JP2003348432A - デジタルスチルカメラ - Google Patents
デジタルスチルカメラInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示装置を有するデジタルスチルカメラにお
いて、再生モード時にシャッターボタンの操作による撮
影モードへ移行した場合でも、確実に撮影が可能で、ま
たユーザに撮影モードへの移行を認識させる。 【解決手段】 再生モードである時に、シャッターの半
押し押下を検出すると（ステップＳ１）ＣＰＵ９は、再
生モードから撮影モードへの切換であると判断して（ス
テップＳ２）、ＤＳＰ１０に切換指示を出す。具体的に
ＤＳＰでは、液晶表示画面への表示内容を再生モード用
の表示内容から、撮影モード用の表示内容に切り換える
（ステップＳ３）。これによりユーザはシャッターボタ
ンの半押し押下によりモードが切り換わったことを容易
に認識でき、誤ってシャッターボタン２を押してしまっ
た場合にはモードが切り換わってしまったことを判別し
て修正することが可能となる。
いて、再生モード時にシャッターボタンの操作による撮
影モードへ移行した場合でも、確実に撮影が可能で、ま
たユーザに撮影モードへの移行を認識させる。 【解決手段】 再生モードである時に、シャッターの半
押し押下を検出すると（ステップＳ１）ＣＰＵ９は、再
生モードから撮影モードへの切換であると判断して（ス
テップＳ２）、ＤＳＰ１０に切換指示を出す。具体的に
ＤＳＰでは、液晶表示画面への表示内容を再生モード用
の表示内容から、撮影モード用の表示内容に切り換える
（ステップＳ３）。これによりユーザはシャッターボタ
ンの半押し押下によりモードが切り換わったことを容易
に認識でき、誤ってシャッターボタン２を押してしまっ
た場合にはモードが切り換わってしまったことを判別し
て修正することが可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定のボタンによ
る撮影指示に応じて光学画像を電気信号に変換する撮影
手段と、前記撮影手段によって得られた画像を表示する
表示装置を有するデジタルカメラに関し、特に表示装置
で撮影画像と再生画像を切換可能なデジタルスチルカメ
ラに関するものである。
る撮影指示に応じて光学画像を電気信号に変換する撮影
手段と、前記撮影手段によって得られた画像を表示する
表示装置を有するデジタルカメラに関し、特に表示装置
で撮影画像と再生画像を切換可能なデジタルスチルカメ
ラに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】デジタルスチルカメラには、一般的に、
その筐体背面にＬＣＤを用いた表示装置が設けられてお
り、この表示装置には、撮影する画像の表示または、撮
影した画像を再生表示することができる。
その筐体背面にＬＣＤを用いた表示装置が設けられてお
り、この表示装置には、撮影する画像の表示または、撮
影した画像を再生表示することができる。
【０００３】撮影時と再生時の切換には、モードダイア
ルやモード切替ボタンを使い、ユーザが任意に選択する
ことによりモードを切換えるものである。
ルやモード切替ボタンを使い、ユーザが任意に選択する
ことによりモードを切換えるものである。
【０００４】このような、従来のデジタルスチルカメラ
でのモードダイアルやボタンの切換操作は、ユーザの撮
影するフォームと異なる形で行わなければならないの
で、再生モードにして撮影した画像を確認しながら素早
く撮影モードに移行して撮影操作をするには不向きであ
る。そこで従来、特開２００１−２５１５３８号公報に
あるように、再生モードにおいて、撮影に関するイベン
ト、具体的にはシャッターボタンなどの操作が行われた
ときには、撮影モードに自動的に移行するものが開示さ
れている。
でのモードダイアルやボタンの切換操作は、ユーザの撮
影するフォームと異なる形で行わなければならないの
で、再生モードにして撮影した画像を確認しながら素早
く撮影モードに移行して撮影操作をするには不向きであ
る。そこで従来、特開２００１−２５１５３８号公報に
あるように、再生モードにおいて、撮影に関するイベン
ト、具体的にはシャッターボタンなどの操作が行われた
ときには、撮影モードに自動的に移行するものが開示さ
れている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術では、シャッターボタンを押した場合にすぐに撮影
処理が開始されてしまい、通常の撮影状態とは異なり実
際の撮像画像が乱れる可能性がある。また、元々再生モ
ードでありながら、強制的に撮影モードに切り替わって
しまうため、ユーザの誤操作によって撮影モードに移行
してしまった場合には、ユーザは再生モードから撮影モ
ードに切り替わったことを認識することができずに、再
生モードであるかのような操作を続けてしまい、画像デ
ータの削除などの操作をしてしまう虞があった。
技術では、シャッターボタンを押した場合にすぐに撮影
処理が開始されてしまい、通常の撮影状態とは異なり実
際の撮像画像が乱れる可能性がある。また、元々再生モ
ードでありながら、強制的に撮影モードに切り替わって
しまうため、ユーザの誤操作によって撮影モードに移行
してしまった場合には、ユーザは再生モードから撮影モ
ードに切り替わったことを認識することができずに、再
生モードであるかのような操作を続けてしまい、画像デ
ータの削除などの操作をしてしまう虞があった。
【０００６】そこで本発明は上述した課題を解決するた
め、表示装置を有するデジタルスチルカメラにおいて、
再生モード時にシャッターボタンの操作による撮影モー
ドへ移行した場合でも、確実に撮影が可能で、またユー
ザに撮影モードへの移行を認識させるデジタルスチルカ
メラを提供することを目的とするものである。
め、表示装置を有するデジタルスチルカメラにおいて、
再生モード時にシャッターボタンの操作による撮影モー
ドへ移行した場合でも、確実に撮影が可能で、またユー
ザに撮影モードへの移行を認識させるデジタルスチルカ
メラを提供することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するため、レンズと、前記画像を撮影する際に、
前記レンズから入力した画像を表示する撮影モード、及
び予め記録された画像を表示する再生モードでの表示が
可能な表示装置と、撮影のための前処理を指示する第１
の位置と、撮影動作を指示する第２の位置での操作が可
能な指示ボタンと、前記再生モード時に、前記指示ボタ
ンが第１の位置に操作されたことを検出した場合、前記
表示装置の表示内容を撮像モードに切り換え表示する表
示切換手段とを具備したものである。
を解決するため、レンズと、前記画像を撮影する際に、
前記レンズから入力した画像を表示する撮影モード、及
び予め記録された画像を表示する再生モードでの表示が
可能な表示装置と、撮影のための前処理を指示する第１
の位置と、撮影動作を指示する第２の位置での操作が可
能な指示ボタンと、前記再生モード時に、前記指示ボタ
ンが第１の位置に操作されたことを検出した場合、前記
表示装置の表示内容を撮像モードに切り換え表示する表
示切換手段とを具備したものである。
【０００８】また本発明は上述した課題を解決するた
め、前記切換手段は、前記指示ボタンが第１の位置に操
作されたことを検出した場合、前記表示装置に表示され
る表示内容を、再生モードに対応した表示から、撮影モ
ードに対応した表示に切り換えるものである。また本発
明は上述した課題を解決するため、前記切換手段による
モード切り換え後に、前記指示ボタンが第２の位置に操
作されたことを検出した場合、撮影動作を実行する撮像
手段を具備したものである。
め、前記切換手段は、前記指示ボタンが第１の位置に操
作されたことを検出した場合、前記表示装置に表示され
る表示内容を、再生モードに対応した表示から、撮影モ
ードに対応した表示に切り換えるものである。また本発
明は上述した課題を解決するため、前記切換手段による
モード切り換え後に、前記指示ボタンが第２の位置に操
作されたことを検出した場合、撮影動作を実行する撮像
手段を具備したものである。
【０００９】また本発明は上述した課題を解決するた
め、前記表示装置上に積層されるタッチパネルを具備
し、前記切り換え手段は、前記指示ボタンが第１の位置
に操作されたことを検出した場合、前記表示装置に表示
されるタッチパネル操作用のガイドマークを、再生モー
ドに対応した表示から、再生モードに対応した表示に切
り換えるものである。
め、前記表示装置上に積層されるタッチパネルを具備
し、前記切り換え手段は、前記指示ボタンが第１の位置
に操作されたことを検出した場合、前記表示装置に表示
されるタッチパネル操作用のガイドマークを、再生モー
ドに対応した表示から、再生モードに対応した表示に切
り換えるものである。
【００１０】また本発明は上述した課題を解決するた
め、前記切換手段は前記指示ボタンが第１の位置に操作
されたことを検出し、再生モードから撮影モードに切り
換えたあとね指示ボタンの第１の位置の操作が解除され
た場合には、再び再生モードに戻すものである。
め、前記切換手段は前記指示ボタンが第１の位置に操作
されたことを検出し、再生モードから撮影モードに切り
換えたあとね指示ボタンの第１の位置の操作が解除され
た場合には、再び再生モードに戻すものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施形態を説明する。
施形態を説明する。
【００１２】図１は、本発明の一実施形態を示すデジタ
ルスチルカメラの背面外観を示す平面図である。図１に
示すように、デジタルスチルカメラ１は、シャッターボ
タン２、タッチパネル付きのＬＣＤ３、十字キー４、モ
ード切換キー５、タッチパネルにシルクスクリーン印刷
されたディスプレイキー６、メニューキー７、トラッシ
ュキー８が配設されている。
ルスチルカメラの背面外観を示す平面図である。図１に
示すように、デジタルスチルカメラ１は、シャッターボ
タン２、タッチパネル付きのＬＣＤ３、十字キー４、モ
ード切換キー５、タッチパネルにシルクスクリーン印刷
されたディスプレイキー６、メニューキー７、トラッシ
ュキー８が配設されている。
【００１３】シャッターボタン２は、撮影することを指
示するボタンであり、シャッターボタン２を押すことに
より、光学像を電気信号に変換して撮影する動作を開始
する。またこのシャッターボタン２は、半押し状態およ
び全押し状態の２つの状態をとることができ、半押し状
態のときには、フォーカス／ピント合わせ、露出調整な
どの処理を行い撮影の前処理を実行する。そして全押し
状態を検出した場合に、実際に撮影処理に移行する。ま
た再生モードにおいてもシャッターボタン２を半押しし
た場合には、撮影モードに移行して、フォーカス／ピン
ト合わせ、露出調整などの処理に自動的に移行する。
示するボタンであり、シャッターボタン２を押すことに
より、光学像を電気信号に変換して撮影する動作を開始
する。またこのシャッターボタン２は、半押し状態およ
び全押し状態の２つの状態をとることができ、半押し状
態のときには、フォーカス／ピント合わせ、露出調整な
どの処理を行い撮影の前処理を実行する。そして全押し
状態を検出した場合に、実際に撮影処理に移行する。ま
た再生モードにおいてもシャッターボタン２を半押しし
た場合には、撮影モードに移行して、フォーカス／ピン
ト合わせ、露出調整などの処理に自動的に移行する。
【００１４】タッチパネル付きのＬＣＤ３は、液晶デイ
フスプレイ（ＬＣＤ）の上面に透明シート状の接触セン
サであるタッチパネルが積層されているもので、液晶デ
ィスプレイには、撮像モード時にはレンズで移されてい
る前方の画像を表示し、再生モードでは、撮影しメモリ
カード等に記録された画像を再生表示する。また、液晶
ディスプレイにはタッチパネル操作用のガイドマークを
表示される。ユーザはこのガイドマークが表示された位
置を指などで触ることで、タッチパネルがその位置情報
を検出し、その位置に従った操作コマンドが実行できる
ようになっている。さらにタッチパネルの右端には、シ
ルクスクリーン印刷された複数のガイドマークが配置さ
れている。これはタッチパネルにより頻繁に操作される
ものについては、常時表示させておくべく、液晶ディス
プレイでのマーク表示でなく、印刷による表示としたも
のである。具体的には、ディスプレイキー６は、液晶表
示画面に表示されるガイドマークの表示、非表示を選択
切換するもので、一度タッチするごとにその表示が切り
換えられる。メニューキー７は、デジタルスチルカメラ
の各種設定変更をするためのメニュー画面を表示させる
もので、メニューキー７がタッチされると、設定メニュ
ーの初期画面が液晶ディスプレイに表示され、ユーザは
その表示内容に応じてタッチパネルを操作して設定変更
等を行う。トラッシュキー８は、メモリカードに記録さ
れた撮影画像を削除するための操作キーであり、再生モ
ード中に特定の画像を液晶表示画面に表示させた状態で
トラッシュキー８をタッチすると表示された画像が削除
されメモリカードからデータ消去される。
フスプレイ（ＬＣＤ）の上面に透明シート状の接触セン
サであるタッチパネルが積層されているもので、液晶デ
ィスプレイには、撮像モード時にはレンズで移されてい
る前方の画像を表示し、再生モードでは、撮影しメモリ
カード等に記録された画像を再生表示する。また、液晶
ディスプレイにはタッチパネル操作用のガイドマークを
表示される。ユーザはこのガイドマークが表示された位
置を指などで触ることで、タッチパネルがその位置情報
を検出し、その位置に従った操作コマンドが実行できる
ようになっている。さらにタッチパネルの右端には、シ
ルクスクリーン印刷された複数のガイドマークが配置さ
れている。これはタッチパネルにより頻繁に操作される
ものについては、常時表示させておくべく、液晶ディス
プレイでのマーク表示でなく、印刷による表示としたも
のである。具体的には、ディスプレイキー６は、液晶表
示画面に表示されるガイドマークの表示、非表示を選択
切換するもので、一度タッチするごとにその表示が切り
換えられる。メニューキー７は、デジタルスチルカメラ
の各種設定変更をするためのメニュー画面を表示させる
もので、メニューキー７がタッチされると、設定メニュ
ーの初期画面が液晶ディスプレイに表示され、ユーザは
その表示内容に応じてタッチパネルを操作して設定変更
等を行う。トラッシュキー８は、メモリカードに記録さ
れた撮影画像を削除するための操作キーであり、再生モ
ード中に特定の画像を液晶表示画面に表示させた状態で
トラッシュキー８をタッチすると表示された画像が削除
されメモリカードからデータ消去される。
【００１５】次に、本実施形態に示すデジタルスチルカ
メラ１の内部動作を示すシステム構成について、図２を
用いて説明する。
メラ１の内部動作を示すシステム構成について、図２を
用いて説明する。
【００１６】図２に示すように、デジタルスチルカメラ
１は、通常、モード切換スイッチ４等の操作により、撮
影モードにしてい場合ねレンズ１１が光学画像を検出
し、Ａ／Ｄコンバータ１２により検出された光学画像を
デジタル信号に変換する。変換されたデジタル信号をメ
モリカード１３に記録するため、ＤＳＰ１０は、ＲＡＭ
１４をバッファメモリとして用い、デジタル変換された
画像データを所定の方式に従ってデジタル符号化圧縮を
施しメモリカード１３に記録する。
１は、通常、モード切換スイッチ４等の操作により、撮
影モードにしてい場合ねレンズ１１が光学画像を検出
し、Ａ／Ｄコンバータ１２により検出された光学画像を
デジタル信号に変換する。変換されたデジタル信号をメ
モリカード１３に記録するため、ＤＳＰ１０は、ＲＡＭ
１４をバッファメモリとして用い、デジタル変換された
画像データを所定の方式に従ってデジタル符号化圧縮を
施しメモリカード１３に記録する。
【００１７】ＣＰＵ９は、デジタルスチルカメラ１の各
種動作制御を実行するものであり、モード切換スイッチ
４、シャッターボタン２、タッチパネル５ａからの入力
信号に基づいて、デジタルスチルカメラ１を動作制御す
る。
種動作制御を実行するものであり、モード切換スイッチ
４、シャッターボタン２、タッチパネル５ａからの入力
信号に基づいて、デジタルスチルカメラ１を動作制御す
る。
【００１８】このようなシステム構成のデジタルスチル
カメラにおける本発明の動作について、図３、図４に示
すフローチャートと表示画面の遷移図を用いて説明す
る。
カメラにおける本発明の動作について、図３、図４に示
すフローチャートと表示画面の遷移図を用いて説明す
る。
【００１９】図３は本発明の動作を示すフローチャート
である。
である。
【００２０】まず本発明のデジタルスチルカメラ１は、
モード切換スイッチ４等の操作によって再生モードにセ
ットされた状態とする。再生モードとは、予め撮影し、
メモリカード１３等に記録されている画像を液晶表示画
面５に表示させるモードである。再生モードである時
に、シャッターの半押し押下を検出すると（ステップＳ
１）ＣＰＵ９は、再生モードから撮影モードへの切換で
あると判断して（ステップＳ２）、ＤＳＰ１０に切換指
示を出す。具体的にＤＳＰでは、液晶表示画面への表示
内容を再生モード用の表示内容から、撮影モード用の表
示内容に切り換える（ステップＳ３）。これによりユー
ザはシャッターボタンの半押し押下によりモードが切り
換わったことを容易に認識でき、誤ってシャッターボタ
ン２を押してしまった場合にはモードが切り換わってし
まったことを判別して修正することが可能となる。具体
的には、後述する図４に示すように液晶表示画面が再生
モードから撮影モードへの表示内容に切り換わる。
モード切換スイッチ４等の操作によって再生モードにセ
ットされた状態とする。再生モードとは、予め撮影し、
メモリカード１３等に記録されている画像を液晶表示画
面５に表示させるモードである。再生モードである時
に、シャッターの半押し押下を検出すると（ステップＳ
１）ＣＰＵ９は、再生モードから撮影モードへの切換で
あると判断して（ステップＳ２）、ＤＳＰ１０に切換指
示を出す。具体的にＤＳＰでは、液晶表示画面への表示
内容を再生モード用の表示内容から、撮影モード用の表
示内容に切り換える（ステップＳ３）。これによりユー
ザはシャッターボタンの半押し押下によりモードが切り
換わったことを容易に認識でき、誤ってシャッターボタ
ン２を押してしまった場合にはモードが切り換わってし
まったことを判別して修正することが可能となる。具体
的には、後述する図４に示すように液晶表示画面が再生
モードから撮影モードへの表示内容に切り換わる。
【００２１】ここで、ユーザが誤ってシャッターボタン
２を押してしまった場合、シッターボタン２を半押し状
態からもとの状態に戻した場合（半押し解除）には（ス
テップＳ７）、すぐに再生モードに切り換わる（ステッ
プＳ８）。つまり半押し解除した場合には、液晶表示画
面５に表示されている表示内容を再生モードに対応した
表示内容に切り換えることにより、瞬時に再生モードに
戻すことができ、いちいちモード切り換えボタンを押す
ような操作を必要としないで済む。
２を押してしまった場合、シッターボタン２を半押し状
態からもとの状態に戻した場合（半押し解除）には（ス
テップＳ７）、すぐに再生モードに切り換わる（ステッ
プＳ８）。つまり半押し解除した場合には、液晶表示画
面５に表示されている表示内容を再生モードに対応した
表示内容に切り換えることにより、瞬時に再生モードに
戻すことができ、いちいちモード切り換えボタンを押す
ような操作を必要としないで済む。
【００２２】一方、撮影モードに切り換わったあと、実
際の撮影処理に入るため、ＤＳＰは、レンズ１１から入
力されＡ／Ｄコンバータ１２によりデジタル変換された
画像信号に基づいてフォーカス合わせ（ピント合わせ）
を行う（ステップＳ４）。フォーカス合わせが完了した
あとシャッターボタン２の全押しが成されると（ステッ
プＳ５）、ＣＰＵ９はＤＳＰ１０に対し撮影指示を出
し、その時点の画像データを画像処理（デジタル符号化
圧縮）など施してメモリカード１３に記録する（ステッ
プＳ６）。
際の撮影処理に入るため、ＤＳＰは、レンズ１１から入
力されＡ／Ｄコンバータ１２によりデジタル変換された
画像信号に基づいてフォーカス合わせ（ピント合わせ）
を行う（ステップＳ４）。フォーカス合わせが完了した
あとシャッターボタン２の全押しが成されると（ステッ
プＳ５）、ＣＰＵ９はＤＳＰ１０に対し撮影指示を出
し、その時点の画像データを画像処理（デジタル符号化
圧縮）など施してメモリカード１３に記録する（ステッ
プＳ６）。
【００２３】図４は、液晶表示装置５の表示画面を示
し、図４（ａ）が再生モードの表示内容、図４（ｂ）が
撮影モードでの表示内容である。
し、図４（ａ）が再生モードの表示内容、図４（ｂ）が
撮影モードでの表示内容である。
【００２４】図４（ａ）に示すように、再生モード時に
は、表示画面全体に表示されている再生画像２０（簡略
として「Ａ」としてあるもの）が表示されており、この
再生画像に合成される形で、再生中に必要な設定情報
や、タッチパネル５ａの操作に用いられる各種ガイドマ
ークが表示される。具体的には、２１は再生モードであ
ることを示すマーク。２２は画像データの記録先を示す
フォルダ名でありメモリカード１３より、ＤＳＰ１０が
フォルダ先を読みだした結果を表示しており、図４
（ａ）はフォルダ名「１００」の画像データを示してい
るものである。２３は、画像データ名であり「フォルダ
１００」の中の「２９」という画像データが表示されて
いること示している。２４はバッテリの残容量を示し、
２５は撮影したときの撮影日時を示し、２６は表示され
た画像データの画質を示すもので、具体的にこの図には
４レベルあるうちの２レベルの画質の画像が表示されて
いることを示す。２７は画像データの拡大表示をするた
めのガイドマ−クである。これは、ユーザが液晶表示装
置５に表示されたこのマークを指などでタッチすること
で、タッチパネル５ａがその位置情報をＣＰＵ１０に送
信し、ＤＳＰ１０の処理に基づいて、表示された画像を
拡大表示することができるものである。２８はサムネイ
ルを表示させるためのガイドマークであり、ユーザがこ
のガイドマークをタッチすると、液晶表示画面５に１画
像が表示されていたものを、６画像を同時に１画面に表
示することができるものである。２９は、表示画像の送
り、戻し操作をするためのガイドマークであり、このガ
イドマークが表示されている部分をユーザがタッチする
と、ＣＰＵ９にその旨送信され、ＤＳＰ１０が次の画像
または前の画像をメモリカード１３より読み出し、再生
表示するものである。
は、表示画面全体に表示されている再生画像２０（簡略
として「Ａ」としてあるもの）が表示されており、この
再生画像に合成される形で、再生中に必要な設定情報
や、タッチパネル５ａの操作に用いられる各種ガイドマ
ークが表示される。具体的には、２１は再生モードであ
ることを示すマーク。２２は画像データの記録先を示す
フォルダ名でありメモリカード１３より、ＤＳＰ１０が
フォルダ先を読みだした結果を表示しており、図４
（ａ）はフォルダ名「１００」の画像データを示してい
るものである。２３は、画像データ名であり「フォルダ
１００」の中の「２９」という画像データが表示されて
いること示している。２４はバッテリの残容量を示し、
２５は撮影したときの撮影日時を示し、２６は表示され
た画像データの画質を示すもので、具体的にこの図には
４レベルあるうちの２レベルの画質の画像が表示されて
いることを示す。２７は画像データの拡大表示をするた
めのガイドマ−クである。これは、ユーザが液晶表示装
置５に表示されたこのマークを指などでタッチすること
で、タッチパネル５ａがその位置情報をＣＰＵ１０に送
信し、ＤＳＰ１０の処理に基づいて、表示された画像を
拡大表示することができるものである。２８はサムネイ
ルを表示させるためのガイドマークであり、ユーザがこ
のガイドマークをタッチすると、液晶表示画面５に１画
像が表示されていたものを、６画像を同時に１画面に表
示することができるものである。２９は、表示画像の送
り、戻し操作をするためのガイドマークであり、このガ
イドマークが表示されている部分をユーザがタッチする
と、ＣＰＵ９にその旨送信され、ＤＳＰ１０が次の画像
または前の画像をメモリカード１３より読み出し、再生
表示するものである。
【００２５】一方、図４（ｂ）は撮影モードにおける液
晶表示画面５の表示内容を示したもので、再生モード時
の表示内容と一部共通な部分を除いて異なる表示をして
いる。再生モードと共通な表示内容としては、２４のバ
ッテリ残量表示、２５の日時表示、２６の画質表示があ
る。これは、撮影、再生ともに必要な情報であるので撮
影モードであっても共通に表示されている。再生モード
時と表示内容が異なる部分について以下説明する。ま
ず、３０は撮影モードであることを示すマークであり、
再生モード時に再生を示すマークが表示されていた位置
と同位置に切換表示される。
晶表示画面５の表示内容を示したもので、再生モード時
の表示内容と一部共通な部分を除いて異なる表示をして
いる。再生モードと共通な表示内容としては、２４のバ
ッテリ残量表示、２５の日時表示、２６の画質表示があ
る。これは、撮影、再生ともに必要な情報であるので撮
影モードであっても共通に表示されている。再生モード
時と表示内容が異なる部分について以下説明する。ま
ず、３０は撮影モードであることを示すマークであり、
再生モード時に再生を示すマークが表示されていた位置
と同位置に切換表示される。
【００２６】３１、３２はタッチパネル５ａを利用した
ズーム操作のためのガイドマークであり、３１のマーク
の位置をユーザが操作すると撮像画像が拡大され、３２
の位置を操作すると広角表示される。３３は、ズームの
レベルを表示するものであり、３１、３２をユーザが操
作したことに応じてインジケータを上下させる。
ズーム操作のためのガイドマークであり、３１のマーク
の位置をユーザが操作すると撮像画像が拡大され、３２
の位置を操作すると広角表示される。３３は、ズームの
レベルを表示するものであり、３１、３２をユーザが操
作したことに応じてインジケータを上下させる。
【００２７】３４は、フォーカスの自動／マニュアル切
換をするためのガイドマークであり、この位置をユーザ
が触ることにより、オートフォーカスであるか、マニュ
アルフォーカスであるかを選択切換することができる。
３５は、ストロボフラッシュの要否選択をするためのガ
イドマークであり、この位置をユーザが触ると、ストロ
ボの利用／非利用の選択切換画面が液晶表示画面５に表
示され、ユーザは、ストロボの強制発光、自動発行、ス
トロボ非使用の何れかを選択することが可能となる。３
６はセルフタイマーの選択切換をするためのガイドマー
クであり、この位置をユーザが触ることによりセルフタ
イマーの有効／無効を選択することができ、セルフタイ
マーが有効の場合には、シャッターボタン２の全押しを
検出した後、例えば１０秒後に撮像動作が開始されるよ
うになる。以上が本実施形態のデジタルスチルカメラ１
の液晶表示画面１に表示された表示内容である。
換をするためのガイドマークであり、この位置をユーザ
が触ることにより、オートフォーカスであるか、マニュ
アルフォーカスであるかを選択切換することができる。
３５は、ストロボフラッシュの要否選択をするためのガ
イドマークであり、この位置をユーザが触ると、ストロ
ボの利用／非利用の選択切換画面が液晶表示画面５に表
示され、ユーザは、ストロボの強制発光、自動発行、ス
トロボ非使用の何れかを選択することが可能となる。３
６はセルフタイマーの選択切換をするためのガイドマー
クであり、この位置をユーザが触ることによりセルフタ
イマーの有効／無効を選択することができ、セルフタイ
マーが有効の場合には、シャッターボタン２の全押しを
検出した後、例えば１０秒後に撮像動作が開始されるよ
うになる。以上が本実施形態のデジタルスチルカメラ１
の液晶表示画面１に表示された表示内容である。
【００２８】このように、本実施形態では、撮影モード
の時に、シャッターボタンの半押し状態を検出すること
で自動的に撮影モードに移行し、フォーカス処理を実施
し、さらに液晶表示装置５に表示される表示内容を切換
える。そして撮影を完了後（シャッター全押し）も、そ
のまま撮影モードを維持し液晶表示画面５に表示される
表示内容も撮影モードに対応した表示が維持される。
の時に、シャッターボタンの半押し状態を検出すること
で自動的に撮影モードに移行し、フォーカス処理を実施
し、さらに液晶表示装置５に表示される表示内容を切換
える。そして撮影を完了後（シャッター全押し）も、そ
のまま撮影モードを維持し液晶表示画面５に表示される
表示内容も撮影モードに対応した表示が維持される。
【００２９】ただ、シャッターボタンを半押しの状態か
ら、そのまま戻した場合には、再生モードに切り換わる
ので、誤ってシャッターボタンを押した場合には、簡単
にもとの状態（再生モード）に戻すことができる。
ら、そのまま戻した場合には、再生モードに切り換わる
ので、誤ってシャッターボタンを押した場合には、簡単
にもとの状態（再生モード）に戻すことができる。
【００３０】図４に示したように撮影モードと再生モー
ドでは液晶表示画面に表示される表示内容が大きくこと
なりユーザは、撮影モードへの移行したことを容易に認
識できる。これは、ユーザが例えば誤って撮影モードに
移行してしまった場合であっても、液晶表示画面の表示
内容が切り換わっていることにより、誤操作したことを
容易に認識でき、すぐに再生モードに戻すことができ
る。さらに、シャッターボタンの半押し状態の検出に基
づいて再生モードから撮影モードに移行するので、シャ
ッターボタンでのモード切換であっても、撮像画像を確
実にフォーカス合わせをして撮像動作を実施することが
できるものである。
ドでは液晶表示画面に表示される表示内容が大きくこと
なりユーザは、撮影モードへの移行したことを容易に認
識できる。これは、ユーザが例えば誤って撮影モードに
移行してしまった場合であっても、液晶表示画面の表示
内容が切り換わっていることにより、誤操作したことを
容易に認識でき、すぐに再生モードに戻すことができ
る。さらに、シャッターボタンの半押し状態の検出に基
づいて再生モードから撮影モードに移行するので、シャ
ッターボタンでのモード切換であっても、撮像画像を確
実にフォーカス合わせをして撮像動作を実施することが
できるものである。
【００３１】
【発明の効果】表示装置を有するデジタルスチルカメラ
において、再生モード時にシャッターボタンの操作によ
る撮影モードへ移行した場合でも、確実に撮影が可能
で、またユーザに撮影モードへの移行を認識させること
ができる。
において、再生モード時にシャッターボタンの操作によ
る撮影モードへ移行した場合でも、確実に撮影が可能
で、またユーザに撮影モードへの移行を認識させること
ができる。
【図１】 本発明の一実施形態を示すデジタルスチルカ
メラの背面部を示す外観図である。
メラの背面部を示す外観図である。
【図２】 同実施形態におけるデジタルスチルカメラの
内部構成を示すシステム構成図である。
内部構成を示すシステム構成図である。
【図３】 同実施形態におけるモード切換時の動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図４】 同実施形態における液晶表示画面の表示内容
の変化を説明するための遷移図。
の変化を説明するための遷移図。
１…デジタルスチルカメラ、２…シャッターボタン、３
…十字キー、４…モード切換ボタン、５…液晶表示画
面、６…ディスプレイキー、７…メニューキー、８…ト
ラッシュキー、９…ＣＰＵ、１０…ＤＳＰ、１１…レン
ズ、１２…Ａ／Ｄコンバータ、１３…メモリカード、１
４…ＲＡＭ。
…十字キー、４…モード切換ボタン、５…液晶表示画
面、６…ディスプレイキー、７…メニューキー、８…ト
ラッシュキー、９…ＣＰＵ、１０…ＤＳＰ、１１…レン
ズ、１２…Ａ／Ｄコンバータ、１３…メモリカード、１
４…ＲＡＭ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 5C022 AA13 AB00 AC11 AC13 AC31
AC32
Claims (5)
- 【請求項１】 レンズと、 前記画像を撮影する際に、前記レンズから入力された画
像を表示する撮影モードと、予め記録された画像を表示
する再生モードでの表示が可能な表示装置と、 撮影のための前処理を指示する第１の位置と、撮影動作
を指示する第２の位置での操作が可能な指示ボタンと、
前記再生モード時に、前記指示ボタンが第１の位置に操
作されたことを検出した場合、前記表示装置の表示内容
を撮像モードに切り換え表示する表示切換手段と、 を具備したことを特徴とするデジタルスチルカメラ。 - 【請求項２】 前記切換手段は、前記指示ボタンが第１
の位置に操作されたことを検出した場合、前記表示装置
に表示される表示内容を、再生モードに対応した表示か
ら、撮影モードに対応した表示に切り換えることを特徴
とする請求項１記載のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項３】 前記切換手段によるモード切り換え後
に、前記指示ボタンが第２の位置に操作されたことを検
出した場合、撮影動作を実行する撮像手段を具備したこ
とを特徴とする請求項１記載のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項４】 前記表示装置上に積層されるタッチパネ
ルを具備し、 前記切り換え手段は、前記指示ボタンが第１の位置に操
作されたことを検出した場合、前記表示装置に表示され
るタッチパネル操作用のガイドマークを、再生モードに
対応した表示から、再生モードに対応した表示に切り換
えることを特徴とする請求項２記載のデジタルスチルカ
メラ。 - 【請求項５】 前記切換手段は前記指示ボタンが第１の
位置に操作されたことを検出し、再生モードから撮影モ
ードに切り換えたあとね指示ボタンの第１の位置の操作
が解除された場合には、再び再生モードに戻すことを特
徴とする請求項１記載のデジタルスチルカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002153324A JP2003348432A (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | デジタルスチルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002153324A JP2003348432A (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | デジタルスチルカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003348432A true JP2003348432A (ja) | 2003-12-05 |
Family
ID=29770383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002153324A Pending JP2003348432A (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | デジタルスチルカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003348432A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US11334229B2 (en) | 2009-09-22 | 2022-05-17 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for manipulating user interface objects |
| US11446548B2 (en) | 2020-02-14 | 2022-09-20 | Apple Inc. | User interfaces for workout content |
| US11592959B2 (en) | 2010-01-06 | 2023-02-28 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for navigating and displaying content in context |
| US11782575B2 (en) | 2018-05-07 | 2023-10-10 | Apple Inc. | User interfaces for sharing contextually relevant media content |
-
2002
- 2002-05-28 JP JP2002153324A patent/JP2003348432A/ja active Pending
Cited By (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US11334209B2 (en) | 2016-06-12 | 2022-05-17 | Apple Inc. | User interfaces for retrieving contextually relevant media content |
| US11681408B2 (en) | 2016-06-12 | 2023-06-20 | Apple Inc. | User interfaces for retrieving contextually relevant media content |
| US11941223B2 (en) | 2016-06-12 | 2024-03-26 | Apple Inc. | User interfaces for retrieving contextually relevant media content |
| US11782575B2 (en) | 2018-05-07 | 2023-10-10 | Apple Inc. | User interfaces for sharing contextually relevant media content |
| JP7154064B2 (ja) | 2018-08-13 | 2022-10-17 | キヤノン株式会社 | 撮像制御装置、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 |
| JP2020027194A (ja) * | 2018-08-13 | 2020-02-20 | キヤノン株式会社 | 撮像制御装置、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 |
| US11947778B2 (en) | 2019-05-06 | 2024-04-02 | Apple Inc. | Media browsing user interface with intelligently selected representative media items |
| US11307737B2 (en) | 2019-05-06 | 2022-04-19 | Apple Inc. | Media browsing user interface with intelligently selected representative media items |
| US11625153B2 (en) | 2019-05-06 | 2023-04-11 | Apple Inc. | Media browsing user interface with intelligently selected representative media items |
| US11446548B2 (en) | 2020-02-14 | 2022-09-20 | Apple Inc. | User interfaces for workout content |
| US11716629B2 (en) | 2020-02-14 | 2023-08-01 | Apple Inc. | User interfaces for workout content |
| US11638158B2 (en) | 2020-02-14 | 2023-04-25 | Apple Inc. | User interfaces for workout content |
| US11611883B2 (en) | 2020-02-14 | 2023-03-21 | Apple Inc. | User interfaces for workout content |
| US11452915B2 (en) | 2020-02-14 | 2022-09-27 | Apple Inc. | User interfaces for workout content |
| US11564103B2 (en) | 2020-02-14 | 2023-01-24 | Apple Inc. | User interfaces for workout content |
| US11985506B2 (en) | 2020-02-14 | 2024-05-14 | Apple Inc. | User interfaces for workout content |
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| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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