JPH1070252A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH1070252A
JPH1070252A JP8225214A JP22521496A JPH1070252A JP H1070252 A JPH1070252 A JP H1070252A JP 8225214 A JP8225214 A JP 8225214A JP 22521496 A JP22521496 A JP 22521496A JP H1070252 A JPH1070252 A JP H1070252A
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forming
storage node
bit line
interlayer insulating
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JP8225214A
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Yoshiki Okumura
喜紀 奥村
Masayoshi Shirahata
正芳 白畑
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセル部と周辺回路部とで同時に形成さ
れるコンタクトホールの、深さの違いに起因するオーバ
ーエッチングによる不具合の発生、およびコンタクトホ
ールのアスペクト比が非常に大きくなってしまうことに
起因する不具合の発生を防止した半導体装置およびその
製造方法を提供する。 【解決手段】 周辺回路部の層間絶縁膜20上のアルミ
配線22と、半導体拡散領域、すなわちN+型ソース・
ドレイン領域91および92(第1の半導体領域)、P
+型ソース・ドレイン領域81および82(第2の半導
体領域)との電気的な接続を、層間絶縁膜11を貫通し
て形成され、内部に埋め込み層25を有するビット線コ
ンタクトホール12と、層間絶縁膜14および層間絶縁
膜20を貫通して形成され、内部に埋め込み層27を有
するアルミ配線コンタクトホール21Bとで行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置およびそ
の製造方法に関し、特にスタックトキャパシタセルを有
したメモリセル部と、ロジック回路などの周辺回路部と
が1つの基板上に混在する半導体装置およびその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置、特にダイナミックRAM
(DRAM)では、高集積化、大容量化が進むに伴い、
ソフトエラー耐性の維持、およびキャパシタ容量確保の
目的でメモリセルの三次元化が4M(メガ)DRAM世
代以降図られてきている。このメモリセルの三次元化の
ための構造は、DRAM世代が進むに伴い淘汰され、ス
タックトキャパシタセルとトレンチキャパシタセルとに
集約されつつある。
【0003】シリコン基板内に溝を形成し、その深さに
よりキャパシタ容量を確保しようとするトレンチキャパ
シタセルとは反対に、スタックトキャパシタセルは、キ
ャパシタをシリコン基板上に積み上げるように形成し、
その高さによりキャパシタ容量を確保しようとするもの
である。その代表例としては、16MDRAM世代から
用いられ始めた厚膜スタックトキャパシタセル、64M
DRAM世代から用いられ始めた円筒キャパシタセルや
フィンキャパシタセルなどがある。これらのスタックト
キャパシタセルのうち、円筒キャパシタセルの構成およ
び製造工程について図39(a)、(b)〜図41
(a)、(b)を用いて説明する。
【0004】図39(a)はDRAMのメモリセル部
(データ保持部)を示す部分断面図であり、図39
(b)はDRAMのメモリセル部の周辺に形成された、
ロジック回路、センスアンプ、デコーダなどの周辺回路
部を示す部分断面図である。
【0005】まず、図39(a)を用いてアルミ配線が
形成される前のメモリセル部の構成について説明する。
図39(a)において、P型シリコン基板1上にP型ウ
ェル領域3が形成されている。そして、P型ウェル領域
3の表面内には選択的にN型ソース・ドレイン領域7
1、72、73が形成されている。これらN型ソース・
ドレイン領域71、72、73と他の半導体領域とを電
気的に分離するために、フィールド酸化膜2が選択的に
形成されている。そして、N型ソース・ドレイン領域7
1、72、73上にはゲート酸化膜5が形成されてい
る。
【0006】N型ソース・ドレイン領域71と72の端
縁上部、およびN型ソース・ドレイン領域72と73の
端縁上部に渡って、ゲート酸化膜5を介してゲート電極
6が形成され、また、フィールド酸化膜2の上部にはゲ
ート電極6と同一の工程で形成されたワード線61が配
設されている。
【0007】そして、P型ウェル領域3の上部には、ゲ
ート電極6およびワード線61とその他の構成を覆うよ
うに層間絶縁膜11が形成されている。層間絶縁膜11
の上部にはビット線13が選択的に形成され、また、ビ
ット線13とN型ソース・ドレイン領域72との間に
は、両者を電気的に接続するように、層間絶縁膜11お
よびゲート酸化膜5を貫通して形成され、内部に埋め込
み層25を有するビット線コンタクトホール12が設け
られている。
【0008】層間絶縁膜11の上部には層間絶縁膜14
が形成されている。層間絶縁膜14の上部には円筒キャ
パシタを構成するストレージノードSNが選択的に形成
されている。ストレージノードSNは、底部となる底面
膜16と、底面膜16の周囲に形成され、側壁部となる
側面膜17とで構成されている。そして、2つのストレ
ージノードSNの底面膜16と、N型ソース・ドレイン
領域71および73との間には、層間絶縁膜14、層間
絶縁膜11、ゲート酸化膜5を貫通して形成され、内部
に埋め込み層28を有するストレージノードコンタクト
ホール15が設けられている。
【0009】ストレージノードSNの表面はキャパシタ
ゲート絶縁膜18で覆われ、さらにその外側を覆うよう
にセルプレート電極19が形成されている。なお、セル
プレート電極19はストレージノードSNの輪郭形状に
合わせて、ストレージノードSNを覆うように形成され
ている。
【0010】また層間絶縁膜14の上部には、セルプレ
ート電極19を覆うように層間絶縁膜20が形成されて
いる。
【0011】次に、図39(b)を用いてアルミ配線が
形成される前の周辺回路部の構成について説明する。図
39(b)において、P型シリコン基板1上にP型ウェ
ル領域3およびN型ウェル領域4が形成されている。そ
して、P型ウェル領域3の表面内には選択的にN型ソー
ス・ドレイン領域74および75が形成され、当該N型
ソース・ドレイン領域74および75の表面内には選択
的にN+型ソース・ドレイン領域91および92が形成
されている。また、N型ウェル領域4の表面内には選択
的にP+型ソース・ドレイン領域81および82が形成
されている。そして、N型ウェル領域4の表面内にはフ
ィールド酸化膜2が選択的に形成されている。
【0012】また、N型ソース・ドレイン領域74およ
び75、N+型ソース・ドレイン領域91および92、
+型ソース・ドレイン領域81および82の上部には
ゲート酸化膜5が形成されている。
【0013】N+型ソース・ドレイン領域91と92の
端縁上部、およびP+型ソース・ドレイン領域81と8
2の端縁上部に渡って、ゲート酸化膜5を介してゲート
電極6が形成され、ゲート電極6の両端にはサイドウォ
ール酸化膜10が形成されている。
【0014】そして、P型ウェル領域3およびN型ウェ
ル領域4の上部には、ゲート電極6およびその他の構成
を覆うように層間絶縁膜11が形成され、層間絶縁膜1
1の上部には層間絶縁膜14および層間絶縁膜20が順
に形成されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】一般に高集積化、大容
量化されたDRAMでは、写真製版において高解像度が
要求されるため、そのトレードオフとしてフォーカスマ
ージンが低下してしまう。
【0016】従って、高集積化、大容量化に伴ってパタ
ーン段差部における高低差が大きくなって、その大きさ
がフォーカスマージンを越えると、写真製版による配線
形成が極めて困難となる。特に、キャパシタをシリコン
基板の上に積み上げて形成するスタックトキャパシタセ
ルでは、パターン段差部における高低差が顕著である。
【0017】また、パターン段差部における高低差が大
きくなると配線の断線が発生しやすくなるので、なるべ
く高低差を低減することが必要不可欠となる。そのた
め、図39(a)、(b)を用いて説明したDRAMで
は、層間絶縁膜11、層間絶縁膜14、層間絶縁膜20
を平坦化している。
【0018】しかしながら、層間絶縁膜の平坦化はDR
AMの構造および製造過程において新たな問題を生じさ
せている。この問題点について、アルミ配線の形成工程
を示す図40(a)、(b)および図41(a)、
(b)を用いて説明する。
【0019】図40(a)、(b)は、図39(a)、
(b)を用いて説明したメモリセル部のセルプレート電
極19、周辺回路部のN+型ソース・ドレイン領域9
1、92、およびP+型ソース・ドレイン領域81、8
2をアルミ配線に接続するためのコンタクトホール21
Aおよび21Xを形成する工程を示している。
【0020】また、図41(a)、(b)は、層間絶縁
膜20の上部にアルミ配線22を形成すると同時に、コ
ンタクトホール21Aおよび21X内にもアルミ配線2
2を埋め込み層27として埋め込む工程を示している。
なお、埋め込み層27に埋め込むものはアルミ配線22
に限らず、金属など導体層であれば何でも良い。
【0021】図40(a)においては、層間絶縁膜20
を貫通してセルプレート電極19に到達するようにコン
タクトホール21Aが形成され、図40(b)において
は、層間絶縁膜20、層間絶縁膜14、層間絶縁膜11
を貫通してN+型ソース・ドレイン領域91、92、お
よびP+型ソース・ドレイン領域81、82に到達する
ように、コンタクトホール21Xが形成されている。
【0022】図40(a)、(b)から明らかなよう
に、メモリセル部の高さは周辺回路部の高さよりも高く
なっている。これは、メモリセル部がスタックトキャパ
シタセルを有していることに起因している。
【0023】第1の問題点は、この高低差に起因して、
メモリセル部のコンタクトホール21Aよりも、周辺回
路部のコンタクトホール21Xの方を深く形成しなけれ
ばならならず、コンタクトホールの深さの違いによりオ
ーバーエッチングによる不具合が発生することである。
【0024】コンタクトホール21Aおよび21Xの形
成は同時に、同一のエッチング工程で行われるので、浅
い方(コンタクトホール21A)のエッチングが終了し
ても深い方(コンタクトホール21X)のエッチングは
終了していないという事態が発生し、エッチングが続行
されることになる。
【0025】この結果、コンタクトホール21Aのエッ
チングは、セルプレート電極19にとってオーバーエッ
チングとなってしまい、セルプレート電極19のコンタ
クト部の厚みが減少するか、最悪の場合には、セルプレ
ート電極19が突き破られてしまう。
【0026】第2の問題点は、コンタクトホール21X
のアスペクト比が非常に大きくなってしまうことに起因
する不具合の発生である。
【0027】一般に、コンタクトホール内への導体層の
埋め込みに先だって、コンタクトホールの内壁面にバリ
アメタル層を形成するので、導体層はコンタクトホール
の内径寸法からバリアメタル層の厚みを差し引いて得ら
れる内径寸法を有するホール内に埋め込まれることにな
る。これらを考慮して、現状ではアスペクト比が5を越
えると埋め込みが困難であるとされている。
【0028】従って、コンタクトホール21Xの内径が
バリアメタル層の厚みを無視できるほどに大きい場合、
あるいはコンタクトホール21Xの深さが浅い場合に
は、コンタクトホール21X内にアルミ配線22を埋め
込むことは困難ではないが、現実的にはアスペクト比が
非常に大きくなり、導体層をプロセス的に安定して埋め
込むことができず、アルミ配線と拡散層とを電気的に安
定して接続することができないという問題が生じる。
【0029】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、メモリセル部と周辺回路部とで同
時に形成されるコンタクトホールの、深さの違いに起因
するオーバーエッチングによる不具合の発生、およびコ
ンタクトホールのアスペクト比が非常に大きくなってし
まうことに起因する不具合の発生を防止した半導体装置
およびその製造方法を提供する。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の半導体装置は、電荷を蓄積する容量素子としてスタ
ックトキャパシタを有し、該スタックトキャパシタに電
荷を蓄積することでデータを保持するデータ保持部と、
該データ保持部に連動して動作する周辺回路部とを同一
の半導体基板上に備える半導体装置であって、前記デー
タ保持部は、前記半導体基板上に形成された第1の層間
絶縁膜の第1の部分と、前記第1の層間絶縁膜の第1の
部分上に形成されたビット線と前記半導体基板とを電気
的に接続するように、前記第1の層間絶縁膜の第1の部
分を貫通して形成され、内部に前記ビット線と同じ材質
の第1のビット線埋め込み層を有する第1のビット線コ
ンタクトホールと、前記ビット線を覆うように前記第1
の層間絶縁膜の第1の部分上に形成された第2の層間絶
縁膜の第1の部分と、第2の層間絶縁膜の第1の部分上
に形成され、前記スタックトキャパシタを構成するスト
レージノードと、前記ストレージノードの表面を覆うよ
うに形成されたキャパシタゲート絶縁膜と、少なくとも
前記ストレージノードおよび前記キャパシタゲート絶縁
膜を覆うように形成されたプレート電極と、前記ストレ
ージノードと前記半導体基板とを電気的に接続する第1
の接続手段と、前記プレート電極を覆うように前記第2
の層間絶縁膜の第1の部分上に形成された第3の層間絶
縁膜の第1の部分と、前記第3の層間絶縁膜の第1の部
分上に形成された第1の金属配線層と前記プレート電極
とを電気的に接続するように、前記第3の層間絶縁膜の
第1の部分を貫通して形成され、内部に第1の金属埋め
込み層を有する第1の金属配線コンタクトホールとを備
え、前記周辺回路部は、前記半導体基板内に選択的に形
成された第1導電型の第1の半導体領域および第2導電
型の第2の半導体領域と、前記第1〜第3の層間絶縁膜
の第2の部分と、少なくとも前記第3の層間絶縁膜の第
2の部分を貫通して形成され、内部に第2の金属埋め込
み層を有し、前記第2の金属配線層に接続される第2の
金属配線コンタクトホールと、前記第2の金属配線コン
タクトホール内の前記第2の金属埋め込み層と、前記第
1および第2の半導体領域とを電気的に接続する第2の
接続手段とを備え、前記第2の金属配線コンタクトホー
ルは、前記第1の金属配線コンタクトホールと同じ工程
で形成され、前記第1の金属配線コンタクトホールと略
同じ深さを有している。
【0031】本発明に係る請求項2記載の半導体装置
は、前記第1の接続手段が、前記第1および第2の層間
絶縁膜の第1の部分を貫通して前記半導体基板に達する
ように形成された第1のストレージノードコンタクトホ
ールと、その内部に形成された前記ストレージノードと
同じ材質の第1のストレージノード埋め込み層とを有
し、前記第2の接続手段は、前記第1の層間絶縁膜の第
2の部分を貫通して、前記第1のビット線コンタクトホ
ールと同じ工程で形成された第2のビット線コンタクト
ホールと、その内部に形成された前記ビット線と同じ材
質の第2のビット線埋め込み層とを有している。
【0032】本発明に係る請求項3記載の半導体装置
は、前記第1の接続手段が、前記第1および第2の層間
絶縁膜の第1の部分を貫通して前記半導体基板に達する
ように形成された第1のストレージノードコンタクトホ
ールと、その内部に形成された前記ストレージノードと
同じ材質の第1のストレージノード埋め込み層とを有
し、前記第2の接続手段は、前記第1の層間絶縁膜の第
2の部分を貫通して、前記第1のビット線コンタクトホ
ールと同じ工程で形成された第2のビット線コンタクト
ホールと、その内部に形成された前記ビット線と同じ材
質の第2のビット線埋め込み層と、前記第2の層間絶縁
膜の第2の部分を貫通して、前記第1のストレージノー
ドコンタクトホールと同じ工程で形成された第2のスト
レージノードコンタクトホールと、その内部に形成され
た前記ストレージノードと同じ材質の第2のストレージ
ノード埋め込み層とを有している。
【0033】本発明に係る請求項4記載の半導体装置
は、前記第1の接続手段が、前記第1の層間絶縁膜の第
1の部分を貫通して、前記第1のビット線コンタクトホ
ールと同じ工程で形成された第3のビット線コンタクト
ホールと、その内部に形成された前記ビット線と同じ材
質の第3のビット線埋め込み層と、前記第2の層間絶縁
膜の第1の部分を貫通して形成された第3のストレージ
ノードコンタクトホールと、その内部に形成された前記
ストレージノードと同じ材質の第3のストレージノード
埋め込み層とを有し、前記第2の接続手段は、前記第1
の層間絶縁膜の第2の部分を貫通して、前記第1のビッ
ト線コンタクトホールと同じ工程で形成された第2のビ
ット線コンタクトホールと、その内部に形成された前記
ビット線と同じ材質の第2のビット線埋め込み層と、前
記第2の層間絶縁膜の第2の部分を貫通して、前記第3
のストレージノードコンタクトホールと同じ工程で形成
された第4のストレージノードコンタクトホールと、そ
の内部に形成された前記ストレージノードと同じ材質の
第4のストレージノード埋め込み層とを有している。
【0034】本発明に係る請求項5記載の半導体装置
は、第2のビット線埋め込み層が、比較的高濃度の第1
導電型の不純物を含んだポリシリコン層であって、前記
周辺回路部は、少なくとも前記第2の半導体領域上に設
けられた金属シリサイド膜を備えている。
【0035】本発明に係る請求項6記載の半導体装置
は、前記第1の接続手段が、前記第1および第2の層間
絶縁膜の第1の部分を貫通して前記半導体基板に達する
ように形成された第1のストレージノードコンタクトホ
ールと、その内部に形成され、前記ストレージノードと
同じ材質の第1のストレージノード埋め込み層とを有
し、前記第2の接続手段は、前記第1および第2の層間
絶縁膜の第2の部分を貫通して、前記第1のストレージ
ノードコンタクトホールと同じ工程で形成された第5の
ストレージノードコンタクトホールと、その内部に形成
された前記ストレージノードと同じ材質の第5のストレ
ージノード埋め込み層とを有している。
【0036】本発明に係る請求項7記載の半導体装置
は、前記第5のストレージノード埋め込み層が、比較的
高濃度の第1導電型の不純物を含んだポリシリコン層で
あって、前記周辺回路部は、少なくとも前記第2の半導
体領域上に設けられた金属シリサイド膜を備えている。
【0037】本発明に係る請求項8記載の半導体装置の
製造方法は、電荷を蓄積する容量素子としてスタックト
キャパシタを有し、該スタックトキャパシタに電荷を蓄
積することでデータを保持するデータ保持部と、該デー
タ保持部に連動して動作する周辺回路部とを同一の半導
体基板上に備える半導体装置の製造方法であって、前記
半導体基板上の前記データ保持部および前記周辺回路部
に、第1の層間絶縁膜の第1の部分および第2の部分を
形成する工程(a)と、前記データ保持部において、前記
第1の層間絶縁膜の第1の部分を貫通して前記半導体基
板上に達する第1のビット線コンタクトホールを形成し
た後、前記第1の層間絶縁膜の第1の部分上にビット線
を形成するとともに、前記第1のビット線コンタクトホ
ール内に前記ビット線と同じ材質の第1のビット線埋め
込み層を形成して、前記ビット線と前記半導体基板とを
電気的に接続する工程(b)と、前記第1の層間絶縁膜の
第1の部分上に第2の層間絶縁膜の第1の部分を形成
し、第2の層間絶縁膜の第1の部分上に前記スタックト
キャパシタを構成するストレージノードを形成するとと
もに、前記ストレージノードと前記半導体基板とを電気
的に接続する第1の接続手段を形成する工程(c)と、前
記ストレージノードの表面を覆うようにキャパシタゲー
ト絶縁膜を形成した後、少なくとも前記ストレージノー
ドおよび前記キャパシタゲート絶縁膜を覆うようにプレ
ート電極を形成する工程(d)と、前記プレート電極を覆
うように前記第2の層間絶縁膜の第1の部分上に第3の
層間絶縁膜の第1の部分を形成し、該第3の層間絶縁膜
の第1の部分を貫通して前記プレート電極に達する第1
の金属配線コンタクトホールを形成した後、前記第3の
層間絶縁膜の第1の部分上に第1の金属配線を形成する
とともに、前記第1の金属配線コンタクトホール内に第
1の金属埋め込み層を形成して、前記金属配線と前記プ
レート電極とを電気的に接続する工程(e)と、前記周辺
回路部において、第2の層間絶縁膜の第2の部分および
第3の層間絶縁膜の第2の部分を形成する工程(f)と、
前記周辺回路部において、前記半導体基板内に選択的に
形成された第1導電型の第1の半導体領域および第2導
電型の第2の半導体領域に接続される第2の接続手段を
形成する工程(g)と、少なくとも前記第3の層間絶縁膜
の第2の部分を貫通し、前記第2の接続手段に達する第
2の金属配線コンタクトホールを形成し、前記第3の層
間絶縁膜の第2の部分上に第2の金属配線層を形成する
とともに、前記第2の金属配線コンタクトホール内に、
第2の金属埋め込み層を形成して前記第2の接続手段に
接続することで、前記第2の金属配線層と前記第1およ
び第2の半導体領域とを電気的に接続する工程(h)とを
備え、前記第2の金属配線コンタクトホールは、前記第
1の金属配線コンタクトホールと略同じ深さを有するよ
うに、前記第1の金属配線コンタクトホールと同じ工程
で形成される。
【0038】本発明に係る請求項9記載の半導体装置の
製造方法は、前記工程(c)の前記第1の接続手段を形成
する工程が、前記ストレージノードの形成に先だって、
前記第1および第2の層間絶縁膜の第1の部分を貫通し
て前記半導体基板に達するように第1のストレージノー
ドコンタクトホールを形成し、前記第2の層間絶縁膜の
第1の部分上に前記ストレージノードを形成するととも
に、前記第1のストレージノードコンタクトホール内に
前記ストレージノードと同じ材質の第1のストレージノ
ード埋め込み層を形成する工程を含み、前記工程(g)の
前記第2の接続手段を形成する工程は、前記データ保持
部において前記第1のビット線コンタクトホールを形成
すると同時に、前記周辺回路部においても前記第1の層
間絶縁膜の第2の部分を貫通して前記第1および第2の
半導体領域に達する第2のビット線コンタクトホールを
形成し、前記データ保持部において前記第1のビット線
埋め込み層を形成すると同時に、前記周辺回路部におい
ても前記第2のビット線コンタクトホール内に、前記ビ
ット線と同じ材質の第2のビット線埋め込み層を形成す
る工程を含んでいる。
【0039】本発明に係る請求項10記載の半導体装置
の製造方法は、前記工程(c)の前記第1の接続手段を形
成する工程が、前記ストレージノードの形成に先だっ
て、前記第1および第2の層間絶縁膜の第1の部分を貫
通して前記半導体基板に達するように第1のストレージ
ノードコンタクトホールを形成し、前記第2の層間絶縁
膜の第1の部分上に前記ストレージノードを形成すると
ともに、前記第1のストレージノードコンタクトホール
内に前記ストレージノードと同じ材質の第1のストレー
ジノード埋め込み層を形成する工程を含み、前記工程
(g)の前記第2の接続手段を形成する工程は、前記デー
タ保持部において、前記第1のビット線コンタクトホー
ルを形成すると同時に、前記周辺回路部においても前記
第1の層間絶縁膜の第2の部分を貫通して前記第1およ
び第2の半導体領域に達する第2のビット線コンタクト
ホールを形成し、前記データ保持部において前記第1の
ビット線埋め込み層を形成すると同時に、前記周辺回路
部においても前記第2のビット線コンタクトホール内
に、前記ビット線と同じ材質の第2のビット線埋め込み
層を形成し、前記データ保持部において前記第1のスト
レージノードコンタクトホールを形成すると同時に、前
記周辺回路部においても前記第2の層間絶縁膜の第2の
部分を貫通して前記第2のビット線コンタクトホール内
の前記第2のビット線の埋め込み層に達する第2のスト
レージノードコンタクトホールを形成し、前記データ保
持部において前記第1のストレージノード埋め込み層を
形成すると同時に、前記周辺回路部においても前記第2
のストレージノードコンタクトホール内に第2のストレ
ージノード埋め込み層を形成する工程を含んでいる。
【0040】本発明に係る請求項11記載の半導体装置
の製造方法は、前記工程(c)の前記第1の接続手段を形
成する工程が、前記第1のビット線コンタクトホールを
形成すると同時に、前記第1の層間絶縁膜の第1の部分
を貫通して前記半導体基板に達する第3のビット線コン
タクトホールを形成し、前記第1のビット線埋め込み層
を形成すると同時に、第3のビット線コンタクトホール
内にも前記ビット線と同じ材質の第3のビット線埋め込
み層を形成し、前記ストレージノードの形成に先だっ
て、前記第2の層間絶縁膜の第1の部分を貫通して第3
のビット線コンタクトホール内の前記第3のビット線埋
め込み層に達するように第3のストレージノードコンタ
クトホールを形成し、前記第2の層間絶縁膜の第1の部
分上に前記ストレージノードを形成するとともに、前記
第3のストレージノードコンタクトホール内に前記スト
レージノードと同じ材質の第3のストレージノード埋め
込み層を形成する工程を含み、前記工程(g)の前記第2
の接続手段を形成する工程は、前記データ保持部におい
て、前記第1のビット線コンタクトホールを形成すると
同時に、前記周辺回路部においても前記第1の層間絶縁
膜の第2の部分を貫通して前記第1および第2の半導体
領域に達する第2のビット線コンタクトホールを形成
し、前記データ保持部において前記第1のビット線埋め
込み層を形成すると同時に、前記周辺回路部においても
前記第2のビット線コンタクトホール内に、前記ビット
線と同じ材質の第2のビット線埋め込み層を形成し、前
記データ保持部において前記第3のストレージノードコ
ンタクトホールを形成すると同時に、前記周辺回路部に
おいても前記第2の層間絶縁膜の第2の部分を貫通して
前記第2のビット線コンタクトホール内の前記第2のビ
ット線埋め込み層に達する前記第4のストレージノード
コンタクトホールを形成し、前記データ保持部において
前記第3のストレージノード埋め込み層を形成すると同
時に、前記周辺回路部においても前記第4のコンタクト
ホール内に前記ストレージノードと同じ材質の第4のス
トレージノード埋め込み層を形成する工程を含んでい
る。
【0041】本発明に係る請求項12記載の半導体装置
の製造方法は、前記第2のビット線埋め込み層が、比較
的高濃度の第1導電型の不純物を含んだポリシリコン層
で形成され、前記工程(a)において、前記第1の層間絶
縁膜の第1の部分を形成するのに先だって、少なくとも
前記第2の半導体領域上に所定の金属膜を形成した後、
ランプ加熱を行うことで、前記所定の金属膜をシリサイ
ド化することで、少なくとも前記第2の半導体領域上に
金属シリサイド膜を形成する工程を含んでいる。
【0042】本発明に係る請求項13記載の半導体装置
の製造方法は、前記工程(c)の前記第1の接続手段を形
成する工程が、前記ストレージノードの形成に先だっ
て、前記第1および第2の層間絶縁膜の第1の部分を貫
通して前記半導体基板に達するように第1のストレージ
ノードコンタクトホールを形成し、前記第2の層間絶縁
膜の第1の部分上に前記ストレージノードを形成すると
ともに、前記第1のストレージノードコンタクトホール
内に前記ストレージノードと同じ材質の第1のストレー
ジノード埋め込み層を形成する工程を含み、前記工程
(h)の前記第2の接続手段を形成する工程は、前記デー
タ保持部において前記第1のストレージノードコンタク
トホールを形成すると同時に、前記周辺回路部において
も前記第1および第2の層間絶縁膜の第2の部分を貫通
して前記第1および第2の半導体領域に達する第5のス
トレージノードコンタクトホールを形成し、前記データ
保持部において前記第1のストレージノード埋め込み層
を形成すると同時に、前記周辺回路部においても前記第
5のストレージノードコンタクトホール内に、前記スト
レージノードと同じ材質の第5のストレージノード埋め
込み層を形成する工程を含んでいる。
【0043】本発明に係る請求項14記載の半導体装置
の製造方法は、前記第5のストレージノード埋め込み層
が、比較的高濃度の第1導電型の不純物を含んだポリシ
リコン層で形成され、前記工程(a)において、前記第1
の層間絶縁膜の第1の部分を形成するのに先だって、少
なくとも前記第2の半導体領域上に所定の金属膜を形成
した後、ランプ加熱を行うことで、前記所定の金属膜を
シリサイド化することで、少なくとも前記第2の半導体
領域上に金属シリサイド膜を形成する工程を含んでい
る。
【0044】
【発明の実施の形態】
<A.実施の形態1> <A−1.製造工程>本発明に係る実施の形態1とし
て、図1(a)、(b)〜図10(a)、(b)を用い
て円筒キャパシタセルを有する半導体装置の製造方法を
順に説明し、最終工程を示す図10(a)、(b)を用
いて特徴的作用効果について説明する。
【0045】ここで、図1の(a)はDRAMのメモリ
セル部(データ保持部)を示す部分断面図であり、図1
の(b)はDRAMのメモリセル部の周辺に形成され
た、センスアンプやデコーダなどの周辺回路部を示す部
分断面図である。
【0046】まず、図1(a)および図1(b)に示す
工程において、P型シリコン半導体基板1内にフィール
ド酸化膜2を選択的に形成する。
【0047】そして、図示しないレジストをマスクとし
てP型不純物イオンおよび、N型不純物イオンをそれぞ
れ選択的に注入することによって、P型シリコン半導体
基板1内に、メモリセル部においてはP型ウェル領域3
を、周辺回路部においてはP型ウェル領域3とN型ウェ
ル領域4を形成する。
【0048】次に、フィールド酸化膜2が形成されてい
ないP型ウェル領域3上およびN型ウェル領域4上にゲ
ート酸化膜5を形成し、当該ゲート酸化膜5上に選択的
にゲート電極6を形成する。このとき、フィールド酸化
膜2の上部にはゲート電極6と同一の工程でワード線6
1が形成される。
【0049】そして、メモリセル部のゲート酸化膜5の
直下のP型ウェル領域3内に、ゲート電極6をマスクと
して、低ドーズ量(1×1013〜1×1014cm-2)の
N型不純物(AsあるいはP)のイオンを注入すること
によって、選択的にN型ソース・ドレイン領域71、7
2、73を形成し、また、同様の工程で周辺回路部ゲー
ト酸化膜5の直下のP型ウェル領域3内に、選択的にN
型ソース・ドレイン領域74、75を形成する。
【0050】次に、図2(a)および図2(b)に示す
工程において、全面に渡って酸化膜OX1を形成した
後、周辺回路部のP型ウェル領域3の上部以外にレジス
トR1を形成し、このレジストR1をマスクとして酸化
膜OX1をエッチバックすることにより、周辺回路部の
P型ウェル領域3上のゲート電極6の両端にサイドウォ
ール酸化膜10を形成する。
【0051】そして、周辺回路部のP型ウェル領域3上
のゲート電極6およびサイドウォール酸化膜10と、レ
ジストR1とをマスクとして、N型ソース・ドレイン領
域74および75内に、高ドーズ量(1×1015〜4×
1015cm-2)のN型不純物イオンを注入することによ
って、N+型ソース・ドレイン領域91および92を形
成する。
【0052】次に、レジストR1を除去した後、図3
(a)および図3(b)に示す工程において、周辺回路
部のN型ウェル領域4の上部以外にレジストR2を形成
し、このレジストR2をマスクとして酸化膜OX1をエ
ッチバックすることにより、周辺回路部のN型ウェル領
域4上のゲート電極6の両端にサイドウォール酸化膜1
0を形成する。
【0053】そして、周辺回路部のN型ウェル領域4上
のゲート電極6およびサイドウォール酸化膜10と、レ
ジストR2とをマスクとして、N型ウェル領域4内に、
高ドーズ量(1×1015cm-2〜4×1015)のP型不
純物(BあるいはBF2)のイオンを注入することによ
って、P+型ソース・ドレイン領域81および82を形
成する。
【0054】次に、レジストR2を除去した後、図4
(a)および図4(b)に示す工程において、全面に渡
って、W(タングステン)、Ti(チタン)、Co(コ
バルト)、Ni(ニッケル)等で高融点金属膜23を形
成し、ランプ加熱により半導体基板を高温で熱処理する
RTA(RAPID THERMAL ANNEALING)法などにより選択
的にシリサイド化する。
【0055】ここで、シリサイド化するのは、周辺回路
部のN+型ソース・ドレイン領域91および92、P+
ソース・ドレイン領域81および82が露出している部
分であり、当該部分に高融点金属シリサイド膜24(例
えばWSi2、TiSi2、CoSi2、NiSi2)が形
成される。
【0056】ここで、ゲート電極6の構造は具体的には
示していないが、ゲート電極6が導電膜(例えば半導体
不純物を導入したポリシリコン)とその上に形成された
絶縁膜(酸化膜あるいは窒化膜)で構成されている場合
には、周辺回路部のゲート電極6の上部はシリサイド化
されないが、ゲート電極6が、シリコン系導電膜(例え
ば半導体不純物を導入したポリシリコン)のみから形成
されている場合には、周辺回路部のゲート電極6上はシ
リサイド化される。
【0057】次に、図5(a)および図5(b)に示す
工程において、周辺回路部のN+型ソース・ドレイン領
域91および92、P+型ソース・ドレイン領域81お
よび82の上部の高融点金属シリサイド膜24が残るよ
うに高融点金属膜23を除去する。
【0058】次に、図6(a)および図6(b)に示す
工程において、全面に渡って酸化膜を形成し、平坦化す
ることにより層間絶縁膜11(第1の層間絶縁膜)を形
成する。なお、層間絶縁膜11は他の層間絶縁膜と区別
するためにビット線下層の層間絶縁膜と呼称される。な
お、層間絶縁膜11および後に示す層間絶縁膜14およ
び20は、メモリセル部および周辺回路部に同時に形成
された同じ材質の絶縁膜であるが、メモリセル部と周辺
回路部とで区別するために、メモリセル部上において形
成されるものを第1の部分、周辺回路部上において形成
されるものを第2の部分と呼称する。
【0059】次に、メモリセル部においてはN型ソース
・ドレイン領域72に達するように、周辺回路部におい
てはN+型ソース・ドレイン領域91および92、P+
ソース・ドレイン領域81および82の上部の高融点金
属シリサイド膜24に達するように、層間絶縁膜11を
貫通するビット線コンタクトホール12(第1および第
2のビット線コンタクトホール)を形成する。
【0060】次に、層間絶縁膜11の全面に渡ってビッ
ト線形成用導体層を形成するのに伴って、ビット線コン
タクトホール12内にもビット線形成用導体層、例えば
N型不純物を高濃度に導入したN+ポリシリコンを埋め
込み、埋め込み層25(第1および第2のビット線埋め
込み層)を形成する。
【0061】そして、写真製版およびエッチングの工程
を経て、少なくともメモリセル部においてはビット線1
3を形成し、周辺回路部ではビット線コンタクトホール
12内に埋め込み層25が残るようにビット線形成用導
体層を除去する。
【0062】なお、周辺回路部におけるビット線コンタ
クトホール12は必ずしもビット線に接続するためのも
のではないが、メモリセル部におけるビット線コンタク
トホール12と同じ工程で形成するのでこのように呼称
する。
【0063】次に、図7(a)および図7(b)に示す
工程において、層間絶縁膜11の全面に渡って酸化膜を
形成し、平坦化することにより層間絶縁膜14(第2の
層間絶縁膜)を形成する。なお、層間絶縁膜14は他の
層間絶縁膜と区別するためにストレージノード下層の層
間絶縁膜と呼称される。
【0064】次に、少なくともメモリセル部においてN
型ソース・ドレイン領域71および73に達するよう
に、層間絶縁膜11および14を貫通するストレージノ
ードコンタクトホール15(第1のストレージノードコ
ンタクトホール)を形成する。
【0065】次に、層間絶縁膜14の全面に渡ってスト
レージノード形成用導体層を、例えばN型不純物を高濃
度に導入したN+ポリシリコンで形成するのに伴って、
ストレージノードコンタクトホール15内にもストレー
ジノード形成用導体層を埋め込み、埋め込み層28(第
1のストレージノード埋め込み層)を形成する。
【0066】そして、全面に渡って絶縁膜を厚く形成
し、写真製版およびエッチングの工程を経て、ストレー
ジノードSNの底部を構成する底面膜16と、底面膜1
6上の絶縁膜のみが残るように、ストレージノード形成
用導体層および厚い絶縁膜を除去する。ここで、底面膜
16上の絶縁膜は、円筒キャパシタ形成用絶縁膜26と
呼称される。
【0067】次に、図8(a)および図8(b)に示す
工程において、全面に渡ってストレージノード形成用導
体層を再び形成し、底面膜16および円筒キャパシタ形
成用絶縁膜26の周囲にのみストレージノード形成用導
体層が残るように、エッチバックによりストレージノー
ド形成用導体層を選択的に除去する。ここで、残された
ストレージノード形成用導体層はストレージノードSN
の側壁部を構成する側面膜17となる。なお、底面膜1
6と側面膜17とでストレージノードSNを構成する。
【0068】次に、円筒キャパシタ形成用絶縁膜26の
みを除去した後、図9(a)および図9(b)に示す工
程において、底面膜16および側面膜17の表面にキャ
パシタゲート絶縁膜18を形成する。
【0069】そして、全面に渡ってセルプレート形成用
導電膜を形成し、写真製版およびエッチングの工程を経
て、メモリセル部にのみセルプレート形成用導電膜を残
す。ここで、残されたセルプレート形成用導電膜はセル
プレート電極19となる。
【0070】次に、図10(a)および図10(b)に
示す工程において、全面に渡って酸化膜を形成し、平坦
化することにより層間絶縁膜20(第3の層間絶縁膜)
を形成する。なお、層間絶縁膜20は他の層間絶縁膜と
区別するためにアルミ配線下層の層間絶縁膜と呼称され
る。
【0071】次に、メモリセル部においてはセルプレー
ト電極19に達するようにアルミ配線コンタクトホール
21A(第1の金属配線コンタクトホール)を、周辺回
路部においてはビット線コンタクトホール12内の埋め
込み層25に達するように層間絶縁膜20を貫通するア
ルミ配線コンタクトホール21B(第2の金属配線コン
タクトホール)を形成する。
【0072】次に、層間絶縁膜20の全面に渡ってアル
ミ配線形成用導体層を形成するのに伴って、アルミ配線
コンタクトホール21Aおよび21B内にもアルミ配線
形成用導体層を埋め込む。このとき、アルミ配線コンタ
クトホール21Aおよび21B内には埋め込み層27
(第1および第2の金属埋め込み層)が形成されること
になる。なお、ここではアルミ配線コンタクトホール2
1Aおよび21B内にアルミ配線形成用導体層を埋め込
む例を示したが、これはアルミに限られず、金属など導
体層であれば良い。
【0073】そして、写真製版およびエッチングの工程
を経て、メモリセル部および周辺回路部の層間絶縁膜2
0上にアルミ配線(第1および第2の金属配線層)22
を形成することで、円筒キャパシタセルを有する半導体
装置を得ることができる。
【0074】ここで、図10(a)に示すAA線での矢
視平面図を図11に示す。なお、図11においては層間
絶縁膜に覆われて見えない配線についても実線で示して
いる。
【0075】図11において、ビット線13はBL(ビ
ットライン)配線13Lと一体で形成され、ビット線コ
ンタクトホール12を覆うように配設されている。ま
た、ゲート電極6はTG(トランスファゲート)配線6
Lと一体で形成されている。
【0076】なお、図11に示すBOOB線での断面図
が、図10(a)に示すAA線以下を示している。
【0077】ここで、図1(b)〜図10(b)には示
していないが、周辺回路部においてはワード線61(す
なわちゲート電極6)と同一製造プロセスで形成される
TG配線なども形成されており、その形成位置はゲート
電極6とほぼ同じ層に形成されている。従って、ビット
線コンタクトホール12とアルミ配線コンタクトホール
21Bとを用いてTG配線とアルミ配線22を電気的に
接続しても良い。
【0078】すなわち、図6(b)に示す工程におい
て、ビット線コンタクトホール12を形成する際に、層
間絶縁膜11を貫通しTG配線に達するビット線コンタ
クトホール(ビット線コンタクトホール12とほぼ同
じ)を同時に形成し、ビット線コンタクトホール12内
にビット線形成用導体層を埋め込む際に、同時にTG配
線に達するビット線コンタクトホール内にもビット線形
成用導体層を埋め込む。
【0079】そして、図10(b)に示す工程におい
て、層間絶縁膜20を貫通しTG配線に達するビット線
コンタクトホール内の導体層に達するアルミ配線コンタ
クトホール21Bを形成する。
【0080】なお、図1(b)〜図10(b)には示し
ていないが、周辺回路部においてはビット線13と同一
製造プロセスで形成されるBL配線なども形成されてお
り、その形成位置はビット線13とほぼ同じ層に形成さ
れている。
【0081】<A−2.特徴的作用効果>以上説明した
ように、本発明に係る実施の形態1によれば、図10
(b)に示すように、周辺回路部の層間絶縁膜20上の
アルミ配線22と、半導体拡散領域、すなわちN+型ソ
ース・ドレイン領域91および92(第1の半導体領
域)、P+型ソース・ドレイン領域81および82(第
2の半導体領域)との電気的な接続を、層間絶縁膜11
を貫通して形成され、内部に埋め込み層25を有するビ
ット線コンタクトホール12と、層間絶縁膜14および
層間絶縁膜20を貫通して形成され、内部に埋め込み層
27を有するアルミ配線コンタクトホール21Bとで行
う。従って、周辺回路部におけるアルミ配線コンタクト
ホール21Bの深さが、メモリセル部におけるアルミ配
線コンタクトホール21Aの深さよりも大幅に深くなる
ことが防止され、深さの違いに起因して、セルプレート
電極19がオーバーエッチングされるという事態を防止
することができる。
【0082】なお、この効果はビット線コンタクトホー
ル12 アルミ配線コンタクトホール21Bとを用いて
TG配線とアルミ配線22とを接続する場合においても
同様である。
【0083】また、周辺回路部におけるアルミ配線コン
タクトホール21Bのアスペクト比を小さくすることが
でき、導体層をプロセス的に安定して埋め込むことがで
き、アルミ配線と半導体拡散領域とを電気的に安定して
接続することができる。
【0084】また、ビット線コンタクトホール12内の
埋め込み層25と、N+型ソース・ドレイン領域91お
よび92、P+型ソース・ドレイン領域81および82
との間に高融点金属シリサイド膜24を介挿すること
で、コンタクト抵抗を低減し、高速動作が可能となる。
【0085】一方、メモリセル部のN型ソース・ドレイ
ン領域71、72、73には高融点金属シリサイド膜2
4を形成していない。これは、高融点金属シリサイド膜
24を介挿することで接合部でのリーク電流が増加する
ことに起因する蓄積電荷の放電量の増加を防止するため
である。
【0086】<B.実施の形態2> <B−1.製造工程>本発明に係る実施の形態2とし
て、図12(a)、(b)〜図20(a)、(b)を用
いて円筒キャパシタセルを有する半導体装置の製造方法
を順に説明し、最終工程を示す図20(a)、(b)を
用いて特徴的作用効果について説明する。
【0087】ここで、図12(a)はDRAMのメモリ
セル部を示す部分断面図であり、図12(b)はDRA
Mのメモリセル部の周辺に形成された、センスアンプや
デコーダなどの周辺回路部を示す部分断面図である。
【0088】まず、図12(a)および図12(b)に
示す工程において、フィールド酸化膜2、P型ウェル領
域3、N型ウェル領域4、ゲート電極6、ワード線6
1、N型ソース・ドレイン領域71〜75を形成する工
程は、本発明に係る実施の形態1において、図1
(a)、(b)を用いて説明した工程と同一であり、同
一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略す
る。
【0089】次に、図13(a)および図13(b)に
示す工程において、全面に渡って酸化膜OX1を形成し
た後、周辺回路部のN型ウェル領域4の上部以外にレジ
ストR1を形成し、このレジストR1をマスクとして酸
化膜OX1をエッチバックすることにより、周辺回路部
のN型ウェル領域4上のゲート電極6の両端にサイドウ
ォール酸化膜10を形成する。
【0090】そして、周辺回路部のN型ウェル領域4上
のゲート電極6およびサイドウォール酸化膜10と、レ
ジストR1とをマスクとして、N型ウェル領域4内に、
高ドーズ量(1×1015cm-2〜4×1015cm-2)の
P型不純物(BあるいはBF2)のイオンを注入するこ
とによって、P+型ソース・ドレイン領域81および8
2を形成する。
【0091】次に、レジストR1を除去した後、図14
(a)および図14(b)に示す工程において、全面に
渡って、W、Ti、Co、Ni等で高融点金属膜23を
形成し、RTA法などにより選択的にシリサイド化す
る。
【0092】ここでシリサイド化するのは、周辺回路部
のN+型ソース・ドレイン領域91および92、P+型ソ
ース・ドレイン領域81および82が露出している部分
であり、当該部分に高融点金属シリサイド膜24(例え
ばWSi2、TiSi2、CoSi2、NiSi2)が形成
される。
【0093】次に、図15(a)および図15(b)に
示す工程において、周辺回路部のP+型ソース・ドレイ
ン領域81および82の上部の高融点金属シリサイド膜
24が残るように高融点金属膜23を除去する。
【0094】次に、図16(a)および図16(b)に
示す工程において、周辺回路部のP型ウェル領域3の上
部以外にレジストR2を形成し、このレジストR2をマ
スクとして酸化膜OX1をエッチバックすることによ
り、周辺回路部のP型ウェル領域3上のゲート電極6の
両端にサイドウォール酸化膜10を形成する。
【0095】そして、周辺回路部のP型ウェル領域3上
のゲート電極6およびサイドウォール酸化膜10と、レ
ジストR2とをマスクとして、N型ソース・ドレイン領
域74および75内に、高ドーズ量(1×1015cm-2
〜4×1015cm-2)のN型不純物イオンを注入するこ
とによって、N+型ソース・ドレイン領域91および9
2を形成する。
【0096】次に、レジストR2を除去した後、図17
(a)および図17(b)に示す工程において、全面に
渡って酸化膜を形成し、平坦化することにより層間絶縁
膜11を形成する。
【0097】次に、メモリセル部においてはN型ソース
・ドレイン領域72に達するように、周辺回路部におい
てはN+型ソース・ドレイン領域91および92、P+
ソース・ドレイン領域81および82の上部の高融点金
属シリサイド膜24に達するように、層間絶縁膜11を
貫通するビット線コンタクトホール12を形成する。
【0098】次に、層間絶縁膜11の全面に渡ってビッ
ト線形成用導体層を形成するのに伴って、ビット線コン
タクトホール12内にもビット線形成用導体層、例えば
N型不純物を高濃度に導入したN+ポリシリコンを埋め
込む。
【0099】そして、写真製版およびエッチングの工程
を経て、少なくともメモリセル部においてはビット線1
3を形成し、周辺回路部ではビット線コンタクトホール
12内に埋め込み層25を残すようにビット線形成用導
体層を除去する。
【0100】次に、図18(a)および図18(b)に
示す工程において、層間絶縁膜14を形成する工程、ス
トレージノードコンタクトホール15を形成する工程、
ストレージノードSNの底部を構成する底面膜16およ
び円筒キャパシタ形成用絶縁膜26を形成する工程は、
本発明に係る実施の形態1において、図7(a)、
(b)を用いて説明した工程と同一であり、同一の構成
には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0101】次に、図19(a)および図19(b)に
示す工程において、ストレージノードSNの側壁部を構
成する側面膜17を形成する工程、キャパシタゲート絶
縁膜18を形成する工程、セルプレート電極19を形成
する工程は、本発明に係る実施の形態1において、図8
(a)、(b)および図9(a)、(b)を用いて説明
した工程と同一であり、同一の構成には同一の符号を付
し、重複する説明は省略する。
【0102】次に、図20(a)および図20(b)に
示す工程において、層間絶縁膜20を形成する工程、ア
ルミ配線コンタクトホール21Aおよび21Bを形成す
る工程、アルミ配線コンタクトホール21Aおよび21
B内に埋め込み層27を形成する工程、アルミ配線22
を形成する工程は、本発明に係る実施の形態1におい
て、図10(a)、(b)を用いて説明した工程と同一
であり、同一の構成には同一の符号を付し、重複する説
明は省略する。
【0103】<B−2.特徴的作用効果>以上説明した
ように、本発明に係る実施の形態2によれば、図20
(b)に示すように、周辺回路部のP+型ソース・ドレ
イン領域81および82の上部にのみ高融点金属シリサ
イド膜24を形成し、N+型ソース・ドレイン領域74
および75の上部には高融点金属シリサイド膜24を形
成していない。
【0104】これは、ビット線コンタクトホール12内
に埋め込まれるビット線形成用導体層がN型不純物を高
濃度に導入したN+ポリシリコンである場合、P+型ソー
ス・ドレイン領域81および82にN+ポリシリコンを
接触させると、両者の界面がPN接合となってしまうの
で電流を流すことができないが、高融点金属シリサイド
膜24を介挿することで通電可能となる。
【0105】一方、高融点金属シリサイド膜24を介挿
すると接合部でのリーク電流が増加するなどの問題が生
じるため、接合部でのリークを許容しない部分、あるい
は高融点金属シリサイド膜24を介挿する必要がない部
分、例えばN+型ソース・ドレイン領域74および75
とN+ポリシリコンの接続部分には高融点金属シリサイ
ド膜24を形成しないことで、リーク電流の増加を低減
することができる。
【0106】<C.実施の形態3> <C−1.製造工程>本発明に係る実施の形態3とし
て、図21(a)、(b)〜図25(a)、(b)を用
いて円筒キャパシタセルを有する半導体装置の製造方法
を順に説明し、最終工程を示す図25(a)、(b)を
用いて特徴的作用効果について説明する。
【0107】ここで、図21(a)はDRAMのメモリ
セル部を示す部分断面図であり、図21(b)はDRA
Mのメモリセル部の周辺に形成された、センスアンプや
デコーダなどの周辺回路部を示す部分断面図である。
【0108】ここで、図21(a)および図21(b)
に示す工程に至るまでの工程は、本発明に係る実施の形
態1において、図1(a)、(b)〜図4(a)、
(b)を用いて説明した工程と同一であり、図示および
説明は省略する。
【0109】図21(a)および図21(b)に示す工
程において、周辺回路部のN+型ソース・ドレイン領域
91および92、P+型ソース・ドレイン領域81およ
び82の上部の高融点金属シリサイド膜24が残るよう
に高融点金属膜23を除去する。
【0110】次に、図22(a)および図22(b)に
示す工程において、全面に渡って酸化膜を形成し、平坦
化することにより層間絶縁膜11を形成する。
【0111】次に、メモリセル部においてN型ソース・
ドレイン領域72に達するように、層間絶縁膜11を貫
通するビット線コンタクトホール12を形成する。
【0112】次に、層間絶縁膜11の全面に渡ってビッ
ト線形成用導体層を形成するのに伴って、ビット線コン
タクトホール12内にもビット線形成用導体層を埋め込
む。
【0113】そして、写真製版およびエッチングの工程
を経て、少なくともメモリセル部においてビット線13
を形成する。
【0114】次に、図23(a)および図23(b)に
示す工程において、層間絶縁膜11の全面に渡って酸化
膜を形成し、平坦化することにより層間絶縁膜14を形
成する。
【0115】次に、メモリセル部においてはN型ソース
・ドレイン領域71および73に達するように、周辺回
路部においてはN+型ソース・ドレイン領域91および
92、P+型ソース・ドレイン領域81および82の上
部の高融点金属シリサイド膜24に達するように、層間
絶縁膜11および14を貫通するストレージノードコン
タクトホール15(第5のストレージノードコンタクト
ホール)を形成する。
【0116】次に、層間絶縁膜14の全面に渡ってスト
レージノード形成用導体層を、例えばN型不純物を高濃
度に導入したN+ポリシリコンで形成するのに伴って、
ストレージノードコンタクトホール15内にもストレー
ジノード形成用導体層を埋め込む。
【0117】そして、全面に渡って絶縁膜を厚く形成
し、写真製版およびエッチングの工程を経て、ストレー
ジノードSNの底部を構成する底面膜16と、底面膜1
6上の絶縁膜のみが残るように、ストレージノード形成
用導体層および厚い絶縁膜を除去する。なお、周辺回路
部ではストレージノードコンタクトホール15内に、ス
トレージノード形成用導体層が埋め込み層28(第5の
ストレージノード埋め込み層)として残るようにストレ
ージノード形成用導体層を除去する。
【0118】次に、図24(a)および図24(b)に
示す工程において、ストレージノードSNの側壁部を構
成する側面膜17を形成する工程、キャパシタゲート絶
縁膜18を形成する工程、セルプレート電極19を形成
する工程は、本発明に係る実施の形態1において、図8
(a)、(b)および図9(a)、(b)を用いて説明
した工程と同一であり、同一の構成には同一の符号を付
し、重複する説明は省略する。
【0119】次に、図25(a)および図25(b)に
示す工程において、全面に渡って酸化膜を形成し、平坦
化することにより層間絶縁膜20を形成する。
【0120】次に、メモリセル部においてはセルプレー
ト電極19に達するようにアルミ配線コンタクトホール
21Aを、周辺回路部においてはストレージノードコン
タクトホール15内の埋め込み層28に達するように層
間絶縁膜20を貫通するアルミ配線コンタクトホール2
1Bを形成する。
【0121】次に、層間絶縁膜20の全面に渡ってアル
ミ配線形成用導体層を形成するのに伴って、アルミ配線
コンタクトホール21Aおよび21B内にもアルミ配線
形成用導体層を埋め込む。このとき、アルミ配線コンタ
クトホール21Aおよび21B内には埋め込み層27が
形成されることになる。なお、ここではアルミ配線コン
タクトホール21Aおよび21B内にアルミ配線形成用
導体層を埋め込む例を示したが、これはアルミに限られ
ず、金属など導体層であれば良い。
【0122】そして、写真製版およびエッチングの工程
を経て、メモリセル部および周辺回路部の層間絶縁膜2
0上にアルミ配線22を形成することで、円筒キャパシ
タセルを有する半導体装置を得ることができる。
【0123】ここで、図21(b)〜図25(b)には
示していないが、周辺回路部においてはワード線61
(すなわちゲート電極6)と同一製造プロセスで形成さ
れるTG配線なども形成されており、その形成位置はゲ
ート電極6とほぼ同じ層に形成されている。従って、ス
トレージノードコンタクトホール15とアルミ配線コン
タクトホール21Bとを用いてTG配線とアルミ配線2
2を電気的に接続しても良い。
【0124】すなわち、図23(b)に示す工程におい
て、ストレージノードコンタクトホール15を形成する
際に、層間絶縁膜11および14を貫通しTG配線に達
するビット線コンタクトホール(ストレージノードコン
タクトホール15とほぼ同じ)を同時に形成し、ストレ
ージノードコンタクトホール15内にストレージノード
形成用導体層を埋め込む際に、同時にTG配線に達する
ビット線コンタクトホール内にもストレージノード形成
用導体層を埋め込む。
【0125】そして、図25(b)に示す工程におい
て、層間絶縁膜20を貫通しTG配線に達するビット線
コンタクトホール内の導体層に達するアルミ配線コンタ
クトホール21Bを形成する。
【0126】<C−2.特徴的作用効果>以上説明した
ように、本発明に係る実施の形態3によれば、図25
(b)に示すように、周辺回路部の層間絶縁膜20上の
アルミ配線22と、半導体拡散領域、すなわちN+型ソ
ース・ドレイン領域91および92、P+型ソース・ド
レイン領域81および82との電気的な接続を、層間絶
縁膜11および14を貫通して形成され、内部に埋め込
み層28を有するストレージノードコンタクトホール1
5と、層間絶縁膜20を貫通して形成され、内部に埋め
込み層27を有するアルミ配線コンタクトホール21B
とで行う。従って、周辺回路部におけるアルミ配線コン
タクトホール21Bの深さが、メモリセル部におけるア
ルミ配線コンタクトホール21Aの深さよりも大幅に深
くなることが防止され、深さの違いに起因して、セルプ
レート電極19がオーバーエッチングされるという事態
を防止することができる。
【0127】また、周辺回路部におけるアルミ配線コン
タクトホール21Bのアスペクト比を小さくすることが
でき、導体層をプロセス的に安定して埋め込むことがで
き、アルミ配線と半導体拡散領域とを電気的に安定して
接続することができる。
【0128】<D.実施の形態4> <D−1.製造工程>本発明に係る実施の形態4とし
て、図26(a)、(b)〜図30(a)、(b)を用
いて円筒キャパシタセルを有する半導体装置の製造方法
を順に説明し、最終工程を示す図30(a)、(b)を
用いて特徴的作用効果について説明する。
【0129】ここで、図26(a)はDRAMのメモリ
セル部を示す部分断面図であり、図26(b)はDRA
Mのメモリセル部の周辺に形成された、センスアンプや
デコーダなどの周辺回路部を示す部分断面図である。
【0130】ここで、図26(a)および図26(b)
に示す工程に至るまでの工程は、本発明に係る実施の形
態1において、図1(a)、(b)〜図4(a)、
(b)を用いて説明した工程と同一であり、図示および
説明は省略する。
【0131】図26(a)および図26(b)に示す工
程において、周辺回路部のN+型ソース・ドレイン領域
91および92、P+型ソース・ドレイン領域81およ
び82の上部の高融点金属シリサイド膜24が残るよう
に高融点金属膜23を除去する。
【0132】次に、図27(a)および図27(b)に
示す工程において、全面に渡って酸化膜を形成し、平坦
化することにより層間絶縁膜11を形成する。
【0133】次に、メモリセル部においてはN型ソース
・ドレイン領域72に達するように、周辺回路部におい
てはN+型ソース・ドレイン領域91および92、P+
ソース・ドレイン領域81および82の上部の高融点金
属シリサイド膜24に達するように、層間絶縁膜11を
貫通するビット線コンタクトホール12を形成する。
【0134】次に、層間絶縁膜11の全面に渡ってビッ
ト線形成用導体層を形成するのに伴って、ビット線コン
タクトホール12内にもビット線形成用導体層を埋め込
む。
【0135】そして、写真製版およびエッチングの工程
を経て、少なくともメモリセル部においてはビット線1
3を形成し、周辺回路部ではビット線コンタクトホール
12内に埋め込み層25が残るようにビット線形成用導
体層を除去する。
【0136】次に、図28(a)および図28(b)に
示す工程において、層間絶縁膜11の全面に渡って酸化
膜を形成し、平坦化することにより層間絶縁膜14を形
成する。
【0137】次に、メモリセル部においてはN型ソース
・ドレイン領域71および73に達するように、層間絶
縁膜11および14を貫通するストレージノードコンタ
クトホール15を形成し、周辺回路部においてはビット
線コンタクトホール12内の埋め込み層25に達するよ
うに層間絶縁膜14を貫通するストレージノードコンタ
クトホール151(第2のストレージノードコンタクト
ホール)を形成する。
【0138】次に、層間絶縁膜14の全面に渡ってスト
レージノード形成用導体層を、例えばN型不純物を高濃
度に導入したN+ポリシリコンで形成するのに伴って、
ストレージノードコンタクトホール15および151内
にもストレージノード形成用導体層を埋め込む。
【0139】そして、全面に渡って絶縁膜を厚く形成
し、写真製版およびエッチングの工程を経て、ストレー
ジノードSNの底部を構成する底面膜16と、底面膜1
6上の絶縁膜のみが残るように、ストレージノード形成
用導体層および厚い絶縁膜を除去する。なお、周辺回路
部ではストレージノードコンタクトホール151内に、
ストレージノード形成用導体層が埋め込み層28(第5
のストレージノード埋め込み層)として残ることにな
る。
【0140】次に、図29(a)および図29(b)に
示す工程において、ストレージノードSNの側壁部を構
成する側面膜17を形成する工程、キャパシタゲート絶
縁膜18を形成する工程、セルプレート電極19を形成
する工程は、本発明に係る実施の形態1において、図8
(a)、(b)および図9(a)、(b)を用いて説明
した工程と同一であり、同一の構成には同一の符号を付
し、重複する説明は省略する。
【0141】次に、図30(a)および図30(b)に
示す工程において、層間絶縁膜20を形成する工程、ア
ルミ配線コンタクトホール21Aおよび21Bを形成す
る工程、層間絶縁膜20上にアルミ配線22を形成する
ことで、円筒キャパシタセルを有する半導体装置を得る
工程は、本発明に係る実施の形態3において、図25
(a)、(b)を用いて説明した工程と同一であり、同
一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略す
る。
【0142】ここで、図26(b)〜図30(b)には
示していないが、周辺回路部においてはワード線61
(すなわちゲート電極6)と同一製造プロセスで形成さ
れるTG配線なども形成されており、その形成位置はゲ
ート電極6とほぼ同じ層に形成されている。従って、ビ
ット線コンタクトホール12、ストレージノードコンタ
クトホール151、アルミ配線コンタクトホール21B
を用いてTG配線とアルミ配線22を電気的に接続して
も良い。
【0143】すなわち、図27(b)に示す工程におい
て、ビット線コンタクトホール12を形成する際に、層
間絶縁膜11を貫通しTG配線に達するビット線コンタ
クトホール(ビット線コンタクトホール12とほぼ同
じ)を同時に形成し、ビット線コンタクトホール12内
にビット線形成用導体層を埋め込む際に、同時にTG配
線に達するビット線コンタクトホール内にもビット線形
成用導体層を埋め込む。
【0144】そして、図28(b)に示す工程におい
て、層間絶縁膜14を貫通し、TG配線に達するビット
線コンタクトホール内の導体層に達するストレージノー
ドコンタクトホール151を形成する。
【0145】そして、図30(b)に示す工程におい
て、層間絶縁膜20を貫通しストレージノードコンタク
トホール151内の導体層に達するアルミ配線コンタク
トホール21Bを形成する。
【0146】また、図26(b)〜図30(b)には示
していないが、周辺回路部においてはビット線13と同
一製造プロセスで形成されるBL配線なども形成されて
おり、その形成位置はビット線13とほぼ同じ層に形成
されている。従って、ストレージノードコンタクトホー
ル151とアルミ配線コンタクトホール21Bとを用い
て、BL配線とアルミ配線22とを電気的に接続しても
良い。
【0147】<D−2.特徴的作用効果>以上説明した
ように、本発明に係る実施の形態4によれば、図30
(b)に示すように、周辺回路部の層間絶縁膜20上の
アルミ配線22と、半導体拡散領域、すなわちN+型ソ
ース・ドレイン領域91および92、P+型ソース・ド
レイン領域81および82との電気的な接続を、層間絶
縁膜11を貫通して形成され、内部に埋め込み層25を
有するビット線コンタクトホール12と、層間絶縁膜1
4を貫通して形成され、内部に埋め込み層28を有する
ストレージノードコンタクトホール151と、層間絶縁
膜20を貫通して形成され、内部に埋め込み層27を有
するアルミ配線コンタクトホール21Bとで行う。従っ
て、周辺回路部におけるアルミ配線コンタクトホール2
1Bの深さが、メモリセル部におけるアルミ配線コンタ
クトホール21Aの深さよりも大幅に深くなることが防
止され、深さの違いに起因して、セルプレート電極19
がオーバーエッチングされるという事態を防止すること
ができる。
【0148】なお、この効果はビット線コンタクトホー
ル12、ストレージノードコンタクトホール151、ア
ルミ配線コンタクトホール21Bを用いて、TG配線と
アルミ配線とを接続する場合においても同様である。
【0149】また、周辺回路部におけるアルミ配線コン
タクトホール21Bのアスペクト比を小さくすることが
でき、導体層をプロセス的に安定して埋め込むことがで
き、アルミ配線と半導体拡散領域とを電気的に安定して
接続することができる。
【0150】<E.実施の形態5> <E−1.製造工程>本発明に係る実施の形態5とし
て、図31(a)、(b)〜図35(a)、(b)を用
いて円筒キャパシタセルを有する半導体装置の製造方法
を順に説明し、最終工程を示す図35(a)、(b)を
用いて特徴的作用効果について説明する。
【0151】ここで、図31(a)はDRAMのメモリ
セル部を示す部分断面図であり、図31(b)はDRA
Mのメモリセル部の周辺に形成された、センスアンプや
デコーダなどの周辺回路部を示す部分断面図である。
【0152】ここで、図31(a)および図31(b)
に示す工程に至るまでの工程は、本発明に係る実施の形
態1において、図1(a)、(b)〜図4(a)、
(b)を用いて説明した工程と同一であり、図示および
説明は省略する。
【0153】図31(a)および図31(b)に示す工
程において、周辺回路部のN+型ソース・ドレイン領域
91および92、P+型ソース・ドレイン領域81およ
び82の上部の高融点金属シリサイド膜24が残るよう
に高融点金属膜23を除去する。
【0154】次に、図32(a)および図32(b)に
示す工程において、全面に渡って酸化膜を形成し、平坦
化することにより層間絶縁膜11を形成する。
【0155】次に、メモリセル部においてはN型ソース
・ドレイン領域71〜73に達するように、周辺回路部
においてはN+型ソース・ドレイン領域91および9
2、P+型ソース・ドレイン領域81および82の上部
の高融点金属シリサイド膜24に達するように、層間絶
縁膜11を貫通するビット線コンタクトホール12を形
成する。
【0156】次に、層間絶縁膜11の全面に渡ってビッ
ト線形成用導体層を形成するのに伴って、ビット線コン
タクトホール12内にもビット線形成用導体層を埋め込
む。
【0157】そして、写真製版およびエッチングの工程
を経て、メモリセル部においてはN型ソース・ドレイン
領域72に達するコンタクトホール12(第1のビット
線コンタクトホール)上にビット線13を形成するとと
もに、N型ソース・ドレイン領域71および73に達す
るコンタクトホール12(第3のビット線コンタクトホ
ール)内に埋め込み層25(第3のビット線埋め込み
層)を形成し、周辺回路部ではビット線コンタクトホー
ル12(第2のビット線コンタクトホール)内に埋め込
み層25(第2のビット線埋め込み層)が残るようにビ
ット線形成用導体層を除去する。
【0158】次に、図33(a)および図33(b)に
示す工程において、層間絶縁膜11の全面に渡って酸化
膜を形成し、平坦化することにより層間絶縁膜14を形
成する。
【0159】次に、メモリセル部においては、N型ソー
ス・ドレイン領域71および73に達するコンタクトホ
ール12内の埋め込み層25に達するように、層間絶縁
膜14を貫通するストレージノードコンタクトホール1
52(第3のストレージノードコンタクトホール)を形
成し、周辺回路部においてはビット線コンタクトホール
12内の埋め込み層25に達するように層間絶縁膜14
を貫通するストレージノードコンタクトホール152
(第4のストレージノードコンタクトホール)を形成す
る。
【0160】次に、層間絶縁膜14の全面に渡ってスト
レージノード形成用導体層を形成するのに伴って、メモ
リセル部および周辺回路部のストレージノードコンタク
トホール152内にもストレージノード形成用導体層を
埋め込む。
【0161】そして、全面に渡って絶縁膜を厚く形成
し、写真製版およびエッチングの工程を経て、ストレー
ジノードSNの底部を構成する底面膜16と、底面膜1
6上の絶縁膜のみが残るように、ストレージノード形成
用導体層および厚い絶縁膜を除去する。なお、メモリセ
ル部および周辺回路部では、ストレージノードコンタク
トホール152内に、ストレージノード形成用導体層が
埋め込み層28(第3および第4のストレージノード埋
め込み層)として残ることになる。
【0162】次に、図34(a)および図34(b)に
示す工程において、ストレージノードSNの側壁部を構
成する側面膜17を形成する工程、キャパシタゲート絶
縁膜18を形成する工程、セルプレート電極19を形成
する工程は、本発明に係る実施の形態1において、図8
(a)、(b)および図9(a)、(b)を用いて説明
した工程と同一であり、同一の構成には同一の符号を付
し、重複する説明は省略する。
【0163】次に、図35(a)および図35(b)に
示す工程において、層間絶縁膜20を形成する工程、ア
ルミ配線コンタクトホール21Aおよび21Bを形成す
る工程、層間絶縁膜20上にアルミ配線22を形成する
ことで、円筒キャパシタセルを有する半導体装置を得る
工程は、本発明に係る実施の形態3において、図25
(a)、(b)を用いて説明した工程と同一であり、同
一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略す
る。
【0164】<E−2.特徴的作用効果>以上説明した
ように、本発明に係る実施の形態5によれば、図35
(b)に示すように、メモリセル部においては、層間絶
縁膜14上のストレージノードSNと、半導体拡散領
域、すなわちN型ソース・ドレイン領域71および73
との電気的な接続を、層間絶縁膜11を貫通して形成さ
れ、内部に埋め込み層25を有するビット線コンタクト
ホール12と、層間絶縁膜14を貫通して形成され、内
部に埋め込み層28を有するストレージノードコンタク
トホール152とで行う。
【0165】また、周辺回路部の層間絶縁膜20上のア
ルミ配線22と、半導体拡散領域、すなわちN+型ソー
ス・ドレイン領域91および92、P+型ソース・ドレ
イン領域81および82との電気的な接続を、層間絶縁
膜11を貫通して形成され、内部に埋め込み層25を有
するビット線コンタクトホール12と、層間絶縁膜14
を貫通して形成され、内部に埋め込み層28を有するス
トレージノードコンタクトホール152と、層間絶縁膜
20を貫通して形成され、内部に埋め込み層27を有す
るアルミ配線コンタクトホール21Bとで行う。従っ
て、メモリセル部におけるストレージノードコンタクト
ホール152と、周辺回路部におけるストレージノード
コンタクトホール152とは同じ深さであり、深さの違
いに起因して、ビット線コンタクトホール12内の埋め
込み層25がオーバーエッチングされるという事態を防
止することができる。
【0166】また、周辺回路部におけるアルミ配線コン
タクトホール21Bの深さが、メモリセル部におけるア
ルミ配線コンタクトホール21Aの深さよりも大幅に深
くなることが防止され、深さの違いに起因して、セルプ
レート電極19がオーバーエッチングされるという事態
を防止することができる。
【0167】また、周辺回路部におけるアルミ配線コン
タクトホール21Bのアスペクト比を小さくすることが
でき、導体層をプロセス的に安定して埋め込むことがで
き、アルミ配線と半導体拡散領域とを電気的に安定して
接続することができる。
【0168】<F.実施の形態の変形例>以上説明した
本発明に係る実施の形態1〜5においては、アルミ配線
コンタクトホール内のアルミ配線とビット線コンタクト
ホール内の埋め込み層との接続、アルミ配線コンタクト
ホール内のアルミ配線とストレージノードコンタクトホ
ール内の埋め込み層との接続、ストレージノードコンタ
クトホール内の埋め込み層とビット線コンタクトホール
内の埋め込み層との接続は、埋め込み層どうしを直接に
接続する、いわゆるボーダーレス構造について説明した
が、これらの接続はボーダーレス構造に限定されない。
【0169】すなわち、下層に位置する埋め込み層の上
部にパッド層を形成し、当該パッドと上層に位置する埋
め込み層とを接続するパッド構造にしても良い。
【0170】以下、図36〜図38を用いてパッド構造
について説明する。図36は実施の形態1の最終工程を
示した図10(b)に対応する図であり、図10(b)
と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説
明は省略する。
【0171】図36において、層間絶縁膜11を貫通し
て形成されたビット線コンタクトホール12内には埋め
込み層25を有し、当該埋め込み層25の上部には、層
間絶縁膜11上に延在するパッド層25Pが形成され、
当該パッド層25Pにアルミ配線コンタクトホール21
B内の埋め込み層27が接続される構成となっている。
なお、埋め込み層25とパッド層25Pは一体で形成さ
れている。
【0172】パッド層25Pは埋め込み層27よりも幅
広く形成されているので、ビット線コンタクトホール1
2およびアルミ配線コンタクトホール21の相対位置が
多少ずれるようなことがあっても、埋め込み層27がパ
ッド層25P上から完全にずれた位置に接続されること
が防止できる。
【0173】図37は実施の形態3の最終工程を示した
図25(b)に対応する図であり、図25(b)と同一
の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省
略する。
【0174】図37において、層間絶縁膜11および1
4を貫通して形成されたストレージノードコンタクトホ
ール15内には埋め込み層28を有し、当該埋め込み層
28の上部には、層間絶縁膜14上に延在するパッド層
28Pが形成され、当該パッド層28Pにアルミ配線コ
ンタクトホール21内の埋め込み層27が接続される構
成となっている。なお、埋め込み層28とパッド層28
Pは一体で形成されている。
【0175】パッド層28Pは埋め込み層27よりも幅
広く形成されているので、ストレージノードコンタクト
ホール15およびアルミ配線コンタクトホール21の相
対位置が多少ずれるようなことがあっても、埋め込み層
27がパッド層28P上から完全にずれた位置に接続さ
れることが防止できる。
【0176】図38は実施の形態4の最終工程を示した
図30(b)に対応する図であり、図30(b)と同一
の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省
略する。
【0177】図38において、層間絶縁膜11を貫通し
て形成されたビット線コンタクトホール12内には埋め
込み層25を有し、当該埋め込み層25の上部には、層
間絶縁膜11上に延在するパッド層25Pが形成され、
パッド層25Pにストレージノードコンタクトホール1
51内の埋め込み層28が接続される構成となってい
る。
【0178】また、層間絶縁膜14を貫通して形成され
たストレージノードコンタクトホール15内には埋め込
み層28を有し、当該埋め込み層28の上部には、層間
絶縁膜14上に延在するパッド層28Pが形成され、当
該パッド層28Pにアルミ配線コンタクトホール21内
の埋め込み層27が接続される構成となっている。
【0179】パッド層25Pは埋め込み層28よりも幅
広く形成されているので、ビット線コンタクトホール1
2およびストレージノードコンタクトホール151の相
対位置が多少ずれるようなことがあっても、埋め込み層
28がパッド層25P上から完全にずれた位置に接続さ
れることが防止でき、また、パッド層28Pは埋め込み
層27よりも幅広く形成されているので、ストレージノ
ードコンタクトホール15およびアルミ配線コンタクト
ホール21の相対位置が多少ずれるようなことがあって
も、埋め込み層27がパッド層28P上から完全にずれ
た位置に接続されることが防止できる。
【0180】また、以上説明した本発明に係る実施の形
態1〜5においては、ビット線12ビット線コンタクト
ホール内の埋め込み層25、ストレージノードSN、ス
トレージノードコンタクトホール内の埋め込み層28
を、N型不純物を高濃度に導入したN+ポリシリコンで
形成する構成について説明したが、これらは導体で形成
されていれば良く、金属層でも良く、P型不純物を高濃
度に導入したP+ポリシリコンで形成しても良い。
【0181】
【発明の効果】本発明に係る請求項1記載の半導体装置
によれば、第1および第2の半導体領域と金属配線層と
の電気的な接続を、第2の金属配線コンタクトホールと
第2の接続手段とによって行うことで、第2の金属配線
コンタクトホールを第1の金属配線コンタクトホールと
略同じ深さにすることができ、深さの違いに起因する不
具合、例えば、第2の金属配線コンタクトホールが第1
の金属配線コンタクトホールより深い場合に、プレート
電極がオーバーエッチングされるという事態を防止する
ことができる。また、第2の金属配線コンタクトホール
のアスペクト比が小さくなるので、金属配線層をプロセ
ス的に安定して埋め込むことができ、金属配線層と第1
および第2の半導体領域とを電気的に安定して接続する
ことができる。
【0182】本発明に係る請求項2記載の半導体装置に
よれば、第2の接続手段を、第2のビット線コンタクト
ホールと、その内部に形成された第2のビット線埋め込
み層とで構成することで、データ保持部において第1の
ビット線コンタクトホールを形成する際に第2の接続手
段を同時に形成することが可能となる。
【0183】本発明に係る請求項3記載の半導体装置に
よれば、データ保持部において第1の接続手段を、第1
のストレージノードコンタクトホールと、その内部に形
成された第1のストレージノード埋め込み層とで構成
し、周辺回路部において第2の接続手段を、第2のビッ
ト線コンタクトホールおよびその内部に形成された第2
のビット線埋め込み層と、第1のストレージノードコン
タクトホールと同じ工程で形成された第2のストレージ
ノードコンタクトホールおよびその内部に形成された第
2のストレージノード埋め込み層とで構成することで、
データ保持部において第1のビット線コンタクトホール
を形成し、かつ第1の接続手段を形成することで第2の
接続手段を同時に形成することが可能となる。
【0184】本発明に係る請求項4記載の半導体装置に
よれば、データ保持部において第1の接続手段を、第3
のビット線コンタクトホールおよびその内部に形成され
た第3のビット線埋め込み層と、第3のストレージノー
ドコンタクトホールおよびその内部に形成された第3の
ストレージノード埋め込み層とで構成し、周辺回路部に
おいて第2の接続手段を、第2のビット線コンタクトホ
ールおよびその内部に形成された第2のビット線埋め込
み層と、第4のストレージノードコンタクトホールおよ
びその内部に形成された第4のストレージノード埋め込
み層とで構成することで、第1の接続手段と第2の接続
手段を全く同じ工程で同時に形成することができる。
【0185】本発明に係る請求項5記載の半導体装置に
よれば、第2のビット線埋め込み層が、比較的高濃度の
第1導電型の不純物を含んだポリシリコン層である場合
に、周辺回路部の少なくとも第2の半導体領域上に金属
シリサイド膜を備えるので、第2の半導体領域と第1お
よび第3の埋め込み層の導電型が異なるために電流が流
れないといった問題を防止することができる。また、第
1の半導体領域と第1および第3の埋め込み層との間に
金属シリサイド膜を備える場合には、コンタクト抵抗が
低減して、高速動作が可能となる。また、第1の半導体
領域と第1および第3の埋め込み層との間に金属シリサ
イド膜を備えない場合には、接合部での電流リークを防
止することができる。
【0186】本発明に係る請求項6記載の半導体装置に
よれば、データ保持部において第1の接続手段を、第1
のストレージノードコンタクトホールと、その内部に形
成されたストレージノードと同じ材質の第1のストレー
ジノード埋め込み層とで構成し、周辺回路部において第
2の接続手段を、第5のストレージノードコンタクトホ
ールと、その内部に形成された第5のストレージノード
埋め込み層とで構成することで、第1の接続手段を形成
する際に第2の接続手段を同時に形成することが可能と
なる。
【0187】本発明に係る請求項7記載の半導体装置に
よれば、第5のストレージノード埋め込み層が、比較的
高濃度の第1導電型の不純物を含んだポリシリコン層で
ある場合に、周辺回路部の少なくとも第2の半導体領域
上に金属シリサイド膜を備えるので、第2の半導体領域
と第1および第3の埋め込み層の導電型が異なるために
電流が流れないといった問題を防止することができる。
また、第1の半導体領域と第1および第3の埋め込み層
との間に金属シリサイド膜を備える場合には、コンタク
ト抵抗が低減して、高速動作が可能となる。また、第1
の半導体領域と第1および第3の埋め込み層との間に金
属シリサイド膜を備えない場合には、接合部での電流リ
ークを防止することができる。
【0188】本発明に係る請求項8記載の半導体装置の
製造方法によれば、第2の金属配線コンタクトホールを
第1の金属配線コンタクトホールと略同じ深さにするこ
とができ、深さの違いに起因する不具合、例えば、第2
の金属配線コンタクトホールが第1の金属配線コンタク
トホールより深い場合に、プレート電極がオーバーエッ
チングされるという事態を防止し、た半導体装置の具体
的な製造方法を得ることができる。
【0189】本発明に係る請求項9記載の半導体装置の
製造方法によれば、データ保持部において第1のビット
線コンタクトホールを形成し、その中に第1のビット線
埋め込み層を形成する際に、第2の接続手段を同時に形
成するための具体的な製造方法を得ることができる。
【0190】本発明に係る請求項10記載の半導体装置
の製造方法によれば、データ保持部において第1のビッ
ト線コンタクトホールを形成し、かつ第1の接続手段を
形成することで、第2の接続手段を形成することができ
る。
【0191】本発明に係る請求項11記載の半導体装置
の製造方法によれば、第1の接続手段と第2の接続手段
を全く同じ工程で同時に形成するための具体的な製造方
法を得ることができる。
【0192】本発明に係る請求項12記載の半導体装置
の製造方法によれば、周辺回路部の少なくとも第2の半
導体領域上に金属シリサイド膜を形成するための具体的
な製造方法を得ることができる。
【0193】本発明に係る請求項13記載の半導体装置
の製造方法によれば、第1の接続手段を形成する際に第
2の接続手段を同時に形成するための具体的な製造方法
を得ることができる。
【0194】本発明に係る請求項14記載の半導体装置
の製造方法によれば、周辺回路部の少なくとも第2の半
導体領域上に金属シリサイド膜を形成するための具体的
な製造方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1の製造工程を説明
する断面図である。
【図2】 本発明に係る実施の形態1の製造工程を説明
する断面図である。
【図3】 本発明に係る実施の形態1の製造工程を説明
する断面図である。
【図4】 本発明に係る実施の形態1の製造工程を説明
する断面図である。
【図5】 本発明に係る実施の形態1の製造工程を説明
する断面図である。
【図6】 本発明に係る実施の形態1の製造工程を説明
する断面図である。
【図7】 本発明に係る実施の形態1の製造工程を説明
する断面図である。
【図8】 本発明に係る実施の形態1の製造工程を説明
する断面図である。
【図9】 本発明に係る実施の形態1の製造工程を説明
する断面図である。
【図10】 本発明に係る実施の形態1の製造工程を説
明する断面図である。
【図11】 本発明に係る実施の形態1の構成を説明す
る部分平面図である。
【図12】 本発明に係る実施の形態2の製造工程を説
明する断面図である。
【図13】 本発明に係る実施の形態2の製造工程を説
明する断面図である。
【図14】 本発明に係る実施の形態2の製造工程を説
明する断面図である。
【図15】 本発明に係る実施の形態2の製造工程を説
明する断面図である。
【図16】 本発明に係る実施の形態2の製造工程を説
明する断面図である。
【図17】 本発明に係る実施の形態2の製造工程を説
明する断面図である。
【図18】 本発明に係る実施の形態2の製造工程を説
明する断面図である。
【図19】 本発明に係る実施の形態2の製造工程を説
明する断面図である。
【図20】 本発明に係る実施の形態2の製造工程を説
明する断面図である。
【図21】 本発明に係る実施の形態3の製造工程を説
明する断面図である。
【図22】 本発明に係る実施の形態3の製造工程を説
明する断面図である。
【図23】 本発明に係る実施の形態3の製造工程を説
明する断面図である。
【図24】 本発明に係る実施の形態3の製造工程を説
明する断面図である。
【図25】 本発明に係る実施の形態3の製造工程を説
明する断面図である。
【図26】 本発明に係る実施の形態4の製造工程を説
明する断面図である。
【図27】 本発明に係る実施の形態4の製造工程を説
明する断面図である。
【図28】 本発明に係る実施の形態4の製造工程を説
明する断面図である。
【図29】 本発明に係る実施の形態4の製造工程を説
明する断面図である。
【図30】 本発明に係る実施の形態4の製造工程を説
明する断面図である。
【図31】 本発明に係る実施の形態5の製造工程を説
明する断面図である。
【図32】 本発明に係る実施の形態5の製造工程を説
明する断面図である。
【図33】 本発明に係る実施の形態5の製造工程を説
明する断面図である。
【図34】 本発明に係る実施の形態5の製造工程を説
明する断面図である。
【図35】 本発明に係る実施の形態5の製造工程を説
明する断面図である。
【図36】 本発明に係る実施の形態1の変形例の構成
を説明する断面図である。
【図37】 本発明に係る実施の形態3の変形例の構成
を説明する断面図である。
【図38】 本発明に係る実施の形態4および5の変形
例の構成を説明する断面図である。
【図39】 従来の半導体装置の製造工程を説明する断
面図である。
【図40】 従来の半導体装置の製造工程を説明する断
面図である。
【図41】 従来の半導体装置の製造工程を説明する断
面図である。
【符号の説明】
11,14,20 層間絶縁膜、12 ビット線コンタ
クトホール、15,151 ストレージノードコンタク
トホール、21A,21B アルミ配線コンタクトホー
ル、23 高融点金属膜、24 高融点金属シリサイド
膜、25,27,28 埋め込み層。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷を蓄積する容量素子としてスタック
    トキャパシタを有し、該スタックトキャパシタに電荷を
    蓄積することでデータを保持するデータ保持部と、該デ
    ータ保持部に連動して動作する周辺回路部とを同一の半
    導体基板上に備える半導体装置であって、 前記データ保持部は、 前記半導体基板上に形成された第1の層間絶縁膜の第1
    の部分と、 前記第1の層間絶縁膜の第1の部分上に形成されたビッ
    ト線と前記半導体基板とを電気的に接続するように、前
    記第1の層間絶縁膜の第1の部分を貫通して形成され、
    内部に前記ビット線と同じ材質の第1のビット線埋め込
    み層を有する第1のビット線コンタクトホールと、 前記ビット線を覆うように前記第1の層間絶縁膜の第1
    の部分上に形成された第2の層間絶縁膜の第1の部分
    と、 第2の層間絶縁膜の第1の部分上に形成され、前記スタ
    ックトキャパシタを構成するストレージノードと、 前記ストレージノードの表面を覆うように形成されたキ
    ャパシタゲート絶縁膜と、 少なくとも前記ストレージノードおよび前記キャパシタ
    ゲート絶縁膜を覆うように形成されたプレート電極と、 前記ストレージノードと前記半導体基板とを電気的に接
    続する第1の接続手段と、 前記プレート電極を覆うように前記第2の層間絶縁膜の
    第1の部分上に形成された第3の層間絶縁膜の第1の部
    分と、 前記第3の層間絶縁膜の第1の部分上に形成された第1
    の金属配線層と前記プレート電極とを電気的に接続する
    ように、前記第3の層間絶縁膜の第1の部分を貫通して
    形成され、内部に第1の金属埋め込み層を有する第1の
    金属配線コンタクトホールとを備え、 前記周辺回路部は、 前記半導体基板内に選択的に形成された第1導電型の第
    1の半導体領域および第2導電型の第2の半導体領域
    と、 前記第1〜第3の層間絶縁膜の第2の部分と、 少なくとも前記第3の層間絶縁膜の第2の部分を貫通し
    て形成され、内部に第2の金属埋め込み層を有し、前記
    第2の金属配線層に接続される第2の金属配線コンタク
    トホールと、 前記第2の金属配線コンタクトホール内の前記第2の金
    属埋め込み層と、前記第1および第2の半導体領域とを
    電気的に接続する第2の接続手段とを備え、 前記第2の金属配線コンタクトホールは、 前記第1の金属配線コンタクトホールと同じ工程で形成
    され、前記第1の金属配線コンタクトホールと略同じ深
    さを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の接続手段は、 前記第1および第2の層間絶縁膜の第1の部分を貫通し
    て前記半導体基板に達するように形成された第1のスト
    レージノードコンタクトホールと、その内部に形成され
    た前記ストレージノードと同じ材質の第1のストレージ
    ノード埋め込み層とを有し、 前記第2の接続手段は、 前記第1の層間絶縁膜の第2の部分を貫通して、前記第
    1のビット線コンタクトホールと同じ工程で形成された
    第2のビット線コンタクトホールと、その内部に形成さ
    れた前記ビット線と同じ材質の第2のビット線埋め込み
    層とを有する請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の接続手段は、 前記第1および第2の層間絶縁膜の第1の部分を貫通し
    て前記半導体基板に達するように形成された第1のスト
    レージノードコンタクトホールと、その内部に形成され
    た前記ストレージノードと同じ材質の第1のストレージ
    ノード埋め込み層とを有し、 前記第2の接続手段は、 前記第1の層間絶縁膜の第2の部分を貫通して、前記第
    1のビット線コンタクトホールと同じ工程で形成された
    第2のビット線コンタクトホールと、その内部に形成さ
    れた前記ビット線と同じ材質の第2のビット線埋め込み
    層と、 前記第2の層間絶縁膜の第2の部分を貫通して、前記第
    1のストレージノードコンタクトホールと同じ工程で形
    成された第2のストレージノードコンタクトホールと、
    その内部に形成された前記ストレージノードと同じ材質
    の第2のストレージノード埋め込み層とを有する請求項
    1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の接続手段は、 前記第1の層間絶縁膜の第1の部分を貫通して、前記第
    1のビット線コンタクトホールと同じ工程で形成された
    第3のビット線コンタクトホールと、その内部に形成さ
    れた前記ビット線と同じ材質の第3のビット線埋め込み
    層と、 前記第2の層間絶縁膜の第1の部分を貫通して形成され
    た第3のストレージノードコンタクトホールと、その内
    部に形成された前記ストレージノードと同じ材質の第3
    のストレージノード埋め込み層とを有し、 前記第2の接続手段は、 前記第1の層間絶縁膜の第2の部分を貫通して、前記第
    1のビット線コンタクトホールと同じ工程で形成された
    第2のビット線コンタクトホールと、その内部に形成さ
    れた前記ビット線と同じ材質の第2のビット線埋め込み
    層と、 前記第2の層間絶縁膜の第2の部分を貫通して、前記第
    3のストレージノードコンタクトホールと同じ工程で形
    成された第4のストレージノードコンタクトホールと、
    その内部に形成された前記ストレージノードと同じ材質
    の第4のストレージノード埋め込み層とを有する請求項
    1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 第2のビット線埋め込み層は、比較的高
    濃度の第1導電型の不純物を含んだポリシリコン層であ
    って、 前記周辺回路部は、少なくとも前記第2の半導体領域上
    に設けられた金属シリサイド膜を備える請求項2〜請求
    項4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の接続手段は、 前記第1および第2の層間絶縁膜の第1の部分を貫通し
    て前記半導体基板に達するように形成された第1のスト
    レージノードコンタクトホールと、その内部に形成され
    た前記ストレージノードと同じ材質の第1のストレージ
    ノード埋め込み層とを有し、 前記第2の接続手段は、 前記第1および第2の層間絶縁膜の第2の部分を貫通し
    て、前記第1のストレージノードコンタクトホールと同
    じ工程で形成された第5のストレージノードコンタクト
    ホールと、その内部に形成された前記ストレージノード
    と同じ材質の第5のストレージノード埋め込み層とを有
    する請求項1記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第5のストレージノード埋め込み層
    は、比較的高濃度の第1導電型の不純物を含んだポリシ
    リコン層であって、 前記周辺回路部は、少なくとも前記第2の半導体領域上
    に設けられた金属シリサイド膜を備える請求項6記載の
    半導体装置。
  8. 【請求項8】 電荷を蓄積する容量素子としてスタック
    トキャパシタを有し、該スタックトキャパシタに電荷を
    蓄積することでデータを保持するデータ保持部と、該デ
    ータ保持部に連動して動作する周辺回路部とを同一の半
    導体基板上に備える半導体装置の製造方法であって、 (a)前記半導体基板上の前記データ保持部および前記周
    辺回路部に、第1の層間絶縁膜の第1の部分および第2
    の部分を形成する工程と、 (b)前記データ保持部において、前記第1の層間絶縁膜
    の第1の部分を貫通して前記半導体基板上に達する第1
    のビット線コンタクトホールを形成した後、前記第1の
    層間絶縁膜の第1の部分上にビット線を形成するととも
    に、前記第1のビット線コンタクトホール内に前記ビッ
    ト線と同じ材質の第1のビット線埋め込み層を形成し
    て、前記ビット線と前記半導体基板とを電気的に接続す
    る工程と、 (c)前記第1の層間絶縁膜の第1の部分上に第2の層間
    絶縁膜の第1の部分を形成し、第2の層間絶縁膜の第1
    の部分上に前記スタックトキャパシタを構成するストレ
    ージノードを形成するとともに、前記ストレージノード
    と前記半導体基板とを電気的に接続する第1の接続手段
    を形成する工程と、 (d)前記ストレージノードの表面を覆うようにキャパシ
    タゲート絶縁膜を形成した後、少なくとも前記ストレー
    ジノードおよび前記キャパシタゲート絶縁膜を覆うよう
    にプレート電極を形成する工程と、 (e)前記プレート電極を覆うように前記第2の層間絶縁
    膜の第1の部分上に第3の層間絶縁膜の第1の部分を形
    成し、該第3の層間絶縁膜の第1の部分を貫通して前記
    プレート電極に達する第1の金属配線コンタクトホール
    を形成した後、前記第3の層間絶縁膜の第1の部分上に
    第1の金属配線を形成するとともに、前記第1の金属配
    線コンタクトホール内に第1の金属埋め込み層を形成し
    て、前記金属配線と前記プレート電極とを電気的に接続
    する工程と、 (f)前記周辺回路部において、第2の層間絶縁膜の第2
    の部分および第3の層間絶縁膜の第2の部分を形成する
    工程と、 (g)前記周辺回路部において、前記半導体基板内に選択
    的に形成された第1導電型の第1の半導体領域および第
    2導電型の第2の半導体領域に接続される第2の接続手
    段を形成する工程と、 (h)少なくとも前記第3の層間絶縁膜の第2の部分を貫
    通し、前記第2の接続手段に達する第2の金属配線コン
    タクトホールを形成し、前記第3の層間絶縁膜の第2の
    部分上に第2の金属配線層を形成するとともに、前記第
    2の金属配線コンタクトホール内に、第2の金属埋め込
    み層を形成して、前記第2の接続手段に接続すること
    で、前記第2の金属配線層と前記第1および第2の半導
    体領域とを電気的に接続する工程とを備え、 前記第2の金属配線コンタクトホールは、前記第1の金
    属配線コンタクトホールと略同じ深さを有するように、
    前記第1の金属配線コンタクトホールと同じ工程で形成
    されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記工程(c)の前記第1の接続手段を形
    成する工程は、 前記ストレージノードの形成に先だって、前記第1およ
    び第2の層間絶縁膜の第1の部分を貫通して前記半導体
    基板に達するように第1のストレージノードコンタクト
    ホールを形成し、前記第2の層間絶縁膜の第1の部分上
    に前記ストレージノードを形成するとともに、前記第1
    のストレージノードコンタクトホール内に前記ストレー
    ジノードと同じ材質の第1のストレージノード埋め込み
    層を形成する工程を含み、 前記工程(g)の前記第2の接続手段を形成する工程は、 前記データ保持部において前記第1のビット線コンタク
    トホールを形成すると同時に、前記周辺回路部において
    も前記第1の層間絶縁膜の第2の部分を貫通して前記第
    1および第2の半導体領域に達する第2のビット線コン
    タクトホールを形成し、 前記データ保持部において前記第1のビット線埋め込み
    層を形成すると同時に、前記周辺回路部においても前記
    第2のビット線コンタクトホール内に、前記ビット線と
    同じ材質の第2のビット線埋め込み層を形成する工程を
    含む請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記工程(c)の前記第1の接続手段を
    形成する工程は、 前記ストレージノードの形成に先だって、前記第1およ
    び第2の層間絶縁膜の第1の部分を貫通して前記半導体
    基板に達するように第1のストレージノードコンタクト
    ホールを形成し、前記第2の層間絶縁膜の第1の部分上
    に前記ストレージノードを形成するとともに、前記第1
    のストレージノードコンタクトホール内に前記ストレー
    ジノードと同じ材質の第1のストレージノード埋め込み
    層を形成する工程を含み、 前記工程(g)の前記第2の接続手段を形成する工程は、 前記データ保持部において、前記第1のビット線コンタ
    クトホールを形成すると同時に、前記周辺回路部におい
    ても前記第1の層間絶縁膜の第2の部分を貫通して前記
    第1および第2の半導体領域に達する第2のビット線コ
    ンタクトホールを形成し、 前記データ保持部において前記第1のビット線埋め込み
    層を形成すると同時に、前記周辺回路部においても前記
    第2のビット線コンタクトホール内に、前記ビット線と
    同じ材質の第2のビット線埋め込み層を形成し、 前記データ保持部において前記第1のストレージノード
    コンタクトホールを形成すると同時に、前記周辺回路部
    においても前記第2の層間絶縁膜の第2の部分を貫通し
    て前記第2のビット線コンタクトホール内の前記第2の
    ビット線の埋め込み層に達する第2のストレージノード
    コンタクトホールを形成し、 前記データ保持部において前記第1のストレージノード
    埋め込み層を形成すると同時に、前記周辺回路部におい
    ても前記第2のストレージノードコンタクトホール内に
    第2のストレージノード埋め込み層を形成する工程を含
    む請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記工程(c)の前記第1の接続手段を
    形成する工程は、 前記第1のビット線コンタクトホールを形成すると同時
    に、前記第1の層間絶縁膜の第1の部分を貫通して前記
    半導体基板に達する第3のビット線コンタクトホールを
    形成し、 前記第1のビット線埋め込み層を形成すると同時に、第
    3のビット線コンタクトホール内にも前記ビット線と同
    じ材質の第3のビット線埋め込み層を形成し、 前記ストレージノードの形成に先だって、前記第2の層
    間絶縁膜の第1の部分を貫通して第3のビット線コンタ
    クトホール内の前記第3のビット線埋め込み層に達する
    ように第3のストレージノードコンタクトホールを形成
    し、 前記第2の層間絶縁膜の第1の部分上に前記ストレージ
    ノードを形成するとともに、前記第3のストレージノー
    ドコンタクトホール内に前記ストレージノードと同じ材
    質の第3のストレージノード埋め込み層を形成する工程
    を含み、 前記工程(g)の前記第2の接続手段を形成する工程は、 前記データ保持部において、前記第1のビット線コンタ
    クトホールを形成すると同時に、前記周辺回路部におい
    ても前記第1の層間絶縁膜の第2の部分を貫通して前記
    第1および第2の半導体領域に達する第2のビット線コ
    ンタクトホールを形成し、 前記データ保持部において前記第1のビット線埋め込み
    層を形成すると同時に、前記周辺回路部においても前記
    第2のビット線コンタクトホール内に、前記ビット線と
    同じ材質の第2のビット線埋め込み層を形成し、 前記データ保持部において前記第3のストレージノード
    コンタクトホールを形成すると同時に、前記周辺回路部
    においても前記第2の層間絶縁膜の第2の部分を貫通し
    て前記第2のビット線コンタクトホール内の前記第2の
    ビット線埋め込み層に達する前記第4のストレージノー
    ドコンタクトホールを形成し、 前記データ保持部において前記第3のストレージノード
    埋め込み層を形成すると同時に、前記周辺回路部におい
    ても前記第4のコンタクトホール内に前記ストレージノ
    ードと同じ材質の第4のストレージノード埋め込み層を
    形成する工程を含む請求項8記載の半導体装置の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 前記第2のビット線埋め込み層は、比
    較的高濃度の第1導電型の不純物を含んだポリシリコン
    層で形成され、 前記工程(a)において、前記第1の層間絶縁膜の第1の
    部分を形成するのに先だって、少なくとも前記第2の半
    導体領域上に所定の金属膜を形成した後、ランプ加熱を
    行うことで、前記所定の金属膜をシリサイド化すること
    で、少なくとも前記第2の半導体領域上に金属シリサイ
    ド膜を形成する工程を含む請求項9〜請求項11のいず
    れかに記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記工程(c)の前記第1の接続手段を
    形成する工程は、 前記ストレージノードの形成に先だって、前記第1およ
    び第2の層間絶縁膜の第1の部分を貫通して前記半導体
    基板に達するように第1のストレージノードコンタクト
    ホールを形成し、前記第2の層間絶縁膜の第1の部分上
    に前記ストレージノードを形成するとともに、前記第1
    のストレージノードコンタクトホール内に前記ストレー
    ジノードと同じ材質の第1のストレージノード埋め込み
    層を形成する工程を含み、 前記工程(h)の前記第2の接続手段を形成する工程は、 前記データ保持部において前記第1のストレージノード
    コンタクトホールを形成すると同時に、前記周辺回路部
    においても前記第1および第2の層間絶縁膜の第2の部
    分を貫通して前記第1および第2の半導体領域に達する
    第5のストレージノードコンタクトホールを形成し、 前記データ保持部において前記第1のストレージノード
    埋め込み層を形成すると同時に、前記周辺回路部におい
    ても前記第5のストレージノードコンタクトホール内
    に、前記ストレージノードと同じ材質の第5のストレー
    ジノード埋め込み層を形成する工程を含む請求項8記載
    の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第5のストレージノード埋め込み
    層は、比較的高濃度の第1導電型の不純物を含んだポリ
    シリコン層で形成され、 前記工程(a)において、前記第1の層間絶縁膜の第1の
    部分を形成するのに先だって、少なくとも前記第2の半
    導体領域上に所定の金属膜を形成した後、ランプ加熱を
    行うことで、前記所定の金属膜をシリサイド化すること
    で、少なくとも前記第2の半導体領域上に金属シリサイ
    ド膜を形成する工程を含む請求項13記載の半導体装置
    の製造方法。
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