JPH07235612A - 半導体装置のメモリセル構造 - Google Patents

半導体装置のメモリセル構造

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JPH07235612A
JPH07235612A JP6025550A JP2555094A JPH07235612A JP H07235612 A JPH07235612 A JP H07235612A JP 6025550 A JP6025550 A JP 6025550A JP 2555094 A JP2555094 A JP 2555094A JP H07235612 A JPH07235612 A JP H07235612A
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JP
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transistor
capacitor
memory cell
gate
source
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JP6025550A
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Hajime Watabe
元 渡部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G11C11/404Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells with charge regeneration common to a multiplicity of memory cells, i.e. external refresh with one charge-transfer gate, e.g. MOS transistor, per cell
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャパシタに対する電荷の書き込み(蓄
積)、読み出し(解放)時以外は、キャパシタと第1ト
ランジスタ(MOS型トランジスタ)のソースとの電気
的接続を実質的に遮断して、キャパシタの蓄積電荷の該
ソースからの漏洩を効果的に防止しうる半導体装置のメ
モリセル構造を提供することを目的とする。 【構成】 半導体装置のメモリセル構造は、電荷蓄積用
のキャパシタ101と、前記キャパシタ101への電荷
の蓄積、解放を制御する第1トランジスタ103と、前
記キャパシタ101と前記第1トランジスタ103とを
電気的に接続する導電路123に介在され、前記キャパ
シタ101の電荷蓄積時に、該キャパシタ101と前記
第1トランジスタ103との間の電気的接続を実質的に
切断する第2トランジスタ125とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パーソナルコンピュ
ータやICカード等のメモリとして使用されるダイナミ
ックメモリ等の半導体装置のメモリセル構造に係り、特
に、半導体装置における電荷蓄積用のキャパシタに蓄積
された電荷のリークによる低減を抑制するメモリセル構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやICカード等
のメモリとしては、ダイナミックメモリが一般的に使用
されているが、図7は、そのようなダイナミックメモリ
の一般的な回路構成の一例を示すブロック図である。
【0003】第7図に示すように、従来のダイナミック
メモリは次のように構成される。図示しない中央演算ユ
ニット等からアドレス入力端子に入力されるアドレス入
力信号A0−A9は、ロウアンドカラムアドレスバッフ
ァ1に一時的に溜められ、そこから、クロックジェネレ
ータ3により発生されるクロック信号に同期してロウデ
コーダ5及びカラムデコーダ7へ出力されて、そこでメ
モリセルアレイ9へ格納されるデータの格納位置すなわ
ちロウアドレス(行番地)とカラムアドレス(列番地)
が決められる。データ入力端子に入力されたデータは一
時的にデータインバッファ11に溜められ、書き込み信
号の入力が無い時に、クロックジェネレータ3からのク
ロック信号に同期して、センスリフレッシュアンプ13
を介して上述のように決められたメモリセルアレイ9の
格納位置に格納される。また、メモリセルアレイ9から
のデータの読み出しは、上述したデータの書き込み時と
同様に、クロックジェネレータ3から出力されるクロッ
ク信号に同期して、センスリフレッシュアンプ13を介
してデータアウトバッファ15へ一時的に溜められ、こ
こから、書き込み信号の入力が無い時に、クロックジェ
ネレータ3からのクロック信号に同期して、データアウ
トバッファ15からデータ出力端子を介して出力され
る。
【0004】図8は、メモリセルアレイ9の一部を拡大
して示した断面図である。この図に示すように、メモリ
セルアレイ9の各メモリセルは、上部電極101aと下
部電極101bとを有する電荷蓄積用のキャパシタ10
1と、このキャパシタ101への電荷の蓄積、解放を制
御するMOS型トランジスタ103と、キャパシタ10
1の下部電極101bとMOS型トランジスタ103の
ソース109とを電気的に接続するコンタクト105と
を備えている。
【0005】各MOS型トランジスタ103は、シリコ
ン等の半導体材料からなる基板107に形成されたソー
ス109と、ドレイン111と、それらソース109及
びドレイン111間の導通状態を制御するゲート113
とを備え、ゲート113の下面と基板107表面との間
にはゲート酸化膜113aが形成され、またゲート11
3の両側面及び上面は酸化膜よりなる絶縁膜113bに
より被覆されている。また、各メモリセルから読み出さ
れた情報をセンスアンプへ伝えるとともに、書き込みデ
ータをメモリセルへ伝達するビット線115が隣り合う
ゲート113、113間及びそれらの間に配置されるド
レイン111に渡って配置されている。
【0006】図9は上述した図8のメモリセルアレイ9
の一部を更に拡大して示した詳細断面図で、また図10
はその等価回路を表す回路図で、符号117はゲート1
13に接続されてその開閉を制御するワード線を表して
いる。
【0007】以上のように構成されたメモリセルアレイ
9では、ワード線117の信号によりゲート113が開
閉されてMOS型トランジスタ103がオンオフされ、
ビット線115の信号に基づいてキャパシタ101を充
放電する。
【0008】ところで、図9及び図10に示すように、
このように各メモリセルのキャパシタ101に蓄積され
た電荷は、MOS型トランジスタ103の非導通(オ
フ)時にも、コンタクト105を介してソース109の
基板107との境界面から漏れて減少して行く。すなわ
ち、このようなリーク電流は、主として、ゲート113
を通ってドレイン111へ漏れて行くリーク電流成分a
と、ソース109のゲート113に近い上側エッジ部の
近傍から基板107中へ漏れて行くリーク電流成分b
と、ソース109のLOCOS119との接触部近傍か
ら基板107中へ漏れて行くリーク電流成分cと、ソー
ス109の基板107との境界面で上記以外の部分から
基板107中へ漏れて行くリーク電流成分dとからな
る。
【0009】リーク電流の発生原因としては、半導体製
造工程におけるエッチング、スパッタリング等の処理工
程におけるソース109の境界面付近のダメージ(ソー
ス109の両側のエッジ部)、LOCOS119形成時
の加熱膨張処理によるストレス(ソース109のLOC
OS119との境界部)、通常動作における電界ストレ
ス等が考えられるが、特にリーク電流成分b、cが他の
リーク電流成分a、dに比べて大きい。
【0010】図11は各メモリセルのキャパシタの動作
を表すタイミングチャートで、縦軸がキャパシタの電圧
を、横軸が時間をそれぞれ表している。この図におい
て、(A)はキャパシタに印加する電圧の状態を表し、
(B)は上記従来のメモリセルアレイ9の各メモリセル
のキャパシタの電圧を表し、(C)は後述する本発明に
よるメモリセルアレイの各メモリセルの電圧を表してい
る。
【0011】次に、図7、図10及び図11を参照し
て、上記従来のメモリセルアレイ9の各メモリセルの動
作について説明する。まず、時刻t1でワード線117
から高レベルの書き込み信号がゲート113に印加され
ると、ゲート113が閉じてMOS型トランジスタ10
3が導通状態になり、ビット線115よりMOS型トラ
ンジスタ103を通して電流が流れて、図11の(A)
に示されるように、キャパシタ101に電圧が印加され
てそこに電荷が飽和状態になるまで蓄積される。時刻t
2で、ワード線117からゲート113へ印加される書
き込み信号が低レベルになってMOS型トランジスタ1
03が非導通になるまで、キャパシタ101の飽和状態
は保持される。時刻t2でキャパシタ101への電荷の
供給がストップし、図9を参照して説明したように、キ
ャパシタ101の蓄積電荷がコンタクト105を通して
ソース109の境界面から基板107へ逃げて行くの
で、図11の(B)に示すように、キャパシタ101の
電圧は徐々に減少して行く。キャパシタ101の電圧が
所定値以下に減少するとリフレッシュによっても記憶が
回復しなくなるので、その前に、クロックジェネレータ
3から所定周期で発振されるクロック信号に同期して
(時刻t3において)、センスリフレッシュアンプ13
によりキャパシタ101は飽和状態まで充電(リフレッ
シュ)される。
【0012】図12は所定記憶容量(例えば1メガバイ
ト)を有し、各メモリセルの電荷蓄積容量が異なるメモ
リセルアレイのリーク電流によるフェールビット数の経
時変化を表すグラフで、縦軸がフェールビット数を、ま
た横軸がMOS型トランジスタ103のオフ時からの経
過時間(秒)をそれぞれ表している。この図において、
曲線(a)、(b)、(c)は、各メモリセルの電荷蓄
積容量が小、中、大のメモリセルアレイ9のフェールビ
ット数をそれぞれ表しており、他方、曲線(d)は曲線
(a)と同一記憶容量及び同一電荷蓄積容量の後述する
本発明によるメモリセルアレイのフェールビット数を表
している。
【0013】この図12から明らかなように、従来のメ
モリセルアレイ9では、各メモリセルすなわちキャパシ
タ101の電荷蓄積容量を増大することによってフェー
ルビット数を減少させて、各メモリセルの電荷蓄積容量
対リーク電荷の比を減少させて、リフレシュ時間(周
期)を通常10数msec程度まで長くしているのが現
状である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、各メ
モリセルが1つのMOS型トランジスタ103及び1つ
の電荷蓄積用のキャパシタ101とからなる従来の半導
体装置のメモリセル構造では、キャパシタ101の下部
電極101bがMOS型トランジスタ103のソース1
09に導電性の良い(低抵抗の)コンタクト105を介
して直に接続されているので、キャパシタ101の蓄積
電荷が低抵抗のコンタクト105を通ってソース109
と基板107との接合面から該基板107中へリークし
て比較的短い時間で減少してしまい、メモリセルアレイ
9の記憶(電荷)保持能力が著しく低下するという問題
があった。
【0015】従って、各メモリセルの記憶を正常に保持
しておくためには、比較的短い時間で各メモリセルをリ
フレッシュするか、あるいは各メモリセルの電荷蓄積容
量を増大することによって各メモリセルの電荷蓄積容量
対リーク電荷の比を減少させることが必要である。しか
しながら、比較的短時間でのリフレッシュは、メモリセ
ルアレイ9の動作を高速化する上で障害となり、他方、
各メモリセルの電荷蓄積容量を増大することは、セルサ
イズ(面積)の大形化を招くばかりでなく消費電力をも
増大させるという問題を生じた。
【0016】そこで本発明は、上述した従来例の問題点
を解決するためになされたもので、キャパシタに対する
電荷の書き込み(蓄積)、読み出し(解放)時以外は、
キャパシタと第1トランジスタ(MOS型トランジス
タ)のソースとの電気的接続を実質的に遮断して、キャ
パシタの蓄積電荷の該ソースからの漏洩を効果的に防止
しうる半導体装置のメモリセル構造を提供することを目
的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る半
導体装置のメモリセル構造は、電荷蓄積用のキャパシタ
と、前記キャパシタへの電荷の蓄積、解放を制御する第
1トランジスタと、前記キャパシタと前記第1トランジ
スタとを電気的に接続する導電路に介在されてその導電
路をオンオフする第2トランジスタとを備える。
【0018】請求項2の発明に係る半導体装置のメモリ
セル構造は、電荷蓄積用のキャパシタと、前記キャパシ
タへの電荷の蓄積、解放を制御する第1トランジスタ
と、前記キャパシタの下部電極と前記第1トランジスタ
のソースとを電気的に接続するコンタクトと、前記コン
タクトの導通状態を制御するゲートとを備え、前記コン
タクトは、低抵抗領域と、前記低抵抗領域に直列に接続
された高抵抗領域と、前記低抵抗領域に直列に接続され
るとともに前記高抵抗領域に並列に配置され、前記ゲー
トにより導通状態を制御されるチャンネル形成領域とか
ら構成される。
【0019】請求項3の発明に係る半導体装置のメモリ
セル構造は、前記第1トランジスタのソースとドレイン
との間の導通状態をオンオフ制御するゲートと前記チャ
ンネル形成領域のオンオフ制御用のゲートとは一体的に
構成される。
【0020】請求項4の発明に係る半導体装置のメモリ
セル構造は、前記第1トランジスタのソースとドレイン
との間の導通状態をオンオフ制御するゲートと前記チャ
ンネル形成領域のオンオフ制御用のゲートとはそれぞれ
別個に分離して構成され、前記チャンネル形成領域は前
記高抵抗領域を囲むように環状に配置され、前記チャン
ネル形成領域のオンオフ制御用ゲートは、前記環状のチ
ャンネル形成領域を取り囲むように配置される。
【0021】請求項5の発明に係る半導体装置のメモリ
セル構造は、前記第1トランジスタのソースとドレイン
との間の導通状態をオンオフ制御するゲートと前記チャ
ンネル形成領域のオンオフ制御用のゲートとは一体的に
構成され、前記高抵抗領域及びそれを取り囲む前記環状
のチャンネル形成領域は前記一体的に構成されたゲート
に形成された開口を貫通するように配置され、前記チャ
ンネル形成領域が前記一体的に構成されたゲートにより
取り囲まれるように配置される。
【0022】請求項6の発明に係る半導体装置のメモリ
セル構造は、電荷蓄積用のキャパシタと、そのキャパシ
タへの電荷の蓄積、解放を制御する第1トランジスタ
と、一端を、前記キャパシタの下部電極に接続され、他
端を、前記第1トランジスタのソースに隣接して配置さ
れるLOCOSの表面に配置されたコンタクトと、前記
コンタクトを前記第1トランジスタのソースへ電気的に
接続する導電路に介装された第2トランジスタとを備え
る。
【0023】
【作用】請求項1の発明における半導体装置のメモリセ
ル構造では、前記第1トランジスタの導通時には前記第
2トランジスタをオンにして、キャパシタへ電荷を蓄積
し、あるいは蓄積電荷を解放し、前記第1トランジスタ
の非導通時に前記第2トランジスタをオフにして、前記
キャパシタの蓄積電荷のリークを抑制する。
【0024】請求項2の発明における半導体装置のメモ
リセル構造では、前記ゲートによりチャンネル形成領域
の導通状態を制御して、前記チャンネル形成領域の導通
時には、前記キャパシタへの電荷の蓄積、解放を許容
し、前記チャンネル形成領域の非導通時には、前記キャ
パシタの蓄積電荷の前記ソースからのリークを抑制す
る。
【0025】請求項3の発明における半導体装置のメモ
リセル構造では、前記第1トランジスタのソースとドレ
インとの間の導通状態をオンオフ制御するゲートと前記
チャンネル形成領域のオンオフ制御用のゲートとは一体
的に形成されているので、それらゲートがコンパクトに
まとめられてメモリセルの小形化に寄与する。
【0026】請求項4の発明における半導体装置のメモ
リセル構造では、前記チャンネル形成領域は前記高抵抗
領域を囲むように環状に配置されるので、該環状のチャ
ンネル形成領域により形成される導電路の断面積を大き
く取ることができる。
【0027】請求項5の発明における半導体装置のメモ
リセル構造では、前記第1トランジスタのソースとドレ
インとの間の導通状態をオンオフ制御するゲートと前記
チャンネル形成領域のオンオフ制御用のゲートとは一体
的に構成されているので、それらゲートがコンパクトに
まとめられてメモリセルの小形化に寄与する。さらに、
前記高抵抗領域及びそれを取り囲む前記環状のチャンネ
ル形成領域を、前記一体的に構成されたゲートに形成さ
れた開口に貫通させることにより、それら高抵抗領域及
びチャンネル形成領域の作り込みが簡単になり、製造工
程が簡素になる。
【0028】請求項6の発明における半導体装置のメモ
リセル構造では、一端を前記キャパシタの下部電極に接
続された前記コンタクトの他端を、前記第1トランジス
タのソースに隣接して配置されるLOCOSの表面に配
置したので、ソースにコンタクトを設ける必要がなく、
従ってソースのサイズが小さくなる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例につき添付図面を参照
して説明する。尚、各図中、同一あるいは対応する部材
には同一の符号を付した。
【0030】実施例1.図1は本発明の第1実施例によ
る半導体装置のメモリセル構造を示す回路図、図2は図
1のメモリセル構造の断面図である。図1及び図2に基
づいて、この実施例の回路構成について説明すると、図
2に示すように、この実施例によるメモリセルは、上部
電極101a及び下部電極101bを備える電荷蓄積用
のキャパシタ101と、ソース109、ドレイン111
及びゲート113を備えてキャパシタ101の充放電を
制御する第1トランジスタとしてのMOS型トランジス
タ103とを有し、キャパシタ101とMOS型トラン
ジスタ103とを電気的に接続する導電路としてのコン
タクト121に、キャパシタ101の電荷蓄積時に、キ
ャパシタ101とMOS型トランジスタ103のソース
109との間の電気的接続を実質的に切断する第2トラ
ンジスタとしてのカットオフトランジスタ133が介在
される。
【0031】この実施例では、コンタクト121は、一
端をキャパシタ101の下部電極101bに接触し、高
濃度のドープトポリシリコン、アモルファスシリコン等
の半導体材料からなる導電性の良い低抵抗領域123
と、この低抵抗領域123の他端とソース109との間
に配置されて低抵抗領域123と一体的に形成される、
低濃度のドープトポリシリコン、アモルファスシリコン
等の半導体材料からなる高抵抗領域125と、その高抵
抗領域125の一側に一体的に形成されて、一端を低抵
抗領域123の他端に、また他端をソース109にそれ
ぞれ接触する、中濃度(低抵抗領域123の濃度よりも
高く且つ高抵抗領域125の濃度よりも低い半導体特性
を齎す濃度)のドープトポリシリコン、アモルファスシ
リコン等の半導体材料からなるチャンネル形成領域12
7とからなる。
【0032】チャンネル形成領域127の外側面には、
該チャンネル形成領域127の導電状態を制御するゲー
ト131が絶縁膜129を介して設けられ、このゲート
131は、MOS型トランジスタ103のソース109
とドレイン111間の導通状態を制御するゲート113
と一体的に形成されている。尚、チャンネル形成領域1
27及びゲート131は、本発明の第2トランジスタと
してのカットオフトランジスタ133を構成する。
【0033】次に、この実施例の作用について、図1、
図2及び図11の(C)のタイミングチャートを参照し
て説明する。時刻t1においてワード線117から高レ
ベルの書き込み信号がゲート113及びゲート131に
印加されると、ゲート113が閉じてMOS型トランジ
スタ103及びカットオフトランジスタ133が共に導
通状態になり、ビット線115よりMOS型トランジス
タ103及びカットオフトランジスタ133(すなわち
導通状態のチャンネル形成領域127)を通して電流が
流れて、図11の(C)に示されるように、キャパシタ
101に電圧が印加されてそこに電荷が飽和状態になる
まで蓄積される。時刻t2で、ワード線117からゲー
ト113、131へ印加される書き込み信号が低レベル
になってMOS型トランジスタ103及びカットオフト
ランジスタ133が非導通になるまで、キャパシタ10
1の飽和状態は保持される。
【0034】時刻t2でキャパシタ101への電荷の供
給がストップした後、キャパシタ101の蓄積電荷がコ
ンタクト121を通してソース109の境界面から基板
107へ逃げて行くが、この時、カットオフトランジス
タ133がオフになり、すなわちチャンネル形成領域1
27が非導通になっているので、キャパシタ101から
チャンネル形成領域127及び抵抗値の大きな高抵抗領
域125を通ってソース109へ流れる電荷は極めて少
ない。従って、キャパシタ101の蓄積電荷の減少速度
は遅くなり、キャパシタ101の蓄積電荷がリフレシュ
の必要なレベルRLまで低下するのに要する時間T2
は、前述の図9及び図10の従来例で要した時間T1に
比べて著しく長くなる。
【0035】このように、本発明のメモリセルのリーク
電流は図9及び図10の従来例に比べて少ないので、前
述した図12のグラフからも明らかなように、本発明の
上記メモリセルを用いたメモリセルアレイのリーク電流
によるフェイルビット数(d)は、前述した同一の電荷
蓄積容量の従来のメモリセルを使用したメモリセルアレ
イのフェイルビット数(a)に比べて、著しく減少して
いる。
【0036】キャパシタ101の蓄積電荷すなわち電圧
が所定のリフレッシュレベルRLまで減少する前に、ク
ロックジェネレータ3から所定周期で発振されるクロッ
ク信号に同期して時刻t4で、センスリフレッシュアン
プ13(図7参照)によりキャパシタ101は飽和状態
まで充電(リフレッシュ)される。
【0037】以上から明らかなように、キャパシタ10
1への電荷蓄積、解放時以外は、ゲート113によりチ
ャンネル形成領域127を非導通にしてキャパシタ10
1とMOS型トランジスタ103のソース109との電
気的接続を実質的に遮断して、キャパシタ101の蓄積
電荷のソース109からの漏洩を効果的に防止すること
ができる。従って、上述した従来例に比較して、各メモ
リセルの電荷蓄積容量を増大させることなく、メモリの
リフレッシュ周期を長くすることができる。また、この
場合、電荷蓄積容量を増大させないので、消費電力の増
大を招くこともない。
【0038】実施例2.図3の(A)は本発明の第2実
施例を示す断面図で、図3の(B)はそのB−B線断面
図である。この実施例では、MOS型トランジスタ10
3のゲート113とカットオフトランジスタ233のゲ
ート231が分離して構成されており、且つカットオフ
トランジスタ233のチャンネル形成領域227が環状
に形成され、ゲート231がこの環状のチャンネル形成
領域227の外周面を絶縁膜229を介して囲むように
円筒状に形成されており、これらの点を除けば、この実
施例の構成は前記第1実施例と略同様である。
【0039】この実施例では、チャンネル形成領域22
7を環状に形成したので、前記第1実施例に比べて、カ
ットオフトランジスタ233の導通時の導電路となるチ
ャンネル形成領域227の断面積を大きくすることがで
きる。従って、コンタクト221の断面積を小さくする
ことができ、その外周に配置されるゲート231の外形
寸法も小さくできるため、コンタクト221及びゲート
231の一端が配置されるソース109の上面の面積も
小さくでき、延いてはメモリセルを小形化できる。ま
た、ゲート113とゲート231とを分離して形成した
ので、MOS型トランジスタ103のゲート113の位
置に関係なくコンタクト221を容易にソース109の
略中心に配置することができ、また図2の実施例のよう
に、コンタクト221をソース109の一側に片寄せて
配置した場合に比べて、MOS型トランジスタ103の
絶縁用サイドウオールに高精度の加工を施す必要が無い
ので、生産工程が簡略化できる。
【0040】実施例3.図4は本発明の第3実施例を示
す断面図である。この実施例では、MOS型トランジス
タ103のゲート113の一端を延長してカットオフト
ランジスタ233のゲート231と一体的に形成し、こ
の延長ゲート231に開口231aを設け、この開口2
31aに、キャパシタ101の下部電極101bから延
びるコンタクト221の下部に形成した高抵抗領域22
5及び環状のチャンネル形成領域227を配置して、そ
れらの下端をソース109に接触させたものである。
【0041】このような構成によれば、高抵抗領域22
5及び環状のチャンネル形成領域227を、一体的に構
成されたゲートに形成された開口231aに貫通させる
ことにより、それら高抵抗領域225及びチャンネル形
成領域227の作り込みが簡単になり、製造工程を簡素
化できる。さらに、ゲート113とゲート231とを分
離せずに、一体的に形成したので、製造プロセスが簡単
になり、生産性を更に改善して生産費を低減することが
できる。また、ゲート231の外側端部(図4で右端
部)がソース109上に配置されていないため、該端部
に絶縁用サイドウオールを形成する必要が無い。但し、
製造プロセス上の理由等により、必要に応じて、このよ
うな絶縁用サイドウオールを設けてもよい。
【0042】実施例4.図5は本発明の第4実施例を示
す断面図である。この実施例では、キャパシタ101の
下部電極から延びるコンタクト121の下端がLOCO
S119の上面に配置され、コンタクト121の下部
が、LOCOS119上に設けられたカットオフトラン
ジスタ333及びLOCOS119とソース109とに
渡って設けられた導電体335を介してソース109に
接続されている。カットオフトランジスタ333は、一
端をコンタクト121の下部側面に接触するとともに、
他端を導電体335に接触させた逆L字状のTFT32
7と、そのTFT327とLOCOS119との間に設
けられたゲート331とから構成される。このようにし
て、コンタクト121とソース109との電気的接続
は、第2トランジスタとしてのカットオフトランジスタ
333によりオンオフ制御される。
【0043】この実施例では、コンタクト121の下端
はLOCOS119上に設けられており、ソース109
上には設けられていないので、ソース109のサイズ
(上面の面積)を小さくすることができ、従ってメモリ
セルのサイズを小さくできる。さらに、コンタクト12
1の下端をソース109上に設ける場合には、コンタク
ト121下端を比較的面積の小さなソース109の略中
心に位置させなければならないので、その正確な位置決
めのためには製造工程がそれだけ複雑になり工程管理も
繁雑になるが、この実施例では、ソース109に比べて
上面の面積が大きなLOCOS119上にコンタクト1
21を配置するので、製造工程や工程管理が簡単になり
生産性も向上する。
【0044】また、図示例では、導電体335はソース
109までしか延びていないが、それをゲート113ま
で延ばしても良い。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明の半導体装置のメ
モリセル構造は次のような優れた作用効果を奏するもの
である。
【0046】請求項1の半導体装置のメモリセル構造に
よれば、電荷蓄積用のキャパシタと、前記キャパシタへ
の電荷の蓄積、解放を制御する第1トランジスタと、前
記キャパシタと前記第1トランジスタとを電気的に接続
する導電路に介在されてその導電路をオンオフする第2
トランジスタとを備えるので、キャパシタに対する電荷
の書き込み(蓄積)、読み出し(解放)時以外は、第2
トランジスタによりキャパシタと第1トランジスタのソ
ースとの電気的接続を実質的に遮断して、キャパシタの
蓄積電荷のソースからの漏洩を著しく減少させることが
できる。従って、上述した従来例に比較して、各メモリ
セルの電荷蓄積容量を増大させることなく、メモリのリ
フレッシュ周期を長くすることができる。また、この場
合、電荷蓄積容量を増大させないので、電力消費の増大
を招くこともない。
【0047】請求項2の半導体装置のメモリセル構造に
よれば、電荷蓄積用のキャパシタと、前記キャパシタへ
の電荷の蓄積、解放を制御する第1トランジスタと、前
記キャパシタの下部電極と前記第1トランジスタのソー
スとを電気的に接続するコンタクトと、前記コンタクト
の導通状態を制御するゲートとを備え、前記コンタクト
は、低抵抗領域と、前記低抵抗領域に直列に接続された
高抵抗領域と、前記低抵抗領域に直列に接続されるとと
もに前記高抵抗領域に並列に配置され、前記ゲートによ
り導通状態を制御されるチャンネル形成領域とから構成
されるので、キャパシタへの電荷蓄積、解放時以外は、
前記ゲートにより前記チャンネル形成領域を非導通にし
てキャパシタと第1トランジスタのソースとの電気的接
続を実質的に遮断して、キャパシタの蓄積電荷のソース
からの漏洩を著しく減少させることができる。従って、
上述した従来例に比較して、各メモリセルの電荷蓄積容
量を増大させることなく、メモリのリフレッシュ周期を
長くすることができる。また、この場合、電荷蓄積容量
を増大させないので、電力消費の増大を招くこともな
い。
【0048】請求項3の半導体装置のメモリセル構造に
よれば、前記第1トランジスタのソースとドレインとの
間の導通状態をオンオフ制御するゲートと前記チャンネ
ル形成領域のオンオフ制御用のゲートとは一体的に構成
されるので、製造工程が簡単になりコストダウンを図れ
ると共に、それらゲートをコンパクトにまとめることに
よりメモリセルを小形化することができる。
【0049】請求項4の半導体装置のメモリセル構造で
は、前記第1トランジスタのソースとドレインとの間の
導通状態をオンオフ制御するゲートと前記チャンネル形
成領域のオンオフ制御用のゲートとはそれぞれ別個に分
離して構成されるので、第1トランジスタのゲートの位
置に関係なくコンタクトを容易にソースの略中心に配置
することができ、また、コンタクトをソースの一側に片
寄せて配置した場合に比べて、第1トランジスタの絶縁
用サイドウオールに高精度の加工を施す必要が無いの
で、生産工程が簡略化できる。また、前記チャンネル形
成領域は前記高抵抗領域を囲むように環状に配置されの
で、該環状のチャンネル形成領域により形成される導電
路の断面積を大きく取ることができる。このため、コン
タクトの断面積を小さくしても必要充分な導電路の断面
積を確保することができ、メモリセルの小形化を図るこ
とができる。
【0050】請求項5の半導体装置のメモリセル構造で
は、前記第1トランジスタのソースとドレインとの間の
導通状態をオンオフ制御するゲートと前記チャンネル形
成領域のオンオフ制御用のゲートとは一体的に構成され
るので、製造工程が簡単になりコストダウンを図れると
共に、それらゲートをコンパクトにまとめることにより
メモリセルを小形化することができる。また、前記高抵
抗領域及びそれを取り囲む前記環状のチャンネル形成領
域は前記一体的に構成されたゲートに形成された開口を
貫通するように配置され、前記チャンネル形成領域が前
記一体的に構成されたゲートにより取り囲まれるように
配置されるので、前記高抵抗領域及び前記環状のチャン
ネル形成領域を、前記一体的に構成されたゲートに形成
された開口に貫通させることにより、それら高抵抗領域
及びチャンネル形成領域の作り込みが簡単になり、製造
工程を更に簡素化できる。
【0051】請求項6の半導体装置のメモリセル構造に
よれば、電荷蓄積用のキャパシタと、そのキャパシタへ
の電荷の蓄積、解放を制御する第1トランジスタと、一
端を、前記キャパシタの下部電極に接続され、他端を、
前記第1トランジスタのソースに隣接して配置されるL
OCOSの表面に配置されたコンタクトと、前記コンタ
クトを前記第1トランジスタのソースへ電気的に接続す
る導電路に介装された第2トランジスタとを備えるの
で、キャパシタに対する電荷の書き込み(蓄積)、読み
出し(解放)時以外は、第2トランジスタによりキャパ
シタと第1トランジスタのソースとの電気的接続を実質
的に遮断して、キャパシタの蓄積電荷のソースからの漏
洩を著しく減少させることができる。さらに、ソース上
にコンタクトを設ける必要がないため、ソースのサイズ
を小さくしてメモリセルの小形化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1乃至第3実施例による半導体装置
のメモリセル構造に共通の電気回路図である。
【図2】本発明の第1実施例による半導体装置のメモリ
セル構造の断面図である。
【図3】本発明の第2実施例による半導体装置のメモリ
セル構造を示し、(A)はそのの縦断面図で、(B)は
そのB−B線断面図である。
【図4】本発明の第3実施例による半導体装置のメモリ
セル構造の断面図である。
【図5】本発明の第4実施例による半導体装置のメモリ
セル構造の断面図である。
【図6】本発明の第4実施例による半導体装置のメモリ
セル構造の電気回路図である。
【図7】本発明を適用しうる従来公知のDRAMの一例
を示すブロック図である。
【図8】従来の半導体装置のメモリセル構造の断面図で
ある。
【図9】図8のメモリセル構造の一部を拡大して示した
断面図である。
【図10】図9のメモリセルの電気回路図である。
【図11】従来例及び本発明のメモリセルの動作を表わ
すタイミングチャートで、(A)はキャパシタに印加さ
れる電圧、(B)は従来のメモリセルの蓄積電圧、及び
(C)は本発明のメモリセルの蓄積電圧、をそれぞれ表
わしている。
【図12】従来例及び本発明のメモリセルアレイのリー
ク電流によるフェールビット数の経時変化を表わすグラ
フで、(a)乃至(c)は各メモリセルの電荷蓄積容量
がそれぞれ小、中、大である従来のメモリセルアレイを
表わし、(d)は各メモリセルの電荷蓄積容量が従来例
(a)と同一の本発明のメモリセルアレイを表わしてい
る。
【符号の説明】
101 キャパシタ 103 MOS型トランジスタ(第1トランジスタ) 103b 下部電極 109 ソース 111 ドレイン 113 ゲート 119 LOCOS 121 コンタクト 123 低抵抗領域 125 高抵抗領域 127 チャンネル形成領域 131 ゲート 133 カットオフトランジスタ(第2トランジス
タ) 121 コンタクト 225 高抵抗領域 227 チャンネル形成領域 231 ゲート 231a 開口 233 カットオフトランジスタ(第2トランジス
タ) 333 カットオフトランジスタ(第2トランジス
タ)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/822

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷蓄積用のキャパシタと、 前記キャパシタへの電荷の蓄積、解放を制御する第1ト
    ランジスタと、 前記キャパシタと前記第1トランジスタとを電気的に接
    続する導電路に介在されてその導電路をオンオフする第
    2トランジスタと、 を備えた半導体装置のメモリセル構造。
  2. 【請求項2】 電荷蓄積用のキャパシタと、 前記キャパシタへの電荷の蓄積、解放を制御する第1ト
    ランジスタと、 前記キャパシタの下部電極と前記第1トランジスタのソ
    ースとを電気的に接続するコンタクトと、 前記コンタクトの導通状態を制御するゲートと、を備
    え、 前記コンタクトは、 低抵抗領域と、 前記低抵抗領域に直列に接続された高抵抗領域と、 前記低抵抗領域に直列に接続されるとともに前記高抵抗
    領域に並列に配置され、前記ゲートにより導通状態を制
    御されるチャンネル形成領域と、 から構成される半導体装置のメモリセル構造。
  3. 【請求項3】 前記第1トランジスタのソースとドレイ
    ンとの間の導通状態をオンオフ制御するゲートと前記チ
    ャンネル形成領域のオンオフ制御用のゲートとは一体的
    に構成される請求項2記載の半導体装置のメモリセル構
    造。
  4. 【請求項4】 前記第1トランジスタのソースとドレイ
    ンとの間の導通状態をオンオフ制御するゲートと前記チ
    ャンネル形成領域のオンオフ制御用のゲートとはそれぞ
    れ別個に分離して構成され、 前記チャンネル形成領域は前記高抵抗領域を囲むように
    環状に配置され、 前記チャンネル形成領域のオンオフ制御用ゲートは、前
    記環状のチャンネル形成領域を取り囲むように配置され
    る、 請求項2記載の半導体装置のメモリセル構造。
  5. 【請求項5】 前記第1トランジスタのソースとドレイ
    ンとの間の導通状態をオンオフ制御するゲートと前記チ
    ャンネル形成領域のオンオフ制御用のゲートとは一体的
    に構成され、 前記高抵抗領域及びそれを取り囲む前記環状のチャンネ
    ル形成領域は前記一体的に構成されたゲートに形成され
    た開口を貫通するように配置され、 前記チャンネル形成領域が前記一体的に構成されたゲー
    トにより取り囲まれるように配置される、 請求項2記載の半導体装置のメモリセル構造。
  6. 【請求項6】 電荷蓄積用のキャパシタと、 前記キャパシタへの電荷の蓄積、解放を制御する第1ト
    ランジスタと、 一端を、前記キャパシタの下部電極に接続され、他端
    を、前記第1トランジスタのソースに隣接して配置され
    るLOCOSの表面に配置されたコンタクトと、 前記コンタクトを前記第1トランジスタのソースへ電気
    的に接続する導電路に介装された第2トランジスタと、 を備えた半導体装置のメモリセル構造。
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