JP5205970B2 - 慣性力センサ - Google Patents

慣性力センサ Download PDF

Info

Publication number
JP5205970B2
JP5205970B2 JP2007555923A JP2007555923A JP5205970B2 JP 5205970 B2 JP5205970 B2 JP 5205970B2 JP 2007555923 A JP2007555923 A JP 2007555923A JP 2007555923 A JP2007555923 A JP 2007555923A JP 5205970 B2 JP5205970 B2 JP 5205970B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
detection element
inertial force
axis
axis direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007555923A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2007086337A1 (ja
Inventor
智 大内
宏幸 相澤
二郎 寺田
貴巳 石田
佐藤  一郎
偉生 大越
洋平 足森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007555923A priority Critical patent/JP5205970B2/ja
Publication of JPWO2007086337A1 publication Critical patent/JPWO2007086337A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5205970B2 publication Critical patent/JP5205970B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • G01C19/5642Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using vibrating bars or beams
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • G01C19/5607Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using vibrating tuning forks
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • G01C19/5719Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using planar vibrating masses driven in a translation vibration along an axis
    • G01C19/5733Structural details or topology
    • G01C19/574Structural details or topology the devices having two sensing masses in anti-phase motion
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/097Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by vibratory elements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/18Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration in two or more dimensions

Description

本発明は、航空機、自動車、ロボット、船舶、車両などの移動体の姿勢制御、または、ナビゲーション(navigation)装置などの各種電子機器に用いられる、慣性力を検出するための慣性力センサに関する。
以下、従来の慣性力センサについて説明する。
従来、角速度または加速度などの慣性力を検出するための慣性力センサが使用されている。従来の慣性力センサが使用される場合、角速度を検出するためには専用の角速度センサが用いられ、加速度を検出するためには専用の加速度センサが用いられている。また、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸の、複数の検出軸に対応する角速度と加速度とを検出する場合、検出軸の数に応じた、複数の角速度センサと加速度センサとが用いられている。
したがって、各種電子機器において、角速度と加速度とを複合して検出する場合、または、複数の検出軸に対して角速度と加速度とを検出する場合、複数の角速度センサと加速度センサとが電子機器の実装基板にそれぞれ実装される。
たとえば、角速度センサは、音さ形状、または、H形状、T形状などの、各種の形状の検出素子を振動させて、コリオリ力の発生に伴う検出素子の歪を電気的に検知して角速度を検出する。また、たとえば、加速度センサは、錘部を有し、加速度に伴う錘部の動きが、動作前と比較して検知され、加速度を検出する。
このような、従来の角速度センサと加速度センサなどの種々の慣性力センサは、検出対象の慣性力または検出軸に応じて、車両などの移動体の姿勢制御装置またはナビゲーション装置などに用いられている。
なお、従来の慣性力センサは、たとえば、特開2001−208546号公報(特許文献1)、または、特開2001−74767号公報(特許文献2)などに開示されている。
特開2001−208546号公報 特開2001−74767号公報
本発明は、複数の慣性力センサを実装するための大きな実装面積が不要で、角速度または加速度などの互いに異なる複数の慣性力または、複数の検出軸の慣性力を検出することができる、小型の慣性力センサを提供する。
本発明の慣性力センサは、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸において、慣性力を検出するための検出素子を備え、前記検出素子は、支持部と、前記支持部からY軸の正方向および負方向にそれぞれ延伸した2つの直交アームと、一端が前記支持部に連結され、他端に基部が形成された2つの固定用アームと、を有し、前記2つの直交アームはそれぞれ、一端が前記支持部に接続されるとともにY軸方向に延伸した第1アームと、中央部が前記第1アームの他端に接続されるとともにX軸方向に延伸した第2アームと、を有し、前記2つの固定用アームは、それぞれ、第3アームと第4アームとを有し、前記第3アームが前記第4アームと実質的に直交方向に連結された第2の直交アームであり、前記基部が形成されている固定用アームの端部は前記第4アームの端部でもあり、かつ、前記第2の直交アームの端部でもあり、前記第3アームの少なくとも一部が前記第1アームと兼ねており、前記第2アームは複数の折曲部で折曲され、端部が前記第2アームと対向する。この構成によって、互いに異なる複数の慣性力の検出と、複数の検出軸の慣性力の検出とを実現する、小型の慣性力センサを提供する。
(実施の形態1)
図1Aは本発明の実施の形態1における慣性力センサに用いられる検出素子の平面図であり、図1Bは図1Aに示す検出素子の動作状態図である。
図1Aにおいて、慣性力センサ20は、慣性力を検出するための検出素子1と処理回路(図示せず)とを有している。検出素子1は、2つの第1の直交アーム6と支持部8とを有する。第1の直交アーム6は、それぞれ、第1アーム2と第2アーム4とを有し、第1アーム2が第2アーム4と実質的に直交方向に連結されて形成されている。支持部8は2つの第1アーム2を支持する。支持部8は、基部9の役割も有する。検出素子1が実装基板(図示せず)に実装される際、基部9を用いて、検出素子1が実装基板に固定される。さらに、それぞれの第2アーム4が折曲部4aで折曲され、第2アーム4のそれぞれの端部4bが第1アーム2を挟んで対向する。また、第2アーム4の端部4bには錘部18が形成されている。
また、検出素子1は、第1アーム2と支持部8とが実質的に同一直線上に配置されている。互いに直交するX軸、Y軸、Z軸に対して、第1アーム2の長手方向がY軸方向に配置され、第2アーム4の長手方向がX軸方向に配置されている。
さらに、検出素子1は、シリコン基板を材料として一体成形されている。なお、シリコン基板の上の、駆動振動されるアームには駆動電極が配置され、歪が検知されるアームには検知電極が配置されている。なお、図1Aに示す検出素子1において、駆動振動されるアームは第2アーム4の端部4bであり、歪が検知されるアームは第1アーム2と第2アーム4とである。したがって、端部4bに駆動電極(図示せず)が配置され、第1アーム2と第2アーム4とに検知電極(図示せず)が配置されている。
駆動電極と検知電極とは、たとえば、シリコン基板の上に、下部電極と圧電体と上部電極とがそれぞれ積層されて形成される。下部電極は、たとえば、Ptが高周波スパッタによって形成される。また、圧電体は、たとえば、下部電極の上部に高周波スパッタによってPZT圧電体が形成される。さらに、上部電極は、たとえば、圧電体の上部にAu蒸着によって形成される。
下部電極と上部電極とに、検出素子1を構成するシリコンが共振する共振周波数の交流電圧を印加すると、駆動電極が配置されたアームが駆動振動される。また、角速度と加速度とに起因してアームが歪むことによって、歪んだアームに配置される検知電極から、歪に応じた電圧が出力される。検知電極から出力される出力電圧に基づいて、処理回路が角速度と加速度とを検出する。
上記の構成によって、角速度については、たとえば、図1Bに示すように、第2アーム4の端部4bをX軸方向に駆動振動すれば、Z軸回りの角速度に起因した歪が第2アーム4のY軸方向に発生する。すなわち、駆動振動に対応したコリオリ力(Force de Coriolis)が第2アーム4のY軸方向に発生するためである。同時に、Y軸回りの角速度に起因した歪が第2アーム4のZ軸方向に発生する。同様に、駆動振動に対応したコリオリ力が第2アーム4のZ軸方向に発生するためである。したがって、少なくとも第2アーム4のY軸方向とZ軸方向とのいずれか一方に発生する歪が検知されることによって、検出素子1に生ずる角速度が検出される。なお、端部4bのX軸方向の駆動振動は、たとえば、図1Bに示す、実線の矢印と点線の矢印とが交互に繰り返される駆動振動である。
また、加速度については、たとえば、同様に、図1Bに示すように、X軸方向の加速度に起因した歪が第1アーム2に発生する。すなわち、第2アーム4の自重に起因する力が第1アーム2に加わるためである。同時に、Y軸方向の加速度に起因した歪が第2アーム4に発生する。すなわち、第2アーム4の自重に起因する力が第2アーム4に加わるためである。したがって、少なくとも、第1アーム2と第2アーム4とのいずれか1つのアームに発生する歪が検知されることによって、検出素子1に生ずる加速度が検出される。
以上のことによって、検出素子1に加わる、互いに異なる複数の慣性力が検出される。また、検出素子1に加わる、互いに異なる複数の検出軸の慣性力が検出される。このようにして、実装面積が低減されて、小型化された検出素子1が実現される。
なお、本発明の検出素子1は、第2アーム4の端部4bが駆動振動されるとともに、第2アーム4が折曲部4aにおいて折曲された形状を有する。このことによって、実装面積が小さく小型化された検出素子1が実現される。さらに、駆動振動される第2アーム4の端部4bと検出素子1が固定される基部9との距離が実質的に長くなる。このことによって、各方向の角速度と加速度との検出感度が高められる。したがって、小型化された検出素子1を用いて、複数の異なる角速度と加速度とが高感度で検出される。
さらに、第2アーム4の端部4bには、錘部18が形成されている。錘部18の質量の効果によって、加速度の検出感度が向上する。同時に、駆動振動における端部4bの振幅が大きくなり、角速度の検出感度も向上する。これらの効果は、錘部18によって、積定数(質量×移動速度)が大きくなるため、駆動振動によって発生するコリオリ力が大きくなるからである。
なお、図1Aに示す検出素子1には、錘部18が形成されている。しかしながら、錘部18は、必ずしも必要ではない。錘部18を設けることによって、錘部18の質量の効果が発揮され、加速度と角速度との検出感度が向上する。しかしながら、たとえば、図2Aに示すように、錘部18を有さない検出素子1であっても、本発明の作用と効果とは発揮される。すなわち、検出素子1は、第1アーム2と第2アーム4とが実質的に直交方向に連結されることによって、第1の直交アーム6が形成される。さらに、第2アーム4が折曲部4aで折曲されて、端部4bが第1アーム2を挟んで対向する構成を有する。この構成によって、複数の異なる角速度と加速度とが、簡単な構成の検出素子1によって検出される。
また、第2アーム4は、複数の折曲部4aで折曲されることによって、端部4bが第2アーム4と対向する構成であってもよい。さらにまた、図2Bに示すように、複数の折曲部4aでメアンダー(meander)状に折曲されて、端部4bが第2アーム4と対向する構成であってもよい。検出素子1が、このように構成されることによって、駆動振動される第2アーム4の端部4bと検出素子1が固定される基部9との距離が実質的に長くなる。このことによって、上記の作用と効果とがより向上する。したがって、実装面積が小さく小型化され、高い検出感度を有する検出素子1が実現される。
なお、検出素子1に加えられる駆動振動の位置は、必ずしも、第2アーム4の端部4bに限らない。第2アーム4のその他の位置、またはその他のアームが駆動振動されてもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2による慣性力センサとして、図3に示すような構成であってもよい。実施の形態2による慣性力センサにおいて、実施の形態1による慣性力センサと同様の構成については、同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
図3に示すように、検出素子1は、2つの第1アーム2を支持する支持部8が2つの固定用アーム10に連結されている。固定用アーム10の端部10bには、それぞれの基部9が形成されている。基部9は、検出素子1が実装される実装基板(図示せず)に固定される。第2アーム4のそれぞれの端部4bは、互いに固定用アーム10とは遠ざかる側に、折曲部4aで折曲された構成である。なお、図示しないが、第2アーム4の端部4bに錘部18が形成されてもよい。
実施の形態2による慣性力センサ20は、実施の形態1による慣性力センサ20と同様に、検出素子1は、シリコン基板を材料として一体成形される。そして、駆動振動されるアームは第2アーム4の端部4bであり、歪が検知されるアームは第1アーム2と第2アーム4と固定用アーム10とである。したがって、端部4bに駆動電極(図示せず)が配置され、第1アーム2と第2アーム4と固定用アーム10とに検知電極(図示せず)が配置されている。
さらに、実施の形態1と同様に、たとえば、図3に示すように、実線の矢印と点線の矢印とが交互に繰り返される駆動振動が端部4bのX軸方向に加えられる。端部4bの駆動振動に対応したコリオリ力による歪が検出されることによって、角速度が検出される。
なお、図3に示す検出素子1では、特に、Y軸方向の加速度に起因した歪が固定用アーム10に発生する。固定用アーム10に発生する歪が検知電極を用いて検知されることによって、Y軸方向の加速度の検出が可能である。したがって、実施の形態1と同様に、実装面積が低減されて、小型化された検出素子1が実現される。
なお、検出素子1に加えられる駆動振動の位置は、必ずしも、第2アーム4の端部4bに限らない。第2アーム4のその他の位置、またはその他のアームが駆動振動されてもよい。
(実施の形態3)
図4Aは本発明の実施の形態3における慣性力センサに用いられる検出素子の平面図であり、図4Bは、図4Aに示す検出素子の動作状態図である。なお、実施の形態3による慣性力センサにおいて、実施の形態1または2による慣性力センサと同様の構成については、同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
図4Aにおいて、慣性力センサ20は、慣性力を検出するための検出素子1と処理回路(図示せず)とを有している。検出素子1は、2つの第1の直交アーム6と支持部8と2つの固定用アーム10とを有する。第1の直交アーム6は、それぞれ、第1アーム2と第2アーム4とを有し、第1アーム2が第2アーム4と実質的に直交方向に連結されて形成されている。支持部8は2つの第1アーム2を支持する。固定用アーム10は、一端が支持部8に連結され、他端である端部10bに基部9が形成されている。基部9は、検出素子1が実装される実装基板(図示せず)に固定されている。さらに、固定用アーム10は、それぞれ、第3アーム12と第4アーム14とを有し、第3アーム12が第4アーム14と実質的に直交方向に連結されて形成されている。すなわち、固定用アーム10は、第3アーム12と第4アーム14とによって構成された第2の直交アーム7を構成する。なお、基部9が形成されている固定用アーム10の端部10bは、第4アーム14の端部でもあり、第2の直交アーム7の端部でもある。さらに、それぞれの第2アーム4が折曲部4aで折曲され、第2アーム4のそれぞれの端部4bが第1アーム2と対向する。なお、第1アーム2と第2アーム4の端部4bとは、外観上、固定用アーム10を間に挟んで対向している。さらに、それぞれの第2アーム4が折曲部4aで折曲されることによって、第2アーム4の端部4bは別の第2アーム4の端部4bとも対向している。
また、検出素子1は、第1アーム2と支持部8とが実質的に同一直線上に配置されている。また、第3アーム12と支持部8とが実質的に同一直線上に配置されている。さらに、第1アーム2と第3アーム12とが互いに実質的に直交方向に配置されている。なお、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸に対して、第1アーム2の長手方向と第4アーム14の長手方向とがY軸方向に配置され、第2アーム4の長手方向と第3アーム12の長手方向とがX軸方向に配置されている。
さらに、検出素子1は、実施の形態1と同様に、シリコン基板を材料として一体成形されている。なお、図4Aに示す検出素子1において、駆動振動されるアームは第2アーム4の端部4bであり、歪が検知されるアームは、第1アーム2と第2アーム4と第3アーム12と第4アーム14とである。したがって、端部4bに駆動電極(図示せず)が配置され、第1アーム2と第2アーム4と第3アーム12と第4アーム14とに検知電極(図示せず)が配置されている。なお、検知電極は、必ずしも、第1アーム2と第2アーム4と第3アーム12と第4アーム14とのすべてのアームに設けられていなくてもよい。検知電極は、歪を検知するべきアームに設けられていればよい。
上記の構成によって、角速度については、たとえば、図4Bに示すように、第2アーム4の端部4bをX軸方向に駆動振動すれば、Z軸回りの角速度に起因した歪が第2アーム4のY軸方向に発生する。すなわち、駆動振動に対応したコリオリ力が第2アーム4のY軸方向に発生するためである。同時に、Y軸回りの角速度に起因した歪が第2アーム4のZ軸方向に発生する。すなわち、駆動振動に対応したコリオリ力が第2アーム4のZ軸方向に発生するためである。したがって、第2アーム4のY軸方向とZ軸方向とに発生する歪が検知されることによって、検出素子1に生ずる角速度が検出される。なお、端部4bのX軸方向の駆動振動は、たとえば、図4Bに示す、実線の矢印と点線の矢印とが交互に繰り返される駆動振動である。
また、加速度については、たとえば、同様に、図4Bに示すように、X軸方向の加速度に起因した歪が第4アーム14に発生する。すなわち、第1アーム2と第2アーム4と第3アーム12との自重に起因する力が第4アーム14に加わるためである。同時に、Y軸方向の加速度に起因した歪が第3アーム12に発生する。すなわち、第1アーム2と第2アーム4との自重に起因する力が第3アーム12に加わるためである。したがって、少なくとも第3アーム12と第4アーム14とのいずれか1つのアームに発生する歪が検知されることによって、検出素子1に生ずる加速度が検出される。
以上のことによって、検出素子1に加わる、互いに異なる複数の慣性力が検出される。また、検出素子1に加わる、互いに異なる複数の検出軸の慣性力が検出される。このようにして、実装面積が低減されて、小型化された検出素子1が実現される。
なお、本発明の検出素子1は、第2アーム4の端部4bが駆動振動されるとともに、第2アーム4が折曲部4aにおいて折曲された形状を有する。このことによって、実装面積が小さく小型化された検出素子1が実現される。さらに、駆動振動される第2アーム4の端部4bと検出素子1が固定される基部9との距離が実質的に長くなる。このことによって、各方向の角速度と加速度との検出感度が高められる。したがって、小型化された検出素子1を用いて、各方向の角速度と加速度とが高感度で検出される。さらに、本発明の検出素子1は、複数の異なる第1の直交アーム6と第2の直交アーム7とを有する。このことによって、実装面積が小さく検出感度の優れた検出素子1が実現される。
さらに、第2アーム4の端部4bには、錘部18が形成されている。錘部18の質量の効果によって、加速度の検出感度が向上する。同時に、駆動振動における端部4bの振幅が大きくなり、角速度の検出感度も向上する。なお、錘部18が形成されることによる効果は、実施の形態1と同様である。
なお、図4Aに示す検出素子1には、錘部18が形成されている。しかしながら、錘部18は、必ずしも必要ではない。たとえば、図5Aに示すように、錘部18を有さない検出素子1であっても、本発明の作用と効果とは発揮される。すなわち、複数の異なる角速度と加速度とが感度よく検出される。
また、第2アーム4は、複数の折曲部4aで折曲されることによって、端部4bが第2アーム4と対向する構成であってもよい。さらにまた、図5Bに示すように、第2アーム4は、複数の折曲部4aでメアンダー状に折曲されて、端部4bが第2アーム4と対向する構成であってもよい。検出素子1が、このように構成されることによって、上記の作用と効果とがより向上する。したがって、実装面積が小さく小型化され、高い検出感度を有する検出素子1が実現される。
なお、検出素子1に加えられる駆動振動の位置は、必ずしも、第2アーム4の端部4bに限らない。第2アーム4のその他の位置、またはその他のアームが駆動振動されてもよい。
(実施の形態4)
図6Aは本発明の実施の形態4における慣性力センサに用いられる検出素子の平面図であり、図6Bは図6Aに示す検出素子の動作状態図である。なお、実施の形態4による慣性力センサにおいて、実施の形態1から3による慣性力センサと同様の構成については、同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
図6Aにおいて、慣性力センサ20は、慣性力を検出するための検出素子1と処理回路(図示せず)とを有している。検出素子1は、2つの第1の直交アーム6と支持部8と2つの固定用アーム10とを有する。第1の直交アーム6は、それぞれ、第1アーム2と第2アーム4とを有し、第1アーム2が第2アーム4と実質的に直交方向に連結されて形成されている。支持部8は2つの第1アーム2を支持する。固定用アーム10は、一端が支持部8に連結され、他端である端部10bに基部9が形成されている。基部9は、検出素子1が実装される実装基板(図示せず)に固定されている。さらに、それぞれの第2アーム4が折曲部4aで折曲され、第2アーム4のそれぞれの端部4bが第2アーム4と対向する。また、第2アーム4の端部4bには錘部18が形成されている。
また、検出素子1は、第1アーム2と支持部8とが実質的に同一直線上に配置されている。また、固定用アーム10と支持部8とが実質的に同一直線上に配置されている。さらに、第1アーム2と固定用アーム10とが互いに実質的に直交方向に配置されている。なお、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸に対して、第1アーム2の長手方向がY軸方向に配置され、第2アーム4の長手方向がX軸方向に配置されている。
さらに、検出素子1は、実施の形態1と同様に、シリコン基板を材料として一体成形されている。なお、図6Aに示す検出素子1において、駆動振動されるアームは第2アーム4の端部4bであり、歪が検知されるアームは、第1アーム2と第2アーム4と固定用アーム10とである。したがって、端部4bに駆動電極(図示せず)が配置され、第1アーム2と第2アーム4と固定用アーム10とに検知電極(図示せず)が配置されている。なお、検知電極は、必ずしも、第1アーム2と第2アーム4と固定用アーム10とのすべてのアームに設けられていなくてもよい。検知電極は、歪を検知するべきアームに設けられていればよい。
上記の構成によって、角速度については、たとえば、図6Bに示すように、第2アーム4の端部4bをY軸方向に駆動振動すれば、Z軸回りの角速度に起因した歪が第1アーム2のX軸方向に発生する。すなわち、駆動振動に対応したコリオリ力が第2アーム4のX軸方向に発生するためである。同時に、X軸回りの角速度に起因した歪が第2アーム4のZ軸方向に発生する。すなわち、駆動振動に対応したコリオリ力が第2アーム4のZ軸方向に発生するためである。したがって、第1アーム2のX軸方向と第2アーム4のZ軸方向とに発生する歪が検知されることによって、検出素子1に生ずる角速度が検出される。なお、端部4bのY軸方向の駆動振動は、たとえば、図6Bに示す、実線の矢印と点線の矢印とが交互に繰り返される駆動振動である。
また、加速度については、たとえば、同様に、図6Bに示すように、X軸方向の加速度に起因した歪が第1アーム2に発生する。すなわち、第2アーム4の自重に起因する力が第1アーム2に加わるためである。同時に、Y軸方向の加速度に起因した歪が固定用アーム10に発生する。すなわち、第1アーム2と第2アーム4との自重に起因する力が固定用アーム10に加わるためである。したがって、少なくとも第1アーム2と固定用アーム10とのいずれか1つのアームに発生する歪が検知されることによって、検出素子1に生ずる加速度が検出される。
以上のことによって、検出素子1に加わる、互いに異なる複数の慣性力が検出される。また、検出素子1に加わる、互いに異なる複数の検出軸の慣性力が検出される。したがって、実装面積が低減されて、小型化された検出素子1が実現される。
なお、検出素子1は、第2アーム4が折曲部4aにおいて折曲されて、第2アーム4が相互に対向して配置されている。このことによって、実装面積が小さく小型化された検出素子1が実現される。さらに、第2アーム4の端部4bが駆動振動されることによって、各アームの歪が検知される。すなわち、検出素子1が、このように構成されることによって、駆動振動される第2アーム4の端部4bと検出素子1が固定される基部9との距離が実質的に長くなる。このことによって、駆動振動における端部4bの振幅が大きくなり、角速度の検出感度が向上する。したがって、小型化された検出素子1を用いて、複数の異なる角速度と加速度とが高感度で検出される。
さらに、第2アーム4の端部4bには、錘部18が形成されている。錘部18の質量の効果によって、加速度の検出感度が向上する。同時に、駆動振動における端部4bの振幅が大きくなり、角速度の検出感度も向上する。なお、錘部18が形成されることによる効果は、実施の形態1と同様である。
なお、図6Aに示す検出素子1には、錘部18が形成されている。しかしながら、錘部18は、必ずしも必要ではない。たとえば、図7Aに示すように、錘部18を有さない検出素子1であっても、本発明の作用と効果とは発揮される。すなわち、複数の異なる角速度と加速度とが感度よく検出される。
また、第2アーム4は、複数の折曲部4aで折曲されることによって、端部4bが第2アーム4と対向する構成であってもよい。さらにまた、図7Bに示すように、第2アーム4は、複数の折曲部4aでメアンダー状に折曲されて、端部4bが第2アーム4と対向する構成であってもよい。検出素子1が、このように構成されることによって、角速度の検出感度が向上する。したがって、実装面積が小さく小型化され、高い検出感度を有する検出素子1が実現される。
なお、検出素子1に加えられる駆動振動の位置は、必ずしも、第2アーム4の端部4bに限らない。第2アーム4のその他の位置、またはその他のアームが駆動振動されてもよい。
(実施の形態5)
図8Aは本発明の実施の形態5における慣性力センサに用いられる検出素子の平面図であり、図8Bは図8Aに示す検出素子の動作状態図である。なお、実施の形態5による慣性力センサにおいて、実施の形態1から4による慣性力センサと同様の構成については、同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
図8Aにおいて、慣性力センサ20は、慣性力を検出する検出素子1と処理回路(図示せず)とを有している。検出素子1は、2つの第1の直交アーム6と支持部8と2つの固定用アーム10とを有する。第1の直交アーム6は、それぞれ、第1アーム2と第2アーム4とを有し、第1アーム2が第2アーム4と実質的に直交方向に連結されて形成されている。支持部8は2つの第1アーム2を支持する。固定用アーム10は、一端が支持部8に連結され、他端である端部10bに基部9が形成されている。基部9は、検出素子1が実装される実装基板(図示せず)に固定されている。さらに、固定用アーム10は、それぞれ、第3アーム12と第4アーム14とを有し、第3アーム12が第4アーム14と実質的に直交方向に連結されて形成されている。すなわち、固定用アーム10は、第3アーム12と第4アーム14とによって構成された第2の直交アーム7を構成する。なお、基部9が形成されている固定用アーム10の端部10bは、第4アーム14の端部でもあり、第2の直交アーム7の端部でもある。さらに、第3アーム12の少なくとも一部が第1アーム2を兼ねている。さらに、それぞれの第2アーム4が折曲部4aで折曲され、第2アーム4のそれぞれの端部4bが第2アーム4と相互に対向している。さらに、それぞれの第2アーム4が折曲部4aで折曲されることによって、第2アーム4の端部4bは第4アーム14とも対向している。
また、検出素子1は、第3アーム12と支持部8とが実質的に同一直線上に配置されている。言い換えると、第1アーム2と支持部8とが実質的に同一直線上に配置されている。なお、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸に対して、第1アーム2の長手方向と第3アーム12の長手方向とがY軸方向に配置され、第2アーム4の長手方向と第4アーム14の長手方向とがX軸方向に配置されている。
さらに、検出素子1は、実施の形態1と同様に、シリコン基板を材料として一体成形されている。なお、図8Aに示す検出素子1において、駆動振動されるアームは第2アーム4の端部4bであり、歪が検知されるアームは第1アーム2と第2アーム4と固定用アーム10とである。したがって、端部4bに駆動電極(図示せず)が配置され、第1アーム2と第2アーム4と第3アーム12と第4アーム14とに検知電極(図示せず)が配置されている。なお、検知電極は、必ずしも、第1アーム2と第2アーム4と第3アーム12と第4アーム14とのすべてのアームに設けられていなくてもよい。検知電極は、歪を検知するべきアームに設けられていればよい。
上記の構成によって、角速度については、たとえば、図8Bに示すように、第2アーム4の端部4bをY軸方向に駆動振動すれば、Z軸回りの角速度に起因した歪が第3アーム12のX軸方向に発生する。すなわち、駆動振動に対応したコリオリ力が第2アーム4のX軸方向に発生するためである。同時に、X軸回りの角速度に起因した歪が第2アーム4と第3アーム12と第4アーム14とのZ軸方向に発生する。すなわち、駆動振動に対応したコリオリ力が第2アーム4と第3アーム12と第4アーム14とのZ軸方向に発生するためである。したがって、第2アーム4のY軸方向と、少なくとも第2アーム4と第3アーム12と第4アーム14とのいずれか1つのアームのZ軸方向と、に発生する歪が検知されることによって、検出素子1に生ずる角速度が検出される。なお、端部4bのY軸方向の駆動振動は、たとえば、図8Bに示す、実線の矢印と点線の矢印とが交互に繰り返される駆動振動である。
また、加速度については、たとえば、同様に、図8Bに示すように、X軸方向の加速度に起因した歪が第3アーム12に発生する。すなわち、第2アーム4の自重に起因する力が第3アーム12に加わるためである。同時に、Y軸方向の加速度に起因した歪が第4アーム14に発生する。すなわち、第2アーム4と第3アーム12との自重に起因する力が第4アーム14に加わるためである。したがって、少なくとも第3アーム12と第4アーム14とのいずれか1つのアームに発生する歪が検知されることによって、検出素子1に生ずる加速度が検出される。
以上のことによって、検出素子1に加わる、互いに異なる複数の慣性力が検出される。また、検出素子1に加わる、互いに異なる複数の検出軸の慣性力が検出される。このようにして、実装面積が低減されて、小型化された検出素子1が実現される。
なお、検出素子1は、第2アーム4が折曲部4aにおいて折曲されて、第2アーム4が相互に対向して配置されている。このことによって、実装面積が小さく小型化された検出素子1が実現される。さらに、第2アーム4の端部4bが駆動振動されることによって、各アームの歪が検知される。すなわち、検出素子1が、このように構成されることによって、駆動振動される第2アーム4の端部4bと検出素子1が固定される基部9との距離が実質的に長くなる。このことによって、駆動振動における端部4bの振幅が大きくなり、角速度の検出感度が向上する。したがって、小型化された検出素子1を用いて、複数の異なる角速度と加速度とが高感度で検出される。
また、第2アーム4は、複数の折曲部4aで折曲されることによって、端部4bが第2アーム4と対向する構成であってもよい。さらにまた、図9に示すように、第2アーム4は、複数の折曲部4aでメアンダー状に折曲されて、端部4bが第2アーム4と対向する構成であってもよい。検出素子1が、このように構成されることによって、角速度の検出感度が向上する。したがって、実装面積が小さく小型化され、高い検出感度を有する検出素子1が実現される。
さらに、第2アーム4の端部4bに、錘部18が形成された場合、加速度の検出感度がより向上する。さらに、駆動振動における端部4bの振幅が大きくなることによって、角速度の検出感度も向上する。
したがって、図10に示すように、第2アーム4が折曲部4aで折曲され、端部4bが第2アーム4と対向する構成であり、端部4bに錘部18が形成された場合、角速度と加速度との両方の検出感度が向上する。
なお、検出素子1に加えられる駆動振動の位置は、必ずしも、第2アーム4の端部4bに限らない。第2アーム4のその他の位置、またはその他のアームが駆動振動されてもよい。
(実施の形態6)
図11は本発明の実施の形態6における慣性力センサに用いられる検出素子の平面図であり、図12は図11に示す検出素子の動作状態図である。なお、実施の形態6による慣性力センサにおいて、実施の形態1から5による慣性力センサと同様の構成については、同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
図11において、慣性力センサ20は、慣性力を検出するための検出素子1と処理回路(図示せず)とを有している。検出素子1は、2つの第1の直交アーム6と支持部8と2つの固定用アーム10とを有する。第1の直交アーム6は、それぞれ、第1アーム2と第2アーム4とを有し、第1アーム2が第2アーム4と実質的に直交方向に連結されて形成されている。支持部8は2つの第1アーム2を支持する。固定用アーム10は、一端が支持部8に連結され、他端である端部10bに基部9が形成されている。基部9は、検出素子1が実装される実装基板(図示せず)に固定されている。さらに、固定用アーム10の少なくとも一部が第1アーム2を兼ねている。
また、検出素子1は、固定用アーム10と支持部8とが実質的に同一直線上に配置されている。言い換えると、第1アーム2と支持部8とが実質的に同一直線上に配置されている。また、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸に対して、第1アーム2の長手方向と固定用アーム10の長手方向とがY軸方向に配置され、第2アーム4の長手方向がX軸方向に配置されている。
さらに、検出素子1は、実施の形態1と同様に、シリコン基板を材料として一体成形されている。なお、図11に示す検出素子1において、駆動振動させるアームは第2アーム4の端部4bであり、歪が検知させるアームは、第2アーム4と固定用アーム10とである。したがって、端部4bに駆動電極(図示せず)が配置され、第2アーム4と固定用アーム10とに検知電極(図示せず)が配置されている。なお、検知電極は、必ずしも、第1アーム2と第2アーム4と固定用アーム10とのすべてのアームに設けられていなくてもよい。検知電極は、歪を検知するべきアームに設けられていればよい。
上記の構成によって、角速度については、たとえば、図12に示すように、第2アーム4の端部4bをY軸方向に駆動振動すれば、Z軸回りの角速度に起因した歪が固定用アーム10のX軸方向に発生する。すなわち、駆動振動に対応したコリオリ力が第2アーム4のX軸方向に発生するためである。同時に、X軸回りの角速度に起因した歪が固定用アーム10と第2アーム4とのZ軸方向に発生する。すなわち、駆動振動に対応したコリオリ力が第2アーム4と固定用アーム10とのZ軸方向に発生するためである。したがって、固定用アーム10のX軸方向と、少なくとも第2アーム4と固定用アーム10とのいずれか1つのアームのZ軸方向と、に発生する歪が検知されることによって、検出素子1に生ずる角速度が検出される。なお、端部4bのY軸方向の駆動振動は、たとえば、図12に示す、実線の矢印と点線の矢印とが交互に繰り返される駆動振動である。
また、加速度については、たとえば、同様に、図12に示すように、X軸方向の加速度に起因した歪が固定用アーム10に発生する。すなわち、第2アーム4の自重に起因する力が固定用アーム10に加わるためである。同時に、Y軸方向の加速度に起因した歪が第2アーム4に発生する。すなわち、第2アーム4の自重に起因する力が第2アーム4に加わるためである。したがって、少なくとも固定用アーム10と第2アーム4とのいずれか1つのアームに発生する歪が検知されることによって、検出素子1に生ずる加速度が検出される。
以上のことによって、検出素子1に加わる、互いに異なる複数の慣性力が検出される。また、検出素子1に加わる、互いに異なる複数の検出軸の慣性力が検出される。このようにして、実装面積が低減されて、小型化された検出素子1が実現される。
さらに、図13に示すように、第2アーム4の端部4bに、錘部18が形成された場合、加速度の検出感度がより向上する。さらに、駆動振動における端部4bの振幅が大きくなることによって、角速度の検出感度も向上する。
また、図14Aに示すように、第2アーム4が複数の折曲部4aで折曲されることによって、端部4bが第2アーム4対向する構成であってもよい。さらにまた、図14Bに示すように、第2アーム4は、複数の折曲部4aでメアンダー状に折曲されて、端部4bが第2アーム4と対向する構成であってもよい。検出素子1が、このように構成されることによって、駆動振動における端部4bの振幅が大きくなり角速度の検出感度が向上する。したがって、実装面積が小さく小型化され、高い検出感度を有する検出素子1が実現される。
なお、検出素子1に加えられる駆動振動の位置は、必ずしも、第2アーム4の端部4bに限らない。第2アーム4のその他の位置、またはその他のアームが駆動振動されてもよい。
本発明に係る慣性力センサは、複数の慣性力の検出と、複数の検出軸の慣性力の検出とが可能で、各種電子機器に適用される。
本発明の実施の形態1における慣性力センサに用いられる検出素子を示す平面図 図1Aに示す検出素子の動作状態を示す動作状態図 本発明の実施の形態1における別の態様による検出素子を示す平面図 本発明の実施の形態1におけるさらに別の態様による検出素子を示す平面図 本発明の実施の形態2における慣性力センサの動作状態を示す動作状態図 本発明の実施の形態3における慣性力センサに用いられる検出素子を示す平面図 図4Aに示す検出素子の動作状態を示す動作状態図 本発明の実施の形態3における別の態様による検出素子を示す平面図 本発明の実施の形態3におけるさらに別の態様による検出素子を示す平面図 本発明の実施の形態4における慣性力センサに用いられる検出素子の平面図 図6Aに示す検出素子の動作状態を示す動作状態図 本発明の実施の形態4における別の態様による検出素子を示す平面図 本発明の実施の形態4におけるさらに別の態様による検出素子を示す平面図 本発明の実施の形態5における慣性力センサに用いられる検出素子の平面図 図8Aに示す検出素子の動作状態を示す動作状態図 本発明の実施の形態5における別の態様による検出素子を示す平面図 本発明の実施の形態5におけるさらに別の態様による検出素子の斜視図 本発明の実施の形態6における慣性力センサに用いられる検出素子の平面図 図11に示す検出素子の動作状態を示す動作状態図 本発明の実施の形態6における別の態様による検出素子の平面図 本発明の実施の形態6におけるさらに別の態様による検出素子の平面図 本発明の実施の形態6におけるさらに別の態様による検出素子の平面図
符号の説明
1 検出素子
2 第1アーム
4 第2アーム
4a 折曲部
4b 端部
6 第1の直交アーム
7 第2の直交アーム
8 支持部
9 基部
10 固定用アーム
10b 端部
12 第3アーム
14 第4アーム
18 錘部
20 慣性力センサ

Claims (7)

  1. 互いに直交するX軸、Y軸、Z軸において、
    慣性力を検出するための検出素子を備え、
    前記検出素子は、
    支持部と、
    前記支持部からY軸の正方向および負方向にそれぞれ延伸した2つの直交アームと、
    一端が前記支持部に連結され、他端に基部が形成された2つの固定用アームと、
    を有し、
    前記2つの直交アームはそれぞれ、一端が前記支持部に接続されるとともにY軸方向に延伸した第1アームと、中央部が前記第1アームの他端に接続されるとともにX軸方向に延伸した第2アームと、を有し、
    前記2つの固定用アームは、それぞれ、第3アームと第4アームとを有し、前記第3アームが前記第4アームと実質的に直交方向に連結された第2の直交アームであり、
    前記基部が形成されている固定用アームの端部は前記第4アームの端部でもあり、かつ、前記第2の直交アームの端部でもあり、
    前記第3アームの少なくとも一部が前記第1アームと兼ねており、
    前記第2アームは複数の折曲部で折曲され、端部が前記第2アームと対向する
    慣性力センサ。
  2. 前記第2アームの端部はY軸方向に駆動振動され、
    少なくとも前記第1アームと前記第2アームと前記第3アームと前記第4アームとのいずれか1つのアームの歪を検知することによって、角速度を検出する、
    請求項に記載の慣性力センサ。
  3. 少なくとも前記第1アームと前記第2アームと前記第3アームと前記第4アームとのいずれか1つのアームの歪を検知することによって、加速度を検出する、
    請求項に記載の慣性力センサ。
  4. 前記検出素子は、
    前記第2アームの端部に形成された錘部を、さらに備えた、
    請求項に記載の慣性力センサ。
  5. 前記第2アームの端部がメアンダー状に折曲された、
    請求項に記載の慣性力センサ。
  6. 前記第2アームの端部はY軸方向に駆動振動され、
    前記第2アームのY軸方向に発生する歪によりZ軸回りの角速度を検出し、
    前記第2アームと前記第3アームと前記第4アームとのいずれか1つのアームのZ軸方向に発生する歪によりX軸回りの角速度を検出する
    請求項1に記載の慣性力センサ。
  7. 前記2つの直交アームのうち、一方の直交アームが有する第2アームはY軸の正方向に折曲され、他方の直交アームが有する第2アームはY軸の負方向に折曲された請求項1に記載の慣性力センサ。
JP2007555923A 2006-01-24 2007-01-22 慣性力センサ Active JP5205970B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007555923A JP5205970B2 (ja) 2006-01-24 2007-01-22 慣性力センサ

Applications Claiming Priority (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006014854 2006-01-24
JP2006014858 2006-01-24
JP2006014854 2006-01-24
JP2006014856 2006-01-24
JP2006014859 2006-01-24
JP2006014852 2006-01-24
JP2006014856 2006-01-24
JP2006014852 2006-01-24
JP2006014859 2006-01-24
JP2006014858 2006-01-24
JP2007555923A JP5205970B2 (ja) 2006-01-24 2007-01-22 慣性力センサ
PCT/JP2007/050901 WO2007086337A1 (ja) 2006-01-24 2007-01-22 慣性力センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007086337A1 JPWO2007086337A1 (ja) 2009-06-18
JP5205970B2 true JP5205970B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=38309130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007555923A Active JP5205970B2 (ja) 2006-01-24 2007-01-22 慣性力センサ

Country Status (5)

Country Link
US (6) US20090064783A1 (ja)
EP (2) EP1947420B1 (ja)
JP (1) JP5205970B2 (ja)
CN (2) CN101360968B (ja)
WO (1) WO2007086337A1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101360968B (zh) 2006-01-24 2013-06-05 松下电器产业株式会社 惯性力传感器
JPWO2009044522A1 (ja) * 2007-10-01 2011-02-03 パナソニック株式会社 慣性力センサ
JP5407259B2 (ja) * 2008-10-07 2014-02-05 パナソニック株式会社 角速度センサ素子
JP5471217B2 (ja) * 2009-09-14 2014-04-16 パナソニック株式会社 角速度センサユニットおよびその信号検出方法
WO2010041422A1 (ja) * 2008-10-07 2010-04-15 パナソニック株式会社 角速度センサ素子およびこれを用いた角速度センサと角速度センサユニット及びその信号検出方法
JP2010117293A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Alps Electric Co Ltd 角速度センサ
JP2010117292A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Alps Electric Co Ltd 角速度センサ
JP5527015B2 (ja) * 2010-05-26 2014-06-18 セイコーエプソン株式会社 素子構造体、慣性センサー、電子機器
WO2011161958A1 (ja) * 2010-06-25 2011-12-29 パナソニック株式会社 慣性力検出素子とそれを用いた慣性力センサ
JP6078901B2 (ja) * 2010-12-28 2017-02-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 検出素子及びこの検出素子を用いた角速度センサ
US8573057B2 (en) * 2011-04-28 2013-11-05 Custom Sensors & Technologies, Inc. Sensor mount vibration reduction
JP5682495B2 (ja) * 2011-07-28 2015-03-11 セイコーエプソン株式会社 物理量検出素子、物理量検出装置、および電子機器
CN103688136B (zh) * 2011-08-01 2017-02-15 株式会社村田制作所 振动器以及振动陀螺仪
JP6003150B2 (ja) * 2012-03-28 2016-10-05 セイコーエプソン株式会社 振動片およびジャイロセンサー並びに電子機器および移動体
US9702696B2 (en) 2012-10-19 2017-07-11 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Angular velocity sensor
JP5849243B2 (ja) * 2012-12-28 2016-01-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 角速度センサ素子
JP5786141B2 (ja) * 2012-12-28 2015-09-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 角速度センサ素子
EP2976597A4 (en) * 2013-03-20 2016-11-16 Lumedyne Technologies Inc INERTIAL SENSOR USING SLIPPING PROXIMITY SWITCHES
JPWO2015075908A1 (ja) * 2013-11-19 2017-03-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 角速度センサ素子およびそれを用いた角速度センサ
JP6329001B2 (ja) * 2014-05-28 2018-05-23 京セラ株式会社 角速度センサ及びセンサ素子
JPWO2016035277A1 (ja) * 2014-09-01 2017-06-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 角速度センサ素子
JP5849190B2 (ja) * 2014-11-05 2016-01-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 角速度センサ素子
US10634499B2 (en) * 2015-06-11 2020-04-28 Georgia Tech Research Corporation MEMS inertial measurement apparatus having slanted electrodes for quadrature tuning
JP6074629B2 (ja) * 2015-06-30 2017-02-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 角速度センサ素子及び角速度センサ
DE112018000491T5 (de) * 2017-01-24 2019-10-31 Kyocera Corporation Sensorelement, Winkelgeschwindigkeitssensor und Multiaxialwinkelgeschwindigkeitssensor
US10217304B2 (en) * 2017-06-12 2019-02-26 Ivtes Ltd. Intelligent vehicular electronic key system
US11287441B2 (en) 2019-11-07 2022-03-29 Honeywell International Inc. Resonator including one or more mechanical beams with added mass

Citations (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10153432A (ja) * 1996-11-26 1998-06-09 Ngk Insulators Ltd 振動型ジャイロスコープ
JPH10160478A (ja) * 1996-11-28 1998-06-19 Ngk Insulators Ltd 振動子、振動子の調整方法およびこの振動子を使用した振動型ジャイロスコープ
JPH10260043A (ja) * 1997-03-17 1998-09-29 Toyota Motor Corp 角速度検出装置
JPH1172334A (ja) * 1996-11-28 1999-03-16 Ngk Insulators Ltd 振動子、振動型ジャイロスコープおよび振動子の調整方法
JPH1172333A (ja) * 1997-07-04 1999-03-16 Ngk Insulators Ltd 振動子、振動型ジャイロスコープおよび直線加速度計
JPH11173857A (ja) * 1997-06-23 1999-07-02 Ngk Insulators Ltd 振動型ジャイロスコープ、これに使用する振動子、振動子の振動の解析方法、振動子の支持方法および振動型ジャイロスコープの製造方法
JPH11230759A (ja) * 1998-02-09 1999-08-27 Miyota Kk 運動センサ
JPH11230756A (ja) * 1998-02-09 1999-08-27 Ngk Insulators Ltd 振動子、振動型ジャイロスコープ、直線加速度計および回転角速度の測定方法
JPH11281372A (ja) * 1997-11-04 1999-10-15 Ngk Insulators Ltd 振動子、振動型ジャイロスコープ、直線加速度計および回転角速度の測定方法
JP2000180182A (ja) * 1998-12-18 2000-06-30 Ngk Insulators Ltd 振動型ジャイロスコープ
JP2001012953A (ja) * 1999-07-01 2001-01-19 Ngk Insulators Ltd 振動型ジャイロスコープ
JP2001050751A (ja) * 1999-08-05 2001-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 角速度センサ
JP2001082963A (ja) * 1999-09-13 2001-03-30 Yoshiaki Kato 運動センサ振動体および振動ジャイロスコープ
JP2002022445A (ja) * 2000-07-03 2002-01-23 Yoshiro Tomikawa 運動センサ
JP2003008093A (ja) * 2001-06-18 2003-01-10 Ngk Insulators Ltd 圧電/電歪デバイスおよびその製造方法
JP2003337025A (ja) * 2002-03-13 2003-11-28 Ngk Insulators Ltd 振動子および振動型ジャイロスコープ
JP2005062160A (ja) * 2003-07-25 2005-03-10 Seiko Epson Corp 圧電振動片、圧電振動片の支持構造、圧電振動子及び振動型圧電ジャイロスコープ
JP2005233701A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Ngk Insulators Ltd 振動子部品および振動子の支持構造
JP2005249746A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Ngk Insulators Ltd 振動子および物理量測定装置
JP2006201011A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Seiko Epson Corp 振動ジャイロ素子、振動ジャイロ素子の支持構造およびジャイロセンサ
JP2006250769A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Seiko Epson Corp 振動ジャイロ素子
JP2007108044A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Nec Tokin Corp 振動ジャイロ用素子及び振動ジャイロ

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5885964A (ja) 1981-07-07 1983-05-23 Clarion Co Ltd ピンチロ−ラの支持機構
US4538461A (en) * 1984-01-23 1985-09-03 Piezoelectric Technology Investors, Inc. Vibratory angular rate sensing system
US5359893A (en) 1991-12-19 1994-11-01 Motorola, Inc. Multi-axes gyroscope
JPH0791958A (ja) 1993-09-27 1995-04-07 Canon Inc 角速度センサ
SE9500729L (sv) * 1995-02-27 1996-08-28 Gert Andersson Anordning för mätning av vinkelhastighet i enkristallint material samt förfarande för framställning av sådan
US5698784A (en) * 1996-01-24 1997-12-16 Gyration, Inc. Vibratory rate gyroscope and methods of assembly and operation
DE19617666B4 (de) * 1996-05-03 2006-04-20 Robert Bosch Gmbh Mikromechanischer Drehratensensor
JP3769322B2 (ja) * 1996-06-07 2006-04-26 トヨタ自動車株式会社 角速度センサ
US6076401A (en) 1996-07-10 2000-06-20 Wacoh Corporation Angular velocity sensor
JPH1047971A (ja) * 1996-08-05 1998-02-20 Nippon Soken Inc 角速度センサ
GB2318184B (en) 1996-10-08 2000-07-05 British Aerospace A rate sensor
US5998911A (en) * 1996-11-26 1999-12-07 Ngk Insulators, Ltd. Vibrator, vibratory gyroscope, and vibration adjusting method
JP3336605B2 (ja) * 1997-02-12 2002-10-21 トヨタ自動車株式会社 角速度センサ
SE9800194D0 (sv) * 1998-01-23 1998-01-23 Gert Andersson Anordning för mätning av vinkelhastighet
JP3751745B2 (ja) * 1998-03-05 2006-03-01 日本碍子株式会社 振動子、振動型ジャイロスコープおよび回転角速度の測定方法
JP4112684B2 (ja) * 1998-06-01 2008-07-02 シチズンホールディングス株式会社 振動ジャイロ
JP4263790B2 (ja) 1998-11-13 2009-05-13 株式会社ワコー 角速度センサ
JP3796991B2 (ja) 1998-12-10 2006-07-12 株式会社デンソー 角速度センサ
JP2001074767A (ja) 1999-09-03 2001-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加速度センサおよびその製造方法
FR2798993B1 (fr) * 1999-09-28 2001-12-07 Thomson Csf Sextant Gyrometre de type diapason
EP1099930B1 (en) * 1999-11-09 2006-06-14 Alps Electric Co., Ltd. Gyroscope and input device
JP2001208546A (ja) 1999-11-16 2001-08-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 角速度センサ
JP3627618B2 (ja) 2000-04-19 2005-03-09 株式会社デンソー 角速度センサ
JP4635345B2 (ja) 2001-01-18 2011-02-23 株式会社村田製作所 角速度センサ
JP3870895B2 (ja) 2002-01-10 2007-01-24 株式会社村田製作所 角速度センサ
KR100431004B1 (ko) 2002-02-08 2004-05-12 삼성전자주식회사 회전형 비연성 멤스 자이로스코프
JP2003232803A (ja) * 2002-02-12 2003-08-22 Hitachi Metals Ltd 半導体型加速度センサ
US6765160B1 (en) * 2002-08-21 2004-07-20 The United States Of America As Represented By The Secetary Of The Army Omnidirectional microscale impact switch
JP2004077351A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 角速度センサ
JP4144495B2 (ja) * 2003-09-25 2008-09-03 株式会社村田製作所 角速度センサ
JP4433747B2 (ja) 2003-09-29 2010-03-17 株式会社村田製作所 角速度検出装置
US6939473B2 (en) 2003-10-20 2005-09-06 Invensense Inc. Method of making an X-Y axis dual-mass tuning fork gyroscope with vertically integrated electronics and wafer-scale hermetic packaging
US6892575B2 (en) 2003-10-20 2005-05-17 Invensense Inc. X-Y axis dual-mass tuning fork gyroscope with vertically integrated electronics and wafer-scale hermetic packaging
JP2005241500A (ja) 2004-02-27 2005-09-08 Mitsubishi Electric Corp 角速度センサ
JP2006105756A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 角速度センサ
CN101360968B (zh) 2006-01-24 2013-06-05 松下电器产业株式会社 惯性力传感器
JP5205725B2 (ja) 2006-08-21 2013-06-05 パナソニック株式会社 角速度センサ
US8117913B2 (en) * 2006-08-21 2012-02-21 Panasonic Corporation Angular velocity sensor

Patent Citations (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10153432A (ja) * 1996-11-26 1998-06-09 Ngk Insulators Ltd 振動型ジャイロスコープ
JPH10160478A (ja) * 1996-11-28 1998-06-19 Ngk Insulators Ltd 振動子、振動子の調整方法およびこの振動子を使用した振動型ジャイロスコープ
JPH1172334A (ja) * 1996-11-28 1999-03-16 Ngk Insulators Ltd 振動子、振動型ジャイロスコープおよび振動子の調整方法
JPH10260043A (ja) * 1997-03-17 1998-09-29 Toyota Motor Corp 角速度検出装置
JPH11173857A (ja) * 1997-06-23 1999-07-02 Ngk Insulators Ltd 振動型ジャイロスコープ、これに使用する振動子、振動子の振動の解析方法、振動子の支持方法および振動型ジャイロスコープの製造方法
JPH1172333A (ja) * 1997-07-04 1999-03-16 Ngk Insulators Ltd 振動子、振動型ジャイロスコープおよび直線加速度計
JPH11281372A (ja) * 1997-11-04 1999-10-15 Ngk Insulators Ltd 振動子、振動型ジャイロスコープ、直線加速度計および回転角速度の測定方法
JPH11230759A (ja) * 1998-02-09 1999-08-27 Miyota Kk 運動センサ
JPH11230756A (ja) * 1998-02-09 1999-08-27 Ngk Insulators Ltd 振動子、振動型ジャイロスコープ、直線加速度計および回転角速度の測定方法
JP2000180182A (ja) * 1998-12-18 2000-06-30 Ngk Insulators Ltd 振動型ジャイロスコープ
JP2001012953A (ja) * 1999-07-01 2001-01-19 Ngk Insulators Ltd 振動型ジャイロスコープ
JP2001050751A (ja) * 1999-08-05 2001-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 角速度センサ
JP2001082963A (ja) * 1999-09-13 2001-03-30 Yoshiaki Kato 運動センサ振動体および振動ジャイロスコープ
JP2002022445A (ja) * 2000-07-03 2002-01-23 Yoshiro Tomikawa 運動センサ
JP2003008093A (ja) * 2001-06-18 2003-01-10 Ngk Insulators Ltd 圧電/電歪デバイスおよびその製造方法
JP2003337025A (ja) * 2002-03-13 2003-11-28 Ngk Insulators Ltd 振動子および振動型ジャイロスコープ
JP2005062160A (ja) * 2003-07-25 2005-03-10 Seiko Epson Corp 圧電振動片、圧電振動片の支持構造、圧電振動子及び振動型圧電ジャイロスコープ
JP2005233701A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Ngk Insulators Ltd 振動子部品および振動子の支持構造
JP2005249746A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Ngk Insulators Ltd 振動子および物理量測定装置
JP2006201011A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Seiko Epson Corp 振動ジャイロ素子、振動ジャイロ素子の支持構造およびジャイロセンサ
JP2006250769A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Seiko Epson Corp 振動ジャイロ素子
JP2007108044A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Nec Tokin Corp 振動ジャイロ用素子及び振動ジャイロ

Also Published As

Publication number Publication date
US20150122021A1 (en) 2015-05-07
EP1947420A1 (en) 2008-07-23
US8434362B2 (en) 2013-05-07
CN101360968B (zh) 2013-06-05
US9605963B2 (en) 2017-03-28
US20090064783A1 (en) 2009-03-12
WO2007086337A1 (ja) 2007-08-02
US20170131100A1 (en) 2017-05-11
US8966976B2 (en) 2015-03-03
US8844356B2 (en) 2014-09-30
US10408618B2 (en) 2019-09-10
CN101360968A (zh) 2009-02-04
EP1947420B1 (en) 2018-03-07
EP2899502A1 (en) 2015-07-29
CN103278147B (zh) 2015-11-04
US20110283796A1 (en) 2011-11-24
US20140026657A1 (en) 2014-01-30
EP1947420A4 (en) 2013-07-31
CN103278147A (zh) 2013-09-04
EP2899502B1 (en) 2017-04-05
JPWO2007086337A1 (ja) 2009-06-18
US20130228012A1 (en) 2013-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5205970B2 (ja) 慣性力センサ
JP4929918B2 (ja) 複合センサ
JP5205725B2 (ja) 角速度センサ
JP2007256235A (ja) 慣性力センサ
JP2008076265A (ja) 慣性力センサ
JP4687085B2 (ja) 複合センサ
JP2007256234A (ja) 慣性力センサ
JP5125138B2 (ja) 複合センサ
JP4858215B2 (ja) 複合センサ
JP2008122263A (ja) 角速度センサ
JP2007198778A (ja) 慣性力センサ
JP2010230346A (ja) 角速度センサ
JP2007198779A (ja) 慣性力センサ
JP2007198776A (ja) 慣性力センサ
JP2008261771A (ja) 慣性力センサ
JP2008232704A (ja) 慣性力センサ
JP2007198775A (ja) 慣性力センサ
JP2008122262A (ja) 角速度センサ
JP2007198777A (ja) 慣性力センサ
JP2007198774A (ja) 慣性力センサ
JP2007198780A (ja) 慣性力センサ
JP2009250955A (ja) 慣性力センサ
JP2008261772A (ja) 慣性力センサ
JP2009063392A (ja) 慣性力センサ
JP2009192234A (ja) センサ

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120316

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5205970

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3