JP6220366B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は鞍乗型車両に関し、特に、アンチロックブレーキシステム(ABS)を備えた鞍乗型車両に関する。
ブレーキ装置にABSを採用した鞍乗型車両が提案されている(例えば特許文献1及び2)。ABSを採用した場合、ブレーキマスタシリンダとABSモジュレータとを接続するブレーキ配管やABSモジュレータと各輪の制動装置とを接続するブレーキ配管の配設が必要となる。
一方、オフロード系車両に代表される鞍乗型車両では、フロントフォークのストローク量が比較的長く設定されることから、前輪の制動装置に接続されるブレーキ配管はフロントフォークの伸縮に追従できるように配設する必要がある。特許文献2には、ABSモジュレータ(ABSモジュール)をバーハンドル上に配置し、ABSモジュレータから前輪の制動装置へブレーキ配管をトップブリッジよりも上方で湾曲させた構造が開示されている。ブレーキ配管をトップブリッジよりも上方で湾曲させることで、フロントフォークの伸縮に追従可能なブレーキ配管のあそびを確保している。
特開2010−58699号公報 特開2012−210891号公報
バーハンドル周辺にはメータ類等が配置されるため、ABSモジュレータの配置スペースを確保しずらい場合がある。ABSモジュレータをトップブリッジよりも後方に配置した場合、ABSモジューと前輪の制動装置とを接続するブレーキ配管の配設態様が問題となる。すなわち、ABSモジューから延びるブレーキ配管を特許文献2のようにトップブリッジよりも上方で湾曲させるためには、トップブリッジやメーター配線等を避けながらブレーキ配管を配設する必要があり、ブレーキ配管の配設態様の複雑化や組付性の低下を招いたり、又は、トップブリッジ周辺の構成のコンパクト化を妨げる場合がある。
本発明の目的は、ABSモジュレータをトップブリッジよりも後方に配置しつつ、フロントフォークの伸縮に追従可能なブレーキ配管のあそびを確保することにある。
請求項1の本発明は、車両前方に設けられるヘッドパイプ(11)に回動可能に支持されるステアリングステム(20)と、
前記ステアリングステム(20)の上端部に設けられたトップブリッジ(22)と、
前記トップブリッジ(22)の左右のフォーク挿入孔(22a,22b)にそれぞれ支持される一対のフロントフォーク(23L,23R)と、
前記一対のフロントフォーク(23L,23R)のうちの一方のフロントフォーク(23L)側に配設され、前輪(FW)に制動力を付与する前輪制動手段(34)と、
前記トップブリッジ(22)よりも後方に配置され、前記前輪制動手段(34)の制動力を制御するABSモジュレータ(36)と、
前記ABSモジュレータ(36)と前記前輪制動手段(34)とを接続するブレーキ配管(41)と、
を備える鞍乗型車両(1)であって、
前記トップブリッジ(22)よりも車両前方において前記一対のフロントフォーク(23L,23R)のうちの他方のフロントフォーク(23R)側に配設され、前記ブレーキ配管(41)を支持する支持部(42)を備え、
前記ブレーキ配管(41)は、
前記トップブリッジ(22)よりも車両後方側から、前記トップブリッジ(22)の下方で前記ヘッドパイプ(11)と前記他方のフロントフォーク(23R)との間を通過して、前記他方のフロントフォーク(23R)と車両正面視で重なる位置で前記支持部(42)に支持され、
前記支持部(42)から上方へ延出し、前記トップブリッジ(22)よりも高い位置を通過して前記一方のフロントフォーク(23L)側へ湾曲し、かつ、
前記一方のフロントフォーク(23L)に沿って延出して前記前輪制動手段(34)に接続される、
ことを特徴とする。
請求項2の本発明は、前記ブレーキ配管(41)は、前記支持部(42)から、前記支持部(42)よりも車両幅方向内側を通るように車両後方に延出され、
前記ヘッドパイプ(11)には前記ヘッドパイプ(11)より下方に延びるダウンフレーム(13)が備えられ、
前記ブレーキ配管(41)は、前記一対のフロントフォーク(23L,23R)よりも後方で前記ダウンフレーム(13)に取り付けられる取付点(41a)を有し、
前記取付点(41a)は前記支持部(42)よりも下方、かつ、車両幅方向内側で、前記ダウンフレーム(13)の上部に配置される、
ことを特徴とする。
請求項の本発明は、前記トップブリッジ(22)の前方に配置されたメータ(MP)と、
前記メータ(MP)と前記トップブリッジ(22)とを連結するメーターステー(25)と、を更に備え、
前記支持部(42)は、前記メーターステー(25)に固定される、
ことを特徴とする
請求項の本発明は、前記ブレーキ配管(41)は、
前記支持部(42)から前記前輪制動手段(34)の方向に延出する第一の配管部分(411)と、
前記支持部(42)から前記ABSモジュレータ(36)の方向に延出する第二の配管部分(412)と、を含み、
前記支持部(42)は、
前記メーターステー(25)と締結される締結部(421)と、
前記第一の配管部分(411)が接続される前接続部(422)と、
前記第二の配管部分(412)が接続される後接続部(423)と、を備え、
前記前接続部(422)及び前記後接続部(423)は異なる方向に指向し、かつ、互いに連通している、
ことを特徴とする。
請求項の本発明は、前記一方のフロントフォーク(23L)側に配設され、前記前輪の回転速度を計測するスピードセンサー(37)と、
前記スピードセンサー(37)に接続されるセンサーケーブル(38)とを更に備え、
前記センサーケーブル(38)は、
前記他方の前記フロントフォーク(23R)側から、前記トップブリッジ(22)よりも高い位置を通過して前記一方のフロントフォーク(23L)側に湾曲し、かつ、
前記一方のフロントフォーク(23L)に沿って延出して前記スピードセンサー(37)に接続される、
ことを特徴とする。
請求項の本発明は、前記センサーケーブル(38)は、前記トップブリッジ(22)よりも高い位置において、前記ブレーキ配管(41)に係止される、
ことを特徴とする。
請求項の本発明は、前記ステアリングステム(20)に支持されたハンドルバー(24)と、
前記ハンドルバー(24)に設けられたブレーキマスタシリンダ(31)と、
前記ブレーキマスタシリンダ(31)と前記ABSモジュレータ(36)とを接続する第二のブレーキ配管(40)と、を更に備え、
前記第二のブレーキ配管(40)は、前記ブレーキマスタシリンダ(31)から前記ヘッドパイプ(11)の前側へ延出し、前記ヘッドパイプ(11)と前記一方のフロントフォーク(23L)との間を通過して後方へ延出する、
ことを特徴とする。
請求項1の本発明によれば、前記ブレーキ配管を前記トップブリッジよりも上方を通るようにして配設するので、前記一対のフロントフォークの伸縮が大きい車両においても、該伸縮に追従可能な前記ブレーキ配管のあそびを確保できる。また、後方に配置された前記ABSモジュレータから延びる前記ブレーキ配管が前記他方のフロントフォークと前記ヘッドパイプとの間を通過するので、前記ブレーキ配管が前記一対のフロントフォークの外側へ突出することを抑制し、前記ブレーキ配管をコンパクトに配置することができる。また、前記ブレーキ配管が前記支持部によって前記トップブリッジよりも前方で支持されるので、前記一対のフロントフォークの伸縮による前記ブレーキ配管の揺動が、前記他方のフロントフォークと前記ヘッドパイプとの間において比較的小さくなり、前記他方のフロントフォークと前記ヘッドパイプとの間の狭い空間に、前記ブレーキ配管を配置することが可能となる。こうして、ABSモジュレータをトップブリッジよりも後方に配置しつつ、フロントフォークの伸縮に追従可能なブレーキ配管のあそびを確保することができる。また、前記ブレーキ配管は前記他方のフロントフォークと車両正面視で重なる位置で前記支持部に支持されるので湾曲部分の左右方向の幅をより大きく取ることができ、前記一対のフロントフォークの伸縮に追従可能な配管長さを確保し易く、また、前記一対のフロントフォーク間を前記ブレーキ配管が架け渡される形態となるため、前記一対のフロントフォーク間に配置される他の車両構成要素と前記ブレーキ配管とが干渉することを回避できる。
請求項2の本発明によれば、前記取付点の位置に起因して、前記ブレー配管が前記支持部から後方内側に延出されるので、転陀した際に前記一対のフロントフォークと前記ブレーキ配管とが接触することを避け易くなる。前記取付点が前記ダウンフレームの上部に配置されることで、前記取付点を前記ヘッドパイプ近傍に位置させることができ、転陀した際の前記ブレーキ配管の動きを最小限にしつつ、車幅方向でコンパクトに配置することができる。
請求項の本発明によれば、前記メーターステーに前記支持部を固定することで、前記トップブリッジや前記ヘッドパイプから新たに前記支持部を支持するための部材を設置することなく、簡単に前記ブレーキ配管を固定することができる。
請求項の本発明によれば、前記支持部で前記ブレーキ配管の配管部分を異なる角度に固定することができるため、小スペースで前記ブレーキ配管を安定的に固定することができる。また、後方から延びてきた前記ブレーキ配管を任意に上方に配置することができる。
請求項の本発明によれば、前記センサケーブルも前記一対のフロントフォークの伸縮に追従可能な長さを確保することができる。
請求項の本発明によれば、前記ブレーキ配管を前記センサーケーブルの支持部材として兼用できる。
請求項の本発明によれば、前記第二のブレーキ配管の曲がりを小さくしつつ、前記第二のブレーキ配管に干渉されずに、前記前輪制動手段に接続される前記ブレーキ配管の揺動スペースを確保することができる。
実施形態に係る鞍乗型車両の左側面図。 図1の鞍乗型車両の右側面図。 図1の鞍乗型車両のメータ周辺を示す平面図。 図2のI−I線断面図。 図1の鞍乗型車両のブレーキ配管の配設態様を示す斜視図。 図1の鞍乗型車両のブレーキ配管の配設態様を示す平面図。 図1の鞍乗型車両のブレーキ配管の配設態様を示す正面図。 図1の鞍乗型車両のフレームに対するブレーキ配管の配設態様を示す斜視図。 図1の鞍乗型車両のフレームに対するブレーキ配管の配設態様を示す左側面図。 図1の鞍乗型車両のブレーキ配管の配設態様を示す正面図。 図1の鞍乗型車両のブレーキ配管の配設態様を示す斜視図。 図1の鞍乗型車両のブレーキ配管の配設態様を示す右側面図。 図1の鞍乗型車両のメーターステー及び支持部を示す斜視図。 図1の鞍乗型車両の前輪の制動装置を示す斜視図。 図1の鞍乗型車両の前輪のスピードセンサーを示す斜視図。
図面を参照して本発明の実施形態に係る鞍乗型車両について説明する。各図において、矢印X、Y、Zは互いに直交する方向を示し、X方向は鞍乗型車両の前後方向、Y方向は鞍乗型車両の車幅方向(左右方向)、Z方向は上下方向を示す。
<鞍乗型車両の概要>
図1は本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両1の左側面図、図2は鞍乗型車両1の右側面図である。図3はメーターMPの周辺を示す平面図、図4は図2のI−I線断面図である。鞍乗型車両1はオフロード系の自動二輪車であるが、本発明は他の形式の自動二輪車を含む各種の電動式鞍乗型車両に適用可能である。以下、鞍乗型車両1のことを車両1と呼ぶ場合がある。
車両1は車体フレーム10を備える。車体フレーム10は、車両前部に設けられるヘッドパイプ11、左右一対のメインフレーム12、12、ダウンフレーム13及び左右一対のロアフレーム14、14とを含む。ヘッドパイプ11及びダウンフレーム13は車体中心に沿って1本で設けられている。
メインフレーム12、12とダウンフレーム13とロアフレーム14、14とをループ状に連結し、これらによって囲まれる領域の内側にパワーユニット2が配置されている。パワーユニット2はエンジンと変速機とを含む。パワーユニット2の前部には、エンジンの排気を排気マフラー5へ導くエキゾーストパイプ6が設けられている。
メインフレーム12、12はヘッドパイプ11の上部に取り付けられ、パワーユニット2の上方で左右に湾曲して斜め下後方へ延びている。ダウンフレーム13はヘッドパイプ11の下部に取り付けられ、パワーユニット2の前方で車体中心を直線状に斜めに下がり下方へ延び、その下端部で左右一対のロアフレーム14、14の前端部に連結されている。各ロアフレーム14はパワーユニット2の前側下部からパワーユニット2の下方へ湾曲して略直線状に後方へ延び、後端部がメインフレーム12の下端部に連結されている。
パワーユニット2の上方には、メインフレーム12、12上に支持された燃料タンク3が配置されている。燃料タンク3の直後にはシート4が配置されている。シート4は、シートフレーム15、15(図8、図9参照)上に支持されている。シートフレーム15、15はその前端がメインフレーム12、12に取り付けられ、後方に延設されている。シートフレーム15、15とロアフレーム14、14とにはリアフレーム16、16(図8、図9参照)が接続されている。
ヘッドパイプ11にはステアリングステム20が回動可能に支持され、ステアリングステム20の上端部にトップブリッジ22が取り付けられている。ステアリングステム20の下端部にはボトムブリッジ26が設けられている。メーターMPはメーターステー25を介してトップブリッジ22に連結されており、トップブリッジ22の前方に配置されている。メータMPは、車速、エンジン回転数等の各種の情報を表示する表示装置である。
トップブリッジ22の左右端部のフォーク挿入孔22a、22bに左右一対のフロントフォーク23L、23Rが支持されている。一対のフロントフォーク23L、23Rはまた、ボトムブリッジ26により支持されている。
一対のフロントフォーク23L、23Rを単に一対のフロントフォーク23と呼ぶ場合がある。一対のフロントフォーク23の下端部には前輪FWが回転自在に支持されており、トップブリッジ22に取り付けられたハンドルバー24で転陀される。ハンドルバー24の左右の各端部には乗員が把持するグリップ21L、21Rが設けられている。また、グリップ21Rに隣接してブレーキレバー30とブレーキレバー30に連係したブレーキマスタシリンダ31が設けられている。
メインフレーム12、12にはピボット軸17によりリアスイングアーム18の前端部が揺動自在に支持されている。リアスイングアーム18の後端部には後輪RWが支持され、パワーユニット2のドライブスプロケット(不図示)と後輪RWの従動スプロケット(不図示)とに巻きかけられるチェーン(不図示)によって後輪RWが回転駆動される。
メインフレーム12には、また、ブレーキペダル32とブレーキペダル32に連係したブレーキマスタシリンダ33が設けられている。
制動装置34は前輪FWを制動する。制動装置34は、前輪FWと同軸で固定されたブレーキディスク34aと、フロントフォーク23Lの下端部に支持されたブレーキキャリパー34bとを備える。フロントフォーク23Lの下端部には、また、前輪FWの回転速度を計測するスピードセンサー37が配設されている。制動装置35は後輪RWを制動する。制動装置35は、後輪RWと同軸で固定されたブレーキディスク35aと、リアスイングアーム18の端部に支持されたブレーキキャリパー35bとを備える。
ブレーキマスタシリンダ31とブレーキキャリパー34bとはABSモジュレータ36を介して接続されており、ブレーキレバー30を操作するとブレーキキャリパー34bが作動する。ABSモジュレータ36はスピードセンサ37の計測結果に基づいて前輪FWがロックしそうな場合にブレーキキャリパー34bに対するブレーキ液圧を制御して、前輪FWのロックを回避する。同様に、ブレーキマスタシリンダ33とブレーキキャリパー35bとはABSモジュレータ36を介して接続されており、ブレーキペダル32を操作するとブレーキキャリパー35bが作動する。ABSモジュレータ36は、後輪RWの回転速度を検出する不図示のセンサの計測結果に基づいて後輪RWがロックしそうな場合にブレーキキャリパー35bに対するブレーキ液圧を制御して、後輪RWのロックを回避する。
ABSモジュレータ36はトップブリッジ22よりも後方に配置されている。本実施形態の場合、取付ステー36aを介して、シートフレーム15及びリアフレーム16に支持されているが配置場所はこれに限られない。ABSモジュレータ36をトップブリッジ22よりも後方に配置してステアリングシステム周辺にABSモジュレータ36を配置しない構成を採用することで、ステアリングシステム周辺を他の構成要素の配置空間(例えばメーターMPの配置空間)として活用し易くなる。
ABSモジュレータ36は、例えば、バルブユニットと、バルブユニットを動作させるモータと、モータを制御するコントロール回路から構成される。
<ブレーキ配管の配設態様>
制動装置34、35及びABSモジュレータ36に関わるブレーキ配管の配設態様について説明する。図5〜図7はブレーキ配管の配設態様を示す透視図であり、図5は斜視図、図6は平面図、図7は正面図である。また、図8及び図9は車体フレーム10に対するブレーキ配管の配設態様を示し、図8は斜視図であり、図9は左側面図である。
ブレーキ配管は、ブレーキマスタシリンダ31とABSモジュレータ36とを接続するブレーキ配管40と、ABSモジュレータ36と制動装置34のブレーキキャリパー34bとを接続するブレーキ配管41と、ブレーキマスタシリンダ33とABSモジュレータ36とを接続するブレーキ配管43と、ABSモジュレータ36と制動装置35のブレーキキャリパー35bとを接続するブレーキ配管44と、を含む。各ブレーキ配管40、41、43及び44は基本的に、ゴム等を素材とする可撓性を有するホースで構成されており、部分的に金属配管等が用いられる。
本実施形態の場合、ABSモジュレータ36が車両後部に位置しているため、制動装置34に関わるブレーキ配管40、41の配管長が比較的長く設計されている。取り回しを概説する。ブレーキ配管40はブレーキマスタシリンダ31からヘッドパイプ11の前側に延設され、ヘッドパイプ11とフロントフォーク23Lとの間で、かつ、トップブリッジ22とボトムブリッジ26との間の空間を通って左側のメインフレーム12の外側に延設されている。更に、メインフレーム12、12間を通ってABSモジュレータ36に延設されている。このようにブレーキ配管40は、車両右側に位置するブレーキマスタシリンダ31から、車両左側に迂回して車両左側を通してABSモジュレータ36へ延設することで、ブレーキ配管40を湾曲させるときの曲率を小さくするようにしている。
一方、ブレーキ配管41はABSモジュレータ36から車両左側を通った後に車両右側に湾曲され、車両右側を通過してヘッドパイプ11よりも前側に延設されている。更に、車体側に固定される支持部42を経由して上方に延設された後、車体左側へ湾曲し、ブレーキキャリパー34bに延設されている。
本実施形態の場合、ABSモジュレータ36が車両左側に位置する一方、ブレーキマスタシリンダ33、ブレーキキャリパー35bは車両右側に位置している。ブレーキ配管43はブレーキマスタシリンダ33から車両左側に僅かに延設された後、車両後方へ延設されてABSモジュレータ36に接続されている。ブレーキ配管44はABSモジュレータ36から車両前方へ延設された後、車両右側に僅かに延設され、更に、車両後方へ延設されてブレーキキャリパー35bに接続されている。
ブレーキ配管40、41の配設態様について更に説明する。図10〜図12はブレーキ配管40、41の配設態様を示す図であり、図10は正面図、図11は斜視図、図12は右側面図である。既に述べたとおり、本実施形態の車両1はオフロード系の自動二輪車であり、一対のフロントフォーク23の伸縮ストロークが比較的長く設定されている。ブレーキ配管41は一対のフロントフォーク23の伸縮に追従可能なあそびを有している必要がある。
本実施形態の場合、図10から明らかなように、ブレーキ配管41は正面視で上方に凸となる逆U字型に湾曲されており、この湾曲部分で配管長を確保することで、ブレーキ配管41は一対のフロントフォーク23の伸縮に追従させる構成となっている。
ブレーキ配管41の配設態様について詳細に述べると、ブレーキ配管41は、まず、図11に示されるようにトップブリッジ22よりも車両後方側から、トップブリッジ22の下方でヘッドパイプ11とフロントフォーク23Rとの間であって、トップブリッジ22とボトムブリッジ26との間の空間を通過して車両前側に延設され、支持部42に支持されている。既に述べたとおり、ブレーキ配管40はヘッドパイプ11の左側の空間を通っており、ヘッドパイプ11により仕切られる右側の空間にブレーキ配管41を通り、左側の空間にブレーキ配管40を通す構成としている。これにより転陀時にこれらブレーキ配管40、41が互いに干渉しにくくしている。更に、ヘッドパイプ11よりも前側の比較的開放された空間で、ブレーキ配管40、41が交差するので、転陀時にこれらブレーキ配管40、41が互いに干渉することを回避できる。
転陀性に関わる構成を更に説明すると、ブレーキ配管41は一対のフロントフォーク23よりも後方(つまりトップブリッジ22とボトムブリッジ26との間の空間を通過する前の車両後方側の部分)において、図12に示すようにダウンフレーム13に取り付けられる取付点41aを有している。取付点41aは支持部42よりも下方、かつ、車幅方向内側で、ダウンフレーム13の上部に配置されている。取付点41aをこの位置に設定してブレーキ配管41を固定することで、ブレーキ配管41がヘッドパイプ11の近傍で車幅方向中央よりで固定される。支持部42から見るとブレーキ配管41が後方内側に延出されるので、転陀した際に一対のフロントフォーク23とブレーキ配管41とが接触することを避け易くなる。また、転陀した際のブレーキ配管41の動きを最小限にしつつ、車幅方向でコンパクトにブレーキ配管41を配置することができる。
次に、ブレーキ配管41は、トップブリッジ22とボトムブリッジ26との間の空間を通過した後、支持部42に支持されている。支持部42は車体側に固定されており、ブレーキ配管41は支持部42において車体に固定されている。支持部42はトップブリッジ22よりも車両前方においてフロントフォーク23R側に配設されている。特に本実施形態の場合、図10に示すように、支持部42は、車両正面視で、フロントフォーク23Rと重なるように配置されている。したがって、ブレーキ配管41を、接続先であるブレーキキャリパー34bに対して車幅方向に離間させた位置で固定することができ、逆U字型の湾曲部分の左右方向の幅をより大きくとることができる。これは一対のフロントフォーク23の伸縮に追従可能なブレーキ配管41の配管長を確保する上で有利である。また、ブレーキ配管41が、フロントフォーク23Rからフロントフォーク23Lへ架け渡される形態となるため、一対のフロントフォーク23間或いはその周辺に配置される他の車両構成要素とブレーキ配管41とが干渉することを回避することができる。
本実施形態の場合、支持部42はメーターステー25に固定されている。図13はメーターステ25及び支持部42の斜視図である。メーターステー25を利用して支持部42を車体に固定することで、トップブリッジ22やヘッドパイプ11から新たに支持部42を支持するための部材を設置することなく、簡単にブレーキ配管41を固定することができる。
ブレーキ配管41は、支持部42から制動装置34の方向に延出する配管部分411と、支持部42からABSモジュレータ36の方向に延出する配管部分412とを含んでいる。配管部分411、412は共に可撓性を有するホースであり、配管部分411は逆U字状の部分を構成する。
支持部42はメーターステー25とボルトで締結される締結部421と、配管部分411が接続される前接続部422と、配管部分412が接続される後接続部423とを備える。締結部421は、例えば、バンジョーボルトを用いたバンジョー留め構造である。前接続部422と後接続部423とは、互いに連通した金属配管であり、異なる方向に指向している。すなわち、前接続部422は締結部421から上方へ指向しており、配管部分411の上方への延設を案内している。また、後接続部423は後方内側へ指向しており、配管部分412の取付点41aへの延設を案内している。このように、支持部42でブレーキ配管41の配管部分411、412を異なる角度に固定することができるため、小スペースでブレーキ配管41を安定的に固定することができる。また、後方から延びてきたブレーキ配管41を任意に上方に配置することができる。
図10を参照して、ブレーキ配管41は、その配管部分411が前接続部422から上方へ延出し、トップブリッジ22よりも高い位置を通過してフロントフォーク23L側へへ逆U字型に湾曲している。そして、フロントフォーク23Lに沿って下方へ延出している。フロントフォーク23L側には、リング状の保持具45が複数設けられている。ブレーキ配管41は複数の保持部45を通過している。保持具45はブレーキ配管41の長手方向の移動を拘束しない。従って、一対のフロントフォーク23の伸縮に従ってブレーキ配管41の配管部分411の逆U字状の部分の高さが変化し、該伸縮に配管部分411が追従できる。
ブレーキ配管41には、スピードセンサー37に接続されるセンサーケーブル38が複数の係止具46により係止されている。センサーケーブル38は、例えば、スピードセンサー37とABSモジュレータ36とを接続する。センサーケーブル38はスピードセンサー37とメーターMPとを接続するものであってもよい。
センサーケーブル38は、ブレーキ配管41と同様に、フロントフォーク23R側から、トップブリッジ22よりも高い位置を通過してフロントフォーク23L側に逆U字型に湾曲している。このように湾曲させることで、センサーケーブル38も一対のフロントフォーク23の伸縮に追従可能なあそびを確保することができる。また、複数の係止具46でセンサーケーブル38をブレーキ配管41に係止することで、ブレーキ配管41をセンサーケーブル38の支持部材として兼用できる。複数の係止具46のうちの一部は、トップブリッジ22よりも高い位置において、ブレーキ配管41の配管部分411とセンサーケーブル38とを係止しており、一対のフロントフォーク23の伸縮の際、配管部分411とセンサーケーブル38とがバラつき難くしている。
ブレーキ配管41の配管部分411とセンサーケーブル38とは束ねられた状態で、複数の係止具46を通過し、フロントフォーク23Lに沿って下方へ延出する。配管部分411とセンサーケーブル38とは端部において車両前後方向に分離され、配管部分411は図14に示すようにブレーキキャリパー34bに接続される。センサーケーブル38は図15に示すようにスピードセンサー37に接続される。
以上のとおり、本実施形態では、ブレーキ配管41をトップブリッジ22よりも上方を通るようにして配設するので、一対のフロントフォーク23の伸縮が大きい場合でも、該伸縮に追従可能なブレーキ配管41のあそびを確保できる。また、後方に配置されたABSモジュレータ36から延びるブレーキ配管41がフロントフォーク23Rとヘッドパイプ11との間を通過するので、ブレーキ配管41が一対のフロントフォーク23の外側へ突出することを抑制し、ブレーキ配管41をコンパクトに配置することができる。また、ブレーキ配管41が支持部42によってトップブリッジ22よりも前方で支持されるので、一対のフロントフォーク23の伸縮によるブレーキ配管41の揺動が、フロントフォーク23Rとヘッドパイプ11との間において比較的小さくなり、フロントフォーク23Rとヘッドパイプ11との間の狭い空間に、ブレーキ配管41を配置することが可能となる。こうして、ABSモジュレータ36をトップブリッジ22よりも後方に配置しつつ、一対のフロントフォーク23の伸縮に追従に必要なブレーキ配管41のあそびを確保することができる。
1 鞍乗型車両、11 ヘッドパイプ、20 ステアリングステム、22 トップブリッジ、23L フロントフォーク、23R フロントフォーク、34 制動装置、36 ABSモジュレータ、41 ブレーキ配管、42 支持部

Claims (7)

  1. 車両前方に設けられるヘッドパイプ(11)に回動可能に支持されるステアリングステム(20)と、
    前記ステアリングステム(20)の上端部に設けられたトップブリッジ(22)と、
    前記トップブリッジ(22)の左右のフォーク挿入孔(22a,22b)にそれぞれ支持される一対のフロントフォーク(23L,23R)と、
    前記一対のフロントフォーク(23L,23R)のうちの一方のフロントフォーク(23L)側に配設され、前輪(FW)に制動力を付与する前輪制動手段(34)と、
    前記トップブリッジ(22)よりも後方に配置され、前記前輪制動手段(34)の制動力を制御するABSモジュレータ(36)と、
    前記ABSモジュレータ(36)と前記前輪制動手段(34)とを接続するブレーキ配管(41)と、
    を備える鞍乗型車両(1)であって、
    前記トップブリッジ(22)よりも車両前方において前記一対のフロントフォーク(23L,23R)のうちの他方のフロントフォーク(23R)側に配設され、前記ブレーキ配管(41)を支持する支持部(42)を備え、
    前記ブレーキ配管(41)は、
    前記トップブリッジ(22)よりも車両後方側から、前記トップブリッジ(22)の下方で前記ヘッドパイプ(11)と前記他方のフロントフォーク(23R)との間を通過して、前記他方のフロントフォーク(23R)と車両正面視で重なる位置で前記支持部(42)に支持され、
    前記支持部(42)から上方へ延出し、前記トップブリッジ(22)よりも高い位置を通過して前記一方のフロントフォーク(23L)側へ湾曲し、かつ、
    前記一方のフロントフォーク(23L)に沿って延出して前記前輪制動手段(34)に接続される、
    ことを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 請求項1に記載の鞍乗型車両であって、
    前記ブレーキ配管(41)は、前記支持部(42)から、前記支持部(42)よりも車両幅方向内側を通るように車両後方に延出され、
    前記ヘッドパイプ(11)には前記ヘッドパイプ(11)より下方に延びるダウンフレーム(13)が備えられ、
    前記ブレーキ配管(41)は、前記一対のフロントフォーク(23L,23R)よりも後方で前記ダウンフレーム(13)に取り付けられる取付点(41a)を有し、
    前記取付点(41a)は前記支持部(42)よりも下方、かつ、車両幅方向内側で、前記ダウンフレーム(13)の上部に配置される、
    ことを特徴とする鞍乗型車両。
  3. 請求項1又は請求項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記トップブリッジ(22)の前方に配置されたメータ(MP)と、
    前記メータ(MP)と前記トップブリッジ(22)とを連結するメーターステー(25)と、を更に備え、
    前記支持部(42)は、前記メーターステー(25)に固定される、
    ことを特徴とする鞍乗型車両。
  4. 請求項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記ブレーキ配管(41)は、
    前記支持部(42)から前記前輪制動手段(34)の方向に延出する第一の配管部分(411)と、
    前記支持部(42)から前記ABSモジュレータ(36)の方向に延出する第二の配管部分(412)と、を含み、
    前記支持部(42)は、
    前記メーターステー(25)と締結される締結部(421)と、
    前記第一の配管部分(411)が接続される前接続部(422)と、
    前記第二の配管部分(412)が接続される後接続部(423)と、を備え、
    前記前接続部(422)及び前記後接続部(423)は異なる方向に指向し、かつ、互いに連通している、
    ことを特徴とする鞍乗型車両。
  5. 請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記一方のフロントフォーク(23L)側に配設され、前記前輪の回転速度を計測するスピードセンサー(37)と、
    前記スピードセンサー(37)に接続されるセンサーケーブル(38)とを更に備え、
    前記センサーケーブル(38)は、
    前記他方の前記フロントフォーク(23R)側から、前記トップブリッジ(22)よりも高い位置を通過して前記一方のフロントフォーク(23L)側に湾曲し、かつ、
    前記一方のフロントフォーク(23L)に沿って延出して前記スピードセンサー(37)に接続される、
    ことを特徴とする鞍乗型車両。
  6. 請求項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記センサーケーブル(38)は、前記トップブリッジ(22)よりも高い位置において、前記ブレーキ配管(41)に係止される、
    ことを特徴とする鞍乗型車両。
  7. 請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記ステアリングステム(20)に支持されたハンドルバー(24)と、
    前記ハンドルバー(24)に設けられたブレーキマスタシリンダ(31)と、
    前記ブレーキマスタシリンダ(31)と前記ABSモジュレータ(36)とを接続する第二のブレーキ配管(40)と、を更に備え、
    前記第二のブレーキ配管(40)は、前記ブレーキマスタシリンダ(31)から前記ヘッドパイプ(11)の前側へ延出し、前記ヘッドパイプ(11)と前記一方のフロントフォーク(23L)との間を通過して後方へ延出する、
    ことを特徴とする鞍乗型車両。
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