JP6813406B2 - 門型工作機械 - Google Patents

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    • B24B41/02Frames; Beds; Carriages

Description

本発明は、コラムを備える門型工作機械に関する。
門型工作機械は、左右一対のコラムにより両端部が支持されたクロスレールと、クロスレールに支持された主軸頭を備えている。
このような門型工作機械は、クロスレール及び主軸頭の重量に耐久し、なおかつ、撓みにより主軸頭の加工精度に影響を及ぼさないように、左右のコラムの剛性高める必要がある。
従来の門型工作機械は、左右のコラムの中空内部において斜め方向に凸条のリブを設けてその剛性を高めていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−286734号公報
上記従来の門型工作機械は、リブがクロスレールの長手方向に傾斜して形成されているので、クロスレールの長手方向に対する荷重に対して高い剛性を得ることができる。
しかしながら、クロスレールが主軸頭を支持する構造の場合、クロスレールに対して主軸頭側となる方向への荷重が生じ易く、上記従来の門型工作機械が、同方向への荷重に対する剛性が不充分だった。このため、クロスレールに対して主軸頭側に左右のコラムが撓み、加工精度の低下が生じる可能性があった。
本発明は、コラムの撓みを抑制し、加工精度の高い門型工作機械を提供することを目的とする。
本発明に係る門型工作機械は、
天板部と底板部とを備える第一のコラム及び第二のコラムと、
前記第一のコラム及び前記第二のコラムに支持されたクロスレールと、
前記クロスレールに支持された主軸頭とを備え、
前記クロスレールに対する前記主軸頭側を前とする場合に、前記第一のコラム及び前記第二のコラムのそれぞれの前記底板部の後端部と前記天板部の前端部とを連結するように、前記クロスレールに対する前記主軸頭側に傾斜した筋違が設けられている構成とした。
また、他の本発明に係る門型工作機械は、
第一のコラム及び第二のコラムと、
前記第一のコラム及び前記第二のコラムに支持されたクロスレールと、
前記クロスレールに支持された主軸頭とを備え、
前記第一のコラム及び前記第二のコラムのそれぞれに、上方に向かうにつれて前記クロスレールに対する前記主軸頭側に傾斜した筋違が設けられており、
前記第一のコラム及び前記第二のコラムは、いずれも、前記筋違に対して前記クロスレールに対する前記主軸頭側に設けられた第一の支柱と、前記筋違に対して前記クロスレールに対する前記主軸頭側とは反対側に設けられた第二の支柱とを備え、
前記第一の支柱は、前記第二の支柱よりも剛性が高くなるように形成されている構成とした。
また、他の本発明に係る門型工作機械は、
第一のコラム及び第二のコラムと、
前記第一のコラム及び前記第二のコラムに支持されたクロスレールと、
前記クロスレールに支持された主軸頭とを備え、
前記第一のコラム及び前記第二のコラムのそれぞれに、上方に向かうにつれて前記クロスレールに対する前記主軸頭側に傾斜した筋違が設けられており、
前記主軸頭における、前記クロスレールの長手方向の一方の端部側に工具が配置され、
前記クロスレールの長手方向の他方の端部側に位置する前記第二のコラムが、前記第一のコラムよりも剛性が高くなるように形成されている構成とした。
本発明によれば、コラムの撓みを抑制し、加工精度の高い門型工作機械を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る門型工作機械を示す斜視図である。 図2(A)は第一のコラム又は第二のコラムの斜視図、図2(B)は図2(A)のW−W線に沿った断面図である。 第一のコラム又は第二のコラムの筋違の向きと主軸頭の位置関係を説明する門型工作機械の側面図である。 門型工作機械の加工装置が異なる例を示す斜視図である。
[門型工作機械の概要]
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る門型工作機械1を示す斜視図である。図中、X軸方向及びY軸方向はいずれも水平であって互いに直交し、Z軸方向はX軸方向及びY軸方向に直交する鉛直上下方向である。以下の説明では、X軸方向の一方を前、他方を後とし、Y軸方向の一方を左、他方を右とする。
門型工作機械1は、ワークの一面を研削するいわゆる研削盤であり、基部31a,31b、第一のコラム10、第二のコラム20、クロスレール32、サドル331、主軸頭332、加工装置34、ならびにワークが配置されるテーブル36及びベッド35を備えている。
[ベッド]
ベッド35は、X軸方向に沿った図示しない一対のリニアガイドを備え、テーブル36をX軸方向に沿って移動可能に支持している。また、ベッド35には、テーブル36をX軸方向に沿って搬送する図示しない搬送機構が搭載されている。搬送機構は、動作量を任意に制御可能なモーターを駆動源としており、テーブル36にワーク(加工対象物)を保持してX軸方向に搬送することを可能としている。
また、ベッド35のY軸方向の両側には、一対の基部31a,31bが張り出されるように連結装備されている。右側の基部31aには第一のコラム10が載置装備され、左側の基部31bには第二のコラム20が載置装備されており、各コラム10,20の下端部は、ボルトや溶接等の周知の方法で基部31a,31bに固定されている。
[クロスレール]
第一のコラム10及び第二のコラム20はベッド35を挟んでY軸方向に並んで立設されている。そして、これらコラム10,20の上端部には、ブラケット32a(第二のコラム20側のブラケットは図示略)を介して、クロスレール32がY軸方向に向けられた状態で固定支持されている。そして、各コラム10,20の上端部は、ボルトや溶接等の周知の方法でクロスレール32に固定されている。
クロスレール32は、Y軸方向に長尺であって、その前面側において、図示しないリニアガイドを介してサドル331をY軸方向に移動可能に支持している。
また、クロスレール32には、サドル331をY軸方向に沿って移動位置決めする図示しない搬送機構が搭載されている。この搬送機構も、動作量を任意に制御可能なモーターを駆動源としており、サドル331をY軸方向に沿って任意に移動位置決めすることができる。
サドル331は、主軸頭332を支持し、主軸頭332は、加工装置34を支持している。一方、クロスレール32によるサドル331のY軸方向の移動制御と、ベッド35によるワークのX軸方向の移動制御とは協働して行われる。これにより、ワークに対して加工装置34を相対的にX−Y平面の任意の位置に移動位置決めすることができ、ワークの全面又はいずれの位置にも研削加工を行うことができる。
[主軸頭及びサドル]
主軸頭332は、サドル331を介してクロスレール32によってY軸方向に移動可能に支持され、サドル331によりZ軸方向に沿って昇降可能に支持されている。また、主軸頭332は、下端部に加工装置34を支持している。
サドル331は、主軸頭332をZ軸方向に沿って昇降させる役割を担うものである。
このため、サドル331は、図示しないリニアガイドにより主軸頭332をZ軸方向に沿って移動可能に支持している。そして、サドル331には、主軸頭332をZ軸方向に沿って移動位置決めする図示しない搬送機構が搭載されている。この搬送機構も、動作量を任意に制御可能なモーターを駆動源としており、主軸頭332をZ軸方向に沿って任意に移動位置決めすることができる。
[加工装置]
加工装置34は、主軸頭332の下端部に保持されている。
この加工装置34は、工具として、Y軸回りに回転駆動される円板状又は円筒状の砥石34aを有する研削装置である。砥石34aは、主軸頭332の下端部の右端に配置されている。この砥石34aは、回転によりその外周をワークに摺接させて研削を行う。
[第一及び第二のコラム]
図2(A)は第一又は第二のコラム10,20の斜視図、図2(B)は図2(A)のW−W線に沿った断面図である。
なお、第一のコラム10と第二のコラム20とは、Y軸方向の幅が異なる点を除いて同一構造なので、これらの同一構成部分については、図2(A)及び図2(B)に基づいて一緒に説明する。なお、図2(A)及び図2(B)では説明の簡略化のために、第一のコラム10と第二のコラム20のY軸方向の幅が同一で示されているが上述したように実際には第二のコラム20の方がY軸方向の幅が広い。
第一及び第二のコラム10,20は、鋼材などの金属から一体的に鋳造された内部中空の支柱であり、Y軸方向から見て略台形状を呈している。
第一及び第二のコラム10,20は、天板部11,21と、底板部12,22と、第一の支柱13,23と、第二の支柱14,24と、筋違15,25とを備えている。
天板部11,21と底板部12,22は、いずれもX軸方向に長尺な矩形板状であり、天板部11,21よりも底板部12,22の方が長い。また、天板部11,21と底板部12,22には、軽量化のために矩形の開口が形成されている。
第一の支柱13,23は、天板部11,21の前端部と底板部12,22の前端部とを連結しており、上方に向かうにつれて幾分後方に傾斜している。また、第一の支柱13,23は、溝形鋼に近似した構造である。即ち、第一の支柱13,23は、Y軸方向の両端部に全長に渡って後方に向かって立設されたフランジ131,231が形成され、断面コ字状となっている。
第二の支柱14,24は、天板部11,21の後端部と底板部12,22の後端部とを連結しており、Z軸方向に沿って形成されている。また、第二の支柱14,24は、溝形鋼に近似した構造である。即ち、第二の支柱14,24は、Y軸方向の両端部に全長に渡って前方に向かって立設されたフランジ141,241が形成され、断面コ字状となっている。
また、前述したように、クロスレール32に対してサドル331及び主軸頭332は前側に装備されている。このため、第一及び第二のコラム10,20に対するクロスレール32の支持荷重は前側に大きくなる。このため、第一の支柱13,23は、第二の支柱14,24に比べて長手方向の圧縮荷重に対する剛性が高くなる構造が採られている。具体的には、第一の支柱13,23のフランジ131,231の幅(支柱の長手方向に直交する方向の幅)が第二の支柱14,24のフランジ141,241よりも広くなっている。
なお、第一の支柱13,23を第二の支柱14,24よりも長手方向の圧縮荷重に対する剛性を高める構造はこれに限定されず、他の構造を採っても良い。例えば、第一の支柱13,23の壁面厚さやフランジ131,231の厚さを厚くしても良いし、第一の支柱13,23に上下に沿ったリブを設けても良いし、第一の支柱13,23に補強材を取り付けても良い。
筋違15,25は、天板部11,21の前端部と底板部12,22の後端部とを連結するように、上方に向かうにつれて前方に傾斜している。また、筋違15,25は、H形鋼に近似した構造である。即ち、筋違15,25は、Y軸方向の両端部に全長に渡って前後両方向に向かって立設されたフランジ151,251が形成されている。
また、前述したように、加工装置34は、砥石34aが主軸頭332の下端部の右端に配置されている。このため、研削時に砥石34aに対して主軸頭332全体が左方に位置した状態となるので、左方に位置する第二のコラム20の方が第一のコラム10よりも荷重が大きくなる場合が多い。
従って、第二のコラム20は、第一のコラム10に比べて上下の圧縮方向の剛性が高くなる構造が採られている。具体的には、第二のコラム20のY軸方向幅が第一のコラム10よりも広くなっている。
なお、第二のコラム20を第一のコラム10よりも上下の圧縮方向の剛性を高める構造はこれに限定されず、他の構造を採っても良い。例えば、第一のコラム10に比して、第二のコラム20の各支柱23,24又は筋違25の壁面厚さやフランジ231,241,251の厚さを厚くしても良いし、各支柱23,24又は筋違25に上下に沿ったリブを設けても良いし、第二のコラム20の各支柱23,24又は筋違25やフランジ231,241,251に補強材を取り付けても良い。
[第一及び第二のコラムの筋違と主軸頭との関係]
図3は第一及び第二のコラム10,20の筋違15,25と主軸頭332との関係を示す門型工作機械1の右側面図である。
前述したように、第一及び第二のコラム10,20の筋違15,25は、上方に向かうにつれて前方に傾斜している。そして、門型工作機械1をクロスレール32の長手方向(Y軸方向)から見た場合に、筋違15,25の長手方向に沿ったその延長線eに交差するように主軸頭332が配置されている。筋違15,25の延長線eは、フランジ151,251の幅方向の中心位置を通過する。
また、主軸頭332は、サドル331に対して上下動を行う。図3において、実線の主軸頭332は、上下動の上限位置を示し、二点鎖線の主軸頭332は、上下動の下限位置を示している。
図3に示すように、主軸頭332が上限位置から下限位置の範囲で昇降を行った場合でも、主軸頭332は、筋違15,25の延長線eに交差する配置となっている。
[発明の実施形態の技術的効果]
門型工作機械1では、第一のコラム10及び第二のコラム20のそれぞれに、上方に向かうにつれてクロスレール32に対する主軸頭332側(前側)に傾斜した筋違15,25が設けられている。
クロスレール32に対して主軸頭332が前側に支持されている場合、各コラム10,20に対する支持荷重は前側が大きくなるが、このような荷重に対して上記方向に傾斜した筋違15,25は高い剛性を示す。
このため、各コラム10,20の材料使用量を減らして装置の軽量化を図った場合でも、高い剛性を得ることができ、各コラム10,20の撓みを抑制することが可能となる。
そして、これにより、主軸頭332の傾斜の発生を低減し、加工装置34の砥石34aを適正な向きでワークに当てることができるので、加工精度の向上を図ることが可能となる。
なお、上記筋違15,25を有するコラム10,20は、例えば、内部中空の箱状であって、内部に上下方向に沿った凸条のリブ(補強構造)を設けた一般的なコラムと比較した場合、材料使用量を半分程度に低減(およそ半分に軽量化)した場合でも、一般的なコラムと同程度の剛性を得ることができる。
また、門型工作機械1は、第一のコラム10及び第二のコラム20の前側の第一の支柱13,23が第二の支柱14,24よりも剛性が高くなるように形成されている。
第一のコラム10及び第二のコラム20について、クロスレール32に対する主軸頭332側の剛性を高めることができ、各コラム10,20の撓みを低減して加工精度のさらなる向上を図ることが可能となる。
また、第一のコラム10及び第二のコラム20の筋違15,25は、いずれも、断面H形に形成されているので、筋違15,25を軽量化しつつ剛性を高めることができ、門型工作機械1の剛性を維持しつつも装置全体のさらなる軽量化を実現することが可能となる。
また、門型工作機械1では、主軸頭332のY軸方向における砥石34aの配置に対応して、砥石34aの配置と逆側の第二のコラム20が第一のコラム10よりも剛性が高くなるように形成されている。
主軸頭332のY軸方向について砥石34aを片側(右側)に配置した場合、主軸頭332のほぼ全体が常に砥石34aの左側に位置しているので、加工動作において、左側に配置された第二のコラム20の支持荷重が大きくなる場合が多い。このため、第二のコラム20の剛性を第一のコラム10よりも高くすることで、加工動作中の傾きを低減し、装置の加工精度のさらなる向上を図ることが可能となる。
また、第二のコラム20の支持荷重が大きくなる場合でも、耐荷重を高めて耐久性の向上を図ることが可能となる。
また、門型工作機械1では、Y軸方向から見て、第一のコラム10及び第二のコラム20の筋違15,25の延長線e上に交差するように主軸頭332が配置されている。
このような配置の場合、クロスレール32に対する主軸頭332の配置に起因する支持荷重に対して、第一のコラム10及び第二のコラム20の筋違15,25は、より効果的に高い剛性を示す。
さらに、主軸頭332が上下の可動範囲内のいずれに位置する場合でも、主軸頭332が筋違15,25の延長線e上に交差する配置を維持する構成としている。この場合、加工の際に加工装置34が昇降を行っても、常に高い剛性で支持することができる。
このため、加工装置34の昇降動作の影響を抑え、高精度で加工作業を行うことが可能となる。
[その他]
上記発明の実施形態では、門型工作機械1として、砥石34aを有する加工装置34を備える研削盤を例示したが、門型であれば、加工装置の加工の種別に制限はない。
例えば、図4に示すように、主軸頭332がエンドミルやフライスヘッド等の工具34Aaを備える加工装置34Aを支持する切削盤のような門型工作機械1Aに第一及び第二のコラム10,20を適用しても良い。
また、図1に示す加工装置34のように砥石34aの回転軸が水平である研削盤に限らず、回転軸が他の方向を向いた門型工作機械や回転軸の向きが可変制御可能な門型工作機械にも第一及び第二のコラム10,20を適用しても良い。
また、第一のコラム10及び第二のコラム20は、いずれも、左右の側面が開口しているが、開口のない平板状に形成しても良い。また、開口を閉塞する板材を接合しても良いし、カバーを設けてもよい。
1,1A 門型工作機械
10 第一のコラム
20 第二のコラム
11,21 天板部
12,22 底板部
13,23 第一の支柱
14,24 第二の支柱
15,25 筋違
32 クロスレール
331 サドル
332 主軸頭
34,34A 加工装置
34Aa 砥石(工具)
131,141,151,231,241,251 フランジ
e 延長線

Claims (7)

  1. 天板部と底板部とを備える第一のコラム及び第二のコラムと、
    前記第一のコラム及び前記第二のコラムに支持されたクロスレールと、
    前記クロスレールに支持された主軸頭とを備え、
    前記クロスレールに対する前記主軸頭側を前とする場合に、前記第一のコラム及び前記第二のコラムのそれぞれの前記底板部の後端部と前記天板部の前端部とを連結するように、前記クロスレールに対する前記主軸頭側に傾斜した筋違が設けられている門型工作機械。
  2. 第一のコラム及び第二のコラムと、
    前記第一のコラム及び前記第二のコラムに支持されたクロスレールと、
    前記クロスレールに支持された主軸頭とを備え、
    前記第一のコラム及び前記第二のコラムのそれぞれに、上方に向かうにつれて前記クロスレールに対する前記主軸頭側に傾斜した筋違が設けられており、
    前記第一のコラム及び前記第二のコラムは、いずれも、前記筋違に対して前記クロスレールに対する前記主軸頭側に設けられた第一の支柱と、前記筋違に対して前記クロスレールに対する前記主軸頭側とは反対側に設けられた第二の支柱とを備え、
    前記第一の支柱は、前記第二の支柱よりも剛性が高くなるように形成されている門型工作機械。
  3. 第一のコラム及び第二のコラムと、
    前記第一のコラム及び前記第二のコラムに支持されたクロスレールと、
    前記クロスレールに支持された主軸頭とを備え、
    前記第一のコラム及び前記第二のコラムのそれぞれに、上方に向かうにつれて前記クロスレールに対する前記主軸頭側に傾斜した筋違が設けられており、
    前記主軸頭における、前記クロスレールの長手方向の一方の端部側に工具が配置され、
    前記クロスレールの長手方向の他方の端部側に位置する前記第二のコラムが、前記第一のコラムよりも剛性が高くなるように形成されている門型工作機械。
  4. 前記第一のコラム及び前記第二のコラムは、いずれも、前記筋違に対して前記クロスレールに対する前記主軸頭側に設けられた第一の支柱と、前記筋違に対して前記クロスレールに対する前記主軸頭側とは反対側に設けられた第二の支柱とを備え、
    前記第一の支柱は、前記第二の支柱よりも剛性が高くなるように形成されている請求項1に記載の門型工作機械。
  5. 前記主軸頭における、前記クロスレールの長手方向の一方の端部側に工具が配置され、
    前記クロスレールの長手方向の他方の端部側に位置する前記第二のコラムが、前記第一のコラムよりも剛性が高くなるように形成されている請求項1,2又は4に記載の門型工作機械。
  6. 前記筋違は、断面H形である請求項1から5のいずれか一項に記載の門型工作機械。
  7. 前記クロスレールの長手方向から見て、前記第一のコラム及び前記第二のコラムの前記筋違の延長線に交差するように、前記主軸頭が配置されている請求項1から6のいずれか一項に記載の門型工作機械。
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