D)のワンアップビュー(例えば、図6Nの652)の表示に置き換える。いくつかの実施形態では、ワンアップビューは、同時に表示される(例えば、652Bの)他の表現よりも大きい寸法及び/又は(例えば、図6Mの日ビュー640内の表現640Gに表示されるように)別のビュー内で選択される前よりも大きい寸法を有して表示されるメディアアイテム(例えば、図6Nの642D)の表現を含む領域(例えば、652A)を含む。いくつかの実施形態では、領域(例えば、652A)は、表示領域の少なくとも閾値量(例えば、表示領域の少なくとも75%)を占有する。いくつかの実施形態では、ワンアップビュー(例えば、652)は、メディアライブラリからの複数のメディアアイテム(例えば、領域652A内のメディアアイテムにメディアライブラリ内で隣接するメディアアイテム)の表現を含むスクラブ領域(例えば、652B)(例えば、領域652Aの外側)を含む。いくつかの実施形態では、スクラブ領域内の表現は、領域内の表現(例えば、652A)よりも小さいサイズで表示される。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、(例えば、スクラブ領域652B内で)入力(例えば、方向ジェスチャ、タップ)を受信し、それに応答して、メディアアイテム間をナビゲートする(例えば、どのメディアアイテムが領域652A内に表示されるかを変化させる)。入力は、ジェスチャ(例えば、領域内の方向性スワイプ;スクラブ領域内のタップ又は方向性スワイプ)とすることができる。
いくつかの実施形態では、現在の時間(例えば、2019年2月18日)に続く現在の時間(例えば、2019年2月19日)において、第1の入力(例えば、606)を受信した後、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第8の入力(例えば、606のような別の入力)を受信する。第8の入力の受信に応答して、電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイスを介して、対応する日付及び時間(例えば、複数年、複数月)に関連付けられたメディアアイテムの集合の第1のビュー(例えば、608又は614のような年ビュー、626のような月ビュー;メディアライブラリの全ての写真よりも少ない要約ビュー)を表示し、これは、第1の期間(例えば、2108年)の表現(例えば、614B)と、第1の期間とは異なる第2の期間(例えば、2017年)の表現(例えば、614C)とを同時に表示することを含み、これは、後続時間が第1の反復時間イベント(例えば、2月18日の年の日)及び第2の反復時間イベント(例えば、2月17日のユーザの娘の誕生日)とは異なる第5の反復時間イベント(例えば、2月19日の年の日)(例えば、曜日、月の日、休日、誕生日、記念日など)に関連付けられているとの判定に従って、第1の期間の表現の第1の領域(例えば、614B-1)が、第5の反復時間イベントに基づいて選択された(例えば、現在の時間に関連付けられた日付(現在の日付、休日、誕生日、記念日)、現在の時間に関連付けられた曜日、現在の時間に関連付けられた月の日、現在の時間を含む時間/日付の範囲に基づいて選択された)第1の期間からの(例えば、期間中に撮影された)第9の代表的なメディアアイテムによって占有され、第2の期間の表現の第2の領域(例えば、614C-1)が、第5の反復時間イベントに基づいて選択された第2の期間からの(期間中に撮影された)第10の代表的なメディアアイテムによって占有されることを含む。例えば、2019年2月18日の後の異なる日の年ビュー614に移行することは、年2018及び2017の同じ表現を表示させるが、後続の日付に基づいて異なる反復時間イベントに基づいて選択された代表的なメディアアイテムを有する。いくつかの実施形態では、第1のビューは、任意の数の反復時間イベントに基づいて選択された代表的なメディアアイテムを有して任意の回数で表示される。例えば、電子デバイス(例えば、600)は、第1のビューを、連続する数の発生(例えば、異なる時間)で表示することができ、各発生は、各発生に関連付けられた異なる反復時間イベントに基づいて選択された期間(例えば、第1の期間、第2の期間など)のそれぞれの表現内の領域を占有する代表的なメディアアイテムを含む。いくつかの実施形態では、反復時間イベントが再度使用されることができる。例えば、現在の日付(2019年2月18日)と年の同日における後続年(例えば、2020年)において、年の日(例えば、2月18日)の反復時間イベントは、代表的なメディアアイテムを選択するために再度使用されることができるが、第1のビューは、最後に使用されてからの追加の年の表現を含むことができる。
異なる特定の反復時間イベントに基づいて同じ期間の異なる代表的なメディアアイテムの選択及び表示をもたらす異なる時間における第1のビューの表示は、メディアアイテムの集合を閲覧するときに、動的に且つコンテキスト的に関連するメディアアイテムを自動的に提供し、そのような関連するメディアアイテムを見つけるために集合をナビゲートする負担を軽減する。更なるユーザ入力を必要とせずに条件のセットが満たされたときに動作を行うことにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
方法700に関連して上述したプロセスの詳細(例えば、図7)はまた、後述する方法にも類似する方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法900は、方法700を参照して上述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図8A~図8Qは、いくつかの実施形態に係る、メディアアイテムの集合をナビゲートするための例示的なユーザインタフェースを示す。これらの図のユーザインタフェースは、図9のプロセスを含む、後述するプロセスを例示するために使用される。
図8A~図8Dは、メディアライブラリの別の図ではなく、メディアライブラリの1つのビューにおけるコンテンツの自動再生を示す。図8Aは、期間2018年5月1-2日からのメディアアイテム642Cの表現640Fを含む、日ビュー640を示す。図8Aでは、電子デバイス600は、下向きにビュー640をナビゲートする要求を表す下向き方向のスワイプジェスチャであるユーザ入力802を受信する。
図8Bは、(例えば、図8Aとは異なるスクロール位置にある)ナビゲーション動作後の日ビュー640を示す。この例では、図8Aでのユーザ入力802の受信に応答して、図8Bに示すように、日ビュー640が表示される。図8Bでは、メディアアイテム615Eの表現640C、メディアアイテム642Aの表現640D、及びメディアアイテム642Bの表現640Eを含む、期間2018年4月18-19日からのメディアアイテムの表現がここでは表示される。いくつかの実施形態では、ビュー(例えば、日ビュー640)は、経時的にコンテンツを自動的に再生する。この例では、メディアアイテム615E及びメディアアイテム642Aは、経時的に再生されることができるコンテンツに関連付けられる(例えば、含む)。いくつかの実施形態では、経時的に再生されることができるコンテンツは、ビデオ又は画像のシーケンス(例えば、アニメーション化されたメディアアイテム)である。図8Bでは、メディアアイテム615E及び642Aは、第1の時間に、及び再生中の第1の状態で表示される。特に、メディアアイテム642Bの表現640Eはまた、経時的に再生されることができるコンテンツに関連付けられる。
図8Cは、図8Bの第1の時間とは異なる、第2の時間における日ビュー640を示す。この例では、第2の時間は、第1の時間に続く。図8Cに示すように、メディアアイテム615Eの表現640Cは、電子デバイス600がメディアアイテム615Eに関連付けられたコンテンツ(例えば、画像のシーケンス)を経時的に自動的に再生していることに起因して変化しており、画像内の馬は、その頭を移動している。同様に、メディアアイテム642Aの表現640Dは、電子デバイス600がメディアアイテム642Aに関連付けられたコンテンツ(例えば、画像のシーケンス)を経時的に自動的に再生していることに起因して変化しており、子供は、今や起立位置におり、もはや腕及び脚がその側方から延在してジャンプしていない。
いくつかの実施形態では、メディアアイテムのコンテンツの自動再生は、メディアアイテムの表現のスクロール位置に依存する。いくつかの実施形態では、コンテンツの自動再生は、閾値位置で表示されている対応する表現に基づいて開始する。例えば、図8Aでは、表現640C及び表現640Dは表示されておらず、図8B及び図8Cでは、電子デバイス600は、表現640C及び640Dを明らかにするために日ビュー640を下向きにスクロールしている。スクロールする間、例えば、表現640C及び640D内のコンテンツは、最初に表示される(例えば、ディスプレイ602の上からビューに移行する)と、当初は自動再生を開始することができないかもしれないが、閾値位置に到達する又は横断する(例えば、表示領域の中間80%に移行する)と再生を開始する。いくつかの実施形態では、コンテンツの自動再生は、もはや閾値位置で表示されていない対応する表現に基づいて停止する。更なる例では、表現640C及び表現640Dは、継続的なスクロールに応答して自動再生を停止することができ、表現に閾値位置を横断させるか又は出させる(例えば、表示領域の中心80%から出る)。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、経時的に再生されることができるコンテンツに関連付けられた表現の全てよりも少ないコンテンツを自動的に再生する。例えば、図8Cでは、メディアアイテム642Bの表現640Eは、図8Bから変更されていない。この例では、メディアアイテム642Bは、経時的に再生されることができるコンテンツ(例えば、ビデオ)に関連付けられているが、図8B~図8Cでは自動的に経時的に再生されていない。
いくつかの実施形態では、自動的に再生されるコンテンツを含むメディアアイテムの表現は、自動再生のために選択されないコンテンツの表現よりも大きいサイズで表示される。例えば、図8B及び図8Cの日ビュー640では、(自動的に再生される)表現640C及び640Dは、(自動的に再生されない)表現640Eよりも大きいサイズで表示され、並びに(例えば、経時的に再生されることができるコンテンツに関連付けられていない)他の表現よりも大きく表示される。いくつかの実施形態では、自動再生用に選択されたコンテンツの表現は、自動再生のために選択されている表現に基づいて、(例えば、1つ以上の他の表現よりも)大きく表示される。例えば、表現640C及び640Dは、自動再生のために選択されるため、より大きく表示されることができる。いくつかの実施形態では、表現は、表示されている表現に基づいて自動再生のために選択される。例えば、(例えば、以前にユーザによってお気に入りされているためなどの他の考慮事項に基づいて)表示されるように選択された表現は、より大きく表示されるために選択される(及び/又は他の表現よりも優先される)。したがって、重要な及び/又は高品質の表現は、自動再生のために選択され、強調及び改善された視覚体験のためにより大きく表示される。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、経時的にコンテンツを自動的に再生するメディアアイテムの2つ以上の表現を同時に表示する。例えば、図8B~図8Cにおいて、電子デバイス600は、表現640C及び640D内で同時に再生されたコンテンツを有する(例えば、第1の時間と第2の時間との間)。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、経時的にコンテンツを自動的に再生する表現の最大数以下を同時に表示する。図8B及び図8Cに示される例では、経時的に自動的に再生される表現の最大数は2である。したがって、(経時的に再生されることができるコンテンツに関連付けられている)表現640Eが自動的に再生されない理由は、表現640C及び表現640Dが再生しているためとすることができる。別の例では、表現640Eが経時的に再生されていない場合、表現640Cは、640Dと同時に再生するために選択されることができる。このようにして、電子デバイスは、デバイスリソースを圧倒することなく且つユーザが多数の同時に移動する表現を有することなくメディアライブラリの閲覧体験を自動的に向上させるように、選択された表現数までコンテンツを自動的に再生する。
いくつかの実施形態では、2つ以上のメディアアイテムからのコンテンツの再生が同時に行われる(例えば、それらは同時に再生する)。いくつかの実施形態では、2つ以上のメディアアイテムからのコンテンツの再生が連続的である(例えば、それらは一度に1つずつ再生する)。いくつかの実施形態では、メディアアイテムのコンテンツの再生は、自動的に反復する(例えば、コンテンツ再生をループする)。いくつかの実施形態では、メディアアイテムのコンテンツの再生は、反復しない(又は所定の回数だけ反復する)(例えば、一旦再生した後、更なる入力なしに自動的に再生を停止する)。
いくつかの実施形態では、ビュー(例えば、640)を表示する電子デバイス(例えば、600)は、自動的に再生されるコンテンツを選択する。いくつかの実施形態では、1つ以上のリモートデバイス(例えば、サーバ、クラウドベースのサービス)は、自動的に再生されるコンテンツを選択する。いくつかの実施形態では、表示する電子デバイスと1つ以上のリモートデバイスとの組み合わせは、自動的に再生されるコンテンツを選択する。
図8Cでは、電子デバイス600は、リボン610内のアフォーダンス610Dの選択を表すユーザ入力804を受信する。アフォーダンス610Dは、全写真ビューに関連付けられている。
図8Dは、例示的な全写真ビュー810を示す。例えば、電子デバイス600は、ユーザ入力804に応答して全写真ビュー810を表示する。図8Dに示すように、アフォーダンス610Dは、(例えば、テキスト「全ての写真」によって示されるように)現在のビューが全写真ビューであることを示す。いくつかの実施形態では、全写真ビュー(例えば、810)は、メディアライブラリからのメディアアイテム(例えば、メディアライブラリからの全てのメディアアイテム)の非キュレートセットの表現を含む。例えば、日ビュー640は、期間2018年4月18-19日からのメディアアイテムのキュレートセット(例えば、それらの日からのメディアアイテムの全てよりも少ない選択された数)の表現を含むことができ、全写真ビューは、期間2018年4月18-19日からのメディアアイテムの非キュレートセット(例えば、それらの日からのメディアアイテムの全て)の表現を含むことができる。例えば、図8Eでは、全写真ビューは、日ビュー640に示されていないメディアアイテムの表現810Gを含む。
いくつかの実施形態では、日ビューにおけるメディアアイテムの表現は、時系列的に配置される。いくつかの実施形態では、日ビューにおける時系列配置は、(例えば、メディアアイテムのメタデータ内に表される撮像装置によって)メディアアイテムがキャプチャされた時間に基づく(例えば、メディアアイテムがメディアライブラリに追加されたときではなく)。
いくつかの実施形態では、全写真ビュー内のメディアアイテムの表現は、時系列的に配置される。いくつかの実施形態では、時系列配置は、メディアアイテムがメディアライブラリに追加された時間に基づく。例えば、2014年1月1日にキャプチャされたが2016年12月1日にメディアライブラリに追加された(例えば、保存された)ことを示すメタデータを含むメディアアイテムは、2016日12月1日の日付を使用して経時的に順序付けられる。これは、例えば、メディアアイテムのコピーが以前にキャプチャされた別のユーザから受信されたため、メディアアイテムがそのキャプチャされた日付よりも遅い日付で保存される場合に生じることができ、したがって、メディアアイテムが追加される時間は、必ずしもメディアアイテムがキャプチャされた時間と一致せず、これは、電子デバイスがメディアアイテムをキャプチャしてそれをメディアライブラリに記憶するとき(例えば、直後)と実質的に同様である。そのような例では、全写真ビュー内のメディアアイテムの表現は、所与の表現が1つの方向に隣接する表現(例えば、左から右への昇順日付配置の場合、左に隣接する表現)の後に且つ及び反対方向の別の隣接する表現(例えば、左から右への昇順配置の場合、右に隣接する表現)の前にメディアライブラリに追加されたように配置される。いくつかの実施形態では、時系列配置は、メディアアイテムがキャプチャされた時間に基づく。いくつかの実施形態では、全写真ビューは、非時系列的に配置される。いくつかの実施形態では、異なる期間のメディアアイテムは、組み合わされた期間にグループ化され、単一の期間(例えば、2018年4月18-19日)からのものとして提示される。
いくつかの実施形態では、第1の期間からのメディアアイテムは、第1の期間及び第2の期間のうちの1つ以上がメディアアイテムの閾値量を超えない場合、第2の期間のメディアアイテム(例えば、第1の期間に隣接する)と共に(例えば、日ビュー内に、全写真ビュー内に)グループ化される。いくつかの実施形態では、複数の期間(例えば、互いに隣接する)の期間は、組み合わせられたグループがメディアアイテムの閾値量を超えるまでグループ化される。例えば、2018年4月18日及び2018年4月19日からのメディアアイテムは、図8Bの例示的な日ビュー640において、(それらが別個の日を表すが)組み合わせられた期間2018年4月18-19日に共にグループ化される。いくつかの実施形態では、メディアアイテムの表現は、期間(例えば、2018年4月18-19日)によってグループ化されて配置されるが、それらのグループ内で厳密に時系列的に表示されない(例えば、レイアウトは、重要なアイテムの提示のために最適化される)(例えば、図8Bの640内のメディアアイテムの左から右、上から下の順序は、図8Eの810内のメディアアイテムの左から右、最上から下の順序とは異なる)。いくつかの実施形態では、日ビュー(例えば、640)及び全写真ビュー(例えば、810)は、異なるように配置される。例えば、日ビュー(例えば、640)では、メディアアイテムの表現は、期間(例えば、2018年4月18-19日)によってグループ化されて配置されるが、それらのグループ内で厳密に時系列的に表示されず(例えば、レイアウトは、重要なアイテムの提示のために最適化される)、一方、全写真ビュー(例えば、810)は、時系列的に配置されたメディアアイテムの全てを有することができる(例えば、表現が提示される順序は、配置に使用される実際の時系列に対応する)。例えば、全写真ビュー810では、所与の表現のための時間及び日付は、左から右及び上から下の昇順日付配置の場合、右及び/又は下への移動時に常に昇順である(例えば、より最近である)が、これは必ずしもビュー640には当てはまらない。
いくつかの実施形態では、全写真ビュー(例えば、810)内の表現は、複数列複数行アレイ(例えば、グリッド)として表示される。いくつかの実施形態では、全写真ビュー(例えば、810)内の表現は、均一なサイズで表示される。例えば、図8Dに示すように、メディアアイテムの表現(例えば、810A、810B、810C)は、グリッド内に均一なサイズで表示される(例えば、それぞれが同じ幅及び/又は同じ高さを有する)。
いくつかの実施形態では、全写真ビューはメタデータを含む。例えば、図8Eでは、日付4月18-19日が上部に表示される。いくつかの実施形態では、表示されたメタデータは、ディスプレイ上の特定の場所におけるメディアアイテムに対応することを示す。例えば、図8Eでは、メタデータ4月18-19日は、ディスプレイの上縁部に最も近いメディアアイテムに対応する。いくつかの実施形態では、メタデータは、ズームレベルに基づいて表示される。例えば、電子デバイス600は、ズームレベルが高すぎる(例えば、ズームインされる)場合、及び/又は低すぎる(例えば、図8F~図8Gのように、ズームアウトされる)場合に、メタデータを表示することを控えることができる。
図8D~図8Eは、全写真ビューのスクロールを示す。いくつかの実施形態では、全写真ビュー(例えば、810)は、ナビゲート可能(例えば、スクロール可能)である。図8Dでは、電子デバイス600は、全写真ビュー810をスクロールする要求を表す垂直下向きのスワイプジェスチャであるユーザ入力812を受信する。
図8Eでは、電子デバイス600は、ユーザ入力812に応答して全写真ビュー810をスクロールしている。いくつかの実施形態では、全写真ビューは、メディアライブラリ全体の表現を表示するためにナビゲート可能(例えば、スクロール可能)である。例えば、全写真ビュー810は、メディアライブラリに含まれるメディアアイテムのそれぞれの表現を表示するために、(例えば、垂直に)連続的にスクロールされることができ、すなわち、ユーザは、全写真ビュー内のメディアライブラリ全体をナビゲートすることができる。
いくつかの実施形態では、全写真ビュー(例えば、810)は、選択に応答して、デバイス(例えば、600)にメディアアイテムを選択するための選択モードに移行させるメディア選択アフォーダンス(例えば、810D)を含む。例えば、図8Eの全写真ビュー810は、電子デバイス600に、(例えば、電子メッセージを介して送信するため、アルバムに追加するため、削除をマーキングするため、又は他の動作のために)810Dの選択を表すユーザ入力に応答して、全写真ビュー810内のメディアアイテムのうちの1つ以上の選択を可能にする選択モードに移行させるメディア選択アフォーダンス810Dを含む。
図8E~図8Iは、全写真ビューのズームレベルを調整することを示す。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、ユーザ入力の受信に応答して、全写真ビューのズームレベルを調整する。例えば、図8Eでは、電子デバイス600は、ズームアウト要求を表す2接触ピンチジェスチャであるユーザ入力814を受信する。全写真ビューは、任意のズームレベル(例えば、任意の数の列及び/又は行を有する複数列複数行アレイ内で)、(例えば、610Dの選択に応答して)最初に表示(例えば、デフォルトズームレベルでのデフォルト表示)されることができる。
図8Fは、ズームアウトした後の全写真ビュー810を示す。図8Eでのユーザ入力814の受信に応答して、電子デバイス600は、図8Fに示すように、全写真ビュー810をズームアウトしている。いくつかの実施形態では、全写真ビューをズーミング(例えば、イン又はアウト)することは、メディアアイテムの表現を再配置することを含む。いくつかの実施形態では、メディアアイテムの表現を再配置することは、1つ以上の間隔寸法(例えば、水平幅、垂直高さ)を変更することを含む。例えば、図8Eでは、全写真ビュー810は、(例えば、電子デバイス600の短軸に沿って)3列のメディアアイテムを有するアレイを含んでおり、図8Fでは、ズームアウトは、列の数を6に変更することを含んでいた(例えば、表現の数が増大し、各メディアアイテムの幅が減少した)。例えば、図8Eでは、全写真ビュー810は、(例えば、電子デバイス600の長軸に沿って)6行のメディアアイテムを有するアレイを含んでおり、図8Fでは、ズームアウトは、行の数を10に変更することを含んでいた(例えば、表現の数が増大し、各メディアアイテムの高さが減少した)。いくつかの実施形態では、1つ以上の間隔寸法を変更することは、ビュー内に配置されたメディアアイテムの表現の1つ以上の寸法を変更することを含む。例えば、図8Eからのメディアアイテムの表現(例えば、810A、810B、810C)は、高さ及び幅の双方においてより小さく作製されている。いくつかの実施形態では、メディアアイテムの表現を再配置することは、メディアアイテムの表現のレイアウト配置を変更することを含む。例えば、同じ行に表示されなかった図8Eの全写真ビュー810内のメディアアイテムは、ここではズームアウト後に図8Fにおいて同じ行に表示され、したがって、メディアアイテムの相対レイアウトは、グリッド寸法の変更及びメディアアイテムの時系列を維持する制約に起因して変更されている。特に、図8Fの全写真ビュー810のズームアウトは、メディアアイテムの新たな表現(例えば、図8Fの表現810H)を明らかにしている。いくつかの実施形態では、ズームアウトするために、図8Fの全写真ビュー810に示される表現は、図8Eのユーザ入力814の場所に基づいて選択される。ユーザ入力814の受信に応答して、電子デバイス600は、ユーザ入力814及び場所に対応する表現(例えば、特定された場所又は特定された場所に最も近い表現において表示される)に基づいて場所を判定する(例えば、2つのタッチ入力の間の場所を特定する)。デバイスは、特定された場所に対応する表現が表示されている、図8Eのディスプレイ上の領域を特定する。図8Fの全写真ビュー810を表示するように更新すると、電子デバイス600は、更新された領域が元の領域のサブセットであるように、特定された場所に対応する表現がディスプレイ上の更新された領域に表示されるように表現を配置する。結果として、デバイスは、特定された場所に対応する表現をアンカーし、ユーザがディスプレイ上の表現をより容易に配置し、表現を閲覧する際に連続性を維持することを可能にする。
いくつかの実施形態では、全写真ビューをズームする要求は、アフォーダンスに関連付けられたユーザ入力選択として受信される。例えば、図8Eのアフォーダンス810Eは、全写真ビュー810をズームアウトさせるように選択されることができる。別の例として、図8Eのアフォーダンス810Fは、全写真ビュー810をズームインさせるように選択されることができる。
いくつかの実施形態では、全写真ビューは、任意のサイズ(例えば、任意の数の列、任意の数の行)の複数列複数行アレイであるようにズームされることができる。例えば、全写真ビューを様々な数の列及び/又は行数にズームインすることを可能にすることによって、ユーザがメディアアイテムの集合を効率的にナビゲートすることを可能にする高度にカスタマイズ可能なナビゲーション体験が達成される。例えば、図8Fでは、電子デバイスは、ズームアウト要求(再度)を表す2接触ピンチジェスチャであるユーザ入力816を受信する。図8Gは、更にズームアウトした後の全写真ビュー810を示す。図8Fのユーザ入力816の受信に応答して、電子デバイス600は、図8Gに示すように、全写真ビュー810をズームアウトしている。図8Gに示すように、複数列複数行アレイは、10個のメディアアイテムの幅を有し、メディアアイテムの表現は、再配置されている(例えば、より小さくされる)。いくつかの実施形態では、電子デバイス600は、ユーザ入力814に関して上述したように、ユーザ入力816に基づいて特定された場所に対応する表現をアンカーする。
いくつかの実施形態では、ビュー(例えば、810)は、ズーム要求に応答して、完全に表示された表現にスナップする。例えば、図8Fに示すように、全写真ビュー810内の各行は、部分的に切り取られた(例えば、右縁部上の)表現の一部を有するのではなく、各表現の全幅を含む。換言すれば、ビューは、ディスプレイ602の可視領域の1つ以上の寸法(例えば、幅、高さ)にわたる複数の表現に適合する。いくつかの実施形態では、ビューは、1つ以上の表現の部分的に表示された表現を含む(例えば、ナビゲート可能な軸に沿った垂直寸法では、スクロールは、部分的表現を生じさせることができる)。
図8G~図8Iは、全写真ビューの例示的なズームインを示す。図8Gでは、電子デバイス(例えば、600)は、ズームイン要求を表す2接触型ピンチジェスチャであるユーザ入力818を受信する。図8Gにおけるユーザ入力818の受信に応答して、電子デバイス600は、図8Hに示すように、全写真ビュー810内でズームされている。図8Hに示すように、全写真ビューは、2つのメディアアイテムの複数列(幅)を有する複数列複数行アレイ内に配置されるように、10のメディアアイテム(図8G)の複数列(幅)を有する複数列複数行アレイ内に配置されることからズームインされている。図8Hに示すように、複数列複数行アレイは、2つのメディアアイテムの複数列(幅)を有し、メディアアイテムの表現(例えば、810I、810J)は、再配置されている(例えば、より大きくされ、左から右に、次いで上から下に時系列的であるビューの連続的な順序を維持するように再フローされる)。いくつかの実施形態では、ズームインするために、図8Gの全写真ビュー810に示される表現は、図8Gのユーザ入力818の場所に基づいて選択される。ユーザ入力818の受信に応答して、電子デバイス600は、ユーザ入力818及び場所に対応する表現(例えば、特定された場所又は特定された場所に最も近い表現において表示される)に基づいて場所を判定する(例えば、2つのタッチ入力の間の場所を特定する)。デバイスは、特定された場所に対応する表現が表示されている、図8Gのディスプレイ上の領域を特定する。図8Hの全写真ビュー810を表示するように更新すると、電子デバイス600は、更新された領域が元の領域(又は元の領域の少なくとも一部)を含むように、特定された場所に対応する表現がディスプレイ上の更新された領域に表示されるように表現を配置する。結果として、デバイスは、特定された場所に対応する表現をアンカーし、ユーザがディスプレイ上の表現をより容易に配置し、表現を閲覧する際に連続性を維持することを可能にする。
いくつかの実施形態では、全写真ビューは、単一のメディアアイテム幅を有するグリッドとして配置されることができる。例えば、図8Hでは、電子デバイス600は、ズームイン要求を表すアフォーダンス810Fの選択を表すタップであるユーザ入力820を受信する。ユーザ入力820の受信に応答して、電子デバイス600は、図8Iに示すように、全写真ビュー810内でズームされている。図8Iに示すように、複数列複数行アレイは、1つのメディアアイテムの幅を有する単一アイテムアレイ(例えば、1つの列、及び1つ以上の行を有するアレイ)(例えば、1つの行、及び1つ以上の列を有するアレイ)にズームされ、メディアアイテムの表現(例えば、810I、810J、810K)は、垂直に再配置されている(例えば、表現をより大きくすることを含む)。
上述したように、全写真ビューは、ナビゲートされることができる。図8I~図8Jは、全写真ビュー810の単一アイテムアレイのスクロールを示す。図8Iでは、電子デバイス600は、上方にスクロールする要求を表す上向き方向のスワイプジェスチャであるユーザ入力822を受信する。図8Jでは、ユーザ入力822の受信に応答して、電子デバイス600は、全写真ビュー810を上方にスクロールして、他の表現(例えば、表現810I)を表示している。図8I~図8Jに見ることができるように、単一アイテムアレイの全写真ビュー810は、単一列を有するアレイを除き、図8D~図8Hのようなよりズームアウトされた状態で示されるように、メディアライブラリからのメディアアイテムの同じ順序付けを維持する。
図8J~図8Lは、1つ以上のアクションを実行するために、表示された表現上で方向性スワイプジェスチャを使用することを示す。いくつかの実施形態では、メディアアイテム(例えば、810L)の表示された表現(例えば、810I)の場所での方向性スワイプジェスチャ(例えば、824、826)は、電子デバイス(例えば、600)にメディアアイテムに関連するアクションを実行させる。例えば、図8Jでは、電子デバイス600は、メディアアイテム810Lの表現810Iに関連付けられた場所で開始する右への方向性スワイプジェスチャであるユーザ入力824を受信する。ユーザ入力824の受信に応答して、電子デバイス600は、メディアライブラリからの表現810Iに関連付けられたメディアアイテム810Lの削除を引き起こす。別の例として、ユーザ入力824の受信に応答して、電子デバイスは、選択されると、電子デバイスに、メディアライブラリからの表現810Iに関連付けられたメディアアイテム810Lを削除させる、(図8Kに示すような)削除アフォーダンス826を表示することができる。いくつかの実施形態では、方向性スワイプジェスチャに応答して実行されるアクションは、方向性スワイプジェスチャの長さ(例えば、タッチダウンから接触のリフトオフまで)に依存する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、方向性スワイプの長さが閾値長さを下回る場合、第1のアクションを実行し、方向性スワイプの長さが閾値長さ以上である場合、第2のアクションを実行する。例えば、ユーザ入力824が閾値距離(例えば、所定の数の画素、表示寸法の割合)を下回ることに応答して、電子デバイス600は、メディアアイテム810Lの削除を引き起こすことなくアフォーダンス826を表示し、ユーザ入力824が閾値距離(例えば、所定の数の画素、表示寸法の割合)以上であることに応答して、電子デバイス600は、メディアアイテム810Lの削除を引き起こす。いくつかの実施形態では、電子は、ユーザ入力接触(例えば、824)が依然として検出されている間に(例えば、方向性スワイプの長さにかかわらず、接触及び移動が検出されている間に)、第1のアクションを実行する。例えば、右アフォーダンス826に移動しているユーザ入力824が表示される間に、閾値長さ以上の距離におけるリフトオフに応答して、(例えば、アフォーダンス826の選択を必要とせずに)メディアアイテム810Lが削除される。いくつかの実施形態では、接触が依然として検出されている間にユーザ入力接触が閾値長さを超えることに応答して、電子デバイス(例えば、600)は、閾値長さを超えたという指示を表示する(例えば、アフォーダンス826を移動させる、アフォーダンス826の表示を停止する、アフォーダンス826の色を変更する、アフォーダンス826を置き換える)。いくつかの実施形態では、接触が依然として検出されている間に閾値長さを下回るスワイプ長さ移動に応答して(例えば、入力が元のタッチダウン場所に向かってドラッグされている)、電子デバイス(例えば、600)は、閾値長さをもはや超えないという指示を表示する(例えば、アフォーダンス826を移動させる、アフォーダンス826を表示し始める、アフォーダンス826の色を変更する)。
方向性スワイプジェスチャに応答して実行されるアクションの別の例として、左への方向性スワイプである図8Jにおけるユーザ入力826の受信に応答して、電子デバイス600は、表現810Iに関連付けられたメディアアイテム810Lをお気に入りのメディアアイテムとしてマーキングさせる(例えば、メディアライブラリ内のメタデータを更新することによって)。別の例として、ユーザ入力826の受信に応答して、電子デバイスは、選択されると、表現810Iに関連付けられたメディアアイテム810Lをメディアライブラリのお気に入りのメディアアイテムとしてマーキングさせるお気に入りアフォーダンス828を表示することができる。図8Kのユーザ入力824及びアフォーダンス826に関して上述したのと同様に、ユーザ入力826の長さは、閾値長さに基づいて第1のアクション(例えば、お気に入りとしてマーキングすることなくアフォーダンス828を表示する)が実行されるか又は第2のアクション(例えば、お気に入りとしてマーキングする)が実行されるかどうかを判定することができる。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、方向性スワイプに応答して2つ以上のアクションのうちのアクションを実行し、(2つ以上のアクションのうちの)このアクションは、方向性スワイプジェスチャの方向に依存する。例えば、電子デバイス600は、ユーザ入力824(例えば、表現810I上の右へのスワイプ)に応答して、表現810によって表されるメディアアイテム810Lを削除することに関連付けられた1つ以上のアクションを実行することができ、ユーザ入力826(例えば、表現810I上の左へのスワイプ)に応答して、表示810Iによって表されるメディアアイテム810Lをお気に入りとしてマーキングすることに関連付けられた1つ以上のアクションを実行することができる。
図8M~図8Nは、全写真ビューからワンアップビューを入力するための例示的な技術を示す。この例では、図8Mの全写真ビュー810は、図8Iに示す状態と同じ状態にある(例えば、電子デバイス600がユーザ入力822を受信する前)。いくつかの実施形態では、メディアアイテム(例えば、642D)の表示された表現(例えば、810K)の場所に関連付けられたユーザ入力(例えば、図8Mの830)の受信に応答して、電子デバイス(例えば、600)は、メディアアイテム(例えば、642D)のワンアップビュー(例えば、652)を表示する。例えば、図8Mでは、電子デバイス600は、メディアアイテム642Dの表現810Kに関連付けられた場所におけるタップであるユーザ入力830を受信し、ユーザ入力830の受信に応答して、図8Nに示すように、ワンアップビュー652を表示する。図8Nに示すように、メディアアイテム642Dは、拡大されたサイズで領域652A内に表示される。図8Nでは、電子デバイス600は、上向き方向の方向性スワイプジェスチャであるユーザ入力832を受信する。
図8Oは、メディアアイテムに関連付けられた情報を閲覧及び修正するための例示的な領域を含む例示的なワンアップビューを示す。例えば、図8Oのワンアップビュー652は、メディアアイテム642Dに関連付けられた情報を閲覧及び/又は編集するための複数の領域652D~652Gを含む。いくつかの実施形態では、メディアアイテムに関連付けられた情報を閲覧及び修正するための1つ以上の領域は、メディアアイテムの表示された表現(例えば、ワンアップビュー内に表示される)に関連付けられたユーザ入力の受信に応答して表示される。例えば、電子デバイス600は、図8Nのユーザ入力832の受信に応答して、図8Oに示されるようなワンアップビュー652を表示する。
いくつかの実施形態では、見出し領域(例えば、652D)は、メディアアイテムに関連付けられた1つ以上の見出しの表示を含む。例えば、見出し領域652Dは、メディアアイテム642Dに関連付けられた表題(「見出し」)及び見出しテキスト(「ウォーターフォールパークにいるジェーン」)(例えば、メディアライブラリ内のメディアアイテムと共に保存される)を含む。いくつかの実施形態では、見出し領域に関連付けられた場所(例えば、その内部)の選択は、電子デバイス(例えば、600)に、メディアアイテムに関連付けられた見出しを編集(例えば、追加、修正、及び/又は削除)するためのインタフェースを表示させる。例えば、領域652D内の表題「見出し」又はテキスト「ウォーターフォールパークにいるジェーン」のユーザ入力選択に応答して、電子デバイス600は、見出しテキストを編集するためのテキスト入力インタフェース(例えば、テキスト入力マーカ及びキーボード)を表示することができる。いくつかの実施形態では、見出し領域は、選択されると、見出しテキストを編集するためのテキスト入力インタフェースの表示を引き起こすアフォーダンスを含む。
いくつかの実施形態では、タグ領域(例えば、652E)は、メディアアイテムに関連付けられた1つ以上のタグ(例えば、キーワード、ハッシュタグ)の表示を含む。例えば、タグ領域652Eは、メディアアイテム642Dに関連付けられた(例えば、メディアライブラリ内のメディアアイテムと共に保存される)表題(「タグ付け」)及びタグ(#ウォーターフォール、#パーク、及び#晴れ)を含む。いくつかの実施形態では、タグ領域に関連付けられた場所(例えば、その内部)の選択は、電子デバイス(例えば、600)に、メディアアイテムに関連付けられたタグを編集(例えば、追加、修正、及び/又は削除)するためのインタフェースを表示させる。例えば、領域652E内の表題「タグ付け」のユーザ入力選択に応答して、電子デバイス600は、見出しテキストを編集するためのテキスト入力インタフェース(例えば、テキスト入力マーカ及びキーボード)を表示することができる。いくつかの実施形態では、タグ付け領域は、選択されると、タグを編集するためのテキスト入力インタフェースの表示を引き起こすアフォーダンスを含む。いくつかの実施形態では、タグ領域内のタグのユーザ入力選択に応答して、電子デバイスは、選択されたタグに関連付けられた1つ以上のメディアアイテムの表現を表示する。例えば、タグ領域652E内のタグ「#パーク」の選択に応答して、電子デバイス600は、タグ「#パーク」も含むメディアアイテムの表現のビュー(例えば、日ビューと同様、全写真ビューと同様、又は別の提示において)を表示することができる。
図8Oに示すように、ワンアップビュー652はまた、領域652A内のメディアアイテム642Dに示される1人以上の個人のインジケータを含む、人々領域652Fも含む。この例では、人々領域652Fは、ジェーンとして写真内の女性を特定する人インジケータ652Hを含む。いくつかの実施形態では、人インジケータのユーザ入力選択に応答して、電子デバイスは、選択された人インジケータに関連付けられた個人を描写する1つ以上のメディアアイテムの表現を表示する。例えば、人々領域652F内のジェーンに関連付けられた人インジケータ652Hの選択に応答して、電子デバイス600は、ジェーンも含むメディアアイテムの表現のビュー(例えば、日ビューと同様、又は別の提示において)を表示することができる。
図8Oに示すように、ワンアップビュー652はまた、(例えば、メディアアイテムが撮影された)領域652A内のメディアアイテム642Dに関連付けられた地理的位置に関する地図及びインジケータを含む場所領域652Gを含む。この例では、場所領域652Gは、メディアアイテム642Dがキャプチャされた場所のインジケータを含む地図652Iを含む(例えば、メディアライブラリ内のメディアアイテムに関連付けられたメタデータ内の地理的位置情報に基づいて判定されるように)。いくつかの実施形態では、地図のユーザ入力選択に応答して、電子デバイスは、1つ以上の類似の地理的位置からの地図及び/又は1つ以上のメディアアイテム(又はそのインジケータ)のより大きな表現を表示する。
いくつかの実施形態では、1つ以上の領域を表示するために、ワンアップビュー652は、(例えば、垂直に)スクロール可能である。例えば、図8Oのワンアップビュー652における上向き方向性スワイプ(例えば、領域652E上のスワイプアップ)は、1つ以上の領域を表示することができるか又は部分的に表示された領域のより多くを明らかにすることができる。例えば、上向きスワイプに応答して、電子デバイス600は、領域を上方にスクロールし、部分的に表示された地図652Iのうちのより多くを場所領域652Gに表示することができる。
図8P~図8Qは、表示されたメディアアイテムの実際のそれぞれのアスペクト比を有するように、均一なアスペクト比を有することからビュー内のメディアアイテムの表現を変更することを示す。
図8Pは、複数列複数行アレイ内に配置され且つ均一なアスペクト比を有する(例えば、各表現は、同じ幅及び/又は高さを有する)メディアアイテムの表現を有する例示的な全写真ビュー810を示す。この例では、図8Pに示される各表現(例えば、810I及び810K)は、同じ幅及び高さを有する。この例では、全写真ビュー810は、横長ビューで表示される(例えば、実質的に水平であるようにデバイスの回転を検出することに応答して)。いくつかの実施形態では、他のビュー(例えば、608、614、626、640)は、横長ビューで表示されることができる。いくつかの実施形態では、ビュー(例えば、810)は、その下方にあるメディアアイテムの実際のアスペクト比で表現を表示させるためのアフォーダンス(例えば、810M)を含む。例えば、図8Pでは、全写真ビュー810は、フルフレームアフォーダンス810Mを含む。いくつかの実施形態では、それらの下方にあるメディアアイテムの実際のアスペクト比で表現を表示させるためのアフォーダンス(例えば、810M)は、満たされている1つ以上の条件に従って表示される。いくつかの実施形態では、この条件は、以下のうちの1つ以上を含む:表現が、均一なアスペクト比を有して現在表示されていること、電子デバイス(例えば、600)が現在特定の向きにあること(例えば、水平横長モードにある)、電子デバイス(例えば、600)が特定のタイプの電子デバイスであること(例えば、アフォーダンスは、いくつかのデバイスには表示されるが、他には表示されない)、及び電子デバイス(例えば、600)が表示寸法基準を満たす表示を含むこと(例えば、アフォーダンスは、大きなディスプレイを有するデバイスに表示されるが、小さなディスプレイを有するデバイスには表示されない)。例えば、アフォーダンス810Mは、電子デバイス600が横長モードに配置されている(例えば、1つ以上の加速度計によって検出されるように水平に回転される)ことに応答して表示される。
図8Qは、その下方にあるメディアアイテムの実際のアスペクト比で表示されるメディアアイテムの表現を有する(例えば、各表現は、必ずしも他の表現と同じではないアスペクト比を有する)、例示的な全写真ビュー810を示す。この例では、電子デバイス600は、フルフレームアフォーダンス810Mの選択を表すユーザ入力854の受信に応答して、図8Qの全写真ビュー810を表示する。図示のように、図8Pの均一なアスペクト比表現は、様々なアスペクト比の表現と置き換えられるように遷移しており、これは、それぞれの各表現の下方にあるメディアアイテムの実際のアスペクト比を表す。例えば、図8Qにおける表現810Kは、メディアアイテムが縦長スタイル(例えば、水平幅よりも長い垂直高さ寸法を有するアスペクト比)で撮影されたため、図8Pの表現810Kよりも短い幅を有する。いくつかの実施形態では、下方にあるメディアアイテムの同じ実際のアスペクト比を有する表示されたメディアアイテムの表現は、下方にあるメディアアイテムのトリミングを含まない。例えば、(例えば、図8Pのように)アレイスタイルで(例えば、均一グリッドとして)表示されるメディアアイテムの表現は、下方にあるメディアアイテムのトリミングされたバージョンとすることができるが、(例えば、図8Qのように)フルフレームスタイルで表示されるメディアアイテムの表現は、下方にあるメディアアイテムの非トリミングバージョン(例えば、縮小サイズで表示されたメディアアイテムの全体を含む)とすることができる。(例えば、他の表現を伴うカスタマイズされたズームレベルで)メディアアイテムの実際のアスペクト比を表示する能力を提供することは、(例えば、ワンアップビューにおいて)メディアアイテムを選択して閲覧する必要なく、メディアアイテムの特性を容易に閲覧して比較することを可能にする。
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、均一なアスペクト比を有する配置で表現を表示するためのアフォーダンス(例えば、810N)を表示する。例えば、図8Qでは、電子デバイス600は、ユーザ入力854の受信に応答して、グリッドアフォーダンス810Nによってフルフレームアフォーダンス810Mを置き換えている。更なる例では、図8Qにおけるアフォーダンス810Nの選択の受信に応答して、電子デバイス600は、図8Pに示すように、全写真ビュー810の表示に戻ることができ、表現は均一なアスペクト比を有する。
図9は、いくつかの実施形態に係る、電子デバイスを使用してメディアアイテムの集合をナビゲートするための方法を示すフロー図である。方法900は、ディスプレイデバイス及び1つ以上の入力デバイスを有するデバイス(例えば、100、300、500)において実行される。方法900のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法900は、メディアアイテムの集合をナビゲートするための直感的な方法を提供する。この方法は、メディアアイテムの集合をナビゲートするためのユーザの認識的負担を軽減し、それにより、より効率的なヒューマン-マシンインタフェースを形成する。バッテリ動作式コンピューティングデバイスの場合、ユーザがより高速且つ効率的にメディアアイテムの集合をナビゲートすることを有効化することで、電力を節約し、バッテリ充電間の時間を延ばす。
電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイスを介して、メディアアイテムの集合(例えば、図8A~図8Bのメディアアイテム642C、642D、615E、642A、及び642Bを含む集合)(例えば、メディアライブラリ;日又はイベントなどの特定期間(例えば、複数日)からのメディアアイテム)の第1のビュー(例えば、図8Aの日ビュー640)内にメディアアイテム(例えば、図8Aの642C及び642D)の第1の複数の表現(例えば、図8Aの640F及び640G)を表示し(例えば、902)、メディアアイテムの集合内の複数のメディアアイテム(例えば、図8Bの615E、642A、及び642B)は、経時的に再生されることができるコンテンツ(例えば、ビデオ又は画像のシーケンス)を含む。
第1のビュー(例えば、図8Bの日ビュー640)内にメディアアイテム(例えば、図8Aの642C及び642D)の第1の複数の表現(例えば、図8Aの640F及び640G)を表示している間に、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、経時的に再生されることができるコンテンツ(例えば、ビデオ又は画像のシーケンス)を含む2つ以上のメディアアイテム(例えば、615E、642A、及び642B)の表現(例えば、図8Bにおける640C、640D、及び640E)を含むメディアアイテムの集合の第1のビューの一部をナビゲート(例えば、スクロール)する要求に対応する第1の入力(例えば、802)(例えば、スクロールするためのスワイプ)を受信する(904)。
第1の入力(例えば、802)の受信に応答して、電子デバイス(例えば、600)は、メディアアイテムの集合の第1のビュー(例えば、640)をナビゲート(例えば、スクロール、パン)し(例えば、ビュー640は、図8A~図8Bに示すようにスクロールダウンする)(906)、メディアアイテムの集合の第1のビューをナビゲートしている間に、複数のメディアアイテム(例えば、図8Bの615E、642A、及び642B)におけるメディアアイテムのうちの2つ以上(例えば、図8B~図8Cに示すように615E及び642A)からのコンテンツを自動的に再生する。例えば、入力802に応答して、電子デバイス600は、図8Aに示される状態から図8Bに示す状態までビュー640をスクロールし、次いで、図8B~図8Cに示すようにメディアアイテム615E及び642Aを自動的に再生する(例えば、経時的な再生から双方のメディアアイテムの表現を変化させることを示す)。
メディアアイテムの集合の第1のビュー(例えば、640)をナビゲートした後、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、メディアアイテムの集合の第2のビュー(例えば、全写真ビュー810)に切り替える要求に対応する第2の入力(例えば、804)(例えば、全ての写真アフォーダンスなどのアフォーダンス上でのタップ)を受信する(908)。
第2の入力(例えば、804)の受信に応答して、電子デバイス(例えば、600)は、メディアアイテムの集合の第2のビュー(例えば、図8Dの全写真ビュー810)内のメディアアイテム(例えば、図8Dの615E、642A、642B)の第2の複数の表現(例えば、図8Dの810A、810B、810C)(例えば、第1のビューと同じメディアアイテムの表現、又は第1のビュー内の集合からのメディアアイテムの異なるセット(例えば、スーパーセット若しくはサブセット)の表現とすることができる;異なるアスペクト比、サイズ、順序などとすることができる)を表示する(910)。
メディアアイテムの集合の第2のビュー(例えば、図8Dの全写真ビュー810)内のメディアアイテム(例えば、図8Dの615E、642A、642B)の第2の複数の表現(例えば、図8Dの810A、810B、810C)を表示している間に、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、経時的に再生されることができるコンテンツ(例えば、ビデオ又は画像のシーケンス)を含む2つ以上のメディアアイテム(例えば、615E及び642A)(例えば、第1のビューと同じ2つ以上、又は異なる2つ以上)の表現を含むメディアアイテムの集合の第2のビューの一部分をナビゲート(例えば、スクロール)する要求に対応する第3の入力(例えば、812)(例えば、スクロールするためのスワイプ)を受信する(912)。
第3の入力(例えば、812)の受信に応答して、電子デバイス(例えば、600)は、複数のメディアアイテム内のメディアアイテムからのコンテンツを自動的に再生することなく(例えば、メディアアイテム615E及び642Aからのコンテンツを自動的に再生しない)、メディアアイテムの集合の第2のビューをナビゲートする(914)(例えば、図8D~図8Eに示すようにビュー810をスクロールする)。例えば、経時的に再生されることができるメディアアイテムは、全写真ビュー(例えば、810)内で自動的に再生されない。
メディアアイテムの集合の第2のビューではなく、メディアアイテムの集合の第1のビュー内にコンテンツを自動的に再生することは、選択されたビューに応じて自動的に結果として生じるメディアアイテムを閲覧するための異なるインタフェースオプションをユーザに提供する。更なるユーザ入力を必要とせずに条件のセットが満たされたときに動作を行うことにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、集合内の複数のメディアアイテム(例えば、615E、642A、及び642B)(例えば、経時的に再生されることができるコンテンツを含むメディアアイテム)は、自動再生のために選択されない経時的に再生されることができるコンテンツを含む、少なくとも1つのメディアアイテム(例えば、642B)(例えば、メディアアイテム642Bは、図8B~図8Cにおいて再生されない)を含み、少なくとも1つのメディアアイテムは、2つ以上のメディアアイテム(例えば、615E及び642A)とは異なる。例えば、少なくとも1つのビデオ/画像のシーケンスは、自動的に再生されない(例えば、日ビュー640において)。メディアアイテムの集合をナビゲートしている間に、電子デバイス(例えば、600)は、自動再生のために選択されない複数のメディアアイテムの少なくとも1つのメディアアイテムからのコンテンツの自動再生を控える(例えば、メディアアイテム642Bは、図8B~図8Cでは再生されない)。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、複数のメディアアイテムの所定の数(例えば、1つ、2つ、又は3つ)を同時に再生することを防止する。例えば、図8B~図8Cでは、2つのメディアアイテム615E及び642Aのみが、一度に再生される。
少なくとも1つのメディアアイテムからのコンテンツを自動再生することを控えることは、ユーザの煩わしさを回避すると共に、より少ないメディアアイテムを同時に再生することによって、電力使用を低減する。更なるユーザ入力を必要とせずに条件のセットが満たされたときに動作を行うことにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、自動再生のために選択された2つ以上のメディアアイテム(例えば、615E及び642A)は、自動再生のために選択されない1つ以上のメディアアイテム(例えば、642B)よりも大きく表示される(例えば、少なくとも1つのそれぞれの寸法において大きい)(例えば、自動再生コンテンツは、x方向寸法、y方向寸法、又は双方において大きい)。例えば、図8B~図8Cの日ビュー640において、(自動再生のために選択された)メディアアイテム615E及び642Aは、(選択されない)642Bよりも大きく表示される。いくつかの実施形態では、メディアアイテムが自動再生のために選択されているとの判定に従って、自動再生のために選択されたメディアアイテムを表示することは、再生閾値サイズを超えるサイズでメディアアイテムを表示することを含み、メディアアイテムが自動再生のために選択されていないとの判定に従って、自動再生のために選択されないメディアアイテムを表示することは、メディアアイテムを再生閾値サイズ未満のサイズで表示することを含む。例えば、再生閾値サイズは、再生されるコンテンツが表示される最小サイズとすることができる(例えば、ユーザがそれを快適に閲覧するために小さすぎるサイズでのビデオコンテンツの表示を回避するために)。
自動的に再生されないコンテンツよりも大きく自動的に再生されたコンテンツを表示することは、ユーザが更なる入力を必要とせずに再生されたコンテンツをより容易に閲覧することを可能にする。更なるユーザ入力を必要とせずに条件のセットが満たされたときに動作を行うことにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、2つ以上のメディアアイテム(例えば、615E及び642A)は、自動再生のために選択されない他のメディアアイテム(例えば、642B)よりも高い優先度を有する2つ以上のメディアアイテムに基づいて、自動再生のために選択される。いくつかの実施形態では、メディアアイテムは、以下のうちの1つ以上に基づいて、自動再生のために優先される(例えば、選択される):メディアアイテムがユーザによって好まれるかどうか、メディアアイテムの画像品質(例えば、高品質画像が優先度を有する)、メディアアイテムの長さ(例えば、画像又はビデオのシーケンス)(例えば、より長いメディアアイテムが優先度を有する)、メディアアイテムの画像組成(例えば、対象が中心に置かれ、可視であり、露光が正しいかなど、メディアアイテムが、良好に構成されたシーンを描写するかどうか)、メディアアイテム中に生じるアクション(例えば、画像フレーム内の移動は、対象が静止したままであるビデオよりも優先される)、及びメディアアイテム内に描写される人(例えば、ユーザ及び/又はその家族が他人よりも優先度を得る)。
いくつかの実施形態では、メディアアイテムの集合の第2のビュー(例えば、図8Dの810)内にメディアアイテム(例えば、図8Dの615E、642A、642B)の表現(例えば、図8Dの810A、810B、810C)を表示することは、ディスプレイデバイスを介して、第1の間隔(例えば、メディアアイテムの水平寸法、メディアアイテムの垂直寸法)を有する複数列複数行アレイとして(例えば、グリッドとして)配置された第2のビュー内のメディアアイテムの表現(例えば、図8Dの810A、810B、810C)を表示することを含む。例えば、図8Dの例示的な第2のビュー810は、例示的な複数行(例えば、6行が表示され、より多くがナビゲートによってアクセスされることができる)複数列(例えば、3列)アレイに配置された表現を含む。いくつかの実施形態では、複数行複数列アレイの間隔(例えば、第1の間隔)は、アレイ内のメディアアイテム間の水平寸法及び/又はアレイ内のメディアアイテム間の垂直寸法を含む。例えば、例示的な第1の間隔は、各メディアアイテムが200画素(幅)×200画素(高さ)の領域を占有していることを示すことができる(例えば、メディアアイテムがその全領域を占有して表示されている場合、メディアアイテム表現は、200画素×200画素の寸法を有する)。いくつかの実施形態では、メディアアイテムは、間隔寸法によって形成される領域未満を占有することができる。いくつかの実施形態では、間隔(例えば、第1の間隔)は、均一な水平寸法(例えば、メディアアイテムの)、均一な垂直寸法(例えば、メディアアイテムの)、又はその双方を含む。例えば、メディアアイテムは、200画素の均一な増分で水平方向に離間配置されることができ(例えば、1つのメディアアイテムの左縁部は、行内の次のメディアアイテムの左縁部から200画素である)、メディアアイテムは、200画素の均一な増分で垂直方向に離間配置されることができる(例えば、1つのメディアアイテムの上縁部は、行内の次のメディアアイテムの上縁部から200画素である)。いくつかの実施形態では、水平寸法及び垂直寸法は異なる。電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第4の入力(例えば、814、818)(例えば、アフォーダンス上のデピンチ、ピンチ、タップ(例えば、810E又は810F、+/-ボタン;矢印))を受信する。第4の入力の受信に応答して、第4の入力が(例えば、818などのデピンチである)(例えば、タッチ感知面上の入力はデピンチであり、入力は、ズームインアフォーダンスの選択である)ズームインする要求に対応するとの判定に従って、電子デバイス(例えば、600)は、第2の間隔を有するように第2のビュー内のメディアアイテムの表現を再配置し(例えば、図8Gから図8Hへと全写真ビュー810を変更する)、これは、メディアアイテムの表現の表示される行の数、及びメディアアイテムの表現の表示される列の数(例えば、図8Hでは、表示された行(4)及び列(2)の数は、図8Gの行(20)及び列(10)の数から変更される)のうちの1つ以上を低減すること、及び第2のビュー内のメディアアイテムの表現のサイズ(例えば、高さ及び/又は幅)を増加させること(例えば、図8Hでは、表示された表現のサイズは、図8Gから増加している)を含む。いくつかの実施形態では、第2のビュー内のメディアアイテムの表現のサイズは均一である(例えば、各表現は同じ寸法を有する)。いくつかの実施形態では、全ての表現のサイズは、増加及び/又は減少に応答して均一なままである。第4の入力の受信に応答して、第4の入力が(例えば、814などのピンチジェスチャ)(例えば、タッチ感知面上の入力はピンチであり、入力は、ズームアウトアフォーダンスの選択である)ズームアウトする要求に対応するとの判定に従って、電子デバイス(例えば、600)は、第3の間隔を有するように第2のビュー内のメディアアイテムの表現を再配置し(例えば、図8Eから図8Fへと全写真ビュー810を変更する)、これは、メディアアイテムの表現の表示される行の数、及びメディアアイテムの表現の表示される列の数(例えば、図8Fでは、表示された行(10)及び列(6)の数は、図8Eの行(6)及び列(3)の数から変更される)のうちの1つ以上を増加させること、及び第2のビュー内のメディアアイテムの表現のサイズ(例えば、高さ及び/又は幅)を縮小すること(例えば、図8Fでは、表示された表現のサイズは、図8Eから縮小している)を含む。
いくつかの実施形態では、第4の入力(例えば、814、818)を受信した後、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第5の入力(例えば、816、820)(例えば、ズームインアフォーダンス上のデピンチ、タップ)を受信する。第5の入力の受信に応答して、第2の間隔を有する第2のビュー(例えば、図8Hに示すような全写真ビュー810)内にメディアアイテムの表現を表示しながら(例えば、第2のズームイン要求)、第5の入力が(例えば、入力820、ズームアフォーダンス810F上のタップ)(例えば、入力はデピンチであり、入力は、ズームインアフォーダンスの選択である)ズームインする要求に対応するとの判定に従って、電子デバイス(例えば、600)は、第4の間隔を有するように第2のビュー内のメディアアイテムの表現を再配置し(例えば、図8Hから図8Iへと全写真ビュー810を変更する)、これは、メディアアイテムの表現の表示される行の数、及びメディアアイテムの表現の表示される列の数(例えば、図8Iでは、表示された行(3)及び列(1)の数は、図8Hの行(4)及び列(2)の数から変更される)のうちの1つ以上を低減すること、及び第2のビュー内のメディアアイテムの表現のサイズ(例えば、高さ及び/又は幅)を増加させること(例えば、図8Iでは、表示された表現のサイズは、図8Hから増加している)を含む。第5の入力の受信に応答して、第3の間隔を有する第2のビュー(例えば、図8Fに示すような全写真ビュー810)内にメディアアイテムの表現を表示しながら(例えば、第2のズームアウト要求)、第5の入力が(例えば、入力816である)(例えば、入力はピンチであり、入力は、ズームアウトアフォーダンスの選択である)ズームアウトする要求に対応するとの判定に従って、電子デバイス(例えば、600)は、第5の間隔を有するように第2のビュー内のメディアアイテムの表現を再配置し(例えば、図8Fから図8Gへと全写真ビュー810を変更する)、これは、メディアアイテムの表現の表示される行の数、及びメディアアイテムの表現の表示される列の数(例えば、図8Gでは、表示された行(20)及び列(10)の数は、図8Fの行(10)及び列(6)の数から変更される)のうちの1つ以上を増加させること、及び第2のビュー内のメディアアイテムの表現のサイズ(例えば、高さ及び/又は幅)を縮小すること(例えば、図8Gでは、表示された表現のサイズは、図8Fから縮小している)を含む。
いくつかの実施形態では、第2の間隔を有するように第2のビュー(例えば、810)内のメディアアイテムの表現を再配置することは、第2のビュー内のメディアアイテムの表現を(例えば、図8Iに示すように)メディアアイテムの表現の単一アイテムアレイ(例えば、垂直スクロール可能な列、又は水平スクロール可能な行)に再配置することを含む。メディアアイテムの表現の単一アイテムアレイを表示している間に、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、メディアアイテムの集合からの第1のメディアアイテム(例えば、810L)の表現(例えば、図8Jの810I)の場所における第6の入力(例えば、822、824、826)(例えば、垂直スワイプ、水平スワイプ)を受信する。第6の入力の受信に応答して、第6の入力が第1の方向(例えば、垂直方向、上、下)におけるスワイプ(例えば、入力822である下向きスワイプ)ジェスチャを表すとの判定に従って、電子デバイス(例えば、600)は、メディアアイテムの集合からの第2のメディアアイテムの表現を表示するためにメディアアイテムの集合をナビゲート(例えば、スクロール)する(例えば、図8Iから図8Jへの全写真ビューを変更する)(例えば、新たなメディアアイテムを明らかにするために、単一アイテム幅アレイをスクロールする)。いくつかの実施形態では、単一アイテム幅アレイは、複数の方向(例えば、上下)にスクロールされることができる。第6の入力が第1の方向(例えば、下)とは異なる(それに対して垂直又は実質的に垂直)第2の方向における(例えば、水平方向、左、右)スワイプ(例えば、入力824、826;水平スワイプ)ジェスチャを表すとの判定に従って、電子デバイス(例えば、600)は、第1のメディアアイテムに関連付けられたアクション(例えば、削除のためにマーキングする、お気に入りとしてマーキングする)を実行する。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、第2の方向におけるスワイプ(例えば、824、826)に応答して、集合をナビゲートすることを控える。いくつかの実施形態では、アクションを実行することは、対応するメディアアイテムを削除すること(又は削除のマーキング)を含む。いくつかの実施形態では、アクションを実行することは、メディアアイテムをお気に入りメディアアイテム(又は、「好き」若しくは「重要」又は「星印」メディアアイテムなどの類似のもの)としてマーキングすることを含む。いくつかの実施形態では、アクションを実行することは、選択されると、別のアクション(例えば、削除のためのメディアアイテムをマーキングする、お気に入りとしてメディアアイテムをマーキングする)を実行させるアフォーダンス(例えば、826、828)(例えば、削除アフォーダンス、お気に入りアフォーダンス)を表示することを含む。いくつかの実施形態では、第2の方向(例えば、右)のスワイプジェスチャは、第1の記憶されたプロパティ(例えば、メディアアイテムを削除する)を変更し、第3の方向(例えば、左)のスワイプジェスチャは、第2の記憶されたプロパティ(例えば、お気に入りとしてアイテムをマーキングする)(例えば、図8J~図8Lに示すように)を変更する。いくつかの実施形態では、(例えば、図8Iに示すように)単一アイテムの幅アレイ内のメディアアイテムの表現は、それぞれ、均一なサイズ(例えば、下方にあるメディアアイテムからの画像コンテンツのトリミングを必要とすることができる、同じ寸法及びアスペクト比)で表示される(例えば、図8Iでは、表現は均一なサイズの矩形である)。いくつかの実施形態では、単一アイテム幅アレイ内のメディアアイテムの表現は、それぞれ、それらの対応するメディアアイテムのそれぞれのアスペクト比で表示される(例えば、各表現は、単一アイテムの幅アレイ内に表示される異なるアスペクト比を有する表現をもたらすことができる、下方にあるメディアアイテムと同じアスペクト比を有する)。例えば、200画素×500画素の寸法を有するメディアアイテムは、そのアスペクト比(例えば、200:500)で表示され、600画素×400画素の寸法を有するメディアアイテムは、そのアスペクト比(例えば、600:400)で表示される。
ズームインに対する要求に応答して、メディアアイテムの表示を単一アイテム幅アレイに再配置することは、ユーザが追加の制御又はジェスチャを必要とせずに、そのような配置を容易に入力するための直感的な方法を提供する。表示される追加コントローラによってUIを雑然とさせることなく、追加制御オプションを提供することにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザを適切な入力を付与するのを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
方向に応じて、メディアアイテムのプロパティをナビゲート又は変更するために方向性ジェスチャを使用することは、ユーザが追加の制御又はジェスチャを必要とせずに、いずれかのアクションを実行するための直感的な方法を可能にする。表示される追加コントローラによってUIを雑然とさせることなく、追加制御オプションを提供することにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザを適切な入力を付与するのを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、メディアアイテムの集合の第1のビュー(例えば、640)をナビゲートすることは、第1のビュー内のメディアアイテムの集合をスクロールする(例えば、図8Aから図8Bへと640をスクロールする)ことを含む。いくつかの実施形態では、メディアアイテムの集合をナビゲートしながら複数のメディアアイテムにおけるメディアアイテムのうちの2つ以上(例えば、図8B~図8Cに示されるような615E及び642A)からのコンテンツを自動的に再生することは、第1のビュー内のメディアアイテムの集合をスクロールしている間に、第1のビュー内の第1のメディアアイテム(例えば、ディスプレイ上の所定の場所に到達した際に再生を開始するメディアアイテム)のスクロール位置に少なくとも部分的に基づいて、2つ以上のメディアアイテム(例えば、図8B~図8Cに示されるような615E及び642A)のうちの第1のメディアアイテム(例えば、615E)からのコンテンツを自動的に再生することを含む(例えば、メディアアイテム615Eは、全写真ビュー640が入力802に応答してスクロールされるときに所定の場所に到達すると再生を開始する)。いくつかの実施形態では、他の要因は、所定の数のメディアアイテムが既に自動的に再生しているかどうかを含む、メディアアイテムが自動的に再生し始めるかどうかに影響を及ぼす。例えば、デバイスは、所定の数以下のメディアアイテム(例えば、2つの時間の)を自動的に再生することができ、したがって、所定の数を超える任意のメディアアイテムは、他のメディアアイテムのうちの少なくとも1つが再生されることを停止するまで再生を開始しない。
スクロール位置に基づいてコンテンツを自動的に再生することは、メディアアイテムがディスプレイ上の適切な場所にある可能性を考慮に入れたインテリジェントなインタフェースを提供する。更なるユーザ入力を必要とせずに条件のセットが満たされたときに動作を行うことにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のビュー内のメディアアイテムの集合をスクロールする(例えば、図8Aから図8Bへと640をスクロールする)間に、且つ2つ以上のメディアアイテム(例えば、図8B~図8Cに示されるような615E及び642A)のうちの第1のメディアアイテム(例えば、615E)からのコンテンツを自動的に再生している間に、電子デバイス(例えば、600)は、第1のビュー内の第2のメディアアイテムのスクロール位置に少なくとも部分的に基づいて、2つ以上のメディアアイテム(例えば、図8B~図8Cに示されるような615E及び642A)のうちの第2のメディアアイテム(例えば、642A)からのコンテンツを自動的に再生し、2つ以上のメディアアイテムのうちの第1のメディアアイテムの表現を表示し続けながら2つ以上のメディアアイテムのうちの第1のメディアアイテム(例えば、615E)からのコンテンツの自動再生を停止する。いくつかの実施形態では、第1のメディアアイテムは、スクロール位置に少なくとも部分的に基づいて自動再生を停止する。例えば、第2のメディアアイテム(例えば、642A)がそれを自動的に再生させるスクロール位置に到達したことに応答して、又は第1のメディアアイテム(例えば、615E)が自動再生を停止することに関連付けられた異なるスクロール位置に到達したことに応答して、第1のメディアアイテムは、自動再生を停止する。いくつかの実施形態では、第1のメディアアイテムは、(例えば、それを自動的に再生し始めさせるスクロール位置とは異なる)第2の所定のスクロール位置に到達したことに応答して、自動再生を停止する(例えば、ナビゲーション中にディスプレイ上に現れると再生を開始し、ナビゲーションが継続するときにディスプレイからスクロールオフされる直前に再生を停止する)。
いくつかの実施形態では、メディアアイテムの集合の第1のビュー(例えば、640)内に表示されるメディアアイテム(例えば、図8Cの615E、642A、642B)は、(例えば、互いに類似しているメディアアイテムを除外することによって)メディアアイテムの集合の第2のビュー(例えば、810)内に表示される1つ以上のメディアアイテムを除外するように選択される(例えば、全写真ビュー810は、日ビュー640に含まれないメディアアイテムを含む)。例えば、第2のビュー(例えば、810)は、メディアライブラリ内の全てのメディアアイテムの表現を含むことができ(例えば、第2のビューをスクロールすることによってアクセス可能である)、一方、第1のビュー(例えば、640)は、第2のビュー内に含まれるメディアアイテムよりも少ないサブセットを含む。
いくつかの実施形態では、第1のビュー(例えば、640)内のメディアアイテム(例えば、615E、642A、642B)の第1の複数の表現(例えば、図8Cの640C、640D、640E)は、少なくとも2つの異なるサイズ(例えば、アスペクト比及び/又は寸法)である表現を含み(例えば、図8Cでは、異なるサイズを有する表現が表示される)、第2のビュー(例えば、810)内のメディアアイテム(例えば、615E、642A、642B)の第2の複数の表現(例えば、図8Dの810A、810B、810C)は、それぞれが均一なサイズ(例えば、同じ寸法を有する)である表現を含む(例えば、図8Dでは、それぞれ同じサイズである表現が表示される)。例えば、第2のビュー内のメディアアイテムの第2の複数の表現内のメディアアイテムの全ての表示された表現は、同じサイズで表示される。
いくつかの実施形態では、第1のビュー(例えば、640)又は第2のビュー(例えば、810)のいずれかを表示している間に、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、メディアアイテム(例えば、642D)の表現(例えば、図8Mにおける810K)の選択に対応する第7の入力(例えば、8A、図8H、又は図8Jにおけるメディアアイテム842Dの選択)(例えば、830)(例えば、タップ)を受信する。第7の入力の受信に応答して、電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイスを介して、第1のビュー又は第2のビューの表示を、選択されたメディアアイテム(例えば、642D)のワンアップビュー(例えば、図8Nに示されるような652)の表示に置き換える。
いくつかの実施形態では、選択されたメディアアイテム(例えば、642D)のワンアップビュー(例えば、図8Nの652)を表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、第8の入力(例えば、832)(例えば、上向きスワイプ)を受信する。第8の入力の受信に応答して、且つ選択されたメディアアイテムの少なくとも一部を(例えば、図8Oに示されるような領域642D内に)表示し続ける間に、第8の入力が第3の方向(例えば、上)におけるスワイプジェスチャであるとの判定に従って、ディスプレイデバイスを介して、選択されたメディアアイテムと関連付けるために、情報(例えば、1つ以上の見出し、1つ以上のタグ)を入力するための1つ以上のオプション(例えば、図8Oの652D、652E)(例えば、アフォーダンス、テキスト入力フィールド)を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上のオプション(例えば、その後のオプション及び文字入力の選択)を介して情報(例えば、見出し、タグ)の入力を受信し、入力された情報を、選択されたメディアアイテムに記憶及び関連付けさせる。いくつかの実施形態では、1つ以上のオプションは、アフォーダンス(例えば、652D、652E)、テキスト入力フィールド、又は情報が入力されることができることを選択される及び/又は指示することができる他のグラフィカル要素を含む。いくつかの実施形態では、情報は、選択されたメディアアイテムの見出し、及び選択されたメディアアイテムのタグ(例えば、ハッシュタグ)のうちの1つ以上を含む。いくつかの実施形態では、1つ以上のオプションは、以下のうちの1つ以上を含む、選択されたメディアアイテムに関するデータ(例えば、メタデータ)を含む追加フィールド(例えば、652F、652G)と共に表示される:他の関連情報のうち、(例えば、652Hによって示されるような)選択されたメディアアイテム内に描写された人々(例えば、顔及び/又は氏名)、メディアアイテムをキャプチャしたデバイスの識別子(例えば、カメラモデル)、(例えば、652Iによって示されるような)メディアアイテムの地理的位置(例えば、キャプチャされた位置)。いくつかの実施形態では、1つ以上のオプションは、スクロール可能なインタフェースに表示される。例えば、インタフェース652は、スクロールされて、1つ以上のオプション(又は選択されたメディアアイテムに関するデータ)を明らかにすることができる。いくつかの実施形態では、第8の入力ジェスチャは、アフォーダンス上のタップであり、これにより、デバイスは、応答して(例えば、スワイプの代わりに、又はスワイプの代替として)1つ以上のオプションを表示させる。いくつかの実施形態では、選択されたメディアアイテムに関連付けられたタグの選択(例えば、図8Oにおけるタグ「#パーク」の選択)に対応する入力に応答して、デバイスは、選択されたタグにも関連付けられている他のメディアアイテムの1つ以上の表現を表示する(例えば、タグをタップしてタグのスマートアルバムを閲覧する)。
表示されたメディアアイテムに関する情報を入力するためのオプションにアクセスするための方向性ジェスチャを使用することは、追加の制御又はジェスチャを必要とせずに、メディアアイテム上で関連する動作を実行する直観的な方法をユーザに提供する。表示される追加コントローラによってUIを雑然とさせることなく、追加制御オプションを提供することにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザを適切な入力を付与するのを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、メディアアイテムの集合の第1のビュー(例えば、640)又はメディアアイテムの集合の第2のビュー(例えば、644)のいずれかを表示している間に、電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイスを介して、メディアアイテムの集合の第1のメディアアイテムのセット(例えば、第1の日、又は第1の日付範囲からのメディアアイテム)(例えば、図8Aにおける5月1-2日からのメディアアイテム)と、メディアアイテムの集合の第2のメディアアイテムのセット(例えば、第2の日、又は第2の日付範囲からのメディアアイテム)(例えば、図8Aにおける4月18-19日からのメディアアイテム)との間の境界の指示(例えば、644)を表示し、第1のメディアアイテムのセットは、第2のメディアアイテムのセットとは異なり(例えば、セット間の含まれるメディアアイテムの重複がない)、第1のメディアアイテムのセットは、第1の基準(例えば、それぞれ同じ日、日付の範囲、及び/又は場所からの)(例えば、それぞれは、図8Aに示されるように2018年5月1-2日からのものである)を満たすことに基づいて互いに関連し、第2のメディアアイテムのセットは、第1の基準とは異なる第2の基準(例えば、それぞれ同じ日、日付の範囲、及び/又は場所からの)(例えば、それぞれは、図8Aに示されるように2018年4月18-19日からのものである)を満たすことに基づいて互いに関連する。例えば、第1のメディアアイテムのセットは、第2の基準を満たさず、第2のメディアアイテムのセットは、第1の基準を満たさない(例えば、セットは互いに排他的である)。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、現在表示されているビューのスクロールに応答して、第1のセットと第2のセットとの間の境界の指示を表示する(例えば、644は、図6L~図6Mに示されるようにスクロールを引き起こす入力648に応答して、第1のセット上に表示される)。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、スクロール終了に関連付けられたイベントの後の所定の時間量(例えば、スクロールを生じさせた入力がデバイスによって検出されることを停止した後、又はスクロール移動が停止した後)境界の指示を表示することを停止する。例えば、セット間の境界の指示は、視覚的支援として表示され(例えば、メディアアイテムの異なる論理グループをスクロールしている間に注目を集中させるために)、若干の時間の後に消える。
異なるメディアアイテムのセット間の境界の指示を表示することは、ユーザがオブジェクトのグループ間の境界を特定し、改善されたフィードバックを提供することによってより高速なナビゲーションを可能にするのに役立つ。改善されたフィードバックを提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援しユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースがより効率的になり、このことにより更に、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用可能になることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、メディアアイテムの集合の第1のメディアアイテムのセット(例えば、図8Aの5月1-2日からのメディアアイテム)と、第2のメディアアイテムのセット(例えば、図8Aの4月18-19日からのメディアアイテム)との間の境界の指示(例えば、644)を表示することは、以下を同時に表示することを含む:第2のメディアアイテムのセットが現在閲覧されているメディアアイテムのセットではない(例えば、図8Aにおいてディスプレイの中心を占有していない)とき、(例えば、図8Aに示すように)淡色化された外観を有する第2のメディアアイテムのセットの少なくとも一部、及び第1のメディアアイテムのセットが現在閲覧されているメディアアイテムのセットである(例えば、図8Aにおいてディスプレイの中心を占有している)とき、(例えば、図8Aに示すように)淡色化された外界を有しない第1のメディアアイテムのセットの少なくとも一部。いくつかの実施形態では、現在閲覧されているメディアアイテムのセットは、現在のビュー内の所定の場所(例えば、ディスプレイの中心)を占有するメディアアイテムのセットである。例えば、第1のメディアアイテムのセットに関連付けられたオブジェクト(例えば、セットからのメディアアイテム)が、(例えば、ビューが垂直にスクロール可能である垂直方向に)ディスプレイの中心位置を占有するとき、第1のセットは、現在閲覧されているメディアアイテムのセットである。例えば、図8Aの5月1-2日からのメディアアイテムは、ディスプレイの中心を占有し、したがって、現在閲覧されているメディアアイテムのセットである。いくつかの実施形態では、現在のセットが部分的に表示されている間に、1つ以上の他のセットは少なくとも部分的に表示されることができ、他のセットは、(例えば、現在閲覧されているセット上の焦点を強調する一方で、依然として隣接するセットが見えることを可能にするために)淡色化された外観を有して表示される。例えば、図8Aの4月18-19日からのメディアアイテムのセットは、5月1-2日からの現在閲覧されているセットと同時に部分的に表示されるが、淡色化された外観を有する(インジケータ644と重ね合わされる)。いくつかの実施形態では、一度に複数の現在閲覧されているメディアアイテムのセットがある。
いくつかの実施形態では、淡色化された外観を有するメディアアイテムを表示することは、(例えば、それがメディアアイテムの視覚情報の少なくとも一部を遮るように)非ゼロレベルの不透明度を有するオーバーレイ(例えば、色、マスク)を有するメディアアイテムを表示することを含む。例えば、指示644は、僅かな不透明度を有する灰色のオーバーレイとすることができる。いくつかの実施形態では、淡色化された外観は、漸進的であり且つ(例えば、表現をナビゲートしている間に)淡色化された外観を有して表示されているメディアアイテムに関連付けられた位置に基づく動的不透明度を有する。いくつかの実施形態では、不透明度は、ユーザ入力(例えば、648、802、812、822)に応答して、淡色化された外観を有して表示されているメディアアイテムに関連付けられた位置(例えば、前縁部又は境界)が移動する(例えば、スクロールする)につれて増加する。例えば、第2のメディアアイテムのセットは、第2のメディアアイテムのセットと第1のメディアアイテムのセットとの間の境界がディスプレイ上の所定の場所を越えて(例えば、表示されない)ディスプレイの近くの縁部(例えば、移動方向に垂直な最も近いディスプレイの縁部)に向かって、及び/又は現在閲覧されているメディアアイテムのセットから更に離れて(例えば、ディスプレイの中心から離れて)移動するにつれて(例えば、スクロール間に)不透明度を増加させる(例えば、下方にあるメディアアイテムの不明瞭化のレベルを増加させる)淡色化された外観を有して表示されることができる。別の例として、第2のメディアアイテムのセットは、第2のメディアアイテムのセットと第1のメディアアイテムのセットとの間の境界がディスプレイ上の所定の場所を越えて(例えば、表示されない)ディスプレイの近くの縁部から離れて、及び/又は現在閲覧されているメディアアイテムのセットに向かって(例えば、ディスプレイの中心に向かって)移動するにつれて(例えば、スクロール間に)不透明度を減少させる(例えば、下方にあるメディアアイテムの不明瞭化のレベルを減少させる)淡色化された外観を有して表示されることができる。これらの例では、淡色化された外観は、メディアアイテムと共に移動する(例えば、淡色化の静的領域ではない)。
淡色化された外観を有する現在閲覧されていないメディアアイテムを表示することは、現在閲覧されているメディアアイテムに関する改善されたフィードバック(例えば、境界情報)及び(例えば、依然として部分的に見える)現在閲覧されていないメディアアイテムに関する改善されたフィードバックをユーザに提供する。改善されたフィードバックを提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援しユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースがより効率的になり、このことにより更に、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用可能になることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、メディアアイテムの集合の第1のメディアアイテムのセット(例えば、図8Aの5月1-2日からのメディアアイテム)と第2のメディアアイテムのセット(例えば、図8Aの4月18-19日からのメディアアイテム)との間の境界の指示(例えば、644)を表示することは、(例えば、第1のセット及び/又は第2のセットについての)メタデータ(例えば、図8Aの646A、646B)を表示することを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)は、(例えば、図8Aに示すように)第2のセットが現在閲覧されているメディアアイテムのセットではない場合、淡色化された外観を有する領域(例えば、指示644を有する領域)に第2のセットのメタデータ(例えば、646A)を表示する(例えば、第2のセットのメディアアイテム上に重ね合わされる)。
いくつかの実施形態では、(例えば、ビュー810内の)(例えば、第2のビュー内の)(例えば、全写真ビュー内の)(例えば、第1のビュー内の)(例えば、ビュー640内の)(例えば、日ビュー内の)メディアアイテムの集合からのメディアアイテムの第3のセット(例えば、表現810I及び810Kを含む図8Pの表現)を表示している間に、電子デバイス(例えば、600)は、1つ以上の入力デバイスを介して、第9の入力(例えば、854)(例えば、アフォーダンス上のタップ)を受信し、第3の表現のセットは、均一なアスペクト比を有してそれぞれ表示され(例えば、図8Pに示されるように、各表現は同じアスペクト比を有して表示される)(例えば、下方にあるメディアアイテムをトリミングすることを必要とすることができる)、第3の表現のセットに対応する各メディアアイテムは、実際のアスペクト比に関連付けられる。第9の入力の受信に応答して、電子デバイス(例えば、600)は、第3の表現のセットの表現を、均一なアスペクト比からそれらの対応するメディアアイテムの実際のアスペクト比に遷移させ(例えば、図8Qに示すように、各表現は、ここではその対応するメディアアイテムのアスペクト比を有するように表示される)、第2の表現のセットのうちの少なくとも2つの表現は、異なる実際のアスペクト比を有する(例えば、図8Qにおける表現は、少なくとも2つの異なるアスペクト比を有して表示される)。
均一なアスペクト比から実際のアスペクト比に表現を遷移させることは、ユーザが過剰な数の入力を必要とせずに、メディアの実際のアスペクト比を見る能力を提供する。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
方法900に関して上述したプロセス(例えば、図9)の詳細はまた、上述した方法にも類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法900は、方法700を参照して上述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図10A~図10Oは、いくつかの実施形態に係る、メディアアイテムの集合をナビゲートするための例示的なデバイス及びユーザインタフェースを示す。これらの図のユーザインタフェースは、図11のプロセスを含む、後述するプロセスを例示するために使用される。
図10Aは、ディスプレイ602を有するスマートフォンである電子デバイス600を示す。ディスプレイ602は、電子デバイス600がユーザのジェスチャ(例えば、タップ、スワイプ、ドラッグ)を検出することができるタッチ感知面を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス600は、電子デバイス100、300、又は500の1つ以上の特徴を含む。
図10Aでは、電子デバイス600は、メディアアイテムの集合(例えば、写真、ビデオ)をナビゲートするためのユーザインタフェース1000を表示する。ユーザインタフェース1000は、複数列レイアウトを有する全写真ビュー810に表示されている写真(例えば、1002A~1002C)を含む。加えて、写真(例えば、1002A~1002C)は、全て同じ初期アスペクト比(例えば、1:1)と同じ初期サイズで表示される。
全写真ビュー810は、図8Dに関して上述されていることに留意されたい。例えば、上述したように、全写真ビュー810は、メディアライブラリ又はその表現からのメディアアイテム(例えば、写真、ビデオ)の非キュレートセットを含む。
図10Aに戻ると、ユーザインタフェース1000はまた、表示された写真が対応する期間の表示を提供する、タイトル1003(例えば、メタデータ646Aに対応する)も含む。次に、タイトル1003に対して、ユーザインタフェース1000は、選択されると、「+」又は「-」ボタンがアクティブ化されているかどうかに応じて、表示された写真をズームイン又はズームアウトさせるズームアフォーダンス1004を含む。
図10Aに示すように、ユーザは、写真1002Aを拡張するためにピンチアウトジェスチャを実行する。結果として、電子デバイス600は、2つの接触を有する入力1006を検出し、2つの接触間の距離は増加する。
図10Bでは、入力1006の検出に応答して、電子デバイス600は、表示された写真のサイズを増加させ、サイズの増加は、入力1006の2つの接触間の距離の変化に対応する。具体的には、写真1002A~1002Cは、同じアスペクト比(例えば、1:1)を維持しながら、図10Aの初期サイズから第1の中間サイズまでサイズが増加している。写真のサイズの増加は、写真の倍率の変化(例えば、写真上のデバイスズームイン)を介して生じる。更に、入力1006の検出に応答して、図10Aに表示された写真の一部(例えば、写真の最上行)がユーザインタフェース1000内に表示されることを停止する。
いくつかの実施形態では、入力1006の検出に応答して、電子デバイス600は、表示された写真の順序(例えば、シーケンス)を維持する。したがって、いくつかの実施形態では、電子デバイス600は、順序を維持するように図10A~図10Fからの遷移中に写真1002Bを写真1002Cと置き換える。いくつかの実施形態では、電子デバイス600は、写真1002Bから写真1002Cへの遷移にクロスフェードを使用する。クロスフェードの技術は、図12A~図12Iに関して以下に更に説明される。
図10Bに戻ると、ユーザは、ピンチアウトジェスチャを継続して写真1002Aを更に拡大する。結果として、電子デバイス600は、2つの接触を有する入力1006を検出し続け、2つの接触間の距離は増加する。
図10Cでは、入力1006の継続的検出に応答して、電子デバイス600は、入力1006の2つの接触間の距離の変化に基づいて、表示された写真のサイズを増加させ続ける。具体的には、写真1002A~1002Cは、同じアスペクト比(例えば、1:1)を維持しながら、図10Bの第1の中間サイズから第2の中間サイズまでサイズが増加している。
図10Cに示すように、ユーザは、ピンチアウトジェスチャを継続して写真1002Aを更に拡大し続ける。結果として、電子デバイス600は、2つの接触を有する入力1006を検出し続け、2つの接触間の距離は増加する。
図10Dでは、入力1006の継続的検出に応答して、電子デバイス600は、入力1006の2つの接触間の距離の変化に基づいて、表示された写真のサイズを更に増加させ続ける。具体的には、写真1002A~1002Bは、同じアスペクト比(例えば、1:1)を維持しながら、図10Cの第2の中間サイズから第3の中間サイズまでサイズが増加している。更に、写真1002Cは、ユーザインタフェース1000内に表示されることが停止されている。第3の中間サイズでは、写真1002Aは、ディスプレイ602の全幅を占有する(例えば、コンテンツは、写真1002Aの左又は右に表示されない)。
図10Dに示すように、ユーザは、ピンチアウトジェスチャを継続して写真1002Aを更に拡大する。結果として、電子デバイス600は、2つの接触を有する入力1006を検出し続け、2つの接触間の距離は増加する。
図10Eでは、入力1006の継続的検出に応答して、電子デバイス600は、入力1006の2つの接触間の距離の変化に基づいて、アスペクト比を変更し、写真1002Aのサイズを増加させる。具体的には、電子デバイス600は、写真1002Aのアスペクト比を初期アスペクト比(例えば、1:1)から中間アスペクト比(例えば、3:4)に変更する。更に、図10Eに示すように、電子デバイス600は、以前に表示されていなかった写真1002Aの上部及び下部を最初に表示することによって、写真1002Aの高さを変更する(例えば、図10A~図10Dにおいて)。写真1002Aの高さを変更している間に、電子デバイス600は、写真の幅1002Aを維持する高さの変化により、写真1002Aは、図10Dの第3の中間サイズから第4の中間サイズまでサイズが増加している。写真のサイズは増加しているが、写真の倍率は変更されていない(例えば、デバイスは、写真上でズームインしない)。
いくつかの実施形態では、電子デバイス600は、入力1006の検出に応答して、且つ写真が閾値サイズに達したとの判定に従って、写真のアスペクト比を変更する。例えば、写真がディスプレイ602の全幅を占有するサイズに到達すると、電子デバイス600は、アスペクト比を変更する。いくつかの実施形態では、電子デバイス600は、写真が閾値サイズにまだ到達していない場合、アスペクト比を変更しない。
図10Eに戻ると、ユーザは、ピンチアウトジェスチャを継続して写真1002Aを更に拡大する。結果として、電子デバイス600は、2つの接触を有する入力1006を検出し続け、2つの接触間の距離は増加する。
図10Fでは、入力1006の継続的検出に応答して、電子デバイス600は、入力1006の2つの接触間の距離の変化に基づいて、アスペクト比を変更し続け、写真1002Aのサイズを増加させる。具体的には、電子デバイス600は、写真1002Aのアスペクト比を中間アスペクト比(例えば、3:4)から最終アスペクト比(例えば、9:16)に変更する。いくつかの実施形態では、最終アスペクト比は、写真(例えば、1002A)のネイティブ(例えば、元の)アスペクト比である。加えて、電子デバイス600は、以前に表示されていなかった写真1002Aの上部及び下部を最初に表示することによって、写真1002Aの高さを変更する(例えば、図10A~図10Eにおいて)。写真1002Aの高さを変更している間に、電子デバイス600は、写真の幅1002Aを維持する高さの変化により、写真1002Aは、図10Eの第4の中間サイズから最終サイズまでサイズが増加している。図10Eと同様に、写真のサイズは増加しているが、写真の倍率のレベルは変更されていない(例えば、デバイスは、写真上でズームインしない)。いくつかの実施形態では、最終サイズでは、写真1002Aは、完全に表示されている(例えば、表示されない部分がない)。
入力1006を検出した結果、電子デバイス600は、図10Aの複数列レイアウトから図10Fの単一列レイアウトに遷移している。上述したように、図10Aの複数列レイアウトでは、電子デバイス600は、同じアスペクト比で写真を表示する。対照的に、単一列レイアウトでは、電子デバイス600は、それぞれのネイティブなアスペクト比で写真を表示し、その結果、写真は、異なるアスペクト比で同時に表示されることができる。
図10F~図10Kは、図10A~図10Fに示す動作がジェスチャにおけるピンチを介して反転させることができることを示す。図10Fに示すように、写真1002Aが完全に表示された後、ユーザは、写真1002Aを図10Aに示す状態に戻すためにジェスチャにおいてピンチを実行する。結果として、電子デバイス600は、2つの接触を有する入力1008を検出し、2つの接触間の距離は減少する。
図10Gでは、入力1008の検出に応答して、電子デバイス600は、アスペクト比を変更し、写真1002Aのサイズを縮小する。具体的には、電子デバイス600は、最終アスペクト比から中間アスペクト比へと写真1002Aのアスペクト比を変更し、写真をトリミングする(例えば、写真の幅を維持しながら写真の高さを縮小し、写真1002Aの上部及び下部の表示を停止する)。
写真1002Aは、縦長形式(アスペクト比)である。いくつかの実施形態では、写真1002Aは、横長形式(アスペクト比)である。いくつかの実施形態では、写真1002Aが横長形式である場合、電子デバイス600は、写真の高さを維持しながら写真の幅を縮小することによって入力1008の検出に応答して写真をトリミングする。
図10Hでは、入力1006の継続的検出に応答して、電子デバイス600は、中間アスペクト比から初期アスペクト比へと写真1002Aのアスペクト比を変更し、更に写真をトリミングする(例えば、写真の幅を維持しながら写真の高さを縮小し、写真1002Aの上部及び下部の表示を停止する)。
図10Iでは、入力1006の継続的検出に応答して、電子デバイス600は、表示された写真のアスペクト比を維持しながら、表示された写真(例えば、1002A~1002B)のサイズを縮小する。電子デバイス600は、表示された写真の倍率のレベルを変更することによってサイズを縮小する(例えば、デバイスは、写真上でズームアウトする)。
図10J~図10Kでは、入力1006の継続的検出に応答して、電子デバイス600は、表示された写真のアスペクト比を維持しながら、表示された写真(例えば、1002A~1002C)のサイズを縮小する。更に、電子デバイス600は、以前に表示されていなかった写真(例えば、1002C)の少なくとも一部を最初に表示する。
図10Kに示すように、写真1002Aが図10Aに示される状態に戻された後、ユーザは、表示された写真のサイズ(例えば、1002A)を更に縮小するために、ジェスチャにおいてピンチを実行する。結果として、電子デバイス600は、2つの接触を有する入力1010を検出し、2つの接触間の距離は減少する。
図10Lでは、入力1010の検出に応答して、電子デバイス600は、表示された写真の倍率のレベルを変更するが、同じアスペクト比を維持する。写真のサイズが縮小されると、電子デバイス600は、6列レイアウトでより多くの写真を表示する。列の数に加えて、6列レイアウトは、1列レイアウト(例えば、図10F)及び3列レイアウト(例えば、図10A)とは別の方法で異なる。具体的には、特定の列閾値(例えば、4、6、8)を超えない多数の列を有するレイアウトは、写真間に境界線(例えば、図10Kにおける1012A~1012B)を表示している。したがって、ユーザは、写真間の境界線を見ることができる。特定の列閾値を超えない多数の列を有するレイアウトは、境界線又はキー線レイアウトと呼ばれることができることに留意されたい。
対照的に、特定の閾値を超える多数の列を有するレイアウトは、表示された境界線を含まない。例えば、図10Lでは、説明を容易にするために境界線(例えば、1012C~1012D)が含まれているが、電子デバイス600は、写真間に境界線を実際に表示しない。特定の列閾値を超える多数の列を有するレイアウトは、非境界線又は非キー線レイアウトと呼ばれることができる。
図10Lの非境界線レイアウトに戻ると、ユーザは、電子デバイス600を回転させて、デバイスが横長方向にあるときに写真を閲覧する。結果として、電子デバイス600は、デバイスの向きの変化を検出する。
図10Mでは、デバイスの向きの変化の検出に応答して、電子デバイス600は、写真が非境界線レイアウトで表示されている横長向きでユーザインタフェース1000を表示する。上述したように、図10Mの写真間の境界線は、説明を容易にするために表示され、電子デバイス600によって実際には表示されない。
写真が非境界線レイアウトで表示されている間、ユーザは、特定の動作を実行することができない。例えば、図の境界線のレイアウトに関して以下に説明するように、図10N~図10Oでは、ユーザは、フルフレームアフォーダンス(例えば、810M)上でタップジェスチャを実行して、表示された写真を初期アスペクト比(例えば、1:1)からそれらの対応するネイティブなアスペクト比に遷移させることができる。対照的に、図10Mに戻ると、電子デバイス600は、非境界線レイアウトでフルフレームアフォーダンスを表示しない。したがって、非境界線レイアウトでは、ユーザは、表示された写真をそれぞれのネイティブなアスペクト比に直接遷移させることができない。
いくつかの実施形態では、非境界線レイアウトで利用不可能な別の動作は、タップジェスチャに応答して、写真をフルサイズに拡張することである。例えば、図10Aでは、写真1002Aは、境界線レイアウトで表示されている。いくつかの実施形態では、電子デバイス600が境界線レイアウトにおいて写真1002Aにおける入力(例えば、タップジェスチャ)を検出した場合、電子デバイス600は、フルサイズで写真1002Aを表示する(例えば、他の写真(例えば、1002B~1002C)の表示を停止する)。対照的に、電子デバイス600が非境界線レイアウトにおいて写真1002Aにおける入力(例えば、タップジェスチャ)を検出した場合、電子デバイス600は、フルサイズで写真1002Aを表示することを控える。
図10Mに戻ると、ユーザは、表示された写真のサイズを拡大するためにピンチアウトジェスチャを実行する。結果として、電子デバイス600は、2つの接触を有する入力1014を検出し、2つの接触間の距離は増加する。
図10Nでは、入力1014の検出に応答して、電子デバイス600は、ユーザインタフェース1000において表示された写真のサイズを拡大する。表示された写真は、全て境界線レイアウトにおいて同じアスペクト比(例えば、1:1)で表示される。結果として、ユーザインタフェース1000は、ここで、選択されると、表示された写真を、初期アスペクト比(例えば、1:1)からそれらの対応するネイティブな(例えば、元の)アスペクト比に遷移させるフルフレームアフォーダンス810Mを含む。
いくつかの実施形態では、ユーザインタフェース1000は、ユーザインタフェースが縦長向き又は横長向きのいずれであるかにかかわらず、境界線レイアウトで表示されているときに、フルフレームアフォーダンス810Mを含む。
図10Nに戻ると、ユーザは、写真をそれぞれのネイティブなアスペクト比に遷移させるためにタップジェスチャを実行する。結果として、デバイス600は、フルフレームアフォーダンス810Mにおける入力1016を検出する。
図10Oでは、入力1016の検出に応答して、電子デバイス600は、表示された写真をそれらのそれぞれのネイティブなアスペクト比に遷移させる。例えば、写真1002Cは、初期アスペクト比(例えば、1:1)からネイティブなアスペクト比(例えば、4:3)に遷移する。別の例として、写真1002Aは、初期アスペクト比(例えば、1:1)からネイティブなアスペクト比(例えば、9:16)に遷移する。したがって、図10Oのユーザインタフェース1000は、異なるアスペクト比を有する写真を含む。対照的に、上述したように、図10Nは、全て同じアスペクト比を有する写真を含む。
図11は、いくつかの実施形態に係る、電子デバイスを使用してメディアアイテムの集合をナビゲートするための方法を示すフロー図である。方法1100は、ディスプレイ装置を有する装置(例えば、100、300、500、600、1200)において実行される。方法1100のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法1100は、メディアアイテムの集合をナビゲートするための直感的な方法を提供する。この方法は、メディアアイテムの集合をナビゲートするためのユーザの認識的負担を軽減し、それにより、より効率的なヒューマン-マシンインタフェースを形成する。バッテリ動作式コンピューティングデバイスの場合、ユーザがより高速且つ効率的にメディアアイテムの集合をナビゲートすることを有効化することで、電力を節約し、バッテリ充電間の時間を延ばす。
電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイス(例えば、602)を介して、複数の行及び複数の列を含む第1のレイアウト(例えば、図10Aの810)(例えば、ビュー、複数列ビュー、複数行ビュー)内に、複数のコンテンツアイテム(例えば、1002A~1002C)(例えば、写真、ビデオ、又はその表現)を表示する(1102)。
複数の行及び複数の列を含む第1のレイアウト(例えば、図10Aの810)内に複数のコンテンツアイテムを表示する一部として、電子デバイスは、複数のコンテンツアイテムのうちの第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)を第1のアスペクト比及び第1のサイズで表示する(1104)。いくつかの実施形態では、第1のアスペクト比で第1のコンテンツアイテム(及び任意選択的に、第2/第3のコンテンツアイテム)を表示することは、それぞれのコンテンツアイテムの一部を表示させない。いくつかの実施形態では、アスペクト比は、コンテンツアイテムの幅と高さとの比を指す。
複数の行及び複数の列を含む第1のレイアウト(例えば、図10Aの810)内に複数のコンテンツアイテム(例えば、1002A~1002C)を表示する一部として、電子デバイスは、複数のコンテンツアイテムのうちの第2のコンテンツアイテム(例えば、1002B)を表示する(1106)。
複数の行及び複数の列を含む第1のレイアウト(例えば、図10Aの810)内に複数のコンテンツアイテムを表示する一部として、電子デバイスは、複数のコンテンツアイテムのうちの第3のコンテンツアイテム(例えば、1002C)を表示する(1108)。
ディスプレイデバイス(例えば、602)を介して、複数の行及び複数の列を含む第1のレイアウト内の複数のコンテンツアイテム(例えば、図10Aの810)を表示している間に、電子デバイスは、ジェスチャ(例えば、移動、ピンチジェスチャによる)を含むユーザ入力(例えば、1006)を検出する(1110)。ユーザ入力は、第1のコンテンツアイテムのサイズを変更する要求に対応する(例えば、ユーザジェスチャ(例えば、ダブルタップ及びドラッグジェスチャ、ピンチジェスチャ(例えば、2つの接触間の距離が増加又は減少する場合、ディスプレイデバイス上の2つの接触を検出する))、音声入力)。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、複数のコンテンツアイテムに対応する(例えば、そこの/その上の)場所で検出される。
ユーザ入力(例えば、1006)の検出に応答して、電子デバイスは、ジェスチャが進行するにつれて、第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)のサイズを第1のサイズから第1のサイズとは異なる第2のサイズに徐々に変化させる(1112)と同時に、ジェスチャが進行するにつれて、第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を第1のアスペクト比から第1のアスペクト比とは異なる第2のアスペクト比に徐々に変化させる。いくつかの実施形態では、第2のアスペクト比で第1のコンテンツアイテムを表示することは、表示される第1のコンテンツアイテムの全てを表示させる。ユーザ入力に応答してコンテンツアイテムのサイズ及びアスペクト比を徐々に変化させることは、(第1のサイズの、第2のサイズの)2つの画像が同じ画像であるが、リサイズされる旨のフィードバックをユーザに提供する。ユーザに改善された視覚的フィードバックを提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-デバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のサイズから第2のサイズに第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)のサイズを徐々に変化させる一部として、電子デバイス(例えば、600)は、ジェスチャ(例えば、1006)の移動と併せて、第1のコンテンツアイテムのサイズを第1のサイズから第2のサイズに徐々に変化させる(例えば、経時的なジェスチャの移動と共にサイズが経時的に変化する)。いくつかの実施形態では、第1のアスペクト比から第2のアスペクト比に第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を徐々に変化させる一部として、電子デバイスは、ジェスチャの移動と併せて、第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を第1のアスペクト比から第2のアスペクト比に徐々に変化させる(例えば、経時的なジェスチャの移動と共にアスペクト比が経時的に変化する)。いくつかの実施形態では、ジェスチャの移動が速くなるほど、第1のコンテンツアイテムのサイズ及びアスペクト比の変化が速くなり、ジェスチャの移動が遅くなるほど、第1のコンテンツアイテムのサイズ及びアスペクト比の変化が遅くなる。ユーザ入力と共にコンテンツアイテムのサイズ及びアスペクト比を徐々に変化させることは、その変化を生じさせる入力である旨のフィードバックをユーザに提供する。ユーザに改善された視覚的フィードバックを提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-デバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を第1のアスペクト比から第2のアスペクト比に徐々に変化させる一部として、電子デバイスは、第1のコンテンツアイテムの倍率を維持しながら第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)のアスペクト比を第1のアスペクト比から中間アスペクト比に徐々に変化させ(例えば、第1のコンテンツアイテムは、トリミングされていない部分の倍率を変化させることなくアスペクト比を変化させるためにトリミングされ、第1のコンテンツアイテムの追加部分は、第1のコンテンツアイテムの初期部分の倍率を変化させることなく明らかにされる(例えば、トリミングされない))、第1のコンテンツアイテムの倍率を変化させながら(例えば、コンテンツをより大きくする、コンテンツをより小さくする)第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を中間アスペクト比から第2のアスペクト比に徐々に変化させる(例えば、第1のコンテンツアイテムの倍率を維持しながら第1のアスペクト比から中間アスペクト比に第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を徐々に変化させた後)。
いくつかの実施形態では、第1のアスペクト比から第2のアスペクト比に第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を変化させる一部として、電子デバイスは、第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)の一部をトリミングする(例えば、第1のコンテンツアイテムの以前に表示された部分を除去する)、又は第1のコンテンツアイテムの以前にトリミングされた部分を明らかにする(例えば、第1のコンテンツアイテムの既存のコンテンツを、第1のアスペクト比で表示されたときのコンテンツの倍率と同じ倍率又は実質的に同じ倍率に維持し、第1のコンテンツアイテムの追加部分(例えば、1つ以上の縁部)を明らかにする)。トリミング又は露呈によってコンテンツアイテムのアスペクト比を変化させることは、高密度ビューモード時に、より多くの画像が画面上に適合することを可能にし、低密度ビューモード時に、画像をそれらのネイティブなアスペクト比で見ることを可能にする。ディスプレイ上でコンテンツをより多く適合させるように変化させることにより、装置の操作性が改善され、ユーザ-装置インタフェースを(例えば、装置を操作/相互作用するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザが装置を更に素早く且つ効率的に使用することを可能にすることによって装置の電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のレイアウト(例えば、図10Aの810)内に第2のコンテンツアイテム(例えば、1002B)を表示する一部として、電子デバイスは、第1のアスペクト比で第2のコンテンツアイテム(例えば、1002B)を表示する。いくつかの実施形態では、第1のレイアウト内に第3のコンテンツアイテム(例えば、1002C)を表示する一部として、電子デバイスは、第1のアスペクト比で第3のコンテンツアイテムを表示する。いくつかの実施形態では、第1のレイアウト内の全ての表示されたコンテンツアイテムは、同じアスペクト比(第1のアスペクト比)を有する。複数のコンテンツアイテムの同じアスペクト比を維持することは、より空間効率的に表示するためのコンテンツアイテムの配置を可能にし、それにより、表示空間を節約し、同時にユーザにより多くのコンテンツアイテムに関するフィードバックを提供することを可能にする。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のアスペクト比は、正方形(例えば、1:1)である。いくつかの実施形態では、第2のアスペクト比は、不均一な隣接する辺を有する矩形である(例えば、非正方形の矩形、横長形式(高さよりも広い)、縦長形式(幅よりも高い);4:3、3:4)。複数のコンテンツアイテムに対する正方形のアスペクト比を維持することは、より空間効率的に表示するためのコンテンツアイテムの配置を可能にし、それにより、表示空間を節約し、同時にユーザにより多くのコンテンツアイテムに関するフィードバックを提供することを可能にする。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のレイアウト(例えば、図10Aの810)内に第2のコンテンツアイテム(例えば、1002B)を表示する一部として、電子デバイス(例えば、600)は、第1のアスペクト比で第2のコンテンツアイテム(例えば、1002B)を表示する。いくつかの実施形態では、方法1100は、以下のステップのうちの1つ以上を更に含む。ユーザ入力(例えば、1006)の検出に応答して、電子デバイスは、第2のコンテンツアイテム(例えば、1002B)のアスペクト比を第1のアスペクト比から第3のアスペクト比に(徐々に)変化させる(及び任意選択的に、第2のコンテンツアイテムのサイズを第1のサイズから第1のサイズ及び第2のサイズとは異なるサイズに同時に変化させる)。第3のアスペクト比は、第1のアスペクト比及び第2のアスペクト比とは異なる。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイスを介して、第1のレイアウトで複数のコンテンツアイテム(例えば、写真、ビデオ、又はその表現)を表示する一部として、電子デバイスは、以下のアイテムのうちの1つ以上を実行する。電子デバイスが縦長モードにあるとの判定(例えば、デバイスの向きが縦長向きであるとの判定)に従って、電子デバイスは、第1の量(例えば、3又は5)の列を使用して、第1のレイアウト内に複数のコンテンツアイテムを表示する。電子デバイスが横長モードにあるとの判定(例えば、デバイスの向きが横長向きであるとの判定)に従って、電子デバイスは、第1の量とは異なる第2の量(例えば、5又は7)の列を使用して、第1のレイアウト内に複数のコンテンツアイテムを表示する。ユーザ入力に応答して、コンテンツアイテムをそれらのネイティブなアスペクト比で表示することは、ネイティブなアスペクト比が各コンテンツアイテムについてどのようなものであるかに関するフィードバックをユーザに提供する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、方法1100は、ユーザ入力(例えば、1006)の検出に応答して、電子デバイスが、ディスプレイデバイスを介して、単一行又は単一列を含む第2のレイアウト(例えば、図10Fの810)(例えば、ビュー、ズームインビュー、単一列ビュー、単一行ビュー)で複数のコンテンツアイテムのサブセット(例えば、複数のコンテンツアイテムのうちの全て未満)を表示することを更に含む。いくつかの実施形態では、単一行又は単一列を含む第2のレイアウトで複数のコンテンツアイテムのサブセットを表示することの一部として、電子デバイスは、ディスプレイデバイス上に、第2のアスペクト比で第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)と共に、第3のアスペクト比で複数のコンテンツアイテムのうちの第2のコンテンツアイテム(例えば、1002B)を同時に表示し、第3のアスペクト比は、第1のアスペクト比とは異なり、複数のコンテンツアイテムの第3のコンテンツアイテム(例えば、1002C)を同時に表示することがない。いくつかの実施形態では、第3のアスペクト比で第2のコンテンツアイテムを表示することは、表示される第2のコンテンツアイテムの全てを表示させる。いくつかの実施形態では、第2のアスペクト比及び第3のアスペクト比は同じである。いくつかの実施形態では、第2のアスペクト比及び第3のアスペクト比は異なる。いくつかの実施形態では、ユーザ入力の検出に応答して、ユーザ入力の2つの検出された接触間の距離が所定の(例えば、非ゼロ)閾値を超えるかどうか(例えば、ユーザ入力のリフトオフの時間に)に関する判定が行われる。いくつかの実施形態では、距離が所定の閾値を超えるとの判定に従って(例えば、ユーザ入力のリフトオフの時点で)、電子デバイスは、第2のレイアウト内に複数のコンテンツアイテムのサブセットを表示する。いくつかの実施形態では、距離が所定の閾値を超えないとの判定に従って(例えば、ユーザ入力のリフトオフの時点で)、電子デバイスは、第1のレイアウト内に複数のコンテンツアイテムの表示を維持する。
いくつかの実施形態では、方法1100は、ディスプレイデバイスを介して、第2のサイズ及び第2のアスペクト比で第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)を表示している間に、電子デバイスが、第1のコンテンツアイテムのサイズを変更する要求に対応する第2のユーザ入力(例えば、1008)(例えば、ユーザジェスチャ(例えば、デピンチジェスチャ(例えば、2つの接触間の距離が増加又は減少する場合、ディスプレイデバイス上の2つの接触を検出すること))、音声入力)を検出することを更に含む。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、第1のコンテンツアイテムに対応する(例えば、そこの/その上の)場所で検出される。いくつかの実施形態では、方法1100は、第2のユーザ入力の検出に応答して、電子デバイスが、第1のコンテンツアイテムのサイズを第2のサイズから第1のサイズに徐々に変化させながら、同時に第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を第2のアスペクト比から第1のアスペクト比に徐々に変化させる(例えば、第1のレイアウト内に複数のコンテンツアイテムを表示する)ことを更に含む。いくつかの実施形態では、第2のユーザ入力の検出に応答して、デバイスは、第1のレイアウト(例えば、ビュー、複数列ビュー、複数行ビュー)を使用して、第1のコンテンツアイテムを表示する。
いくつかの実施形態では、第2のアスペクト比から第1のアスペクト比に第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)のアスペクト比を変化させる一部として、電子デバイスは、以下のアイテムのうちの1つ以上を実行する。第1のコンテンツ(例えば、1002A)アイテムが縦長形式(例えば、幅よりも高い)であるとの判定に従って、電子デバイスは、第1のコンテンツアイテムの高さを(例えば、第1のコンテンツアイテムの幅を縮小するか又は縮小することなく)縮小する。いくつかの実施形態では、第2のアスペクト比から第1のアスペクト比に第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を変化させる一部として、電子デバイスは、第1のコンテンツアイテムの幅を維持する。いくつかの実施形態では、第2のアスペクト比から第1のアスペクト比に第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を変化させる一部として、電子デバイスは、第1のコンテンツアイテムの幅を変化させる(例えば、増加、減少)。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を第2のアスペクト比から第1のアスペクト比に変化させることは、(例えば、第2のユーザ入力のジェスチャの任意の移動に対応しない)使い古した遷移である。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を第2のアスペクト比から第1のアスペクト比に変化させることは、所定速度で又は第2のユーザ入力のジェスチャの移動に従って決定される量だけ生じる(例えば、徐々に、ジェスチャの移動と共に(と併せて)経時的に)。
いくつかの実施形態では、第2のアスペクト比から第1のアスペクト比に第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)のアスペクト比を変化させる一部として、電子デバイスは、以下のアイテムのうちの1つ以上を実行する。第1のコンテンツ(例えば、1002A)アイテムが横長形式(例えば、幅よりも高い)であるとの判定に従って、電子デバイスは、第1のコンテンツアイテムの幅を(例えば、第1のコンテンツアイテムの高さを縮小するか又は縮小することなく)縮小する。いくつかの実施形態では、第2のアスペクト比から第1のアスペクト比に第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を変化させる一部として、電子デバイスは、第1のコンテンツアイテムの高さを維持する。いくつかの実施形態では、第2のアスペクト比から第1のアスペクト比に第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を変化させる一部として、電子デバイスは、第1のコンテンツアイテムの高さを変化させる(例えば、増加、減少)。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を第2のアスペクト比から第1のアスペクト比に変化させることは、(例えば、第2のユーザ入力のジェスチャの任意の移動に対応しない)使い古した遷移である。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を第2のアスペクト比から第1のアスペクト比に変化させることは、第2のユーザ入力のジェスチャの移動に従って生じる(例えば、徐々に、ジェスチャの移動と共に経時的に)。
いくつかの実施形態では、方法1100は、ディスプレイデバイス(例えば、602)を介して、複数の行及び複数の列を含む第1のレイアウト(例えば、図10Mの810)(例えば、ビュー、複数列ビュー、複数行ビュー)内に第1のサイズ及び第1のアスペクト比の第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)を含む、複数のコンテンツアイテム(例えば、写真、ビデオ、又はその表現)を表示する間に、電子デバイスが、第1のコンテンツアイテムのサイズを変更する要求に対応する第3のユーザ入力(例えば、1014)(例えば、ユーザジェスチャ(例えば、デピンチジェスチャ(例えば、2つの接触間の距離が増加又は減少する場合、ディスプレイデバイス上の2つの接触を検出すること))、音声入力)を検出することを更に含む。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、第1のコンテンツアイテムに対応する(例えば、そこの/その上の)場所で検出される。いくつかの実施形態では、方法1100は、第3のユーザ入力(例えば、1014)の検出に応答して、電子デバイスが、ディスプレイデバイスを介して、第2の複数の行(例えば、複数の行(より多くの行など)とは異なる)及び第2の複数の列(例えば、複数の列(より多くの列など)とは異なる)を含む第3のレイアウト(例えば、図10Nの810)(例えば、第1のレイアウトよりも多くの行及び/又は列;ビュー、複数ビュー列、複数行ビュー)内に第2の複数のコンテンツアイテム(例えば、第1のコンテンツアイテム;写真、ビデオ、又はその表現を含む)を表示することを更に含む。いくつかの実施形態では、第2の複数の行及び第2の複数の列を含む第3のレイアウトで第2の複数のコンテンツアイテムを表示することの一部として、電子デバイスは、第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を変化させることなく、第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)のサイズを第1のサイズから第3のサイズ(例えば、第1のサイズよりも大きい)に徐々に変化させる。いくつかの実施形態では、第3のレイアウト内に第2の複数のコンテンツアイテムを表示することの一部として、電子デバイスは、第1のレイアウト内に表示されなかったコンテンツアイテムを表示する(任意選択的に、第1のレイアウト内に表示された全てのコンテンツアイテムを表示しながら)。いくつかの実施形態では、第3のレイアウト内に第2の複数のコンテンツアイテムを表示することの一部として、電子デバイスは、コンテンツアイテムのサイズを変化(例えば、減少)させながらそれらが第1のレイアウト内に表示されたとき、(それらが第2の複数のコンテンツアイテムに含まれるため)複数のコンテンツアイテムのうちのコンテンツアイテムのアスペクト比を維持する。
いくつかの実施形態では、第2のレイアウト(例えば、図10Fの810)は、第1のレイアウト(例えば、図10Aの810)とは異なる。いくつかの実施形態では、第1のレイアウトでは、第2のコンテンツアイテム(例えば、1002B)は、第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)に対する第1の場所を有する(例えば、その場所である、その場所に配置される)。いくつかの実施形態では、第2のレイアウトでは、第1のコンテンツアイテムとは異なる第3のコンテンツアイテム(例えば、1002C)は、第1のコンテンツアイテムに対する第1の場所を有する。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス上に、第2のレイアウト内の複数のコンテンツアイテムのサブセット(例えば、複数のコンテンツアイテムの全て未満)を表示することの一部として、電子デバイス(例えば、600)は、第2のユーザ入力(例えば、1006)のジェスチャ(例えば、ピンチジェスチャ)が進行するにつれて、第1のレイアウト(例えば、図10Aの810)内の第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)の表示から、第2のレイアウト(例えば、図10Fの810)内の第1のコンテンツアイテムの表示に遷移させる。いくつかの実施形態では、第2のユーザ入力(例えば、1006)のジェスチャが進行するにつれて、第1のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示から第2のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示に遷移させることの一部として、電子デバイスは、第1のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示から第2のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示への遷移中に第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)に対する第1の場所における第2のコンテンツ(例えば、1002B)及び第3のコンテンツ(例えば、1002C)の組み合わせ(例えば、クロスフェード)を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、図12A~図12Iに関して説明したようなクロスフェード技術を使用する。コンテンツアイテムをクロスフェードすることは、コンテンツアイテムが第1のレイアウトから第2のレイアウトに切り替わったときに、コンテンツアイテムが移動した場合に関するフィードバックをユーザに提供する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、方法1100は、ディスプレイデバイス(例えば、602)を介して、複数の行及び複数の列を含む第1のレイアウト(例えば、図10Nの810)(例えば、ビュー、複数列ビュー、複数行ビュー)内に第1のサイズ及び第1のアスペクト比の第1のコンテンツアイテム(例えば、1002A)を含む、複数のコンテンツアイテム(例えば、1002A~1002C)(例えば、写真、ビデオ、又はその表現)を表示する間に、電子デバイスが、第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を変更する要求に対応する第4のユーザ入力(例えば、1016)(例えば、フルフレーム/グリッドアフォーダンス(例えば、810M~810N)上のタップ)を検出することを更に含む。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、フルフレーム/グリッドアフォーダンスに対応する(例えば、そこの/その上の)場所で検出される。いくつかの実施形態では、方法1100は、第4のユーザ入力の検出に応答して、電子デバイスが、第1のレイアウト内の複数のコンテンツアイテム(例えば、図10Oの810)を表示し続ける間に、第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を第1のアスペクト比から第3のアスペクト比(例えば、第2のアスペクト比と同じ)に変化させることを含む、複数のコンテンツアイテム(例えば、1002A~1002C)の少なくとも一部のアスペクト比を変化させることを更に含む。いくつかの実施形態では、第4のユーザ入力に応答して、追加の(又はより少ない)コンテンツアイテムは表示されない。いくつかの実施形態では、デバイスは、複数のコンテンツアイテムのうちのいくつかの他のもののアスペクト比を維持する。いくつかの実施形態では、第2のレイアウトは、コンテンツアイテム間の第1のレイアウトよりも大きい分離を含む。いくつかの実施形態では、第1のレイアウトは、コンテンツアイテム間の第2のレイアウトよりも大きい分離を含む。
いくつかの実施形態では、方法1100は、複数の行及び複数の列を含む第1のレイアウト(例えば、図10Nの810)(例えば、ビュー、複数列ビュー、複数行ビュー)内に複数のコンテンツアイテム(例えば、1002A~1002C)(例えば、写真、ビデオ、又はその表現)を表示し続ける間に、電子デバイス(例えば、600)が、第1のレイアウト内に複数のコンテンツアイテムを表示し続ける間に複数のコンテンツアイテムのうちの少なくとも一部のアスペクト比を変化させるオプション(例えば、810M~810N)を提供することを更に含む。いくつかの実施形態では、アスペクト比を変化させるオプションは、アクティブ化されると、第1のコンテンツアイテムのアスペクト比を第1のアスペクト比から第2のアスペクト比に変化させるアフォーダンスである。いくつかの実施形態では、方法1100は、第1のレイアウト内に複数のコンテンツアイテム(例えば、写真、ビデオ、又はその表現)を表示することに続いて、電子デバイスが、複数のコンテンツアイテムの少なくとも一部(又は、任意選択的に、全て)のアスペクト比を変化させるオプション(例えば、810M~810N)を提供することなく、第3の複数の行(例えば、複数の行及び/又は第2の複数の行(より多くの行など)とは異なる)及び第3の複数の列(例えば、複数の列及び/又は第2の複数の列(より多くの列など)とは異なる)を含む第4のレイアウト(例えば、図10Mの810)内に複数のコンテンツアイテムを表示することを更に含む。いくつかの実施形態では、第4のレイアウトは、第1のレイアウト、第2のレイアウト、及び第3のレイアウトよりも多くのコンテンツアイテムを含む。いくつかの実施形態では、コンテンツアイテムの少なくとも一部のアスペクト比を変化させるオプションのアクティブ化の検出に応答して、追加の(又はより少ない)コンテンツアイテムが表示される。いくつかの実施形態では、デバイスは、コンテンツアイテムの少なくとも一部のアスペクト比を変化させるオプションのアクティブ化の検出に応答して、複数のコンテンツアイテムのうちのいくつかの他のもののアスペクト比を維持する。いくつかの実施形態では、第4のレイアウトは、コンテンツアイテム間の第1のレイアウトよりも少ない分離を含む。
方法1100(例えば、図11)に関して上記したプロセスの詳細はまた、後述/前述の方法にも同様の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法700、900、1300、及び1500は、方法1100に関して上述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。例えば、方法1100における電子デバイスは、方法700及び900に関して説明したように、日ビュー640及び全写真ビュー810を表示することに関連する技術を実行することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図12A~図12Oは、いくつかの実施形態に係る、メディアアイテムの集合をナビゲートするための例示的なデバイス及びユーザインタフェースを示す。これらの図のユーザインタフェースは、図13のプロセスを含む、後述するプロセスを例示するために使用される。
図12Aは、ディスプレイ1202を有するタブレットコンピュータである電子デバイス1200を示す。ディスプレイ1202は、電子デバイス1200がユーザのジェスチャ(例えば、タップ、スワイプ、ドラッグ)を検出することができるタッチ感知面を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、電子デバイス100、300、又は500の1つ以上の特徴を含む。
図12Aでは、電子デバイス1200は、メディアアイテムの集合(例えば、写真、ビデオ)をナビゲートするためのユーザインタフェース1206を表示する。ユーザインタフェース1206は、レイアウト1212Aによって全写真ビュー810に表示されている複数の写真を含む。全写真ビュー810の更なる詳細は、図8Dに関して上述されている。例えば、上述したように、全写真ビュー810は、メディアライブラリ又はその表現からのメディアアイテム(例えば、写真、ビデオ)の非キュレートセットを含む。
図12Aに戻ると、レイアウト1212Aは、写真A~T及び写真1208などの複数の写真を含む。説明を容易にするために、図12Aは、実際の写真(例えば、1208)の表現として機能する文字を使用して写真A~Tを示す。ボックス内の文字は、そのボックスの場所(例えば、領域)を占有する写真を表す。加えて、電子デバイス1200は、写真A~T及び写真1208を同じ初期サイズで、同じ初期アスペクト比(例えば、1:1)で表示する。加えて、電子デバイス1200は、特定のシーケンス(例えば、上から下、左から右)で写真A~T及び写真1208を表示する。後述するように、電子デバイス1200は、特定の動作が実行されている(例えば、写真の倍率レベルを変更する)場合であっても、写真のシーケンスを維持する。
図12Aに示すように、ユーザは、写真1208上でズームインするためにピンチアウトジェスチャを実行する。結果として、電子デバイス1200は、2つの接触を有する入力1210を検出し、2つの接触間の距離は増加する。電子デバイス1200は、写真1208に対応する場所で入力1210を検出する。入力1210の検出に応答して、電子デバイス1200は、写真1208上でズームインし、図12Aのレイアウト1212Aと図12Eのレイアウト1212Dとの間の遷移を開始する。
写真のシーケンスを維持するために、電子デバイス1200は、以下に更に論じるように、遷移中に特定の写真を他の写真の複製バージョンに置き換える。図12Eを見ると、電子デバイス1200が特定の写真を置き換えていなかった場合、レイアウト1212D内の写真D~Hによって占有されている行は、代わりに、それぞれ写真B~Fによって占有される。例えば、写真が置き換えられていない場合、写真Fは、図12Aのレイアウト1212Aから図12Eのレイアウト1212Dへの遷移において写真Lの上方に留まる。したがって、このシナリオでは、写真Hではなく写真Fは、写真Iにすぐに先行する。結果として、写真のシーケンスは維持されない。
図12Bの遷移の開始に戻ると、電子デバイス1200は、以下に説明するように、クロスフェード技術を使用して特定の写真を置き換えるプロセスを開始する。具体的には、電子デバイス1200は、図12Bのレイアウト1212Bに示されるように、部分的不透明度(例えば、20%、30%、40%)を有する特定の写真の複製バージョンを最初に表示する。部分不透明度は、中空の文字(例えば、第2の行、第3の列の「E」)によって表されることに留意されたい。遷移中、同じボックス内の写真と同じ写真の複製バージョンが同じ場所(例えば、領域)を占有する。例えば、第3の列における写真Cは、第3の列における写真Eと同じ位置を占有する。したがって、図12Bは、電子デバイス1200が同じ場所に写真Cと写真Eとの組み合わせを表示することを示す。説明の容易さ及び読み易さのために、写真の組み合わせを表す同じボックス内の文字は、互いに上部ではなく互いに近くに表示される。いくつかの実施形態では、1つの写真を別の写真に置き換えるために、他の技術(例えば、ワイプ、溶明/溶暗)が使用されることができる(クロスフェードに加えて、又はクロスフェードの代わりに)。
図12Bの遷移に戻ると、電子デバイス1200はまた、入力1210が検出されている行の上方及び下方にある写真の不透明度レベルの縮小(例えば、透明度レベルの増加)を開始する。したがって、電子デバイス1200は、図12Bにおいて縞模様文字を有する写真A~G及びN~Tの不透明度レベルを縮小する。図12A~図12Bは、完全な不透明度(例えば、100%)を表す塗りつぶした文字を、高不透明度レベル(例えば、60%、70%、80%)を表す縞模様文字で置き換えることによって不透明度の縮小を示す。例えば、写真Cの不透明度レベルは、図12Bの縞模様文字によって示されるように縮小される。対照的に、電子デバイス1200は、入力1210が検出された行の写真の不透明度レベルを変化させない。したがって、電子デバイス1200は、写真H~M及び写真1208の不透明度レベルを縮小しない。
上述したような特定の写真の置き換えに加えて、電子デバイス1200は、入力1210の検出に応答して表示された写真のサイズを増加させ、その結果、図12Bのレイアウト1212Bに示すように、特定の写真の少なくとも一部(例えば、左端及び右端の列におけるA、G、H、M、N、及びT)が表示されることを停止する。いくつかの実施形態では、表示された写真のサイズ及び/又は不透明度レベルの変化は、入力1210の2つの接触間の距離の変化に対応する。写真のサイズを変化させることは、写真の倍率レベルを変化させることを含むことができる。例えば、写真のサイズを増加させることは、写真の倍率レベルを増加させることを含むことができる。同様に、写真のサイズを縮小することは、写真の倍率レベルを縮小することを含むことができる。
図12Bに示すように、ユーザは、写真1208上でズームインするためにピンチアウトジェスチャを実行し続ける。結果として、電子デバイス1200は、2つの接触を有する入力1210を検出し、2つの接触間の距離は増加し続ける。
図12Cでは、入力1210の継続的検出に応答して、電子デバイス1200は、電子デバイス1200が図12Eのレイアウト1212Dへの遷移を継続すると、レイアウト1212Cを表示する。具体的には、継続的な遷移の間、電子デバイス1200は、最初に図12Bに表示された写真(例えば、写真D~H、M~Q)の不透明度レベルを増加させる(例えば、透明度レベルを縮小する)。図12B~図12Cは、中空の文字を縞模様文字で置き換えることによる不透明度の増加を示す。
加えて、図12Eのレイアウト1212Dへの継続的な遷移の間、電子デバイス1200は、置き換えられている写真の不透明度レベル(例えば、図12Bでは不透明度レベルが縮小した写真)を縮小し続ける。したがって、電子デバイス1200は、図12Cの中空の文字を有する写真A~G及びN~Tの不透明度レベルを縮小し続ける。図12B~図12Cは、不透明度が高い縞模様文字を、部分的不透明度を表す中空の文字で置き換えることによって、不透明度の継続的な縮小を示す。したがって、電子デバイス1200は、写真のシーケンスを維持するために、クロスフェード技術を使用して特定の写真を置き換えるプロセスを継続する。更に、遷移中、電子デバイス1200は、表示された写真のサイズを増加させ続ける。
図12Cに示すように、ユーザは、写真1208上でズームインするためにピンチアウトジェスチャを実行し続ける。結果として、電子デバイス1200は、2つの接触を有する入力1210を検出し、2つの接触間の距離は増加し続ける。
図12Eでは、入力1210の継続的検出に応答して、電子デバイス1200は、レイアウト1212Dへの遷移を継続する。具体的には、電子デバイス1200は、写真のシーケンスを維持するために、特定の写真の置き換えを完了する。継続的な遷移の間、電子デバイス1200は、不透明度レベルが完全不透明度に増加する場合、図12Bに最初に表示された写真の不透明度レベルを更に増加させる。図12C及び図12Eは、縞模様文字を塗りつぶした文字で置き換えることによる不透明度の増加を示す。
電子デバイス1200はまた、置き換えられている写真の不透明度レベル(例えば、図12Bでは不透明度レベルが縮小した写真)を更に縮小する。具体的には、電子デバイス1200は、写真の不透明度レベルをゼロに縮小することによって、図12Eのレイアウト1212D内のそれぞれの場所に特定の写真を表示することを停止する。例えば、図12Aのレイアウト1212Cの写真Cは、図12Eのレイアウト1212Dに示されるように、写真Eによって置き換えられる。結果として、電子デバイス1200は、特定の写真を置き換えるプロセスを完了して、写真のシーケンスを維持する。加えて、入力1210の検出に応答して、電子デバイス1200は、レイアウト1212D内で(例えば、前の図のサイズに対して)増加したサイズで写真1208を表示する。
図12Cに戻ると、ユーザは、上述したように、ピンチアウトジェスチャを実行する。いくつかの実施形態では、ピンチアウトジェスチャの実行を継続する代わりに、ユーザは、ピンチアウトなしにディスプレイ602との接触を維持する。結果として、電子デバイス1200は、2つの接触を有する入力1210を検出し、2つの接触間の距離は変化しない(例えば、距離の閾値変化を超えない)。図12Dでは、対応する距離変化なしに入力1210を検出したことに応答して、電子デバイス1200は、いくつかの実施形態では、特定の写真の置き換えを完了する。具体的には、いくつかの実施形態では、レイアウト1212Cを維持している間に、電子デバイス1200は、写真の不透明度レベルをゼロに縮小することによって、図12Eのレイアウト1212D内のそれぞれの場所に特定の写真を表示することを停止する。そのようにすると、電子デバイス1200は、ユーザが、図12Cのレイアウト1212Cなどのレイアウトで遷移を無期限に中断することができないことを防止する。いくつかの実施形態では、対応する距離変化なしに入力1210を検出したことに応答して、電子デバイス1200は、図12Eのレイアウト1212Dへの遷移の完了に進む。
図12Eに戻ると、レイアウト1212Dへの遷移が完了すると、ユーザは、図12Aのレイアウト1212Aに戻るためにジェスチャのピンチを実行する。結果として、電子デバイス1200は、2つの接触を有する入力1214を検出し、2つの接触間の距離は減少する。
図12Fでは、入力1214の検出に応答して、電子デバイス1200は、図12Dのレイアウト1212Dの表示からレイアウト1212Aの表示に遷移する。図12A~図12Eは、上述したように、ディスプレイ602の中心付近に位置する写真1208において実行されているピンチジェスチャ(例えば、入力1210)を示すことに留意されたい。図12B~図12Eに示すように、入力1210の検出に応答して、電子デバイス1200は、ピンチジェスチャ(例えば、入力1210)の位置に基づいて、ズームイン動作をアンカーする。具体的には、入力1210の検出に応答して、電子デバイス1200は、入力1210が検出されている場所に基づいた場所で写真1208の表示を維持する。結果として、電子デバイス1200は、図12Aのレイアウト1212Aから図12Eのレイアウト1212Dへの遷移中にディスプレイ602の中心付近に写真1208を表示し続ける。
図12F~図12Iは、ディスプレイ602の中心以外の場所でピンチジェスチャが検出されたときに生じるアンカーを示す。図12Fでは、ユーザは、写真M上でズームインするためにピンチアウトジェスチャを実行する。結果として、電子デバイス1200は、2つの接触を有する入力1216を検出し、2つの接触の間の距離は増加する。電子デバイス1200は、写真Mに対応する場所で入力1216を検出する。
図12G~図12Iに示すように、入力1216の検出に応答して、電子デバイス1200は、レイアウト1212Aからレイアウト1212Eへの遷移を開始する。遷移中、電子デバイス1200は、写真のシーケンスを維持するために、上述したクロスフェード技術を使用する。更に、電子デバイス1200は、入力1216の場所に基づいてズームイン動作をアンカーする。結果として、電子デバイス1200は、遷移中にディスプレイ602の右側に写真Mの表示を維持する。したがって、遷移が完了すると、図12Iのレイアウト1212Eは、図12Fのレイアウト1212Aとは異なる写真のセットを含む。
遷移が完了した後の図12Iでは、ユーザは、ジェスチャにおけるピンチを実行して、レイアウト1212Aに戻る。結果として、電子デバイス1200は、2つの接触を有する入力1218を検出し、2つの接触間の距離は減少する。
図12Jでは、入力1218の検出に応答して、電子デバイス1200は、ズームアウトし、表示レイアウト1212Aに遷移する。次いで、ユーザは、表示された写真上で更にズームアウトするために、ジェスチャにおいて別のピンチを実行する。結果として、電子デバイス1200は、2つの接触を有する入力1220を検出し、2つの接触間の距離は減少する。
図12Kでは、入力1220の検出に応答して、電子デバイス1200は、表示された写真上でズームアウトし、レイアウト1212Aをレイアウト1212Fへと遷移させる。遷移中、電子デバイス1200は、タイトル1204Aをタイトル1204Bに置き換える。タイトル(例えば、1204A~1204C)は、表示された写真のうちの1つ以上が対応する特定期間の指示を提供する。いくつかの実施形態では、1つのタイトル(例えば、1204A)は、別の(例えば、1204B)よりも詳細にすることができる。例えば、いくつかの実施形態では、タイトル1204Aは、表示された写真に対応する場所を含むことができる。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、入力1220が検出されている限り、遷移中にタイトル1204Aを表示し続ける。したがって、いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、入力1220のリフトオフの際にタイトル1204Aをタイトル1204Bに置き換える。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、入力1220が1つ以上の基準を満たす(例えば、入力1220に対応する距離の変化が閾値量を超える)とき、タイトル1204Aをタイトル1204Bに置き換える。
図12Kに示すように、ユーザは、表示された写真上で更にズームアウトするために、ジェスチャにおいて別のピンチを実行する。結果として、電子デバイス1200は、2つの接触を有する入力1220を検出し、2つの接触間の距離は減少する。
図12Lでは、入力1220の検出に応答して、電子デバイス1200は、表示された写真上でズームアウトし、レイアウト1212Fをレイアウト1212Gへと遷移させる。遷移中、電子デバイス1200は、タイトル1204Bをタイトル1204Cに置き換える。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、図12Kに関して上述したように、検出された入力のリフトオフの際に、又は一部の基準が満たされたときに、タイトルを置き換える。
図12Lに示すように、レイアウト1212Gは、写真が表示されていないディスプレイ602上の領域であるデッドスペース1224を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200が写真の新たなレイアウトに遷移すると、電子デバイス1200は、上述したように、写真のシーケンスを維持する。いくつかの実施形態では、遷移中にシーケンスを維持する結果として、電子デバイス1200は、写真を有しない領域(例えば、デッドスペース1224)を有する写真のレイアウトに遷移することができる。
図12Mは、電子デバイス1200が、写真を含まない領域(例えば、デッドスペース1224)を表示することを回避する技術を使用するときに生じる結果を示す。図12Kに戻ると、電子デバイス1200は、レイアウト1212Fを表示している間に入力1220を検出する。いくつかの実施形態では、入力1220の検出に応答して、電子デバイス1200は、遷移後レイアウト(例えば、1212G)が写真なしの領域(例えば、デッドスペース1224)を有すると判定する。この判定を行うと、電子デバイス1200は、写真なしの領域を消去するために遷移中に動作を実行し、図12Mのレイアウト1212Gをもたらす。
いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、遷移後レイアウト(例えば、1212G)内の(例えば、上部)行のうちの1つ以上を要約することによって、写真を含まない領域を消去する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、同様の写真を隠すことによって行を要約する。いくつかの実施形態では、写真が隠されている場合、電子デバイス1200は、写真のシーケンスの開始時に(例えば、ディスプレイ602の左上部分に表示される)写真を隠すことを回避する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、領域内に写真を複製して充填することによって、写真を含まない領域を消去する。
いくつかの実施形態では、レイアウト(例えば、1212G)を表示している間に、電子デバイス1200は、スクロールジェスチャの検出に応答して、写真を有しない領域(例えば、デッドスペース1224)を表示することができる。いくつかの実施形態では、スクロールジェスチャの検出に応答して、電子デバイス1200は、スクロールジェスチャに関連付けられたスクロール速度が閾値速度を超える場合にデッドスペースがないように、写真の位置をリセット(例えば、シフト)する。いくつかの実施形態では、スクロール速度が閾値速度を超えない場合、電子デバイス1200は、デッドスペースを回避するために上述した技術のうちの1つを使用して、デッドスペースを回避する(例えば、要約する、複製する)。
図12Mに戻ると、ユーザは、ユーザが最大ズームレベルに既に到達していたとしても、表示された写真上で更にズームインする試みにおいて、ジェスチャにおけるピンチを実行する。結果として、レイアウト1212Gを表示している間に、電子デバイス1200は、2つの接触を有する入力1226を検出し、2つの接点間の距離は減少する。
図12Nでは、入力1226の検出に応答して、電子デバイス1200は、ユーザが最大ズームレベルに到達したという指示を提供している間にズームインすることを控える。具体的には、電子デバイス1200は、入力1226が検出される場所からより遠く離れた写真を歪ませる(例えば、延伸する)。加えて、電子デバイス1200は、入力1226が検出される場所に近い写真を歪ませない。歪みにもかかわらず、レイアウト1212Gの縁部に沿った写真(例えば、ディスプレイ602の縁部及び状態バー)は、レイアウト1212Gの縁部と連続したままであることに留意されたい。
図12Nに示すように、ユーザは、ジェスチャにおけるピンチを実行し続ける。結果として、電子デバイス1200は、2つの接触を有する入力1226を検出し続け、2つの接触間の距離は減少する。
図12Oでは、入力1226の継続的検出に応答して、電子デバイス1200は、入力1226が検出される場所からより遠くに写真を更に歪ませ、入力1226が検出される場所に近い写真の歪みを控える。次いで、ユーザは、ジェスチャにおけるピンチの実行を停止する。結果として、電子デバイス1200は、入力1226のリフトオフを検出する。リフトオフの検出に応答して、電子デバイス1200は、写真の歪みを停止し、図12Mに示すようにレイアウト1212Gに戻る。
いくつかの実施形態では、特定の列閾値(例えば、4、6、8)を超えない複数の列を有するレイアウト(例えば、1212A~1212E)は、写真間に境界線(例えば、図12Aの1228A~1228B)を表示している。したがって、ユーザは、写真間の境界線を見ることができる。特定の列閾値を超えない多数の列を有するレイアウト(例えば、1212A~1212E)は、境界線又はキー線レイアウトと呼ばれることができることに留意されたい。
対照的に、特定の閾値を超える多数の列を有するレイアウト(例えば、1212F~1212G)は、表示された境界線を含まない。例えば、図10K~図10Oにおいて、境界線(例えば、図12Kの1230A~1230B)が説明を容易にするために含まれてきたが、電子デバイス600は、写真間に境界線を実際には表示しない。特定の列閾値を超える多数の列を有するレイアウトは、非境界線又は非キー線レイアウトと呼ばれることができることに留意されたい。
図13は、いくつかの実施形態に係る、電子デバイスを使用してメディアアイテムの集合をナビゲートするための方法を示すフロー図である。方法1300は、ディスプレイ装置を有する装置(例えば、100、300、500、600、1200)において実行される。方法1300のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法1300は、メディアアイテムの集合をナビゲートするための直感的な方法を提供する。この方法は、メディアアイテムの集合をナビゲートするためのユーザの認識的負担を軽減し、それにより、より効率的なヒューマン-マシンインタフェースを形成する。バッテリ動作式コンピューティングデバイスの場合、ユーザがより高速且つ効率的にメディアアイテムの集合をナビゲートすることを有効化することで、電力を節約し、バッテリ充電間の時間を延ばす。
電子デバイス(例えば、1200)は、ディスプレイデバイス(例えば、1202)を介して、第1のレイアウト(例えば、1212A)(例えば、ビュー)(例えば、複数の行及び複数の列を含む、単一の行及び単一の列を含む)内に、複数のコンテンツアイテム(例えば、写真A~T、写真1208)(例えば、写真、ビデオ、又はその表現)を表示する(1302)。
第1のレイアウト内に複数のコンテンツアイテムを表示する一部として、電子デバイス(例えば、1200)は、複数のコンテンツアイテムのうちの第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)と、複数のコンテンツアイテムのうちの第2のコンテンツアイテム(例えば、図12Aの写真C)とを同時に表示する(1304)。
ディスプレイデバイス(例えば、1202)を介して、第1のレイアウト内の複数のコンテンツアイテムを表示している間に、電子デバイス(例えば、1200)は、第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)のサイズを変更する要求(例えば、ユーザジェスチャ(例えば、ダブルタップ及びドラッグジェスチャ、ピンチジェスチャ(例えば、2つの接触間の距離が増加又は減少する場合、ディスプレイデバイス上の2つの接触を検出すること))、音声入力)に対応するユーザ入力(例えば、1210)を検出する(1306)。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、複数のコンテンツアイテムに対応する(例えば、そこの/その上の)場所で、及び/又は第1のコンテンツアイテム上の(又はその中心に置かれた)場所で検出される。
ユーザ入力(例えば、1208)の検出に応答して、電子デバイス(例えば、1202)は、第1のレイアウト(例えば、1212A)内の第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)の表示から第2のレイアウト(例えば、1212D)内の第1のコンテンツアイテムの表示に遷移させることを開始する(1308)。第2のレイアウトは、第1のレイアウトとは異なる。第1のレイアウトでは、第2のコンテンツアイテム(例えば、図12Aの写真C)は、第1のコンテンツアイテムに対する第1の場所を有する。第2のレイアウト(例えば、1212D)では、第1のコンテンツアイテムとは異なる第3のコンテンツアイテム(例えば、図12Eの写真E)は、第1のコンテンツアイテムに対する第1の場所を有する。
第1のレイアウト内の第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)の表示から第2のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示に遷移する一部として、電子デバイス(例えば、1200)は、第1のレイアウト(例えば、1212A)内の第1のコンテンツアイテムの表示から第2のレイアウト(例えば、1212D)内の第1のコンテンツアイテムの表示への遷移中に、第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)に対する第1の場所において第2のコンテンツアイテム(例えば、図12Bの第3の列における写真C)と第3のコンテンツアイテム(例えば、図12Bの第3の列における写真E)との組み合わせを表示する(1310)。いくつかの実施形態では、第2のレイアウトは、例えば、ユーザ入力がピンチ(行/列がより多い)であるか又はデピンチ(行/列がより少ない)ジェスチャであるかどうかに応じて、第1のレイアウトよりも多い又はより少ない行/列を含む。コンテンツアイテムを組み合わせる(例えば、クロスフェードする)ことは、コンテンツアイテムが第1のレイアウトから第2のレイアウトに切り替わったときに、コンテンツアイテムが移動した場合に関するフィードバックをユーザに提供する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のレイアウト(例えば、1212A)内の第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)の表示から第2のレイアウト(例えば、1212D)内の第1のコンテンツアイテムの表示に遷移する一部として、電子デバイス(例えば、1200)は、第1のコンテンツアイテムを任意の他のコンテンツアイテムと組み合わせることなく、第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)のサイズを変化させる。アイテムを組み合わせることなくコンテンツアイテムをリサイズすることは、ユーザがレイアウト内のアイテムの位置を変更することなく、様々なサイズでコンテンツを閲覧することを可能にする。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のレイアウト(例えば、1212A)内の第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)の表示から第2のレイアウト(例えば、1212D)内の第1のコンテンツアイテムの表示に遷移することの一部として、電子デバイス(例えば、1200)は、第4のコンテンツアイテムを任意の他のコンテンツアイテムと組み合わせることなく(例えば、視覚的にクロスフェードすることなく)、第4のコンテンツアイテム(例えば、図12A~図12Dの写真K)(例えば、第1のコンテンツアイテムに隣接して位置する、第1のコンテンツアイテムと同じ行に位置する、第1のコンテンツアイテムの左及び/又は右に位置する)のサイズを変化させる。
いくつかの実施形態では、第1のレイアウト(例えば、1212A)(例えば、ビュー)は、複数の行(例えば、及び複数の列)を含む。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)は、第1のレイアウト(例えば、1212A)の複数の行のうちの第1の行にある。いくつかの実施形態では、第5のコンテンツアイテム(例えば、図12Aの写真P)は、第1のレイアウトの複数の行のうちの第1の行とは異なる第2の行(例えば、第1の行の上又は下)にある。いくつかの実施形態では、第1のレイアウト内の第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)の表示から第2のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示に遷移する一部として、電子デバイス(例えば、1200)は、第1のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示から第2のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示への遷移中に、第5のコンテンツアイテム(例えば、図12Bの第3の列における写真P)と第6のコンテンツアイテム(例えば、図12Bの第3の列における写真N)との組み合わせ(例えば、第5のコンテンツアイテム及び第6のコンテンツアイテムをクロスフェードする)を表示する。
いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)に対する第1の場所において第2のコンテンツアイテムの組み合わせ(例えば、図12Bの第3の列における写真C)及び第3のコンテンツアイテム(例えば、図12Bの第3の列における写真E)との組み合わせを表示することの一部として、電子デバイス(例えば、1200)は、第2のコンテンツアイテムを溶暗する(例えば、その不透明度を低下させる)と共に、(例えば、同時に)第3のコンテンツアイテムを溶明する(例えば、その不透明度を増加させる)(例えば、第2のコンテンツアイテム及び第3のコンテンツアイテムをクロスフェードする)。いくつかの実施形態では、サイズの変更中に第2のコンテンツアイテムが溶暗し、サイズの変更中に第3のコンテンツアイテムが溶明する。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテムの行以外の行上の複数のコンテンツアイテムがクロスフェードされる。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテムの行以外の行上の全てのコンテンツアイテムがクロスフェードされる。コンテンツアイテムをクロスフェードすることは、コンテンツアイテムが第1のレイアウトから第2のレイアウトに切り替わったときに、コンテンツアイテムが移動した場合に関するフィードバックをユーザに提供する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、ユーザ入力(例えば、1210)は、ジェスチャを含む。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)に対する第1の場所において第2のコンテンツアイテムの組み合わせ(例えば、図12Bの第3の列における写真C)及び第3のコンテンツアイテム(例えば、図12Bの第3の列における写真E)の組み合わせを表示することの一部として、電子デバイス(例えば、1200)は、ユーザ入力(例えば、1210)のジェスチャの移動と併せて、組み合わせ(例えば、クロスフェードの量)のレベル(例えば、分布、各コンテンツアイテムの組み合わせに対する寄与)を徐々に進行させる。ユーザ入力の移動と共にコンテンツアイテムをクロスフェードすることは、ユーザ入力がコンテンツアイテムの場所を変化させるというフィードバックをユーザに提供する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、ジェスチャ(例えば、1210)は、電子デバイス(例えば、1200)のタッチ感知面(例えば、ディスプレイ1202の)上の1つ以上の接触の移動(例えば、ジェスチャの1つの部分の間の移動(例えば、ジェスチャの後の部分);移動の初期速度よりも遅い移動)を含む。いくつかの実施形態では、方法1300は、以下のアイテムのうちの1つ以上を実行する電子デバイスを更に含む。(例えば、入力1210に対応する)移動の大きさが(非ゼロ)閾値を下回る(例えば、閾値を超えた後など、移動が遅くなる)との判定に従って、電子デバイスは、第1のコンテンツアイテムに対する第1の場所における第2のコンテンツアイテム(例えば、図12Bの第3の列における写真C)を、第1のコンテンツアイテムに対する第1の場所における第3のコンテンツアイテム(例えば、図12Bの第3の列における写真E)に置き換えることを含む、第1のレイアウト内(例えば、1212A)の第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)の表示から第2のレイアウト内(例えば、1212D)の第1のコンテンツアイテムの表示への遷移を完了する。ユーザ入力が減速するとユーザ入力中に第2のレイアウトにスナップすることは、入力がコンテンツアイテムの場所を変化させるというフィードバックをユーザに提供する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、ジェスチャ(例えば、入力1210)は、電子デバイス(例えば、1200)のタッチ感知面上の2つ以上の接触の移動を含む。いくつかの実施形態では、方法1300は、以下のステップのうちの1つ以上を更に含む。タッチ感知面からの2つ以上の接触のリフトオフ(例えば、入力1210に対応する)の検出に応答して、且つ2つ以上の接触の移動が(例えば、2つ以上の接触の初期タッチダウンと比較して)2つ以上の接触間の距離の減少(例えば、ズームアウトするためのピンチ)を含むとの判定に従って、電子デバイスは、第1のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示から第2のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示に遷移する一部として、第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)のサイズを縮小する。タッチ感知面からの2つ以上の接触のリフトオフの検出に応答して、且つ2つ以上の接触の移動が(例えば、2つ以上の接触の初期タッチダウンと比較して)2つ以上の接触間の距離の増加(例えば、ズームインするためのデピンチ)を含むとの判定に従って、電子デバイスは、第1のレイアウト(例えば、1212A)内の第1のコンテンツアイテムの表示から第2のレイアウト(例えば、1212D)内の第1のコンテンツアイテムの表示に遷移する一部として、第1のコンテンツアイテムのサイズを増加させる。
いくつかの実施形態では、ユーザ入力(例えば、1210)は、電子デバイス(例えば、1200)のタッチ感知面上の1つ以上の接触の移動を含むジェスチャを含む。いくつかの実施形態では、第2のレイアウト(例えば、1212D)内の第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)は、1つ以上の接触の移動の大きさ(例えば、移動距離、ピンチ/デピンチの量)に基づくサイズで表示される。
いくつかの実施形態では、ユーザ入力(例えば、1210)は、電子デバイス(例えば、1200)のタッチ感知面上の1つ以上の接触の移動を含むジェスチャを含む。いくつかの実施形態では、第3のコンテンツアイテム(例えば、図12Bの第3の列における写真E)は、大きさ(例えば、移動距離、ピンチ/デピンチの量)に基づいて、第1のコンテンツアイテムに対する第1の場所において第2のコンテンツアイテム(例えば、図12Bの第3の列における写真C)と組み合わせられるように選択される。いくつかの実施形態では、ジェスチャの異なる大きさは、第1のコンテンツアイテムに対する第1の場所において異なるコンテンツアイテムを第2のコンテンツアイテムと組み合わせさせる(及び任意選択的に置き換えさせる)。ユーザ入力の大きさに基づいてコンテンツアイテムの異なる場所を提供することは、コンテンツアイテムが第2のレイアウト内に位置する場所をユーザ入力が指示するというフィードバックをユーザに提供する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス(例えば、1202)を介して、第1のレイアウト内に複数のコンテンツアイテム(例えば、写真、ビデオ、又はその表現)を表示することの一部として、電子デバイス(例えば、1200)は、ディスプレイデバイス上に(例えば、複数のコンテンツアイテム上に重ね合わせられる、複数のコンテンツアイテム上に表示される、複数のコンテンツアイテムのコンテンツアイテムに隣接して表示される)、第1のラベル(例えば、1204A)(例えば、第2のラベルを表示することなく、第2の情報(例えば、年、場所、タイトル、日、時間)を含むことなく第1の情報(例えば、月)を含む1つ以上のインジケータ(例えば、日付インジケータ、タイトルインジケータ、場所インジケータ))を表示する。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイスを介して、第2のレイアウト(例えば、1212F)内に複数のコンテンツアイテム(例えば、写真、ビデオ、又はその表現)を表示する一部として、電子デバイスは、ディスプレイデバイス上に(例えば、複数のコンテンツアイテム上に重ね合わせられる、複数のコンテンツアイテム上に表示される、複数のコンテンツアイテムのコンテンツアイテムに隣接して表示される)、第1のラベル(例えば、1204A)とは異なる第2のラベル(例えば、1204B)(例えば、第1のラベルを表示することなく、第1の情報(例えば、月)及び第2の情報(例えば、年、場所、タイトル、日、時間)を含む1つ以上のインジケータ(例えば、日付インジケータ、タイトルインジケータ、場所インジケータ)、第1の情報及び第2の情報は複数のコンテンツアイテムのうちの少なくとも一部に対応する(及び任意選択的に、対応するコンテンツアイテムの場所に基づいて選択された場所に表示される))を表示する。(例えば、入力がズームアウトするデピンチジェスチャである場合には、より少ないコンテンツアイテムを表示させる)いくつかの実施形態では、第1のレイアウト(例えば、開始レイアウト)は、第2の情報(例えば、年、場所、タイトル、日、時間)を含むことなく第1の情報(例えば、月)を含む1つ以上のインジケータ(例えば、日付インジケータ、タイトルインジケータ、場所インジケータ)を含み、第1の情報は、複数のコンテンツアイテムの少なくとも一部に対応し(及び任意選択的に、対応するコンテンツアイテムの場所に基づいて選択された場所に表示される)、第2のレイアウト(例えば、ユーザ入力から得られたレイアウト、第1のコンテンツアイテムのズームインビュー)は、第1の情報を含む(例えば、月)及び第2の情報(例えば、年、場所、タイトル、日、時間)を含み、第1及び第2の情報は、複数のコンテンツアイテムのうちの少なくとも一部に対応する(及び任意選択的に、対応するコンテンツアイテムの場所に基づいて選択された場所に表示される)。
いくつかの実施形態では、第1のラベル(例えば、1204A)(例えば、コンテンツアイテムに対応するタイトル、完全な日付、地理的位置)は、複数のコンテンツアイテムに隣接する場所に(例えば、集合の上部に)表示される。
いくつかの実施形態では、第2のラベル(例えば、1204B、1204C)(例えば、年、月と年との組み合わせ)は、複数のコンテンツアイテム上に重ね合わせて(例えば、その集合の上部に)表示される。
いくつかの実施形態では、ユーザ入力(例えば、1208、1220、1222)は、電子デバイス(例えば、1200)のタッチ感知面上の1つ以上の接触を含むジェスチャを含む。いくつかの実施形態では、第2の情報(例えば、年、場所、タイトル、日、時間)(及び任意選択的に、第1の情報)を含む1つ以上のインジケータ(例えば、1204A~1204C)(例えば、日付インジケータ、タイトルインジケータ、場所インジケータ)を表示することは、ジェスチャの1つ以上の接触のリフトオフを検出することに応答している。
いくつかの実施形態では、ユーザ入力(例えば、1208、1220、1222)は、電子デバイス(例えば、1200)のタッチ感知面上の1つ以上の接触の移動を含む第2のジェスチャを含む。いくつかの実施形態では、第2の情報(例えば、年、場所、タイトル、日、時間)を含む1つ以上のインジケータ(例えば、1204A~1204C)(例えば、日付インジケータ、タイトルインジケータ、場所インジケータ)(及び任意選択的に、第1の情報)を表示することは、閾値が満たされているとの判定(例えば、ユーザ入力の1つ以上の接触の移動の大きさが閾値の大きさを超え、第1のコンテンツアイテムのサイズは閾値サイズを満たす(例えば、上回る、下回る))に応答している。いくつかの実施形態では、閾値は、第1のレイアウト(例えば、1212A)内の第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)の表示から第2のレイアウト(例えば、1212D)内の第1のコンテンツアイテムの表示に遷移している間に満たされる。
いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス(例えば、1202)上の、第2のレイアウト(例えば、1212D)内の第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)の表示位置は、ユーザ入力(例えば、1210)の入力位置(例えば、タッチ感知面上)に基づく。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテムは、ユーザ入力の入力位置に基づいて選択される。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、ピンチ/デピンチジェスチャであり、デバイスは、ピンチ/デピンチジェスチャの場所に基づいて、場所(例えば、中心点)又は中心コンテンツアイテム(例えば、ジェスチャの中心点におけるコンテンツアイテム)を判定する。いくつかの実施形態では、ユーザ入力は、タップダブルタップ(又はシングルタップ)ジェスチャであり、デバイスは、ダブルタップ(又はシングルタップ)ジェスチャの場所に基づいて、場所(例えば、中心点)又は中心コンテンツアイテム(例えば、ジェスチャの中心点におけるコンテンツアイテム)を判定する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、判定された場所(例えば、中心点)又は中心コンテンツアイテムに基づいて、第1のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示から第2のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示への遷移をアンカーする。
いくつかの実施形態では、第2のレイアウト(例えば、1212F、1212G)は、複数の行及び複数の列を含む。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス(例えば、1202)を介して、第2のレイアウト内に複数のコンテンツアイテム(例えば、写真A~T、1208)(例えば、写真、ビデオ、又はその表現)を表示することの一部として、電子デバイス(例えば、1200)は、第2のレイアウト内に多数の関連するコンテンツアイテムを表示することを控える(例えば、デッドスペース1224を消去する)。いくつかの実施形態では、複数の行の最上行における1つ以上の空の位置(表示されるコンテンツアイテムがない)を必要とせずに、第1のコンテンツアイテムの場所が第1のレイアウトから第2のレイアウトへの遷移内で維持されることができるように、数(表示されないコンテンツアイテムの量)が電子デバイスによって選択される。いくつかの実施形態では、デバイスは、現在のレイアウトが拡大レベルを満たす(例えば、上回る、又は下回る)かどうかを判定する。拡大レベルを満たすことに従って、デバイスは、(複数の行の最上行における空の位置を必要とせずに、第1のコンテンツアイテムの場所が第1のレイアウトから第2のレイアウトへの遷移において維持されることができるように)関連するコンテンツアイテムの数を表示することを控え、拡大レベルを満たさないことに従って、デバイスは、(第1のコンテンツアイテムの場所が第1のレイアウトから第2のレイアウトへの遷移において維持され、それによって、複数の行の最上行に空の位置を残すことができるように)関連するコンテンツアイテムの数を表示する。第2のレイアウト内に多数の関連するコンテンツアイテムを表示することを控えることは、デバイスがコンテンツアイテムの完全な(例えば、記入された)行のみをユーザに表示することを可能にする。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、関連するコンテンツアイテム(例えば、写真A~T、1208)は、関連するコンテンツアイテム(例えば、同じ/類似の時間及び/又は同じ/類似の場所で撮影された写真)のうちの1つ以上の類似性に基づいて選択される。
いくつかの実施形態では、関連するコンテンツアイテムは、(例えば、それらが十分に類似している場合であっても)初期コンテンツアイテム(順序付けられたセットにあるコンテンツアイテム、初期コンテンツアイテムである順序付けられたセットを開始するコンテンツアイテム)及び後続コンテンツアイテム(順序付けられたセット内の初期コンテンツアイテムの直後のコンテンツアイテム)を含まない。
いくつかの実施形態では、方法1300は、以下のステップのうちの1つ以上を更に含む。ディスプレイデバイス(例えば、1202)上に、第2のレイアウト(例えば、1212F、1212G)内の第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)を表示することに続いて、電子デバイス(例えば、1200)は、複数のコンテンツアイテムをスクロールする要求(例えば、ユーザ入力、スクロールジェスチャ、スワイプアップ/ダウンジェスチャ)を検出する。電子デバイスは、複数のコンテンツアイテムをスクロール速度でスクロールする。スクロール速度が閾値速度を超えるとの判定に従って、電子デバイスは、複数のコンテンツアイテム(例えば、写真A~T、1208)のコンテンツアイテムの表示サイズを変更することなく、複数のコンテンツアイテムを第3のレイアウトに再配置する(例えば、以前は初期列にあったコンテンツアイテムは異なる列に移動され、第2のレイアウトの一部として以前に表示されなかったコンテンツアイテムはここで表示される)。スクロール速度が閾値速度を超えないとの判定に従って、電子デバイスは、複数のコンテンツアイテムを第3のレイアウトに再配置することを控える。
いくつかの実施形態では、複数のコンテンツアイテム(例えば、写真A~T、1208)をスクロールすることに続いて、デバイスは、コンテンツアイテムの新たな配置を使用して、第2のレイアウト内に複数のコンテンツアイテムを表示する(例えば、第2のレイアウトの一部として以前に表示されなかったコンテンツアイテムがここで表示される)。
いくつかの実施形態では、複数のコンテンツアイテム(例えば、写真A~T、1208)をスクロールする要求の受信に応答して、デバイスは、スクロール速度で複数のコンテンツアイテムをスクロールする。スクロール速度が閾値速度を超えるとの判定に従って、デバイスは、複数のコンテンツアイテムのコンテンツアイテムの表示サイズを変更することなく、複数のコンテンツアイテムを第3のレイアウトに再配置し(例えば、以前は列にあったコンテンツアイテムはここで異なる列にあり、第2のレイアウトの一部として以前に表示されなかったコンテンツアイテムはここで表示される)、スクロール速度が閾値速度を超えないとの判定に従って、複数のコンテンツアイテムを第3のレイアウトに再配置することを控える。
いくつかの実施形態では、初期行が空のスペース(例えば、1224)を含むようにレイアウトの初期列内のコンテンツアイテムが配置されるとき、又はデバイスがコンテンツアイテムを縮小/複製して全初期行を有するときに、デバイスは、ユーザが閾値速度を上回るスクロールを要求するときに、アレイ内のコンテンツアイテムをシフトさせる。したがって、ユーザがゆっくりスクロールすると、ユーザは、コンテンツアイテムの場所を追跡し続けることができる(シフトは生じない)が、ユーザが素早くスクロールする(及びコンテンツアイテムの場所を追跡しない)とき、デバイスは、(コンテンツアイテムの除去/複製を必要とせずに)初期(上部)行がフルになるように、コンテンツアイテムをシフトさせる。
いくつかの実施形態では、第2のレイアウト(例えば、1212F、1212G)は、複数の行及び複数の列を含む。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス(例えば、1202)を介して、第2のレイアウト(例えば、1212F、1212G)内に複数のコンテンツアイテム(例えば、写真A~T、1208)(例えば、写真、ビデオ、又はその表現)を表示することの一部として、電子デバイス(例えば、1200)は、第2のレイアウト内に多数の重複するコンテンツアイテムを表示する。いくつかの実施形態では、複数の行の最上行における1つ以上の空の位置(例えば、1224)(表示されるコンテンツアイテムがない)を必要とせずに、第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)の場所が第1のレイアウトから第2のレイアウトへの遷移内で維持されることができるように、数(重複するコンテンツアイテムの量)が電子デバイスによって選択される。いくつかの実施形態では、デバイスは、現在のレイアウトが拡大レベルを満たす(例えば、上回る、又は下回る)かどうかを判定する。拡大レベルを満たすことに従って、デバイスは、(複数の行の最上行における空の位置(例えば、1224)を必要とせずに、第1のコンテンツアイテムの場所が第1のレイアウトから第2のレイアウトへの遷移において維持されることができるように)コンテンツアイテムの数を複製し、拡大レベルを満たさないことに従って、デバイスは、(第1のコンテンツアイテムの場所が第1のレイアウトから第2のレイアウトへの遷移において維持され、それによって、複数の行の最上行に空の位置を残すように)コンテンツアイテムの数を複製しない。
いくつかの実施形態では、第2のレイアウト(例えば、1212D)は、複数の行及び複数の列を含む。いくつかの実施形態では、第1のレイアウト(例えば、1212A)内の第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)の表示から第2のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示に遷移させることは、第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)の行内の任意の場所にコンテンツアイテムの組み合わせ(例えば、そのクロスフェード)を表示することを含まない(例えば、第1のレイアウトから第2のレイアウトへの遷移中に)。
いくつかの実施形態では、ユーザ入力(例えば、1210)の場所(例えば、ピンチ/デピンチジェスチャの中心)は、第1のレイアウト(例えば、1212A)内の第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)の場所に対応する。いくつかの実施形態では、第1のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示から第2のレイアウト(例えば、1212D)内の第1のコンテンツアイテムの表示への遷移の一部として、電子デバイス(例えば、1200)は、第2のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの場所が、第1のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの場所と少なくとも部分的に(例えば、全体に、完全に)重なり合うように、第2のレイアウト内に第1のコンテンツアイテムを表示する。いくつかの実施形態では(例えば、ズームイン時)、第1のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムが第1の表示領域を使用するとき、第2のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示は、第1の表示領域及び追加の表示領域を使用し、それによって第1の表示領域を完全に重ね合わせる。いくつかの実施形態では(例えば、ズームアウト時)、第1のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムが第1の表示領域を使用するとき、第2のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示は、第1の表示領域の外側の表示領域を使用することなく、第1の表示領域の一部を使用し、それによって第1の表示領域を完全に重ね合わせる。
いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)が第1のレイアウト内のディスプレイの第1の領域(例えば、ディスプレイの右1/3、右端の列)内にあるとの判定に従って、第2のレイアウト内でディスプレイの第1の領域内に第1のコンテンツアイテムを表示し、第1のコンテンツアイテムが、第1のレイアウト内のディスプレイの第1の領域とは異なる第2の領域(例えば、ディスプレイの左1/3、左端の列)内にあるとの判定に従って、第2のレイアウト内でディスプレイの第2の領域内に第1のコンテンツアイテムを表示する。
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1のコンテンツアイテムを第1のレイアウト内で開始する場所にアンカーすることによって、第1のコンテンツアイテムの表示位置の視覚的連続性を維持する。結果として、ユーザは、デバイスが第2のレイアウト内に表示するように遷移した時点で、第1のコンテンツアイテムを特定することがより容易に可能である。
いくつかの実施形態では、方法1300は、以下のステップのうちの1つ以上を更に含む。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)を第2のレイアウト(例えば、1212G)内に表示している間に、電子デバイス(例えば、1200)は、第1のコンテンツアイテムのサイズを縮小する要求に対応する第2のユーザ入力(例えば、1222)を検出する。いくつかの実施形態では、第2のユーザ入力は、1つ以上の接触を含む第2のジェスチャである。いくつかの実施形態では、第2のジェスチャの少なくとも第1の部分(例えば、1222)の検出に応答して、電子デバイスは、第1のサイズで第7のコンテンツアイテム(例えば、ディスプレイ602の縁部に沿った写真)と第2のサイズ(例えば、第1のサイズと同じ、第1のサイズとは異なる)で第8のコンテンツアイテム(例えば、ディスプレイ602の縁部に沿った写真)とを同時に表示することを含む、第2のジェスチャの第1の部分に基づいて、複数のコンテンツアイテム(例えば、写真A~T、1208)(例えば、第1のコンテンツアイテムを含む)のサイズを縮小する(例えば、最大ズームアウトレベルまでズームアウトする)。いくつかの実施形態では、第2のジェスチャの大きさの第1の部分に基づいて、複数のコンテンツアイテムのサイズを縮小する(例えば、最大ズームアウトレベルまでズームアウトする)ことに続いて、且つ、第2のジェスチャの少なくとも第2の部分(例えば、1226、1222の継続)の検出(例えば、タッチ感知面からのジェスチャのリフトオフを検出することなく)に応答して、電子デバイスは、第1の量だけ第7のコンテンツアイテムのサイズ(例えば、寸法(例えば、幅、高さ、又はその双方)を増加させることによって)増加させる。いくつかの実施形態では、第1の量は、第2のジェスチャの場所までの第7のコンテンツアイテムの第1の距離に基づいて選択される。いくつかの実施形態では、第2のジェスチャの大きさの第1の部分に基づいて、複数のコンテンツアイテムのサイズを縮小することに続いて、且つ第2のジェスチャの少なくとも第2の部分の検出に応答して、電子デバイスは、第1の量よりも大きい第2の量だけ第8のコンテンツアイテムのサイズ(例えば、寸法(例えば、幅、高さ、又はその双方)を増加させることによって)を増加させる。いくつかの実施形態では、第2の量は、第2のジェスチャの場所までの第8のコンテンツアイテムの第2の距離に基づいて選択される。いくつかの実施形態では、第2の距離は、第1の距離よりも大きい。いくつかの実施形態では、(例えば、タッチ感知面からの)1つ以上の接触のリフトオフを検出することに応答して、電子デバイスは、第1の量だけ第7のコンテンツアイテムのサイズを縮小し、第1のサイズで第7のコンテンツアイテムを表示し、第2の量だけ第8のコンテンツアイテムのサイズを縮小し、第2のサイズで第8のコンテンツアイテムを表示する。最大ズームアウトビューよりも遠くにズームアウトし、その後に最大ズームアウトビューに戻ることは、入力が受信されたが、追加のズームアウトがサポートされていないというフィードバックをユーザに提供する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、選択モード(例えば、図12Aの「選択」ボタンの選択を検出すると移行したモード)では、対応するコンテンツアイテムに対応する場所でのタップジェスチャは、対応するコンテンツアイテムのサイズを変更することなくコンテンツアイテムを選択する(例えば、コンテンツアイテムで検出されたタップジェスチャを介して)。いくつかの実施形態では、選択モードではないとき、それぞれのコンテンツアイテムに対応する場所でのタップジェスチャは、対応するコンテンツアイテムのサイズを変更する(例えば、拡大する)。いくつかの実施形態では、方法1300は、以下のステップのうちの1つ以上を更に含む。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテム(例えば、1208)を第2のレイアウト(例えば、1212D)内に表示している間に、電子デバイス(例えば、1200)は、第1のコンテンツアイテムのサイズを縮小する要求に対応する第3のユーザ入力(例えば、1214)を検出する。いくつかの実施形態では、電子デバイスが選択モードで動作しているとの判定に従って、電子デバイスは、複数のコンテンツアイテムのサイズを第3のサイズに縮小する。いくつかの実施形態では、電子デバイスが選択モードで動作していないとの判定に従って、電子デバイスは、複数のコンテンツアイテムのサイズを、第3のサイズよりも小さい第4のサイズに縮小する。
方法1300(例えば、図13)に関して上記したプロセスの詳細はまた、後述/前述の方法にも同様の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法1100は、方法1300を参照して上述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。例えば、方法1100を実行するとき、電子デバイス600は、ピンチジェスチャ(例えば、1006)の検出に応答して、方法1300に関して上述したように、クロスフェード技術を使用する。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
図14A~図14Fは、いくつかの実施形態に係る、メディアアイテムの集合をナビゲートするための例示的なデバイス及びユーザインタフェースを示す。これらの図のユーザインタフェースは、図15のプロセスを含む、後述するプロセスを例示するために使用される。
図14Aは、ディスプレイ602を有するスマートフォンである電子デバイス600を示す。ディスプレイ602は、電子デバイス600がユーザのジェスチャ(例えば、タップ、スワイプ、ドラッグ)を検出することができるタッチ感知面を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス600は、電子デバイス100、300、又は500の1つ以上の特徴を含む。
図14Aでは、電子デバイス600は、メディアアイテムの集合(例えば、写真、ビデオ)をナビゲートするためのユーザインタフェース1400を表示する。ユーザインタフェース1400は、ディスプレイ602上のそれぞれの初期位置に表示されている写真1402A~1402Gを含む。いくつかの実施形態では、場所は、写真が表示されているビュー(例えば、年、月、日、全写真)に基づいて選択される。図14Aでは、写真は、日ビュー640で表示されている。いくつかの実施形態では、日ビュー640は、メディアライブラリ又はその表現からのメディアアイテムのキュレートセットを含み、メディアアイテムのキュレートセットは、特定期間(例えば、2018年4月18-19日)に対応する。加えて、ユーザインタフェース1400は、表示された写真(例えば、1402A~1402G)が対応する期間の指示を提供する、タイトル1408(例えば、メタデータ646Aに対応する)を含む。
図14Aに示すように、ユーザは、日ビュー640から全写真ビュー810に切り替えるタップジェスチャを実行する。結果として、電子デバイス600は、全写真ビューに関連付けられたアフォーダンス610Dにおける入力1404を検出する。
図14Bでは、入力1404の検出に応答して、電子デバイス600は、日ビュー640(例えば、第1のレイアウト)から全写真ビュー810(例えば、第2のレイアウト)への遷移を開始する。図14B~図14Fに示されるように、電子デバイス600は、2つの異なるビュー間の視覚的接続を形成する様式で、日ビュー640から全写真ビュー810に遷移する。具体的には、日ビュー640は、写真1402A~1402Gを含み、全写真ビュー810は、写真1402A~1402Gの複製バージョン(例えば、1412A~1412G)を含む。したがって、日々のビュー640から全写真ビュー810への遷移中、電子デバイス600は、それぞれの初期位置からそれぞれの最終位置へ写真1402A~1402Gを移動させ、それぞれの最終位置は、写真1402A~1402Gの複製バージョン(例えば、1412A~1412G)によって占有される。結果として、日ビュー640と全写真ビュー810との間の視覚的接続が形成される。
いくつかの実施形態では、電子デバイス600は、右から左への方向への移動による入力1406の検出に応答して、日ビュー640から全写真ビュー810への遷移を開始する。いくつかの実施形態では、全写真ビュー810は、図8Dに関して上述したように、メディアライブラリ又はその表現からのメディアアイテムの非キュレートセット(例えば、写真、ビデオ)を含む。
図14A~図14Fに示すように、日ビュー640から全写真ビュー810への遷移中に、電子デバイス600は、図14Aのそれぞれの初期状態から図14Fのそれぞれの最終状態に写真1402A~1402Gを変換する。具体的には、電子デバイス600は、写真1402A~1402Gを図14Aのそれぞれの初期位置から図14Fのそれぞれの最終位置に移動させる。上述したように、それぞれの最終位置は、写真1402A~1402Gの複製バージョン(例えば、1412A~1412G)によって既に占有されている。例えば、図14Aに示すように、写真1402Aは、ディスプレイ602の最上部の初期位置で開始する。日ビュー640から全写真ビュー810への遷移中、電子デバイス600は、複製バージョン1412Aが既に存在する場合、写真1402Aを図14Fに示される最終位置まで下方及び左に移動させる。この写真1402Aの移動は、電子デバイス600によって表示されることに留意されたい。対照的に、電子デバイス600は、全写真ビュー810の写真(例えば、複製バージョン1412A~1412G)を移動させない。
図14A~図14Fに示すように、写真1402A~1402Gを変換することはまた、サイズ変更が必要とされる場合に、それぞれの表示されたサイズの写真1402A~1402Gを変更することも含む。具体的には、電子デバイス600は、図14Aのそれぞれの初期サイズから図14Fのそれぞれの最終サイズへと1つ以上の写真をリサイズする。写真をリサイズすることは、写真の倍率レベル、写真のトリミング部分、写真のアスペクト比を変化させること、又はそれらの組み合わせを含むことができる。例えば、図14Aに示すように、写真1402Aは、横長形式に対応するアスペクト比(例えば、16:9)を有する初期サイズで表示される。日ビュー640から全写真ビュー810への遷移中、電子デバイス600は、写真1402Aの左部分及び右部分をトリミングすることによって写真1402Aをリサイズする。結果として、写真1402Aのアスペクト比は、2つのバージョン1412Aのアスペクト比と一致する正方形形式に対応する最終アスペクト比(例えば、1:1)に変化する。
加えて、電子デバイス600は、写真1402Aの拡大レベル(例えば、写真上のズームアウト)を変更し、図14Fに示す複製バージョン1412Aの最終拡大レベルをもたらす。結果として、電子デバイス600は、その複製バージョン(例えば、1412A)のサイズに一致するように写真1402Aをリサイズする。上述した方法で写真を変換する(例えば、移動する、リサイズする)ことは、日ビュー640と全写真ビュー810との間の視覚的接続を提供する。
写真1402B~1402Gも同様に、図14A~図14Fに示すように、ビュー640から全写真ビュー810への遷移中に、変換プロセスを受ける。
図14Bの遷移の開始に戻ると、入力1404の検出に応答して、電子デバイス600は、写真1402A~1402Gの複製バージョン(例えば、1412A~1412G)を含む複数の写真を含む全写真ビュー810を生成する。しかしながら、全写真ビュー810が完全に覆われるように、電子デバイス600が全写真ビュー810の上部に完全な不透明度を有する白色層1410を覆うため、ユーザは、図14Bの全写真ビュー810を見ることができない。したがって、白色層1410は、全写真ビュー810の下層が見えない一方で、ユーザに可視である。加えて、図14B~図14Eに示すように、電子デバイス600は、白色層1410の上部に写真1402A~1402Gの変換(例えば、移動、リサイズ)を表示する。
図14Cでは、日ビュー640から全写真ビュー810への遷移が進むにつれて、電子デバイス600は、白色層1410の不透明度を低減する(例えば、白色層1410の透明度を増加させる)。白色層1410の不透明度の低減は、全写真ビュー810の下層の不明瞭化を低減し、それによって、図14Cに示すように、全写真ビュー810の写真を可視にすることができる。図14D~図14Eでは、遷移が進行し続けると、電子デバイス600は、白色層1410の不透明度を更に低減し、それにより、全写真ビュー810の不明瞭化を更に低減する。その結果、ユーザは、全写真ビュー810の写真をより容易に見ることができる。最後に、図14Fでは、電子デバイス600は、白色層1410の不透明度をゼロに低減し、その結果、全写真ビュー810の不明瞭化は生じない。更に、いくつかの実施形態では、図14Fでは、電子デバイス600は、写真1402A~1402Gの表示を停止する。白色層1410に関して上述した技術は、日ビュー640と全写真ビュー810との間の視覚的接続を改善することに留意されたい。
日ビュー640と全写真ビュー810との間の別の接続は、一貫したタイトルの使用によって提供される。図14Aのビュー640では、タイトル1408は、表示された写真のうちの1つ以上(例えば、1402A~1402G)が対応する特定期間の指示を提供する。同様に、図14Fでは、全写真ビュー810はまた、タイトル1408を含む。したがって、日ビュー640及び全写真ビュー810は、同じ期間に対応する。いくつかの実施形態では、電子デバイス600は、列閾値を超える列の数を有する写真レイアウトに切り替える。いくつかの実施形態では、このタイプの写真レイアウトは、多数の写真を含む。結果として、これらのタイプの写真レイアウトのタイトルは、より長い期間(例えば、月、年)に対応する。したがって、これらのタイプの写真レイアウトでは、電子デバイス600は、2日の期間に対応するタイトル1408とは異なるタイトルを表示する。
いくつかの実施形態では、日ビュー640から全写真ビュー810への遷移中、写真間の境界線(例えば、1416A~1416B)は、遷移中に表示され続ける。いくつかの実施形態では、遷移中に境界線を表示し続けると、日ビュー640と全写真ビュー810との間の視覚的接続を改善する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス600は、2つの接触を有する入力の検出に応答して、日ビュー640から全写真ビュー810への遷移を開始し、この場合、2つの接触間の距離は減少する。いくつかの実施形態では、電子デバイス600は、2つの接触を有する入力の検出に応答して、全写真ビュー810から日ビュー640への遷移を開始し、この場合、2つの接触間の距離は増加する。
いくつかの実施形態では、ユーザは、アフォーダンス1414におけるタップジェスチャを実行することによって、全写真ビュー810から日ビュー640に戻ることができる。いくつかの実施形態では、アフォーダンス1414における入力の検出に応答して、全写真ビュー810から日ビュー640への遷移を開始する。いくつかの実施形態では、全写真ビュー810から日ビュー640への遷移は、図14A~図14Fの逆順序で行われる。いくつかの実施形態では、図14A~図14Fの逆順序は、図14Eにおいて完全な不透明度から開始した白色層1410を含み、不透明度が図14Aにおいてゼロに到達するまで不透明度が低減される。
図15は、いくつかの実施形態に係る、電子デバイスを使用してメディアアイテムの集合をナビゲートするための方法を示すフロー図である。方法1500は、ディスプレイデバイスを有する装置(例えば、100、300、500、600、1200)において実行される。方法1500のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
後述するように、方法1500は、メディアアイテムの集合をナビゲートするための直感的な方法を提供する。この方法は、メディアアイテムの集合をナビゲートするためのユーザの認識的負担を軽減し、それにより、より効率的なヒューマン-マシンインタフェースを形成する。バッテリ動作式コンピューティングデバイスの場合、ユーザがより高速且つ効率的にメディアアイテムの集合をナビゲートすることを有効化することで、電力を節約し、バッテリ充電間の時間を延ばす。
電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイス(例えば、602)を介して、第1のレイアウト(例えば、640)(例えば、年、月、又は日ビュー/レイアウト)(例えば、複数の行及び複数の列を含む、単一の行又は単一の列を含む)内に、複数のコンテンツアイテム(例えば、1402A~1402G)(例えば、写真、ビデオ、又はその表現)を表示する(1502)。
複数のコンテンツアイテム(例えば、1402A~1402G)を第1のレイアウト(例えば、640)内に表示することの一部として、電子デバイス(例えば、600)は、第1の場所(例えば、第1の場所/位置/サイズで)で複数のコンテンツアイテムのうちの第1のコンテンツアイテム(例えば、1402A)と、第1の場所とは異なる第2の場所(例えば、第2の場所/位置/サイズで)で複数のコンテンツアイテムのうちの第2のコンテンツアイテム(例えば、1402B)とを同時に表示する(1504)。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテム及び第2のコンテンツアイテムは、シーケンス内にある(例えば、連続的に順序付けられている)。
方法1500は、ディスプレイデバイス(例えば、602)を介して、第1のレイアウト(例えば、640)内に複数のコンテンツアイテム(例えば、1402A~1402G)を表示している間に、電子デバイス(例えば、600)が、第1のレイアウトとは異なる第2のレイアウトを表示する要求(例えば、レイアウトアフォーダンス(例えば、610D)(例えば、全写真)(例えば、そこの/その上の)に対応する場所におけるタップジェスチャ(例えば、1404)、音声入力)を検出する(1506)ことを更に含む。
方法1500は、第2のレイアウトを表示する要求(例えば、1404)の検出に応答して、電子デバイス(例えば、600)が、第1のレイアウト(例えば、640)から第2のレイアウト(例えば、810)への遷移を開始する(1508)ことを更に含む。第2のレイアウトは、複数の行及び複数の列を含む。
第1のレイアウト(例えば、640)から第2のレイアウト(例えば、810)への遷移を開始することの一部として、電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイス(例えば、602)を介して、(例えば、特定サイズで)第1のレイアウト内に表示されなかった第3のコンテンツアイテム(例えば、図14Fの1412A~1412G以外の写真)を表示する(1510)(例えば、最初に表示する)。
第2のレイアウトへの遷移を開始することの一部として、電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイス(例えば、602)を介して、第2のレイアウト内の第1の場所から第3の場所(例えば、810)への第1のコンテンツアイテム(例えば、1402A)の移動を表示する(1512)(例えば、第1の固定場所に第3のコンテンツアイテムを同時に表示する)。第3の場所は、第1の場所とは異なり、第1のコンテンツアイテムの表現(例えば、1412A)を既に含む。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテムは、第2のレイアウトが第1のコンテンツアイテムを含むとの判定(例えば、電子デバイスによって)に基づいて(例えば、電子デバイスによって)第2のレイアウト内に表示するために選択される。
第1のレイアウト(例えば、640)から第2のレイアウト(例えば、810)への遷移を開始することの一部として、電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイスを介して、第2のレイアウト内の第2の場所から第4の場所への第2のコンテンツアイテム(例えば、1402B)の移動を表示する(1514)(例えば、第1の固定場所に第3のコンテンツアイテムを同時に表示する)。第4の場所は、第2の場所とは異なり、第2のコンテンツアイテムの表現(例えば、1412B)を既に含む。いくつかの実施形態では、第2のコンテンツアイテムは、第2のレイアウトが第2のコンテンツアイテムを含むとの判定に基づいて(例えば、電子デバイスによって)第2のレイアウト内に表示するために選択される。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテム及び第2のコンテンツアイテムの移動は、第3のコンテンツアイテムの初期表示の後に表示される。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテム及び第2のコンテンツアイテムのシーケンシャルな順序は維持される(例えば、第1のコンテンツアイテムが第1のレイアウト内の第2のコンテンツアイテムの前に到来する場合、第1のコンテンツアイテムはまた、第2のレイアウト内の第2のコンテンツアイテムの前にも到来する)。コンテンツアイテムが既に含まれている新たな場所へのコンテンツアイテムの移動を表示することは、コンテンツアイテムの移動が向かっている場所に関するフィードバックをユーザに提供する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテム(例えば、1402A)は、第1のレイアウト(例えば、640)内に第1のサイズで表示される。いくつかの実施形態では、第2のコンテンツアイテム(例えば、1402B)は、第1のレイアウト内に第1のサイズとは異なる第2のサイズで表示される。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテムは、第2のレイアウト(例えば、図14Fの810)内に第1のサイズとは異なる第3のサイズで表示される。いくつかの実施形態では、第2のコンテンツアイテムは、第2のレイアウト内に第2のサイズとは異なる第4のサイズで表示される。
いくつかの実施形態では、第3のサイズ及び第4のサイズは同じである。いくつかの実施形態では、第3のコンテンツアイテムは、第2のレイアウト内に第3のサイズ(例えば、第4のサイズと同じ)で表示される。
いくつかの実施形態では、コンテンツアイテムのアスペクト比は、第1のレイアウト(例えば、640)から第2のレイアウト(例えば、810)に遷移するときに変化する。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテムは、第1のレイアウト内に第1のアスペクト比で表示され、第2のコンテンツアイテムは、第1のレイアウト内に第1のアスペクト比とは異なる第2のアスペクト比で表示される。いくつかの実施形態では、第1のコンテンツアイテムは、第2のレイアウト内に第1のアスペクト比とは異なる第3のアスペクト比で表示され、第2のコンテンツアイテムは、第2のレイアウト内に第2のアスペクト比とは異なる第4のアスペクト比で表示される。いくつかの実施形態では、第3のアスペクト比及び第4のアスペクト比は同じである。いくつかの実施形態では、第3のコンテンツアイテムは、第2のレイアウト内に(例えば、第4のアスペクト比と同じ)第3のアスペクト比で表示される。
いくつかの実施形態では(例えば、ズームイン時)、第1のレイアウト(例えば、640)内の第1のコンテンツアイテムが第1の表示領域を使用するとき、第2のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示は、第1の表示領域及び追加の表示領域を使用し、それによって第1の表示領域を完全に重ね合わせる。いくつかの実施形態では(例えば、ズームアウト時)、第1のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムが第1の表示領域を使用するとき、第2のレイアウト内の第1のコンテンツアイテムの表示は、第1の表示領域の第2の部分を使用することなく且つ第1の表示領域の外側の表示領域を使用することなく、第1の表示領域の一部を使用し、それによって第1の表示領域を完全に重ね合わせる。
いくつかの実施形態では、方法1500は、以下のステップのうちの1つ以上を更に含む。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス(例えば、602)を介して、第2のレイアウト(例えば、810)内に複数のコンテンツアイテム(例えば、1412A~1412G)を表示している間に、電子デバイス(例えば、600)は、第1のレイアウトを表示する要求(例えば、レイアウトアフォーダンス(例えば、1414)(例えば、写真の日ビュー)に対応する場所におけるタップジェスチャ(例えば、そこの/その上の)、音声入力)を検出する。いくつかの実施形態では、第1のレイアウトを表示する要求(例えば、1414における入力)の検出に応答して、電子デバイスは、第2のレイアウト(例えば、図14Fの810)から第1のレイアウト(例えば、図14Aの640)への遷移を開始する。いくつかの実施形態では、第2のレイアウトから第1のレイアウトへの遷移を開始することの一部として、電子デバイスは、第3のコンテンツアイテム(例えば、図14Fの1412A~1412G以外の写真)を表示することを停止する。いくつかの実施形態では、第2のレイアウトから第1のレイアウトへの遷移を開始することの一部として、電子デバイスは、ディスプレイデバイスを介して、第1のレイアウト内の第3の場所から第1の場所への第1のコンテンツアイテム(例えば、1412A)の移動を表示する(例えば、もはや第3のコンテンツアイテムを表示しない)。いくつかの実施形態では、第1の場所は、第1のコンテンツアイテムの表現(例えば、1402A)を既に含む。いくつかの実施形態では、第2のレイアウトから第1のレイアウトへの遷移を開始することの一部として、電子デバイスは、ディスプレイデバイスを介して、第1のレイアウト内の第4の場所から第2の場所への第2のコンテンツアイテム(例えば、1412B)の移動を表示する(例えば、もはや第3のコンテンツアイテムを表示しない)。いくつかの実施形態では、第2の場所は、第2のコンテンツアイテムの表現(例えば、1402B)を既に含む。コンテンツアイテムが既に含まれている新たな場所へのコンテンツアイテムの移動を表示することは、コンテンツアイテムの移動が向かっている場所に関するフィードバックをユーザに提供する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のレイアウト(例えば、図14Aの640)から第2のレイアウト(例えば、図14Fの810)に遷移することは、第1のレイアウト内に表示されなかった第3のコンテンツアイテム(例えば、図14Fの1412A~1412G以外の写真)の移動を含まない。いくつかの実施形態では、第2のレイアウトは、第1のレイアウトからの全てのコンテンツアイテムを含み、追加のコンテンツアイテムを含む。いくつかの実施形態では、第1のレイアウトからの全てのコンテンツアイテムは、第2のレイアウトへの遷移中の移動を含む。いくつかの実施形態では、(第1のレイアウト内に表示されなかった)追加のコンテンツアイテム全ては、第2のレイアウトの遷移中の移動を含まない。新たに表示されたコンテンツアイテムを移動させないことは、新たに表示され且つ以前のビューで閲覧するために利用可能ではなかったコンテンツアイテムに関するフィードバックをユーザに提供する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のレイアウト(例えば、図14Aの640)から第2のレイアウト(例えば、図14Fの810)へと遷移することの一部として、電子デバイス(例えば、600)は、不透明度レベルで第1の視覚層(例えば、1410)(例えば、白色の、層、カバー、シート)を表示する(例えば、遷移を開始したとき)。いくつかの実施形態では、第1のレイアウトから第2のレイアウトへ遷移することの一部として、電子デバイスは、第2のレイアウト内の第1の場所から第3の場所への第1のコンテンツアイテム(例えば、1402A)の移動と併せて、第1の視覚層の不透明度レベルを低減する(例えば、徐々に低減する)(例えば、第1の視覚層の不透明度がゼロになる)。いくつかの実施形態では、第1のレイアウト内に表示されなかった第3のコンテンツアイテム(例えば、図14Fの1412A~1412G以外の写真)を表示することの一部として、電子デバイスは、第1の視覚層の不透明度が低減されるにつれて、第3のコンテンツアイテムを徐々に表示する。いくつかの実施形態では、不透明度レベルを低減することは、コンテンツアイテム(例えば、移動していない第2のコンテンツアイテムの表現)を明らかにする。
いくつかの実施形態では、第1のレイアウトから第2のレイアウトへと遷移することの一部として、電子デバイスは、不透明度レベルで第2の視覚層(例えば、白色の、層、カバー、シート)を表示し(例えば、遷移を開始したとき)、第2の視覚層は、第2の場所に表示される第2のコンテンツアイテムと重なり合う(例えば、完全に)。いくつかの実施形態では、第1のレイアウトから第2のレイアウトへ遷移することの一部として、電子デバイスは、第2のレイアウト内の第2の場所から第4の場所への第2のコンテンツアイテムの移動と併せて、第2の視覚層の不透明度レベルを低減する(例えば、徐々に低減する)(例えば、第2の視覚層の不透明度がゼロになる)。いくつかの実施形態では、第1の視覚層及び第2の視覚層は、同じ視覚層の一部であり、それらの不透明度のレベルは一致する。
他のコンテンツアイテムが所定の位置に移動するにつれてコンテンツアイテムの前の層の不透明度を変化させることは、移動するコンテンツアイテムが進行している場所に関するフィードバックをユーザに提供する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1の視覚層(例えば、1410)は、第3の場所に表示される第1のコンテンツアイテムの表現(例えば、1412A)と重なり合う(例えば、完全に)。いくつかの実施形態では、第1の視覚層は、第3のコンテンツアイテムと重なり合う(例えば、完全に)。いくつかの実施形態では、第2の視覚層は、第2の場所に表示される第2のコンテンツアイテムと重なり合う(例えば、完全に)。
いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイス(例えば、602)を介して、第1のレイアウト(例えば、640)内に複数のコンテンツアイテム(例えば、1402A~1402G)を表示することの一部として、電子デバイス(例えば、600)は、ディスプレイデバイス上に、第1のレイアウトの第2の列から第1のレイアウトの第1の列を分離する第1の境界(例えば、1416A~1416B)(例えば、キー線の一部としての第1の境界線)を同時に表示し、第2の列は、第1の列と、第1のレイアウトの第3の列から第1のレイアウトの第2の列を分離する第2の境界(例えば、キー線の一部としての第2の境界線)とに隣接し、第3の列は第2の列に隣接する。いくつかの実施形態では、第1のレイアウトから第2のレイアウトへと遷移することの一部として、電子デバイスは、第1の境界と第2の境界との間の距離を変更する(例えば、アニメーションを介して、ズームイン時の距離を増加させる、ズームアウト時の距離を減少する)。いくつかの実施形態では、境界線間の距離は、第2のレイアウトを表示するように要求するユーザ入力(例えば、ピンチ、デピンチジェスチャ)の移動と共に変化する。いくつかの実施形態では、第1及び第2の境界線は平行である(及び遷移全体にわたって平行なままである)。いくつかの実施形態では、遷移は、複数の列及び複数の行を分離する複数の境界線(例えば、垂直及び水平のキー線)間の距離を変更することを含む。これは、第1のレイアウト及び第2のレイアウトが接続され、第1のレイアウト及び第2のレイアウトが一部のコンテンツアイテムを共有することをユーザに示す。
いくつかの実施形態では、第2のレイアウト(例えば、810)を表示する要求は、電子デバイス(例えば、600)のタッチ感知面上でのジェスチャ(例えば、複数指ジェスチャ、複数接触ジェスチャ)である。いくつかの実施形態では、ジェスチャは、タッチ感知面上の複数の接触を含む。いくつかの実施形態では、複数の(例えば、2つの)接触間の距離は、ジェスチャが進行するにつれて変化する。いくつかの実施形態では、第2のレイアウトを表示する要求は、ピンチ又はデピンチジェスチャである。
いくつかの実施形態では、第1のレイアウト(例えば、640)から第2のレイアウト(例えば、810)への遷移は、複数の接触間の距離の変化と併せて生じる(例えば、遷移は、ピンチ/デピンチジェスチャが進行するにつれて進行する)。コンテンツの移動と併せてレイアウトを遷移させることは、入力が第1のレイアウトから第2のレイアウトへの変更を引き起こしているというフィードバックをユーザに提供する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性を向上させ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速且つ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第2のレイアウトを表示する要求は、電子デバイスのタッチ感知面上でのスワイプジェスチャ(例えば、1406)(例えば、単一指/接触スワイプ)であり、スワイプジェスチャは、タッチ感知面の縁部において開始される。
いくつかの実施形態では、第1のレイアウト(例えば、640)から第2のレイアウト(例えば、810)への遷移は、スワイプジェスチャと併せて生じる(例えば、変換は、スワイプジェスチャが進行するにつれて進行する)。いくつかの実施形態では、スワイプジェスチャは、(例えば、スワイプジェスチャと併せて)第1のレイアウトのコンテンツアイテムを容器に折り畳むことを含む、第1のレイアウトから第2のレイアウトへの遷移をもたらす。
いくつかの実施形態では、第1のレイアウト(例えば、640)は、(例えば、複数のコンテンツアイテム上に重ね合わせられる、複数のコンテンツアイテム上に表示される、複数のコンテンツアイテムのコンテンツアイテムに隣接して表示される)第1のラベル(例えば、1408)(例えば、第2のラベルを表示することなく、第1の情報(例えば、月)及び第2の情報(例えば、年、場所、タイトル、日、時間)を含む1つ以上のインジケータ(例えば、日付インジケータ、タイトルインジケータ、場所インジケータ))の表示を含む。いくつかの実施形態では、第2のレイアウト(例えば、810)は、(例えば、複数のコンテンツアイテム上に重ね合わせられる、複数のコンテンツアイテム上に表示される、複数のコンテンツアイテムのコンテンツアイテムに隣接して表示される)第1のラベル(例えば、1408)の表示を含む。いくつかの実施形態では、方法1500は、以下のステップのうちの1つ以上を更に含む。ディスプレイデバイス(例えば、602)を介して、第2のレイアウト内に複数のコンテンツアイテム(例えば、1412A~1412G)を表示している間に、電子デバイス(例えば、600)は、第1のレイアウト及び第2のレイアウトとは異なる第3のレイアウト(例えば、図10Lの810)を表示する第2の要求(例えば、レイアウトアフォーダンス(例えば、全写真)(そこの/その上の)に対応する場所におけるタップジェスチャ、音声入力)を検出する。第3のレイアウトを表示する要求の検出に応答して、電子デバイスは、第2のレイアウトから第3のレイアウトに遷移する。いくつかの実施形態では、第3のレイアウトは、複数の行及び複数の列を含む。いくつかの実施形態では、第3のレイアウトは、第2のレイアウトよりも多くのコンテンツアイテム(及び第1のレイアウトよりも多くのコンテンツアイテム)の表示を含む。いくつかの実施形態では、第3のレイアウトは、(例えば、複数のコンテンツアイテム上に重ね合わせられる、複数のコンテンツアイテム上に表示される、複数のコンテンツアイテムのコンテンツアイテムに隣接して表示される)第1のラベルとは異なる第2のラベル(例えば、図10Lの1003)の表示を含む(例えば、第1のラベルを表示することなく、第2の情報(例えば、年、場所、タイトル、日、時間)を含むことなく第1の情報(例えば、月)を含む1つ以上のインジケータ(例えば、日付インジケータ、タイトルインジケータ、場所インジケータ)、第1の情報及び第2の情報は複数のコンテンツアイテムの少なくとも一部に対応する(及び任意選択的に、対応するコンテンツアイテムの場所に基づいて選択された場所に表示される))。いくつかの実施形態では、第3のレイアウト内のコンテンツアイテムは、全て同じアスペクト比(例えば、正方形)及び同じサイズである。
いくつかの実施形態では、第2のレイアウト(例えば、図14Fの810)(及び/又は第1のレイアウト、及び/又は第3のレイアウトよりも多くのコンテンツアイテムを含む第4のレイアウト)は、ラベル(例えば、1408)(例えば、表示されたコンテンツアイテムのうちのコンテンツアイテム(例えば、1412B)に対応する日付ラベル(月及び/又は年))を含む。いくつかの実施形態では、ラベルは、ある場所に表示される。いくつかの実施形態では、第1の軸(例えば、Y軸、垂直表示位置)に沿ったラベルの場所は、対応するコンテンツアイテムの場所に基づく(例えば、ラベル及び対応するコンテンツアイテムは同じ垂直位置に表示され、対応するコンテンツアイテムの垂直位置を変更する入力も同様にラベルの垂直位置を変更する)。いくつかの実施形態では、第2の軸(例えば、X軸、水平表示位置)に沿ったラベルの場所は、対応するコンテンツアイテムの場所に基づくものではない。いくつかの実施形態では、コンテンツアイテムがディスプレイ上でスクロールされるか又は再配置されると、コンテンツアイテムの表示位置は変化する。コンテンツアイテムが対応するラベル(例えば、日付、年、コンテンツアイテムの場所をマーキングする)を有する場合、そのコンテンツアイテムのラベル(任意選択的に、対応するアイテムがメンバーであるコンテンツアイテムのグループに関するラベルでもある)は、コンテンツアイテムと共に垂直方向に移動する(コンテンツアイテムが上に移動するにつれて、ラベルは上に移動する)が、コンテンツアイテムと共に水平方向に移動しない(コンテンツアイテムが水平方向に移動するにつれて、ラベルの水平位置は変化しない)。
方法1500に関して上述したプロセス(例えば、図15)の詳細はまた、上述した方法にも類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法1500は、任意選択的に、方法700及び900に関して前述した様々な方法の特性のうちの任意の1つ以上を含む。例えば、方法1500を実行するとき、電子デバイス600は、方法700及び900に関して上述した方法で日ビュー640及び/又は全写真ビュー810を実装する。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
上記は、説明を目的として、特定の実施形態を参照して記述されている。しかしながら、上記の例示的な論考は、網羅的であること、又は開示される厳密な形態に本発明を限定することを意図するものではない。上記の教示を考慮して、多くの修正及び変形が可能である。本技術の原理、及びそれらの実際の適用を最もよく説明するために、実施形態が選択及び記載されている。それにより、他の当業者は、意図された具体的な用途に適するような様々な修正を用いて、本技術及び様々な実施形態を最も良好に利用することが可能となる。
添付図面を参照して、本開示及び例を十分に説明してきたが、様々な変更及び修正が、当業者には明らかとなるであろうことに留意されたい。そのような変更及び修正は、特許請求の範囲によって定義されるような、本開示及び例の範囲内に含まれるものとして理解されたい。
上述したように、本技術の一態様は、ユーザにとって関心がある場合があるメディアコンテンツ又は任意の他のコンテンツの提示を改善するために、種々のソースから入手可能なデータを収集及び使用することである。本開示は、いくつかの例において、この収集されたデータが、特定の人を一意に特定する個人情報データ、又は特定の人に連絡する若しくはその所在を突き止めるために使用できる個人情報データを含み得ることを考察する。そのような個人情報データとしては、人口統計データ、位置ベースのデータ、電話番号、電子メールアドレス、ツイッターID、自宅の住所、ユーザの健康若しくはフィットネスのレベルに関するデータ若しくは記録(例えば、バイタルサイン測定値、投薬情報、運動情報)、誕生日、又は任意の他の識別情報若しくは個人情報を挙げることができる。
本開示は、本技術におけるそのような個人情報データの使用がユーザの利益になる使用であり得る点を認識するものである。例えば、よりユーザの興味を引く対象のコンテンツを提示するために、個人情報データが使用されることができる。したがって、そのような個人情報データの使用は、提示されるコンテンツの計算された制御をユーザができるようにする。更には、ユーザに利益をもたらす、個人情報データに関する他の使用もまた、本開示によって想到される。例えば、健康データ及びフィットネスデータは、ユーザの全般的なウェルネスについての洞察を提供するために使用することができ、又は、ウェルネスの目標を追求する技術を使用している個人への、積極的なフィードバックとして使用することもできる。
本開示は、そのような個人情報データの収集、分析、開示、伝送、記憶、又は他の使用に関与するエンティティが、確固たるプライバシーポリシー及び/又はプライバシー慣行を遵守するものとなることを想到する。具体的には、そのようなエンティティは、個人情報データを秘密として厳重に保守するための、業界又は政府の要件を満たしているか又は上回るものとして一般に認識されている、プライバシーのポリシー及び慣行を実施し、一貫して使用するべきである。そのようなポリシーは、ユーザによって容易にアクセス可能とするべきであり、データの収集及び/又は使用が変化するにつれて更新されるべきである。ユーザからの個人情報は、そのエンティティの合法的且つ正当な使用のために収集されるべきであり、それらの合法的使用を除いては、共有又は販売されるべきではない。更には、そのような収集/共有は、ユーザに告知して同意を得た後に実施されるべきである。更には、そのようなエンティティは、そのような個人情報データへのアクセスを保護して安全化し、その個人情報データへのアクセスを有する他者が、それらのプライバシーポリシー及び手順を遵守することを保証するための、あらゆる必要な措置を講じることを考慮するべきである。更には、そのようなエンティティは、広く受け入れられているプライバシーのポリシー及び慣行に対する自身の遵守を証明するために、第三者による評価を自らが受けることができる。更には、ポリシー及び慣行は、収集及び/又はアクセスされる具体的な個人情報データのタイプに適合されるべきであり、また、管轄権固有の考慮事項を含めた、適用可能な法令及び規格に適合されるべきである。例えば、アメリカ合衆国では、特定の健康データの収集又はアクセスは、医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(Health Insurance Portability and Accountability Act、HIPAA)などの、連邦法及び/又は州法によって管理することができ、その一方で、他国における健康データは、他の規制及びポリシーの対象となり得るものであり、それに従って対処されるべきである。それゆえ、各国において、異なる個人データのタイプに関して異なるプライバシー慣行が保たれるべきである。
前述のことがらにも関わらず、本開示はまた、個人情報データの使用又は個人情報データへのアクセスを、ユーザが選択的に阻止する実施形態も想到する。すなわち、本開示は、そのような個人情報データへのアクセスを防止又は阻止するように、ハードウェア要素及び/又はソフトウェア要素を提供することができると想到する。例えば、メディアコンテンツ提示サービスの場合では、本技術は、ユーザが、サービスの登録中又はその後のいつでも、個人情報データの収集への参加の「オプトイン」又は「オプトアウト」を選択できるように構成されることができる。「オプトイン」及び「オプトアウト」の選択肢を提供することに加えて、本開示は、個人情報のアクセス又は使用に関する通知を提供することを想到する。例えば、ユーザの個人情報データにアクセスすることとなるアプリのダウンロード時にユーザに通知され、その後、個人情報データがアプリによってアクセスされる直前に再びユーザに注意してもよい。
更には、本開示の意図は、個人情報データを、非意図的若しくは無許可アクセス又は使用の危険性を最小限に抑える方法で、管理及び処理するべきであるという点である。データの収集を制限し、データがもはや必要とされなくなった時点で削除することによって、危険性を最小限に抑えることができる。更には、適用可能な場合、特定の健康関連アプリケーションを含めて、ユーザのプライバシーを保護するために、データの非特定化を使用することができる。非特定化は、適切な場合には、特定の識別子(例えば、生年月日など)を除去すること、記憶されたデータの量又は特異性を制御すること(例えば、位置データを住所レベルよりも都市レベルで収集すること)、データがどのように記憶されるかを制御すること(例えば、データをユーザ全体にわたって集約すること)及び/又は他の方法によって、容易にすることができる。
それゆえ、本開示は、1つ以上の様々な開示された実施形態を実施するための、個人情報データの使用を広範に網羅するものであるが、本開示はまた、そのような個人情報データにアクセスすることを必要とせずに、それらの様々な実施形態を実施することも可能であることを想到する。すなわち、本技術の様々な実施形態は、そのような個人情報データの全て又は一部分が欠如することにより、実施不可能となるものではない。例えば、コンテンツは、ユーザに関連付けられたデバイスによりリクエストされたコンテンツ、コンテンツ提示サービスで使用可能な他の非個人情報、若しくは公的に使用可能な情報などの、非個人情報データ又は個人情報の最小限の量のみに基づいて嗜好を推測することにより、選択されてユーザに提示されることができる。