JP2930110B2 - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JP2930110B2 JP8302677A JP30267796A JP2930110B2 JP 2930110 B2 JP2930110 B2 JP 2930110B2 JP 8302677 A JP8302677 A JP 8302677A JP 30267796 A JP30267796 A JP 30267796A JP 2930110 B2 JP2930110 B2 JP 2930110B2
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    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、特にメモリセルのキャパシタにおいて電荷蓄積
容量を増大し得る構造とその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在までDRAM(Dynamic Random Ac
cess Memory) は、3年でほぼ4倍という記憶容量向上
を実現してきており、既に256メガビット(Mb)級
からギガビット(Gb)級メモリの開発が始まってい
る。この大容量化は、高密度化、即ち素子寸法を微細化
することで達成されてきた。しかし、微細化に伴う蓄積
容量の減少のために信号対雑音(SN)比の低下やα線
の入射による信号反転等の問題が顕在化し、信頼性の維
持が課題となっている。このため蓄積容量を増加させる
ことができるメモリセルとして特公昭61−55528
号公報で開示された蓄積容量部の一部をスイッチ用トラ
ンジスタや素子間分離酸化膜上に積み上げた積層容量型
(STC:Stacked Capacitor)セルが注目されてきた。
さらに、高集積化が進むなかで、このSTCセルを改良
したセル構造として、ビット線の上にキャパシタを形成
するいわゆるキャパシタ・オーバービットライン型(C
OB:Capacitor Over Bitline)セルが提案された。
以下に、このCOBセル構造について例を挙げて説明す
る。
【0003】図24は、特開平 1−179449号公
報にて提案された半導体記憶装置のセル構造を示すレイ
アウト図であり、図25は、その素子領域部での断面図
である(以下、これを第1の従来例という)。主要部が
略直線状に形成され所定の幅(図中のBd)に規定され
たビット線206が図中横方向に配置され、これと直交
して複数のワード線202が形成されている。ビット線
206は、一辺の長さが概略Bdであるビット線コンタ
クト205を介して素子領域201の中央部(不純物拡
散層215)に接触している。また、セルキャパシタの
蓄積電極208は容量コンタクト203を介して素子領
域201に接続されている。このメモリセルでは、素子
領域201の主要部は、直交するワード線202とビッ
ト線206に対して、いずれにも平行にならないように
なっている。そして、素子領域201をできるだけ稠密
に配置するため、ワード線とビット線に対して45度の
角度になるように配置し、かつ、容量コンタクト203
が開口する部分のみをビット線に対して平行に配置して
いる。さらに、一つのアクティブ領域はこれに最近接す
る4つの素子領域とはその主要部分が直交するように形
成されている。
【0004】図24に示されるように、素子領域の主要
部分がワード線とビット線に対して斜めに配置されてい
るため、図25に示す断面図としては、一対の容量コン
タクト203の中心を結ぶ線で切ったものを用いてい
る。半導体基板210の表面には、素子領域を区画する
素子分離酸化膜211が形成され、素子分離酸化膜21
1により囲まれた領域内において、基板上にはゲート絶
縁膜212を介してワード線202が配置されており、
ワード線の両サイドの基板表面には不純物拡散層215
が形成されている。ワード線202は、第1の層間絶縁
膜216により覆われており、その上には中央の不純物
拡散層215に接触するビット線206が形成されてい
る。ビット線206は第2の層間絶縁膜218により被
覆されており、第1、第2の層間絶縁膜上には、左右の
不純物拡散層に接触する蓄積電極208が形成されてい
る。蓄積電極208上にはキャパシタ絶縁膜221とプ
レート電極207が形成さている。この構造の特徴は、
素子領域201が斜めに配置されているため、容量コン
タクト203が開口する素子領域をビット線206のビ
ット線幅Bdで規定される略直線状になっている部分か
らはずして形成できる点である。このビット線206の
主要部分から外した領域に不純物拡散層215との接触
部である容量コンタクト203を配置している。そし
て、蓄積容量部をビット線の形成後に形成しているた
め、蓄積容量部の間にはコンタクトホールなどの構造が
介入することはなく、蓄積容量部を最大限の大きさに形
成することができ、そのため大きな蓄積容量の確保が可
能となる。ここで最大限、蓄積容量部を大きくするため
に図24のS1、S2が加工可能な最小の寸法となって
いる。また、容量コンタクト203は蓄積電極208の
略中心位置に配置されている。
【0005】次に、他のCOBセル構造として、特開平
3−72675号公報にて開示された例(以下、これを
第2の従来例という)について説明する。図26は、同
公報にて提案されたCOBセルの平面レイアウト図であ
り、図27はその素子領域での断面図である。図26、
図27において、図24、図25に示した第1の従来例
の部分と対応する部分には下2桁が共通する参照番号を
付し重複する説明は省略する。図26に示すように、ビ
ット線306とワード線302とは直交するように形成
され、任意の1本のビット線306および隣合う任意の
ワード線302をそれぞれ横切るようにセルトランジス
タ2個分の素子領域301が形成されている。この例で
は、各素子領域301のパターンはそれぞれ同一の向き
に形成されており、全体として1種類の素子領域パター
ンの繰り返しとなっている。また、各ビット線306は
それぞれ長さ方向に一定ピッチ毎に素子領域301と交
差しており、その交差する部分で2個のセルトランジス
タに共通にコンタクトしている。そして、2個のセルト
ランジスタのそれぞれには、容量コンタクト303を介
してキャパシタが接続されている。キャパシタの蓄積電
極は5角形に形成されており、その中心位置はコンタク
トホールの中心位置から外れた位置に形成されている。
【0006】前述の第1の従来例と第2の従来例とは、
構造上の違いはあるものの、蓄積電極の表面積を大きく
することによってセルトランジスタの蓄積容量の増大を
図っている点では共通している(図26では、S3を加
工可能な最小寸法とすることによって蓄積容量を最大に
することができる)。しかし、第1、第2の従来例で
は、蓄積電極が平面的に形成されていたため、より微細
化が進行した際には必要な容量の確保が困難となる。そ
こで、蓄積電極をフィン状あるいは円筒状などに形成し
て面積当たりより大きい容量を保持できる構造が提案さ
れている。図28(a)〜(c)は、特開平5−218
333号公報にて開示された多重円筒型キャパシタを有
するメモリセルの製造方法を示す工程順の断面図である
(以下、これを第3の従来例という)。ここでは、キャ
パシタの蓄積電極の形成方法について詳しく説明するこ
ととし、その下地構造となるセルトランジスタ401、
ビット線402、層間絶縁膜403などの形成方法につ
いての説明は省略する。
【0007】層間絶縁膜403にコンタクトホールを開
孔し、このコンタクトホール内を含む層間絶縁膜403
上に不純物がドープされた多結晶シリコンを堆積して容
量コンタクト404にて基板と接触する多結晶シリコン
膜405を形成し、続いて酸化膜を堆積しフォトリソグ
ラフィ技術とドライエッチング技術を用いて酸化膜をパ
ターニングして蓄積電極を形成する際の核となるパター
ンである第1パターン406を形成する。次に、第1パ
ターン406の側面に窒化膜からなる第1側壁スペーサ
407を形成する。この状態から多結晶シリコン膜40
5を所定の深さまでエッチングして図28(a)に示す
形状に加工する。次いで、酸化膜より成る第1パターン
406をエッチオフしさらに所要深さだけ多結晶シリコ
ン膜をエッチングして、多結晶シリコン膜405に第2
パターン408を形成する。第1側壁スペーサ407を
除去した後、第2パターン408の側面に窒化膜などか
らなる第2側壁スペーサ409を形成する〔図28
(b)〕。
【0008】さらにこの第2側壁スペーサ409をエッ
チング用のマスクとして、多結晶シリコン膜405を下
地層(スペーサ層)が露出するまでエッチングすること
により、多結晶シリコン膜405を二重円筒型蓄積電極
410に加工する。第2側壁スペーサ409および層間
絶縁膜403上のスペーサ層を除去した後、キャパシタ
絶縁膜411を成長させ、さらに不純物がドープされた
多結晶シリコンからなるプレート電極412を形成する
ことで、二重円筒構造を有するキャパシタの製造工程が
完了する〔図28(c)〕。このように蓄積電極の形成
の核となるパターン(406)の外側に形成した付帯構
造、即ち二重の円筒部を蓄積容量部として利用すること
により、小型化されたDRAMセルでも大きな容量値を
確保することができる。同公報に記載された、他の実施
例によるセル構造の断面斜視図を図29に示す。同図か
らも明らかなように、二重円筒型蓄積電極410はその
中心点が容量コンタクトの中心点と一致するように形成
されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1、第2の
従来例では、蓄積電極が平面的に形成されていたため、
より高集積化が進んだ際には蓄積容量が不足することに
なる。而して、第3の従来例では、多重円筒型の蓄積電
極をその中心が容量コンタクト404の真上に位置する
ように形成しているため、微細化された半導体記憶装置
では、円筒を二重に形成することが困難となり、その結
果やはり容量不足を招くことになる。その理由は以下の
通りである。セルトランジスタを稠密に配置したレイア
ウトでは、図24、図26に示されるように、容量コン
タクトは一様な密度には配置されない。すなわち、一つ
の容量コンタクトに注目するとき、その容量コンタクト
から直近の4つの容量コンタクトまでの距離は等しくは
ならない。このように容量コンタクトが一様な密度に配
置されず、かつ蓄積電極の中心点が容量コンタクトの真
上に設定されているとき、蓄積電極の面積を最大にしよ
うとするには、その平面形状は例えば図24に示される
ように長方形としなければならず、正多角形とはならな
い。
【0010】ところで、円筒型蓄積電極は、通常核とな
るパターン、例えば第1パターン406〔図28
(a)〕の外側に円筒部が形成される。そのため、核と
なるパターンの外側に一定の幅の領域を確保することが
必要となる。例えば、第3の従来例の方法で二重円筒型
電極を形成する場合には、第1パターン406の外側に
側壁スペーサ2個分の領域を確保することが必要とな
る。そして、Gb級の高密度化されたDRAMでは、蓄
積電極形成用核パターン自体が加工可能な最小寸法程度
に微細化される。いま、例えば図24に示されたように
蓄積電極を平面パターンが長方形となるように形成する
とき、形成可能な円筒の層数は長方形の短辺側の長さに
より決定されることになる。そのため、Gb級のDRA
Mにおいては、円筒型蓄積電極が形成可能であるとして
も多重化を行うことができず一重の円筒となってしま
う。すなわち、従来のレイアウトでは、蓄積電極の中心
点がほぼ容量コンタクトの真上に設定されていたため、
形成可能な円筒の多重層数が最近接の容量コンタクト迄
の距離に制限され、その結果微細化されたDRAMで
は、円筒の多重化が困難となる。従って、本発明の解決
すべき課題は、微細化されたDRAMにおいても、蓄積
電極の形成領域を広く確保することができるようにし
て、蓄積電極形成用核パターンの外側に1乃至複数の付
帯構造物を形成できるようにすることであり、これによ
り、Gb級のDRAMで要求されるセル容量値を満足さ
せられる蓄積電極の形成を可能にし、信頼性の高い高集
積半導体メモリ装置を提供できるようにすることであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の課題
は、COB構造のDRAMにおいて、セルキャパシタの
蓄積電極を、その密度が一様になるように層間絶縁膜上
にレイアウトすることにより、解決することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による半導体記憶装置は、
複数のビット線とこれに交差する複数のワード線とが半
導体基板上に形成され、メモリセルトランジスタを構成
する一対の不純物拡散層の一方がビット線に接続され、
他方が、該他方の不純物拡散層表面に存在する容量コン
タクトを介して、ビット線を覆う層間絶縁膜上に形成さ
れたセルキャパシタに接続されているものであって、前
記セルキャパシタの蓄積電極が蓄積電極形成用核パター
ンを中心として形成され、該蓄積電極形成用核パターン
は、前記容量コンタクト上には存在していない、
の一部が前記容量コンタクトと接触しているが該容量コ
ンタクト上の全面は覆っていない、の2条件の内一方を
満たしており、かつ、前記セルキャパシタの蓄積電極の
中心点は、近接する他の4つのセルキャパシタの蓄積電
極の中心点からほぼ等距離の位置に存在していることを
特徴としている。
【0013】また、本発明による半導体記憶装置の製造
方法は、 (1)素子領域が画定された半導体基板上に複数のワー
ド線を形成し、これをマスクとして前記素子領域内に不
純物をドープして複数の第1および第2の不純物拡散層
を形成する工程と、 (2)第1の層間絶縁膜を形成し、その上に前記第1の
不純物拡散層に接続されたビット線を形成する工程と、 (3)第2の層間絶縁膜を形成し、その内部に前記第2
の不純物拡散層表面に存在する容量コンタクトを介して
前記第2の不純物拡散層に接続された導電体プラグを形
成する工程と、 (4)前記第2の層間絶縁膜上に、導電体層を形成し、
その上に蓄積電極形成用の柱状核パターンを、前記容
量コンタクト上には存在していない、 その一部が前記
容量コンタクトと接触しているが該容量コンタクト上の
全面は覆っていない、の2条件の内一方を満たすように
しつつ、他の直近の蓄積電極形成用の柱状核パターンか
らの中心間距離がほぼ等距離となる位置に各前記導電体
プラグに近接して形成する工程と、 (5)導電体膜の堆積とそのエッチバックにより各前記
柱状核パターンの外側に筒状の導電体膜を形成し、所望
によりその外側に、1乃至複数対の筒状の絶縁膜と筒状
の導電体膜とを形成する工程と、 (6)前記柱状核パターン、または、前記柱状核パター
ンおよび前記筒状の絶縁膜をエッチング除去して、1乃
至多重の筒状導電体膜を有し、前記導電体プラグと接続
する蓄積電極を形成する工程と、 (7)前記蓄積電極上にキャパシタ絶縁膜およびプレー
ト電極とを形成する工程と、を含んでいる。
【0014】[作用]蓄積電極が一様な密度に配置され
るとき、換言すれば蓄積電極が近接した他の蓄積電極ま
での距離が等距離であるように配置されるとき、蓄積電
極の底面の径(円形であるとき)乃至一辺の長さ(正多
角形であるとき)を最大とすることができる。そのた
め、蓄積電極形成用核パターンの外側に二重乃至それ以
上の付帯構造物、具体的には筒状電極を形成することが
可能になる。その結果、従来一重の円筒の形成が限界で
あった1Gb級DRAMでも二重以上の円筒の形成が可
能になり、蓄積容量を従来法の場合に比較して40〜6
0%増加させることが可能になる。従って、本発明によ
れば、α線耐性が高く、ビット線間や基板などからの外
因ノイズに強い、高い信頼性を有する大容量半導体記憶
装置が得られる。
【0015】本発明の半導体記憶装置においては、容量
コンタクトと蓄積電極形成用核パターンは平面的に離隔
した位置に配置される可能性が高く初めは両者は接続さ
れていない可能性があるが、蓄積電極形成用核パターン
の側壁に付帯構造となる円筒状の壁を形成することによ
り、この部分と容量コンタクトを特別な接続用の構造を
用いなくても容易に接続することができる。すなわち、
蓄積電極形成用核パターンと容量コンタクトを平面的に
離れた位置に配置しても、それらを接続するための構造
を新たに追加することなくまた接続するための特別の工
程を増加させることなく、簡単な方法で両者を接続する
ことができる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 [第1の実施例]図1は、本発明の第1の実施例での蓄
積電極形成用核パターンおよび容量コンタクトを含むメ
モリセルのレイアウト図である。配置を分かり易くする
ために、図1(a)と図1(b)の2つに分けてある。
図1(a)は、素子領域101、セルトランジスタのゲ
ート電極を構成するワード線102、素子領域101と
ここでは図示していない蓄積電極を接続するための容量
コンタクト103、蓄積電極形成用核パターン104を
示し、図1(b)は、ビット線106、ビット線106
を素子領域101に接続するためのビット線コンタクト
105、蓄積電極とともにキャパシタを構成するプレー
ト電極107を示す。この図1(a)と図1(b)を、
点PとP′が重なるように、重ね合せて配置することで
メモリセルが構成される。このメモリセルはビット線上
にキャパシタが設けられ、折り返しビット線方式のレイ
アウトを有している。
【0017】蓄積電極形成用核パターン104は、素子
領域101上に設けられた容量コンタクト103からは
ずした位置に配置され、隣接する他の蓄積電極形成用核
パターンまでの最近接間隔が等しくなっており、この蓄
積電極形成用核パターンをフォトリソグラフィ技術とド
ライエッチング技術で決定される最小加工寸法に設定す
るとき、蓄積電極形成用核パターン104間の領域、す
なわち、円筒型蓄積電極の形成領域として利用すること
のできる領域を最大限に確保することができるようにな
っている。
【0018】図2は、本発明の第1の実施例の蓄積電極
108の形成後の状態を示すレイアウト図であって、図
1と同等物には同一の参照番号が付されている。製造方
法については後述するが、その製造工程、特にフォトリ
ソグラフィ工程において図1に示した蓄積電極形成用核
パターン104は角落ちした形状となって蓄積電極10
8を形成するための核にパターン転写されるため、いわ
ゆる二重円筒型の蓄積電極が形成される。また、図1に
おいて蓄積電極形成用核パターン104は容量コンタク
ト103と完全に隔離された位置に配置されているが、
図2のように蓄積電極形成用核パターンを核として、二
重円筒型蓄積電極を形成することによりこの蓄積電極1
08と容量コンタクト103は完全に接続がなされてい
る(図では重なり合うように示されている)。
【0019】図3は、図2に示した二重円筒型蓄積電極
を構成要素とするキャパシタまでを形成した状態のDR
AMセルのA−A′線での断面図であって、図1、図2
に示す部分と同一の部分には同一の参照番号が付せられ
ている。図3において、110はp型シリコン基板、1
11はLOCOS法により形成された素子分離酸化膜、
112はSiO2 膜より成るゲート絶縁膜、113は、
ワード線102上に形成されたSiO2 膜、114はS
iO2 膜からなるサイドウォール、115はソース・ド
レイン領域を構成するn型不純物拡散層、116はSi
2 膜からなる第1層間絶縁膜、117はビット線10
6とn型不純物拡散層115とを接続する、n型不純物
を含む多結晶シリコンプラグ、118はSiO2 膜から
なる第2層間絶縁膜、119はSi34 膜、120
は、蓄積電極108とn型不純物拡散層115とを接続
する、n型不純物を含む多結晶シリコンプラグ、108
aは蓄積電極108の円筒部分、121はSi34
SiO2 の積層膜から構成された、SiO2 換算で4〜
5nmの厚さのキャパシタ絶縁膜である。ここで、蓄積
電極108の二重円筒により囲まれた空隙部が図1で蓄
積電極形成用核パターン104が存在していた領域であ
る。
【0020】図24、図25に示した第1、第2の従来
例のレイアウトパターンでは、1Gb級にまで高集積化
されたDRAMでは、一重の円筒しか形成できないのに
対し、本発明によれば、二重円筒の蓄積電極を形成する
ことができる。図4は、従来例でのレイアウトパターン
と本発明の第1の実施例とのスタック電極の高さとセル
容量との関係を示すグラフである。一重の円筒しか形成
することのできない従来例パターンでは、0.8μm以
上のスタック電極高さとしても1GDRAMで必要なメ
モリセル容量値30fFが得られないのに対し、二重円
筒型蓄積電極を容易に形成できる本発明の実施例では、
0.6μm以下のスタック電極高さでその30fFを確
保できる。
【0021】[第1の実施例の製造方法]次に、図5〜
図8を参照して、本発明の第1の実施例の製造方法につ
いて説明する。まず、図5(a)に示すように、p型シ
リコン基板110の表面にLOCOS法を用いて厚さ2
00nm程度の素子分離酸化膜111を形成した後、熱
酸化により厚さ6nm程度のSiO2 膜からなるゲート
絶縁膜112を形成した。次に、化学気相成長(CV
D)法を用いて、厚さ100nmの多結晶シリコン膜1
22を形成し、n型不純物、例えばリン(P)をイオン
注入して高導電化した後、化学気相成長法により厚さ1
30nmのSiO2 膜113を堆積した。フォトリソグ
ラフィ法およびドライエッチング法によりSiO2 膜1
13および多結晶シリコン膜122をパターンニングし
てワード線102を形成した後、イオン注入技術を用い
てドーズ量2×1013/cm2 のリンを加速エネルギー
20keVで素子領域に打ち込むことによってn型不純
物拡散層115を形成した〔図5(b)〕。次に、厚さ
50nmのSiO2 膜を化学気相成長法を用いて形成
し、異方性エッチングを行ってワード線の側壁にサイド
ウォール114を形成した。さらに、化学気相成長法に
より厚さ500nmのSiO2 膜を全面に形成した後、
エッチバックを行ってその表面を平坦化して第1層間絶
縁膜116を形成した〔図6(c)〕。次に、レジスト
パターン(図示なし)をマスクとして第1層間絶縁膜を
選択的にエッチングして中央のn型不純物拡散層115
の表面を露出させるコンタクトホールを開孔した後、化
学気相成長法を用いて厚さ250nmのn型不純物を含
む多結晶シリコン膜を堆積しエッチバックを行って多結
晶シリコンプラグ117を形成した。次に、スパッタリ
ング法を用いて厚さ100nm程度のタングステンシリ
サイド膜(WSi)を全面に形成しフォトリソグラフィ
法およびエッチング法用いてタングステンシリサイド膜
をパターンニングしてビット線106を形成した〔図6
(d)〕。その後、化学気相成長法によりSiO2膜を
堆積して第2層間絶縁膜118を形成しその上に化学気
相成長法によりSi 34 膜119を形成した。次に、
レジストパターン(図示なし)をマスクとしてSi3
4 膜119および第2層間絶縁膜118を選択的にエッ
チング除去して両サイドのn型不純物拡散層115の表
面を露出させるコンタクトホールを開孔した後、化学気
相成長法を用いて厚さ400nmのn型不純物を含む多
結晶シリコン膜を堆積しエッチバックを行って多結晶シ
リコンプラグ120を形成した〔図6(e)〕。上記で
は、エッチングのみによりコンタクトホールを形成した
がこのエッチングの後再度SiO2 膜を成長させエッチ
バックを行ってコンタクトホール側壁部のみに二度目に
成長させたSiO2 膜を残存させコンタクトホールの径
を縮小してもよい。以上で、蓄積電極を形成する下地と
なる構造が得られたので、以下、ビット線106、第1
層間絶縁膜116より下の構造の図示は省略する。
【0022】次に、化学気相成長法によりn型不純物を
含む多結晶シリコン膜124を堆積し、続いてSiO2
膜125を全面に堆積した〔図7(f)〕。次に、レジ
ストパターン(図示なし)をマスクとしてSiO2 膜1
25を選択的にエッチングして、SiO2 膜125を蓄
積電極形成用核パターン104の形状に加工した〔図7
(g)〕。次いで、化学気相成長法により全面にn型不
純物がドープされた多結晶シリコン膜126を成長させ
た〔図7(h)〕。
【0023】次に、化学気相成長法によりSiO2 膜1
27を全面に堆積した後エッチバック処理を行って多結
晶シリコン膜126の側壁部のみにSiO2 膜127を
残した〔図7(i)〕。続いて、SiO2 膜127表面
を含む全面に化学気相成長法を用いてn型不純物を含む
多結晶シリコン膜128を堆積した〔図8(j)〕。次
に、多結晶シリコン膜128と多結晶シリコン膜126
と多結晶シリコン膜124にエッチバック処理を施し
て、Si34 膜119の表面を露出させた〔図8
(k)〕。その後、蓄積電極形成用核パターン104の
転写されたSiO2 膜125とSiO2膜127をHF
を主成分とする水溶液でエッチング除去して二重円筒型
の蓄積電極108を形成した〔図8(l)〕。なお、隣
接した蓄積電極108間は、多結晶シリコン膜128、
126、124に対して行うエッチング処理を十分に行
うことにより、電気的な短絡が発生しないようにするこ
とができる。
【0024】[第2の実施例]図9は、本発明の第2の
実施例を説明するための蓄積電極形成用核パターンおよ
び容量コンタクトを含むメモリセルのレイアウト図であ
る。メモリセルの構成要素をわかりやすく表示するため
図1の場合と同様に、図9(a)と図9(b)に分けて
ある。図1のものと同一参照番号の付された構成要素は
図1のものと同等の機能を有するものであるのでその詳
細な説明は省略する。図1の第1の実施例に対し図9に
示す第2の実施例では、蓄積電極形成用核パターン10
4が角度にして45°回転して配置されている。これに
より隣接する蓄積電極形成用核パターン104間の最近
接間隔が第1の実施例の場合より大きくなっている。蓄
積電極形成用核パターンは、エッチング処理により角部
が削られるがその角落ちが少ない場合であっても、本実
施例によれば、核パターン間の距離が広くなったことに
より第1の実施例の場合よりも確実に隣接電極間の短絡
を防止することができる。あるいは、円筒を第1の実施
例の二重よりも多く、すなわち三重に多重化することが
可能となる。
【0025】[第3の実施例]図10は、本発明の第3
の実施例を説明するための蓄積電極形成用核パターンお
よび容量コンタクトを含むメモリセルのレイアウト図で
ある。蓄積電極形成用核パターンの配置は3重円筒電極
の形成ができる第2の実施例と同じ配置となっている。
第2の実施例との違いは容量コンタクト103aにて素
子領域101と接触するパッド導体層109を設けた点
である。またパッド導体層109は多結晶シリコンプラ
グ120aを介して蓄積電極に接続される。図11は、
図10のA−A′線での断面図である。図11に示すよ
うに、パッド導体層109は、サイドウォール114間
に挟まれた領域からSiO2 膜113上を覆うように形
成される。この導体層が多結晶シリコンクプラグ120
aの下側に配置されているために、図3に示す第1の実
施例の場合のように深いコンタクトホールを開孔しなく
ても済み、さらに多結晶シリコンプラグ120aが形成
されるコンタクトホールに目合せずれが生じても、ワー
ド線102に接触してしまうという事故を回避できる。
すなわち、第3の実施例のようにパッド導体層109を
設けることで第1、第2の実施例に比較して製造の容易
性が増し、完成したメモリセルにおいては容量用の導電
体プラグとワード線の接触のない信頼性の高いメモリセ
ルが得られる。
【0026】[第4の実施例]図12は、本発明の第4
の実施例を説明するための蓄積電極形成用核パターンお
よび容量コンタクトを含むメモリセルのレイアウト図で
あり、図13は図12のA−A′線での断面図である。
前述までの実施例ではメモリセルの素子領域がワード線
に対して斜め向きに配置されていたが、第4の実施例で
はメモリセルの素子領域101は長方形をなしておりそ
の長辺方向がワード線102と直交するレイアウトとな
っている。このような長方形の素子領域は特に微細なパ
ターン形成で重要となるリソグラフィ技術において電子
線描画装置が用いられる場合に大きな効果を発揮する。
すなわち、電子線描画は基本的に長方形を連続的に描画
し所望なパターンを形成するため、斜め成分を有するパ
ターンでは、小さな長方形に分割して描画する必要があ
り、完全な斜めの線が得られないとともにその描画には
単純な長方形を描画する場合の約10倍の描画時間を要
してしまう。1GbDRAM以降ではその所望の最小設
計寸法を得るためには電子線描画が必須となるが、その
ためパターンは単純な長方形で構成することが望まし
い。本実施例では、この点を考慮してメモリセルを構成
するパターンから斜め方向の成分が排除されている。
【0027】長方形の素子領域101と多結晶シリコン
プラグ120aとを接続するために本実施例においても
第3の実施例と同様にパッド導体層109を用いてい
る。パッド導体層109は多結晶シリコンプラグ120
aに対して素子領域101からの引き出し線としての役
割りも果たしている。また、本実施例においては、ビッ
ト線106は、多結晶シリコンプラグ117aとその直
下に形成されたパッド導体層109aを介して素子領域
101に接続されている。本実施例においては、容量コ
ンタクト部とビット線コンタクト部を露出させること
が、メモリセル上を全面エッチバックすることで可能に
なり、第3の実施例で必要であった容量コンタクト部を
露出させるときのリソグラフィ工程を省略することが可
能になる。本実施例では、第3の実施例での多結晶シリ
コンプラグとワード線の接触が防止できる効果に加え、
ビット線コンタクト部にパッド導体層109aを設けた
ことにより多結晶シリコンプラグ117aとワード線と
の接触も防止できるようになる。また、容量コンタクト
部に設けたパッド導体層109の存在により素子領域
(図6、101)が長方形で構成されていても本発明の
主たる目的である、容量コンタクトと蓄積電極形成用核
パターンの適正な配置が可能になっている。
【0028】[第5の実施例]図14は、本発明の第5
の実施例の説明をするための、素子電極形成用核パター
ンおよび容量コンタクトを含むメモリセルのレイアウト
図であり、図15はそのA−A′線での断面図である。
前述までの実施例においては蓄積電極形成用核パターン
は完全に容量コンタクトから離れた位置に配置されてい
たが、本実施例においては蓄積電極形成用核パターン1
04はその一部が容量コンタクト103と接触するよう
に配置されている。但し、第3の従来例の場合のように
完全に蓄積電極の核パターンが完全に容量コンタクトを
覆うようにはなっていない。このように容量コンタクト
に一部接触するように蓄積電極形成用核パターンを形成
することによって、図15においてMとして示されるよ
うに、蓄積電極108と多結晶シリコンプラグ120と
の間に目合せ余裕がこれまでの実施例よりも大きく形成
できる。
【0029】これまでの実施例においては、その蓄積電
極の核パターンとして四角形、五角形のものについて説
明したが、本発明においては、蓄積電極形成用核パター
ンの中心を一様な密度に、換言すれば近接する核パター
ンまでの距離が等距離であるように配置することができ
れば、その形状は特に限定されない。しかし、核パター
ンは隣接する核パターン間の領域を最大限に確保するこ
とのできる正多角形乃至円形であることがより望まし
い。
【0030】[第6の実施例]図16は、本発明の第6
の実施例を説明するための蓄積電極形成用核パターンお
よび容量コンタクトを含むメモリセルのレイアウト図で
ある。蓄積電極形成用核パターン104の配置およびパ
ッド導電体層109を用いている点については第3の実
施例の場合と同じである(図10、図11参照)。第3
の実施例との違いは、第3の実施例では容量コンタクト
103aの直上に多結晶シリコンプラグ120aを配置
していたが、本実施例においては、パッド導電体層10
9をワード線102の上にまで延長し、そして多結晶シ
リコンプラグ120aを蓄積電極形成用核パターン10
4の直下に配置した点である。第3の実施例の場合に
は、多結晶シリコンプラグ120aがワード線間に配置
されたパッド導電体層上にあるのに対し、本実施例では
ワード線上にまで延長されたパッド導体層上に配置され
ているため、その分、図11に示された第3の実施例の
場合よりも多結晶シリコンプラグを形成するためのコン
タクトホールの深さが浅くなり、より製造上の容易性を
増している。
【0031】[第7の実施例]図17は、本発明の第7
の実施例を説明するための蓄積電極形成用核パターンお
よび容量コンタクトを含むメモリセルのレイアウト図で
ある。本実施例においては、素子領域は斜め成分をもた
ない形状となっている。他の実施例と相違する点は、ビ
ット線コンタクトの配置間隔が違っている点である。本
実施例においては、素子領域101は“凸”字状に形成
され、そしてビット線コンタクト105はその突起部分
に形成されている。この実施例同様に素子領域に斜め成
分を有しない、図12に示した第4の実施例と比較する
と、この第7の実施例ではビット線長手方向に近接する
ビット線コンタクト105の間にワード線102が2本
通っており、その間隔が約2倍になっている。そのた
め、第7の実施例では近接するビット線コンタクト間相
互の情報の干渉(電荷のリーク)を少なくすることがで
き、信頼性の高いメモリセルを得ることができる。
【0032】[第8の実施例]図18は、本発明の第8
の実施例を説明するためのメモリセル部の断面図であ
る。本実施例の平面レイアウト図は示されていないが、
これは他の実施例、例えば図1に示した第1の実施例の
ものと同様であると理解されたい。図18において、他
の実施例の部分と同等の部分には同一の参照番号が付せ
られているので重複する説明は省略するが、本実施例に
おいては、蓄積電極108は、円柱形の蓄積電極核部1
08bと、その外側に形成された円筒形の付帯構造体1
08cとによって構成されている。
【0033】これまでの実施例では、円筒型の蓄積電極
構造についてのみ説明してきたが、本発明においては、
蓄積電極形成用核パターンを利用し、その外側に付帯的
な構造体を形成することにより、素子領域と蓄積電極と
を接続することが可能であれば、その蓄積電極の形状は
円筒型のものに限定されない。キャパシタ絶縁膜がSi
2 膜とSi34 膜の積層体によって構成される場合
には、電極形状によらずに被覆性がよいため、表面積を
大きくできる円筒型蓄積電極が容量増大の観点から望ま
しいが、SiO2 膜とSi34 膜よりも薄い酸化膜換
算膜厚の得られる高誘電率膜では、被覆性は悪いが換算
膜厚では1.5〜0.5nm程度のものが形成されてい
る。この高誘電率膜を容量絶縁膜に用いる場合は、上記
の付帯構造物を含めた蓄積電極は二重の円筒形状などで
はなく単純な円柱形状の方が好ましい。
【0034】[第8の実施例の製造方法]図19(a)
〜図19(d)と図20(e)〜図20(g)は、本発
明の第8の実施例の蓄積電極108の形成方法を説明す
るための工程順の断面図である。以下、蓄積電極の形成
方法についてのみ説明することとし、蓄積電極の形成に
直接関係ない下地部分についての図示および説明は省略
する。ビット線(図示なし)上にSiO2 膜からなる第
2層間絶縁膜118を形成し、素子領域に到達する多結
晶シリコンプラグ120を形成した後〔図19
(a)〕、第2層間絶縁膜118上に、化学気相成長法
もしくはスパッタリング法を用いてタングステン(W)
膜130を形成し、続いてその上に化学気相成長法によ
りSiO2 膜131を形成した〔図19(b)〕。
【0035】次に、図1(a)に示した蓄積電極形成用
核パターン104にパターニングされたレジスト膜13
2を形成しこれをマスクとしてSiO2 膜131をエッ
チングしてレジスト膜132のパターンをSiO2 膜1
31に転写する〔図19(c)〕。この後レジスト膜1
32を除去し、SiO2 膜131をマスクとしてタング
ステン膜130をドライエッチング法を用いてエッチン
グし、蓄積電極核部108bを形成した〔図19
(c)〕。次に、化学気相成長法を用いてタングステン
膜133を全面に成長させ〔図20(e)〕、続いて、
エッチバック処理を施して、蓄積電極核部108bの側
壁のみにタングステン膜を残存させて、付帯構造体10
8cを形成した〔図20(f)〕。さらに、エッチバッ
クを行って蓄積電極核部108b上のSiO2 膜131
を除去した〔図20(g)〕。このとき第2層間絶縁膜
118も膜減りするがデバイスの動作上特に問題はな
い。この後、キャパシタを形成するために、キャパシタ
絶縁膜を形成するのであるがその絶縁膜材料としては1
Gb以降のDRAMに対応できるようにするには、蓄積
電極の表面積の減少を補償することのできるTa25
やBST(BaX Sr1-X TiO3 )、SBT(SrB
2 Ta29 )などの高誘電率膜を用いることが望ま
しい。
【0036】[第9の実施例]図21は、本発明の第9
の実施例を説明するためのメモリセル部の断面図であ
る。本実施例の平面レイアウト図は示されていないが、
これは他の実施例、例えば図1に示した第1の実施例の
ものと同様であると理解されたい。本実施例のメモリセ
ルは、二重円筒型蓄積電極ではないが、蓄積電極核部1
08dの外周に付帯構造体として円筒部分108eを設
けた1.5重円筒型の蓄積電極を有している。この蓄積
電極の構造では二重円筒型蓄積電極よりその容量値の増
大効果は少ないが、前に説明した二重円筒型蓄積電極の
場合のように小さな円筒構造がないため構造的な強度が
強くなっている。キャパシタ絶縁膜の材料として、Ta
2 5 などの誘電率の高い材料を使用する場合、プレー
ト電極107としてTiN膜やWN膜が用いられるが、
このような電極材料は従来広く用いられていた多結晶シ
リコンに比較して応力が大きくなるため、蓄積電極とし
ては高い構造的強度が求められ、1.5重円筒型の構造
はこの目的に適っている。図4に、本実施例のスタック
電極の高さとセル容量との関係が示されている。本実施
例によれば、0.7μmの電極高さで、1GbDRAM
に必要な30fFを確保することができる。
【0037】[第9の実施例の製造方法]次に、図22
(a)〜(d)、図23(e)〜(h)を参照して本実
施例の1.5重の円筒を有した蓄積電極の形成工程につ
いて説明する。ビット線(図示なし)上を覆う第2層間
絶縁膜118を堆積しその上にSi34 膜119を形
成し、素子領域に到達する多結晶シリコンプラグ120
を形成した後〔図22(a)〕、n型不純物を含む多結
晶シリコン膜135を堆積した〔図22(b)〕。次い
で、図1(a)等に示した蓄積電極形成用核パターンの
パターンを有するレジスト膜136を形成し、これをマ
スクに反応性イオンエッチング法を用いて、多結晶シリ
コン膜135を凸型の形状に加工した〔図22
(c)〕。レジスト膜136を除去し、化学気相成長法
により全面にSiO2 膜137を堆積し〔図22
(d)〕、エッチバック処理を行って、SiO2 膜13
7を多結晶シリコン膜135の側壁部のみに残した〔図
23(e)〕。
【0038】次いで、化学気相成長法によりSiO2
137の側面を含む全面にn型不純物を含む多結晶シリ
コン膜138を堆積した〔図23(f)〕。次に、エッ
チバック処理を行って、多結晶シリコン膜138と多結
晶シリコン膜135の一部を除去し、それぞれを円筒部
分108eと蓄積電極核部108dに加工し、Si34
膜119の表面を露出させた〔図23(g)〕。その
後、SiO2 膜137をHFを主成分とする水溶液でエ
ッチング除去して1.5重円筒型の蓄積電極108を形
成した〔図23(h)〕。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体記
憶装置は、ビット線上の層間絶縁膜上に形成されるセル
キャパシタの蓄積電極が一様の密度に配置されるように
したものであるので、蓄積電極間の距離を最大に確保す
ることが可能になり、従来の蓄積電極配置構造では一重
の円筒を形成することが限界である程度にセルが微細化
された場合であっても1.5重乃至多重円筒型の蓄積電
極を形成することが可能になる。したがって、本発明に
よれば、1Gb級以上のDRAMであっても多重円筒型
のキャパシタを形成することができるようになり、大容
量の半導体記憶装置に対して必要な蓄積容量を確保する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の平面レイアウト図。
【図2】本発明の第1の実施例の蓄積電極形成後の平面
レイアウト図。
【図3】本発明の第1の実施例の断面図。
【図4】従来例と対比した本発明の効果を説明する、ス
タックト電極の高さとセル容量との関係を示すグラフ。
【図5】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの工程順断面図の一部。
【図6】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの、図5の工程に続く工程での工程順断面図の一部。
【図7】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの、図6の工程に続く工程での工程順断面図の一部。
【図8】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの、図7の工程に続く工程での工程順断面図。
【図9】本発明の第2の実施例の平面レイアウト図。
【図10】本発明の第3の実施例の平面レイアウト図。
【図11】本発明の第3の実施例の断面図。
【図12】本発明の第4の実施例の平面レイアウト図。
【図13】本発明の第4の実施例の断面図。
【図14】本発明の第5の実施例の平面レイアウト図。
【図15】本発明の第5の実施例の断面図。
【図16】本発明の第6の実施例の平面レイアウト図。
【図17】本発明の第7の実施例の平面レイアウト図。
【図18】本発明の第8の実施例の断面図。
【図19】本発明の第8の実施例の製造方法を説明する
ための工程順断面図の一部。
【図20】本発明の第8の実施例の製造方法を説明する
ための、図5の工程に続く工程での工程順断面図。
【図21】本発明の第9の実施例の断面図。
【図22】本発明の第9の実施例の製造方法を説明する
ための工程順断面図の一部。
【図23】本発明の第9の実施例の製造方法を説明する
ための、図5の工程に続く工程での工程順断面図。
【図24】第1の従来例の平面レイアウト図。
【図25】第1の従来例の断面図。
【図26】第2の従来例の平面レイアウト図。
【図27】第2の従来例の断面図。
【図28】第3の従来例の製造方法を示す工程順断面
図。
【図29】第3の従来例の斜視図。
【符号の説明】
101、201、301 素子領域 102、202、302 ワード線 103、103a、203、303 容量コンタクト 104 蓄積電極形成用核パターン 105、205、305 ビット線コンタクト 106、206、306 ビット線 107、207、307 プレート電極 108、208、308 蓄積電極 108a、108e 円筒部分 108b、108d 蓄積電極核部 108c 付帯構造体 109、109a パッド導体層 110 p型シリコン基板 111、211、311 素子分離酸化膜 112、212、312 ゲート絶縁膜 113、125、127、131、137 SiO2 膜 114 サイドウォール 115 n型不純物拡散層 116、216、316 第1層間絶縁膜 117、117a、120、120a 多結晶シリコン
プラグ 118、218、318 第2層間絶縁膜 119 Si34 膜 121、221、321 キャパシタ絶縁膜 122、124、126、128、135、138 多
結晶シリコン膜 130、133 タングステン膜 132、136 レジスト膜 210、310 半導体基板 215、315 不純物拡散層 401 セルトランジスタ 402 ビット線 403 層間絶縁膜 404 容量コンタクト 405 多結晶シリコン膜 406 第1パターン 407 第1側壁スペーサ 408 第2パターン 409 第2側壁スペーサ 410 二重円筒型蓄積電極 411 キャパシタ絶縁膜 412 プレート電極
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/108 H01L 21/8242

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビット線とこれに交差する複数の
    ワード線とが半導体基板上に形成され、メモリセルトラ
    ンジスタを構成する一対の不純物拡散層の一方がビット
    線に接続され、他方が、該他方の不純物拡散層表面に存
    在する容量コンタクトを介して、ビット線を覆う層間絶
    縁膜上に形成されたセルキャパシタに接続されている半
    導体記憶装置において、前記セルキャパシタの蓄積電極
    が蓄積電極形成用核パターンを中心として形成され、該
    蓄積電極形成用核パターンは 前記容量コンタクト上
    には存在していない、 その一部が前記容量コンタクトと接触しているが該容
    量コンタクト上の全面は覆っていない、 の2条件の内一方を満たしており 、かつ、前記セルキャ
    パシタの蓄積電極の中心点は、他の近接する4つのセル
    キャパシタの蓄積電極の中心点からほぼ等距離の位置に
    存在していることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記セルキャパシタの蓄積電極の底面形
    状は、正多角形ないし円形であることを特徴とする請求
    項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記セルキャパシタの蓄積電極は、前記
    蓄積電極形成用核パターンの外側に形成された少なくと
    も1個の円筒形導電体を有しており、その形状は、円柱
    状、円筒状、円柱状と円筒状の組合せ、または、多重円
    筒状をなしていることを特徴とする請求項1記載の半導
    体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記蓄積電極と前記ビット線は、それぞ
    れ、前記不純物拡散層に接触する導電体プラグ、また
    は、前記不純物拡散層に接触するパッド導体層および層
    間絶縁膜内に形成された導電体プラグを介して前記不純
    物拡散層と接続されることを特徴とする請求項1記載の
    半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 (1)素子領域が画定された半導体基板
    上に複数のワード線を形成し、これをマスクとして前記
    素子領域内に不純物をドープして複数の第1および第2
    の不純物拡散層を形成する工程と、 (2)第1の層間絶縁膜を形成し、前記第1の不純物拡
    散層に接続されたビット線を形成する工程と、 (3)第2の層間絶縁膜を形成し、その内部に前記第2
    の不純物拡散層表面に存在する容量コンタクトを介して
    前記第2の不純物拡散層に接続された導電体プラグを形
    成する工程と、 (4)前記第2の層間絶縁膜上に、導電体層を形成し、
    その上に蓄積電極形成用の柱状核パターンを、前記容量コンタクト上には存在していない、 その一部が前記容量コンタクトと接触しているが該容
    量コンタクト上の全面は覆っていない、 の2条件の内一方を満たす ようにしつつ、他の直近の蓄
    積電極形成用の柱状核パターンからの中心間距離がほぼ
    等距離となる位置に形成する工程と、 (5)導電体膜の堆積とそのエッチバックにより各前記
    柱状核パターンの外側に筒状の導電体膜を形成し、所望
    によりその外側に、1乃至複数対の筒状の絶縁膜と筒状
    の導電体膜とを形成する工程と、 (6)前記柱状核パターン、または、前記柱状核パター
    ンおよび前記筒状の絶縁膜をエッチング除去して、1乃
    至多重の筒状導電体膜を有し、前記導電体プラグと接続
    する蓄積電極を形成する工程と、 (7)前記蓄積電極上にキャパシタ絶縁膜およびプレー
    ト電極とを形成する工程と、 を有することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 (1)素子領域が画定された半導体基板
    上に複数のワード線を形成し、これをマスクとして前記
    素子領域内に不純物をドープして複数の第1および第2
    の不純物拡散層を形成する工程と、 (2)第1の層間絶縁膜を形成し、その上に前記第1の
    不純物拡散層に接続されたビット線を形成する工程と、 (3)第2の層間絶縁膜を形成し、その内部に前記第2
    の不純物拡散層表面に存在する容量コンタクトを介して
    前記第2の不純物拡散層に接続された導電体プラグを形
    成する工程と、 (4)前記第2の層間絶縁膜上に、導電体層を形成し、
    その上に導電体からなる蓄積電極形成用の柱状核パター
    ンを、前記容量コンタクト上には存在していない、 その一部が前記容量コンタクトと接触しているが該容
    量コンタクト上の全面は覆っていない、 の2条件の内一方を満たす ようにしつつ、他の直近の蓄
    積電極形成用の柱状核パターンからの中心間距離がほぼ
    等距離となる位置に形成する工程と、 (5)絶縁膜の堆積とそのエッチバックおよび導電体膜
    の堆積とそのエッチバックを1乃至複数回行うことによ
    り、各前記柱状核パターンの外側に1乃至複数対の筒状
    の絶縁膜と筒状の導電体膜とを形成する工程と、 (6)前記筒状の絶縁膜をエッチング除去して、導電体
    からなる蓄積電極形成用の柱状核パターンと1乃至多重
    の筒状導電体膜とを有し、前記導電体プラグと接続する
    蓄積電極を形成する工程と、 (7)前記蓄積電極上にキャパシタ絶縁膜およびプレー
    ト電極とを形成する工程と、 を有することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 (1)素子領域が画定された半導体基板
    上に複数のワード線を形成し、これをマスクとして前記
    素子領域内に不純物をドープして複数の第1および第2
    の不純物拡散層を形成する工程と、 (2)第1の層間絶縁膜を形成し、その上に前記第1の
    不純物拡散層に接続されたビット線を形成する工程と、 (3)第2の層間絶縁膜を形成し、その内部に前記第2
    の不純物拡散層表面に存在する容量コンタクトを介して
    前記第2の不純物拡散層に接続された導電体プラグを形
    成する工程と、 (4)前記第2の層間絶縁膜上に、導電体からなる蓄積
    電極形成用の柱状核パターンを、前記容量コンタクト上には存在していない、 その一部が前記容量コンタクトと接触しているが該容
    量コンタクト上の全面は覆っていない、 の2条件の内一方を満たす ようにしつつ、他の直近の蓄
    積電極形成用の柱状核パターンからの中心間距離がほぼ
    等距離となる位置に形成する工程と、 (5)導電体膜の堆積とそのエッチバックにより各前記
    柱状核パターンの外側に筒状の導電体膜を形成し、該筒
    状の導電体膜を介して前記導電体プラグに接続された蓄
    積電極を形成する工程と、 (6)前記蓄積電極上にキャパシタ絶縁膜およびプレー
    ト電極とを形成する工程と、 を有することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
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