JP2001223268A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2001223268A
JP2001223268A JP2000029025A JP2000029025A JP2001223268A JP 2001223268 A JP2001223268 A JP 2001223268A JP 2000029025 A JP2000029025 A JP 2000029025A JP 2000029025 A JP2000029025 A JP 2000029025A JP 2001223268 A JP2001223268 A JP 2001223268A
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Hiroki Shinkawada
裕樹 新川田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プラグ状コンタクトまたはプラグ状局所配線
とバリアメタルとの間のTi/ポリシリコン界面での過
剰反応を抑制し、コンタクト抵抗を安定して低くするこ
とのできる半導体装置を提供する。 【解決手段】 プラグ状コンタクトとバリアメタル13
との間にシリサイド膜としてCoSi2膜11を介在さ
せる。上記構成を採用することにより、接続部分とバリ
アメタルとが直接接していないので、接続部分がポリシ
リコンなどであっても、接続部分がバリアメタルとの間
で反応を起こすことがなく、また、このシリサイド層は
抵抗値が低いので、コンタクト抵抗を安定して低くする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラグ状コンタ
クトホールまたはプラグ状局所配線を有する半導体メモ
リデバイス、半導体メモリ混載デバイスなどの半導体装
置に関するものである。なお、この場合における「プラ
グ状」とは、図17(a)に示すように、層構造におい
て上下に離れた上側被接続部分と下側被接続部分とを電
気的に接続するために両部分の間を連通する孔または溝
の内部に導電体を埋め込んだ状態をいう。
【0002】
【従来の技術】近年、DRAM(Dynamic Random Acces
s Memory)などの半導体装置は微細化を加速し、最先端
のDRAMでは、そのセル面積の縮小化に伴ない、メモ
リセル内においては、ビット線コンタクトとキャパシタ
コンタクトとのいずれについても高精度の重ね合わせ技
術を要求されるため、セルフアラインコンタクト(Self
-Aligned Contact:SAC)を用いる必要が生じてい
る。
【0003】現在主流のCOB(Capacitor Over Bit-L
ine)構造においては、キャパシタコンタクトは、ゲー
ト電極とビット線との両方に対してセルフアライン(自
己整合的)でなければならない。しかし、キャパシタコ
ンタクトの深さは通常約1μmであることから、ゲート
電極とビット線との両方に対して1回のSACエッチン
グで開口することは、エッチング技術的に困難である。
そこで、現在の最先端デバイスでは、まず、図7を参照
して、シリコン窒化膜であるストッパ層8を利用してS
AC開口する。図8を参照して、異方性エッチングによ
って開口部底部のソース/ドレイン領域2を覆っていた
ストッパ層8を除去し、下側被接続部分に連通する縦孔
を設ける。図9を参照して、この縦孔をポリシリコンで
埋めることによって、プラグ状コンタクト9を、いわゆ
る「持ち上げコンタクト」として形成する。次に径を小
さくしたビット線コンタクト12またはキャパシタコン
タクト16をプラグ状コンタクト9上に接続する形で形
成する。このようにして形成された構造の例を図17、
図18に示す。
【0004】図17は、メモリセル部においてソース/
ドレイン領域2とビット線14との接続を行なった例を
示す。ここで図の(a)は断面図であり、(b)は上方
から見た位置関係を示す図である。以下、他の図につい
ても(a)、(b)とあるものは同様である。図17に
示す半導体装置は、シリコン基板50上に形成された、
ゲート酸化膜3、ゲート電極側壁酸化膜5、ゲート電極
4、LDDスペーサ6、マスク酸化膜7、ストッパ層
8、プラグ状コンタクト9、層間絶縁膜10a,10b
を含んでいる。シリコン基板50は、素子分離領域1
と、ソース/ドレイン領域2とを備える。プラグ状コン
タクト9の上側にはバリアメタル13を介してビット線
コンタクト12が形成されている。ビット線コンタクト
12は、バリアメタル13を介して層間絶縁膜10bの
上方に形成されたビット線14から下方への電気的接続
を実現するために下に向けて延在するものである。
【0005】図18は、キャパシタ部においてソース/
ドレイン領域2とキャパシタ下部電極18との接続を行
なった例を示す。図中、層間絶縁膜10a以下の部分
は、図17と同様であるが、上方においては、層間絶縁
膜10aの上側に層間絶縁膜10c、キャパシタ分離絶
縁膜20が形成されている。層間絶縁膜10cの上側に
はバリアメタル13を介してキャパシタ下部電極18が
形成されている。キャパシタ下部電極18の上側にはキ
ャパシタ誘電膜21を介してキャパシタ上部電極22が
形成されている。
【0006】上述のようにコンタクト形成を多段階化す
ることで一度に開口する孔の深さを低減し、たとえ孔径
が小さく深いキャパシタコンタクト16であっても形成
可能としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】(プラグ状コンタク
ト)最先端のDRAMでは、図17、図19に示すビッ
ト線14の抵抗値の低減が要求されていることから、ビ
ット線14にWなどの低抵抗材料が用いられるようにな
った。さらに、図18に示すキャパシタ誘電膜21とし
てTa25のような高誘電率膜を用いる場合、キャパシ
タ下部電極18にも耐酸化性材料であるWなどの金属材
料を用いることが考えられる。
【0008】上述したプラグ状コンタクト9の材料は、
熱処理時におけるシリコンとの相性を考慮してポリシリ
コンであった。一方、バリアメタル13は、シリコン基
板50側をTiとする、TiおよびTiNの2層構造か
らなる。したがって、コンタクト部の膜構造は、上から
順にW/TiN/Ti/ポリシリコンとなっていた。こ
の場合、ウエハプロセス中にTi/ポリシリコン界面で
TiSi化反応が起こり、熱処理条件によっては、過剰
反応によりコンタクト抵抗の上昇が起こる。この構造で
は、安定した低コンタクト抵抗を得ることが困難である
という問題があった。
【0009】そこで、本発明では、プラグ状コンタクト
を備えていても、Ti/ポリシリコン界面での過剰反応
を抑制し、コンタクト抵抗を安定して低くすることので
きる半導体装置を提供することを目的の一つとする。
【0010】(プラグ状局所配線)上述したプラグ状コ
ンタクト9形成時に、同時に図22に示すようなプラグ
状局所配線24を形成することが可能である。「プラグ
状局所配線」とは、上側の被接続部分と下側の被接続部
分との間を連通する溝の内部を埋める導電体によってな
る局所配線である。プラグ状局所配線を設けることは、
DRAMアレイ部など、通常の局所配線をレイアウトす
るためのスペースに余裕のない箇所において効果があ
る。しかし、従来、プラグ状局所配線は、材料がポリシ
リコンであることから、通常の局所配線に比べれば抵抗
値が高いという問題があった。
【0011】そこで、本発明では、プラグ状局所配線で
あっても局所配線としての抵抗値を安定して低くできる
半導体装置を提供することをさらに目的の一つとする。
【0012】(ソース/ドレイン領域)DRAMの周辺
回路部およびロジック回路部では、図20に示すように
トランジスタのソース/ドレイン領域2にCoSi2
11を形成し、低抵抗化コンタクトを形成していた。し
かし、熱処理などの要因によってCoSi2膜11がソ
ース/ドレイン領域2で不均一に形成される場合があ
る。このような場合、接合リークが増加するという問題
があった。
【0013】また,トランジスタとの境界部であるLD
D(Lightly Doped Drain)スペーサ6の下方にCoS
2が異常拡散する場合があり、このような場合、トラ
ンジスタ特性が劣化するという問題があった。
【0014】そこで、本発明では、プラグ状局所配線を
備えていても抵抗値の低い半導体装置を提供することを
さらに目的の一つとする。
【0015】(ゲート電極コンタクト)図21に示すよ
うなゲート電極コンタクト28では、プロセス上の煩雑
さから図20のようなCoSi2膜11を形成せず、ビ
ット線14が、バリアメタル13を介するのみで、ゲー
ト電極4に対して直接コンタクトしていた。そのため、
比較的コンタクト抵抗が高いという問題があった。
【0016】そこで、本発明では、ゲート電極コンタク
トにおいても、安定した低コンタクト抵抗を実現できる
半導体装置を提供することをさらに目的の一つとする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に基づく半導体装置では、上側の導体部分で
あって下面がバリアメタルによって覆われた上側被接続
部分と、下側の導体部分である下側被接続部分と、上記
バリアメタルおよび上記下側被接続部分の間を電気的に
接続するための接続部分とを備え、上記接続部分と上記
バリアメタルとの間に、上記接続部分の上面を覆うよう
にして抵抗率が100μΩ・cm以下のシリサイドから
なる層が設けられている。
【0018】上記構成を採用することにより、接続部分
とバリアメタルとが直接接していないので、接続部分が
ポリシリコンなどであっても、接続部分がバリアメタル
との間で反応を起こすことがなく、また、このシリサイ
ド層は抵抗値が低いので、コンタクト抵抗を安定して低
くすることができる。
【0019】上記発明において好ましくは、上記接続部
分は、上記上側被接続部分と上記下側被接続部分との間
を連通する孔の内部に埋め込んだ導電体を含む。この構
成を採用することにより、いわゆるプラグ状のコンタク
トを接続部分として使用する場合にもコンタクト抵抗を
安定して低くすることができる。
【0020】上記発明において好ましくは、上記上側被
接続部分はビット線コンタクトを含む。この構成を採用
することにより、メモリセル内におけるビット線コンタ
クトとプラグ状コンタクトとの間のコンタクト抵抗を安
定して低くすることができる。
【0021】上記発明において好ましくは、上記上側被
接続部分はキャパシタコンタクトを含む。この構成を採
用することにより、メモリセル内におけるキャパシタコ
ンタクトとプラグ状コンタクトとの間のコンタクト抵抗
を安定して低くすることができる。
【0022】上記発明において好ましくは、上記接続部
分の下端は、半導体基板に設けられたソースまたはドレ
イン領域に対して、シリサイド膜を介在せずに直接接続
されている。この構成を採用することにより、シリサイ
ド膜が不均一である場合に生じるソース/ドレイン領域
への接合リークは防止できる。
【0023】上記発明において好ましくは、上記接続部
分の下端は、ゲート電極に対して、直接接続されてい
る。この構成を採用することにより、ゲート電極とバリ
アメタルとの間の過剰反応を防止することができる。
【0024】上記発明において好ましくは、上記接続部
分は、上記上側被接続部分と上記下側被接続部分との間
を連通する溝の内部を満たす導電体によってなる局所配
線である。この構成を採用することにより、いわゆるプ
ラグ状局所配線を備えた半導体装置において、プラグ状
局所配線がポリシリコンなどであっても、プラグ状局所
配線がバリアメタルとの間で反応を起こすことがなく、
また、このシリサイド層は抵抗値が低いので、コンタク
ト抵抗を安定して低くすることができる。
【0025】上記発明において好ましくは、上記シリサ
イドは、CoSi2、TiSi2、NiSi2、PdS
i、ZrSi、HfSi、PtSi、CuSi、AuS
iおよびAgSiからなる群から選ばれたいずれかの材
料である。この構成を採用することにより、抵抗率の低
いシリサイドの層を形成することができ、コンタクト抵
抗を安定して低くすることができる。
【0026】本発明に基づく半導体装置の製造方法で
は、上側接続部分と下側被接続部分とを電気的に接続す
るために、下側被接続部分に電気的に接続されたポリシ
リコンを含む接続部分の上面に、金属膜を形成する金属
膜形成工程と、上記金属膜と上記接続部分とに対して熱
処理を行なって、上記金属膜と上記接続部分との間でシ
リサイド反応を起こさせてシリサイド膜を形成するシリ
サイド化工程と、上記金属膜のうち上記シリサイド化工
程においてシリサイド化しなかった部分を除去する金属
膜除去工程と、上記シリサイド膜を覆うように層間絶縁
膜を形成する層間絶縁膜形成工程と、上記層間絶縁膜に
上記シリサイド膜に連通する縦孔を設ける孔形成工程
と、上記縦孔内部および上記層間絶縁膜上側に導電体を
含む配線部分を形成する配線形成工程とを含む。
【0027】上記構成を採用することにより、接続部分
とバリアメタルとが直接接する代りに、シリサイド膜を
介在して接続するため、接続部分がバリアメタルとの間
で反応を起こすことがなく、また、このシリサイド層は
抵抗値が低いので、コンタクト抵抗が安定して低い半導
体装置を製造することができる。
【0028】上記発明において好ましくは、上記シリサ
イド膜は、CoSi2、TiSi2、NiSi2、PdS
i、ZrSi、HfSi、PtSi、CuSi、AuS
iおよびAgSiからなる群から選ばれたいずれかの材
料からなる。この構成を採用することにより、抵抗率の
低いシリサイドの層を形成することができ、コンタクト
抵抗を安定して低くすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) (構造)従来は、図17〜図19に示すようにバリアメ
タル13とプラグ状コンタクト9とが直接接していた。
これに対して、本実施の形態では、図1〜図3を参照し
て、プラグ状コンタクト9の上側にCoSi2膜11を
設ける。なお、図1〜図3のその他の部分の構造につい
ては、図17〜図19とそれぞれ同一または相当する部
分については同一の参照符号を付してある。
【0030】図1は、メモリセル部において、ビット線
コンタクト12を有するビット線14を上側被接続部分
とし、下側被接続部分としてのトランジスタとの間をプ
ラグ状コンタクト9によって接続した例である。
【0031】図2は、キャパシタ部において、キャパシ
タコンタクト16を有するキャパシタを上側被接続部分
とし、下側被接続部分としてのトランジスタとの間をプ
ラグ状コンタクト9によって接続した例である。
【0032】図3は、周辺回路部およびロジック回路部
において、ビット線コンタクト12を有するビット線1
4を上側被接続部分とし、下側被接続部分としてのソー
ス/ドレイン領域2との間をプラグ状コンタクト9によ
って接続した例である。
【0033】(製造方法)図1〜図3に示した構造のう
ち、図1の構造を例にとり、その製造方法のうち、特に
CoSi2膜11の形成の前後の工程について説明す
る。
【0034】図9に示す、プラグ状コンタクト9を形成
する段階までは、従来の構造における製造工程と同じで
ある。図9に示す構造に対して、図10を参照して、ス
パッタ法などの成膜方法により、上面にコバルト膜31
を形成する。ここでは、シリサイド膜として、CoSi
2膜を形成しようとするのでコバルト膜であるが、他の
シリサイド膜を形成する場合は、適宜、他の金属膜を形
成すればよい。図11を参照して、金属とシリコンとの
間でシリサイド反応を起こさせるために熱処理を行な
う。その結果、コバルト膜31のうちプラグ状コンタク
ト9と接する部分ではCoSi2膜11が形成される。
図12を参照して、ウェットエッチングにより、余分な
コバルト膜31を除去する。図13を参照して、層間絶
縁膜10aやCoSi2膜11の上側に層間絶縁膜10
bを形成する。図14を参照して、層間絶縁膜10bに
ビット線コンタクト12を形成するための縦孔を形成す
る。図15を参照して、スパッタリング、CVD(Chem
ical Vapor Deposition)法などにより、バリアメタル
13を形成する。バリアメタル13としては、Ti層を
まず形成し、次にTiN層を形成する。バリアメタル1
3は、図中では1層として表示しているが、正確にはT
i層とTiN層の2層を合わせたものである。図16を
参照して、スパッタリング、CVD(Chemical Vapor D
eposition)法などにより、層間絶縁膜10b上側およ
び縦孔内部にビット線14を形成する。以後は、従来の
方法と同じである。
【0035】なお、図2、図3に示す構造についても、
CoSi2膜11を形成する工程の前後については、同
様の工程を用いて製造することができる。
【0036】(作用・効果)このような構造にすること
で、ポリシリコンからなるプラグ状コンタクト9とTi
/TiNからなるバリアメタル13とが直接、接してい
ないため、Tiとポリシリコンとの間の過剰反応を防止
することができる。また、CoSi2膜11は、抵抗率
が数十μΩ・cmと低いため、コンタクト抵抗を安定し
て低くすることができる。
【0037】(実施の形態2)従来は、図22に示すよ
うにバリアメタル13とプラグ状コンタクト9とが直接
接していた。これに対して、本実施の形態では、図6を
参照して、プラグ状局所配線24の上側にCoSi2
25を設ける。なお、図6のその他の部分の構造につい
ては、図22とそれぞれ同一または相当する部分につい
ては同一の参照符号を付してある。
【0038】このような構造にすることで、ポリシリコ
ンからなるプラグ状局所配線24とTi/TiNからな
るバリアメタル13とが直接接しないため、Tiとポリ
シリコンとの間の過剰反応を防止することができる。ま
た、CoSi2膜25は、抵抗率が数十μΩ・cmと低
いため、局所配線としての抵抗値を安定して低くするこ
とができる。
【0039】(実施の形態3)ビット線14とソース/
ドレイン領域2とを接続する場合には、従来、図20に
示すように、CoSi2膜11がソース/ドレイン領域
2に直接形成されていた。これに対して、本実施の形態
では、図4を参照して、ソース/ドレイン領域2の上側
にプラグ状コンタクト9を設け、プラグ状コンタクト9
の下側ではなく上側にCoSi2膜11を設ける。な
お、図4のその他の部分の構造については、図20とそ
れぞれ同一または相当する部分については同一の参照符
号を付してある。
【0040】このような構造にすることで、CoSi2
膜11は、ソース/ドレイン領域2に直接形成されるわ
けではなく、仮にCoSi2膜11が不均一に形成され
ていても、ソース/ドレイン領域2への接合リークは防
止できる。また、トランジスタとの境界部であるLDD
(Lightly Doped Drain)スペーサ6とCoSi2膜11
とを遠ざけることができるので、LDD層6の下方にC
oSi2が異常拡散することによって、トランジスタ特
性が劣化することを防止できる。
【0041】(実施の形態4)ビット線14とゲート電
極4との間で接続を行ないたい場合、従来は、図21を
参照して、ゲート電極4の上側にバリアメタル13が直
接、接していた。これに対して、本実施の形態では、図
5を参照して、ゲート電極4の上側にプラグ状コンタク
ト9を設け、プラグ状コンタクト9の上側にCoSi2
膜11を設ける。なお、図4のその他の部分の構造につ
いては、図20とそれぞれ同一または相当する部分につ
いては同一の参照符号を付してある。
【0042】このような構造にすることで、ゲート電極
4とTi/TiNからなるバリアメタル13とが直接接
しないため、Tiとゲート電極4との間の過剰反応を防
止することができる。また、CoSi2膜11は、抵抗
率が数十μΩ・cmと低いため、コンタクト抵抗を安定
して低くすることができる。
【0043】なお、上述の各実施の形態においては、C
oSi2膜の代りに、他のシリサイド膜であっても、抵
抗率が100μΩ・cm以下のものであれば、抵抗率が
従来のポリシリコンに比べて十分低いため効果がある。
中でも、CoSi2、TiSi2、NiSi2、PdS
i、ZrSi、HfSi、PtSi、CuSi、AuS
iおよびAgSiからなる群から選ばれたいずれかの材
料を用いることによって、低い抵抗値のシリサイド膜を
得ることができ、好ましい。
【0044】なお、今回開示した上記実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の
範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更を含むものである。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、接続部分としてのいわ
ゆるプラグ状コンタクトまたはプラグ状局所配線とバリ
アメタルとの間に一定のシリサイド膜を介在することと
したので、バリアメタルに含まれるTiなどとプラグ状
コンタクトなどを構成するポリシリコンとが過剰反応す
ることがなく、また、シリサイド層は抵抗率が低いた
め、コンタクト抵抗が安定して低い半導体装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく実施の形態1における半導体
の、(a)は断面図であり、(b)は上方から見た各部
分の位置関係を示す図である。
【図2】 本発明に基づく実施の形態1における半導体
の、(a)は断面図であり、(b)は上方から見た各部
分の位置関係を示す図である。
【図3】 本発明に基づく実施の形態1における半導体
の、(a)は断面図であり、(b)は上方から見た各部
分の位置関係を示す図である。
【図4】 本発明に基づく実施の形態3における半導体
の、(a)は断面図であり、(b)は上方から見た各部
分の位置関係を示す図である。
【図5】 本発明に基づく実施の形態4における半導体
の、(a)は断面図であり、(b)は上方から見た各部
分の位置関係を示す図である。
【図6】 本発明に基づく実施の形態2における半導体
の、(a)は断面図であり、(b)は上方から見た各部
分の位置関係を示す図である。
【図7】 プラグ状コンタクトを形成する第一の工程を
示す断面図である。
【図8】 プラグ状コンタクトを形成する第二の工程を
示す断面図である。
【図9】 プラグ状コンタクトを形成する第三の工程を
示す断面図である。
【図10】 本発明に基づく実施の形態1における半導
体装置を形成する第一の工程を示す断面図である。
【図11】 本発明に基づく実施の形態1における半導
体装置を形成する第二の工程を示す断面図である。
【図12】 本発明に基づく実施の形態1における半導
体装置を形成する第三の工程を示す断面図である。
【図13】 本発明に基づく実施の形態1における半導
体装置を形成する第四の工程を示す断面図である。
【図14】 本発明に基づく実施の形態1における半導
体装置を形成する第五の工程を示す断面図である。
【図15】 本発明に基づく実施の形態1における半導
体装置を形成する第六の工程を示す断面図である。
【図16】 本発明に基づく実施の形態1における半導
体装置を形成する第七の工程を示す断面図である。
【図17】 従来技術に基づき、メモリセル部におい
て、プラグ状コンタクトによってゲート電極とビット線
との接続を行なった例の、(a)は断面図であり、
(b)は上方から見た各部分の位置関係を示す図であ
る。
【図18】 従来技術に基づき、キャパシタ部におい
て、プラグ状コンタクトによってゲート電極とキャパシ
タ下部電極との接続を行なった例の、(a)は断面図で
あり、(b)は上方から見た各部分の位置関係を示す図
である。
【図19】 従来技術に基づき、周辺回路部またはロジ
ック回路部において、プラグ状コンタクトによってゲー
ト電極とビット線との接続を行なった例の、(a)は断
面図であり、(b)は上方から見た各部分の位置関係を
示す図である。
【図20】 従来技術に基づき、周辺回路部またはロジ
ック回路部において、ビット線コンタクトによってソー
ス/ドレイン領域とビット線との接続を行なった例の、
(a)は断面図であり、(b)は上方から見た各部分の
位置関係を示す図である。
【図21】 従来技術に基づき、周辺回路部またはロジ
ック回路部においてゲート電極コンタクトによってソー
ス/ドレイン領域とビット線との接続を行なった例の、
(a)は断面図であり、(b)は上方から見た各部分の
位置関係を示す図である。
【図22】 従来技術に基づき、プラグ状局所配線を形
成した例の、(a)は断面図であり、(b)は上方から
見た各部分の位置関係を示す図である。
【符号の説明】
1 素子分離酸化膜、2 ソース/ドレイン領域、3
ゲート酸化膜、4 ゲート電極、5 ゲート電極側壁酸
化膜、6 LDDスペーサ、7 マスク酸化膜、8 ス
トッパ層、9 プラグ状コンタクト、10a,10b,
10c 層間絶縁膜、11 CoSi2膜、12 ビッ
ト線コンタクト、13 バリアメタル、14 ビット
線、16 キャパシタコンタクト、18 キャパシタ下
部電極、20 キャパシタ分離絶縁膜、21 キャパシ
タ誘電膜、22 キャパシタ上部電極、24 プラグ状
局所配線、25 CoSi2膜、27 ビット線コンタ
クト、28 ゲート電極コンタクト、31 コバルト
膜、50 シリコン基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 JJ04 JJ18 JJ25 JJ26 JJ27 JJ33 KK01 NN03 NN07 NN20 PP06 PP15 QQ09 QQ11 QQ16 QQ19 QQ25 QQ37 QQ73 TT08 VV16 XX09 XX10 5F083 AD10 AD24 AD48 GA02 GA06 GA30 JA06 JA35 JA39 JA40 MA03 MA05 MA06 MA17 MA20 PR03 PR05 PR06 PR21 PR22 PR29

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側の導体部分であって下面がバリアメ
    タルによって覆われた上側被接続部分と、 下側の導体部分である下側被接続部分と、 前記バリアメタルおよび前記下側被接続部分の間を電気
    的に接続するための接続部分とを備え、 前記接続部分と前記バリアメタルとの間に、前記接続部
    分の上面を覆うようにして抵抗率が100μΩ・cm以
    下のシリサイドからなる層が設けられた半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記接続部分は、前記上側被接続部分と
    前記下側被接続部分との間を連通する孔の内部に埋め込
    んだ導電体を含む、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記上側被接続部分はビット線コンタク
    トを含む、請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記上側被接続部分はキャパシタコンタ
    クトを含む、請求項2に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記接続部分の下端は、半導体基板に設
    けられたソースまたはドレイン領域に対して、シリサイ
    ド膜を介在せずに直接接続されている、請求項2に記載
    の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記接続部分の下端は、ゲート電極に対
    して、直接接続されている、請求項2に記載の半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 前記接続部分は、前記上側被接続部分と
    前記下側被接続部分との間を連通する溝の内部を満たす
    導電体によってなる局所配線である、請求項1に記載の
    半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記シリサイドは、CoSi2、TiS
    2、NiSi2、PdSi、ZrSi、HfSi、Pt
    Si、CuSi、AuSiおよびAgSiからなる群か
    ら選ばれたいずれかの材料である、請求項1から7のい
    ずれかに記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 上側接続部分と下側被接続部分とを電気
    的に接続するために、下側被接続部分に電気的に接続さ
    れたポリシリコンを含む接続部分の上面に、金属膜を形
    成する金属膜形成工程と、 前記金属膜と前記接続部分とに対して熱処理を行なっ
    て、前記金属膜と前記接続部分との間でシリサイド反応
    を起こさせてシリサイド膜を形成するシリサイド化工程
    と、 前記金属膜のうち前記シリサイド化工程においてシリサ
    イド化しなかった部分を除去する金属膜除去工程と、 前記シリサイド膜を覆うように層間絶縁膜を形成する層
    間絶縁膜形成工程と、 前記層間絶縁膜に前記シリサイド膜に連通する縦孔を設
    ける孔形成工程と、 前記縦孔内部および前記層間絶縁膜上側に導電体を含む
    配線部分を形成する配線形成工程とを含む、半導体装置
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記シリサイド膜は、CoSi2、T
    iSi2、NiSi2、PdSi、ZrSi、HfSi、
    PtSi、CuSi、AuSiおよびAgSiからなる
    群から選ばれたいずれかの材料からなる、請求項9に記
    載の半導体装置の製造方法。
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