JP2009529600A - 吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法 - Google Patents

吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009529600A
JP2009529600A JP2008558778A JP2008558778A JP2009529600A JP 2009529600 A JP2009529600 A JP 2009529600A JP 2008558778 A JP2008558778 A JP 2008558778A JP 2008558778 A JP2008558778 A JP 2008558778A JP 2009529600 A JP2009529600 A JP 2009529600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer particles
air
weight
water
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008558778A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5264512B2 (ja
Inventor
フンク リューディガー
リュディガー ヴォルフ ハンノ
ヨーゼフ ファイゼ ヘルマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JP2009529600A publication Critical patent/JP2009529600A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5264512B2 publication Critical patent/JP5264512B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/12Powdering or granulating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2333/00Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Derivatives of such polymers
    • C08J2333/02Homopolymers or copolymers of acids; Metal or ammonium salts thereof

Abstract

空気による搬送のために使用される圧縮機が、急勾配の特性値を有しており、かつ搬送の際の気体初期速度が、10〜18のフルード数に相応する、吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、空気による搬送のために使用される圧縮機が急勾配の特性値を有する、吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法に関する。
吸水性ポリマーは、殊に(共)重合された親水性モノマーからなるポリマー、適切なグラフト主鎖上の1もしくは複数の親水性モノマーのグラフト(コ)ポリマー、架橋されたセルロースエーテルまたはデンプンエーテル、架橋されたカルボキシメチルセルロース、部分的に架橋されたポリアルキレンオキシドまたは水性液体中で膨潤可能な天然製品、たとえばグアール誘導体である。かかるポリマーは、おむつ、タンポン、生理帯およびその他の衛生用品を製造するための、水性の溶液を吸収する製品として使用されているが、しかし、農業園芸における保水剤としても使用されている。
吸水性ポリマーは、典型的には25〜60g/g、有利には少なくとも30g/g、好ましくは少なくとも32g/g、特に有利には少なくとも34g/g、とりわけ有利には少なくとも35g/gの遠心分離保持能力を有する。この遠心分離保持能力(CRC)は、EDANA(European Disposables and Nonwovens Association)により推奨される試験方法第441.2−02、"Centrifuge retention capacity"に従って測定される。
吸水性ポリマーの製造はたとえば"Modern Superabsorbent Polymer Technology"、F.L.Buchholz and AT. Graham、Wiley−VCH、1998年、第69〜117頁に記載されている。有利には吸水性ポリマー粒子は、空気による搬送システムによって搬送される。その際に必然的に生じる機械的な負荷は、不所望の摩耗につながる。従って、低い搬送速度ひいては低い機械的負荷が望まれている。
基本的に、空気による搬送は、3つの異なった搬送方法を区別することができる。
1.高い気体速度の範囲での空中搬送および流れ搬送の場合、自由に流れる個々の固体の法則がほぼ該当する。これは空気による搬送の古典的な方法である。生成物の堆積が現れることはない。管中で実質的に均質な搬送物の分布が存在する。
2.気体速度が低下する場合、搬送物が特に管の下半分を流れる束状の搬送(Straehnenfoerderung)の範囲に達する。管の上半分には空中搬送が存在する。
3.気体速度が小さい場合には、搬送は、高い圧力損失を伴う密集した流れの搬送(Dichtstromfoerderung)(プラグ搬送、インパルス搬送)として極めて保護的に行われる。
原則として、圧力式の搬送は、吸引式の搬送よりも遅い搬送速度で作業される。というのも、過圧では圧力保持量が真空におけるよりも大きく、ひいては圧力の上昇と共に、生成物を前進させる搬送気体密度が増大するからである。
搬送ガスは圧縮可能であるため、搬送導管中では一定の圧力が支配するのではなく、開始時の圧力は終了時よりも高い。しかしこのことによって気体体積も変化するので、比較的高い圧力で開始時には比較的遅い気体速度が優勢であり、かつ比較的低い圧力で終了時には比較的高い気体速度が優勢である。
H.Kalman、Powder Technology 104(1999年)、第214〜220頁は、空気による搬送システム中の摩耗についての試験を記載している。比較的小さい機械的負荷に基づいて、比較的低い搬送速度が有利である。しかし該刊行物によれば、空気による搬送の際にしばしば、安全性の理由から、頻繁に不必要に高い搬送速度が選択される。
束状の搬送の範囲で搬送速度が低すぎる場合、密集した流れの搬送と、束状の搬送との間の不安定な範囲で安定した搬送が不可能であるために問題である。むしろその際に現れる機械的負荷は、搬送用導管がホルダーから引きはがされるまでの搬送システムの重大な損傷につながりうる。
本発明の課題は、特に低い搬送速度でも安全な運転が可能である、吸水性ポリマー粒子の空気による搬送の改善された方法を提供することであった。
前記課題は、吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法において、無負荷運転から800ミリバールへと圧力が上昇する際に、空気による搬送のために使用される圧縮機の体積流の低下が50%未満であり、かつ搬送の際の気体初期速度が10〜18のフルード数に相応することを特徴とする、吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法によって解決された。
使用される圧縮機の体積流の低下は有利には30%未満であり、特に有利には20%未満であり、とりわけ有利には10%未満である。体積流の低下は、測定により、または圧縮機の特性値に基づいて確認することができる。従って本発明による方法で使用可能な圧縮機は、急勾配の特性値を有する。有利な圧縮機は、強制式圧縮機である。急勾配の特性値を有する特に適切な強制式圧縮機は、回転ピストン式ブロワーである。
空気による搬送における最適な気体初期速度は、搬送用導管の直径に依存する。この依存性はフルード数によって最もよく記載される。
Figure 2009529600
Fr フルード数
v 気体速度
D 搬送用導管の内径
g 重力加速度
本発明による空気による搬送の際のフルード数は、有利に10〜16、特に有利には11〜15、とりわけ有利には12〜14である。
搬送速度が低すぎる場合、空気による搬送は不安定となり、搬送速度がこれより高いと、機械的負荷の上昇に基づいて不所望の摩耗が増大する。
空気による搬送の搬送物負荷は、有利に0.5〜20kg/kg、特に有利には1〜10kg/kg、とりわけ有利には2〜8kg/kgであり、その際、搬送物負荷は、搬送物の質量流量と、気体の質量流量とからの商である。
基本的に、搬送物負荷が高まると共に、最適な気体初期速度も上昇する。
空気による搬送がその中で実施される導管の直径は、有利に3〜30cm、特に有利には4〜25cm、とりわけ有利には5〜20cmである。管の直径が小さすぎると、空気による搬送の機械的負荷が高くなりすぎ、従って不所望の摩耗が促進される。管の直径が大きすぎると、搬送用導管中での吸水性ポリマー粒子の不所望の停滞が起こりうる。
機械的負荷を低く維持するためには、空気による搬送システムの導管における湾曲部の数はできる限り少ない方がよく、有利には6未満、好ましくは5未満、特に有利には4未満、とりわけ有利には3未満である。空気による搬送システムにおける導管は、吸水性ポリマー粒子のための供給装置と、収容容器との間の区間、つまり、吸水性ポリマー粒子が気体流によって搬送される範囲である。
吸水性ポリマー粒子の含水率は、有利に10質量%未満、特に有利には5質量%未満、とりわけ有利には1〜5質量%であり、その際、含水率はEDANA(European Disposables and Nonwovens Association)により推奨される試験法第430.2−02、「含水率」により測定される。吸水性ポリマー粒子の機械的安定性は、含水率と共に低減する、つまり不所望の摩耗が増大する。空気による搬送の間の含水率が高すぎると、ポリマー粒子の塑性変形(エンジェル・ヘアーの形成)または閉塞につながりうる。
吸水性ポリマー粒子は、有利には少なくとも90質量%までが、1000μm未満の粒径を有し、特に有利には少なくとも95質量%までが、900μm未満の粒径を有し、とりわけ有利には少なくとも98質量%までが、800μm未満の粒径を有する。
本発明による方法によれば、空気による搬送の間の機械的負荷は、150μmより小さい粒径を有するポリマー粒子の割合が、空気による搬送によって、そのつどポリマー粒子の全量に対して、1質量%未満、特に有利には0.7質量%未満、とりわけ有利には0.5質量%未満だけ高くなり、かつポリマー粒子の通過性が、空気による搬送によって有利に5×10-7cm3s/g未満、特に有利には4×10-7cm3s/g未満、とりわけ有利には3×10-7cm3s/g未満だけ低下するまで低下される。
本発明による方法において使用可能な吸水性ポリマー粒子は、
a)少なくとも1のエチレン性不飽和の、酸基を有するモノマー、
b)少なくとも1の架橋剤、
c)選択的に1もしくは複数の、a)と共重合可能なエチレン性および/またはアリル性不飽和モノマー、および
d)選択的に、モノマーa)、b)および場合によりc)を少なくとも部分的にその上にグラフトすることができる、1もしくは複数の水溶性ポリマー
を含有するモノマー溶液を重合させ、
その際、ここで得られるポリマーを乾燥させ、分級し、
e)場合により少なくとも1の後架橋剤により後処理し、乾燥させ、熱により後架橋させ、かつ
f)場合により少なくとも1の多価カチオンによって後処理する
ことによって製造される。
適したモノマーa)はたとえば、エチレン性不飽和カルボン酸、たとえばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸およびイタコン酸である。特に有利なモノマーは、アクリル酸およびメタクリル酸である。さらにアクリル酸が特に有利である。
アクリル酸および/またはその塩の、モノマーa)の全量に対する割合は、有利には少なくとも50モル%、特に有利には少なくとも90モル%、とりわけ有利には少なくとも95モル%である。
このモノマーa)、特にアクリル酸は、好ましくは0.025質量%までのヒドロキノン半エーテルを含有する。有利なヒドロキノン半エーテルは、ヒドロキノンモノメチルエーテル(MEHQ)および/またはトコフェロールである。
トコフェロールとは、以下の式の化合物であると理解される:
Figure 2009529600
[式中、R1は、水素またはメチルを表し、R2は、水素またはメチルを表し、R3は、水素またはメチルを表し、かつR4は、水素を表すか、または1〜20個の炭素原子を有する酸基を表す]
好ましいR4の基は、アセチル、アスコルビル、スクシニル、ニコチニルおよび生理学的に認容性のその他のカルボン酸である。前記カルボン酸は、モノカルボン酸、ジカルボン酸またはトリカルボン酸であってよい。
好ましくは、R1=R2=R3=メチルであるアルファトコフェロール、特にラセミ体アルファトコフェロールである。R4は、特に好ましくは水素またはアセチルである。特に有利に、RRR−アルファ−トコフェロールである。
このモノマー溶液は、そのつどアクリル酸に対して、有利に最大で130質量ppm、特に有利に最大で70質量ppm、有利には少なくとも10質量ppm、特に有利に少なくとも30質量ppm、殊に有利に約50質量ppmのヒドロキノン半エーテルを含有し、この場合、アクリル酸塩はアクリル酸として考慮して算出される。たとえば、このモノマー溶液の製造のために、アクリル酸を相応する含有量のヒドロキノン半エーテルと一緒に使用することができる。
この吸水性ポリマーは架橋されている、すなわち、この重合はポリマー架橋構造中にラジカル重合により組み込むことができる少なくとも2個の重合可能な基を有する化合物の存在下で実施される。適切な架橋剤b)は、たとえば、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、アリルメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリアリルアミン、テトラアリルオキシエタン(たとえばEP−A−0530438に記載されている)、ジアクリレートおよびトリアクリレート(たとえばEP−A−0547847、EP−A−0559476、EP−A−0632068、WO−A−93/21237、WO−A−03/104299、WO−A−03/104300、WO−A−03/104301およびDE−A−10331450に記載されている)、アクリレート基の他にさらにエチレン性不飽和基を含有する混合アクリレート(たとえばDE−A−10331456およびDE−A−10355401に記載されている)または架橋剤混合物(たとえばDE−A−19543368、DE−A−19646484、WO−A−90/15830およびWO−A−02/32962に記載されている)である。
適切な架橋剤b)は、特にN,N′−メチレンビスアクリルアミドおよびN,N′−メチレンビスメタクリルアミド、不飽和モノカルボン酸またはポリカルボン酸とポリオールとのエステル、たとえばジアクリレートまたはトリアクリレート、たとえばブタンジオールジアクリレートまたはエチレングリコールジアクリレート、またはブタンジオールジメタクリレートまたはエチレングリコールジメタクリレートならびにトリメチロールプロパントリアクリレートおよびアリル化合物、たとえばアリル(メタ)アクリレート、トリアリルシアヌレート、マレイン酸ジアリルエステル、ポリアリルエステル、テトラアリルオキシエタン、トリアリルアミン、テトラアリルエチレンジアミン、リン酸のアリルエステルならびにビニルホスホン酸誘導体(たとえば、EP−A−0343427中に記載されている)である。更に好適な架橋剤b)は、ペンタエリトリトールジアリルエーテル、ペンタエリトリトールトリアリルエーテルおよびペンタエリトリトールテトラアリルエーテル、ポリエチレングリコールジアリルエーテル、エチレングリコールジアリルエーテル、グリセリンジアリルエーテルおよびグリセリントリアリルエーテル、ソルビトールをベースとするポリアリルエーテルならびにそのエトキシル化された変型である。本発明による方法では、ポリエチレングリコールのジ(メタ)アクリレートが使用可能であり、その際、使用されるポリエチレングリコールは300〜1000の分子量を有する。
しかし、特に有利な架橋剤b)は、3〜20箇所でエトキシル化されたグリセリン、3〜20箇所でエトキシル化されたトリメチロールプロパン、3〜20箇所でエトキシル化されたトリメチロールエタンのジアクリレートおよびトリアクリレート、特に、2〜6箇所でエトキシル化されたグリセリンまたはトリメチロールプロパン、3箇所でプロポキシル化されたグリセリンまたはトリメチロールプロパン、ならびに混合して3箇所でエトキシル化またはプロポキシル化されたグリセリンまたはトリメチロールプロパン、15箇所でエトキシル化されたグリセリンまたはトリメチロールプロパン、ならびに少なくとも40箇所でエトキシル化されたグリセリン、トリメチロールエタンまたはトリメチロールプロパンのジアクリレートおよびトリアクリレートである。
殊に好ましい架橋剤b)は、たとえばDE−A10319462に記載されているような、アクリル酸またはメタクリル酸でジアクリレートまたはトリアクリレートへとエステル化された、複数箇所でエトキシル化および/またはプロポキシル化されたグリセリンである。3〜10箇所でエトキシル化されたグリセリンのジアクリレーおよび/またはトリアクリレートが特に有利である。1〜5箇所でエトキシル化および/またはプロポキシル化されたグリセリンのジアクリレートまたはトリアクリレートがさらに特に有利である。3〜5箇所でエトキシル化および/またはプロポキシル化されたグリセリンのトリアクリレートが最も有利である。これは、吸水性ポリマー中の特に低い残留物含有量(一般的には10質量ppm以下)を示し、かつこれにより製造された吸水性ポリマーの水性抽出物は、同じ温度の水と比べてほとんど変わらない表面張力(一般的には少なくとも0.068N/m)を有する。
架橋剤b)の量は、そのつどモノマーa)に対して、有利に0.01〜1質量%、特に有利には0.05〜0.5質量%、とりわけ有利には0.1〜0.3質量%である。
モノマーa)と共重合可能なエチレン性不飽和モノマーc)は、たとえばアクリルアミド、メタクリルアミド、クロトン酸アミド、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリレート、ジエチルアミノプロピルアクリレート、ジメチルアミノブチルアクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノネオペンチルアクリレートおよびジメチルアミノネオペンチルメタクリレートである。
水溶性ポリマーd)としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、デンプン、デンプン誘導体、ポリグリコールまたはポリアクリル酸、好ましくはポリビニルアルコールおよびデンプンを使用することができる。
適切なポリマーの製造ならびにその他の適切な親水性エチレン性不飽和モノマーa)は、DE−A−19941423、EP−A−0686650、WO−A−01/45758およびWO−A−03/104300に記載されている。
適した反応器は、ニーダー反応器またはベルト型反応器である(Bandreaktor)。ニーダー中で、モノマー水溶液の重合の際に生じるポリマーゲルを、たとえばWO−A−01/38402に記載されているように、反転撹拌軸により連続的に粉砕する。ベルト上での重合は、たとえばDE−A−3825366およびUS6,241,928に記載されている。重合の際にベルト型反応器中でポリマーゲルが生じ、これを更なる方法工程、たとえばミンチャー、押出機またはニーダー中で破砕しなくてはならない。
有利には、前記ヒドロゲルは、重合反応器から出た後に更に、より高い温度、有利には少なくとも50℃、特に有利には少なくとも70℃、特にとりわけ有利には少なくとも80℃、ならびに有利には100℃より少ない温度で貯蔵され、たとえば隔離された容器中で貯蔵される。この貯蔵により、通常は2〜12時間の貯蔵により、このモノマー反応率は更に高められる。
得られたヒドロゲルの酸基は、一般的には部分的に、好ましくは25〜95モル%、有利には50〜80モル%、特に好ましくは60〜75モル%中和されており、その際、慣用の中和剤、好ましくはアルカリ金属水酸化物、アルカリ金属酸化物、アルカリ金属炭酸塩またはアルカリ金属炭酸水素塩ならびにこれらの混合物を使用することができる。アルカリ金属塩の代わりに、アンモニウム塩を使用してもよい。ナトリウムおよびカリウムは、アルカリ金属として特に有利であるが、しかしながら水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムまたは炭酸水素ナトリウムならびにこれらの混合物がさらに特に有利である。
この中和は、有利には、前記モノマーの段階で実施される。通常、中和は、中和剤を水溶液として、溶融物として、または好ましくは固体として混合導入することによって行われる。たとえば、50質量%を顕著に下回る含水率を有する水酸化ナトリウムが、23℃を上回る融点を有する蝋状の塊として存在していてよい。この場合には、塊状物として、または高めた温度で溶融物として計量供給することが可能である。
この中和を、重合後にヒドロゲルの段階で実施することも可能である。更に、重合前に酸基を40モル%まで、好ましくは10〜30モル%、特に好ましくは15〜25モル%、中和剤の一部を既にモノマー溶液に添加することにより中和し、かつ所望の最終中和度を重合の後に初めて、ヒドロゲルの段階で調節することも可能である。前記ヒドロゲルを少なくとも部分的に重合の後に中和する場合、前記ヒドロゲルは有利に機械的に、たとえばミンチャーを用いて粉砕し、その際、中和剤を噴霧するか、散布するかまたは注ぎ込み、次いで入念に混合することができる。そのために、得られたゲル材料は、なお数回均質化のために粉砕することができる。
このヒドロゲルを、次いで有利にはベルト型乾燥器を用いて、残留湿分率が好ましくは15質量%未満、好ましくは10質量%未満になるまで乾燥させ、その際、この含水率は、EDANA(European Disposables and Nonwovens Association)により推奨される試験法番号430.2−02「含水率」により測定する。しかし、選択的に、乾燥のために、流動床乾燥機または加熱される鋤刃型ミキサーを使用することもできる。
特に白色の製品を得るために、このゲルの乾燥の際に蒸発された水の急速な搬出を保証することが有利である。このために、乾燥器温度を最適化すべく空気供給および空気排出を制御して実施しなくてはならず、それぞれの場合に十分な通気を留意すべきである。この乾燥はもちろん、ゲルの固体含有量ができる限り高い場合にはより簡単であり、製品はより白い。従って、好ましくは、この乾燥前のゲルの固体含有率は30〜80質量%である。特に、前記乾燥機に窒素または他の酸化しないガスを通気するのが有利である。しかしながら、選択的に、酸化による黄変過程を回避するために、単に乾燥の間の酸素分圧を下げるだけでもよい。一般に、十分な通気および水蒸気の排出によっても、なおも許容可能な製品が得られる。色および製品の品質に関しては、一般に、できる限り短い乾燥時間が有利である。
この後で、乾燥させたヒドロゲルを微粉砕し、そして篩分し、その際、微粉砕のために通常、1段階または複数段階のロールミル、好ましくは2段階または3段階のロールミル、ピンミル、ハンマーミルまたはスイングミルを使用することができる。
引き続き、得られたポリマー粒子を後架橋させることができる。このために適した架橋剤e)は、ポリマーのカルボキシレート基と共有結合を形成できる少なくとも2個の基を含有する化合物である。適切な化合物は、たとえばアルコキシシリル化合物、ポリアジリジン、ポリアミン、ポリアミドアミン、ジグリシジル化合物またはポリグリシジル化合物(たとえばEP−A−0083022、EP−A−543303およびEP−A−937736に記載されている)、多価アルコール(たとえばDE−C−3314019、DE−C−3523617およびEP−A−450922に記載されている)またはβ−ヒドロキシアルキルアミド(たとえばDE−A−10204938およびUS−6,239,230に記載されている)である。さらに、混合した官能基を有する他の化合物、たとえばグリシドール、3−エチル−3−オキセタンメタノール(トリメチロールプロパンオキセタン)(たとえばEP−A−1199327に記載されている)、アミノエタノール、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンまたは最初の反応の後に別の官能基を形成する化合物、たとえばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、イソブチレンオキシド、アジリジン、アゼチジンまたはオキセタンが適している。
更にDE−A−4020780では環式カルボネートが、DE−A−19807502中では2−オキサゾリドンおよびその誘導体、たとえばN−(2−ヒドロキシエチル)−2−オキサゾリドンが、DE−A−19807992中ではビス−およびポリ−2−オキサゾリジノンが、DE−A−19854573中では2−オキソテトラヒドロ−1,3−オキサジンおよびその誘導体が、DE−A−19854574中ではN−アシル−2−オキサゾリドンが、DE−A−10204937中では環式尿素が、DE−A−10334584中では二環式アミドアセタールが、EP−A−01199327中ではオキセタンおよび環式尿素が、およびWO−A−03/031482中ではモルホリン−2,3−ジオンおよびその誘導体が好適な後架橋剤e)として記載されている。
有利な後架橋剤e)は、オキサゾリドンおよびその誘導体、特にN−(2−ヒドロキシエチル)−2−オキサゾリドンである。
後架橋剤e)の量は、そのつどポリマーに対して、有利に0.01〜1質量%、特に有利に0.05〜0.5質量%、とりわけ有利には0.1〜0.2質量%である。
この後架橋は、一般的には、後架橋剤e)の溶液をヒドロゲルまたは乾燥したポリマー粒子上に噴霧することにより実施される。この噴霧に引続き、加熱乾燥を行い、その際、後架橋反応は乾燥前でも乾燥中でも生じうる。
架橋剤溶液の噴霧は、有利に可動式混合器具を有するミキサー中で、たとえばスクリューミキサー、パドルミキサー、ディスクミキサー、鋤刃型ミキサーおよびブレードミキサ中で実施する。特に有利に、バーティカルミキサー、殊に有利に鋤刃型ミキサーおよびブレードミキサーである。適切なミキサーは、たとえばLoedige(登録商標)ミキサー、Bepex(登録商標)ミキサー、Nauta(登録商標)ミキサー、Processall(登録商標)ミキサーおよびSchugi(登録商標)ミキサーである。
この加熱乾燥は、好ましくは接触乾燥器、特に好ましくはパドル型乾燥器、殊に好ましくはディスク型乾燥器中で実施する。好適な乾燥器は、たとえばBepex(登録商標)乾燥器およびNara(登録商標)乾燥器である。さらに、流動床乾燥機も使用することができる。
乾燥は、混合機それ自体中で、ジャケットの加熱または熱風の吹き込みによって行なうことができる。後接続された乾燥機、たとえば箱形乾燥機、回転管炉または加熱可能なスクリューは、同様に好適である。しかし、たとえば共沸蒸留を乾燥方法として利用することもできる。
有利な乾燥温度は、170〜250℃、有利に180〜220℃、特に有利に190〜210℃の範囲内である。反応ミキサーまたは乾燥器中でのこの温度での有利な滞留時間は、有利には少なくとも10分間、特に有利には少なくとも20分間、とりわけ有利には少なくとも30分間である。
吸水性ポリマー粒子はさらに、少なくとも1の多価カチオンf)によって後処理されてもよい。適切なカチオンf)はたとえば二価のカチオン、たとえば亜鉛、マグネシウム、カルシウムおよびストロンチウムのカチオン、三価のカチオン、たとえばアルミニウム、鉄、クロム、希土類およびマンガンのカチオン、四価のカチオン、たとえばチタンおよびジルコニウムのカチオンである。
対イオンとして塩化物イオン、臭化物イオン、硫酸イオン、硫酸水素イオン、炭酸イオン、炭酸水素イオン、硝酸イオン、リン酸イオン、リン酸水素イオン、リン酸二水素イオンおよびカルボン酸イオン、たとえば酢酸イオンおよび乳酸イオンが可能である。硫酸アルミニウムが有利である。
通常では、多価カチオンf)は水溶液として使用される。水溶液中の多価カチオンf)の濃度は、たとえば0.1〜12質量%、有利には0.5〜8質量%、特に有利には1.5〜4質量%である。
多価カチオンf)の量は、そのつどポリマーに対して、有利に0.001〜0.25質量%、特に有利に0.005〜0.2質量%、さらに特に有利に0.01〜0.15質量%である。
多価カチオンf)は、有利には後架橋の間に施与し、その際、後架橋剤e)およびカチオンf)は、有利には別々の溶液を介して供給する。
本発明の別の対象は、本発明による方法により得られたポリマーならびに前記ポリマーを含有する衛生製品、たとえばおむつである。
本発明による方法により、束状の搬送の範囲で吸水性ポリマー粒子の信頼性のある搬送が可能になる。本発明による方法の運転は極めて信頼性が高く、かつ明らかにより低い搬送速度での空気による搬送を可能にする。平坦な特性値を有する従来の圧縮機、たとえば通風機では、このように高い運転機能を達成することはできない。
方法:
この測定は、別に記載がない限り、23±2℃の環境温度および50±10%の相対空気湿度で実施する。吸水性ポリマー粒子を測定前に十分に混合する。
荷重下吸収量(AUL 0.7psi Absorbency Under Load)
荷重下吸収量(AUL)は、EDANA(European Disposables and Nonwovens Association)により推奨される試験方法第442.2−02「荷重下吸収量(Absorption under pressure)」により測定する。
液体通過性(SFC食塩水の流れの伝導性)
0.3psi(2070Pa)の圧力負荷下での膨潤されたゲル層の液体通過性は、EP−A−0640330中の記載と同様に、高吸収性のポリマーからなる膨潤したゲル層のゲル層通過性として測定され、この場合上記の特許出願明細書第19頁および図8に記載の装置は、ガラスフリット(40)がもはや使用されず、プランジャー(39)が円筒体(37)と同様のプラスチック材料からなり、今や全載置面にわたって均一に分布するように21個の同じ大きさの孔を含むように十分に変更した。測定の方法および評価は、EP−A−0640330号明細書に対して不変のままである。流量は自動的に把握される。
液体通過性(SFC)は、次のように計算される:
SFC[cm3s/g]=(Fg(t=0)×L0)/(d×A×WP)
この場合、Fg(t=0)は、g/秒でのNaCl溶液の流量であり、これは、流量測定のデータFg(t)の線形の回帰分析に基づいてt=0に対する外挿法によって得られ、L0は、cmでのゲル層の厚さであり、dは、g/cm3でのNaCl溶液の比重であり、Aは、cm2でのゲル層の面積であり、WPは、dyn/cm2でのゲル層上の静水圧力である。
実施例
水、50質量%の水酸化ナトリウム溶液およびアクリル酸を連続的に混合することによって、中和度が71.3モル%となるように、38.8質量%のアクリル酸/アクリル酸ナトリウム溶液を製造した。モノマー溶液の固体含有率は、38.8質量%であった。モノマー溶液は、成分を混合した後に、熱交換器により連続的に29℃の温度に冷却し、かつ窒素を用いて脱気した。
ポリエチレン性不飽和架橋剤として、ポリエチレングリコール−400−ジアクリレート(400g/モルの平均分子量を有するポリエチレングリコールのジアクリレート)を使用した。使用量は、モノマー溶液1tあたり、2kgであった。
ラジカル重合を開始するために、以下の成分を使用した:過酸化水素(モノマー溶液1tあたり、1.03kg(0.25質量%))、ペルオキソ二硫酸ナトリウム(モノマー溶液1tあたり、3.10kg(15質量%))、ならびにアスコルビン酸(モノマー溶液1tあたり、1.05kg)。
モノマー溶液の処理量は、18t/hであった。
個々の成分を、容積6.3m3を有する反応器List Contikneter(List社、Arisdorf、スイス)に以下の量で連続的に供給する。
モノマー溶液18t/h、
ポリエチレングリコール−400−ジアクリレート36kg/h、
過酸化水素溶液/ペルオキソ二硫酸ナトリウム溶液74.34kg、
アスコルビン酸溶液18.9kg/h。
反応器の端部において、さらに、150μmより小さい粒径を有する分離されたふるい下750〜900kg/hを計量供給した。
反応溶液は、供給部で23.5℃の温度を有していた。反応器は、38rpmのシャフト回転数で運転した。反応器中での反応混合物の滞留時間は、15分間であった。
得られた生成物ゲル中で、分析により0.6質量%(固体含有率に対する)の残留アクリル酸含有率および45.0質量%の固体含有率が判明した。
重合およびゲルの粉砕の後で、水性ポリマーゲルをベルト型乾燥器上に供給した。合計して、55質量%の含水率を有する水性ポリマーゲル18.3t/hを乾燥させた。該ゲルを、30cmの高さから、揺動ベルトにより、乾燥器の搬送ベルト上に供給した。ゲル層の高さは、約10cmであった。
乾燥器ベルトのベルト速度は、0.02m/sであり、かつ乾燥器ベルト上での滞留時間は、約37分であった。
乾燥させたヒドロゲルを粉砕し、かつふるい分けした。150〜800μmの粒径を有するフラクションを、後架橋させた。
後架橋剤溶液は、Schugi(登録商標)ミキサー中でポリマー粒子上に噴霧した。後架橋剤溶液は、ポリエチレングリコール/水の質量比1:2の混合物中のエチレングリコールジグリシジルエーテルの1.2質量%溶液であった。ポリマー粒子に対して、溶液5質量%を噴霧した。引き続き、150℃で60分間乾燥させ、かつ後架橋させた。
後架橋の間に生じた粗粒を分離した後に、吸水性ポリマー粒子を空気により搬送した。搬送用導管として、アルミニウムからなり、長さ153mおよび内径108.5mmを有する平滑な導管を使用した。搬送用導管は、2つの水平な区間と、2つの垂直な区間とからなっており、その際、これらの区間は、湾曲部によって結合されていた。垂直な突出部は、合計して10mであった。
搬送性能は、吸水性ポリマー粒子6400kg/hであり、搬送空気量は1050kg/hであり、かつ搬送用導管開始端の気体速度は17.8m/sであり、搬送用導管終端の気体速度は、26m/sであった。搬送用導管中の圧力は、周囲圧力に対して+500〜0ミリバールであった。搬送物負荷は、6.2kg/kgであり、かつフルード数は、搬送の開始時に16.8であった。
空気による搬送の前に、吸水性ポリマー粒子は、24.9g/gの加圧下での吸収および40.1×10-7cm3s/gの通過性を有していた。
空気による搬送の後で、吸水性ポリマー粒子は、22.4g/gの加圧下での吸収および30.4×10-7cm3s/gの通過性を有していた。

Claims (12)

  1. 吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法において、無負荷運転から800ミリバールへと圧力が上昇する際に、空気による搬送のために使用される圧縮機の体積流の低下が50%未満であり、かつ搬送の際の気体初期速度が10〜18のフルード数に相応することを特徴とする、吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法。
  2. 圧縮機が、強制式圧縮機であることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 搬送物負荷が、0.5〜20kg/kgであり、その際、搬送物負荷は、搬送物の質量流量と気体の質量流量とからの商であることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  4. 管の直径が、3〜30cmであることを特徴とする、請求項1または2記載の方法。
  5. ポリマー粒子が、10質量%未満の含水率を有することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. ポリマー粒子の少なくとも90質量%が、1000μm未満の粒径を有することを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 空気による搬送によるポリマー粒子の通過性の低下が5×10-7cm3s/g未満となるように、空気による搬送の間の機械的負荷を調整することを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. ポリアクリル酸をベースとするポリマー粒子を使用することを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 架橋したポリアクリル酸をベースとするポリマー粒子を使用することを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 部分的に中和されたポリアクリル酸をベースとするポリマー粒子を使用することを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 請求項1から10までのいずれか1項記載の空気による搬送を含む、衛生用品の製造方法。
  12. 衛生用品がおむつであることを特徴とする、請求項11記載の方法。
JP2008558778A 2006-03-14 2007-03-06 吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法 Expired - Fee Related JP5264512B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP06111108 2006-03-14
EP06111108.4 2006-03-14
PCT/EP2007/052100 WO2007104676A1 (de) 2006-03-14 2007-03-06 Verfahren zur pneumatischen förderung wasserabsorbierender polymerpartikel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009529600A true JP2009529600A (ja) 2009-08-20
JP5264512B2 JP5264512B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=38091208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008558778A Expired - Fee Related JP5264512B2 (ja) 2006-03-14 2007-03-06 吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8591152B2 (ja)
EP (1) EP1996494A1 (ja)
JP (1) JP5264512B2 (ja)
CN (1) CN101400589B (ja)
TW (1) TW200744929A (ja)
WO (1) WO2007104676A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5323053B2 (ja) * 2008-03-28 2013-10-23 株式会社日本触媒 吸水性樹脂の製造方法
JP2021512213A (ja) * 2018-02-06 2021-05-13 ビーエイエスエフ・ソシエタス・エウロパエアBasf Se 超吸収体粒子を空気輸送する方法

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2135669B1 (en) 2007-03-29 2019-10-30 Nippon Shokubai Co., Ltd. Particulate water absorbent and process for producing the same
US8148485B2 (en) 2008-03-13 2012-04-03 Nippon Shokubai Co., Ltd. Production method for water-absorbing resin
EP2415822B1 (en) 2009-03-31 2019-03-20 Nippon Shokubai Co., Ltd. Process for producing particulate water-absorbing resin
WO2011034146A1 (ja) 2009-09-16 2011-03-24 株式会社日本触媒 吸水性樹脂粉末の製造方法
US10066064B2 (en) 2009-10-09 2018-09-04 Basf Se Process for remoisturizing surface-postcrosslinked water-absorbing polymer particles
WO2011042468A2 (de) 2009-10-09 2011-04-14 Basf Se Verfahren zur nachbefeuchtung oberflächennachvernetzter wasserabsorbierender polymerpartikel
DE102010000706A1 (de) * 2010-01-06 2010-10-14 Basf Se Verfahren zum Fördern eines Stroms einer (Meth)acrylmonomere enthaltenden Flüssigkeit F
EP2535369B1 (en) 2010-02-10 2021-03-24 Nippon Shokubai Co., Ltd. Process for producing water-absorbing resin powder
US9233186B2 (en) 2010-03-12 2016-01-12 Nippon Shokubai Co., Ltd. Process for producing water-absorbing resin
CN103415553B (zh) * 2011-03-08 2015-07-08 巴斯夫欧洲公司 用于制备具有改进渗透性的吸水性聚合物颗粒的方法
US8742026B2 (en) * 2011-03-08 2014-06-03 Basf Se Process for producing water-absorbing polymer particles with improved permeability
JP6307448B2 (ja) * 2012-03-15 2018-04-04 ハンツマン ペー アンド アー イェルディンゲン ゲーエムベーハー 工業プロセスから得られた粒子含有材料の造粒方法、そのように製造された造粒物、および、その使用
CN104619357B (zh) 2012-08-29 2017-07-07 巴斯夫欧洲公司 用于制备吸水性聚合物颗粒的方法
JPWO2014155655A1 (ja) * 2013-03-29 2017-02-16 株式会社松井製作所 材料輸送装置及び材料輸送方法
CN105110014B (zh) * 2015-07-20 2017-06-06 云南红渊投资有限公司 一种带冷却的粉状磷酸一铵输送方法
EP3464427B1 (de) 2016-05-31 2021-01-06 Basf Se Verfahren zur herstellung von superabsorbern
DE102017206842A1 (de) * 2017-04-24 2018-10-25 Coperion Gmbh Verfahren zur pneumatischen Förderung von Kunststoffgranulat
US10233952B1 (en) * 2017-09-18 2019-03-19 Ion Marta Method of profiling openings of elements of mechanical system for generating optimal pressure waves in elastic fluids
EP3736234A1 (de) * 2019-05-10 2020-11-11 Coperion GmbH Förderanlage und verfahren zur pneumatischen förderung von kunststoffgranulat

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004345804A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Nippon Shokubai Co Ltd 吸水性樹脂粉体の輸送方法
JP2009529478A (ja) * 2006-03-14 2009-08-20 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法
JP2009529477A (ja) * 2006-03-14 2009-08-20 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3384420A (en) * 1966-08-02 1968-05-21 Cargill Inc Transfer system
US3791579A (en) * 1968-12-31 1974-02-12 Electrogasdynamics Electrostatic paint spray system
US3709562A (en) 1971-07-21 1973-01-09 Wedco Pneumatic conveyance system
US4165133A (en) * 1977-09-26 1979-08-21 Johnson Albert O Material handling system for wide range of materials and flow rates
IT1084547B (it) * 1977-09-30 1985-05-25 Snia Viscosa Procedimento ed apparecchiatura per la produzione di polimeri sintetici additivati.
DE3217406C2 (de) * 1982-05-08 1986-06-05 Pfister Gmbh, 8900 Augsburg Vorrichtung zum kontinuierlichen gravimetrischen Dosieren von schüttfähigem Gut
US4883390A (en) * 1982-08-16 1989-11-28 Petrocarb, Inc. Method and apparatus for effecting pneumatic conveyance of particulate solids
US4908175A (en) * 1986-05-28 1990-03-13 The Procter & Gamble Company Apparatus for and methods of forming airlaid fibrous webs having a multiplicity of components
IL82511A (en) * 1986-05-28 1992-09-06 Procter & Gamble Apparatus for and methods of airlaying fibrous webs having discrete particles therein
US4927582A (en) * 1986-08-22 1990-05-22 Kimberly-Clark Corporation Method and apparatus for creating a graduated distribution of granule materials in a fiber mat
US5102585A (en) * 1990-01-09 1992-04-07 Kimberly-Clark Corporation Method for intermittently depositing particulate material in a substrate
CA2269626C (en) * 1996-10-22 2007-01-30 Frederic Dietrich Pneumatically conveying powdery substances
JP4411667B2 (ja) * 1998-07-10 2010-02-10 チッソ株式会社 耐久親水性繊維及びそれを用いた繊維成形体
AUPP789898A0 (en) * 1998-12-23 1999-01-21 Birrus Engineering Pty Ltd Conveying
US6406745B1 (en) * 1999-06-07 2002-06-18 Nanosphere, Inc. Methods for coating particles and particles produced thereby
US6817557B2 (en) * 2000-01-20 2004-11-16 Nippon Shokubai Co., Ltd. Process for transporting, storing, and producing a particulate water-absorbent resin
US6815512B2 (en) * 2000-02-28 2004-11-09 Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation Polyolefin production using condensing mode in fluidized beds, with liquid phase enrichment and bed injection
CN1478107A (zh) * 2000-10-04 2004-02-25 �Ϻ���ͨ��ѧ 载体上的催化剂组合物
US20040213892A1 (en) * 2003-04-25 2004-10-28 Gerd Jonas Highly swellable absorption medium with reduced caking tendency
US6727345B2 (en) * 2001-07-03 2004-04-27 Nippon Shokubai Co., Ltd. Continuous production process for water-absorbent resin powder and powder surface detector used therefor
US6716894B2 (en) * 2001-07-06 2004-04-06 Nippon Shokubai Co., Ltd. Water-absorbent resin powder and its production process and uses
ITTO20020714A1 (it) * 2002-08-09 2004-02-10 Giuliano Cavaglia Procedimento per la polimerizzazione continua di
US7193006B2 (en) * 2002-12-06 2007-03-20 Nippon Shokubai Co., Ltd. Process for continuous production of water-absorbent resin product
ATE323740T1 (de) * 2002-12-11 2006-05-15 Corovin Gmbh Hydrophile polyolefinmaterialien und verfahren zu deren herstellung
DE10260745A1 (de) * 2002-12-23 2004-07-01 Outokumpu Oyj Verfahren und Anlage zur thermischen Behandlung von körnigen Feststoffen
DE10260737B4 (de) * 2002-12-23 2005-06-30 Outokumpu Oyj Verfahren und Anlage zur Wärmebehandlung von titanhaltigen Feststoffen
DE10260738A1 (de) * 2002-12-23 2004-07-15 Outokumpu Oyj Verfahren und Anlage zur Förderung von feinkörnigen Feststoffen
EP1732974A1 (en) * 2004-03-30 2006-12-20 Basf Aktiengesellschaft Improved method of manufacturing superabsorbent polymers
US7296457B2 (en) * 2004-06-25 2007-11-20 Wilson Tool International Inc. Thermally-actuated press brake tool holder technology
US7422904B2 (en) * 2005-02-04 2008-09-09 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Method of operating a fixed bed reactor under predetermined hydraulic conditions
DE102005018949A1 (de) * 2005-04-18 2006-10-19 Ami-Agrolinz Melamine International Gmbh Harnstoffpartikel, Verfahren zu dessen Herstellung und dessen Verwendung
CN101516590A (zh) * 2006-09-25 2009-08-26 巴斯夫欧洲公司 连续生产吸水性聚合物颗粒的方法
CN101679760B (zh) * 2007-03-19 2011-12-07 巴斯夫欧洲公司 包覆吸水性聚合物颗粒的方法
EP2214770A4 (en) * 2007-11-05 2011-01-05 Puretech Ventures METHODS, KITS AND COMPOSITIONS FOR ADMINISTERING PHARMACEUTICAL COMPOUNDS
CN101980936B (zh) * 2008-03-28 2014-07-23 株式会社日本触媒 吸水性树脂粉体的输送方法
US20110194904A1 (en) * 2009-06-26 2011-08-11 Accessible Technologies, Inc. Controlled Inlet of Compressor for Pneumatic Conveying System

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004345804A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Nippon Shokubai Co Ltd 吸水性樹脂粉体の輸送方法
JP2009529478A (ja) * 2006-03-14 2009-08-20 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法
JP2009529477A (ja) * 2006-03-14 2009-08-20 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5323053B2 (ja) * 2008-03-28 2013-10-23 株式会社日本触媒 吸水性樹脂の製造方法
JP2021512213A (ja) * 2018-02-06 2021-05-13 ビーエイエスエフ・ソシエタス・エウロパエアBasf Se 超吸収体粒子を空気輸送する方法
JP7342035B2 (ja) 2018-02-06 2023-09-11 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 超吸収体粒子を空気輸送する方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20090022603A1 (en) 2009-01-22
JP5264512B2 (ja) 2013-08-14
TW200744929A (en) 2007-12-16
EP1996494A1 (de) 2008-12-03
US8591152B2 (en) 2013-11-26
CN101400589B (zh) 2011-07-13
WO2007104676A1 (de) 2007-09-20
CN101400589A (zh) 2009-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5264512B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法
JP5124470B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子の製造方法
JP2009529477A (ja) 吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法
JP2009529478A (ja) 吸水性ポリマー粒子を空気により搬送する方法
US9327270B2 (en) Method for the continuous production of water absorbent polymer particles
JP5553611B2 (ja) 超吸収性ポリマーの製造
JP2008526498A (ja) 粒子形状の吸水性樹脂を分級するための方法
JP5383647B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子を被覆する方法
US20090318633A1 (en) Process for Continuously Producing Water-Absorbing Polymer Particles
JP2009506151A (ja) 吸水性ポリマー粒子の製造方法
US8610097B2 (en) Method for the continuous production of water-absorbent polymer particles
JP5669394B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子をモノマー溶液の液滴の重合によって製造する方法
US20080281049A1 (en) Process for Preparing Water-Absorbing Polymers with High Absorption Capacity and High Permeability
US8828323B2 (en) Process for producing water-absorbing polymer particles
JP5502749B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子の製造方法
JP5591118B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子の製造方法
JP5697846B2 (ja) ポリマー粒子の連続的な混合のための方法
JP5150717B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子を被覆する方法
EP3532195B1 (en) Method for discharging superabsorbent particles from a silo and filling them into bulk containers

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100303

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101228

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130430

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees