JP2000150824A - 半導体記憶装置とその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置とその製造方法

Info

Publication number
JP2000150824A
JP2000150824A JP10322710A JP32271098A JP2000150824A JP 2000150824 A JP2000150824 A JP 2000150824A JP 10322710 A JP10322710 A JP 10322710A JP 32271098 A JP32271098 A JP 32271098A JP 2000150824 A JP2000150824 A JP 2000150824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit line
lower electrode
contact
region
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10322710A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Sakao
眞人 坂尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP10322710A priority Critical patent/JP2000150824A/ja
Publication of JP2000150824A publication Critical patent/JP2000150824A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 容量下部電極コンタクトをメモリセル領域に
均等配置し、下部電極と下部電極コンタクトの重ねあわ
せ余裕を拡大し、かつ下部電極を正多角形または円形状
とし、円筒型電極を用いた場合の内径部側面を利用した
容量の増大に有効な半導体記憶装置とその製造方法を提
供する。 【解決手段】 半導体基板に素子領域102が区画さ
れ、素子領域上に一方向にワード線104が延長されて
素子領域内にMOSトランジスタが形成され、該トラン
ジスタのソース領域に容量下部電極コンタクト108を
介して容量下部電極109が接続され、かつドレイン領
域にビット線コンタクト107を介してワード線104
と直交する方向に延長されたビット線110が接続され
ている半導体記憶装置において、素子領域はビット線に
沿った矩形形状であり、かつ隣合うビット線110にそ
れぞれ接続される素子領域がビット線の長さ方向に対し
て、1/4ピッチずれて配列される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダイナッミックRA
M(以下、DRAMと記す)型半導体メモリを備える半
導体記憶装置とその製造方法に関し、特に大容量化に適
した半導体記憶装置とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMのメモリセルは、図13に示す
ように、1個のMOSトランジスタからなるスイッチン
グトランジスタ201と、1個のキャパシタからなるセ
ル容量素子202で構成されており、記憶情報は電荷と
してセル容量素子202に蓄積され、スイッチングトラ
ンジスタ201のオン、オフにより蓄積または、放出が
行なわれる。セル容量素子202に蓄積または放出され
る電荷は、スイッチングトランジスタ201のセル容量
素子202と反対側に接続したビット線203を通じて
外部回路とやりとりされる。また、スイッチングトラン
ジスタ201のオン、オフを決定する信号は、スイッチ
ングトランジスタのゲートに接続されるかまたは、一体
化したワード線204を通じて入力される。このように
DARMセルは、その構成要素が、1つのトランジスタ
と1つのキャパシタのみであり、その構成要素の少なさ
から、セル面積が小さくできるといった大きな利点を有
している。
【0003】メモリセルの小型化、メモリの大容量化に
ともないこのDRAMセルは、セル容量素子を拡散層上
に2次元的に形成した平面キャパシタセルから、ワード
線に積層するように、セル容量素子を3次元的に形成し
たスタックキャパシタセルへと発展されている。図14
(a),(b)はその一例を示す平面図とCC線断面図
であり、アイ・イー・ディー・エム テクニカル ダイ
ジェスト(IEDM:Technical Digest),1988年
592−595ページに提案されているものである。こ
のようなシールドビット線型スタックセル構造では、セ
ル容量素子が最上層に位置し、ビット線がセル容量素子
とワード線との中間層に位置している。そのため、容量
素子の位置には、他の素子の接続用のコンタクトなどが
形成されることがないために、セル容量素子の占有面積
を最大限確保することができ、容量値の確保に有利な構
造になっている。次にこの従来例の構成を説明する。
【0004】同図では、図の見やすさを考慮して、容量
下部電極は、破線で3個しか示していない。シリコン基
板181の表面に選択的に素子分離用の素子分離酸化膜
182が形成され、これにより右上がりの向きのパター
ンを有する素子領域180aと、右下がりの向きのパタ
ーンを有する素子領域180bが形成される。これらの
素子領域には、ソース・ドレイン領域を構成する基板と
は逆導電型の拡散層190が形成されている。そして、
その上に一部がセルトランジスタゲート電極を兼ねてい
るワード線184が一方向に並んで形成される。また、
前記拡散層190の一部に対し、ビット線コンタクト1
86を介して前記ワード線184と直交する方向に形成
されたビット線185が接続される。また、前記拡散層
190の他の部分に対し、容量下部電極コンタクト(キ
ャパシタコンタクト)187を介して容量下部電極48
8が接続されている。なお、容量下部電極188上に
は、容量絶縁膜189、容量プレート(容量上部電極)
183が形成される。ここで、前記素子領域180a,
180Bは、1本のビット線185および隣合う2本の
ワード線184をそれぞれ横切るように形成され、ビッ
ト線長さ方向に(同じ一本のビット線上で同じパターン
が繰り返されるのを1ピッチとして)1/2ピッチ毎に
交互に繰返すように形成されている。この素子領域18
0aまたは180bと1本のビット線185との交差部
分で2個のセルトランジスタに共通にビット線185が
コンタクトし、この2個のセルトランジスタにそれぞれ
容量下部電極コンタクト187が配置されている。
【0005】この構成のメモリセルでは、隣接する容量
下部電極コンタクト187はビット線185の長さ方向
には、ワード線184を2本を挟む間隔をもっている
が、ワード線184の長さ方向にはビット線185の1
本分の間隔しか持っていない。そのため、容量下部電極
188の平面的な専有面積を最大とするために、ビット
線の長さ方向に長辺方向を有する長方形となる。このた
め、容量下部電極188とそのコンタクト187の間に
は、ビット線185の長さ方向については重ねあわせ余
裕として充分な間隔(マージン)を有するが、ワード線
184の長さ方向ついては、これより小さな間隔(マー
ジン)しかない。一般に重ねあわせの余裕としては、小
さい方の寸法で制限されてしまうため、メモリセルを形
成するにおいて、一方の(例えばX方向とY方向のどち
らか)重ね合わせマージンが小さければ、小さい方の重
ね合わせ余裕しかもたないことになる。
【0006】そのため、このメモリセルにおいてセル面
積を縮小していくと、このマージンがさらに小さくな
り、仮に重ねあわせずれが発生した場合には、図16
(a)に示すように、容量下部電極コンタクト187の
部分に容量下部電極188の端部がかかり、容量下部電
極188のエッチング(加工)の時、コンタクト内に微
細な食い込みを形成することになる。この様な食い込み
部分は、その後の容量絶縁膜189の成膜において、周
りこみが充分でない場合、容量絶縁膜リークを起こす原
因となる。ここでは、容量下部電極188は容量値確保
のため高さを大きくとるように構成した場合を想定して
示してある。また、このような、長方形の容量下部電極
のレイアウトに、図16(b)に示すようなシリンダ型
電極を適用しようとしても、この長方形の短辺方向の内
部は間隔が小さく、側面を利用した容量増大効果は、小
さくなってしまう。さらに、この内部の径が小さいと、
このシリンダ型電極に公知のHSG(Hemispherical Gr
ain Silicon )を適用しようとしても、内部においてH
SGが接触してしまい、その適用は困難となる。
【0007】このような観点から、容量下部電極の形状
は長方形よりも、正方形や六角形、八角形などの多角
形、または出来上がりの形状として円形するこことが好
ましい。このようなメモリセルとしては、例えば、特公
平7−120714号公報に開示されているメモリセル
がある。図15はその構成を示す平面図とDD線断面図
である。このメモリセルでは、シリコン基板141に素
子分離絶縁膜142を形成して同図の右上がりのほぼ長
方形をした素子領域143を形成し、ソース・ドレイン
の拡散層144を形成する。また、その上にゲート電極
を含むワード線145を一方向に並んで形成する。ま
た、これと直交する方向にビット線146を並んで形成
し、前記拡散層144にビット線コンタクト147で接
続する。また、前記拡散層144には、容量下部電極コ
ンタクト148を介して容量下部電極149を接続し、
その上に容量絶縁膜150、プレート151を形成して
いる。ここで、前記素子領域143は、任意の1本のビ
ット線146および隣合う任意の2本のワード線145
をそれぞれ横切るようにセルトランジスタ2個分として
形成されている。また、隣接するビット線上のビット線
コンタクト147はビット線146の長さ方向に1/4
ビッチずれて配置されている。
【0008】この公報に記載のメモリセルでは、図14
の構成と異なり、容量下部電極コンタクト148は、1
本のビット線146を挟んだ箇所では間隔d2で隣接さ
れるものの、このビット線146の両側のビット線に対
しては他の容量下部電極コンタクト148が隣接されて
いないため、この両側のビット線方向における間隔d1
が広くなっている。このため、容量下部電極の形状を長
方形ではなく、極端に長い方向と短い方向が生じること
がない多角形の形状に形成できる。すなわち、この例で
は容量下部電極をホームベース型の五角形に形成でき、
これにより図14の構成に比較して、容量下部電極コン
タクト148におけるマージンをかせぎ、かつシリンダ
型電極を用いた場合における内径部の側面を利用した容
量の増大が可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このメモリセ
ルにおいても、容量下部電極コンタクト148は、依然
として1本のビット線146を挟んで隣接した配置が存
在しており、ワード線145の長手方向の隣接間の間隔
d2は図14の構成の容量下部電極コンタクトの間隔と
同じである。従って、この部分では容量下部電極コンタ
クト148と容量下部電極149との重ねあわせ余裕が
小さくなっており、図14の構成の場合と同様の問題が
生じることになる。以上のように、従来のメモリセルで
は、隣接する容量下部電極コンタクトの間隔が例えばX
方向、Y方向において異なるため、容量下部電極と容量
下部電極コンタクトの重ね合わせ余裕が最大限確保でき
ず、どの方向にか余裕が小さい部分が生じるといった問
題がある。
【0010】本発明の目的は、容量下部電極コンタクト
をメモリセル領域において均等配置し、容量下部電極と
容量下部電極コンタクトの重ねあわせ余裕を拡大すると
ともに、容量下部電極を正多角形又は円形の形状とし、
シリンダ型電極を用いた場合における内径部の側面を利
用した容量の増大に有効な半導体記憶装置とその製造方
法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、半導体基板に素子領域が区画され、前記素子領域上
に一方向にワード線が延長されて前記素子領域内にMO
Sトランジスタが形成され、前記MOSトランジスタの
ソース領域に容量下部電極コンタクトを介して容量素子
が接続され、かつドレイン領域にビット線コンタクトを
介して前記ワード線と直交する方向に延長されたビット
線が接続されている半導体記憶装置において、前記素子
領域は前記ビット線に沿った矩形形状であり、かつ隣合
うビット線にそれぞれ接続される素子領域が前記ビット
線の長さ方向に対して、1/4ピッチ(1ピッチ:1本
のビット線に形成されている複数のビット線コンタクト
のビット線方向の間隔)ずれて配列されていることを特
徴とする。すなわち、本発明では、前記ビット線を挟ん
だ素子領域に設けられる各容量下部電極コンタクトは、
前記ビット線の長さ方向に1/4ピッチずれて配列され
る。
【0012】本発明の製造方法は、半導体基板に長辺が
所定方向に向けられた矩形の複数の素子領域を形成する
工程と、前記素子領域に交差する一方向に複数本のワー
ド線を形成する工程と、前記素子領域にソース/ドレイ
ン領域を形成する工程と、前記ワード線を覆う層間絶縁
膜を形成し、かつこの層間絶縁膜には前記ドレイン領域
に達する引出し電極コンタクトを開口する工程と、前記
引出し電極コンタクトに接続して前記一方向に向けて延
長される引出し電極を形成する工程と、全面に層間絶縁
膜を形成し、かつこの前記層間絶縁膜には前記一方向に
沿う前記素子領域間の位置において前記引出し電極を開
口するビット線コンタクトを開口する工程と、前記ビッ
ト線コンタクトを含む領域に前記ワード線と直交する方
向に複数本のビット線を形成する工程と、全面に層間絶
縁膜を形成し、かつこの層間絶縁膜には前記ソース領域
に達する容量下部電極コンタクトを開口する工程と、前
記容量下部電極コンタクトに接続する領域に容量下部電
極を形成する工程と、前記容量下部電極上に容量絶縁膜
及び容量上部電極としてのプレートを形成する工程とを
含み、前記素子領域の形成工程では、隣接するビット線
に接続する素子領域を、前記ビット線の長さ方向に対し
て、前記ビット線コンタクトのビット線方向の間隔の1
/4の寸法で配置することを特徴とする。
【0013】本発明の半導体記憶装置では、隣合うビッ
ト線に接続されるそれぞれの素子領域パターンがビット
線の長さ方向に1/4ピッチずれて配列され、かつ単純
な矩形形状であるため、容量下部電極と容量下部電極コ
ンタクトの両者をメモリセル内において等間隔に配置す
ることが可能となり、容量下部電極の平面敬称を正多角
形、円形に形成でき、しかも容量下部電極コンタクトは
容量下部電極のほぼ中央に配置できるため、容量下部電
極コンタクトと容量下部電極との間の重ね合わせ余裕の
大きな容量下部電極を有するメモリセルを構成でき、半
導体記憶装置の高容量化が実現できる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の半導体記憶装置の
セルアレイの平面図であり、図2(a),(b)は、図
1のAA線、BB線に沿う断面図である。図2(a),
(b)において、シリコン基板101上には、選択的に
形成された素子分離用のトレンチ分離103が形成さ
れ、素子領域102が区画されている。前記素子領域1
02内には、それぞれ基板とは逆導電型の拡散層領域か
らなる第1のセルトランジスタのソース領域および第2
のセルトランジスタのソース領域112a,112c
と、シリコン基板とは逆導電型の拡散層領域からなる2
つのセルトランジスタに共通のドレイン領域112bが
形成される。また、前記シリコン基板101上に薄いゲ
ート絶縁膜111を介してセルトランジスタのゲート電
極となるワード線104が形成されている。そして、そ
の上に層間絶縁膜117が形成され、さらにビット線1
10が形成され、前記ドレイン領域112bに対し、引
出し電極コンタクト105と引出し電極106を介して
接続している。さらに、層間絶縁膜113,118が形
成され、。その上に電荷蓄積用の容量下部電極109が
形成され、容量下部電極コンタクト108を通して前記
各セルトランジスタのソース領域112,112cに接
続される。そして、少なくとも一部が薄い容量絶縁膜1
14を介して容量下部電極に対向するようにセルプレー
ト115が形成され、スタック型の容量素子が形成され
ている。
【0015】ここで、前記したワード線104がゲート
絶縁膜111を介してシリコン基板101上に形成され
た後、これを囲む絶縁膜および層間絶縁膜(後述する)
に引出し電極コンタクト105が形成される。この引出
し電極コンタクト105は前記ドレイン112bの上に
形成され、引出し電極106の一部に接続される。この
引出し電極106の一端部は前記トレンチ分離103上
まで引出され、そのトレンチ分離103上るビット線コ
ンタクト107が形成され、これを通してビット線11
0と接続している。また、前記層間絶縁膜113が形成
されており、容量下部電極109とソース領域112
a,112bは容量下部電極コンタクト108にて接続
されている。なお、容量素子の上は上層のセルプレート
115とメモリセルと上層の配線(図示せず)との接触
を避けるための層間絶縁膜116が形成されている。
【0016】以上の構成のメモリセルにおいては、図1
に示すように、前記素子領域102と概略直交するよう
にワード線104が配置され、ワード線104に対し、
これと重なる素子領域102が単純な矩形となってい
る。図の一部の素子領域102を判りやすくするために
斜線を施している。素子領域102は単純な矩形形状
で、その長手方向はビット線110の延長方向と略平行
になっている。素子領域102のソース/ドレイン領域
112a〜112cとビット線110は引出し電極コン
タクト105と引出し電極106および、ビット線コン
タクト107を通じて、接続されている。ワード線10
4はビット線110に略垂直方向に延在している。
【0017】次に、図3を用いて、図1及び図2に示し
た第1の実施形態の半導体記憶装置の製造方法を説明す
る。なお、図3(a1)〜(a3)と図3(b1)〜
(b3)はそれぞれ図2(a),(b)に対応する箇所
を示している。先ず、図3(a1),(b1)のよう
に、P型シリコン基板101上に、例えば既知のトレン
チ分離手法によるトレンチ分離103が形成される。こ
のトレンチ分離103の深さは200nm程度である。
次いで、図3(a2),(b2)のように、シリコン酸
化膜に換算して膜厚7nm程度のゲート絶縁膜111を
形成した後、N型多結晶シリコン膜を70nm程度堆積
する。次に、タングステンシリサイド(WSi)を10
0nm程度堆積する。さらに、酸化膜を150nm程度
堆積したのち、フォトリソグラフィー工程とエッチング
工程により、前記酸化膜、WSi、多結晶シリコンが加
工され、キャップ絶縁膜120とワード線104が形成
される。なおゲート長は0.2μm)である。また、前
記ワード線の材料としては、多結晶シリコンとWSiを
例としてあげたが、このWSiのかわりに、さらに抵抗
値の低減が可能なチタンシリサイド(TiSi)やタン
グステン(W)を用いてもよい。さらに、酸化膜を60
nm程度成膜、ドライエッチングによりエッチバックを
行い、側壁絶縁膜121を形成する。そして、ワード線
104および側壁絶縁膜121をマスクに用いたイオン
注入によりN- 型拡散層が形成される。このイオン注入
はワード線104の形成後に実施しても、ワード線形成
後と側壁窒化膜形成後の両方の機会に実施してもよい。
これは、所望なトランジスタ特性を確保するために適宜
選択される。このN- 型拡散層により、ソース領域11
2a,112c、ドレイン領域112bが形成される。
【0018】次に、図3(a3),(b3)に示すよう
に、層間絶縁膜117となるノンドープ酸化膜(NS
G)とボロンリンシリケートガラス(BPSG)の積層
膜が堆積される。そして、フォトリソグラフィー技術と
エッチング技術により、引出し電極用コンタクト105
を層間絶縁膜117に設ける。そして不純物ドープされ
た多結晶シリコンを堆積した後、フォトリソグラフィー
技術とエッチング技術を用いて、多結晶シリコンを引出
し電極106に加工する。さらに、ノンドープ酸化膜
(NSG)とボロンリンシリケートガラス(BPSG)
の積層膜または、ノンドープ酸化膜(NSG)または、
ボロンリンシリケートガラス(BPSG)単層膜を用い
て、層間絶縁膜113を形成する。続いて、ビット線コ
ンタクト107を開口し、例えば、多結晶シリコンとタ
ングステンシリサイドの積層膜により構成されるビット
線110をビット線コンタクト107を介して前記引出
し電極106と、前記引き出し電極用コンタクト105
とは異なる位置において接続するように形成する。
【0019】しかる上で、図2(a),(b)に示した
ように、ノンドープ酸化膜(NSG)とボロンリンシリ
ケートガラス(BPSG)の積層膜または、ノンドープ
酸化膜(NSG)または、ボロンリンシリケートガラス
(BPSG)単層膜を用いて、層間絶縁膜118を成膜
し、フォトリソグラフィー技術とエッチング技術によ
り、容量下部電極コンタクト108を開口し、N型の不
純物導入がなされた多結晶シリコンを堆積した後、フォ
トリソグラフィー技術とエッチング技術により、容量下
部電極109を形成する。引き続き、例えば酸化膜と窒
化膜の積層膜からなる、酸化膜換算膜厚にして4.5n
m〜5nm程度の容量絶縁膜114を成膜する。この容
量絶縁膜としては、タンタル酸化膜(Ta2 5 )に代
表される高誘電率膜を用いることもできる。この高誘電
率膜を適用した方がセル容量の確保の面では有利であ
る。続いて、N型の不純物導入がなされた多結晶シリコ
ンを堆積し、フォトリソグラフィー技術とエッチング技
術により、パターニングを行いセルプレート115を形
成する。次に、ノンドープ酸化膜(NSG)とボロンリ
ンシリケートガラス(BPSG)の積層膜または、ノン
ドープ酸化膜(NSG)または、ボロンリンシリケート
ガラス(BPSG)の単層膜を用いて、層間絶縁膜11
6を形成する。さらに、DRAMのチップ全体として
は、コンタクト孔(図示せず)とメタル配線の形成を複
数回に渡って繰り返すことにより、その形成を完了す
る。
【0020】このように、この第1の実施形態では、容
量下部電極コンタクト108は、ビット線110を挟ん
で隣接されることがない。また、ワード線104を挟ん
で隣接されることもない。すなわち、各容量下部電極コ
ンタクト108は、一辺が斜め45度に向けられた正方
形の各頂点に配置されている。そのため、最も近い位置
にある隣接する容量下部電極コンタクト108は、X方
向、Y方向のいずれの方向も同じ間隔とされ、したがっ
て容量下部電極109は前記した正方形配置に沿った正
方形に形成され、しかも前記容量下部電極コンタクト1
08はその容量下部電極109の中央位置に配置されて
いる。
【0021】これにより、容量下部電極109と容量下
部電極コンタクト108が、均等な位置に配置できるた
め、容量下部電極コンタクト108と容量下部電極10
9の重ね合わせ余裕を、どの方向に対しても、ほとんど
均等になるように、最大限確保することができる。その
ため、重ね合わせずれが生じても、この重ね合わせ余裕
の範囲で形成することができ、容量下部電極コンタクト
108に対して、容量下部電極109が外れるといった
形状加工上のおよび、容量膜リークといた問題が発生す
ることがない。また、このような容量下部電極109の
均等配置により、容量下部電極109のレイアウトは正
多角形をとることができるため、平面的な専有面積が大
きくとれる。従って、このレイアウトによれば容量下部
電極109の上面および側壁部で容量部分として利用で
きる部分の面積が大きくとれる。また、これに、公知な
シリンダ形状の容量下部電極構造を適用すれば、一方向
のみ、間隔が狭く、内径部の側面を利用した容量値の確
保ができにくいといった問題が発生することなく、充分
なセル容量確保ができる。さらに、このシリンダ形状の
容量下部電極を適用し、特にその内壁部分にHSGを適
用するような場合においても、内径部でHSGが接触す
ることなく、通常のシリンダ形状容量下部電極に比べ
て、さらなる容量増大も可能となる。
【0022】図4ないし図6は本発明の第2の実施形態
を示す図である。図4は第2の実施形態のメモリセルレ
イアウトの平面図であり、図5はそのAA線、BB線の
断面図である。この第2の実施形態では、引出し電極コ
ンタクト135を第1の実施形態よりも大きく構成して
いることが特徴である。すなわち、図6の製造方法によ
り第1の実施形態との違いを説明する。先ず、図3(a
1),(b1)及び(a2),(b2)に示した第1の
実施形態の工程と同様にキャップ絶縁膜120と側壁絶
縁膜121を形成する際に、第1の実施形態ではシリコ
ン酸化膜を用いていたが、第2の実施例ではシリコン窒
化膜を用いている。その状態を図6(a1),(b1)
に示す。その上で、図6(a2),(b2)のように、
ノンドープ酸化膜(NSG)とボロンリンシリケートガ
ラス(BPSG)の積層膜または、ノンドープ酸化膜
(NSG)または、ボロンリンシリケートガラス(BP
SG)単層膜を用いて、層間絶縁膜117を成膜し、次
いで、フォトリソグラフィー技術とエッチング技術によ
り、引出し電極コンタクト135を開口する。このエッ
チングの際にシリコン酸化膜とシリコン窒化膜のエッチ
ング速度に20:1以上の速度比を有する高選択比のエ
ッチングを用いる。こうすることにより、キャップ絶縁
膜(シリコン窒化膜)120と側壁絶縁膜(シリコン窒
化膜)121に引出し電極コンタクト135の開口がか
かっても、ワード線104が露出することなく、自己整
合的コンタクトの形成が可能となる。
【0023】このように、大きく開口された引出し電極
コンタクト135を用いることにより、露光自体が容易
になることと、ワード線104に重なる方向(ワード線
の幅方向)に対しては、第1の実施形態のように、コン
タクトサイズを小さくして重ね合わせマージンを確保し
なくとも、ワード線104と引出し電極コンタクト13
5が短絡することがなく、ワード線104に対する重ね
合わせ余裕を設けることができる。また、このコンタク
トサイズも側壁絶縁膜の間隔部で決定される寸法にま
で、最大限確保できるので、コンタクトサイズが第1の
実施形態に比べて大きくでき、コンタクト抵抗の低減に
ついても有利である。
【0024】図7は本発明の第3の実施形態のメモリセ
ルのレイアウトの平面図である。この第3の実施例では
容量下部電極コンタクト108とワード線134の短絡
を避けるために、容量下部電極コンタクト108とワー
ド線134との重ね合わせ余裕を大きくとれるように、
ワード線134を容量下部電極コンタクト108部分に
おいて、後退する方向に屈曲させている。このようにす
れば、前記第1及び第2の実施形態に比較して、容量下
部電極コンタクト108の形成が重ね合わせ点で容易と
なる。逆に、第1の実施例と同じ重ね合わせ余裕で良い
とする場合には、容量下部電極コンタクト108のサイ
ズを大きくして、コンタクト抵抗を低減する場合にも利
用することもできる。
【0025】図8は本発明の第4の実施形態のメモリセ
ルの平面的レイアウトを示している。ここでは、引出し
電極コンタクト135は、第2の実施形態と同様である
が、容量下部電極コンタクト108の形成部分に埋込み
電極コンタクト138を設けている点が前記各実施形態
とは相違している。前記各実施形態では、容量下部電極
コンタクト108を直接ワード線104の間隔部に形成
しているが、この第4の実施形態では、ワード線104
の間隔部に埋込み電極136及び埋込み電極コンタクト
138を形成している。これによれば、容量下部電極コ
ンタクト108をワード線104の間隔部内に形成する
必要がなく、埋込み電極136の上部に容量下部電極コ
ンタクト108の接続部を設けることができ、この容量
下部電極コンタクト108の深さを低減できるととも
に、前述のワード線に対しての時よりも、大きな重ね合
わせ余裕を埋込みコンタクトに対して有することができ
る。
【0026】図9は前記第4の実施形態の製造方法の一
部を示している。ここでは、図9(a1),(b1)に
示すように、第2の実施形態と同様にキャップ絶縁膜1
20と側壁絶縁膜121をシリコン窒化膜とし、ここで
は、容量下部電極コンタクト108が接続するソース領
域112a,112cの上にも、引出し電極コンタクト
135と同じフォトリソグラフィー工程で同時に埋込み
電極コンタクト138をワード線に対し、自己整合的に
開口する。次いで、N型不純物導入された多結晶シリコ
ンを成長し、引出し電極部分のみに、フォトリソグラフ
ィー工程で、引出し電極パターンを形成し、これをマス
クに、ドライエチングを行い、レジストを除去すると、
引出し電極135が形成されると同時に、層間絶縁膜1
17に埋め込まれた埋込み電極136が形成できる。さ
らに、図9(a2),(b2)に示すように、前記各実
施形態と同じ製造方法を用い層間絶縁膜113,118
まで形成したのち、埋込み電極136の直上に容量下部
電極コンタクト108を形成し、前記したメモリセルを
得る。
【0027】図10は本発明の第5の実施形態のメモリ
セルの平面的レイアウトである。この実施形態では、引
出し電極を層間絶縁膜117の上に形成するのではな
く、層間絶縁膜117中に埋込み構造の引出し電極14
0として構成することを特徴とする。図10に示される
ように、引出し電極140のパターンは埋込み引出し電
極用開口139に一致されている。この第5の実施形態
によれば、ワード線104に対し、自己整合的に形成す
るコンタクト状のマスクを用いるだけで、引出し電極用
のマスクを用いることなく、引出し電極140が形成で
きる。また、層間絶縁膜117の上側に引出し電極14
0が形成されることもないので、セル部の高さが他の実
施形態の場合に比べて低くできるといった利点もある。
【0028】図11は第5の実施形態の製造方法の一部
を示す図である。図11(a1),(b1)に示すよう
に、第2の実施形態と同様に、キャップ絶縁膜120お
よび、側壁絶縁膜121をシリコン窒化膜で形成し、引
き続きシリコン窒化膜よりなるストッパ絶縁膜122を
全面に形成し、さらにノンドープ酸化膜(NSG)とボ
ロンリンシリケートガラス(BPSG)の積層膜また
は、ノンドープ酸化膜(NSG)または、ボロンリンシ
リケートガラス(BPSG)単層膜を用いて、層間絶縁
膜117を形成する。次いで、図11(a2),(b
2)に示すように、埋込み引出し電極用開口139をシ
リコン窒化膜に対して、エッチングの選択比を有するエ
ッチング方法を用いてドレイン領域112bが露出する
ように開口する。ついでN型に不純物導入された多結晶
シリコンを成長し、特に、レジストワークを用いずに、
ドライエッチングを用いて開口内に多結晶シリコンを埋
込むことで、埋込み引出し電極140を形成する。
【0029】なお、図12には、第2の実施形態におい
て、容量下部電極109Aとして円筒形状の電荷蓄積電
極を使用した例を示す。これまで示してきた単純な厚膜
型の容量下部電極に比べて、電極の外側と内側の両方を
電荷蓄積部(有効な容量部)として利用Sできるため、
これまでの例よりも、容量増大効果は高くなる。これ
は、先に示した実施例のすべてに適用することが可能で
あり、容量確保の観点からは、有効である。
【0030】また、前記各実施形態にとける、キャップ
絶縁膜、側壁絶縁膜、ストッパ絶縁膜としては、シリコ
ン窒化膜の例を示したが、酸化膜とエッチングの速度比
がとれるものであれば、他材料でもよく、例えば、シリ
コン窒化酸化膜(SiON)やアルミナ等の材料でもか
まわない。また、前記各実施形態では、本発明をCOB
型セルに適用した例を示したが、素子領域がほぼ矩形形
状であって、ビット線の長手方向に略平行方向に配置さ
れ、ビット線の長さに対し、1/4ピッチで配置するこ
とにより、容量下部電極と容量下部電極コンタクトを等
間隔で配置できる構成については、容量がビット線の下
側にある型のメモリセルについても本発明を適用するこ
とは可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、隣接する
ビット線に接続される素子領域が、ビット線の1/4ピ
ッチずれて配置した構成とすることにより、次のような
作用効果が得られる。第1の効果は、容量下部電極と容
量下部電極コンタクトが均等な位置に配置できるため、
容量下部電極コンタクトと容量下部電極の重ね合わせ余
裕を、どの方向に対してもほとんど均等になるように最
大限確保することができる。そのため、重ね合わせずれ
が生じても、その重ね合わせ余裕の範囲で形成すること
ができ、容量下部電極コンタクトに対して容量下部電極
が外れるといった形状加工上のおよび、容量膜リークと
いった問題が発生することがない。また、第2の効果
は、このような容量下部電極の均等配置により、容量下
部電極のレイアウトは正多角形又は円形とすることがで
きるため、平面的な専有面積が大きくとれる。したがっ
て、このレイアウトによれば容量下部電極の上面および
側壁部で容量部分として利用できる部分の面積が大きく
とれる。また、これに、シリンダ形状の容量下部電極構
造を適用すれば、一方向のみ間隔が狭く、内径部の側面
を利用した容量値の確保ができにくいといった問題が発
生することなく、充分なセル容量確保ができる。さら
に、シリンダ形状の容量下部電極を適用し、特にその内
壁部分にHSGを適用するような場合においても、内径
部でHSGが接触することなく、通常の円筒形状容量下
部電極に比べてさらなる容量増大も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置の第1の実施形態の平
面図である。
【図2】図1のAA線、BB線に沿う断面図である。
【図3】第1の実施形態のAA線、BB線に沿う箇所の
工程断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の平面図である。
【図5】図4のAA線、BB線に沿う断面図である。
【図6】第2の実施形態のAA線、BB線に沿う箇所の
工程断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態の平面図である。
【図8】本発明の第4の実施形態の平面図である。
【図9】第4の実施例の工程断面図である。
【図10】本発明の第5の実施形態の平面図である。
【図11】第5の実施形態の工程断面図である。
【図12】各実施形態の変形例の断面図である。
【図13】一般的なDRAMセルの構成を説明するため
の回路図である。
【図14】従来の第1例の半導体記憶装置の平面図と断
面図である。
【図15】従来の第2例の半導体記憶装置の平面図と断
面図である。
【図16】従来の半導体メモリセルの問題点を説明する
ための図である。
【符号の説明】
101 シリコン基板 102 素子領域 103 トレンチ分離 104 ワード線 105 引出し電極コンタクト 106 引出し電極 107 ビット線コンタクト 108 容量下部電極コンタクト 109 容量下部電極 110 ビット線 111 ゲート絶縁膜 112a〜112c ソース/ドレイン領域 114 容量絶縁膜 115 セルプレート 120 キャップ絶縁膜 121 側壁絶縁膜 122 ストッパ絶縁膜 135 引出し電極コンタクト 136 埋込み電極 138 埋込み電極コンタクト 139 埋込み引出し電極用開口 140 埋込み引出し電極

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に素子領域が区画され、前記
    素子領域上に一方向にワード線が延長されて前記素子領
    域内にMOSトランジスタが形成され、前記MOSトラ
    ンジスタのソース領域に容量下部電極コンタクトを介し
    て容量素子が接続され、かつドレイン領域にビット線コ
    ンタクトを介して前記ワード線と直交する方向に延長さ
    れたビット線が接続されている半導体記憶装置におい
    て、前記素子領域は前記ビット線に沿った矩形形状であ
    り、かつ隣合うビット線にそれぞれ接続される素子領域
    が前記ビット線の長さ方向に対して、1/4ピッチ(1
    ピッチ:1本のビット線に形成されている複数のビット
    線コンタクトのビット線方向の間隔)ずれて配列されて
    いることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記ビット線を挟んだ素子領域に設けら
    れる各容量下部電極コンタクトは、前記ビット線の長さ
    方向に1/4ピッチずれて配列されている請求項1に記
    載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記容量素子を構成する容量下部電極
    は、正多角形または円形に近い形状とされ、前記容量下
    部電極コンタクトは前記容量下部電極のほぼ中央位置に
    おいて接続されている請求項1または2に記載の半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記素子領域のドレイン領域に接続さ
    れ、かつ当該ドレイン領域から前記ビット線の直下領域
    まで延長形成された引き出し電極を備え、前記引き出し
    電極に対して前記ビット線コンタクトにより前記ビット
    線が接続される請求項1ないし3のいずれかに記載の半
    導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記ドレイン領域と前記引き出し電極と
    を接続する引出し電極コンタクトが設けられ、前記引出
    し電極コンタクトはその側面が前記ワート線の側面に設
    けられた絶縁側壁によって規定されている請求項4に記
    載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記ワード線は、前記容量下部電極コン
    タクトに対向する部位が、当該容量下部電極コンタクト
    から後退する方向に曲げ形成されている請求項1ないし
    5のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記容量素子は、前記ビット線よりも上
    層に形成されているCOB型の半導体記憶装置である請
    求項1ないし6のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板に長辺が所定方向に向けられ
    た矩形の複数の素子領域を形成する工程と、前記素子領
    域に交差する一方向に複数本のワード線を形成する工程
    と、前記素子領域にソース/ドレイン領域を形成する工
    程と、前記ワード線を覆う層間絶縁膜を形成し、かつこ
    の層間絶縁膜には前記ドレイン領域に達する引出し電極
    コンタクトを開口する工程と、前記引出し電極コンタク
    トに接続して前記一方向に向けて延長される引出し電極
    を形成する工程と、全面に層間絶縁膜を形成し、かつこ
    の前記層間絶縁膜には前記一方向に沿う前記素子領域間
    の位置において前記引出し電極を露出させるようにビッ
    ト線コンタクトを開口する工程と、前記ビット線コンタ
    クトを含む領域に前記ワード線と直交する方向に複数本
    のビット線を形成する工程と、全面に層間絶縁膜を形成
    し、かつこの層間絶縁膜には前記ソース領域に達する容
    量下部電極コンタクトを開口する工程と、前記容量下部
    電極コンタクトに接続する領域に容量下部電極を形成す
    る工程と、前記容量下部電極上に容量絶縁膜及び容量上
    部電極としてのプレートを形成する工程とを含み、前記
    素子領域の形成工程では、隣接するビット線に接続する
    素子領域を、前記ビット線の長さ方向に対して、前記ビ
    ット線コンタクトのビット線方向の間隔の1/4の寸法
    で配置することを特徴とする半導体記憶装置の製造方
    法。
JP10322710A 1998-11-12 1998-11-12 半導体記憶装置とその製造方法 Pending JP2000150824A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10322710A JP2000150824A (ja) 1998-11-12 1998-11-12 半導体記憶装置とその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10322710A JP2000150824A (ja) 1998-11-12 1998-11-12 半導体記憶装置とその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000150824A true JP2000150824A (ja) 2000-05-30

Family

ID=18146766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10322710A Pending JP2000150824A (ja) 1998-11-12 1998-11-12 半導体記憶装置とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000150824A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6667505B2 (en) 2001-06-29 2003-12-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device having a plurality of capacitors aligned at regular intervals
KR100502410B1 (ko) * 2002-07-08 2005-07-19 삼성전자주식회사 디램 셀들
US7176552B2 (en) 2004-11-30 2007-02-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device having a decoupling capacitor
JP2007129189A (ja) * 2005-10-31 2007-05-24 Hynix Semiconductor Inc 半導体素子の製造方法
JP2011114049A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Renesas Electronics Corp 半導体装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6667505B2 (en) 2001-06-29 2003-12-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device having a plurality of capacitors aligned at regular intervals
KR100502410B1 (ko) * 2002-07-08 2005-07-19 삼성전자주식회사 디램 셀들
US7119389B2 (en) 2002-07-08 2006-10-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Dynamic random access memory cells having laterally offset storage nodes
CN100461422C (zh) * 2002-07-08 2009-02-11 三星电子株式会社 具有侧向偏移存储节点的动态随机存取存储器单元及其制造方法
US7504295B2 (en) 2002-07-08 2009-03-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods for fabricating dynamic random access memory cells having laterally offset storage nodes
DE10330072B4 (de) * 2002-07-08 2010-07-22 Samsung Electronics Co., Ltd., Suwon Zellen eines dynamischen Speichers mit wahlfreiem Zugriff mit seitlich versetzten Speicherknoten und Verfahren zu ihrer Herstellung
US7176552B2 (en) 2004-11-30 2007-02-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device having a decoupling capacitor
JP2007129189A (ja) * 2005-10-31 2007-05-24 Hynix Semiconductor Inc 半導体素子の製造方法
JP2011114049A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Renesas Electronics Corp 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5578847A (en) Dynamic semiconductor memory device with higher density bit line/word line layout
US5486712A (en) DRAM having peripheral circuitry in which source-drain interconnection contact of a MOS transistor is made small by utilizing a pad layer and manufacturing method thereof
KR100263720B1 (ko) 반도체 기억 장치 및 그 제조 방법
JP2519569B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
US5497017A (en) Dynamic random access memory array having a cross-point layout, tungsten digit lines buried in the substrate, and vertical access transistors
US7282405B2 (en) Semiconductor memory device and method for manufacturing the same
US5616961A (en) Structure of contact between wiring layers in semiconductor integrated circuit device
US20090315143A1 (en) Methods of Forming Integrated Circuit Devices Including Insulating Support Layers and Related Structures
JP2002094027A (ja) 半導体記憶装置とその製造方法
US7078292B2 (en) Storage node contact forming method and structure for use in semiconductor memory
JP3150496B2 (ja) 半導体記憶装置
KR20090010486A (ko) 반도체 메모리 소자 및 그 형성방법
KR100327123B1 (ko) 디램셀캐패시터의제조방법
JP2803712B2 (ja) 半導体記憶装置
US6040596A (en) Dynamic random access memory devices having improved peripheral circuit resistors therein
US6238961B1 (en) Semiconductor integrated circuit device and process for manufacturing the same
JPH11214660A (ja) Dram装置の製造方法
JP2000150824A (ja) 半導体記憶装置とその製造方法
KR100333058B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 캐패시터 하부전극 제조 방법 및 그구조
JPH098252A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
US20090127608A1 (en) Integrated circuit and method of manufacturing an integrated circuit
JPH0758218A (ja) 半導体記憶装置
JP3147144B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
WO2023097907A1 (zh) 半导体结构及其制备方法
KR20020078432A (ko) 반도체 메모리 장치의 제조 방법