JP3466851B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
- Publication number
- JP3466851B2 JP3466851B2 JP00766697A JP766697A JP3466851B2 JP 3466851 B2 JP3466851 B2 JP 3466851B2 JP 00766697 A JP00766697 A JP 00766697A JP 766697 A JP766697 A JP 766697A JP 3466851 B2 JP3466851 B2 JP 3466851B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating film
- recess
- electrode
- film
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/01—Manufacture or treatment
- H10B12/02—Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/03—Making the capacitor or connections thereto
- H10B12/033—Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L28/00—Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L28/40—Capacitors
- H01L28/60—Electrodes
- H01L28/82—Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation
- H01L28/90—Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions
- H01L28/91—Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions made by depositing layers, e.g. by depositing alternating conductive and insulating layers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L28/00—Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L28/40—Capacitors
- H01L28/60—Electrodes
- H01L28/82—Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L28/00—Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L28/40—Capacitors
- H01L28/55—Capacitors with a dielectric comprising a perovskite structure material
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L28/00—Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L28/40—Capacitors
- H01L28/60—Electrodes
- H01L28/65—Electrodes comprising a noble metal or a noble metal oxide, e.g. platinum (Pt), ruthenium (Ru), ruthenium dioxide (RuO2), iridium (Ir), iridium dioxide (IrO2)
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L28/00—Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L28/40—Capacitors
- H01L28/60—Electrodes
- H01L28/82—Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation
- H01L28/90—Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置及びその
製造方法に係り、特にスタック型キャパシタを有する半
導体装置の構造とその製造方法に関するものである。
製造方法に係り、特にスタック型キャパシタを有する半
導体装置の構造とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DRAM等の半導体装置において、集積
度の向上に伴うチップ面積の増大を抑制しようとすれ
ば、必然的にメモリセル当りの占有面積を縮小しなけれ
ばならない。一方、DRAMとして安定した動作を得る
ためには、メモリセルキャパシタの容量は20fF〜3
0fFの値を維持することが必要であり、この値はDR
AMの世代が交替してもあまり変化していない。この相
反する要求を満たすために、従来トレンチ型あるいはス
タック型とよばれる3次元構造のキャパシタが用いられ
てきた。
度の向上に伴うチップ面積の増大を抑制しようとすれ
ば、必然的にメモリセル当りの占有面積を縮小しなけれ
ばならない。一方、DRAMとして安定した動作を得る
ためには、メモリセルキャパシタの容量は20fF〜3
0fFの値を維持することが必要であり、この値はDR
AMの世代が交替してもあまり変化していない。この相
反する要求を満たすために、従来トレンチ型あるいはス
タック型とよばれる3次元構造のキャパシタが用いられ
てきた。
【0003】しかし、集積度がギガビットに達する大規
模なDRAMを対象とする場合には、キャパシタを3次
元構造とするのみでは不十分であり、キャパシタの絶縁
膜として、(Ba,Sr)Ti03 (バリウム、ストロ
ンチウム、チタニウムオキサイド)のような高誘電率を
有する膜を用いることが必要となっている。
模なDRAMを対象とする場合には、キャパシタを3次
元構造とするのみでは不十分であり、キャパシタの絶縁
膜として、(Ba,Sr)Ti03 (バリウム、ストロ
ンチウム、チタニウムオキサイド)のような高誘電率を
有する膜を用いることが必要となっている。
【0004】(Ba,Sr)TiO3 をキャパシタの絶
縁膜として用いた、従来のスタック型DRAMメモリセ
ルの断面構造を図7に示す。1はシリコン基板、2は素
子分離用絶縁膜、3はキャパシタ充放電用MOSトラン
ジスタのゲート電極、4はワード線の断面、5はMOS
トランジスタのソース領域、6はドレイン領域、6aは
ビット線と基板を接続するコンタクト領域である。
縁膜として用いた、従来のスタック型DRAMメモリセ
ルの断面構造を図7に示す。1はシリコン基板、2は素
子分離用絶縁膜、3はキャパシタ充放電用MOSトラン
ジスタのゲート電極、4はワード線の断面、5はMOS
トランジスタのソース領域、6はドレイン領域、6aは
ビット線と基板を接続するコンタクト領域である。
【0005】また7はゲート及びワード線を囲む絶縁
膜、10はMOSトランジスタのドレイン電極を蓄積ノ
ード電極19に接続する多結晶シリコンプラグ、11は
基板とビット線を接続する多結晶シリコンプラグ、17
はMOSトランジスタとキャパシタを分離する絶縁膜で
ある。
膜、10はMOSトランジスタのドレイン電極を蓄積ノ
ード電極19に接続する多結晶シリコンプラグ、11は
基板とビット線を接続する多結晶シリコンプラグ、17
はMOSトランジスタとキャパシタを分離する絶縁膜で
ある。
【0006】(Ba,Sr)TiO3 を絶縁膜とする、
図7に示すスタック型キャパシタを形成する従来の工程
は次の通りである。絶縁膜17にコンタクトホールを開
口し、多結晶シリコンからなるプラグ10の上に、Ru
膜をスパッタ法を用いて堆積し、SiO2 をエッチング
のマスクとして、前記Ru膜をRIE(Reactive Ion Et
ching)法を用いてパタ−ニングすることにより、蓄積ノ
ード電極19を形成する。
図7に示すスタック型キャパシタを形成する従来の工程
は次の通りである。絶縁膜17にコンタクトホールを開
口し、多結晶シリコンからなるプラグ10の上に、Ru
膜をスパッタ法を用いて堆積し、SiO2 をエッチング
のマスクとして、前記Ru膜をRIE(Reactive Ion Et
ching)法を用いてパタ−ニングすることにより、蓄積ノ
ード電極19を形成する。
【0007】パタ−ニングされた蓄積ノード電極19の
上に、MOCVD法により(Ba,Sr)TiO3 薄膜
21を堆積し、引き続き(Ba,Sr)TiO3 薄膜2
1上にスパッタ法を用いてRu膜からなるプレート電極
22を形成し、スタック型キャパシタを完成する。
上に、MOCVD法により(Ba,Sr)TiO3 薄膜
21を堆積し、引き続き(Ba,Sr)TiO3 薄膜2
1上にスパッタ法を用いてRu膜からなるプレート電極
22を形成し、スタック型キャパシタを完成する。
【0008】上記のような従来のスタック型キャパシタ
の製造工程においては、蓄積ノード電極19をパタ−ニ
ングする際、まずリソグラフィー技術を用いてRu膜の
上にSiO2 膜を島状にパタ−ン形成し、次に前記Si
O2 膜をマスクとして、RIE法を用いて前記Ru膜を
エッチングすることにより、蓄積ノード電極19を形成
していた。
の製造工程においては、蓄積ノード電極19をパタ−ニ
ングする際、まずリソグラフィー技術を用いてRu膜の
上にSiO2 膜を島状にパタ−ン形成し、次に前記Si
O2 膜をマスクとして、RIE法を用いて前記Ru膜を
エッチングすることにより、蓄積ノード電極19を形成
していた。
【0009】このとき前記SiO2 マスクの間隔はリソ
グラフィーの限界で定められ、従って、エッチングによ
り分離されたRu膜の間隔を前記SiO2 マスクの間隔
以下にすることができない。
グラフィーの限界で定められ、従って、エッチングによ
り分離されたRu膜の間隔を前記SiO2 マスクの間隔
以下にすることができない。
【0010】従来Ru膜のエッチングは必ずしも容易で
なく、Ruの分離を完全にするため、前記SiO2 マス
クの下部までRu膜をオーバーエッチする必要があっ
た。このため前記Ru膜からなる隣りあう蓄積ノード電
極の近接ギャップは、リソグラフィーの限界で定められ
る前記SiO2 マスクの間隔より大とならざるを得ない
状況にあった。
なく、Ruの分離を完全にするため、前記SiO2 マス
クの下部までRu膜をオーバーエッチする必要があっ
た。このため前記Ru膜からなる隣りあう蓄積ノード電
極の近接ギャップは、リソグラフィーの限界で定められ
る前記SiO2 マスクの間隔より大とならざるを得ない
状況にあった。
【0011】また前記RIE法によるRu膜のエッチン
グの際、Ru膜の側壁がほぼ垂直に形成されるため、こ
れを被覆する(Ba,Sr)Ti03 薄膜のステップカ
バレージを改善するために、前記(Ba,Sr)TiO
3 薄膜の堆積手法として、膜厚の均一性に問題があるC
VD法やMOCVD法を使用せざるを得ないという欠点
があった。
グの際、Ru膜の側壁がほぼ垂直に形成されるため、こ
れを被覆する(Ba,Sr)Ti03 薄膜のステップカ
バレージを改善するために、前記(Ba,Sr)TiO
3 薄膜の堆積手法として、膜厚の均一性に問題があるC
VD法やMOCVD法を使用せざるを得ないという欠点
があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のスタック型キャパシタを含む半導体装置及びその製造
方法においては、Ru膜をRIE法によりエッチングす
る際、Si02 マスクを用いた2段階エッチングを行う
ためこれに伴う工程増があること、またRuからなる蓄
積ノード電極間の距離をリソグラフィーの限界で決まる
一定の値以下にすることができず、キャパシタの蓄積容
量を増加することができないこと、及びRu膜のエッチ
ングにおいてRu膜の側壁がほぼ垂直に形成されるた
め、これを被覆する(Ba,Sr)TiO3 薄膜のステ
ップカバレージが悪いこと等の多くの問題点があった。
のスタック型キャパシタを含む半導体装置及びその製造
方法においては、Ru膜をRIE法によりエッチングす
る際、Si02 マスクを用いた2段階エッチングを行う
ためこれに伴う工程増があること、またRuからなる蓄
積ノード電極間の距離をリソグラフィーの限界で決まる
一定の値以下にすることができず、キャパシタの蓄積容
量を増加することができないこと、及びRu膜のエッチ
ングにおいてRu膜の側壁がほぼ垂直に形成されるた
め、これを被覆する(Ba,Sr)TiO3 薄膜のステ
ップカバレージが悪いこと等の多くの問題点があった。
【0013】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、Ru膜を堆積する絶縁膜と下部のMOSトラ
ンジスタとを接続するコンタクトホールを前記絶縁膜に
設ける際、前記コンタクトホールの内壁と前記絶縁膜の
上部表面とのなす角が90度以上、110度以下の範囲
となるようにし、これと平坦化技術及び選択エッチング
技術を組み合わせることにより工程数が少なく、高密度
でかつ信頼性の高いスタック型キャパシタを有する半導
体装置及びその製造方法を提供することを主な目的とす
る。
たもので、Ru膜を堆積する絶縁膜と下部のMOSトラ
ンジスタとを接続するコンタクトホールを前記絶縁膜に
設ける際、前記コンタクトホールの内壁と前記絶縁膜の
上部表面とのなす角が90度以上、110度以下の範囲
となるようにし、これと平坦化技術及び選択エッチング
技術を組み合わせることにより工程数が少なく、高密度
でかつ信頼性の高いスタック型キャパシタを有する半導
体装置及びその製造方法を提供することを主な目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板上に形成された凹部と、凹部の底面と内壁に
隣接して形成された導電膜と、前記導電膜のうち凹部内
壁の上部周辺領域に形成された部分が除去されたもので
あることと、半導体基板の上部表面と凹部の上部周辺領
域に露出した内壁と導電膜を覆うように形成された絶縁
膜とが含まれたことを特徴とする。
半導体基板上に形成された凹部と、凹部の底面と内壁に
隣接して形成された導電膜と、前記導電膜のうち凹部内
壁の上部周辺領域に形成された部分が除去されたもので
あることと、半導体基板の上部表面と凹部の上部周辺領
域に露出した内壁と導電膜を覆うように形成された絶縁
膜とが含まれたことを特徴とする。
【0015】本発明の半導体装置は、前記凹部の底面と
内壁に隣接して形成された導電膜からなる第1の電極
と、前記第1の電極は凹部内壁の上部周辺領域に形成さ
れた部分が除去されたものであることと、半導体基板の
上部表面と凹部の上部周辺領域に露出した内壁と導電膜
を覆うように形成されたキャパシタ絶縁膜と、キャパシ
タ絶縁膜上に隣接して形成された導電膜からなる第2の
電極とが含まれたことを特徴とする。
内壁に隣接して形成された導電膜からなる第1の電極
と、前記第1の電極は凹部内壁の上部周辺領域に形成さ
れた部分が除去されたものであることと、半導体基板の
上部表面と凹部の上部周辺領域に露出した内壁と導電膜
を覆うように形成されたキャパシタ絶縁膜と、キャパシ
タ絶縁膜上に隣接して形成された導電膜からなる第2の
電極とが含まれたことを特徴とする。
【0016】本発明の半導体装置は、半導体基板上に形
成された絶縁膜と、絶縁膜上に形成された凹部と、前記
凹部の底面と内壁に隣接して形成された導電膜からなる
第1の電極と、第1の電極は凹部内壁の上部周辺領域に
形成された部分が除去されたものであることと、絶縁膜
の上部表面と凹部内壁の上部周辺領域に露出した絶縁膜
と第1の電極を覆うように形成されたキャパシタ絶縁膜
と、キャパシタ絶縁膜上に隣接して形成された導電膜か
らなる第2の電極とが含まれたことを特徴とする。
成された絶縁膜と、絶縁膜上に形成された凹部と、前記
凹部の底面と内壁に隣接して形成された導電膜からなる
第1の電極と、第1の電極は凹部内壁の上部周辺領域に
形成された部分が除去されたものであることと、絶縁膜
の上部表面と凹部内壁の上部周辺領域に露出した絶縁膜
と第1の電極を覆うように形成されたキャパシタ絶縁膜
と、キャパシタ絶縁膜上に隣接して形成された導電膜か
らなる第2の電極とが含まれたことを特徴とする。
【0017】本発明の半導体装置は、半導体基板上に形
成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成された凹部と、
前記凹部の底面の一部には半導体基板に達する導電性プ
ラグが底面と同一平面上に露出されたものであること
と、凹部の底面と内壁に隣接して形成された導電膜から
なる第1の電極と、前記第1の電極は凹部内壁の上部周
辺領域に形成された部分が除去されたものであること
と、絶縁膜の上部表面と凹部内壁の上部周辺領域に露出
した絶縁膜と第1の電極を覆うように形成された少なく
とも1層のキャパシタ絶縁膜と、キャパシタ絶縁膜上に
隣接して形成された導電膜からなる第2の電極とが含ま
れたことを特徴とする。
成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成された凹部と、
前記凹部の底面の一部には半導体基板に達する導電性プ
ラグが底面と同一平面上に露出されたものであること
と、凹部の底面と内壁に隣接して形成された導電膜から
なる第1の電極と、前記第1の電極は凹部内壁の上部周
辺領域に形成された部分が除去されたものであること
と、絶縁膜の上部表面と凹部内壁の上部周辺領域に露出
した絶縁膜と第1の電極を覆うように形成された少なく
とも1層のキャパシタ絶縁膜と、キャパシタ絶縁膜上に
隣接して形成された導電膜からなる第2の電極とが含ま
れたことを特徴とする。
【0018】本発明の半導体装置は、半導体基板上に形
成されたソース・ドレインを有するMOSトランジスタ
と、MOSトランジスタ上に形成された絶縁膜と、絶縁
膜上に形成された凹部と、凹部の底面の一部にはMOS
トランジスタのソース・ドレインの一方に達する導電性
プラグが前記底面と同一平面上に露出されたものである
ことと、凹部の底面と内壁に隣接して形成された導電膜
からなる第1の電極と、第1の電極は、凹部の内壁の上
部周辺領域に形成された部分が除去されたものであるこ
とと、絶縁膜の上部表面と凹部の内壁の上部周辺領域に
露出した絶縁膜と第1の電極を覆うように形成された少
なくとも1層のキャパシタ絶縁膜と、キャパシタ絶縁膜
上に隣接して形成された導電膜からなる第2の電極とが
含まれることを特徴とする。
成されたソース・ドレインを有するMOSトランジスタ
と、MOSトランジスタ上に形成された絶縁膜と、絶縁
膜上に形成された凹部と、凹部の底面の一部にはMOS
トランジスタのソース・ドレインの一方に達する導電性
プラグが前記底面と同一平面上に露出されたものである
ことと、凹部の底面と内壁に隣接して形成された導電膜
からなる第1の電極と、第1の電極は、凹部の内壁の上
部周辺領域に形成された部分が除去されたものであるこ
とと、絶縁膜の上部表面と凹部の内壁の上部周辺領域に
露出した絶縁膜と第1の電極を覆うように形成された少
なくとも1層のキャパシタ絶縁膜と、キャパシタ絶縁膜
上に隣接して形成された導電膜からなる第2の電極とが
含まれることを特徴とする。
【0019】また本発明の半導体装置は第1導電形の半
導体基板上に形成されたソース・ドレインを有するMO
Sトランジスタと、MOSトランジスタ上に形成された
第1の絶縁膜と、第1の絶縁膜に形成され、前記ソース
・ドレインの一方に達する第1のコンタクトホールと、
第1のコンタクトホールを充填する第1の導電材料と、
第1の絶縁膜および第1の導電材料上に形成された第
2の絶縁膜と、第2の絶縁膜に形成され、第1の導電材
料に達する第2のコンタクトホールと、第2のコンタク
トホールの内壁の上部周辺領域を除いて、前記第2のコ
ンタクトホールの底面及び内壁を覆う蓄積ノード電極
と、第2の絶縁膜の上部表面と第2の絶縁膜の内壁の上
部周辺領域に露出した第2の絶縁膜と蓄積ノード電極の
表面とを覆うキャパシタ絶縁膜と、キャパシタ絶縁膜上
に形成されたプレート電極とを具備することを特徴とす
る。
導体基板上に形成されたソース・ドレインを有するMO
Sトランジスタと、MOSトランジスタ上に形成された
第1の絶縁膜と、第1の絶縁膜に形成され、前記ソース
・ドレインの一方に達する第1のコンタクトホールと、
第1のコンタクトホールを充填する第1の導電材料と、
第1の絶縁膜および第1の導電材料上に形成された第
2の絶縁膜と、第2の絶縁膜に形成され、第1の導電材
料に達する第2のコンタクトホールと、第2のコンタク
トホールの内壁の上部周辺領域を除いて、前記第2のコ
ンタクトホールの底面及び内壁を覆う蓄積ノード電極
と、第2の絶縁膜の上部表面と第2の絶縁膜の内壁の上
部周辺領域に露出した第2の絶縁膜と蓄積ノード電極の
表面とを覆うキャパシタ絶縁膜と、キャパシタ絶縁膜上
に形成されたプレート電極とを具備することを特徴とす
る。
【0020】また好ましくは本発明の半導体装置は、凹
部を設けた半導体基板、および半導体基板上の絶縁膜の
いずれか1つの上部表面と、凹部の内壁とのなす角度が
90度以上、110度以下の範囲であることを特徴とす
る。
部を設けた半導体基板、および半導体基板上の絶縁膜の
いずれか1つの上部表面と、凹部の内壁とのなす角度が
90度以上、110度以下の範囲であることを特徴とす
る。
【0021】また好ましくは本発明の半導体装置におい
て、第2の絶縁膜の上部表面及び第2の絶縁膜の内壁の
上部周辺領域及び蓄積ノード電極の表面を覆うキャパシ
タ絶縁膜は、第2のコンタクトホ−ルの内部及びその周
辺領域において、その段差部に生じる角度が全て90度
以上、110度以下の範囲であることを特徴とする。ま
た好ましくは本発明の半導体装置において、第2のコン
タクトホールの底面及び内壁を覆う蓄積ノード電極は、
第2の絶縁膜の表面から深さ20nm乃至30nmの第
2のコンタクトホールの内壁の上部周辺領域を覆う部分
を除去することにより形成されることを特徴とする。 ま
た好ましくは本発明の半導体装置において、蓄積ノード
電極は、少なくともRu、Pt、Re、Os、Rh、I
r、及びその酸化物、及びその合金及び合金の酸化物、
及びW、Nb、Al、Ti、Ta、Mo、Cu、WN、
NbN、TiN、TaN、Pdのいずれか1つを用いて
形成され、キャパシタ絶縁膜は、少なくとも(Ba,S
r)TiO 3 、BaTiO 3 、SrTiO 3 、PbZr
O 3 、LiNbO 3 、Bi 4 Ti 3 O 12 、Ta 2 O 5 、及びそ
の多層膜のいずれか1つを用いて形成されることを特徴
とする。
て、第2の絶縁膜の上部表面及び第2の絶縁膜の内壁の
上部周辺領域及び蓄積ノード電極の表面を覆うキャパシ
タ絶縁膜は、第2のコンタクトホ−ルの内部及びその周
辺領域において、その段差部に生じる角度が全て90度
以上、110度以下の範囲であることを特徴とする。ま
た好ましくは本発明の半導体装置において、第2のコン
タクトホールの底面及び内壁を覆う蓄積ノード電極は、
第2の絶縁膜の表面から深さ20nm乃至30nmの第
2のコンタクトホールの内壁の上部周辺領域を覆う部分
を除去することにより形成されることを特徴とする。 ま
た好ましくは本発明の半導体装置において、蓄積ノード
電極は、少なくともRu、Pt、Re、Os、Rh、I
r、及びその酸化物、及びその合金及び合金の酸化物、
及びW、Nb、Al、Ti、Ta、Mo、Cu、WN、
NbN、TiN、TaN、Pdのいずれか1つを用いて
形成され、キャパシタ絶縁膜は、少なくとも(Ba,S
r)TiO 3 、BaTiO 3 、SrTiO 3 、PbZr
O 3 、LiNbO 3 、Bi 4 Ti 3 O 12 、Ta 2 O 5 、及びそ
の多層膜のいずれか1つを用いて形成されることを特徴
とする。
【0022】本発明の半導体装置の製造方法は、第1導
電形の半導体基板上にソース・ドレインを有するMOS
トランジスタを形成する工程と、MOSトランジスタ上
に第1の絶縁膜を形成する工程と、第1の絶縁膜にソー
ス・ドレインの一方に達する第1のコンタクトホールを
形成する工程と、第1のコンタクトホールに第1の導電
材料を充填する工程と、第1の絶縁膜および第1の導電
材料上に第2の絶縁膜を形成する工程と、第2の絶縁膜
に第1の導電材料に達する第2のコンタクトホールを形
成する工程と、第2の絶縁膜の上部表面および第2のコ
ンタクトホールの底面と内壁に蓄積ノード電極用金属膜
を形成する工程と、蓄積ノード電極用金属膜の第2のコ
ンタクトホールの底面と内壁とを覆う部分に形成された
凹部に第3の絶縁膜を充填する工程と、第3の絶縁膜を
マスクにして、第2の絶縁膜上面の蓄積ノード電極用金
属膜をエッチング除去し、同時に第2のコンタクトホー
ルの内壁に形成された蓄積ノード電極用金属膜の内、前
記第2のコンタクトホールの上部周辺領域にあるものを
エッチング除去する工程と、第3の絶縁膜をエッチング
除去する工程と、凹部を含むキャパシタ形成領域全面に
キャパシタ絶縁膜を形成する工程と、キャパシタ絶縁膜
上にプレート電極を形成する工程とを具備することを特
徴とする。
電形の半導体基板上にソース・ドレインを有するMOS
トランジスタを形成する工程と、MOSトランジスタ上
に第1の絶縁膜を形成する工程と、第1の絶縁膜にソー
ス・ドレインの一方に達する第1のコンタクトホールを
形成する工程と、第1のコンタクトホールに第1の導電
材料を充填する工程と、第1の絶縁膜および第1の導電
材料上に第2の絶縁膜を形成する工程と、第2の絶縁膜
に第1の導電材料に達する第2のコンタクトホールを形
成する工程と、第2の絶縁膜の上部表面および第2のコ
ンタクトホールの底面と内壁に蓄積ノード電極用金属膜
を形成する工程と、蓄積ノード電極用金属膜の第2のコ
ンタクトホールの底面と内壁とを覆う部分に形成された
凹部に第3の絶縁膜を充填する工程と、第3の絶縁膜を
マスクにして、第2の絶縁膜上面の蓄積ノード電極用金
属膜をエッチング除去し、同時に第2のコンタクトホー
ルの内壁に形成された蓄積ノード電極用金属膜の内、前
記第2のコンタクトホールの上部周辺領域にあるものを
エッチング除去する工程と、第3の絶縁膜をエッチング
除去する工程と、凹部を含むキャパシタ形成領域全面に
キャパシタ絶縁膜を形成する工程と、キャパシタ絶縁膜
上にプレート電極を形成する工程とを具備することを特
徴とする。
【0023】また好ましくは本発明の半導体装置の製造
方法は、第3の絶縁膜を形成する際に、蓄積ノード電極
用金属膜の上に第3の絶縁膜を形成し、次いでCMP法
を用いて蓄積ノード電極用金属膜の凹部以外に形成され
た第3の絶縁膜をエッチング除去することを特徴とす
る。
方法は、第3の絶縁膜を形成する際に、蓄積ノード電極
用金属膜の上に第3の絶縁膜を形成し、次いでCMP法
を用いて蓄積ノード電極用金属膜の凹部以外に形成され
た第3の絶縁膜をエッチング除去することを特徴とす
る。
【0024】また好ましくは本発明の半導体装置の製造
方法は、第3の絶縁膜としてSOG(Spin On Glass)を
用いることを特徴とする。また好ましくは本発明の半導
体装置の製造方法は、第3の絶縁膜をマスクにして第2
の絶縁膜上の蓄積ノード電極用金属膜をエッチング除去
し、同時に第2のコンタクトホールの内壁に形成された
蓄積ノード電極用金属膜の内、内壁の上部周辺領域にあ
るものをエッチング除去する工程が蓄積ノード電極用金
属膜のエッチングされた面と第2の絶縁膜の上面との平
行性を維持するようになされることを特徴とする。
方法は、第3の絶縁膜としてSOG(Spin On Glass)を
用いることを特徴とする。また好ましくは本発明の半導
体装置の製造方法は、第3の絶縁膜をマスクにして第2
の絶縁膜上の蓄積ノード電極用金属膜をエッチング除去
し、同時に第2のコンタクトホールの内壁に形成された
蓄積ノード電極用金属膜の内、内壁の上部周辺領域にあ
るものをエッチング除去する工程が蓄積ノード電極用金
属膜のエッチングされた面と第2の絶縁膜の上面との平
行性を維持するようになされることを特徴とする。
【0025】またさらに好ましくは本発明の半導体装置
の製造方法は、第2の絶縁膜に第1の導電材料に達する
第2のコンタクトホールを開口する工程が、第2の絶縁
膜の表面と前記第2のコンタクトホールの内壁とのなす
角が90度以上、110度以下の範囲であることを特徴
とする。
の製造方法は、第2の絶縁膜に第1の導電材料に達する
第2のコンタクトホールを開口する工程が、第2の絶縁
膜の表面と前記第2のコンタクトホールの内壁とのなす
角が90度以上、110度以下の範囲であることを特徴
とする。
【0026】
【0027】
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1(a)は本発明の第1
の実施の形態における、スタック型キャパシタを含むD
RAMメモリセルからなる半導体記憶装置の部分拡大平
面図である。図1(a)に示すように、スタック型キャ
パシタのプレート電極22がその下部に形成されたMO
Sトランジスタとビット線14を覆うように配置されて
いる。
施の形態を詳細に説明する。図1(a)は本発明の第1
の実施の形態における、スタック型キャパシタを含むD
RAMメモリセルからなる半導体記憶装置の部分拡大平
面図である。図1(a)に示すように、スタック型キャ
パシタのプレート電極22がその下部に形成されたMO
Sトランジスタとビット線14を覆うように配置されて
いる。
【0029】3、4はワード線、16はスタック型キャ
パシタと下部のMOSトランジスタのソース領域とを接
続するコンタクトホールであり、これを囲むよう第2の
コンタクトホールが形成される。11は下部のMOSト
ランジスタのドレイン領域とビット線とを接続するため
の引き出し配線とコンタクトホールを示している。なお
本平面図においては、2個の1トランジスタ型メモリセ
ルを構成する2個のMOSトランジスタが含まれてい
る。
パシタと下部のMOSトランジスタのソース領域とを接
続するコンタクトホールであり、これを囲むよう第2の
コンタクトホールが形成される。11は下部のMOSト
ランジスタのドレイン領域とビット線とを接続するため
の引き出し配線とコンタクトホールを示している。なお
本平面図においては、2個の1トランジスタ型メモリセ
ルを構成する2個のMOSトランジスタが含まれてい
る。
【0030】図1(b)は、図1(a)のA−A断面を
示す図である。1はシリコン基板、2は素子分離用絶縁
膜、3はMOSトランジスタのゲート電極である。図1
(a)の平面図に示されているように、3はメモリセル
アレイの行方向に延長され、行方向に隣り合うMOSト
ランジスタのゲートを接続するワード線となる。図1
(b)の4は前記ゲート電極3の両側に配置され、前記
ゲート電極と同時に形成された他のメモリセルのゲート
を接続するワード線である。3と4はいずれもゲート電
極と同一断面構造のものを延長してワード線としてい
る。
示す図である。1はシリコン基板、2は素子分離用絶縁
膜、3はMOSトランジスタのゲート電極である。図1
(a)の平面図に示されているように、3はメモリセル
アレイの行方向に延長され、行方向に隣り合うMOSト
ランジスタのゲートを接続するワード線となる。図1
(b)の4は前記ゲート電極3の両側に配置され、前記
ゲート電極と同時に形成された他のメモリセルのゲート
を接続するワード線である。3と4はいずれもゲート電
極と同一断面構造のものを延長してワード線としてい
る。
【0031】図1(b)の5、6はMOSトランジスタ
のソース、ドレイン領域、7はゲート電極3及びワード
線4を被覆する絶縁膜、8、12、15はシリコン基板
1に形成されたMOSトランジスタとその上に形成され
たスタック型キャパシタとを分離するための絶縁膜であ
る。本明細書においては図1(b)に示すように8、1
2、15を第1の絶縁膜と呼ぶ。
のソース、ドレイン領域、7はゲート電極3及びワード
線4を被覆する絶縁膜、8、12、15はシリコン基板
1に形成されたMOSトランジスタとその上に形成され
たスタック型キャパシタとを分離するための絶縁膜であ
る。本明細書においては図1(b)に示すように8、1
2、15を第1の絶縁膜と呼ぶ。
【0032】プラグ10は、その上に接続されるプラグ
16と共にMOSトランジスタのソース領域5をスタッ
ク型キャパシタに接続するための導電性プラグであり、
本明細書においては図1(b)に示すようにプラグ10
と16を第1の充填材料、10と16が充填されるコン
タクトホールを第1のコンタクトホールと呼ぶ。プラグ
11はMOSトランジスタのドレイン領域6とビット線
とを接続する導電性プラグである。
16と共にMOSトランジスタのソース領域5をスタッ
ク型キャパシタに接続するための導電性プラグであり、
本明細書においては図1(b)に示すようにプラグ10
と16を第1の充填材料、10と16が充填されるコン
タクトホールを第1のコンタクトホールと呼ぶ。プラグ
11はMOSトランジスタのドレイン領域6とビット線
とを接続する導電性プラグである。
【0033】17はスタック型キャパシタの下地となる
第2の絶縁膜であり、17に前記第1の充填材料に達す
る第2のコンタクトホールを設け、金属膜からなる蓄積
ノード電極19と(Ba,Sr)TiO3 からなるキャ
パシタ絶縁膜21とプレート電極22を設けることによ
り、スタツク型キャパシタがMOSトランジスタの上に
形成される。
第2の絶縁膜であり、17に前記第1の充填材料に達す
る第2のコンタクトホールを設け、金属膜からなる蓄積
ノード電極19と(Ba,Sr)TiO3 からなるキャ
パシタ絶縁膜21とプレート電極22を設けることによ
り、スタツク型キャパシタがMOSトランジスタの上に
形成される。
【0034】図1(c)は、図1(a)のB−B断面を
示す図である。図1(b)でのべたドレイン領域6に接
続されるプラグ11は、ビット線の位置まで引き出さ
れ、プラグ13を介してビット線14に接続される。
(図1(a)参照)。
示す図である。図1(b)でのべたドレイン領域6に接
続されるプラグ11は、ビット線の位置まで引き出さ
れ、プラグ13を介してビット線14に接続される。
(図1(a)参照)。
【0035】次に図2〜図4に基づき、本発明の第1の
実施の形態における半導体記憶装置の製造方法について
説明する。図2(a)に示すように、p型シリコン基板
1の上に不純物をイオン注入することにより前記シリコ
ン基板上の素子形成領域にウエル領域(図示せず)を形
成し、STI(Shallow Trench Isolation)法を用いて素
子分離領域2を形成する。
実施の形態における半導体記憶装置の製造方法について
説明する。図2(a)に示すように、p型シリコン基板
1の上に不純物をイオン注入することにより前記シリコ
ン基板上の素子形成領域にウエル領域(図示せず)を形
成し、STI(Shallow Trench Isolation)法を用いて素
子分離領域2を形成する。
【0036】次にMOSFETを形成するために、シリ
コン基板上に例えば60Aのゲート酸化膜(図示せず)
を形成し、約500Aの多結晶シリコンと、約1000
Aのタングステンシリサイド(WSi)またはタングス
テン(W)と、約1000Aの窒化シリコン(SiN)
とを堆積し、前記窒化シリコンをマスクとしてパタ−ニ
ングすることによりゲート電極3を形成する。図1〜図
5では簡単のためゲート電極3の積層構造を省略し均一
な断面として示した。ワード線4はゲート電極3と同時
に同一構造に形成される。
コン基板上に例えば60Aのゲート酸化膜(図示せず)
を形成し、約500Aの多結晶シリコンと、約1000
Aのタングステンシリサイド(WSi)またはタングス
テン(W)と、約1000Aの窒化シリコン(SiN)
とを堆積し、前記窒化シリコンをマスクとしてパタ−ニ
ングすることによりゲート電極3を形成する。図1〜図
5では簡単のためゲート電極3の積層構造を省略し均一
な断面として示した。ワード線4はゲート電極3と同時
に同一構造に形成される。
【0037】ゲート電極3を形成した後、これをマスク
としてPまたはAs等のN型不純物をイオン注入し、ソ
ース、ドレイン領域5、6を形成する。引き続き例えば
300Aの窒化シリコンを堆積し、これをRIE(Eeact
ive Ion Etching)法を用いた異方性エッチングによりエ
ッチバックし、ゲート電極3と配線4の両側面に前記窒
化膜からなるサイドウォールを形成する。このようにエ
ッチングマスクとして用いた窒化膜とサイドウォールと
して用いた窒化膜とにより、ゲート電極3と配線4の上
面と両側面を図2(a)の7に示すように被覆する。
としてPまたはAs等のN型不純物をイオン注入し、ソ
ース、ドレイン領域5、6を形成する。引き続き例えば
300Aの窒化シリコンを堆積し、これをRIE(Eeact
ive Ion Etching)法を用いた異方性エッチングによりエ
ッチバックし、ゲート電極3と配線4の両側面に前記窒
化膜からなるサイドウォールを形成する。このようにエ
ッチングマスクとして用いた窒化膜とサイドウォールと
して用いた窒化膜とにより、ゲート電極3と配線4の上
面と両側面を図2(a)の7に示すように被覆する。
【0038】上記の工程を経てメモリセルキャパシタを
充放電するMOSトランジスタを形成した後、約250
0A〜3000Aの絶縁膜8を、例えばBPSG(Boro-
Phospho-Silicate Glass) またはプラズマSiO2 を用
いて形成する。
充放電するMOSトランジスタを形成した後、約250
0A〜3000Aの絶縁膜8を、例えばBPSG(Boro-
Phospho-Silicate Glass) またはプラズマSiO2 を用
いて形成する。
【0039】次に、図2(b)に示すように、ゲート電
極3及び配線4の上の窒化膜7をストッパーとして、C
MP(Chemical Mechanical Polishing)法を用いて表面
を平坦化することにより、前記ゲート電極3及び配線4
の間にBPSG又はプラズマSiO2 からなる絶縁膜8
を埋め込む。
極3及び配線4の上の窒化膜7をストッパーとして、C
MP(Chemical Mechanical Polishing)法を用いて表面
を平坦化することにより、前記ゲート電極3及び配線4
の間にBPSG又はプラズマSiO2 からなる絶縁膜8
を埋め込む。
【0040】引き続き平坦化された表面をレジストで被
覆し、ソース、ドレイン領域上の絶縁膜8が露出するよ
うに前記レジストを開口し、露出した絶縁膜8をエッチ
ング除去することにより、図2(c)に示すようにゲー
ト電極に対して自己整合的にコンタクトホール9を形成
する。
覆し、ソース、ドレイン領域上の絶縁膜8が露出するよ
うに前記レジストを開口し、露出した絶縁膜8をエッチ
ング除去することにより、図2(c)に示すようにゲー
ト電極に対して自己整合的にコンタクトホール9を形成
する。
【0041】次にレジストを除去し、コンタクトホール
9にプラグを形成するための導電膜、例えばPまたはA
sを添加した多結晶シリコンを全面に堆積し、ゲート電
極及び配線上の窒化膜7をストッパーとしてCMP法に
より平坦化する。このようにして図2(d)に示すよう
に、ソース領域5とドレイン領域6の上に導電性の多結
晶シリコン10と11が充填される。
9にプラグを形成するための導電膜、例えばPまたはA
sを添加した多結晶シリコンを全面に堆積し、ゲート電
極及び配線上の窒化膜7をストッパーとしてCMP法に
より平坦化する。このようにして図2(d)に示すよう
に、ソース領域5とドレイン領域6の上に導電性の多結
晶シリコン10と11が充填される。
【0042】このとき、ソース領域5の上に充填された
多結晶シリコンは、キャパシタの蓄積ノード電極19
(図1(b)参照)に接続されるプラグ10となり、ド
レイン領域6の上に形成された多結晶シリコンは、ビッ
ト線を素子領域に対してずらして形成するための引き出
しプラグ11となる。(図1(a)の平面図参照)。
多結晶シリコンは、キャパシタの蓄積ノード電極19
(図1(b)参照)に接続されるプラグ10となり、ド
レイン領域6の上に形成された多結晶シリコンは、ビッ
ト線を素子領域に対してずらして形成するための引き出
しプラグ11となる。(図1(a)の平面図参照)。
【0043】次に、図2(e)のB−B断面図に示すよ
うに、例えば1000A〜2000AのBPSGまたは
プラズマSiO2 等を全面に堆積して、絶縁膜12を形
成する。そしてビット線コンタクトホール開口用のレジ
ストマスクを用いて前記引き出しプラグ11に達するビ
ット線コンタクトホールを開口し、250A程度のTi
/TiNと2000A程度のWをスパッタ法を用いて堆
積し、第2の絶縁膜12をストッパーとしてCMP法を
用いて平坦化を行い、前記引き出しプラグ11の上にビ
ット線コンタクト用のプラグ13を形成する。
うに、例えば1000A〜2000AのBPSGまたは
プラズマSiO2 等を全面に堆積して、絶縁膜12を形
成する。そしてビット線コンタクトホール開口用のレジ
ストマスクを用いて前記引き出しプラグ11に達するビ
ット線コンタクトホールを開口し、250A程度のTi
/TiNと2000A程度のWをスパッタ法を用いて堆
積し、第2の絶縁膜12をストッパーとしてCMP法を
用いて平坦化を行い、前記引き出しプラグ11の上にビ
ット線コンタクト用のプラグ13を形成する。
【0044】なお図2(e)は、前記引き出しプラグ1
1とビット線14との接続状況を明示するために、上記
工程までの図1(a)の平面図におけるB−B断面を示
したものである。図2〜図5において、図2(e)以外
の断面図は全てA−A断面が示されている。
1とビット線14との接続状況を明示するために、上記
工程までの図1(a)の平面図におけるB−B断面を示
したものである。図2〜図5において、図2(e)以外
の断面図は全てA−A断面が示されている。
【0045】引き続き、厚さ250A程度のTi/Ti
Nと1000A程度のWを、スパッタ法を用いて堆積
し、その後1500A程度の窒化膜をCVD法を用いて
堆積し(図示せず)、ビット線用のマスクパターンを用
いて、前記窒化膜とWとTi/TiNとをRIE法によ
りパタ−ニングし、ビット線14(図1(c)参照)を
形成する。
Nと1000A程度のWを、スパッタ法を用いて堆積
し、その後1500A程度の窒化膜をCVD法を用いて
堆積し(図示せず)、ビット線用のマスクパターンを用
いて、前記窒化膜とWとTi/TiNとをRIE法によ
りパタ−ニングし、ビット線14(図1(c)参照)を
形成する。
【0046】次に、全面に絶縁膜15(例えばBPSG
又はプラズマSiO2 )を堆積し、引き続きCMP法に
より、ビット線形成用マスクとして用いたビット線上の
窒化膜をストッパーとして図3(f)に示すように絶縁
膜15を平坦化する。
又はプラズマSiO2 )を堆積し、引き続きCMP法に
より、ビット線形成用マスクとして用いたビット線上の
窒化膜をストッパーとして図3(f)に示すように絶縁
膜15を平坦化する。
【0047】次に図3(g)に示すように、例えばRI
E法を用いて前記絶縁膜15と、先に堆積した絶縁膜1
2をエッチングにより開口し、前記ソース領域上の多結
晶シリコンのプラグ10が露出するようにコンタクトホ
ールを形成する。引き続き例えばスパッタ法を用いて2
50A〜300AのTiを堆積し、550℃で30分間
アニールを行う。さらに例えば1500A〜2000A
のWをスパッタ法を用いて堆積し、前記絶縁膜15をス
トッパーとしてCMP法による平坦化を行い、蓄積ノー
ド電極19に接続されるプラグ16を形成する。
E法を用いて前記絶縁膜15と、先に堆積した絶縁膜1
2をエッチングにより開口し、前記ソース領域上の多結
晶シリコンのプラグ10が露出するようにコンタクトホ
ールを形成する。引き続き例えばスパッタ法を用いて2
50A〜300AのTiを堆積し、550℃で30分間
アニールを行う。さらに例えば1500A〜2000A
のWをスパッタ法を用いて堆積し、前記絶縁膜15をス
トッパーとしてCMP法による平坦化を行い、蓄積ノー
ド電極19に接続されるプラグ16を形成する。
【0048】このようにして、シリコン基板1に形成さ
れたMOSトランジスタのソース領域は、絶縁膜8、1
2、15を通じて形成されたコンタクトホールと、これ
を充填する導電材料からなるプラグ10と16とによ
り、絶縁膜15に接して形成されるスタック型キャパシ
タの蓄積ノード電極19に接続されるので、8、12、
15からなる絶縁膜と、これらを通じて形成されたコン
タクトホールと、これらを充填する導電材料とを、それ
ぞれ一括して図3(g)に示すように、第1の絶縁膜、
第1のコンタクトホール、第1の充填材料と呼ぶことと
した。
れたMOSトランジスタのソース領域は、絶縁膜8、1
2、15を通じて形成されたコンタクトホールと、これ
を充填する導電材料からなるプラグ10と16とによ
り、絶縁膜15に接して形成されるスタック型キャパシ
タの蓄積ノード電極19に接続されるので、8、12、
15からなる絶縁膜と、これらを通じて形成されたコン
タクトホールと、これらを充填する導電材料とを、それ
ぞれ一括して図3(g)に示すように、第1の絶縁膜、
第1のコンタクトホール、第1の充填材料と呼ぶことと
した。
【0049】次に、全面に例えば2500A〜3000
AプラズマSi02 を堆積して、前記第1の絶縁膜の上
に第2の絶縁膜17を形成し、SiO2 膜に対する通常
のテーパーエッチング工程を用いて前記第2の絶縁膜1
7に、図3(h)に示すように90度より大きく110
度より小さいテーパー角を有し、かつ底部に蓄積ノード
電極19が接続されるプラグ16の上端部が露出するよ
うに、第2のコンタクトホール18を開口する。
AプラズマSi02 を堆積して、前記第1の絶縁膜の上
に第2の絶縁膜17を形成し、SiO2 膜に対する通常
のテーパーエッチング工程を用いて前記第2の絶縁膜1
7に、図3(h)に示すように90度より大きく110
度より小さいテーパー角を有し、かつ底部に蓄積ノード
電極19が接続されるプラグ16の上端部が露出するよ
うに、第2のコンタクトホール18を開口する。
【0050】引き続き図3(h)に示すように、例えば
スパッタ法により、蓄積ノード電極の形成材料として厚
さ500A〜600AのRu膜19を全面に堆積した
後、スピンコート法を用いてSOG(Spin On Glass) を
全面に堆積する。次にRu膜19をストッパーとするC
MP法を用いてSOGの平坦化を行い、第2のコンタク
トホール18の形状に沿って形成されたRuの凹部に、
蓄積ノード電極19をエッチング加工するためのSOG
からなるエッチングマスク20が形成される。
スパッタ法により、蓄積ノード電極の形成材料として厚
さ500A〜600AのRu膜19を全面に堆積した
後、スピンコート法を用いてSOG(Spin On Glass) を
全面に堆積する。次にRu膜19をストッパーとするC
MP法を用いてSOGの平坦化を行い、第2のコンタク
トホール18の形状に沿って形成されたRuの凹部に、
蓄積ノード電極19をエッチング加工するためのSOG
からなるエッチングマスク20が形成される。
【0051】前記20を用いて前記Ru膜を800A〜
900A程度エッチングする。このとき、図3(h)に
示す第2の絶縁膜17上のRu膜が除去され、さらに図
4(i)に示すように、前記第2のコンタクトホール1
8の内壁と前記エッチングマスク20との間のRu膜
も、内壁の上部から200A〜300A程度エッチング
される。
900A程度エッチングする。このとき、図3(h)に
示す第2の絶縁膜17上のRu膜が除去され、さらに図
4(i)に示すように、前記第2のコンタクトホール1
8の内壁と前記エッチングマスク20との間のRu膜
も、内壁の上部から200A〜300A程度エッチング
される。
【0052】また、エッチングマスク20となるSOG
をスピンコート法を用いて全面に滞積した後、第2の絶
縁膜17をストツパーとするCMP法を用いて、SOG
およびRu膜19の平坦化を行い、第2の絶縁膜17上
のRu膜19を除去した後に、前記第2のコンタクトホ
ール18の内壁と前記エッチングマスク20との間のR
u膜を、内壁の上部から200A〜300A程度エッチ
ングして、上述の方法と同様の構造を得ることができ
る。
をスピンコート法を用いて全面に滞積した後、第2の絶
縁膜17をストツパーとするCMP法を用いて、SOG
およびRu膜19の平坦化を行い、第2の絶縁膜17上
のRu膜19を除去した後に、前記第2のコンタクトホ
ール18の内壁と前記エッチングマスク20との間のR
u膜を、内壁の上部から200A〜300A程度エッチ
ングして、上述の方法と同様の構造を得ることができ
る。
【0053】このときRu膜のエッチングは等方的に行
われ、図4(i)に示すように、Ru膜のエッチング面
は第2の絶縁膜17の上部表面との平行性を維持しつつ
エッチングを進行させることができる。このようにして
Ru膜からなる蓄積ノード電極19が第2のコンタクト
ホール18の内部に形成される。
われ、図4(i)に示すように、Ru膜のエッチング面
は第2の絶縁膜17の上部表面との平行性を維持しつつ
エッチングを進行させることができる。このようにして
Ru膜からなる蓄積ノード電極19が第2のコンタクト
ホール18の内部に形成される。
【0054】次に、例えばプラズマSiO2 からなる前
記第2の絶縁膜17と前記SOG、20とのエッチング
選択比が100以上のウエットエッチング法を用いて、
前記SOG、20を除去する。
記第2の絶縁膜17と前記SOG、20とのエッチング
選択比が100以上のウエットエッチング法を用いて、
前記SOG、20を除去する。
【0055】次に図4(j)に示すように、例えばスパ
ッタ法を用いて500A〜600Aの(Ba,Sr)T
iO3 薄膜を堆積してキャパシタ絶縁膜21を形成し、
700℃で1分間の結晶化アニールを行う。引き続き例
えばスパッタ法を用いて500A〜600AのRuを堆
積してプレート電極22を形成することにより、19、
21、22からなる半導体装置のキャパシタが完成す
る。
ッタ法を用いて500A〜600Aの(Ba,Sr)T
iO3 薄膜を堆積してキャパシタ絶縁膜21を形成し、
700℃で1分間の結晶化アニールを行う。引き続き例
えばスパッタ法を用いて500A〜600AのRuを堆
積してプレート電極22を形成することにより、19、
21、22からなる半導体装置のキャパシタが完成す
る。
【0056】ここで、前記第2のコンタクトホール18
の内壁と前記エッチングマスク20との間のRu膜を、
内壁の上部から200A〜300A程度エッチングする
際に異方性のエッチングが行われた場合、エッチング後
のRu膜は、図4(k)に示すように鋭角部を有するこ
ととなり、この上にキャパシタ絶縁膜21を形成した
際、膜の信頼性をいちじるしく劣化させる可能性があ
る。
の内壁と前記エッチングマスク20との間のRu膜を、
内壁の上部から200A〜300A程度エッチングする
際に異方性のエッチングが行われた場合、エッチング後
のRu膜は、図4(k)に示すように鋭角部を有するこ
ととなり、この上にキャパシタ絶縁膜21を形成した
際、膜の信頼性をいちじるしく劣化させる可能性があ
る。
【0057】この様にして形成された(Ba,Sr)T
iO3 薄膜からなるキャパシタの絶縁膜は、第2の絶縁
膜17に設けた第2のコンタクトホール18の内壁に、
上部に向けて開口が広がるように90度より大きく11
0度より小さいテーパー角が設けられているため、これ
に沿って形成された前記キャパシタ絶縁膜の全ての段差
部において、蓄積ノード電極及びプレート電極と共に全
て90度より大きく110度より小さい鈍角で折り曲げ
られた形状となる。このため均一で耐圧の大きい(B
a,Sr)TiO3 薄膜を有するキャパシタを得ること
ができる。
iO3 薄膜からなるキャパシタの絶縁膜は、第2の絶縁
膜17に設けた第2のコンタクトホール18の内壁に、
上部に向けて開口が広がるように90度より大きく11
0度より小さいテーパー角が設けられているため、これ
に沿って形成された前記キャパシタ絶縁膜の全ての段差
部において、蓄積ノード電極及びプレート電極と共に全
て90度より大きく110度より小さい鈍角で折り曲げ
られた形状となる。このため均一で耐圧の大きい(B
a,Sr)TiO3 薄膜を有するキャパシタを得ること
ができる。
【0058】上記した第2の内壁17にテーパー角を設
けることにより耐圧の高いキャパシタ絶縁膜を得る工程
において、もっとも重要なのはキャパシタ絶縁膜の折り
曲げ角度である。これが90度以下の鋭角となれば電界
の集中効果が顕著になると同時に鋭角部分での膜の異常
成長により、前記キャパシタ絶縁膜の耐圧が急激に低下
する。
けることにより耐圧の高いキャパシタ絶縁膜を得る工程
において、もっとも重要なのはキャパシタ絶縁膜の折り
曲げ角度である。これが90度以下の鋭角となれば電界
の集中効果が顕著になると同時に鋭角部分での膜の異常
成長により、前記キャパシタ絶縁膜の耐圧が急激に低下
する。
【0059】従って耐圧の高い良好なキャパシタを得る
ためには、図4(j)のキャパシタ絶縁膜21の断面の
中心線が示す折り曲げの角度が、90度を限度として9
0度より大きく110度より小さいテーパー角を有する
ことが必須の条件となる。
ためには、図4(j)のキャパシタ絶縁膜21の断面の
中心線が示す折り曲げの角度が、90度を限度として9
0度より大きく110度より小さいテーパー角を有する
ことが必須の条件となる。
【0060】一方前記テーパー角が110度よりも大き
い場合には、キャパシタとしての所要面積が増大するこ
とのほか、図4(i)の工程で説明した蓄積ノード電極
19の等方的エッチングの均一性が低下し、19のエッ
チング面が第2の絶縁膜17の表面と平行に進めること
が困難となる。従ってその上に形成するキャパシタ絶縁
膜の折り曲げ角に異常を生じる。
い場合には、キャパシタとしての所要面積が増大するこ
とのほか、図4(i)の工程で説明した蓄積ノード電極
19の等方的エッチングの均一性が低下し、19のエッ
チング面が第2の絶縁膜17の表面と平行に進めること
が困難となる。従ってその上に形成するキャパシタ絶縁
膜の折り曲げ角に異常を生じる。
【0061】次に図5に基づき本発明の第2の実施の形
態について説明する。図5は第2の絶縁膜17に設けた
第2のコンタクトホールの内壁と17の上部表面とのな
す角が丁度90度となった場合の断面構造を示す図であ
る。
態について説明する。図5は第2の絶縁膜17に設けた
第2のコンタクトホールの内壁と17の上部表面とのな
す角が丁度90度となった場合の断面構造を示す図であ
る。
【0062】図5に示す断面構造の材料とこれを完成す
る工程の手順は、上記図4(j)までと同様であるが、
Ru膜及びキャパシタ絶縁膜の形成にスパッタ法を用い
ることができないため、蓄積ノード電極、キャパシタ絶
縁膜、プレート電極の形成に全て従来のCVD法を用い
る点が異なる。
る工程の手順は、上記図4(j)までと同様であるが、
Ru膜及びキャパシタ絶縁膜の形成にスパッタ法を用い
ることができないため、蓄積ノード電極、キャパシタ絶
縁膜、プレート電極の形成に全て従来のCVD法を用い
る点が異なる。
【0063】前述したようにCVD法を用いる場合には
膜厚の均一性に問題があり、特に段差形状の凸のコーナ
ー部分に異常成長を生じやすい。このときキャパシタ絶
縁膜の耐圧に最も重大な影響を及ぼす部分は、第2のコ
ンタクトホール18(図3(h)参照)の開口の上部周
辺領域に生じる下地Ru膜の異常成長である。
膜厚の均一性に問題があり、特に段差形状の凸のコーナ
ー部分に異常成長を生じやすい。このときキャパシタ絶
縁膜の耐圧に最も重大な影響を及ぼす部分は、第2のコ
ンタクトホール18(図3(h)参照)の開口の上部周
辺領域に生じる下地Ru膜の異常成長である。
【0064】このとき図4(i)に示す工程で、前記側
壁の上部周辺領域におけるRu膜の異常成長部分を前記
等方性エッチングにより除去すれば、その上に成長する
キャパシタ絶縁膜の耐圧をいちじるしく向上することが
できる。
壁の上部周辺領域におけるRu膜の異常成長部分を前記
等方性エッチングにより除去すれば、その上に成長する
キャパシタ絶縁膜の耐圧をいちじるしく向上することが
できる。
【0065】図5に示すように第2のコンタクトホール
の内壁と17の上部表面とのなす角を90度とすれば、
第1の実施の形態に示すようにこれを90度より大きく
110度より小さくした場合に比べてキャパシタの所要
面積を小さくできることはいうまでもない。
の内壁と17の上部表面とのなす角を90度とすれば、
第1の実施の形態に示すようにこれを90度より大きく
110度より小さくした場合に比べてキャパシタの所要
面積を小さくできることはいうまでもない。
【0066】また図7に示す従来のスタック型キャパシ
タの製造工程と比較すれば、隣接するRu蓄積ノード電
極の近接ギャップが、本発明においては第2のコンタク
トホール18(図3(h)参照)の近接ギャツプで定め
られることになる。このとき第2のコンタクトホールを
設ける第2の絶縁膜17はSiO2 膜からなるため、R
uのエッチングに比べて極めて高いエッチングの精度が
得られるばかりでなく、オーバーエッチングの値を制御
することにより、前記第2のコンタクトホール18の近
接ギャツプを、リソグラフィーの限界で定まるエッチン
グマスクの近接ギャップ以下にすることができる。
タの製造工程と比較すれば、隣接するRu蓄積ノード電
極の近接ギャップが、本発明においては第2のコンタク
トホール18(図3(h)参照)の近接ギャツプで定め
られることになる。このとき第2のコンタクトホールを
設ける第2の絶縁膜17はSiO2 膜からなるため、R
uのエッチングに比べて極めて高いエッチングの精度が
得られるばかりでなく、オーバーエッチングの値を制御
することにより、前記第2のコンタクトホール18の近
接ギャツプを、リソグラフィーの限界で定まるエッチン
グマスクの近接ギャップ以下にすることができる。
【0067】このように本発明の第2の実施の形態に示
した半導体装置の構造と製造方法を用いることにより、
従来に比べて少ない工程数で 集積度で信頼性の高いス
タック型キャパシタを具備する半導体装置を得ることが
できる。
した半導体装置の構造と製造方法を用いることにより、
従来に比べて少ない工程数で 集積度で信頼性の高いス
タック型キャパシタを具備する半導体装置を得ることが
できる。
【0068】ここで第2のコンタクトホール18内部に
形成されたRu膜からなる蓄積ノード電極19が、上部
から200A〜300A程度エッチングされなかった場
合の問題点について図6を用いて説明する。
形成されたRu膜からなる蓄積ノード電極19が、上部
から200A〜300A程度エッチングされなかった場
合の問題点について図6を用いて説明する。
【0069】このときSOG、20のウエットエッチン
グによる除去工程おいて、プラズマSiO2 を用いた第
2の絶縁膜17も、20A〜30A程度エッチングされ
るため、前記SOG、20のウエットエッチングを行っ
た後に、Ruからなる蓄積ノード電極19が図6の破線
で囲まれるように突起部19aを形成し、この突起部1
9aの上に(Ba,Sr)TiO3 薄膜からなるキャパ
シタ絶縁膜21とRu膜からなるプレート電極22が形
成されることになる。
グによる除去工程おいて、プラズマSiO2 を用いた第
2の絶縁膜17も、20A〜30A程度エッチングされ
るため、前記SOG、20のウエットエッチングを行っ
た後に、Ruからなる蓄積ノード電極19が図6の破線
で囲まれるように突起部19aを形成し、この突起部1
9aの上に(Ba,Sr)TiO3 薄膜からなるキャパ
シタ絶縁膜21とRu膜からなるプレート電極22が形
成されることになる。
【0070】図5に示す突起部19aのような鋭い段差
形状の上に、薄膜からなるキャパシタ絶縁膜21とプレ
ート電極22を均一に堆積することはいちじるしく困難
であり、また、前記突起部19aには電界集中を生じる
ため、キャパシタの耐圧劣化の重大な原因となる。
形状の上に、薄膜からなるキャパシタ絶縁膜21とプレ
ート電極22を均一に堆積することはいちじるしく困難
であり、また、前記突起部19aには電界集中を生じる
ため、キャパシタの耐圧劣化の重大な原因となる。
【0071】前記突起部19aは、第1の実施の形態に
示したように、第2のコンタクトホールが90度より大
きく110度より小さいテーパー角を有する場合には、
19aの突出部が17の側壁と接する側で鋭角をなすこ
とになり、ここにキャパシタ絶縁膜の異常堆積を生じ
る。また第2の実施の形態に示したように、第2のコン
タクトホールと第2の絶縁膜17の表面とのなす角が9
0度の場合には、前記突出部に2か所の凸のコーナー部
分を生じるためその上にCVD法により成長するキャパ
シタ絶縁膜の異常成長が過大なものとなる。
示したように、第2のコンタクトホールが90度より大
きく110度より小さいテーパー角を有する場合には、
19aの突出部が17の側壁と接する側で鋭角をなすこ
とになり、ここにキャパシタ絶縁膜の異常堆積を生じ
る。また第2の実施の形態に示したように、第2のコン
タクトホールと第2の絶縁膜17の表面とのなす角が9
0度の場合には、前記突出部に2か所の凸のコーナー部
分を生じるためその上にCVD法により成長するキャパ
シタ絶縁膜の異常成長が過大なものとなる。
【0072】なお本発明は上記の実施の形態に限定され
るものではない。本発明は半導体基板上に90度、又は
90度より小さく110度より大きい上部に向けて開口
が広がる凹部を形成し、前記凹部の底面と側面に隣接し
て導電膜を形成し、前記凹部の上部周辺領域に形成され
た導電膜の部分を除去し、その上に前記半導体基板の上
部表面と前記凹部の上部周辺領域に露出した半導体基板
と前記導電膜を覆うように絶縁膜を形成した構造を含む
半導体装置とその製造方法に対して同様に適用すること
ができる。
るものではない。本発明は半導体基板上に90度、又は
90度より小さく110度より大きい上部に向けて開口
が広がる凹部を形成し、前記凹部の底面と側面に隣接し
て導電膜を形成し、前記凹部の上部周辺領域に形成され
た導電膜の部分を除去し、その上に前記半導体基板の上
部表面と前記凹部の上部周辺領域に露出した半導体基板
と前記導電膜を覆うように絶縁膜を形成した構造を含む
半導体装置とその製造方法に対して同様に適用すること
ができる。
【0073】また本発明は、前記凹部に設けた導電膜を
第1の電極とし、前記凹部に形成された第1の電極の凹
部内壁の上部周辺領域を除去し、前記半導体基板と前記
凹部内壁の上部周辺領域に露出した半導体基板と前記導
電膜を覆うように形成された少なくとも1層のキャパシ
タ絶縁膜と、その上に隣接して第2の電極を形成したキ
ャパシタを含む半導体装置とその製造方法に対して同様
に適用することができる。
第1の電極とし、前記凹部に形成された第1の電極の凹
部内壁の上部周辺領域を除去し、前記半導体基板と前記
凹部内壁の上部周辺領域に露出した半導体基板と前記導
電膜を覆うように形成された少なくとも1層のキャパシ
タ絶縁膜と、その上に隣接して第2の電極を形成したキ
ャパシタを含む半導体装置とその製造方法に対して同様
に適用することができる。
【0074】また本発明は、凹部を半導体基板上の絶縁
膜に形成し、前記凹部の底面と内壁に隣接して第1の電
極を形成し、前記凹部に形成された第1の電極の凹部内
壁の上部周辺領域を除去し、前記絶縁膜の上部表面と凹
部内壁の上部周辺領域に露出した絶縁膜と第1の電極を
覆うようにキャパシタ絶縁膜を形成し、前記キャパシタ
絶縁膜上に隣接して第2の電極を形成したキャパシタを
含む半導体装置とその製造方法に対して同様に適用する
ことができる。
膜に形成し、前記凹部の底面と内壁に隣接して第1の電
極を形成し、前記凹部に形成された第1の電極の凹部内
壁の上部周辺領域を除去し、前記絶縁膜の上部表面と凹
部内壁の上部周辺領域に露出した絶縁膜と第1の電極を
覆うようにキャパシタ絶縁膜を形成し、前記キャパシタ
絶縁膜上に隣接して第2の電極を形成したキャパシタを
含む半導体装置とその製造方法に対して同様に適用する
ことができる。
【0075】また本発明は、前記絶縁膜に設けた凹部の
底面の一部に前記半導体基板に達する導電性プラグを設
けて、前記キャパシタがその下部の半導体基板と接続さ
れた構造を有する半導体装置とその製造方法に対して同
様に適用することができる。
底面の一部に前記半導体基板に達する導電性プラグを設
けて、前記キャパシタがその下部の半導体基板と接続さ
れた構造を有する半導体装置とその製造方法に対して同
様に適用することができる。
【0076】また本発明は、例えばスタック型キャパシ
タの蓄積ノード電極及びプレート電極としてRuの他に
Pt、Re、Os、Rh、Ir及びこれらの酸化物、あ
るいはこれらの合金及びその酸化物、W、Nb、Al、
Ti、Ta、Mo、Cu、WN、NbN、TiN、Ta
N、Pd等を用いることができる。またキャパシタの絶
縁膜として(Ba,Sr)TiO3 の他にBaTiO
3 、SrTiO3 、PbZrO3 、LiNbO3 、Bi
4 Ti3 012、Ta2 O5 等、及びこれらの多層膜を用
いることもできる。このほか、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で、種々に変形して実施することができる。
タの蓄積ノード電極及びプレート電極としてRuの他に
Pt、Re、Os、Rh、Ir及びこれらの酸化物、あ
るいはこれらの合金及びその酸化物、W、Nb、Al、
Ti、Ta、Mo、Cu、WN、NbN、TiN、Ta
N、Pd等を用いることができる。またキャパシタの絶
縁膜として(Ba,Sr)TiO3 の他にBaTiO
3 、SrTiO3 、PbZrO3 、LiNbO3 、Bi
4 Ti3 012、Ta2 O5 等、及びこれらの多層膜を用
いることもできる。このほか、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で、種々に変形して実施することができる。
【0077】
【発明の効果】上述したように本発明の半導体装置及び
その製造方法によれば、SOGマスクを用い、コンタク
トホール内部において、蓄積ノード電極を形成するRu
を深さ方向にエッチングすることにより、(Ba,S
r)TiO3 薄膜からなるキャパシタ絶縁膜形成の際、
下地となる蓄積ノード電極に突起部が形成されず、突起
部での電界集中による耐圧劣化を生じる恐れがないキャ
パシタ絶縁膜を得ることができる。
その製造方法によれば、SOGマスクを用い、コンタク
トホール内部において、蓄積ノード電極を形成するRu
を深さ方向にエッチングすることにより、(Ba,S
r)TiO3 薄膜からなるキャパシタ絶縁膜形成の際、
下地となる蓄積ノード電極に突起部が形成されず、突起
部での電界集中による耐圧劣化を生じる恐れがないキャ
パシタ絶縁膜を得ることができる。
【0078】また蓄積ノードの下地となる絶縁膜あるい
は半導体基板上のコンタクトホールを形成する際、コン
タクトホールの側壁に90度以上110度以下のテーパ
ー角を設け、前記Ruの深さ方向のエッチングと組み合
わせることにより、下地に生じる段差部の角度を全て鈍
角にすることができ、また90度の場合は凸のコーナー
部分に生じる異常成長領域を除去することが可能とな
る。
は半導体基板上のコンタクトホールを形成する際、コン
タクトホールの側壁に90度以上110度以下のテーパ
ー角を設け、前記Ruの深さ方向のエッチングと組み合
わせることにより、下地に生じる段差部の角度を全て鈍
角にすることができ、また90度の場合は凸のコーナー
部分に生じる異常成長領域を除去することが可能とな
る。
【0079】このように段差部が鈍角の下地の上にスパ
ッタ法を用いて均一な(Ba,Sr)TiO3 薄膜を形
成することは容易であり、また段差部が90度の場合も
CVD法により生じた不均一を改善することができる。
ッタ法を用いて均一な(Ba,Sr)TiO3 薄膜を形
成することは容易であり、また段差部が90度の場合も
CVD法により生じた不均一を改善することができる。
【0080】本発明の半導体装置の製造方法によれば、
キャパシタの蓄積ノード形状を規定するために、Si0
2 マスクを用いて直接Ru膜をパタ−ニングすることな
く、第3の絶縁膜をパタ−ニングに用い、第2のコンタ
クトホール形成後に前記第3の絶縁膜のウエットエッチ
ング工程を入れることにより、少ない工程数でリソグラ
フィの限界以上に蓄積ノード間を近付けることが容易と
なり、蓄積容量を増加することができる。
キャパシタの蓄積ノード形状を規定するために、Si0
2 マスクを用いて直接Ru膜をパタ−ニングすることな
く、第3の絶縁膜をパタ−ニングに用い、第2のコンタ
クトホール形成後に前記第3の絶縁膜のウエットエッチ
ング工程を入れることにより、少ない工程数でリソグラ
フィの限界以上に蓄積ノード間を近付けることが容易と
なり、蓄積容量を増加することができる。
【0081】またこの方法は一般に半導体基板又は絶縁
膜に設けた90度以上110度以下のテーパー角の内壁
を有する凹部の上に伝導体膜と絶縁膜とを積層する構造
を含む半導体装置とその製造方法に適用することができ
る。
膜に設けた90度以上110度以下のテーパー角の内壁
を有する凹部の上に伝導体膜と絶縁膜とを積層する構造
を含む半導体装置とその製造方法に適用することができ
る。
【図1】本発明のスタック型キャパシタを有する半導体
装置のメモリセルの構造を示す平面図と断面図。
装置のメモリセルの構造を示す平面図と断面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態における半導体装置
の製造方法を示す工程断面図。
の製造方法を示す工程断面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態における半導体装置
の製造方法の続きを示す工程断面図。
の製造方法の続きを示す工程断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態における半導体装置
の製造方法の続きを示す工程断面図。
の製造方法の続きを示す工程断面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態における半導体装置
の製造方法を示す工程断面図。
の製造方法を示す工程断面図。
【図6】コンタクトホールの上部周辺のRu膜を除去し
ない場合の問題点を示す図。
ない場合の問題点を示す図。
【図7】従来のスタック型キャパシタを有する半導体装
置のメモリセルの構造を示す断面図。
置のメモリセルの構造を示す断面図。
1…シリコン基板
2…素子分離絶縁膜
3、4…ゲート電極(ワード線)
5…ソース領域
6…ドレイン領域
6a…ビット線とのコンタクト領域
7…窒化膜
8、12、15…第1の絶縁膜
10、11…多結晶シリコンプラグ
13…ビット線接続用プラグ
14…ビット線
16…蓄積ノード電極接続用プラグ
17…第2の絶縁膜
18…第2のコンタクトホール
19…蓄積ノード電極
19a…蓄積ノード電極の突起部
20…第3の絶縁膜
21…キャパシタ絶縁膜
22…プレート電極
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平8−125142(JP,A)
特開 平6−89985(JP,A)
特開 平5−136368(JP,A)
特開 平5−291526(JP,A)
特開 平8−139293(JP,A)
特開 平8−236717(JP,A)
特開 平6−13570(JP,A)
特開 平8−340092(JP,A)
特開 平8−46152(JP,A)
特開 平9−283723(JP,A)
特開 平10−93041(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01L 21/8242
H01L 27/108
Claims (9)
- 【請求項1】 半導体基板上に形成された絶縁膜と、 前記絶縁膜に上部に向けて開口が広がるように形成され
た凹部と、 前記凹部の底面及び内壁を覆うように形成された導電膜
からなる第1の電極と、 前記第1の電極は、前記凹部の上部周辺領域に形成され
た部分が除去されており、前記絶縁膜の上面及び前記凹
部の内壁の上部周辺領域に露出した前記絶縁膜及び前記
第1の電極を覆うように形成されたキャパシタ絶縁膜
と、 前記キャパシタ絶縁膜を覆うように形成された導電膜か
らなる第2の電極とを含み、 前記凹部の底面は、前記絶縁膜の上面と平行であり、前
記凹部の内壁と、前記絶縁膜の上面及び前記凹部の底面
とのなす角は、90度より大きく110度より小さい鈍
角をなし、前記除去された部分に露出した前記第1の電
極の上面は、前記絶縁膜の上面と平行であって、前記キ
ャパシタ絶縁膜は、前記凹部を含むキャパシタ形成領域
の全ての段差部における折り曲げ角度が90度より大き
く110度より小さい鈍角をなす ことを特徴とする半導
体装置。 - 【請求項2】 半導体基板上に形成された絶縁膜と、 前記絶縁膜に上部に向けて開口が広がるように形成され
た凹部と、 前記凹部の底面の一部には前記半導体基板に達する導電
性プラグの上端部が前記底面と同一平面上に露出されて
おり、前記凹部の底面及び前記導電性プラグの上端部及
び前記凹部の内壁を覆うように形成された導電膜からな
る第1の電極と、 前記第1の電極は、前記凹部の内壁の上部周辺領域に形
成された部分が除去されており、前記絶縁膜の上面及び
前記凹部の内壁の上部周辺領域に露出した前記絶縁膜及
び前記第1の電極を覆うように形成された少なくとも1
層のキャパシタ絶縁膜と、 前記キャパシタ絶縁膜を覆うように形成された導電膜か
らなる第2の電極とを含み、 前記凹部の底面は、前記絶縁膜の上面と平行であり、前
記凹部の内壁と、前記 絶縁膜の上面及び前記凹部の底面
とのなす角は、90度より大きく110度より小さい鈍
角をなし、前記除去された部分に露出した前記第1の電
極の上面は、前記絶縁膜の上面と平行であって、前記キ
ャパシタ絶縁膜は、前記凹部を含むキャパシタ形成領域
の全ての段差部における折り曲げ角度が90度より大き
く110度より小さい鈍角をなす ことを特徴とする半導
体装置。 - 【請求項3】 半導体基板上に形成されたソース・ドレ
イン領域を有するMOSトランジスタと、 前記MOSトランジスタ上に形成された絶縁膜と、 前記絶縁膜に上部に向けて開口が広がるように形成され
た凹部と、 前記凹部の底面の一部には前記MOSトランジスタの前
記ソース・ドレイン領域の一方に達する導電性プラグの
上端部が前記底面と同一平面上に露出しており、前記凹
部の底面及び前記導電性プラグの上端部及び前記凹部の
内壁を覆うように形成された導電膜からなる第1の電極
と、 前記第1の電極は、前記凹部の内壁の上部周辺領域に形
成された部分が除去されており、前記絶縁膜の上面及び
前記凹部の内壁の上部周辺領域に露出した前記絶縁膜及
び前記第1の電極を覆うように形成された少なくとも1
層のキャパシタ絶縁膜と、 前記キャパシタ絶縁膜を覆うように形成された導電膜か
らなる第2の電極とを含み、 前記凹部の底面は、前記絶縁膜の上面と平行であり、前
記凹部の内壁と、前記絶縁膜の上面及び前記凹部の底面
とのなす角は、90度より大きく110度より小さい鈍
角をなし、前記除去された部分に露出した前記第1の電
極の上面は、前記絶縁膜の上面と平行であって、前記キ
ャパシタ絶縁膜は、前記凹部を含むキャパシタ形成領域
の全ての段差部における折り曲げ角度が90度より大き
く110度より小さい鈍角をなす ことを特徴とする半導
体装置。 - 【請求項4】 半導体基板に形成されたソース・ドレイ
ン領域を有するMOSトランジスタと、 前記MOSトランジスタ上に形成された第1の絶縁膜
と、 前記第1の絶縁膜に形成された、前記ソース・ドレイン
領域の一方に達する第1のコンタクトホールと、 前記第1のコンタクトホールを充填する第1の電極材料
と、 前記第1の絶縁膜上及び前記第1のコンタクトホールの
開口部に露出した前記第1の導電材料上に形成された第
2の絶縁膜と、 前記第2の絶縁膜に上部に向けて開口が広がるように形
成された、前記第1の導電材料に達する第2のコンタク
トホールと、 前記第2のコンタクトホールの底面及び内壁を覆う蓄積
ノード電極と、前記蓄積ノード電極は、前記第2のコンタクトホールの
上部周辺領域に形成された部分が除去されており、 前記
第2の絶縁膜の上面及び前記第2のコンタクトホールの
内壁の上部周辺領域に露出した前記第2の絶縁膜及び前
記蓄積ノード電極を覆うキャパシタ絶縁膜と、 前記キャパシタ絶縁膜を覆うプレート電極とを具備し、 前記第2のコンタクトホールの底面は、前記第2の絶縁
膜の上面と平行であり、前記第2のコンタクトホールの
内壁と、前記第2の絶縁膜の上面及び前記第2のコンタ
クトホールの底面とのなす角は、90度より大きく11
0度より小さい鈍角をなし、前記除去された部分に露出
した前記蓄積ノード電極の上面は、前記第2の絶縁膜の
上面と平行であって、前記キャパシタ絶縁膜は、前記第
2のコンタクトホールを含む全ての段差部における折り
曲げ角度が90度より大きく110度より小さい鈍角を
なす ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】 前記第2のコンタクトホールの底面及び
内壁を覆う蓄積ノード電極は、前記第2の絶縁膜の表面
から深さ20nm乃至30nmの前記第2のコンタクト
ホールの内壁の上部周辺領域を覆う部分を除去すること
により形成されることを特徴とする請求項4に記載の半
導体装置。 - 【請求項6】 前記蓄積ノード電極は、少なくともR
u、Pt、Re、Os、Rh、Ir、及びその酸化物、
及びその合金及び前記合金の酸化物、及びW、Nb、A
l、Ti、Ta、Mo、Cu、WN、NbN、TiN、
TaN、Pdのいずれか1つを用いて形成され、前記キ
ャパシタ絶縁膜は、少なくとも(Ba,Sr)Ti
O3、BaTiO3、SrTiO3、PbZrO3、LiN
bO3、Bi4Ti3O12、Ta2O5、及びその多層膜の
いずれか1つを用いて形成されることを特徴とする請求
項4に記載の半導体装置。 - 【請求項7】 半導体基板上にソース・ドレインを有す
るMOSトランジスタを形成する工程と、 前記MOSトランジスタ上に第1の絶縁膜を形成する工
程と、 前記第1の絶縁膜に前記ソース・ドレインの一方に達す
る第1のコンタクトホールを形成する工程と、 前記第1のコンタクトホールに第1の導電材料を充填す
る工程と、 前記第1の絶縁膜および前記第1の導電材料上に第2の
絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜に上部に向けて開口が広がるように前
記第1の導電材料に達する第2のコンタクトホールを形
成する工程と、 前記第2の絶縁膜の上面および前記第2のコンタクトホ
ールの底面と内壁に蓄積ノード電極用金属膜を形成する
工程と、 前記蓄積ノード電極用金属膜の前記第2のコンタクトホ
ールの底面と内壁とを覆う部分に形成された凹部に第3
の絶縁膜を充填する工程と、 前記第3の絶縁膜をマスクにして前記第2の絶縁膜上面
の前記蓄積ノード電極用金属膜をエッチング除去し、同
時に前記第2のコンタクトホールの内壁に形成された前
記蓄積ノード電極用金属膜の内、前記内壁の上部周辺領
域にあるものをエッチング除去する工程と、 前記第3の絶縁膜をエッチング除去する工程と、 前記凹部を含むキャパシタ形成領域全面にキャパシタ絶
縁膜を形成する工程と、 前記キャパシタ絶縁膜上にプレート電極を形成する工程
とを具備し、 前記第2のコンタクトホールを形成する工程は、前記第
2の絶縁膜の上面と前記第2のコンタクトホールの底面
とが平行であって、前記第2のコンタクトホールの内壁
と、前記第2の絶縁膜の上面及び前記第2のコンタクト
ホールの底面とのなす角が90度より大きく110度よ
り小さい鈍角をなすように行われ、かつ、前記蓄積ノー
ド電極用金属膜をエッチング除去する工程は、前記蓄積
ノード電極用金属膜のエッチングされた面と前記第2の
絶縁膜の上面との平行性を維持す るように行われ、前記
キャパシタ絶縁膜を形成する工程は、前記第2のコンタ
クトホールを含む全ての段差部における前記キャパシタ
絶縁膜の折り曲げ角度が90度より大きく110度より
小さい鈍角をなすように行われる ことを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記第3の絶縁膜を形成する際に、前記
蓄積ノード電極用金属膜の上に前記第3の絶縁膜を形成
し、次いでCMP法を用いて前記蓄積ノード電極用金属
膜の凹部以外に形成された前記第3の絶縁膜を除去する
ことを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項9】 前記第3の絶縁膜としてSOG(Spin On
Glass)を用いることを特徴とする請求項7記載の半導
体装置の製造方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00766697A JP3466851B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 半導体装置及びその製造方法 |
US09/008,491 US6051859A (en) | 1997-01-20 | 1998-01-16 | DRAM having a cup-shaped storage node electrode recessed within an insulating layer |
TW087100597A TW416095B (en) | 1997-01-20 | 1998-01-17 | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
KR1019980001507A KR100329943B1 (ko) | 1997-01-20 | 1998-01-20 | 반도체장치및그제조방법 |
US09/447,813 US6175130B1 (en) | 1997-01-20 | 1999-11-23 | DRAM having a cup-shaped storage node electrode recessed within a semiconductor substrate |
US09/664,773 US6362042B1 (en) | 1997-01-20 | 2000-09-19 | DRAM having a cup-shaped storage node electrode recessed within an insulating layer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00766697A JP3466851B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10209391A JPH10209391A (ja) | 1998-08-07 |
JP3466851B2 true JP3466851B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=11672139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00766697A Expired - Fee Related JP3466851B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US6051859A (ja) |
JP (1) | JP3466851B2 (ja) |
KR (1) | KR100329943B1 (ja) |
TW (1) | TW416095B (ja) |
Families Citing this family (62)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11297960A (ja) * | 1998-04-16 | 1999-10-29 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
WO1997033316A1 (fr) * | 1996-03-08 | 1997-09-12 | Hitachi, Ltd. | Composant a semi-conducteur et sa fabrication |
US5910880A (en) | 1997-08-20 | 1999-06-08 | Micron Technology, Inc. | Semiconductor circuit components and capacitors |
JPH11251540A (ja) * | 1998-02-26 | 1999-09-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
US6162744A (en) * | 1998-02-28 | 2000-12-19 | Micron Technology, Inc. | Method of forming capacitors having high-K oxygen containing capacitor dielectric layers, method of processing high-K oxygen containing dielectric layers, method of forming a DRAM cell having having high-K oxygen containing capacitor dielectric layers |
US6191443B1 (en) | 1998-02-28 | 2001-02-20 | Micron Technology, Inc. | Capacitors, methods of forming capacitors, and DRAM memory cells |
US6730559B2 (en) | 1998-04-10 | 2004-05-04 | Micron Technology, Inc. | Capacitors and methods of forming capacitors |
US6156638A (en) | 1998-04-10 | 2000-12-05 | Micron Technology, Inc. | Integrated circuitry and method of restricting diffusion from one material to another |
US6673671B1 (en) | 1998-04-16 | 2004-01-06 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device, and method of manufacturing the same |
US6165834A (en) * | 1998-05-07 | 2000-12-26 | Micron Technology, Inc. | Method of forming capacitors, method of processing dielectric layers, method of forming a DRAM cell |
US6255186B1 (en) * | 1998-05-21 | 2001-07-03 | Micron Technology, Inc. | Methods of forming integrated circuitry and capacitors having a capacitor electrode having a base and a pair of walls projecting upwardly therefrom |
KR100285698B1 (ko) * | 1998-07-13 | 2001-04-02 | 윤종용 | 반도체장치의제조방법 |
JP2000049306A (ja) * | 1998-07-29 | 2000-02-18 | Hitachi Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
US6844600B2 (en) * | 1998-09-03 | 2005-01-18 | Micron Technology, Inc. | ESD/EOS protection structure for integrated circuit devices |
JP2000114479A (ja) * | 1998-10-01 | 2000-04-21 | Toshiba Corp | 導電性膜の形成方法およびそれを用いたキャパシタの形成方法 |
KR100403435B1 (ko) * | 1998-10-14 | 2003-10-30 | 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 | 반도체장치 및 그 제조방법 |
JP2000174225A (ja) * | 1998-12-01 | 2000-06-23 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
KR100277907B1 (ko) * | 1998-12-17 | 2001-02-01 | 김영환 | 반도체 소자의 캐패시터 형성방법 |
US6952029B1 (en) * | 1999-01-08 | 2005-10-04 | Micron Technology, Inc. | Thin film capacitor with substantially homogenous stoichiometry |
US6204186B1 (en) * | 1999-01-13 | 2001-03-20 | Lucent Technologies Inc. | Method of making integrated circuit capacitor including tapered plug |
US6249016B1 (en) | 1999-01-13 | 2001-06-19 | Agere Systems Guardian Corp. | Integrated circuit capacitor including tapered plug |
US6421223B2 (en) * | 1999-03-01 | 2002-07-16 | Micron Technology, Inc. | Thin film structure that may be used with an adhesion layer |
JP3408450B2 (ja) * | 1999-04-20 | 2003-05-19 | 日本電気株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
JP2000307084A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-11-02 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
JP3415478B2 (ja) * | 1999-04-30 | 2003-06-09 | Necエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
US6750495B1 (en) * | 1999-05-12 | 2004-06-15 | Agere Systems Inc. | Damascene capacitors for integrated circuits |
US6436786B1 (en) * | 1999-05-14 | 2002-08-20 | Matsushita Electronics Corporation | Method for fabricating a semiconductor device |
US6277687B1 (en) * | 1999-06-01 | 2001-08-21 | Micron Technology, Inc. | Method of forming a pair of capacitors having a common capacitor electrode, method of forming DRAM circuitry, integrated circuitry and DRAM circuitry |
JP2004343150A (ja) * | 1999-06-02 | 2004-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JP3762148B2 (ja) | 1999-06-30 | 2006-04-05 | 株式会社東芝 | 半導体装置の製造方法 |
KR100334577B1 (ko) * | 1999-08-06 | 2002-05-03 | 윤종용 | 사진공정의 해상도를 능가하는 트렌치를 절연막내에 형성하는방법 |
US6294436B1 (en) * | 1999-08-16 | 2001-09-25 | Infineon Technologies Ag | Method for fabrication of enlarged stacked capacitors using isotropic etching |
KR100593130B1 (ko) * | 1999-08-17 | 2006-06-26 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 소자의 캐패시터 형성방법 |
TW417293B (en) * | 1999-08-27 | 2001-01-01 | Taiwan Semiconductor Mfg | Formation of DRAM capacitor |
US7005695B1 (en) * | 2000-02-23 | 2006-02-28 | Micron Technology, Inc. | Integrated circuitry including a capacitor with an amorphous and a crystalline high K capacitor dielectric region |
JP2002043544A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-08 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
US20050191765A1 (en) * | 2000-08-04 | 2005-09-01 | Cem Basceri | Thin film capacitor with substantially homogenous stoichiometry |
JP2002134711A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-10 | Sony Corp | 半導体装置の製造方法 |
US6448599B1 (en) * | 2000-11-29 | 2002-09-10 | United Microelectronics Corp. | Semiconductor device for preventing process-induced charging damages |
KR100388206B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2003-06-19 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 소자의 커패시터 제조방법 |
JP2003031684A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-31 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
KR100414872B1 (ko) * | 2001-08-29 | 2004-01-13 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자 및 그 제조 방법 |
JP3553535B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2004-08-11 | ユーディナデバイス株式会社 | 容量素子及びその製造方法 |
JP4005805B2 (ja) * | 2001-12-17 | 2007-11-14 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
KR100444305B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2004-08-16 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 캐패시터 형성방법 |
KR100471164B1 (ko) * | 2002-03-26 | 2005-03-09 | 삼성전자주식회사 | 금속-절연체-금속 캐패시터를 갖는 반도체장치 및 그제조방법 |
JP4353685B2 (ja) | 2002-09-18 | 2009-10-28 | 株式会社ルネサステクノロジ | 半導体装置 |
CN1525553A (zh) * | 2003-02-26 | 2004-09-01 | ���µ�����ҵ��ʽ���� | 半导体装置的制造方法 |
KR100937937B1 (ko) | 2003-04-29 | 2010-01-21 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 메모리장치 및 그 제조 방법 |
US7122424B2 (en) * | 2004-02-26 | 2006-10-17 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. | Method for making improved bottom electrodes for metal-insulator-metal crown capacitors |
KR100560821B1 (ko) * | 2004-08-17 | 2006-03-13 | 삼성전자주식회사 | 반도체 소자의 캐패시터 형성 방법 |
US9318378B2 (en) * | 2004-08-21 | 2016-04-19 | Globalfoundries Singapore Pte. Ltd. | Slot designs in wide metal lines |
JP4646595B2 (ja) * | 2004-10-27 | 2011-03-09 | パナソニック株式会社 | 半導体記憶装置 |
US7271058B2 (en) * | 2005-01-20 | 2007-09-18 | Infineon Technologies Ag | Storage capacitor and method of manufacturing a storage capacitor |
JP2007081189A (ja) | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Elpida Memory Inc | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
JP2006191137A (ja) * | 2006-02-23 | 2006-07-20 | Renesas Technology Corp | 半導体集積回路装置の製造方法 |
US7659602B2 (en) * | 2008-06-02 | 2010-02-09 | Qimonda Ag | Semiconductor component with MIM capacitor |
KR100985409B1 (ko) * | 2008-08-29 | 2010-10-06 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 장치의 캐패시터 제조 방법 |
US8371240B2 (en) * | 2009-05-06 | 2013-02-12 | Agco Corporation | Twin row planter |
KR101116361B1 (ko) * | 2010-02-26 | 2012-03-09 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 장치 제조 방법 |
US8649153B2 (en) * | 2011-04-28 | 2014-02-11 | International Business Machines Corporation | Tapered via and MIM capacitor |
CN112928069B (zh) * | 2021-02-05 | 2023-02-28 | 长鑫存储技术有限公司 | 半导体结构的制作方法及半导体结构 |
Family Cites Families (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4094057A (en) * | 1976-03-29 | 1978-06-13 | International Business Machines Corporation | Field effect transistor lost film fabrication process |
JPS60223153A (ja) * | 1984-04-19 | 1985-11-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Mis型キャパシタを有する半導体装置の製法 |
USRE33261E (en) * | 1984-07-03 | 1990-07-10 | Texas Instruments, Incorporated | Trench capacitor for high density dynamic RAM |
US4676847A (en) * | 1985-01-25 | 1987-06-30 | American Telephone And Telegraph Company At&T Bell Laboratories | Controlled boron doping of silicon |
US4801989A (en) * | 1986-02-20 | 1989-01-31 | Fujitsu Limited | Dynamic random access memory having trench capacitor with polysilicon lined lower electrode |
JP2645008B2 (ja) * | 1987-03-30 | 1997-08-25 | 株式会社東芝 | 半導体記憶装置 |
JPH0221652A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体記憶装置 |
JP2509717B2 (ja) * | 1989-12-06 | 1996-06-26 | 株式会社東芝 | 半導体装置の製造方法 |
US5381365A (en) * | 1990-01-26 | 1995-01-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dynamic random access memory having stacked type capacitor and manufacturing method therefor |
JP2994110B2 (ja) * | 1991-09-09 | 1999-12-27 | 株式会社東芝 | 半導体記憶装置 |
US5254873A (en) * | 1991-12-09 | 1993-10-19 | Motorola, Inc. | Trench structure having a germanium silicate region |
US5150276A (en) * | 1992-01-24 | 1992-09-22 | Micron Technology, Inc. | Method of fabricating a vertical parallel cell capacitor having a storage node capacitor plate comprising a center fin effecting electrical communication between itself and parallel annular rings |
US5244826A (en) * | 1992-04-16 | 1993-09-14 | Micron Technology, Inc. | Method of forming an array of finned memory cell capacitors on a semiconductor substrate |
JPH0685193A (ja) * | 1992-09-07 | 1994-03-25 | Nec Corp | 半導体装置 |
JP2791260B2 (ja) * | 1993-03-01 | 1998-08-27 | 株式会社東芝 | 半導体装置の製造方法 |
JPH0730077A (ja) * | 1993-06-23 | 1995-01-31 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
JP3319869B2 (ja) * | 1993-06-24 | 2002-09-03 | 三菱電機株式会社 | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
JP3107691B2 (ja) * | 1993-12-03 | 2000-11-13 | 株式会社東芝 | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
US5644151A (en) * | 1994-05-27 | 1997-07-01 | Nippon Steel Corporation | Semiconductor memory device and method for fabricating the same |
JP2956482B2 (ja) * | 1994-07-29 | 1999-10-04 | 日本電気株式会社 | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
US5605864A (en) * | 1994-08-02 | 1997-02-25 | Micron Technology, Inc. | Method for forming a semiconductor buried contact with a removable spacer |
US5691219A (en) * | 1994-09-17 | 1997-11-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of manufacturing a semiconductor memory device |
US5444013A (en) * | 1994-11-02 | 1995-08-22 | Micron Technology, Inc. | Method of forming a capacitor |
JP3268158B2 (ja) * | 1995-03-31 | 2002-03-25 | 株式会社東芝 | 半導体装置およびその製造方法 |
US5580811A (en) * | 1995-05-03 | 1996-12-03 | Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. | Method for the fabrication of a semiconductor memory device having a capacitor |
US5627094A (en) * | 1995-12-04 | 1997-05-06 | Chartered Semiconductor Manufacturing Pte, Ltd. | Stacked container capacitor using chemical mechanical polishing |
US6015986A (en) * | 1995-12-22 | 2000-01-18 | Micron Technology, Inc. | Rugged metal electrodes for metal-insulator-metal capacitors |
TW311256B (en) * | 1996-09-21 | 1997-07-21 | Nanya Technology Co Ltd | Manufacturing method of dynamic random access memory |
US6015733A (en) * | 1998-08-13 | 2000-01-18 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company | Process to form a crown capacitor structure for a dynamic random access memory cell |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP00766697A patent/JP3466851B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-01-16 US US09/008,491 patent/US6051859A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-01-17 TW TW087100597A patent/TW416095B/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-01-20 KR KR1019980001507A patent/KR100329943B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1999
- 1999-11-23 US US09/447,813 patent/US6175130B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-09-19 US US09/664,773 patent/US6362042B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6175130B1 (en) | 2001-01-16 |
US6051859A (en) | 2000-04-18 |
KR100329943B1 (ko) | 2002-09-17 |
TW416095B (en) | 2000-12-21 |
KR19980070626A (ko) | 1998-10-26 |
US6362042B1 (en) | 2002-03-26 |
JPH10209391A (ja) | 1998-08-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3466851B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
US6365452B1 (en) | DRAM cell having a vertical transistor and a capacitor formed on the sidewalls of a trench isolation | |
JP3805603B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
US7329953B2 (en) | Structure for reducing leakage currents and high contact resistance for embedded memory and method for making same | |
US6861694B2 (en) | Semiconductor device and method for fabricating the same | |
KR100295258B1 (ko) | 캐패시턴스를증가시킨캐패시터구조를갖고있는반도체집적회로디바이스및그제조방법 | |
JP3510923B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US7361552B2 (en) | Semiconductor integrated circuit including a DRAM and an analog circuit | |
US7052983B2 (en) | Method of manufacturing a semiconductor device having selective epitaxial silicon layer on contact pads | |
US6479341B1 (en) | Capacitor over metal DRAM structure | |
US5918118A (en) | Dual deposition methods for forming contact metallizations, capacitors, and memory devices | |
JPH05267614A (ja) | パラレル環状リングとの間の電気的連絡に有効なセンターフィンから成る記憶ノードキャパシタプレートを具備する縦型平行セルキャパシタの製法 | |
US20090001437A1 (en) | Integrated Circuit Devices Including Recessed Conductive Layers and Related Methods | |
US20050121713A1 (en) | Semiconductor device and method for manufacturing the same | |
US6468858B1 (en) | Method of forming a metal insulator metal capacitor structure | |
US6300191B1 (en) | Method of fabricating a capacitor under bit line structure for a dynamic random access memory device | |
US6953744B2 (en) | Methods of fabricating integrated circuit devices providing improved short prevention | |
JP3605493B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US7029983B2 (en) | Methods of forming MIM type capacitors by forming upper and lower electrode layers in a recess that exposes a source/drain region of a transistor and MIM capacitors so formed | |
JP2004274021A (ja) | ダイナミックランダムアクセスメモリ(dram)及び強誘電性ランダムアクセスメモリ(feram)用の3次元的金属―絶縁体―金属コンデンサを製造する方法 | |
US6489197B2 (en) | Semiconductor memory device and method of fabricating the same | |
JPH05218347A (ja) | 半導体メモリセル及びその製造方法 | |
US6277702B1 (en) | Capacitor of a semiconductor device and a method of fabricating the same | |
JP2001156269A (ja) | 半導体記憶装置及びその製造方法 | |
JP4950373B2 (ja) | 半導体製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070829 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |