JP5836215B2 - 鞍乗型車両のケーブル配索構造 - Google Patents
鞍乗型車両のケーブル配索構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5836215B2 JP5836215B2 JP2012154086A JP2012154086A JP5836215B2 JP 5836215 B2 JP5836215 B2 JP 5836215B2 JP 2012154086 A JP2012154086 A JP 2012154086A JP 2012154086 A JP2012154086 A JP 2012154086A JP 5836215 B2 JP5836215 B2 JP 5836215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front wheel
- support member
- side support
- vehicle body
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Description
請求項2に記載の発明によれば、ブレーキホース及びセンサケーブルが車幅方向外側に膨らまないようにして、これらホース及びケーブルに対する車幅方向外側からの外乱の影響を抑制し易くすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、フロントフォークの伸縮時にブレーキホース及びセンサケーブルをスムーズに屈曲させることができ、これらにかかる負担を低減できる。
請求項4に記載の発明によれば、センサケーブルの前輪を横切る部分の位置決め性を向上できる。
請求項5に記載の発明によれば、組付け性及び生産性を向上できる。
請求項6に記載の発明によれば、部品点数を削減できる。
請求項7に記載の発明によれば、センサケーブルの支持部材の開口部を塞いでセンサケーブルを保持するための部材を別途設ける必要をなくすことで、センサケーブルの保持に関する部品の部品点数を削減できる。
なお、図5に示すように、クランプ部35Aは短冊状の板金を屈曲させて形成されており、環状部351と、前記板金の両端部を環状部351から外側に延ばすようにして形成した延出部352と、を有し、延出部352にボルト37Bを通して上記ステー部35Bの先端部に固定されている。
また、クランプ部35Aは、第1前輪側支持部材35が締結固定される前の状態では、環状部351を延出部352の両端を離間させることで開放させることが可能となっており、締結固定される前に一部を開放させてブレーキホース32を受け入れて、締結固定時にブレーキホース32を締め付ける構成とされている。
そして、ブレーキホース32は、第1車体側支持部材34のクランプ部34Aを略水平の状態で通過後、ボトムブリッジ14の右端部後方で、上方に向けて湾曲して、インナーチューブ11に概略沿って延びてマスタシリンダ33に至っている。
なお、クランプ部41Aは、基端側支持部材41が締結固定される前の状態では、環状の部位を開放させることが可能となっており、締結固定される前に一部を開放させてセンサケーブル30を受け入れて、締結固定時にセンサケーブル30を締め付ける構成とされている。
また、複合支持部材42は、アウターチューブ12に締結固定された第1前輪側支持部材35のステー部35Bに当該複合支持部材42が一体化された状態で、第2前輪側支持部47の開口部47Aが前方に開放すると共に、第3前輪側支持部48の開口部48Aが上方に開放するように形成されている。
ここで、クランプ部44Aも、第2車体側支持部材44が締結固定される前の状態では、環状の部位を開放させることが可能となっており、締結固定される前に一部を開放させてセンサケーブル30を受け入れて、締結固定時にセンサケーブル30を締め付ける構成とされている。
そして、概略の説明とするが、第2車体側支持部材44が第1車体側支持部材34に一体化される際は、第2車体側支持部材44は、そのクランプ部44Aにセンサケーブル30を挿入した状態とされてから、第1車体側支持部材34に一体化されるようになっている。
次に、第1前輪側支持部材35及び複合支持部材42が分離している状態で、第1前輪側支持部材35のクランプ部35Aの内側に、対応するグロメットを介してブレーキホース32を挿入する。なお、この際、クランプ部35Aとステー部35Bは接続していない状態としておく。
一方で、複合支持部材42においては、第2前輪側支持部47及び第3前輪側支持部48の内側に、センサケーブル30を湾曲する状態となるように、対応するグロメットを介して挿入する。
次に、第1前輪側支持部材35のステー部35Bを右のアウターチューブ12のブラケット部36に締結し、ステー部35Bの先端部に、ブレーキホース32が組み込まれた状態のクランプ部35Aと、センサケーブル30が組み込まれた状態の複合支持部材42をボルト37Bによって締結する。
そして、上記のように第1前輪側支持部材35及び複合支持部材42によってブレーキホース32及びセンサケーブル30をフロントフォーク10に取り付けて仮止め状態として、その後、第1車体側支持部材34及び第2車体側支持部材44をボトムブリッジ14に締結固定すると共に、基端側支持部材41を左のアウターチューブ12に締結固定する。なお、各支持部材の締結固定は、ここで述べた順序でなくてもよい。
そして、その後は、センサケーブル30及びブレーキホース32の各支持点での位置を各支持部材のクランプ部を拡げて適宜ずらす等して、所望の配索状態に調整する。
例えば、本実施形態では、ホイール6が所謂キャストホイールであるが、ワイヤスポークホイールであっても構わない。また、第2前輪側支持部47及び第3前輪側支持部48が別の部材で形成されてもよい。また、車速センサ24とブレーキディスク25及びブレーキキャリパ26との位置を左右で入れ替えてもよい。
また、上記実施形態では、本発明に係る構造をモータサイクル型の自動二輪車に適用した例を説明したが、本発明に係る構造は、スクータ型車両、アメリカンタイプの自動二輪車、三輪車等の種々の鞍乗型車両に適用可能である。
2 前輪
10 フロントフォーク
24 車速センサ
25 ブレーキディスク
26 キャリパ
30 センサケーブル
32 ブレーキホース
33 マスタシリンダ
34 第1車体側支持部材
35 第1前輪側支持部材
44 第2車体側支持部材
47 第2前輪側支持部(第2前輪側支持部材)
47A 開口部
48 第3前輪側支持部(第3前輪側支持部材)
48A 開口部
Claims (7)
- 車体に支持されて下方に延びると共に、下端部に前輪(2)を回転可能に支持し、前記車体と前記前輪(2)との間で伸縮する左右一対のフロントフォーク(10)と、
前記前輪(2)の車幅方向における一方側に配置されるブレーキディスク(25)及び該ブレーキディスク(25)を挟み込むキャリパ(26)と、
前記前輪(2)の車幅方向における他方側に配置される車速センサ(24)と、
前記キャリパ(26)とマスタシリンダ(33)とを繋ぐブレーキホース(32)と、
前記車速センサ(24)から延びるセンサケーブル(30)と、を備え、
前記ブレーキホース(32)が、前記車体側に配置される第1車体側支持部材(34)と前記前輪(2)側に配置される第1前輪側支持部材(35)との間で、撓みを持って支持される鞍乗型車両のケーブル配索構造において、
前記センサケーブル(30)は、前記前輪(2)の車幅方向における前記他方側から前記前輪(2)の上方を通って、前記前輪(2)の車幅方向における前記一方側に向けて延びると共に、前記キャリパ(26)から上方に向けて延びる前記ブレーキホース(32)の上方延出方向に沿うように湾曲した後で上方に延び、かつ前記第1前輪側支持部材(35)に並んで設けられる第2前輪側支持部材(47)に支持されると共に、前記第1車体側支持部材(34)に並んで設けられる第2車体側支持部材(44)に支持され、
前記センサケーブル(30)は、前記第2前輪側支持部材(47)と前記第2車体側支持部材(44)との間で、前記ブレーキホース(32)に沿って撓むように配索されることを特徴とする鞍乗型車両のケーブル配索構造。 - 前記ブレーキホース(32)及び前記センサケーブル(30)は、前記第1前輪側支持部材(35)及び前記第2前輪側支持部材(47)と、前記第1車体側支持部材(34)及び前記第2車体側支持部材(44)との間で、車幅方向内側に向けて突の状態で湾曲するように配索されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両のケーブル配索構造。
- 前記第1車体側支持部材(34)及び前記第2車体側支持部材(44)はそれぞれ、前記ブレーキホース(32)及び前記センサケーブル(30)を車幅方向に指向するように、支持することを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両のケーブル配索構造。
- 前記センサケーブル(30)は、前記前輪(2)の車幅方向における前記一方側で前記ブレーキホース(32)の上方延出方向に沿うように、前記前輪(2)の車幅方向における前記他方側に向けて折り返って湾曲し、その折り返えし手前の部位が、第3前輪側支持部材(48)に支持されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両のケーブル配索構造。
- 前記第1前輪側支持部材(35)、前記第2前輪側支持部材(47)及び前記第3前輪側支持部材(48)は、一体化された状態で、前記前輪(2)側に配置されることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両のケーブル配索構造。
- 前記第2前輪側支持部材(47)及び前記第3前輪側支持部材(48)は、単一の部材上に形成されることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗型車両のケーブル配索構造。
- 前記第2前輪側支持部材(47)及び前記第3前輪側支持部材(48)にそれぞれ、前記センサケーブル(30)を受け入れる開口部(47A,48A)が形成され、前記第1前輪側支持部材(35)は、前記各開口部(47A,48A)を覆うように位置することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の鞍乗型車両のケーブル配索構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012154086A JP5836215B2 (ja) | 2012-07-09 | 2012-07-09 | 鞍乗型車両のケーブル配索構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012154086A JP5836215B2 (ja) | 2012-07-09 | 2012-07-09 | 鞍乗型車両のケーブル配索構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014015134A JP2014015134A (ja) | 2014-01-30 |
JP5836215B2 true JP5836215B2 (ja) | 2015-12-24 |
Family
ID=50110229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012154086A Active JP5836215B2 (ja) | 2012-07-09 | 2012-07-09 | 鞍乗型車両のケーブル配索構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5836215B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104386195B (zh) * | 2014-09-28 | 2016-08-17 | 力帆实业(集团)股份有限公司 | 摩托车的碟刹线夹的安装结构 |
CA2961468A1 (en) | 2016-03-28 | 2017-09-28 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle-riding-type vehicle cable support structure |
JP6790045B2 (ja) * | 2017-12-27 | 2020-11-25 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
WO2020031455A1 (ja) | 2018-08-09 | 2020-02-13 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
CN112660276B (zh) * | 2021-01-12 | 2022-02-08 | 浙江欧凯车业有限公司 | 一种电动滑板车信号线隐藏装置及其使用方法 |
JP7457076B1 (ja) | 2022-09-09 | 2024-03-27 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
-
2012
- 2012-07-09 JP JP2012154086A patent/JP5836215B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014015134A (ja) | 2014-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5836215B2 (ja) | 鞍乗型車両のケーブル配索構造 | |
JP6404308B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP6220366B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
WO2013140891A1 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6355290B2 (ja) | 鞍乗型車両のセンサユニット取付構造 | |
JP5990045B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP5323602B2 (ja) | 車両の伝達部材配索構造 | |
JP6476224B2 (ja) | 鞍乗型車両のリアフェンダ支持構造 | |
JP5795989B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP5760513B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP2014080057A (ja) | 自動二輪車のリヤブレーキ装置 | |
JP2019116263A (ja) | 鞍乗型車両 | |
WO2018124099A1 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP2019156246A (ja) | 鞍乗り型車両のリアブレーキホース配置構造 | |
JP6531995B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2014097682A (ja) | 操作力伝達部材の支持構造及びクランパ | |
EP2711277B1 (en) | Frame structure for saddle-riding type automotive vehicle | |
JP5981476B2 (ja) | 鞍乗り型車両のブレーキペダル支持構造 | |
JP5887152B2 (ja) | 鞍乗型車両の前部構造 | |
JP6605709B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP7113797B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP7148486B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP7148487B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2013136306A (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP2018140761A (ja) | 鞍乗型車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150820 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151006 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5836215 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |