JP4306442B2 - アンチロックブレーキ装置付自動二輪車 - Google Patents

アンチロックブレーキ装置付自動二輪車 Download PDF

Info

Publication number
JP4306442B2
JP4306442B2 JP2003423599A JP2003423599A JP4306442B2 JP 4306442 B2 JP4306442 B2 JP 4306442B2 JP 2003423599 A JP2003423599 A JP 2003423599A JP 2003423599 A JP2003423599 A JP 2003423599A JP 4306442 B2 JP4306442 B2 JP 4306442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
pipe
body frame
abs unit
motorcycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003423599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005178632A (ja
Inventor
浩司 朝日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2003423599A priority Critical patent/JP4306442B2/ja
Priority to US11/012,275 priority patent/US7350881B2/en
Priority to IT000618A priority patent/ITRM20040618A1/it
Publication of JP2005178632A publication Critical patent/JP2005178632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4306442B2 publication Critical patent/JP4306442B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/36Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including a pilot valve responding to an electromagnetic force
    • B60T8/3615Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems
    • B60T8/3675Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems integrated in modulator units
    • B60T8/368Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems integrated in modulator units combined with other mechanical components, e.g. pump units, master cylinders
    • B60T8/3685Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems integrated in modulator units combined with other mechanical components, e.g. pump units, master cylinders characterised by the mounting of the modulator unit onto the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62LBRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
    • B62L3/00Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof
    • B62L3/02Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof for control by a hand lever
    • B62L3/023Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof for control by a hand lever acting on fluid pressure systems

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Description

本発明は、車体フレームにABSユニットを搭載したアンチロックブレーキ装置付自動二輪車に関するものである。
従来、ハンドルバーと着座シートとの間に低床状の足載せフロアが形成されたスクーター型の自動二輪車において、アンチロックブレーキ装置のABSユニットは、特許文献1および特許文献2等に開示されるように、車体フレーム前端のヘッドパイプ近傍、特にヘッドパイプの前方に配置されるのが一般的であった。これは、自動二輪車の前後重量配分やブレーキ配管の短縮等を考慮した結果である。
特開平9−216547号公報 特開平11−314589号公報
しかしながら、このようにヘッドパイプの前方にABSユニットを配置した場合には、車体前頭部を覆うフロントカウルを大型化しないとABSユニットをフロントカウル内に収容することができない。しかも、ABSユニットがフロントフォークの回動範囲に干渉しないようにABSユニットをヘッドパイプからある程度前方に離して設置しなければならないため、ABSユニットが大きく前方に張り出し、これらによりフロントカウルのデザインが大幅に制限されてしまうという難点があった。
この問題点を考慮してABSユニットをヘッドパイプの後方に設置した場合には、車体フレーム構成部材との兼ね合いによりABSユニットの十分な設置スペースを確保しにくく、ABSユニットの故障時等における着脱性が劣化するばかりでなく、径の太い一般的なゴムのブレーキホースでは配管が困難になり、さりとて径の細い金属ブレーキ管を用いたのではABSユニットのさらなる着脱性劣化を招き、しかもABS作動時におけるABSユニットの振動を金属ブレーキ管のみでは吸収しきれず、振動が車体フレームに伝わってライダーに不快感を与えるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、ABSユニットの設置に伴うフロントカウルの大型化やデザイン制限を回避し、車体の前後重量配分を適正に保つとともに、ブレーキ性能やエンジン性能を向上させ、同時にABSユニットの着脱性とブレーキ配管の配設を容易にし、かつ簡素な構造によりABSユニットの振動伝播を良好に防止することができるアンチロックブレーキ装置付自動二輪車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るアンチロックブレーキ装置付自動二輪車は、特許請求の範囲の請求項1に記載したように、車体フレーム前端のヘッドパイプに前輪を支持するフロントフォークを左右回動自在に支持し、その上端にハンドルバーを固定し、このハンドルバーに取り付けたマスターシリンダーと、油圧式の車輪制動部とをブレーキ配管を介して接続するとともに、上記ブレーキ配管の途中にアンチロック制御用のABSユニットを介装してなるアンチロックブレーキ装置付自動二輪車において、上記ABSユニットを上記ヘッドパイプの直後かつヘッドパイプから車幅方向両外側に拡開しつつ後斜め下方に延びる左右一対の車体フレーム構成部材の間において前記車体フレームに対して弾性支持するとともに、このABSユニットを前記マスターシリンダーと前記車輪制動部とにそれぞれ接続するブレーキ配管が金属ブレーキ管と可撓性のブレーキホースとを接続して構成され、上記ブレーキ配管のABSユニットへの接続側を上記金属ブレーキ管で構成し、ブレーキ配管の中間部において車体フレームに支持するブレーキ配管支持部をブレーキホースの区間に設け、このブレーキ配管支持部によるブレーキホースの支持位置をブレーキホースの金属ブレーキ管への接続部近傍としたことを特徴とする。
また、本発明に係るアンチロックブレーキ装置付自動二輪車は、請求項2に記載したように、エンジンケース前面からシリンダーが前方に向かって略水平に延び、シリンダーの上部に混合気供給手段とエアクリーナーを含む吸気装置を備えたエンジンを前記車体フレームの下方に配置し、車体フレームのヘッドパイプとヘッドパイプから車幅方向両外側に拡開しつつ後斜め下方に延びる左右一対の車体フレーム構成部材と上記吸気装置との間に画成される車両平面視略三角形の空間内に前記ABSユニットを設置したことを特徴とする。
さらに、本発明に係るアンチロックブレーキ装置付自動二輪車は、請求項3に記載したように、前記ABSユニットの駆動モーターおよび油圧ポンプの軸線が前記車体フレームのヘッドパイプから車幅方向両外側に拡開しつつ後斜め下方に延びる左右一対の車体フレーム構成部材の一方の前部軸線と略直交する方向に指向し、かつヘッドパイプ直後にて車体フレーム構成部材が形成する車幅方向外側に開口する窓孔部から上記駆動モーターが外方に臨むようにABSユニットを設置したことを特徴とする。
そして、本発明に係るアンチロックブレーキ装置付自動二輪車は、請求項4に記載したように、前記ABSユニットと前記ブレーキ配管との接続部が前記車体フレームのヘッドパイプ直後にて車体フレーム構成部材が形成する車幅方向外側に開口する窓孔部から外方に臨むようにABSユニットを設置したことを特徴とする。
さらに、本発明に係るアンチロックブレーキ装置付自動二輪車は、請求項5に記載したように、前記ハンドルバーと着座シートとの間の車体を下方に下げて低床状の足載せフロアを形成するとともに、上記着座シートの下方にヘルメットを収納可能な荷物収納室と燃料タンクを配設したことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、ABSユニットを車体フレームのヘッドパイプの後方に配置したことから、車体前頭部を覆うフロントカウルを大型化しなくてもよく、同時にフロントカウルのデザインに制限が加わることを防止でき、車体の前後重量配分を適正に保つことができる。また、車体フレームに弾性支持されたABSユニットと可撓性のブレーキホースとの間に金属ブレーキ管が掛け渡されるため、金属ブレーキ管を車体フレームに固定しなくてもよく、よってABSユニットの作動時における振動が金属ブレーキ管を経て車体フレームに伝播されることがない。このため、金属ブレーキ管の弾性支持部材を省いた簡素な構造によりABSユニットの振動伝播を良好に防止することができる。
請求項2の構成によれば、高温になるエンジンのシリンダーとABSユニットとの間に吸気装置が介在するので、ABSユニットの高温化を防いでブレーキ性能を向上させることができる。
請求項3の構成によれば、ABSユニットを車体フレームのヘッドパイプに近づけることができるので、車体の前後重量配分をより適正化することができ、しかもABSユニットの下方にエアクリーナーが配置される場合にはエアクリーナーの容量を大きくしてエンジン性能を向上させることができる。
請求項4の構成によれば、ブレーキ配管の着脱が容易になるためABSユニットの着脱性が向上し、しかもABSユニットと車体フレーム構成部材との間にブレーキ配管が介在しないので、ABSユニットを狭い空間に配設可能になり、ABSユニットをヘッドパイプに一層近づけることができるとともに、ブレーキ配管の配設も容易になる。
請求項5の構成によれば、ハンドルバーと着座シートとの間に足載せフロアがあり、着座シートの下方に荷物収納室と燃料タンクが配設されて車体内部スペースに余裕が無い場合でも車体重量配分を損なうことなくABSユニットを設けることができる。
以下は本発明の一実施形態である。図1は本発明が適用されたアンチロックブレーキ装置付自動二輪車を示す右側面図である。
この自動二輪車1は鋼管製の車体フレーム2を備え、車体フレーム2の周囲が樹脂製のフレームカバー3で覆われ、ハンドルバー4と着座シート5との間が下方に下げられて低床状の足載せフロア6が形成された所謂スクーター型である。
フレームカバー3は車体前頭部を覆うフロントカウル7を形成し、フロントカウル7の上部にウィンドシールド8が設けられ、前頭部にヘッドランプ9が設けられている。また、フレームカバー3は車体後半部を包むリヤボディー10を形成し、その尾部にテールランプ11が設けられている。
図2と図3に示すように、車体フレーム2は前端にヘッドパイプ14を備え、このヘッドパイプ14の下部から左右一対のロアーパイプ15が車幅方向両外側に拡開しつつ後斜め下方に延び、さらに後方に向かって折曲されて斜め後上方に向かって延設されている。
ロアーパイプ15の下降区間の途中からは一対のメインパイプ16が水平よりもやや後下がりに後方に延び、その中間部にロアーパイプ15の末端が接続される。さらに、ヘッドパイプ14の上部から左右一対のアッパーパイプ17がやはり車幅方向両外側に拡開しつつ後斜め下方に向かって延び、その末端がメインパイプ16の前寄りの中間部に接続されている。
ロアーパイプ15、メインパイプ16、アッパーパイプ17のような左右一対の車体フレーム構成部材の間は、車幅方向に延びる複数の横ブリッジ部材18…により堅牢に連結され(図4、図5参照)、左右のロアーパイプ15とアッパーパイプ17の前端間には補強板19,20が設けられている。
ロアーパイプ15とアッパーパイプ17の中間部には左右一対のカウルステー21が設けられ、ここにフロントカウル7が固定される。また、アッパーパイプ17とカウルステー21との間が左右一対の縦ブリッジ部材22により連結されている。
ヘッドパイプ14には前輪24を支持するフロントフォーク25が回動自在に軸支され、フロントフォーク25の上端にハンドルバー4が固定され、車体フレーム2の下方にパワーユニット27が懸架搭載されている。
パワーユニット27はエンジン28の後部に変速装置29が一体的に設けられた構成であり、変速装置29の後部に設けられたピボット軸30に動力伝達ユニット31が揺動自在に軸支されている。
動力伝達ユニット31は後輪32の左側に延び、ピボット軸30から後輪32の右側に延びるスイングアーム33(図2参照)と共に後輪32の車軸34を両端支持する。動力伝達ユニット31の後端と車体フレーム2(メインパイプ16)の後端との間には緩衝用のリヤクッションユニット35が連結されている。
パワーユニット27のエンジン28はエンジンケース38の前面からシリンダー39が前方に向かって略水平に延びた形状であり、このシリンダー39の上部に燃料噴射装置またはキャブレター等の混合気供給手段40とエアクリーナー41を含む吸気装置42が設けられている。シリンダー39前方の部材43はラジエーターである。
足載せフロア6はフレームカバー3に連続的に形成され、左右の足載せフロア6の間は上方に盛り上がってパワーユニット27と吸気装置42とラジエーター43を覆うセンターコンソール44を形成している。パワーユニット27(エンジン28)の動力は変速装置29により変速された後に動力伝達ユニット31を経て後輪32に伝達される。
着座シート5の下方かつリヤボディー10の内部にはヘルメット等を収納可能な荷物収納室47と燃料タンク48が前後に配設され、着座シート5を開放することによりこれらにアクセスする。なお、エンジン28のシリンダー39下面から延出する排気管49がパワーユニット27の下部を後方に延び、その後端が後輪32の右側に配置された排気マフラー50に接続されている。
前輪24と後輪32にはそれぞれ油圧式の車輪制動部であるディスクブレーキ装置52,53が備えられている。ハンドルバー4の右側のグリップ部には前輪ディスクブレーキ装置52を操作するブレーキレバー54とマスターシリンダー55が取り付けられ、左側のグリップ部には後輪ディスクブレーキ装置53を操作する図示しないブレーキレバーとマスターシリンダーが取り付けられている。
マスターシリンダー55と前輪ディスクブレーキ装置52のキャリパー56がブレーキ配管58を介して接続され、後輪32のマスターシリンダー(非図示)と後輪ディスクブレーキ装置53のキャリパー59がブレーキ配管60を介して接続される(図2、図3参照)。ブレーキ配管58は車体フレーム2のヘッドパイプ14とフロントフォーク25に沿って下方に延びるように配設され、ブレーキ配管60はヘッドパイプ14とアッパーパイプ17とメインパイプ16に沿って後方に延びるように配設されている。
一方、図2〜図6に示すように、車体フレーム2の前頭部にはABSユニット63が設置されている。このABSユニット63はブレーキ配管58,60の途中に介装され、前後のディスクブレーキ装置52,53、ブレーキレバー54、マスターシリンダー55、ブレーキ配管58,60等とともに本発明に係るアンチロックブレーキ装置64を構成している。
ABSユニット63は、保持ブラケット66と図示しないゴムブッシュ等の弾性保持部材と数本のボルト67…により車体フレーム2に対し防振的に弾性支持されており、ABSユニット63の設置位置は車体フレーム2のヘッドパイプ14の直後、かつヘッドパイプ14から車幅方向両外側へ拡開しつつ後斜め下方に延びる左右一対の車体フレーム構成部材であるロアーパイプ15およびアッパーパイプ17の間とされ、詳しくはヘッドパイプ14と、ロアーパイプ15およびアッパーパイプ17と、パワーユニット27の吸気装置42を構成するエアクリーナー41との間に画成された車両平面視略三角形の空間内に設置されている。
そして、図4に示すように、ABSユニット63の駆動モーター69と油圧ポンプの軸線70が左右のロアーパイプ15およびアッパーパイプ17の一方(例えば右側)の前部軸線71と略直交する方向に指向し、かつ図3に示すようにロアーパイプ15とアッパーパイプ17と縦ブリッジ部材22とがヘッドパイプ14の直後にて形成している車幅方向外側に開口する窓孔部72から駆動モーター69が外方に臨む姿勢でABSユニット63は設置されている。さらに、図3に示すようにABSユニット63とブレーキ配管58,60との接続部73…が窓孔部72から外方に臨むようにされている。
前輪24用のブレーキ配管58は金属ブレーキ管75,76と可撓性のブレーキホース77,78,79,80とが接続された構成である。金属ブレーキ管75,76はそれぞれABSユニット63のインレット側とアウトレット側に接続され、インレット側の金属ブレーキ管75とマスターシリンダー55との間がブレーキホース77で接続される。また、アウトレット側の金属ブレーキ管76とフロントフォーク25の中間部に設けられたデリバリージョイント81(図3参照)との間がブレーキホース78で接続され、デリバリージョイント81と左右の前輪ディスクブレーキ装置52のキャリパー56との間がそれぞれブレーキホース79,80で接続される。
一方、ブレーキ配管60は金属ブレーキ管83,84とブレーキホース85,86とが接続された構成である。金属ブレーキ管83,84はそれぞれABSユニット63のインレット側とアウトレット側に接続され、インレット側の金属ブレーキ管83と後輪用マスターシリンダーとの間がブレーキホース85で接続される。
アウトレット側の金属ブレーキ管84は車体フレーム2のメインパイプ16に沿って後方に延び、その後端がピボット軸30の上方付近に設けられたブレーキ配管支持ブラケット87の位置でブレーキホース86に接続され、ブレーキホース86はスイングアーム33沿いに後方へ延びて後輪ディスクブレーキ装置53のキャリパー59に接続される。
このように、ブレーキ配管58,60のABSユニット63への接続側は金属ブレーキ管75,76,83,84で構成されている。言い換えればABSユニット63には金属ブレーキ管75,76,83,84しか接続されておらず、ブレーキホース77,78,85,86が直接ABSユニット63に接続されることはない。
図3および図6に示すように、ヘッドパイプ14の前面に設けられたブラケット状のブレーキ配管支持部89のクランプ90,91と、ヘッドパイプ14の右側面に設けられたブレーキ配管支持部92と、フロントフォーク25の中間部に設けられたブレーキ配管支持部93とにより、ブレーキ配管58,60の中間部がヘッドパイプ14とフロントフォーク25に支持されている。
ブレーキ配管支持部89のクランプ90,91はブレーキ配管58,60のブレーキホース77,85をクランプし、そのクランプ位置はブレーキホース77,85の金属ブレーキ管75,83への接続部近傍、即ちブレーキホース77,85の最もABSユニット63寄りの部分とされている。
また、ブレーキ配管支持部92はブレーキ配管58のブレーキホース78をクランプし、そのクランプ位置はブレーキホース78の金属ブレーキ管76への接続部近傍、即ちブレーキホース78の最もABSユニット63寄りの部分とされている。ブレーキ配管支持部93はブレーキホース78の中間部を支持している。
なお、ブレーキ配管60の金属ブレーキ管84がABSユニット63から延出してから最初に車体フレーム2に固定される固定部94の位置がABSユニット63から十分に離れた位置とされており、ABSユニット63と固定部94との間の区間では金属ブレーキ管84が直線的にならないように屈曲成形されている。
以上のように構成されたアンチロックブレーキ装置64では、通常のブレーキング操作時にはライダーが前輪ブレーキレバー54と後輪ブレーキレバーを握ることにより、前輪用マスターシリンダー55と後輪用マスターシリンダーが制動油圧を発生させ、この制動油圧がブレーキ配管58,60を経て前後のディスクブレーキ装置52,53に加わり、前後輪24,32の回転が制動される。
急制動時や摩擦係数の低い路面上での制動時に前輪24または後輪32の回転が停止した場合には、前後輪24,32に設置された図示しない回転センサーにより車輪の回転停止が即座に検知され、その信号がABSユニット63に入力されることにより、ABSユニット63が制動油圧を細かく断続的に減圧して前後輪24,32の回転を停止させることなく制動を続けさせ、これにより制動距離が最小限に留められる。
このアンチロックブレーキ装置64では、ABSユニット63がヘッドパイプ14の直後に配置されているため、ABSユニット63をヘッドパイプ14の前方に配置した場合のようにフロントカウル7を大型化させなくてもよく、フロントカウル7のデザインに制限が加わることもない。しかも、高重量なABSユニット63が車体前頭部に配置されるので、車体の前後重量配分を適正に保つことができる。
また、ABSユニット63は車体フレーム2のヘッドパイプ14と、ロアーパイプ15およびアッパーパイプ17と、パワーユニット27(エンジン28)の吸気装置42を構成するエアクリーナー41との間に画成された車両平面視略三角形の空間内に設置されているため、高温になるエンジン28のシリンダー39とABSユニット63との間に吸気装置42(エアクリーナー41)が介在し、これによりABSユニット63の高温化を防いでブレーキ性能を向上させることができる。
さらに、ABSユニット63の駆動モーター69と油圧ポンプの軸線70を左右一方のロアーパイプ15およびアッパーパイプ17の前部軸線71と略直交する方向に指向させたため、ABSユニット63を車体フレーム2のヘッドパイプ14に極力近づけることができ、これにより車体の前後重量配分をより適正化するとともにスペースを有効利用し、併せてセンターコンソール44の湾入形状を大きくして車両の跨ぎ性、即ち乗降性を向上させることができる。
また、ロアーパイプ15とアッパーパイプ17とカウルステー21とがヘッドパイプ14の直後にて形成している車幅方向外側に開口する窓孔部72から駆動モーター69が外方に臨む姿勢でABSユニット63を設置したため、ABSユニット63のメンテナンス性と向上させるとともに、エアクリーナー41の容量を大きくしてエンジン28性能を向上させることができる。
その上、ABSユニット63とブレーキ配管58,60との接続部73…が車体フレーム2の窓孔部72から外方に臨むようにABSユニット63を設置したため、ブレーキ配管58,60の着脱を容易にしてABSユニット63の着脱性を向上させることができる。しかも、ブレーキ配管58,60がABSユニット63と車体フレーム構成部材との間に介在しないので、ABSユニット63を狭い空間に配設可能になり、ABSユニット63をヘッドパイプ14に一層近づけて車体の前後重量配分をより適正化するとともに、ブレーキ配管58,60の配設を容易にすることができる。
前述したように、ABSユニット63は車体フレーム2に対し弾性(防振)的に支持される一方、ブレーキ配管58,60は金属ブレーキ管75,76,83,84と可撓性のブレーキホース77,78,79,80,85,86が接続された構成であり、ブレーキ配管58,60のABSユニット63への接続側が金属ブレーキ管75,76,83,84とされ、ブレーキ配管58,60の中間部がブレーキ配管支持部89,92により車体フレーム2(ヘッドパイプ14)に支持され、このブレーキ配管支持部89,92はブレーキホース77,78,85の金属ブレーキ管75,76,83への接続部近傍、即ち最もABSユニット63寄りの部分を支持している。
このため、車体フレーム2に弾性支持されたABSユニット63と、同じく車体フレーム2(ヘッドパイプ14)にそれ自体の弾力性によって弾性的に支持されたブレーキホース77,78,85との間に金属ブレーキ管75,76,83が掛け渡される構成となっており、金属ブレーキ管75,76,83自身は車体フレーム2に固定しなくてもよい。
したがって、ABSユニット63の作動時における振動が金属ブレーキ管75,76,83を経て車体フレーム2に伝播されることがなく、金属ブレーキ管75,76,83の弾性支持部材を省いた簡素な構造としつつ、ABSユニット63の車体への振動伝播を良好に防止することができる。
なお、後輪32用の金属ブレーキ管84がABSユニット63から延出してから最初に車体フレーム2に固定される固定部94の位置がABSユニット63から十分に離れた位置とされ、しかもABSユニット63と固定部94との間の区間では金属ブレーキ管84が直線的にならないように屈曲成形されているため、ABSユニット63の作動時における振動が金属ブレーキ管84を経て車体フレーム2に伝播されにくい。
以上のように構成された自動二輪車1は、ハンドルバー4と着座シート5との間に足載せフロア6があって着座シート5の下方に荷物収納室47と燃料タンク48が配設され、車体内部スペースに余裕が無いスクーター型であるにも拘わらず、車体重量配分を損なうことなくABSユニット63を設けることができる。
本発明が適用されたアンチロックブレーキ装置付自動二輪車を示す右側面図。 車体フレーム、フロントフォーク、アンチロックブレーキ装置等を示す右側面。 図2のIII部を拡大して本発明の一実施形態示す図。 図3のIV矢視図。 図3のV矢視図。 図3のVI矢視図。
符号の説明
1 自動二輪車
2 車体フレーム
4 ハンドルバー
5 着座シート
6 足載せフロア
14 ヘッドパイプ
15 左右一対の車体フレーム構成部材であるロアーパイプ
17 左右一対の車体フレーム構成部材であるアッパーパイプ
24 前輪
25 フロントフォーク
27 パワーユニット
28 エンジン
38 エンジンケース
39 シリンダー
40 混合気供給手段
41 エアクリーナー
42 吸気装置
47 荷物収納室
48 燃料タンク
52,53 油圧式の車輪制動部であるディスクブレーキ装置
55 マスターシリンダー
58,60 ブレーキ配管
63 ABSユニット
64 アンチロックブレーキ装置
69 駆動モーター
70 駆動モーターおよび油圧ポンプの軸線
71 左右一対の車体フレーム構成部材の一方の前部軸線
72 窓孔部
73 ABSユニットとブレーキ配管との接続部
75,76,83,84 金属ブレーキ管
77,78,79,80,85,86 ブレーキホース
89,92 ブレーキ配管支持部

Claims (5)

  1. 車体フレーム前端のヘッドパイプに前輪を支持するフロントフォークを左右回動自在に支持し、その上端にハンドルバーを固定し、このハンドルバーに取り付けたマスターシリンダーと、油圧式の車輪制動部とをブレーキ配管を介して接続するとともに、上記ブレーキ配管の途中にアンチロック制御用のABSユニットを介装してなるアンチロックブレーキ装置付自動二輪車において、上記ABSユニットを上記ヘッドパイプの直後かつヘッドパイプから車幅方向両外側に拡開しつつ後斜め下方に延びる左右一対の車体フレーム構成部材の間において前記車体フレームに対して弾性支持するとともに、このABSユニットを前記マスターシリンダーと前記車輪制動部とにそれぞれ接続するブレーキ配管が金属ブレーキ管と可撓性のブレーキホースとを接続して構成され、上記ブレーキ配管のABSユニットへの接続側を上記金属ブレーキ管で構成し、ブレーキ配管の中間部において車体フレームに支持するブレーキ配管支持部をブレーキホースの区間に設け、このブレーキ配管支持部によるブレーキホースの支持位置をブレーキホースの金属ブレーキ管への接続部近傍としたことを特徴とするアンチロックブレーキ装置付自動二輪車。
  2. エンジンケース前面からシリンダーが前方に向かって略水平に延び、シリンダーの上部に混合気供給手段とエアクリーナーを含む吸気装置を備えたエンジンを前記車体フレームの下方に配置し、車体フレームのヘッドパイプとヘッドパイプから車幅方向両外側に拡開しつつ後斜め下方に延びる左右一対の車体フレーム構成部材と上記吸気装置との間に画成される車両平面視略三角形の空間内に前記ABSユニットを設置したことを特徴とする請求項1に記載のアンチロックブレーキ装置付自動二輪車。
  3. 前記ABSユニットの駆動モーターおよび油圧ポンプの軸線が前記車体フレームのヘッドパイプから車幅方向両外側に拡開しつつ後斜め下方に延びる左右一対の車体フレーム構成部材の一方の前部軸線と略直交する方向に指向し、かつヘッドパイプ直後にて車体フレーム構成部材が形成する車幅方向外側に開口する窓孔部から上記駆動モーターが外方に臨むようにABSユニットを設置したことを特徴とする請求項1または2に記載のアンチロックブレーキ装置付自動二輪車。
  4. 前記ABSユニットと前記ブレーキ配管との接続部が前記車体フレームのヘッドパイプ直後にて車体フレーム構成部材が形成する車幅方向外側に開口する窓孔部から外方に臨むようにABSユニットを設置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアンチロックブレーキ装置付自動二輪車。
  5. 前記ハンドルバーと着座シートとの間の車体を下方に下げて低床状の足載せフロアを形成するとともに、上記着座シートの下方にヘルメットを収納可能な荷物収納室と燃料タンクを配設したことを特徴とする請求項1に記載のアンチロックブレーキ装置付自動二輪車。
JP2003423599A 2003-12-19 2003-12-19 アンチロックブレーキ装置付自動二輪車 Expired - Fee Related JP4306442B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003423599A JP4306442B2 (ja) 2003-12-19 2003-12-19 アンチロックブレーキ装置付自動二輪車
US11/012,275 US7350881B2 (en) 2003-12-19 2004-12-16 Motorcycle with antilock brake system
IT000618A ITRM20040618A1 (it) 2003-12-19 2004-12-17 Motociclo con sistema con freni ad antibloccaggio.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003423599A JP4306442B2 (ja) 2003-12-19 2003-12-19 アンチロックブレーキ装置付自動二輪車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005178632A JP2005178632A (ja) 2005-07-07
JP4306442B2 true JP4306442B2 (ja) 2009-08-05

Family

ID=34675365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003423599A Expired - Fee Related JP4306442B2 (ja) 2003-12-19 2003-12-19 アンチロックブレーキ装置付自動二輪車

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7350881B2 (ja)
JP (1) JP4306442B2 (ja)
IT (1) ITRM20040618A1 (ja)

Families Citing this family (61)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006183642A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Yamaha Motor Co Ltd 車両
CN1935589B (zh) * 2005-09-19 2010-09-08 光阳工业股份有限公司 摩托车刹车油管装置
EP1783018A1 (en) * 2005-11-04 2007-05-09 Kwang Yang Motor Co., Ltd. Front frame assembly for a motorcycle
JP4911973B2 (ja) * 2005-12-28 2012-04-04 本田技研工業株式会社 自動2輪車用ブレーキ制御装置の配置構造
JP4825543B2 (ja) * 2006-02-24 2011-11-30 本田技研工業株式会社 ブレーキ支持構造
JP4739156B2 (ja) * 2006-09-20 2011-08-03 本田技研工業株式会社 Abs装置の配管構造
JP4680162B2 (ja) * 2006-09-29 2011-05-11 本田技研工業株式会社 パーキングブレーキ装置
JP4743535B2 (ja) * 2006-09-29 2011-08-10 本田技研工業株式会社 自動2輪車用ブレーキ装置
JP4563987B2 (ja) * 2006-11-29 2010-10-20 本田技研工業株式会社 車両の車輪制動制御装置
US8237431B2 (en) * 2007-07-05 2012-08-07 Terry Fruehling Wheel speed sensor
JP2009046019A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
JP4883414B2 (ja) * 2007-09-11 2012-02-22 本田技研工業株式会社 自動二輪車の連動ブレーキ装置
JPWO2009050961A1 (ja) * 2007-10-18 2011-02-24 ボッシュ株式会社 ブレーキ液圧制御装置
JP5172419B2 (ja) * 2008-03-28 2013-03-27 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JP5210020B2 (ja) * 2008-03-31 2013-06-12 本田技研工業株式会社 自動二輪車用ブレーキ装置
JP5203771B2 (ja) * 2008-03-31 2013-06-05 本田技研工業株式会社 自動二輪車用ブレーキ装置
JP5202070B2 (ja) * 2008-03-31 2013-06-05 本田技研工業株式会社 車両用ブレーキ制御装置
JP5112143B2 (ja) * 2008-03-31 2013-01-09 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JP5025548B2 (ja) * 2008-03-31 2012-09-12 本田技研工業株式会社 自動二輪車用ブレーキ装置
JP4990208B2 (ja) * 2008-03-31 2012-08-01 本田技研工業株式会社 自動二輪車用ブレーキ装置
DE602009000643D1 (de) * 2009-02-04 2011-03-03 Yamaha Motor Europ Motorrad mit Bauteilen, die gemäß eines verbesserten Layouts angeordnet sind
US8616324B2 (en) * 2009-07-25 2013-12-31 Gary D. Chipp Sub-frame and component configuration for mounting of a motorcycle drop seat
JP5300142B2 (ja) * 2009-08-31 2013-09-25 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JP5478307B2 (ja) * 2010-03-19 2014-04-23 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の制動装置
JP2012035668A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Kawasaki Heavy Ind Ltd 自動二輪車のブレーキ配管構造
JP5725654B2 (ja) * 2011-03-29 2015-05-27 本田技研工業株式会社 車両のシフトアクチュエータ配置構造
JP5864878B2 (ja) * 2011-03-30 2016-02-17 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JP5751989B2 (ja) * 2011-08-27 2015-07-22 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JP5764025B2 (ja) * 2011-09-28 2015-08-12 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
JP5572618B2 (ja) * 2011-11-16 2014-08-13 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JP5853663B2 (ja) * 2011-12-16 2016-02-09 スズキ株式会社 自動二輪車のブレーキ配管構造
JP5882137B2 (ja) * 2012-05-31 2016-03-09 ボッシュ株式会社 Abs液圧ユニット
JP5950799B2 (ja) * 2012-11-16 2016-07-13 川崎重工業株式会社 Absユニット付きの自動二輪車
TWI530428B (zh) * 2012-12-21 2016-04-21 山葉發動機股份有限公司 車輛
JP6122732B2 (ja) * 2013-08-09 2017-04-26 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
USD705709S1 (en) * 2013-11-08 2014-05-27 Performance Machine, Llc Motorcycle caliper brake housing
JP6133923B2 (ja) * 2015-03-25 2017-05-24 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JP6519363B2 (ja) * 2015-07-06 2019-05-29 スズキ株式会社 Absユニットの取付構造及び自動二輪車
JP6220366B2 (ja) * 2015-07-29 2017-10-25 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
TWI607907B (zh) * 2015-12-08 2017-12-11 Wei Min Wu Anti-lock braking system
JP2018069970A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型車両
JP2018075972A (ja) * 2016-11-09 2018-05-17 ヤマハ発動機株式会社 スクーター
JP6404308B2 (ja) * 2016-12-27 2018-10-10 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
EP3366564B1 (en) 2017-02-28 2020-07-15 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Straddled vehicle
US10723334B2 (en) 2017-03-28 2020-07-28 Polaris Industries Inc. Anti-lock brake system for all-terrain vehicle
JP2019084965A (ja) * 2017-11-07 2019-06-06 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型車両
CA3084577A1 (en) 2017-11-22 2019-05-31 Polaris Industries Inc. Switchable anti-lock braking system for utility vehicle
JP6800197B2 (ja) * 2017-12-27 2020-12-16 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JP6790045B2 (ja) * 2017-12-27 2020-11-25 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JP6951477B2 (ja) * 2018-02-05 2021-10-20 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
US11618422B2 (en) 2018-11-14 2023-04-04 Polaris Industries Inc. Operating modes using a braking system for an all terrain vehicle
CA3098862A1 (en) 2018-05-02 2019-11-07 Polaris Industries Inc. Operating modes using a braking system for an all terrain vehicle
BR112021001002A2 (pt) * 2018-08-09 2021-04-20 Honda Motor Co., Ltd. veículo do tipo para montar em selim
JP2020037300A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型車両
JP7122227B2 (ja) * 2018-11-02 2022-08-19 カワサキモータース株式会社 鞍乗型車両
BR112021009671A2 (pt) * 2018-11-19 2021-08-24 Tvs Motor Company Limited Um veículo motorizado e um membro de sustentação para uma unidade de freio do mesmo
JP6851413B2 (ja) * 2019-03-28 2021-03-31 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JP6904999B2 (ja) * 2019-03-29 2021-07-21 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
JP2022167396A (ja) * 2021-04-23 2022-11-04 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型車両
EP4180309A1 (en) * 2021-11-12 2023-05-17 TVS Motor Company Limited A saddle type vehicle
JP7305817B1 (ja) 2022-01-24 2023-07-10 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56160247A (en) * 1980-06-13 1981-12-09 Honda Motor Co Ltd Antiskid brake apparatus of autobicycle
JPS5833560A (ja) * 1981-08-24 1983-02-26 Honda Motor Co Ltd 車両の制動装置
JPS60252084A (ja) * 1984-05-26 1985-12-12 本田技研工業株式会社 車輪角減速度センサの支持・駆動装置
JPS6112459A (ja) * 1984-06-26 1986-01-20 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の後輪制動装置
GB2181804B (en) * 1985-08-21 1989-01-18 Honda Motor Co Ltd Braking system for vehicles
JP2890215B2 (ja) * 1991-06-14 1999-05-10 本田技研工業株式会社 自動二輪車用制動装置
JP3328348B2 (ja) * 1993-02-09 2002-09-24 本田技研工業株式会社 自動二輪車のフレーム構造
JP4075296B2 (ja) * 2000-08-30 2008-04-16 スズキ株式会社 スクータ型自動二輪車
JP3820970B2 (ja) * 2001-11-28 2006-09-13 スズキ株式会社 自動二輪車の潤滑油冷却構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005178632A (ja) 2005-07-07
US7350881B2 (en) 2008-04-01
ITRM20040618A1 (it) 2005-03-17
US20050134114A1 (en) 2005-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4306442B2 (ja) アンチロックブレーキ装置付自動二輪車
JP4563904B2 (ja) 自動二輪車
US7942484B2 (en) Brake system for motorcycle
JP4911973B2 (ja) 自動2輪車用ブレーキ制御装置の配置構造
US7661502B2 (en) Parking brake system
JP5751989B2 (ja) 自動二輪車
JP4825543B2 (ja) ブレーキ支持構造
JP5673563B2 (ja) スクータ型自動二輪車
JP5788696B2 (ja) 自動二輪車
JP6459859B2 (ja) センサの支持構造及び自動二輪車
JP4272029B2 (ja) 自動二輪車の排気制御装置
JP5864878B2 (ja) 自動二輪車
JP4354784B2 (ja) 自動二輪車の制動力調整装置
JP5323533B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP6519363B2 (ja) Absユニットの取付構造及び自動二輪車
JP4247860B2 (ja) 自動二輪車
JP2014080057A (ja) 自動二輪車のリヤブレーキ装置
JP5973211B2 (ja) 鞍乗型車両
US7621566B2 (en) Brake hose support structure
JP5101231B2 (ja) 鞍乗型車両
JP4814932B2 (ja) 自動二輪車
JP3094734B2 (ja) 自動二輪車のアンチスキッドブレーキ装置
JP3091970B2 (ja) 自動二輪車のブレーキホース配置構造
JP3157690U (ja) 鞍乗型車両
JP6743863B2 (ja) センサの支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090427

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4306442

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees