JP2006157324A - 画像再生装置およびプログラム - Google Patents
画像再生装置およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006157324A JP2006157324A JP2004343308A JP2004343308A JP2006157324A JP 2006157324 A JP2006157324 A JP 2006157324A JP 2004343308 A JP2004343308 A JP 2004343308A JP 2004343308 A JP2004343308 A JP 2004343308A JP 2006157324 A JP2006157324 A JP 2006157324A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- target image
- related information
- reproduction
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
【課題】スライドショーの対象となる複数の対象画像を予め設定されている表示制御情報に応じて逐次切り換えて再生表示する場合に、対象画像に対応付けられている関連情報に基づいて当該対象画像の再生状態を変更できるようにする。
【解決手段】CPU1は、スライドショーの各対象画像と、それらに対応付けられている関連情報として「お気に入り度」が内部記憶部2などに記憶管理されている状態において、予めスライドショー用として設定されている表示制御情報に基づいて各対象画像を逐次切り換えて再生表示する際に、この対象画像の「お気に入り度」の内容を判別し、この「お気に入り度」の内容に基づいて当該対象画像の表示時間を表示制御情報で示されている「表示時間」よりも長い時間となるように変更制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】CPU1は、スライドショーの各対象画像と、それらに対応付けられている関連情報として「お気に入り度」が内部記憶部2などに記憶管理されている状態において、予めスライドショー用として設定されている表示制御情報に基づいて各対象画像を逐次切り換えて再生表示する際に、この対象画像の「お気に入り度」の内容を判別し、この「お気に入り度」の内容に基づいて当該対象画像の表示時間を表示制御情報で示されている「表示時間」よりも長い時間となるように変更制御する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、スライドショーの対象となる複数の対象画像を予め設定されている表示制御情報に応じて逐次切り換えて再生表示する画像再生装置およびプログラムに関する。
従来、カメラ撮影された複数の撮影画像をスライドショー形式で逐次切り換えて再生表示する際に、対象画像の複雑度を評価し、この評価結果に応じて複雑度の高い画像ほど、その表示時間を長くするように制御するようにしたデジタル画像表示方法が知られている(特許文献1参照)。また、複数の画像をその類似度に応じてソートしてスライドショー形式で画像表示を行うようにした画像データ逐次表示装置が知られている(特許文献2参照)。
特開2004−078927号公報
特開2000−067057号公報
しかしながら、上述した各特許文献の技術にあっては、複数の画像を逐次切り換え表示する際に、画像の複雑度に応じて表示時間を制御したり、画像を類似度に応じて表示順を制御するもので、スライドショーの表示時間あるいは表示順を制御することは可能であるが、画像を解析することによって複雑度あるいは類似度を認識する必要があった。
この発明の課題は、スライドショーの対象となる複数の対象画像を予め設定されている表示制御情報に応じて逐次切り換えて再生表示する場合に、対象画像に対応付けられている関連情報に基づいて当該対象画像の再生状態を変更できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、スライドショーの対象となる複数の対象画像を予め設定されている表示制御情報に応じて逐次切り換えて再生表示する画像再生装置であって、前記対象画像に対応付けられている関連情報を記憶管理する関連情報記憶手段と、前記対象画像を再生表示する際に、この対象画像に対応付けられている関連情報の内容を判別する判別手段と、この判別手段によって判別された関連情報の内容に基づいて当該対象画像の再生状態を変更制御する再生制御手段とを具備したことを特徴とする。
さらに、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項13記載の発明)。
さらに、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項13記載の発明)。
なお、請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記対象画像に対応付けられている関連情報は、対象画像に対応して予め任意に入力設定された情報として、お気に入りを示す情報、タイトル名、被写体名のうち、少なくとも、その何れかを示す設定情報であり、前記再生制御手段は、任意に入力設定された設定情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御する(請求項2記載の発明)。
前記対象画像に対応付けられている関連情報は、対象画像に対応して予め任意に入力設定された情報として、お気に入りを示す情報、タイトル名、被写体名のうち、少なくとも、その何れかを示す設定情報であり、前記再生制御手段は、任意に入力設定された設定情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御する(請求項2記載の発明)。
この場合、前記対象画像に対応付けられている関連情報がお気に入りを示す情報であれば、前記再生制御手段は、お気に入りを示す情報に基づいて当該対象画像の継続表示時間を変更制御するようにしてもよい(請求項3記載の発明)。また、前記対象画像に対応付けられている関連情報がタイトル名あるいは被写体名であれば、前記再生制御手段は、タイトル名あるいは被写体名に基づいて当該対象画像の継続表示時間を変更制御するようにしてもよい(請求項4記載の発明)。
前記対象画像に対応付けられている関連情報は、過去に再生した再生状況を示す情報として、再生回数、再生時間、再生頻度のうち、少なくとも、その何れかを示す再生履歴情報であり、前記再生制御手段は、過去の再生状況を示す再生履歴情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御する(請求項5記載の発明)。
この場合、画像再生が行われる際に、この再生画像に対応付けられている再生履歴情報の内容をその再生状況に基づいて更新する更新手段を設け、前記再生制御手段は、前記更新手段によって更新された再生履歴情報に応じて当該対象画像の継続表示時間を長くするように変更制御するようにしてもよい(請求項6記載の発明)。また、画像再生が行われる際に、この再生画像に対応付けられている再生履歴情報の内容をその再生状況に基づいて更新する更新手段を設け、前記再生制御手段は、前記更新手段によって更新された再生履歴情報に応じて当該対象画像を繰り返して表示するために、残りの未再生の画像数を計数すると共に、この計数値に基づいて当該対象画像を割り込み表示するための割込位置を決定し、この決定位置に達した際に、当該対象画像を再度表示するようにしてもよい(請求項7記載の発明)。
前記対象画像に対応付けられている関連情報は、画像印刷に関する情報として、任意に設定されているプリント設定枚数、過去に画像印刷を行ったプリント実績枚数、プリント頻度のうち、少なくとも、その何れかを示す印刷関連情報であり、前記再生制御手段は、印刷関連情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御する(請求項8記載の発明)。
前記対象画像に対応付けられている関連情報は、カメラ撮影に関する情報として、撮影日時、画像サイズ、ズーム倍率、被写体までの距離、撮像素子の解像度、絞り値、シャッター速度値、フラッシュの有無のうち、少なくとも、その何れかを示す撮影関連情報であり、前記再生制御手段は、カメラ撮影に関する撮影関連情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御する(請求項9記載の発明)。
この場合、カメラ撮影時にその撮影画像に付加された前記撮影関連情報を当該画像と共に取得する取得手段を設け、前記再生制御手段は、前記取得手段によって得られた前記撮影関連情報が撮影日時、画像サイズ、ズーム倍率、被写体までの距離であれば、撮影日時が新しい程、画像サイズが大きい程、ズーム倍率が大きい程、距離が近い程、対象画像の継続表示時間を長くするようにしてもよい(請求項10記載の発明)。
前記関連情報記憶手段は、前記対象画像を識別する画像識別情報に対応付けてその関連情報をテーブル情報として記憶管理し、前記判別手段は、前記テーブル情報を参照して関連情報の内容を判別する(請求項11記載の発明)。
前記再生制御手段は、対象画像を継続表示させる表示時間、対象画像を繰り返し表示させる繰り返し回数、対象画像の表示タイミングを示す表示順、対象画像にエフェクトを施すか否かを示すエフェクト有無、そのエフェクト種、対象画像を表示するか否かを示す表示有無、対象画像に加工を施すか否かを示す画像加工の有無、その画像加工種のうち、少なくとも、その何れかで対象画像の再生状態を変更制御する(請求項12記載の発明)。
請求項1記載の発明によれば、スライドショーの対象となる対象画像に対応付けられている関連情報が記憶管理されている状態において、予め設定されている表示制御情報に基づいてスライドショーの各対象画像を逐次切り換えて再生表示する際に、この対象画像に対応付けられている関連情報の内容を判別し、この関連情報の内容に基づいて当該対象画像の再生状態を変更制御するようにしたから、画像再生時に特別な操作を行う必要はなく、また、従来のように画像解析によってその複雑度を認識したり、画像の類似度を認識しなくても、関連情報の内容に基づいて対象画像の表示時間あるいは表示順などを自動的に変更することができ、効果的なスライドショーが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、対象画像に対応付けられている関連情報は、対象画像に対応して予め任意に入力設定された情報として、お気に入りを示す情報、タイトル名、被写体名のうち、少なくとも、その何れかを示す設定情報であり、この設定情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御するようにしたから、お気に入りを示す情報、タイトル名、被写体名を任意に入力設定しておくだけで、その何れかの情報あるいはそれらの組み合わせによって画像の再生状態を変更することが可能となる。この場合、たとえば、「お気に入り」と「タイトル名」との組み合わせ条件、「タイトル名」と「被写体名」との組み合わせ条件に応じて画像の再生状態を変更することもできる。
この場合、お気に入りを示す情報が関連情報である場合に、このお気に入りを示す情報に基づいて対象画像の継続表示時間を変更制御したり(請求項3記載の発明)、タイトル名あるいは被写体名が関連情報である場合に、このタイトル名あるいは被写体名に基づいて当該対象画像の継続表示時間を変更制御するようにすれば(請求項4記載の発明)、予め任意に選択指定されたお気に入り画像、運動会などのように特別なタイトル名が付加されている画像、子供の名前などのように特別な被写体名が付加されている画像のみを際立たせた再生表示が可能となる。
請求項5記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、対象画像に対応付けられている関連情報が過去に再生した再生状況を示す再生回数、再生時間、再生頻度のうち、少なくともその何れかを示す再生履歴情報である場合に、この再生履歴情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御するようにしたから、過去に再生した再生状況に応じて画像の再生状態を変更することができる。
この場合、画像再生が行われる際に、この再生画像に対応付けられている再生履歴情報の内容をその再生状況に基づいて更新し、更新された再生履歴情報に応じて当該対象画像の継続表示時間を長くするように変更制御するようにすれば(請求項6記載の発明)、再生回数が多い画像、再生時間が長い画像、再生頻度の高い画像は、注目度の高い画像であると認識することができ、それらの画像のみを際立たせた再生表示が可能となる。また、画像再生が行われる際に、この再生画像に対応付けられている再生履歴情報の内容をその再生状況に基づいて更新し、更新された再生履歴情報に応じて当該対象画像を繰り返して表示するために、残りの未再生の画像数を計数すると共に、この計数値に基づいて当該対象画像を割り込み表示するための割込位置を決定し、この決定位置に達した際に、当該対象画像を再度表示するようにすれば(請求項7記載の発明)、再生回数が多い画像、再生時間が長い画像、再生頻度の高い画像のみを繰り返して見ることができると共に、未再生の画像数に応じて決定された位置、たとえば、未再生画像群の中ごろの位置などで再表示を行うことができる。
請求項8記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、対象画像に対応付けられている関連情報が任意に設定されているプリント設定枚数、過去に画像印刷を行ったプリント実績枚数、プリント頻度のうち、少なくとも、その何れかを示す印刷関連情報である場合に、この印刷関連情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御するようにしたから、印刷関連情報に応じて再生状態を変更することができ、たとえば、プリント設定枚数、プリント実績枚数の何れかが多い画像あるいはその何れも多い画像、プリント頻度が高い画像は、注目度の高い画像であると認識することができ、その画像のみを際立たせた再生表示が可能となる。
請求項9記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、対象画像に対応付けられている関連情報が撮影日時、画像サイズ、ズーム倍率、被写体までの距離、撮像素子の解像度、絞り値、シャッター速度値、フラッシュの有無のうち、少なくとも、その何れかを示す撮影関連情報である場合に、この撮影関連情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御するようにしたから、撮影関連情報に応じてその画像の再生状態を変更することができる。
この場合、カメラ撮影時にその撮影画像に付加された撮影関連情報を当該画像と共に取得し、この撮影関連情報が撮影日時、画像サイズ、ズーム倍率、被写体までの距離であれば、撮影日時が新しい程、画像サイズが大きい程、ズーム倍率が大きい程、距離が近い程、対象画像の継続表示時間を長くするようにしたから(請求項10記載の発明)、それらの画像は、注目度の高い画像であると認識することができ、その画像のみを際立たせた再生表示が可能となる。
請求項11記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、対象画像を識別する画像識別情報に対応付けてその関連情報がテーブル情報として記憶管理されている状態において、このテーブル情報を参照して関連情報の内容を判別するようにしたから、たとえば、画像ファイルのヘッダー部分に付加しなくても、対象画像と関連情報との対応付けが可能となる。
請求項12記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、対象画像の再生状態を変更制御する場合に、対象画像を継続表示させる表示時間、対象画像を繰り返し表示させる繰り返し回数、対象画像の表示タイミングを示す表示順、対象画像にエフェクトを施すか否かを示すエフェクト有無、そのエフェクト種、対象画像を表示するか否かを示す表示有無、対象画像に加工を施すか否かを示す画像加工の有無、その画像加工種のうち、少なくとも、その何れかで対象画像の再生状態を変更制御するようにしたから、表示時間を長くしたり、画像を繰り返し表示させたり、表示順を変更する以外にも、効果的な再生を実現するエフェクト有無、そのエフェクト種あるいは対象画像の表示有無などの変更も可能となる。
(実施例1)
以下、図1〜図6を参照して本発明の第1実施例を説明する。
図1は、この実施例における電子アルバム装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この電子アルバム装置は、デジタルカメラ装置あるいはそのメモリカードを介して外部供給された多数の撮影画像をアルバム情報として収集保管すると共に、保存されている画像を読み出して再生表示を可能としたもので、スライドショーの開始がユーザ操作によって指示された際には、複数の撮影画像(たとえば、任意に選択された複数の画像)をスライドショーの対象画像として特定し、この対象画像を予め設定されているスライドショー用の表示制御情報に応じて逐次切り換えて再生表示させるようにしている。
なお、この実施例の特徴部分を詳述する前に、この実施例のハードウェア上の構成について以下、説明しておく。
以下、図1〜図6を参照して本発明の第1実施例を説明する。
図1は、この実施例における電子アルバム装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この電子アルバム装置は、デジタルカメラ装置あるいはそのメモリカードを介して外部供給された多数の撮影画像をアルバム情報として収集保管すると共に、保存されている画像を読み出して再生表示を可能としたもので、スライドショーの開始がユーザ操作によって指示された際には、複数の撮影画像(たとえば、任意に選択された複数の画像)をスライドショーの対象画像として特定し、この対象画像を予め設定されているスライドショー用の表示制御情報に応じて逐次切り換えて再生表示させるようにしている。
なお、この実施例の特徴部分を詳述する前に、この実施例のハードウェア上の構成について以下、説明しておく。
CPU1は、内部記憶部2内の各種プログラムに応じてこの電子アルバム装置の全体動作を制御する中央演算処理装置である。内部記憶部2は、プログラム領域およびデータ領域を有する内蔵ハードディスク(HDD)である。この内部記憶部2内のプログラム領域には、後述する図5および図6に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納され、また、そのデータ領域には、撮影画像を保管する画像フォルダなどが設けられている。この内部記憶部2内のプログラム、データは、必要に応じてRAM(たとえば、スタティックRAM)3にロードされたり、このRAM3内のデータが内部記憶部2にセーブされる。なお、RAM3は、プログラム実行領域と作業領域とを有している。
このCPU1には、その入出力周辺デバイスであるキー入力部4、TV(テレビジョン) 受像機5が接続されているほか、リモートコントローラ(リモコン)用I/F(インターフェイス)6を介してリモコン7が接続されていると共に、カードドライブ8を介してメモリカード9が接続され、CD(Compact Disc)/DVD(Digital Video Disc)ドライブ10を介して可搬型の外部記録メディアであるCD/DVD11が接続され、さらには、外部コネクタ部12を介してデジタルカメラ装置13が接続可能となっている。
キー入力部4は、カメラ撮影された撮影画像の保存を指示する保存ボタン、複数の撮影画像をスライドショー形式で逐次切り換えて再生表示すべきことを指示する再生ボタンなど、各種のキーおよびボタンを有している。TV受像機5は、撮影画像の再生表示および音声再生用などとして使用される外部機器であるが、電子アルバム装置側に専用の表示装置を設けるようにしてもよい。なお、後述する各種の表示は、TV受像機5側の表示画面で行われる。リモコン7は、遠隔操作を行う入力操作部であり、キー入力部4に対応する各種のボタン、キーなどが設けられている。
メモリカード9は、SDカード、メモリステイクなどであり、デジタルカメラ装置13で撮影された画像データを電子アルバム装置に外部供給するための画像記録メディアであり、このメモリカード9がそのカードドライブ8のスロットに挿入セットされた際に、カードドライブ8は、カードセット有り信号を出力してCPU1に与える。
CD/DVD11は、撮影画像データを記録保存するための可搬型の画像記録メディアであり、比較的大容量の画像データを記録可能なもので、CD/DVDドライブ10は、そのトレイにCD、DVDの何れか一方が挿入セットされると、ディスクセット有り信号を出力してCPU1に与えるほか、CPU1の制御下でCD/DVD11をアクセスして画像データの書き込み動作を行う。
CD/DVD11は、撮影画像データを記録保存するための可搬型の画像記録メディアであり、比較的大容量の画像データを記録可能なもので、CD/DVDドライブ10は、そのトレイにCD、DVDの何れか一方が挿入セットされると、ディスクセット有り信号を出力してCPU1に与えるほか、CPU1の制御下でCD/DVD11をアクセスして画像データの書き込み動作を行う。
図2は、スライドショーの対象となる複数の撮影画像を予めスライドショー用として設定されている表示制御情報21に応じて逐次切り換えて再生表示される様子を説明するもので、(A)は、スライドショー用の表示制御情報21の具体的な内容を示した図、(B)は、この表示制御情報21に応じて各画像が逐次切り換え表示される様子を具体的に示した図である。
表示制御情報21は、「表示データ」、「表示順」、「表示時間」、「表示パターン」の各項目を有する構成で、各項目の内容は予め任意に入力設定された情報である。この「表示データ」の項目は、スライドショー対象として表示するデータの種類として、“静止画”、“動画”の何れかが設定される項目であり、図示の例では、“静止画”をスライドショー対象とした場合を例示している。
表示制御情報21は、「表示データ」、「表示順」、「表示時間」、「表示パターン」の各項目を有する構成で、各項目の内容は予め任意に入力設定された情報である。この「表示データ」の項目は、スライドショー対象として表示するデータの種類として、“静止画”、“動画”の何れかが設定される項目であり、図示の例では、“静止画”をスライドショー対象とした場合を例示している。
「表示順」の項目は、複数の対象画像を逐次切り換え表示する際に、どのような順番で表示させるかを示すもので、図示の例では、“画像ファイル番号順”を設定した場合を例示している。「表示時間」の項目は、画像の継続表示時間を示すもので、図示の例では、“5秒間隔”を設定した場合を例示している。このように「表示順」の項目内容が“画像ファイル番号順”で、「表示時間」の項目内容が“5秒間隔”であれば、図2(B)に示すように、ファイル番号が「1」〜「6」で示される各静止画は、その並び順で5秒間隔毎に逐次切り換え表示される。「表示パターン」の項目は、画像を切り換える際のエフェクト種を示すもので、図示の例では、“フェードイン・アウト”を設定した場合を例示している。
図3は、各撮影画像に対応して、予め設定されている関連情報としての「お気に入り度」の内容を変更する場合を説明するための図である。
ここで、ファイル番号「1」〜「6」で示される各撮影画像(静止画)と、ファイル番号「1」〜「3」で示される各撮影画像(動画)に対応して、予め設定されている「お気に入り度」の内容を変更する際には、先ず、図3(A)に示すような画像一覧画面を表示出力させる。この一覧画面には、各画像に対応して、お気に入り画像であることを示す星印が付加表示されている。この「お気に入り度」は、星印の数によって表されており、星印の数が多いほど、「お気に入り度」が高いことを示している。なお、この実施例では、「お気に入り度」を3段階、つまり、「星1つ」、「星2つ」、「星3つ」の何れがで評価するようにしている。なお、お気に入り以外の画像には、星印は付加されない。
ここで、ファイル番号「1」〜「6」で示される各撮影画像(静止画)と、ファイル番号「1」〜「3」で示される各撮影画像(動画)に対応して、予め設定されている「お気に入り度」の内容を変更する際には、先ず、図3(A)に示すような画像一覧画面を表示出力させる。この一覧画面には、各画像に対応して、お気に入り画像であることを示す星印が付加表示されている。この「お気に入り度」は、星印の数によって表されており、星印の数が多いほど、「お気に入り度」が高いことを示している。なお、この実施例では、「お気に入り度」を3段階、つまり、「星1つ」、「星2つ」、「星3つ」の何れがで評価するようにしている。なお、お気に入り以外の画像には、星印は付加されない。
ここで、ユーザは、この画像一覧画面を参照して各画像に設定されている「お気に入り度」を確認した後、その「お気に入り度」を変更する際には、その変更をキー操作によって指示すると共に、変更対象の画像を任意に選択指定する。すると、図3(A)の画像一覧画面から図3(B)に示すような変更設定画面に切り換えられる。この変更設定画面は、選択指定された画像の「お気に入り度」を変更するための画面であり、上下方向ボタンU/Dを操作することによって星印の数を増減すると、それに応じて当該選択画像に対応する「お気に入り度」が変更設定される。ここで、図3(C)は、「お気に入り度」を変更した後に元の一覧画面に戻した場合を示した図で、図示の例では、ファイル番号「2」の静止画の「お気に入り度」が最高の「星3つ」に変更設定された場合を例示している。
このように各撮影画像に対応して、その「お気に入り度」が当該画像の関連情報として設定されている状態において、スライドショーの開始が指示されると、CPU1は、各対象画像に対応付けられている関連情報「お気に入り度」を読み出し、この関連情報の内容を判別し、「お気に入り度」が最高の“星3つ”であれば、表示制御情報21として設定されている「表示時間」に代えて、この「表示時間」よりも長い時間、たとえば、「表示時間」の“1.6倍”の時間を当該画像の表示時間として決定するようにしている。ここで、図3(C)の場合には、ファイル番号「2」の静止画の「お気に入り度」が最高の“星3つ”に変更設定された場合であるから、図4に示すように、ファイル番号「2」の静止画は、「表示時間:5秒表示」の“1.6倍”である「8秒表示」に変更される。
なお、各撮影画像に対応付けられる関連情報「お気に入り度」は、たとえば、この画像ファイル番号に対応してその関連情報「お気に入り度」を記憶管理するための関連情報管理テーブルを設け、この管理テーブルの内容を参照することによって対象画像の再生状態を制御するようにしてもよい。または、各撮影画像毎にその画像ファイルのヘッダー部分に関連情報「お気に入り度」が付加されている場合には、このヘッダー部分に関連情報「お気に入り度」を参照することによって対象画像の再生状態を制御するようにしてもよい。
次ぎに、この実施例における電子アルバム装置の動作概念を図5および図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施例においても同様であり、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図5および図6は、電子アルバム装置の特徴的な動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、内部記憶部2をアクセスし、撮影画像を保管する画像フォルダから各撮影画像を読み出すと共に、各撮影画像に対応して設定されている関連情報「お気に入り度」を読み出し(図5のステップA1)、図3(A)に示すような画像一覧画面を表示出力させる(ステップA2)。この場合、お気に入りフォルダに格納されている各画像を読み出してサムネイル表示したり、撮影日時が新しい順に各画像を読み出してサムネイル表示するようにしているが、どのような画像を一覧表示するかは任意である。この一覧画面には、各画像に対応して現在設定されている「お気に入り度」が星印の数によって表示されており、その何れか画像の「お気に入り度」を変更する際には、その変更をキー操作によって指示する。
先ず、CPU1は、内部記憶部2をアクセスし、撮影画像を保管する画像フォルダから各撮影画像を読み出すと共に、各撮影画像に対応して設定されている関連情報「お気に入り度」を読み出し(図5のステップA1)、図3(A)に示すような画像一覧画面を表示出力させる(ステップA2)。この場合、お気に入りフォルダに格納されている各画像を読み出してサムネイル表示したり、撮影日時が新しい順に各画像を読み出してサムネイル表示するようにしているが、どのような画像を一覧表示するかは任意である。この一覧画面には、各画像に対応して現在設定されている「お気に入り度」が星印の数によって表示されており、その何れか画像の「お気に入り度」を変更する際には、その変更をキー操作によって指示する。
「お気に入り度」の変更が指示されると、ステップA3でそのことが検出され、以下、「お気に入り度」の変更設定処理に移る。すなわち、上述の画像一覧画面の中から「お気に入り度」を変更する対象画像が任意に選択指定されると(ステップA4)、CPU1は、図3(B)に示す変更設定画面に切り換える(ステップA5)。この変更設定画面において、上下方向ボタンU/Dが操作されて星印の数が増減されると(ステップA6)、当該選択画像に対応する「お気に入り度」をその増減に基づいて設定変更する(ステップA7)。以下、ステップA8でユーザ操作によって変更終了の指示が検出されるまでステップA4に戻り、上述の動作が繰り返される。その後、ステップA1に戻って画像一覧画面が表示される(ステップA2)。
一方、スライドショーの起動がユーザ指示されたかをチェックし(ステップA9)、その起動が指示されなければ、最初のステップA1に戻るが、スライドショーの起動が指示された際には、CPU1は、スライドショー用の表示制御情報21を読み出して表示出力させる(ステップA10)。ここで、表示制御情報21の内容を確認したユーザは、その「表示データ」、「表示順」、「表示時間」、「表示パターン」のうち、任意の項目内容を変更する場合には、表示制御情報21の変更を指示すると(ステップA11でYES)、CPU1は、その設定変更画面を表示出力させる(ステップA12)。そして、この変更設定画面内で入力された項目データに基づいて該当項目の内容を変更する (ステップA13)。その後、図3(A)に示す画像一覧画面を表示出力させることによって設定変更画面から一覧画面に切り換える(ステップA14)。
また、スライドショーを起動した後に、その対象画像を任意に選択するための画像選択がユーザ操作によって指示された際には(ステップA15でYES)、対象画像の選択処理に移る。すなわち、図3(A)の画像一覧画面の中から任意の画像が選択指定されると(ステップA15)、選択された各画像をスライドショー対象画像として抽出すると共に、抽出した各画像をRAM3の作業域に対象画像として一時記憶させる(ステップA17)。ここで、対象画像を選択指示がなければ(ステップA15でNO)、図3(A)の一覧画面に表示されている各画像をスライドショー対象画像としてRAM3の作業域に一時記憶される(ステップA18)。
この状態において、スライドショーの開始がユーザ操作によって指示された場合には (図6のステップA20でYES)、スライドショー用の表示制御情報21を参照して、各対象画像をその「表示順」に応じた順番に並べ替える(ステップA21)。そして、先頭画像を指定した後に(ステップA22)、この指定画像に対応付けられている関連情報「お気に入り度」を読み出し(ステップA23)、「お気に入り度」のセット有無をチェックする(ステップA24)。ここで、「お気に入り度」がセットされていなければ(ステップA25でNO)、スライドショー用の表示制御情報21の「表示時間:5秒間隔」を当該指定画像の継続表示時間としてセットする(ステップA26)。また、「お気に入り度」のセットされている場合には(ステップA23でYES)、その星の数は「星3つ」か否かを調べ(ステップA27)、「お気に入り度」のセットされていても、星の数が「星2つ」以下であれば(ステップA27でNO)、上述と同様にスライドショー用表示制御情報21の「表示時間:5秒間隔」を当該指定画像の継続表示時間としてセットする(ステップA26)。
いま、「お気に入り度」が「星3つ」であれば(ステップA27でYES)、表示制御情報21の「表示時間:5秒間隔」に代えて、この“1.6倍”である「8秒」を当該指定画像の継続表示時間としてセットする(ステップA28)。このようにして画像の継続表示時間をセットした後は、表示制御情報21の「表示パターン」に基づいて指定画像にフェードイン処理を施しながら当該画像を表示出力させると共に(ステップA29)、このセット時間が経過するまで待機し(ステップA30)、セット時間の経過を検出した時点で、表示制御情報21の「表示パターン」に基づいて当該指定画像にフェードアウト処理を施す(ステップA31)。
そして、画像切り換えを行うために次ぎの画像を指定し(ステップA32)、未再生表示の次画像の有無をチェックすることによって、全画像を表示し終わったかを調べ(ステップA33)、未再生表示の次画像があれば、上述のステップA23に戻り、全ての画像を表示し終わるまで1画像毎に逐次再生表示する動作を繰り返す。なお、指定画像が動画の場合でセットされた表示継続時間よりも長い場合には、このセット時間の範囲内で動画表示を行ってもよく、また、セット時間よりも短い場合には、最後の画像位置で停止表示するようにしてもよく、動画の長さとセット時間との関係に応じてどのように動画表示するかは任意である。
以上のように、この第1実施例においてCPU1は、スライドショーの各対象画像に対応付けられている関連情報として「お気に入り度」が記憶管理されている状態において、予めスライドショー用として設定されている表示制御情報21に基づいて各対象画像を逐次切り換えて再生表示する際に、この対象画像に対応付けられている「お気に入り度」の内容を判別し、この「お気に入り度」が最も高い“星3つ”であれば、表示制御情報21の「表示時間」に代えて、当該対象画像の表示時間を変更制御するようにしたから、画像再生時に特別な操作を行う必要はなく、また、従来のように、画像解析によってその複雑度を認識したり、画像の類似度を認識しなくても、「お気に入り度」の内容に基づいて対象画像の表示時間を自動的に変更することができ、予め任意に指定されたお気に入り画像のみを長い時間表示させることで、この画像のみを際立たせた再生表示が可能となり、効果的なスライドショーが可能となる。
この場合、各対象画像に対応付けられる関連情報「お気に入り度」を管理テーブルに記憶管理するようにすれば、つまり、各対象画像の画像ファイル番号に対応してその関連情報「お気に入り度」を記憶管理するための管理テーブルを設けるようにすれば、画像ファイルのヘッダー部分に関連情報を付加しなくても、各対象画像と関連情報との対応付けが可能となる。
なお、上述した第1実施例においては、対象画像に対応付けられている関連情報「お気に入り度」が“星3つ”の場合に「表示時間」を通常の5秒表示から“1.6倍”である8秒表示に変更制御するようにしたが、たとえば、「お気に入り度」のレベルに応じて通常の5秒表示から8秒表示、10秒表示、12秒表示のように段階的に変更制御するようにしてもよく、また、表示制御情報21の「表示時間」の“1.6倍”に限らず、この「表示時間」に所定秒として“3秒”を加算した時間に変更制御するなど、通常に比べてどの程度長く表示するかは任意である。さらに、関連情報は、お気に入りの度合い(レベル)を示すものに限らず、お気に入りか否かを示す情報であってあってもよい。
上述した第1実施例においては、関連情報「お気に入り度」に応じてその表示時間を変更制御するようにしたが、「お気に入り度」の高い順に対象画像が順次表示されるように、表示制御情報21の「表示順」を変更制御するようにしてもよい。この場合、「お気に入り度」の高い順に先頭から順次表示したり、全画像数の1/2前後の位置から順次表示するようにしてもよい。この場合、対象画像数をカウントすると共に、このカウント値の1/2の画像位置を求め、この位置を中心として、「お気に入り度」の高い画像が順次表示されるように、その「表示順」を変更すればよい。また、「お気に入り度」の高い対象画像については、全ての対象画像を逐次表示した後、つまり、最後にまとめて繰り返し表示するようにしてもよい。このように同一画像を繰り返して表示させる場合には、繰り返し表示する位置を最終部分にするか、中間部分にするかなどを任意に設定したり、その繰り返し回数を任意に設定するようにしてもよい。
上述した第1実施例においては、対象画像に対応して予め任意に入力設定した関連情報として、「お気に入り度」を例示したが、任意に入力設定した関連情報としては、「お気に入りを示す情報」に限らず、たとえば、撮影画像の「タイトル名」、「被写体名」であってもよい。すなわち、「タイトル名」、「被写体名」に応じてその画像の再生状態を変更制御するようにしてもよい。また、「お気に入りを示す情報」、「タイトル名」、「被写体名」のうち、たとえば、「お気に入り」と「タイトル名」との組み合わせ条件、「タイトル名」と「被写体名」との組み合わせ条件に応じて再生状態を変更するようにしてもよい。このように「タイトル名」、「被写体名」に基づいて当該対象画像の継続表示時間を変更制御するようにすれば、たとえば、運動会などのように特別なタイトル名が付加されている画像、子供の名前などのように特別な被写体名が付加されている画像のみを際立たせた再生表示が可能となる。この場合においても、その表示時間を変更する場合に限らず、表示順を変更したり、繰り返し表示の位置、繰り返し回数を変更制御するようにしてもよい。
(実施例2)
(実施例2)
以下、この発明の第2実施例について図7〜図9を参照して説明する。
なお、上述した第1実施例においては、スライドショーの対象画像に対応付けられている関連情報を「お気に入り度」とし、この「お気に入り度」の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御するようにしたが、この第2実施例においては、スライドショーの対象画像に対応付けられている関連情報を過去に再生した再生状況を示す再生履歴情報「再生トータル回数」、「再生トータル時間」、「再生頻度」とし、この再生履歴情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御するようにしたものである。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
なお、上述した第1実施例においては、スライドショーの対象画像に対応付けられている関連情報を「お気に入り度」とし、この「お気に入り度」の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御するようにしたが、この第2実施例においては、スライドショーの対象画像に対応付けられている関連情報を過去に再生した再生状況を示す再生履歴情報「再生トータル回数」、「再生トータル時間」、「再生頻度」とし、この再生履歴情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御するようにしたものである。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
図7は、スライドショーの対象画像に対応付けられている関連情報として「再生履歴情報」を記憶管理する再生履歴管理テーブル22を示した図である。
この再生履歴管理テーブル22は、各撮影画像毎にその「ファイル番号」に対応して「再生履歴情報」を記憶するもので、「再生履歴情報」は、「再生トータル回数」、「再生トータル時間」、「再生頻度」の各項目を有している。ここで、「再生トータル回数」は、今までに画像を再生表示した合計再生回数を示し、「再生トータル時間」は、今までに画像を再生表示した合計再生時間を示し、「再生頻度」は、単位期間(たとえば、半年)当たりの再生回数を示し、CPU1は、画像再生が行われる毎に、当該画像に対応付けられている「再生トータル回数」、「再生トータル時間」、「再生頻度」を更新するようにしている。
この再生履歴管理テーブル22は、各撮影画像毎にその「ファイル番号」に対応して「再生履歴情報」を記憶するもので、「再生履歴情報」は、「再生トータル回数」、「再生トータル時間」、「再生頻度」の各項目を有している。ここで、「再生トータル回数」は、今までに画像を再生表示した合計再生回数を示し、「再生トータル時間」は、今までに画像を再生表示した合計再生時間を示し、「再生頻度」は、単位期間(たとえば、半年)当たりの再生回数を示し、CPU1は、画像再生が行われる毎に、当該画像に対応付けられている「再生トータル回数」、「再生トータル時間」、「再生頻度」を更新するようにしている。
そして、CPU1は、スライドショー開始時に各対象画像に対応付けられている「再生履歴情報」の内容を判別し、この「再生トータル回数」、「再生トータル時間」、「再生頻度」に基づいて当該対象画像の再生状態を変更制御するようにしている。ここで、「再生トータル回数」が所定回数(たとえば、6回以上)であれば、スライドショー用として設定されている表示制御情報21の「表示時間」を2倍した時間を当該画像の表示継続時間として決定して表示させ、また、「再生トータル時間」が所定時間(たとえば、30秒以上)である場合あるいは「再生頻度」が半年当たり3回以上である場合には、当該画像を繰り返して表示するようにしている。
図8および図9は、スライドショーの開始がユーザ指示された際に実行開始されるフローチャートである。
先ず、CPU1は、スライドショー用の表示制御情報21を読み出すと共に(ステップB1)、スライドショーの対象として予め選択指定されている全ての対象画像を読み出した後(ステップB2)、表示制御情報21の「表示順:画像ファイル番号」に基づいて各対象画像の並び順を決定して各対象画像をソートする(ステップB3)。この状態において、ソート順に1つの対象画像を指定して読み出すと共に(ステップB4)、この指定画像に基づいて再生履歴管理テーブル22を検索して対応する「再生履歴情報」を読み出す(ステップB5)。
先ず、CPU1は、スライドショー用の表示制御情報21を読み出すと共に(ステップB1)、スライドショーの対象として予め選択指定されている全ての対象画像を読み出した後(ステップB2)、表示制御情報21の「表示順:画像ファイル番号」に基づいて各対象画像の並び順を決定して各対象画像をソートする(ステップB3)。この状態において、ソート順に1つの対象画像を指定して読み出すと共に(ステップB4)、この指定画像に基づいて再生履歴管理テーブル22を検索して対応する「再生履歴情報」を読み出す(ステップB5)。
そして、「再生履歴情報」の「再生トータル回数」は、所定回数(たとえば、6回以上)であるかを判別し(ステップB6)、6回以上であれば、表示制御情報21の「表示時間:5秒間隔」を2倍にした時間(10秒)を当該画像の表示継続時間としてセットするが(ステップB7)、「再生トータル回数」が6回未満の場合には、表示制御情報21の「表示時間:5秒間隔」を当該画像の表示継続時間としてセットする(ステップB8)。このようにして画像の継続表示時間をセットした後は、スライドショー用の表示制御情報21の「表示パターン」に基づいて指定画像にフェードイン処理を施しながら当該画像を表示出力させると共に(ステップB9)、このセット時間が経過するまで待機し(ステップB10)、セット時間の経過を検出した時点で、スライドショー用の表示制御情報21の「表示パターン」に基づいて当該指定画像にフェードアウト処理を施す(ステップB11)。
このようにして1つの画像を表示した後は、再生履歴管理テーブル22をアクセスし、今回の表示時間に基づいて当該画像に対応する「再生トータル時間」を更新すると共に(図9のステップB12)、「再生トータル回数」に“1”を加算するほか、「再生頻度」を算出して、「再生トータル回数」、「再生頻度」を更新する(ステップB13)。これによって更新された「再生トータル時間」が所定時間(たとえば、30秒以上)となったかをチェックすると共に(ステップB14)、更新後の「再生頻度」が半年当たり3回以上になったかをチェックする(ステップB15)。
ここで、「再生トータル時間」あるいは「再生頻度」が所定値以上であれば(ステップB14あるいはB15でYES)、当該画像を所定のタイミングで繰り返し表示するために、スライドショーの対象画像として選択されている全画像のうち、残りの未再生の画像数をカウントすると共に(ステップB16)、このカウント値を1/2した値に相当する位置を繰り返し表示するための次回の割り込み位置として決定し(ステップB17)、この決定位置に基づいてソート順を変更する(ステップB18)。
すなわち、たとえば、対象画像の全画像数が20枚の場合において、残りの未再生の画像数が12枚であれば、6枚目あるいはその前後の位置、つまり、未再生の画像数の中ほどの位置を繰り返し表示するための次回の割り込み位置として決定し、この位置に当該画像を割り込ませる。なお、未再生の画像が無ければ、最終位置が次回の割り込み位置となる。そして、画像切り換えを行うために次ぎの画像を指定し(ステップB19)、未再生表示の次画像の有無をチェックすることによって、全画像を表示し終わったかを調べ(ステップB20)、未再生表示の次画像があれば、上述のステップB5に戻り、全ての画像を表示し終わるまで1画像毎に逐次再生表示する動作を繰り返す。
以上のように、この第2実施例においてCPU1は、スライドショーの各対象画像に対応付けられている関連情報として「再生履歴情報」が記憶管理されている状態において、予めスライドショー用として設定されている表示制御情報21に基づいて各対象画像を逐次切り換えて再生表示する際に、再生履歴管理テーブル22を参照し、対象画像に対応付けられている「再生履歴情報」の内容を判別し、この「再生履歴情報」の内容に基づいて当該対象画像の再生状態を変更制御するようにしたから、画像再生時に特別な操作を行う必要はなく、また、従来のように、画像解析によってその複雑度を認識したり、画像の類似度を認識しなくても、過去に再生した再生状況に応じて画像の再生状態を変更することができる。
この場合、「再生トータル回数」が所定回数以上であれば、スライドショー用として設定されている「表示時間」の2倍の時間が当該画像の表示時間となるように変更制御するようにしたから、「再生トータル回数」が多い画像は、注目度の高い画像であると認識することができ、それらの画像のみを際立たせた再生表示が可能となる。また、「再生トータル時間」あるいは「再生頻度」が所定値以上であれば、当該画像が繰り返し表示されるように変更制御するようにしたから、「再生トータル時間」が多い画像、「再生頻度」の高い画像は、注目度の高い画像であると認識することができ、その画像を繰り返して表示させることができる。この場合、残りの未再生の画像数を計数すると共に、この計数値に基づいて当該画像を割り込み表示するための位置を決定するようにしたから、未再生画像群の中ごろの位置での再表示が可能となる。
なお、上述した第2実施例においては、「再生トータル回数」が所定回数以上の場合にその画像の「表示時間」を変更制御するようにしたが、当該画像を繰り返して表示するようにしてもよく、また、「再生トータル時間」あるいは「再生頻度」が所定値以上の場合に、その画像を繰り返して表示するようにしたが、その画像の「表示時間」を変更制御するようにしてもよい。さらに、「再生トータル回数」と「再生トータル時間」との組み合わせ、「再生トータル時間」と「再生頻度」との組み合わせ条件によって再生状態を変更制御するようにしてもよく、また、複数の対象画像の表示順をその「再生頻度」の高い順に表示するようにしてもよい。
上述した第2実施例においては、画像を繰り返し表示する場合に、未再生画像群の中ごろの位置での再表示するようにしたが、未再生画像を全て表示した後の最後の部分で繰り返し表示するようにしてもよい。
また、上述した第2実施例においては、「再生履歴情報」を構成する「再生トータル回数」、「再生トータル時間」、「再生頻度」をスライドショーの再生時に更新するようにしたが、その他にも任意に選択された画像が単独表示された際に、この「再生履歴情報」を更新すればよい。
また、上述した第2実施例においては、「再生履歴情報」を構成する「再生トータル回数」、「再生トータル時間」、「再生頻度」をスライドショーの再生時に更新するようにしたが、その他にも任意に選択された画像が単独表示された際に、この「再生履歴情報」を更新すればよい。
上述した第2実施例においては、「再生履歴情報」に基づいて画像の再生状態を変更制御するようにしたが、画像の出力履歴を示す履歴情報であってもよい。すなわち、再生表示に関する履歴情報に限らず、プリンタ装置を外部接続が可能な電子アルバム装置においては、印刷履歴に関する情報であってもよい。つまり、画像印刷に関する情報として、任意に設定されている「プリント設定枚数」、過去に画像印刷を行った「プリント実績枚数」、「プリント頻度」を印刷関連情報として、各撮影画像に対応付けて記憶管理しておき、スライドショーの開始時において、その対象画像に対応する印刷関連情報の内容を判別し、「プリント設定枚数」あるいは「プリント実績枚数」が多い画像、「プリント頻度」が高い画像の場合には、その画像の再生状態を変更制御するようにしてもよい。この場合においても、画像印刷が行われる毎に、「プリント実績枚数」、「プリント頻度」の値をその印刷枚数に応じて更新するようにすればよい。このように、「再生履歴情報」に代わって、「印刷関連情報」としても、基本的には、上述した図8および図9のフローチャートによって実現可能となる。
(実施例3)
(実施例3)
以下、この発明の第2実施例について図10および図11を参照して説明する。
なお、上述した第1実施例においては、スライドショーの対象画像に対応付けられている関連情報を「お気に入り度」とし、第2実施例においては、過去に再生した再生状況を示す再生履歴情報「再生トータル回数」、「再生トータル時間」、「再生頻度」としたが、この第3実施例においては、スライドショーの対象画像に対応付けられている関連情報をカメラ撮影時の撮影関連情報「撮影日時」、「画像サイズ」、「ズーム倍率」、「被写体距離」とし、この撮影関連情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御するようにしたものである。
ここで、第1および第3実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第3実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
なお、上述した第1実施例においては、スライドショーの対象画像に対応付けられている関連情報を「お気に入り度」とし、第2実施例においては、過去に再生した再生状況を示す再生履歴情報「再生トータル回数」、「再生トータル時間」、「再生頻度」としたが、この第3実施例においては、スライドショーの対象画像に対応付けられている関連情報をカメラ撮影時の撮影関連情報「撮影日時」、「画像サイズ」、「ズーム倍率」、「被写体距離」とし、この撮影関連情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御するようにしたものである。
ここで、第1および第3実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第3実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
図10は、スライドショーの対象画像に対応付けられている撮影関連情報23を説明するための図である。
この撮影関連情報23は、各撮影画像毎に、その画像ファイルのヘッダー部分に撮影関連情報23がExif(Exchangeable Image file format)として付加されている。すなわち、画像ファイルのヘッダー部分には、「ファイル番号」などのほか、「撮影日時」、「画像サイズ」、「ズーム倍率」、「被写体距離」が付加されている。「撮影日時」は、カメラ撮影時の年月日および時刻を示す情報であり、「画像サイズ」は、たとえば、「2560×1920」、「2560×1712」、「2048×1536」、「1600×1200」などであり、「ズーム倍率」は、ズームアップ撮影時の倍率、「被写体距離」は、カメラ位置から被写体までの距離を示している。
この撮影関連情報23は、各撮影画像毎に、その画像ファイルのヘッダー部分に撮影関連情報23がExif(Exchangeable Image file format)として付加されている。すなわち、画像ファイルのヘッダー部分には、「ファイル番号」などのほか、「撮影日時」、「画像サイズ」、「ズーム倍率」、「被写体距離」が付加されている。「撮影日時」は、カメラ撮影時の年月日および時刻を示す情報であり、「画像サイズ」は、たとえば、「2560×1920」、「2560×1712」、「2048×1536」、「1600×1200」などであり、「ズーム倍率」は、ズームアップ撮影時の倍率、「被写体距離」は、カメラ位置から被写体までの距離を示している。
図11は、スライドショーの開始がユーザ指示された際に実行開始されるフローチャートである。
先ず、CPU1は、スライドショー用の表示制御情報21を読み出すと共に(ステップC1)、スライドショーの対象として予め選択指定されている全ての対象画像を読み出した後(ステップC2)、表示制御情報21の「表示順:画像ファイル番号」に基づいて各対象画像の並び順を決定して各対象画像をソートする(ステップC3)。この状態において、ソート順に1つの対象画像を指定して読み出すと共に(ステップC4)、この指定画像対応の画像ファイルから撮影関連情報23として、「撮影日時」、「画像サイズ」、「ズーム倍率」、「被写体距離」を読み出す(ステップC5)。
先ず、CPU1は、スライドショー用の表示制御情報21を読み出すと共に(ステップC1)、スライドショーの対象として予め選択指定されている全ての対象画像を読み出した後(ステップC2)、表示制御情報21の「表示順:画像ファイル番号」に基づいて各対象画像の並び順を決定して各対象画像をソートする(ステップC3)。この状態において、ソート順に1つの対象画像を指定して読み出すと共に(ステップC4)、この指定画像対応の画像ファイルから撮影関連情報23として、「撮影日時」、「画像サイズ」、「ズーム倍率」、「被写体距離」を読み出す(ステップC5)。
そして、この撮影関連情報23の「撮影日時」を参照し、「撮影日時」は最新(たとえば、1ヶ月前)かを判別し(ステップC6)、最新であれば、表示制御情報21の「表示時間:5秒間隔」を2倍にした時間(10秒)を当該画像の表示継続時間としてセットするが(ステップC10)、最新でなければ、「表示時間:5秒間隔」を当該画像の表示継続時間としてセットする(ステップC11)。また、「画像サイズ」を参照し、「画像サイズ」は大きい(たとえば、「2560×1712」以上)かを判別し(ステップC7)、大きければ、「表示時間」を2倍にした時間を当該画像の表示継続時間としてセットするが(ステップC10)、「2560×1712」よりも小さければ、「表示時間」を当該画像の表示継続時間としてセットする(ステップC11)。
同様に、撮影関連情報23の「ズーム倍率」を参照し、「ズーム倍率」が大きければ(ステップC8でYES)、「表示時間」を2倍にした時間を当該画像の表示継続時間としてセットするが(ステップC10)、小さければ(ステップC8でNO)、「表示時間」を当該画像の表示継続時間としてセットする(ステップC11)。さらに、「被写体距離」が近ければ(ステップC9でYES)、「表示時間」を2倍にした時間を当該画像の表示継続時間としてセットするが(ステップC10)、遠ければ(ステップC9でNO)、「表示時間」を当該画像の表示継続時間としてセットする(ステップC11)。
このようにして画像の継続表示時間をセットした後は、スライドショー用表示制御情報21の「表示パターン」に基づいて指定画像にフェードイン処理を施しながら当該画像を表示出力させると共に(ステップC12)、このセット時間が経過するまで待機し(ステップC13)、セット時間の経過を検出した時点で、スライドショー用の表示制御情報21の「表示パターン」に基づいて当該指定画像にフェードアウト処理を施す(ステップC14)。そして、画像切り換えを行うために次ぎの画像を指定し(ステップC15)、未再生表示の次画像の有無をチェックすることによって、全画像を表示し終わったかを調べ(ステップC16)、未再生表示の次画像があれば、上述のステップC5に戻り、全ての画像を表示し終わるまで1画像毎に逐次再生表示する動作を繰り返す。
以上のように、この第3実施例においてCPU1は、スライドショーの各対象画像に対応付けられている撮影関連情報23が記憶管理されている状態において、予めスライドショー用として設定されている表示制御情報21に基づいて各対象画像を逐次切り換えて再生表示する際に、対象画像の撮影関連情報23の内容を判別し、この撮影関連情報23の内容に基づいて当該対象画像の再生状態を変更制御するようにしたから、画像再生時に特別な操作を行う必要はなく、また、従来のように、画像解析によってその複雑度を認識したり、画像の類似度を認識しなくても、撮影関連情報に応じて画像の再生状態を変更することができる。
この場合、撮影関連情報23の「撮影日時」が最新の画像、「画像サイズ」が大きい画像、「ズーム倍率」が大きい画像、「被写体距離」が近い画像は、注目度の高い画像であると認識することができ、それらの画像のみを際立たせた再生表示が可能となる。すなわち、最新撮影した画像は再生回数が少ないか、始めて再生する場合が多く、高品位印刷のために画像サイズを大きくしたり、ズーム倍率を大きくした画像、または、風景などよりも被写体に近づいて撮影した画像は、注目度の高い画像である場合が多く、通常の表示時間よりも長く表示した方が効果的なものとなる。
なお、上述した第3実施例においては、撮影関連情報23の内容に基づいてその「表示時間」を変更制御するようにしたが、当該画像を繰り返し表示するようにしてもよい。また、「撮影日時」、「画像サイズ」、「ズーム倍率」、「被写体距離」の2以上の組み合わせ条件によって再生状態を変更制御するようにしてもよく、さらには、また、複数の対象画像の表示順を「画像サイズ」、「ズーム倍率」の大きい順としてもよい。
上述した第3実施例においては、撮影関連情報23として、「撮影日時」、「画像サイズ」、「ズーム倍率」、「被写体距離」を例示したが、その他に、たとえば、「絞り値」、「シャッター速度」、「フラッシュの有無」などを含めるようにしてもよい。この場合、たとえば、撮影時の露出、画像の明るさによって画像の表示時間を制御するようにしてもよい。
その他、上述した第1〜3実施例において、スライドショー用の表示制御情報21は、「表示データ」、「表示順」、「表示時間」、「表示パターン」の各項目を有する構成としたが、勿論、表示制御情報21の構成は、これに限定されない。
また、上述した第1〜3実施例においては、対象画像に対応付けられている関連情報、つまり、「お気に入り度」、「再生履歴情報」、「撮影関連情報」の内容に基づいてその画像の表示時間を制御したり、繰り返し表示を制御する場合を例示したが、表示の繰り返し回数、対象画像の表示タイミングを示す表示順を変更制御したり、対象画像にエフェクトを施すか否かを示すエフェクト有無、そのエフェクト種、対象画像を表示するか否かを示す表示有無、対象画像に加工を施すか否かを示す画像加工の有無、その画像加工種を変更制御するようにしてもよい。
また、上述した第1〜3実施例においては、対象画像に対応付けられている関連情報、つまり、「お気に入り度」、「再生履歴情報」、「撮影関連情報」の内容に基づいてその画像の表示時間を制御したり、繰り返し表示を制御する場合を例示したが、表示の繰り返し回数、対象画像の表示タイミングを示す表示順を変更制御したり、対象画像にエフェクトを施すか否かを示すエフェクト有無、そのエフェクト種、対象画像を表示するか否かを示す表示有無、対象画像に加工を施すか否かを示す画像加工の有無、その画像加工種を変更制御するようにしてもよい。
たとえば、「お気に入り度」、「再生履歴情報」、「撮影関連情報」に基づいて注目度が高いと認識された画像に対しては、複数回の繰り返し表示を実行したり、注目度が高い画像とそれ以外の画像とが交互に表示されるようにその表示順を変更したり、注目度が高い画像のみにフェードイン・フェードアウトなどのエフェクト処理を施したり、そのエフェクト種を変更するようにしてもよい。また、「お気に入り度」が最も低い画像を非表示としたり、他の画像と合成表示したり、画像の一部分(被写体部分)の周辺部分ぼかし加工を施したり、モノクロ表示に変更したり、画像加工種を変更するようにしてもよい。
上述した第1〜3実施例においては、カメラ撮影された各画像をカメラ装置あるいはそのメモリカードから外部供給するようにしたが、無線通信手段を介して画像データを外部供給するようにしてもよく、また、外部機器であるTV受像機5を表示装置として使用する場合を例示したが、電子アルバム装置に専用の表示装置を設けるようにしてもよい。さらに、第1〜3実施例においては、電子アルバム装置に適用した場合を例示したが、ハードディスクレコーダ、パーソナルコンピュータなどにも同様に適用可能であり、また、スタンドアロンタイプに限らず、その各構成要素が2以上の筐体に物理的に分離され、通信回線、ケーブル等の有線伝送路あるいは電波、マイクロウエーブ、赤外線等の無線伝送路を介してデータを送受信する分散型のシステムであってよもよい。
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(たとえば、CD−ROM、フレキシブルディスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、スライドショーの対象となる対象画像に対応付けられている関連情報を記憶管理する機能と、スライドショーの対象となる複数の対象画像を予め設定されている表示制御情報に応じて逐次切り換えて再生表示する際に、この対象画像に対応付けられている関連情報の内容を判別する機能と、前記表示制御情報に代えて、前記判別された関連情報の内容に基づいて当該対象画像の再生状態を変更制御する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
1 CPU
2 内部記憶部
3 RAM
4 キー入力部
5 TV受像機
13 デジタルカメラ装置
21 スライドショー用の表示制御情報
22 再生履歴管理テーブル
23 撮影関連情報
2 内部記憶部
3 RAM
4 キー入力部
5 TV受像機
13 デジタルカメラ装置
21 スライドショー用の表示制御情報
22 再生履歴管理テーブル
23 撮影関連情報
Claims (13)
- スライドショーの対象となる複数の対象画像を予め設定されている表示制御情報に応じて逐次切り換えて再生表示する画像再生装置であって、
前記対象画像に対応付けられている関連情報を記憶管理する関連情報記憶手段と、
前記対象画像を再生表示する際に、この対象画像に対応付けられている関連情報の内容を判別する判別手段と、
この判別手段によって判別された関連情報の内容に基づいて当該対象画像の再生状態を変更制御する再生制御手段と、
を具備したことを特徴とする画像再生装置。 - 前記対象画像に対応付けられている関連情報は、対象画像に対応して予め任意に入力設定された情報として、お気に入りを示す情報、タイトル名、被写体名のうち、少なくとも、その何れかを示す設定情報であり、
前記再生制御手段は、任意に入力設定された設定情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。 - 前記対象画像に対応付けられている関連情報がお気に入りを示す情報であれば、前記再生制御手段は、お気に入りを示す情報に基づいて当該対象画像の継続表示時間を変更制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項2記載の画像再生装置。 - 前記対象画像に対応付けられている関連情報がタイトル名あるいは被写体名であれば、前記再生制御手段は、タイトル名あるいは被写体名に基づいて当該対象画像の継続表示時間を変更制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項2記載の画像再生装置。 - 前記対象画像に対応付けられている関連情報は、過去に再生した再生状況を示す情報として、再生回数、再生時間、再生頻度のうち、少なくとも、その何れかを示す再生履歴情報であり、
前記再生制御手段は、過去の再生状況を示す再生履歴情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。 - 画像再生が行われる際に、この再生画像に対応付けられている再生履歴情報の内容をその再生状況に基づいて更新する更新手段を設け、
前記再生制御手段は、前記更新手段によって更新された再生履歴情報に応じて当該対象画像の継続表示時間を長くするように変更制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項5記載の画像再生装置。 - 画像再生が行われる際に、この再生画像に対応付けられている再生履歴情報の内容をその再生状況に基づいて更新する更新手段を設け、
前記再生制御手段は、前記更新手段によって更新された再生履歴情報に応じて当該対象画像を繰り返して表示するために、残りの未再生の画像数を計数すると共に、この計数値に基づいて当該対象画像を割り込み表示するための割込位置を決定し、この決定位置に達した際に、当該対象画像を再度表示する、
ようにしたことを特徴とする請求項5記載の画像再生装置。 - 前記対象画像に対応付けられている関連情報は、画像印刷に関する情報として、任意に設定されているプリント設定枚数、過去に画像印刷を行ったプリント実績枚数、プリント頻度のうち、少なくとも、その何れかを示す印刷関連情報であり、
前記再生制御手段は、印刷関連情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。 - 前記対象画像に対応付けられている関連情報は、カメラ撮影に関する情報として、撮影日時、画像サイズ、ズーム倍率、被写体までの距離、撮像素子の解像度、絞り値、シャッター速度値、フラッシュの有無のうち、少なくとも、その何れかを示す撮影関連情報であり、
前記再生制御手段は、カメラ撮影に関する撮影関連情報の内容に基づいて対象画像の再生状態を変更制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。 - カメラ撮影時にその撮影画像に付加された前記撮影関連情報を当該画像と共に取得する取得手段を設け、
前記再生制御手段は、前記取得手段によって得られた前記撮影関連情報が撮影日時、画像サイズ、ズーム倍率、被写体までの距離であれば、撮影日時が新しい程、画像サイズが大きい程、ズーム倍率が大きい程、距離が近い程、対象画像の継続表示時間を長くする、
ようにしたことを特徴とする請求項9記載の画像再生装置。 - 前記関連情報記憶手段は、前記対象画像を識別する画像識別情報に対応付けてその関連情報をテーブル情報として記憶管理し、
前記判別手段は、前記テーブル情報を参照して関連情報の内容を判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。 - 前記再生制御手段は、対象画像を継続表示させる表示時間、対象画像を繰り返し表示させる繰り返し回数、対象画像の表示タイミングを示す表示順、対象画像にエフェクトを施すか否かを示すエフェクト有無、そのエフェクト種、対象画像を表示するか否かを示す表示有無、対象画像に加工を施すか否かを示す画像加工の有無、その画像加工種のうち、少なくとも、その何れかで対象画像の再生状態を変更制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。 - コンピュータに対して、
スライドショーの対象となる対象画像に対応付けられている関連情報を記憶管理する機能と、
スライドショーの対象となる複数の対象画像を予め設定されている表示制御情報に応じて逐次切り換えて再生表示する際に、この対象画像に対応付けられている関連情報の内容を判別する機能と、
判別された関連情報の内容に基づいて当該対象画像の再生状態を変更制御する機能と、
を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004343308A JP2006157324A (ja) | 2004-11-29 | 2004-11-29 | 画像再生装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004343308A JP2006157324A (ja) | 2004-11-29 | 2004-11-29 | 画像再生装置およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006157324A true JP2006157324A (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=36635091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004343308A Pending JP2006157324A (ja) | 2004-11-29 | 2004-11-29 | 画像再生装置およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006157324A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009088578A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Fujifilm Corp | 画像表示装置、画像表示方法 |
JP2009169357A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 画像表示制御装置および画像表示制御方法 |
JP2009212644A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Nikon Corp | 撮影装置 |
JP2009290336A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Sony Corp | 画像再生装置、画像再生方法、およびプログラム |
JP2010102180A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Fujifilm Corp | 画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラム |
JP2010205155A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Mitsubishi Electric Corp | 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム |
JP2011009976A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Hitachi Ltd | 画像再生装置 |
JP2011155483A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Casio Computer Co Ltd | 表示制御装置、画像処理装置、表示制御プログラム、及び、画像処理プログラム |
KR101387186B1 (ko) * | 2006-08-16 | 2014-04-21 | 소니 에릭슨 모빌 커뮤니케이션즈 재팬, 아이엔씨. | 정보 처리 장치, 정보 처리 방법, 및 기록 매체 |
JP2015035727A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 株式会社リコー | 表示システム、情報端末、表示装置、再生制御プログラム、再生プログラム及び再生制御方法 |
US9037985B2 (en) | 2008-02-06 | 2015-05-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Contents display apparatus and control method thereof |
US9377934B2 (en) | 2012-02-27 | 2016-06-28 | Casio Computer Co., Ltd. | Image display unit, image display method and computer readable storage medium that stores image display program |
-
2004
- 2004-11-29 JP JP2004343308A patent/JP2006157324A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101387186B1 (ko) * | 2006-08-16 | 2014-04-21 | 소니 에릭슨 모빌 커뮤니케이션즈 재팬, 아이엔씨. | 정보 처리 장치, 정보 처리 방법, 및 기록 매체 |
US9037987B2 (en) | 2006-08-16 | 2015-05-19 | Sony Corporation | Information processing apparatus, method and computer program storage device having user evaluation value table features |
JP2009088578A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Fujifilm Corp | 画像表示装置、画像表示方法 |
JP2009169357A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 画像表示制御装置および画像表示制御方法 |
US9037985B2 (en) | 2008-02-06 | 2015-05-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Contents display apparatus and control method thereof |
JP2009212644A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Nikon Corp | 撮影装置 |
JP2009290336A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Sony Corp | 画像再生装置、画像再生方法、およびプログラム |
JP2010102180A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Fujifilm Corp | 画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラム |
JP2010205155A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Mitsubishi Electric Corp | 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム |
JP2011009976A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Hitachi Ltd | 画像再生装置 |
US8599286B2 (en) | 2010-01-27 | 2013-12-03 | Casio Computer Co., Ltd. | Display control apparatus, image processing apparatus, recording medium on which a display control program is recorded and recording medium on which an image processing program is recorded |
CN102158677A (zh) * | 2010-01-27 | 2011-08-17 | 卡西欧计算机株式会社 | 显示控制装置、图像处理装置、显示控制方法及图像处理方法 |
JP2011155483A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Casio Computer Co Ltd | 表示制御装置、画像処理装置、表示制御プログラム、及び、画像処理プログラム |
US9377934B2 (en) | 2012-02-27 | 2016-06-28 | Casio Computer Co., Ltd. | Image display unit, image display method and computer readable storage medium that stores image display program |
JP2015035727A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 株式会社リコー | 表示システム、情報端末、表示装置、再生制御プログラム、再生プログラム及び再生制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8009961B2 (en) | Electronic apparatus, playback management method, display control apparatus, and display control method | |
JP4354806B2 (ja) | 動画像管理装置及び方法 | |
KR100495292B1 (ko) | 화상 처리 장치, 화상 처리 방법, 및 프로그램을 기억한 기억 매체 | |
US9148536B2 (en) | Display control apparatus and display control method | |
JP2010268184A (ja) | 撮像装置 | |
JP2008097435A (ja) | 画像編集装置、画像編集方法及びそのプログラム | |
US8199241B2 (en) | Data reproducing apparatus, data reproducing method, and storage medium | |
US20060244847A1 (en) | Electronic camera device, image recording apparatus and image recording application software | |
JP2006157324A (ja) | 画像再生装置およびプログラム | |
US7855733B2 (en) | Electronic camera and recording medium for images and image information and recording image reproduction program | |
JP2006279118A (ja) | 画像再生装置及びプログラム | |
JP2008010979A (ja) | カメラ装置 | |
US7412155B2 (en) | Imaging apparatus having a continuous shooting function | |
JP2006099532A (ja) | 情報処理装置、画像データ出力方法およびプログラム | |
JP2005027048A (ja) | 撮像装置および画像への注釈情報の付与方法 | |
JPH10108123A (ja) | 画像再生装置 | |
JP2009266157A (ja) | 画像出力装置及び画像出力方法 | |
JP2007124538A (ja) | 電子機器、及び、再生管理方法 | |
KR100739752B1 (ko) | 화상형성장치 및 방법 | |
JP2000209541A (ja) | 動画像再生装置、及び動画像再生プログラムが記憶された記憶媒体 | |
JP2005236483A (ja) | 画像処理装置およびプログラム | |
JP2007292971A (ja) | 画像取扱装置 | |
JP2005117182A (ja) | 画像表示装置、画像表示方法、プログラム及び記録媒体 | |
JP2007067949A (ja) | 画像再生システム、画像再生装置、撮像装置及び情報処理装置 | |
JP2005027021A (ja) | 画像処理プログラム、装置及び方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060314 |