JP2003345491A - 表示入力装置、表示入力方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

表示入力装置、表示入力方法、プログラムおよび記録媒体

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JP2003345491A
JP2003345491A JP2002150964A JP2002150964A JP2003345491A JP 2003345491 A JP2003345491 A JP 2003345491A JP 2002150964 A JP2002150964 A JP 2002150964A JP 2002150964 A JP2002150964 A JP 2002150964A JP 2003345491 A JP2003345491 A JP 2003345491A
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Shuichi Sato
修一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶パネル上にタッチパネルを設けて形成さ
れる表示入力装置において、小パネルでのスクロールの
操作性を改善する。 【解決手段】 前記小パネルのために拡大表示の状態か
らスクロールする際に、従来では、何度もストローク操
作を行う必要があったり、一旦表示画像を縮小する操作
を行う必要があったのを、本発明では、参照符25で示
すようなストローク操作の開始点が、パネル外周部など
に設定される縮尺変更指示領域23であった場合には、
ストローク操作の開始と同時に、自動的に、図4(a)
から図4(b)で示すように縮小を行う。そして、図4
(c)で示すように、ストローク距離に応じて縮小の倍
率を大きくする。したがって、図4(d)で示すよう
に、最終的に表示すべき画像を、簡単な操作で捜出すこ
とができる。操作終了から一定時間が経過すると、図4
(e)で示すように、自動的に元の倍率に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば液晶パネ
ル上にタッチパネルを設けて形成される表示入力装置
と、その表示入力装置を使用した表示入力方法、その表
示入力方法のプログラムおよびそのプログラムを記録し
た記録媒体とに関し、特に画面サイズが小さな携帯端末
等において、画面サイズに対して大きなサイズを持つ画
像を閲覧する際の操作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PDA(Personal Digital Assistants)
と称される携帯情報端末などでは、前記液晶パネルなど
の画像表示手段の画面上に、前記タッチパネルなどの透
明な入力手段が設けられ、前記タッチパネルとスタイラ
ス(ペン)との組合せで、専用の機能キーなどを配置す
ることなく、多くの操作を実現できるように工夫されて
いる。一方、前記PDAは、その大きさから、表示画面
のサイズはパーソナルコンピュータ等に比べて小さなサ
イズとなる。ところが、表示画面の解像度は向上しつつ
あり、高精細化が進んでいる。このため、ある程度縮小
された画像でも、認識できる形で、一度に多くの情報を
表示できるようになった。
【0003】しかしながら、表示された画像の一部が小
さすぎて見難いような場合もあり、その場合には、表示
倍率を変化させて所望の大きさに変更することが行われ
る。たとえば、メニューなどで拡大機能を選択し、表示
されている画像の拡大したい部分を囲むようにスタイラ
スによって指定する場合がある。すなわち、先ず初めに
始点をスタイラスの先端で触れ、そのままスタイラスを
画面から離さずに移動(ドラッグ)させると、その始点
と現在のスタイラスの先端が触れている点を終点とする
直線を対角線とする四角形が描画される。スタイラス先
端を画面から離すことでその終点が確定され、選択され
た四角形の領域が表示画面の中心に来るように拡大さ
れ、再描画されるというものである。
【0004】または、一定倍率が予め定められており、
スタイラスでタップ(画面を軽くたたく)した点を中心
にして、その一定の倍率で拡大され、再描画されるもの
もある。この場合、一度のタップで所望の拡大画像が表
示されない場合は、タップを繰返すことで所望の大きさ
まで拡大することが可能である。もしくは、メニューを
開き、そこから直接倍率を選択することによって画像を
拡大して表示する場合もある。
【0005】そして、以上のようにして拡大した画像を
移動させたい場合は、移動機能を選択した状態で、スタ
イラスでパニングを行うことで画像を任意の位置に移動
させ、所望とする画像の一部分を画面に拡大表示するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記拡大表
示の状態では、等倍の画像サイズに比べて、画面外に隠
れてしまう領域は相対的に広くなる。したがって、前記
パニング操作を行うにあたって、近傍への移動は問題な
いけれども、たとえば画像の上側を表示している状態か
ら、下側を表示させたい場合のように、画面の一方の端
から他方の端へ移動させる場合、前記拡大表示のままで
は、移動距離が長くなってしまうという問題がある。こ
のため、パニング操作を入力するスタイラスのストロー
ク回数が増加する。
【0007】もしくは、一度拡大表示を解除、または縮
小機能を選択して倍率を下げて、画面に収まる画像の範
囲を相対的に広くした後、前記パニング操作を行い、そ
の後に再び拡大表示に切換え、所望の拡大画像を得ると
いう煩雑な操作を行う必要がある。したがってこの場合
には、現在の表示状態に対して、所望とする画像を捜出
すために、どの操作を行うかといった事を決定するため
の機能切換えの操作が介入し、やはり操作が煩雑にな
る。
【0008】以上のように、従来のパニング操作の手法
では、一連の作業がスムーズに進まないという問題があ
る。
【0009】本発明の目的は、所望とする画像を、簡単
な操作で捜出すことができる表示入力装置、表示入力方
法、プログラムおよび記録媒体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の表示入力装置
は、画像表示手段と入力手段とを備え、前記画像表示手
段の表示画像を参照した操作者による前記入力手段への
入力操作を検知するようにした表示入力装置において、
前記入力手段の出力に応答し、前記入力手段上における
入力点の移動に対応した画像の更新を行い、前記画像表
示手段に表示させる画像データ出力手段と、前記入力手
段の出力に応答し、前記入力点の移動の開始点が前記入
力手段の予め定める一部の領域に設定される縮尺変更指
示領域内に存在するか否かを判定する領域判定手段と、
前記領域判定手段の出力に応答し、前記開始点が前記縮
尺変更指示領域内に存在する場合には、前記画像データ
出力手段による表示画像を縮小させる縮尺変更手段とを
含むことを特徴とする。
【0011】上記の構成によれば、たとえば液晶パネル
上にタッチパネルを設けて形成される表示入力装置にお
いて、入力手段上における入力点の移動に対応した画像
の更新、すなわち平行移動やスクロールを行うにあたっ
て、特に小さい表示パネルでは、従来は、何度もその平
行移動やスクロールのためのストローク操作を行う必要
があったり、一旦表示画像を縮小する操作を行った後に
前記平行移動やスクロールのためのストローク操作を行
う必要があったのを、本発明では、そのストローク操作
の開始点が、パネル外周部などに設定される縮尺変更指
示領域内であった場合には、ストローク操作の開始と同
時に自動的に縮小を行う。
【0012】したがって、最終的に表示すべき画像を、
簡単な操作で捜出すことができる。
【0013】また、本発明の表示入力装置は、前記縮尺
変更指示領域を、前記画像表示手段の画面内の外周部分
に配置したことを特徴とする。
【0014】上記の構成によれば、たとえば画面の端か
ら端まで(移動方向は自由であり、対角線方向への移動
に限らず、辺から辺への移動も含む)を使用して前記入
力点の移動を行うことができるように、縮尺変更指示領
域を画面内の外周部分に配置することで、ストローク距
離を大きくすることができる。
【0015】たとえば、画像を拡大した状態で目的とす
る表示先が現在の画面に表示されておらず、その場所が
現在表示されている場所からに非常に離れている場合が
ある。そのような場合、前述のように移動距離が大きい
ので、必然的にパニングのための操作(ストローク)回
数が増加する。そこで、操作者はパニングの操作(スト
ローク)回数を減らすために、1回の操作(ストロー
ク)で、できるだけ多くの距離を移動しようとする。こ
のため、画面の端から端までを使って、すなわち画面全
体をぎりぎり一杯まで使ってストロークを入力し、移動
距離を稼ごうとする。したがって、ストローク開始点は
上述のように画面の端に来るようになる。そこで、前述
のように画面の端に縮尺変更指示領域を設けることで、
遠くに移動しようと画面の端から大きくストロークを取
った場合に開始点が該縮尺変更指示領域に入ることにな
り、縮尺の変更が行われ、前記パニングの操作(ストロ
ーク)回数を一層減少することができる。
【0016】さらにまた、本発明の表示入力装置では、
前記縮尺変更手段は、前記縮小の倍率を、前記開始点か
らの入力点の移動距離に対応して変化させることを特徴
とする。
【0017】上記の構成によれば、その時点の入力点の
移動距離が、開始点から遠くなる程、すなわちストロー
ク距離が大きくなる程、縮小の倍率が大きくなる。
【0018】したがって、全体画像における所望とする
画像の位置を判断し易くなり、最終的に表示すべき画像
を、より簡単に捜出すことができる。
【0019】また、本発明の表示入力装置は、計時手段
をさらに備え、該計時手段が前記入力点の移動が停止し
てから予め定める時間が経過したことを判定すると、前
記縮尺変更手段による縮小を終了させることを特徴とす
る。
【0020】上記の構成によれば、入力点の移動が停止
してから、すなわちストローク操作が終了してから、予
め定める時間が経過すると、その入力点を中心として、
自動的に元の倍率に復帰するので、縮小を終了する入力
操作を省略することができる。
【0021】さらにまた、本発明の表示入力方法は、画
像表示手段の表示に応答して、該画像表示手段の画面に
一体で設けられた入力手段から入力された操作に対応
し、画像の更新を行うようにした表示入力方法におい
て、入力点の移動の開始点が前記入力手段の予め定める
一部の領域に設定される縮尺変更指示領域内に存在する
か否かを判定するステップと、前記開始点が前記縮尺変
更指示領域内に存在する場合には、前記画像表示手段に
よる表示画像を縮小し、前記入力点の移動に対応した画
像の更新を行うステップとを含むことを特徴とする。
【0022】上記の構成によれば、たとえば液晶パネル
上に設られるタッチパネルから入力操作を行い、その入
力操作に対応して、平行移動やスクロールなどの表示を
更新してゆくにあたって、特に小さい表示パネルでは、
従来は、何度もその平行移動やスクロールのためのスト
ローク操作を行う必要があったり、一旦表示画像を縮小
する操作を行った後に前記平行移動やスクロールのため
のストローク操作を行う必要があったのを、本発明で
は、そのストローク操作の開始点が、パネル外周部など
に設定される縮尺変更指示領域内であった場合には、ス
トローク操作の開始と同時に自動的に縮小を行う。
【0023】したがって、最終的に表示すべき画像を、
簡単な操作で捜出すことができる。
【0024】また、本発明の表示入力プログラムは、前
記の表示入力方法をコンピュータに実行させることを特
徴とする。
【0025】上記の構成によれば、前記液晶パネル上に
タッチパネルを設けて形成される表示入力装置などにこ
のプログラム読込ませて実行させるだけで、最終的に表
示すべき画像を、簡単な操作で捜出すことができるよう
になる。
【0026】さらにまた、本発明の記録媒体は、前記の
表示入力プログラムを格納したことを特徴とする。
【0027】上記の構成によれば、表示入力装置にこの
記録媒体を装着し、プログラムを読込ませて実行させる
だけで、最終的に表示すべき画像を、簡単な操作で捜出
すことができるようになる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図1〜図6に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0029】図1は、本発明の実施の一形態の表示入力
装置であるPDA1の電気的構成を示すブロック図であ
る。このPDA1は、大略的に、制御部2と、画像デー
タ作成部3と、表示部4と、入力部5と、領域判定部6
と、計時部7と、縮尺変更部8とを備えて構成される。
前記制御部2は、該PDA1のCPU(中央演算処理装
置)であり、各部の制御を行う。前記画像データ作成部
3は、表示すべきデータ等を記憶するフラッシュROM
やRAM等のメモリで実現される。前記表示部4は、前
記液晶表示装置などを備えて構成される。
【0030】前記入力部5は、各種の機能キーととも
に、前記タッチパネルとスタイラスとで構成される。な
お、前記タッチパネルには、電磁誘導方式、電磁授受方
式、抵抗感圧方式、静電結合方式、音響方式、光学方式
等など、どのような方式を採用しても構わない。
【0031】前記領域判定部6は、前記タッチパネルに
おいて、後述するように液晶表示装置の画面の外周部に
設定される縮尺変更指示領域を識別し、スタイラスで指
示されている座標が該縮尺変更指示領域の内側である
か、または外側であるのかを判定するものである。前記
計時部7は、スタイラスによるストローク操作が終了し
てからの時間を計測する。前記縮尺変更部8は、前記ス
タイラスで指示された座標を中心に画像の縮尺を変更す
るものである。
【0032】図2は、前記PDA1の概略的な斜視図で
ある。この図2で示すように、PDA1は、本体11
と、スタイラス12とを備えて構成されている。本体1
1の上面には、前記表示部4上にタッチパネルが積層さ
れて構成される入力操作部13が設けられており、また
前記各種の機能キー14が設けられている。
【0033】図3および図4は、本発明によるパニング
操作を説明するための図であり、図3は拡大表示の様子
を示す図である。前述のように、PDA1は、表示部4
(入力操作部13)が小画面であるために、図3(a)
で示す表示すべき全体の原画像21に対して、前記表示
部4には、枠22で示す領域が、図3(b)で示すよう
に拡大表示されている。したがって、前記枠22で示す
領域以外の広い領域が、画面外に隠れていることにな
る。
【0034】そこで、この図3(b)で示すような画像
を、通常、パニングで移動させるとストロークに対応し
た分量だけ画面をスクロールした効果が得られる。な
お、ここで言うストロークとは、タッチパネルにスタイ
ラス12の先端を押付け、そのままタッチパネル上を移
動させた後、タッチパネルからスタイラス12の先端を
離す、という一連の操作のことを意味し、マウスのドラ
ッグ操作に対応するものである。
【0035】しかしながら、そのようなストローク操作
は前述のように煩雑であり、本発明では、ストローク操
作で画像を移動させるにあたって、図3(b)において
斜線を施して示すように、表示部4の外周部に、縮尺変
更指示領域23を設定し、前記ストローク操作の開始点
がこの縮尺変更指示領域23内に存在する場合には、パ
ニング(平行移動やスクロール)とともに、表示画像を
縮小する。なお、前記縮尺変更指示領域23は、図面の
説明上、前記斜線を施して示しているものであり、実際
の表示画面には、そのような斜線は表示されない。しか
しながら、該縮尺変更指示領域23の範囲を操作者に認
識させるために、参照符23aで示す内周側の境界線程
度は表示するようにしてもよい。この縮尺変更指示領域
23は、最低限スタイラス12の先端でタップして指定
できる程度のドット数を必要とするが、ドット数を取り
すぎても通常のストローク操作を入力する範囲が減少す
るので、画面サイズや解像度を考慮して、操作性を損な
わないように設定される。たとえば、表示部4が240
ドット×360ドットで構成される場合、画面の4辺か
ら、それぞれ30ドット程度の幅で設定される。
【0036】図4は、上述の縮尺変更を伴った本発明の
パニング操作の一連の流れを示す図である。図4(a)
は初期状態であり、前記図3(a)と同様である。上述
のように縮尺変更指示領域23の内部に位置する点を開
始点として、参照符25で示すようにストローク操作を
開始すると、図4(b)で示すように縮尺変更が行わ
れ、前記図4(a)の初期状態における枠22で示す画
面サイズに対応した領域の範囲を示す枠24が表示され
る。
【0037】前記枠22は、実際の画面のサイズを表し
ている。したがって、該枠22の範囲内にある部分が実
際の画面に表示されている画像の領域となる。したがっ
て、スタイラス12の位置はパニングの操作に伴い移動
するものなので、該枠22の範囲内のどこかにいるが、
中心とは限らない。また、枠22は実画面の枠自身であ
るので、表示非表示は関係ない。
【0038】スタイラス12の移動(ストローク操作)
が続くと、縮尺がさらに小さくなり、図4(c)では、
1/2に達している。前記縮尺の限界値が、たとえばこ
の1/2に設定されていると、これ以上縮尺が変更され
ることはないので、スタイラス12がさらに移動されて
も、図4(d)で示すように、縮尺は変化しない。前記
図4(d)で目的の表示領域が合わせられ、予め定める
時間、たとえば2秒が経過しても移動されない場合に
は、図4(e)で示すように縮尺が初期の状態に戻り、
参照符24で示す領域の画像が画面サイズ一杯に拡大表
示される。
【0039】なお、前記縮尺は、上述のようにストロー
ク距離に応じて変化されるけれども、前記限界値に達す
る前にストローク操作を終了すると、前記予め定める時
間内はその縮尺が保持されている。そのため、前記縮尺
変更指示領域23に含まれない点を開始点としてストロ
ーク操作を再開すると、そのままの縮尺を保ちつつ、通
常のパニング操作を行うことができる。一方、前記縮尺
変更指示領域23に含まれる点を開始点としてストロー
ク操作を再開すると、前記限界値まで縮尺が変更されつ
つ、パニング操作を行うことができる。
【0040】図5は、前記スタイラス12の移動距離
(ストローク距離)に対する縮尺の変化の一例を示すグ
ラフである。図5(a)は、前記240ドット×360
ドットの解像度を有する表示部4に対応して、画面の端
から端まで一杯に移動した場合に最短となる水平方向の
240ドットを基準とし、この240ドットを移動した
時点で前記限界値の1/2に達するように、かつ移動し
たドット数に比例して縮尺が小さくなってゆく例を示し
ている。また、図5(b)は、前記240ドット移動し
た時点で前記限界値の1/2に達する点は上述の図5
(a)と同様であるけれども、移動の初期程、縮小率を
大きく、したがってストローク操作を開始した際に、急
速に画像の縮小が始まるように設定した例を示してい
る。
【0041】前記縮尺の限界値とともに、このようなス
トローク距離と縮尺との関係を、操作者が任意に設定で
きるような仕組みを用意してもよい。特に、前記縮尺の
限界値は、表示する画像によって適正値が異なるので、
適宜設定することが望ましい。その場合、表示する画像
に縮尺の限界値や、縮尺変更の関係式等を含めるような
仕組みを設けて、画面に表示された際にそれらの設定を
同時に読込み、利用できるようにしてもよい。
【0042】図6は、上述のような本発明のパニング処
理の動作を説明するためのフローチャートである。ステ
ップS1で、入力部5のスタイラス12およびタッチパ
ネルによってストローク操作が開始されると、ステップ
S2において、領域判定部6は、ストローク開始点が前
記縮尺変更指示領域23の内側であるか、外側であるか
を判定し、縮尺変更指示領域23の内側であると判定さ
れた場合はステップS3へ進み、外側であると判定され
た場合はステップS5へと進む。
【0043】ステップS3では、画像データ作成部3か
ら、ストロークに対応した画像データが読出され、その
画像データを縮尺変更部8が縮小することで、パンニン
グ操作の処理と、縮尺変更の処理とが行われる。さら
に、縮尺変更が開始されると、前記図4(b)〜図4
(d)で示すように、枠24が画面内に表示される。こ
れは、前述のように縮尺変更が始まる前に表示されてい
た範囲を示すもので、縮尺が大きくなることで比例して
小さくなってゆく。最終的にこの枠24内の領域が、縮
尺が元に戻った場合に表示される領域となる。すなわ
ち、枠24を設けることで、最終的に表示される範囲に
目的の範囲が収まるように確認しながら、最終的に目的
とする領域の検索が可能になり、操作性の向上に寄与す
ることができる。
【0044】次に、ステップS4では、ストローク操作
が終了しているか否か、すなわちスタイラス12の先端
がタッチパネルから離されたか否かの判定を行い、引続
きスタイラス12が移動している場合には前記ステップ
S3に戻ってパニング処理を継続し、ストローク操作が
終了している場合にはステップS7に移る。一方、ステ
ップS5においては通常のパニング操作として処理さ
れ、縮尺の変更が行われずに、ストローク操作に応答し
た画像の移動だけが行われる。ステップS6では、前記
ステップS4と同様に、ストローク操作が終了している
か否かが判断され、終了していない場合には前記ステッ
プS3に戻ってパニング処理が継続され、ストローク操
作が終了している場合にはステップS7に移る。
【0045】前記ステップS7では、計時部7によって
ストローク操作を終了してからの時間が計測されてお
り、前記予め定める一定時間内にストローク操作が再開
されると前記ステップS2に戻り、前記一定時間が経過
するまでに再び次の操作が開始されない場合は、ステッ
プS8に移り、前記計時部7は縮尺変更部8へ信号を送
信し、前記ステップS3,S4を経由して縮尺が変更さ
れている場合には、初期値(ステップS1の入力が開始
される直前の縮尺)に戻して処理を終了する。この縮尺
が復帰するまでの前記一定時間も、操作者が設定できる
機構を設けることで、該操作者が自由に設定できるよう
にしてもよい。また、タップを検出する機構を設け、タ
ップされると縮尺を初期状態に戻すようにしてもよい。
さらにまた、縮尺を元に戻す場合は、一度に戻しても、
または徐々に戻してもよい。
【0046】このように本発明に従う表示入力方法で
は、表示されている領域よりも離れている領域を表示し
ようとした場合に、スタイラス12の移動を縮尺変更指
示領域23の内側に位置す点から開始するストローク入
力のみで、自動的に縮尺を変更するので、拡大縮小の操
作切換えを行う必要もなく、または多くのストローク回
数を費やすことなく、最終的に表示すべき画像を、簡単
な操作で捜出すことができ、スムーズな作業を行うこと
が可能になる。また、パニング操作時に縮尺変更を伴う
か伴わないかの選択は、ストローク開始位置によって決
定されるので、機能切換えは必要としない。
【0047】また、表示部4の外周部に縮尺変更指示領
域23を設定するので、ストローク操作を、画面の端か
ら端まで使用して行うことができ、1回の移動距離を大
きくすることができる。
【0048】さらにまた、前記縮尺変更部8は、前記縮
小の倍率を、図5で示すように、スタイラス12のスト
ローク距離に対応して変化させ、該ストローク距離が大
きくなる程、縮小の倍率が大きくなるので、全体画像に
おける所望とする画像の位置を判断し易くなり、最終的
に表示すべき画像を、より簡単に捜出すことができる。
【0049】また、計時部7によって、スタイラス12
の移動が停止してから予め定める時間が経過したことを
判定すると、前記縮尺変更部8による縮小を終了させ、
その点を中心として、自動的に元の倍率に復帰するの
で、縮小を終了する入力操作を省略することもできる。
【0050】さらにまた、本発明は、上述した表示入力
方法を、前記PDA1などのコンピュータに実行させる
ためのプログラムであってもよい。このプログラムをコ
ンピュータにおいて実行すれば、上述した表示入力方法
を実行できるので、上述と同様の効果を得ることができ
る。また、本発明は、前記のプログラムを記録したコン
ピュータ読取り可能な記録媒体であってもよい。この記
録媒体を、コンピュータにおいて読取って実行すれば、
上述した表示入力方法を実行できるので、上述と同様の
効果を得ることができる。このような構成によれば、パ
ニング処理を行うプログラムを記録した記録媒体を持ち
運び自在に提供することができる。
【0051】前記構成において、前記記録媒体とは、R
OMのようなメモリであってもよいし、または装置外部
に備えられて接続された外部記録装置であってもよい
し、または装置外部に備えられて接続された外部読取装
置の記録媒体であってもよい。より詳細には、前記記録
媒体は、装置本体と分離可能に構成される記録媒体であ
って、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロ
ッピー(登録商標)ディスクやハードディスク等の磁気
ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光デ
ィスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含
む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、
EPROM(Erasable Programmable Read Only Memor
y)、EEPROM(Electrically Erasable Programma
ble Read Only Memory)、フラッシュROM等の半導体
メモリなどであってもよい。
【0052】前記いずれの場合においても、前記プログ
ラムは、マイクロプロセッサがアクセスして実行する構
成であっても良いし、一旦図示しない記憶エリアに読込
んだ後に実行する構成であってもよい。
【0053】また、前記構成において、プログラムを読
取る際には、インターネットを含む通信ネットワークに
接続して、通信ネットワークからプログラムをダウンロ
ードする構成であってもよい。なお、このように通信ネ
ットワークからプログラムをダウンロードする場合に
は、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に
格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストー
ルされるものであってもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明の表示入力装置は、以上のよう
に、たとえば液晶パネル上にタッチパネルを設けて形成
される表示入力装置において、入力手段上における入力
点の移動に対応した画像の更新、すなわち平行移動やス
クロールを行うにあたって、特に小さい表示パネルで
は、従来は、何度もその平行移動やスクロールのための
ストローク操作を行う必要があったり、一旦表示画像を
縮小する操作を行った後に前記平行移動やスクロールの
ためのストローク操作を行う必要があったのを、本発明
では、そのストローク操作の開始点が、パネル外周部な
どに設定される縮尺変更指示領域内であった場合には、
ストローク操作の開始と同時に自動的に縮小を行う。
【0055】それゆえ、最終的に表示すべき画像を、簡
単な操作で捜出すことができる。
【0056】また、本発明の表示入力装置は、以上のよ
うに、たとえば画面の端から端までを使用して前記入力
点の移動を行うことができるように、前記縮尺変更指示
領域を、画面の外周部分に配置する。
【0057】それゆえ、ストローク距離を大きくするこ
とができる。
【0058】さらにまた、本発明の表示入力装置は、以
上のように、ストローク距離が大きくなる程、縮小の倍
率を大きくする。
【0059】それゆえ、全体画像における所望とする画
像の位置を判断し易くなり、最終的に表示すべき画像
を、より簡単に捜出すことができる。
【0060】また、本発明の表示入力装置は、以上のよ
うに、ストローク操作が終了してから、予め定める時間
が経過すると、その入力点を中心として、自動的に元の
倍率に復帰する。
【0061】それゆえ、縮小を終了する入力操作を省略
することができる。
【0062】さらにまた、本発明の表示入力方法は、以
上のように、たとえば液晶パネル上に設られるタッチパ
ネルから入力操作を行い、その入力操作に対応して、平
行移動やスクロールなどの表示を更新してゆくにあたっ
て、特に小さい表示パネルでは、従来は、何度もその平
行移動やスクロールのためのストローク操作を行う必要
があったり、一旦表示画像を縮小する操作を行った後に
前記平行移動やスクロールのためのストローク操作を行
う必要があったのを、本発明では、そのストローク操作
の開始点が、パネル外周部などに設定される縮尺変更指
示領域内であった場合には、ストローク操作の開始と同
時に自動的に縮小を行う。
【0063】それゆえ、最終的に表示すべき画像を、簡
単な操作で捜出すことができる。
【0064】また、本発明の表示入力プログラムは、以
上のように、前記の表示入力方法をコンピュータに実行
させる。
【0065】それゆえ、前記液晶パネル上にタッチパネ
ルを設けて形成される表示入力装置などにこのプログラ
ム読込ませて実行させるだけで、最終的に表示すべき画
像を、簡単な操作で捜出すことができるようになる。
【0066】さらにまた、本発明の記録媒体は、以上の
ように、前記の表示入力プログラムを格納している。
【0067】それゆえ、表示入力装置にこの記録媒体を
装着し、プログラム読込ませて実行させるだけで、最終
的に表示すべき画像を、簡単な操作で捜出すことができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の表示入力装置であるP
DAの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1で示すPDAの概略的な斜視図である。
【図3】本発明によるパニング操作を説明するための図
であり、拡大表示の様子を示す図である。
【図4】本発明によるパニング操作の一連の流れを示す
図である。
【図5】スタイラスの移動距離(ストローク距離)に対
する縮尺の変化の一例を示すグラフである。
【図6】本発明のパニング処理の動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1 PDA 2 制御部 3 画像データ作成部 4 表示部 5 入力部 6 領域判定部 7 計時部 8 縮尺変更部 11 本体 12 スタイラス 13 入力操作部 14 機能キー 23 縮尺変更指示領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像表示手段と入力手段とを備え、前記画
    像表示手段の表示画像を参照した操作者による前記入力
    手段への入力操作を検知するようにした表示入力装置に
    おいて、 前記入力手段の出力に応答し、前記入力手段上における
    入力点の移動に対応した画像の更新を行い、前記画像表
    示手段に表示させる画像データ出力手段と、 前記入力手段の出力に応答し、前記入力点の移動の開始
    点が前記入力手段の予め定める一部の領域に設定される
    縮尺変更指示領域内に存在するか否かを判定する領域判
    定手段と、 前記領域判定手段の出力に応答し、前記開始点が前記縮
    尺変更指示領域内に存在する場合には、前記画像データ
    出力手段による表示画像を縮小させる縮尺変更手段とを
    含むことを特徴とする表示入力装置。
  2. 【請求項2】前記縮尺変更指示領域を、前記画像表示手
    段の画面内の外周部分に配置したことを特徴とする請求
    項1記載の表示入力装置。
  3. 【請求項3】前記縮尺変更手段は、前記縮小の倍率を、
    前記開始点からの入力点の移動距離に対応して変化させ
    ることを特徴とする請求項1記載の表示入力装置。
  4. 【請求項4】計時手段をさらに備え、該計時手段が前記
    入力点の移動が停止してから予め定める時間が経過した
    ことを判定すると、前記縮尺変更手段による縮小を終了
    させることを特徴とする請求項1記載の表示入力装置。
  5. 【請求項5】画像表示手段の表示に応答して、該画像表
    示手段の画面に一体で設けられた入力手段から入力され
    た操作に対応し、画像の更新を行うようにした表示入力
    方法において、 入力点の移動の開始点が前記入力手段の予め定める一部
    の領域に設定される縮尺変更指示領域内に存在するか否
    かを判定するステップと、 前記開始点が前記縮尺変更指示領域内に存在する場合に
    は、前記画像表示手段による表示画像を縮小し、前記入
    力点の移動に対応した画像の更新を行うステップとを含
    むことを特徴とする表示入力方法。
  6. 【請求項6】前記請求項5記載の表示入力方法をコンピ
    ュータに実行させることを特徴とする表示入力プログラ
    ム。
  7. 【請求項7】前記請求項6記載の表示入力プログラムを
    格納したことを特徴とする記録媒体。
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