JP2769664B2 - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JP2769664B2
JP2769664B2 JP5014889A JP1488993A JP2769664B2 JP 2769664 B2 JP2769664 B2 JP 2769664B2 JP 5014889 A JP5014889 A JP 5014889A JP 1488993 A JP1488993 A JP 1488993A JP 2769664 B2 JP2769664 B2 JP 2769664B2
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
    • H10B12/318DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor the storage electrode having multiple segments

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関す
るものであり、特に、上層配線層とセルプレートの一部
である下層配線層との電気的接続が行なわれる部分の構
造およびその構造の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置はコンピュータな
どの情報機器の目覚しい普及によってその需要が急速に
拡大している。さらに、機能的には大規模な記憶容量を
有し、かつ高速動作が可能なものが要求されている。こ
れに伴って、半導体記憶装置の高集積化および高速応答
性あるいは高信頼性に関する技術開発が進められてい
る。
【0003】半導体記憶装置のうち、記憶情報のランダ
ムな入出力が可能なものにDRAM(Dynamic Random A
ccess Memory)がある。一般にDRAMは多数の記憶情
報を蓄積する記憶領域であるメモリセルアレイと、外部
との入出力に必要な周辺回路とから構成されている。
【0004】図34は、一般的なDRAMの構成を示す
ブロック図である。図34において、DRAM1000
は、記憶情報のデータ信号を蓄積するためのメモリセル
アレイ1100と、単位記憶回路を構成するメモリセル
を選択するためのアドレス信号を外部から受けるための
ロウアンドカラムアドレスバッファ1200と、そのア
ドレス信号を解読することによってメモリセルを指定す
るためのロウデコーダ8300およびカラムデコーダ1
400と、指定されたメモリセルに蓄積された信号を増
幅して読出すセンスリフレッシュアンプ1500と、デ
ータ入出力のためのデータインバッファ1600および
データアウトバッファ1700と、クロック信号を発生
するクロックジェネレータ1800と、を含んでいる。
【0005】半導体チップ上で大きな面積を占めるメモ
リセルアレイ1100は、単位記憶情報を蓄積するため
のメモリセルがマトリクス状に複数個配列されて形成さ
れている。図35は、メモリセルアレイ1100を構成
するメモリセルの4ビット分の等価回路図を示してい
る。図示されたメモリセルは、1個のMOS(Metal Ox
ide Semiconductor )トランジスタ1900と、これに
接続された1個のキャパシタ2000とから構成される
いわゆる1トランジスタ1キャパシタ型のメモリセルを
示している。このタイプのメモリセルは構造が簡単なた
めメモリセルアレイの集積度を向上させることが容易で
あり、大容量のDRAMに広く用いられている。
【0006】また、DRAMのメモリセルは、キャパシ
タの構造によっていくつかのタイプに分けることができ
る。図36は、典型的なスタックトタイプキャパシタを
有するメモリセルの断面構造図であり、たとえば特公昭
60−2784号公報などに示されている。図36を参
照して、メモリセルは1つのトランスファーゲートトラ
ンジスタと1つのスタックトタイプのキャパシタ(以下
スタックトタイプキャパシタと称す)とを備える。
【0007】トランスファーゲートトランジスタは、シ
リコン基板1の主表面に形成されたソース/ドレイン領
域5a、5bと、ソース/ドレイン領域5aとソース/
ドレイン領域5bとの間のシリコン基板の主表面上に形
成されたゲート電極(ワード線)7と、を備えている。
スタックトタイプキャパシタは、ソース/ドレイン領域
5bに電気的に接続され、フィールド酸化膜3上まで延
びているストレージノード9と、ストレージノード9の
表面に形成された誘電体膜11と、誘電体膜11の表面
に形成されたセルプレート13と、を備えている。
【0008】トランスファーゲートトランジスタおよび
スタックトタイプキャパシタを覆うように層間絶縁膜1
7が形成されている。層間絶縁膜17上にはビット線1
5が形成されている。層間絶縁膜17にはスルーホール
が形成されており、ビット線15はスルーホールを介し
てソース/ドレイン領域5aと電気的に接続されてい
る。
【0009】このスタックトタイプキャパシタの特徴点
は、キャパシタの主要部をゲート電極の上部やフィール
ド酸化膜の上部にまで延在させることにより、キャパシ
タの電極間の対向面積を増大させキャパシタ容量を確保
していることである。
【0010】一般的に、キャパシタの容量は電極間の対
向面積に比例し、誘電体層の厚みに反比例する。したが
って、キャパシタ容量の増大という点から、キャパシタ
の電極間対向面積を増大させることが望ましい。一方、
DRAMの高集積化に伴いメモリセルサイズは大幅に縮
小されてきている。したがって、キャパシタ形成領域も
同様に平面的な占有面積が減少される傾向にある。しか
しながら記憶装置としてのDRAMの安定動作、信頼性
の観点から1ビットのメモリセルに蓄える電荷量を減少
させるわけにはいかない。このような相反する制約条件
を満たすためにキャパシタの構造はキャパシタの平面的
な占有面積を減少させ、かつ電極間の対向面積を増大し
得る構造の改良が種々の形で提案された。
【0011】図37は、特願平2−89869号に記載
されたメモリセルの断面構造図である。このメモリセル
のキャパシタのストレージノード23は、ベース部分2
3aと、シリコン基板21の主表面に対して鉛直上方に
延びた立壁部分23bとを備えている。このキャパシタ
は立壁部分23bにより、キャパシタの平面占有面積を
増大させることなくキャパシタ容量を増大することが可
能となる。
【0012】このメモリセルの構造について具体的に説
明していく。シリコン基板21の主表面には、間を隔て
てソース/ドレイン領域25a、25b、25cが形成
されている。ソース/ドレイン領域25cにはベース部
分23aが電気的に接続されている。ストレージノード
23の表面には誘電体膜27が形成されている。誘電体
膜27の表面にはセルプレート29が形成されている。
【0013】シリコン基板21の主表面上には、間を隔
ててゲート電極31a、31bが形成されている。ゲー
ト電極31a、31bは絶縁膜33で覆われている。な
お35はフィールド酸化膜である。
【0014】セルプレート29の上には層間絶縁膜37
が形成されている。層間絶縁膜37の上には配線膜39
が間を隔てて形成されている。配線膜39は保護膜41
で覆われている。このメモリセルの製造方法を以下説明
する。
【0015】図38に示すように、シリコン基板21の
主表面にフィールド酸化膜35を形成する。フィールド
酸化膜35はLOCOS法を用いて形成される。
【0016】次に、図39に示すように、熱酸化法など
によりゲート酸化膜43を形成した後、多結晶シリコン
からなるゲート電極31a、31b、31c、31dを
選択的に形成する。さらに、二度の酸化膜の堆積工程と
エッチング工程によってゲート電極31a〜31dの周
囲に絶縁膜33を形成する。さらに、絶縁膜33をマス
クとしてイオン注入法を用いてシリコン基板21の主表
面に不純物を注入し、ソース/ドレイン領域25a、2
5b、25cを形成する。
【0017】さらに、図40に示すように、高融点金属
膜を堆積し、所定の形状にパターニングする。これによ
り、ソース/ドレイン領域25bに電気的に接続される
ビット線45が形成される。ビット線45の周囲を絶縁
膜47で覆う。
【0018】さらに、図41に示すように、シリコン基
板21の主表面の全面にCVD法を用いて多結晶シリコ
ン膜49を形成する。
【0019】さらに、図42に示すように、多結晶シリ
コン膜49の上に絶縁膜51を形成する。
【0020】図43に示すように、絶縁膜51の表面上
にレジスト53を塗布し、リソグラフィ法を用いて所定
の形状にパターニングする。
【0021】図44に示すように、レジスト53をマス
クとして絶縁膜51を選択的にエッチング除去する。
【0022】図45に示すように、レジスト53を除去
した後、CVD法を用いて多結晶シリコン膜55を形成
する。
【0023】図46に示すように、多結晶シリコン膜5
5が完全に覆われるように厚いレジスト57を塗布す
る。そして、このレジスト57をエッチバックし、絶縁
膜51の上部表面を覆う多結晶シリコン膜55を露出さ
せる。
【0024】図47に示すように、露出した多結晶シリ
コン膜55をエッチングし、引続いて絶縁層51を自己
整合的にエッチング除去する。これにより、多結晶シリ
コン膜55は立壁部分23bとなる。
【0025】図48に示すように、異方性エッチングを
用いて多結晶シリコン膜49の露出した部分のみを自己
整合的に除去する。これにより、多結晶シリコン膜49
はベース部分23aとなる。その後、レジスト57を除
去する。
【0026】図49に示すように、ストレージノード2
3の表面にシリコン窒化膜からなる誘電体膜27を形成
する。
【0027】図50に示すように、シリコン基板21の
主表面全面に多結晶シリコン膜からなるセルプレート2
9を形成する。
【0028】図51に示すように、セルプレート29の
上に層間絶縁膜37を形成する。そして、図37に示す
ように層間絶縁膜37の上にアルミニウムからなる配線
膜39を形成し、配線膜39を保護膜41で覆う。以上
により、このメモリセルの製造が終了する。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図51に示
す状態において、メモリセル形成領域以外の領域は図5
2に示す状態にある。Aで示す位置がメモリセル形成領
域である。セルプレート29と上層の配線膜とを電気的
に接続させるために、セルプレート29の一部は層間絶
縁膜65上まで延びている。このセルプレート29の一
部を下層配線膜30と呼ぶ。メモリセル形成領域にはゲ
ート電極31e、31fが形成されている。一方、63
はMOSトランジスタである。MOSトランジスタ63
は、ソース/ドレイン領域61a、61bを備えてい
る。キャパシタの誘電体膜27は図52に示すようにシ
リコン基板21の全面に形成されている。なお、59は
不純物領域である。下層配線膜30と上層に形成される
配線膜との電気的接続方法を以下説明していく。
【0030】図53に示すように、層間絶縁膜37上に
レジスト69を塗布し、レジスト69に所定のパターニ
ングを施す。レジスト69をマスクとして層間絶縁膜3
7、65を異方性エッチングを用いて選択的に除去しス
ルーホール67a、67b、67c、67dを形成す
る。
【0031】図54に示すように、レジスト69を除去
し、CVD法を用いて層間絶縁膜37上にタングステン
膜71を形成する。スルーホールのアスペクト比(孔の
深さ/孔の開口寸法)が大きくなると、スパッタリング
によってはスルーホールを完全に埋め込むことができな
いので、CVD法を用いている。タングステン膜71は
スルーホール内にも形成され、下層配線膜30、不純物
領域59、ソース/ドレイン領域61a、61bそれぞ
れに電気的に接続されている。
【0032】タングステン膜71を異方性:等方性が
2:1の擬似異方性エッチングを用いて全面エッチング
し、スルーホール67a、67b、67c、67d内に
あるタングステンを残して除去する。擬似異方性エッチ
ングを用いたのは層間絶縁膜37の段差部(図示せず)
にタングステンが残らないようにするためである。タン
グステン膜71の厚みは均一に形成できず、またウェハ
上に配列された半導体装置の位置によってはエッチング
速度が異なるので、図55に示すようにある領域では層
間絶縁膜37上にあるタングステン膜71が除去されて
も、他の領域ではまだタングステン膜71aが残ってい
る場合がある。
【0033】層間絶縁膜37上に残っているタングステ
ン膜71aを除去するためにさらにタングステン膜71
をエッチングする。このエッチングにより、図56に示
すように、スルーホール67bにおいてはスルーホール
67b内のタングステン膜71の一部がエッチング除去
される。また、浅いスルーホールである67aにおいて
は、タングステン膜71が完全にエッチング除去され、
さらに下層配線膜30の一部もエッチングしている。こ
の状態で、層間絶縁膜37上にスパッタリングを用いて
アルミニウム膜を形成し、所定のパターニングを施した
状態を示す図が図57である。図57を見ればわかるよ
うに、下層配線膜30とスルーホール67aに形成され
た配線膜39との電気的接続が不良になっている。
【0034】この発明はかかる従来の問題点を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、上層配
線層とセルプレートの一部である下層配線層との電気的
接続を確実にできる半導体記憶装置を提供することであ
る。
【0035】この発明の他の目的は、上層配線層とセル
プレートの一部である下層配線層との電気的接続を確実
にできる半導体記憶装置の製造方法を提供することであ
る。
【0036】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の局面
は、主表面を有する半導体基板と、主表面に形成された
不純物領域と、不純物領域に電気的に接続するように形
成され、主表面に対して上方に延びた部分を有するスト
レージノードと、ストレージノードの表面に形成された
誘電体層と、誘電体層の表面に形成されたセルプレート
と、を含むメモリセルが形成されたメモリセル形成領域
を備えている。この発明の第1の局面は、さらに主表面
上であって、かつメモリセル形成領域と離れた位置に形
成された第1層間絶縁層と、メモリセル形成領域と第1
層間絶縁層との間であって、第1層間絶縁層の上面部よ
り下に形成され、セルプレートの一部である下層配線層
と、メモリセル形成領域と第1層間絶縁層との間に形成
され、下層配線層を露出させるスルーホールを有する第
2層間絶縁層と、第2層間絶縁層上に形成され、スルー
ホールを介して下層配線層と電気的に接続された上層配
線層と、を備えている。
【0037】この発明の第2の局面は半導体記憶装置の
製造方法である。この発明の第2の局面は、主表面にメ
モリセル形成領域のある半導体基板の主表面上であっ
て、メモリセル形成領域と離れた位置に第1層間絶縁層
を形成する工程と、メモリセル形成領域上に、主表面に
対して上方に延びた部分を有するストレージノードを形
成する工程と、ストレージノードの表面に誘電体層を形
成する工程と、誘電体層の表面にセルプレートを形成す
る工程と、メモリセル形成領域と第1層間絶縁層との間
の領域であって、第1層間絶縁層の上面部より下の位置
にセルプレートの一部である下層配線層を形成する工程
と、主表面上に第2層間絶縁層を形成する工程と、第2
層間絶縁層を選択的にエッチング除去し、メモリセル形
成領域と第1層間絶縁層との間の領域であって、下層配
線層に到達するスルーホールを形成する工程と、スルー
ホールが埋まるように、第2層間絶縁層上に導電層を形
成する工程と、スルーホール内の導電層を残して、導電
層をエッチング除去する工程と、第2層間絶縁層上に、
スルーホール内の導電層と電気的に接続された上層配線
層を形成する工程と、を備えている。
【0038】
【作用】セルプレートの一部である下層配線層と上層配
線層とを電気的に接続することにより、セルプレートと
上層配線層との電気的接続を行なっている。
【0039】この発明の第1の局面は下層配線層を、メ
モリセル形成領域と第1層間絶縁層との間であって、第
1層間絶縁層の上面部より下に形成している。そして下
層配線層と上層配線層とを電気的に接続するのに用いる
スルーホールを、メモリセル形成領域と第1層間絶縁層
との間に形成している。このため、第1層間絶縁層上に
スルーホールを形成する場合に比べてスルーホールの深
さを大きくすることができる。スルーホールの深さが大
きいので、スルーホール内に形成する導電層の厚みが大
きくなる。したがって、オーバエッチングの際にスルー
ホール内の導電層が全部除去され、さらに下層配線層が
削られるということがなくなる。よって上層配線層と下
層配線層との電気的接続を良好に行なうことができる。
【0040】この発明の第2の局面はセルプレートの一
部である下層配線層を、メモリセル形成領域と第1層間
絶縁層との間の領域であって、第1層間絶縁層の上面部
より下の位置に形成している。そして、半導体基板の主
表面上に形成された第2層間絶縁を選択的にエッチング
除去し、メモリセル形成領域と第1層間絶縁層との間で
あって、下層配線層に到達するスルーホールを形成して
いる。このため第1層間絶縁層上にスルーホールを形成
する場合に比べてスルーホールの深さが大きくなる。
【0041】
【実施例】(第1実施例)図1はこの発明の第1実施例
の断面図である。Aで示す部分はメモリセル形成領域を
示している。Bで示す部分はメモリセル形成領域とは離
れた位置にある周辺回路形成領域を示している。メモリ
セル形成領域から説明していく。
【0042】シリコン基板81には、間を隔ててソース
/ドレイン領域83a、83b、83cが形成されてい
る。89a、89bはゲート電極(ワード線)である。
ゲート電極89a、89bは絶縁膜88で覆われてい
る。ソース/ドレイン領域83bにはビット線87が電
気的に接続されている。ビット線87は絶縁膜92で覆
われている。
【0043】ソース/ドレイン領域83cには、ストレ
ージノード85のベース部分85aが電気的に接続され
ている。ベース部分85aには立壁部分85bが電気的
に接続されている。ストレージノード85の表面には誘
電体膜90が形成されている。誘電体膜90の表面には
セルプレート91が形成されている。89cはワード線
である。
【0044】セルプレート91の一部はフィールド酸化
膜107a上まで形成され、さらに第1層間絶縁層であ
るシリコン酸化膜123の上面部123a上まで延びて
いる。セルプレート91のうち、フィールド酸化膜10
7a上およびシリコン酸化膜123上に形成されたもの
を下層配線膜109と呼ぶ。下層配線膜109は立壁部
分85bとシリコン酸化膜123とによって凹型にされ
ている。
【0045】セルプレート91および下層配線膜109
上には第2層間絶縁層であるシリコン酸化膜93が形成
されている。シリコン酸化膜93には、下層配線膜10
9のうち、シリコン基板81の主表面111に最も近い
部分に到達するスルーホール95aが形成されている。
つまり凹型の底部にスルーホール95aが到達してい
る。スルーホール95aの深さは5000Å以上ある。
スルーホール95aは途中までタングステン膜101a
で埋め込まれ、残りはアルミニウムからなる上層配線膜
103aで埋め込まれている。なお、103はアルミニ
ウムからなる上層配線膜である。
【0046】フィールド酸化膜107aとフィールド酸
化膜107bとの間のシリコン基板81には、不純物領
域97が形成されている。シリコン酸化膜93,123
には不純物領域97に到達するスルーホール95bが形
成されている。スルーホール95bは途中までタングス
テン膜101bで埋め込まれ、残りはアルミニウムから
なる上層配線膜103bで埋め込まれている。上層配線
膜103、103a、103bは保護膜105で覆われ
ている。
【0047】次にBで示す周辺回路形成領域について説
明していく。83dは、MOSトランジスタの一方のソ
ース/ドレイン領域である。89dはゲート電極であ
り、88はゲート電極89dを覆う絶縁膜である。シリ
コン酸化膜93、123にはソース/ドレイン領域83
dに到達するスルーホール95cが形成されている。ス
ルーホール95cはタングステン膜101cで埋め込ま
れている。アルミニウムからなる上層配線膜103cは
タングステン膜101cと電気的に接続されている。上
層配線膜103cは保護膜105で覆われている。
【0048】次に図1に示すこの発明の第1実施例の製
造方法を以下説明していく。図2に示すように、まず通
常の方法を用いて、ゲート電極(ワード線)89a、8
9b、ワード線89c、ゲート電極89dを形成した。
ゲート電極およびワード線をシリコン酸化膜からなる絶
縁膜88で覆った。次に、絶縁膜88をマスクとして、
シリコン基板81にイオンを注入しソース/ドレイン領
域83a、83b、83c、83dおよび不純物領域9
7を形成した。その後、ソース/ドレイン領域83bに
電気的に接続するビット線87を形成し、ビット線87
をシリコン酸化膜からなる絶縁膜92で覆った。
【0049】図3に示すように、シリコン基板81の主
表面全面に、CVD法を用いてシリコン窒化膜113を
形成した。なおシリコン窒化膜の代わりに、シリコン酸
化膜の上にシリコン窒化膜を積層した構造のものでもよ
い。
【0050】図4に示すように、シリコン基板81の主
表面全面に、レジスト115を塗布した。レジスト11
5を選択的に露光し、ソース/ドレイン領域83a、8
3c上にあるレジスト115を選択的に除去した。
【0051】図5に示すように、レジスト115をマス
クとして、反応性イオンエッチングを用いてシリコン窒
化膜113を選択的にエッチング除去した。異方性エッ
チングのため、絶縁膜88の側壁上にはシリコン窒化膜
113が残っている。
【0052】図6に示すように、シリコン基板81の主
表面全面に、CVD法を用いて多結晶シリコン膜119
を形成した。多結晶シリコン膜119の上にCVD法を
用いてシリコン酸化膜117を形成した。通常の写真製
版技術とエッチング技術とを用いて、メモリセル形成領
域上にあるシリコン酸化膜117だけを残して、他の領
域にあるシリコン酸化膜117を除去した。
【0053】図6に示すように、シリコン酸化膜117
をマスクとして多結晶シリコン膜119をエッチング除
去し、シリコン酸化膜117を除去した。なお、この場
合シリコン酸化膜117のかわりにレジストを設け、こ
れをマスクとして多結晶シリコン膜119をエッチング
除去してもよい。この状態が図7である。シリコン窒化
膜113によって多結晶シリコン膜119をエッチング
する際に、不純物領域97、ソース/ドレイン領域83
dがエッチングされるのを防いでいる。
【0054】図8に示すように、シリコン基板81の主
表面全面にCVD法を用いてシリコン酸化膜123を形
成した。シリコン酸化膜123の上にレジスト121を
塗布し、レジスト121に所定のパターニングを施し
た。
【0055】図9に示すように、レジスト121をマス
クとして、ビット線87上およびフィールド酸化膜10
7a上にあるシリコン酸化膜123を選択的にエッチン
グ除去した。フィールド酸化膜107a上の多結晶シリ
コン膜119によって、フィールド酸化膜107aがエ
ッチングされるのを防いでいる。つまり、シリコン窒化
膜113とシリコン酸化膜123とはエッチング速度の
差が小さいので、シリコン窒化膜113はエッチングス
トッパーになりにくい。したがって、多結晶シリコン膜
119をエッチングストッパーにしているのである。多
結晶シリコン膜119をエッチングストッパーにしてい
るので、シリコン酸化膜123は多結晶シリコン膜11
9の端部119a上に乗り上げた構造となる。
【0056】そして図10に示すようにレジスト121
を除去した。図11に示すように、シリコン酸化膜12
3をマスクとして多結晶シリコン膜119を選択的にエ
ッチング除去した。ソース/ドレイン領域83a、83
cに電気的に接続されている多結晶シリコン膜119を
以下ベース部分85aと呼ぶ。シリコン酸化膜123は
メモリセル形成領域と他の領域との段差を小さくするた
めに形成しているが、多結晶シリコン膜119をエッチ
ング除去する際のマスクにもしている。
【0057】図12に示すように、シリコン基板81の
主表面全面に、CVD法を用いて多結晶シリコン膜12
5を形成した。
【0058】図13に示すように、シリコン基板81の
主表面全面にレジスト127を塗布した。そしてメモリ
セル形成領域上にあるレジスト127を除去した。
【0059】図14に示すように、レジスト127をマ
スクとして反応性イオンエッチングを用いて、多結晶シ
リコン膜125を選択的にエッチング除去した。これに
より、フィールド酸化膜107a上、シリコン酸化膜1
23上およびビット線87上にある多結晶シリコン膜1
25が除去された。異方性エッチングを用いているの
で、シリコン酸化膜123の側壁に形成されている多結
晶シリコン膜125は除去されていない。シリコン酸化
膜123の側壁に残っている多結晶シリコン膜125を
以下立壁部分85bと呼ぶ。
【0060】図15に示すように、自己整合的にシリコ
ン酸化膜123をエッチング除去した。レジスト127
を除去した。
【0061】図16に示すように、シリコン基板81の
主表面全面にレジスト129を塗布した。メモリセル形
成領域上にあるレジスト129を残して、他の領域にあ
るレジスト129を除去した。
【0062】図17に示すように、レジスト129をマ
スクとして多結晶シリコン膜125をエッチング除去し
た。図16に示すように、シリコン酸化膜123の側壁
に形成された多結晶シリコン125aを除去するために
このエッチングは、擬似異方性エッチングを用いてい
る。したがって、図17に示すように多結晶シリコン膜
119aの一部がエッチングされている。なお、多結晶
シリコン膜119aは無用なものなので、等方的要素を
強め全部をエッチング除去してもよい。
【0063】図18に示すように、レジスト129を除
去した。図19に示すように、通常の方法を用いてシリ
コン基板81の主表面上に誘電体膜90を形成する。さ
らに誘電体膜90の上にCVD法を用いて多結晶シリコ
ン膜92aを形成し、レジスト94を用いて所定のパタ
ーニングを施す。これにより図20に示すようにセルプ
レート91および下層配線膜109が形成される。下層
配線膜109の一部はシリコン酸化膜123の上面部1
23a上まで延びている。
【0064】下層配線膜109をシリコン酸化膜123
上にまで形成したのは、Eで示す領域にスルーホールを
形成するので、下層配線膜109をシリコン酸化膜12
3上まで形成し、Eで示す領域に下層配線膜109が確
実に存在するようにしているからである。ただし、下層
配線膜109をシリコン酸化膜123上まで形成しなく
てもこの発明の効果は達成できる。Eで示す領域の長
さ、すなわち凹部の底部の長さは1.0μm以上3.0
μm以下が好ましい。
【0065】図21に示すように、シリコン基板81の
主表面全面に、CVD法を用いてシリコン酸化膜93を
形成した。
【0066】図22に示すように、通常の写真製版技術
とエッチング技術とを用いて、シリコン酸化膜93、1
23を選択的にエッチング除去し、スルーホール95
a、95b、95cを形成した。スルーホール95a
は、下層配線膜109のうち、シリコン基板81の主表
面に最も近い部分、つまり凹型の底部に到達している。
【0067】図23に示すように、CVD法を用いてシ
リコン基板81の主表面全面にタングステン膜101を
形成した。
【0068】図24に示すように、シリコン酸化膜93
上にあるタングステン膜101を全面エッチング除去し
た。ウェハ上に配列された半導体装置の位置によってエ
ッチング速度およびタングステン膜厚が異なる。この実
施例では、周辺回路形成領域Bにおいては、シリコン酸
化膜93上にあるタングステン膜101がまだ完全に除
去されていない。なお、スルーホール95aに埋め込ま
れたタングステン膜をタングステン膜101aと呼ぶ。
同じくスルーホール95bに埋め込まれたタングステン
膜をタングステン膜101bと呼ぶ。
【0069】図25に示すように、シリコン酸化膜93
上に残っているタングステン膜101を除去するため
に、さらにエッチングを続けた。従来はシリコン酸化膜
123上に、下層配線膜109に到達するスルーホール
を形成していた。したがって、スルーホールの深さは浅
く、このオーバーエッチングによりスルーホール内のタ
ングステン膜が除去され、さらに下層配線膜109の一
部が除去されることがあった。この第1実施例において
は、スルーホール95aの深さは大きいので、このよう
なことは起こらなかった。
【0070】図26に示すように、シリコン酸化膜93
上にスパッタリング法を用いてアルミニウム膜を形成し
た。そしてアルミニウム膜に所定のパターニングを施
し、上層配線膜103、103a、103b、103c
を形成した。そして図1に示すように、上層配線膜10
3、103a、103b、103cを覆うように保護膜
105を形成した。以上によりこの発明の第1実施例の
製造方法が終了した。
【0071】(第2実施例)第1実施例で説明した図2
〜図18で示す工程を経る。そして図27に示すように
シリコン基板81の主表面上に誘電体膜90を形成す
る。誘電体膜90の上にCVD法を用いて多結晶シリコ
ン膜92aを形成する。多結晶シリコン膜92aの上に
レジスト94を形成する。露光・現像後のレジスト94
の側面部94aがEで示す領域に位置するようにレジス
ト94の露光・現像を行なう。
【0072】レジスト94をマスクとして異方性エッチ
ングを用いて多結晶シリコン膜92a、誘電体膜90を
順にエッチング除去し、図28に示すようにセルプレー
ト91を形成する。異方性エッチングを用いているので
シリコン酸化膜123の側面部123b上には多結晶シ
リコン膜92a、誘電体膜90が残っている。そして第
1実施例で説明した図20〜図25で示す工程を経た
後、図29に示すようにこの発明の第2実施例を完成す
る。
【0073】第1実施例では下層配線膜109の端部は
シリコン酸化膜123の上面部123a上まで延びてい
るが、第2実施例では下層配線膜109の端部はシリコ
ン酸化膜123の側面部123bの手前にある。
【0074】(第3実施例)第1実施例で説明した図2
〜図18で示す工程を経る。そして図30に示すように
シリコン基板81の主表面上に誘電体膜90を形成す
る。誘電体膜90の上にCVD法を用いて多結晶シリコ
ン膜92aを形成する。多結晶シリコン膜92a上にレ
ジスト94を形成する。露光・現像後のレジスト94の
側面部94aがEで示す領域に位置するようにレジスト
94の露光・現像を行なう。
【0075】レジスト94をマスクとして等方性エッチ
ングを用いて多結晶シリコン膜92a、誘電体膜90を
順にエッチング除去し、図31に示すようにセルプレー
ト91を形成する。等方性エッチングを用いているので
シリコン酸化膜123の側面部123b上に誘電体膜9
0、多結晶シリコン膜92aが残ることはない。そし
て、第1実施例で説明した図20〜図25で示す工程を
経た後、図32に示すようにこの発明の第3実施例を完
成する。
【0076】図28に示す第2実施例では側面部123
b上に誘電体膜90、多結晶シリコン膜92aが残って
いる。側面部123b上の誘電体膜90、多結晶シリコ
ン膜92aは剥がれてゴミになる可能性があるので、側
面部123b上に誘電体膜90、多結晶シリコン膜92
aが残らない方が好ましい。第3実施例では図31に示
すように等方性エッチングを用いているので、側面部1
23b上に誘電体膜90、多結晶シリコン膜92aが残
ることはない。
【0077】図32に示すように、スルーホール95a
が下層配線膜109上に確実に位置するようにするに
は、下層配線膜109が所定の長さ以上でなければなら
ない。第3実施例では等方性エッチングを用いているの
で、図31に示すようにサイドエッチングが進み、レジ
スト94の側面部94aより内側に下層配線膜109の
端部がある。このようなサイドエッチングを考慮して図
30に示すように、下層配線膜109の長さの設計値L
より、露光・現像後のレジスト94の長さが大きくなる
ように、レジスト94の露光・現像を行なう必要があ
る。露光・現像後のレジスト94の長さが大きくなるの
で、第2実施例に比べてEで示す距離を大きくしなけれ
ばならない。よって微細化という点ではEで示す距離を
小さくできる第2実施例の方が有利である。
【0078】(第4実施例)図33はこの発明の第4実
施例の断面図である。図1に示す第1実施例と同じもの
については同一符号を付すことによりその説明を省略す
る。図1に示す第1実施例との違いは第1実施例はスル
ーホール95aの下にフィールド酸化膜107aが位置
している。図33に示すように第4実施例ではスルーホ
ール95aの下にフィールド酸化膜は存在していない。
【0079】
【発明の効果】この発明の第1の局面は下層配線層と上
層配線層とを電気的に接続するのに用いるスルーホール
を、メモリセル形成領域と第1層間絶縁層との間に形成
している。このため、第1層間絶縁層上にスルーホール
を形成する場合に比べてスルーホールの深さを大きくす
ることができる。したがって、オーバエッチングの際に
スルーホール内の導電層が全部除去され、さらに下層導
電層が削られるということがなくなる。よって上層配線
層と下層配線層との電気的接続を良好に行なうことがで
きる。
【0080】この発明の第2の局面はセルプレートの一
部である下層配線層を、メモリセル形成領域と第1層間
絶縁層との間の領域であって、第1層間絶縁層の上面部
より下の位置に形成している。そして、半導体基板の主
表面上に形成された第2層間絶縁層を選択的にエッチン
グ除去し、メモリセル形成領域と第1層間絶縁層との間
であって、下層配線層に到達するスルーホールを形成し
ている。このため第1層間絶縁層上にスルーホールを形
成する場合に比べてスルーホールの深さが大きくなる。
したがって、オーバエッチングの際にスルーホール内の
導電層が全部除去され、さらに下層配線層が削られると
いうことがなくなる。よって上層配線層と下層配線層と
の電気的接続を良好に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の断面図である。
【図2】この発明の第1実施例の製造方法の第1工程を
示すシリコン基板の断面図である。
【図3】この発明の第1実施例の製造方法の第2工程を
示すシリコン基板の断面図である。
【図4】この発明の第1実施例の製造方法の第3工程を
示すシリコン基板の断面図である。
【図5】この発明の第1実施例の製造方法の第4工程を
示すシリコン基板の断面図である。
【図6】この発明の第1実施例の製造方法の第5工程を
示すシリコン基板の断面図である。
【図7】この発明の第1実施例の製造方法の第6工程を
示すシリコン基板の断面図である。
【図8】この発明の第1実施例の製造方法の第7工程を
示すシリコン基板の断面図である。
【図9】この発明の第1実施例の製造方法の第8工程を
示すシリコン基板の断面図である。
【図10】この発明の第1実施例の製造方法の第9工程
を示すシリコン基板の断面図である。
【図11】この発明の第1実施例の製造方法の第10工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図12】この発明の第1実施例の製造方法の第11工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図13】この発明の第1実施例の製造方法の第12工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図14】この発明の第1実施例の製造方法の第13工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図15】この発明の第1実施例の製造方法の第14工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図16】この発明の第1実施例の製造方法の第15工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図17】この発明の第1実施例の製造方法の第16工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図18】この発明の第1実施例の製造方法の第17工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図19】この発明の第1実施例の製造方法の第18工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図20】この発明の第1実施例の製造方法の第19工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図21】この発明の第1実施例の製造方法の第20工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図22】この発明の第1実施例の製造方法の第21工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図23】この発明の第1実施例の製造方法の第22工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図24】この発明の第1実施例の製造方法の第23工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図25】この発明の第1実施例の製造方法の第24工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図26】この発明の第1実施例の製造方法の第25工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図27】この発明の第2実施例の製造方法の第1工程
を示すシリコン基板の断面図である。
【図28】この発明の第2実施例の製造方法の第2工程
を示すシリコン基板の断面図である。
【図29】この発明の第2実施例の製造方法の第3工程
を示すシリコン基板の断面図である。
【図30】この発明の第3実施例の製造方法の第1工程
を示すシリコン基板の断面図である。
【図31】この発明の第3実施例の製造方法の第2工程
を示すシリコン基板の断面図である。
【図32】この発明の第3実施例の製造方法の第3工程
を示すシリコン基板の断面図である。
【図33】この発明の第4実施例の断面図である。
【図34】従来のDRAMのブロック図である。
【図35】従来のメモリセルの等価回路図である。
【図36】従来のスタックトタイプキャパシタを備えた
メモリセルの断面構造図である。
【図37】従来の他のタイプのスタックトタイプキャパ
シタを備えたメモリセルの断面構造図である。
【図38】図37に示すキャパシタの製造方法の第1工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図39】図37に示すキャパシタの製造方法の第2工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図40】図37に示すキャパシタの製造方法の第3工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図41】図37に示すキャパシタの製造方法の第4工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図42】図37に示すキャパシタの製造方法の第5工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図43】図37に示すキャパシタの製造方法の第6工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図44】図37に示すキャパシタの製造方法の第7工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図45】図37に示すキャパシタの製造方法の第8工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図46】図37に示すキャパシタの製造方法の第9工
程を示すシリコン基板の断面図である。
【図47】図37に示すキャパシタの製造方法の第10
工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図48】図37に示すキャパシタの製造方法の第11
工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図49】図37に示すキャパシタの製造方法の第12
工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図50】図37に示すキャパシタの製造方法の第13
工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図51】図37に示すキャパシタの製造方法の第14
工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図52】下層配線層と上層配線層との電気的接続をす
るための第1工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図53】下層配線層と上層配線層との電気的接続をす
るための第2工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図54】下層配線層と上層配線層との電気的接続をす
るための第3工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図55】下層配線層と上層配線層との電気的接続をす
るための第4工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図56】下層配線層と上層配線層との電気的接続をす
るための第5工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図57】下層配線層と上層配線層との電気的接続をす
るための第6工程を示すシリコン基板の断面図である。
【符号の説明】
81 シリコン基板 83c ソース/ドレイン領域 85 ストレージノード 91 セルプレート 93 シリコン酸化膜 95a スルーホール 101a タングステン膜 103a 上層配線膜 107a フィールド酸化膜 109 下層配線膜 111 主表面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−30465(JP,A) 特開 平5−299599(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/10 H01L 21/768

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有する半導体基板と、前記主表
    面に形成された不純物領域と、前記不純物領域に電気的
    に接続するように形成され、前記主表面に対して上方に
    延びた部分を有するストレージノードと、前記ストレー
    ジノードの表面に形成された誘電体層と、前記誘電体層
    の表面に形成されたセルプレートと、を含むメモリセル
    が形成されたメモリセル形成領域と、 前記主表面上であって、かつ前記メモリセル形成領域と
    離れた位置に形成された第1層間絶縁層と、 前記メモリセル形成領域と前記第1層間絶縁層との間で
    あって、前記第1層間絶縁層の上面部より下に形成さ
    れ、前記セルプレートの一部である下層配線層と、 前記メモリセル形成領域と前記第1層間絶縁層との間に
    形成され、前記下層配線層を露出させるスルーホールを
    有する第2層間絶縁層と、 前記第2層間絶縁層上に形成され、前記スルーホールを
    介して前記下層配線層と電気的に接続された上層配線層
    と、 を備えた半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 主表面にメモリセル形成領域のある半導
    体基板の前記主表面上であって、前記メモリセル形成領
    域と離れた位置に第1層間絶縁層を形成する工程と、 前記メモリセル形成領域上に、前記主表面に対して上方
    に延びた部分を有するストレージノードを形成する工程
    と、 前記ストレージノードの表面に誘電体層を形成する工程
    と、 前記誘電体層の表面にセルプレートを形成する工程と、 前記メモリセル形成領域と前記第1層間絶縁層との間の
    領域であって、前記第1層間絶縁層の上面部より下の位
    置に前記セルプレートの一部である下層配線層を形成す
    る工程と、 前記主表面上に第2層間絶縁層を形成する工程と、 前記第2層間絶縁層を選択的にエッチング除去し、前記
    メモリセル形成領域と前記第1層間絶縁層との間であっ
    て、前記下層配線層に到達するスルーホールを形成する
    工程と、 前記スルーホールが埋まるように、前記第2層間絶縁層
    上に導電層を形成する工程と、 前記スルーホール内の前記導電層を残して、前記導電層
    をエッチング除去する工程と、 前記第2層間絶縁層上に、前記スルーホール内の前記導
    電層と電気的に接続された上層配線層を形成する工程
    と、 を備えた半導体記憶装置の製造方法。
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