JPH10189898A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH10189898A
JPH10189898A JP8343351A JP34335196A JPH10189898A JP H10189898 A JPH10189898 A JP H10189898A JP 8343351 A JP8343351 A JP 8343351A JP 34335196 A JP34335196 A JP 34335196A JP H10189898 A JPH10189898 A JP H10189898A
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conductive layer
forming
insulating film
opening
semiconductor device
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JP8343351A
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Inventor
Yasuo Nakatani
康雄 中谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャパシタとトランジスタとの電気的接続が
良好になされる半導体装置とその製造方法とを提供す
る。 【解決手段】 キャパシタの下部電極となるストレージ
ノード7aが、第1ポリシリコン膜7cに形成された開
口部13内を被覆する第2ポリシリコン膜7dを介し
て、コンタクトホール6に埋め込まれたポリシリコン柱
状導電体7bに電気的に接続されている。さらにそのポ
リシリコン膜柱状導電体は、MOSトランジスタTのソ
ース・ドレイン領域4aにコンタクト6aにて電気的に
接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特にダイナミック・ランダム・ア
クセス・メモリ(以下「DRAM」と記す)などの情報
としての電荷を蓄積するキャパシタの形成が容易な半導
体装置とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置はコンピュータなどの
情報機器の目ざましい普及によってその需要が急速に拡
大している。さらに、機能的には大規模な記憶容量を有
し、かつ、高速動作が可能なものが要求されている。こ
れに伴い、半導体装置の高集積化、高速応答性および高
信頼性に関する技術開発が進められている。
【0003】半導体記憶装置のなかで、記憶情報のラン
ダムな入出力が可能なものとして、DRAMがある。一
般に、DRAMは多数の記憶情報を蓄積する記憶領域で
あるメモリセルアレイと、外部との入出力に必要な周辺
回路とから構成されている。
【0004】図11は、一般的なDRAMの構成を示す
ブロック図である。図11を参照して、DRAM150
は、記憶情報のデータ信号を蓄積するためのメモリセル
アレイ151と、単位記憶回路を構成するメモリセルを
選択するためのアドレス信号を外部から受けるためのロ
ウアンドカラムアドレスバッファ152と、そのアドレ
ス信号を解読することによってメモリセルを指定するた
めのロウデコーダ153およびカラムデコーダ154
と、指定されたメモリセルに蓄積された信号を増幅して
読出すセンスリフレッシュアンプ155と、データ入出
力のためのデータインバッファ156およびデータアウ
トバッファ157と、クロック信号を発生するクロック
ジェネレータ158とを含んでいる。半導体チップ上で
大きな面積を占めるメモリセルアレイ151は、単位記
憶情報を蓄積するためのメモリセルが、マトリクス状に
複数個配列されて形成されている。
【0005】図12はメモリセルアレイにおけるメモリ
セルの4ビット分の等価回路を示す。図12を参照し
て、メモリセルはビット線214、MOS(Metal-Oxid
e-Semiconductor )トランジスタ215、このMOSト
ランジスタ215に一方の電極が接続されたキャパシタ
216、ワード線217を含む。情報は電荷としてキャ
パシタ216に蓄積される。図に示した1つのメモリセ
ルは、1個のMOSトランジスタ215と、これに接続
された1個のキャパシタ216とから構成される、いわ
ゆる1トランジスタ1キャパシタ型のメモリセルであ
る。このタイプのメモリセルはその構造が簡単なためメ
モリセルアレイの集積度を向上させることが容易であ
り、大容量を必要とするDRAMに幅広く用いられてい
る。
【0006】ところで、半導体装置の高集積化に伴い、
半導体装置の大部分の領域を占めるメモリセルアレイに
も集積度の向上が求められる。メモリセルアレイを縮小
化するには、メモリセルを構成するキャパシタも縮小化
する必要がある。しかしながら、キャパシタを縮小化す
ることはキャパシタに蓄えられる情報としての電荷量
(1ビットのメモリセルに蓄えられる電荷量)が低下す
ることになる。
【0007】1ビットのメモリセルに蓄えられる電荷量
が一定値より低下した場合、記憶素子としてのDRAM
の動作が不安定になり、信頼性が低下する。したがっ
て、これを防止するために、キャパシタの電極のさらな
る大表面積化が検討されている。
【0008】その一例として、特開平6−310672
号公報に開示された半導体記憶装置とその製造方法につ
いて説明する。
【0009】図13は、同公報に開示されたDRAMの
メモリセルの断面図である。図13を参照して、p型基
板111にはNMOSトランジスタのソースまたはドレ
イン領域である1対のn+ 型拡散層112、113が形
成されている。そのNMOSトランジスタを他のMOS
トランジスタと電気的に分離するためのフィールド酸化
膜119が形成されている。1対のn+ 型拡散層11
2、113によって挟まれたp基板111上に、ゲート
酸化膜を介してポリシリコン膜による埋込ゲート(ワー
ド線)115が形成されている。
【0010】下部キャパシタ電極は、ポリシリコン13
2、133から構成され、ポリシリコン膜133がn+
型拡散層112に電気的に接続されている。ポリシリコ
ン膜133上に、誘電率の大きい薄膜117を介在させ
て上部キャパシタ電極を形成するポリシリコン膜118
が形成されている。キャパシタを含む基板上に絶縁膜1
21が形成されている。n+ 型拡散層113と電気的に
接続されるビット線122が形成されている。
【0011】以上のような構成のメモリセルにおいて
は、キャパシタの下部電極に相当するポリシリコン膜1
33の外周縁部Aと、ポリシリコン膜133の中央付近
に形成された凹部Dの側面とにより、キャパシタ電極の
表面積をさらに増加することができる。これにより、キ
ャパシタの電荷蓄積の容量が確保され、DRAMの動作
の安定化が図られる。
【0012】次に、上述した半導体記憶装置の製造方法
について図を用いて説明する。図14を参照して、p型
基板111上にフィールド酸化膜119、1対のn+
拡散層112、113およびゲート電極をなすワード線
115を形成する。次に、減圧CVD法により、シリコ
ン酸化膜による層間絶縁膜114を約3000Å形成す
る。次に、図15を参照して、層間絶縁膜114上に減
圧CVD法により、シリコン窒化膜131を約500Å
形成する。次に、図16を参照して、シリコン窒化膜1
31上に、減圧CVD法によりポリシリコン膜132を
6000Å形成する。次に、異方性エッチングを施し、
シリコン窒化膜131の表面を露出する中心孔Cを形成
する。
【0013】次に、図17を参照して、常圧CVD法に
より中心孔Cを含むポリシリコン膜132上にシリコン
酸化膜を約3000Å形成する。その後、そのシリコン
酸化膜を全面エッチバックし、中心孔Cの内壁にのみサ
イドウォールスペーサ135を形成する。
【0014】次に、図18を参照して、サイドウォール
スペーサ135およびポリシリコン膜132をマスクと
して、セルフアラインコンタクト法により、コンタクト
ホールDを開口する。その後、図19を参照して、フッ
酸等によるウェットエッチングを施すことにより、シリ
コン窒化膜131を残してサイドウォールスペーサだけ
を除去する。
【0015】次に、図20を参照して、減圧CVD法に
よりポリシリコン膜132上にポリシリコン膜133を
500Å形成する。その後、ポリシリコン膜132、1
33に異方性エッチングを施し、所定形状のキャパシタ
の下部電極116を形成する。
【0016】次に、図13を参照して、ポリシリコン膜
133上に減圧CVD法によりシリコン窒化膜を形成す
る。そのシリコン窒化膜を酸化させて誘電率の大きな薄
膜117を形成する。その薄膜117を覆うように上部
キャパシタ電極となるポリシリコン膜118を形成す
る。そのポリシリコン膜118を覆うように絶縁膜12
1を形成する。絶縁膜121上にビット線122を形成
する。ビット線122はn+ 型拡散層113に電気的に
接続されている。以上の工程により、DRAMのメモリ
セルが完成する。
【0017】上述した製造方法によれば、図18に示す
工程において、サイドウォールスペーサ135とシリコ
ン窒化膜131をマスクとして、セルフアラインコンタ
クト法によりコンタクトホール134が開口されるた
め、コンタクトホール134の位置を最適の位置に形成
できることが開示されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
半導体装置では、さらなる高集積化が要求されている。
そこで、キャパシタの下部電極となるストレージノード
を厚く形成することにより、ストレージノードの側面の
面積を増加させたキャパシタを備えた構造が考えられて
いる。このような厚く形成されたストレージノード(以
下「厚膜ストレージノード」と記す)を有する半導体装
置では、厚膜ストレージノード上に形成される配線と、
厚膜ストレージノード下にあるトランジスタ等の半導体
素子とを電気的に接続するためには、高アスペクト比の
コンタクトホールを開口する必要がある。つまり、コン
タクトホール径とコンタクトホールの深さの比が大きい
コンタクトホールを形成しなければならない。そのた
め、コンタクトホールの形成が困難になるという問題が
ある。たとえば、図13に示すビット線122とn+
拡散層113とを電気的に接続するために、深いコンタ
クトホールを形成しなければならない。
【0019】これを回避するために、ビット線122
は、キャパシタの下方に形成される。このため、シリコ
ン酸化膜114は、ビット線122を埋め込むためにさ
らに厚く形成しなければならない。このような場合、図
18に示す工程において、ポリシリコン膜132の上面
からn+ 型拡散層112表面までの距離がさらに長くな
る。たとえば、コンタクトホール134のコンタクト径
を0.3μmとすると、ポリシリコン膜132の上面か
らn+ 型拡散層112の表面まで開口するには、アスペ
クト比がおよそ6以上のコンタクトホールを形成しなけ
ればならない。そのため、コンタクトホールの形成が非
常に困難となる。
【0020】また、従来の半導体装置の製造方法では以
下に示すような問題点も生じる。図19に示す工程にお
いて、シリコン酸化膜からなるサイドウォールスペーサ
が下地のシリコン窒化膜131を残してウェットエッチ
ングによって除去される際に、シリコン窒化膜131下
のシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜114をエッチン
グすることがある。つまり、形成方法こそ異なるがサイ
ドウォールスペーサと層間絶縁膜114がともにシリコ
ン酸化膜から形成されているため、サイドウォールスペ
ーサのエッチングとともに、層間絶縁膜114も同時に
エッチングされてしまうのである。そのため、シリコン
窒化膜114が庇のようにコンタクトホールの側面に突
き出した状態になることがあった。このような状態で、
図20に示すポリシリコン膜133が形成されると、そ
の庇によってポリシリコン膜133がコンタクトホール
134の内面に良好に被覆されず、ポリシリコン膜13
3とn+ 型拡散層112とが電気的に良好に接続されな
いことがあった。
【0021】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、キャパシタとトランジスタと
の良好な電気的接続を得ることで電気的特性に優れた半
導体装置と、そのようなキャパシタとトランジスタとの
良好な電気的接続を得る半導体装置の製造方法とを提供
することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の局面にお
ける半導体装置は、導電層、絶縁膜、柱状導電体部、下
部電極、および、上部電極を備えている。導電層は、半
導体基板の主表面に形成されている。絶縁膜は、導電層
を含む半導体基板の主表面上に形成されている。柱状導
電体部は、導電層の表面を露出するように絶縁膜に設け
られたコンタクトホールに、そのコンタクトホールの上
端を越えないように導電体を埋込んで形成されている。
下部電極は、第1導電体部と第2導電体部とを含んでい
る。上部電極は、第3導電体部を含んでいる。第1導電
体部は、コンタクトホールの上方を含む絶縁膜上の所定
の領域に形成されるとともに、少なくとも柱状導電体部
の上端表面を露出する開口部を有している。第2導電体
部は、開口部内においてその開口部の側面、絶縁膜の表
面、柱状導電体部の上端表面に形成され、かつ、第1導
電体部の上面に形成され、柱状導電体部と第1導電体部
とを電気的に接続している。第3導電体部は、第2導電
体部の表面上に誘電体膜を介在させて形成されている。
【0023】この構成によれば、第1導電体部と第2導
電体部を含む下部電極は、まず、第1導電体部が第2導
電体部によって柱状導電体部と電気的に接続され、その
柱状導電体部を介して導電層と電気的に接続されてい
る。その導電層に接続される柱状導電層は、絶縁膜のコ
ンタクトホール内に形成されている。第2導電体部は、
第1導電体部に設けられた、少なくとも柱状導電体部の
上端表面を露出する開口部を被覆するように形成されて
いる。このため、開口部の深さは、第1導電体部の厚さ
にほぼ相当する深さであり、開口部を形成する際に、容
易に形成することができる。その結果、下部電極と導電
層との電気的接続が良好な半導体装置を容易に得ること
ができるとともに、半導体装置の電気的特性を向上する
ことができる。
【0024】好ましくは、半導体装置は、第1導電型領
域と、第2導電型の1対の不純物領域と、ゲート電極と
をさらに有している。その第1導電型領域は、半導体基
板の主表面に形成されている。第2導電型の1対の不純
物領域は、第1導電型領域に、所定の間隔を隔てて形成
されている。ゲート電極は、1対の不純物領域によって
挟まれた第1導電型領域上に、ゲート絶縁膜を介在させ
て形成されている。導電層は、1対の不純物領域のうち
の一方の領域を含んでいる。
【0025】この場合、ゲート電極、1対の不純物領域
を含むことで1つのトランジスタが構成される。これに
より、1トランジスタ1キャパシタのメモリセルを構成
することができる。
【0026】また好ましくは、開口部は、第1導電体部
を2つに分離するように形成されている。
【0027】これによれば、半導体装置の高密度化に伴
なって、デザインルールを縮小する必要がある場合、開
口部やコンタクトホールのそれぞれの開口径を保ったま
ま、下部電極の寸法を縮小することができる。つまり、
下部電極の寸法が縮小されて、開口部の開口径の方が相
対的に大きくなり、下部電極が開口部を挟んで2つに分
離されるような構造となっても、下部電極と導電層との
良好な電気的接続を得ることができる。その結果、電気
的特性に優れた高密度の半導体装置が得られる。
【0028】さらに好ましくは、第2導電体部は、その
表面に微細な凹凸を有する。この場合、第2導電体部の
表面積がさらに増大し、より多くの電荷が下部電極と上
部電極との間に蓄積される。その結果、半導体装置の記
憶保持特性等の電気的特性がさらに向上する。
【0029】本発明の第2の局面における半導体装置の
製造方法は、以下の工程を備えている。半導体基板の主
表面に第1導電層を形成する。第1導電層を覆うよう
に、主表面上に絶縁膜を形成する。その絶縁膜に第1導
電層の表面を露出するコンタクトホールを形成する。そ
のコンタクトホール内を含む絶縁膜上の所定の領域に第
2導電層を形成する。第2導電層に、絶縁膜の表面を露
出するとともに、その絶縁膜の表面より下方において、
コンタクトホール内に形成された第2導電層の上端表面
を露出する開口部を形成する。その開口部における開口
部の側面、絶縁膜の表面および第2導電層の上端表面な
らびに第2導電層の上面に、第3導電層を形成する。第
3導電層上に誘電体膜を介在させて第4導電層を形成す
る。
【0030】この構成によれば、絶縁膜上に第2導電層
を形成する際に、コンタクトホール内へも第2導電層が
埋め込まれる。絶縁膜上の第2導電層に設けられたコン
タクトホールに埋め込まれた第2導電層の上端表面を露
出する開口部内を、第3導電層が被覆する。その開口部
に深さは、絶縁膜上の第2導電層の厚さにほぼ相当する
深さでよい。このため、比較的深い開口部を形成する必
要がなく、開口部を容易に形成することができる。絶縁
膜上の第2導電層は、第3導電層を介して絶縁膜に形成
されたコンタクトホール内の第2導電層と電気的に接続
され、そのコンタクトホール内の第2導電層は、第1導
電層と電気的に接続される。その結果、第1導電層と第
2、3導電層との電気的接続が良好な半導体装置を容易
に形成することができる。
【0031】好ましくは、開口部を形成する工程は、第
2導電層を2つに分離するように形成する工程を含む。
【0032】この場合、半導体装置の高密度化に伴な
い、第2導電層の所定の寸法を縮小しても、開口部やコ
ンタクトホールの開口径を縮小することなく開口部が形
成される。つまり、開口部の開口径の方が第2導電層の
所定の寸法よりも相対的に大きくなり、開口部を挟んで
第2導電層が2つに分離される。2つに分離された第2
導電層は第3導電層によって第1導電層と電気的に接続
される。これにより、高密度化が要求される半導体装置
を容易に形成することができる。
【0033】また好ましくは、以下の工程を備えてい
る。半導体基板の主表面に第1導電層を形成する。第1
導電型領域に、所定の間隔を隔てて第2導電型の1対の
不純物領域を形成する。1対の不純物領域によって挟ま
れた第1導電型領域上に、ゲート絶縁膜を介在させてゲ
ート電極を形成する。ゲート電極を覆うように、主表面
上に絶縁膜を形成する。
【0034】この場合、ゲート電極と1対の不純物領域
を形成することにより、1つのトランジスタが形成され
る。その結果、1トランジスタ1キャパシタを備えたメ
モリセルを形成することができる。
【0035】さらに好ましくは、第3導電層を形成する
工程は、表面に微細な凹凸を有するポリシリコン膜を形
成する工程を含む。
【0036】この場合、第3導電層の表面積が増大し、
より多くの電荷を第3導電層と第4導電層との間に蓄積
することができる。その結果、半導体装置の記憶保持特
性等の電気的特性をさらに向上することができる。
【0037】好ましくは、第2導電層を形成する工程
は、リンをドープしたポリシリコン膜を形成する工程を
含む。この場合、第2導電層の電気的抵抗が下がり、半
導体装置の動作特性を向上することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 本発明の実施の形態1に係る半導体装置について図を用
いて説明する。図1は、半導体装置の断面を示した図で
ある。図1を参照して、半導体基板1上に、ゲート絶縁
膜2を介して設けられたゲート電極3と、1対のソース
・ドレイン領域4a、4bとを含むMOSトランジスタ
Tが形成されている。MOSトランジスタTは、分離酸
化膜11によって、他のMOSトランジスタ(図示せ
ず)と電気的に絶縁されている。
【0039】そのMOSトランジスタTを覆うようにシ
リコン酸化膜5が形成されている。シリコン酸化膜5に
は、ソース・ドレイン領域4aの表面を露出するコンタ
クトホール6が形成されている。そのコンタクトホール
6には、ポリシリコン柱状導電体7bが埋込まれてい
る。コンタクト6aにて、ポリシリコン柱状導電体7b
とソース・ドレイン領域4aとが電気的に接続されてい
る。
【0040】シリコン酸化膜5上には、第1ポリシリコ
ン膜7cと第2ポリシリコン膜7dとを含む、ストレー
ジノード7aが形成されている。ストレージノード7a
はキャパシタの下部電極をなす。そのストレージノード
7aは第2ポリシリコン膜7dを介してポリシリコン柱
状導電体7bと電気的に接続されている。なお、このス
トレージノード7aの平面構造は後で説明するが、図9
に示す平面構造を有している。
【0041】ストレージノード7aの表面上に、キャパ
シタ絶縁膜8を介在させてセルプレート9が形成されて
いる。セルプレート9は、キャパシタの上部電極をな
す。そのセルプレート9を覆うように層間絶縁膜10が
形成されている。
【0042】上述した半導体装置では、ストレージノー
ド7aの上面からシリコン酸化膜5表面近傍へ向かって
ストレージノード凹部7eが設けられている。このスト
レージノード凹部7e側面により、キャパシタの電極の
表面積拡大が図られ、キャパシタの電荷蓄積量を確保す
ることができる。なお、第2ポリシリコン膜7dとし
て、表面に微細な凹凸のあるいわゆる粗面ポリシリコン
膜を適用することにより、さらにキャパシタの電荷蓄積
量を確保することができる。
【0043】特に、上述した構造を有するストレージノ
ードが厚膜ストレージノードである場合には、前述した
ように、ビット線をストレージノードの下に形成する必
要がある。このため、ビット線を埋め込むためには、シ
リコン酸化膜5の膜厚をより厚く形成しなければならな
い。このような場合、従来の製造方法では、既に説明し
たように、ストレージノードとソース・ドレイン領域と
を電気的に接続するためのコンタクトホールを開口する
のが困難であった。本構造の半導体装置ではそれを解消
することができる。以下、そのことを製造工程に従って
説明する。
【0044】図2を参照して、p型の半導体基板1上に
LOCOS法等により分離酸化膜11を形成する。その
後、ゲート絶縁膜2を介在させてゲート電極3を形成す
る。その後、ゲート電極3等をマスクとしてイオン注入
を施し、n型の1対のソース・ドレイン領域4a、4b
を形成する。これによりMOSトランジスタTが形成さ
れる。次にそのMOSトランジスタTを覆うように、C
VD法等によりシリコン酸化膜5aを形成する。そのシ
リコン酸化膜5aにソース・ドレイン領域4bの表面を
露出するコンタクトホールを形成する。そのコンタクト
ホールを埋込むようにシリコン酸化膜5a上に、CVD
法等によりポリシリコン膜を形成する。所定の写真製版
を施しポリシリコン膜をエッチングすることによりビッ
ト線16を形成する。ビット線16は、ソース・ドレイ
ン領域4bに電気的に接続される。その後、そのビット
線16を覆うようにシリコン酸化膜5a上に、CVD法
等によりシリコン酸化膜5bを形成する。なお、図2中
では、ビット線16はシリコン酸化膜5に埋込まれるの
で点線で示されている。また、以下に示す工程の図にお
いてはビット線は省略されている。
【0045】次に図3を参照して、シリコン酸化膜5上
に所定の写真製版を施す。そして、シリコン酸化膜5を
異方性エッチングすることにより、ソース・ドレイン領
域4aの表面を露出するコンタクトホール6を開口す
る。コンタクトホール6のコンタクト径を0.3μmと
する。そのコンタクトホール6を埋込むようにCVD法
等によりポリシリコン膜7を約7000Å形成する。ポ
リシリコン膜7はコンタクト6aにて、ソース・ドレイ
ン領域4aと電気的に接続される。
【0046】次に図4を参照して、ポリシリコン膜7上
に所定の写真製版を施し、コンタクトホール6上方に開
口パターンを有するフォトレジスト12を形成する。な
お、開口の径を0.5μmとし、コンタクトホール6の
開口径0.3μmより大きい径としている。
【0047】次に、図5を参照して、図4に示すフォト
レジスト12をマスクとしてポリシリコン膜7に異方性
エッチングを施し、開口部13を形成する。開口部13
により、コンタクトホール6の開口端6b、つまり、シ
リコン酸化膜5の表面の一部が露出する。また、そのシ
リコン酸化膜5の表面より下方において、コンタクトホ
ール6内に埋め込まれたポリシリコン膜の上端面が露出
する。コンタクトホール6内に残されたポリシリコン膜
は、ポリシリコン柱状導電体7bをなす。
【0048】従来の製造方法では、開口部として、ポリ
シリコン膜6の厚さとシリコン酸化膜5の厚さとを合わ
せた厚さに相当する深さの開口部を形成する必要があっ
た。このため、アスペクト比の大きな開口部を形成しな
ければならず、開口が非常に困難であった。本製造方法
によれば、開口部13の深さはポリシリコン膜7の厚さ
にほぼ相当する深さである。このため、開口部13を容
易に形成することができる。また、この工程では、ポリ
シリコン柱状導電体7bとポリシリコン膜7とは電気的
に一時分離される。その後、フォトレジストを除去す
る。
【0049】次に図6を参照して、開口部13内面を含
むポリシリコン7上にCVD法等によりさらにポリシリ
コン膜14を500Å形成する。ポリシリコン膜14に
よりポリシリコン7とポリシリコン柱状導電体7bとが
再び電気的に接続される。
【0050】次に図7を参照して、開口部13を含むよ
うに所定のパターンを有するフォトレジスト15を形成
する。図8を参照して、図7に示すフォトレジスト15
をマスクとしてポリシリコン膜14、7に異方性エッチ
ングを施し、シリコン酸化膜5の表面を露出する。その
後フォトレジストを除去する。これにより、第1ポリシ
リコン膜7cと第2ポリシリコン膜7dとからなるスト
レージノード7aが形成される。このストレージノード
7aはポリシリコン柱状導電体7bを介してコンタクト
6aにてソース・ドレイン領域4aと電気的に接続され
ている。また、ストレージノード凹部7eがストレージ
ノード7aに形成されている。この工程における平面図
を図9に示す。図9を参照して、ストレージノード7a
の平面形状は、一辺L1の長さが1.8μm、他の一辺
L2の長さが0.7μmの略矩形をなしている。その中
央付近には、直径約0.4μm、深さ約0.65μmの
ストレージノード凹部7eが形成されている。
【0051】その後、図1を参照して、ストレージノー
ド7aにキャパシタ絶縁膜8を介在させてセルプレート
9を形成する。これによりキャパシタが完成する。セル
プレート9を覆うように、シリコン酸化膜等の層間絶縁
膜10を形成し半導体装置が完成する。
【0052】上述した製造方法によれば、特に図5に示
す工程において、開口部として、およそポリシリコン膜
7の厚さに相当する深さを開口すればよい。そのため、
容易に開口部を形成することができる。しかも、コンタ
クトホールに埋込まれた柱状導電体7bとポリシリコン
膜7とを電気的に接続するポリシリコン膜14が開口部
13内に良好に形成される。さらに、開口部13内に形
成されるポリシリコン膜14によりストレージノードの
電極の表面積が増大する。これにより、厚膜ストレージ
ノードとソース・ドレイン領域4aとが電気的に良好に
接続された半導体装置をを容易に形成することができ、
電気的特性に優れた半導体装置を得ることができる。
【0053】実施の形態2 高密度化に対応するための半導体装置の一例として、ス
トレージノードの形成領域が縮小された場合の半導体装
置について説明する。半導体装置の基本的な断面構造は
図1に示す構造とほぼ同一であるが、ストレージノード
の寸法が短くなる。すなわち、図10を参照して、スト
レージノード7aの平面形状は、1辺L3の長さが1.
5μm、他の1辺L4の長さが0.4μmの略矩形をな
している。この場合、図5に示す工程において形成され
る開口部13の開口径は、図8に示す工程において形成
されるストレージノード7aの他の辺L4の長さよりも
大きい。
【0054】このため、開口部13の形成直後は、第1
ポリシリコン膜自体7cは、開口部を挟んで一方と他方
とに電気的に一時分離される。その後、第2ポリシリコ
ン膜7dによって両方の第1ポリシリコン膜とポリシリ
コン柱状導電体とが電気的に接続される。
【0055】この構造によれば、ストレージノード形成
領域の縮小に伴い、コンタクトホール6のコンタクトホ
ール径や開口部の開口径を小さくする必要がない。すな
わち、開口径を保ったまま、ストレージノードの寸法を
縮小し、開口径のほうがストレージノードの寸法よりも
相対的に大きくなっても、ストレージノードとソース・
ドレイン領域とを電気的に良好に接続することができ
る。また、ストレージノードの写真製版の際に要求され
るコンタクトホールとの重ね合わせマージンが大きくな
るという利点も有している。さらに、コンタクトホール
径を縮小する必要がないことから、柱状導電体部とソー
ス・ドレイン領域とのコンタクト抵抗の上昇も抑制され
る。
【0056】また、実施の形態1において説明したよう
に、第2ポリシリコン膜として表面に凹凸のあるいわゆ
る粗面ポリシリコン膜を適用してもよい。この場合、ス
トレージノードの表面積をさらに増大することができ
る。なお、粗面ポリシリコン膜の形成方法の一例として
は、特開平5−55505号公報に開示されている方法
を用いることができる。
【0057】また、ポリシリコン柱状導電体として、リ
ンをドープしたポリシリコン膜を形成してもよい。この
場合、ポリシリコン柱状導電体の電気抵抗を下げること
ができる。これら結果、半導体装置の電気的特性をさら
に向上することができる。
【0058】さらに、上述した実施の形態においては、
半導体基板がp型、ソース・ドレイン領域がn型の場合
について説明したが、半導体基板がn型、ソース・ドレ
イン領域がp型の場合にも適用できることは言うまでも
ない。
【0059】なお、今回開示した上記各実施の形態は単
なる例示に過ぎないものであって、本発明の範囲は、特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲に記載の
均等な範囲内のすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0060】
【発明の効果】本発明の第1の局面における半導体装置
によれば、第1導電体部と第2導電体部を含む下部電極
は、まず、第1導電体部が第2導電体部によって柱状導
電体部と電気的に接続され、その柱状導電体部を介して
導電層と電気的に接続されている。その導電層に接続さ
れる柱状導電層は、絶縁膜のコンタクトホール内に形成
されている。第2導電体部は、第1導電体部に設けられ
た、少なくとも柱状導電体部の上端表面を露出する開口
部を被覆するように形成されている。このため、開口部
の深さは、第1導電体部の厚さにほぼ相当する深さであ
り、開口部を形成する際に、容易に形成することができ
る。その結果、下部電極と導電層との電気的接続が良好
な半導体装置を容易に得ることができるとともに、半導
体装置の電気的特性を向上することができる。
【0061】好ましくは、半導体装置は、第1導電型領
域と、第2導電型の1対の不純物領域と、ゲート電極と
をさらに有している。その第1導電型領域は、半導体基
板の主表面に形成されている。第2導電型の1対の不純
物領域は、第1導電型領域に、所定の間隔を隔てて形成
されている。ゲート電極は、1対の不純物領域によって
挟まれた第1導電型領域上に、ゲート絶縁膜を介在させ
て形成されている。導電層は、1対の不純物領域のうち
の一方の領域を含んでいる。
【0062】これにより、1トランジスタ1キャパシタ
のメモリセルを構成することができる。
【0063】また好ましくは、開口部は、第1導電体部
を2つに分離するように形成されている。
【0064】これによれば、半導体装置の高密度化に伴
なって、デザインルールを縮小する必要がある場合、開
口部やコンタクトホールのそれぞれの開口径を保ったま
ま、下部電極の寸法を縮小することができる。つまり、
下部電極の寸法が縮小されて開口部の開口径の方が相対
的に大きくなり、下部電極が開口部を挟んで2つに分離
されるような構造となっても、下部電極と導電層との良
好な電気的接続を得ることができる。その結果、電気的
特性に優れた高密度の半導体装置が得られる。
【0065】さらに好ましくは、第2導電体部は、その
表面に微細な凹凸を有する。この場合、第2導電体部の
表面積がさらに増大し、より多くの電荷が下部電極と上
部電極との間に蓄積される。その結果、半導体装置の記
憶保持特性等の電気的特性がさらに向上する。
【0066】本発明の第2の局面における半導体装置の
製造方法よれば、絶縁膜上に第2導電層を形成する際
に、コンタクトホール内へも第2導電層が埋め込まれ
る。絶縁膜上の第2導電層に設けられたコンタクトホー
ルに埋め込まれた第2導電層の上端表面を露出する開口
部内を、第3導電層が被覆する。その開口部に深さは、
絶縁膜上の第2導電層の厚さにほぼ相当する深さでよ
い。このため、比較的深い開口部を形成する必要がな
く、開口部を容易に形成することができる。絶縁膜上の
第2導電層は、第3導電層を介して絶縁膜に形成された
コンタクトホール内の第2導電層と電気的に接続され、
そのコンタクトホール内の第2導電層は、第1導電層と
電気的に接続される。その結果、第1導電層と第2、3
導電層との電気的接続が良好な半導体装置を容易に形成
することができる。
【0067】好ましくは、開口部を形成する工程は、第
2導電層を2つに分離するように形成する工程を含む。
【0068】この場合、半導体装置の高密度化に伴な
い、第2導電層の所定の寸法を縮小しても、開口部やコ
ンタクトホールの開口径を縮小することなく開口部が形
成される。つまり、開口部の開口径の方が第2導電層の
所定の寸法よりも相対的に大きくなり、開口部を挟んで
第2導電層が2つに分離される。2つに分離された第2
導電層は第3導電層によって第1導電層と電気的に接続
される。これにより、高密度化が要求される半導体装置
を容易に形成することができる。
【0069】また好ましくは、以下の工程を備えてい
る。半導体基板の主表面に第1導電層を形成する。第1
導電型領域に、所定の間隔を隔てて第2導電型の1対の
不純物領域を形成する。1対の不純物領域によって挟ま
れた第1導電型領域上に、ゲート絶縁膜を介在させてゲ
ート電極を形成する。ゲート電極を覆うように、主表面
上に絶縁膜を形成する。
【0070】これにより、1トランジスタ1キャパシタ
を備えたメモリセルを形成することができる。
【0071】さらに好ましくは、第3導電層を形成する
工程は、表面に微細な凹凸を有するポリシリコン膜を形
成する工程を含む。
【0072】この場合、第3導電層の表面積が増大し、
より多くの電荷を第3導電層と第4導電層との間に蓄積
することができる。その結果、半導体装置の記憶保持特
性等の電気的特性をさらに向上することができる。
【0073】好ましくは、第2導電層を形成する工程
は、リンをドープしたポリシリコン膜を形成する工程を
含む。この場合、第2導電層の電気的抵抗が下がり、半
導体装置の動作特性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における半導体装置の
断面を示す図である。
【図2】 同実施の形態における半導体装置の製造方法
の一工程を示す断面図である。
【図3】 同実施の形態において、図2に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図4】 同実施の形態において、図3に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図5】 同実施の形態において、図4に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図6】 同実施の形態において、図5に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図7】 同実施の形態において、図6に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図8】 同実施の形態において、図7に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図9】 同実施の形態において、図8に示す工程にお
ける半導体装置の平面を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態2において、図8に示
す工程における半導体装置の平面を示す図である。
【図11】 従来のDRAMのブロック図である。
【図12】 従来のDRAMのメモリセルの等価回路図
である。
【図13】 従来のDRAMの断面を示す図である。
【図14】 従来のDRAMの製造方法の一工程を示す
断面図である。
【図15】 図14に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図16】 図15に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図17】 図16に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図18】 図17に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図19】 図18に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図20】 図19に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 ゲート絶縁膜、3 ゲート電極、
4a,4b ソース・ドレイン領域、5,5a,5b
シリコン酸化膜、6 コンタクトホール、6aコンタク
ト、7b ポリシリコン柱状導電体、7a ストレージ
ノード、7c第1ポリシリコン膜、7d 第2ポリシリ
コン膜、7e ストレージノード凹部、8 キャパシタ
絶縁膜、9 セルプレート、10 層間絶縁膜、13
開口部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主表面に形成された導電
    層、 前記導電層を含む前記半導体基板の主表面上に形成され
    た絶縁膜、 前記導電層の表面を露出するように前記絶縁膜に設けら
    れたコンタクトホール内に、該コンタクトホールの上端
    を越えないように導電体を埋込んで形成された柱状導電
    体部、 前記コンタクトホールの上方を含む前記絶縁膜上の所定
    の領域に形成されるとともに、少なくとも前記柱状導電
    体部の上端表面を露出する開口部を有する第1導電体部
    と、前記開口部内において該開口部の側面、前記絶縁膜
    の表面、前記柱状導電体部の上端表面に形成され、か
    つ、前記第1導電体部の上面に形成された、前記柱状導
    電体部と前記第1導電体部とを電気的に接続する第2導
    電体部とを含む下部電極、および、 前記第2導電体部の表面上に誘電体膜を介在させて形成
    された第3導電体部を含む上部電極を備えた、半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 前記半導体基板の主表面に形成された第
    1導電型領域と、 前記第1導電型領域に、所定の間隔を隔てて形成された
    第2導電型の1対の不純物領域と、 前記1対の不純物領域によって挟まれた前記第1導電型
    領域上に、ゲート絶縁膜を介在させて形成されたゲート
    電極とをさらに有し、 前記導電層は、前記1対の不純物領域のうちの一方の領
    域を含む、請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記開口部は、前記第1導電体部を2つ
    に分離するように形成されている、請求項1または2に
    記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第2導電体部は、該第2導電体部表
    面に微細な凹凸を有する、請求項1〜3のいずれかに記
    載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板の主表面に第1導電層を形成
    する工程と、 前記第1導電層を覆うように、前記主表面上に絶縁膜を
    形成する工程と、 前記絶縁膜に前記第1導電層の表面を露出するコンタク
    トホールを形成する工程と、 前記コンタクトホール内を含む前記絶縁膜上の所定の領
    域に第2導電層を形成する工程と、 前記第2導電層に、前記絶縁膜の表面を露出するととも
    に、該絶縁膜の表面より下方において、前記コンタクト
    ホール内に形成された前記第2導電層の上端表面を露出
    する開口部を形成する工程と、 前記開口部における該開口部の側面、前記絶縁膜の表
    面、および、前記第2導電層の上端表面ならびに前記第
    2導電層の上面に、第3導電層を形成する工程と、 前記第3導電層上に誘電体膜を介在させて第4導電層を
    形成する工程とを備えた、半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記開口部を形成する工程は、前記絶縁
    膜上に形成された前記第2導電層を2つに分離するよう
    に形成する工程を含む、請求項5記載の半導体装置の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 前記半導体基板の主表面に第1導電型領
    域を形成する工程と、 前記第1導電型領域に、前記第1導電層として、所定の
    間隔を隔てて第2導電型の1対の不純物領域を形成する
    工程と、 前記1対の不純物領域によって挟まれた前記第1導電型
    領域上に、ゲート絶縁膜を介在させてゲート電極を形成
    する工程とをさらに含む、請求項5または6に記載の半
    導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第3導電層を形成する工程は、表面
    に微細な凹凸を有するポリシリコン膜を形成する工程を
    含む、請求項5〜7のいずれかに記載の半導体装置の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 前記第2導電層を形成する工程は、リン
    をドープしたポリシリコン膜を形成する工程を含む、請
    求項5〜8のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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