JP2000307084A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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淳史 荻島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビット線の幅をフォトリソグラフィの解像限
界で決まる最小加工寸法以下まで微細化することによっ
て、DRAMのメモリセルサイズを縮小する。 【解決手段】 酸化シリコン膜20に形成された配線溝
23の内壁に酸化シリコン膜21を形成し、その内側に
ビット線BLを形成することによって、ビット線BLの
微細化を実現する。酸化シリコン膜21は、配線溝23
の幅の2分の1よりも薄い膜厚となるように堆積し、そ
の内側の微細な隙間にビット線BLの材料となるメタル
膜が埋め込まれるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置およびその製造技術に関し、特に、DRAM(Dynami
c Random Access Memory)を有する半導体集積回路装置
に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DRAMのメモリセルは、半導体基板の
主面上にマトリクス状に配置された複数のワード線と複
数のビット線との交点に配置され、1個のメモリセル選
択用MISFET(Metal Insulator Semiconductor Fi
eld Effect Transistor )とこれに直列に接続された1
個の情報蓄積用容量素子(キャパシタ)とによって構成
される。
【0003】上記メモリセル選択用MISFETは、主
としてゲート酸化膜と、ワード線と一体に構成されたゲ
ート電極と、ソース、ドレインを構成する一対の半導体
領域とによって構成される。情報蓄積用容量素子は、メ
モリセル選択用MISFETの上部に配置され、そのソ
ース、ドレインの一方と電気的に接続される。また、ビ
ット線もメモリセル選択用MISFETの上部に配置さ
れ、そのソース、ドレインの他方と電気的に接続され
る。
【0004】メモリセル選択用MISFETの上部に情
報蓄積用容量素子を配置する、いわゆるスタックド・キ
ャパシタ構造を採用する上記DRAMは、ビット線の上
部に情報蓄積用容量素子を配置するキャパシタ・オーバ
ー・ビットライン(Capacitor Over Bitline;CO
B)、またはビット線の下部に情報蓄積用容量素子を配
置するキャパシタ・アンダー・ビットライン(Capacito
r Under Bitline ;CUB)のいずれかの構造が採用さ
れるが、メモリセルの微細化には前者(COB構造)が
適している。これは、微細化された情報蓄積用容量素子
の蓄積電荷量を増やすためには、その構造を立体化して
表面積を増やさなければならないため、情報蓄積用容量
素子の上部にビット線を配置するCUB構造では、ビッ
ト線とメモリセル選択用MISFETとを接続するコン
タクトホールのアスペクト比が極端に大きくなり、その
開孔が困難になるためである。
【0005】なお、上記したCOB構造を採用するDR
AMについては、例えば特開平7−122654号公報
や特開平7−106437号公報に記載がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ビット線の上部に情報
蓄積用容量素子を配置する前記COB構造のDRAMに
おいては、メモリセル選択用MISFETの上部に酸化
シリコン膜(第1酸化シリコン膜)を介してビット線が
配置され、ビット線の上部に酸化シリコン膜(第2酸化
シリコン膜)を介して情報蓄積用容量素子が配置され
る。そして、メモリセル選択用MISFETのソース、
ドレインの一方とビット線との接続は、第1酸化シリコ
ン膜に形成されたコンタクトホールを通じて行われ、ソ
ース、ドレインの他方と情報蓄積用容量素子との接続
は、互いに隣接するビット線の隙間の第2酸化シリコン
膜に形成されたスルーホールと、その下部の第1酸化シ
リコン膜に形成されたコンタクトホールとを通じて行な
われる。
【0007】そのため、上記COB構造のDRAMは、
メモリセルサイズを縮小するためにビット線のピッチを
縮小すると、ビット線とその隙間を通るスルーホールと
の合わせ余裕を確保することが困難となり、スルーホー
ルの内部に埋め込んだプラグとビット線とが短絡すると
いう問題が発生する。
【0008】上記のような不具合を避ける一つの対策と
して、ビット線の上部と側壁とを窒化シリコン膜で覆
い、この窒化シリコン膜とスルーホールを開孔する領域
の第2酸化シリコン膜とのエッチング速度差を利用して
スルーホールをビット線に対して自己整合的に開孔す
る、いわゆるセルフアライン・コンタクト(SAC)技
術の採用が考えられる。
【0009】ところが、ビット線の周囲を窒化シリコン
膜で被覆する上記のセルフアライン・コンタクト技術を
採用した場合は、窒化シリコンの誘電率が酸化シリコン
の2倍以上と高いためにビット線の寄生容量が大きくな
り、情報蓄積用容量素子に蓄積された信号の検出が困難
になるという別の問題が生じる。
【0010】ビット線とスルーホールとの合わせ余裕を
確保する第2の対策として、ビット線用のメタル膜をパ
ターニングする際に使用するフォトレジスト膜を微細化
することによって、ビット線の幅を微細化する方法が考
えられる。フォトレジスト膜を微細化するには、まずビ
ット線用のメタル膜の上部に塗布したフォトレジスト膜
を露光、現像することによって、フォトリソグラフィの
解像限界で決まる最小加工幅のフォトレジスト膜を形成
し、次に、このフォトレジスト膜を等方的にエッチング
することによって、その幅をさらに狭くする。
【0011】ところが、フォトレジスト膜の等方性エッ
チングでその幅を微細化する上記の方法は、フォトレジ
スト膜の被エッチング量を高精度に制御することが難し
く、エッチング後のフォトレジスト膜の寸法安定性が低
いという問題がある。また、フォトリソグラフィの解像
限界で決まる最小加工幅以下まで微細化されたフォトレ
ジスト膜を使ってメタル膜をパターニングした場合は、
被エッチング量のばらつきが大きくなり、ビット線の寸
法安定性が低下するといった問題も生じる。
【0012】さらに、メタル膜の上部に塗布したフォト
レジスト膜を微細加工する場合は、ハレーションなどに
起因するレジスト寸法の変動が顕在化するという問題も
ある。また、その対策としてフォトレジスト膜の下地に
反射防止膜などを形成すると、エッチングの制御性が低
下するという問題が生じる。
【0013】また、上記COB構造のDRAMの製造工
程においては、ビット線の上部に情報蓄積用容量素子を
歩留まりよく形成するために、ビット線の隙間と上部と
に酸化シリコン膜(第2酸化シリコン膜)を堆積した
後、その表面をCMP法で平坦化する必要がある。その
ため、研磨のマージンを確保する必要上、ビット線の上
部にある程度の膜厚の酸化シリコン膜を残さなければな
らないので、その分、メモリセルが形成される領域(メ
モリアレイ)の標高が高くなる。その結果、情報蓄積用
容量素子の上部に形成されるAl配線と周辺回路のMI
SFETとを接続する接続孔のアスペクト比が大きくな
るので、接続孔の加工歩留まりや接続孔内に埋め込まれ
た導電層の接続信頼性が低下する。
【0014】本発明の目的は、ビット線の幅をフォトリ
ソグラフィの解像限界で決まる最小加工寸法以下まで微
細化することによって、DRAMのメモリセルサイズを
縮小する技術を提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、ビット線に寄生する
容量を低減することによって、情報蓄積用容量素子に蓄
積された信号の検出感度を向上する技術を提供すること
にある。
【0016】本発明の他の目的は、メモリアレイの標高
を低くすることによって、DRAMの製造歩留まりを向
上する技術を提供することにある。
【0017】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0019】(1)本発明の半導体集積回路装置は、半
導体基板の主面上に、その第1方向に延在するワード線
と一体に構成されたゲート電極を備えたメモリセル選択
用MISFETが形成され、前記メモリセル選択用MI
SFETの上部の絶縁膜には、前記第1方向と交差する
第2方向に延在する配線溝が形成され、前記配線溝の内
部には、前記メモリセル選択用MISFETのソース、
ドレインの一方と電気的に接続されたビット線が形成さ
れ、前記ビット線の上部には、前記ソース、ドレインの
他方と電気的に接続された情報蓄積用容量素子が形成さ
れたメモリセルを有し、前記配線溝の内壁には第2絶縁
膜が形成され、前記ビット線は、前記第2絶縁膜の内側
に形成されている。
【0020】(2)本発明の半導体集積回路装置は、前
記請求項1において、前記ビット線の幅は、互い隣接す
る前記ビット線同士の間隔よりも狭い。
【0021】(3)本発明の半導体集積回路装置は、前
記請求項1において、前記ビット線の一部は、前記配線
溝の下部の前記絶縁膜に形成された第1コンタクトホー
ル内に埋め込まれ、前記ソース、ドレインの一方と直接
接続されている。
【0022】(4)本発明の半導体集積回路装置は、前
記請求項1において、前記ビット線は、前記配線溝の下
部の前記絶縁膜に形成された第1コンタクトホール内に
埋め込まれたプラグを介して、前記ソース、ドレインの
一方と電気的に接続されている。
【0023】(5)本発明の半導体集積回路装置は、前
記請求項3または4において、前記第1コンタクトホー
ルは、前記第1方向の径が前記第2方向の径よりも大き
い平面パターンで構成され、その一部は前記メモリセル
選択用MISFETが形成された活性領域上に延在し、
他の一部は前記ビット線の直下の素子分離領域上に延在
している。
【0024】(6)本発明の半導体集積回路装置は、前
記請求項1において、前記メモリセル選択用MISFE
Tが形成された活性領域は、前記第2方向に沿って細長
く延び、かつその中央部の片側が前記第1方向に凸状に
突き出した平面パターンで構成されている。
【0025】(7)本発明の半導体集積回路装置は、前
記請求項1において、前記ビット線の表面の高さは、前
記絶縁膜の表面の高さに等しい。
【0026】(8)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、以下の工程を含んでいる。
【0027】(a)半導体基板の主面上に、その第1方
向に延在するワード線と一体に構成されたゲート電極を
備えたメモリセル選択用MISFETを形成した後、前
記メモリセル選択用MISFETの上部に第1絶縁膜を
形成する工程、(b)前記第1絶縁膜をエッチングする
ことによって、前記メモリセル選択用MISFETのソ
ース、ドレインの他方に達する第2コンタクトホールを
形成した後、前記第2コンタクトホールの内部にプラグ
を形成する工程、(c)前記第1絶縁膜の上部に前記第
1絶縁膜とはエッチング速度が異なる第3絶縁膜を形成
し、前記第3絶縁膜の上部に前記第3絶縁膜とはエッチ
ング速度が異なる第4絶縁膜を形成する工程、(d)前
記第3絶縁膜をエッチングのストッパに用いて前記第4
絶縁膜をエッチングすることによって、前記第1方向と
交差する第2方向に延在する配線溝を形成する工程、
(e)前記配線溝の内部を含む前記第4絶縁膜上に、前
記配線溝の幅の2分の1よりも小さい膜厚を有する第2
絶縁膜を形成する工程、(f)前記配線溝の内部の前記
第2絶縁膜およびその下部の前記第3絶縁膜および前記
第1絶縁膜を順次エッチングすることによって、前記メ
モリセル選択用MISFETのソース、ドレインの一方
に達する第1コンタクトホールを形成する工程、(g)
前記第1コンタクトホールの内部を含む前記第2絶縁膜
上に、ビット線の材料となる第1導電膜を堆積した後、
化学的機械研磨法を用いて前記第1導電膜および前記第
4絶縁膜上の前記第2絶縁膜をそれぞれ研磨することに
よって、前記配線溝および前記第1コンタクトホールの
それぞれの内部にビット線を形成する工程。
【0028】(9)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、以下の工程を含んでいる。
【0029】(a)半導体基板の主面上に、その第1方
向に延在するワード線と一体に構成されたゲート電極を
備えたメモリセル選択用MISFETを形成した後、前
記メモリセル選択用MISFETの上部に第1絶縁膜を
形成する工程、(b)前記第1絶縁膜をエッチングする
ことによって、前記メモリセル選択用MISFETのソ
ース、ドレインの一方に達する第1コンタクトホールお
よび前記ソース、ドレインの他方に達する第2コンタク
トホールを形成した後、前記第1および第2コンタクト
ホールのそれぞれの内部にプラグを形成する工程、
(c)前記第1絶縁膜の上部に前記第1絶縁膜とはエッ
チング速度が異なる第3絶縁膜を形成し、前記第3絶縁
膜の上部に前記第3絶縁膜とはエッチング速度が異なる
第4絶縁膜を形成する工程、(d)前記第3絶縁膜をエ
ッチングのストッパに用いて前記第4絶縁膜をエッチン
グすることによって、前記第1方向と交差する第2方向
に延在する配線溝を形成する工程、(e)前記配線溝の
内部を含む前記第4絶縁膜上に第2絶縁膜を形成した
後、前記第2絶縁膜を異方的にエッチングすることによ
って、前記配線溝の側壁にサイドウォールスペーサを形
成する工程、(f)前記配線溝の内部の前記第3絶縁膜
およびその下部の前記第1絶縁膜をエッチングすること
によって、前記第1コンタクトホールに達する第1スル
ーホールを形成する工程、(g)前記第1スルーホール
の内部を含む前記第4絶縁膜上に、ビット線の材料とな
る第1導電膜を堆積した後、化学的機械研磨法を用いて
前記第1導電膜を研磨することによって、前記配線溝お
よび前記第1スルーホールのそれぞれの内部にビット線
を形成する工程。
【0030】(10)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記請求項8または9において、前記ワード
線と一体に構成されたゲート電極の幅および間隔をフォ
トグラフィの解像限界で決まる最小寸法で形成し、前記
配線溝の幅および間隔をフォトグラフィの解像限界で決
まる最小寸法で形成する。
【0031】(11)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記請求項8において、前記(f)工程で前
記メモリセル選択用MISFETのソース、ドレインの
一方に達する第1コンタクトホールを形成した後、前記
第1コンタクトホールを通じて前記ソース、ドレインの
一方に前記ソース、ドレインと同一導電型の不純物イオ
ンを注入する。
【0032】(12)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記請求項8または9において、前記(g)
工程で前記第1スルーホールの内部にビット線の材料と
なる高融点金属膜を堆積した後、前記基板をアニールす
ることによって、前記高融点金属と前記基板との界面に
シリサイド層を形成する。
【0033】(13)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記請求項8または9において、さらに、
(h)前記第4絶縁膜の上部に第5絶縁膜を形成した
後、前記第5絶縁膜およびその下部の前記第4絶縁膜、
前記第3絶縁膜、前記第1絶縁膜を順次エッチングする
ことによって、前記第2コンタクトホールに達する第2
スルーホールを形成する工程、(i)前記第2スルーホ
ールの内部にプラグを形成した後、前記第5絶縁膜の上
部に前記第5絶縁膜とはエッチング速度が異なる第6絶
縁膜を形成し、次いで前記第6絶縁膜の上部に第7絶縁
膜を形成した後、前記第7絶縁膜およびその下部の前記
第6絶縁膜に溝を形成する工程、(j)前記溝の内部に
情報蓄積用容量素子を形成し、前記第2スルーホールお
よびその下部の前記第2コンタクトホールを通じて、前
記情報蓄積用容量素子と前記メモリセル選択用MISF
ETのソース、ドレインの他方とを電気的に接続する工
程、を含んでいる。
【0034】(14)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記請求項13において、前記第5絶縁膜お
よび前記第4絶縁膜のエッチングは、前記第3絶縁膜を
エッチングのストッパに用いる。
【0035】(15)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記請求項13において、さらに、(k)前
記(a)工程で周辺回路のMISFETを形成する工
程、(l)前記(g)工程で周辺回路の第1層配線を形
成する工程、(m)前記(j)工程で情報蓄積用容量素
子を形成した後、前記情報蓄積用容量素子の上部に第8
絶縁膜を形成し、次いで前記第8絶縁膜、前記第7絶縁
膜、前記第6絶縁膜および前記第5絶縁膜をエッチング
することによって、前記周辺回路の第1層配線に達する
スルーホールを形成する工程、を含んでいる。
【0036】(16)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記請求項15において、前記第8絶縁膜お
よび前記第7絶縁膜のエッチングは、前記第6絶縁膜を
エッチングのストッパに用いる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する部材には同
一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0038】(実施の形態1)図1は、製造工程の途中
におけるDRAMのメモリセルを示す基板の要部平面
図、図2(a)、(b)は、同じく基板の要部断面図で
ある。なお、図2(a)の左側部分は図1のA−A’線
に沿った断面図、右側部分はB−B’線に沿った断面図
であり、図2(b)の左側部分は図1のC−C’線に沿
った断面図、右側部分はD−D’線に沿った断面図であ
る。
【0039】例えばp型の単結晶シリコンからなる基板
1の主面にはp型ウエル3が形成されており、p型ウエ
ル3には素子分離溝2によって周囲を規定された活性領
域Lが形成されている。図1に示すように、活性領域L
は、図の左右方向に細長く延び、かつその中央部が図の
上方に向かって凸状に突き出した逆T字形の平面パター
ンで構成されている。
【0040】上記活性領域Lのそれぞれには、ソース、
ドレイン(n型半導体領域11)の一方を共有する2個
のMISFET(メモリセル選択用MISFETQs)
が形成されている。このメモリセル選択用MISFET
Qsと、後の工程でその上部に形成される情報蓄積用容
量素子C(図1、図2には示さない)とは直列に接続さ
れ、これらによってDRAMの1ビット(bit) のメモリ
セルが構成される。
【0041】上記メモリセル選択用MISFETQs
は、主として活性領域Lの基板1(p型ウエル3)の表
面に形成されたゲート酸化膜8と、このゲート酸化膜8
上に形成されたゲート電極9と、ゲート電極9の両側の
基板1(p型ウエル3)に形成された一対のn型半導体
領域11、11(ソース、ドレイン)とによって構成さ
れている。
【0042】上記メモリセル選択用MISFETQsの
ゲート電極9は、ワード線WLと一体に構成され、図1
の上下方向に沿って同一の幅、かつ同一の間隔で直線的
に延在している。ゲート電極9(ワード線WL)の幅
(ゲート長)および間隔は、それぞれフォトリソグラフ
ィの解像限界で決まる最小寸法に等しい。
【0043】上記ゲート電極9(ワード線WL)は、例
えばP(リン)などのn型不純物がドープされた低抵抗
多結晶シリコン膜の上部にWN(窒化タングステン)膜
やTiN(窒化チタン)膜などのバリアメタル膜とW
(タングステン)膜とを積層したポリメタル構造で構成
されている。また、ゲート電極9(ワード線WL)の上
部には、ゲート電極9(ワード線WL)と同一の平面パ
ターンを有する窒化シリコン膜10が形成されている。
【0044】上記活性領域Lの基板1(p型ウエル3)
を囲む素子分離溝2は、基板1(p型ウエル3)に形成
された溝の内部に酸化シリコン膜7を埋め込んだ構成に
なっている。酸化シリコン膜7の表面は平坦化されてお
り、その高さは活性領域Lの基板1(p型ウエル3)の
表面とほぼ等しい。また、素子分離溝2の内壁と酸化シ
リコン膜7との界面には、酸化シリコン膜7と基板1
(p型ウエル3)との間に生じる界面準位を低減するた
めの薄い酸化シリコン膜6が熱酸化法などによって形成
されている。
【0045】上記メモリセル選択用MISFETQsの
上部には、窒化シリコン膜12と2層の酸化シリコン膜
13、14とが形成されている。メモリセル選択用MI
SFETQsのソース、ドレイン(n型半導体領域1
1)の一方の上部の窒化シリコン膜12と酸化シリコン
膜13、14とには、例えば低抵抗多結晶シリコン膜か
らなるプラグ17が埋め込まれたコンタクトホール16
が形成されている。後の工程で形成される情報蓄積用容
量素子Cは、このコンタクトホール16を通じて上記ソ
ース、ドレイン(n型半導体領域11)の一方と電気的
に接続される。
【0046】上記酸化シリコン膜14の上部には、酸化
シリコン膜18、窒化シリコン膜19および酸化シリコ
ン膜20が形成されており、酸化シリコン膜20には、
B−B’線方向に沿って一定の幅、かつ一定の間隔で延
在する配線溝23が形成されている。これらの配線溝2
3の幅および間隔は、それぞれフォトリソグラフィの解
像限界で決まる最小寸法に等しい。
【0047】上記配線溝23にはその内壁に沿って薄い
酸化シリコン膜21が形成されており、酸化シリコン膜
21のさらに内側にはビット線BLが形成されている。
ビット線BLは、その底部の酸化シリコン膜21と、酸
化シリコン膜21の下層の窒化シリコン膜19、酸化シ
リコン膜18、14、13および窒化シリコン膜12と
に形成されたコンタクトホール15を通じてメモリセル
選択用MISFETQsのソース、ドレインの他方(2
個のメモリセル選択用MISFETQsによって共有さ
れたn型半導体領域11)と電気的に接続されている。
【0048】上記ビット線BLは、例えばTi膜(また
はCo膜)、TiN膜、W膜の3層膜で構成され、図1
の左右方向(B−B’線方向)、すなわちワード線WL
と直交する方向に沿って同一の幅、かつ同一の間隔で直
線的に延在している。前記のように、ビット線BLは、
フォトリソグラフィの解像限界で決まる最小寸法に等し
い幅を有する配線溝23の内壁に形成された酸化シリコ
ン膜21の内側に形成されているので、その幅はフォト
リソグラフィの解像限界で決まる最小寸法よりもさらに
小さい。
【0049】次に、上記のような微細なビット線BLを
有するDRAMのメモリセルの製造方法を図3〜図23
を用いて工程順に説明する。なお、これらの図のうち、
平面図(図4、図6、図9、図15)には、活性領域、
ゲート電極(ワード線)、ビット線、接続孔(コンタク
トホール、スルーホール)の平面パターンのみを示し、
絶縁膜(酸化シリコン膜、窒化シリコン膜)や、接続孔
に埋め込まれたプラグの図示は省略する。また、特に限
定はされないが、以下の説明では、0.18μmのデザ
インルールを使った製造工程を説明する。
【0050】まず、図3(a)、(b)に示すように、
例えば1〜10Ωcm程度の比抵抗を有するp型の単結晶
シリコンからなる基板1に素子分離溝2を形成する。素
子分離2を形成するには、まず素子分離領域の基板1を
エッチングして深さ350nm程度の溝を形成した後、基
板1を約850℃〜1000℃で熱酸化することによっ
て、この溝の内壁に膜厚10nm程度の薄い酸化シリコン
膜6を形成する。酸化シリコン膜6は、溝の内壁に生じ
たドライエッチングのダメージを回復すると共に、次の
工程で溝の内部に埋め込まれる酸化シリコン膜7と基板
1との界面に生じる界面準位を低減するために形成され
る。なお、上記溝を形成する際、基板1をエッチングす
るガス(例えばCF4 +O2 )の組成を調節し、溝の側
壁に80°前後のテーパを形成すると、次の工程で堆積
される酸化シリコン膜7が溝の内部に埋め込まれ易くな
る。
【0051】次に、溝の内部を含む基板1上にCVD法
で膜厚450〜500nm程度の酸化シリコン膜7を堆積
し、続いて基板1を約1000℃で熱酸化することによ
って、酸化シリコン膜7の膜質を改善するためのデンシ
ファイ(焼き締め)を行った後、化学的機械研磨(CM
P)法で溝の上部の酸化シリコン膜6を研磨することに
よって、その表面を平坦化する。
【0052】上記した方法で基板1に素子分離溝2を形
成することにより、図4に示すように、素子分離溝2に
よって周囲を囲まれた、島状に点在する多数の活性領域
Lが同時に形成される。これらの活性領域Lは、ビット
線の延在方向に長辺を有する長方形の角部を丸めた形状
を有し、かつビット線の延在方向における中央部には突
起部が存在する。活性領域LのC−C’線に沿った寸法
および隣接する活性領域Lとの間隔は、それぞれフォト
リソグラフィの解像限界で決まる最小寸法(0. 18μ
m)とし、A−A’線に沿った寸法は、0. 9μmとす
る。
【0053】次に、図5(a)、(b)に示すように、
基板1にp型不純物(ホウ素)およびn型不純物(例え
ばリン)をイオン打込みした後、基板1を約950℃で
熱処理し、上記不純物を拡散させることによって、p型
ウエル3およびn型ウエル4を形成する。p型ウエル3
の下部のn型ウエル4は、図示しない入出力回路などか
ら基板1を通じてp型ウエル3にノイズが侵入するのを
防ぐために形成される。
【0054】その後、フッ酸を用いたウェットエッチン
グで基板1の表面を洗浄し、続いて基板1を約800〜
850℃で熱酸化することによって、その表面に膜厚7
nm程度の清浄なゲート酸化膜8を形成する。なお、ゲー
ト酸化膜8は、その一部に窒化シリコンを含んだ酸窒化
シリコン膜で構成してもよい。酸窒化シリコン膜は、酸
化シリコン膜に比べて膜中における界面準位の発生を抑
制したり、電子トラップを低減したりする効果が高いの
で、ゲート酸化膜8のホットキャリア耐性を向上させる
ことができる。酸窒化シリコン膜を形成するには、例え
ば基板1をNOやNO2 といった含窒素ガス雰囲気中で
熱酸化すればよい。
【0055】次に、図6および図7(a)、(b)に示
すように、ゲート酸化膜8の上部にゲート電極9(ワー
ド線WL)を形成した後、ゲート電極9の両側の基板1
(p型ウエル3)にn型不純物(リンまたはヒ素)をイ
オン打込みしてn型半導体領域11(ソース、ドレイ
ン)を形成することにより、メモリセル選択用MISF
ETQsが完成する。
【0056】ゲート電極9(ワード線WL)は、例えば
ゲート酸化膜8上にリン(P)をドープした膜厚70nm
程度の低抵抗多結晶シリコン膜をCVD法で堆積し、続
いてその上部にスパッタリング法で膜厚50nm程度のW
N膜および膜厚100nm程度のW膜を堆積し、さらにそ
の上部にCVD法で窒化シリコン膜10を堆積した後、
フォトレジスト膜(図示せず)をマスクにしたドライエ
ッチングでこれらの膜をパターニングすることによって
形成する。ゲート電極9(ワード線WL)の幅(ゲート
長)および間隔は、それぞれフォトリソグラフィの解像
限界で決まる最小寸法(0. 18μm)とする。
【0057】次に、図8(a)、(b)に示すように、
基板1上にCVD法で膜厚50〜100nm程度の窒化シ
リコン膜12を堆積し、続いて窒化シリコン膜12の上
部にCVD法で膜厚700nm〜800nm程度の酸化シリ
コン膜13を堆積した後、酸化シリコン膜13をCMP
法で研磨してその表面を平坦化する。あるいは、基板1
上に膜厚300nm程度のSOG(スピンオングラス)膜
(図示せず)を塗布した後、基板1を800℃程度で熱
処理してSOG膜をデンシファイ(焼き締め)し、続い
てSOG膜の上部にCVD法で膜厚500nm〜600nm
程度の酸化シリコン膜13を堆積した後、酸化シリコン
膜13をCMP法で研磨してその表面を平坦化してもよ
い。SOG膜は、CVD法で堆積した酸化シリコン膜に
比べて微細な配線間のギャップフィル性に優れているの
で、フォトリソグラフィの解像限界で決まる最小寸法ま
で微細化されたゲート電極9(ワード線WL)の隙間を
良好に埋め込むことができる。
【0058】その後、酸化シリコン膜13の上部にCV
D法で膜厚100nm程度の薄い酸化シリコン膜14を堆
積する。この酸化シリコン膜14は、CMP法で研磨し
たときに生じた前記酸化シリコン膜13の表面の微細な
傷を補修するために堆積する。
【0059】次に、図9および図10(a)、(b)に
示すように、フォトレジスト膜(図示せず)をマスクに
したドライエッチングで酸化シリコン膜14、13をド
ライエッチングし、続いて窒化シリコン膜12をドライ
エッチングすることによって、メモリセル選択用MIS
FETQsのn型半導体領域11(ソース、ドレイン)
の一方の上部にコンタクトホール16を形成する。
【0060】上記酸化シリコン膜14、13のエッチン
グは、窒化シリコンに対する酸化シリコンのエッチング
レートが大きくなるような条件で行い、窒化シリコン膜
12が完全に除去されないようにする。
【0061】また、窒化シリコン膜12のエッチング
は、シリコンや酸化シリコンに対する窒化シリコンのエ
ッチングレートが大きくなるような条件で行い、基板1
が深く削れないようにすると共に、窒化シリコン膜12
の膜厚に対して必要最小限のエッチング量とし、酸化シ
リコン膜7が深く削れないようにする。さらに、このエ
ッチングは、窒化シリコン膜12が異方的にエッチング
されるような条件で行い、ゲート電極9(ワード線W
L)の側壁に窒化シリコン膜12を残すようにする。こ
れにより、フォトリソグラフィの解像限界で決まる最小
寸法よりも微細な径を有するコンタクトホール16がゲ
ート電極9(ワード線WL)に対して自己整合(セルフ
アライン)で形成される。
【0062】次に、図11(a)、(b)に示すよう
に、コンタクトホール16の内部にプラグ17を形成す
る。プラグ17は、コンタクトホール16の内部を含む
酸化シリコン膜14の上部にリン(P)などのn型不純
物をドープした低抵抗多結晶シリコン膜をCVD法で堆
積し、続いてこの多結晶シリコン膜をエッチバック(ま
たはCMP法で研磨)してコンタクトホール16の内部
のみに残すことによって形成する。
【0063】次に、図12(a)、(b)に示すよう
に、酸化シリコン膜14の上部にCVD法で膜厚100
〜200nm程度の酸化シリコン膜18、膜厚20nm程度
の窒化シリコン膜19および膜厚300nm程度の酸化シ
リコン膜20を順次堆積する。酸化シリコン膜14の上
部の酸化シリコン膜18は、その下層のコンタクトホー
ル16に埋め込まれたプラグ17と、後の工程で窒化シ
リコン膜19の上部に形成されるビット線BLとの間に
リークが生じるのを防ぐために形成される。また、窒化
シリコン膜19は、次の工程でその上部の酸化シリコン
膜20をエッチングして配線溝23を形成する際のエッ
チングストッパとして使用される。窒化シリコン膜19
は、後の工程でビット線BLの上部に形成される情報蓄
積用容量素子Cと前記コンタクトホール16とを接続す
るためのスルーホール28を形成する際のエッチングス
トッパとしても使用される。
【0064】次に、図13(a)、(b)に示すよう
に、フォトレジスト膜(図示せず)をマスクにして酸化
シリコン膜20をドライエッチングすることによって、
B−B’線方向に沿って一定の幅、かつ一定の間隔で延
在する複数の配線溝23を形成する。酸化シリコン膜2
0に形成されたこれらの配線溝23のC−C’線(D−
D’線)方向の幅および間隔は、それぞれフォトリソグ
ラフィの解像限界で決まる最小寸法とする。この配線溝
23は、前記図1に示すビット線BLが形成される領域
に形成される。
【0065】上記酸化シリコン膜20のエッチングは、
下層の窒化シリコン膜19をエッチングのストッパに用
いて行う。すなわち、酸化シリコン膜20のエッチング
は、窒化シリコンに対する酸化シリコンのエッチングレ
ートが大きくなるような条件で行い、窒化シリコン膜1
9が完全に除去されないようにする。これにより、酸化
シリコン膜20に配線溝23を形成するためのエッチン
グを行なうに際し、ウエハ面内における酸化シリコン膜
20の膜厚のばらつきを吸収するためのオーバーエッチ
ングが不要となるので、下層の酸化シリコン膜18の膜
厚を薄くすることができ、その分、基板1の主面のメモ
リセルが形成される領域(メモリアレイ)の標高を低く
することができる。
【0066】次に、図14(a)、(b)に示すよう
に、配線溝23の内部を含む酸化シリコン膜20の上部
にCVD法で酸化シリコン膜21を堆積する。このと
き、酸化シリコン膜21の膜厚(t)を、配線溝23の
幅(w)の2分の1よりも薄い膜厚(t<w/ 2)とな
るように制御し、配線溝23の内壁に堆積した酸化シリ
コン膜21の内側に隙間ができるようにする。
【0067】次に、図15および図16(a)、(b)
に示すように、フォトレジスト膜(図示せず)をマスク
にして酸化シリコン膜21、20、窒化シリコン膜1
9、酸化シリコン膜18、14、13および窒化シリコ
ン膜12を順次ドライエッチングすることによって、メ
モリセル選択用MISFETQsのn型半導体領域11
(ソース、ドレイン)の他方(2個のメモリセル選択用
MISFETQsによって共有されたn型半導体領域1
1)の上部にコンタクトホール15を形成する。
【0068】上記エッチングは、前述したコンタクトホ
ール16を形成するためのエッチングと同様、窒化シリ
コンに対する酸化シリコンのエッチングレートが大きく
なるような条件と、シリコンに対する窒化シリコンのエ
ッチングレートが大きくなるような条件とを組合せて行
う。これにより、フォトリソグラフィの解像限界で決ま
る最小寸法以下の微細な径を有するコンタクトホール1
5がゲート電極9(ワード線WL)に対して自己整合
(セルフアライン)で形成される。
【0069】また、上記コンタクトホール15は、次の
工程でその内部に形成されるビット線BLとn型半導体
領域11とのコンタクト面積を十分に確保するために、
D−D’線方向の径がA−A’線(B−B’線)方向の
径よりも大きい長方形の平面パターンで形成し、かつ活
性領域Lの凸状に突き出した部分と重なるように配置す
る。
【0070】次に、図17(a)、(b)に示すよう
に、コンタクトホール15および配線溝23のそれぞれ
の内部を含む酸化シリコン膜21の上部にビット線BL
の材料となるメタル膜22を堆積する。メタル膜22
は、例えばスパッタリング法で堆積した膜厚40nm程度
のTi膜(またはCo膜)、CVD法で堆積した膜厚3
0nm程度のTiN膜および膜厚300nm程度のW膜で構
成する。なお、メタル膜22は、CVD法で堆積したW
膜や、W膜とTiN膜との積層膜を使って形成してもよ
い。また、W膜以外の高融点金属膜(例えばMo膜、T
a膜)や高融点金属窒化膜あるいはそれらの積層膜など
を使って形成してもよい。
【0071】その後、CMP法を用いて酸化シリコン膜
20の表面が露出するまでメタル膜22および酸化シリ
コン膜20の上部の酸化シリコン膜21を研磨すること
によって、前記図1および図2(a)、(b)に示すよ
うに、コンタクトホール15および配線溝23のそれぞ
れの内部にビット線BLを形成する。
【0072】このようにして形成されたビット線BL
は、フォトリソグラフィの解像限界で決まる最小寸法に
等しい幅を有する配線溝23の内部に酸化シリコン膜2
1を介在して形成されるので、その幅はフォトリソグラ
フィの解像限界で決まる最小寸法よりも小さくなる。こ
れにより、メモリセルサイズを縮小しても、後の工程で
ビット線BL、BLの間の領域に形成されるスルーホー
ル28とビット線BLとの合わせマージンが確保され、
スルーホール28の内部に埋め込まれるプラグ29とビ
ット線BLとの短絡が確実に防止できる。
【0073】上記ビット線BLは、酸化シリコン膜20
に形成された配線溝23の内部に形成され、その表面の
高さが酸化シリコン膜20の表面の高さと同じになるよ
うに平坦化される。また、ビット線BLは、配線溝23
の内壁に堆積した酸化シリコン膜21の内側に形成され
るので、その幅は、酸化シリコン膜21の膜厚によって
制御される。すなわち、ビット線BLの寸法(幅および
膜厚)は、酸化シリコン膜20、21の膜厚を制御する
ことによって制御される。
【0074】CVD法による酸化シリコン膜20、21
の膜厚の制御は、等方性エッチングでフォトレジスト膜
を微細化する方法に比べて膜厚の寸法変動が少ない。従
って、酸化シリコン膜20、21の膜厚を制御すること
によってビット線BLの寸法を制御する本実施の形態の
方法は、等方性エッチングでその幅を微細化したフォト
レジスト膜を使ってビット線材料(メタル膜22)をパ
ターニングする方法に比べてビット線BLの寸法変動を
小さくすることができる。すなわち、本実施の形態によ
るビット線の形成方法によれば、フォトリソグラフィの
解像限界で決まる最小寸法以下の微細なビット線を高い
寸法精度で形成することができる。
【0075】また、本実施の形態のビット線形成方法に
よれば、隣接するビット線BL同士の間隔がビット線B
Lの幅よりも大きくなるので、ビット線BLの幅および
隣接するビット線BL同士の間隔をそれぞれフォトリソ
グラフィの解像限界で決まる最小寸法にした場合に比べ
て、ビット線BLの寄生容量を低減することができる。
【0076】次に、図18(a)、(b)に示すよう
に、ビット線BLの上部にCVD法で膜厚300nm〜4
00nm程度の酸化シリコン膜24および膜厚200nm程
度の多結晶シリコン膜25を順次堆積した後、フォトレ
ジスト膜(図示せず)をマスクにしたドライエッチング
でコンタクトホール16の上方の多結晶シリコン膜25
にスルーホール26を形成する。このスルーホール26
の径は、フォトリソグラフィの解像限界で決まる最小寸
法とする。
【0077】ビット線BLの上部に堆積した上記酸化シ
リコン膜24は、後の工程で形成される情報蓄積用容量
素子Cの下部電極33とビット線BLとを分離する絶縁
膜である。酸化シリコン膜20に形成した配線溝23の
内部にビット線BLを形成する本実施の形態では、酸化
シリコン膜20とビット線BLとは表面の高さが等しく
なるので、ビット線BLの上部に堆積した上記酸化シリ
コン膜24は、その表面が平坦になる。従って、本実施
の形態のビット線形成方法によれば、ビット線BLの上
部に堆積した酸化シリコン膜24をCMP法で平坦化す
る工程が不要となり、その分、DRAMの製造工程を短
縮することができる。また、酸化シリコン膜24の膜厚
を薄くすることができるので、その分、メモリアレイの
標高を低くすることができる。
【0078】次に、図19(a)、(b)に示すよう
に、スルーホール26の側壁にサイドウォールスペーサ
27を形成する。サイドウォールスペーサ27は、スル
ーホール26の内部を含む多結晶シリコン膜25の上部
にCVD法で膜厚60nm程度の薄い第2の多結晶シリコ
ン膜を堆積した後、この多結晶シリコン膜を異方的にド
ライエッチングしてスルーホール26の側壁に残すこと
によって形成する。このサイドウォールスペーサ27を
形成することにより、スルーホール26の実質的な径
は、フォトリソグラフィの解像限界で決まる最小寸法よ
りも小さくなる。
【0079】次に、図20(a)、(b)に示すよう
に、多結晶シリコン膜25とサイドウォールスペーサ2
7とをマスクにしてスルーホール26の底部の酸化シリ
コン膜24、20、窒化シリコン膜19および酸化シリ
コン膜18をドライエッチングすることによって、互い
に隣接するビット線BL、BLの間を通ってコンタクト
ホール16に達するスルーホール28を形成する。この
スルーホール28は、フォトリソグラフィの解像限界で
決まる最小寸法のスルーホール26に対して自己整合的
に、すなわちサイドウォールスペーサ27によって規定
される径となるように形成されるので、その径はこの最
小寸法より小さくなる。これにより、メモリセルサイズ
を縮小しても、ビット線BLとスルーホール28との合
わせマージンが確保されるので、次の工程でスルーホー
ル28の内部に埋め込まれるプラグ29とビット線BL
との短絡が確実に防止される。
【0080】また、上記スルーホール28を形成する際
には、まず窒化シリコン膜19をエッチングのストッパ
に用いて酸化シリコン膜24、20をエッチングし、次
に、窒化シリコン膜19をエッチングした後、酸化シリ
コン膜18をエッチングする。このように、酸化シリコ
ン膜24の表面からコンタクトホール16内のプラグ1
7の表面に達する深いスルーホール28を形成する際、
エッチングを途中(窒化シリコン膜19の表面)で一旦
停止することにより、スルーホール28とその下部のコ
ンタクトホール16とに合わせずれが生じても、下層の
酸化シリコン膜14、13が深くエッチングされる不具
合を防ぐことができる。これにより、スルーホール28
とコンタクトホール16との合わせマージンが不要とな
るので、その分、メモリセルサイズの縮小が容易にな
る。
【0081】次に、図21に示すように、スルーホール
28の内部にプラグ29を形成した後、酸化シリコン膜
24の上部にCVD法で膜厚200nm程度の窒化シリコ
ン膜30および膜厚1.3μm程度の厚い酸化シリコン
膜31を順次堆積する。プラグ29は、スルーホール2
8の内部を含む酸化シリコン膜24の上部にリン(P)
などのn型不純物をドープした低抵抗多結晶シリコン膜
をCVD法で堆積し、続いてこの多結晶シリコン膜をエ
ッチバック(またはCMP法で研磨)してスルーホール
28の内部のみに残すことによって形成する。なお、窒
化シリコン膜30とその下層の酸化シリコン膜24とを
一層の窒化シリコン膜30だけで構成してもよい。
【0082】次に、図22に示すように、フォトレジス
ト膜(図示せず)をマスクにして酸化シリコン膜31お
よびその下層の窒化シリコン膜30を順次ドライエッチ
ングすることによって、スルーホール28の上部に溝3
2を形成する。酸化シリコン膜31の表面からスルーホ
ール28内のプラグ29の表面に達する深い溝32を形
成する際は、窒化シリコン膜30の表面で一旦エッチン
グを停止し、その後、窒化シリコン膜30エッチングす
ることによって、下層の酸化シリコン膜24が深くエッ
チングされる不具合を防ぐことができる。
【0083】次に、上記溝32の内部を含む酸化シリコ
ン膜31の上部にリン(P)などのn型不純物をドープ
した膜厚50nm程度の低抵抗多結晶シリコン膜をCVD
法で堆積した後、溝32の内部にフォトレジスト膜など
を埋め込み、酸化シリコン膜31の上部の多結晶シリコ
ン膜をエッチバックすることによって、溝32の内壁の
みに残す。これにより、溝32の内壁に沿って情報蓄積
用容量素子Cの下部電極33が形成される。
【0084】次に、図23に示すように、下部電極33
の上部に酸化タンタル膜などで構成された容量絶縁膜3
4とTiN膜などで構成された上部電極35とを形成す
る。容量絶縁膜34および上部電極35は、まず下部電
極33の上部を含む酸化シリコン膜31の上部にCVD
法で膜厚20nm程度の薄い酸化タンタル膜を堆積し、続
いてこの酸化タンタル膜の上部にCVD法およびスパッ
タリング法で溝32の内部が埋まるようにTiN膜を堆
積した後、フォトレジスト膜( 図示せず) をマスクにし
たドライエッチングでTiN膜および酸化タンタル膜を
パターニングすることによって形成する。
【0085】これにより、多結晶シリコン膜で構成され
た下部電極33、酸化タンタル膜で構成された容量絶縁
膜34およびTiN膜で構成された上部電極35からな
る情報蓄積用容量素子Cが形成される。また、ここまで
の工程により、メモリセル選択用MISFETQsとこ
れに直列に接続された情報蓄積用容量素子Cとで構成さ
れるDRAMのメモリセルが完成する。
【0086】その後、情報蓄積用容量素子Cの上部に2
層程度のAl(アルミニウム)配線を形成し、さらにA
l配線の上部に表面保護膜を形成するが、それらの図示
は省略する。
【0087】(実施の形態2)フォトリソグラフィの解
像限界で決まる最小寸法よりも微細な幅を有するビット
線BLは、次のような方法で形成することもできる。
【0088】図24(a)、(b)は、メモリセル選択
用MISFETQsの上部に窒化シリコン膜12および
酸化シリコン膜13を堆積し、続いて酸化シリコン膜1
3の表面を平坦化した後、その上部に酸化シリコン膜1
4を堆積した状態を示す基板の断面図である。ここまで
の工程は、前記実施の形態1の図3〜図8に示す工程と
同じである。
【0089】次に、図25(a)、(b)に示すよう
に、フォトレジスト膜(図示せず)をマスクにして酸化
シリコン膜14、13をドライエッチングした後、窒化
シリコン膜12をドライエッチングすることによって、
メモリセル選択用MISFETQsのn型半導体領域1
1(ソース、ドレイン)の一方の上部にコンタクトホー
ル16を形成し、他方(2個のメモリセル選択用MIS
FETQsによって共有されたn型半導体領域11)の
上部にコンタクトホール40を形成する。これらのコン
タクトホール16、40は、前記実施の形態1と同様、
ゲート電極9に対して自己整合で形成される。また、コ
ンタクトホール40は、後の工程でその上部に形成され
るビット線BLとn型半導体領域11とのコンタクト面
積を十分に確保するために、前記実施の形態1のコンタ
クトホール15(図15、図16)と同様、D−D’線
方向の径がA−A’線(B−B’線)方向の径よりも大
きい長方形の平面パターンで形成し、かつ活性領域Lの
凸状に突き出した部分と重なるように配置する。
【0090】次に、図26(a)、(b)に示すよう
に、コンタクトホール16、40の内部にプラグ17を
形成する。プラグ17は、コンタクトホール16、40
の内部を含む酸化シリコン膜14の上部にリン(P)な
どのn型不純物をドープした低抵抗多結晶シリコン膜を
CVD法で堆積し、続いてこの多結晶シリコン膜をエッ
チバック(またはCMP法で研磨)してコンタクトホー
ル16、40の内部のみに残すことによって形成する。
【0091】次に、図27(a)、(b)に示すよう
に、酸化シリコン膜14の上部にCVD法で酸化シリコ
ン膜18、窒化シリコン膜19および酸化シリコン膜2
0を順次堆積した後、図28(a)、(b)に示すよう
に、フォトレジスト膜(図示せず)をマスクにしたドラ
イエッチングで酸化シリコン膜20をパターニングする
ことによって、A−A’線方向に沿って一定の幅および
間隔で延在する複数の配線溝23を形成する。前記実施
の形態1と同様、これらの配線溝23のC−C’線(D
−D’線)方向の幅および間隔は、それぞれフォトリソ
グラフィの解像限界で決まる最小寸法とする。
【0092】次に、図29(a)、(b)に示すよう
に、フォトレジスト膜(図示せず)をマスクにして配線
溝23の底部の窒化シリコン膜19および酸化シリコン
膜18を順次ドライエッチングすることによって、コン
タクトホール40の上部にスルーホール41を形成す
る。このスルーホール41の径は、フォトリソグラフィ
の解像限界で決まる最小寸法以上とする。なお、スルー
ホール41は、配線溝23を形成する前に形成してもよ
い。すなわち、酸化シリコン膜14の上部に酸化シリコ
ン膜18および窒化シリコン膜19を堆積した後、窒化
シリコン膜19および酸化シリコン膜18をドライエッ
チングすることによって、コンタクトホール40の上部
にスルーホール41を形成し、続いて窒化シリコン膜1
9の上部に酸化シリコン膜20を堆積した後、酸化シリ
コン膜20に配線溝23を形成してもよい。
【0093】次に、図30(a)、(b)に示すよう
に、配線溝23の側壁にサイドウォールスペーサ42を
形成する。サイドウォールスペーサ42は、配線溝23
の内部を含む酸化シリコン膜20の上部にCVD法で酸
化シリコン膜(図示せず)を堆積した後、この酸化シリ
コン膜を異方的にドライエッチングして配線溝23の側
壁に残すことによって形成する。このとき、スルーホー
ル41の側壁にも同時にサイドウォールスペーサ42が
形成される。
【0094】配線溝23の側壁に上記サイドウォールス
ペーサ42を形成することにより、配線溝23の実質的
な幅は、フォトリソグラフィの解像限界で決まる最小寸
法よりも小さくなる。
【0095】次に、図31(a)、(b)に示すよう
に、スルーホール41の内部を含む配線溝23の内部に
ビット線BLを形成する。このビット線BLは、スルー
ホール41および配線溝23のそれぞれの内部を含む酸
化シリコン膜20の上部にビット線BLの材料となるメ
タル膜を堆積した後、CMP法を用いて酸化シリコン膜
20の表面が露出するまでメタル膜を研磨することによ
って形成する。
【0096】このようにして形成されたビット線BL
は、フォトリソグラフィの解像限界で決まる最小寸法に
等しい幅を有する配線溝23の内部にサイドウォールス
ペーサ42を介在して形成されるので、その幅はフォト
リソグラフィの解像限界で決まる最小寸法よりも小さく
なる。これにより、メモリセルサイズを縮小しても、後
の工程でビット線BL、BLの間の領域に形成されるス
ルーホール28とビット線BLとの合わせマージンが確
保され、スルーホール28の内部に埋め込まれるプラグ
29とビット線BLとの短絡が確実に防止できる。
【0097】上記ビット線BLの寸法(幅および膜厚)
は、酸化シリコン膜20およびサイドウォールスペーサ
42の膜厚を制御することによって制御される。
【0098】酸化シリコン膜20およびサイドウォール
スペーサ42の膜厚の制御は、等方性エッチングでフォ
トレジスト膜を微細化する方法に比べて膜厚の寸法変動
が少ない。従って、本実施の形態の方法は、等方性エッ
チングでその幅を微細化したフォトレジスト膜を使って
ビット線材料をパターニングする方法に比べてビット線
BLの寸法変動を小さくすることができる。すなわち、
本実施の形態によるビット線の形成方法によれば、フォ
トリソグラフィの解像限界で決まる最小寸法以下の微細
なビット線を高い寸法精度で形成することができる。
【0099】また、本実施の形態のビット線形成方法に
よれば、隣接するビット線BL同士の間隔がビット線B
Lの幅よりも大きくなるので、ビット線BLの幅および
隣接するビット線BL同士の間隔をそれぞれフォトリソ
グラフィの解像限界で決まる最小寸法にした場合に比べ
て、ビット線BLの寄生容量を低減することができる。
【0100】図示は省略するが、その後、前記実施の形
態1の図18〜図23に示す工程に準じてビット線BL
の上部に情報蓄積用容量素子Cを形成することによっ
て、DRAMのメモリセルが完成する。
【0101】(実施の形態3)次に、周辺回路を含めた
DRAMの製造方法を図32〜図40を用いて工程順に
説明する。
【0102】まず、図32に示すように、メモリアレイ
(図の左側部分)のp型ウエル3に前述した方法でメモ
リセル選択用MISFETQsを形成する。また、周辺
回路(図の右側部分)のp型ウエル3にnチャネル型M
ISFETQnを形成し、n型ウエル5にpチャネル型
MISFETQpを形成する。nチャネル型MISFE
TQnおよびpチャネル型MISFETQpのそれぞれ
のゲート電極9は、メモリセル選択用MISFETQs
のゲート電極9(ワード線WL)と同一工程で形成す
る。また、nチャネル型MISFETQnのソース、ド
レイン(n型半導体領域51)は、メモリセル選択用M
ISFETQsのソース、ドレイン(n型半導体領域1
1)と同一工程で形成し、ヒ素(As)などのn型不純
物を部分的に高濃度にイオン打込みして形成する。pチ
ャネル型MISFETQpのソース、ドレイン(p型半
導体領域52)は、周辺回路のn型ウエル5にp型不純
物(ホウ素)をイオン打込みして形成する。
【0103】次に、図33に示すように、メモリセル選
択用MISFETQs、nチャネル型MISFETQn
およびpチャネル型MISFETQpのそれぞれの上部
に窒化シリコン膜12および酸化シリコン膜13を堆積
し、続いて酸化シリコン膜13の表面を平坦化した後、
その上部に酸化シリコン膜14を堆積する。
【0104】次に、メモリセル選択用MISFETQs
のn型半導体領域11(ソース、ドレイン)の一方の上
部にコンタクトホール16を形成した後、酸化シリコン
膜14の上部にリン(P)などのn型不純物をドープし
た低抵抗多結晶シリコン膜をCVD法で堆積し、続いて
この多結晶シリコン膜をエッチバック(またはCMP法
で研磨)してコンタクトホール16の内部のみに残すこ
とによってプラグ17を形成する。コンタクトホール1
6は、前記実施の形態1と同様、ゲート電極9(ワード
線WL)に対して自己整合(セルフアライン)で形成す
る。
【0105】次に、図34に示すように、前記実施の形
態1と同様の方法で酸化シリコン膜14の上部に酸化シ
リコン膜18、窒化シリコン膜19および酸化シリコン
膜20を順次堆積し、続いてフォトレジスト膜(図示せ
ず)をマスクにしたドライエッチングで酸化シリコン膜
20をパターニングすることによって、配線溝23を形
成した後、配線溝23の内部を含む酸化シリコン膜20
の上部に酸化シリコン膜21を堆積する。
【0106】次に、図35に示すように、フォトレジス
ト膜(図示せず)をマスクにして酸化シリコン膜21、
20、窒化シリコン膜19、酸化シリコン膜18、1
4、13および窒化シリコン膜12を順次ドライエッチ
ングすることによって、メモリセル選択用MISFET
Qsのn型半導体領域11(ソース、ドレイン)の他方
(2個のメモリセル選択用MISFETQsによって共
有されたn型半導体領域11)の上部にコンタクトホー
ル15を形成する。
【0107】また、このとき同時に周辺回路のnチャネ
ル型MISFETQnのソース、ドレイン(n型半導体
領域51)の上部にコンタクトホール53を形成し、p
チャネル型MISFETQpのゲート電極9およびソー
ス、ドレイン(p型半導体領域52)の上部にコンタク
トホール54を形成する。周辺回路のコンタクトホール
53、54は、メモリアレイのコンタクトホール15と
同様、窒化シリコンに対する酸化シリコンのエッチング
レートが大きくなるような条件と、シリコンに対する窒
化シリコンのエッチングレートが大きくなるような条件
とを組合せて行い、ゲート電極9に対して自己整合で形
成する。
【0108】次に、図36に示すように、メモリアレイ
のコンタクトホール15および周辺回路のコンタクトホ
ール53を通じてp型ウエル3にn型不純物(リンまた
はヒ素)をイオン打込みすることによって、メモリセル
選択用MISFETQsのソース、ドレインの一方(2
個のメモリセル選択用MISFETQsによって共有さ
れたn型半導体領域11)の一部に高不純物濃度のn+
型半導体領域55を形成し、nチャネル型MISFET
Qnのソース、ドレイン(n型半導体領域51)のそれ
ぞれの一部に高不純物濃度のn+ 型半導体領域55を形
成する。また、周辺回路のコンタクトホール54を通じ
てn型ウエルにp型不純物(ホウ素)をイオン打込みす
ることによって、pチャネル型MISFETQpのソー
ス、ドレイン(p型半導体領域52)のそれぞれの一部
に高不純物濃度のp+ 型半導体領域56を形成する。こ
れにより、メモリセル選択用MISFETQs、nチャ
ネル型MISFETQnおよびpチャネル型MISFE
TQpのそれぞれのソース、ドレインが低抵抗化され
る。
【0109】次に、図37に示すように、前記実施の形
態1と同様の方法で、メモリアレイのコンタクトホール
15および配線溝23のそれぞれの内部を含む酸化シリ
コン膜21の上部にビット線BLの材料となるメタル膜
を堆積した後、CMP法を用いて酸化シリコン膜20の
表面が露出するまでメタル膜および酸化シリコン膜20
の上部の酸化シリコン膜21を研磨することによって、
コンタクトホール15および配線溝23のそれぞれの内
部にビット線BLを形成する。
【0110】また、このとき同時に周辺回路のコンタク
トホール53、54および配線溝23のそれぞれの内部
を含む酸化シリコン膜21の上部にメタル膜を堆積した
後、CMP法を用いて酸化シリコン膜20の表面が露出
するまでメタル膜および酸化シリコン膜20の上部の酸
化シリコン膜21を研磨することによって、コンタクト
ホール53、54および配線溝23のそれぞれの内部に
第1層配線57〜61を形成する。
【0111】上記メタル膜は、例えばTi膜(またはC
o膜)、TiN膜およびW膜で構成する。この場合、T
i膜(またはCo膜)およびTiN膜を堆積した後、W
膜を堆積する工程に先立って基板1をアニールし、Ti
膜(またはCo膜)と基板1(シリコン)とを反応させ
ることによって両者の界面にTiシリサイドまたはCo
シリサイドからなるシリサイド層62を形成する。これ
により、メモリセル選択用MISFETQs、nチャネ
ル型MISFETQnおよびpチャネル型MISFET
Qpのそれぞれのソース、ドレインが低抵抗化されるの
で、これらのMISFETの動作速度が向上する。
【0112】なお、上記ビット線BL(および第1層配
線57〜61)は、前記実施の形態2の方法で形成して
もよい。すなわち、配線溝23の側壁にサイドウォール
スペーサ42を形成し、このサイドウォールスペーサ4
2の内側にビット線BL(および第1層配線57〜6
1)を形成してもよい。
【0113】次に、図38に示すように、前記実施の形
態1と同様の方法でメモリアレイのビット線BLの上部
に下部電極33、容量絶縁膜34および上部電極35か
らなる情報蓄積用容量素子Cを形成する。
【0114】次に、図39に示すように、情報蓄積用容
量素子Cの上部にCVD法で酸化シリコン膜63を堆積
し、次いで周辺回路の酸化シリコン膜63およびその下
部の酸化シリコン膜31、窒化シリコン膜30および酸
化シリコン膜24を順次エッチングすることによって第
1層配線57の上部にスルーホール64を形成し、第1
層配線58の上部にスルーホール65を形成する。
【0115】次に、スルーホール64、65の内部にプ
ラグ66を形成した後、酸化シリコン膜63の上部に堆
積したAl膜をパターニングすることによって、上記ス
ルーホール64を通じて第1層配線57と電気的に接続
される第2層配線67を形成し、スルーホール65を通
じて第1層配線58と電気的に接続される第2層配線6
8を形成する。またこのとき同時に、メモリアレイの酸
化シリコン膜63の上部に第2層配線69を形成する。
プラグ66は、例えばスルーホール64、65の内部を
含む酸化シリコン膜63の上部にCVD法でTiN膜お
よびW膜を堆積した後、酸化シリコン膜63の上部のこ
れらの膜をエッチバック(またはCMP法で研磨)して
スルーホール64、65の内部に残すことによって形成
する。
【0116】また、上記スルーホール64、65を形成
する際には、まず窒化シリコン膜30をエッチングのス
トッパに用いて酸化シリコン膜63、31をエッチング
し、次に、窒化シリコン膜30をエッチングした後、酸
化シリコン膜24をエッチングする。このように、酸化
シリコン膜63の表面から第1層配線57、58の表面
に達する深いスルーホール64、65を形成する際、エ
ッチングを途中(窒化シリコン膜30の表面)で一旦停
止することにより、スルーホール64、65と第1層配
線57、58とに合わせずれが生じても、下層の酸化シ
リコン膜20、21が深くエッチングされる不具合を防
ぐことができる。これにより、スルーホール64、65
と第1層配線57、58との合わせマージンが不要とな
るので、図40に示すように、第1層配線57、58に
おいて、スルーホール64、65との接続領域の幅を他
の領域よりも広くするドッグボーン加工が不要となり、
その分、周辺回路のサイズを縮小することができる。
【0117】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでも
ない。
【0118】本発明のビット線形成方法は、DRAMに
限られず、DRAMを混載したロジックLSIや、DR
AMやフラッシュメモリを内蔵したマイクロコンピュー
タなどへの適用も可能である。
【0119】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0120】本発明によれば、ビット線の幅をフォトリ
ソグラフィの解像限界で決まる最小加工寸法以下まで微
細化することが可能となるので、DRAMのメモリセル
サイズを縮小することができる。
【0121】本発明によれば、ビット線の微細化の制御
性が向上するので、微細化されたDRAMの信頼性、製
造歩留まりが向上する。
【0122】本発明によれば、ビット線に寄生する容量
を低減することができるので、情報蓄積用容量素子に蓄
積された信号の検出感度が向上する。
【0123】本発明によれば、DRAMのメモリアレイ
の標高を低くすることができるので、メモリアレイと周
辺回路との間の段差が低減され、DRAMのプロセスマ
ージンが向上する。
【0124】本発明によれば、DRAMの周辺回路のサ
イズを縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造工
程の途中におけるメモリセルを示す基板の要部平面図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造工
程の途中におけるメモリセルを示す基板の要部断面図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部平面図である。
【図5】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部断面図である。
【図6】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部平面図である。
【図7】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部断面図である。
【図8】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部断面図である。
【図9】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部平面図である。
【図10】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図11】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図12】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図13】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図14】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図15】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部平面図である。
【図16】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図17】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図18】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図19】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図20】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図21】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図22】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図23】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図24】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図25】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図26】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図27】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図28】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図29】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図30】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図31】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図32】本発明の実施の形態3であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図33】本発明の実施の形態3であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図34】本発明の実施の形態3であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図35】本発明の実施の形態3であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図36】本発明の実施の形態3であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図37】本発明の実施の形態3であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図38】本発明の実施の形態3であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図39】本発明の実施の形態3であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図40】本発明の実施の形態3であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部平面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 素子分離溝 3 p型ウエル 4 n型ウエル 5 n型ウエル 6 酸化シリコン膜 7 酸化シリコン膜 8 ゲート酸化膜 9 ゲート電極 10 窒化シリコン膜 11 n型半導体領域 12 窒化シリコン膜 13 酸化シリコン膜 14 酸化シリコン膜 15 コンタクトホール 16 コンタクトホール 17 プラグ 18 酸化シリコン膜 19 窒化シリコン膜 20 酸化シリコン膜 20A 酸化膜パターン 21 酸化シリコン膜 22 メタル膜 23 配線溝 24 酸化シリコン膜 25 多結晶シリコン膜 26 スルーホール 27 サイドウォールスペーサ 28 スルーホール 29 プラグ 30 窒化シリコン膜 31 酸化シリコン膜 32 溝 33 下部電極 34 容量絶縁膜 35 上部電極 40 コンタクトホール 41 スルーホール 42 サイドウォールスペーサ 51 n型半導体領域 52 p型半導体領域 53、54 コンタクトホール 55 n+ 型半導体領域 56 p+ 型半導体領域 57〜61 第1層配線 62 シリサイド層 63 酸化シリコン膜 64、65 スルーホール 66 プラグ 67〜69 第2層配線 BL ビット線 C 情報蓄積用容量素子 L 活性領域 Qn nチャネル型MISFET Qp pチャネル型MISFET Qs メモリセル選択用MISFET WL ワード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宿利 章二 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5F033 HH04 HH15 HH18 HH19 HH20 HH33 HH34 JJ01 JJ04 JJ15 JJ18 JJ19 JJ20 JJ21 JJ33 JJ34 KK01 KK04 LL04 MM02 MM12 MM13 MM19 NN06 NN07 NN31 PP06 PP15 QQ09 QQ10 QQ16 QQ21 QQ25 QQ27 QQ35 QQ37 QQ48 SS22 TT02 TT08 VV06 VV10 VV16 XX03 5F083 AD31 ER22 GA03 GA09 GA13 JA05 JA06 JA39 JA40 KA05 KA07 LA12 MA02 MA04 MA06 MA16 MA17 MA19 MA20 NA01 PR06 PR10 PR23 PR29 PR39 PR40 PR43 PR45 PR53 PR55 ZA12 ZA13

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主面上に、その第1方向に
    延在するワード線と一体に構成されたゲート電極を備え
    たメモリセル選択用MISFETが形成され、前記メモ
    リセル選択用MISFETの上部の絶縁膜には、前記第
    1方向と交差する第2方向に延在する配線溝が形成さ
    れ、前記配線溝の内部には、前記メモリセル選択用MI
    SFETのソース、ドレインの一方と電気的に接続され
    たビット線が形成され、前記ビット線の上部には、前記
    ソース、ドレインの他方と電気的に接続された情報蓄積
    用容量素子が形成されたメモリセルを有する半導体集積
    回路装置であって、前記配線溝の内壁には第2絶縁膜が
    形成され、前記ビット線は、前記第2絶縁膜の内側に形
    成されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記ビット線の幅は、互い隣接する前記ビット線
    同士の間隔よりも狭いことを特徴とする半導体集積回路
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記ビット線の一部は、前記配線溝の下部の前記
    絶縁膜に形成された第1コンタクトホール内に埋め込ま
    れ、前記ソース、ドレインの一方と直接接続されている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記ビット線は、前記配線溝の下部の前記絶縁膜
    に形成された第1コンタクトホール内に埋め込まれたプ
    ラグを介して、前記ソース、ドレインの一方と電気的に
    接続されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の半導体集積回路
    装置において、前記第1コンタクトホールは、前記第1
    方向の径が前記第2方向の径よりも大きい平面パターン
    で構成され、その一部は前記メモリセル選択用MISF
    ETが形成された活性領域上に延在し、他の一部は前記
    ビット線の直下の素子分離領域上に延在していることを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記メモリセル選択用MISFETが形成された
    活性領域は、前記第2方向に沿って細長く延び、かつそ
    の中央部の片側が前記第1方向に凸状に突き出した平面
    パターンで構成されていることを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記ビット線の表面の高さは、前記絶縁膜の表面
    の高さに等しいことを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 以下の工程を含むことを特徴とする半導
    体集積回路装置の製造方法; (a)半導体基板の主面上に、その第1方向に延在する
    ワード線と一体に構成されたゲート電極を備えたメモリ
    セル選択用MISFETを形成した後、前記メモリセル
    選択用MISFETの上部に第1絶縁膜を形成する工
    程、(b)前記第1絶縁膜をエッチングすることによっ
    て、前記メモリセル選択用MISFETのソース、ドレ
    インの他方に達する第2コンタクトホールを形成した
    後、前記第2コンタクトホールの内部にプラグを形成す
    る工程、(c)前記第1絶縁膜の上部に前記第1絶縁膜
    とはエッチング速度が異なる第3絶縁膜を形成し、前記
    第3絶縁膜の上部に前記第3絶縁膜とはエッチング速度
    が異なる第4絶縁膜を形成する工程、(d)前記第3絶
    縁膜をエッチングのストッパに用いて前記第4絶縁膜を
    エッチングすることによって、前記第1方向と交差する
    第2方向に延在する配線溝を形成する工程、(e)前記
    配線溝の内部を含む前記第4絶縁膜上に、前記配線溝の
    幅の2分の1よりも小さい膜厚を有する第2絶縁膜を形
    成する工程、(f)前記配線溝の内部の前記第2絶縁膜
    およびその下部の前記第3絶縁膜および前記第1絶縁膜
    を順次エッチングすることによって、前記メモリセル選
    択用MISFETのソース、ドレインの一方に達する第
    1コンタクトホールを形成する工程、(g)前記第1コ
    ンタクトホールの内部を含む前記第2絶縁膜上に、ビッ
    ト線の材料となる第1導電膜を堆積した後、化学的機械
    研磨法を用いて前記第1導電膜および前記第4絶縁膜上
    の前記第2絶縁膜をそれぞれ研磨することによって、前
    記配線溝および前記第1コンタクトホールのそれぞれの
    内部にビット線を形成する工程。
  9. 【請求項9】 以下の工程を含むことを特徴とする半導
    体集積回路装置の製造方法; (a)半導体基板の主面上に、その第1方向に延在する
    ワード線と一体に構成されたゲート電極を備えたメモリ
    セル選択用MISFETを形成した後、前記メモリセル
    選択用MISFETの上部に第1絶縁膜を形成する工
    程、(b)前記第1絶縁膜をエッチングすることによっ
    て、前記メモリセル選択用MISFETのソース、ドレ
    インの一方に達する第1コンタクトホールおよび前記ソ
    ース、ドレインの他方に達する第2コンタクトホールを
    形成した後、前記第1および第2コンタクトホールのそ
    れぞれの内部にプラグを形成する工程、(c)前記第1
    絶縁膜の上部に前記第1絶縁膜とはエッチング速度が異
    なる第3絶縁膜を形成し、前記第3絶縁膜の上部に前記
    第3絶縁膜とはエッチング速度が異なる第4絶縁膜を形
    成する工程、(d)前記第3絶縁膜をエッチングのスト
    ッパに用いて前記第4絶縁膜をエッチングすることによ
    って、前記第1方向と交差する第2方向に延在する配線
    溝を形成する工程、(e)前記配線溝の内部を含む前記
    第4絶縁膜上に第2絶縁膜を形成した後、前記第2絶縁
    膜を異方的にエッチングすることによって、前記配線溝
    の側壁にサイドウォールスペーサを形成する工程、
    (f)前記配線溝の内部の前記第3絶縁膜およびその下
    部の前記第1絶縁膜をエッチングすることによって、前
    記第1コンタクトホールに達する第1スルーホールを形
    成する工程、(g)前記第1スルーホールの内部を含む
    前記第4絶縁膜上に、ビット線の材料となる第1導電膜
    を堆積した後、化学的機械研磨法を用いて前記第1導電
    膜を研磨することによって、前記配線溝および前記第1
    スルーホールのそれぞれの内部にビット線を形成する工
    程。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載の半導体集積回
    路装置の製造方法において、前記ワード線と一体に構成
    されたゲート電極の幅および間隔をフォトグラフィの解
    像限界で決まる最小寸法で形成し、前記配線溝の幅およ
    び間隔をフォトグラフィの解像限界で決まる最小寸法で
    形成することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の半導体集積回路装置の
    製造方法において、前記(f)工程で前記メモリセル選
    択用MISFETのソース、ドレインの一方に達する第
    1コンタクトホールを形成した後、前記第1コンタクト
    ホールを通じて前記ソース、ドレインの一方に前記ソー
    ス、ドレインと同一導電型の不純物イオンを注入するこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項8または9記載の半導体集積回
    路装置の製造方法において、前記(g)工程で前記第1
    スルーホールの内部にビット線の材料となる高融点金属
    膜を堆積した後、前記基板をアニールすることによっ
    て、前記高融点金属と前記基板との界面にシリサイド層
    を形成することを特徴とする半導体集積回路装置の製造
    方法。
  13. 【請求項13】 請求項8または9記載の半導体集積回
    路装置の製造方法において、さらに、(h)前記第4絶
    縁膜の上部に第5絶縁膜を形成した後、前記第5絶縁膜
    およびその下部の前記第4絶縁膜、前記第3絶縁膜、前
    記第1絶縁膜を順次エッチングすることによって、前記
    第2コンタクトホールに達する第2スルーホールを形成
    する工程、(i)前記第2スルーホールの内部にプラグ
    を形成した後、前記第5絶縁膜の上部に前記第5絶縁膜
    とはエッチング速度が異なる第6絶縁膜を形成し、次い
    で前記第6絶縁膜の上部に第7絶縁膜を形成した後、前
    記第7絶縁膜およびその下部の前記第6絶縁膜に溝を形
    成する工程、(j)前記溝の内部に情報蓄積用容量素子
    を形成し、前記第2スルーホールおよびその下部の前記
    第2コンタクトホールを通じて、前記情報蓄積用容量素
    子と前記メモリセル選択用MISFETのソース、ドレ
    インの他方とを電気的に接続する工程、を含むことを特
    徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記第5絶縁膜および前記第4絶
    縁膜のエッチングは、前記第3絶縁膜をエッチングのス
    トッパに用いることを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、さらに、(k)前記(a)工程で
    周辺回路のMISFETを形成する工程、(l)前記
    (g)工程で周辺回路の第1層配線を形成する工程、
    (m)前記(j)工程で情報蓄積用容量素子を形成した
    後、前記情報蓄積用容量素子の上部に第8絶縁膜を形成
    し、次いで前記第8絶縁膜、前記第7絶縁膜、前記第6
    絶縁膜および前記第5絶縁膜をエッチングすることによ
    って、前記周辺回路の第1層配線に達するスルーホール
    を形成する工程、を含むことを特徴とする半導体集積回
    路装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記第8絶縁膜および前記第7絶
    縁膜のエッチングは、前記第6絶縁膜をエッチングのス
    トッパに用いることを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
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