JP3319869B2 - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JP3319869B2
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靖之 橋詰
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置およ
びその製造方法に関し、特に、記憶情報のランダムな入
出力が可能なDRAM(Dynamic Random Access Memor
y)の構造およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体記憶装置のうち記憶情
報のランダムな入出力が可能なものとして、DRAM
(Dynamic Random Access Memory)が知られている。一
般にDRAMは、多数の情報を蓄積する記憶領域である
メモリセルアレイ部と、外部との入出力に必要な周辺回
路部とを有している。
【0003】図29は、一般的なDRAMの構成を示す
ブロック図である。図29を参照して、DRAM150
は、記憶情報を蓄積するためのメモリセルアレイ151
と、単位記憶回路を構成するメモリセルを選択するため
のアドレス信号を外部から受取るためのロウアンドカラ
ムアドレスバッファ152と、そのアドレス信号を解読
することによってメモリセルを指定するためのロウデコ
ーダ153およびカラムデコーダ154と、指定された
メモリセルに蓄積された信号を増幅して読出すためのセ
ンスリフレッシュアンプ155と、データ入出力のため
のデータインバッファ156およびデータアウトバッフ
ァ157と、クロック信号を発生するためのクロックジ
ェネレータ158とを備えている。
【0004】半導体チップ上で大きな面積を占めるメモ
リセルアレイ151には、単位記憶情報を蓄積するため
のメモリセルがマトリクス状に複数個配置されている。
通常、メモリセルは、1個のMOSトランジスタと、こ
れに接続された1個のキャパシタとから構成されてい
る。このようなメモリセルは、1トランジスタ1キャパ
シタ型のメモリセルとして広く知られている。このよう
な構成を有するメモリセルは構造が簡単なためメモリセ
ルアレイの集積度を向上させることが容易となり、大容
量のDRAMに広く用いられている。
【0005】また、DRAMのメモリセルは、キャパシ
タの構造によっていくつかのタイプに分類することがで
きる。そのキャパシタ構造の一例として、スタックトタ
イプキャパシタを挙げることができる。このスタックト
タイプキャパシタは、キャパシタの主要部をゲート電極
やフィールド酸化膜の上部にまで延在させる類のキャパ
シタである。それにより、キャパシタの電極間の対向面
積を増大させている。
【0006】その結果、キャパシタ容量を増大させるこ
とができる。スタックトタイプキャパシタは、このよう
な特徴を有しているため、半導体装置の集積化に伴い素
子が微細化された場合にもキャパシタ容量を確保するこ
とが可能となる。そのため、半導体装置の集積化に伴っ
てスタックトタイプキャパシタが多く用いられるように
なった。
【0007】しかしながら、素子がさらに微細化され、
たとえば256MbitのDRAMなどにおいては、ス
タックトタイプキャパシタを使用したとしてももはや一
定のキャパシタ容量を確保することが困難となる。
【0008】そこで、キャパシタ容量を増大させるた
め、キャパシタの誘電体膜としてPZT(チタン酸ジル
コン酸鉛セラミック)などの高誘電体膜を使用する試み
がなされている。図21には、キャパシタの誘電体膜と
して上記のPZTなどの高誘電体膜を使用した場合のD
RAMの一例が示されている。
【0009】図30を参照して、p型半導体基板101
の主表面における素子分離領域には、間隔を隔ててフィ
ールド酸化膜103が形成されている。このフィールド
酸化膜103の下面には、チャネルストッパ層107が
形成されている。
【0010】半導体基板101の主表面における素子形
成領域には、トランスファーゲートトランジスタ102
a,102bが形成されている。トランスファーゲート
トランジスタ102aは、ソース/ドレイン領域となる
不純物領域105a,105bと、ゲート電極111b
を有している。また、トランスファーゲートトランジス
タ102bは、ソース/ドレイン領域となる不純物領域
105b,105cと、ゲート電極111cとを有して
いる。
【0011】ゲート電極111b,111cは、ゲート
絶縁膜109を介して、半導体基板101の主表面上に
形成されている。一方、フィールド酸化膜103上に
も、ゲート電極111a,111dがそれぞれ形成され
ている。
【0012】ゲート電極111a,111b,111
c,111dを覆うように酸化膜113が形成されてい
る。不純物領域105b表面上から酸化膜113表面上
にまで延在するように埋込みビット線116が形成され
ている。この埋込みビット線116および酸化膜113
を覆うように平坦化処理の施された第1の層間絶縁膜1
15が形成されている。
【0013】この第1の層間絶縁膜115には、不純物
領域105a,105c表面にまで達するコンタクトホ
ール117が形成されている。このコンタクトホール1
17内には、多結晶シリコンなどからなるプラグ118
が形成されている。層間絶縁膜115上には、キャパシ
タ120が形成される。キャパシタ120は、白金(P
t)などからなる下部電極121と、高誘電体膜123
と、白金(Pt)などからなる上部電極125とを有し
ている。
【0014】プラグ118上面上から第1の層間絶縁膜
115上にわたって、TiNなどからなるバリア層11
9が形成されている。このバリア層119上にキャパシ
タ120の下部電極121が形成されることになる。こ
のバリア層119を有することによって、キャパシタの
下部電極材料とプラグ118材料との相互拡散を阻止す
ることが可能となる。
【0015】キャパシタ120を覆うように、第2の層
間絶縁膜127が形成される。この第2の層間絶縁膜1
27において、キャパシタの上部電極125上に位置す
る部分にコンタクトホール129が設けられている。こ
のコンタクトホール129内表面および第2の層間絶縁
膜127上には、アルミニウム(Al)などからなる配
線層131が形成されている。
【0016】次に、図31を用いて、図30に示される
従来のDRAMにおけるキャパシタ120とプラグ11
8との位置関係について説明する。図31は、キャパシ
タ120とプラグ118との位置関係を模式的に示す平
面図である。なお、本明細書において、キャパシタ(1
20)とは、下部電極(121)と、高誘電体膜(12
3)と、上部電極(125)との積層構造を有すること
によって、実質的にキャパシタとして機能する部分を言
うものとする。また、図31におけるXXX−XXX線
に沿う断面が図30に示される断面に対応する。
【0017】図31を参照して、従来のDRAMにおい
ては、プラグ118とキャパシタ120とが平面的にみ
て重なり合う位置関係となっている。
【0018】次に、図32〜図41を用いて、図21に
示される従来のDRAMの製造工程について説明する。
図32〜図41は、従来のDRAMの製造工程の第1工
程〜第10工程を示す部分断面図である。
【0019】まず図32を参照して、p型半導体基板1
01の主表面における素子分離領域に、選択酸化法など
を用いてフィールド酸化膜103を形成する。このと
き、フィールド酸化膜103の形成に際して予めp型の
不純物を素子分離領域に導入しておくことによって、フ
ィールド酸化膜3の形成と同時にチャネルストッパ層1
07を形成する。
【0020】次に、半導体基板101の主表面上に、熱
酸化法などを用いてゲート絶縁膜109を形成する。こ
のゲート絶縁膜109上にゲート電極111a,111
b,111c,111dを形成する。このゲート電極1
11a,111b,111c,111dをマスクとして
用いて、半導体基板101の主表面にn型の不純物を導
入することによって、不純物領域105a,105b,
105cを形成する。次に、ゲート電極111a,11
1b,111c,111dを覆うように酸化膜113を
形成する。
【0021】次に、図33を参照して、CVD法などを
用いて、多結晶シリコンなどからなる導電層116aを
形成する。次に、図34を参照して、上記の導電層11
6aをパターニングすることによって、不純物領域10
5b上に埋込ビット線116を形成する。次に、CVD
法などを用いて、埋込ビット線116および酸化膜11
3を覆うように第1の層間絶縁膜115を形成する。そ
して、この第1の層間絶縁膜115に熱処理を施すこと
によって平坦化を行なう。
【0022】次に、図35を参照して、第1の層間絶縁
膜115において、不純物領域105a,105c上に
位置する領域に、コンタクトホール117を形成する。
次に、図36を参照して、CVD法などを用いて、コン
タクトホール117内表面および第1の層間絶縁膜11
5上に、多結晶シリコンなどからなる導電層118aを
形成する。
【0023】次に、図37を参照して、ドライエッチン
グ法を用いて、導電層118aをエッチバックする。そ
れにより、プラグ118が形成される。このとき、第1
の層間絶縁膜115上面において、図示しない箇所の段
差部に導電層118aの残渣が残らないようにオーバー
エッチングを行なう。そのため、プラグ118の上面
は、コンタクトホール117内に埋没した状態となって
いる。
【0024】次に、図38を参照して、スパッタリング
法などを用いて、プラグ118上および第1の層間絶縁
膜115上に、TiN,Ta,Ti/TiN/Tiなど
からなるバリア層119を堆積する。このバリア層11
9上に、スパッタリング法などを用いて、白金(Pt)
などからなる下部電極121を形成する。この下部電極
121上に、約550℃以下の温度で、スパッタリング
法などを用いて、SrTiO3 などからなる高誘電体膜
123を形成する。この高誘電体膜123上に、再びス
パッタリング法などを用い、白金(Pt)などからなる
上部電極125を形成する。
【0025】次に、図39を参照して、上部電極125
上に、キャパシタの形状にパターニングされたレジスト
パターン140を形成する。このレジストパターン14
0をマスクとして用いてエッチングすることによって、
図39に示されるように、キャパシタ120が形成され
る。
【0026】次に、図40を参照して、キャパシタ12
0を覆うように、CVD法などを用いて、第2の層間絶
縁膜127を形成する。そして、図41に示されるよう
に、第2の層間絶縁膜127において、キャパシタ12
0の上部電極125上に位置する部分にコンタクトホー
ル129を形成する。そして、このコンタクトホール1
29内表面および第2の層間絶縁膜127上に、スパッ
タリング法などを用いて、アルミニウム(Al)などか
らなる配線層131を形成する。以上の工程を経て図2
1に示されるDRAMが形成される。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】上記のDRAMにおけ
るキャパシタは、高誘電体膜を有しているため、キャパ
シタ容量を増大することは可能となる。しかし、上記の
従来のDRAMには、次に説明するような問題点があっ
た。その問題点について図42を用いて説明する。図4
2は、従来のDRAMにおけるキャパシタ120とプラ
グ118との接続部分を拡大した断面図である。
【0028】図42を参照して、上述のように、プラグ
118材料が第1の層間絶縁膜115上に残余するのを
防止するためにオーバーエッチングを行なうので、プラ
グ118の上面はコンタクトホール117内に埋没した
状態となっている。それにより、第1の層間絶縁膜11
5の上面115aとプラグ118上面との間に段差部が
形成されることになる。
【0029】このプラグ118の上面上から第1の層間
絶縁膜115の上面115a上にわたってバリア層11
9,下部電極121,高誘電体膜123および上部電極
125がそれぞれ形成される。バリア層119,下部電
極121,高誘電体膜123および上部電極125は、
上述のように、主にスパッタリング法によって形成され
る。特に高誘電体膜123については、CVD法では所
望の膜特性を得ることが困難であるため、スッパタリン
グ法によって形成されている。
【0030】一般に、スパッタリング法によって形成さ
れた層は、段差の被覆性が悪い。そのため、バリア層1
19,下部電極121,高誘電体膜123および上部電
極125において、段差部で局所的に膜厚の薄いところ
が存在する。
【0031】たとえば、高誘電体膜123についてみれ
ば、図42に示されるように、第1の層間絶縁膜115
の上面115a上に位置する高誘電体膜123の膜厚が
tであるのに対して、段差部においては、高誘電体膜1
23の膜厚は、tよりも薄いt1となっている。高誘電
体膜123において、このように局所的に薄い部分が存
在することによって次のような問題点が生じることにな
る。
【0032】高誘電体膜123の膜厚は、漏れ電流,耐
圧などの点から薄くできる下限値が決められてしまう。
すなわち、キャパシタ120内においては、高誘電体膜
123の膜厚が最も薄い部分でもこの下限値以上の膜厚
を有するように、その膜厚を決定する必要がある。
【0033】ここで、膜厚の下限値がaÅである高誘電
体膜123を用い、段差部における高誘電体膜123の
膜厚t1が、第1の層間絶縁膜115の上面115aに
おける高誘電体膜123の膜厚tの約1/2になるもの
と仮定する。この場合には、第1の層間絶縁膜115の
上面115aにおける高誘電体膜123の膜厚tを、
(2×a)Å以上にする必要がある。
【0034】一方、記憶を担う蓄積電荷量は、誘電体膜
厚の逆数に比例する。したがって、誘電体膜厚が薄い方
が蓄積電荷量は増大する。すなわち、キャパシタ容量が
増大することになる。しかし、上記の場合には、キャパ
シタ120の大部分において高誘電体膜123の膜厚を
約2倍にしたために、蓄積電荷量が約半分と小さくなっ
てしまう。すなわち、結果として、キャパシタ容量が小
さくなるといった問題点があった。
【0035】この発明は、上記の問題点を解決するため
になされたものであり、キャパシタ内で高誘電体膜の膜
厚をほぼ均一にその下限膜厚にすることによって、キャ
パシタ容量を増大させることが可能となる半導体記憶装
置およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】この発明に従う半導体記
憶装置は、1つの局面では、主表面を有する第1導電型
の半導体基板と、半導体基板の主表面に形成された第2
導電型の不純物領域と、半導体基板の主表面上に形成さ
れ不純物領域の表面に達するコンタクトホールを有する
層間絶縁膜と、コンタクトホール上を回避した層間絶縁
膜上面に形成され第1の電極と第1の電極上に形成され
た高誘電率材料からなる高誘電体膜と高誘電体膜上に形
成された第2の電極とを含むキャパシタと、コンタクト
ホール内に形成され、キャパシタを構成する第1の電極
と不純物領域とを電気的に接続するためのプラグ電極と
を備え、高誘電体膜および第1の電極は、プラグ電極上
まで延在し、第2の電極は、コンタクトホール上を回避
した高誘電体膜上に形成される。この発明に係る半導体
記憶装置は、他の局面では、主表面を有する第1導電型
の半導体基板と、半導体基板の主表面に形成された第2
導電型の不純物領域と、半導体基板の主表面上に形成さ
れ不純物領域の表面に達する第1のコンタクトホールを
有する第1の層間絶縁膜と、第1のコンタクトホール上
を回避した第1の層間絶縁膜上面に形成され、第1の電
極と、第1の電極上に形成された高誘電率材料からなる
高誘電体膜と、高誘電体膜上に形成された第2の電極と
を含むキャパシタと、キャパシタ上に形成され第2の電
極の表面に達する第2のコンタクトホールを有する第2
の層間絶縁膜と、第1のコンタクトホール内に形成され
キャパシタを構成する第2の電極と不純物領域とを電気
的に接続するためのプラグ電極とを備え、第1のコンタ
クトホールは第2の層間絶縁膜をも貫通しており、プラ
グ電極上面上から第2のコンタクトホール内に位置する
第2の電極表面上に延在する配線層とをさらに備える。
【0037】この発明に従う半導体記憶装置の製造方法
、1つの局面では、第1導電型の半導体基板の主表面
に第2導電型の不純物領域を形成する工程と、半導体基
板の主表面上に層間絶縁膜を形成する工程と、層間絶縁
膜に平坦化処理を施す工程と、層間絶縁膜に不純物領域
の表面に達するコンタクトホールを形成する工程と、コ
ンタクトホール内にプラグ電極を形成する工程と、プラ
グ電極上および層間絶縁膜上に、第1の電極、高誘電率
材料からなる高誘電体膜および第2の電極を順次形成す
る工程と、第2の電極においてプラグ電極上に位置する
部分を除去する工程とを備える。
【0038】この発明に従う半導体記憶装置の製造方法
、他の局面では、第1導電型の半導体基板の主表面に
第2導電型の不純物領域を形成する工程と、半導体基板
の主表面上に第1の層間絶縁膜を形成する工程と、第1
の層間絶縁膜に平坦化処理を施す工程と、第1の層間絶
縁膜上に、第1の電極と、高誘電率材料からなる高誘電
体膜と、第2の電極との積層構造を形成する工程と、積
層構造を覆うように第1の層間絶縁膜上に第2の層間絶
縁膜を形成する工程と、第1および第2の層間絶縁膜を
貫通して不純物領域に達する第1のコンタクトホールを
形成する工程と、第1のコンタクトホール内にプラグ電
極を形成する工程と、第2の層間絶縁膜に、第2の電極
表面に達する第2のコンタクトホールを形成する工程
と、プラグ電極上および第2のコンタクトホール内に、
第2の電極とプラグ電極とを電気的に接続する配線層を
形成する工程とを備える。
【0039】この発明に従う半導体記憶装置の製造方法
は、さらに他の局面では、第1導電型の半導体基板の主
表面に第2導電型の不純物領域を形成する工程と、半導
体基板の主表面上に層間絶縁膜を形成する工程と、層間
絶縁膜に平坦化処理を施す工程と、層間絶縁膜上に、第
1の電極と、高誘電率材料からなる高誘電体膜とを順次
積層する工程と、第1の電極と高誘電体膜の側壁上に側
壁絶縁膜を形成する工程と、側壁絶縁膜と高誘電体膜と
をマスクとして層間絶縁膜に不純物領域に達するコンタ
クトホールを形成する工程と、コンタクトホール内から
前記高誘電体膜上に延在する導体部を形成する工程とを
備える。
【0040】
【作用】この発明に従う半導体記憶装置によれば、第2
の電極は、層間絶縁膜上においてコンタクトホールが形
成されていないほぼ平坦な領域上に形成される。その結
果、キャパシタとして実質的に機能する、第1の電極と
高誘電体膜と第2の電極との積層構造は、層間絶縁膜上
においてコンタクトホールが形成されていないほぼ平坦
な領域上にのみ形成されることになる。
【0041】それにより、キャパシタ内において、高誘
電体膜の下地となる第1の電極の表面は、ほぼ平坦なも
のとなる。それにより、キャパシタ内において、高誘電
体膜において従来のように局所的に膜厚が薄くなる部分
が形成されなくなる。その結果、キャパシタ全体で高誘
電体膜の膜厚をほぼ均一にその下限膜厚に設定すること
か可能となる。
【0042】そのため、従来のように、高誘電体膜にお
いて局所的に薄膜化する部分の膜厚を下限膜厚と設定す
る必要がなくなる。その結果、従来に比べて、高誘電体
膜の膜厚を薄くすることが可能となる。それにより、キ
ャパシタ自体の平面的な面積は従来よりも少し小さくな
るが、結果として従来よりもキャパシタ容量を増大させ
ることが可能となる。
【0043】この発明に従う半導体記憶装置の製造方法
によれば、1つの局面では、第1の電極と高誘電体膜と
第2の電極とを順次形成した後に、第2の電極において
電極のコンタクトホール上に位置する部分を除去してい
る。それにより、コンタクトホール上を除く層間絶縁膜
上面上にのみキャパシタが形成されることになる。その
ため、キャパシタ内における高誘電体膜の下地となる第
1の電極の表面をほぼ平坦にすることが可能となる。そ
れにより、キャパシタ内において、高誘電体膜の厚み
を、ほぼ均一にその下限値に設定することが可能とな
る。その結果、キャパシタ容量の増大した半導体記憶装
置が得られる。
【0044】この発明に従う半導体記憶装置の製造方法
によれば、他の局面では、上述の1つの局面の場合と同
様の作用効果が得られることに加えて、次のような作用
効果も得られる。この局面においては、高誘電体膜の形
成の後にプラグ電極および配線層(導体部)を形成する
ことが可能となる。それにより、高誘電体膜の膜質を向
上させることが可能となる。その理由について以下に詳
しく説明する。
【0045】高誘電体膜は600℃程度以上の高温で形
成することによって、その誘電率などの特性は優れたも
のとなる(図28参照)。しかし、導体部の形成の後に
高誘電体膜を上記のような600℃以上の高温で形成し
た場合には、第1の電極と導体部との反応や第1の電極
を酸素が透過することによる導体部の酸化などの現象が
引起こされる可能性が高くなる。そのため、導体部の形
成後に高誘電体膜を形成していた従来例においては、高
誘電体膜の形成温度を約550℃程度以下に低く設定す
る必要があった。それに対し、導体部を高誘電体膜の形
成の後に形成することによって、上述のような問題が生
じない。それにより、高誘電体膜を600℃程度以上の
高温で形成することが可能となる。そのため、高誘電体
膜の誘電率などの特性を向上させることが可能となる。
その結果、キャパシタ容量が増大し、かつ信頼性の高い
半導体記憶装置が得られることになる。
【0046】この発明に従う半導体記憶装置の製造方法
によれば、さらに他の局面では、上記の他の局面の場合
と同様の効果が得られることに加えて、次のような作用
効果をも得られる。この局面においては、キャパシタの
第2の電極と導体部とを同一の工程で形成することが可
能となる。それにより、製造工程を簡略化することが可
能となる。
【0047】
【実施例】以下、この発明に基づく実施例について図1
〜図28を用いて説明する。
【0048】(第1実施例)以下、図1〜図8を用い
て、この発明に基づく第1の実施例について説明する。
図1は、この発明に基づく第1の実施例におけるDRA
Mのメモリセルアレイ部を示す部分断面図である。図2
は、本実施例におけるプラグ18とキャパシタ20の上
部電極25との配置関係を模式的に示す平面図である。
図3は、本実施例におけるキャパシタ20を拡大した断
面図である。
【0049】上記の3つの図を用いて、まずこの発明に
基づく第1の実施例におけるDRAMの構造について説
明する。図1を参照して、p型半導体基板1の主表面に
おける素子分離領域には、間隔を隔ててフィールド酸化
膜3が形成されている。このフィールド酸化膜3下には
チャネルストッパ層7が形成されている。
【0050】p型半導体基板1の主表面における素子形
成領域には、トランスファーゲートトランジスタ2a,
2bがそれぞれ形成されている。トランスファーゲート
トランジスタ2aは、半導体基板1の主表面に間隔を隔
てて形成されたn型の不純物領域5a,5bと、この不
純物領域5a,5b間のチャネル領域上にゲート絶縁膜
9を介在して形成されたゲート電極11bを有してい
る。
【0051】トランスファーゲートトランジスタ2b
は、半導体基板1の主表面に間隔を隔てて形成されたn
型の不純物領域5b,5cと、この不純物領域5b,5
c間のチャネル領域上にゲート絶縁膜9を介在して形成
されたゲート電極11cを有している。
【0052】一方、フィールド酸化膜3上には、他のト
ランスファーゲートトランジスタのゲート電極11a,
11dが延在している。ゲート電極11a,11b,1
1c,11dを覆うように酸化膜13がそれぞれ形成さ
れている。不純物領域5b上には、この不純物領域5b
と電気的に接続される、多結晶シリコンなどからなる埋
込ビット線16が形成されている。この埋込ビット線1
6は、その端部が不純物領域5bに近接する酸化膜13
上にまで延在するように形成されている。
【0053】この埋込ビット線16および酸化膜13を
覆うように第1の層間絶縁膜15が形成されている。こ
の第1の層間絶縁膜15には平坦化処理が施されてお
り、その上面はほぼ平坦な状態となっている。また、こ
の第1の層間絶縁膜15には、所定位置にコンタクトホ
ール17が設けられている。このコンタクトホール17
は、不純物領域5a,5c上に位置する部分に設けられ
ている。
【0054】このコンタクトホール17内には、プラグ
18が形成されている。プラグ18の材質としては、不
純物の導入された多結晶シリコンなどを挙げることがで
きる。このプラグ18の上面は、コンタクトホール17
内に埋没した状態となっている。これは、従来例で説明
したように、プラグ18の形成の際に、オーバーエッチ
ング処理が施されるからである。したがって、このプラ
グ18上の領域においては、プラグ18上面と第1の層
間絶縁膜15の上面との間に段差が形成されることにな
る。
【0055】第1の層間絶縁膜15上には、キャパシタ
20が形成される。プラグ18上面から第1の層間絶縁
膜15上面にわたってバリア層19が形成される。この
バリア層19の材質としては、TiN,Ta,Ti/T
iN/Tiなどを挙げることができる。このバリア層1
9は、プラグ18上面と第1の層間絶縁膜15上面との
段差部上にも形成されているため、このバリア層19に
は、その段差部上において、局所的に膜厚が薄くなる部
分が存在する。これは、バリア層19が主にスパッタリ
ング法によって形成されるからである。
【0056】バリア層19上には、キャパシタの下部電
極21が形成される。このキャパシタの下部電極21
は、Ir,Pt,Pd,Ph,Ni,W,Pt合金,P
d合金,Ph合金,Ni合金,W合金,RuO2 ,Re
2 ,SrRuO3から選ばれる少なくとも1種以上の
材質により構成されることが好ましい。それにより、キ
ャパシタ下部電極21上に、下記の高誘電体膜23を形
成することが可能となる。また、この下部電極21の膜
厚は、好ましくは、約500Å〜約2000Å程度であ
る。
【0057】下部電極21上には、高誘電率材料からな
る高誘電体膜23が形成される。高誘電体膜23の材質
としては、(Ba,Sr)TiO3 (STO),(P
b,La)(Zr,Ti)O3 ,PZTなどを挙げるこ
とができる。また、高誘電体膜23は、ペロブスカイト
型の結晶構造を有する多結晶膜であることが好ましい。
それにより、キャパシタ容量を増大させかつキャパシタ
の信頼性を向上させることが可能となる。また、この高
誘電体膜23の膜厚は、好ましくは、約500Å〜10
00Å程度である。なお、この高誘電体膜23として
は、他のペロブスカイト型高誘電率材料を用いてもよ
い。また、高誘電体膜23は、上記の材料の積層膜であ
ってもよい。
【0058】高誘電体膜23上にはキャパシタの上部電
極25が形成される。このとき、上部電極25は、プラ
グ18上面と第1の層間絶縁膜15上面との段差部を避
けて形成されることになる。すなわち、上部電極25
は、第1の層間絶縁膜15上においてほぼ平坦な領域上
にのみ形成されることになる。それにより、キャパシタ
20となる下部電極21と高誘電体膜23と上部電極2
5との積層構造は、第1の層間絶縁膜15上面上におけ
るほぼ平坦な部分上のみに形成されることになる。
【0059】キャパシタ20を覆うように第2の層間絶
縁膜27が形成されている。この第2の層間絶縁膜27
には、上部電極25上に位置する部分にコンタクトホー
ル29が設けられている。そして、このコンタクトホー
ル29内表面および第2の層間絶縁膜27上面上には、
配線層31が形成される。この配線層31の材質として
は、アルミニウム(Al),タングステン(W),タン
グステンシリサイド(WSi),銅(Cu)などを挙げ
ることができる。
【0060】次に、図2を参照して、本実施例における
プラグ18とキャパシタ20の上部電極25との平面的
な位置関係について説明する。図2を参照して、上述の
ように、上部電極25は、プラグ18の形成領域上を回
避するように形成される。それにより、第1の層間絶縁
膜15上面上において、ほぼ平坦な領域上にのみキャパ
シタ20を形成することが可能となる。なお、図2にお
いて、I−I線に沿って見た断面が図1に示される断面
と対応する。
【0061】次に、図3を用いて、キャパシタ20の構
造についてより詳しく説明する。図3を参照して、下部
電極21は、プラグ18の上面上にまで延在している
が、キャパシタ20として機能するのは、第1の層間絶
縁膜15の上面15a上の平坦な領域に形成された部分
のみである。
【0062】したがって、キャパシタ20内において
は、下部電極21は、平坦な表面を有している。この平
坦な表面上に高誘電体膜23が形成されることになる。
したがって、この平坦な表面上に形成される高誘電体膜
23の膜厚t2は、キャパシタ内においてほぼ均一にな
る。
【0063】それにより、高誘電体膜23の膜厚t2
を、高誘電体膜23としての下限の膜厚に均一に設定す
ることが可能となる。ここで、高誘電体膜23の下限の
膜厚とは、キャパシタ20における漏れ電流あるいは耐
圧などの点から高誘電体膜23に要求される最低限の膜
厚のことを言うものとする。
【0064】それにより、従来に比べて、キャパシタ2
0における高誘電体膜23の膜厚を薄くすることが可能
となる。それにより、従来よりもキャパシタ容量を増大
させることが可能となる。
【0065】次に、図4〜図7を用いて、この発明に基
づく第1の実施例におけるDRAMの製造方法について
説明する。図4〜図7は、この発明に基づく第1の実施
例におけるDRAMの製造工程の第7工程〜第10工程
を示す部分断面図である。なお、第1工程〜第6工程に
ついては、従来例と同様の工程を経るため、図示および
説明は省略する。
【0066】まず図4を参照して、従来例と同様の工程
を経て、上部電極25までを形成する。次に、図5を参
照して、上部電極25上に、所定形状にパターニングさ
れたレジストパターン32を形成する。そして、このレ
ジストパターン32をマスクとして用いて、上部電極2
5,高誘電体膜23,下部電極21およびバリア層19
を順次パターニングする。
【0067】次に、図6を参照して、キャパシタの形
状、すなわちプラグ18上面上に位置する上部電極25
を露出せさるようにレジストパターン33を形成する。
そして、このレジストパターン33をマスクとして用い
て、ドライエッチング法によって、上部電極25を選択
的にエッチングする。それにより、プラグ18上面上の
領域における上部電極25を除去する。それにより、キ
ャパシタ20が形成される。
【0068】次に、図7を参照して、CVD法などを用
いて、キャパシタ20を覆うように第2の層間絶縁膜2
7を形成する。そして、この第2の層間絶縁膜27にお
いて、上部電極25上に位置する部分にコンタクトホー
ル29を形成する。そして、このコンタクトホール29
内表面および第2の層間絶縁膜27上面上に、スパッタ
リング法などを用いて、配線層31を形成する。以上の
工程を経て図1に示されるDRAMが形成されることに
なる。
【0069】次に、上記の第1の実施例の製造方法の変
形例について説明する。図8は、上記の第1の実施例の
製造方法の変形例を示す断面図である。図8を参照し
て、上記の製造方法においては、レジストパターン33
をマスクとして用いて、上部電極25のみを選択的にエ
ッチングした。しかし、高誘電体膜23をも選択的に除
去してもよい。それにより、高誘電体膜23は、コンタ
クトホール17が形成されていない領域上に位置する下
部電極21上に形成されることになる。
【0070】(第2実施例)次に、図9〜図19を用い
て、この発明に基づく第2の実施例におけるDRAMに
ついて説明する。図9は、この発明に基づく第2の実施
例におけるDRAMのメモリセルアレイ部を示す部分断
面図である。図10は、第2の実施例におけるプラグ1
8aとキャパシタ20aとの配置関係を模式的に示す平
面図である。図11は、第2の実施例における下部電極
21の形状示す平面図である。
【0071】まず図9〜図11を用いて、第2の実施例
におけるDRAMの構造について説明する。
【0072】上記の第1の実施例においては、プラグ1
8とキャパシタの下部電極21とが電気的に接続されて
いた。しかし、本実施例においては、図9に示されるよ
うに、上部電極25とプラグ18aとが、配線層37に
よって電気的に接続されている。すなわち、上記の第1
の実施例に対して、上部電極25と下部電極21とが逆
転した状態となっている。このような構成を有すること
によって以下のような効果を奏する。
【0073】上記の第1の実施例において、プラグ18
として多結晶シリコンを用い、下部電極21としてプラ
チナ(Pt)を用いた場合、後の工程で高温の処理が施
された場合にこれらが反応してプラチナシリサイドにな
るおそれがある。また、場合によっては高誘電体膜23
材料、下部電極21材料、プラグ18材料の相互拡散の
起きる場合もある。
【0074】このような相互拡散を防止するために、プ
ラグ18と下部電極21との間にバリア層19を設ける
必要がある。しかし、バリア層を設けた場合であって
も、処理温度が高すぎると相互拡散が生じてしまう。よ
り具体的には、600℃以上の高温処理が施された場合
には、相互拡散が生じる可能性が高くなる。また、バリ
ア層19を酸素が透過してプラグ18が酸化される可能
性も高くなる。
【0075】一般に、キャパシタ形成工程およびそれ以
降の工程においては、高誘電体膜23の形成工程が温度
が最も高温かつ長時間の工程になる。
【0076】一方、高誘電体膜23にとっては、たとえ
ば比誘電率などの特性を良好なものとするためには、6
00℃以上の高温で処理することが好ましい。図28に
は、スパッタリング法によって高誘電体膜23を形成し
た場合の基板温度と比誘電率との関係が示されている。
この図に示されるように、約600℃以上の温度で高誘
電体膜23を形成することによって、高誘電体膜23の
比誘電率が向上する。しかし、上記のような相互拡散や
プラグ18の酸化の問題があるため、従来例において
は、高誘電体膜23の形成温度を約550℃程度以下と
低く設定するなどの対策がとられる必要があった。
【0077】しかし、本実施例によれば、高誘電体膜2
3の形成の後に上部電極25とプラグ18aとを配線層
37によって電気的に接続することが可能となる。それ
により、下部電極21とプラグ18aとの間の反応等を
考慮せずに、たとえば600℃以上の高温で高誘電体膜
23を形成することが可能となる。それにより、高誘電
体膜23の膜質を向上させることが可能となり、信頼性
が高くかつ高性能なデバイスが得られる。
【0078】また、図9に示されるように、本実施例に
おいては、第1および第2の層間絶縁膜15,27を貫
通するようにコンタクトホール17aが設けられ、この
コンタクトホール17a内にプラグ18aが形成されて
いる。また、各キャパシタ20aを構成する下部電極2
1,高誘電体膜23,上部電極25は、すべて第1の層
間絶縁膜15上面上に形成されている。そして、各キャ
パシタ20aは、下部電極21によって相互に電気的に
接続されている。それ以外の構造に関しては、図1に示
される第1の実施例におけるDRAMと同様である。
【0079】次に、図10を用いて、プラグ18aとキ
ャパシタ20aとの平面的な位置関係について説明す
る。なお、図10において、IX−IX線に沿って見た
断面が、図9に示される断面に対応する。
【0080】図10を参照して、本実施例においても、
プラグ18a形成領域上を回避するようにキャパシタ2
0aは形成されている。それにより、各キャパシタ20
aは、第1の層間絶縁膜15上面上におけるほぼ平坦な
部分上にのみ形成されることになる。それにより、上記
の第1の実施例の場合と同様に、高誘電体膜23の膜厚
を従来よりも薄くすることが可能となる。それにより、
キャパシタ20a容量を、従来よりも増大させることが
可能となる。
【0081】次に、図11を用いて、下部電極21の平
面構造について説明する。なお図11において、IX−
IX線に沿ってみた断面が、図9に示される断面に対応
する。図11を参照して、本実施例における下部電極2
1には、プラグ18a形成領域上に、開口部21aが形
成されている。各キャパシタ20aは、この下部電極2
1によって相互に電気的に接続されることになる。
【0082】次に、図12〜図19を用いて、上記の第
2の実施例におけるDRAMの製造方法について説明す
る。図12〜図19は、この発明に基づく第2の実施例
におけるDRAMの製造工程の第4工程〜第11工程を
示す部分断面図である。なお、本実施例の製造方法にお
ける第1工程〜第3工程は、従来例と同様であるため図
示および説明は省略する。
【0083】図12を参照して、従来例と同様の工程を
経て、第1の層間絶縁膜15までを形成する。なお、第
1の層間絶縁膜15の上面は、SOG技術と全面エッチ
ング処理とを組合わせるなどして、平坦化されている。
このように平坦化された第1の層間絶縁膜15上に、ス
パッタリング法などを用いて、下部電極21を形成す
る。この下部電極21の材質としては、プラチナ(P
t)などを挙げることができる。下部電極21の膜厚に
関しては、上記の第1の実施例と同様である。
【0084】次に、下部電極21上に、反応性スパッタ
リング法やLPCVD法等を用いて、高誘電体膜23を
形成する。この高誘電体膜23の材質,膜厚について
は、上記の第1の実施例と同様である。次に、この高誘
電体膜23上に、スパッタリング法などを用いて上部電
極25を形成する。この上部電極25の材質としては、
プラチナ(Pt)などを挙げることができる。また、こ
の上部電極25の膜厚も、上記の第1の実施例の場合と
同様である。
【0085】このとき、高誘電体膜23の形成に際して
は、上記の第1の実施例の場合とは違って、まだプラグ
18aが形成されていない。したがって、第1実施例の
場合のように、プラグ18aと下部電極21あるいは上
部電極25間の相互拡散を考慮しなくてもよくなる。そ
れにより、600℃以上の高温で高誘電体膜23を形成
することが可能となる。それにより、比誘電率が高くか
つリーク電流の小さい膜質の良好な多結晶の高誘電体膜
23が得られる。
【0086】次に、図13を参照して、上部電極25上
に、キャパシタ20aの形状にパターニングにされたレ
ジストパターン40を形成する。そして、このレジスト
パターン40をマスクとして用いて、上部電極25およ
び高誘電体膜23を選択的にエッチングする。その後、
レジストパターン40を除去する。
【0087】次に、図14を参照して、プラグ18a形
成領域上に開口部を有するレジストパターン41を、上
部電極25上および下部電極21上に形成する。そし
て、このレジストパターン41をマスクとして用いてエ
ッチングすることによって、下部電極21をパターニン
グする。それにより、図11に示される平面形状を有す
る下部電極21が形成される。それにより、第1の層間
絶縁膜15上に、キャパシタ20aが形成される。下部
電極21が上記のような構造を有するため、各キャパシ
タ20aは、下部電極21によって相互に電気的に接続
される。
【0088】次に、図15を参照して、CVD法などを
用いて、キャパシタ20aを覆うように、第2の層間絶
縁膜27を形成する。そして、図16に示されるよう
に、第1および第2の層間絶縁膜15,27に、不純物
領域5a,5c表面に至るコンタクトホール17aを形
成する。
【0089】次に、図17を参照して、コンタクトホー
ル17a内表面および第2の層間絶縁膜27上面上に、
CVD法などを用いて、多結晶シリコンなどからなる導
電層を形成する。そしてこの導電層にエッチバック処理
を施す。それにより、コンタクトホール17a内に、プ
ラグ18aを形成する。
【0090】このとき、第2の層間絶縁膜27上面上に
上記の導電層の残渣が残らないようにするため、オーバ
ーエッチング処理が施される。そのため、プラグ18a
の上面は、コンタクトホール17a内に埋没している。
なお、プラグ18aの材質としては、TiNなどを使用
してもよい。
【0091】次に、図18を参照して、第2の層間絶縁
膜27において、上部電極25上に位置する部分に、コ
ンタクトホール29を形成する。次に、図19を参照し
て、スパッタリング法などを用いて、プラグ18a上面
上、コンタクトホール29内表面および第2の層間絶縁
膜27上面上に、バリア層35を形成する。このバリア
層35の材質としては、TiNなどを挙げることができ
る。
【0092】このバリア層35上に、スパッタリング法
などを用いて、配線層37を形成する。そして、上記の
配線層37およびバリア層35を所定形状にパターニン
グする。それにより、図9に示されるように、プラグ1
8aとキャパシタ20aの上部電極25とを電気的に接
続する配線層37が形成される。以上の工程を経て図9
に示されるDRAMが形成されることになる。
【0093】(第3実施例)次に、図20〜図27を用
いて、この発明に基づく第3の実施例について説明す
る。図20は、この発明に基づく第3実施例におけるD
RAMのメモリセルアレイ部を示す部分断面図である。
図21は、図20に示される本実施例におけるDRAM
の平面図である。
【0094】図20を参照して、本実施例におけるDR
AMにおいては、第1の層間絶縁膜15が、約3000
Å〜約10000Åの膜厚を有する層間絶縁膜15aと
約3000Å〜約10000Åの膜厚を有する層間絶縁
膜15bとによって構成されている。また、キャパシタ
下部電極21は、コンタクトホール17上を除く層間絶
縁膜15bの上面上に形成され、このキャパシタ下部電
極21上面上に高誘電体膜23が形成される。そして、
コンタクトホール17内から高誘電体膜23の表面上に
まで延在するように、プラグ電極18の機能をも有する
キャパシタ上部電極40が形成されている。このキャパ
シタ上部電極の材質としてはTiNなどを挙げることが
できる。
【0095】コンタクトホール17の上端角部上には、
キャパシタ上部電極40とキャパシタ下部電極21とを
絶縁分離するためのサイドウォール絶縁膜41が形成さ
れている。このサイドウォール絶縁膜41の材質として
は、シリコン窒化膜などの絶縁膜を挙げることができ
る。キャパシタ上部電極40を覆うように第2の層間絶
縁膜42が形成される。この第2の層間絶縁膜42の材
質としては、シリコン酸化膜などを挙げることができ
る。それ以外の構造に関しては図1に示される第1の実
施例におけるDRAMと同様である。
【0096】上述のように、キャパシタ上部電極40
に、プラグ電極18の機能をも持たせることによって、
プラグ電極18の形成工程を省略することが可能とな
る。それにより、製造コストを低減することが可能とな
る。
【0097】また、プラグ電極18の形成を省略できる
ので、プラグ電極18とキャパシタ20の一方の電極と
の間に、プラグ電極18の材質とキャパシタ20の一方
の電極の材質との相互拡散を防止するためのバリア層を
形成する必要がなくなる。それにより、メモリセルアレ
イ部の高さを、上記の各場合よりも低く抑えることが可
能となる。それにより、メモリセルアレイ部と周辺回路
部との段差を小さく抑えることが可能となる。
【0098】さらに、キャパシタ上部電極40を上述の
ような構造とすることによって、高誘電体膜23の形成
の後に、プラグの機能をも有するキャパシタ上部電極4
0を形成することが可能となる。それにより、上述の第
2の実施例の場合と同様に、高誘電体膜23を600℃
以上の高温で形成することが可能となる。それにより、
特性の優れた高誘電体膜23を形成することも可能とな
る。
【0099】次に、図21を用いて、本実施例における
DRAMのメモリセルアレイ部の平面構造について説明
する。図21を参照して、キャパシタ下部電極21は、
コンタクトホール17の形成領域を除く層間絶縁膜15
bの上面上全面に形成されている。つまり、このキャパ
シタ下部電極21がセルプレート電極としての機能を有
することとなる。そして、このキャパシタ下部電極21
表面上全面には高誘電体膜23(図示せず)が形成され
ている。コンタクトホール17の上端角部上には、この
コンタクトホール17を取囲むようにシリコン窒化膜な
どからなるサイドウォール絶縁膜41が形成されてい
る。そして、コンタクトホール17内からキャパシタ下
部電極21の上方に延在するようにキャパシタ上部電極
40が形成される。それにより、コンタクトホール17
上を除く層間絶縁膜15bの上面上にのみ、コンタクト
ホール17を取囲むようにキャパシタ20が形成される
ことになる。それにより、上述の第1の実施例の場合と
同様の効果が得られる。
【0100】次に、図22〜図27を用いて、本実施例
におけるDRAMのメモリセルアレイ部の製造方法につ
いて説明する。図22〜図27は、本実施例におけるD
RAMの製造工程の第4工程〜第9工程を示す部分断面
図である。
【0101】まず図22を参照して、上記の第1の実施
例と同様の工程を経て、酸化膜13までを形成する。そ
して、この酸化膜13を覆うようにCVD法などを用い
て、シリコン酸化膜などからなる層間絶縁膜15aを形
成する。この層間絶縁膜15aに不純物領域5b表面に
達するコンタクトホール17aを形成する。そして、こ
のコンタクトホール17a内に埋込ビット線16を形成
する。この埋込ビット線16を覆うように層間絶縁膜1
5a上に、CVD法などを用いて、シリコン酸化膜など
からなる層間絶縁膜15bを形成する。そして、この層
間絶縁膜15bの上面を平坦化する。
【0102】このように平坦化された層間絶縁膜15b
の上面上に、スパッタリング法などを用いて、Ptなど
からなるキャパシタ下部電極21を形成する。このと
き、必要に応じて、このキャパシタ下部電極21と層間
絶縁膜15bとの密着性を向上させるため、Tiなどの
導電膜あるいは絶縁膜を、キャパシタ下部電極21と層
間絶縁膜15bとの間に介在させてもよい。
【0103】次に、キャパシタ下部電極21上に、反応
性スパッタリング法などを用いて、550℃よりも高い
温度で高誘電体膜23を形成する。好ましくは、約60
0°C〜700°Cの温度で高誘電体膜23を形成す
る。このとき、キャパシタ下部電極21の下地は層間絶
縁膜15bであるため、上記のような高温で高誘電体膜
23を形成することが可能となる。それにより、比誘電
率などの特性が向上した多結晶の高誘電体膜23を確実
に形成することが可能となる。それにより、キャパシタ
容量を増大させることが可能となるとともに、キャパシ
タの信頼性をも向上させることが可能となる。
【0104】また、上記の高誘電体膜23は、LPCV
D(Low Pressure Chemical VaporDeposition)法を用
いて形成してもよい。また、反応性スパッタリング法な
どを用いてアモルファス状態の高誘電体膜23を形成し
たのち、ランプアニール処理を施すことによってこの高
誘電体膜23を多結晶化してもよい。このときのランプ
アニール処理の条件は、好ましくは、約600℃以上,
30秒程度である。
【0105】次に、図23を参照して、上記の高誘電体
膜23とキャパシタ下部電極21とを所定形状にパター
ニングする。より具体的には、図20に示されるコンタ
クトホール17の形成領域における層間絶縁膜15b表
面を露出させるように、高誘電体膜23およびキャパシ
タ下部電極21をパターニングする。
【0106】次に、図24を参照して、CVD法などを
用いて、高誘電体膜23を覆うように層間絶縁膜15b
上に、約1000〜2000Å程度の厚みを有するシリ
コン窒化膜41を形成する。このシリコン窒化膜41
は、層間絶縁膜15の材質と異なる絶縁材料からなるも
のであればシリコン窒化膜以外の材質であってもよい。
また、このシリコン窒化膜41の他の材質としては、層
間絶縁膜15の材質に対して高いエッチング選択比を確
保できる絶縁材料を挙げることができる。
【0107】次に、図25を参照して、上記のシリコン
窒化膜41に異方性エッチング処理を施すことによっ
て、サイドウォール絶縁膜41を形成する。そして、こ
のサイドウォール絶縁膜41と高誘電体膜23とをマス
クとして用いて、層間絶縁膜15a,15bに異方性エ
ッチング処理を施す。それにより、不純物領域5a,5
cに達するコンタクトホール17を形成する。
【0108】次に、図27を参照して、CVD法などを
用いて、TiN層40を全面に堆積する。このTiN層
40は、高誘電体膜23と反応して低誘電率の膜を形成
しないようなものであればTiNに限るものではない。
たとえば、TiN層40の代わりにPt,RuO2 など
を用いてもよい。
【0109】次に、写真製版技術およびRIE(Reacti
ve Ion Etching)法による異方性エッチング技術を用い
て、TiN層40をパターニングする。それにより、図
20に示されるような形状のキャパシタ上部電極40が
形成される。キャパシタ上部電極40をこのような形状
とすることによって、キャパシタ20の一方の電極と不
純物領域5a,5cとを電気的に接続するためのプラグ
電極を形成する必要がなくなる。それにより、製造工程
を簡略化することが可能となる。また、このプラグ電極
の形成を省略することによって、キャパシタ20の一方
の電極とプラグ電極との間に介在させるべき拡散バリア
層を形成する必要もなくなる。
【0110】以上のようにしてキャパシタ上部電極40
を形成した後は、CVD法などを用いて、シリコン酸化
膜などからなる第2の層間絶縁膜42を形成する。以上
の工程を経て、図20に示される本実施例におけるDR
AMが形成されることになる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コンタクトホールが形成されていない層間絶縁膜上
面の平坦な領域上にのみ、キャパシタを形成することが
可能となる。その結果、キャパシタにおける第1の電極
の上面をほぼ平坦なものとすることが可能となる。この
第1の電極の平坦な上面上に高誘電体膜が形成される。
したがって、キャパシタ内において高誘電体膜の膜厚を
ほぼ均一にすることが可能となる。それにより、高誘電
体膜の膜厚を、リーク電流,耐圧などを考慮した場合の
下限値の膜厚に設定することが可能となる。
【0112】それに対し、従来例においては、キャパシ
タは層間絶縁膜上面上からコンタクトホール上の領域に
まで形成されていたため、キャパシタの電極表面には、
コンタクトホール上における部分に段差部が形成されて
いた。これは、プラグ形成の際に不可避的に、コンタク
トホール内におけるプラグ上面と層間絶縁膜上面との間
に段差部が形成されていたためである。
【0113】そのため、そのキャパシタの電極表面に形
成される高誘電体膜において、その段差部上において局
所的に膜厚が薄くなる部分が存在していた。その結果、
その局所的に薄くなった膜厚を高誘電体膜の下限値の膜
厚と設定せざるを得なかった。したがって、結果とし
て、キャパシタ内における高誘電体膜の膜厚は下限値よ
りも厚いものとなっていた。
【0114】本発明によれば、高誘電体膜の膜厚を、キ
ャパシタ内において均一にかつ上記の下限値の膜厚に設
定することが可能となるため、従来に比べて、キャパシ
タ内において、高誘電体膜の膜厚を薄くできる。それに
より、従来よりもキャパシタ容量を増大させることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に基づく第1の実施例におけるDR
AMのメモリセルアレイ部を示す断面図である。
【図2】 この発明に基づく第1の実施例におけるプラ
グとキャパシタとの位置関係を模式的に示す平面図であ
る。
【図3】 この発明に基づく第1の実施例におけるキャ
パシタの拡大断面図である。
【図4】 この発明に基づく第1の実施例におけるDR
AMの製造工程の第7工程を示す断面図である。
【図5】 この発明に基づく第1の実施例におけるDR
AMの製造工程の第8工程を示す断面図である。
【図6】 この発明に基づく第1の実施例におけるDR
AMの製造工程の第9工程を示す断面図である。
【図7】 この発明に基づく第1の実施例におけるDR
AMの製造工程の第10工程を示す断面図である。
【図8】 この発明に基づく第1の実施例におけるDR
AMの製造方法の変形例を示す断面図である。
【図9】 この発明に基づく第2の実施例におけるDR
AMのメモリセルアレイ部を示す断面図である。
【図10】 この発明に基づく第2の実施例におけるプ
ラグとキャパシタとの平面的な位置関係を示す平面図で
ある。
【図11】 この発明に基づく第2の実施例における下
部電極の平面構造を示す平面図である。
【図12】 この発明に基づく第2の実施例におけるD
RAMの製造工程の第4工程を示す断面図である。
【図13】 この発明に基づく第2の実施例におけるD
RAMの製造工程の第5工程を示す断面図である。
【図14】 この発明に基づく第2の実施例におけるD
RAMの製造工程の第6工程を示す断面図である。
【図15】 この発明に基づく第2の実施例におけるD
RAMの製造工程の第7工程を示す断面図である。
【図16】 この発明に基づく第2の実施例におけるD
RAMの製造工程の第8工程を示す断面図である。
【図17】 この発明に基づく第2の実施例におけるD
RAMの製造工程の第9工程を示す断面図である。
【図18】 この発明に基づく第2の実施例におけるD
RAMの製造工程の第10工程を示す断面図である。
【図19】 この発明に基づく第2の実施例におけるD
RAMの製造工程の第11工程を示す断面図である。
【図20】 この発明に基づく第3の実施例におけるD
RAMのメモリセルアレイ部を示す部分断面図である。
【図21】 図20に示される第3の実施例におけるD
RAMの平面図である。
【図22】 この発明に基づく第3の実施例におけるD
RAMの製造工程の第4工程を示す断面図である。
【図23】 この発明に基づく第3の実施例におけるD
RAMの製造工程の第5工程を示す断面図である。
【図24】 この発明に基づく第3の実施例におけるD
RAMの製造工程の第6工程を示す断面図である。
【図25】 この発明に基づく第3の実施例におけるD
RAMの製造工程の第7工程を示す断面図である。
【図26】 この発明に基づく第3の実施例におけるD
RAMの製造工程の第8工程を示す断面図である。
【図27】 この発明に基づく第3の実施例におけるD
RAMの製造工程の第9工程を示す断面図である。
【図28】 高誘電体膜の比誘電率とその形成温度との
関係を示す図である。
【図29】 DRAMの一般的な構成を示すブロック図
である。
【図30】 従来のDRAMのメモリセルアレイ部の構
造の一例を示す断面図である。
【図31】 従来のDRAMにおけるプラグとキャパシ
タとの位置関係を模式的に示す平面図である。
【図32】 従来のDRAMの製造工程の第1工程を示
す断面図である。
【図33】 従来のDRAMの製造工程の第2工程を示
す断面図である。
【図34】 従来のDRAMの製造工程の第3工程を示
す断面図である。
【図35】 従来のDRAMの製造工程の第4工程を示
す断面図である。
【図36】 従来のDRAMの製造工程の第5工程を示
す断面図である。
【図37】 従来のDRAMの製造工程の第6工程を示
す断面図である。
【図38】 従来のDRAMの製造工程の第7工程を示
す断面図である。
【図39】 従来のDRAMの製造工程の第8工程を示
す断面図である。
【図40】 従来のDRAMの製造工程の第9工程を示
す断面図である。
【図41】 従来のDRAMの製造工程の第10工程を
示す断面図である。
【図42】 従来のDRAMにおけるプラグとキャパシ
タとの接続部分を拡大した断面図である。
【符号の説明】
1,101 半導体基板、2a,2b,102a,10
2b トランスファーゲートトランジスタ、15,11
5 第1の層間絶縁膜、17,17a,117コンタク
トホール、18,18a,118 プラグ、20,20
a,120キャパシタ、21,121 下部電極、2
3,123 高誘電体膜、25,40,125 上部電
極、27,42,127 第2の層間絶縁膜、41 サ
イドウォール絶縁膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−295160(JP,A) 特開 平3−19372(JP,A) 特開 平4−82266(JP,A) 特開 平4−144282(JP,A) 特開 平5−13708(JP,A) 特開 平5−67792(JP,A) 特開 平4−85878(JP,A) 特開 平4−92468(JP,A) 特開 平3−296262(JP,A) 特開 平2−305470(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8242 H01L 21/28 H01L 27/108

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有する第1導電型の半導体基板
    と、 前記半導体基板の主表面に形成された第2導電型の不純
    物領域と、 前記半導体基板の主表面上に形成され、前記不純物領域
    の表面に達するコンタクトホールを有する層間絶縁膜
    と、 前記コンタクトホール上を回避した前記層間絶縁膜上面
    に形成され、第1の電極と、前記第1の電極上に形成さ
    れた高誘電率材料からなる高誘電体膜と、前記高誘電体
    膜上に形成された第2の電極とを含むキャパシタと、 前記コンタクトホール内に形成され、前記キャパシタを
    構成する前記第1の電極と前記不純物領域とを電気的に
    接続するためのプラグ電極とを備え、 前記高誘電体膜および前記第1の電極は、前記プラグ電
    極上まで延在し、 前記第2の電極は、前記コンタクトホール上を回避した
    前記高誘電体膜上に形成されることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 主表面を有する第1導電型の半導体基板
    と、 前記半導体基板の主表面に形成された第2導電型の不純
    物領域と、 前記半導体基板の主表面上に形成され、前記不純物領域
    の表面に達する第1のコンタクトホールを有する第1の
    層間絶縁膜と、 前記第1のコンタクトホール上を回避した前記第1の層
    間絶縁膜上面に形成され、第1の電極と、前記第1の電
    極上に形成された高誘電率材料からなる高誘電体膜と、
    前記高誘電体膜上に形成された第2の電極とを含むキャ
    パシタと、 前記キャパシタ上に形成され、前記第2の電極の表面に
    達する第2のコンタクトホールを有する第2の層間絶縁
    膜と、 前記第1のコンタクトホール内に形成され、前記キャパ
    シタを構成する前記第2の電極と前記不純物領域とを電
    気的に接続するためのプラグ電極とを備え、 前記第1のコンタクトホールは前記第2の層間絶縁膜を
    も貫通しており、 前記プラグ電極上面上から前記第2のコンタクトホール
    内に位置する前記第2の電極表面上に延在する配線層と
    をさらに備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の電極は、Ir,Pt,Pd,
    Rh,Ni,W,P t合金,Pd合金,Rh合金,Ni
    合金,W合金,RuO 2 ,ReO 2 ,SrRuO 3 からな
    る群から選ばれる少なくとも1種以上の材質からなる、
    請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記高誘電体膜は、ペロブスカイト型の
    結晶構造を有する多結晶膜である、請求項1または請求
    項2に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 第1導電型の半導体基板の主表面に第2
    導電型の不純物領域を形成する工程と、 前記半導体基板の主表面上に層間絶縁膜を形成する工程
    と、 前記層間絶縁膜に平坦化処理を施す工程と、 前記層間絶縁膜に前記不純物領域の表面に達するコンタ
    クトホールを形成する工程と、 前記コンタクトホール内にプラグ電極を形成する工程
    と、 前記プラグ電極上および前記層間絶縁膜上に、第1の電
    極、高誘電率材料からなる高誘電体膜および第2の電極
    を順次形成する工程と、 前記第2の電極において前記プラグ電極上に位置する部
    分を除去する工程と、を備えた、半導体記憶装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 第1導電型の半導体基板の主表面に第2
    導電型の不純物領域を形成する工程と、 前記半導体基板の主表面上に第1の層間絶縁膜を形成す
    る工程と、 前記第1の層間絶縁膜に平坦化処理を施す工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に、第1の電極と、高誘電率材
    料からなる高誘電体膜と、第2の電極との積層構造を形
    成する工程と、 前記積層構造を覆うように前記第1の層間絶縁膜上に第
    2の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1および第2の層間絶縁膜を貫通して前記不純物
    領域に達する第1のコンタクトホールを形成する工程
    と、 前記第1のコンタクトホール内にプラグ電極を形成する
    工程と、 前記第2の層間絶縁膜に、前記第2の電極表面に達する
    第2のコンタクトホールを形成する工程と、 前記プラグ電極上および前記第2のコンタクトホール内
    に、前記第2の電極と前記プラグ電極とを電気的に接続
    する配線層を形成する工程と、 を備えた半導体記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 第1導電型の半導体基板の主表面に第2
    導電型の不純物領域を形成する工程と、 前記半導体基板の主表面上に層間絶縁膜を形成する工程
    と、 前記層間絶縁膜に平坦化処理を施す工程と、 前記層間絶縁膜上に、第1の電極と、高誘電率材料から
    なる高誘電体膜とを順次積層する工程と、 前記第1の電極と前記高誘電体膜の側壁上に側壁絶縁膜
    を形成する工程と、 前記側壁絶縁膜と前記高誘電体膜とをマスクとして前記
    層間絶縁膜に前記不純物領域に達するコンタクトホール
    を形成する工程と、 前記コンタクトホール内から前記高誘電体膜上に延在す
    る導体部を形成する工程と、 を備えた半導体記憶装置の製造方法。
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