JP5138938B2 - Ret調節剤の開発のための化合物および方法 - Google Patents
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Description
本願は,2003年12月19日に出願された米国仮出願第60/531,281号および2004年3月31日に出願された米国仮出願第60/558,581号に基づく優先権の利益を主張し,それらは参照により図面を含むその全文が本明細書に組み込まれる。
酸変化をもたらすRET配列中の突然変異が同定された(ドニス−ケラー(Donis-Keller)1993,ヒューマン・モレキュラー・ジェネティクス(Human Molecular Genetics)2(7)851〜6頁)。同様に,RET遺伝子中の突然変異は,ヒルシュスプルング病,RET遺伝子の染色体位置における遺伝子欠失および突然変異を伴う発達障害と関連があった(ルオ(Luo)ら,1993,ヒューマン・モレキュラー・ジェネティクス2(11):1803〜8頁)。
R1およびR5は独立に,水素,ハロ,ヒドロキシ,場合によって置換されていてもよいアルコキシル,場合によって置換されていてもよいチオアルコキシ,場合によって置換されていてもよい低級アルキル(例えば,トリフルオロメチル),場合によって置換されていてもよい低級アルケニル,場合によって置換されていてもよい低級アルキニル,場合によって置換されていてもよいシクロアルキル,場合によって置換されていてもよいヘテロシクロアルキル,場合によって置換されていてもよいアリール,場合によって置換されていてもよいアラルキル,場合によって置換されていてもよいヘテロアリール,場合によって置換されていてもよいヘテロアラルキル,−C(X)NR16R17,−C(X)R20または−NR22R23であり,
R2,R3およびR4は独立に,水素,ハロ,ヒドロキシ,場合によって置換されていてもよいアルコキシル,場合によって置換されていてもよいチオアルコキシ,場合によって置換されていてもよい低級アルキル(例えば,トリフルオロメチル),場合によって置換されていてもよい低級アルケニル,場合によって置換されていてもよい低級アルキニル,場合によって置換されていてもよいシクロアルキル,場合によって置換されていてもよいヘテロシクロアルキル,場合によって置換されていてもよいアリール,場合によって置換されていてもよいアラルキル,場合によって置換されていてもよいヘテロアリール,または場合によって置換されていてもよいヘテロアラルキル,−C(X)R20,C(X)NR16R17,S(O)2NR16R17,−NR22R23または−S(O)nR21であり,
R16およびR17は独立に,水素,場合によって置換されていてもよい低級アルキル,場合によって置換されていてもよい低級アルケニル,場合によって置換されていてもよい低級アルキニル,場合によって置換されていてもよいシクロアルキル,場合によって置換されていてもよいヘテロシクロアルキル,場合によって置換されていてもよいアリール,場合によって置換されていてもよいアラルキル,場合によって置換されていてもよいヘテロアリール,場合によって置換されていてもよいヘテロアラルキルであるか,またはR16およびR17は5〜7員の炭素環式環もしくは複素環式環を一緒になって形成し,
R20はヒドロキシ,場合によって置換されていてもよい低級アルコキシ,場合によって置換されていてもよいアミン,場合によって置換されていてもよい低級アルキル,場合によって置換されていてもよい低級アルケニル,場合によって置換されていてもよい低級アルキニル,場合によって置換されていてもよいシクロアルキル,場合によって置換されていてもよいヘテロシクロアルキル,場合によって置換されていてもよいアリール,場合によって置換されていてもよいアラルキル,場合によって置換されていてもよいヘテロアリ
ールまたは場合によって置換されていてもよいヘテロアラルキルであり,
R21は水素,場合によって置換されていてもよい低級アルキル,場合によって置換されていてもよいアミン,場合によって置換されていてもよい低級アルケニル,場合によって置換されていてもよい低級アルキニル,場合によって置換されていてもよいシクロアルキル,場合によって置換されていてもよいヘテロシクロアルキル,場合によって置換されていてもよいアリール,場合によって置換されていてもよいアラルキル,場合によって置換されていてもよいヘテロアリール,場合によって置換されていてもよいヘテロアラルキルであり,
R22およびR23は独立に,水素,場合によって置換されていてもよい低級アルキル,場合によって置換されていてもよい低級アルケニル,場合によって置換されていてもよい低級アルキニル,場合によって置換されていてもよいシクロアルキル,場合によって置換されていてもよいヘテロシクロアルキル,場合によって置換されていてもよいアリール,場合によって置換されていてもよいアラルキル,場合によって置換されていてもよいヘテロアリール,場合によって置換されていてもよいヘテロアラルキル,−C(X)R20,C(X)NR16R17または−S(O)2R21であり,
R24は場合によって置換されていてもよい低級アルキル,場合によって置換されていてもよいアリール,場合によって置換されていてもよいアラルキル,場合によって置換されていてもよいヘテロアリールまたは場合によって置換されていてもよいヘテロアラルキルであり,
w,yおよびzは独立に,O,S,NまたはCR2であり,
qはNまたはCであり,
X=OまたはSであり,
N=0,1または2である。
テロシクリル基で場合によって置換されていてもよい尿素,アルキル,アリールもしくはヘテロアリール基で場合によってN−一もしくはN,N−二置換されていてもよいアミノスルホニル,アルキルスルホニルアミノ,アリールスルホニルアミノ,ヘテロアリールスルホニルアミノ,アルキルカルボニルアミノ,アリールカルボニルアミノ,ヘテロアリールカルボニルアミノなどという基または置換基で独立に置換されている,先に定義した直鎖アルキル,分岐アルキルまたはシクロアルキル基である。
な,低級アルキルまたは置換低級アルキルであり,R’は水素,低級アルキル,置換低級アルキル,アシル,アリール,置換アリール,ヘタリールまたは置換ヘタリールである)を指す。
ってもよいし,例えば,ハロゲン,低級アルキル,アルコキシ,アルキルチオ,アセチレン,アミノ,アミド,カルボキシル,ヒドロキシル,アリール,アリールオキシ,複素環,置換複素環,ヘタリール,置換ヘタリール,ニトロ,シアノ,チオール,スルファミドなどで置換されていてもよい。
たは複素環式基であってもよく,かつ,R4のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換5員炭素環式または複素環式基であってもよく;R2のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換5員炭素環式または複素環式基であってもよく,かつ,R4のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換6員炭素環式または複素環式基であってもよく;R2のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換5員炭素環式または複素環式基であってもよく,かつ,R4のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換5員炭素環式または複素環式基であってもよく;R2のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換フェニル基であってもよく,かつ,R4のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換6員炭素環式または複素環式基であってもよく;R2のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換フェニル基であってもよく,かつ,R4のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換5員炭素環式または複素環式基であってもよく;R2のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換5員炭素環式または複素環式基であってもよく,かつ,R4のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換フェニル基であってもよく;R2のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換6員炭素環式または複素環式基であってもよく,かつ,R4のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換フェニル基であってもよく;R2のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換フェニル基であってもよく,かつ,R4のアリールまたはヘテロアリール基は場合によって置換フェニル基であってもよい。さらなる実施形態では,R2のアリールまたはヘテロアリール基は,オルトおよび/またはメタ位で置換されている(二置換されている場合は置換は互いにパラであることが好ましい)6員炭素環式または複素環式基であり,かつ,R4のアリールまたはヘテロアリール基は,メタ位で置換されている6員炭素環式または複素環式基であり;R2のアリールまたはヘテロアリール基は,一または二置換5員炭素環式または複素環式基であり,かつ,R4のアリールまたはヘテロアリール基は,メタ位で置換されている6員炭素環式または複素環式基であり;R2のアリールまたはヘテロアリール基は,メタ位でヒドロキシルまたは−NH−SO2−アルキル(例えば,−NH−SO2−メチル)で置換されている6員炭素環式または複素環式基であり,かつ,R4のアリールまたはヘテロアリール基は,メタ位で置換されている6員炭素環式または複素環式基であり;R2のアリールまたはヘテロアリール基は,オルト位でハロ(すなわち,F,Cl,Br,I)で,およびメタ位でヒドロキシルまたは−NH−SO2−アルキル(例えば,−NH−SO2−メチル)で置換されており,置換が互いにパラである6員炭素環式または複素環式基であり,かつ,R4のアリールまたはヘテロアリール基は,メタ位で置換されている6員炭素環式または複素環式基であり;R2のアリールまたはヘテロアリール基は,オルトおよびメタ位で置換されている一または二置換(二置換である場合は,置換は互いにパラであることが好ましい)6員炭素環式または複素環式基であり,かつ,R4のアリールまたはヘテロアリール基は,メタ位で−N−C(O)−アルキルで置換されている6員炭素環式または複素環式基であり;R2のアリールまたはヘテロアリール基は,オルトおよびメタ位で置換されている一または二置換(二置換である場合は,置換は互いにパラであることが好ましい)6員炭素環式または複素環式基であり,かつ,R4のアリールまたはヘテロアリール基は,メタ位で−N−C(O)−アルキル,−C=C−カルボキシルまたは−C−C−カルボキシルで置換されている6員炭素環式または複素環式基である。さらなる実施形態では,この段落に記載したR4の選択の各々に対し,R2は−C(O)−(6員炭素環式または複素環式基)(ここで,炭素環式または複素環式基はオルトおよびメタ位で置換されており,これらの置換は互いにパラである)であり;R2は−C(O)−フェニル(ここで,フェニルはオルトおよびメタ位で置換されており,これらの置換は互いにパラである)であり;R2は−C(O)−フェニル(ここで,フェニルはオルト位でハロ(好ましくはF)で,およびメタ位でヒドロキシルまたは−NH−SO2−アルキル(例えば,−NH−SO2−メチル)で置換されており,これらの置換は互いにパラである)であり;R2は−C(O)−フェニル(ここで,フェニルはメタ位で置換されている)であり;R2は−C(O)−フェニル(ここで,フェニルはメタ位でヒドロキシルまたは−NH−SO2−アルキ
ル(例えば,−NH−SO2−メチル)で置換されている)である。さらなる特定の実施形態では,この段落に記載したR4のアリールまたはヘテロアリール基の選択の各々は,この段落に記載したR2の選択の各々に対し,窒素によって二環式構造に結合しており;この段落に記載したR4のアリールまたはヘテロアリール基の選択の各々は,この段落に記載したR2の選択の各々に対し,酸素によって二環式構造に結合しており;R4は−NH−フェニルであり;R4は−NH−(メタ置換フェニル)である。
くの場合,スキャフォールドコアは1以上の環構造からなるか,1以上の環構造を含む。
のでも,ないものでもあり得る。
するほど十分な大きさおよび質であることが有利である。共結晶は,例えばX線結晶学のためにマウントされた結晶学プレート中,および/またはX線ビーム中にあり得る。このような共結晶は,例えばRetまたはRet代替物と結合化合物間の相互作用に関する構造情報を得るために有益である。
修飾としては,置換,欠失(例えば,C末端および/またはN末端欠失),挿入(内部,C末端および/またはN末端)および/または側鎖修飾が挙げられる。
であり,化合物はキナーゼ中の1以上の保存された活性部位残基と相互作用し,化合物は小分子であり,化合物は複数の異なるキナーゼ(例えば,少なくとも2,3,4,5,7,10またはそれより多くの異なるキナーゼ)と結合する。特に,本発明は,本明細書に記載される方法を用いて同定または選択される化合物,すなわち式Iの化合物に関する。
原子:表の行の関連部分を指す。
原子数:座標表内の任意の原子数指定を指す。
原子名:特定の座標に存在する原子の識別子。
鎖ID:鎖IDは,結晶中のタンパク質の1つの単量体,例えば鎖「A」または結晶中に存在するその他の化合物,例えば水のHOH,およびリガンドまたは結合化合物のLを指す。タンパク質単量体の多重コピーは異なる鎖IDを有する。
残基数:鎖中のアミノ酸残基数。
X,Y,Z:それぞれX,YおよびZ座標値である。
占有率:結晶中で原子が観察される時間の画分を記載する。例えば,占有率=1は,原子がすべての時間に存在することを意味し;占有率=0.5は原子が時間の部位50%に存在することを示す。
B−因子:原子の熱運動の尺度。
要素:要素の識別子。
本発明は,Retの阻害剤である式Iの化合物,ならびにRetの結合部位のモデル,構造情報および関連組成物の,Ret活性を調節する構造を有する改良化合物を開発するための使用に関する。
正常なret機能:c−Ret受容体は,シグナル伝達経路において機能し,神経堤組織に由来する細胞の分化および形態形成を制御する。これらのプロセスを制御するリガンドは,GDNF(グリア細胞由来神経栄養因子)ファミリーのメンバーであり,GFR□1と呼ばれる,GPIでアンカーされたコレセプターサブユニットを介してRet受容体によって作用する。Retは,Ras/RafおよびPI3K経路をはじめとする,その他の受容体チロシンキナーゼによって活性化される,多数の同様のシグナル伝達経路を開始する。
であり,個体には機能性のヌル突然変異が存在し,精神遅滞,運動発達遅延,癲癇および頭部,心臓および迷走神経レベルでのニューロクリストパシー(neurocristopathies)を示唆する広範囲な臨床上不均一な特徴を伴う(ヒルシュスプルングOMIMレコード)。ヒルシュスプルング病または先天性巨大結腸は,長さの変動する腸に沿って腸神経節が無いことを特徴とする先天性疾患である。
可溶性の,結晶化可能Retキナーゼドメインを構築できるということを発見した。このようなポリペプチドをコードする核酸配列を構築し,実施例に記載のように発現させた。
)を構築した。これらのRet代替物は容易に結晶化し(アポタンパク質としておよび結合化合物との共結晶としての双方で),高品質な原子座標データが得られる。
FGFR1中の5個のアミノ酸を置換してRet代替物1を作製した。PRO483をTHRで,ALA488をCLUで,ASN568をSERで,GLU571をGLYで,ALA640をSERで置換した。これらの5個の残基は,それらがATP結合部位中にあることがFGFR1 X線結晶構造において示されたために置換した。PRO483およびALA488は,FGFR1構造では結合部位の頂部となるPループに位置している。ASN568およびGLU571は,線状配列ではヒンジ領域の直後にあり,結合部位の始まりに位置する。ALA640は線状配列では保存されたDFGモチーフの直前に位置し,結合部位の底部となる。
Ret代替物1の構造は,FGFR1のものと極めて類似している。C−α原子の,1FGI(タンパク質データバンク,PDBにおけるFGFR1構造の1つのPDBコード)とのその二乗平均平方根距離(RMSD)は0.98Åである。Ret代替物1の構造では,Pループは順序正しく,結合部位の頂部にある傾向があった。これは,Pループが不規則,すなわち結合部位の空洞に向けて曲がっているかもしくは伸びた直線であり得るFGFR1構造とは対照的である。
結晶性Ret代替物としては,アポタンパク質結晶,誘導体結晶および共結晶が挙げられる。天然結晶は通常,結晶型のRet代替物に相当する実質的に純粋なポリペプチドを含む。Ret代替物キナーゼドメイン結晶は,通常,結晶型の実質的に純粋なキナーゼドメインを含む。Retキナーゼ機能の阻害剤の開発に関連して,RetまたはRet代替物キナーゼドメインをそれぞれ構造決定に使用することが有利であるが,これは短い配列を使用することで構造決定が単純になるからである。この目的のために有用であるには,キナーゼドメインは活性でなくてはならず,かつ/または天然型結合を保持していなくてはならず,したがって,このことはキナーゼドメインが実質的に正常な3D構造をとるということを示す。
は置換,付加または欠失が生じるキナーゼの領域に応じて変わる。分子の高度に可変性の領域では,分子の三次元構造を大きく破壊することなく非保存的置換ならびに保存的置換が許容され得る。高度に保存された領域または重大な二次構造を含む領域では,保存的アミノ酸置換が好ましい。このような保存された領域および可変領域は,Retと,その他のキナーゼ,例えばFGFRキナーゼ群中のキナーゼとの配列アラインメントによって同定できる。
X線結晶学は,分子の三次元構造を解き明かす方法である。分子の構造は,回析格子として結晶を用いてX線回析パターンから算出する。タンパク質分子の三次元構造は,その
タンパク質の濃縮した水溶液から成長した結晶から生じる。X線結晶学のプロセスは以下のステップを含み得る:
(a)ポリペプチドを合成および単離すること(あるいは得ること),
(b)調節剤を伴ってか伴わずに,ポリペプチドを含む水溶液から結晶を成長させること,
(c)結晶からX線回析パターンを集めること,単位セル面積および対称性を決定すること,電子密度を決定すること,ポリペプチドのアミノ酸配列を電子密度に対してフィッティングすることおよび構造を精密化すること。
本明細書に記載される天然および突然変異型キナーゼポリペプチドは,当技術分野で周知の技術を用いて,全体または一部で化学合成できる(例えば,クレートン(Creighton)(1983)バイオポリマーズ(Biopolymers)22(1):49〜58頁参照)。
A laboratory Manual.)。コールド・スプリング・ハーバー・ラボラトリー(Cold Spring
Harbor Laboratory),ニューヨーク。コールド・スプリング・ハーバー・ラボラトリー・プレス(Cold Spring Harbor Laboratory Press);およびオーズベル(Ausubel),F.M.ら(1994)カレント・プロトコール・イン・モレキュラー・バイオロジー(Current
Protocols in Molecular Biology.),ジョン・ウィレー・アンド・サンズ(John Wiley &
Sons),ニュージャージー州,セコーカス(Secaucus)に記載される技術を参照。
ター)を使用でき,キナーゼドメインDNAの多重コピーを含む細胞株の作製の際には,SV40,BPVおよびEBVベースのベクターを適当な選択マーカーとともに使用できる。
結晶は,種々の技術によって精製および濃縮されたポリペプチドを含有する水溶液から成長させる。これらの技術としては,バッチ,液体,ブリッジ,透析,蒸気拡散および水滴法が挙げられる。参照により,すべての図,表および図面を含むその全文が本明細書に組み込まれる,マクファーソン(McPherson)(1982)ジョン・ウィレー,ニューヨーク,マクファーソン(1990)ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・バイオケミストリー(European Journal of Biochemistry)189:1〜23頁,ウェバー(Webber)(1991)アドバンセズ・イン・プロテイン・ケミストリー(Advances in Protein Chemistry)41:1〜36頁。
結晶化条件を実施例に示す。
結晶が成長すると,ガラスキャピラリーチューブまたはその他の封入装置に入れ,X線発生器およびX線検出装置と連結している保持装置上にマウントすることができる。X線回析パターンの収集は,当業者によって十分に立証されている。例えば,デュクルー(Ducruix)およびゲイジ(Geige),(1992),IRLプレス,英国,オックスフォードおよび本明細書に引用される参照文献参照。X線のビームは結晶に入り,次いで結晶から回析する。X線検出装置を利用して結晶から広がる回析パターンを記録できる。こういった機器の古いモデルのX線検出装置は,1つのフィルムであるが,最新機器はX線回析散乱をデジタル記録する。X線供給源は種々の型のものであり得るが,高輝度供給源,例えばシンクロトロンビーム供給源を用いることが有利である。
成できる。(ジョーンズ(Jones)(1985)メソッヅ・イン・エンジモロジー(Methods in Enzymology)115:157〜171頁)。
例示的結合化合物と共に複合体形成している,結晶性RetキナーゼドメインおよびRet代替物キナーゼドメインの高解像度三次元構造および原子構造座標を説明する。構造座標を得るために用いた方法は実施例に示す。結合化合物と共結晶化させた結晶性Ret代替物キナーゼドメインの原子構造座標を表2〜5に列挙する。共結晶座標は,例えば,本明細書に記載される種々の態様において,単独でタンパク質の座標と同様に使用できるが,このような共結晶は結合化合物の結合モードを示すか裏付けるものであるので有利であり得,また結合化合物の存在に応じたタンパク質原子のシフトを含み得る。
本発明の結晶,特にそれから得られた原子構造座標は多種多様な用途を有する。例えば,本明細書に記載される結晶は,当技術分野で公知のまたは後に開発されるキナーゼの使用法のいずれかにおいて出発点として使用できる。このような使用法としては,例えば,キナーゼの天然または突然変異型触媒ドメインと結合する分子を同定することが挙げられ
る。結晶および構造座標は,新規治療薬を開発することに向けたアプローチとして,キナーゼ活性を調節するリガンドを同定するためには特に有用である。詳しくは,結晶および構造情報は,分子スキャフォールドを利用してリガンドを開発する方法において有用である。
キナーゼまたはキナーゼの一部(例えば,キナーゼ活性部位)の構造情報は,多数の異なる方法で表すことができる。特に有用なものは,表示により迅速かつ好都合なデータ操作および構造修飾が可能となるものとして電子表示である。電子表示は多数の種々のストレージ媒体または記憶媒体,しばしばコンピュータにより読み取り可能な媒体に埋め込むことができる。それだけには限らないが例としては,コンピュータランダムアクセスメモリー(RAM),フローピーディスク,磁気ハードドライブ,磁気テープ(アナログまたはデジタル),コンパクトディスク(CD),光学ディスク,CD−ROM,メモリーカード,デジタルビデオディスク(DVD)などが挙げられる。ストレージ媒体は分離できるか,コンピュータシステムの一部であり得る。このようなコンピュータシステムは,専用の,特殊用途の,または内蔵されたシステム,例えばX線結晶学システムの一部を形成するコンピュータシステムであってもよく,汎用コンピュータであってもよい(X線結晶学システム中のセンサー装置などのその他の設備とデータ接続を有することができる)。多くの場合,このような電子表示によって示される情報はまた,例えば,紙に,画像表示として(例えば,2次元としてまたは疑似三次元画像としてコンピュータモニター上に)または三次元物理的モデルとして,物理的にまたは視覚的に二次元または三次元で表すことができる。このような物理的表示はまた,単独または電子表示と関連して使用できる。例示的な有用な表示としては,それだけには限らないが,以下のものが挙げられる:
表示の1つの型として,分子構造,構造の一部または複合体(例えば,共結晶)中の特定の原子の位置を表す原子座標の羅列または表がある。このような表示はまた,さらなる情報,例えば特定の座標の占有率に関する情報を含み得る。1つのこのような原子座標表示は,表5の座標情報を電子形式で含む。
別の表示としては,例えば,活性部位またはその他の結合部位のエネルギー表面表示があり,これは電子および立体相互作用のエネルギー表面を表す。このような表示もまたその他の特徴を含み得る。例としては,特定のアミノ酸残基または特定のアミノ酸残基上の基,例えば,H結合もしくはイオン性相互作用に参加し得る残基または基の表示を含むことがある。このようなエネルギー表面表示は種々の利用可能なコンピュータプログラムのいずれかを用いて原子座標表示から容易に作製することができる。
さらにもう1つの表示として構造表示,すなわち,物理的表示またはこのような物理的表示の電子表示がある。このような構造表示としては,分子または複合体の特定の特徴の関連位置の表示が挙げられるが,これは構造的特徴間の結合に関することが多い。例えば,中でも,すべての原子が結合している;水素以外の原子が結合している;重大な電子相互作用に参加し得る側鎖原子の表示は含むか含まない,主鎖原子が結合している構造を表
すことができる。しかし,すべての特徴が結合している必要はない。例えば,分子または複合体の一部の構造表示については,特徴を表すことができるために構造的特徴(例えば,結合部位でリガンドとの有意な結合相互作用を有し得るアミノ酸残基の原子)は重大である。そのようなアミノ酸残基は互いに結合していない場合もある。
構造座標,例えば表2に示されるものを用いて,構造未知のキナーゼの三次元構造を決定することができる。以下に記載した方法は,構造既知のポリペプチドの構造座標を,別のデータセット,例えばアミノ酸配列,X線結晶学回析データまたは核磁気共鳴(NMR)データに適用することができる。本発明の好ましい実施形態は,修飾されたキナーゼ,その他の天然キナーゼおよび関連ポリペプチドの三次元構造を決定することに関する。
ホモロジーモデリングは,構造既知のポリペプチドの構造座標を,構造未知のポリペプチドのアミノ酸配列に適用する方法である。この方法は,ポリペプチドまたはポリペプチド複合体の三次元構造のコンピュータ表示,構造既知および未知のポリペプチドのアミノ酸配列のコンピュータ表示,およびアミノ酸の構造の標準コンピュータ表示を用いて達成する。ホモロジーモデリングは一般に,(a)既知構造を有する,および有さないポリペプチドのアミノ酸配列をアラインすることと,(b)既知構造中の保存されたアミノ酸の座標を,構造未知のポリペプチドの対応するアミノ酸に移すこと,その結果生じる三次元構造を精密化することと,(d)残りのポリペプチドの構造を構築することとを含む。当業者ならば,ステップ(a)における配列アラインメントステップから,2つのタンパク質間で保存されたアミノ酸を決定できることは承知している。
ペプチドのコンピュータ表示中の保存されたアミノ酸の構造を,構造が未知であるポリペプチドの対応するアミノ酸に移す。例えば,既知構造のアミノ酸配列中のチロシンをフェニルアラニン,未知構造のアミノ酸配列中の対応する相同アミノ酸で置き換えることができる。
分子置換は,構造既知のポリペプチドのX線回析データを,配列未知のポリペプチドのX線回析データに適用する方法である。この方法を利用して,振幅が既知である場合にのみ構造未知のポリペプチドのX線回析データを表す位相を規定することができる。X−PLORは,分子置換のために用いられる,広く用いられているコンピュータソフトウェアパッケージである。ブルンガー(Brunger)(1992)ネイチャー355:472〜475頁。AMOREは,分子置換に用いられるもう1つのプログラムである。ナバザ(Navaza)(1994)アクタ・クリスタログラフィカ(Acta Crystallographica)A50:157〜163頁。得られた構造は3Åより大きい二乗平均平方根偏差を示さないことが好ましい。
X線結晶学技術から得られたポリペプチドまたはポリペプチド複合体の構造座標を,核磁気共鳴(NMR)データからのポリペプチドの三次元構造の解明に向けて適用することができる。この方法は当業者には用いられている。(ビュートリッヒ(Wuthrich)(1986),ジョン・ウィレー・アンド・サンズ,ニューヨーク:176〜199頁;プフルグラス(Pflugrath)ら(1986)ジャーナル・オブ・モレキュラー・バイオロジー(Journal of Molecular Biology)189:383〜386頁;クライン(Kline)ら(1986)ジャーナル・オブ・モレキュラー・バイオロジー189:377〜382頁)。ポリペプチドの二次構造は二次元NNRデータを用いることによって容易に決定されることが多いが,二次構造の個々の要素間の空間的関係は同じようには容易に決定できない。X線結晶学技術から得られたポリペプチドの三次元構造を規定する座標は,NMR分光学者を,関連
構造のポリペプチド中の二次構造要素間のこういった空間的相互関係の理解へ導き得る。
構造ベースの調節剤設計および同定法は強力な技術であり,これは多種多様な可能性ある調節剤および化学官能基を含むコンピュータデータベースの検索を含み得る。調節剤のコンピュータ化した設計および同定は,コンピュータデータベースが,化学ライブラリーよりも,しばしば1桁規模で多くの化合物を含むので有用である。構造ベースの薬物設計および同定の概説については,カンツ(kuntz)ら(1994),アカウンツ・オブ・ケミカル・リサーチ(Accounts of Chemical Research)27:117頁,ガイダ(Guida)(1994)カレント・オピニオン・イン・ストラクチャラル・バイオロジー(Current Opinion
in Structural Biology)4:777頁,コールマン(Colman)(1994)カレント・オピニオン・イン・ストラクチュラル・バイオロジー4:868頁参照。
合理的設計の一方法では,分子のデータベースから得た化合物のコンピュータ表示をドッキングすることによって調節剤を検索する。公的に入手可能なデータベースとしては,例えば以下のものがある:
a)モレキュラー・デザインズ・リミテッド(Molecular Designs Limited)製のACD
b)国立癌研究所製のNCI
c)ケンブリッジ結晶データセンター製のCCDC
d)ケミカル・アブストラクト・サービス(Chemical Abstract Service)製のCAST
e)ダーウェント・インフォメーション・リミテッド(Derwent Information Limited)製のダーウェント(Derwent)
f)メイブリッジ・ケミカル・カンパニー(Maybridge Chemical Company)LTD製のメイブリッジ(Maybridge)
g)アルドリッチ・ケミカル・カンパニー(Aldrich Chemical Company)製のアルドリッチ(Aldrich)
h)チャップマン&ホール(Chapman & Hall)製の天然物のディレクトリ。
。当業者に利用できる方法によって,二次元で表されるデータセットを,三次元で表されるものへ変換することができる。これらの方法は,トライポス・アソシエイテス(Tripos Associates)製のCONCORDまたはモレキュラー・シミュレーションズ・リミテッド(Molecular Simulations Limited)製のDE−コンバーター(Converter)のようなコンピュータプログラムによって可能である。
(a)タンパク質から既存の化合物を除去すること,
(b)コンピュータプログラム(DOCKなど)を用いて,または化合物を活性部位にインタラクティブに移動させることによって,別の化合物の構造を活性部位にドッキングすること,
(c)化合物と活性部位原子間の空間を特性決定すること,
(d)(i)化合物と活性部位の間の空の空間にフィッティングでき,(ii)化合物と結合できる分子断片のライブラリーを検索すること,
(f)前記で見出した断片を化合物に結合させ,新規の修飾された化合物を評価すること。
(1)CAVEAT:ケミカル・アンド・バイオロジカル・プロブレムズ・イン・モレキュラー・レコグニション(Chemical and Biological Problems in Molecular Recognition),中のバートレット(Bartlett)ら,(1989),ロバート(Roberts) ,S.M.,レイ(Ley) ,S.V.,キャンベル(Campbell),M.M.編,ロイヤル・ソサイエティー・オブ・ケミストリー(Royal Society of Chemistry,ケンブリッジ182〜196頁。
(2)FLOG:ミラー(Miller)ら,(1994),ジャーナル・オブ・コンピュータ−エイデド・モレキュラー・デザイン(Journal of Computer-Aided Molecular Design)8:153頁。
(3)PRO 調節剤:クラーク(Clark)ら,(1995),ジャーナル・オブ・コンピュータ−エイデド・モレキュラー・デザイン9:13頁。
(4)MCSS:ミランカー(Miranker)およびカープラス(karplus),(1991),プロテインズ(Proteins):ストラクチャー,ファンクション,アンド・ジェネティクス(Structure, Function, and Genetics)11:29頁。
(5)AUTODOCK:グッドセル(Goodsell)およびオルソン(Olson),(1990),プロテインズ:ストラクチャー,ファンクション,アンド・ジェネティクス8:195頁。
(6)GRID:グッドフォード(Goodford),(1985),ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(Journal of Medicinal Chemistry)28:849頁。
可能性ある調節剤として化合物を同定するもう1つの方法は,ポリペプチド活性部位に既存の調節剤を修飾することである。例えば,調節剤のコンピュータ表示を,RetまたはRet代替物活性部位のコンピュータ表示内で修飾することができる。この技術のための詳細な指示は,例えば,LUDI中,アクセレリス・ユーザー・マニュアル(Accelerys
User Manual),1995に見出すことができる。調節剤のコンピュータ表示は,通常,化学基または複数の化学基を欠失させることまたは化学基または複数の化学基を付加することによって修飾する。
構造ベースの調節剤設計の第3の方法は,調節剤構築または調節剤検索コンピュータプログラムによって設計された化合物をスクリーニングすることである。こういった種類のプログラムの例は,モレキュラー・シミュレーションズ・パッケージ,カタリスト(Molecular Simulations Package,Catalyst)に見出すことができる。このプログラムを用いるための説明はモレキュラー・シミュレーションズ・ユーザー・ガイド(1995)に記録されている。この適用に用いられるその他のコンピュータプログラムとしては,モレキュラー・デザインズ・リミテッド(Molecular Designs Limited)製のISIS/HOST,ISIS/BASE,ISIS/DRAWおよびトライポス・アソシエーテス(Tripos Associates)製のUNITYがある。
(a)化合物を,水素結合ドナーまたはアクセプター,疎水性/親油性部位,正にイオン化可能な部位または負にイオン化可能な部位などの化学的特徴によってマッピングすること;
(b)マッピングされた特徴に幾何学的制約を加えること;および
(c)(b)で作製したモデルでデータベースを検索すること。
本発明はまた,分子ファミリーに広くわたって作用できる分子スキャフォールドと称される化合物を設計する方法,および/または分子スキャフォールドを使用して,そのようなファミリーの個々のメンバーまたは複数のメンバーを標的とするリガンドを設計する方法を利用できることが有利である。このような分子スキャフォールドを用いる設計は,参照によりその全文が本明細書に組み込まれる,ヒルト(Hirth)およびミルバーン(Milburn),米国特許出願10/377,268に記載されている。このような分子スキャフォールドを用いる設計および開発を,一部,以下に記載する。
マトグラフィーカラム(例えば,ビオチンなどの分子を介するストレプトアビジンカラム)などの装置を結合させる能力が挙げられる。
本発明の方法は,化合物と標的分子との結合を検出できるアッセイを含み得る。統計的に有意水準でのこのような結合は,アッセイシグナルが標的分子との結合を表す,すなわちバックグラウンドとは区別されるという,少なくとも90%の信頼水準を有することが好ましく,少なくとも95,97,98,99%またはより大きな信頼水準を有することがより好ましい。対照を用いて標的結合を非特異的結合と区別することが好ましい。本発明のアッセイはまた,標的分子との低親和性結合について化合物をアッセイすることを含み得る。種々の標的型について,結合を示す多種多様なアッセイが知られており,本発明に使用できる。タンパク質ファミリーにわたって広く作用する化合物は,その結合性が広いことから個々の標的に対して高親和性を有する可能性は低い。したがって,本明細書に記載されるアッセイは,低親和性,極めて低い親和性,および極度に低い親和性で結合する化合物の同定を考慮する。したがって,作用強度(すなわち結合親和性)は,有用である可能性のある結合化合物の第一義的なものでもなく,さらに最も重要なものでもない,同定のしるしである。むしろ,低親和性,極めて低い親和性または極度に低い親和性で結合する化合物でさえ,リガンド設計プロセスの次のフェーズに続けることができる分子スキャフォールドとして考えることができる。
pH7.2,37℃で1時間である。例えば,HEPES 50mMバッファー,pH7.2,NaCl 15mM,ATP 2μMおよびウシ血清アルブミン1μg/ウェルの100μl/ウェルを37℃で1時間使用できる。
σ2=(1−2) 2 +(2−2) 2 +(3−2) 2 =0.667
3
用いて直接解析できる。
結合パラメーターは表面プラスモン共鳴を用いて,例えば,固定化された結合成分でコーティングされたビアコア(BIAcore)(登録商標)チップ(ビアコア,ジャパン(Biacore, Japan))を用いて測定できる。表面プラスモン共鳴を用いて,sFvまたは標的分子に対するその他のリガンド間の反応の微視的結合定数および解離定数を特性決定する。このような方法は,参照により本明細書に組み込まれる以下の参照文献に概説されている。ベリー(Vely)Fら,(2000)ホスホペプチド−SH2ドメイン相互作用を調べるためのビアコア(登録商標)解析(BIAcore(R) analysis to test phosphopeptide-SH2 domain
interactions),メソッズ・イン・モレキュラー・バイオロジー(Methods in Molecular Biology)121:313〜21頁,リパロト(Liparoto)ら,(1999)インターロイキン−2受容体複合体のバイオセンサー解析(Biosensor analysis of the interleukin-2 receptor complex),ジャーナル・オブ・モレキュラー・レコグニッション(Journal of Molecular Recognition)12:316〜21頁,リップシュルツ(lipschultz)ら,(2000)表面プラスモン共鳴を用いる複合体動力学の解析のための実験設計(Experimental design for analysis of complex kinetics using surface plasmon resonance),メソッヅ(Methods)20(3):310〜8頁,マルムクヴィスト(Malmqvist),(1999)ビアコア:生体分子の相互作用を特性決定するための親和性バイオセンサーシステム(BIACORE: an affinity biosensor system for characterization of biomolecular interactions),バイオケミカル・ソサイエティー・トランサクションズ27:335〜40頁,アルサン(Alfthan),(1998)抗体工学におけるツールとしての表面プラスモン共鳴バイオセンサー(Surface plasmon resonance biosensors as a tool in antibody engineering),バイオセンサーズ&バイオエレクトロニクス(Biosensors & Bioelectronics)13:653〜63頁,フィバッシュ(Fivash)ら,(1998)高分子相互作用のためのビアコア(BIAcore for macromolecular interaction),カレント・オピニオン・イン・バイオテクノロジー(Current Opinion in Biotechnology)9,97〜101頁,プライス(Price)ら,(1998)ISOBM TD−4ワークショップでの概略報告:MUC1ムチンに対する56種のモノクローナル抗体の解析(Summary report on the ISOBM TD-4 Workshop: analysis of 56 monoclonal antibodies against the MUC1 mucin.)チューモア・バイオロジー(Tumour Biology)19付録1:1〜20頁,マルムクヴィスト(Marmqvist)ら,(1997)生体分子相互作用解析:タンパク質の機能解析のための親和性バイオセンサー技術(Biomolecular interaction analysis: affinity biosensor technologies for functional analysis of proteins),カレント・オピニオン・イン・ケミカル・バイオロジー(Current Opinion in Chemical Biology)1:378〜83頁,オーシャネシー(O'Shannessy)ら,(1996),バイオセンサー技術によるリガンド結合の特性決定における偽一次速度式挙動から得た偏差の解釈(Interpretation of deviations from pseudo-first-order kinetic behavior in the characterization of ligand binding by biosensor technology),アナリティカル・バイオケミストリー(Analytical Biochemistry)236:275〜83頁,マルムボリ(Malmborg)ら,(1995)抗体工学におけるツールとしてのビアコア(BIAcore as a tool in antibody engineering),ジャーナル・オブ・イムノロジカル・メソッヅ(Journal of lmmunological Methods.)183:7〜13頁,ヴァン・レゲンモルテル(Van Regenmortel),(1994)組換えタンパク質を特性決定するためのバイオセンサーの使用(Use of biosensors to characterize recombinant proteins),
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HTSは通常自動化アッセイを用いて,所望の活性について多数の化合物を検索する。通常,HTSアッセイは,特定の酵素または分子に対して作用する化学物質についてスクリーニングすることによって新規薬物を見出すために用いる。例えば,ある化学物質が酵素を不活化する場合に,疾病を引き起こす細胞内プロセスの阻止において有効であるとわかる場合がある。ハイスループット法によって研究者が,ロボットハンドリングシステムおよび結果の自動解析を用いて各標的分子に対して何千もの種々の化学物質を極めて迅速にアッセイするのが可能になる。
ドを探索する場合には,標的の既知のリガンドを対照/校正アッセイウェル中に存在させることができる。
例えば,マルチコンテナ担体中で酵素反応および結合反応の進行を測定する技術は当技術分野では公知であり,それだけには限らないが,以下のものが挙げられる。
については,オーウィック(Owicki)ら,(1997),ハイスループットスクリーニングにおける蛍光偏光アッセイの適用(Application of Fluorescence Polarization Assays in High-Throughput Screening),ジェネティック・エンジニアリング・ニュウス(Genetic
Engineering News)17:27頁参照。
を蛍光光度計,例えばfMAXマルチウェル蛍光光度計(モレキュラー・デバイシズ(Molecular Devices),カリフォルニア州,サニーベール)によって測定することができる。
スキャフォールドの好ましい特徴としては,低分子量(例えば,350Da未満,または約100〜約350ダルトン,または約150〜約300ダルトン)であることが挙げられる。スキャフォールドのclogPは−1〜8であることが好ましく,6,5または4未満がより好ましく,3未満が最も好ましい。特定の実施形態では,clogPは,−1〜上限2,3,4,5,6または8の範囲であるか,0〜上限2,3,4,5,6また
は8の範囲である。回転可能な結合の好ましい数は,5未満であり,4未満がより好ましい。水素結合ドナーおよびアクセプターの数は6より小さいことが好ましく,5より小さいことがより好ましい。有用であり得るさらなる基準は,極性表面積が5未満である。特定の適用についての基準を同定するのに有用であり得る手引きは,リピンスキ(Lipinski)ら,(1997)アドバンスド・ドラッグ・デリバリー・レビュー23,3〜25頁に見出すことができ,これは参照によりその全文が本明細書に組み込まれる。
ら,(1991)ネイチャー,354,82〜84頁,ブレナー(Brenner)ら,(1992),プロシーディングス・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシズ・オブ・ジ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ(Prociidings of the National Academy of Sciences of the United States of America),89,5381〜5383頁,R.A.ホーテン(Houghten),(1993)トレンヅ・イン・ジェネティクス(Trends in
Genetics),9,235〜239頁,E.R.フェルダー(Felder),(1994),チミア(Chimia),48,512〜541頁,ギャロップ(Gallop)ら,(1994)ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(Journal of Medicinal Chemistry),37,1233〜1251頁,ゴードン(Gordon)ら,(1994)ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー,37,1385〜1401,カレル(Carell)ら,(1995),ケミストリー・アンド・バイオロジー(Chemistry and Biology),3,171〜183頁,マッデン(Madden)ら,パースペクティブス・イン・ドラッグ・ディスカベリー・アンド・デザイン(Perspectives in Drug Discovery and Design)2,269〜282頁,エレブル(Lebl)ら,(1995)バイオポリマーズ(Biopolymers),37,177〜198頁参照);共有分子構造の周りに集められた小分子,種々の市販のおよび市販されていない群,天然物によって集められた化学物質の収集物,海洋生物,真菌,細菌および植物の抽出物。
およびクンヅ(Kundu)ら,プログレス・イン・ドラッグ・リサーチ(Progress in Drug Research),53:89〜156頁,コンビナトリアルケミストリー:ペプチドおよび非ペプチドライブラリーの,ポリマーによって支持される合成(Combinatorial chemistry: polymer supported synthesis of peptide and non-peptide libraries)参照。化合物には,同定を容易にするために臨床的にタグをつけることができる(チャバラ(Chabala)(1995)カレント・オピニオン・イン・バイオテクノロジー6(6):633〜9頁,固相コンビナトリアルケミストリーおよびリードを同定するための新規タギング法(Solid-phase combinatorial chemistry and novel tagging methods for identifying leads))。
spectrometry in combinatorial chemistry),マス・スペクトロメトリー・レビューズ(Mass Spectrometry Reviews)19:139〜61頁)およびパラレルタギング(ペリン(Perrin)DM,認識および触媒のための核酸:特色,制限および将来の展望(Nucleic acids
for recognition and catalysis: landmarks, limitations, and looking to the future),コンビナトリアル・ケミストリー・アンド・ハイスループット・スクリーニング3:243〜69頁)などの複雑な手順をともなわず複雑度を低下できることが知られている。
peptidomimetric libraries)。分子多様性および薬物設計(Molecular diversity and drug design))。合成は完全に無作為であってもよく,一部既知ポリペプチドに基づいたものであってもよい。
ド・ハイスループット・スクリーニング2:19〜28頁),これをペプチドミメティックスの合成の基礎として使用できる。ポリペプチド,制約されたペプチド,タンパク質,タンパク質ドメイン,抗体,一本鎖抗体断片,抗体断片および抗体混合領域が,選択のために繊維状ファージ上にディスプレイされる。
analysis of a protein complex using single-chain antibodies selected on a peptide target: applications to functional genomics),ジャーナル・オブ・モレキュラー・バイオロジー(Journal of Molecular Biology)302:285〜93頁,ポール(Poul)MA.ベセリル(Becerril)B.ニールセン(Nielsen)UB.モリソン(Morisson)P.マークス(Marks)JD.,(2000)ファージライブラリーからの腫瘍特異的インターナライジングヒト抗体の選択(Selection of tumor-specific internalizing human antibodies from phage libraries.)出典ジャーナル・オブ・モレキュラー・バイオロジー(Journal
of Molecular Biology)301:1149〜61頁,アメルスドーファー(Amersdorfer)P.マークス(Marks)JD.,(2001)抗ボツリヌス菌scFv抗体を作製するためのファージライブラリー(Phage libraries for generation of anti-botulinum scFv antibodies),メソッヅ・イン・モレキュラー・バイオロジー(Methods in Molecular Biology)145:219〜40頁,ヒューズ−ジョーンズ(Hughes-Jones)NC.バイ(Bye)JM.ゴリック(Gorick)BD.マークス(Marks)JD.アウエハント(Ouwehand)WH.,(1999)VHおよびVL生殖系列遺伝子を用いるRh Fvファージ−抗体の合成(Synthesis of Rh Fv phage-antibodies using VH and VL germline genes),ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・ヘマトロジー(British Journal of Haematology)105:811〜6頁,マッコール(McCall)AM.アモロソ(Amoroso)AR.ソーテス(Sautes)C.マークス(Marks)JD.ウェイナー(Wiener)LM.,(1998)ヒトファージディスプレイライブラリーに由来する抗マウスFcγRII一本鎖Fv断片の特性決定(Characterization of
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ウルハク(Ulhaq)S.,(1999)構造ベースの薬物設計:コンビナトリアルケミストリーおよび分子モデリング(Stracture-based drug design: combinatorial chemistry and molecular modeling),コンビナトリアル・ケミストリー・アンド・ハイスループット・スクリーニング2:211〜21頁,エリゼーエフ(Eliseev)AV.レーン(lehn)JM.,(1999)ダイナミックコンビナトリアルケミストリー:分子ライブラリーの進化的形成およびスクリーニング(Dynamic combinatorial chemistry: evolutionary formation and screening of molecular libraries),カレント・トピックス・イン・マイクロバイオロジー・アンド・イムノロジー(Current Topics in Microbiology & Immunology)243:159〜72頁,ボルガー(bolger)ら,(1991)メソッヅ・イン・エンジモロジー(Methods in Enzymology)203:21〜45頁,マーチン(Martin),(1991)メソッヅ・イン・エンジモロジー203:587〜613頁,ニードル(Niedle)ら,(1991)メソッヅ・イン・エンジモロジー203:433〜458頁,米国特許第6,178,384号)を含む精巧な戦略の助けを借りて,焦点が絞られた化学物質またはスマートケミカルおよびファルマコフォアライブラリーを設計することができる。
結合化合物を決定した後,標的に結合している化合物の配向を決定する。この決定には,分子スキャフォールド化合物と標的との共結晶についての結晶学が含まれることが好ましい。大部分のタンパク質の結晶学的プラットフォームは,機器の物理的パラメーターと操作上の都合により最大約500の,タンパク質標的に結合している化合物,リガンドまたは分子スキャフォールドの共複合体を解析するように,設計することができることが好ましい。結合活性を有するスキャフォールドの数が結晶学法の適用に都合のよい数を超える場合には,少なくとも1つの共通の化学構造を有していることまたは他の所望の特徴を有していることに基づいて,スキャフォールドを群別してもよいし,1以上のクラスから代表的な化合物を選択してもよい。所望の数のクラス(例えば,500)が得られるまで,一層厳しい判定基準によってクラスを作成することができる。クラスは,例えば,全てがピロール環,ベンゼン環,または他の化学的特徴を有するクラスでは,分子スキャフォールド間の化学構造類似性に基づいたものであり得る。同様に,クラスが形態特徴,例えば,空間充填特徴に基づいたものであってよい。
を,化合物の化学的に扱いやすい構造または部分構造において行われ得る化学に関して,さらに化合物のそのような修飾が標的の結合部位の構造または部分構造とどのように相互作用するのかについて検討することができる。従って,標的の結合部位およびスキャフォールドの化学を調査することで,より高い有効性および/または選択性でリガンドに到達するためのスキャフォールドの改変方法について決定することができる。このプロセスによって,共複合体から直接得られた構造および化学情報を利用することにより,有益な薬物製品をもたらすであろうリード化合物をより効率的かつ迅速に設計することが可能であり,結果,より直接的なリガンドの設計を可能にする。種々の実施形態では,結合する全てのスキャフォールドについて,または特定の親和性で結合するものだけ,例えば,高親和性,中程度の親和性,低親和性,極めて低い親和性または極端に低い親和性で結合するものだけについて共結晶学を実施することが望ましい。また,親和性の任意の組合せで結合するスキャフォールドの選択について,共結晶学を実施することも有利であろう。
提供する一セットの座標から複合体化された標的と化合物の三次元グラフを作成する市販のソフトウェアを使用して,化合物が標的に結合した場合にどのように配向されているかを図で示し,研究することができる(例えば,QUANTA(登録商標),アクセレリス(Accelerys),カリフォルニア州,サンディエゴ)。従って,標的の結合部位における結合ポケットの存在は,本発明において特に有用であり得る。これらの結合ポケットは,結晶学的構造決定によって示され,標的の結合部位への化合物の結合に関与する正確な化学的相互作用を示す。当業者ならば,その図を用いて,複合体において非占有スペースがどこに存在し,どの化学的部分構造がそのスペースを埋めるのに適したサイズおよび/または電荷特性を有しているのかを検討することにより,結合または別の所望の効果を強化するために,化学基を付加し,置換し,修飾し,または除去するスキャフォールドの場所を決定できることが分かるであろう。また,当業者ならば,結合部位内の領域がフレキシブルであり得,スキャフォールドの結合の結果としてその特性が変化することがあり,所望の効果を達成するために,化学基をそういった領域に特異的にターゲッティングできることも分かるであろう。分子スキャフォールド上の特定の位置を,適した化学的部分構造が結合できる場所および立体構造,ならびにどの部位が最も有利な化学を利用可能にするのかについて検討することができる。
リガンドの設計および調製は,活性なスキャフォールドセット間で共通する化学構造を検討することにより,構造および/または共結晶化データがあってもなくても実施することができる。このプロセスでは,構造−活性仮説を立てることができ,相当な数のスキャ
フォールド(低親和性で結合するものを含む)に存在することが分かった化学構造が,スキャフォールドの結合にいくらかの影響を及ぼしていると仮定することができる。この結合が生物系(例えば,治療される哺乳類)において起こる場合には,それが所望の生化学的効果を誘導すると推測することができる。最大結合数および/または構造−活性仮説の誤りを立証するために,新規または改変スキャフォールドまたはスキャフォールドから得られたコンビナトリアルライブラリーを調べることができる。次いで,残った仮説を用いて,所望の結合および生化学的効果を達成するリガンドを設計できる。
形成する)が利用できる部分の例の全てである。
キナーゼおよびその他の酵素のリガンドの同定および開発に加えて,結合部位における分子スキャフォールドまたは他の結合化合物の配向を決定することにより,結合分子の別の成分への結合についてエネルギー的に許容される部位の同定が可能になる。このような部位では,結合される成分の存在に伴ういかなる自由エネルギーの変化も,化合物とキナーゼとの結合を,結合が壊れる程度に不安定化することはないはずである。好ましくは,結合に伴う結合エネルギーが少なくとも4kcal/molであるべきであり,より好ましくは少なくとも6kcal/mol,8kcal/mol,10kcal/mol,12kcal/mol,15kcal/molまたは20kcal/molであるべきである。特定の部位に結合が存在することによって結合エネルギーが3kcal/mol以下,4kcal/mol,5kcal/mol,8kcal/mol,10kcal/mol,12kcal/molまたは15kcal/molしか低下しないことが好ましい。
ΔGbind=ΔGtr+ΔGhb+ΔGion+ΔGlipo+ΔGarom+ΔGrot
本発明において使用するのに適したリンカーには多くの異なる種類のものが有り得る。リンカーは,結合化合物や特定用途に利用する別の成分との結合に適合するリンカー化学などの因子に基づき,特定用途に向けて選択することができる。さらなる因子としては,それだけには限らないが,リンカー長,リンカーの安定性およびリンカーを適切な時期に除去する能力が挙げられる。例示的リンカーとしては,それだけには限らないが,ヘキシル,ヘキサトリエニル,エチレングリコールおよびペプチドリンカーが挙げられる。また,例えば,プラケット(Plunkett),M.J.およびエルマン(Ellman),J.A.,(1995),ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(Journal of Organic Chemistry)60:6006頁に記載されているように,トレースレスリンカーを使用することもできる。
前記のとおり,結合化合物または結合化合物と結合しているリンカーに,標識を結合することもできる。このような結合は,直接的(結合化合物に直接結合される)でもよいし,または間接的(結合化合物と直接または間接的に結合している成分に結合される)でもよい。このように標識することによって化合物の検出が直接あるいは間接的に可能になる。標識の結合は,従来の化学を用いて実施することができる。標識としては,例えば,蛍光標識,放射性同位元素,光散乱粒子,吸光性粒子,磁性粒子,酵素および特異的結合剤(例えば,ビオチンまたは抗体標的部分)が挙げられる。
結合化合物と直接または間接的に結合できる成分のさらなる例として,種々の固相媒体が挙げられる。リンカーと標識の結合と同様に,固相媒体との結合も従来の化学を用いて実施できる。このような固相媒体としては,例えば,ビーズ,ナノ粒子および繊維などの小型成分(例えば,懸濁液中またはゲルもしくはクロマトグラフィーマトリックス中のもの)が挙げられる。同様に,固相媒体として,プレート,チップ,スライドおよびチューブなどのより大きなものも挙げられる。多くの場合では,このようなものの一部分にのみ(例えば,一般に平面上の一スポットもしくは他の局所要素にまたは一ウェルもしくはウェルの一部に)結合化合物が結合される。
タンパク質についての構造情報を入手することによってまた,有用な生物剤,例えば抗体開発のためのエピトープの同定,活性に影響を及ぼすと思われる突然変異部位の同定,標識,リンカー,ペプチドおよび固相媒体などの物質とタンパク質の結合を可能にする結合部位の同定もなされる。
使用する必要があるが,残念ながら,これは様々な技術的な理由(例えば,天然タンパク質があまり入手できず,タンパク質が毒性を有し,または高密度抗原提示を利用することが望ましい)から必ずしも選択されない。このような場合には,ペプチドを用いた免疫を代替法とする。もちろん,この方法によって生じたAbsは,線状エピトープを認識するが,起源の天然タンパク質については認識する場合も認識しない場合もある。それでもやはり,それらのAbsは標準的な実験室応用(ウエスタンブロットなど)にとって有用である。免疫原として使用するペプチドの選択は,特定の選抜ルールに従い,および/またはエピトープ予測ソフトウェアを使用することにより成し遂げることができる。
1.抗原ペプチドは,溶媒露出領域に位置し,疎水性および親水性残基の両方を含まなければならない。
既知3D構造のタンパク質の場合,種々のプログラム(とりわけ,DSSP,NACESSまたはWHATIFなど)を使用して溶媒露出度を決定できる。
3D構造が分かっていない場合は,以下のウェブサーバーのいずれかを用いて,露出度を予測する:PHD,JPRED,PredAcc(c) ACCpro
2.ヘリックス領域に位置するペプチドを避け,二次構造(SS)モチーフを結ぶ長いループに存在するペプチドを選択することが好ましい。これにより,Abが天然タンパク質を認識する可能性が高まる。このようなペプチドは,例えば,結晶構造または結晶構造をベースとする相同性モデルから同定できる。
既知3D座標を有するタンパク質の場合,ブルックヘブンデータバンクにある関連エントリーの配列関連性からSSを得ることができる。PDBsumサーバーでは,pdbレコードのSS解析も提供している。
二次構造が全く得られない場合には,以下のサーバーのいずれかから予測を得る:PHD,JPRED,PSI−PRED,NNSPなど
3.可能ならば,タンパク質のNおよびC末端領域にあるペプチドを選択する。タンパク質のNおよびC末端領域は,通常溶媒露出し,構造化されていないため,それらの領域に対するAbsも天然タンパク質を認識する可能性が高い。
4.細胞表面糖タンパク質の場合,最初のペプチドからN−グリコシル化に関するコンセンサス部位を含むものを排除する。
N−グリコシル化部位は,ScanprositeまたはNetNGlycを使用して,検出することができる。
1.各オーバーラッピング7量体の平均的な傾向を算出し,その結果を7量体の中央の残基(i+3)に割り当てる。
2.タンパク質全体の平均を算出する。
3.(a)タンパク質全体の平均が1.0より大きい場合には,平均的な傾向が1.0より大きい全ての残基が抗原性を有する可能性がある。
3.(b)タンパク質全体の平均が1.0より小さい場合には,タンパク質全体の平均より大きい全ての残基が抗原性を有する可能性がある。
4.全ての残基が上記ステップ3により選択される8量体(原本書類では6量体)を見つけ出す。
活性調節剤についてアッセイしおよび/または特定のキナーゼもしくは群またはキナーゼ群の調節剤の特異性を決定するために,キナーゼ活性についてのいくつかの異なるアッセイを利用できる。以下の実施例に記載されているアッセイの他,当業者ならば,利用できる他のアッセイを知っており,特定の用途に向けてアッセイを改変できる。例えば,使用できるアッセイはキナーゼに関する多数の研究論文に記載されている。
コンピュータベースの調節剤設計および同定の汎用性は,コンピュータプログラムによってスクリーニングされる構造の多様性にある。コンピュータプログラムにより,極めて多数の分子を含むデータベースを検索することができ,酵素とすでに複合体を形成している調節剤を多種多様な化学的官能基で修飾することができる。この化学的多様性の結果として,キナーゼ機能調節剤候補が予測できない化学形態をとり得る。これらの調節剤候補を構築するという課題に対応する技術分野では,多様な有機合成技術が存在する。これらの有機合成法の多くは当業者が利用する標準的な参照文献情報源に詳述されている。このような参照文献の一例に,1994年3月,Advanced Organic Che
mistry: Reactions, Mechanisms and Structure, New York, McGraw Hillがある。従って,有機化学合成の当業者ならば,コンピュータベースの方法で同定されたキナーゼ機能の調節剤候補を合成するのに有用な技術を容易に利用することができる。
本方法および化合物は,一般にヒト患者に対する治療に使用することができるが,同様に,他の脊椎動物,例えば,他の霊長類,スポーツ用動物およびペット,例えば,ウマ,イヌおよびネコにおける類似または同一疾病を治療する目的でも使用することができる。
ミン 8−クロロテオフィリン(1:1)複合体;ドラマミン(Dramamine)に類似)および種々のシクロデキストリン包接化合物が挙げられる。
は一般に知られており,それらとしては,例えば,経粘膜投与には,胆汁酸塩およびフシジン酸誘導体が挙げられる。さらに,浸透しやすくするために界面活性剤を使用してよい。経粘膜投与は,例えば,鼻腔用スプレーまたは坐剤(直腸または膣)によって行ってよい。
ヒトをはじめとする種々の哺乳類由来のRet(ならびにFGFR)の全長コード配列およびアミノ酸配列が分かっているため,組換えRetおよびRet代替物のクローニング,構築,組換えタンパク質の生産および精製,RetまたはRet代替物の他の生物への導入,ならびにRetまたはRet代替物のその他の分子生物学的操作は容易に行われる。
)およびハイパーディフュージョンクロマトグラフィー(hyperdiffusion chromatography)など),種々の免疫学的方法(例えば,液体またはゲル沈降反応,免疫拡散法,免疫電気泳動,放射性免疫測定法(RIA),酵素結合免疫吸着測定法(ELISA),免疫蛍光測定法),サザン解析,ノーザン解析,ドットブロット解析,ゲル電気泳動(例えば,SDS−PAGE),核酸もしくは標的またはシグナル増幅法,放射性標識法,シンチレーション計測およびアフィニティークロマトグラフィーが挙げられる。
:731頁;シュネイダー(Schneider)(1995)プロテイン・エクスプレッション・アンド・プリフィケーション(Protein Expression and Purification)6435:10;サムブロック(Sambrook),ティーセンまたはオーズベル参照。ベクターは自然源から単離することができるし,ATCCもしくはGenBankライブラリーのような供給元から入手することができるし,または合成または組換え法により調製することもできる。例えば,本発明の核酸は,細胞で安定してまたは一時的に発現される発現カセット,ベクターまたはウイルス(例えば,エピソーム発現系)で発現させることができる。発現カセットおよびベクターに選択マーカーを組み込んで,形質転換細胞および配列に選択可能な表現型を与えることができる。例えば,宿主ゲノムへ組み込む必要がないように,選択マーカーがエピソームでの保持および複製のためにコードするものであってよい。
トラクトおよびヒスチジン−トリプトファンモジュールのような金属キレートペプチド,固定化免疫グロブリン上での精製を可能にするプロテインAドメイン,ならびにFLAGS エクステンション/アフィニティー精製システム(イムネックス社(Immunex Corp),ワシントン州,シアトル)で利用されるドメインが挙げられる。精製ドメインとモチーフを含むペプチドまたはポリペプチドとの間に,切断可能なリンカー配列(第Xa因子またはエンテロキナーゼ(インビトロゲン(Invitrogen),カリフォルニア州,サンディエゴ)など)を含めることにより精製が容易になる。例えば,発現ベクターには,6個のヒスチジン残基と連結されたエピトープをコードする核酸配列,それに続いてチオレドキシンとエンテロキナーゼ切断部位が含まれる(例えば,ウィリアムス(Williams)(1995)バイオケミストリー34:1787〜1797頁;ドベリ(Dobeli)(1998)プロテイン・エクスプレッション・アンド・プリフィケーション(Protein Expression and Purification)12:404〜414頁参照)。ヒスチジン残基により検出および精製を容易にする一方で,エンテロキナーゼ切断部位により融合タンパク質の残留物からエピトープを精製するための手段を提供する。一態様では,本発明のポリペプチドをコードする核酸が,翻訳されたポリペプチドまたはその断片の分泌を命令することが可能なリーダー配列により適切な段階で構成される。融合タンパク質をコードするベクターおよび融合タンパク質の適用に関する技術については,科学文献や特許文献(例えば,クロール(Kroll)(1993) DNA・アンド・セル・バイオロジー(DNA and Cell Biology)12:441〜53頁参照)において詳細に開示されている。
デヒド,エポキシド,ハロゲン化スルホニル,イソシアネート,イソチオシアネートおよびハロゲン化ニトロアリールなど);およびチオール反応末端(二硫化ピリジル,マレイミド,チオフタルイミドおよび活性ハロゲンなど)が挙げられる。ヘテロ二官能性架橋剤は,2つの異なる反応性末端(例えば,アミノ反応性末端とチオール反応性末端)を有するものであり,一方,ホモ二官能性試薬は,2つの同じ反応性末端(例えば,スルフヒドリル含有化合物の架橋を可能にするビスマレイミドヘキサン(BMH))を有するものである。スペーサーは,さまざまな長さであってよく,脂肪族でも芳香族でもよい。市販のホモ二官能性架橋剤の例としては,それだけには限らないが,ジメチルアジポイミデート二塩酸塩(DMA);ジメチルピメリミデート二塩酸塩(DMP);およびジメチルスベリミデート二塩酸塩(DMS)などのイミドエステルが挙げられる。ヘテロ二官能性試薬としては,市販の活性ハロゲン−NHS活性エステルカップリング剤(N−スクシンイミジルブロモアセテートおよびN−スクシンイミジル(4−ヨードアセチル)アミノベンゾエート(SLAB)など)およびスルホスクシンイミジル誘導体(スルホスクシンイミジル(4−ヨードアセチル)アミノベンゾエート(スルホ−SIAB)(ピアス(Pierce))など)が挙げられる。別のカップリング剤がN−スクシンイミジル3−(2−ピリジルジチオ)プロピオネート(SPDP)(ピアス・ケミカルズ(Pierce Chemicals),イリノイ州,ロックフォード)のようなチオール開裂可能なヘテロ二官能性薬剤である。
号;同5,800,992号;同5,744,305号;同5,700,637号;同5,556,752号;同5,434,049号に開示されているように,全部または一部において組み込むことができる;例えば,WO99/51773;WO99/09217;WO97/46313;WO96/17958も参照;例えば,ジョンストン(Johnston)(1998)カレント・バイオロジー(Current Biology)8:R171〜R174頁;シューマー(Schummer)(1997)バイオテクニークス23:1087〜1092頁;カーン(Kern)(1997)バイオテクニークス23:120〜124頁;ソリナス−トルド(Solinas-Toldo)(1997)ジーンズ・クロモソームス・アンド・キャンサー(Genes,Chromosomes & Cancer)20:399〜407頁;ボウテル(Bowtell)(1999)ネイチャー・ジェネティクス(Nature Genetics)付録21:25〜32頁も参照。公開されている米国特許出願番号20010018642;同20010019827;同20010016322;同20010014449;同20010014448;同20010012537;同20010008765も参照。
本発明はまた,本発明の核酸配列,例えば,本発明のポリペプチドをコードする配列または本発明のベクターを含む形質転換細胞も提供する。宿主細胞は,当業者ならばよく知っている,原核細胞,真核細胞(細菌細胞,真菌細胞,酵母細胞,哺乳類細胞,昆虫細胞または植物細胞など)を含む宿主細胞のいずれかであり得る。典型的な細菌細胞としては,大腸菌(E. coli),放線菌(Streptomyces),枯草菌(Bacillus subtilis),ネズミチフス菌(Salmonella typhimurium)ならびにシュードモナス属(Pseudomonas),ストレプトミセス属(Streptomyces)およびブドウ球菌属(Staphylococcus)の属内のさまざまな種が挙げられる。典型的な昆虫細胞としては,ショウジョウバエ(Drosophila) S2およびSpodoptera Sf9が挙げられる。典型的な動物細胞としては,CHO,COSもしくはボーズ(Bowes)黒色腫またはマウスもしくはヒト細胞系が挙げられる。適切な宿主の選択は,当業者の能力の範囲内である。
質リフォールディング段階を用いることができる。必要に応じて,最終精製段階で高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を使用することができる。
スフェクションによりCOS−1細胞を106 COS細胞当たり約8μg DNAでトランスフェクトし,クロロキンで処理する。典型的な方法は以下のとおりである。簡潔には,COS−1細胞を密度5×106細胞/ディッシュにてプレーティングし,その後,FBS補給DMEM/F12培地で24時間増殖させる。次いで,培地を除去し,細胞をPBS,続いて,培地で洗浄する。DMEM/F12培地中にDEAEデキストラン(0.4mg/ml),100μMクロロキン,10%NuSerum,DNA(0.4mg/ml)を含むトランスフェクション溶液を細胞に10ml量適用する。37℃にて3時間のインキュベーション後,上記のように細胞をPBSと培地で洗浄し,その後,10%DMSOのDMEM/F12培地で1分間ショックを与える。細胞を10%FBS補給培地で2〜3日間増殖させ,インキュベーション終了時にディッシュを氷上に置き,氷冷PBSで洗浄した後,細胞を掻きとって取り出す。次いで,細胞を1000rpmにて10分間の遠心分離により回収し,タンパク質発現にその後使用するために細胞ペレットを液体窒素で凍結する。凍結細胞の一定分量の融解物のノーザンブロット解析により,保存下の細胞における受容体コードcDNAの発現を確認する。
スキーム1及び2は,化合物1及び6の合成についてそれぞれ記載する。これらの化合物は,以下に記載の多くの例示的な合成スキーム及び実施例で使用される。
スキーム1
スキーム2
式6の化合物は,Schneller,S.W.,Luo,Jiann-Kuan(J.Org.Chem.1980年,45巻,4045-4048頁)に記載の如く化合物7とニートの塩素化剤(たとえばPOCl3)とを反応させて合成した。高温(100〜150℃)で3〜5時間加熱した後の溶液を,固体が沈殿するまで塩基(たとえばNH4OH)で中和した。固体は濾過により単離した。
式Ia及の化合物は,式Iの化合物(式中,R4はコア構造上の単一置換基である)である。式Iaの化合物の群の代表的な合成スキームは,R4の種々の選択に関してスキーム3a,3b,4,5,6,7,8及び9に示されている。
式II(式中,Pは保護基である)の化合物は,不活性溶媒(たとえばTHF)中,化合物1と塩基(たとえば水素化ナトリウム)と,続いて保護基を導入するために好適な試薬(P-X,たとえばトリイソプロピルシリルクロリド)と反応させて合成した。この反応は,通常室温で8〜12時間進行させ,所望の生成物は標準的な手順(たとえば抽出)により単離した(Greene,T.W.;Wuts,P.G.M.,Protective Groups in Organic Synthesis I,第3版,John Wiley & Sons:New York,1981年)。
式Ia(式中,R4はアルキル及びシクロアルキルである)の化合物の中間体は,低温(たとえば−78℃)で,不活性溶媒(たとえばトルエン)中,触媒(たとえば[1,1'-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II))の存在下,式IIの化合物と,アルキルまたはシクロアルキルグリニヤール試薬(たとえば臭化エチルマグネシウム)と反応させて合成した。生成物は,記載(T.Hayashi,M.Konishi,Y.Kobori,M.Kumada,T.Higuchi,K.Hirotsu;J.Am.Chem.Soc.,1984年,106巻,158-163頁)の通り,標準的な手順(たとえば抽出及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィー)により単離した。
式Ia(式中,R4はアルキルまたはシクロアルキルである)の化合物は,段階2からの式Iaの化合物の中間体と好適な試薬とを反応させて好適な溶媒(たとえばメタノール)中で保護基(たとえばテトラブチルアンモニウムフルオリド)を除去することにより合成することができる。この生成物は標準的な手順(たとえば抽出及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィー)により単離した。
式II(式中,Pは保護基である)の化合物は,溶媒(たとえばTHF)中,化合物1と塩基(たとえば水素化ナトリウム),続いて,保護基の導入のために好適な試薬(P-X,たとえばトリイソプロピルシリルクロリド)との反応により合成した。この反応は,通常,室温で88〜12時間進行させ,所望の生成物は,標準的な手順(たとえば抽出及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィー)により単離した(Greene,T.W.;Wuts,P.G.M.,Protective
Groups in Organic Synthesis I,第3版,John Wiley & Sons:New York,1981年)。
式III(式中,R4はNR16R17である)の化合物の中間体は,N-置換-3,6-ジブロモカルバゾールを式IIの化合物に置き換えて,記載の如く(Thomasら,J.Am.Chem.Soc.,2001年,123巻,9404頁),通常95℃に8〜12時間加熱して,金属(たとえばトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0))とリガンド(たとえばトリ-tert-ブチルホスフィン)とから構成される触媒と塩基(たとえばナトリウムtert-ブトキシド)との存在下,溶媒(たとえばトルエン)中,式NHR16R17(たとえばアニリン)と式IIの化合物とを反応させて合成した。所望の化合物はシリカゲルのカラムクロマトグラフィーにより精製した。この中間体を段階4で直接使用して,式Ia(式中,R4はNR22R23であり,R22及びR23は-C(X)R20でも,-C(X)NR16R17でも,-S(O)2R21でもない)の化合物を提供するか,あるいは段階3に記載の如くさらに置換することができる。
段階2からの中間体は,R16またはR17が水素であるとき,さらに変形することができる。この場合,段階2からの中間体は,溶媒(たとえば,N,N-ジメチルホルムアミド)中,塩基(たとえば水素化ナトリウム)と反応させ,続いてアルキル化試薬(たとえば臭化ベンジル)またはアシル化試薬(たとえば塩化ベンゾイル,フェニルイソシアネート,フェニルイソチオシアネート,フェニルスルホニルクロリド)と,通常室温で,または80℃に1〜12時間加熱して反応させることができる。所望の生成物は慣用手段(たとえばシリカゲルのカラムクロマトグラフィー)により精製することができる。参考文献。
式Ia(式中,R4はNR22R23である)の化合物は,式IIIの化合物と好適な試薬とを反応させて,好適な溶媒(たとえばメタノール)中で保護基(たとえばテトラブチルアンモニウムフルオリド)を除去することにより合成した。最終生成物は,標準的な手順(たとえば抽出)により単離することができる。
式II(式中,Pは保護基である)の化合物は,溶媒(たとえばTHF)中で化合物1と塩基(たとえば水素化ナトリウム),続いて保護基を導入するために好適な試薬(P-X,たとえばトリイソプロピルシリルクロリド,塩化ベンゼンスルホニル)と反応させることにより合成した。この反応は,通常室温で8〜12時間進行させ,所望の生成物は標準的な手順(たとえば抽出及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィー)により単離した(Greene,T.W.;Wuts,P.G.M.,Protective Groups in Organic Synthesis I,第3版,John Wiley & Sons:New York,1981年)。
式IV(式中,R4はCNである)の化合物は,5-ブロモ-インドールを5-ブロモ-7-アザインドールで置き換えて,Buchwaldら(J.Am.Chem.Soc.,2003年,125巻,2890-2891頁)に記載の手順に従って,触媒(たとえばトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0))及びヨウ化銅)の存在下,不活性雰囲気中,極性非プロトン性溶媒(たとえばDMF)中,式IIの化合物とシアン化ナトリウムとを反応させることにより合成した。
化合物V(式中,R4はCOOHである)の化合物は,Org.Syn.Collective Volume2巻,292(1943年)に記載の如く,アルコール(たとえばエタノール)の存在下,高温(たとえば90℃)で必要な時間,通常24時間,式IVの化合物と水性塩基(たとえばKOH水溶液)とを加熱することによって合成した。
式VI(式中,R4はC(O)NR16R17である)の化合物は,Costeら(J.Org.Chem.,1994年,59巻,2437頁)に記載の手順に従って,PyBroP(ブロモトリ(ピロリジノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート)の存在下,不活性雰囲気中,極性非プロトン性溶媒(たとえばDMF)中で式Vの化合物とアミン(たとえばベンジルアミン)とを反応させて合成した。
式Ia(式中,R4はC(O)NR16R17である)の化合物は,式VIの化合物の保護基(たとえばTIPS)を好適な試薬(たとえばTBAF)で開裂し,生成物を単離する(仕上げて,シリカゲルのカラムクロマトグラフィー)ことにより合成した。
式II(式中,Pは保護基である)の化合物は,溶媒(たとえばTHF)中,化合物1と塩基(たとえば水素化ナトリウム),続いて保護基を導入するために好適な試薬(P-X,たとえばトリイソプロピルシリルクロリド)とを反応させることにより合成した。この反応は,通常室温で8〜12時間進行させ,所望の生成物は標準的な手順(たとえば抽出及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィー)により単離した(Greene,T.W.;Wuts,P.G.M.,Protective Groups in Organic Synthesis I,第3版,John Wiley & Sons:New York,1981年)。
式V(式中,R4はCOOHである)の化合物は,不活性溶媒(たとえばTHF)中,式IIの化合物と強塩基(たとえばn-ブチルリチウム)とベンジルクロロホーメートとを反応させ,さらに室温で触媒(たとえば20%Pd(OH)2/C)の存在下,得られたベンジルエステルを水素で水素化することによってさらに脱ベンジル化することにより合成した。生成物は濾過及び蒸発により単離した。
式VI(式中,R4はC(O)NR16R17である)の化合物は,Costeら(J.Org.Chem.,1994年,59巻,2437頁)に従って,縮合剤(PyBrop,ブロモトリ(ピロリジノ)ホスフィニウムヘキサフルオロホスフェート)の存在下,不活性雰囲気中,極性非プロトン性溶媒(たとえばDMF)中で式Vの化合物とアミン(たとえばベンジルアミン)とを反応させて合成した。
式Ia(式中,R4はC(O)NR16R17である)の化合物は,式VIの化合物の保護基(たとえばTIPS)を好適な試薬(たとえばTBAF)で開裂させて合成した。生成物は,標準的な手順(仕上げ及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィー)により単離した。
式II(式中,Pは保護基である)の化合物は,溶媒(たとえばTHF)中,化合物1と塩基(たとえば水素化ナトリウム),続いて保護基の導入のために好適な試薬(たとえばP-X,トリイソプロピルシリルクロリド)と反応させて合成した。この反応は,通常室温で8〜12時間進行させ,所望の生成物は標準的な手順(たとえば抽出及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィー)により単離した(Greene,T.W.;Wuts,P.G.M.,Protective Groups
in Organic Synthesis I,第3版,John Wiley & Sons:New York,1981年)。
式IV(式中,R4はCNである)の化合物は,Buchwaldら(J.Am.Chem.Soc.,2003年,125巻,2890-2891頁)に従って,5-ブロモ-インドールの代わりに5-ブロモ-7-アザインドールを使用して,触媒(たとえばトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)及びヨウ化銅)の存在下,不活性雰囲気中,極性非プロトン性溶媒(たとえばDMF)中,式IIの化合物とシアン化ナトリウムとを反応させて合成した。
式VII(式中,R4はCH2NH2である)の化合物は,Secrist IIIら(J.Org.Chem.,1972年,37巻,335-336頁)に記載の如く,H2雰囲気中,触媒(たとえばPtO2)を使用して水素化条件下で式IVの化合物から合成することができる。
式VIII(式中,R4はCH2NHR16である)の化合物は,不活性雰囲気中,塩基(たとえばK2CO3,Et3N)の存在下,極性非プロトン性溶媒(たとえばDMF)中で,式VIIの化合物と求電子試薬(たとえば臭化ベンジル,塩化ベンゼンスルホニル,塩化ベンゾイル,フェニルイソシアネート,フェニルイソチオシアネート)とから合成することができる。生成物は標準的な方法(水性仕上げ及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィー)により単離した。
式VIIIa(式中,R4はCH2NHR16R17である)の化合物は,不活性雰囲気中,塩基(たとえばK2CO3,Et3N)の存在下,極性非プロトン性溶媒(たとえばDMF)中,式VIIIの化合物と求電子試薬(たとえば臭化ベンジル,塩化ベンゼンスルホニル,塩化ベンゾイル,フェニルイソチオシアネート,フェニルイソチオシアネート)で,続いて好適な条件で保護基を脱保護することにより合成することができる。
式II(式中,Pは保護基である)の化合物は,溶媒(たとえばTHF)中,化合物1と塩基(たとえば水素化ナトリウム),続いて保護基の導入のために好適な試薬(P-X,たとえばトリイソプロピルシリルクロリド)と反応させることにより合成した。この反応は,通常,室温で8〜12時間進行させ,所望の生成物は標準的な手順(たとえば抽出及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィー)により単離した(Greene,T.W.;Wuts,P.G.M.,Protective Groups in Organic Synthesis I,第3版,John Wiley & Sons:New York,1981年)。
式IX(式中,R4はOR16である)の化合物の中間体は,Mazeasら(Heterocycles,1999年,50巻,1065頁)に記載の如く,塩基(たとえばナトリウムメトキシドまたは水酸化ナトリウム)と臭化銅(I)の存在下,溶媒(たとえばN,N-ジメチルホルムアミド)中,式IIの化合物と式R16OH(たとえばメタノールまたは水)とを,通常2〜8時間還流させ加熱して反応させることにより合成することができる。所望の中間体は,慣用手段(たとえばシリカゲルのクロマトグラフィー)により精製することができる。R16が水素であるとき,この中間体は,段階3でさらに置換することができるか,または段階4で直接使用して式Ia(式中,R4はOR22であり,R22は−C(X)R20でも,-C(X)NR16R17でも,-S(O)2R21でもない)の化合物を提供することができる。
R16が水素であるとき,段階2からの中間体はさらに変形することができる。この場合,段階2からの中間体は,溶媒(たとえばN,N-ジメチルホルムアミド)中,塩基(たとえば水素化ナトリウム),続いてアルキル化試薬(たとえば臭化ベンジル)またはアシル化剤(たとえば塩化ベンゾイル,フェニルイソシアネート)と,通常,室温でまたは80℃以下に1〜12時間加熱して反応させることができる。所望の生成物は慣用手段(たとえばシリカゲルのクロマトグラフィー)により精製することができる。
式Ia(式中,R4はOR22である)の化合物は,好適な溶媒(たとえばメタノール)中,式IXの化合物と好適な試薬とを反応させて,保護基P(たとえばテトラブチルアンモニウムフルオリド)を除去することにより合成することができる。最終生成物は標準的な手段(たとえば抽出)により単離することができる。
式Ia(式中,R4はS(O)R16である)
式Ia(式中,R4はS(O)2R16である)
式Ibの化合物は,式I(式中,R3はコア構造上の単一の置換基である)である。式Ibの化合物群の例示的な合成スキームは,R3の様々な選択に関してスキーム10,11,12,13,14及び15に示す。
式Ib(式中,R3はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,アリールまたはヘテロアリールボロン酸(borononic acid)(たとえばフェニルボロン酸,3-チエニルボロン酸)(M.Allegretti,Synlett,2001年,5巻,609頁)を使用してSuzuki反応条件下,化合物6から合成した。
式Ib(式中,R3はOR22である)の化合物は,Girgisら(J.Heterocyclic Chemistry,1989年,26巻,317頁)に記載の如く,アルコール(たとえばメタノール,ベンジルアルコール)の存在下,高温(たとえば150℃)で必要な時間,たとえば12時間,化合物6と水性塩基(たとえばNaOH水溶液)とを加熱することによって合成することができる。生成物は,標準的な仕上げ手順に従って単離することができる。
式Ib(式中,R3はNR16R17である)の化合物は,アミン(たとえばジメチルアミン,N-メチルアニリン)と共に化合物6を,油浴中,通常180℃に1〜5時間加熱することにより合成した。生成物は,標準的な手順に従ってまたは,シリカゲルのカラムクロマトグラフィーにより精製することによって単離することができる(Nabihら,J.Heterocyclic Chemistry,1989年,26巻,317頁)。
式Xの化合物は,Greene,T.W.;Wuts,P.G.M.ら(Protective Groups in Organic Synthesis I,第3版,John Wiley & Sons:New York,1981年)に記載の如く,塩基(たとえばNaH)の存在下,不活性溶媒(たとえばTHF)中,化合物6と塩化シリル(たとえばトリイソプロピルシリルクロリド)とを反応させることにより合成することができる。生成物は,標準的なクロマトグラフィー手段により精製することができる。
式XIの化合物は,Andersonら(J.Org.Chem.,1998年,63巻,8224頁)に記載の如く,触媒(たとえばテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム)の存在下,極性非プロトン性溶媒(たとえばDMF)中,シアン化物供給源(たとえばZn(CN)2)と化合物Xとを反応させることにより合成した。標準的な仕上げを実施し,式XIの化合物は,標準的な結晶化またはクロマトグラフィー法により精製することができる。
式XIIの化合物は,Larock,R.C.(Comprehensive Organic Transformations,VCH:NY,1989年,993頁)に記載の如く,不活性溶媒(たとえばEtOH)中,化合物XIと塩基(たとえばNaOH)とを反応させることにより製造することができる。標準的な手順及び精製法を実施した。
式XIIIの化合物は,Coste,J.ら(J.Org.Chem.,1994年;158巻,2437頁)に記載の如く,カップリング試薬(たとえばブロモトリ(ピロリジノ)ホスフィニウムヘキサフルオロホスフェート(PyBrop))の存在下,及び塩基(たとえばジイソプロピルエチルアミン)の存在下,不活性溶媒(たとえばDMF)中,化合物XIIとアミン(たとえばベンジルアミン)とを反応させることにより製造することができる。通常の仕上げを実施し,精製は標準的なクロマトグラフィー法により実施する。
式Ib(式中,R3はCONR16R17である)の化合物は,Tetrahedron Lett.2001年,42(44)巻;7759頁に記載の如く,不活性溶媒(たとえばTHF)中,化合物XIIIとフッ化物供給源(たとえばNH4F)とを反応させることにより製造することができる。精製は,標準的なクロマトグラフィー法で実施する。
式Xの化合物は,Greene,T.W.;Wuts,P.G.M.(Protective Groups in Organic Synthesis I,第3版,John Wiley & Sons:New York,1981年)に記載の如く,塩基(たとえば水酸化ナトリウム)の存在下,不活性溶媒(たとえばジクロロメタン)中,化合物6と塩化スルホニル(たとえば塩化ベンゼンスルホニル)とを反応させることにより合成した。得られたスラリーをセライトで濾過することにより生成物を単離することができる。
式XIの化合物は,Andersonら(J.Org.Chem.,1998年;63巻,8224頁)に記載の如く,触媒(たとえばテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム)の存在下,不活性溶媒(たとえばジクロロメタン)中で化合物Xとシアン化物供給源(たとえばZn(CN)2)とを反応させることにより合成した。標準的な仕上げを実施し,標準的な結晶化またはクロマトグラフィー法により精製する。
式XIVの化合物は,Stavenger,R.A.ら(PCT国際公開第WO03/028724A1号,2003年4月10日)に記載の如く,不活性溶媒(たとえばMeOH)中,触媒(たとえば炭素上パラジウム)を使用して化合物XIと還元剤(たとえばH2)とを反応させることにより製造した。精製は標準的なクロマトグラフィー法により実施することができる。
式XVの化合物は,塩基(たとえばジイソプロピルエチルアミン)の存在下,不活性溶媒(たとえばDMF)中,化合物XIVとアルキル化剤(たとえば臭化ベンジル)とを反応させることにより製造した。標準的な仕上げを実施し,標準的な結晶化またはクロマトグラフィー法により精製する。
式XVIの化合物は,塩基(たとえばジイソプロピルエチルアミン)の存在下,不活性溶媒(たとえばDMF)中,化合物XVとアルキル化剤(たとえば臭化ベンジル)とを反応させることにより製造することができる。標準的な仕上げを実施し,標準的な結晶化またはクロマトグラフィー法により精製する。
式1b(式中,R3はCH2NR22R23である)の化合物は,Greene,T.W.;Wuts,P.G.M(Protective Groups in Organic Synthesis I,第3版,John Wiley & Sons:New York,1981年)に記載の如く,通常1〜3時間,60〜80℃に加熱しながら,極性非プロトン性溶
媒(たとえばEtOH)中で式XVIの化合物と塩基(たとえばKOH)とを反応させることにより合成した。標準的な仕上げを実施し,標準的なクロマトグラフィー法により精製する。
化合物7は,記載(Schneller及びLuo,J.Org.Chem.,1980年,45巻,4045頁)のごとく,溶媒(たとえば1,2-ジメトキシエタン)中で化合物2と85%メタ-クロロペルオキシ安息香酸とを通常,室温で1〜4時間反応させることにより合成した。得られた固体を濾過により集め,エチルエーテルにより洗浄した。固体は水中に懸濁させて,塩基性水溶液(たとえば炭酸カリウム)で塩基性化することができる。冷却後,沈殿物は濾過により集め,慣用手段(たとえば再結晶化)により精製すると,化合物7が得られた。
化合物8は,記載(Schneller及びLuo,J.Org.Chem.,1980年,45巻,4045頁)の如く,通常0℃で,トリフルオロ酢酸溶液中,化合物7と発煙硝酸とを反応させることにより合成した。この反応混合物を直ちに氷上に注ぎ,水酸化ナトリウムで塩基性化すると,濾過により集められる沈殿が得られた。標準的な手順(たとえば再結晶化)による精製により,化合物8を提供することができる。
化合物9は,記載(Schneller及びLuo,J.Org.Chem.,1980年,45巻,4045頁)の如く,溶媒(たとえば酢酸エチル)中,通常80℃に数分加熱しながら化合物8と三塩化リンとを反応させることにより合成した。この反応混合物を冷却し,塩基性水溶液(たとえば炭酸ナトリウム)で中和し,有機溶媒(たとえば酢酸エチル)により抽出する。化合物9は,有機部分から単離し,慣用手段(たとえば再結晶化)により精製することができる。
式XVII(式中,Pは保護基である)の化合物は,溶媒(たとえばTHF)中,化合物9と塩基(たとえば水素化ナトリウム),保護基の導入のために続いて好適な試薬(P-X,たとえばトリイソプロピルシリルクロリド)と反応させることにより合成することができる。この反応は通常,室温で8〜12時間進行させることができ,所望の生成物は,標準的な手段(たとえば抽出及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィー)により単離することができ
る。
式XVIIIの化合物は,記載(Antoniniら,J.Med.Chem.,1982年,25巻,1258頁)の如く,好適な溶媒(たとえばメタノール)中,触媒(たとえばRaneyニッケル)の存在下,通常室温で2〜4時間,式XVIIの化合物と還元剤(たとえば水素ガス)とを反応させることにより合成することができる。式XVIIIの化合物は,標準的な手段(たとえば濾過及び蒸発)により単離することができる。
式XIXの化合物は,式XVIIの化合物と,多くの利用可能なアルキル化剤またはアシル化剤の一つ(たとえば臭化イソブチル,,塩化ベンゾイル,フェニルイソシアネートまたは塩化フェニルスルホニル)とを反応させることにより合成することができる。式XIXの化合物は,慣用手段(たとえばシリカゲルクロマトグラフィー)により精製することができる。
式Ib(式中,R3はNR22R23である)の化合物は,好適な溶媒(たとえばメタノール)中,式XIXの化合物と好適な試薬とを反応させて,保護基P(たとえばテトラブチルアンモニウムフルオリド)を除去することにより合成することができる。最終生成物は,標準的な手段(たとえば抽出)により単離することができる。
式Icの化合物は,式I(式中,R2はコア構造体の単一置換基である)の化合物である。式Icの化合物群の代表的な合成スキームは,R2の様々選択に関して,スキーム16〜32に示される。
化合物10は,文献の手順(Robinson,J.Am.Chem.Soc.,1955年,77巻,457頁)に従って,市販の7-アザインドールから合成した。
式XXの化合物は,THFまたはエーテルのような非プロトン性溶媒中で塩基(たとえばBuLi,NaH)を使用して脱プロトン化し,このアニオンを塩化シリル(たとえばTIPS)または無水物(たとえばBoc無水物)と反応させることにより合成した。生成物は,標準的な手順(氷冷塩水でクエンチし,仕上げし,フラッシュシリカゲルクロマトグラフィーにより精製)に従って単離した。
式Icの化合物は,室温で,トルエン中,式XXの化合物とイソプロピルクロロホーメート(またはエチルクロロホーメート)との反応により合成し,3-クロロメチル中間体を得た。この中間体を−78℃に冷却し,直ちにこれをグリニヤール試薬(または有機リチウム試薬)とシアン化銅とLiClとの溶液との間の反応から発生させた有機銅試薬と反応させた。この混合物を−78℃で1時間撹拌して,次いで室温に温めた。反応は,4:1の塩化アンモニウム:水酸化アンモニウムの溶液でクエンチした。この反応は通常方法により仕上げ,シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると,窒素-保護化生成物が得られた。最終生成物は,室温で標準条件(たとえばTFAまたはNH4F)を使用して保護基(Boc,TIPS)の脱保護により達成することができる。
化合物11は,市販の7-アザインドール,化合物2を,水中でヘキサメチルテトラミンと酢酸と,2時間還流まで加熱して反応させることにより合成した。冷却後,所望の生成物は沈殿し,これを濾過により集めた。
式XXI(式中,Pは保護基である)の化合物は,通常室温で,12から18時間,溶媒(たとえばTHF)中,化合物11と保護基(たとえばtert-ブチルオキシカルボニル二無水物)を導入するための好適な試薬と塩基(たとえば水素化ナトリウム)とを反応させることにより合成した。生成物は慣用手段(たとえば抽出)により単離することができる。
式XXIIの化合物は,通常−10℃に冷却した不活性雰囲気下,溶媒(たとえばTHF)中,式:R24MgCl(たとえば臭化フェニルマグネシウム)のグリニヤール試薬または当量の求核試薬と,溶媒(たとえば1,2-ジメトキシエタン)中の式XXIの化合物とを反応させることにより合成した。この反応は通常,室温に温め,12から18時間撹拌した。所望の生成物は逆相高速液体クロマトグラフィーにより精製した。
式Icの化合物の中間体は,通常,80℃に1〜4時間加熱しながら,式XXIIの化合物と還元剤(たとえば水素化ホウ素ナトリウム)とを溶媒(たとえばエタノール)中で反応させることにより合成した。この反応はメタノールを添加してクエンチし,濃縮し,逆相高速液体クロマトグラフィーにより精製した。
式Ic(式中,R2はアラルキルまたはヘテロアラルキルであり,R24はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,好適な溶媒(たとえばジオキサン)中,保護基,Pを除去するための好適な試薬(たとえば塩酸)と段階4からの中間体とを反応させることにより合成した。最終生成物は標準的な手順(たとえば逆相の分取高速液体クロマトグラフィー)により単離した。
式Ic(式中,R2はアラルキルまたはヘテロアラルキルであり,R24はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,18から24時間,室温または還流以下に加熱しながら,不活性雰囲気(たとえばアルゴン)下,不活性溶媒(たとえば塩化メチレン)中,化合物2と,活性化試薬(たとえば臭化メチルマグネシウム及び二塩化亜鉛または無水塩化アルミニウム)と臭化アラルキル(たとえば臭化ベンジル)または臭化ヘテロアラルキル(ピリジン臭化ベンジル)とを反応させることにより合成した。この生成物は,標準的な手順(たとえば抽出及びシリカゲルクロマトグラフィー)により単離した。
式XXの化合物は,非プロトン性溶媒(THF)中,0℃で強塩基(たとえばNaH,BuLi)による脱プロトン化,続いてP-X(たとえばTIPS-Cl,Boc無水物)を付加して製造した。生成物は,標準的な仕上げ手順により単離した。
式XXIIIの化合物は,非プロトン性溶媒(トルエン)中,25℃でクロロホーメート(たとえばエチルホーメート,イソプロピルホーメート)を添加することにより式XXの化合物から製造した。生成物は標準的な仕上げ及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィーにより単離した。
式XXIIIaの化合物は,アセトン中,60℃でヨウ化ナトリウムを添加して式XXIIIの化合物から製造した。数時間後,通常4時間後,濃縮して乾涸させ,残渣をDMFに溶解し,アジ化ナトリウムを添加した。この反応物を通常,室温で短時間,1時間撹拌した。生成物は標準的な仕上げ手順に従って単離し,シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによりアジ化中間体が生成した。参考文献。
式XXIVの化合物は,触媒(たとえばPd/C)の存在下,触媒量の酸(たとえばHCl,酢酸)と,不活性溶媒(たとえばTHF)中での水素化により,式XXIIIaのアジドから製造した。生成物は,標準的な仕上げ手順に従って単離した。参考文献。
式XXVの化合物は,不活性溶媒(THF)中,強塩基(たとえばNaH,BuLi,TEA)の存在下,種々の求電子試薬(イソシアネート,塩化スルホニル)を使用して,式XXIVの化合物から製造した。生成物は,標準的な仕上げ及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィーに従って単離した。参考文献。
式Ic(式中,R2はCH2NR22R23である)の化合物は,室温で,ジクロロメタン中,酸(たとえばHCl,TFA)を添加することにより,式XXVの化合物から製造した。生成物は標準的な手段に従って単離した。
式Ic(式中,R2はCH2NR22R23である)の化合物は,不活性溶媒(たとえばTHF)及びナトリウムトリアセトキシボロヒドリド中,スルホンアミド,アミドまたは尿素(たとえばベンゼンスルホンアミド,ベンズアミド,フェニル尿素)との還元性アミン化,及び得られた生成物の脱保護により式XXIの化合物から合成した。最終生成物は,シリカゲルのカラムクロマトグラフィーにより単離した(Dube及びScholte;Tetrahedron Lett.1999年,40巻,2295頁)。
化合物12は,Synthesis 1999年,4巻;615-620頁に記載の如く,化合物2と臭素化剤(たとえば臭素)と,補助溶媒(たとえば四塩化炭素:クロロホルム)中で反応させることにより合成した。通常の相抽出を実施し,得られた水性層を塩基(たとえばNaOH)で処理する。得られた固体は標準的な濾過方法により単離する。
式XXVIの化合物は,Greene,T.W.;Wuts,P.G.M.(Protective Groups in Organic Synthesis I,第3版,John Wiley & Sons:New York,1981年)に記載の如く,塩基(たとえば水酸化ナトリウム)の存在下,不活性溶媒(たとえばジクロロメタン)中,化合物12と塩化スルホニル(たとえば塩化ベンゼンスルホニル)とを反応させることにより合成した。得られたスラリーをセライトで濾過することによって生成物を単離することができる。
式XXVIIの化合物は,Andersonら(J.Org.Chem.,1998年;63巻,8224頁)に記載の如く,触媒(たとえばテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム)の存在下,極性非プロトン性溶媒(たとえばDMF)中,化合物XXVIとシアン化物供給源(たとえばZn(CN)2)とを反応させることにより合成した。標準的な仕上げを使用し,標準的な結晶化またはクロマトグラフィー法により精製する。
式XXVIIaの化合物は,Stavenger,R.A.らのPCT国際公開第WO03/028724号に記載の如く,不活性溶媒(たとえばMeOH)中で触媒(たとえば炭素上パラジウム)を添加して,還元剤(たとえばH2)で式XXVIIの化合物から製造した。標準的なクロマトグラフィー法により精製した。
式XXVIIbの化合物は,塩基(たとえばジイソプロピルエチルアミン:DMAP)の存在下,不活性溶媒(たとえばDMF)中,アルキル化剤,スルホニル化剤,またはイソシアネート及びイソチオシアネート(たとえば,臭化ベンジル,塩化ベンゼンスルホニル,フェニルイソシアネート)で処理することにより式XXVIIaの化合物から製造した。標準的な仕上げを使用し,標準的な結晶化またはクロマトグラフィー法により精製する。
式1c(式中,R2はCH2NR22R23である)の化合物は,Greene,T.W.;Wuts,P.G.M(,Protective Groups in Organic Synthesis I,第3版,John Wiley & Sons:New York,1981年)に記載の如く,通常,60〜80℃に1〜3時間加熱しつつ,極性非プロトン性溶媒(たとえばEtOH)中,式XXVIIbの化合物を塩基(たとえばKOH)で処理することにより生成することができる。標準的な仕上げをし,標準的なクロマトグラフィー法により精製する。
式XXVIIIの化合物は,Larock,R.C.(Comprehensive Organic Transformations;VCH:NY,1989年,993頁)に記載の如く,不活性溶媒(たとえばEtOH)中,化合物XXVIIと塩基(たとえばNaOH)とを反応させることにより製造することができる。標準的な仕上げ手順及び精製法を実施する。
式XXIXの化合物は,Coste,J.ら(J.Org.Chem.1994年;I58巻,2437頁)に記載の如く,カップリング剤(たとえばブロモトリ(ピロリジノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート:PyBrop)の存在下,及び塩基(たとえばジイソプロピルエチルアミン)の存在下,不活性溶媒(たとえばDMF)中で化合物XXVIIIとアミン(たとえばベンジルアミン)とを反応させることにより製造することができる。通常の仕上げ手順を利用し,精製は,標準的なクロマトグラフィー手順により実施する。
式1c(式中,R2はCONR16R17である)の化合物は,Tetrahedron Lett.2001年,42(44)巻;7759頁に記載の如く,不活性溶媒(たとえばTHF)中,化合物XIIIとフッ化物供給源(たとえばNH4F)とを反応させることにより製造することができる。精製は標準的なクロマトグラフィー法により実施する。
式XXI(R2はCHOである)の化合物は,化合物12と好適な保護基(たとえばBoc,TIPS)とを反応させることにより合成した。
式XXVIII(式中,R2はCO2Hである)の化合物は,Merourら(Synthesis,2000年,549-556頁)に記載の如く,好適な溶媒(たとえばTHFとH2Oとの混合物)中,式XXIの化合物と酸化剤(たとえばNaClO2及びNH2SO3H)を反応させることにより合成した。
式1c(式中,R2はCONR16R17である)の化合物は,PyBrop(ブロモトリ(ピロリジノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート)の存在下,極性非プロトン性溶媒(たとえばDMF)中,式XXVIIIの化合物とアミン(たとえばアニリン,ジメチルアミン)とを反応させ,この保護基を好適な試薬で脱保護することにより合成した。
式XXVIIIの化合物は,不活性溶媒(たとえばTHF)中,低温,−78℃で式XXVIの化合物とリチウム試薬(たとえばt-ブチルリチウム)とを反応させ,短時間,1時間撹拌し,続いてCO2と反応させ,通常法により仕上げることによって製造することができる。生成物はフラッシュシリカゲルクロマトグラフィーにより精製することができる。
式1c(式中,R2はCONR16R17である)の化合物は,PyBrop(ブロモトリ(ピロリジノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート)の存在下,極性非プロトン性溶媒(たとえばDMF)中,式XXVIIIの化合物とアミン(たとえばアニリン,ジメチルアミン)とを反応させ,この保護基を好適な試薬で脱保護することにより合成した。
式XXXの化合物は,文献(Bull. Soc. Chim. Belg.,1978年,87巻,223頁)に記載の如く,式XXIXの化合物とLawesson試薬(またはP4S10)とを反応させることにより,この化
合物から製造することができる。
式1c(式中,R2はCSNR16R17である)の化合物は,式XXXの化合物を酸(たとえばHCl;TFA)で脱保護し,生成物をカラムクロマトグラフィーにより精製することによって製造することができる。
式XXXIの合成は,Greene,T.W.;Wuts,P.G.M.(Protective Groups in Organic Synthesis I,第3版,John Wiley & Sons:New York,1981年)に記載の如く,不活性溶媒(たとえばジクロロメタン)中,塩基(たとえば水酸化ナトリウム)の存在下,化合物2と塩化スルホニル(たとえば塩化ベンゼンスルホニル)とを反応させることにより合成した。生成物は,得られたスラリーをセライトで濾過することにより単離できる。
式XXXIIの化合物は,Robinson,B.L.ら(J. Am. Chem. Soc.,1959年,81巻;743頁)に記載の如く,0〜25℃の温度で1〜3時間撹拌しながら,化合物XXXIとニートの硝酸化試薬(nitrating agent)(たとえば発煙HNO3)とを反応させることにより製造した。この混合物を氷上に注ぎ,塩基(たとえばNH4OH)で中和し,得られた沈殿を濾過し,真空乾燥した。標準的なクロマトグラフィー法により精製することができる。
式XXXIIIの化合物は,Stavenger,R.A.ら(PCT国際公開WO03/028724号)に記載の如く,触媒(たとえば炭素上パラジウム)を添加した極性溶媒(たとえばMeOH)中,化合物XXXIIと還元剤(たとえばH2)と反応させることにより製造した。標準的なクロマトグラフィー法により精製を実施することができる。
式1c(式中,R2はNR22R23である)の化合物は,不活性溶媒(たとえばDMF)中,塩基(たとえばジイソプロピルエチルアミン;DMAP)の存在下,化合物XXXIIIとアルキル化試薬,スルホニル化試薬,酸クロリド,またはイソシアネートとイソチオシアネート(たとえば臭化ベンジル,塩化ベンゼンスルホニル,フェニルイソシアネート)とを反応させ,続いて脱保護することにより製造することができる。標準的な仕上げを利用し,標準的なクロマトグラフィー法により精製する。
式Ic(式中,R2はC(X)R20であり,Xは'O'である)の化合物は,不活性溶媒(たとえば塩化メチレン)中,ルイス酸(たとえば三塩化アルミニウム)の存在下,及び不活性雰囲気(たとえばアルゴン)下,室温または還流まで1〜18時間加熱することにより,化合物2と酸クロリド(たとえば塩化ベンゾイル)とを反応させることにより合成した。生成物は,抽出及びシリカゲルのクロマトグラフィーにより単離した。
式XXIXの化合物は,カップリング試薬(BOPまたは2-クロロ-1-メチルピリジンヨーダイド)の存在下,式XXVIIIの化合物とN,N-ジメチルアミン・HClとを反応させることにより,式XXVIIIの化合物から製造することができる(J.Org.Chem.,1996年;61巻,4999頁;またはSynth.Commun.,1995年,25巻,1277年)。
式XXXの化合物は,グリニヤール試薬(たとえば臭化フェニルマグネシウム)またはリチウム試薬(たとえばフェニルリチウム)とを不活性溶媒(たとえばジエチルーテルまたはTHF)中,低温,通常0℃で反応させ,室温に温め,短時間,通常1時間撹拌することにより,式XXIXの化合物から製造することができる。この反応は,希塩酸(3N HCl)を添加してクエンチし,標準的な仕上げ条件にかけ,カラムクロマトグラフィーにより精製することができる(Olahら,Synthesis,1984年,3巻,228頁)。
式Ic(式中,R2はC(X)R20であり,Xは'O'である)の化合物は,好適な脱保護試薬(たとえばTBAFまたはNaOH水溶液)で化合物XXXを脱保護し,標準条件により生成物を精製することにより製造することができる。
式XXXIの化合物は,カップリング試薬(BOP試薬または2-クロロ-1-メチルピリジンヨーダイド)の存在下,式XXVIIIの化合物とN,O-ジメチルヒドロキシルアミン・HClとを反応させることにより,式XXVIIIの化合物から製造することができる(J.Org.Chem.,1996年,61巻,4999頁;またはSynth.Commun.,1995年,25巻,1277頁)。
式XXXの化合物は,文献(Tetrahedron Letters,1981年,22巻,3815頁)に従って,グリニヤール試薬と反応させることにより,式XXXIの化合物から製造することができる。
式Icの化合物は,スキーム24に示されているのと同一方法で,式XXXの化合物から製造することができる。
式Ic(式中,R2はS(O)nR21であり,ここでn=1である)
式Ic(式中,R2はS(O)nR21であり,ここでn=2である)
式Ic(式中,R2はS(O)nR21であり,ここでn=0である)の化合物は,不活性溶媒(たとえばDMF)中,強塩基(たとえばNaH)で脱プロトン化,続いて二硫化ジアリル(たとえばPhSSPh)を添加することにより,市販の化合物2から製造した。この反応は通常,室温で一晩実施し,生成物は,標準的な仕上げ及びシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーに従って単離した(Atkinsら,1988年,480頁)。
式Ic(式中,R2はS(O)nR21であり,ここでn=1である)の化合物は,ジクロロメタン中,酸化剤(m-CPBA,オキソン,0.5当量)を添加して,式Ic(式中,R2はS(O)nR21であり,ここでn=0である)の化合物から製造した。この生成物は,標準的な仕上げ及びシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより単離した。
式Ic(式中,R2はS(O)nR21であり,ここでn=2である)の化合物は,ジクロロメタン中
,酸化剤(m-CPBA,オキソン,2.0当量)を添加することにより,式Ic(式中,R2はS(O)nR21であり,ここでn=1である)の化合物から製造した。生成物は,標準的な仕上げ及びシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより単離した。
式Ic(式中,R2はS(O)nR21であり,ここでn=2である)の化合物は,Ottoniら(Tetrahedron,1998年,54巻,13915頁)に記載の如く,極性溶媒(たとえばエタノール,アセトン)中,室温で,塩化スルホニル(たとえば塩化ベンゼンスルホニル)との反応により,化合物2から製造することができる。生成物は標準的な仕上げ手順により単離することができる。
式XXXI(式中,Pは保護基である;たとえばフェニルスルホニル)の化合物は,塩基(たとえば炭酸ナトリウム)及び金属(たとえばトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0))とリガンド(トリ-tert-ブチルホスフィン)とから構成される触媒の存在下,式XXXVIの化合物とアリールまたはヘテロアリールボロン酸(たとえばフェニルボロン酸)とを,通常75℃に8〜12時間加熱して反応させることにより合成した。
式Ic(式中,R2はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,好適な溶媒(たとえばエタノール)中,式XXXIの化合物を,保護基Pを除去するための好適な試薬(たとえばNaOH)と反応させることにより合成した。最終生成物は,標準的な手順(たとえば逆相の分取高速液体クロマトグラフィー)により単離した。
式Idの化合物は,式I(式中,R2及びR4はコア構造上の単一の置換基である)の化合物である。式Idの化合物群の代表的なスキームを種々のR2及びR4に関してスキーム33〜38に示す。
化合物13(式中,R2は,CH2NMe2である)の化合物は,Robinson(J.Am.Chem.Soc.,1955年,77巻,457頁)に記載の如く,アルカノール溶媒(たとえばイソプロパノール)中,パラホルムアルデヒド及びジメチルアミン塩酸塩を使用して,Mannich反応条件下で合成した。
式XXXII(式中,R2はCH2NMe2である)の化合物は,化合物12と好適な保護基(たとえばBoc,TIPS)とを反応させることによって合成した。
式XXIII(式中,R4はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,触媒(たとえばPd(PPh3)4)の存在下,アリールまたはヘテロアリールボロン酸(たとえばフェニルボロン酸,3-チエニルボロン酸)を使用するSuzuki反応条件下,式XXXIIの化合物から合成した。
式Id(式中,R4はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,不活性溶媒(たとえばトルエン)中,式XXIIIの化合物と,エチルクロロホーメートまたはイソプロピルクロロホーメートと反応させることにより合成することができる。
式Id(式中,R2は(CH2)nR24であり,R24はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,触媒(たとえばCuCl.2LiCl)の存在下,不活性溶媒(たとえばTHF)中,式XXIVの化合物とグリニヤール試薬(たとえば臭化フェニルマグネシウム,臭化ベンジルマグネシウム)とを反応させることにより合成した。保護基(たとえばTIPS)は,好適な試薬(たとえばTBAF)により開裂することができるか,反応(たとえばBoc)の間に開裂することができる。
式XXXVの化合物は,ジクロロメタン中,ルイス酸(たとえば塩化アルミニウム)の存在下,室温で,求電子試薬(たとえばハロゲン化アリール,ハロゲン化ヘテロアリール)を使用するフリーデル-クラフツアルキル化条件下で,式1の化合物から製造した。生成物は,標準的な仕上げ手順に従って単離した。
式XXXVIの化合物は,非プロトン性溶媒(たとえばTHF)中,0℃で強塩基(たとえばNaH,BuLi)による脱プロトン化,続いて保護基(TIPS-Cl,Boc無水物)により,式XXXVの化合物から製造した。生成物は標準的な仕上げ手順に従って単離した。
式XXXVIIの化合物は,水性/THF溶媒系中,ボロン酸(たとえばアリールまたはヘテロアリール),塩基(たとえば炭酸カリウム,トリエチルアミン,水酸化ナトリウム)及び触媒(たとえばPd(Ph3P)4)を使用するSuzuki反応下,式XXXVIの化合物から製造した。12時間後,生成物を標準的な仕上げ及びシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーに従って単離した。
式Idの化合物は,ジクロロメタン中,酸(たとえばHCl,TFA)を使用して,保護基の脱保護により,式XXXVIIの化合物から製造した。生成物は,標準的な仕上げ及びシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーに従って単離した。
式XXXVIIIの化合物は,ジクロロメタン中,室温で,ルイス酸(たとえば塩化アルミニウム)の存在下,フリーデル-クラフツアルキル化条件下,酸クロリド(たとえばアリール,ヘテロアリール)と式1の化合物とから製造した。生成物は標準的な仕上げ及びシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより単離した。
式XXXIXの化合物は,0℃で非プロトン性溶媒(THF)中,強塩基(たとえばNaH,BuLi)による脱プロトン化,続いて保護基(TIPS-Cl,Boc無水物)の付加により,式XXXVIIIの化合物から製造した。生成物は,標準的な仕上げ手順に従って単離した。
式XLの化合物は,水性/THF溶媒系中,ボロン酸(たとえばアリールまたはヘテロアリール),塩基(たとえば炭酸カリウム,トリエチルアミン,水酸化ナトリウム)と触媒(たとえばPd(Ph3P)4)を使用して,Suzuki反応下で式XXXIXの化合物から製造した。12時間後,生成物は標準的な仕上げ及びシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより単離した。
式Idの化合物は,ジクロロメタン中の酸(たとえばHCl,TFA)を使用する保護基の脱保護により,式XLの化合物から製造した。生成物は,標準的な仕上げ及びシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより単離した。
式XLIの化合物は,ジクロロメタン中,強塩基(たとえばNaH)を添加し,続いてジスルフィド分子(たとえばPhSSPh)を添加することによって,式1の化合物から製造した。反応は室温で一晩実施した。生成物は,標準的な仕上げ及びシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより単離した。
式XLIIの化合物は,ジクロロメタン中,酸化剤(たとえばMCPBA,オキソン,2.0当量)を添加して一晩実施して,式XLIの化合物から製造した。生成物は,標準的な仕上げ及びシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより単離した。
式XLIIIの化合物の合成は,強塩基(BuLi,NaH)を使用する脱プロトン化,続いて不活性溶媒(THF)中,保護基(たとえばTIPS-Cl,Boc無水物)を付加して,式XLIIの化合物から式XLIIIの化合物を製造することができる。
式XLIIIの化合物は,水/THF溶媒系中,ボロン酸(たとえばアリールまたはヘテロアリール),塩基(たとえば炭酸カリウム,トリエチルアミン,水酸化ナトリウム)及び触媒(たとえばPd(Ph3P)4)を使用するSuzuki反応下,式XLIIの化合物から製造することができる。12時間後,生成物は標準的な仕上げ及びシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより単離した。
式Idの化合物は,ジクロロメタン中,酸(たとえばHCl,TFA)を使用する保護基の脱保護によって,式XLIIIの化合物から製造することができる。この生成物は,標準的な仕上げ及びシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより単離した。
式XXXVIIIの化合物は,不活性雰囲気下,通常室温で1〜2時間,溶媒(たとえばジク
ロロメタン)中,ルイス酸(たとえば三塩化アルミニウム)と化合物1とを反応させ,続いて酸クロリド(たとえば塩化ベンゾイルまたは塩化ニコチノイル)を添加し,2〜12時間反応させることによって合成した。反応はメタノールでクエンチし,濃縮し,シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。
式XXXIX(式中,Pは保護基である)の化合物は,溶媒(たとえばTHF)中,化合物XXXVIIIと塩基(たとえば水素化ナトリウム)とを反応させ,続いて保護基(P-X,たとえばトリイソプロピルシリルクロリド)を導入するための好適な試薬と反応させることにより合成した。反応は通常,室温で8〜12時間進行させ,所望の生成物は標準的な手段(たとえば抽出及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィー)により単離した。
式XLIV(式中,R20はアリールまたはヘテロアリールであり,R4はNR16R17である)の化合物の中間体は,N-置換-3,6-ジブロモカルバゾールを式IIの化合物に置き換えて,Thomasら(J.Am.Chem.Soc.,2001年,123巻,9404頁)に記載の如く,溶媒(たとえばトルエン)中,塩基(たとえばナトリウムtert-ブトキシド)及び金属(トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0))及びリガンド(たとえばトリ-tert-ブチルホスフィン)の存在下,通常95℃に8〜12時間加熱しながら,式XXXIX(式中,R20はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物と式NHR16R17のアミン(たとえばアニリン)とを反応させることにより合成した。所望の化合物は,シリカゲルのクロマトグラフィーにより精製した。この中間体を段階5で直接使用して,式1d(式中,R20はアリールまたはヘテロアリールであり,R4はNR22R23であり,R22及びR23は-C(X)R20でも,-C(X)NR16R17でも,-S(O)2R21でもない)を提供することができるか,あるいは段階4でさらに置換することができる。
段階3からの中間体は,少なくともR16またはR17が水素であるときにはさらに変形することができる。段階3からの中間体は,溶媒(たとえばN,N-ジメチルホルムアミド)中,塩基(たとえば水素化ナトリウム)と反応させ,続いてアルキル化試薬(たとえば臭化ベンジル)またはアシル化剤(たとえば塩化ベンゾイル,フェニルイソシアネートまたは塩化フェニルスルホニル)と,通常,室温または80℃に1〜12時間加熱して反応させることができる。式XLIV(式中,R20はアリールまたはヘテロアリールであり,R4はNR22R23である)の化合物は,慣用手段(たとえばシリカゲルのクロマトグラフィー)により精製することができる。
式Id(式中,R2はC(O)R20であり,ここでR20はアリールまたはヘテロアリールであり,R4はNR22R23である)の化合物は,好適な溶媒(たとえばメタノール)中,式XLIVの化合物と好適な試薬とを反応させて,保護基P(たとえばテトラブチルアンモニウムフルオリド)を除去することにより合成した。最終生成物は,標準的な手順(たとえば抽出)により単離することができる。
化合物II(式中,R4はBrである)の化合物は,化合物1を好適な保護基(たとえばTIPS)で保護することにより合成した。
式XLV(式中,R4はCO2R24である)の化合物は,不活性溶媒(たとえばTHF)中,式IIの化合物と強塩基(たとえばn-ブチルリチウム)とベンジルクロロホーメートまたはメチルクロロホーメートとを反応させることにより合成した。
式XLVI(式中,R2はC(O)R20である)の化合物は,塩化メチレン中,ルイス酸(たとえばAlCl3)の存在下,塩化アシル(たとえば塩化ベンゾイル)を使用して,フリーデル-クラフツ条件下で化合物XLVから合成することができる。
式XLVII(式中,R4はCOOHであり,R2はC(O)R20である)の化合物は,式XLVIの化合物と水性塩基(たとえばNaOH)とを反応させるか,または触媒(たとえば5%Pd/C)の存在下,アルコール(たとえばMeOH)溶媒中,水素下で式XLVII(式中,R4はCOOBnである)の化合物の水素化により合成することができる。
式XLVIII(式中,R2はC(O)R20であり,R4はC(O)NR16R17である)の化合物は,Costeら(Journal of Organic Chemistry,1994年,59巻,2437頁)に記載の手順に従って,PyBrop(ブロモトリ(ピロリジノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート)の存在下,不活性雰囲気中,非極性非プロトン性溶媒(たとえばDMF)中で式XLVIIの化合物とアミン(たとえばベンジルアミン,ジメチルアミン)とを反応させることにより合成することができる。
式Id(式中,R2はC(O)R20であり,R4はC(O)NR16R17である)の化合物は,好適な条件(たとえばTBAF)のもと,式XLVIIIの化合物の保護基(たとえばTIPS)を開裂することにより合成することができる。
式Igの化合物は,式I(式中,R2及びR3はコア構造上の単一の置換基である)の化合物
である。式Igの化合物の化合物の群の例示的な合成スキームは,R2及びR3の種々の選択に関してスキーム39〜43に示す。
式XLIX(式中,R20はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,溶媒(ジクロロメタン)中,化合物10とルイス酸(たとえば三塩化アルミニウム)と,通常,室温で1〜2時間反応させて,続いて酸クロリド(たとえば塩化ベンゾイルまたは塩化ニコチノイル)を添加し,2〜12時間反応させることにより合成することができる。反応はメタノールでクエンチし,濃縮し,シリカゲルクロマトグラフィーにより精製する。
式Ig(式中,R3はNH2であり,R2はC(O)R20であり,ここでR20はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,Antoniniら(J.Med.Chem.1982年,25巻,1258頁)に記載の如く,好適な溶媒(メタノール)中,触媒(たとえばRaneyニッケル)の存在下,還元剤(たとえば水素ガス)と,室温で2〜4時間,反応させることにより合成した。生成物は,濾過及び蒸発により単離した。
式XLX(式中,Pは保護基である)の化合物は,溶媒(たとえばTHF)中,式XLIXの化合物と塩基(たとえば水素化ナトリウム),続いて保護基(P-X,たとえばトリイソプロピルシリルクロリド)を導入するための好適な試薬と反応させることにより合成することができる。反応は通常,室温で2〜6時間進行させ,生成物は標準的な手順(たとえば抽出及びシリカゲルのクロマトグラフィー)により単離した。
式XLXの化合物は,Antoniniら(J.Med.Chem.1982年,25巻,1258頁)に記載の如く,溶媒(たとえばメタノール)中,触媒(たとえばRaneyニッケル)の存在下,段階1からの中間体と還元剤(たとえば水素ガス)とを通常,室温で2〜4時間の反応により合成することができる。生成物は標準的な手段(たとえば濾過及び蒸発)により単離することができる。
式XLXI(式中,R20はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,溶媒(たとえばジメチルホルムアミド)中,式XLXの化合物と塩基(たとえば水素化ナトリウム)との反応,続いてアルキル化試薬(たとえば臭化ベンジル)またはアシル化剤(たとえば塩化ベンゾイル,フェニルイソシアネート,塩化フェニルスルホニル)と,通常,室温で,または80℃に1〜12時間加熱することによって合成することができる。所望の生成物は,慣用の手段(たとえばシリカゲルのクロマトグラフィー)により精製することができる。
式XLXII(式中,R20はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,溶媒(たとえばジメチルホルムアミド)中,式XLXIの化合物と塩基(たとえば水素化ナトリウム)との反応,続いてアルキル化試薬(たとえば臭化ベンジル)またはアシル化剤(たとえば塩化ベンゾイル,フェニルイソシアネート,塩化フェニルスルホニル)と,通常室温で,または80℃に1〜12時間加熱することによって合成することができる。所望の生成物は,慣用の手段(たとえばシリカゲルのクロマトグラフィー)により精製することができる。
式Ig(式中,R3はNR22R23であり,R2はC(O)R20であり,ここでR20はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,好適な溶媒(たとえばメタノール)中,式XLXIIの化合物と好適な試薬とを反応させて,保護基P(たとえばテトラブチルアンモニウムフルオリド)を除去することにより合成することができる。最終生成物は,標準的な手段(たとえば抽出)により単離することができる。
式Ig(式中,R3はアリールまたはヘテロアリールであり,R2はC(O)R20であり,ここでR20アリールまたはヘテロアリールである)
式1b(式中,R3はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,触媒(たとえばPd2(dba)3CHCl3)の存在下,塩(たとえばKF)の存在下,不活性溶媒(たとえばジオキサン)中,化合物6とボロン酸(たとえば3-メトキシフェニルボロン酸)とを反応させることにより合成することができる。反応は,Allegretti,M.ら(Synlett 2001年;5巻,609頁)に記載の如く,不活性溶媒中,通常,4〜12時間,加熱(100℃)して実施する。精製は,標準的なクロマトグラフィー法により実施する。
式1g(式中,R3はアリールまたはヘテロアリールであり,R2はC(O)R20であり,ここでR20はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,Katritzky,A.R.ら(J.Org.Chem.2003年,68巻,5720頁)に記載の如く,酸クロリド(たとえば塩化ベンゾイル)の存在下,不活性溶媒(たとえばCH2Cl2)中,式1b(式中,R3はアリールまたはヘテロアリールである)とルイス酸(たとえばAlCl3)とを反応させることにより合成することができる。精製は標準的なクロマトグラフィー法により実施する。
式XLXIIIの化合物は,Katritzky,A.R.ら(J.Org.Chem.2003年,68巻,5720頁)に記載の如く,酸クロリド(たとえば塩化ベンゾイル)の存在下,不活性溶媒(たとえばCH2Cl2)中,式6の化合物とルイス酸(たとえばAlCl3)とを反応させることにより製造することができる。標準的なクロマトグラフィー法により精製を実施する。
式1g(式中,R3はアリールまたはヘテロアリールであり,R2はC(O)R20であり,ここでR20はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,不活性溶媒(たとえばジオキサン)中,塩(たとえばKF)の存在下,触媒(たとえばPd2(dba)3CHCl3)の存在下,式XLXIIIの化合物と,ボロン酸(たとえば3-メトキシフェニルボロン酸)とを反応させることにより合成することができる。反応は不活性溶媒中で実施し,Allegretti,M.ら(Synlett 2001年;5巻,609頁)に記載の如く通常,4〜12時間加熱(100℃)する。標準的なクロマトグラフィー法により精製を実施する。
式XXの化合物は,スキーム16に概説された手順に従って製造した。
式XLIXの化合物は,非プロトン性溶媒(Et2O,THF)中,−78℃で,塩基(n-BuL t-BuLiなど)を使用して脱プロトン化を実施することにより式XXの化合物から製造した。次いでこのアニオン中間体を臭化物供給源(NBSまたはジブロモエタン)と反応させ,室温に温めた。反応物は通常方法で仕上げた。化合物はシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。
式L(式中,R3はアリールまたはヘテロアリールである)の化合物は,スキーム10に示されているように,アリールまたはヘテロアリールボロン酸(たとえばフェニルボロン酸,3-チエニルボロン酸)を使用するSuzuki反応条件下,式XLIXの化合物から合成した(M.Allegretti,Synlett,2001年,5巻,609頁)。
式Igの化合物は,室温で,トルエン中,式XXの化合物とイソプロピルクロロホーメート(またはエチルクロロホーメート)とを反応させて3-クロロメチル中間体を与えることによって合成することができる。この中間体を−78℃に冷却し,直ちにグリニヤール試薬(または有機リチウム試薬)と,シアン化銅とLiClとの溶液との間の反応から生成させた有機銅試薬と反応させた。この中間体を−78℃で1時間撹拌して,室温に温めた。この反応物を4:1の塩化アンモニウム:水酸化アンモニウム溶液でクエンチした。反応物を通常方
法により仕上げて,シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると,窒素保護化生成物が得られた。最終生成物は,室温で,標準条件(TFAまたはNH4F)を使用する保護基(Boc,TIPS)の脱保護によって実施することができる。
化合物7は,Schneller及びLuo(J.Org.Chem.,1980年,45巻,4045頁)に記載の如く,室温で,溶媒(たとえば,1,2-ジクロロエタン)中,通常1〜4時間,化合物2と85%メタ-クロロペルオキシ安息香酸とを反応させることにより合成した。得られた固体を濾過により集め,エチルエーテルで洗浄した。この固体を水に懸濁させ,水性塩基(たとえば炭酸カリウム)で塩基性化した。冷却して,沈殿を濾過により集め,慣用手段(たとえば再結晶)により精製すると,化合物7が得られた。
化合物6aは,不活性溶媒(たとえばDMF)中,化合物7と,臭素化剤(たとえばテトラメチルアンモニウムブロミド)とを反応させることにより合成した。混合物を0℃に冷却し,メタンスルホン酸無水物を滴下添加した。この反応混合物を,Thibault,Cら(Organic Letters,2003年,5巻,5023頁)に記載の如く,25℃で通常4〜6時間撹拌する。この反応混合物を直ちに氷上に注ぎ,水酸化ナトリウムで塩基性化すると,濾過により集められる沈殿が得られた。標準方法(たとえば再結晶化)による精製により,化合物6aが得ることができる。
化合物XLXIIIaは,不活性溶媒(たとえば塩化メチレン)中,ルイス酸(たとえば三塩化アルミニウム)の存在下,及び室温で不活性雰囲気(たとえばアルゴン)下,または還流まで1〜18時間加熱して,化合物6aと酸クロリド(たとえば塩化ベンゾイル)とを反応させることにより合成した。生成物は,Katritzky,A.Rら(J.Org.Chem.,2003年,68巻,5720頁)により記載の如く,抽出及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィーにより単離した。
化合物Igは,触媒(たとえばPd(PPh3)4)の存在下,アリールまたはヘテロアリールボロ
ン酸(たとえば3-メトキシフェニルボロン酸,フェニルボロン酸)を使用してSuzuki反応条件下,式XLXIIIaの化合物から合成した。生成物は,Allegretti,M.ら(Synlett 2001年;5巻,609頁)に記載の如く標準的な手順(氷冷塩水でクエンチし,仕上げし,シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー)に従って単離した。
式XLXVの化合物は,周囲温度で,AcOH中に一級アミンとDCCのようなカップリング剤とを添加することにより,式XLXIVの化合物から製造することができる。生成物は,標準的な仕上げ及びシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより単離することができる。参考文献:Hyde,Carolyn B.,JCS,Perkins Trans 2,1989年,2011〜2016頁。
式XLXVIの化合物は,CHCl3中,−78℃で,スルフィドXLXIVと,ジトリフルオロメチルベンジルアルコールとスルフィドとのカルシウム塩とを反応させることにより製造することができる。得られる生成物は,定量的収率で濾別することができる。参考文献:Martin,JC,JACS,1971年,93巻,2341頁。
式XLXVIIの化合物は,極性非プロトン性溶媒(DMFなど)中,41℃で,ジアルコキシジアリルスルフランと一級アミンとを反応させることにより製造することができる。生成物は,再結晶またはシリカゲルのクロマトグラフィーにより単離することができる。参考文献:Franz JA,JACS,1973年,95巻,6,2017頁。
スキーム44
DMF(10ml)中の5-ブロモ-7-アザインドールXXX(300mg,1.52mmol)の溶液に,シアン化ナトリウム(150mg,3.06mmol),ヨウ化銅(45mg,0.24mmol)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(100mg,0087mmol)を添加した。反応物をアルゴン下に設置し,125℃で48時間加熱し,その後,反応物を周囲温度に放冷してから,酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウム溶液で希釈した。層を分離し,水性層を酢酸エチル(2×,150ml)で抽出した。次いで有機相を混合し,飽和重炭酸塩溶液で洗浄(3×,100ml)してから,硫酸ナトリウムで乾燥し,減圧下で蒸発させた。粗な物質を,添加剤としてトリエチルアミンを添加した70%ヘキサン,30%酢酸エチルの溶液で溶離する分取PLCで精製すると,オフホワイト固体の表記化合物が得られた(150mg,M−1=142.0)。
エタノール(10ml)中の5-シアノ-7-アザインドールXXX(50mg,0.35mmol)の溶液に,10%水酸化カリウム水溶液(15ml)を添加した。反応物を90℃に2日間加熱し,その後,反応物を室温に温めた。pHは,10%HClで6に調節し,酢酸エチル(100ml)で希釈した。層を分離し,水性層を酢酸エチル(4×,75ml)で洗浄した。有機層を混合し,塩水(100ml)で1度洗浄してから,硫酸ナトリウム上で乾燥した。有機層を減圧下で蒸発させると,オフホワイト固体の表記生成物が得られた(52mg,M−1,161.2)。
スキーム45
丸底フラスコに,5-ブロモ-7-アザインドール(540.0mg,0.002741mol),ジメチルアミン塩酸塩(0.24g,0.0030mol)及びパラホルムアルデヒド(0.090g,0.0030mol)及びイソプロピルアルコール(40.0mL,0.522mol)を添加した。反応混合物を還流下,17時間加熱した
。この反応混合物を水に注ぎ,続いてpH=9になるまでK2CO3を添加した。次いで,水性層をEtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,硫酸ナトリウム上で乾燥し,濃縮し,バイオタージで精製すると,出発物質180.0mgと共に生成物13が得られた(380.0mg)。
丸底フラスコに,化合物13(380.0mg,0.001495mol)と,N,N-ジメチルホルムアミド(10.0mL,0.129mol)と水素化ナトリウム(66mg,0.0016mol)を添加した。10分後,ジ-tert-ブチルジカーボネート(650mg,0.0030mol)を添加した。反応混合物を室温でさらに2時間撹拌した。TLCは出発物質がないことを示した。この反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,硫酸ナトリウム上で乾燥し,濃縮し,オイルポンプで乾燥すると,生成物16が得られた(540mg)。
丸底フラスコに,化合物16(628.0mg,0.001773mol)と,3-チオフェンボロン酸(390.0mg,0.003048mol)と炭酸カリウム(800.0mg,0.005788mol)とテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(40.0mg,0.0000346mol)とテトラヒドロフラン(16.0mL,0.197mol)と水(4.0mL,0.22mol)を窒素雰囲気下で添加した。反応物を一晩還流下加熱した。反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,硫酸ナトリウム上で乾燥し,濃縮し,バイオタージで精製すると,生成物17が得られた(600.0mg)。
丸底フラスコに,化合物17(120.0mg,0.000034mol)とトルエン(4.0mL,0.038mol)を窒素下で添加した。この反応混合物に,エチルクロロホーメート(40.0mg,0.000037mol)を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌すると,TLCにより所望の塩化物が得られた。反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,硫酸ナトリウム上で乾燥し,濃縮し,バイオタージで精製すると,生成物18が得られた(74.5mg)。
丸底フラスコに,窒素雰囲気下,テトラヒドロフラン(1.0mL)中の3-メトキシルフェニルマグネシウムブロミド1.0Mと,テトラヒドロフラン(5.0mL,0.062mol)を添加した。この反応混合物を−20℃に冷却し,続いてテトラヒドロフラン(1mL)中の0.7MのCuCN・2LiClを添加した。10分後,トリメチルホスフィン(120mg,0.0010mol)を反応混合物に添加した。この反応混合物に,化合物18(60.0mg,0.000172mol)を添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,硫酸ナトリウム上で乾燥し,濃縮し,バイオタージで精製すると,生成物6(M25mg)が得られた。
丸底フラスコに,化合物14(20.0mg,0.0000624mol)と塩化メチレン(4.0mL,0.062mol)を室温で添加した。この反応混合物に,BBr30.1mL(1.0M)を添加した。反応混合物を室温に5時間温めた。TLCは反応が完了したことを示した。反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,硫酸ナトリウム上で乾燥し,濃縮し,分取TLCで精製すると,生成物15(5mg)が得られた。
スキーム46
丸底フラスコに,5-ブロモ-7-アザインドール1(900.0mg,0.004568mol)とN,N-ジメチルホルムアミド(25.0mL,0.323mol)と,水素化ナトリウム(0.20g,0.0050mol)を室温で添加した。10分後,塩化トリイソプロピルシリル(1.1mL,0.0050mol)を反応混合物に添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,硫酸ナトリウム上で乾燥し,濃縮し,バイオタージで精製すると,生成物20(1.2g)が得られた。
丸底フラスコに,化合物20(425.0mg,0.001203mol)とエーテル(8.0mL,0.076mol)を−78℃,窒素雰囲気下で添加した。この反応混合物にヘプタン(1.5mL)中の1.7Mのtert-ブチルリチウムをゆっくりと添加した。反応混合物を−78℃で90分間撹拌し,続いてベンジルクロロホーメート(0.20mL,0.0014mol)を添加した。−78℃で2時間後,反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,硫酸ナトリウム上で乾燥し,濃縮し,バイオタージで精製すると,生成物21(250mg)が得られた。
丸底フラスコに化合物21(250.0mg,0.0006118mol)とテトラヒドロフラン(5.0mL,0.062mol)とテトラ-n-ブチルアンモニウムフルオリド(190mg,0.00073mol)を添加した。反応混合物を室温で30分間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,硫酸ナトリウム上で乾燥し,濃縮し,バイオタージで精製すると,生成物22(55mg)が得られた。
丸底フラスコに化合物22(55.0mg,0.000218mol)と炭素上水酸化パラジウム20重量%Pd,wet(20.0mg,0.000142mol)とメタノール(5.0mL,0.12mol)を水素雰囲気下で添加した。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。濾過及び濃縮により生成物15(35mg)が得られた。
丸底フラスコに化合物15(35.0mg,0.000216mol)とベンジルアミン(0.05mL,0.0004mol)とPyBroP(ブロモトリ(ピロリジノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート,200.0mg,0.0004318mol)とトリエチルアミン(0.093mL,0.00067mol)とテトラヒドロフラン(5.0mL,0.062mol)とN,N-ジメチルホルムアミド(10.0mL,0.129mol)と塩化メチレン(5.0mL,0.078mol)を窒素雰囲気下で添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,硫酸ナトリウム上で乾燥し,濃縮し,バ
イオタージで精製すると,生成物19(15mg)が得られた。
スキーム47
5-ブロモ-7-アザインドール1(417mg,0.00212mol)を,CH2Cl2(20mL)中,窒素雰囲気下で保持した丸底フラスコに添加した。塩化アルミニウム(1400mg,0.010mol,5当量)を添加した。反応混合物を25℃で1時間撹拌し,このとき3-メトキシ塩化ベンゾイル24(740mg,0.0053mol,2.5当量)を添加した。反応混合物をさらに1時間撹拌し続けた。溶媒を減圧下で除去した。得られた残渣をEtOAcに溶解し,塩水で洗浄し,MgSO4上で乾燥し,濃縮した。70:30のヘキサン/EtOAc溶媒系を使用する所望の生成物をシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると,化合物25が得られた。生成物25は,LC/MSとH1-NMRにより同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)253。
化合物25(150mg,0.00045mol)を窒素雰囲気下に保持した乾燥丸底フラスコのTHF(15mL)に添加した。THF(15mL)中の水素化ナトリウム(35mg,0.0014mol,3.2当量)を添加した。25℃で20分間,窒素雰囲気下で撹拌した後,ジ-tert-ブチルジカーボネート(148mg,0.000678mol,1.5当量)をフラスコに導入した。この反応混合物を18時間撹拌し,続いて減圧下で溶媒を除去した。得られた残渣をEtOAcに溶解し,塩水で洗浄し,MgSO4上で乾燥すると,生成物26が得られた。所望の生成物をさらに精製することなく実施した。生成物は,H1-NMRにより同定した。
アザインドール26(33mg,0.00076mol),炭酸カリウム(44mg,0.00032mol),3-チオフェンボロン酸(20mg,0.0002mol),THF(7mL),水(1.5mL)とテトラキス(トリフェニルホスフ
ィン)パラジウム(0)(5mg,0.000004mol)を丸底フラスコに添加した。反応混合物を70℃で窒素雰囲気下,一晩撹拌した。溶媒を除去し,得られた残渣をEtOAcに溶解し,塩水で洗浄し,MgSO4上で乾燥し,濃縮した。所望の生成物は,90:10のヘキサン/ETOAc溶媒系を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生成物27は,LC/MSとH1-NMRにより同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)+436.5。
アザインドール27(14mg,0.000032mol)を,窒素雰囲気下,乾燥丸底フラスコ中のCH2Cl2(5mL)に添加した。ヘプタン中の三臭化ホウ素(boron tribromide)(0.06387mL)を滴下添加した。反応混合物を25℃で4時間撹拌した。溶媒を除去し,得られた残渣をEtOAcに添加し,塩水で洗浄し,MgSO4上で乾燥し,濃縮した。所望の生成物は,98:2のCH2Cl2/MeOH溶媒系を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生成物23は,LC/MSとH1-NMRにより精製した。LRMS(ESI+):(M+H+)+321。
スキーム48
スキーム49
水塩化メチレン(12mL,0.19nol)中の7-アザインドール(1)(0.150g,1.27mmol)の溶液に室温で添加した。得られた混合物を室温で1時間撹拌してから,二塩化亜鉛(0.21g,1.5mmol)を添加した。さらに1時間撹拌した後,3,5-ジメトキシ臭化ベンジル(4)(0.35g,1.5mmol)を反応混合物に添加した。この反応物を室温で一晩撹拌してから,メタノールでクエンチした。混合物を蒸発乾涸させ,酢酸エチルに溶解し,水洗した。この水性部分を重炭酸ナトリウム(s.s.)で中性化し,酢酸エチル(3×)で抽出した。有機部分を混合し,0.1N HClで洗浄し,無水硫酸ナトリウム上で乾燥し,減圧下で蒸発させた。50%酢酸エチル/ヘキサンを使用する分取TLCで精製すると,黄色粉末の化合物29が得られた(15mg;M+H=269.2,M-H=267.2)。
スキーム50
4-クロロ-アザインドール6,炭酸カリウム,3,5-ジフルオロボロン酸(20mg,0.0002mol),THF(7mL),水(1.5mL)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)を丸底フラスコに添加した。この反応混合物を,窒素下,70℃で一晩撹拌した。溶媒を除去し,得られた残渣をEtOAcに溶解し,塩水で洗浄し,MgSO4上で乾燥し,濃縮した。所望の生成物は,90:10のヘキサン/ETOAc溶媒系を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると,化合物32が得られた。
乾燥塩化メチレン(DCM,2mL)中の7-アザインドール32(100mg,0.43mmol,1当量)の撹拌溶液に,AlCl3(405mg,3.04mmol,7当量)を添加した。反応混合物を25℃で1時間撹拌し,3-メトキシ塩化ベンゾイル(185mg,1.08mmol,2.5当量)を添加した。混合物を25℃で18時間撹拌し,メタノール(MeOH,2mL)を導入して反応物をクエンチした。溶媒を減圧下で除去し,残存固体は,ヘキサン:酢酸エチル溶媒系(1:1)を使用する分取TLCで精製すると,白色固体の化合物33が得られた。(M+H+)+:365.3。
乾燥テトラヒドロフラン(THF,1mL)中のアザインドール(3)(25mg,0.69mmol)の撹拌溶液に,N2雰囲気下で,BBR3(170μL,ヘプタン中1M,2.4当量)を滴下添加し,25℃で一晩撹拌した。反応混合物に水を添加してクエンチし,酢酸エチルで生成物を抽出した。有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥し,濾過し,減圧下で濃縮した。得られた残渣は,ヘキサン:酢酸エチル(1:1)溶媒系を使用する分取TLCで精製すると,白色固体の化合物31が得られた。(M+H+)+:351.3。
スキーム51
Robinsonの手順(J.Am.Chem.Soc.,1955年,77巻,457頁)に従って7-アザインドールから製造した7-アザグラミン(5.0g,28.53mmol)をTHF(90mL)に溶解し,氷浴で0℃に冷却した。この溶液にNaH(1.26g,31.5mmol,鉱油中60%)を数回に分けて添加した。添加後,混合物を室温に温め,1時間撹拌した。この溶液を再び0℃に冷却し,塩化トリイソプロピルシリル(6.25mL,29.5mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を氷冷水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,MgSO4で乾燥し,濾過し蒸発させると残渣が得られた。この残渣を5%EtOAc/ヘキサンを使用するシリカのクロマトグラフィーにより精製すると,油状の化合物36(9.5g)が得られた(97%収率;MS:M+1=332.5)。
化合物36(5.0g,15.08mmol)をEt2O(100mL)に溶解し,−78℃に冷却した。この混合物に,t-BuLi(10.0mL,16.9mmol,ヘキサン中1.7M)を10分で滴下添加した。この混合物を−78℃で1時間保持し,次いで一晩,室温に温めた。混合物を−78℃に冷却し,1,2-ジブロモエタン(1.5mL,17mmol)を滴下添加した。この混合物を室温に温め,2〜3時間撹拌した。この混合物を氷冷水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,MgSO4上で乾燥し,濾過し,蒸発させた。残渣は,20%EtOAc/ヘキサンを使用するシリカのクロマトグラフィーにより精製すると,油状の化合物37(4.64g)が得られた(75%収率;MS:M+1=411)。
化合物37(1.0g,2.43mmol)を1,4-ジオキサン(20mL)に溶解し,続いて,3-チオフェンボ
ロン酸(625mg,4.88mmol),KF(850mg,8.11mmol),Pd2(dba)3-CHCl3(39mg,0.034mmol)及びトリ-t-ブチルホスフィン(58mg,0.29mmol)を溶解した。得られた混合物を90℃に一晩加熱した。混合物を室温に温め,溶媒を蒸発させた。残渣は,シリカのクロマトグラフィー(5%EtOAc/ヘキサン)により精製すると,油状の化合物38が得られた(452mg)(45%収率;MS:M+1=414)。
化合物38をトルエン(5.0mL)に溶解し,イソプロピルクロロホーメート(0.36mL,0.364mmol)の溶液を添加した。TLCが反応の完了を示すまで,混合物を室温で撹拌した(溶液A)。別のフラスコに,2-ブロモ-6-メトキシピリジン(169mg,0.91mmol)をTHFに溶解し,−78℃に冷却した。この混合物に,n-BuLi(0.58mL,0.93mmol)を添加し,混合物を−87℃で1時間撹拌しておいた。この溶液に−78℃で,CuCN-2LiCl(0.62mL,0.364mmol,THF中0.59M)を添加した。混合物をさらに1時間−78℃で撹拌した(溶液B)。銅酸化物(cuprate)混合物(溶液B)を−78℃で保持しながら,塩化物混合物(溶液A)を添加した。混合物をゆっくりと室温に温め,一晩撹拌した。混合物を塩化アンモニウムと水酸化アンモニウム(4:1)の溶液に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,MgSO4上で乾燥し,濾過し,蒸発させると残渣が得られた。残渣は,シリカゲルのクロマトグラフィー(5%EtOAc/ヘキサン)で精製すると,固体の化合物39が得られた(25%収率。MS:M+1=478)。
化合物39(75mg,0.16mmol)をTHF(5.0mL)とフッ化アンモニウムの溶液(5.0mL,MeOH中0.5M,2.5mmol)に溶解した。混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させると残渣が得られた。残渣をEtOAcに溶解し,H2O,塩水で洗浄し,MgSO4上で乾燥した。有機層を濾別し蒸発させた。トルエン(10mL)を添加し,混合物を蒸発乾涸させた。生成物を真空下で乾燥すると,化合物35(30mg)が得られた(59.5%収率。MS:M+1=322.3)。
スキーム52
化合物41は,m-メトキシ-ベンゾイルクロリドを塩化ベンゾイルに置き換えて,化合物25に関して既に記載したように塩化アルミニウムを使用して,7-アザインドール2から製造した。
m-クロロ過安息香酸(chloroperbenzoic acid)(1.45g,8.40mmol)をテトラヒドロフラン(THF)(20.0mL)に溶解した。THF(40.0mL)中の3-ベンゾイル-7-アザインドール41(1.00g,4.50mmol)の溶液を反応物に滴下添加した。数分後,白色沈殿が形成した。反応混合物を2時間撹拌した。この反応混合物を濾過した。沈殿物をTHFで洗浄し,乾燥すると,白色粉末の化合物42が得られた(870mg;M+H=239.2)。
化合物42(600.0mg,2.518mmol)を硝酸(12.00mL)に添加し,反応物を0℃でに冷却した。硫酸(1.00mL)を反応物にゆっくりと添加した。この反応物を70℃で1時間加熱し,室温に冷却した。反応物を氷水に注ぐと,黄色沈殿が形成した。沈殿物を濾過により集め,水洗すると,黄色粉末の化合物43が得られた(536mg;M-H=282.1)。
化合物43(200mg,0.706mmol)をメタノール(40.0mL)に溶解し,Raneyニッケル(1g)を添加した。反応混合物をParr装置上,水素雰囲気20psiで1.5時間振盪した。酢酸(0.500mL)をこの反応混合物に添加した。反応物を同一条件下でさらに30分間水素化した。反応混合物をセライトを通して濾過した。濾液を濃縮乾涸させた。水を残渣に添加し,続いて2Nの水酸化ナトリウムを添加した。反応物を酢酸エチルで抽出した。有機部分を混合し,シリカに吸着させた。この混合物は,4%メタノール:ジクロロメタンのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。好適な画分を混合すると,茶色固体の化合物43が得られた(29mg;M+H=238.3)。
スキーム53
化合物1(500.0mg,2.537mmol)を火炎乾燥させたフラスコ中のTHF(15.0mL)に溶解した。この反応混合物を0℃に冷却した。鉱油中,60%懸濁液の水素化ナトリウム(0.102g,0.00254mol)を添加した。反応物を0℃で20分間撹拌した。反応物を室温に20分間温めた。反応物を0℃に冷却した。塩化トリイソプロピルシリル(0.591mL,2.79mmol)を反応混合物に添加した。反応物を0℃で1時間撹拌した。反応物を室温に温め,一晩撹拌した。こ
の反応混合物を水に注ぎ,酢酸エチルで抽出した。有機部分を混合し,無水硫酸ナトリウム上で乾燥し,減圧下で濃縮乾涸させると油状物となった。この油状物を100%ヘキサンのフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると,白色結晶状固体の化合物45が得られた(486mg)。
化合物45(200.6mg,0.5676mmol)をアルゴン雰囲気下,火炎乾燥させたフラスコ中のトルエン(11.0mL)に溶解した。アニリン(0.200mL,2.19mmol)をこの反応混合物に添加した。トリ-t-ブチルホスフィン(5mg,0.02mmol),トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(5mg,0.006mmol),ナトリウムt-ブトキシド(78.3mg,0.815mmol)を反応物に添加した。この反応物を85℃で24時間加熱した。TLCにより,反応は不完全であったことが判明した。アニリン(400.0μL,4.390mmol),トリ-t-ブチルホスフィン(10mg,0.05mol),ナトリウムtert-ブトキシド(170.0mg,1.769mmol)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(10.0mg,0.011mmol)。反応物を95℃で18時間加熱した。反応物を水に添加し,酢酸エチルで抽出した。有機部分を混合し,無水硫酸マグネシウム上で乾燥し,次いで減圧下で濃縮乾涸させた。残渣を酢酸エチルに再溶解させ,シリカに吸着させ,0%酢酸エチル:ヘキサン〜2%酢酸エチル:ヘキサンのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。好適な画分を混合し,濃縮乾涸させると,茶色油状の化合物46(45.7mg)が得られた。
化合物46(45.7mg,0.125mol)をTHF(5.0mL)に溶解した。メタノール(5.0mL)中0.5Mフッ化アンモニウムを反応物に添加した。この反応物を室温で週末にかけて撹拌した。この反応物を減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配した。有機層を飽和重炭酸ナトリウムで2回抽出した。有機部分を混合し,無水硫酸マグネシウム上で乾燥し,減圧下で濃縮乾涸させると,茶色油状の化合物44が得られた(16.7mg;M+H=210.3)。
スキーム57
化合物25(130mg,0.39mmol)をTHF(10mL)に溶解した。この反応物を0℃に冷却した。反応物に,水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液,157mg,0.39mmol)を添加した。反応物を0℃で20分間撹拌した。反応物を20分間室温に温め,0℃に冷却した。この反応物に,塩化トリイソプロピルシリル(0.091mL,0.43mmol)を添加した。反応物を0℃で1時間,次いで室温で1時間撹拌した。反応はTLCにより不完全であることが判明した。反応物を0℃に冷却した。この反応物に水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液,157mg,0.39mmol)を添加した。反応物を0℃で20分間撹拌した。反応物を室温に20分間温めた。反応物を0℃に冷却した。この反応物に塩化トリイソプロピルシリル(0.091mL,0.43mmol)を添加した。反応物を0℃で1時間撹拌し,濃縮乾涸した。反応物を酢酸エチルと重炭酸ナトリウムとの間で分配し,飽和重炭酸ナトリウムで2回洗浄した。有機部分を無水硫酸マグネシウム上で乾燥し,濃縮すると黄色油状物となった。所望の生成物292は,1H-NMRにより同定した。
化合物292(135mg,0.2769mmol)を,アルゴン雰囲気下でトルエン(4.2mL)に溶解した。アニリン(0.154mL,1.69mmol)とナトリウムtert-ブトキシド(57.7mg,0.60mmol)を反応物に添加した。この反応物に,トリ-tert-ブチル-ホスフィン(9.0mg,0.040mmol)とトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(5.0mg,0.005mmol)を添加した。反応物を95℃で18時間加熱した。溶液を減圧下で濃縮した。残存油状物を酢酸エチルと塩水との間で分配した。水性部分を酢酸エチルで2回抽出した。有機部分を混合し,無水硫酸マグネシウム上で乾燥し,濃縮乾涸させた。残渣を酢酸エチルに再溶解させ,シリカに吸着させ,50%〜60%酢酸エチル:アセトンの段階的勾配液を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。好適な画分を混合し,濃縮乾涸させると,薄緑色固体が
得られた。この固体をヘキサン洗浄し,濾過により集めると,薄緑色固体の化合物293が得られた(26.6mg,LRMS(ESI)[M+H+]+=344.1)。
化合物293(26.6mg,0.079mmol)を窒素雰囲気下で塩化メチレン(10mL)に溶解した。この反応混合物に塩化メチレン(0.3mL)中1.0Mの三臭化ホウ素を添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。溶媒を長時間蒸発させ,塩化メチレン(10mL)を添加し,続いて塩化メチレン(0.6mL)中の1.0M三臭化ホウ素を添加した。反応物を一晩撹拌した。この反応物をメタノール(10mL)でクエンチし,減圧下で濃縮し,塩水と酢酸エチルとで抽出した。有機部分を無水硫酸マグネシウム上で乾燥し,濃縮乾涸させると,黄色固体となった。この物質をプレップTLC(5%メタノール:塩化メチレン)で精製した。好適なバンドをすくい取り,化合物を酢酸エチルでシリカから溶出した。混合物を濾過し,濾液を濃縮すると,黄色固体の化合物294が得られ,これを1H-NMRとMSから同定した(1.2mg,LRMS(ESI)[M+H+]+=330.1)。
スキーム−XXXX
3-フルオロ-5-ニトロ安息香酸(2.00g,10.8mmol)を塩化チオニル(20.0mL)に溶解し,反応物を加熱して,一晩還流させた。反応物を冷却し,濃縮すると,白色固体が得られ,これを真空下で一晩乾燥した。化合物2(512mg,4.33mmol)を,アルゴン雰囲気下,塩化メチレン(10.0mL)に溶解し,三塩化アルミニウム(2.85g,21.4mmol)を添加した。反応物を室温で1時間撹拌した。上記で形成した3-フルオロ-5-ニトロ塩化ベンゾイルを塩化メチレン(10.0mL)に溶解し,反応物に添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。この反応物をメタノールでクエンチし,減圧下で濃縮した。得られた固体を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムで抽出した。有機部分を無水硫酸マグネシウム上で乾燥し,シリカに吸着させ,40%〜50%酢酸エチル:ヘキサンを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。好適な画分を混合し,濃縮すると,白色固体の化合物295が得られた。これをMSと1H-NMRで同定した(139mg,LRMS(ESI)[M+H+]+=286.1)。
化合物295(130mg,0.46mmol)を6M塩酸(10.0mL)とエタノール(5.0mL)に窒素雰囲気下で溶解した。テトラヒドロフラン(5.0mL)を添加して,化合物を完全に溶解させた。鉄(229mg)を混合物に添加し,反応物を加熱して2.5時間還流させた。反応物を冷却し,減圧下で濃縮した。固体を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムに溶解した。有機部分を無水硫酸マグネシウム上で乾燥し,シリカに吸着させ,3%メタノール:ジクロロメタンを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。好適な画分を混合し,濃縮
すると純粋な白色固体の化合物296が得られ,これをMSと1H-NMRによりキャラクタリゼーションした(33.9mg,LRMS(ESI)[M+H+]+=256.1,[M-H+]=254.1)。
化合物296(33.9mg,0.133mmol)をアルゴン雰囲気下,N,N-ジメチルホルムアミド(2.00mL)に溶解した。炭酸カリウム(22.9mg,0.166mmol)及び塩化メタンスルホニル(0.0113mL,0.146mmol)を反応物に添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。この反応物を減圧下で濃縮した。反応物を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウム上で乾燥し,濾過し,濾液を5%塩化メチレンを使用するプレップTLCで精製した。好適なバンドのシリカゲルをすくい取り,酢酸エチルで抽出した。溶液を濾過し,減圧下で濃縮すると,化合物297が得られ,これをMSと1H-NMRで同定した。d6-DMSO中の1H-NMRから,この生成物はピロロ窒素ではなくフェニルアミノ上で明白にスルホン化されていることが識別された(1.0mg,LRMS(ESI)[M+H+]+=334.0,[M-H+]=332.1)。
スキームXX
丸底フラスコに,窒素雰囲気下で,PdCl2(dppf)(0.04g, 0.05mmol)をトルエン(10mL)に,続いてトルエン(1mL)中の化合物45(0.3g,0.8mmol)の溶液に添加した。室温で10分間撹拌した後,THF中1M臭化エチルマグネシウムの溶液(3.4mL,3.0mmol)を滴下添加した。この混合物を60℃で1時間,90℃で30分間撹拌した。室温に冷却した後,氷水と0.1N硝酸を添加し,混合物を酢酸エチルで抽出した。有機部分を塩水で洗浄し,活性炭で脱色し,セライトで濾過し,無水硫酸ナトリウム上で乾燥し,減圧下で濃縮した。所望の生成物298は,1H-NMRにより同定し,さらに精製することなく使用した(218mg,0.72mmol)。
丸底フラスコに,窒素雰囲気下で,化合物298(218mg,0.72mmol)をTHF(10mL)に溶解し,続いてフッ化テトラブチルアンモニウム(226mg,0.86mmol)を添加した。室温で30分間撹拌した後,この混合物を水に注ぎ,酢酸エチル抽出した。有機部分を塩水で洗浄し,無水硫酸ナトリウム上で乾燥し,減圧下で濃縮した。所望の生成物を90:10のヘキサン:酢酸エチルを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生成29
9(86mg,0.59mmol)はMSと1H-NMRにより同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)+=147.2。
丸底フラスコに,窒素雰囲気下で,化合物299(86mg,0.59mmol)を塩化メチレン(10mL)に溶解し,続いて塩化アルミニウム(0.4g,3mmol)を添加した。室温で10分間撹拌した後,3-メトキシ-塩化ベンゾイル(0.21mL,1.5mmol)を滴下添加した。この混合物を室温でさらに1時間撹拌した。反応物を0℃でメタノールでクエンチし,蒸発乾涸させた。この残渣を酢酸エチルに溶解し,水,0.1NのHCl及び塩水で洗浄した。有機部分を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し,濃縮した。所望の生成物は,40〜70%酢酸エチル:ヘキサンを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生成物300(72.4mg,0.24mmol)は,MS及び1H-NMRにより同定した。(ESI+):(M+H+)+=281.1。
化合物7は,Schneller及びLuo(J.Org.Chem.,1980年,45巻,4045頁)に記載の如く,溶媒(たとえば1,2-ジメトキシエタン)中,7-アザインドールと85%メタ-クロロ過安息香酸とを,通常,室温で1〜4時間反応させることにより合成した。得られた固体は濾過により集め,ジエチルエーテル洗浄できる。この固体を水に懸濁させ,水性塩基(たとえば炭酸カリウム)で塩基性化することができる。冷却し,沈殿物を濾過により集め,慣用手段(たとえば再結晶化)により精製すると,化合物7が得られた。
化合物301は,文献手順(Minakata,S.;Komatsu,M.;Ohshiro,Y.;SYNTBF;Synthesis;EN;7巻;1992年;661-663頁)に従って,化合物7から合成した。
化合物302は,文献手順(Minakata,S.;Komatsu,M.;Ohshiro,Y.;SYNTBF;Synthesis;EN;7巻;1992年;661-663頁)に従って,化合物2から合成した。
化合物303は,文献手順(Robinson,J.Am.Chem.Soc.,1955年,77巻,457頁)に従って,化合物302から合成した。
化合物304(式中,Pは保護基である)は,溶媒(たとえばTHF)中,化合物303と塩基(たとえば水素化ナトリウム),続いて保護基の導入のために好適な試薬(P-X,たとえば塩化トリイソプロピルシリル)と反応させることにより合成した。この反応は,通常室温で8
〜12時間進行させ,所望の生成物は標準的な手順(たとえば抽出及びシリカゲルのカラムクロマトグラフィー)により単離した(Greene,T.W.;Wuts,P.G.M.,Protective Groups in Organic Synthesis I,第3版,John Wiley & Sons:New York,1981年)。
化合物305は,化合物5とイソプロピルクロロホーメート(またはエチルクロロホーメート)とをトルエン中,室温で反応させて合成すると,3-クロロメチル中間体が得られた。この生成物は,標準的な手段(氷冷塩水でクエンチ,仕上げ,シリカゲルのクロマトグラフィーによる精製)に従って単離した。
化合物306は,アセトン中,60℃でヨウ化ナトリウムを添加することにより化合物305から製造した。数時間,通常4時間後,混合物を濃縮乾涸させた。得られた生成物は,さらに精製することなく次段階で使用した。
化合物307は,DMF中,強塩基(たとえばNaH,BuLi)を使用するboc保護化スルホンアミドの脱プロトン化により化合物306から製造した。生成物は標準的な手段(氷冷塩水でクエンチ,仕上げ,シリカゲルのクロマトグラフィーによる精製)に従って単離した。
化合物308は,触媒(たとえばPd(PPh3)4)の存在下,アリールまたはヘテロアリールボロン酸(たとえば3-メトキシフェニルボロン酸,フェニルボロン酸)を使用するSuzuki反応条件下で化合物307から合成した。生成物は,Allegretti,M.ら(Synlett 2001;5巻,609頁)に記載の如く,標準的な手段(氷冷塩水でクエンチ,仕上げ,シリカゲルのクロマトグラフィーによる精製)に従って単離した。
化合物309は,室温で,通常3〜4時間,ジクロロメタン中に酸(たとえばHCl,TFA)を添加して,化合物308から製造した。この酸は真空下で除去した。
丸底フラスコに窒素雰囲気下で,塩化アルミニウム(11.0g,0.0825mol)とCH2Cl2(100.0mL)を充填した。この反応混合物に,CH2Cl2(20mL)中の5-ブロモ-7-アザインドール1(2.4g,0.12mol)を添加した。反応混合物を25℃で1時間撹拌し,このとき2-フルオロ-5-メトキシ塩化ベンゾイル310(3.6g,0.019mol,2.5当量)を添加した。この反応物をさらに3時間撹拌し続けた。反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,MgSO4上で乾燥し,濃縮した。所望の生成物は,70:30のヘキサン/EtOAcを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると,化合物311が得られた。生成物311は,LC/MS及びH1-NMRにより同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)349。
高圧試験管に,化合物311(300.0mg,0.67mmol)と3-ピリジルボロン酸(400mg,3.25mmol)とテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(100.0mg,0.087mmol)と,炭酸カリウム(1.92g,13.9mmol)とアセトニトリル(60.0mL)と水(28.0mL)とを窒素雰囲気下で添加した。この反応混合物を170℃に一晩加熱した。反応混合物を水で希釈し,EtOAcで抽出した。有機層を乾燥し,濃縮し,バイオタージで精製すると,生成物312が得られた。
丸底フラスコに,化合物312(250mg,0.72mmol)とTHF(10.0mL)を窒素下で,続いて水素化ナトリウム(43.0mg,1.1mmol)を添加した。25℃で15分間撹拌したあと,ジ-tert-ブチルジカーボネート(310mg,1.4mol)をこの反応混合物に添加した。30分後,反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで洗浄した。有機層を乾燥し,濃縮すると,生成物313が得られた。所望の生成物はさらに精製することなく使用した。生成物313は,H1-NMRにより同定した。
丸底フラスコに,化合物313(470.0mg,1.05mmol)とCH2Cl2(40.0mL)を窒素雰囲気下で添加した。ヘプタン中,三臭化ホウ素(1.0M,3.0mL)を添加した。この反応混合物を25℃で一晩撹拌した。反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。次いで有機層を塩水で洗浄し,MgSO4上で乾燥し,濃縮した。所望の生成物314(210mg)は,シリカのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。(M+H+)334.2。
丸底フラスコに,窒素雰囲気下で塩化アルミニウム(2.8mg,21mmol)とCH2Cl2(25.0mL)を添加した。この反応混合物に,CH2Cl2(20mL)中の5-ブロモ-7-アザインドール1(0.59g,3.0mmol)を添加した。反応混合物を25℃で1時間撹拌し,このとき,CH2Cl2(10mL)中の2-クロロ-5-メトキシ塩化ベンゾイル315(0.63g,3.1mmol)を添加した。反応混合物を一晩,撹拌し続けた。この反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,MgSO4上で乾燥し,濃縮した。所望の生成物は,70:30のヘキサン/ETOAc溶媒系を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると,化合物316(400.0mg)が得られた。生成物316は,LC/MS及びH1-NMRにより同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)367。
丸底フラスコに,化合物316(300.0mg,0.82mmol)とTHF(10.0mL)を窒素下で,続いて水素化ナトリウム(60.0mg,1.5mmol)を添加した。25℃で15分間撹拌した後,ジ-tert-ブチルジカーボネート(240.0mg,1.1mol)を反応混合物に添加した。30分後,反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を乾燥し,濃縮すると,生成物317が得られた。所望の生成物はさらに精製することなく使用した。生成物317は,H1-NMRにより同定した。
丸底フラスコに,化合物317(70.0mg,0.15mmol)と,2-チオフェンボロン酸(24.0mg,0.19mmol)と,テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(10.0mg,0.0087mmol)と,炭酸カリウム(138.0mg,1.0mmol)と,THF(15.0mL)と水(5.0mL)を窒素雰囲気下で添加した。この反応混合物を80℃で一晩加熱した。反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を乾燥し,濃縮し,バイオタージで精製すると,生成物318が得られた。
丸底フラスコに,窒素雰囲気下で,化合物318(25.0mg,0.068mmol)とCH2Cl2(5.0mL)を添加した。次いで,ヘプタン中の三臭化ホウ素(1.0M,3.5mL)を添加した。反応混合物を25℃で一晩撹拌した。この反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,MgSO4上で乾燥し,濃縮した。所望の生成物319(5.0mg)は,シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生成物319は,LC/MSと1H-NMRにより同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)355。
丸底フラスコに,塩基性条件下で化合物10と塩化トリ-イソプロピルシリルとの反応から製造した化合物320(1.2g,3.5mmol)と,トルエン(10.0mL)とイソプロピルクロロホーメート(トルエン中1.0M,3.6mL)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌した。濃縮,及びCH2Cl2/MeOH(100:1)を使用して精製すると,化合物321が得られた。生成物321は,LC/MSと1H-NMRにより同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)319。
丸底フラスコに化合物321(20.0mg,0.063mmol)とテトラ-n-ブチルアンモニウムフルオリド(18.0mg,0.069)とTHF(4.0mL)を添加した。この反応混合物を室温で30分間撹拌した。濃縮し,分取TLCプレートで精製すると,生成物322が得られた。生成物322は,LC/MSと1H-NMRにより同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)163。
丸底フラスコに塩324(650.0mg,1.5mmol)とTHF(30.0mL)とカリウムt-ブトキシド(180.0mg,1.6mmol)を窒素雰囲気下で添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌して得られた。得られた溶液に,化合物323(256.0mg,0.85mmol)を添加した。60℃で3時間撹拌した後,反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,硫酸ナトリウム上で乾燥し,濃縮し,バイオタージで精製すると,化合物325と326の混合物(290mg)が得られた。この混合物を分取TLCプレートで分離した。
丸底フラスコに,化合物325(28.0mg,0.0068mmol)とTHF(2.0mL)とテトラ-n-ブチルアンモニウムフルオリド(21.0mg,0.082mmol)を添加した。反応混合物を室温で30分間撹拌し,濃縮し,バイオタージで精製すると,化合物327が得られた。この生成物327は,LC/MSと1H-NMRにより同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)256。
丸底フラスコに,窒素雰囲気下で,塩化アルミニウム(30.0g,0.225mol)と塩化メチレン(350.0mL)とを添加した。この反応混合物に,塩化メチレン(20.0mL)中の7-アザインドール2(5.0g,0.042mol)を添加した。反応混合物を室温で70.0分撹拌し,続いて化合物328(9.9g,0.056mol)を添加した。この反応混合物を室温でさらに3時間撹拌した。この反応混合物を希HCl溶液に添加し,EtOAcで抽出した。水性層の固体を濾過し,乾燥すると,殆どの生成物329(8g)が得られた。有機層を乾燥し,濃縮すると,さらに生成物329(2g)が得られた。この生成物329は,LC/MSと1H-NMRで同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)258。
丸底フラスコに化合物329(128.0mg,0.50mmol)とイソブチルアミン(3.0g,0.041mol)を添加した。この反応混合物を180℃に一晩加熱した。濃縮とバイオタージによる精製により,化合物330(60mg)が得られた。この生成物330は,LC/MSと1H-NMRにより同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)350。
丸底フラスコに化合物330(50.0mg,0.14mmol)と酢酸(3.0mL)と水(2.0mL)を添加した。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。この反応混合物を水に注ぎ,炭酸カリウムでpH=9に塩基性化し,次いでEtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し,乾燥し,バイオタージで精製すると,生成物331が得られた。生成物331は,LC/MSと1H-NMRにより同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)295。
丸底フラスコに化合物331(100.0mg,0.34mmol)とリチウムテトラヒドロアルミネート(39mg,1.0mmol)とTHF(10.0mL)を添加した。この反応混合物を50℃に3時間加熱した。この
反応混合物に,Na2SO4・10H2Oを添加した。30分後,反応混合物を濾過し,濃縮し,バイオタージで精製すると,生成物332が得られた。生成物332は,LC/MSと1H-NMRにより同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)297。
丸底フラスコに化合物332(13.0mg,0.044mmol)とトリフルオロ酢酸(1.5mL)とトリエチルシラン(1.0mL)と塩化メチレン(1.0mL)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌した。濃縮及び精製により,生成物333が得られた。この生成物333は,LC/MSと1H-NMRにより同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)281。
丸底フラスコにアザインドール-3-カルボキシアルデヒド(106.0mg,0.73mmol)とアミド334(300.0mg,1.7mmol)とトリエチルシラン(0.12mL,0.75mmol)とトリフルオロ酢酸(0.06mL,0.8mmol)とトルエン(5.0mL)を添加した。この反応混合物を一晩還流した。次いで反応混合物を水に注ぎ,EtOAcで抽出した。有機層を乾燥し,濃縮し,バイオタージで精製すると,生成物335が得られた。この生成物335は,LC/MSと1H-NMRにより同定した。LRMS(ESI+):(M+H+)281。
RETD2およびRETD3をコードするベクターの構築
RETD2およびRETD3は,RETキナーゼ触媒ドメインの2つの長さである。RETD2は残基S969からR1012にわたり,RETD3は残基S705−R1012にわたる(番号付けはNCBIfile,NM_000323にしたがう)。重複するオリゴヌクレオチドプライマーのセットを用いて,最適E.coliコドン使用でRETをコードするDNAを作製し,組立て,PCRを用いて増幅し,そのBamHIおよびEcoRI制限部位でプラスミドpBSKS(Stratagene)にライゲーションした。合成に用いたオリゴヌクレオチドプライマーは以下のとおりである。
。PCRに基づくQuikChange変異導入プロトコル(Stratagene)を用いて変異を導入した。変異誘発に用いたオリゴヌクレオチドプライマーの対は合成し(Invitrogen),以下に示す。
蛋白質発現のためには,Ret(S705−R1012(D3)またはS696−R1012(D2),いずれもY826−P841を欠失)でE.coliBL21株(DE3)CodonPlusを形質転換し,カナマイシンおよびクロラムフェニコールを含むLBプレートで形質転換体を選択した。単一コロニーを2x200mlのLB培地で37℃で4時間成長させた。30Lの新鮮なTB培地をBioFlow5000ファーメンターで滅菌し,400mlの種培養物を植菌した。培養物は,37℃で約4.5時間培養を続けた。培養物の600nmの光学密度が2.0−3.0に達したときに,培養物を12℃に冷却し,0.1mM IPTGを加え,培養物を12℃でさらに18時間培養した。15,000xgで遠心分離して細胞を回収し,ペレットを−80℃で凍結し,溶解の準備ができるまで保存した。
を回収し,プールし,最終的な精製工程用に濃縮した。Retを,予め20mM Tris(pH8.0),100mM NaClで平衡化したPharmacia HiLoad16/60 Superdex200サイジングカラム(Pharmacia)に通した。画分を回収し,プールし,濃縮して16mg/mlとした。
実験の設計および方法
RetD3との共結晶学:RetD3結晶は,通常の操作により,2−3日の結晶化設定中で,使用可能なサイズ(200x200x700ミクロン)まで成長させた。結晶化条件は一般に以下のとおりであった。
蛋白質:12mg/ml
化合物:1mg/ml
結晶化バッファ:30% PEG2000 MME,0.15M KBrおよび1mM DTT
RetD3の種々の化合物との共結晶構造は,分子置換法により解釈されている。データの収集,加工および精密化統計学は以下の表に示される。すべてのデータはALS BeamLine831で収集し,CCP4パッケージ中のMosflmおよびScalaで加工し,補正した。RetD3についての初期段階は,分子置換法により,FGFR1モデルを用いてEPMRまたはMolrepプログラムのいずれかにより得た。モデルの精密化は,CNXおよびRefmac5の両方を用いて行った。モデルの構築/編集は,プログラムOを用いて行った。
RetD3の構造は,他のキナーゼ構造との類似性を有する。全長キナーゼドメイン蛋白質の図を図2に示し,スタウロスポリンおよび式Iの例示的化合物(表2に示される化合物)との共結晶複合体中の活性部位の概観をそれぞれ図3Aおよび3Bに示す。蛋白質のATP結合部位は,2つのドメインの間に形成される裂け目である。
RetのcDNA配列はNCBIから,例えば,NM_020630.2として入手可能である。この配列を用いて,慣用の方法により市販のライブラリからRetDNA配列をクローニングすることができる。
RET代替物Iについては,FGFR1チロシンキナーゼ由来の触媒ドメインをコードするDNA中に6個の変異を導入した。6個の変異は以下のとおりである:P483T,
C488E,C584S,N568S,E571G,およびA640S。RET代替物IIについては,第7の変異(M535L)を導入した。PCRに基づくQuikChange変異誘発プロトコル(Stratagene)を用いて変異を導入した。C584S,A640S,およびM535L変異のそれぞれについて,目的とする変異配列を含む相補的オリゴヌクレオチドの対を用いて別々の反応を行った。P483TおよびC488E変異は,これらの目的とする変異配列の両方を含む1組の相補的プライマーを用いて単一の反応で導入した。同様にして,N568SおよびE571G変異を単一の反応で導入した。個々の変異誘発プロトコルを順番に行うことにより,6個すべての変異を1つに組み合わせた。第7の変異(RET代替物IIに独特のM535L)については,変異誘発PCR反応においてRET代替物Iを出発テンプレートとして用いた。用いた5組のオリゴヌクレオチドプライマーは合成し(Invitrogen),以下に示す。
Davis Sequencing)。pET−N6BI−PTPベクターは,pET−24ベクター(Novagen)の誘導体であり,このポリメラーゼを産生するよう加工されたE.coliの株でmRNAを生成するためにT7RNAポリメラーゼを利用するよう設計されている。pET−N6BI−PTPベクターは,上述したようにNdeI部位を用いてFGFR1キナーゼドメインを導入したときに,FGFR1蛋白質のN末端の残基A458で融合される,配列MGHHHHHHMを有する短いアミノ酸のタグをコードするポリリンカーを含む。pET−N6BI−PTPベクターはまた,蛋白質チロシンホスファターゼであるPTP1bの触媒ドメインをコードする。
RetおよびRet代替物は以下のようにして精製する。
Ret代替物のE.coliからの発現および精製
蛋白質発現のためには,Ret代替物(IおよびII)のキナーゼドメイン(p1361およびp1362)でE.coliBL21株(DE3)CodonPlusを形質転換し,カナマイシンおよびクロラムフェニコールを含有するLBプレートで形質転換体を選択した。単一コロニーを2x200mlLB培地中で37℃で4時間増殖させた。30Lの新鮮なTB培地に400mlの種培養物を植菌し,Bioflow500045Lファーメンターを用いて37℃で増殖させた。培養物の600nmの光学密度が1.0−2.0に達したときに,0.5mM IPTGを加え,培養物を20℃でさらに18時間増殖させた。15000xgで遠心分離して細胞を回収し,E.coliのペーストを−80℃で凍結した。
蛋白質発現のためには,Ret(D874N,aa705−1060)でE.coli
BL21株CodonPlusを形質転換し,カナマイシンおよびクロラムフェニコールを含有するLBプレートで形質転換体を選択した。単一コロニーを2x200mlLB培地中で37℃で約4時間成長させた。BioFlow5000ファーメンター中で30Lの新鮮なTB培地を滅菌し,400mlの種培養物を植菌した。培養物は37℃で約4.5時間成長させた。600nmの光学密度が1.0−2.0に達したときに,培養物を12℃に冷却し,0.5mM IPTGを加え,培養物を12℃でさらに18時間インキュベートした。細胞を15,000xgで遠心分離して細胞を回収し,ペレットを−80℃で凍結し,溶解の準備ができるまで保存した。
Ret代替物1の結晶は,18% PEG3350,0.1M Hepes(pH6.5),0.2M (NH4)2SO4,10%エチレングリコール中で成長させた。
Ret代替物(RetS)との共結晶学:RetS結晶は慣用の操作により2−3日の結晶化設定中で使用可能なサイズ(200x200x700ミクロン)まで成長させた。RetS共結晶の回折データは,ALS Beamline831で収集した。少なくとも2.8Åまたはそれ以上で回折した結晶についてのみデータセットを収集した。
RetSと種々の化合物との共結晶構造は,分子置換法により解釈されている。データの収集,加工,および精密化の統計学は以下に示される。すべてのデータはALS BeamLine831で収集し,CCP4パッケージ中のMosflmおよびScalaにより加工し補正した。RetSについての初期フェーズは,プログラムEPMRまたはMolrepを用いて,FGFR1モデルを用いる分子置換により得た。モデルの精密化は,CNXおよびRefmac5の両方を用いて行った。モデルの結合/編集は,プログラムOを用いて行った。
RetSの構造は他のキナーゼ構造と非常に類似している。全長ドメイン構造(化合物68との共結晶)の図は図4に示される。
する。それぞれの場合において,化合物は,他の極性および非極性の相互作用に加えて,蛋白質残基E562およびA564と標準的水素結合相互作用を形成する。
結合アッセイは種々の方法,例えば,当該技術分野において知られる種々の方法により実施することができる。例えば,上述するように,結合アッセイは,蛍光共鳴エネルギー転移(FRET)フォーマットを用いて,またはAlphaScreenを用いて実施することができる。
この系についてIC50,すなわち阻害剤結合定数および基質結合定数は,以下の式にしたがって相互に関係づけることができる。
放射性標識した基質を用いた場合:
IC50 〜 KI
例示的Retアッセイとして,Retおよび他のキナーゼのキナーゼ活性の潜在的調節剤の効果を,当該技術分野において知られる種々のアッセイにおいて測定することができる。例示的アッセイにおいては,Retキナーゼ活性は,以下のアッセイフォーマットにおいて測定することができる。
Retおよび他のキナーゼ(ならびに興味ある他の配列)の変異誘発は,以下の方法にしたがって行うことができ,Molecular Biology:Current Innovations and Future Trends.Eds.A.M.Gri
ffin and H.G.Griffin.(1995)ISBN1−898486−01−8,Horizon Scientific Press,PO Box1,Wymondham,Norfolk,U.K.,などの文献に記載されている。
BSA)中に,12−20pmoleの各プライマー(そのうちの1つは5−プライムリン酸を含まなければならない),各250uMのdNTP,2.5UのTaqDNAポリメラーゼ,2.5UのTaqExtender(Stratagene)を含むPCRカクテルに加える。
範囲内であると考えられることが理解されるべきである。
Claims (4)
- 以下の化学構造:
[式中,
R2は,−CH2−任意に置換されていてもよいアリール,−CH2−任意に置換されていてもよいヘテロアリール,−C(O)−任意に置換されていてもよいアリール,−C(O)−任意に置換されていてもよいヘテロアリール,−S−任意に置換されていてもよいアリール,−S−任意に置換されていてもよいヘテロアリール,−S(O)2−任意に置換されていてもよいアリール,および−S(O)2−任意に置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;および
R4は,任意に置換されていてもよいアルキル,任意に置換されていてもよいアリール,任意に置換されていてもよいヘテロアリール,−O−任意に置換されていてもよいアルキル,−O−任意に置換されていてもよいアリール,−O−任意に置換されていてもよいヘテロアリール,−NH−任意に置換されていてもよいアルキル,−NH−任意に置換されていてもよいアリール,および−NH−任意に置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択される]
を有する化合物。 - R4が,任意に置換されていてもよいアルキル,任意に置換されていてもよいアリール,および任意に置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択される,請求項1記載の化合物。
- 前記化合物が下記のいずれかの構造:
を有する化合物から選択される,請求項1記載の化合物。 - Ret代替物とRet結合化合物との共結晶であって,前記Ret代替物はP483T,C488E,N568S,E571G,C584S,A640SまたはM535Lから選ばれる置換を有するFGER断片A458〜E765であり,前記結合化合物が以下の構造を有する式Iの化合物:
[式中,
R1およびR5は,独立して,水素,ハロ,ヒドロキシ,任意に置換されていてもよいアルコキシル,任意に置換されていてもよいチオアルコキシ,任意に置換されていてもよい低級アルキル,任意に置換されていてもよい低級アルケニル,任意に置換されていてもよい低級アルキニル,任意に置換されていてもよいシクロアルキル,任意に置換されていてもよいヘテロシクロアルキル,任意に置換されていてもよいアリール,任意に置換されていてもよいアラルキル,任意に置換されていてもよいヘテロアリール,任意に置換されていてもよいヘテロアラルキル,−C(X)NR16R17,−C(X)R20,または−NR22R23であり;
R2,R3,およびR4は,独立して,水素,ハロ,ヒドロキシ,任意に置換されていてもよいアルコキシル,任意に置換されていてもよいチオアルコキシ,任意に置換されていてもよい低級アルキル,任意に置換されていてもよい低級アルケニル,任意に置換されていてもよい低級アルキニル,任意に置換されていてもよいシクロアルキル,任意に置換されていてもよいヘテロシクロアルキル,任意に置換されていてもよいアリール,任意に置換されていてもよいアラルキル,任意に置換されていてもよいヘテロアリール,または任意に置換されていてもよいヘテロアラルキル,−C(X)R20,−C(X)NR16R17,−S(O)2NR16R17,−NR22R23,または−S(O)nR21であり;
R16およびR17は,独立して,水素,任意に置換されていてもよい低級アルキル,任意に置換されていてもよい低級アルケニル,任意に置換されていてもよい低級アルキニル,任意に置換されていてもよいシクロアルキル,任意に置換されていてもよいヘテロシクロアルキル,任意に置換されていてもよいアリール,任意に置換されていてもよいアラルキル,任意に置換されていてもよいヘテロアリール,任意に置換されていてもよいヘテロアラルキルであるか,またはR16およびR17は,一緒になって,5−7員の炭素環または複素環を形成し;
R20は,ヒドロキシル,任意に置換されていてもよい低級アルキル,任意に置換されていてもよい低級アルケニル,任意に置換されていてもよい低級アルキニル,任意に置換されていてもよいシクロアルキル,任意に置換されていてもよいヘテロシクロアルキル,任意に置換されていてもよいアリール,任意に置換されていてもよいアラルキル,任意に置換されていてもよいヘテロアリール,または任意に置換されていてもよいヘテロアラルキルであり;
R21は,水素,任意に置換されていてもよい低級アルキル,任意に置換されていてもよいアミン,任意に置換されていてもよい低級アルケニル,任意に置換されていてもよい低級アルキニル,任意に置換されていてもよいシクロアルキル,任意に置換されていてもよいヘテロシクロアルキル,任意に置換されていてもよいアリール,任意に置換されていてもよいアラルキル,任意に置換されていてもよいヘテロアリール,任意に置換されていてもよいヘテロアラルキルであり;
R22およびR23は,独立して,水素,任意に置換されていてもよい低級アルキル,任意に置換されていてもよい低級アルケニル,任意に置換されていてもよい低級アルキニル,任意に置換されていてもよいシクロアルキル,任意に置換されていてもよいヘテロシクロアルキル,任意に置換されていてもよいアリール,任意に置換されていてもよいアラルキル,任意に置換されていてもよいヘテロアリール,任意に置換されていてもよいヘテロアラルキル,−C(X)R20,−C(X)NR16R17,または−S(O)2R21であり;
R24は,任意に置換されていてもよい低級アルキル,任意に置換されていてもよいアリール,任意に置換されていてもよいアラルキル,任意に置換されていてもよいヘテロアリール,または任意に置換されていてもよいヘテロアラルキルであり;および
n=0,1,または2である]
である,共結晶。
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