JP2007292971A - 画像取扱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】「4:3」「16:9」等の異なるアスペクト比の画像を同じサムネイル表示画面に、それぞれのアスペクト比のままで表示させると、サムネイル表示画面上で、サムネイル画が縦横整列しない状態となる。また、サムネイル画を加工して一つのアスペクト比に統一する方法では、「16:9」のアスペクト画像のサムネイル画をさらに縮小し小さなサムネイル画になったり、縦長表示にする事により通常の画像とは違った見え方をしたりする。いずれも見づらい。
【解決手段】サムネイル表示画面に表示するアスペクト比を選択した場合、記録媒体に記録してある画像の内、選択されたアスペクト比に合致するサムネイル画を読み出し、アスペクト比毎に決められた決められた数のサムネイル画を配列したサムネイル表示画面を表示する。
【選択図】 図4
【解決手段】サムネイル表示画面に表示するアスペクト比を選択した場合、記録媒体に記録してある画像の内、選択されたアスペクト比に合致するサムネイル画を読み出し、アスペクト比毎に決められた決められた数のサムネイル画を配列したサムネイル表示画面を表示する。
【選択図】 図4
Description
技術分野は、半導体メモリや光学式ドライブ、ハードディスクなどのランダムアクセスが可能な記録媒体などに記録された画像を扱う画像取扱装置に関し、記録されている画像の縮小画像であるサムネイル画を複数表示する技術に関する。
サムネイル画を表示する技術、特にアスペクト比を考慮した従来技術として、例えば特許文献1がある。特許文献1には、「アスペクト比が4:3と16:9の画像出力装置の違いを識別し、複数の静止画像を同時にアスペクト比16:9の表示画面に出力する際、アスペクト比を変化させ、同時に表示可能な静止画像数を増加させる再構成を行なう」という、技術が記載されている。
また、特許文献2には、「モニタ装置が、4:3の標準的なアスペクト比を有するものであるのか、あるいは、16:9のワイドなアスペクト比を有するものであるかを予め設定させる。4:3のアスペクト比を有する場合、電子番組ガイドとして、各放送チャンネルの代表画面を縮小した縮小画面を5個配列して表示させる。16:9のアスペクト比を有する場合においては、縮小画面を6個配列表示させる。」という、技術が開示されている。
また、特許文献3には、「複数枚の画像が蓄積されたデータベースから所望の画像を検索するにおいて、検索のための検索元画像を提示するためのユーザ描画領域を含むGUIが表示される。このGUIにおけるユーザ描画領域の縦横比は、データベースに蓄積された画像の縦横比に基づいて決定される(S41)。そして、このユーザ描画領域に提示された画像を検索元画像として、データベースに記憶された画像の類似検索を行う(S42〜S44)。そして、得られた検索の結果を一覧表示する(S45)。」という、技術が開示されている。
近年、半導体メモリや光学式ドライブ、ハードディスクなどのランダムアクセスが可能な記録媒体を有する記録再生装置においては、記録する画像のアスペクト比「4:3」及び「16:9」のように複数のアスペクト比の画像を記録媒体に記録することが行われるようになってきた。また、記録した画像の検索性をよくするために、記録画像の代表画の縮小画像であるサムネイル画を一覧表示する機能が搭載されている。このため、複数種類のアスペクト比の記録画像のサムネイル画を一覧表示する場合の見易さ、視認性及び検索性が重要である。
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載の従来技術では、画像出力装置表示装置のアスペクト比を考慮しているものの、「4:3」や「16:9」等の複数のアスペクト比で記録された画像をサムネイル表示する場合について考慮されていない。
そのため、「4:3」と「16:9」の異なるアスペクト比のサムネイル画を同じサムネイル一覧表示画面に、それぞれのアスペクト比のままで表示させることになり、サムネイル表示画面上で、サムネイル画が縦横整列しない状態となり、見づらい表示画面となるという問題がある。
また、どちらかのアスペクト比に統一する方法もある。「16:9」のサムネイル画を更に縮小しての上下に黒帯をつけたり、横を縮小して縦長画像にして「4:3」のアスペクト比に加工し、全てを「4:3」のアスペクト比にして表示する方法や、「4:3」の画像の左右に黒帯をつけて「16:9」のアスペクト比に加工して、全てを「16:9」のアスペクト比にして表示する方法をとることも可能である。しかしながら、このような「4:3」のアスペクト比に統一する方法では、アスペクト比「16:9」の画像のサムネイル画をさらに縮小するためさらに小さなサムネイル画になったり、縦長表示にする事により横方向が縮まり通常の画像とは違った見え方をしたり、「16:9」のアスペクト比に統一する方法では、「4:3」の左右に不要な黒帯をつけて表示エリアが狭まり視認性が劣化するという問題がある。
また、たくさんの記録画像より希望の画像を見つけるためには、一画面に表示するサムネイル画の数が多い方が検索性はよくなる。しかしながら、上記特許文献3に記載の従来技術では、縦長画像・横長画像のそれぞれの一覧表示画面において、一覧に表示するサムネイル画の数をアスペクト比に応じて変化させることには配慮されていない。すなわち、アスペクト比「4:3」の場合にはアスペクト比「16:9」時よりも多くのサムネイル画を表示できるにもかかわらず同じ数としてしまうため、アスペクト比「4:3」の画像の検索性がよくないという問題がある。
そこで、例えば、アスペクト比毎のサムネイル表示画面それぞれで表示させるサムネイル画の数を変更する技術を提供する。
上記手段によれば、サムネイル表示画面におけるユーザの視認性や検索性を改善することが可能となる。
上記以外の、課題、手段、効果は後述する実施形態の欄によって明らかにされる。
以下、本発明に好適な実施例を説明する。ただし、本発明は本実施例に限定されるものではない。
図1は、ビデオカメラ等の映像記録再生表示装置の構成例を示すブロック図である。図1において、101は映像のデータを記録するハードディスクドライブや光ディスクドライブ等の記録媒体、102は映像信号を記録再生するための映像処理回路(画像を読み出す読出部、画像を記録する記録部、画像を再生する再生部ともいう)、103は映像処理時に一時的に映像データ等を保存するための映像処理用メモリ、104は記録再生映像やサムネイル画一覧表示画面を表示する映像表示部、105はカメラの映像を入力するカメラ撮像処理部、106は本映像記録再生表示装置の記録再生停止等の操作をしたり、記録映像アスペクト比設定等を設定するための操作キー入力部、107は本映像記録再生表示装置を制御するマイコン、108は設定値等を保存するためのマイコン処理用メモリ(記憶部ともいう)、109はサムネイル表示画面を生成するサムネイル表示画面生成回路である。なお、サムネイル表示画面生成回路109の一部の機能と映像表示部104の一部の機能とを総称して表示部ともいう。また、サムネイル表示画面生成回路109と、マイコン107の一部の機能とを総称して制御部ともいう。
まず、記録時の動作について説明する。記録前に操作キー入力部106により設定された記録映像アスペクト比の設定が「16:9」か「4:3」かを、マイコン107はマイコン処理用メモリ108に保存された設定値を読み出し、読み出した記録アスペクト比情報をカメラ撮像処理部105に出力する。カメラ撮像処理部では、入力された記録アスペクト比情報に従い撮像処理を行い、映像信号を映像処理回路102に出力する。操作キー入力部106より「記録」の操作キーが入力された事をマイコン107が検出すると、マイコン107は映像処理回路102に記録処理の開始命令を出力すると共に、記録映像アスペクト比情報を映像処理回路102に出力する。映像処理回路102では、映像処理用メモリ103を用いて入力された映像信号を、記録映像アスペクト比情報に基づいた処理を行い、記録媒体101に対応した記録フォーマットの記録データに変換するとともに代表画の縮小画像であるサムネイル画を生成し、記録媒体101に記録データ及びサムネイル画や日付等の管理情報を記録信号として記録する。尚、このとき記録信号には、記録アスペクト比情報も重畳される。
次に、再生時の処理について説明する。操作キー入力部106より「再生」の操作キーが入力された事をマイコン107が検出すると、マイコン107は映像処理回路102に再生開始の命令を出力する。映像処理回路102は、記録媒体101に記録された信号を再生し、映像処理用メモリ103を用いて再生信号から映像アスペクト比情報を取り出し、映像信号に変換し、サムネイル表示画面生成回路109を経由して映像表示部104に出力し、再生画像を表示する。
また、再生操作の一種として、記録媒体101に記録された画像のサムネイル画の一覧を表示するサムネイル表示がある。このサムネイル表示の表示動作についてさらに説明する。サムネイル画とは記録された画像を縮小した画像を意味する。縮小とは画像の縦横の表示サイズが小さいこと又は圧縮度や解像度を小さくしたことにより画像データの容量が小さいことのどちらであってもよく、本実施例では両方が小さいものとする。記録画像が動画の時には、記録開始時の画像が選ばれる。尚、ここで使用者が任意の画像を選択するようにしても構わない。操作キー入力部106より「サムネイル表示」用の操作キー(例えば、ナビゲーションキー)が入力された事をマイコン107が検出すると、マイコン107は映像処理回路102にサムネイル表示処理動作の命令を出力する。映像処理回路102は、予め設定されているアスペクト比の画像のサムネイル画を記録媒体101の管理情報から再生・読み出し、サムネイル表示画面生成回路109で複数のサムネイル画を一画面に一覧表示する構成のサムネイル表示画面を生成し、サムネイル表示画面として映像表示部104に表示する。ここで、操作キー入力部106からの所定の操作により表示させたいアスペクト比を選択すると、マイコン107の制御により映像処理回路102は、記録されている画像のアスペクト比情報から選択されたアスペクト比に合致する画像のサムネイル画を読み出し、サムネイル表示画面生成回路109でサムネイル表示画面を生成し映像表示部104に表示する。
ここで、本実施例に係るサムネイル表示時の画面例を図2、図4〜図7を用いて説明する。図2は本発明によるアスペクト比「全て」選択時のサムネイル表示の画面例、図4は本発明によるサムネイル表示の切替時のサムネイル表示の画面例、図5は本発明によるアスペクト比「16:9」を選択操作時のサムネイル表示の画面例、図6は本発明によるアスペクト比「16:9」を選択時のサムネイル表示の画面例、図7は本発明によるアスペクト比「4:3」を選択時のサムネイル表示の画面例を示す。
図2では、「全て」のアスペクト比のサムネイル画をアスペクト比「4:3」に統一し、サムネイル画を横に4画像分、縦に3画像分、合計12画像分を表示する例を示す。図2において、201はアスペクト比「4:3」で記録された映像のサムネイル画A、202はアスペクト比「16:9」で記録されたサムネイル画B、203は表示中の画面がサムネイル表示の画面である事及びアスペクト比「4:3」と「16:9」の両方をアスペクト比「4:3」に統一したことを表示するための画面表示情報表示部を示す。
ここで、サムネイル画を縦横碁盤の目上に整列させるためには、アスペクト比「16:9」のサムネイル画を、サムネイル画B202にあるように、サムネイル画A201よりさらに縮小し、上下に黒帯を表示している。
次に、サムネイル表示をアスペクト比「16:9のみ」または「4:3のみ」にするときの画面を図4〜図7を用いて説明する。図4において、401はサムネイル表示中に操作キー入力部106より「メニュー」釦が押された時に最初に表示される第一メニュー群を、402は第一メニュー群を操作キー入力部106の「上下キー」等により選び、選択された時に表示される第二メニュー群を示す。操作キー入力部106からの操作により、図4の第一メニュー群401の中から「アスペクト選択」が選ばれると、第二メニュー群として、「全て」「「4:3のみ」「16:9のみ」が表示される。第二メニュー群402の「全て」の左側に「●」の表示があり「●全て」となっているのは、現在のアスペクト比の設定が「全て」になっている事を示している。ここで、第二メニュー群402から「16:9のみ」を操作キー入力部106の「上下キー」等により選択すると、サムネイル表示の画面は図5に示すように、アスペクト比「16:9」の記録画像のサムネイル画が、横に3画像分、縦に3画像分、合計9画像分のアスペクト比「16:9」のサムネイル画が縦横に整列した状態で表示される。図5に示すサムネイル表示において表示されている第一及び第二メニュー群は、操作キー入力部106からの「メニュー」釦や「戻る」釦の操作により、表示が消え、図6に示した様にアスペクト比「16:9」のサムネイル画が9画像分表示される。
また、図7は、図4に示した全てのサムネイル画像を「4:3」のアスペクト比に統一して表示させたサムネイル表示の画面から、第二メニュー群402から「4:3のみ」を選択した後、第一及び第二メニュー群の表示を消した画像を示している。この場合は、アスペクト比「4:3」の記録画像のサムネイル画が、横に4画像分、縦に3画像分、合計12画像分のアスペクト比「4:3」のサムネイル画が縦横に整列した状態で表示される。
本実施例によれば、「16:9のみ」のアスペクト比のサムネイル画を表示した場合は、図6に示した様に、一画面上に横に3枚分、縦に3枚分、計9枚の表示となる。また、「4:3のみ」のアスペクト比のサムネイル画を表示した場合は、図7に示した様に、一画面上に、横に4枚分、縦に3枚分、計12枚の表示となる。このように、サムネイル表示の画面上には、同一アスペクト比の画像が、同一縮尺で表示され縦横に整列した状態で表示され、見やすいサムネイル表示画面となり視認性が向上できる。また、一画面に表示させるサムネイル画の数をアスペクト比に応じて変化させることにより、アスペクト比「16:9」の画像のサムネイル画はアスペクト比「4:3」に統一した時のように更なる縮小が不要となり、サムネイル画の見易さ視認性を改善できる。さらに、アスペクト比「4:3」の画像のサムネイル画の数を多くでき、アスペクト比「4:3」の画像の検索性を改善することができる。このようなアスペクト比毎に表示する枚数は、映像処理用メモリ103に設定されており、映像処理回路102により読み出され、マイコン107の指示でサムネイル表示画面生成回路109でサムネイル表示画面に設定された枚数の画像を一覧表示する。操作キー入力部106から変更も可能とする。
また、本実施例では、図4において、第二メニュー群402の「全て」を選択すると、更に、「アスペクト比そのまま」「4:3に統一」「16:9に統一」といった第三メニュー群803が表示され、アスペクト比が異なる画像を混在させて一覧表示するときの指定も可能となっており、図8、図3、図9を用いて説明する。図8はアスペクト比「全て」切替時のサムネイル表示の画面例、図3はアスペクト比「全て」「そのまま」選択時のサムネイル表示の画面例、図9はアスペクト比「全て」「16:9に統一」選択時のサムネイル表示の画面例を示す。
図4において、第二メニュー群402の「全て」を選択すると、図8の第三メニュー群803が表示される。図8において、第三メニュー群803の「4:3に統一」の左側に「●」表示があるのは、現在の設定が「全て」「4:3」に統一となっているためである。
図8の第三メニュー群803の「アスペクトそのまま」を選択し第一、第二、第三メニュー群の表示を消した画面が図3である。図3において、301はアスペクト比「4:3」で記録された映像のサムネイル画E、302はアスペクト比「16:9」で記録されたサムネイル画F、303は表示中の画面がサムネイル画面である事及びアスペクト比「4:3」と「16:9」の両方を表示する画面表示情報表示部を示す。図3では、サムネイル画が縦横整列しないような配置になっているが、サムネイル画を同一尺度で表示しているのでサムネイル画の内容を確認しやすくなっている。
また、図8の第三メニュー群803の「16:9に統一」を選択し第一、第二、第三メニュー群の表示を消した画面を図9に示す。図9において、901はアスペクト比「4:3」で記録された映像のサムネイル画の左右に黒帯がつけられ「16:9」のアスペクト比サイズで表示されたサムネイル画Cを、902はアスペクト比「16:9」で記録されたサムネイル画Dを示す。
以上説明したように、本実施例では、複数のアスペクト比のサムネイル画を混在またはアスペクト比毎のサムネイル表示に切り替えられるので使用者の好みに合わせた構成の表示とすることができ、使い勝手を向上できる。さらには全てのアスペクト比のサムネイル画を混在した場合、サムネイル画のアスペクト比を「そのまま」「4:3に統一」「16:9に統一」と切り替えられさらに使い勝手を向上できる。
上記説明したサムネイル表示動作時の流れを図10を用いて説明する。図10は、サムネイル表示の画面中に操作キー入力部106の「メニュー」ボタンが押されて、図4に示した第一メニュー群401が表示されている状態から開始される。まず、第一メニュー群から「アスペクト選択」が選択された否かを判別し(ステップ1001)、選択されていない場合にはステップ1001に戻る。ステップ1001において、「アスペクト選択」が選択されたと判断された場合は、ステップ1002にて第二メニュー群402の「全て」「4:3のみ」「16:9のみ」の3項目を表示する。次に、ステップ1003では、第二メニュー群の「全て」「4:3のみ」「16:9のみ」のいずれかが選択されているかを判別し、「16:9のみ」が選択された場合には、記録媒体101からアスペクト比「16:9」の記録画像のサムネイル画を検索し(ステップ1004)、サムネイル表示の画面をサムネイル表示画面生成回路109で生成し映像表示部104に出力する(ステップ1010)。ステップ1003において、第二メニュー群402の「4:3のみ」が選択された場合には、記録媒体101からアスペクト比「4:3」の記録画像のサムネイル画を検索し(ステップ1005)、サムネイル表示の画面をサムネイル表示画面生成回路109で生成し映像表示部104に出力する(ステップ1010)。
ステップ1003において、第二メニュー群402から「全て」が選択された場合には、ステップ1006において第三メニュー群803の「アスペクト比そのまま」「4:3に統一」「16:9に統一」の3項目を表示する。次に、ステップ1007では、第三メニュー群803の「アスペクトそのまま」「4:3に統一」「16:9に統一」のいずれかが選択されているかを判別し、「16:9に統一」が選択された場合には、記録媒体101に記録されている画像のサムネイル画を順番に読み出し、「4:3」のアスペクト比で記録されている画像の場合には、サムネイル表示画面生成回路109でサムネイル画の左右に黒帯をつけて「16:9」のアスペクト比にする処理をし(ステップ1008)、サムネイル表示の画面を映像表示部104に出力する(ステップ1010)。ステップ1007において第三メニュー群803から「4:3に統一」が選択された場合には、記録媒体101に記録されている画像のサムネイル画を順番に読み出し、「16:9」のアスペクト比で記録されている画像の場合には、サムネイル表示画面生成回路109でサムネイル画の上下に黒帯をつけて「4:3」のアスペクト比にする処理をし(ステップ1009)、サムネイル表示の画面を映像表示部104に出力する(ステップ1010)。ステップ1007において第三メニュー群803から「アスペクト比そのまま」が選択された場合には、記録媒体101に記録されている画像のサムネイル画を順番に読み出し、記録されている画像のアスペクト比のままサムネイル表示の画面をサムネイル表示画面生成回路109で生成し映像表示部104に出力する(ステップ1010)。ステップ1010において、操作キー入力部106からの「メニュー」釦や「戻る」釦の操作をすると、第一、第二、第三メニュー群に表示が消え、図6、図7、図9、図2、図3に示す表示画面となる。
本実施例では、サムネイル表示の切替をメニュー群から選択する方法で説明したが、ナビゲーションキーのように1つの切替釦により「全て」、「4:3のみ」、「16:9のみ」を順次表示切替するようにしても構わない。このようにすることにより、切替の操作性を改善することができる。
本実施例では、アスペクト比が「4:3」と「16:9」の場合で説明したが、アスペクト比(縦横比)はこれに限らなくても構わない。さらにアスペクト比の種類の数は3つ以上でも構わない。
本実施例では、アスペクト毎に表示するサムネイル画の数をアスペクト比「4:3」では横3枚分、縦3枚分、計9枚とし、アスペクト比「16:9」では横4枚分、縦3枚分、計12枚としたが、数はこれに限ったものではなく、表示画面上で見やすい表示となるように変えてもよい。
本実施例では、はビデオカメラ等の映像記録再生表示装置の場合で説明したが、装置及び構成はこれに限るものではない。例えば、カメラ撮像処理部や映像表示部を備えていないレコーダ等の映像記録再生装置でも構わない。また、記録と再生の一方のみの機能を有する装置であっても構わない。総称して画像取扱装置ともいう。
本実施例では、映像記録再生の流れを説明したが、音声も同時に記録再生可能な装置でも構わない。
101:記録媒体、102:映像処理回路、103:映像処理用メモリ、104:映像表示部、105:カメラ撮像処理部、106:操作キー入力部、107:マイコン、108:マイコン処理用メモリ、109:サムネイル表示画面生成回路、201:サムネイル画A、202:サムネイル画B、203、303:画面表示情報表示部、301:サムネイル画E、302:サムネイル画F,401:第一メニュー群、402:第二メニュー群、803:第三メニュー群、901:サムネイル画C、902:サムネイル画D
Claims (3)
- 複数の画像を一覧表示する表示部と、
アスペクト比が異なる複数の画像を読み出す読出部と、
第1のアスペクト比の複数の画像の一覧表示の指示を受けると、当該第1のアスペクト比の画像を、当該第1のアスペクト比に対応して設定された数、前記読出部で読み出して前記表示部に一覧表示させる制御部とを含む画像取扱装置。 - 請求項1の画像取扱装置であって、
前記制御部は、前記第1のアスペクト比とは異なる第2のアスペクト比の複数の画像の一覧表示の指示を受けると、当該第2のアスペクト比の画像を、当該第2のアスペクト比に対応して設定された数、前記読出部で読み出して前記表示部に一覧表示させる。 - 請求項1の画像取扱装置であって、
前記制御部は、異なるアスペクト比の画像を一覧表示するモードと、前記第1のアスペクト比の画像を一覧表示するモードとを切り替える。
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