JP2011515843A - 基板貫通バイアの作製方法 - Google Patents

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Abstract

基板貫通バイア(75)を作製する方法であって、バイアは基板(5)の裏面からSTI(14)またはPMD(13)までエッチングされる。金属1コンタクトパッド(55)と基板貫通バイア(75)との間の追加のコンタクト(50)は、基板貫通バイア(75)と半導体チップ(11)のバックエンドオブライン(3)との間のコンタクトを実現するために作製される。

Description

本発明は、集積回路の3次元集積の分野に関する。特に、本発明は、半導体チップ中に基板貫通バイアを作製する方法、およびそのような基板貫通バイアを形成するために準備された半導体チップ、および/またはそのような基板貫通バイアが形成された半導体チップに関する。
半導体産業は、ここ30年以上、機能あたりのコストを絶え間なく減らし、集積回路中の機能密度を増加さえてきた。同時に、半導体の設計と製造を分ける異なる抽象化レベルは、効率的な製品設計サイクルと速い商品化時間を可能にしてきた。しかしながら、経済的および技術的な問題が、32nmノード以下において、小型化の努力を鈍らせている。
図1は、例えばトランジスタのような能動デバイスを含むフロントエンドオブライン1を含む基板5を有するCMOSデバイスの従来例を示す。上部には、多層の金属/誘電体を含むバックエンドオブライン3が存在する。バックエンドオブライン3は、例えばCuまたはAlのような、M1からMnで表示され、層間誘電体層15の手段により互いに絶縁された異なる金属レベルと、誘電体層15を通り、異なる金属レベルM1からMnを相互接続するバイア1からバイアnで表示されたコンタクトまたはバイアを含む。フロントエンドオブライン1と、バックエンドオブライン3中の金属レベル、特に金属レベルM1との間の(電気的な)接続は、コンタクト2の手段により行われる。
多くの応用に対して、例えば異なる機能を有するような異なるICが、互いに接続される。それゆえに、接続される異なるICの、バックエンドオブライン3の間で接続が行われる。互いに隣り合って配置されるICの場合、異なるICのバックエンドオブライン3の接続は、長いワイヤにより行われる。
機能あたりのコストを低減するための一つの可能性は、集積回路(IC)の3次元(3D)積層を行うことである。このアプローチでは、デバイスは、互いに並ぶよりも、互いに上に積層される。これは、積法されないICに比較して、ICに使用される面積を大きく減少させ、集積デバイスまたはシステムの面積当たりの機能の数を多くできる。3Dチップ積層を用いると、伝統的な小型化の短期的な可能性を越えて、集積されたデバイスまたはシステムの、面積当たりの機能の数が多くできる。3D層は、3Dシステムを組み立てる個々のデバイス層である。それらの層は、プロセスフローの後半で、別々に処理されて、積層することができる。3D層は、先端のCMOS技術ノードを用いて実現できるが、また、システム性能を最適化するために広い種類のデバイス技術が利用される。そのような異種の3D積層は、例えばCMOSやBiCMOSのような、異なるメモリ技術や、MEMS、集積能動層、およびGaN(III−V)のような光学要素を含み、またはこれらかなる。
異なる製品の応用は、3D相互接続技術の解決を必要とするかも知れない。3D技術では、それらは、パッケージレベル、ウエハレベル、および/またはファンドリーレベルにおける相互接続技術でも良い。3D積層および相互接続技術は、主に、パッケージの相互接続レベルでの、3D相互接続を実現する組立技術に制限される。基板貫通バイア(TSV)接続のための技術は、単に明らかなだけで、大量生残に広く有用ではない。それらのTSVの直径やピッチの性能に依存して、それらの技術は、相互接続ヒエラルキーの全体の、中間の、または部分的なレベルと共に、ICボンドパッドやIPブロックレベルの3D相互接続を可能にすることを主な目標としている。TSVは、単層の半導体デバイスに適用できるだけでなく、基板、積層された半導体デバイスや基板等にも適用できる。
文献的には、TSV集積スキームの変形が広く提案されている。
文献に記載されたそれらの集積スキームの殆は、
・基板中または基板を貫通する深いホールの形成(一般にはレーザドリル、DRIE等を使用)、
・絶縁体または誘電体材料(一般にはSiO、SiN、ポリマー等)を用いたホールの分離、
・バイアホール中への導電性材料の適用またはメタライゼーション(一般には、Cu、Wであるが、Al、Au、Sn、多結晶Si等でも良い)、
を含む。
TSV集積スキームは、
・基板の型(Si、SOI等)、
・TSVが処理されるデバイスの製造のためのプロセスフロー中での位置(例としては、フロントエンドオブライン(FEOL)の前、FEOLの後でバックエンドオブライン(BEOL)の前、BEOLの後、積層の後、薄層化の前/後等である)、
・互いの上にデバイスまたは基板を積層する方法、およびTSVがスタック中の次のレベルに相互接続される方法(酸化物/金属接続と組み合わせた酸化物積層、導電性ポリマー接着剤、Cu/Cu金属融合、はんだ(マイクロバンプ)、ハイブリッドの金属/誘電体ボンド等)、
・TSVホールがそこから処理されるウエハの面(ウエハ/基板表面、またはウエハ/基板裏面)、に関して異なる。
TSVホールがそこから処理される基板の面は、例えば半導体デバイスにプロセスを適用する場合に、複雑さにおいて最も異なる。
上で述べたように、図1は、多層金属/誘電体のバックエンドオブライン3を用いて形成された、通常のCMOS積層の例を示す。
しばしば、TSV10は、図2に示されるバックエンドオブライン処理中に、デバイスの上側から処理される。この場合、バックエンドオブライン処理中または後に、TSVホールが、多様な材料(例えばCu、Al等のような金属、酸化物、窒化物、カーバイド等のような誘電体)を含む層状の積層である多層バックエンドオブライン3(の一部を)通ってエッチングまたはドリリングされる。BEOL3層を通ってホールが処理された後、プレメタル誘電体層(PMD)13を通って、シリコン基板のような基板5の中に延びるように、更に深くすることが必要である。多くの材料の観点では、ホールは(少なくとも金属層、ILD層、PMD層、基板を通って)ドリリングまたはエッチングされる必要があり、異なる材料をエッチングするためには異なるエッチングケミストリーが必要となるために、プロセスは明らかに複雑になる。更に、深いホールは、高いアスペクト比となり、バイアのエッチングや充填を行うのが困難である。ウエハの裏面からバイアに接続するために、更なる処理は、一般に、TSV10中の導電層が露出するまで基板を薄膜化する工程を含む。
図2のような、BEOLおよびFEOLを通って処理されたTSV10の例は、ボンディングと薄膜化の前後のそれぞれで、図3の部分3、4で見られる。この図は、Steve Lassigによる論文、"Manufacturing integration considerations of through-silicon via etching" (Solid State Technology, The international magazine for semiconductor manufacturing, December 2007)から取ったものである。
代わりのアプローチでは、基板の最初の薄膜化の後に、基板の裏面からバイアホールがエッチングまたはドリリングされる(Proceedings of 57th Electronic Components and Technology Conference, p643)。このアプローチは、図4に示される、この場合、ホールが貫通する必要がある積層は、かなり簡素化され、一般には、例えばSiのような基板5や誘電体積層14、13を含み、またはこれらのみからなる。このプロセスフローの有利な特徴は、ウエハの表面上に形成される積層の細部に非常に依存しないことである。プロセスは、それゆえに、非常に一般的で、多くの種類のデバイスに適用できる。このアプローチの実行スキームは、一般には金属1(M1)層中の、例えばCuやAlの金属パッドのような金属パッド上に載るバイアを示す。このアプローチの欠点は、TSVのエッチングが金属中で停止し、それゆえにツールの金属汚染の危険性が増加する事実である。更なる欠点は、誘電体積層を通るエッチングが必要であり、積層を知らず、これにより必要なケミストリーを知らない場合、これは困難である。これは、特に、企業内(in-house)で調達されず、異なったソースやファブから調達された、ウエハを積層しなければならない場合に問題となる。
本発明の具体例の目的は、チップを互いに積層するための良好な方法とデバイスを提供することである。
第1の形態では、本発明は、ウエハ基板バイアとも呼ばれる基板貫通バイアを形成し、従来技術の問題を解決する方法に関する。そのような基板貫通バイアは、FEOLデバイスが作製されるファブ(製造工場)で作製されても良く、例えばチップが互いに積層される、および/またはチップがパッケージされる他の場所で作製されても良い。
本発明の具体例では、半導体チップ中に基板貫通バイアを作製する方法が提供され、このチップは、基板、チップの少なくとも1つのデバイスを含むFEOL、金属1層を含むBEOL、基板とBEOLの金属1層との間のプレメタル誘電体、チップの少なくとも1つのデバイスへの少なくとも1つの第1コンタクトおよびデバイスを含まない少なくとも1つの第2コンタクトプラグを含み、第1と第2のコンタクトプラグは、プレメタル誘電体を通って形成され、金属1層に電気的に接続される。この方法は、基板を通るバイアホールを形成する工程を含み、バイアホールは、BEOL中の金属1層まで延びず、更に、導電性材料でバイアホールを埋め込み、これにより金属1層との電気的接続が、プレメタル誘電体中の少なくとも1つの第2コンタクトプラグを介して実現される工程を含む。BEOLの金属1層まで延びないバイアを形成する工程は、基板を通って、選択的にはプレメタル誘電体を部分的に通って、バイアホールを形成するが、金属1層までは形成しないことを意味する。
限られた数の材料のみを除去するため、積層の形成が、従来技術より簡単にできることが、本発明の具体例に特徴である。最も簡単な場合、選択的にドープされた部分を含む基板材料のみを除去する必要があり、これにより、必要なエッチングケミストローを1つに減らすことができる。他の具体例では、基板材料と、例えばSTIのような誘電体材料のみを、除去する必要がある。これは非常に単純なプロセスであり、どうようなエッチングケミストリーを使用するかを知るのが比較的容易である。他の具体例では、基板材料と選択的にSTIのような誘電体材料との他に、プレメタル誘電体の一部も除去される。
本発明の具体例では、この方法は、更に、プレメタル誘電体中に、少なくとも1つの第2コンタクトプラグを形成する工程を含む。他の具体例では、この方法は、この少なくとも1つの第2コンタクトプラグの形成を含まず、少なくとも1つの第2コンタクトプラグは、基板貫通ビアの作製者とは異なるBEOLの作製者のような、他の誰かにより形成される。少なくとも1つの第2コンタクトプラグを形成する工程は、BEOLプロセスの一部として行われても良い。少なくとも1つの第2コンタクトプラグは、少なくとも1つのFEOLデバイスに少なくとも1つの第1コンタクトを形成する工程と同時に形成しても良い。代わりに、少なくとも1つの第2コンタクトプラグは、例えば少なくとも1つの第1コンタクトを形成する前または後の、別の処理工程で形成しても良い。少なくとも1つの第2コンタクトプラグは、基板貫通バイアが形成される部分に戦略的に配置され、金属1層と実際の基板貫通バイアとの間に電気的な接続を提供する。
本発明の具体例にかかる方法は、更に、シリサイド化された領域を、少なくとも1つの第2コンタクトプラグの下方の基板中に、これと電気的に接続するように形成する工程を含んでも良い。実際には、これは、例えばFEOLプロセス中に、最初にシリサイド化された領域を形成し、その後に、例えばBEOLプロセス中に、プレメタル誘電体を通り、シリサイド化された領域に電気的に接続する少なくとも1つの第2コンタクトプラグを形成する工程により行われても良い。シリサイド化された領域は、特に、少なくとも1つの第2コンタクトプラグとの電気的接続を形成するのに適している。本発明の具体例にかかる方法は、更に、シリサイド化された場所に、シリサイド化された領域を含むダイオードを形成する工程を含んでも良い。このダイオードは、チップのFEOLデバイスの一部を形成せず、チップの機能に必要なデバイスでは無く、チップの接続を可能にするために形成されるデバイスである。FEOLデバイスは、それらのデバイス、能動および/または受動であり、これらはチップの設計中に形成され、チップが所望の機能を行うような設計で形成される。
本発明の具体例にかかる方法では、基板はデバイスが形成される主表面である表面と、これと対向する主表面である裏面とを有し、バイアホールを形成する工程は、基板の裏面から行われる。これは、例えばエッチングにより除去される積層が、複雑な積層であるBEOLが形成される表面から材料が除去される場合よりずっと単純であるという長所を有する。
本発明の具体例にかかる方法では、バイアホールを形成する工程は、BEOLプロセス後にバイアホールを形成する工程を含んでも良い。本発明の具体例にかかる方法では、バイアホールを形成する工程は、他のチップの上に、これと電気的に接続するようにチップを積層する前にバイアホールを形成する工程を含んでも良い。
本発明の具体例にかかる方法は、更に、バイアホールを形成する前に、基板を薄膜化する工程を含んでも良い。これは、形成されるバイアホールがより深くなくなり、これによりアスペクト比と深いホールの充填の問題が少なくなるという長所を有する。
本発明の特定の方法の具体例では、以下のように行われる。
基板貫通バイア(TSV)を作製する方法であって、この方法は、
・例えばシリコンウエハのような半導体基板を選択する工程と、
・半導体ウエハの第1面で、フロントエンドオブラインプロセスとバックエンドオブラインプロセスとを含むICを作製する工程と、
・ICの作製後に、ウエハの第1面と本質的に平行であるウエハの第2面で半導体ウエハを薄膜化する工程と、
・ウエハの薄膜化の後に、第2面に基板貫通バイアホールを作製し、これにより、基板貫通バイアがコンタクトレベルまで貫通する工程と、
・導電性材料で、基板貫通バイアホールを埋める工程と、
・1つの面で、少なくとも1つの第2コンタクトと相互接続する金属ボンドパッドと電気的に接続し、他の面で、TSVと電気的に接続する、少なくとも1つの第2コンタクトを作製する工程と、
・バックエンドオブラインプロセスで、電気ワイアリング中に金属ボンドパッドを集積する工程と、を含む。
本発明の具体例では、基板貫通バイアを充填する導電性材料は、Cuであっても良い。例えばTa/TaNバリア層のようなバリア層を用いても良い。
本発明の代わりの具体例では、基板貫通バイアを充填する導電性材料は、Wであっても良い。例えばTi/TiNバリア層のようなバリア層を用いても良い。
第2の形態では、本発明は、少なくとも1つのFEOLデバイスを有する基板と、例えば金属1パッド(metal one pad)のような金属パッドを含むBEOLと、少なくとも1つのFEOLデバイスを接続する第1コンタクトと、金属1パッドのような金属パッドの下で、それと電気接続される少なくとも1つの第2コンタクトプラグと、を含む半導体チップであって、少なくとも1つの第2コンタクトプラグが一端で金属1パッドのような金属パッドに接触して電気的に接続し、他端で誘電体材料のようなFEOLデバイスの一部ではない材料、基板、またはFEOLの一部ではない導電性材料に接触する半導体チップを提供する。「金属パッドの下方(underneath the metal pad)」は、チップの金属パッドと基板との間を意味する。「下(under)」と、「上(above)」または「上に(on the top)」の方向は、明確化のために、ここでは、基板はチップの「下(under)」にあり、FEOLとBEOLはチップの「上(above)」にあり、BEOLはチップの「上に(on the top)」にあると定義する。これらの方向は、チップの実際の位置に関し、または言及するものではなく、例えば上下逆のような他のチップに関して用いても良い。「FEOLデバイスの一部ではない導電性材料」は、例えば上述のシリサイド化された領域であり、形成される基板貫通バイアと少なくとも1つの第2コンタクトプラグとの間の電気的接続を形成し、チップの実際の機能に関係しないように、明確に提供される。
本発明の具体例にかかる半導体チップでは、少なくとも1つの第2コンタクトプラグが、FEOLと、金属1パッドのようなBEOLの金属パッドとの間に、プレメタル誘電体層を通って延びる。
本発明の具体例にかかる半導体チップでは、少なくとも1つの第2コンタクトプラグが、金属パッドと電気的に接続される側の反対側において、シリサイドと電気的に接続しても良い。もし、「少なくとも1つの第2コンタクトプラグの他端」がシリサイド化された領域に接続する場合、半導体チップは、更に、シリサイド化された領域の位置にダイオードを含んでも良い。
本発明の具体例にかかる半導体チップは、少なくとも1つの第2コンタクトプラグと電気的に接続する基板貫通バイアを含んでも良い。本発明の具体例では、半導体チップは、FEOLとBEOLとの間にプレメタル誘電体層を含み、基板貫通バイアはプレメタル誘電体層を貫通しない。本発明の代わりの具体例では、半導体チップは、FEOLとBEOLとの間にプレメタル誘電体層を含み、基板貫通バイアはプレメタル誘電体層を部分的に貫通し、BEOLの金属1パッドのような金属層まではプレメタル誘電体層を貫通しない。
本発明の具体例では、基板貫通バイアは、BEOLの一部のみを通っても良い。
本発明の具体例にかかる半導体チップは、更に、少なくとも1つの第2コンタクトプラグの下方にシリサイド化された領域を含み、シリサイド化された領域は、少なくとも1つの第2コンタクトプラグと基板貫通バイアとに電気的に接続する。
本発明と従来技術を越えて得られる長所をまとめる目的で、本発明の所定の目的や長所を上で述べた。もちろん、本発明の特定の具体例に関して、そのような目的や長所の全てが達成されることを要しないことを理解すべきである。このように、例えば、ここで教示または示唆される他の目的や長所を達成することなしに、ここで教示される長所や長所のグループを達成しまたは最適化する方法で、本発明が具体化または実施できることを、当業者は認識するであろう。
従来から知られたように形成された通常のCMOS層の例を示す。 従来技術の方法にかかるデバイスの上側から処理されたTSVホールの例を示す。 3D積層のためのバイアを作製する従来技術の方法を示す。第1の方法は、FEOL処理の前にバイアを形成し、第2の方法は、FEOL後であるがBEOLの処理前にバイアを形成し、第3の方法は、FEOLおよびBEOLの処理後であるが、ウエハの積層前にバイアを形成し、第4の方法は、FEOLおよびBEOLの処理後で、更にウエハの積層後にバイアを形成する。 従来技術の方法にかかるデバイスの裏側から処理されたTSVホールの例を示す。 本発明の具体例にかかる、TSVをその上に載せる、予め形成された第2コンタクトプラグを有するデバイスの例を示す。 本発明の第2の具体例にかかる、TSVをその上に載せる、予め形成された第2コンタクトプラグを有し、第2コンタクトプラグは、プレメタル誘電体と下方の分離領域(例えばシャロートレンチ分離STI)を通って形成されたデバイスの例を示す。 本発明の第3の具体例にかかる、TSVをその上に載せる、予め形成された第2コンタクトプラグとシリサイドと注入とを有するデバイスの例を示す。 第2コンタクトプラグの上に載るバイアホールを有する、予め形成された第2コンタクトプラグを有するデバイスの異なる具体例を示す。 第2コンタクトプラグの上に載るバイアホールを有する、予め形成された第2コンタクトプラグを有するデバイスの異なる具体例を示す。 第2コンタクトプラグの上に載るバイアホールを有する、予め形成された第2コンタクトプラグを有するデバイスの異なる具体例を示す。 第2コンタクトプラグの上に載るバイアホールを有する、予め形成された第2コンタクトプラグを有するデバイスの異なる具体例を示す。 本発明の具体例にかかる予め形成された第2コンタクトプラグを有し、第2コンタクトプラグの上に載る充填されたバイアホールを有するデバイスを示す。 本発明の方法にかかるプロセスフローの概略を示す。
明確化のために、図面の寸法は誇張され、原寸どおりでは無い。
図面で言及された材料は、例示目的であり、如何なる方法においても本願発明を限定するものでは無い。
所定の具体例の詳細な説明
例えばCMOSの場合はトランジスタ等であるデバイスの能動部分は、フロントエンドオブライン(FEOL)部分1、またはデバイスのフロントエンドと呼ばれる。この部分のプロセスは、FEOLプロセスと呼ばれる。
能動デバイスは、バックエンドオブライン(BEOL)3またはバックエンドと呼ばれる電気配線を用いて互いに接続される。この部分のプロセスは、BEOLプロセスと呼ばれる。
FEOLとBEOLとの間の接続は、第1コンタクトまたはバイア2により行われる。この場合、第1コンタクトとバイアは、BEOL3の一部として分類される。
基板5の表面は、チップ11の能動デバイスが配置される側である。底面は、能動デバイスが配置される側と対向する側である。以下において、基板貫通バイア(TSV)は、基板5の底面に至る(しばしば導電性材料で充填される)充填されたホールである。デバイスの表面では、それらは層や相互接続により覆われる。他の面では、バイアは、例えば他のデバイスと接続する。これは、本発明の具体例にかかるTSVが、少なくともBEOL3の一部を通り、全てのFEOL1を通り、およびBEOL3とFEOL1の下方の少なくともウエハの残り、少なくとも基板5を通ることを意味する。
本発明の第1の形態では、基板貫通バイア(TSV)75を作製するために、方法80(図8参照)が提供される。この方法は、フロントエンドオブラインプロセス82の後に、FEOLデバイス1を、1またはそれ以上の誘電体層を含むプレメタル誘電体13で覆う工程と、BEOLとFEOLデバイス1を接続する第1コンタクトプラグ2を形成する工程と、TSVが載せられる位置に、プレメタル誘電体13を通って少なくとも1つの第2コンタクトプラグ50を形成する工程とを含む。そのような第2コンタクトプラグ50を形成する工程85は、FEOL1とBEOL3とを電気的に接続するために第1コンタクト2を形成する工程84と同時に行っても良い。この後に、通常のBEOLプロセス、即ち図8のフローチャート中の工程86が行われても良い。
上述の方法を行うプロセス工程は、この工程は標準的な半導体プロセス中のプロセス工程から異ならないため、当業者に知られている。異なっている唯一の部分は、プロセスそのものでは無いが、その背後にある考え方であり、TSV75が載せられる位置で、例えばアレイ状の第2コンタクトプラグ50のような少なくとも1つの第2コンタクトプラグ50を形成する工程85である。
この後に、本発明の第1の形態では、少なくとも1つのTSVが、図8のフローチャートの工程87で形成される。本発明の具体例では、そのような基板貫通バイア(TSV)がウエハの裏面から処理され、究極的には第2コンタクトプラグ50の上で停止する。
本発明の具体例では、バイア75はPMD13、またはIMD層15、またはバックエンドオブライン層を通らない。本発明の特別な具体例では、バイア75はFEOL−STIを通らない。これは、第2コンタクトプラグ50を戦略的に形成し、第2コンタクトプラグ50の底面に達するまでウエハの裏面からバイアをエッチングして行われる。
このアプローチの長所は、PMDを通る、また可能であればSTI領域を通る、バイアホールのドリリング/エッチングが避けられるという事実である。これはエッチングされる層や異なる材料の数を減らし、ドリリング/エッチングプロセスを簡素化できる。これは、より多様なデバイスへのプロセスの適用を可能にし、例えばパッケージングハウスへのアウトソーシングにより適したプロセスを形成し、ここでは、実際の層の成分を知る必要は無く、基板の型のみを知れば良い。
プロセスのコストが従来技術の方法に比較して低減される。フロントエンドオブラインプロセスが終了した後に表面からウエハ貫通バイアがエッチングされる、最初から存在するプロセスフローでは、バイアエッチングプロセスは、エッチングが必要なそれぞれの材料に対する異なる工程に分ける必要がある。本発明の具体例にかかるアプローチでは、ホールの作製中に除去が必要な異なる材料の数を低減できる。
ICプロセス中に作製された第2コンタクトプラグ50の上のバイアストップとして、コンタクトプロセス中にこれが集積されるような追加のコンタクトプラグを処理するために追加のコストは発生しない。
他の長所は、本発明の具体例にかかるバイアエッチングが金属層またはパッドの上で、特に金属1レイア16の上で停止しないことである。本発明の具体例では、TSVは第2コンタクトプラグ50中で停止するため、それらは、(例えば金属1(metal one)16の広い金属パッド中よりも)小さな金属領域の上で停止し、エッチングツールや更なるプロセス工程(例えば洗浄、堆積等)で使用される他の機器の金属汚染のリスクを低減できる。裏面からTSVをエッチングする場合、従来技術と本発明の双方において、エッチングの不均一性またはウエハの不均一性(ウエハとウエハの間、およびウエハ内)を補償するために、オーバーエッチ(バイアを完全にエッチングするのに必要とされるより少し長いエッチング時間)が必要とされる。ウエハの所定の部分または所定のウエハで、下方の金属が例えばエッチングプラズマのようなエッチングケミストリーに相当な時間露出することを暗示する。従来の方法では、これはエッチングチャンバ中の金属汚染のレベルを増加する。本発明の具体例のように、コンタクト層の上に載ることにより、プラズマエッチング中に露出する金属の量が大きく低減される。また、更なるプロセス工程中に露出する金属の量も減少し、これにより更なるプロセス(例えば、洗浄ツール、堆積ツール等)で使用されるツール中での金属汚染のリスク/レベルを低減できる。エッチング中の汚染のリスクが少ないため、オーバーエッチングを容易に行うことができ、エッチング時間も厳格ではなくなる。このように、本発明の具体例にかかるプロセスは、例えば薄膜化工程後に、例えばSiのようなウエハの部分的な厚さのばらつきに対してより強い。
金属層(例えばCu)に到達するまでのエッチングに起因する、従来の方法で現れる汚染の問題は、エッチングプロセスを変化させる。エッチングプロセスのこの変化は、広い金属ボンドパッドの代わりにコンタクトまでエッチングすることにより制限できる。
本発明の具体例にかかるコンタクトまでのエッチング工程は、ノッチングのリスクも低減する。ノッチングは、(バイアが金属にぶつかる)バイアの底で発生するアンダーカット効果であり、主に、バイアの底におけるプラズマの不均一による。
また、異なる金属は、異なる挙動をしても良い。金属レベルとしてしばしば使用されるCuの代わりに、例えばWがコンタクトプラグ中でしばしば使用される。BEOLプロセスで金属パッドのために使用される金属より、エッチングツールや、更なるプロセスための他のツールに対する汚染がより少なくなるように(例えば、エッチングツールやエッチング時間の安定性により影響が少なくなるように)、コンタクトの金属が選択される。
本発明の具体例にかかる作製は、以下のように行うことができる。
最初に、ICのフロントエンドオブラインが処理される。これは本発明では重要ではないため、詳細には記載しない。これは、作製される集積回路に必要とされる多くの能動および/または受動デバイスの作製を含む。フロントエンドオブラインは、それぞれがデバイス上に層を置く、堆積、フォトリソグラフィ、拡散、イオン注入、エッチング、ストリッピング、化学機械平坦化の工程の幾つかまたは全てを含む複数のループを含み。本発明に関して重要なフロントエンドオブライン処理の一部のみが、コンタクトの作製である。
本発明の具体例にかかる、コンタクトレベルにおいて、FEOLデバイス1をBEOL3に接続するための第1型コンタクトが形成されるのみならず、TSVに接続するための追加の第2型コンタクトが形成され、これは、これ以降、第2コンタクトまたは第2コンタクトプラグと呼ばれる。これは、異なる具体例に対して、図5(a)、図5(b)、および図5(c)に示される。
作製されるTSVに回路を接続するために、1またはそれ以上の第2コンタクトプラグ50または第2コンタクトプラグ50のアレイが、金属1パッド55の下方に形成され、ここにはTSVが載せられ、その金属1パッド55はそれらの回路と接続される。第2コンタクトプラグ50は、プレメタル誘電体13を通って形成される。金属1パッド55は、一の大きさがおおよそ1μmから500μmの間であり、または20μmから150μmの間であり、または3μmから15μmの間であり、または3μmから10μmの間である大きさであり、例えば50μm×50μmである。第2コンタクトプラグ50の直径は、15nmから1000nmの間であり、または20nmから500nmの間であり、または25nmから150nmの間であり、または30nmから100nmの間である。第2コンタクトプラグ50の間の距離は、おおよそ15nmから1000nmの間であり、または20nmから500nmの間であり、または22nmから130nmの間であり、または30nmから100nmの間である。第2コンタクトプラグ50の間のピッチは、30nmと2000nmの間であり、または40nmと1000nmの間であり、または44nmと260nmの間であり、または47nmと280nmの間であり、または50nmと300nmの間であり、または55nmと400nmの間であり、または60nmと200nmの間である。1つの金属パッド55の下方で、TSV75と電気的に接続された第2コンタクトプラグ50の大きさと数は、バイアを流れる電流を規定する。第2コンタクトプラグ50がより大きく、第2コンタクトプラグ50の数が多いほど、バイア75を通って流れる電流が高くなる。第2コンタクトプラグ50の最小数は、必要とされる電流と第2コンタクトプラグ50の大きさに基づいて決められる。金属1パッド55の下方の第2コンタクトプラグ50の数は、1と10000の間であり、または2と500の間であり、または5と100の間であり、または10と64の間であり、または5と5000の間であり、または10と1000の間であり、または50と500の間であり、または100と200の間である。失敗した第2コンタクトプラグ50を回避するために、第2コンタクトプラグ50の数は、好適には1より多く、例えば2またはそれ以上であり、または4またはそれ以上である。第2コンタクトプラグ50が広い金属ボンドパッド55に接続される場合、第2コンタクトプラグ50の数は、失敗した第2コンタクトプラグ50の影響を制限し、高い電流の使用の可能な窓を残すために、多い方が好ましい。第2コンタクトプラグ50は、ランダムな方法またはアレイ状に配置され、アレイは円形または四角形であり、アレイは規則的または不規則であり、第2コンタクトプラグ50は互いに等距離または異なる距離で配置されても良い。特定の具体例では、アレイは複数の第2コンタクトプラグ50を含み、第2コンタクトプラグ50の数は導電率の理由により最適化されても良い。
本発明の具体例では、第2コンタクトプラグ50は、STI領域14まで延びる(図5(a))。この場合は、あまねく適用できる。それらのプラグ50の深さは、第2コンタクトプラグ50がSTI14の上に載る場合、50nmと1000nmの間であり、70nmと700nmの間であり、100nmと550nmの間である。
代わりの具体例では、第2コンタクトプラグ50は、例えばSTI領域14のような、プレメタル誘電体の下にある絶縁領域を通って、例えばSi基板のような基板中に延びても良い(図5(b))。例えばシリコンのような基板にまで至る第2コンタクトプラグは、一般には、第2コンタクトプラグ50から例えばSTI14のような絶縁領域までより、20〜10nm(例えばSTI領域のような絶縁領域の厚さ)深い。この具体例は、コンタクトホール60の形成に関する問題はより少なくなるために(基板材料のみが存在する)、更に第2コンタクトプラグ50の上に載るTSVを形成するプロセスを最適化するが、第2コンタクトプラグを形成する場合に例えばSTIのような絶縁性材料のエッチングは一般的なプロセスフローの一部でないため、不確定なSi領域の上で行われる場合は困難で制御できないため、設備プロセスの変化を必要とする。
(図5(c)に示すような)代わりの具体例では、第2コンタクトプラグ50はシリサイド56と基板5の中に形成された注入領域57まで延びる。
本発明の幾つかの具体例では、第2コンタクトプラグ50は基板5に接触し、一旦表側のプロセスが完了した場合、更なるプロセス無しに、即ち実際のTSVプロセス無しに、チップ11の機能を証明することは、挑戦であり、困難であり、または不可能である。なぜなら、TSV75を載せるための全てのパッド55が、基板5に足らないからである。第2コンタクトプラグ50は、Si領域のような規定されない基板の上に配置された場合、標準EDAツールおよびファウンダリーツールキットによる設計ルール違反と考えられるため、設計レベルでさえも困難は起きる。
それらの問題は、本発明の具体例にかかる提案された方法により克服できる。提案された方法は、いずれのCMOS技術にも適用可能であり、よりデバイスのテストが容易になる。ICの設計中に、TSV接続の位置は、逆バイアスダイオード58として設計される。それらのダイオード58は、pおよび/またはnドープの領域57とシリサイド化されたコンタクト56を含む。それらは、一般には、例えばWプラグコンタクトプロセスのようなコンタクトプロセスを用いて、例えば金属パッド55のような金属バックエンド層に接続される。プロセスの後、ICは標準の技術を用いて試験される。TSV位置のダイオード58は、回路のダイオードの小さなリーク電流を加えるのみで、存在するESD保護構造と異なることは無い。
図6(c)に示すように、TSVの裏面プロセス中に、例えばSiバイアホールのような基板バイアホール60がウエハの裏面からエッチングされ、TSVの位置から、pまたはn領域57を含むが、シリサイド化されたコンタクト56は含まない、基板材料を除去する。それらの層56は、更なるエッチングに抵抗し、バックエンド相互接続および分離層を保護する。(図7に示される)続くTSVプロセスは、それらのシリサイド化されたコンタクト56の電気コンタクトを堆積し、特に実際に3D−TSVコンタクト75を完成させる。
幾つかの3D−TSVでは、コンタクトは、回路の特定の部分(例えば、上部の横並びのダイから下方の横並びのダイまでのTSV接続)や、基板ダイオードには接続されず、TSV位置における犠牲ダイオード58の存在は、TSV領域への接続をテストするために用いられる。
特別な場合、本発明の具体例により形成された追加の第2コンタクトプラグ50が、フロントエンドオブライン1への第1コンタクト2と共に、追加のプロセス工程を必要とせずに、形成されても良い。代わりに、追加の第2コンタクトプラグ50は、別のプロセス工程で形成しても良い。
第2コンタクトプラグ50を作製するためのホールの形成、例えばエッチングは、例えばリソグラフィに続くドライおよび/またはウエットエッチングのような、いずれかの好適な方法で行われても良い。第2コンタクトプラグ50は、W、Cu、多結晶シリコン、Al、Ni、またはこの分野で使用される他の好適な材料から形成されても良く、即ち、形成されたホールはそのような導電性材料により充填される。
第2コンタクトプラグ50を形成した後に、裏面から所望の厚さまで、ウエハの薄膜化が、グラインディング、CMP、ウエットまたはドライエッチング、またはこの分野で使用される他の方法のような適当な技術を用いて(選択的に)行われる。基板5の所望の厚さは、5μmから800μmの間であり、5μmから500μmの間であり、10μmから500μmの間であり、10μmから300μmの間であり、10μmから200μmの間であり、15μmから200μmの間であり、20μmから100μmの間である。
続いて、第2コンタクトプラグ50を形成した後に、図6(a)から図6(d)に示すように、ウエハの裏側から、例えばエッチングによりTSVホール60が形成される。TSVホール60の直径は、500nmと500μmの間であり、1μmと120μmの間であり、1μmと100μmの間であり、1μmと5μmの間であり、15μmと100μmの間である。これは、例えばリソグラフィに続くドライおよびウエットエッチングのような、好適な方法により行われる。バイアフォトは、既に存在する第2コンタクトプラグ50にアライメントさせる。これは、(1)ステッパーまたは1×アライナーを用いた表面と裏面のアライメント、(2)例えばIRアライメントのようなスルーウエハアライメントにより行われる。
図5(a)のような第2コンタクトプラグ50の形成に対応する1つの履行スキームでは、バイアホール60は、第2コンタクトプラグ50の底面とアライメントし、例えばフロントエンドオブラインの上での表側のプロセス中に、つまりフロントエンドプロセスの終わりまたはPMD堆積の第1層で堆積した各ストップ層61の上で止まることができる(図6(a))。これは、例えば、PMD13の下方または底のSiCまたはSiN層でも良い。このそれぞれのストップ層61の厚さは、10nmと100nmの間であり、または20nmと50nmの間であり、または25nmと35nmの間である。この場合、エッチングは、少なくとも2つの材料:基板5とSTI14を取り扱わなければならず、このため少なくとも2つのエッチングケミストリーが必要となる。
他のスキームでは、図6(d)に示すように、ホール60はより深く、第2コンタクトプラグ50は部分的にバイアホール60中に突き出しても良い。ホールのドリリングは、例えばドライおよび/またはウエットエッチング、またはレーザードリリングを用いて行われる。エッチングは、(ウエハレベルで)ひとまとめのプロセスであり、レーザードリリングは(バイア毎の)繰り返しプロセスである。エッチングは多数のバイアを扱う場合にスループットの優位点を有する。この場合、PMD13の少なくとも一部を除去する必要がある。
図5(b)のような第2コンタクトプラグ50の形成に対応する他のスキームでは、バイアホール60が、STI14の上で停止する(図6(b)参照)。この場合、バイアホール60の作製は、基板材料5のみを考慮しなければならない。これは特に、外部(out-house)での処理に特に有用である。
図5(c)のような第2コンタクトプラグ50の形成に対応する他のスキームでは、バイアホール60が、第2コンタクトプラグ50の底面とアライメントし、FEOLプロセス中に堆積されたシリサイド層56の上で停止する(図6(c)参照)。
シリサイド56中での停止は、双方が技術的に従属し、追加のプロセス困難性を引き起こすPMD13とSTI14を通るエッチングを回避する。更に、エッチングプロセスの終点検出は、シリサイド層56の上でより容易に行える。一方、もし、基板バイアのエッチング中に第2コンタクトプラグ50が(意図的にまたは意図せずに)エッチングされ、1またはそれ以上の小さなコンタクトホールを形成した場合、続く、例えばCu電気メッキのようなバリアシードの堆積やメタライゼーション中に、それらは再度埋めることができる。
バイアホール60の形成後に、それらのバイアホール60は、従来の材料70で埋めることができ(図7参照)、本発明の具体例により形成された追加の第2コンタクトプラグ50を介して、ICとの電気的接続を形成する。充填のために使用される材料は、例えばCu、W、Al、Ti、Co、導電性ポリマー、またはこの分野で使用される他の材料でも良い。これらの材料は、電気メッキや、この分野で使用される他の方法により堆積できる。TSVホール60を埋める材料70や、第2コンタクトプラグ50の材料は、TSVと第2コンタクトプラグ50との間で良好な電気接続が実現できるように選択すべきである。
導電性材料70の下方には、例えば分離ライナー71、周りの材料への層の拡散を防止するバリア層、接着層、電気的接続を改良するための層のような、他の層を堆積させても良い。例えば、TiとTiNとの組み合わせがWやAl材料の場合に使用でき、TaとTaNの組み合わせがCu材料70の場合に使用できる。
バイアの充填は、異なるサブ工程を含んでも良い。最初に、分離層71を堆積しても良い(例えば、酸化物、窒化物、ポリマー等)。一般的な例は、(PE−またはSA−)CVDの酸化物または窒化物(例えば、20nmと2000nmの間)、又はスピンオン/スプレーイン/CVDポリマー(0.5μmと10μmの間)である。これに続いて、拡散バリア(例えば、PVD、ALD等、Ti、TaN、TiN、W、Ru等、一般には、膜厚は5nm〜20nmの範囲)または接着層、例えばTiやTaとそれらの組み合わせを堆積させる。代わりに、拡散バリアを、絶縁材料またはライナーの下方に堆積させても良い。
充填のために、しばしばシード層(Cu等の場合)が堆積され(例えば名目上のフィールド膜厚が100〜1000nmのPVD−Cu)、続いて、例えばECD−Cu、Cuペースト、半田、Au、又はCVD−W、Cu等を用いたメタライゼーションが行われる。メタライゼーションは、広いバイア(一般には直径>20μm)では等角であり、または完全に埋められる(一般には直径<10μm)。等角のメタライゼーションは、膜厚が1〜5μmの範囲(ECDの場合)又は500〜2000nmの範囲(CVDの場合)である。
TSVは、500nmと500μmの間の、1μmと120μmの間の、1μmと100μmの間の、1μmと5μmの間の、または15μmと100μmの間の直径を有する。バイアの深さは、5μmと500μmの間、10μmと300μmの間、10μmと200μmの間、15μmと200μmの間、20μmと100μmの間である。アスペクト比は、TSVの良好な充填が可能なように選択され、1と20の間、1と10の間、2と5の間である。
本発明の具体例にかかる方法のプロセスフローのまとめが図8に示される。工程81で基板5が選択され、工程82でFEOLプロセスが行われ、基板5の上にFEOLデバイスが形成される。この後に、工程83でBEOLプロセスが行われる。このBEOLプロセスはFEOL1と、BEOL3中の金属レベル、特に金属1との間の電気的接続を形成するために、第1コンタクト2を形成する工程を含む。本発明の具体例では、BEOLプロセスは、また、後に、TSV75が載せられる、選択的には第2コンタクトプラグ50のアレイである、少なくとも1つの第2コンタクトプラグを形成する工程85を含む。この後に、例えば、FEOLデバイス1を電気的に接続するために金属パッドに分けられた複数の金属層を形成する工程であって、金属層は誘電体15の手段により互いに分離され、必要に応じて異なる金属層の間に電気的接続を形成するために、バイアが適当に誘電体層15を通る工程のような従来から知られた工程86で、通常のBEOLプロセスが行われる。第2コンタクトプラグ50は、一端において、例えば金属1層16のような、BEOLプロセスの金属層の金属パッド55と電気的に接続される。一旦、BEOLプロセスが終われば、作製されたデバイスは、更に本発明の具体例にかかるプロセスを行うために外部(out-house)に輸送され、または更に内部(in-house)で扱われる。更なるプロセスは、第2コンタクトプラグ50の上に載るTSV75を形成する工程87を含む。
実験例
C130技術のためのTSVの例がここに示される。最初に、C130フロントエンドオブラインが形成される。
次に、プレメタル誘電体積層(PMD)が堆積され、これは以下のプロセス工程を含む。
・50nmのPECVD−SiC61の堆積、
・700nmの高密度プラズマ(HDP)ホウ素ドープのフォスフォシリケイトガラス(B−PSG)13の堆積、
・500nmの膜厚までのPSG層の化学機械研磨(CMP)、
・20nmのPECVD窒化物の堆積。
次に、第1コンタクト2が、CDまたは直径150nmでプリントされる。基板貫通バイア(TSV)75を接続するために、少なくとも1つの第2コンタクトプラグ50と、選択的に、10μmの直径領域中に、1またはそれ以上の第2コンタクトプラグ50のアレイ(800nmのピッチを有する13×13の円形領域アレイ)が、TSV75と接続するために、金属ボンドパッド55の位置にプリントされる。これらの第1コンタクト2と第2コンタクトプラグ50は、15nmのIMP−Tiと10nmのMOCVD−TiNで充填され、次に、350nmWが充填され、コンタクトの間のフィールド領域上の過剰のWを除去するためにW−CMPが行われる。
次に、内部金属誘電体1(IMD1)が50nmPECVD−SiCと300nmPECVD−SiO77を用いて堆積される。
リソグラフィおよびエッチングが、150nmの最小のCDを用いてシングルダマシン形式で行われる。TSV75と接続するための50μm×50μmの金属ボンドパッド55が、第2コンタクトプラグ50の上にプリントされる。次に、ベースライン金属1のメタライゼーションプロセスが、M1トレンチを充填するために用いられる。これは、10nmPVD−TaN、15nmPVD−Ta、100nmのCuシード、600nmのCu電気メッキの堆積と、それに続くM1ラインの間のフィールド領域上の過剰の銅を除去するためのCMPを含む。次に、以下の金属レベルと、異なる金属レベルを接続するバイアが形成される。
フロントエンドオブラインとバックエンドオブラインとを仕上げた後に、裏面においてウエハが50μmの厚さまで薄膜化される。これは、グラインディングとこれに続くエッチングで行われる。膜厚の均一性は2μmより良い。
TSV75を形成するために、ウエハ11の裏面でリソグラフィが行われる。ホールの直径は35μmである。使用されるレジストはIX845であり、厚さは2.5μmである。バイア60はSiウエハを通ってエッチングされ、第2コンタクトプラグ50の底で停止する。エッチングは、深い反応性イオンエッチング(DRIE:Deep Reactive Ion Etch)として知られる標準的なボッシュプロセス(Bosch processing)を用いて行われる。次に、レジストが剥離される。
最初に、5μmポリマーの絶縁層71がバイア60中に堆積される。続いて、70nmTiの層が、PVDを用いて堆積され、続いて(シード層として働く)500nmのCuがPVDで堆積される。レジスト層は堆積されパターニングされ、これによりバイア60の位置に、レジスト層中にホールが形成される。続いて、5μmの膜厚で等角にCu70がCu領域上にメッキされ、またはボトムアップメッキとして知られる技術を用いてCu70でバイアホールが完全に埋められる。最後に、レジストが剥離され、残ったTi/Cuシード層が、Cuメッキの無い位置で除去される。
前の説明は、本発明の所定の具体例を詳説する。しかしながら、以下に詳細な方法で本文に記載しても、本発明は多くの方法で実施できる。なお、本発明の所定の特徴や形態を記載する特定の用語の使用は、関連する本発明の特徴の特定の性質や形態を含むようにここで用語が再定義されることを意味すると取るべきではない。
上記詳細な説明は、様々な具体例に適用された本発明の新規な特徴を示し、記載し、そして指摘したが、示されたデバイスまたはプリセスの形態や細部において、様々な省略、代用、および変形が、本発明の精神から離れることなく、当業者により行えることが理解されるであろう。

Claims (14)

  1. 基板(5)、チップ(11)の少なくとも1つのデバイスを含むFEOL(1)、金属1層(16)を含むBEOL(3)、基板(5)とBEOL(3)の金属1層(16)との間のプレメタル誘電体(13)、少なくとも1つのデバイス(1)への少なくとも1つの第1コンタクト(2)およびプレメタル誘電体(13)を通り金属1層(16)と電気的に接続する少なくとも1つの第2コンタクトプラグ(50)を含む半導体チップ(11)中に、基板貫通バイア(75)を作製する方法であって、
    BEOL(3)の金属1層(16)まで延びない、基板(5)を通るバイアホール(60)を形成する工程と、
    導電性材料でバイアホール(60)を埋め込み、これにより金属1層(16)との電気的接続が、プレメタル誘電体(13)中の少なくとも1つの第2コンタクトプラグ(50)を介して実現される工程を含む方法。
  2. 更に、プレメタル誘電体(13)の中に、少なくとも1つの第2コンタクトプラグ(50)を形成する工程を含む請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも1つの第2コンタクトプラグ(50)を形成する工程は、少なくとも1つのFEOLデバイス(1)に少なくとも1つの第1コンタクト(2)を形成する工程と同時に行われる請求項2に記載の方法。
  4. 少なくとも1つの第2コンタクトプラグ(50)を形成する工程は、後にその上に基板貫通バイア(75)が載せられる位置に、少なくとも1つの第2コンタクトプラグ(50)を形成する工程を含む請求項2または3のいずれかに記載の方法。
  5. 更に、少なくとも1つの第2コンタクトプラグ(50)の下方に、これと電気的に接続するように、基板(5)中にシリサイド化された領域(56)を形成する工程を含む請求項2〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 更に、シリサイド化された領域(56)を含むダイオード(58)を、シリサイド化された領域(56)の位置に形成する工程を含む請求項5に記載の方法。
  7. 基板貫通バイアを作製する工程は、バイアホール(60)を形成する工程と、他のチップ上にチップ(11)を積層する前にバイアホールを充填する工程とを含む請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 更に、バイアホール(60)を形成する前に、基板(5)を薄膜化する工程を含む請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 少なくとも1つのFEOLデバイス(1)を有する基板(5)、
    金属パッド(55)を含むBEOL(3)、
    少なくとも1つのFEOLデバイス(1)と接続する少なくとも1つの第1コンタクト(2)、および、
    金属パッド(55)の下方にあり、それと電気的に接続する少なくとも1つの第2コンタクトプラグ(50)、を含む半導体チップ(11)であって、
    少なくとも1つの第2コンタクトプラグ(50)が一端において金属パッド(55)に接続し、他端でFEOLデバイス(1)の一部でない材料(56)に接続する半導体チップ。
  10. 少なくとも第2コンタクトプラグ(50)の他端がシリサイド化された領域(56)に接続され、
    半導体チップは、更に、シリサイド化された領域(56)の位置にダイオード(58)を含む請求項9に記載の半導体チップ。
  11. 更に、少なくとも1つの第2コンタクトプラグ(50)と電気的に接続された基板貫通バイア(75)を含む請求項9に記載の半導体チップ。
  12. 半導体チップ(11)が、更にFEOL(1)とBEOL(3)との間にプレメタル誘電体層(13)を有し、
    基板貫通バイア(75)は、プレメタル誘電体層(13)を貫通しない請求項11に記載の半導体チップ。
  13. 基板貫通バイア(75)は、BEOL(3)の一部のみを通る請求項11または12に記載の半導体チップ。
  14. 更に、少なくとも1つの第2コンタクトプラグ(50)の下方のシリサイド化された領域(56)を含み、シリサイド化された領域(56)は、少なくとも1つの第2コンタクトプラグ(50)と基板貫通バイア(75)とに電気的に接続する請求項11〜13のいずれかに記載の半導体チップ。
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