JPH1140765A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH1140765A
JPH1140765A JP9190802A JP19080297A JPH1140765A JP H1140765 A JPH1140765 A JP H1140765A JP 9190802 A JP9190802 A JP 9190802A JP 19080297 A JP19080297 A JP 19080297A JP H1140765 A JPH1140765 A JP H1140765A
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JP
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connection hole
capacitor
upper electrode
capacitor upper
electrode
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JP9190802A
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Yoshiaki Fukuzumi
嘉晃 福住
Hirosuke Koyama
裕亮 幸山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor

Abstract

(57)【要約】 【課題】第1の目的は、深さの異なる複数の接続孔に対
して各々適性なオーバーエッチング量を与えることによ
り開口工程の最適化を行う半導体記憶装置の製造方法及
び不要なエッチングダメージを回避した半導体記憶装置
を提供することであり、第2の目的は、上記手段により
接続孔開口工程におけるキャパシタ上部電極の電気的変
位を回避することで、キャパシタ誘電体膜への損傷を低
減し、歩留まりと信頼性の高い半導体記憶装置及びその
製造方法を提供することである。 【解決手段】キャパシタを有する半導体記憶装置におい
て、キャパシタ上部電極上に開口する層間絶縁膜の接続
孔の少なくとも下部付近をイオンの衝突のないエッチン
グにより開口し、それ以外の接続孔は異方性エッチング
で開口するものである。さらには、前記キャパシタ上部
電極上に開口する層間絶縁膜の接続孔を介して接続され
る導電層(配線層)に対して保護ダイオードを接続する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度な半導体記
憶装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置の高集積化に伴
い、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)
等の半導体記憶装置においては、微細化に伴い電荷を蓄
積するキャパシタの面積が縮小され、その容量が減少す
る傾向にある。キャパシタ容量が減少すると、特にDR
AMにおいては、センスアンプの読み出し特性の劣化や
α線により発生した電子−正孔対がキャパシタ蓄積電極
に影響を及ぼし記憶データが破壊される、いわゆるソフ
トエラーが大きな問題となってくる。これらの問題点を
改善する為には、キャパシタ容量を増加することが試み
られており、キャパシタ蓄積電極に接続されている拡散
層の接合面積を低減し、α線誘起電荷の収集効率を低く
することでソフトエラー耐性を高めることが有効な手段
である。これらの要求を同時に満たす為、従来からの拡
散層自体をキャパシタ蓄積電極(ストレージノード電
極)として用いたキャパシタ構造に代えて、キャパシタ
蓄積電極(ストレージノード電極)を半導体基板上に積
み上げるように形成するスタックト・キャパシタ(Stac
ked Capacitor )構造を有するスタックトタイプの半導
体記憶装置が考案され、さらにキャパシタ面積を確保す
るために、ビット線層より上部にキャパシタ構造を形成
したCOB(Capacitor Over Bitline)構造のDRAM
が、16MビットDRAMの世代より実用化されてい
る。
【0003】ビット線上にキャパシタ蓄積電極(ストレ
ージノード電極)が形成されているスタックトタイプの
セル構造の半導体記憶装置は、例えば文献「H.K.Kang e
t al. "Highly Manufacturable Process Technology fo
r Reliable 256 Mbit and 1Gbit DRAMs" IEDM Technica
l Digest p635 (1994) 」に開示されている。
【0004】以下、第18図を用いて詳細に説明する。
図中MCはメモリーセルが形成されているメモリーセル
領域、PCは周辺回路領域を示している。従来のCOB
構造のスタックト・キャパシタを有するDRAMは、半
導体基板1のメモリーセル領域に形成された素子分離領
域2と、素子分離領域2に挟まれた能動領域において半
導体基板1の主表面上のゲート絶縁膜3を介して所定の
位置に形成されたゲート電極(ワード線)4aと、半導
体基板1の主表面上の第2導伝型の所定の領域に形成さ
れた第1導伝型のソース/ドレイン領域5aと、素子分
離領域2上に形成されたワード線(ゲート電極)4b
と、ゲート電極(ワード線)4a,4bを覆う絶縁膜6
と、ゲート電極(ワード線)4aから見て一方のソース
/ドレイン領域5aと埋め込み電極7を介して接続され
たキャパシタ蓄積電極(ストレージノード電極)13
と、もう一方のソース/ドレイン領域5aと埋め込み電
極7を介して接続されたビット線10aと、前記キャパ
シタ蓄積電極(ストレージノード電極)13上にキャパ
シタ誘電体膜14を介して形成されたキャパシタ上部電
極(セルプレート)15a,15b(15a,15bは
同一層)と、周辺回路領域においてキャパシタ上部電極
(セルプレート)15bと層間絶縁膜16を介して埋め
込み電極20により接続された導電層(第1の配線層)
23bとを備えている。ここで上記ゲート絶縁膜3とゲ
ート電極(ワード線)4aとソース/ドレイン領域5a
によりトランジスタTRが形成されている。この図に示
されるように、COB構造のスタックト・キャパシタD
RAMにおいてはビット線はキャパシタ蓄積電極(スト
レージノード電極)13より下層に形成されている。
【0005】次に、このような構造の半導体記憶装置の
製造方法を説明する。本発明は、従来例に係るものとし
ては、主にキャパシタ上部電極(セルプレート)15
a,15b形成後が重要であるので、キャパシタ上部電
極(セルプレート)15a,15b前の工程は図19〜
24を用いて簡略的に説明する。
【0006】図19に示す様に、P型の半導体基板1の
メモリーセル領域における主表面上に、LOCOS(Loc
alized Oxidation Of Silicon)法による素子分離領域2
を形成したのち、図20に示す様にゲート酸化膜3,ゲ
ート電極(ワード線)4a,4b,N型ソース/ドレイ
ン領域5a,ゲート電極(ワード線)4a,4bを覆う
絶縁膜6を順次形成し、導電性膜を被膜して埋め込み電
極7を自己整合的に形成する。
【0007】次に層間絶縁膜8を被膜しこれに接続孔9
aを形成し、タングステン(W)からなるビット線10
aを形成する。次に図21に示すように層間絶縁膜11
を被膜し、層間絶縁膜11及び8に接続孔12を形成
し、例えば特開平7−273215号公報の従来例に開
示されている方法等によりキャパシタ蓄積電極(ストレ
ージノード電極)13,キャパシタ誘電体膜14,キャ
パシタ上部電極(セルプレート)15a,15bを順次
形成する。
【0008】次に図22に示す様に、キャパシタ上部電
極(セルプレート)15a,15bまで形成した後、層
間絶縁膜16を堆積し、CMP(Chemical Mechanical
Polishing :化学的機械研磨)法を用いて層間絶縁膜1
6の上面を平坦に研磨する。
【0009】次に、キャパシタ上部電極(セルプレー
ト)15a,15bと外部との電気的接続を得る為に、
エッチング技術としてRIE(Reactive Ion Etching)
法により接続孔17を形成し、Ti/TiNの積層膜か
らなるバリアメタル層18とタングステン(W)等の導
電層19を接続孔17の内部及び層間絶縁膜16上に堆
積する。次に、層間絶縁膜16をストッパーとしてCM
P法を施すことにより、埋め込み電極20を形成する。
【0010】次に図23に示す様に、バリアメタル層2
1とアルミニウム等の導電層22により導電層(配線
層)23a,23bを形成する。次に図24に示す様に
層間絶縁膜24を堆積し、所望の位置に接続孔25を形
成し、バリアメタル層26とアルミニウム等の導電層2
7を堆積し、導電層(配線層)28を形成する。次に、
図示されていないが保護膜29を形成し、パット電極部
の保護膜29を開口し、半導体記憶装置を完成する。以
上、上部電極上の接続孔を開口する時にも異方性のエッ
チングつまりRIE(Reactive Ion Etching)法が用い
られていた。
【0011】この様に、従来の半導体記憶装置及びその
製造方法では、例えば導電層(第1の配線層)23bと
キャパシタ上部電極(セルプレート)15b間の接続孔
17と、導電層(第1の配線層)23bの同一層とビッ
ト線10aの同一層間の図示されていない接続孔等、深
度の異なる複数の接続孔に対して同一の方法で同時に接
続孔を開口する為、深度の浅い接続孔に対しては、所望
のオーバーエッチングが施された後もなお加速イオンの
衝撃を受け、それは深度の最も深い接続孔に対する所望
のオーバーエッチングが終了する迄続く。この接続孔開
口工程の過程では、キャパシタ上部電極(セルプレー
ト)15a,15bは電気的に浮遊している為、電荷が
蓄積されやすい状態にある。加速イオンの衝突は一方の
電極の電位の変動につながり、キャパシタ上部電極(セ
ルプレート)15a,15bとキャパシタ蓄積電極(ス
トレージノード電極)13間に電位差を発生させ、その
結果キャパシタ誘電体膜14に静電破壊等の損傷を与え
るという問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、深さの異なる複数の接続孔に対して各々適性なオー
バーエッチング量を与えることにより開口工程を最適化
するという、半導体記憶装置の製造方法及び不要なエッ
チングダメージを回避した半導体記憶装置を提供するこ
とであり、本発明の第2の目的は、上記手段により接続
孔開口工程におけるキャパシタ上部電極(セルプレー
ト)の電気的変位を回避することで、キャパシタ誘電体
膜への損傷を低減し、歩留まりと信頼性の高い半導体記
憶装置及びその製造方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決すべくなされたもので、キャパシタを有する半導体
記憶装置において、キャパシタ上部電極(セルプレー
ト)を共通電位にとりキャパシタ蓄積電極を記憶ノード
とするものについて、キャパシタ上部電極(セルプレー
ト)上の層間絶縁膜に開口する接続孔の少なくとも下部
付近をイオンの衝突のないエッチングにより開口し、そ
れ以外の接続孔は異方性エッチングで開口するものであ
る。さらには、前記キャパシタ上部電極(セルプレー
ト)上に開口する層間絶縁膜の接続孔を介して接続され
る導電層(配線層)に対して保護ダイオードを接続する
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例についてD
RAMを例に図1〜図17を参照して説明する。各図面
は、本発明のスタックト・タイプの半導体記憶装置の断
面図を示し、図中MCはメモリーセルが集積されている
領域、PCは周辺回路等が形成されている領域を示して
いる。また、TRはメモリーセルを構成するトランジス
タを示し、DDは周辺回路領域に形成されたダイオード
を示している。
【0015】図1は、本発明の第1の実施例に係るスタ
ックト・キャパシタを有するDRAMの断面構造図であ
る。第1実施例の特徴は、キャパシタ上部電極(セルプ
レート)15bと導電層(第1の配線層)23bを接続
する接続孔30が、ウェットエッチング若しくはCDE
(Chemical Dry Etching)等の、加速イオンの衝突がな
くキャパシタ上部電極(セルプレート)15bに電気的
変位を与えない等方性エッチングを用いて形成されてい
る為、等方的な開口部を持つ接続孔30を有しているこ
と、及びキャパシタ上部電極15bがキャパシタ保護ダ
イオードDDを介して半導体基板1と電気的に接続され
ていることである。
【0016】図2〜図7は、図1に示した第1実施例に
係るDRAMの製造方法に係る各工程段階の断面構造図
である。これらの図を参照して従来例との差違を説明す
る。従来例の工程に沿ってメモリーセル領域の工程を施
す際、それと平行して第1の実施例では以下の様に周辺
回路領域の工程を施す。
【0017】まず、図2に示す様に、例えばP型の半導
体基板1の主表面上において、メモリーセル領域だけで
なく周辺回路領域の所定位置にもLOCOS法による素
子分離領域2を形成する。
【0018】次に、図3に示す様に、メモリーセル領域
に熱酸化によるゲート酸化膜3及びゲート電極(ワード
線)4a,4bを形成した後、N型ソース/ドレイン領
域5aを形成する際、周辺回路領域にも前記素子分離領
域2に挟まれた能動領域にイオン注入法によりN型領域
5bを形成する。その後メモリーセル領域においてゲー
ト電極(ワード線)4a,4bを覆う絶縁膜6を形成し
た後、埋め込み電極7を自己整合的に形成し、層間絶縁
膜8を被膜し、これに接続孔9aを形成して、ビット線
10aを形成するが、前記ビット線10aを形成する
際、周辺回路領域にも導電層(第2の配線層)10bを
形成する。
【0019】次に図4に示す様に、従来例と同様の方法
で、層間絶縁膜11を被膜して、層間絶縁膜11に接続
孔12を形成し、キャパシタ蓄積電極(ストレージノー
ド電極)13,キャパシタ誘電体膜14,キャパシタ上
部電極(セルプレート)15a,15bを順次形成す
る。
【0020】次に図5に示す様に層間絶縁膜16を被膜
して、層間絶縁膜16に接続孔17を形成し、バリアメ
タル層18及びタングステン(W)からなる埋め込み電
極20を形成する。
【0021】ここで従来例と異なるのは、埋め込み電極
20をキャパシタ上部電極(セルプレート)15b上に
開口する事を避ける為に、例えばビット線10a形成時
に形成される導電層(第2の配線層)10b上に形成さ
れることである。
【0022】次に、図6に示す様にキャパシタ上部電極
(セルプレート)15bへの接続孔30開口の為のリソ
グラフィを施した後、本実施例では例えばウェットエッ
チング若しくはCDE等、反応性イオンの衝突のない等
方性エッチングを用いて接続孔30を形成し、従来例と
同様バリアメタル層21を堆積した後、アルミニウム等
の導電層22を堆積し、通常のリソグラフィー法とエッ
チング技術(RIE)を用いて導電層(第1の配線層)
23bをキャパシタ上部電極(セルプレート)15bと
埋め込み電極20が電気的に接続する様に形成する。
【0023】以降の図7の工程は従来例と同じである。
この様に、第1の実施例における第1の効果は、深さ等
が異なる複数の接続孔の形成手段として、等方性エッチ
ングと異方性エッチングを接続毎に使い分けることで、
各々適正なオーバーエッチング量を与えることを可能と
するものである。
【0024】また第2の効果は、導電層(第1の配線
層)23bとキャパシタ上部電極(セルプレート)15
bの接続の為に層間絶縁膜16に開口する接続孔30
を、加速イオンの衝突がなくキャパシタ上部電極(セル
プレート)15bに電気的変位を与えない等方性エッチ
ングを用いて形成することにより、キャパシタ上部電極
(セルプレート)15a の電気的変位に伴うキャパシタ
特性の劣化を防ぐことができる。さらに、ウェットエッ
チングを適用した場合、ドライエッチングに比べ下地膜
に対する選択比が高いので、オーバーエッチング量のプ
ロセスばらつきが生じた場合にもダメージが少ない。
【0025】また第3の効果は、キャパシタ上部電極
(セルプレート)15bをキャパシタ保護ダイオードD
Dを介して半導体基板1と電気的に接続することによ
り、接続孔25の開口工程を含むこれ以降の異方性エッ
チングにより、例えば図7の接続孔25開口時の下地で
ある導電層(第1の配線層)23bが加速イオンの衝突
の電気的影響を受けても、保護ダイオードDDは降伏電
圧より高電位になった場合ブレークダウンし、キャパシ
タ上部電極(セルプレート)15b〜半導体基板1間に
キャリアのパスが形成され、拡散層を通じて余分な電荷
が半導体基板中に開放される為、やはりキャパシタ上部
電極(セルプレート)15aの電気的変位に伴うキャパ
シタ特性の劣化を防ぐことができる。上記により、接続
孔25の開口工程を含むこれ以降の接続孔或いは配線の
形成工程には、キャパシタ上部電極(セルプレート)1
5aの電気的変位の問題を懸念することなく通常の異方
性エッチング(RIE)を適用すことが可能となる。
【0026】また第4の効果は、エッチング技術を使い
分けることで、各接続孔に要求される微細化,埋め込み
特性,電気的特性に応じた最適化を可能とするものであ
る。つまり、近年の半導体記憶装置における接続孔は、
狭い間隔で微細な開口径を必要とする為、異方性エッチ
ングが適しているが、上部電極上の層間絶縁膜に開口す
る上部電極に対する接続孔のように多くのビット情報に
影響する重要な接続孔は、より確実に開口する必要があ
る為、上記のように等方性エッチング技術を用いること
で接続孔のアスペクト比を小さくし、良好な埋め込み特
性を得るものである。第一の実施例の場合、前者の微細
な開口径を有する接続孔に対しては、例えばタングステ
ン(W)の様に良好な埋め込み特性を持った導電体を、
また後者の等方性エッチングで開口した、より確実な電
気的接続特性が要求される接続孔に対しては、例えばア
ルミニウム(Al)の様に低抵抗率の特性に優れた導電
体を埋め込む事で微細化と埋め込み特性及び電気的特性
の最適化を計ることが可能となる。
【0027】次に、第2の実施例について、第8図を参
照して説明する。図8は、本発明の第2の実施例に係る
スタックト・キャパシタを有するDRAMの断面構造図
である。
【0028】第2の実施例の特徴は、キャパシタ上部電
極(セルプレート)15a,15b上に形成される層間
絶縁膜と配線が埋め込み配線の構造を取っていることで
ある。キャパシタ上部電極(セルプレート)15bと導
電層(第1の配線層)23bに挟まれた層間絶縁膜16
が等方的な開口部を持つ接続孔30を有していること、
及びキャパシタ上部電極(セルプレート)15bがキャ
パシタ保護ダイオードDDを介して半導体基板1と電気
的に接続されていることは第1の実施例と同様である。
【0029】図9〜図12は、図8に示した第2の実施
例に係るDRAMの製造方法に係る各工程段階の断面構
造図である。図9に至る工程は第1の実施例における図
5迄と同じである。
【0030】以降、埋め込み配線工程を施す。つまり、
図10に示した様に層間絶縁膜31を被膜する。第1の
実施例とは異なり、この段階では、まだキャパシタ上部
電極(セルプレート)15b上への接続孔30は形成さ
れていない。次に配線溝32を、通常のリソグラフィー
法とエッチング技術(RIE)を用いて形成する。この
時、配線溝32の深度は少なくとも層間絶縁膜31の膜
厚よりも深くし、既に形成されている埋め込み電極20
の上面が露出するようにする。
【0031】次に、図11においてキャパシタ上部電極
(セルプレート)15bへの接続孔30開口の為のリソ
グラフィを施した後、第1の実施例と同様、例えばウェ
ットエッチング若しくはCDE等、反応性イオンの衝突
のない等方性エッチングを用いて接続孔30を形成す
る。
【0032】尚、一般の埋め込み配線工程においては、
上記配線溝と接続孔の形成工程順は任意であるが、第2
の実施例においては、接続孔を先に開口してしまうと、
次に施される配線溝の工程はキャパシタ上部電極(セル
プレート)がRIEにより反応性イオンの衝突を受けて
しまう為、上記の順に施されなければならない。
【0033】次に、バリアメタル層21を堆積した後、
導電層(アルミニウム)22を堆積し、リフローした
後、層間絶縁膜31をストッパーとしてCMPを行い、
導電層(配線層)23a,23bを形成する。この時、
キャパシタ上部電極(セルプレート)15bと保護ダイ
オードDDとが電気的に接続される。
【0034】次に図12に示す様に層間絶縁間24を堆
積し、リソグラフィー法とエッチング技術(RIE)を
用いて第2の埋め込み導電層(配線層)となる配線溝3
3及び接続孔25を形成する。次に、バリアメタル層2
6を堆積した後、さらに導電層27を堆積しリフローし
た後、層間絶縁膜24をストッパーとしてCMPを行
い、第2の埋め込み導電層である配線層34を形成す
る。
【0035】この様に、第2の実施例が第1の実施例と
異なる点は、埋め込み配線工程を適用することであり、
図9における埋め込み電極20を形成した後、層間絶縁
膜31を堆積し、第1の埋め込み導電層(配線層)が埋
め込まれる配線溝32を形成してから、加速イオンの衝
突のない等方性エッチングを用いてキャパシタ上部電極
(セルプレート)15bへの接続孔30を形成した後に
導電層22を堆積してCMPを施すことによりキャパシ
タ上部電極(セルプレート)15bと保護ダイオードD
Dを電気的に接続することが特徴である。
【0036】上記の工程により、第2の実施例では、前
述の第1の実施例における第1,第2,第3の効果に加
えて優れた平坦性の効果が得られ、また埋め込み導電層
(第1の配線層)23bの内部を導電層22で確実に埋
め込むことにより、信頼度の高い電気的な接続性を確保
することが出来る。この為、半導体記憶装置の高集積化
に伴い微細化が進んでも、所望の導電層を接続孔を介し
て確実に電気的に接続することができるため、歩留まり
と信頼性の高い半導体記憶装置とその製造方法を提供す
ることが可能である。
【0037】次に、本発明の第3の実施例について、第
13図を参照して説明する。図13は、第3の実施例に
係るスタックト・キャパシタを有するDRAMの断面構
造図である。
【0038】第3の実施例の特徴は、キャパシタ上部電
極(セルプレート)15bと導電層(第1の配線層)2
3b間の層間絶縁膜16の下部付近が、ウェットエッチ
ング若しくはCDE等の加速イオンの衝突がなくキャパ
シタ上部電極(セルプレート)15bに電気的変位を与
えない等方性エッチングにより形成され、上部付近が異
方性エッチングにより形成されていることである。キャ
パシタ上部電極(セルプレート)15bがキャパシタ保
護ダイオードDDを介して半導体基板1と電気的に接続
されていることは第1の実施例と同様である。
【0039】図14〜図17は、図13に示した第3の
実施例に係るDRAMの製造方法に係る各工程段階の断
面構造図である。図14に至る工程は、第1の実施例に
おける図5迄と同じである。
【0040】次に図15に示す様に、キャパシタ上部電
極(セルプレート)15bへの接続孔30開口の為のリ
ソグラフィを施した後、本実施例では、上部付近を異方
性エッチングにより形成する。
【0041】次に図16に示す様に下部付近をウェット
エッチング若しくはCDE等、反応性イオンの衝突のな
い等方性エッチングを用いて形成し、従来例と同様、T
i/TiNの積層膜からなるバリアメタル層35を堆積
した後、タングステン(W)等の導電層36を堆積し、
CMPにより埋め込み電極37を形成する。 次に第一
の実施例と同様、導電層(第1の配線層)23bをキャ
パシタ上部電極(セルプレート)15bと埋め込み電極
20が電気的に接続する様に形成する。以降の工程は従
来例と同じである。以上説明した第3の実施例において
も、第1の実施例における第1,第2,第3の効果と同
様の効果を得る事ができる。
【0042】尚、第3の実施例においては、図4の工程
後の上部電極(セルプレート)15b上に薄い窒化膜を
形成し、これを接続孔17の上部を異方性エッチングす
る際のエッチングストッパーとして用い,さらに上記薄
い窒化膜のみを選択的に等方性エッチングすることで、
別々に行われていた接続孔17開口用と接続孔30開口
用のリソグラフィ工程,バリアメタル層の堆積工程,タ
ングステン(W)の積層工程及びCMP工程が共通化で
き、これらの工程を減らす事が可能となる。この際、増
える工程は窒化膜の被膜工程とRIE工程のみである。
上記窒化膜の形成手段は、例えば図4の工程後に上部電
極(セルプレート)15b上に例えば薄い窒化膜を堆積
し、リソグラフィとRIEにより窒化膜を加工し、窒化
膜をマスクとして上部電極(セルプレート)15bのR
IEを施すものである。また、上記の接続孔17開口と
接続孔30開口の共通化工程において、リソグラフィ後
のRIE時には、接続孔30下部の上部電極(セルプレ
ート)15bは上記窒化膜に保護される為ダメージを受
けず、尚且つその後のウェットエッチングを、窒化膜が
選択的にエッチングされて酸化膜がエッチングされない
条件で行う事により上記工程の共通化を可能とするもの
である。
【0043】以上、第1,第2及び第3の実施例におけ
るキャパシタ上部電極(セルプレート)15a,15b
及びキャパシタ蓄積電極(ストレージノード)13は、
Ru,Pt,Re,Os,Rh,Ir及びこれらの酸化
物,あるいはこれらの合金及びその酸化物,W,Nb,
Al,Ti,Ta,Mo,Cu,WN,NbN,Ti
N,TaN,Pd等によって形成され、また前記誘電体
膜14は、(Ba,Sr)TiO3 ,BaTiO3 ,S
rTiO3 ,PbZrO3 ,LiNbO3 ,Bi4 Ti
312,Ta25 等によって形成されている。
【0044】ここで、一般にキャパシタの容量はC= ε
×S/d(ε:誘電率,S:電極面積,d:キャパシタ
誘電体膜厚)で与えられ、この式によれば、容量を増や
す為には、誘電率を大きくするか、電極面積を増やす
か、キャパシタ誘電体膜厚を薄くすることが考えらる。
従って、この式のファクターに関与する材料,膜構成等
の変形は可能である。例えば、誘電率を大きくする為の
手段として上記の各種膜が適用試行されている。よっ
て、他の強誘電体膜或いは高誘電率膜を用いることも十
分可能であるし、また従来のSiO2 ( シリコン酸化
膜)やSi34 (シリコン窒化膜)或いはそれらの多
層膜構造も適用可能である。
【0045】また、上記第1の実施例,第2の実施例に
おいて埋め込む導電層の材質として、キャパシタ上部電
極(セルプレート)15b上の接続孔に対してはアルミ
ニウムを、またビット線10aを形成する際に周辺回路
領域に形成される導電層(第2の配線層)10b上の接
続孔に対してはタングステンを用いているが、これはア
ルミニウムの低抵抗性とタングステンの良好な埋め込み
性を各々の接続孔に求められる特性に応じて適用したも
のであり、他の材質の適用も可能である。 さらに、以
下の様な種々の変形が容易に考えられる。つまり、本電
極面積を増やす為には今回例に示した円筒型の電極形状
以外にも厚膜型,フィン型等、他の形状にも適用可能で
あり、電極表面を粗面化する等との組み合わせを含むこ
とは言うまでもない。
【0046】以上、上記の材料,材料の組成比,導伝
型,構造の位置関係や工程の前後関係等は本発明の技術
的思想に基いて種々に変形させることが可能であり、例
えば絶縁膜,キャパシタ上部電極(セルプレート),キ
ャパシタ蓄積電極(ストレージノード電極),キャパシ
タ誘電体膜或いは周辺回路の配線等の材料置換、バリア
メタル層等の有り無し、処理の追加、メモリーセル領域
と周辺回路領域に対する各素子の従属関係又は接続関係
又は位置関係、或いはCOB以外の構造等やダイオード
の構造等上記した例に限定されるものではない。
【0047】また、本発明はDRAM以外にも適用可能
であり、スタックトタイプに限らず例えば深度の異なる
複数個の接続孔を同一の層間膜表面を間口として形成す
る構造、或いは深度の異なる複数個の接続孔を同一の方
法で同時に接続孔を開口する工程に対し、個々の接続孔
のオーバーエッチング量を適正化する必要がある場合等
にも適用可能である。
【0048】
【発明の効果】上述した様に本発明によれば、深さなど
異なる接続孔の開口工程において、オーバーエッチング
量のファクターを最適化することができるので、エッチ
ングによるダメージの制御が可能となる。また、キャパ
シタ上部電極(セルプレート)への接続孔開口部に適用
することにより、キャパシタ上部電極(セルプレート)
の電気的変位を回避することが可能となり、キャパシタ
誘電体膜への損傷を低減し、歩留まりと信頼性の高い半
導体記憶装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るスタックト・キャ
パシタを有するDRAMの断面構造図である。
【図2】図1に示した第1の実施例に係るDRAMの製
造方法に係る一工程段階の断面構造図である。
【図3】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構造
図である。
【図4】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構造
図である。
【図5】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構造
図である。
【図6】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構造
図である。
【図7】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構造
図である。
【図8】本発明の第2の実施例に係るスタックト・キャ
パシタを有するDRAMの断面構造図である。
【図9】図8に示した第2の実施例に係るDRAMの製
造方法に係る一工程段階の断面構造図である。
【図10】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構
造図である。
【図11】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構
造図である。
【図12】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構
造図である。
【図13】本発明の第3の実施例に係るスタックト・キ
ャパシタを有するDRAMの断面構造図である。
【図14】図13に示した第1の実施例に係るDRAM
の製造方法に係る一工程段階の断面構造図である。
【図15】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構
造図である。
【図16】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構
造図である。
【図17】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構
造図である。
【図18】従来例に係るスタックト・キャパシタを有す
るDRAMの断面構造図である。
【図19】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構
造図である。
【図20】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構
造図である。
【図21】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構
造図である。
【図22】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構
造図である。
【図23】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構
造図である。
【図24】同製造方法に係る後続の一工程段階の断面構
造図である。
【符号の説明】
1:半導体基板 2:素子分離領域 3:ゲート酸化膜 4a:ゲート電極(ワード線) 4b:ワード線(ゲート電極) 5a:N型ソース/ドレイン領域 5b:N型領域 6:絶縁膜 7,20,37:埋め込み電極 8,11,16,24,31:層間絶縁膜 9a,9b,12,17,25,30:接続孔 10a:ビット線 10b:導電層(第2の配線層) 13:キャパシタ蓄積電極(ストレージノード電極) 14:キャパシタ誘電体膜 15a,15b:キャパシタ上部電極(セルプレート) 18,21,26,35:バリアメタル層 19,36:導電層(タングステン) 22,27:導電層(アルミニウム) 23a,28,34:導電層(配線層) 23b:導電層(第1の配線層) 29:保護膜 32,33:配線溝

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板の主表面上に、第1の接続孔を
    介して上下に接続される2つの導電層と、前記2つの導
    電層の内上方の導電層に接続された第2の接続孔を備
    え、前記第1の接続孔と前記下方の導電層とが接する面
    における接続孔の前記主表面に対する内壁傾斜角が、前
    記第2の接続孔が下層と接する面における接続孔の前記
    主表面に対する内壁傾斜角よりも小さいことを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記下方の導電層は、誘電体膜を介して互
    いに対向するように形成されているキャパシタ電極のう
    ちの一方として機能することを特徴とする前記請求項1
    記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】半導体基板の主表面上に、キャパシタ蓄積
    電極と、前記キャパシタ蓄積電極上にキャパシタ誘電体
    膜を介して設けられたキャパシタ上部電極と、前記キャ
    パシタ上部電極と第1の接続孔を介して接続される第1
    の配線層と、前記第1の配線層より下方に位置し、前記
    第1の配線層と第2の接続孔を介して接続する第2の配
    線層を備え、前記キャパシタ上部電極と接する面におけ
    る第1の接続孔の前記主表面に対する内壁傾斜角が、前
    記第2の配線層と接する面における第2の接続孔の前記
    主表面に対する内壁傾斜角よりも小さいことを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】半導体基板の主表面上に、キャパシタ蓄積
    電極と、前記キャパシタ蓄積電極上にキャパシタ誘電体
    膜を介して設けられたキャパシタ上部電極と、前記キャ
    パシタ上部電極と第1の接続孔を介して接続される第1
    の配線層と、前記第1の配線層と第2の接続孔を介して
    半導体基板が接続される構造を備え、前記キャパシタ上
    部電極と接する面における第1の接続孔の前記主表面に
    対する内壁傾斜角が、前記半導体基板と接する面におけ
    る第2の接続孔の前記主表面に対する内壁傾斜角よりも
    小さいことを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】前記上方の導電層を前記半導体基板と電気
    的に接続する機能を備えていることを特徴とする前記請
    求項1乃至2記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】前記キャパシタ上部電極を前記半導体基板
    と電気的に接続する機能を備えていることを特徴とする
    前記請求項3乃至4記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】前記の電気的に接続する機能は保護ダイオ
    ードから構成されていることを特徴とする、前記請求項
    6記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】前記第1の接続孔の内部に埋め込まれた導
    電層と、前記第2の接続孔の内部に埋め込まれた導電層
    とが異なる材質であることを特徴とする前記請求項1乃
    至7記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】第2導伝型の領域を有する半導体基板上の
    主表面に、少なくともゲート電極を形成する工程と、前
    記ゲート電極をマスクとして前記第2導伝型の領域に第
    1導伝型からなるソース/ドレイン領域を形成する工程
    と、前記ゲート電極に絶縁膜を形成する工程と、前記ソ
    ース/ドレイン領域の一方と接続するビット線を形成す
    る工程と、前記ソース/ドレイン領域の一方と接続する
    キャパシタ蓄積電極を形成する工程と、前記キャパシタ
    蓄積電極上にキャパシタ誘電体膜を介してキャパシタ上
    部電極を形成する工程と、前記キャパシタ上部電極上に
    層間絶縁膜を形成する工程を含み、前記層間絶縁膜の少
    なくとも下部付近をキャパシタ上部電極が電気的変位を
    伴わないエッチングにより接続孔を形成し、少なくとも
    前記層間絶縁膜を含む少なくとも1つ以上の接続孔形成
    工程であって前記接続孔とは異なる接続孔における層間
    絶縁膜の下部付近を、異方性のエッチングにより開口す
    ることを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  10. 【請求項10】トランジスタの一方の不純物領域に接続
    されているキャパシタ上部電極上の層間絶縁膜の少なく
    とも下部付近をキャパシタ上部電極が電気的変位を伴わ
    ないエッチングにより開口し、前記層間絶縁膜の少なく
    とも一部を異方性のエッチングにより開口することを特
    徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  11. 【請求項11】前記電気的変位を伴わないエッチングと
    して等方性のエッチングを用いることを特徴とする前記
    請求項9乃至10記載の半導体記憶装置の製造方法。
  12. 【請求項12】前記キャパシタ上部電極を前記半導体基
    板と電気的に接続する工程を含むことを特徴とする前記
    請求項11記載の半導体記憶装置の製造方法。
  13. 【請求項13】前記の電気的に接続する工程は保護ダイ
    オードの形成工程を含むことを特徴とする、前記請求項
    12記載の半導体記憶装置の製造方法。
  14. 【請求項14】前記第1の接続孔の内部と前記第2の接
    続孔の内部に異なる材質の導電層を埋め込む工程を含む
    ことを特徴とする前記請求項9乃至13記載の半導体記
    憶装置の製造方法。
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