JP4837884B2 - Dramセル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は半導体記憶素子に関するものであり、特に、DRAMセルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
集積回路メモリー素子は消費者、商業及び応用産業分野に広く使われている。当該技術分野の当業者に広く知られたように、集積回路メモリ素子はDRAMとSRAMに区分される。DRAM素子は貯蔵された情報を失わないためにリフレッシュが必要である。一方、 SRAMはリフレッシュを要しない。当該技術分野の当業者によく知られたように、DRAMメモリ素子はたまにMOSトランジスタという電界效果トランジスタのようなトランジスタとキャパシタを含んで構成される。
【0003】
半導体記憶素子のうちからDRAM素子はセルアレイ領域及び前記セルアレイ領域を囲む周辺回路領域を含む。前記セルアレイ領域は行及び列に沿って2次元的に配列された複数個の活性領域を有し、一対のワードラインが前記各活性領域の上部を横切る。また、前記各活性領域の両端に各々第1及び第2ソース領域が形成され、前記一対のワードラインの間の活性領域に共通ドレイン領域が形成される。これによって、前記各活性領域に一対のアクセストランジスタが配置される。これに加えて、前記第1及び第2ソース領域上に各々第1及び第2セルキャパシタが形成される。前記第1及び第2セルキャパシタは各々前記第1及び第2ソース領域に電気的に接続される。結果的に、前記活性領域の各々に1対のセルが形成される。ここで、前記セルキャパシタの各々は前記第1または第2ソース領域に電気的に接続されたストレージノード、前記ストレージノード上に積層された誘電体膜及び前記誘電体膜上に積層されたプレート電極を含む。
【0004】
通常のDRAMセルによれば、前記ストレージノードは平面的に示す時に、楕円形(oval shape) または長方形(rectangular shape)を有する。すなわち、前記ストレージノードはそれの長さより短い幅を有する。通常に、前記ストレージノードの幅はそれの長さの1/2と同一である。これによって、前記セルキャパシタの容量を増加させるために、前記ストレージノードの高さを増加させれば、前記ストレージノードは前記ストレージノードの幅の方向に向けて倒れやすい。特に、前記ストレージノードが形成された半導体基板を回転させ、その表面に残存する洗浄液または脱イオン水を除去する場合に、前記ストレージノードはそれらの幅の方向に向けて倒れやすい。これによって、隣接したストレージノードが互いに電気的に連結されて2ビット不良などを発生させる。
【0005】
日本国公開特許公報2000−150824は上述の問題点を解決するために、正多角形(regular polygon−shaped) または円形(circle−shaped)のストレージノードを有する半導体素子を開示する。この半導体素子は行及び列に沿って2次元的に配列された複数個の活性領域を含む。前記活性領域は第1乃至第4活性領域で構成される。前記第1活性領域は前記行と平行なx軸及び前記列と平行なy軸に沿って各々第1ピッチ及び第2ピッチを有するように配置される。前記第2活性領域は前記第1活性領域が前記x軸及びy軸に沿って各々前記第1ピッチの1/4及び前記第2ピッチの1/4だけ平行移動された位置に配列され、 前記第3活性領域は前記第1活性領域が前記x軸及びy軸によって各々前記第1ピッチの2/4及び前記第2ピッチの2/4だけ平行移動された位置に配列する。これと同様に、前記第4活性領域は前記第1活性領域が前記x軸及びy軸に沿って各々前記第1ピッチの 3/4及び前記第2ピッチの3/4だけ平行移動された位置に配列す。また、前記各活性領域の両端に各々第1及び第2ソース領域が形成される。前記第1及び第2ソース領域上にストレージノードが形成される。
【0006】
前記日本国公開特許公報2000−150824によれば、ビットラインパッド及びこれと隣接したストレージノードコンタクトホールの間の間隔が最小デザインルールより小さくて、前記ストレージノードコンタクトホールを形成する間整列余裕度を増加させにくい。これに加えて、前記活性領域に形成されるアクセスMOSトランジスタの性能を向上させるためには、前記アクセスMOSトランジスタのチャンネルの幅及びチャンネルの長さを増加させることが要求される。すなわち、前記活性領域と重畳されるワードラインの幅及び前記ワードラインと重畳される活性領域の幅を増加させることが要求される。しかし、前記日本国公開特許公報2000−150824に開示された活性領域の配置図によれば、前記活性領域と重畳されるワードラインの幅及び前記ワードラインと重畳される活性領域の幅を増加させにくい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、ストレージノードの幅及び長さの間の差を最小化させるのに適するDRAMセルを提供することにある。
【0008】
本発明の他の課題は、ビットラインコンタクトホール及びこれと隣接したストレージノードコンタクトホールの間の間隔を最大化させるのに適するDRAMセルを提供することにある。
【0009】
本発明のまた他の課題は、ストレージノードの幅及び長さの間の差を最小化させることができ、ビットラインコンタクトホール及びこれと隣接したストレージノードコンタクトホールの間の間隔を最大化させることができるDRAMセルの製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、安定したストレージノードを有するDRAMセル及びその製造方法を提供する。
【0011】
本発明の一様態によれば、前記DRAMセルは半導体基板の所定の領域に形成されて活性領域を限定する素子分離領域を含む。前記活性領域に一対のアクセストランジスタ、すなわち第1及び第2MOSトランジスタが形成される。前記第1MOSトランジスタは前記活性領域の一端に形成された第1不純物領域を含み、前記第2MOSトランジスタは前記活性領域の他の端に形成された第2不純物領域を含む。前記第1不純物領域は前記第1MOSトランジスタのソース領域の役割を果たし、前記第2不純物領域は前記第2MOSトランジスタのソース領域の役割を果たす。前記第1及び第2MOSトランジスタを有する半導体基板上に第1及び第2ストレージノードが配置される。前記第1ストレージノードは前記第1不純物領域に電気的に接続され、前記第2ストレージノードは前記第2不純物領域に電気的に接続される。 前記第1 及び第2 ストレージノードの中心軸は各々前記第1及び第2不純物領域の中心点から前記活性領域の長さの方向と平行な方向に沿って所定の距離だけ離隔された第1及び第2地点を過ぎる。
【0012】
前記第1及び第2MOSトランジスタは前記活性領域の上部を横切る一対のゲート電極、すなわち一対のワードラインを含む。前記ゲート電極は延長されて前記素子分離領域の上部を横切る。前記活性領域上の前記ゲート電極の幅は前記素子分離領域上の前記ゲート電極の幅より広いことが望ましい。また、前記ゲート電極と重畳される前記活性領域の幅は前記ソース領域の幅より広いことが望ましい。
【0013】
前記第1及び第2不純物領域上に各々第1及び第2コンタクトプラグが配置されることができる。前記第1及び第2コンタクトプラグの中心軸は各々前記第1及び第2不純物領域の中心点を過ぎる。前記第1コンタクトプラグ及び前記第1ストレージノードの間に第1ストレージノードパッドが介在されることが望ましい。 これと同様に、前記第2コンタクトプラグ及び前記第2ストレージノードの間に第2ストレージノードパッドが介在されることが望ましい。前記第1ストレージノードパッドの中心軸は前記第1コンタクトプラグの中心軸及び前記第1ストレージノードの中心軸の間に位置する。また、前記第2ストレージノードパッドの中心軸は前記第2コンタクトプラグの中心軸及び前記第2ストレージノードの中心軸の間に位置する。
【0014】
前記所定の距離は前記活性領域の中心点及び前記第1または第2 不純物領域の中心点の間の距離より短い。一番望ましくは、前記第1ストレージノードの中心軸は前記第1不純物領域に隣接し、前記第2MOSトランジスタの反対側に位置した素子分離領域を過ぎ、前記第2ストレージノードの中心軸は前記第2MOSトランジスタのチャンネル領域を過ぎる。
【0015】
前記第1及び第2ストレージノードは平面的に示す時に、正多角形または円形を有することが望ましい。これに加えて、前記第1及び第2ストレージノードはシリンダ型の断面またはボックス型の断面を有することができる。
【0016】
本発明の一実施形態によれば、前記DRAMセルは半導体基板に行及び列に沿って2次元的に配列された複数個の活性領域を含む。前記活性領域は第1及び第2活性領域で構成され、素子分離領域により限定される。前記第1活性領域は前記行と平行なx軸及び前記列と平行なy軸に沿って各々第1ピッチ及び第2ピッチを有する。 また、前記第2活性領域は前記第1活性領域が前記x軸及び前記y軸に沿って各々前記第1ピッチの1/2及び前記第2ピッチの1/2だけ平行移動された位置に配置される。前記第1活性領域の各々に第1及び第2MOSトランジスタが形成される。前記第1及び第2MOSトランジスタは直列に接続されるように配置される。これと同様に、前記第2活性領域の各々に第3及び第4MOSトランジスタが形成される。前記第3及び第4MOSトランジスタは直列に接続される。前記第1乃至第4MOSトランジスタを有する半導体基板上に第1乃至第4ストレージノードが配置される。前記第1及び第2MOSトランジスタは各々前記第1活性領域の両端に形成されて前記第1及び第2MOSトランジスタのソース領域の役割を果たす第1及び第2不純物領域を含む。これと同様に、前記第3及び第4MOSトランジスタは各々前記第2活性領域の両端に形成されて前記第3及び第4MOSトランジスタのソース領域の役割を果たす第3及び第4不純物領域を含む。前記第1乃至第4ストレージノードは各々前記第1乃至第4不純物領域に電気的に接続される。前記第1及び第2ストレージノードの中心軸は各々それらに接続された前記第1及び第2不純物領域の中心点から前記x軸のマイナスの方向に向けて所定の距離だけ離隔された第1及び第2地点を過ぎる。 これとは異なり、前記第3及び第4ストレージノードの中心軸は各々それらに接続された前記第3及び第4不純物領域の中心点から前記x軸のプラグの方向に向けて前記所定の距離だけ離隔された第3及び第4地点を過ぎる。
【0017】
前記第1及び第2MOSトランジスタは前記第1活性領域の上部を横切る第1及び第2平行なゲート電極を含み、前記第3及び第4MOSトランジスタは前記第2活性領域の上部を横切る第3及び第4平行なゲート電極を含む。前記第1及び第2活性領域上の前記ゲート電極の幅は前記素子分離領域上の前記ゲート電極の幅より広いことが望ましい。これに加えて、前記ゲート電極と重畳される前記活性領域の幅は前記ソース領域の幅より広いことが望ましい。
【0018】
前記第1乃至第4不純物領域上に各々第1乃至第4コンタクトプラグが配置されることができる。前記第1乃至第4コンタクトプラグの中心軸は各々前記第1乃至第4不純物領域の中心点を過ぎる。さらに、前記第1コンタクトプラグ及び前記第1ストレージノードの間に第1ストレージノードパッドが介在されることができ、前記第2コンタクトプラグ及び前記第2ストレージノードの間に第2ストレージノードパッドが介在されることができる。これと同様に、前記第3コンタクトプラグ及び前記第3ストレージノードの間に第3ストレージノードパッドが介在されることができ、前記第4コンタクトプラグ及び前記第4ストレージノードの間に第4ストレージノードパッドが介在されることができる。
【0019】
前記第1ストレージノードパッドの中心軸は前記第1不純物領域の中心軸及びこれと電気的に接続された前記第1ストレージノードの中心軸の間に位置し、前記第2ストレージノードパッドの中心軸は前記第2不純物領域の中心軸及びこれと電気的に接続された前記第2ストレージノードの中心軸の間に位置する。また、前記第3ストレージノードパッドの中心軸は前記第3不純物領域の中心軸及びこれと電気的に接続された前記第3ストレージノードの中心軸の間に位置し、前記第4ストレージノードパッドの中心軸は前記第4不純物領域の中心軸及びこれと電気的に接続された前記第4ストレージノードの中心軸の間に位置する。
【0020】
前記所定の距離は前記活性領域の中心点及びそれらの両端に形成された前記第1乃至第4不純物領域の中心点の間の距離より短い。前記第1ストレージノードの中心軸は前記第1不純物領域に隣接し、前記第2MOSトランジスタの反対側に位置した前記素子分離領域を過ぎ、前記第2ストレージノードの中心軸は前記第2MOSトランジスタのチャンネル領域を過ぎることが望ましい。また、前記第3ストレージノードの中心軸は前記第3MOSトランジスタのチャンネル領域を過ぎ、前記第4ストレージノードの中心軸は前記第4不純物領域に隣接し、前記第3MOSトランジスタの反対側に位置した前記素子分離領域を過ぎることが望ましい。
【0021】
前記第1ピッチが前記第2ピッチの2倍の場合に、前記第1乃至第4ストレージノードは平面的に示す時に、正多角形または円形であることができる。前記第1乃至第4ストレージノードはシリンダ型の断面またはボックス型の断面を有することができる。
【0022】
本発明の他の実施形態によるDRAMは、集積回路基板内の共通ドレイン領域と第1方向とその反対方向である第2方向のうちいずれか一つの方向に前記共通ドレイン領域から各々側面方向にオフセットされている、前記集積回路基板内の第1及び第2ソース領域を含む。前記集積回路基板上に形成されており、前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つと電気的に連結されており、前記各々の第1及び第2ソース領域から第1方向に側面方向にオフセットされている、第1及び第2ストレージノードを含む。
【0023】
本発明の他の実施形態によれば、前記集積回路基板上に形成されており、前記共通ドレイン領域と前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つとの間に各々形成されている第1及び第2ゲート電極を含む。前記集積回路基板上に形成されており、前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つとは近接し、前記共通ドレイン領域とは離れており、前記第1及び第2ソース領域に近接する第1及び第2ゲート電極より狭い幅を有する第3及び第4ゲート電極を含む。
【0024】
本発明の他の実施形態によれば、前記集積回路基板上に形成されており、前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つと電気的に連結されており、前記各々の第1及び第2ソース領域と側面方向に整列している、第1及び第2コンタクトプラグを含む。
【0025】
本発明の他の実施形態によれば、前記集積回路基板上に形成されており、前記第1及び第2コンタクトプラグのうちの各一つと前記第1及び第2ストレージノードのうちの各一つとの間に各々形成されており、前記各々の第1及び第2ソース領域から前記第1方向に側面方向にオフセットされている第1及び第2ストレージノードパッドを含む。
【0026】
本発明の他の実施形態によれば、前記第1及び第2ストレージノードは前記各々の第1及び第2ソース領域から前記第1方向に前記第1ソース領域の中心軸と前記共通ドレイン領域の中心軸との間の距離より短い距離で側面方向にオフセットされている。本発明の他の実施形態によれば、前記第1ストレージノードの中心軸は前記第1ソース領域と前記共通ドレイン領域との間に位置し、前記第1及び第2ストレージノードは平面視して正多角形または円形である。
【0027】
本発明のまた他の実施形態によるDRAMは、集積回路基板内の同一の間隔で離隔されて交番的に列をなしている複数個の第1及び第2活性領域を含む。前記第2活性領域は前記第1活性領域から側面オフセットされて各々の第2活性領域は二つの最隣接する第1活性領域から同一の間隔で離隔されている。前記第1活性領域各々は第1及び第2ソース領域と前記第1及び第2ソース領域との間の共通ドレイン領域を含む。前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つは各々第1方向とその反対である第2方向に前記第1共通ドレイン領域から側面オフセットされている。前記第2活性領域各々は第3及び第4ソース領域と前記第3及び第4ソース領域との間の第2共通ドレイン領域を含む。前記第3及び第4ソース領域のうちの各一つは各々第1方向とその反対である第2方向に前記第2共通ドレイン領域から側面オフセットされている。
【0028】
前記集積回路基板上に第1及び第2ストレージノードアレイが形成されている。前記第1及び第2ストレージノードのうちの各一つは前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つと電気的に連結されている。前記各々の第1及び第2ストレージノードは前記各々の第1及び第2ソース領域から前記第1方向に側面方向にオフセットされている。前記集積回路基板上に第3及び第4ストレージノードアレイが形成されている。前記第3及び第4ストレージノードのうちの各一つは前記第3及び第4ソース領域のうちの各一つと電気的に連結されている。前記各々の第3及び第4ストレージノードは前記各々の第3及び第4ソース領域から前記第2方向に側面方向にオフセットされている。狭い幅と広い幅を有するゲート電極、コンタクトプラグ、ストレージノードパッド及び/またはストレージノードが本発明の他の実施形態を描くために提供される。
【0029】
本発明のまた他の実施形態によるDRAMは、各々ソース領域を含む集積回路基板内のメモリーセルトランジスタアレイを含む。前記集積回路基板上に平面上正多角形または円形であり、前記ソース領域のうちの各一つと電気的に連結され、側面方向にオフセットされているストレージノードアレイを含む。コンタクトプラグアレイ、ストレージノードパッドアレイ及び/または前記した実施形態を説明するための様々なものが提供される。
【0030】
本発明の他の様態によれば、前記DRAMセルの製造方法は半導体基板の所定領域に素子分離領域を形成して複数個の活性領域を限定することを含む。前記活性領域は行及び列に沿って2次元的に配列した第1活性領域及び第2活性領域で構成される。前記第1活性領域は前記行と平行なx軸及び前記列と平行なy軸に沿って各々第1及び第2ピッチを有するように配列し、前記第2活性領域は前記第1活性領域が前記x軸及び前記y軸に沿って各々前記第1ピッチの1/2及び前記第2ピッチの1/2だけ平行移動された位置に形成される。前記第1活性領域の各々に第1及び第2MOSトランジスタを形成すると同時に前記第2活性領域の各々に第3及び第4MOSトランジスタを形成する。前記第1及び第2MOSトランジスタは直列接続されるように形成される。これと同様に、前記第3及び第4MOSトランジスタも直列接続されるように形成される。前記第1及び第2MOSトランジスタのソース領域に該当する第1及び第2不純物領域は各々前記第1活性領域の両端に形成され、前記第3及び第4MOSトランジスタのソース領域に該当する第3及び第4不純物領域は各々前記第2活性領域の両端に形成される。前記第1乃至第4MOSトランジスタを有する半導体基板上に前記第1乃至第4不純物領域に各々電気的に接続された第1乃至第4ストレージノードを形成する。前記第1及び第2ストレージノードの中心軸は各々それらに接続された前記第1及び第2不純物領域の中心点から前記x軸のマイナスの方向に向けて所定の距離だけ離隔された第1及び第2地点を過ぎる。これとは異なり、前記第3及び第4ストレージノードの中心軸は各々それらに接続された前記第3及び第4不純物領域の中心点から前記x軸のプラスの方向に向けて前記所定の距離だけ離隔された第3及び第4地点を過ぎる。
【0031】
本発明の他の様態によるDRAMの製造方法は、集積回路基板内に共通ドレイン領域と第1及び第2ソース領域を形成し、前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つは前記共通ドレイン領域から各々第1方向とその反対方向である第2方向に側面方向にオフセットされるように形成する。前記集積回路基板上に第1及び第2ストレージノードを形成すし、前記第1及び第2ストレージノードのうちの各一つは前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つと電気的に連結されるように形成する。前記第1及び第2ストレージノードは前記各々の第1及び第2ソース領域から前記第1方向に側面方向にオフセットされるように形成する。
【0032】
前記第1及び第2ソース領域を形成する以前に、前記集積回路基板上に第1乃至第4ゲート電極を形成する。前記第1及び第2ソース領域は前記第1及び第2ゲート電極の間に共通ドレインを形成することによって形成し、前記第3及び第1ゲート電極の間に第1ソース領域を形成し、前記第2及び第4ゲート電極の間に第2ソース領域を形成する。前記第3及び第4ゲート電極は前記第1及び第2ソース領域に近接する前記第1及び第2ゲート電極より幅を狭く形成する。
【0033】
前記第1及び第2ストレージノードを形成する以前に、前記集積回路基板上に第1及び第2コンタクトプラグを形成し、前記第1及び第2コンタクトプラグのうちの各一つは前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つと電気的に連結されるように形成する。前記第1及び第2コンタクトプラグは前記各々の第1及び第2ソース領域と側面(側面方向に)整列するように形成する。コンタクトプラグを形成した以後に、しかしストレージノードを形成する以前に、前記集積回路基板上に第1及び第2ストレージノードパッドを形成し、前記第1及び第2ストレージノードパッドのうちの各一つは前記第1及び第2コンタクトプラグのうちの各一つと前記第1及び第2ストレージノードのうちの各一つとの間に位置するように形成する。前記第1及び第2ストレージノードパッドは前記各々の第1及び第2ソース領域から前記第1方向に側面方向にオフセットされるように形成する。
【0034】
本発明のまた他の様態によるDRAMの製造方法は、集積回路基板内に同一の間隔で離隔されて交番的に列をなしている複数個の第1及び第2活性領域を形成する。前記第2活性領域は前記第1活性領域から側面方向にオフセットされて各々の第2活性領域は二つの最隣接する第1活性領域から同一の間隔で離隔されるように形成する。前記第1活性領域と前記第1活性領域との間の第1共通ドレイン領域各々に第1及び第2ソース領域を形成する。前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つは各々第1方向とその反対である第2方向に前記第1共通ドレイン領域から側面方向にオフセットされるように形成する。前記第2活性領域と前記第2活性領域との間の第2共通ドレイン領域各々に第3及び第4ソース領域を形成する。前記第3及び第4ソース領域のうちの各一つは各々第1方向とその反対である第2方向に前記第2共通ドレイン領域から側面方向にオフセットされるように形成する。
【0035】
前記集積回路基板上に第1及び第2ストレージノードアレイを形成し、前記第1及び第2ストレージノードのうちの各一つは前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つと電気的に連結され、前記各々の第1及び第2ストレージノードは前記各々の第1及び第2ソース領域から前記第1方向に側面方向にオフセットされるように形成する。前記集積回路基板上に第3及び第4ストレージノードを形成し、前記第3及び第4ストレージノードのうちの各一つは前記第3及び第4ソース領域のうちの各一つと電気的に連結されており、前記各々の第3及び第4ストレージノードは前記各々の第3及び第4ソース領域から前記第2方向に側面方向にオフセットされるように形成する。ゲート電極、コンタクトプラグ及び/またはストレージノードパッドも前記した発明を説明するために形成する。
【0036】
本発明のまた他の様態によるDRAMの製造方法は、集積回路基板内にソース領域を含むメモリセルトランジスタアレイを形成する。前記集積回路基板上に平面上正多角形または円形であり、前記各々のソース領域と電気的に連結され、側面方向にオフセットされているストレージノードアレイを形成する。コンタクトプラグ及び/またはストレージノードパッドを前記した発明を説明するために形成する。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、 添付した図面を参照して本発明の望ましい実施形態を詳細に説明する。しかし、本発明はここでの実施形態に限定されず、多様な形態に実施可能である。むしろ、本実施形態は本明細書が徹底で、完全になり、当業者に本発明の思想が十分に伝達されるために提供するものである。図面において、膜と領域の大きさ及び/または相対的大きさは明確性のために誇張されたものである。さらに、本明細書に開示されて説明される各実施形態は相補的導電型の実施形態をもちろん含む。同一の図面符号は明細書全体にわたって同一の構成要素を示す。
【0038】
膜が他の膜または基板"上"にあると言及される場合に、それは他の膜または基板上に直接形成されることができるもの、またはそれらの間に第3の膜が介在されることができるものである。導電ラインの表面のような一部分が“外部の”と言及される場合に、それは他のどのようなものより集積回路の外部に近いということを意味する。さらに、本明細書において、“下の”のような相対的用語は図面に開示されたように、いずれか一つの膜、領域、基板及びベース膜との関係に比べて、他の膜や領域間の関係をもっと意味する。このような用語は図面で示したこと以外に、素子の他のことも含むために意図されたものである。結局、“直接”という用語は介在された要素がないことを意味することである。
【0039】
本明細書において、多様な領域、膜及び/または部分を説明するために使われた第1、第2、第3などの用語が使われたにもかかわらず、このような領域、膜及び/または部分がこのような用語によって限定されるように解釈してはいけない。このような用語はいずれか一つの領域、膜及び/または部分を他の領域、膜及び/または部分と区分するために使われたものである。したがって、以下使われた第1領域、第1膜及び/または第1部分は本発明の要旨を逸脱しない範囲で、第2領域、第2膜及び/または第2部分として使われることができ、同一の理由により、第2領域、第2膜及び/または第2部分は第1領域、第1膜及び/または第1部分として使われることができる。
【0040】
また、明細書で使われた“列”と“行”という用語は互いに直交しない二つの平行しない方向を示す。しかし、列と行はどの特定の水平方向や垂直方向を意味しない。
【0041】
先に、本発明の一実施形態によるDRAMセルの構造を説明する。
【0042】
図1は本発明の望ましい実施形態によるDRAMセルの平面図であり、図8及び図9は各々図1のI-I及び II-IIに沿って切断した断面図である。
【0043】
図1、図8及び図9を参照すれば、半導体基板1の所定の領域に素子分離領域3が配置されて第1活性領域3a及び第2活性領域3bで構成された複数個の活性領域が限定される。前記第1活性領域3aは行x軸及び列y軸に沿って2次元的に配列する。前記x軸とy軸は異なる方向を示し、必ず互いに直交するのではない。前記第1活性領域3aは前記x軸及びy軸に沿って各々第1ピッチP1 及び第2ピッチP2を有するように配列する。前記第2活性領域3bは前記第1活性領域3aが前記x軸及びy軸に沿って各々前記第1ピッチP1の1/2及び前記第2ピッチP2の1/2だけ平行移動された位置に配置される。
【0044】
前記第1活性領域3aを横切って第1及び第2ゲート電極7a、7bが配置される。また、前記第2活性領域3bを横切って第3及び第4ゲート電極7c、7dが配置される。前記ゲート電極7a、7b、7c、7dは前記y軸に沿って延長されてワードラインの役割を果たす。前記ゲート電極7a、7b、7c、7d上にキャッピング絶縁膜パターン9が積層されることが望ましい。前記第1ゲート電極7a及びその上に積層されたキャッピング絶縁膜パターン9は第1ゲートパターン10aを構成し、前記第2ゲート電極7b及びその上に積層されたキャッピング絶縁膜パターン9は第2ゲートパターン10bを構成する。これと同様に、前記第3ゲート電極7c及びその上に積層されたキャッピング絶縁膜パターン9は第3ゲートパターン10cを構成し、前記第4ゲート電極7b及びその上に積層されたキャッピング絶縁膜パターン9は第4ゲートパターン10dを構成する。前記第1乃至第4ゲート電極7a、7b、7c、7d及び前記活性領域の間にゲート絶縁膜5が介在する。
【0045】
前記第1ゲート電極7aと隣接し、前記第2ゲート電極7bの反対側に位置した前記第1活性領域3aに第1不純物領域(図示しない)が形成され、前記第2ゲート電極7bと隣接し、前記第1ゲート電極7aの反対側に位置した前記第1活性領域3aに第2不純物領域11bが形成される。すなわち、前記第1活性領域3aの両端に各々第1及び第2ソース領域が形成される。これと同様に、前記第3ゲート電極7cと隣接し、前記第4ゲート電極7dの反対側に位置した前記第2活性領域3bに第3不純物領域11cが形成され、前記第4ゲート電極7dと隣接し、前記第3ゲート電極7cの反対側に位置した前記第1活性領域3aに第4不純物領域11dが形成される。すなわち、前記第2活性領域3bの両端に各々第3及び第4ソース領域が形成される。これに加えて、前記第1及び第2ゲート電極7a、7bの間の前記第1活性領域3aとともに前記第3及び第4ゲート電極7c、7dの間の前記第2活性領域3bに共通ドレイン領域に該当する第5不純物領域11eが形成される。結果的に、 前記第1活性領域3aの各々に第1及び第2MOSトランジスタが形成され、前記第2活性領域3bの各々に第3及び第4MOSトランジスタが形成される。
【0046】
図1、図8及び図9は集積回路基板1内に形成された共通ドレイン領域11eと前記集積回路基板1内に形成された第1及び第2ソース領域11c、11dを含むDRAMを示し、前記第1及び第2ソース領域11c、11dのうちの各一つは前記共通ドレイン領域から各々第1及び反対の第2方向(図1及び図8で、各々左及び右の方向)に側面方向にオフセットされている。また、図1、図8及び図9は集積回路基板1内に形成された等間隔で離隔され、交番的に列をなしている複数個の第1及び第2ソース領域3a、3bを含む本発明の実施形態によるDRAMを示し、前記第2ソース領域3bは第1ソース領域3aから側面方向にオフセットされて各々の第2活性領域3bは二つの最隣接する第1活性領域3aから等間隔で離隔されている。前記各々の第1活性領域3aは第1及び第2ソース領域と前記第1及び第2ソース領域との間の第1共通ドレインを含み、前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つは前記共通ドレインから各々第1方向とその反対方向である第2方向に側面方向にオフセットされている。また、前記各々の第2活性領域は第3及び第4ソース領域と前記第3及び第4ソース領域との間の第2共通ドレイン領域を含み、前記第3及び第4ソース領域のうちの各一つは前記第2共通ドレインから前記各々の第1方向と第2方向に側面方向にオフセットされている。
【0047】
前記活性領域上の前記ゲート電極7a、7b、7c、7dの幅は図1及び図8に示したように、前記素子分離領域3の前記ゲートパターンの幅より広いことが望ましい。これは、前記第1乃至第4MOSトランジスタのチャンネルの長さを最大化させることによって、ショートチャンネル効果(short channel effect)に起因するセルトランジスタの漏洩電流を抑制させるためである。すなわち、DRAM素子のリフレッシュ特性を改善させるためである。これに加えて、前記ゲート電極7a、7b、7c、7dと重畳される前記第1及び第2活性領域の幅は図1に示したように、前記第1乃至第4不純物領域(前記ソース領域)の幅より広いことが望ましい。これは、前記第1乃至第4MOSトランジスタのチャンネル幅を極大化させてセルトランジスタの電流駆動能力を向上させるためである。特に、前記素子分離領域3をトレンチ素子分離技術を使って形成する場合に、前記第1乃至第4MOSトランジスタのように小さいMOSトランジスタは逆挟幅效果(inverse narrow width effect)に起因して低いしきい値電圧を有する。これによって、前記第1乃至第4MOSトランジスタのオフ電流を減少させにくい。結果的に、前記第1乃至第4MOSトランジスタのチャンネル幅を増加させることによって、リフレッシュ周期はもちろんセンシングマージンを増加させることができる。
【0048】
図1、図8及び図9に示したように、第1及び第2ゲート電極7a、7bが形成されており、前記第1及び第2ゲート電極7a、7bのうちの各一つは共通ドレイン領域11eと前記第1及び第2ソース領域11a、11bのうちの各一つとの間の集積回路基板1上に形成されており、図1、図8及び図9に示したように、前記第3及び第4ゲート電極7c、7dが形成されており、前記第3及び第4ゲート電極7c、7dのうちの各一つは前記第1及び第2ソース領域11a、11bのうちの各一つとは隣接し、前記共通ドレイン領域11eとは離れている集積回路基板1上に形成されており、前記第3及び第4ゲート電極7c、7dは前記第1及び第2ソース領域11a、11bに隣接する第1及び第2ゲート電極7a、7b より幅が狭い。
【0049】
前記第1乃至第4ゲートパターン10a、10b、10c、10dの側壁は絶縁膜スペーサ13によって覆われることができる。前記スペーサ13を有する半導体基板は第1層間絶縁膜15によって覆われる。前記第1乃至第4不純物領域は各々前記第1層間絶縁膜15の所定の領域を貫通する第1乃至第4コンタクトホール17a、17b、17c、17dにより露出する。これに加えて、前記第5不純物領域11eは第5コンタクトホール17eによって露出されることができる。前記第1乃至第4コンタクトホール17a、17b、17c、17dの中心軸は各々前記第1乃至第4不純物領域の中心点を通るのが望ましい。前記第1乃至第5コンタクトホール17a、17b、17c、17d、17eは各々第1乃至第5コンタクトプラグ(図示しない。19b、19c、19d、19e)で満たされる。ここで、前記各活性領域は図1に示したように、それらの中心部(共通ドレイン領域)から前記y軸のプラスの方向に沿って延長された突出部を有することが望ましい。これによって、前記第5コンタクトプラグ19eは延長されて前記突出部を覆う。
【0050】
図1、図8及び図9に示したように、前記集積回路基板1上には第1及び第2コンタクトプラグ19a、19bが形成されており、前記第1及び第2コンタクトプラグ19a、19bのうちの各一つは前記第1及び第2ソース領域11a、11bのうちの各一つと電気的に連結され、前記第1及び第2コンタクトプラグは前記各々の第1及び第2ソース領域と側面方向に整列している。また、図1、図8及び図9に示したように、前記集積回路基板1上に第3及び第4コンタクトプラグ19c、19dが形成されており、前記第3及び第4コンタクトプラグ19c、19dのうちの各一つは前記第3及び第4ソース領域11c、11dのうちの各一つと電気的に連結され、前記第3及び第4コンタクトプラグは前記各々の第3及び第4ソース領域と側面方向に整列している。
【0051】
前記第1乃至第5コンタクトプラグを有する半導体基板は第2層間絶縁膜20cによって覆われる。前記第2層間絶縁膜20cは順次に積層された下部エッチング阻止膜20a及び絶縁膜20bを含むことができる。前記第5コンタクトプラグ11eは前記第2層間絶縁膜20cを貫通するビットラインコンタクトホール(図示しない)によって露出される。前記第2層間絶縁膜20c上に複数個の平行なビットライン21が配置される。前記ビットライン21は前記ビットラインコンタクトホールを通じて前記第5コンタクトプラグ11eと電気的に接続される。前記ビットライン21は前記x軸と平行に配置される。また、前記ビットライン21は前記活性領域の間の前記素子分離領域3の上部を横切るように配置されることが望ましい。 前記ビットライン21上にビットラインキャッピング膜パターン23が積層されることが望ましい。前記ビットライン21及びその上の前記ビットラインキャッピング膜パターン23はビットラインパターン24を構成する。 前記ビットラインパターン24の側壁はビットラインスペーサ25によって覆われることが望ましい。
【0052】
前記ビットラインスペーサ25を有する半導体基板は第3層間絶縁膜27によって覆われる。前記第1乃至第4コンタクトプラグは各々前記第3及び第2層間絶縁膜27、20cを貫通する第1乃至第4ストレージノードパッド31a、31b、31c、31dと接触する。前記第1及び第2ストレージノードパッド31a、31bは各々前記第1及び第2コンタクトホール17a、17bの中心点から前記x軸のマイナスの方向に向けて延長されるように配置される。これと異なり、前記第3及び第4ストレージノードパッド31c、31dは各々前記第3及び第4コンタクトホール17c、17dの中心点から前記x軸のプラスの方向に向けて延長されるように配置される。
【0053】
図1、図8及び図9に示したように、前記集積回路基板1上には第1及び第2ストレージノードパッド31a、31bが形成されており、前記1及び2ストレージノードパッド31a、31bのうちの各一つは前記第1及び第2コンタクトプラグ19a、19bのうちの各一つと前記第1及び第2ストレージノード39a、39bのうちの各一つとの間に位置し、前記第1及び第2ストレージノードパッドは前記各々の第1及び第2ソース領域から前記第1方向に側面方向にオフセットされている。また、図1、図8及び図9に示したように、前記集積回路基板1上には第3及び第4ストレージノードパッド31c、31dが形成されており、前記3及び第4ストレージノードパッド31c、31dのうちの各一つは前記第3及び第4コンタクトプラグ19c、19dのうちの各一つと前記第3及び4ストレージノード39c、39cのうちの各一つとの間に位置する。前記第3及び第4ストレージノードパッド39c、39dは前記各々の第3及び第4ソース領域11c、11dから前記第2方向に側面方向にオフセットされている。ここでの側面方向にオフセットは素子製造の時に示すオフセットされる量を超過する意図した側面方向にでオフセットされることを意味する。
【0054】
前記第1乃至第4ストレージノードパッド31a、31b、31c、31dを有する半導体基板は第4層間絶縁膜36によって覆われる。前記第4層間絶縁膜36は順次に積層された上部エッチング阻止膜33及び犠牲絶縁膜35を含むことができる。前記第1乃至第4ストレージノードパッド31a、31b、31c、31dは各々前記第4層間絶縁膜36を貫通する第1乃至第4ストレージノードコンタクトホール(図示しない、37b、37c、37d)によって露出される。前記第1乃至第4ストレージノードコンタクトホール内に各々第1乃至第4ストレージノード39a、39b、39c、39dが配置される。
【0055】
前記第1及び第2ストレージノード39a、39bの中心軸は各々前記第1及び第2コンタクトホール17a、17bの中心点から前記x軸のマイナスの方向に向けて所定の距離だけ離隔された第1及び第2地点A、Bを通る。ここで、前記所定の距離は前記活性領域の中心点及びこれらと隣接した前記第1コンタクトホール17aの中心点(または前記第2コンタクトホールの中心点)の間の距離より短い。また、図1に示したように、前記第1及び第2MOSトランジスタのチャンネルの長さを増加させるために、前記第1活性領域3aの長さが増加した場合に、前記第1コンタクトホール17aの中心軸及び前記第1ストレージノード39aの中心軸の間の距離は前記第2コンタクトホール17bの中心軸及び前記第2ストレージノード39bの中心軸の間の距離と異なることができる。ここでの距離は素子の製造時に示すオフセットされる距離を超える、意図した距離を意味する。
【0056】
図1、図8及び図9に示したように、前記集積回路基板1上には第1及び第2ストレージノード39a、39bが形成されており、前記第1及び第2ストレージノードのうちの各一つは前記第1及び第2ソース領域11a、11bのうちの各一つと電気的に連結され、前記第1及び第2ストレージノードは前記各々の第1及び第2ソース領域から前記第1方向に側面方向にオフセットされている。また、図1、図8及び図9に示したように、前記集積回路基板1上には第3及び第4ストレージノード39c、39dが形成されており、前記第3及び第4ストレージノードのうちの各一つは前記第3及び第4ソース領域11c、11dのうちの各一つと電気的に連結され、前記第3及び第4ストレージノードは前記各々の第3及び第4ソース領域から前記第2方向に側面方向にオフセットされている。
【0057】
望ましくは、本発明の一実施形態によれば、前記第1ストレージノード39aの中心軸は前記第1活性領域と隣接し、前記第2MOSトランジスタの反対側に位置した前記素子分離領域を過ぎ、前記第2ストレージノード39bの中心軸は前記第2MOSトランジスタのチャンネル領域を通る。さらに具体的に、前記第1ストレージノードパッド31aの中心軸は前記第1ストレージノード39aの中心軸及び前記第1コンタクトホール17aの中心軸の間に位置し、前記第2ストレージノードパッド31bの中心軸は前記第2ストレージノード39bの中心軸及び前記第2コンタクトホール17bの中心軸の間に位置する。ここで、前記中心軸はx−y平面(x−y plane)に対して垂直な法線(normal lines)である。
【0058】
一方、前記第3及び第4ストレージノード39c、39dの中心軸は各々前記第3及び第4コンタクトホール17c、17dの中心点から前記x軸のプラスの方向に向けて前記所定の距離だけ離隔された第3及び第4地点C、Dを通る。また、図1に示したように、前記第3及び第4MOSトランジスタのチャンネルの長さを増加させるために、前記第2活性領域3bの長さが増加した場合に、前記第3コンタクトホール17cの中心軸及び前記第3ストレージノード39cの中心軸の間の距離は前記第4コンタクトホール17dの中心軸及び前記第4ストレージノード39dの中心軸の間の距離と異なることができる。望ましくは、前記第3ストレージノード39cの中心軸は前記第3MOSトランジスタのチャンネル領域を過ぎ、前記第4ストレージノード39dの中心軸は前記第4活性領域と隣接し、前記第3MOSトランジスタの反対側に位置した前記素子分離領域を通る。さらに具体的に、前記第3ストレージノードパッド31cの中心軸は前記第3ストレージノード39cの中心軸及び前記第3コンタクトホール17cの中心軸の間に位置し、前記第4ストレージノードパッド31dの中心軸は前記第4ストレージノード39dの中心軸及び前記第4コンタクトホール17dの中心軸の間に位置する。
【0059】
図1、図8及び図9に示したように、本発明の実施形態において、第1及び第2ストレージノード39a、39bは前記各々の第1及び第2ソース領域11a、11bから前記第1方向に側面方向にオフセットされており、側面方向にオフセット距離は前記第1ソース領域11aの中心軸と前記第1共通ドレイン領域の中心軸との間の距離より小さく、また第3及び第4ストレージノード39c、39dは前記各々の第3及び第4ソース領域11c、11dから前記第2方向に側面方向にオフセットされており、側面方向にオフセット距離は前記第3ソース領域11cの中心軸と前記第2共通ドレイン領域11eの中心軸との間の距離より短い。また、前記第1ストレージノード39aの中心点Aは前記第1ソース領域19aと前記第1共通ドレイン領域との間に位置し、前記第3ストレージノード39cの中心点Cは前記第4ソース領域11dと前記第2共通ドレイン領域との間に位置する。
【0060】
上述のように配列されたストレージノードの中心軸は互いに同一の間隔を有することができる。これによって、前記ストレージノードの平面図を正多角形または円形に近い形態で設計することが可能である。特に、前記第1ピッチP1が前記第2ピッチP2の2倍の場合に、前記ストレージノードの平面図は正多角形または円形を有することができる。したがって、前記ストレージノードが倒れる現象を顕著に防止することができる。
【0061】
本発明の一実施形態によれば、第1乃至第4ストレージノードは平面上正多角形または円形である。さらに、前記第1乃至第4ストレージノードは各々の最隣接ストレージノードと等間隔で離隔されている
【0062】
次に、本発明の一実施形態によるDRAMセルの製造方法を説明する。
【0063】
図1、図2及び図3を参照すれば、半導体基板1の所定の領域に素子分離領域3を形成して、2次元的に配列された第1及び第2活性領域3a、3bを限定する。前記素子分離領域3は通常のトレンチ素子分離技術を使って形成することができる。前記第1活性領域3aは図1に示したように、x軸及びy軸に沿って各々第1及び第2ピッチP1、P2を有するように限定される。また、前記第2活性領域3bは前記第1活性領域3aが前記x軸及びy軸に沿って各々前記第1ピッチP1の1/2及び前記第2ピッチP2の1/2だけ平行移動された位置に限定される。
【0064】
図1、図2及び図3に示したように、集積回路基板1内に等間隔で離隔され、交番的に列をなす第1及び第2活性領域3a、3bを形成する。この時に、前記第2活性領域3bは前記第1活性領域3aから側面方向にオフセットされて各々の第2活性領域が二つの最隣接する第1活性領域から等間隔で離隔されるように形成する。
【0065】
前記活性領域3a、3b上にゲート絶縁膜5を形成する。前記ゲート絶縁膜5を有する半導体基板上にゲート導電膜及びキャッピング絶縁膜を順次に形成する。前記キャッピング絶縁膜は通常の層間絶縁膜で形成されるシリコン酸化膜に対してエッチング選択比を有する絶縁膜、例えば、シリコン窒化膜で形成することが望ましい。
【0066】
前記キャッピング絶縁膜及びゲート導電膜を連続してパターニングして前記各活性領域の上部を横切る第1乃至第4ゲートパターン10a、10b、10c、10dを形成する。ここで、前記第1及び第2ゲートパターン10a、10bは前記第1活性領域3aの上部を横切り、前記第3及び第4ゲートパターン10c、10dは前記第2活性領域3bの上部を横切る。前記第1ゲートパターン10aの各々は順次に積層された第1ゲート電極7a及びキャッピング絶縁膜パターン9を含み、前記第2ゲートパターン10bの各々は順次に積層された第2ゲート電極7b及びキャッピング絶縁膜パターン9を含む。これと同様に、前記第3ゲートパターン10cの各々は順次に積層された第3ゲート電極7c及びキャッピング絶縁膜パターン9を含み、前記第4ゲートパターン10dの各々は順次に積層された第4ゲート電極7d及びキャッピング絶縁膜パターン9を含む。前記パターニング工程は前記活性領域と重畳される前記ゲート電極の幅W1は前記素子分離領域3と重畳される前記ゲート電極の幅W2より広く実施されることが望ましい。
【0067】
前記ゲートパターン10a、10b、10c、10d及び前記素子分離領域3をイオン注入マスクとして使って前記活性領域の内部に不純物を注入して第1乃至第5不純物領域(図示しない。11b、11c、11d、11e)を形成する。前記第1及び第2不純物領域は各々前記第1活性領域3aの両端に形成され、前記第3及び第4不純物領域11c、11dは各々前記第2活性領域3bの両端に形成される。また、前記第5不純物領域11eは前記第1及び第2ゲート電極7a、7bの間の前記第1活性領域3aとともに前記第3及び第4ゲート電極7c、7dの間の前記第2活性領域3b内に形成される。これによって、前記第1活性領域3aの各々に第1及び第2MOSトランジスタが形成され、前記第2活性領域3bの各々に第3及び第4MOSトランジスタが形成される。
【0068】
したがって、前記第1活性領域各々には第1及び第2ソース領域が形成され、前記第1及び第2ソース領域の間には第1共通ドレイン領域が形成され、前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つは前記共通ドレイン領域から各々第1方向とその反対方向である第2方向に側面方向にオフセットされる。前記第2活性領域各々には第3及び第4ソース領域が形成され、前記第3及び第4ソース領域の間には第2共通ドレイン領域が形成され、前記第3及び第4ソース領域のうちの各一つは前記共通ドレイン領域から前記各々の第1方向と第2方向に側面方向にオフセットされる。
【0069】
前記第1不純物領域は前記第1MOSトランジスタのソース領域の役割を果たし、前記第2不純物領域11bは前記第2MOSトランジスタのソース領域の役割を果たす。これと同様に、前記第3不純物領域11cは前記第3MOSトランジスタのソース領域の役割を果たし、前記第4不純物領域11dは前記第4MOSトランジスタのソース領域の役割を果たす。これに加えて、前記第1活性領域3a内の前記第5不純物領域11eは前記第1及び第2MOSトランジスタの共通ドレイン領域の役割を果たし、前記第2活性領域3b内の前記第5不純物領域11eは前記第3及び第4MOSトランジスタの共通ドレイン領域の役割を果たす。続けて、前記ゲートパターン10a、10b、10c、10dの側壁上に通常の方法を使って絶縁膜スペーサ13を形成する。前記絶縁膜スペーサ13は前記キャッピング絶縁膜と同一の絶縁膜で形成することが望ましい。
【0070】
図1、図4及び図5を参照すれば、前記スペーサ13を有する半導体基板上に第1層間絶縁膜15を形成する。前記第1層間絶縁膜15をパターニングして前記第1乃至第5不純物領域を各々露出させる第1乃至第5コンタクトホール17a、17b、17c、17d、17eを形成する。前記第1乃至第5コンタクトホール17a、17b、17c、17d、17eを形成する間、前記キャッピング絶縁膜パターン9 及び前記スペーサ13はエッチング阻止膜の役割を果たす。すなわち、前記第1乃至第5コンタクトホール17a、17b、17c、17d、17eは自己整列コンタクト技術を使って形成することができる。前記第1乃至第5コンタクトホール17a、17b、17c、17d、17e内に各々通常の方法を使って第1乃至第5コンタクトプラグ(図示しない。19b、19c、19d、19e)を形成する。
【0071】
前記第1乃至第5コンタクトプラグ(図示しない。19b、19c、19d、19e)を有する半導体基板上に第2層間絶縁膜20cを形成する。前記第2層間絶縁膜20cは下部エッチング阻止膜20a及び絶縁膜20bを順次に層させて形成することが望ましい。前記下部エッチング阻止膜20aは前記絶縁膜20b、第1層間絶縁膜15及びコンタクトプラグ19b、19c、19d、19eに対してエッチング選択比を有する絶縁膜で形成する。例えば、前記下部エッチング阻止膜20cはシリコン窒化膜で形成することができる。次に、前記第2層間絶縁膜20cをパターニングして前記第5コンタクトプラグ19eを露出させるビットラインコンタクトホール(図示しない)を形成する。
【0072】
前記第2層間絶縁膜20c上に前記ビットラインコンタクトホールを覆う複数個の平行なビットラインパターン24を形成する。前記ビットラインパターン24の各々は順次に積層されたビットライン21及びビットラインキャッピング膜パターン23を含む。前記ビットライン21は前記ビットラインコンタクトホールを通じて前記第5コンタクトプラグ19eと電気的に接続される。また、前記ビットラインパターン24は前記ゲート電極7a、7b、7c、7dの上部を横切るように形成される。前記ビットラインパターン24の側壁上に通常の方法を使ってビットラインスペーサ25を形成する。前記ビットラインキャッピング膜パターン23及び前記ビットラインスペーサ25は前記ゲートスペーサ13及びゲートキャッピング膜パターン9と同一の絶縁膜で形成することが望ましい。
【0073】
図1、図6及び図7を参照すれば、前記ビットラインスペーサ25を含む半導体基板上に第3層間絶縁膜27を形成する。前記第3層間絶縁膜27及び前記絶縁膜206bを連続してパターニングして前記第1乃至第4コンタクトプラグ上部に各々第1乃至第4予備ストレージノードパッドコンタクトホールを形成する。前記第1及び第2予備ストレージノードパッドコンタクトホールは各々前記第1及び第2不純物領域の中心軸から前記x軸のマイナスの方向に向けてシフトされた中心軸を有するように形成される。これによって、前記第1予備ストレージノードパッドコンタクトホールは前記第4 ゲート電極7dの上部の前記下部エッチング阻止膜20aを露出させることができ、前記第2予備ストレージノードパッドコンタクトホールは前記第2ゲート電極7bの上部の前記下部エッチング阻止膜20aを露出させることができる。
【0074】
一方、第3及び第4予備ストレージノードパッドコンタクトホールは各々前記第3及び第4不純物領域の中心軸から前記x軸のプラスの方向に向けてシフトされた中心軸を有するように形成される。これによって、前記第3予備ストレージノードパッドコンタクトホールは前記第3ゲート電極7cの上部の前記下部エッチング阻止膜20aを露出させることができ、前記第4予備ストレージノードパッドコンタクトホールは前記第1ゲート電極7aの上部の前記下部エッチング阻止膜20aを露出させることができる。
【0075】
続けて、前記第1乃至第4予備ストレージノードパッドコンタクトホールにより露出された前記下部エッチング阻止膜20aを選択的にエッチングして前記第1乃至第4コンタクトプラグを各々露出させる第1乃至第4ストレージノードパッドコンタクトホールを形成する。前記第1乃至第4ストレージノードパッドコンタクトホール内に各々第1乃至第4ストレージノードパッド31a、31b、31c、31dを形成する。
【0076】
図1、図8及び図9を参照すれば、前記第1乃至第4ストレージノードパッド31a、31b、31c、31dを有する半導体基板上に第4層間絶縁膜36を形成する。前記第4層間絶縁膜36は上部エッチング阻止膜33及び犠牲絶縁膜35を順次に積層させて形成することが望ましい。前記上部エッチング阻止膜33は前記犠牲絶縁膜35、前記ストレージノードパッド31a、31b、31c、31d及び前記第3層間絶縁膜27に対してエッチング選択比を有する絶縁膜、例えばシリコン窒化膜で形成することが望ましい。また、前記犠牲絶縁膜35はシリコン酸化膜で形成することが望ましい。
【0077】
前記犠牲絶縁膜35及び前記上部エッチング阻止膜33を連続してパターニングして前記第1乃至第4ストレージノードパッド31a、31b、31c、31dを各々露出させる第1乃至第4ストレージノードコンタクトホール(図示しない。37a、37b、37c、37d)を形成する。前記第1及び第2ストレージノードコンタクトホールは各々前記第1及び第2ストレージノードパッド31a、31bの中心軸から前記x軸のマイナスの方向に向けてシフトされた第1及び第2地点A、Bを過ぎる中心軸(図示しない)を有するように形成される。また、前記第3及び第4ストレージノードコンタクトホール37c、37dは各々前記第3及び第4ストレージノードパッド31c、31dの中心軸から前記x軸のプラスの方向に向けてシフトされた第3及び第4地点C、Dを過ぎる中心軸41c、41dを有するように形成される。さらに具体的に、前記第1中心軸は前記第1不純物領域と隣接し、前記第2MOSトランジスタの反対側に位置した素子分離領域を過ぎることができ、前記第2中心軸は前記第2MOSトランジスタのチャンネル領域を過ぎることができる。前記第3中心軸41cは前記第3MOSトランジスタのチャンネル領域を過ぎることができ、前記第4中心軸41dは前記第4不純物領域11dと隣接し、前記第3MOSトランジスタの反対側に位置した素子分離領域を過ぎることができる。
【0078】
続けて、通常の方法を使って前記第1乃至第4ストレージノードコンタクトホール内に各々第1乃至第4ストレージノード39a、39b、39c、39dを形成する。前記ストレージノード39a、39b、39c、39dはシリンダ型の断面またはボックス型の断面を有することができる。また、前記第1乃至第4ストレージノード39a、39b、39c、39dはそれらの中心軸が互いに同一の間隔で離隔されるように配列されることができる。これによって、前記第1ピッチP1が前記第2ピッチP2の2倍の場合に、前記第1乃至第4ストレージノード39a、39b、39c、39dは平面的に示す時に、正多角形または円形を有するように形成されることができる。次に、前記犠牲絶縁膜35を選択的に除去して前記第1乃至第4ストレージノードの外側壁を露出させることができる。
【0079】
したがって、前記集積回路基板上には第1及び第2ストレージノードが形成され、前記第1及び第2ストレージノードのうちの各一つは前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つと電気的に連結される。前記第1及び第2ストレージノードは前記各々の第1及び第2ソース領域から前記第1方向に側面方向にオフセットされる。前記集積回路基板上には第3及び第4ストレージノードが形成され、前記第3及び第4ストレージノードのうちの各一つは前記第3及び第4ソース領域のうちの各一つと電気的に連結される。前記第3及び第4ストレージノードは前記各々の第3及び第4ソース領域から前記第2方向に側面方向にオフセットされる。
【0080】
【発明の效果】
上述のように、本発明によれば、ストレージノードの長さ及び幅の間の差を最小化させるのが容易であることはもちろん、セルトランジスタの漏洩電流特性を改善させることが容易である。これによって、 DRAM素子の収率はそれのリフレッシュ特性を顕著に改善させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるDRAMセルの平面図である。
【図2】 図1のI-Iに従って本発明の一実施形態によるDRAMの製造方法を説明するための断面図である。
【図3】 図1のII-IIに従って本発明の一実施形態によるDRAMセルの製造方法を説明するための断面図である。
【図4】 図1のI-Iに従って本発明の一実施形態によるDRAMの製造方法を説明するための断面図である。
【図5】 図1のII-IIに従って本発明の一実施形態によるDRAMセルの製造方法を説明するための断面図である。
【図6】 図1のI-Iに従って本発明の一実施形態によるDRAMの製造方法を説明するための断面図である。
【図7】 図1のII-IIに従って本発明の一実施形態によるDRAMセルの製造方法を説明するための断面図である。
【図8】 図1のI-Iに従って本発明の一実施形態によるDRAMの製造方法を説明するための断面図である。
【図9】 図1のII-IIに従って本発明の一実施形態によるDRAMセルの製造方法を説明するための断面図である。

Claims (34)

  1. 半導体基板に行及び列に沿って2次元的に配列された第1及び第2活性領域で構成され、前記第1活性領域は前記行と平行なx軸及び前記列と平行なy軸に沿って各々第1ピッチ及び第2ピッチを有し、前記第2活性領域は前記第1活性領域が前記x軸及び前記y軸に沿って各々前記第1ピッチの1/2及び前記第2ピッチの1/2だけ平行移動された位置に配置され、素子分離領域により限定された複数個の活性領域と、
    前記第1活性領域の各々に形成され、一直線上に配置された第1及び第2MOSトランジスタと、
    前記第2活性領域の各々に形成され、一直線上に配置された第3及び第4MOSトランジスタと、
    前記第1乃至第4MOSトランジスタを有する半導体基板上に配置された第1乃至第4ストレージノードとを含み、前記第1及び第2ストレージノードは各々前記第1活性領域の両端に形成されて前記第1及び第2MOSトランジスタのソース領域の役割を果たす第1及び第2不純物領域に電気的に接続され、前記第3及び第4ストレージノードは各々前記第2活性領域の両端に形成されて前記第3及び第4MOSトランジスタのソース領域の役割を果たす第3及び第4不純物領域に電気的に接続され、前記第1及び第2ストレージノードの平面形状から見た中心軸は各々それらに接続された前記第1及び第2不純物領域の平面形状から見た中心点から前記x軸のマイナスの方向に向けて所定の距離だけ離隔された第1及び第2地点を過ぎ、前記第3及び第4ストレージノードの平面視において中心点を通り平面に垂直な中心軸は各々それらに接続された前記第3及び第4不純物領域の平面形状から見た中心点から前記x軸のプラスの方向に向けて前記所定の距離だけ離隔された第3及び第4地点を通り、
    前記第1ピッチが前記第2ピッチの二倍であり、前記第1乃至第4ストレージノードの平面視は、正多角形または円形である
    ことを特徴とするDRAMセル。
  2. 前記第1及び第2MOSトランジスタは前記第1活性領域の上部を横切る第1及び第2平行なゲート電極を含み、前記第3及び第4MOSトランジスタは前記第2活性領域の上部を横切る第3及び第4平行なゲート電極を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のDRAMセル。
  3. 前記第1及び第2活性領域上の前記ゲート電極の幅は前記素子分離領域上の前記ゲート電極の幅より広く、
    前記ゲート電極の幅とはチャンネルの長さ方向の幅である
    ことを特徴とする請求項2に記載のDRAMセル。
  4. 前記ゲート電極と重畳される前記活性領域の幅は前記ソース領域の幅より広く、
    前記活性領域の幅とはチャンネル幅方向の幅である
    ことを特徴とする請求項2に記載のDRAMセル。
  5. 前記第1乃至第4不純物領域上に各々配置された第1乃至第4コンタクトプラグをさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のDRAMセル。
  6. 前記第1乃至第4コンタクトプラグの中心軸は各々前記第1乃至第4不純物領域の中心点を通り、
    前記コンタクトプラグの中心軸とは平面視における前記コンタクトプラグの中心点を通り平面に垂直方向の軸であり、前記不純物領域の中心点とは平面視における前記不純物領域の中心である
    ことを特徴とする請求項5に記載のDRAMセル。
  7. 前記第1コンタクトプラグ及び前記第1ストレージノードの間に介在された第1ストレージノードパッドと、
    前記第2コンタクトプラグ及び前記第2ストレージノードの間に介在された第2ストレージノードパッドと、
    前記第3コンタクトプラグ及び前記第3ストレージノードの間に介在された第3ストレージノードパッドと、
    前記第4コンタクトプラグ及び前記第4ストレージノードの間に介在された第4ストレージノードパッドとをさらに含む
    ことを特徴とする請求項5に記載のDRAMセル。
  8. 前記第1ストレージノードパッドの中心軸は前記第1不純物領域の中心軸及びこれと電気的に接続された前記第1ストレージノードの中心軸の間に位置し、前記第2ストレージノードパッドの中心軸は前記第2不純物領域の中心軸及びこれと電気的に接続された前記第2ストレージノードの中心軸の間に位置し、前記第3ストレージノードパッドの中心軸は前記第3不純物領域の中心軸及びこれと電気的に接続された前記第3ストレージノードの中心軸の間に位置し、前記第4ストレージノードパッドの中心軸は前記第4不純物領域の中心軸及びこれと電気的に接続された前記第4ストレージノードの中心軸の間に位置し、
    前記ストレージノードパッドの中心軸とは平面視における前記ストレージノードパッドの中心点を通り平面に垂直方向の軸であり、前記不純物領域の中心軸とは平面視における前記不純物領域の中心点を通り平面に垂直方向の軸である
    ことを特徴とする請求項7に記載のDRAMセル。
  9. 前記所定の距離は前記活性領域の中心点及びそれらの両端に形成された前記第1乃至第4不純物領域の中心点の間の距離より短く、
    前記不純物領域の中心点とは平面視における前記不純物領域の中心である
    ことを特徴とする請求項1に記載のDRAMセル。
  10. 前記第1ストレージノードの中心軸は前記第1不純物領域に隣接し、前記第2MOSトランジスタの反対側に位置した前記素子分離領域を通り、前記第2ストレージノードの中心軸は前記第2MOSトランジスタのチャンネル領域を過ぎ、前記第3ストレージノードの中心軸は前記第3MOSトランジスタのチャンネル領域を通り、前記第4ストレージノードの中心軸は前記第4不純物領域に隣接し、前記第3MOSトランジスタの反対側に位置した前記素子分離領域を通る
    ことを特徴とする請求項1に記載のDRAMセル。
  11. 前記第1乃至第4ストレージノードはシリンダ型の断面またはボックス型の断面を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のDRAMセル。
  12. 前記第1及び第2ゲート電極の間の前記第1活性領域に形成された不純物領域と共に前記第3及び第4ゲート電極の間の前記第2活性領域に形成された不純物領域に電気的に接続されたビットラインをさらに含み、前記ビットラインは前記ゲート電極の上部を横切るように配置される
    ことを特徴とする請求項2に記載のDRAMセル。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載のDRAMセルの製造方法において、
    前記半導体基板内に共通ドレイン領域と第1及び第2ソース領域を形成し、前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つは前記共通ドレイン領域から各々第1方向とその反対方向である第2方向に側面方向にオフセットされるように形成する段階と、
    前記半導体基板上に第1及び第2ストレージノードを形成し、前記第1及び第2ストレージノードのうちの各一つは前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つと電気的に連結され、前記第1及び第2ストレージノードは前記各々の第1及び第2ソース領域から前記第1方向に側面方向にオフセットされるように順次形成する段階を有し、
    前記共通ドレインとは、前記第1及び第2ソース領域を備える各トランジスタ間の共通ドレインであり、
    前記第1方向及び前記第2方向は前記x軸にプラス方向またはマイナス方向のいずれかであり、前記側面方向とはx軸方向である
    ことを特徴とするDRAMセルの製造方法。
  14. 前記共通ドレイン領域と前記第1及び第2ソース領域を形成する段階は前記半導体基板上に第1乃至第4ゲート電極を形成する段階の後工程において遂行され、前記第1乃至第4ゲート電極は前記第1乃至第4平行なゲート電極であり、前記共通ドレイン領域と前記第1及び第2ソース領域を形成する段階は、前記第1及び第2ゲート電極の間に共通ドレインを形成し、前記第3及び第1ゲート電極の間に第1ソース領域を形成し、前記第2及び第4ゲート電極の間に第2ソース領域を形成する段階を含み、前記第3及び第4ゲート電極は前記第1及び第2ソース領域に近接する前記第1及び第2ゲート電極より幅を狭く形成する
    ことを特徴とする請求項13に記載のDRAMセルの製造方法。
  15. 前記共通ドレイン領域と前記第1及び第2ソース領域を形成する段階と前記第1及び第2ストレージノードを形成する段階との間に、
    前記半導体基板上に第1及び第2コンタクトプラグを形成し、前記第1及び第2コンタクトプラグのうちの各一つは前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つと電気的に連結され、前記第1及び第2コンタクトプラグは前記各々の第1及び第2ソース領域と側面方向に整列するように形成する
    ことを特徴とする請求項13に記載のDRAMの製造方法。
  16. 前記第1及び第2コンタクトプラグを形成する段階と前記第1及び第2ストレージノードを形成する段階との間に、
    前記半導体基板上に第1及び第2ストレージノードパッドを形成し、前記第1及び第2ストレージノードパッドのうちの各一つは前記第1及び第2コンタクトプラグのうちの各一つと前記第1及び第2ストレージノードのうちの各一つとの間に位置し、前記第1及び第2ストレージノードパッドは前記各々の第1及び第2ソース領域から前記第1方向に側面方向にオフセットされるように形成する
    ことを特徴とする請求項15に記載のDRAMの製造方法。
  17. 前記第1及び第2ストレージノードは前記各々の第1及び第2ストレージノードパッドから前記第1方向に側面方向にオフセットされている
    ことを特徴とする請求項16に記載のDRAMの製造方法。
  18. 前記第1及び第2ストレージノードは前記各々の第1及び第2ソース領域から前記第1方向に前記第1ソース領域の中心軸と前記共通ドレイン領域の中心軸との間の距離より短い距離で側面方向にオフセットされている
    ことを特徴とする請求項13に記載のDRAMの製造方法。
  19. 前記第1ストレージノードの中心軸は前記第1ソース領域と前記共通ドレイン領域との間に位置する
    ことを特徴とする請求項13に記載のDRAMの製造方法。
  20. 前記第1及び第2ストレージノードは平面視して正多角形または円形である
    ことを特徴とする請求項13に記載のDRAMセルの製造方法。
  21. 請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載のDRAMセルの製造方法において、
    前記半導体基板内に同一の間隔で離隔されて交番的に列をなしている複数の第1及び第2活性領域を形成し、前記第2活性領域は前記第1活性領域から側面方向にオフセットされて各々の第2活性領域は二つの最隣接する第1活性領域から同一の間隔で離隔されるように形成する段階と、
    前記第1活性領域と前記第1活性領域との間の第1共通ドレイン領域各々に第1及び第2ソース領域を形成し、前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つは各々第1方向とその反対である第2方向に前記第1共通ドレイン領域から側面方向にオフセットされるように形成し、前記第2活性領域と前記第2活性領域との間の第2共通ドレイン領域各々に第3及び第4ソース領域を形成し、前記第3及び第4ソース領域のうちの各一つは各々第1方向とその反対である第2方向に前記第2共通ドレイン領域から側面方向にオフセットされるように形成する段階と、
    前記半導体基板上に第1及び第2ストレージノードアレイを形成し、前記第1及び第2ストレージノードのうちの各一つは前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つと電気的に連結され、前記各々の第1及び第2ストレージノードは前記各々の第1及び第2ソース領域から前記第1方向に側面方向にオフセットされるように形成し、前記半導体基板上に第3及び第4ストレージノードを形成し、前記第3及び第4ストレージノードのうちの各一つは前記第3及び第4ソース領域のうちの各一つと電気的に連結されており、前記各々の第3及び第4ストレージノードは前記各々の第3及び第4ソース領域から前記第2方向に側面方向にオフセットされるように形成し、
    前記共通ドレインとは、前記第1及び第2ソース領域を備える各トランジスタ間の共通ドレインであり、
    前記第1方向及び前記第2方向は前記x軸にプラス方向またはマイナス方向のいずれかであり、前記側面方向とはx軸方向である
    ことを特徴とするDRAMセルの製造方法。
  22. 前記第1及び第2ソース領域を形成する段階は前記半導体基板上に第1乃至第4ゲート電極を形成する段階の後工程において遂行し、前記各々の第3及び第4ゲート電極は前記各々の第1及び第2ソース領域に近接する前記各々の第1及び第2ゲート電極より狭い幅を有するように形成し、前記第1及び第2ソース領域を形成する段階は前記第1及び第2ゲート電極の間に第1共通ドレイン領域を形成し、前記第3及び第1ゲート電極の間に第1ソース領域を形成し、前記第4及び第2ゲート電極の間に第2ソース領域を形成する段階を含む
    ことを特徴とする請求項21に記載のDRAMの製造方法。
  23. 前記第1及び第2ソース領域を形成する段階と前記第1及び第2ストレージノードを形成する段階との間に、
    前記半導体基板上に第1及び第2コンタクトプラグアレイを形成し、前記第1及び第2コンタクトプラグのうちの各一つは前記第1及び第2ソース領域のうちの各一つと電気的に連結され、前記各々の第1及び第2コンタクトプラグは前記各々の第1及び第2ソース領域に側面方向に整列するように形成し、前記半導体基板上に第3及び第4コンタクトプラグアレイを形成し、前記第3及び第4コンタクトプラグのうちの各一つは前記第3及び第4ソース領域のうちの各一つと電気的に連結され、前記各々の第3及び第4コンタクトプラグは前記各々の第3及び第4ソース領域に側面方向に整列するように形成する
    ことを特徴とする請求項21に記載のDRAMの製造方法。
  24. 前記第1及び第2コンタクトプラグアレイを形成する段階と前記第1及び第2ストレージノードを形成する段階との間に、
    前記半導体基板上に第1及び第2ストレージノードパッドアレイを形成し、前記第1及び第2ストレージノードパッドのうちの各一つは前記第1及び第2コンタクトプラグのうちの各一つと前記第1及び第2ストレージノードのうちの各一つとの間に位置し、前記各々の第1及び第2ストレージノードパッドは前記各々の第1 及び第2ソース領域から前記第1方向に側面オフセットされるように形成し、前記半導体基板上に第3及び第4ストレージノードパッドアレイを形成し、前記第3及び第4ストレージノードパッドのうちの各一つは前記第3及び第4コンタクトプラグのうちの各一つと前記第3及び第4ストレージノードのうちの各一つとの間に位置し、前記各々の第3及び第4ストレージノードパッドは前記各々の第3及び第4ソース領域から前記第2方向に側面オフセットされるように形成する
    ことを特徴とする請求項23に記載のDRAMの製造方法。
  25. 前記各々の第1及び第2ストレージノードは前記各々の第1及び第2ストレージノードパッドから前記第1方向に側面オフセットされており、前記各々の第3及び第4ストレージノードは前記各々の第3及び第4ストレージノードパッドから前記第2方向に側面オフセットされている
    ことを特徴とする請求項24に記載のDRAMの製造方法。
  26. 前記各々の第1及び第2ストレージノードは前記各々の第1及び第2ソース領域から前記第1方向に前記第1ソース領域の中心軸と前記第1共通ドレイン領域の中心軸との間の距離より短い距離で側面オフセットされており、前記各々の第3及び第4ストレージノードは前記各々の第3及び第4ソース領域から前記第2方向に前記第3ソース領域の中心軸と前記第2共通ドレイン領域の中心軸との間の距離より短い距離で側面オフセットされている
    ことを特徴とする請求項25に記載のDRAMセルの製造方法。
  27. 前記各々の第1ストレージノードの中心軸は前記各々の第1ソース領域と前記各々の第1共通ドレイン領域との間に位置し、前記各々の第3ストレージノードの中心軸は前記各々の第4ソース領域と前記各々の第2共通ドレイン領域との間に位置する
    ことを特徴とする請求項21に記載のDRAMの製造方法。
  28. 前記第1乃至第4ストレージノードは平面視して正多角形または円形である
    ことを特徴とする請求項21に記載のDRAMの製造方法。
  29. 前記第1乃至第4ストレージノード各々は各々の最隣接ストレージノードから等間隔で離隔されている
    ことを特徴とする請求項21に記載のDRAMの製造方法。
  30. 請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載のDRAMセルの製造方法において、
    前記半導体基板内にソース領域を含むメモリセルトランジスタアレイを形成する段階と、前記半導体基板上に平面視して正多角形または円形であり、前記各々のソース領域と電気的に連結され、平面視における左右側面方向にオフセットされているストレージノードアレイを形成する段階とを含む
    ことを特徴とするDRAMの製造方法。
  31. 前記ストレージノードアレイを形成する段階は前記半導体基板上に等間隔で離隔されているストレージノードアレイを形成することを含む
    ことを特徴とする請求項30に記載のDRAMの製造方法。
  32. 前記メモリセルトランジスタアレイを形成する段階と前記等間隔で離隔されているストレージノードアレイを形成する段階との間に、
    前記半導体基板上に前記ソース領域のうちの各一つと電気的に連結され、前記各々のソース領域に側面方向に整列するコンタクトプラグアレイを形成する
    ことを特徴とする請求項30に記載のDRAMの製造方法。
  33. 前記コンタクトプラグアレイを形成する段階と前記等間隔で離隔されているストレージノードアレイを形成する段階との間に、
    前記半導体基板上にストレージノードパッドアレイを形成し、前記ストレージノードパッドのうちの各一つは前記コンタクトプラグのうちの各一つと前記ストレージノードのうちの各一つとの間に位置し、前記各々のストレージノードパッドは前記各々のソース領域から側面方向にオフセットされる
    ことを特徴とする請求項32に記載のDRAMの製造方法。
  34. 前記各々のストレージノードは前記各々のストレージノードパッドから側面方向にオフセットされる
    ことを特徴とする請求項33に記載のDRAMの製造方法。
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