JP5323053B2 - 吸水性樹脂の製造方法 - Google Patents
吸水性樹脂の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5323053B2 JP5323053B2 JP2010505784A JP2010505784A JP5323053B2 JP 5323053 B2 JP5323053 B2 JP 5323053B2 JP 2010505784 A JP2010505784 A JP 2010505784A JP 2010505784 A JP2010505784 A JP 2010505784A JP 5323053 B2 JP5323053 B2 JP 5323053B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- absorbent resin
- transportation
- transport
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/12—Powdering or granulating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/24—Crosslinking, e.g. vulcanising, of macromolecules
- C08J3/245—Differential crosslinking of one polymer with one crosslinking type, e.g. surface crosslinking
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F6/00—Post-polymerisation treatments
- C08F6/008—Treatment of solid polymer wetted by water or organic solvents, e.g. coagulum, filter cakes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/02—Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques
- C08J3/03—Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques in aqueous media
- C08J3/075—Macromolecular gels
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2333/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Derivatives of such polymers
- C08J2333/02—Homopolymers or copolymers of acids; Metal or ammonium salts thereof
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
Description
図1は、吸水性樹脂(粒子状吸水剤)を製造するために用いられる製造設備2が示された概略構成図である。この製造設備2は、各工程を実施するための装置が輸送部6によって連結されている。重合装置8、乾燥装置10、粉砕装置12、分級装置14、混合装置16、加熱装置18、冷却装置20、整粒装置22、充填装置24、微粉捕捉装置26及び造粒装置28が、この製造設備2に設けられている。輸送部6により、ある工程で得られた吸水性樹脂粉体が、次の工程に輸送される。
重合工程は、重合により吸水性樹脂となりうる単量体(以下、モノマーとも称することもある)を、重合させて重合ゲル(含水ゲル状重合体)を生成させる工程である。本発明に係る吸水性樹脂の重合法としては、特に限定されるものではないが、例えば、バルク重合、沈殿重合、水溶液重合、逆相懸濁重合、噴霧重合、液滴重合等が挙げられる。性能面及び重合制御の容易さから、モノマーが水溶液とされて用いられうる水溶液重合または逆相懸濁重合が好ましい。
モノマーとしては、特に限定されないが、例えば以下に示すような水溶性不飽和単量体が挙げられる。例えば、(メタ)アクリル酸、(無水)マレイン酸、イタコン酸、ケイ皮酸、ビニルスルホン酸、アリルトルエンスルホン酸、ビニルトルエンスルホン酸、スチレンスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−(メタ)アクリロイルエタンスルホン酸、2−(メタ)アクリロイルプロパンスルホン酸、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリロイルフォスフェート等の、アニオン性不飽和単量体およびその塩;メルカプト基含有不飽和単量体;フェノール性水酸基含有不飽和単量体;(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド等の、アミド基含有不飽和単量体;N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド等のアミノ基含有不飽和単量体;等である。これらモノマーは単独で用いられてもよく、適宜2種以上が混合されて用いられてもよい。これらモノマーは5ppm以下さらには1ppm以下の鉄や、重合禁止剤を含んでもよく、好適な使用量は例えばメトキシフェノール類160ppm以下であり、米国特許7049366号に例示の使用量である。
重合工程においては、例えば、ラジカル重合開始剤を用いることができる。このラジカル重合開始剤としては、特に制限はなく、重合させるモノマーの種類、重合条件等に合わせて、通常の吸水性樹脂の重合において利用されているものの中から1種または2種以上が選択されて使用されればよい。
重合工程においては、必要に応じて、内部架橋剤を用いることができる。内部架橋剤としては、1分子内に2個以上の重合性不飽和基や2個以上の反応性基を有する従来公知の内部架橋剤が挙げられる。具体的には、例えば、N,N’−メチレンビス(メタ)アクリルアミド、(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、グリセリントリ(メタ)アクリレート、グリセリンアクリレートメタクリレート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルホスフェート、トリアリルアミン、ポリアリロキシアルカン、(ポリ)エチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセロールジグリシジルエーテル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,4−ブタンジオール、ペンタエリスリトール、エチレンジアミン、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ポリエチレンイミン、グリシジル(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの中から、反応性を考慮して、1種または2種以上が用いられうる。特に、内部架橋剤としては、2個以上の重合性不飽和基を有する化合物が好ましい。内部架橋剤の使用量は、所望する吸水性樹脂の物性により適宜決定されればよいが、通常、内部架橋剤の使用量は、モノマーに対して0.001〜5モル%、さらには0.005〜2モル%、特に0.01〜0.5モル%の範囲がよい。内部架橋剤の使用量が少なすぎると、重合ゲルの強度が低下し可溶分が増加する傾向にあり、逆に多すぎると吸水倍率等の物性が低下する傾向にある。なお、内部架橋剤は、反応系に一括添加されてもよく、分割添加されてもよい。
乾燥工程は、前述の重合工程で得られた重合ゲル(含水ゲル状重合体)を乾燥する工程である。水溶液重合を用いる重合工程で得られた重合ゲルは、通常、重合時または重合後の解砕処理により0.1〜5mm、さらに好ましくは0.5〜3mm程度の粒子状の状態にして、乾燥工程に供されることが好ましい。粒子状のゲルとすることにより、ゲルの表面積が大きくなるため、上述した乾燥工程が円滑に進行しうる。解砕手段は特に制限されないが、例えば、ミートチョッパー、ローラー型カッター、ギロチンカッター、スライサー、ロールカッター、シュレッダー、ハサミなどの各種の切断手段を単独でまたは適宜組み合わせて使用することができる。該乾燥工程における乾燥方法は特に限定されないが、上記乾燥装置10としては、通常の乾燥機及び加熱炉を用いた方法が広く採用されうる。具体的には、伝導伝熱型乾燥機、輻射伝熱型乾燥機、熱風伝熱型乾燥機、誘電加熱乾燥機等が例示される。乾燥の速さの観点から、熱風伝熱型乾燥機(以下、熱風乾燥機)が好ましい。この熱風乾燥機としては、通気バンド式、通気回路式、通気竪型式、平行流バンド式、通気トンネル式、通気溝型攪拌式、流動層式、気流式、噴霧式等の乾燥装置が挙げられる。粒子状吸水剤の物性制御が容易であるという観点から、バンド式が好ましい。乾燥温度としては、比較的高い温度が設定されることが好ましく、具体的には、100〜250℃が好ましく、120〜220℃がより好ましく、150〜200℃がさらに好ましい。乾燥時間は特に限定されないが、得られる乾燥物が所望の固形分率となるような時間が設定されればよい。乾燥工程において得られる乾燥物の固形分率(180℃で3時間加熱した後の残存量)が、90重量%以上であるのが、粉砕のし易さの点で好ましい。一般に、重合ゲルの粒子径、乾燥温度、風量などにもよるが、生産効率の点から、該乾燥時間は通常、2時間以内とすることが好ましい。
粉砕工程は、前述の乾燥工程において得られた、重合ゲルの乾燥物としての粒子状吸水性樹脂を粉砕する工程である。この粉砕は通常、この乾燥物に対して行うが、乾燥前の、重合工程で得られた重合ゲルに対して行っても良い。この粉砕により、粉砕物としての粒子状吸水性樹脂が得られる。
分級工程は、粒子状吸水性樹脂を篩い分ける工程である。分級工程では前述の粉砕工程で得られた粉砕物が篩い分けられる。この分級工程では、例えば、金属篩網を有する分級装置14が用いられる。該分級工程において、この分級装置14を用いて所望の粒径(篩分級で規定される重量平均粒子径(D50)が好ましくは200〜800μm、さらに好ましくは300〜600μmを有する粒子を選択して、目的とする粒子状吸水性樹脂が得られうる。分級方法については、特に制限はなく、従来公知の方法を採用することができる。なお、重合工程や乾燥工程で得られた粒子状吸水性樹脂の粒径が粒度制御され十分小さい場合、この分級工程は実施されなくてもよい。
表面架橋工程は、前記乾燥工程後、好ましくは前述の分級工程で得られた粒子状吸水性樹脂を表面架橋する工程である。本明細書において、「表面架橋」とは、吸水性樹脂の表面ないし表面近傍を架橋することをいう。本発明では、表面ないし表面近傍が架橋された粒子状吸水性樹脂が、粒子状吸水剤である。なお、「表面ないし表面近傍」とは、通常、数10μm以下の厚みの表層の部分または全体の1/10以下の厚みの表層の部分を意味するが、この厚みは目的に応じて適宜決定される。
加熱時間としては、1分〜2時間の範囲内が好ましい。加熱温度と加熱時間の組み合わせの好適例としては180℃で0.1〜1.5時間、200℃で0.1〜1時間である。なお、高温の表面架橋では含水率が低い粉体となり、輸送時のダメージによる物性低下の問題を起こしやすいが、本発明ではかかる問題も解決する。例えば、ERT430.2−02の含水率は0〜3重量%、特に0〜2重量%、特に0〜1重量%の吸水性樹脂粉体の輸送に好適に本発明は適用される。
冷却工程は架橋反応の停止や制御などを目的として、前述の表面架橋工程で加熱され表面近傍が架橋されて得られる粒子状吸水剤が、続く工程(例えば、整粒工程)に投入される前に、必要により冷却させられる工程である。この冷却工程で用いられる上記冷却装置20としては、特に制限はないが、例えば、内壁その他の伝熱面の内部に冷却水が通水されている2軸撹拌乾燥機や、溝型攪拌式乾燥機等を用いることができ、この冷却水の温度は、加熱温度未満、即ち25℃以上80℃未満とされ、好ましくは30℃以上60℃以下とされうる。
本発明では、上記表面架橋剤以外の添加剤を添加する添加工程がさらに設けられてもよい。この添加工程は、上記重合工程以降に設けられるのが好ましく、上記乾燥工程以降に設けられるのがより好ましい。表面架橋と同時または別途、例えば、上記冷却工程又はその他の工程において、添加剤が添加されてもよい。この添加剤としては、例えば、下記の(A)消臭成分(好ましくは植物成分)、(B)多価金属塩、(C)無機粒子((D)複合含水酸化物を含む)、(E)通液性向上剤、(F)その他の添加物等が添加されてもよい。この添加により、粒子状吸水剤に種々の機能が付与されうる。更に、この粒子状吸水剤には、下記の(G)キレート剤が添加されてもよい。
粒子状吸水剤は、消臭性を発揮させるために、上記量で消臭成分、好ましくは植物成分を配合することが出来る。植物成分としては、米国特許出願公開第2004/048955号明細書、国際公開第2002/42379号パンフレットなどに例示されるが、特に限定されない。
本発明の製造方法で得られる粒子状吸水剤は、吸水性樹脂の表面に、通液性及び吸湿時の粉体流動性の向上の目的で、多価金属塩または多価金属の水酸化物、好ましくは多価金属塩、より好ましくは水溶性多価金属塩、さらに好ましくは3価ないし4価の水溶性多価金属塩、特に水溶性アルミニウム塩が配合されることが好ましい。この多価金属塩の好ましい量は、上記の通りである。多価金属塩を配合する場合、輸送性の低下や輸送時の物性低下が大きいことが見出され、本発明の方法が好適に適用できる。この多価金属塩としては、米国特許出願公開第2002/0128618号明細書、米国特許出願公開第2006/204755号明細書などに記載の有機酸の多価金属塩及び無機の多価金属塩が例示される。なお、水溶性多価金属とは常温の水に0.1g/100g以上、さらには1g/100g以上、特に10g/100g以上の溶解する多価金属であり、これらは粉体または溶液で混合され、溶液は飽和濃度を超えた分散液であってもよい。
粒子状吸水剤は、吸水性樹脂の表面に、通液性向上や吸湿時のブロッキング防止のために無機粒子、特に水不溶性無機粒子(水不溶性微粒子)を配合することができる。この無機粒子としては、具体的には例えば、二酸化珪素や酸化チタン等の金属酸化物、天然ゼオライトや合成ゼオライト等の珪酸(塩)、カオリン、タルク、クレー、ベントナイト等が挙げられる。このうち二酸化珪素及び珪酸(塩)がより好ましく、コールターカウンター法により測定された平均粒子径が0.001〜200μmの二酸化珪素及び珪酸(塩)がさらに好ましい。
粒子状吸水剤の通液性向上、保形性向上などを目的として、ポリアミンを添加できる。例えば、水溶性ポリアミンポリマー、より具体的には重量平均分子量が200〜1000000である、ポリエチレンイミン、ポリビニルアミン、ポリアリルアミンなどが例示できる。粒子状吸水剤において、これらは吸水性樹脂表面被覆または架橋に使用される。吸水性樹脂に適用できるポリアミンポリマーは例えば、米国特許出願公開第2003/069359号明細書、米国特許出願公開第2005/0245684号明細書、国際公開第2006/082197号パンフレット、国際公開第2006/074816号パンフレット、国際公開第2006/082189号パンフレット、国際公開第2008/025652号パンフレット、国際公開第2008/025656号パンフレット、国際公開第2008/025655A1などで例示される。
通液性向上剤とは、後述する食塩水流れ誘導性(SFC)が6(10−7・cm3・s・g−1)以上である吸水性樹脂又は吸水剤の食塩水流れ誘導性(SFC)を10(10−7・cm3・s・g−1)以上向上させる添加剤をいう。これらは好適にはイオン的スペーサー(カチオン)または立体的スペーサー(微粒子)として粒子間の隙間を維持拡大して通液性を向上される化合物である。したがって、前述の(A)〜(D)に例示された添加剤であっても、この通液性向上剤に該当する場合もある。この製造方法では、この通液性向上剤は、上記(B)〜(D)であるのが好ましい。
粒子状吸水剤は、界面活性剤を含むことが好ましい。界面活性剤の存在のより、粉体特性(粉体流動性や吸湿時の流動性等)を向上しうる。特に、吸水性樹脂の表面に界面活性剤を含むことが好ましい。
本発明で用いられる吸水性樹脂粉体は、着色防止、耐尿性向上などのために、キレート剤を含んでもよい。キレート剤を混合する工程は特に限定されないが、前記単量体あるいは単量体溶液に、キレート剤を混合することが好ましい。上記キレート剤としては特に制限されず、例えば、欧州特許出願公開第1426157号及び国際公開第2007/28751号、国際公開第2008/90961号に例示のキレート剤を使用することができる。効果の面から好ましくは、キレート剤の分子量が100〜1000である水溶性有機キレート剤である。具体的に好ましいキレート剤としては、イミノ二酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、ニトリロ三酢酸、ニトリロ三プロピオン酸、エチレンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸、ヘキサメチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸およびこれらの塩等のアミノカルボン酸系金属キレート剤やエチレンジアミン−N,N’−ジ(メチレンホスフィン酸)、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスフィン酸)、ポリメチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)、1−ヒドロキシエチリデンジホスホン酸、およびこれらの塩等のアミノ多価リン酸化合物である。キレート剤の使用量は、吸水性樹脂粉体に含まれる吸水性樹脂100質量部に対して0.001質量部以上、好ましくは0.05質量部以上、さらに好ましくは0.1質量部以上であり、また、吸水性樹脂100質量部に対して、1質量部以下、好ましくは0.5質量部以下、さらに好ましくは0.2質量部以下であることが望ましい。
粒子状吸水剤は、滑剤を含むことが好ましい。特に、吸水性樹脂の表面に滑剤を含むことが好ましい。「滑剤」とは、互いに滑りあう二面間にあって、摩擦(抵抗)を減少させる働きをする物質をいう。本発明に用いることのできる滑剤は、常温(25℃)および常圧(0.101MPa)にて固体の滑剤であれば特に限定されるものではない。滑剤は米国特許第7473739号明細書、国際公開第2008/120742号パンフレットなどに例示され、これらに例示された滑剤を本発明でも好ましく使用することができる。例えば、炭化水素系滑剤、脂肪酸系滑剤(好ましくはC12以上)、脂肪酸アミド系滑剤、エステル系滑剤、アルコール系滑剤(グリコールないし高級アルコール)、金属石鹸滑剤等が挙げられる。中でも、滑剤としての作用を有するとともに安定剤としての作用も有するという点において、米国特許第7282262号明細書に例示の金属石鹸滑剤を用いることが好ましい。
前述した粉砕工程及び分級工程において、その粒径が調整されたにも関わらず、表面架橋工程または冷却工程後の粒子状吸水剤には、大きな粒径を有する凝集物が含まれる場合がある。この凝集物は、主として、表面架橋剤の混合時や、表面架橋反応時において生成されうる。この整粒工程では、この凝集物の解砕処理及び分級処理が行なわれる。この解砕処理及び分級処理の順序及び回数は、特に限定されない。この整粒工程では、粒度を再調整するなどの目的で、例えば、粒子状吸水剤に対して、先ず分級処理がなされる。この分級処理では、ふるいや気流分級機などの分級装置が用いられ、粒径の大きな凝集物や粒径が小さい微粉が除去されうる。そして、この分級処理により得られる凝集物には解砕処理が施され、凝集物を構成する粒子が個々の粒子に解き分けられる。この解砕処理には、例えばナイフカッター式解砕機が用いられる。この解砕処理により得られた解砕物に対しては、上記分級処理が再度実施されて、粒径が小さい微粉が除去されつつ、所望の粒径(好ましくは、重量平均粒子径200〜800μm)を有する粒子状吸水剤が得られうる。生産性の観点から、この整粒工程は、上記冷却工程の後に実施されるのが好ましい。ただし、この製造方法では、この整粒工程投入前の粒子状吸水剤に大きな粒径を有する凝集物が含まれない場合においては、この整粒工程は実施されなくてもよい。この整粒工程は、必要によりこの製造方法に更に含まれていてもよい他の工程である。
包装工程は、粒子状吸水剤が包装される工程である。整粒工程がなされる場合、包装工程では前述の整粒工程で整粒された粒子状吸水剤が包装される。例えば、この包装工程では、貯蔵用のホッパーに移された粒子状吸水剤が、上記充填装置24を用いて貯蔵バックに充填される。貯蔵バックに充填された粒子状吸水剤が、所定の検査を経て製品として出荷される。
微粉リサイクル工程は、分級などで除去した微粉(例えば150μm未満の粒子を主成分、特に70重量%以上含む粒子)を吸水性樹脂の製造工程に戻す工程であり、好ましくは、重合工程ないし乾燥工程にリサイクルされることで、微粉の除去および再利用が可能である。すなわち、本発明の一実施形態では、前記吸水性樹脂粉体が吸水性樹脂の微粉リサイクル物を含む。かかるリサイクル工程では微粉をそのまま戻してもよく、後述する造粒工程において造粒してからリサイクルしてもよい。リサイクル方法としては、重合機、好ましくはニーダーなどの攪拌重合機に微粉を混合して一体化したり、重合後に重合ゲルと微粉またはその造粒物とを別途混合、例えば、ミートチョッパーで(解砕)混合したり、乾燥機中で混合したりすればよい。
造粒工程は、微粉に、水性液を添加して、造粒粒子を得る工程である。この微粉は、例えば、上記分級工程で得られうる。微粉は、他の工程(粉砕工程や整粒工程等)の雰囲気中から微粉捕捉装置26により収集されたものであってもよい。この微粉捕捉装置26は、例えば微粉を捕捉しうるフィルターを備えている。造粒粒子は複数の微粉よりなる。造粒粒子の重量平均粒子径は、20mm以下、好ましくは0.3〜10mm、さらに好ましくは0.35〜5mmである。なお、造粒は微粉のみ(例;150μm通過物)で行ってもよく、微粉を含む粒子全体(150μm通過物を所定量含む、850μm通過物の吸水性樹脂粉体)で行ってもよい。
本発明の粒子状吸水剤(吸水性樹脂)の製造方法は、吸水性樹脂粉体の貯蔵工程を含むことが好ましい。該貯蔵工程で使用する装置を、本発明では「ホッパー」と称する。ホッパーとは、吸水性樹脂粉体を一時的または長期的に貯蔵保管しておく装置であり、本発明では、特定形状であればサイロ状(縦長形状)のものも含む。具体的には、後述する図2中に示されるような、40(受けホッパー)、32(加圧タンクホッパー)、43(貯蔵ホッパー)などの装置が挙げられる。
(粒子形状)
吸水性樹脂粉体の粒子形状は限定されない。この粒子形状として、球状、略球状、(粉砕物である)不定形破砕状、棒状、多面体状、ソーセージ状(例;米国特許第4973632号明細書)、皺を有する粒子(例;米国特許第5744564号明細書)などの粉末が挙げられる。それらは一次粒子(single particle)でもよく、造粒粒子でもよく、一次粒子と造粒粒子との混合物でもよい。また、粒子は発泡した多孔質でもよい。好ましくは、不定形破砕状の一次粒子又はそれらの造粒粒子が挙げられる。
表面架橋前および/または最終製品における吸水性樹脂の質量平均粒子径(D50)は、好ましくは200〜600μm、より好ましくは200〜550μm、さらに好ましくは250〜500μm、特に好ましくは350〜450μmである。また、150μm未満の粒子が少ないほどよく、通常0〜5質量%、好ましくは0〜3質量%、特に好ましくは0〜1質量%に調整される。さらに、850μm以上の粒子が少ないほどよく、通常0〜5質量%、好ましくは0〜3質量%、特に好ましくは0〜1質量%に調整される。粒度分布の対数標準偏差(σζ)は、好ましくは0.20〜0.40、より好ましくは0.27〜0.37、さらに好ましくは0.25〜0.35とされる。これらの測定方法については、標準篩を用いて、例えば、国際公開第2004/069915号パンフレットやEDANA−ERT420.2−02に記載されている。
表面架橋後、さらには輸送後における吸水性樹脂粉体の、生理食塩水に対する無加圧下吸水倍率(CRC)は15g/g以上が好ましい。表面架橋前の吸水性樹脂粉体の無加圧下吸水倍率(CRC)は特に制限されないが、15g/g以上が好ましい。この吸水性樹脂粉体が用いられたオムツ等の吸収性物品は、体液などをよく吸収する。この観点から、この表面架橋後または表面架橋前の吸水倍率(CRC)は20g/g以上がより好ましく、25g/gがさらに好ましく、30g/g以上が特に好ましい。吸収性物品の性能の観点から、この吸水倍率(CRC)は大きいほど好ましい。ただし、吸水性樹脂粉体が安定に製造でき低コストで得られるという観点から、この吸水倍率(CRC)は60g/g以下が好ましく、50g/g以下がより好ましく、35g/g以下が特に好ましい。なお、本発明において、無加圧下吸水倍率(CRC)は、自由膨潤倍率(GV)と同義であり、CRCをGVと称する場合もある。
表面架橋後、さらには輸送後の吸水性樹脂粉体の、加圧下での生理食塩水の加圧下吸水倍率(AAP:Absorbency against Presure)(ERT442.2−02、但し、荷重50g/cm2)は、好ましくは15〜50g/g、より好ましくは18〜45g/g、特に好ましくは20〜45g/g、最も好ましくは20〜45g/gの範囲である。この吸水性樹脂粉体が用いられたオムツ等の吸収性物品は、体液などをよく吸収する。なお、加圧下吸水倍率(AAP)は、0.9%塩化ナトリウム水溶液に対する1時間、21g/cm2での荷重下膨潤後の吸水倍率(単位;g/g)である。なお、以下本願実施例では、「AAP」は、荷重を50g/cm2を変更した以外は同様にして測定した値とする。
吸水性樹脂粉体の0.69質量%生理食塩水流れ誘導性(以下、SFCともいう)は、吸水性樹脂粉体または吸水剤の膨潤時の液透過性を示す値である。このSFCの値が大きいほど、吸水性樹脂粉体は高い液透過性を有することを示している。吸水性樹脂粉体(表面架橋されたポリアクリル酸(塩)系吸水性樹脂粉体)のSFCは、10(×10−7・cm3・s・g−1)以上が好ましく、20〜1000(×10−7・cm3・s・g−1)がより好ましく、30〜500(×10−7・cm3・s・g−1)がさらに好ましい。本発明では、初期線速Vxが抑制されうるので、輸送中におけるSFCの低下が抑制されうる。このような評価は、米国特許第5849405号明細書に記載されたSFC試験に準じて行われる。
最終的に得られる吸水性樹脂(粒子状吸水剤)の含水率(1gから180℃で3時間の乾燥減量で規定)は好ましくは5重量%以下、より好ましくは3%重量以下の水を含む。一定量の水、好ましくは0.1重量%以上、より好ましくは0.5重量%以上は吸水速度や輸送後の物性を維持ないし向上させる。含水率の調整には加熱条件や必要により水の添加量を適宜調整すればよい。
通常、上記の表面架橋剤によって共有結合または表面重合されることにより表面架橋された吸水性樹脂は、別途、通液性向上剤でスペーサー的(Steric)またはイオン的に通液性が向上される。すなわち、好ましい形態として、(1)共有結合性の表面架橋剤、(2)スペーサー(Steric)またはイオン架橋剤として機能する通液性向上剤、および(3)滑剤(すべり性向上剤)が使用され、さらに、(4)空気輸送が適用される。
本発明に係る粒子状吸水剤の製造工程の概略は以上である。次に、本発明に係る輸送方法について説明する。本発明は、不飽和単量体水溶液の重合工程と、前記重合工程で得られた含水ゲル状重合体の乾燥工程と、前記乾燥工程後に得られた粒子状吸水性樹脂を表面架橋する表面架橋工程と、を含む吸水性樹脂の製造方法において、各工程で生成した吸水性樹脂粉体を、内面の表面粗さ(Rz)が800nm以下の配管中を露点−5℃〜−100℃の気体で空気輸送する工程(空気輸送工程)を含む。これにより、吸水性樹脂の物性を向上させることができる。
輸送配管の材質は、ステンレス鋼とされるのが好ましい。輸送配管の内面は、鏡面仕上げとされているのが好ましい。この鏡面仕上げにより、吸水性樹脂粉体が受けるダメージが抑制されうる。ステンレス鋼が鏡面仕上げされることにより、ダメージ抑制効果が更に高まる。ステンレス鋼としては、SUS304、SUS316、SUS316L等が挙げられる。
この輸送方法では、吸水性樹脂粉体の優れた物性が安定に保持されかつ閉塞現象が抑制されうるという観点から、一次空気及び二次空気として、乾燥された空気が用いられるのが好ましい。この空気の露点は−5℃以下であり、好ましくは−10℃以下であり、より好ましくは−12℃以下であり、特に好ましくは−15℃以下である。露点の範囲はコストパーフォマンスを考え、−100℃以上であり、−70℃以上であるのが好ましく、さらには−50℃程度で十分である。さらに、気体の温度は10〜40℃、さらには15〜35℃程度であることが好ましい。
本発明においては、輸送管に供給される吸水性樹脂粉体(粒子状吸水剤)の温度は、好ましくは30℃以上、より好ましくは40℃以上、さらに好ましくは50℃以上である。輸送管に供給される吸水性樹脂粉体(粒子状吸水剤)の温度を所定温度以上に保持することによって、粒子状吸水剤の物性の低下が抑制される。具体的には、生理食塩水流れ誘導性(SFC)などの物性維持に顕著な効果がある。
本明細書において、「線速度(線速ともいう)」とは、吸水性樹脂粉体の移動速度であり、空気の移動速度と実質同一である。この線速度の大きさは、輸送配管の長手方向に沿って測定される。線速度は、例えば、配管中を流れる単位時間あたりの空気流量をフローメータ等により測定し、この測定値を輸送配管の断面積で除することにより算出できる。図2に示すように、輸送配管の始点Kmにおける吸水性樹脂粉体の線速度が、初期線速Vxと称される。また、輸送配管の末端Emにおける吸水性樹脂粉体の線速度が、末端線速Vyと称される。同一の輸送配管において、線速度は、輸送配管の末端Emに近づくほど速くなりやすい。したがって、同一の輸送配管において、末端線速Vyは初期線速Vxよりも大きく、通常、末端線速Vyは、同一の輸送配管における最大線速である。
配管の内径は生産量で決定されるが、好ましくは30mm〜300mm、さらに好ましくは50mm〜200mm、特に好ましくは70〜160mm程度である。
閉塞現象(詰まり)を防止するためには、輸送区間が長いほど、圧力が高くされる必要がある。高い圧力により、初期線速Vxや末端線速Vyが大きくなりやすい。よって、輸送区間が長いほど、初期線速Vxや末端線速Vyを抑制しうる本発明の効果が顕在化しやすい。
輸送配管は、水平方向又は垂直方向に直線的に設置される以外に、平面的、立体的又は多角形状に曲げられて設置される場合もあり、この場合、曲がり部の曲率半径は、1m以上、さらには2m以上とされるのが好ましい。またその上限は10m、さらには5m程度で十分である。一つの輸送区間における曲がり部の数は、好ましくは2箇所以上10箇所以下であり、より好ましくは2箇所以上5箇所以下とされる。
上記した輸送効率の低下や物性低下等の問題は、工業的スケールの生産において顕在化しやすい。この観点から、本発明の輸送方法では、1ラインあたり吸水性樹脂粉体の輸送量が1000kg/hr以上であるのが好ましい。なお、[kg/hr]は、1時間あたりの輸送量(kg)を意味する。初期線速Vxおよび末端線速Vyを低下させる観点から、吸水性樹脂粉体の輸送量は10000kg/hr以下であるのが好ましく、8000kg/hr以下であるのが好ましい。なお、1ラインとは上記吸水性樹脂の一連の製造工程をさし、工程が分岐する場合は表面架橋工程(1装置)での処理量で規定する。
本発明の空気輸送は、加圧輸送であってもよいし、減圧輸送であってもよい。用いられる圧力は適宜決定されるが、例えば、−0.8bar〜10barの範囲である。減圧輸送の場合、輸送装置の吸引力により吸水性樹脂粉体が輸送される。この場合、配管の内部圧力が、大気圧よりも低くされる。好ましくは、本発明の空気輸送は、図2に示す実施形態の如く、加圧輸送とされる。加圧輸送の場合、輸送装置から発生する高い圧力により吸水性樹脂粉体が輸送される。加圧輸送では、配管の内部圧力が、大気圧よりも高くされる。加圧状態とされることにより、輸送装置や配管の内部に塵や埃等が侵入しにくい。この加圧輸送は、吸水性樹脂粉体に含まれる異物の低減に寄与しうる。異物の低減は、吸水性樹脂粉体の物性向上に寄与しうる。
本明細書において、末端固気比が10(kg−樹脂/kg−空気)以上であれば、一般的に高濃度空気輸送であると定義される。高濃度空気輸送は、初期線速Vx及び末端線速Vyを抑制でき、吸水性樹脂粉体の物性低下を抑制しうるため好ましい。「末端固気比」とは、輸送配管の末端Emにおける固気比である。また、「固気比」とは、吸水性樹脂粉体の質量(kg)を、空気の質量(kg)で割って得られる値であり、単位は、(kg−樹脂/kg−空気)である。したがって、末端固気比は、空気輸送時における単位時間あたりの吸水性樹脂粉体の輸送量を、その単位時間あたりの輸送に消費された空気質量で除することにより算出される。例えば、1分間に輸送された吸水性樹脂粉体の量が100kgであり、その1分間に消費された空気量が10kgであった場合、固気比は100/10=10(kg−樹脂/kg−空気)となる。消費された空気量の質量測定が難しい場合、圧力及び空気の体積流量をフローメータ等により求め、それらの値から空気の平均分子量を用いて算出してもよい。
フルード数は好ましくは10〜18、さらに好ましくは11〜15の範囲である。フルード数の測定方法等は国際公開第2007/104657号パンフレットに開示される。
本発明では一次空気のみでも空気輸送は可能であるが、更に二次空気が用いられることにより、より好ましい輸送がなされる。本明細書において、二次空気41とは、二次空気用配管を経由して輸送配管34に供給される空気である。これに対して、二次空気用配管を経由せずに輸送配管34に供給される空気は、本願において一次空気とも称される。一次空気には、加圧タンクホッパー32から輸送配管34に流入する空気や、コンプレッサー38から直接輸送配管34に供給される空気が含まれる
図4は、輸送配管34及び二次空気用配管39が示された断面図である。図4は、図2の一部を拡大した断面図である。図4に示すように、二次空気41は、輸送配管34に併設された配管39により供給される。輸送配管34は、二次空気導入孔h1を有している。輸送配管34の長手方向の複数位置に、二次空気導入孔h1が設けられている。二次空気用配管39は、二次空気排出孔h2を有している。二次空気用配管39の長手方向の複数位置に、二次空気排出孔h2が設けられている。二次空気排出孔h2の位置は、二次空気導入孔h1の位置に対応している。二次空気導入孔h1のそれぞれに、二次空気排出孔h2のぞれぞれが接続されている。この接続により、二次空気導入孔h1のそれぞれから、二次空気が導入される。なお、図4では、二次空気導入孔h1が内径の大きな孔として記載されているが、実際には、二次空気導入孔h1は、ノズル(エアノズル)である。
本発明では、好ましくはさらに固気比変化率(R1/R2)が考慮される。なお、輸送配管34の始点Kmにおける初期固気比がR1(kg−樹脂/kg−空気)であり、輸送配管34の末端Emにおける末端固気比がR2(kg−樹脂/kg−空気)である。
本発明で好ましい固気比変化率は1以上である。
空気輸送は一段で行ってもよく、多段で行ってもよい。
受けホッパー40には、微粉を捕捉しうるフィルターが設けられるのが好ましい。このフィルターは、受けホッパー内の気体中に存在する微粉を捕捉しうる。減圧吸引等によって受けホッパー内の気体をフィルターに通過させることにより、微粉が捕捉されうる。このフィルターとして、バッグフィルターが好ましい。このフィルターにより、微粉の低減を図りつつ、空気輸送がなされうる。かような形態によれば、空気輸送時と同時にフィルターにて微粉を除去することができる。フィルターとして、メンブレンフィルターが好ましい。このメンブレンフィルターは、捕集効率に優れる。またこのメンブレンフィルターは、微粉を容易にふるい落とすことができるため目詰まりしにくく、使用による捕集効率の低下が少ない。すなわち、本発明の一実施形態は、空気輸送時と同時にメンブレンフィルターにて吸水性樹脂微粉を除去する集塵工程を含む。
上記して得られる本発明の吸水性樹脂(粒子状吸水剤)の用途は特に限定されにないが、好ましくは、紙オムツ、生理ナプキン、失禁パット等の吸収体を含む吸収性物品に使用され得る。特に、従来、粒子状吸水剤の原料由来の臭気、着色等が問題になっていた高濃度オムツ(1枚のオムツに多量の吸水性樹脂を使用したもの)に使用され、特に前記吸収性物品中の吸収体上層部に使用された場合に、特に優れた性能が発揮される。
重合工程(ベルト上での静置重合)、ゲル細粒化(解砕)工程、乾燥工程、粉砕工程、分級工程、表面架橋工程(表面架橋剤の噴霧工程、加熱工程)、冷却工程、整粒工程及び各工程間の輸送工程のための各装置が接続され、各工程を連続して行うことができる吸水性樹脂の連続製造装置を用いた。この連続製造装置の生産能力は、1時間あたり約1500kgである。この連続製造装置を用いて、吸水性樹脂を連続製造した。
上記冷却工程において、50質量%硫酸アルミニウム水溶液が、粒子状吸水性樹脂(1)100質量部に対して1質量部添加された他は製造例1と同様にして、吸水性樹脂Bを得た。製造例2で得られた吸水性樹脂Bの性能はCRC/AAP/SFC=30(g/g)/24.5(g/g)/50(×10−7・cm3・s・g−1)であった。
上記製造例1において、3段ロールミルで粉砕し、目開き850μmおよび150μmの金属篩網を有する篩い分け装置で分級して850〜150μmの粒子を得たのち、特開2001−079829号に記載の方法に準じて、除去した微粉(150μm通過物)のうち約8重量%を含水ゲル状架橋重合体(2)と一緒にミートチョッパーで混錬することで、微粉リサイクルを行う以外は、製造例1と同様にして、製造例1とほぼ同一の粒度を有しCRCが35g/gの吸水性樹脂粉体(粒子状吸水性樹脂)(3)を得た。電子顕微鏡写真による観察でも、吸水性樹脂粉体(3)は微粉が850〜150μm粒子に一体化した造粒物を含んでいることが観察された。この吸水性樹脂粉体(3)においては、吸水性樹脂粉体(1)に比べて、微粉リサイクルによって、収率向上および吸水速度(例;VortexやFSR/測定法については米国特許6849665号を参照)が向上する。なお、同様の含水ゲルへの微粉リサイクルは、ミートチョッパーに代えて、連続ニーダーでも可能である。
図2で示された空気輸送装置30と同様の輸送装置を用いて、吸水性樹脂粉体の輸送試験を行った。輸送空気源として図2の38で示されたコンプレッサーを使用し、除湿(図示なし)して、露点−15℃とした。空気の温度は35℃であり、試験時間は、600秒であった。吸水性樹脂粉体として、製造例1で得られた吸水性樹脂Aが用いられた。輸送配管34の内径は83.1mmとされ、輸送配管内面は#400バフ仕上げ(表面粗さRz:200nm)であった。輸送配管は、それぞれ水平部と垂直部とを有し、輸送配管の長さは、水平部が104m、垂直部が19mとされた。よって、輸送配管の長さLp及び上記合計長さLtは、123mである。末端線速は、11.5m/sであった。単位時間あたりの輸送量は、4707kg/hrであった。吸水性樹脂粉体の輸送配管入口温度は50℃であり、出口温度は35℃であった。
図1で示された空気輸送装置30と同様の輸送装置を用いて、吸水性樹脂粉体の輸送試験を行った。輸送空気源として図1の38で示されたコンプレッサーの代わりにルーツブロワーを使用し、除湿は行わなかった。露点20℃であった。空気の温度は35℃であり、試験時間は、600秒であった。吸水性樹脂粉体として、製造例1で得られた吸水性樹脂粉体Aが用いられた。輸送配管の内径は83.1mmとされ、輸送配管内面は#400バフ仕上げ(表面粗さRz:200nm)であった。輸送配管は、それぞれ水平部と垂直部とを有し、輸送配管の長さは、水平部が104m、垂直部が19mとされた。よって、輸送配管の長さLp及び上記合計長さLtは、123mである。末端線速は、11.5m/sであった。単位時間あたりの輸送量は、4000kg/hrであった。吸水性樹脂粉体の輸送配管入口温度は50℃であり、出口温度は35℃であった。
図1で示された空気輸送装置30と同様の輸送装置を用いて、吸水性樹脂粉体の輸送試験を行った。輸送空気源として図1の38で示されたコンプレッサーの代わりにルーツブロワーを使用し、除湿は行わなかった。露点20℃であった。空気の温度は35℃であり、試験時間は、600秒であった。吸水性樹脂粉体として、製造例1で得られた吸水性樹脂粉体Aが用いられた。輸送配管の内径は83.1mmとされ、輸送配管内面は特に仕上げを行わなかった。(表面粗さRz:1000nm)であった。輸送配管は、それぞれ水平部と垂直部とを有し、輸送配管の長さは、水平部が104m、垂直部が19mとされた。よって、輸送配管の長さLp及び上記合計長さLtは、123mである。末端線速は、11.5m/sであり、単位時間あたりの輸送量は、3500kg/hrであった。吸水性樹脂粉体の輸送配管入口温度は50℃であり、出口温度は35℃であった。
図1で示された空気輸送装置30と同様の輸送装置を用いて、吸水性樹脂粉体の輸送試験を行った。輸送空気源として図1の38で示されたコンプレッサーを使用し、除湿(図示なし)して、露点−15℃とした。空気の温度は35℃であり、試験時間は、600秒であった。吸水性樹脂粉体として、製造例2で得られた吸水性樹脂粉体Bが用いられた。輸送配管の内径は83.1mmとされ、輸送配管内面は#400バフ仕上げ(表面粗さRz:200nm)であった。輸送配管は、それぞれ水平部と垂直部とを有し、輸送配管の長さは、水平部が104m、垂直部が19mとされた。よって、輸送配管の長さLp及び上記合計長さLtは、123mである。末端線速は、15.0m/sであった。単位時間あたりの輸送量は、4900kg/hrであった。吸水性樹脂粉体の輸送配管入口温度は50℃であり、出口温度は37℃であった。
製造例3で得られた吸水性樹脂を実施例1と同じ操作を用いて輸送試験を行ったところ、実施例1と同様に輸送することができた。
図1で示された空気輸送装置30と同様の輸送装置を用いて、吸水性樹脂粉体の輸送試験を行った。輸送空気源として図1の38で示されたコンプレッサーの代わりにルーツブロワーを使用し、除湿は行わなかった。露点20℃であった。空気の温度は35℃であり、試験時間は、600秒であった。吸水性樹脂粉体として、製造例2で得られた吸水性樹脂粉体Bが用いられた。輸送配管の内径は83.1mmとされ、輸送配管内面は特に仕上げを行わなかった。(表面粗さRz:1000nm)であった。輸送配管は、それぞれ水平部と垂直部とを有し、輸送配管の長さは、水平部が104m、垂直部が19mとされた。よって、輸送配管の長さLp及び上記合計長さLtは、123mである。末端線速は、15.0m/sであった。試験途中で閉塞現象が発生し、試験を継続できなかった。輸送配管を解体して点検したところ、凝集物が観察され、配管を強固に閉塞させていた。
Claims (13)
- 不飽和単量体水溶液を重合して、含水ゲル状重合体を得る重合工程と、
前記含水ゲル状重合体を乾燥して、粒子状吸水性樹脂を得る乾燥工程と、
前記粒子状吸水性樹脂を表面架橋する表面架橋工程と、を含む吸水性樹脂の製造方法であって、
各工程で生成した吸水性樹脂粉体を、内面の表面粗さ(Rz)が800nm以下の配管中を露点−5℃〜−100℃の気体で空気輸送する空気輸送工程を含む製造方法。 - 前記吸水性樹脂がポリアクリル酸(塩)系吸水性樹脂である、請求項1に記載の製造方法。
- 前記吸水性樹脂が界面活性剤または滑剤を含む、請求項1または2に記載の製造方法。
- 前記吸水性樹脂粉体が吸水性樹脂の微粉リサイクル物を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記吸水性樹脂が水溶性多価金属塩または水不溶性微粒子を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記気体の乾燥時の露点が30〜100℃である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記重合工程における重合が連続ベルトまたは連続ニーダーによる水溶液重合である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記吸水性樹脂粉体が無加圧下吸水倍率(GV)≧25g/g、加圧下吸水倍率(AAP)≧15g/g、0.69質量%生理食塩水流れ誘導性(SFC)≧10(×10−7cm3・s・g−1)の少なくとも1つを満たす、請求項1〜7のいずれか1項に記載の製造方法。
- 空気輸送時と同時にメンブレンフィルターにて吸水性樹脂微粉を除去する集塵工程を含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記表面架橋工程後に前記空気輸送工程を含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記空気輸送工程後に吸水性樹脂粉体を貯蔵する工程を含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記吸水性樹脂の製造量が1000kg/hr以上の連続生産である、請求項1〜11のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記表面架橋工程が脱水エステル化反応性架橋剤でなされる、請求項1〜12のいずれか1項に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010505784A JP5323053B2 (ja) | 2008-03-28 | 2009-03-26 | 吸水性樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008086570 | 2008-03-28 | ||
JP2008086570 | 2008-03-28 | ||
JP2008117167 | 2008-04-28 | ||
JP2008117167 | 2008-04-28 | ||
JP2008242697 | 2008-09-22 | ||
JP2008242697 | 2008-09-22 | ||
PCT/JP2009/056157 WO2009119754A1 (ja) | 2008-03-28 | 2009-03-26 | 吸水性樹脂の製造方法 |
JP2010505784A JP5323053B2 (ja) | 2008-03-28 | 2009-03-26 | 吸水性樹脂の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2009119754A1 JPWO2009119754A1 (ja) | 2011-07-28 |
JP5323053B2 true JP5323053B2 (ja) | 2013-10-23 |
Family
ID=41113942
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010505785A Active JP5710966B2 (ja) | 2008-03-28 | 2009-03-26 | 吸水性樹脂粉体の輸送方法 |
JP2010505784A Active JP5323053B2 (ja) | 2008-03-28 | 2009-03-26 | 吸水性樹脂の製造方法 |
JP2010505787A Pending JPWO2009119758A1 (ja) | 2008-03-28 | 2009-03-26 | 吸水性樹脂粉体の輸送方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010505785A Active JP5710966B2 (ja) | 2008-03-28 | 2009-03-26 | 吸水性樹脂粉体の輸送方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010505787A Pending JPWO2009119758A1 (ja) | 2008-03-28 | 2009-03-26 | 吸水性樹脂粉体の輸送方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US9175142B2 (ja) |
EP (4) | EP2258749A4 (ja) |
JP (3) | JP5710966B2 (ja) |
CN (3) | CN101981090B (ja) |
BR (1) | BRPI0909479A2 (ja) |
WO (3) | WO2009119754A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5710966B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2015-04-30 | 株式会社日本触媒 | 吸水性樹脂粉体の輸送方法 |
WO2016056866A1 (ko) * | 2014-10-08 | 2016-04-14 | 주식회사 엘지화학 | 고흡수성 수지의 제조 방법 |
KR20170089817A (ko) * | 2014-10-08 | 2017-08-04 | 주식회사 엘지화학 | 고흡수성 수지 조립체의 제조 방법 |
WO2022092844A1 (ko) * | 2020-10-29 | 2022-05-05 | 주식회사 엘지화학 | 고흡수성 수지의 제조방법 |
Families Citing this family (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8591152B2 (en) * | 2006-03-14 | 2013-11-26 | Basf Se | Method for the pneumatic conveying of water-absorbent polymer particles |
EP1996493A2 (de) * | 2006-03-14 | 2008-12-03 | Basf Se | Verfahren zur pneumatischen förderung wasserabsorbierender polymerpartikel |
EP2135669B1 (en) * | 2007-03-29 | 2019-10-30 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Particulate water absorbent and process for producing the same |
JP5631866B2 (ja) | 2009-03-31 | 2014-11-26 | 株式会社日本触媒 | 粒子状吸水性樹脂の製造方法 |
WO2011024974A1 (ja) | 2009-08-27 | 2011-03-03 | 株式会社日本触媒 | ポリアクリル酸(塩)系吸水性樹脂およびその製造方法 |
JP5871803B2 (ja) * | 2009-10-09 | 2016-03-01 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 表面後架橋された吸水性ポリマー粒子の後給湿方法 |
WO2011099586A1 (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-18 | 株式会社日本触媒 | 吸水性樹脂粉末の製造方法 |
JP5658229B2 (ja) * | 2010-03-08 | 2015-01-21 | 株式会社日本触媒 | 粒子状含水ゲル状架橋重合体の乾燥方法 |
EP2546286B1 (en) * | 2010-03-12 | 2019-09-25 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Method for manufacturing a water-absorbing resin |
JP5739412B2 (ja) | 2010-03-17 | 2015-06-24 | 株式会社日本触媒 | 吸水性樹脂の製造方法 |
US20130043384A1 (en) | 2010-04-26 | 2013-02-21 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Polyacrylic acid (salt), polyacrylic acid (salt)-based water-absorbing resin, and process for producing same |
BR112012027406B1 (pt) | 2010-04-26 | 2021-02-09 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | resina absorvedora de água tipo ácido poliacrílico (sal), material sanitário e método para produzir a referida resina |
US9962680B2 (en) * | 2010-12-17 | 2018-05-08 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Polyacrylic acid (salt)-based water absorbent resin, and method for production thereof |
EP2669319B1 (en) | 2011-01-28 | 2020-01-15 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Manufacturing method for polyacrylic acid (salt)-based water-absorbent resin powder |
EP2669318B1 (en) | 2011-01-28 | 2020-06-17 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Manufacturing method for polyacrylic acid (salt) -based water-absorbent resin powder |
JP6113084B2 (ja) * | 2011-03-08 | 2017-04-12 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 改善された浸透性を有する吸水性ポリマー粒子を製造する方法 |
CN102849465A (zh) * | 2012-08-09 | 2013-01-02 | 中冶赛迪工程技术股份有限公司 | 一种高炉重力除尘灰气力输送方法 |
CN110698696A (zh) | 2012-12-03 | 2020-01-17 | 株式会社日本触媒 | 聚丙烯酸(盐)系吸水性树脂及含有其的物品 |
WO2014119553A1 (ja) | 2013-01-29 | 2014-08-07 | 株式会社日本触媒 | 吸水性樹脂材料及びその製造方法 |
CN103159035A (zh) * | 2013-03-21 | 2013-06-19 | 中煤科工集团武汉设计研究院 | 长距离管道输煤主信道光通信系统 |
WO2014181859A1 (ja) | 2013-05-10 | 2014-11-13 | 株式会社日本触媒 | ポリアクリル酸(塩)系吸水性樹脂の製造方法 |
CN103303685A (zh) * | 2013-07-01 | 2013-09-18 | 克莱德贝尔格曼华通物料输送有限公司 | 一种气力输送的方法 |
JP6108402B2 (ja) | 2014-03-07 | 2017-04-05 | 株式会社日本製鋼所 | 水素吸蔵合金の充填方法 |
CN106233507B (zh) * | 2014-04-28 | 2019-08-16 | 日本瑞翁株式会社 | 电化学元件电极用复合粒子的制造方法 |
EP3279239B1 (en) | 2015-04-02 | 2022-06-01 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Method for producing particulate water-absorbing agent that has polyacrylic acid (salt)-based water-absorbing resin as main component |
KR101714705B1 (ko) * | 2015-10-16 | 2017-03-09 | 삼성중공업(주) | 머드 생성 장치 |
KR102528637B1 (ko) * | 2016-05-31 | 2023-05-03 | 바스프 에스이 | 초흡수제의 제조 방법 |
DE17856486T1 (de) | 2016-09-30 | 2019-10-31 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Wasserabsorbierende harzzusammensetzung |
DE102017206842A1 (de) * | 2017-04-24 | 2018-10-25 | Coperion Gmbh | Verfahren zur pneumatischen Förderung von Kunststoffgranulat |
KR101794793B1 (ko) | 2017-06-05 | 2017-11-08 | 이호영 | Pvc 안정제 파우더 제조 장치 |
KR102590297B1 (ko) * | 2018-05-16 | 2023-10-18 | 가부시키가이샤 닛폰 쇼쿠바이 | 흡수성 수지 분말, 및 그의 제조 방법 |
KR102461120B1 (ko) * | 2018-12-07 | 2022-10-28 | 주식회사 엘지화학 | 고흡수성 수지의 제조 방법 |
WO2020148456A1 (en) * | 2019-01-18 | 2020-07-23 | Tricoya Technologies Ltd | A system and a method for transferring solid particles from a first environment at a first gas pressure to a second environment at a second gas pressure |
EP3736234A1 (de) * | 2019-05-10 | 2020-11-11 | Coperion GmbH | Förderanlage und verfahren zur pneumatischen förderung von kunststoffgranulat |
JP7365575B2 (ja) * | 2019-08-09 | 2023-10-20 | 三菱マテリアル株式会社 | 鉱石連続供給装置 |
WO2021049738A1 (ko) * | 2019-09-11 | 2021-03-18 | 주식회사 엘지화학 | 고흡수성 수지의 제조 방법 |
KR20220049068A (ko) | 2020-10-13 | 2022-04-21 | 삼성전자주식회사 | 흡습제 교체 장치 및 이를 포함하는 공기 건조 시스템 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001270948A (ja) * | 2000-01-20 | 2001-10-02 | Nippon Shokubai Co Ltd | 粒子状吸水性樹脂の輸送方法、貯蔵方法、および製造方法 |
JP2004345804A (ja) * | 2003-05-22 | 2004-12-09 | Nippon Shokubai Co Ltd | 吸水性樹脂粉体の輸送方法 |
WO2008123149A1 (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-16 | Mitsubishi Chemical Corporation | ポリマーペレットの輸送方法および貯蔵方法 |
JP2009529600A (ja) * | 2006-03-14 | 2009-08-20 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法 |
Family Cites Families (96)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US534289A (en) | 1895-02-19 | Art of blasting | ||
DE2657677C3 (de) * | 1976-12-20 | 1979-11-15 | Mittelmann Gmbh & Co Kg, 5928 Laasphe | Verfahren und Vorrichtung zur pneumatischen Förderung von Schüttgütern, zähfließenden Massen, Schlämmen o.dgl. in einer rohrförmigen Förderrinne |
JPS5516874A (en) | 1978-07-21 | 1980-02-05 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | Pipe for conveying granular material |
JPS57166227A (en) | 1981-04-01 | 1982-10-13 | Kayaba Ind Co Ltd | Transfer device of massive granule |
US4985518A (en) | 1981-10-26 | 1991-01-15 | American Colloid Company | Process for preparing water-absorbing resins |
DE3307902A1 (de) * | 1983-03-05 | 1984-09-06 | Kurt Dipl.-Ing. 6380 Bad Homburg Bojak | Anlage zum transport von feststoffen in rohrleitungen mittels fluessigem oder gasfoermigem transportmittel |
DE3544770A1 (de) | 1985-12-18 | 1987-06-19 | Stockhausen Chem Fab Gmbh | Verfahren und vorrichtung zum kontinuierlichen herstellen von polymerisaten und copolymerisaten der acrylsaeure und/oder methacrylsaeure |
US4783510A (en) | 1986-06-04 | 1988-11-08 | Taiyo Fishery Co., Ltd. | Process for improving a water absorbent polyacrylic acid polymer and an improved polymer produced by said process |
JPS6413330A (en) * | 1987-07-03 | 1989-01-18 | Mitsui Shipbuilding Eng | Coanda jet type conveying device |
JPH0615574B2 (ja) | 1987-08-26 | 1994-03-02 | 積水化成品工業株式会社 | 吸水性樹脂の製造方法 |
JP2530668B2 (ja) | 1987-11-12 | 1996-09-04 | 株式会社日本触媒 | 改良された吸水性樹脂の製造法 |
US4900200A (en) * | 1988-06-22 | 1990-02-13 | Matsui Manufacturing Co., Ltd. | Method for transporting powdered or granular materials by pneumatic force with a transport pipe of smaller diameter relative to particale size |
KR930007272B1 (ko) | 1988-06-28 | 1993-08-04 | 닙본 쇼쿠바이 가브시기 가이샤 | 흡수성 수지 및 그 제법 |
DE69009335T2 (de) | 1989-07-31 | 1994-11-03 | Mitsubishi Materials Corp | Seltenerdpulver für Dauermagnet, Herstellungsverfahren und Verbundmagnet. |
DE4020780C1 (ja) | 1990-06-29 | 1991-08-29 | Chemische Fabrik Stockhausen Gmbh, 4150 Krefeld, De | |
DE4021847C2 (de) | 1990-07-09 | 1994-09-08 | Stockhausen Chem Fab Gmbh | Verfahren zur Herstellung wasserquellbarer Produkte unter Verwendung von Feinstanteilen wasserquellbarer Polymerer |
JPH0475918A (ja) * | 1990-07-17 | 1992-03-10 | Sato Kensetsu Kogyo Kk | 空気輸送装置 |
ATE165751T1 (de) | 1991-03-19 | 1998-05-15 | Dow Chemical Co | Runzelige absorbentpartikel mit grosser effektiver oberfläche und hoher aufnahmegeschwindigkeit |
US5188714A (en) * | 1991-05-03 | 1993-02-23 | The Boc Group, Inc. | Stainless steel surface passivation treatment |
US5342899A (en) | 1991-05-16 | 1994-08-30 | The Dow Chemical Company | Process for recycling aqueous fluid absorbents fines to a polymerizer |
JPH0741991B2 (ja) | 1991-08-27 | 1995-05-10 | 株式会社日本アルミ | 粉粒体の空気輸送方法及び粉粒体の空気輸送装置 |
JP2953229B2 (ja) | 1992-12-25 | 1999-09-27 | 日立プラント建設株式会社 | 低速高濃度輸送装置 |
JP2619790B2 (ja) | 1993-06-03 | 1997-06-11 | デンカエンジニアリング株式会社 | 付着性粉粒体の輸送方法 |
US5849405A (en) | 1994-08-31 | 1998-12-15 | The Procter & Gamble Company | Absorbent materials having improved absorbent property and methods for making the same |
JP2935225B2 (ja) * | 1994-03-09 | 1999-08-16 | 日本電設工業株式会社 | 通線用管路アダプタ |
TW387840B (en) | 1994-10-26 | 2000-04-21 | Nippon Catalytic Chem Ind | Water absorptive resin composition and method of manufacturing the same |
DE69630441T3 (de) | 1995-12-27 | 2019-02-28 | Nippon Shokubai Co. Ltd. | Wasser-Absorbierungsmittel und Verfahren und Vorrichtung zu dessen Herstellung |
US6107358A (en) | 1996-08-23 | 2000-08-22 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Water-absorbent resin and method for production thereof |
US6228930B1 (en) | 1997-06-18 | 2001-05-08 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Water-absorbent resin granule-containing composition and production process for water-absorbent resin granule |
US6254990B1 (en) | 1998-02-18 | 2001-07-03 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Surface-crosslinking process for water-absorbent resin |
US6241928B1 (en) | 1998-04-28 | 2001-06-05 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Method for production of shaped hydrogel of absorbent resin |
DE19854574A1 (de) | 1998-11-26 | 2000-05-31 | Basf Ag | Verfahren zur Nachvernetzung von Hydrogelen mit N-Acyl-2-Oxazolidinonen |
JP4132592B2 (ja) | 1999-06-25 | 2008-08-13 | 株式会社日本触媒 | 吸水性樹脂およびその製造方法 |
DE19955861A1 (de) | 1999-11-20 | 2001-05-23 | Basf Ag | Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von vernetzten feinteiligen gelförmigen Polymerisaten |
JP3671789B2 (ja) * | 2000-01-13 | 2005-07-13 | 株式会社村田製作所 | 部品の取扱装置および取扱方法 |
US6817557B2 (en) | 2000-01-20 | 2004-11-16 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Process for transporting, storing, and producing a particulate water-absorbent resin |
JP3632750B2 (ja) * | 2000-06-01 | 2005-03-23 | 信越化学工業株式会社 | 塩化ビニル系樹脂粉体の空気移送方法 |
US6809158B2 (en) | 2000-10-20 | 2004-10-26 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Water-absorbing agent and process for producing the same |
EP1352927B1 (en) | 2000-11-22 | 2010-06-23 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Water absorbing agent composition and method for production thereof, absorptive article and absorbing material |
WO2002053198A1 (de) | 2000-12-29 | 2002-07-11 | Basf Aktiengesellschaft | Aborbierende zusammensetzungen |
JP2002212331A (ja) * | 2001-01-22 | 2002-07-31 | Mitsubishi Chemicals Corp | 高吸水性樹脂粒子の製造方法 |
BR0203825A (pt) | 2001-01-26 | 2002-12-17 | Nippon Catalytic Chem Ind | Agente absorvente de água e processo para produção do mesmo e estrutura absorvente de água |
DE10127427A1 (de) * | 2001-06-06 | 2002-12-12 | Bayer Ag | Verfahren und Vorrichtung zur pneumatischen Förderung von geschnittenen Glasfasern |
US6727345B2 (en) * | 2001-07-03 | 2004-04-27 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Continuous production process for water-absorbent resin powder and powder surface detector used therefor |
US6716894B2 (en) | 2001-07-06 | 2004-04-06 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Water-absorbent resin powder and its production process and uses |
US6987151B2 (en) | 2001-09-12 | 2006-01-17 | Dow Global Technologies Inc. | Continuous polymerization process for the manufacture of superabsorbent polymers |
CN1831019B (zh) | 2001-12-19 | 2010-05-12 | 株式会社日本触媒 | 吸水性树脂及其制备方法 |
EP1510562B1 (en) | 2002-06-06 | 2016-11-16 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Water absorbing agent composition and method for production thereof and, absorbing material and absorbent article |
JP2004043102A (ja) | 2002-07-11 | 2004-02-12 | Tosoh Corp | 塩化ビニル系樹脂の輸送方法 |
DE10239074A1 (de) | 2002-08-26 | 2004-03-11 | Basf Ag | Wasserabsorbierendes Mittel und Verfahren zu seiner Herstellung |
US7193006B2 (en) * | 2002-12-06 | 2007-03-20 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Process for continuous production of water-absorbent resin product |
WO2004069936A1 (en) | 2003-02-10 | 2004-08-19 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Particulate water absorbent containing water absorbent resin as a main component |
DE602004005830T2 (de) | 2003-02-10 | 2008-01-10 | Nippon Shokubai Co. Ltd. | Teilchenförmiges wasserabsorbierendes Material |
WO2004069293A1 (en) * | 2003-02-10 | 2004-08-19 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Water-absorbent resin composition and its production process |
US7378453B2 (en) | 2003-03-14 | 2008-05-27 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Surface crosslinking treatment method of water-absorbing resin powder |
JP4460851B2 (ja) | 2003-05-27 | 2010-05-12 | 株式会社日本触媒 | 吸水性樹脂の整粒方法 |
MX285679B (es) | 2003-06-24 | 2011-04-14 | Nippon Catalytic Chem Ind | Composicion de resina absorbente de agua y metodo de produccion de la misma. |
JP2005053604A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Chubu Regional Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport | 水蒸気を主体としたガスによる物体輸送装置及び物体輸送方法 |
EP1510229B1 (en) | 2003-08-27 | 2010-07-14 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Process for production of surface-treated particulate water-absorbent resin |
JP4640923B2 (ja) | 2003-09-05 | 2011-03-02 | 株式会社日本触媒 | 粒子状吸水性樹脂組成物の製造方法 |
EP1516884B2 (en) | 2003-09-19 | 2023-02-22 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Water-absorbent resin having treated surface and process for producing the same |
EP1721663B1 (en) | 2004-02-05 | 2016-12-14 | Nippon Shokubai Co.,Ltd. | Particulate water absorbing agent and method for production thereof, and water absorbing article |
EP1589040B1 (en) | 2004-03-24 | 2008-09-10 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Method for continuous production of water absorbent resin |
US20050288182A1 (en) * | 2004-06-18 | 2005-12-29 | Kazushi Torii | Water absorbent resin composition and production method thereof |
KR20070092707A (ko) | 2004-12-10 | 2007-09-13 | 니폰 쇼쿠바이 컴파니 리미티드 | 개질된 흡수성 수지의 제조 방법 |
DE102005001789A1 (de) | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Basf Ag | Verfahren zum Klassieren eines teilchenförmigen wasserabsorbierenden Harzes |
JP5101300B2 (ja) * | 2005-01-28 | 2012-12-19 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 気相中での液滴重合によって、吸水性ポリマー粒子を製造する方法 |
TW200639200A (en) | 2005-02-01 | 2006-11-16 | Basf Ag | Polyamine-coated superabsorbent polymers |
TW200700095A (en) | 2005-02-01 | 2007-01-01 | Basf Ag | Polyamine-coated superabsorbent polymers |
DE102005042604A1 (de) | 2005-09-07 | 2007-03-08 | Basf Ag | Neutralisationsverfahren |
US8211548B2 (en) * | 2005-12-21 | 2012-07-03 | Exxonmobil Research & Engineering Co. | Silicon-containing steel composition with improved heat exchanger corrosion and fouling resistance |
DE102005062929A1 (de) | 2005-12-29 | 2007-07-05 | Basf Ag | Herstellung eines wasserabsorbierenden Harzes unter Einmischen eines wasserabsorbierenden Harzpulvers |
JP2009529477A (ja) * | 2006-03-14 | 2009-08-20 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法 |
EP1996493A2 (de) * | 2006-03-14 | 2008-12-03 | Basf Se | Verfahren zur pneumatischen förderung wasserabsorbierender polymerpartikel |
US8703859B2 (en) * | 2006-03-27 | 2014-04-22 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Production method for water-absorbing resin composition |
US7790840B2 (en) * | 2006-05-24 | 2010-09-07 | Eastman Chemical Company | Crystallizing conveyor |
WO2008025652A1 (en) | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Basf Se | Polyamine-coated superabsorbent polymers |
WO2008025656A1 (en) | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Basf Se | Superabsorbent polymers having superior gel integrity, absorption capacity, and permeability |
JP2010501697A (ja) | 2006-08-31 | 2010-01-21 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 一過的な疎水性を有する、ポリアミンコーティングされた超吸収性ポリマー |
CN101589066B (zh) | 2007-01-24 | 2013-07-03 | 株式会社日本触媒 | 粒子状吸水性聚合物及其制造方法 |
EP2114471B1 (de) | 2007-01-29 | 2013-10-16 | Basf Se | VERFAHREN ZUR HERSTELLUNG WEIßER UND FARBSTABILER WASSERABSORBIERENDER POLYMERPARTIKEL MIT HOHEM ABSORPTIONSVERMÖGEN UND HOHER FLÜSSIGKEITSLEITFÄHIGKEIT |
WO2008092843A1 (de) | 2007-01-29 | 2008-08-07 | Basf Se | VERFAHREN ZUR HERSTELLUNG WEIßER UND FARBSTABILER WASSERABSORBIERENDER POLYMERPARTIKEL MIT HOHEM ABSORPTIONSVERMÖGEN UND HOHER FLÜSSIGKEITSLEITFÄHIGKEIT |
EP2135669B1 (en) * | 2007-03-29 | 2019-10-30 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Particulate water absorbent and process for producing the same |
ITVR20070083A1 (it) * | 2007-06-12 | 2008-12-13 | Moretto Spa | Impianto per il trasporto pneumatico a velocita' controllata di materiale granulare e procedimento di controllo della velocita' di convogliamento |
SA08290542B1 (ar) * | 2007-08-28 | 2012-11-14 | نيبون شوكوباي كو. ، ليمتد | طريقة لإنتاج راتنج ماص للماء |
WO2009113671A1 (ja) * | 2008-03-13 | 2009-09-17 | 株式会社日本触媒 | 吸水性樹脂を主成分とする粒子状吸水剤の充填方法 |
WO2009119754A1 (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-01 | 株式会社日本触媒 | 吸水性樹脂の製造方法 |
JP5560192B2 (ja) * | 2008-09-16 | 2014-07-23 | 株式会社日本触媒 | 吸水性樹脂の製造方法および通液性向上方法 |
DE102009007012A1 (de) * | 2009-01-31 | 2010-08-05 | Hettich Holding Gmbh & Co. Ohg | Pneumatische Druckluft-Rohrförderanlage |
CN102574941B (zh) * | 2009-10-09 | 2015-09-16 | 巴斯夫欧洲公司 | 用于再润湿表面后交联吸水性聚合物颗粒的方法 |
JP5871803B2 (ja) * | 2009-10-09 | 2016-03-01 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 表面後架橋された吸水性ポリマー粒子の後給湿方法 |
WO2011099586A1 (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-18 | 株式会社日本触媒 | 吸水性樹脂粉末の製造方法 |
JP5739412B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2015-06-24 | 株式会社日本触媒 | 吸水性樹脂の製造方法 |
US8791230B2 (en) * | 2010-06-08 | 2014-07-29 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Method for producing particulate water absorbent resin |
JP5767821B2 (ja) * | 2011-02-04 | 2015-08-19 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収体の製造装置、及び製造方法 |
US8742026B2 (en) * | 2011-03-08 | 2014-06-03 | Basf Se | Process for producing water-absorbing polymer particles with improved permeability |
-
2009
- 2009-03-26 WO PCT/JP2009/056157 patent/WO2009119754A1/ja active Application Filing
- 2009-03-26 CN CN200980111035XA patent/CN101981090B/zh active Active
- 2009-03-26 BR BRPI0909479A patent/BRPI0909479A2/pt active IP Right Grant
- 2009-03-26 US US12/935,052 patent/US9175142B2/en active Active
- 2009-03-26 EP EP09725248A patent/EP2258749A4/en not_active Withdrawn
- 2009-03-26 US US12/935,133 patent/US9096732B2/en active Active
- 2009-03-26 EP EP09724168A patent/EP2263957B1/en active Active
- 2009-03-26 CN CN200980111363.XA patent/CN101980937B/zh active Active
- 2009-03-26 CN CN200980111198.8A patent/CN101980936B/zh active Active
- 2009-03-26 EP EP15003577.2A patent/EP3023369B1/en active Active
- 2009-03-26 JP JP2010505785A patent/JP5710966B2/ja active Active
- 2009-03-26 US US12/934,808 patent/US8410223B2/en active Active
- 2009-03-26 JP JP2010505784A patent/JP5323053B2/ja active Active
- 2009-03-26 WO PCT/JP2009/056159 patent/WO2009119756A1/ja active Application Filing
- 2009-03-26 WO PCT/JP2009/056161 patent/WO2009119758A1/ja active Application Filing
- 2009-03-26 EP EP09724541A patent/EP2261148B1/en active Active
- 2009-03-26 JP JP2010505787A patent/JPWO2009119758A1/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001270948A (ja) * | 2000-01-20 | 2001-10-02 | Nippon Shokubai Co Ltd | 粒子状吸水性樹脂の輸送方法、貯蔵方法、および製造方法 |
JP2004345804A (ja) * | 2003-05-22 | 2004-12-09 | Nippon Shokubai Co Ltd | 吸水性樹脂粉体の輸送方法 |
JP2009529600A (ja) * | 2006-03-14 | 2009-08-20 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法 |
WO2008123149A1 (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-16 | Mitsubishi Chemical Corporation | ポリマーペレットの輸送方法および貯蔵方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5710966B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2015-04-30 | 株式会社日本触媒 | 吸水性樹脂粉体の輸送方法 |
WO2016056866A1 (ko) * | 2014-10-08 | 2016-04-14 | 주식회사 엘지화학 | 고흡수성 수지의 제조 방법 |
KR101720309B1 (ko) * | 2014-10-08 | 2017-03-27 | 주식회사 엘지화학 | 고흡수성 수지의 제조 방법 |
KR20170089817A (ko) * | 2014-10-08 | 2017-08-04 | 주식회사 엘지화학 | 고흡수성 수지 조립체의 제조 방법 |
EP3165542A4 (en) * | 2014-10-08 | 2017-11-22 | LG Chem, Ltd. | Method for preparing super absorbent resin |
US9975979B2 (en) | 2014-10-08 | 2018-05-22 | Lg Chem, Ltd. | Method of preparing superabsorbent polymer |
WO2022092844A1 (ko) * | 2020-10-29 | 2022-05-05 | 주식회사 엘지화학 | 고흡수성 수지의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101980937A (zh) | 2011-02-23 |
EP3023369B1 (en) | 2019-06-26 |
EP2261148A4 (en) | 2011-11-02 |
EP2263957A1 (en) | 2010-12-22 |
EP2261148A1 (en) | 2010-12-15 |
EP2258749A1 (en) | 2010-12-08 |
JPWO2009119758A1 (ja) | 2011-07-28 |
US20110088806A1 (en) | 2011-04-21 |
US20110028670A1 (en) | 2011-02-03 |
CN101981090A (zh) | 2011-02-23 |
EP2263957B1 (en) | 2013-02-13 |
JP5710966B2 (ja) | 2015-04-30 |
CN101981090B (zh) | 2013-03-13 |
US8410223B2 (en) | 2013-04-02 |
CN101980936A (zh) | 2011-02-23 |
WO2009119754A1 (ja) | 2009-10-01 |
BRPI0909479A2 (pt) | 2015-12-22 |
CN101980937B (zh) | 2014-01-08 |
US9096732B2 (en) | 2015-08-04 |
EP2261148B1 (en) | 2013-02-13 |
US9175142B2 (en) | 2015-11-03 |
US20110110730A1 (en) | 2011-05-12 |
EP2263957A4 (en) | 2011-11-09 |
WO2009119756A1 (ja) | 2009-10-01 |
WO2009119758A1 (ja) | 2009-10-01 |
JPWO2009119754A1 (ja) | 2011-07-28 |
EP3023369A1 (en) | 2016-05-25 |
EP2258749A4 (en) | 2011-12-14 |
CN101980936B (zh) | 2014-07-23 |
JPWO2009119756A1 (ja) | 2011-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5323053B2 (ja) | 吸水性樹脂の製造方法 | |
JP5635397B2 (ja) | 吸水性樹脂を主成分とする粒子状吸水剤の製造方法 | |
US9138505B2 (en) | Polyacrylic acid (salt)-type water absorbent resin and method for producing of same | |
EP2546286B1 (en) | Method for manufacturing a water-absorbing resin | |
WO2010114058A1 (ja) | 粒子状吸水性樹脂の製造方法 | |
JPWO2009028568A1 (ja) | 吸水性樹脂の製造方法 | |
JP5006675B2 (ja) | 吸水性樹脂組成物およびその製造方法 | |
JP2004345804A (ja) | 吸水性樹脂粉体の輸送方法 | |
BRPI0909479B1 (pt) | Método para produção de uma resina de absorção de água |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130716 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5323053 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |