JP4814932B2 - 自動二輪車 - Google Patents
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Description
に関する。
従って、キャリパ22が消音器6dから熱影響を受けないような配慮が必要であり、改良の余地がある。
自動二輪車10は、車体フレーム11と、車体フレーム11のヘッドパイプ12に取付けたフロントフォーク13と、フロントフォーク13に取付けた前輪14と、フロントフォーク13に連結したハンドル15と、車体フレーム11の後上部に取付けたスイングユニット16と、スイングユニット16の後部に取付けた後輪17と、車体フレーム11の後部上部に配置したシート18と、車体フレーム11を覆うボディカバー20とを、主要構成としたスクータ型車両である。
運転者の足を載せる低床式足載板としての左右のフロアステップ23(この図では手前側だけを示す。以下同じ。)と、フロアステップ23の外縁から下方へ延ばした左右のフロアスカート24と、フロアスカート24の下縁間を覆うアンダカバー25と、インナカバー22から後方へ延ばし車体フレーム11の長手中央を覆うセンタカバー26と、センタカバー26から後方へ延ばし車体フレーム11の後部両側面を覆うサイドカバー27とからなる。
エンジン54の排気口は排気管81を介して、車体右側方(この図の裏面側)を通るエンジン排気用マフラ82に接続している。
スイングユニット16の左後部(一側)、すなわち、伝動ケース61の左後部62は、車体中心(車幅中心)CLよりも左側が、車体中心CLに沿って後方へ延びている。このため、伝動ケース61は、左後部62が右後端部(他側)63よりも後方へ長い。
リヤブレーキ90は、後輪17のハブ17aの右側面にボルト止めした円板状のブレーキディスク91と、ブレーキディスク91を制動制御するべくスイングアーム70にボルト止めしたキャリパ92とからなる、液圧式リヤディスクブレーキである。
車輪速度検出装置120は、後輪17のハブ17aの右側面にボルト止めしたパルサリング121と、スイングアーム70にボルト止めしたセンサ122とからなる。パルサリング121に開けた多数のスリットの有無の間隔を、センサ122で検出することにより、車輪速度を検出することができる。
(b)において、キャリパ92は、リヤブレーキ操作部材93の操作に応じマスタシリンダ94が発生した制動用液圧によって、キャリパハウジング95内のピストン96を作動させ、この結果、パッド97,97間でブレーキディスク91を押え、その摩擦力にて制動制御するものである。リヤブレーキ操作部材93は、例えば、ハンドル15(図1参照)に取付けたリヤブレーキレバーである。98はホースである。
ブレーキロック機構101は、ブレーキロックレバー102を操作し、ブレーキロックケーブル103を引くことでアーム104を回し、アーム104の回転量に応じてブレーキロックハウジング105内のピン106を移動させてロッド107を押すことによって、キャリパ92のピストン96を作動させ、この結果、パッド97,97間でブレーキディスク91を押え、その摩擦力にてブレーキロック制動制御をするようにした、機械式ブレーキロック機構である。
キャリパハウジング95とキャリパブラケット112との間は、ラバーブッシュ114によって、振動を吸収するとともに熱伝導を遮断するようにしている。
(a)において、115,115はスイングアーム70に取付けるべくキャリパブラケット112に開けたボルト孔である。
詳しくは、スイングアーム70は側面視で後方へ細くなる略三角形の盤体であり、基部を上下2個のボルト71,71にてスイングユニット16に取付け、下の斜辺部72のうち、車軸78よりも前方に、上方へ窪む凹部73を形成し、この凹部73にキャリパ92を配置したものである。
この図からも明らかなように、側面視において、マフラ82はキャリパ92にほとんどオーバーラップしていないことが判る。
マフラ82とキャリパ92のうち、比較的大型のマフラ82をスイングアーム70の外側方に通し、小型のキャリパ92をスイングアーム70の下方に配置した。このため、熱源であるマフラ82からキャリパ92までの距離は比較的大きい。
しかも、スイングアーム70にマフラ82及びキャリパ92を取付けたのであるから、スイングユニット16と共にスイングアーム70がスイングしても、マフラ82とキャリパ92との間の隙間は常に一定である。
さらには、大型のマフラ82を車体中心CL側に寄せることができるので、自動二輪車10のバンク角θを大きく設定することができる。
また、リヤサスペンション53は、スイングユニット16を懸架するものであってもよい。
Claims (5)
- 車体フレーム(11)に後輪用動力伝達機構内蔵型のスイングユニット(16)を上下スイング可能に取付け、このスイングユニット(16)を後方へ延ばし、スイングユニット(16)の長手途中から後方へスイングアーム(70)を延ばし、スイングユニット(16)の後部とスイングアーム(70)の後部との間で後輪(17)を支承し、スイングアーム(70)に液圧式リヤディスクブレーキのキャリパ(92)を取付けた自動二輪車において、
前記キャリパ(92)はハウジング(95)を有し、
前記キャリパ(92)のピストン(106)と同方向であって、幅方向外側に延びるキャリパハウジング(95)端部に、機械式ブレーキロック機構(101)を組み込み、
前記機械式ブレーキロック機構(101)と前記キャリパ(92)を備えた前記スイングアーム(70)にエンジン排気用マフラ(82)をボルト(83)を介して取付け、
前記キャリパ(92)は、前記スイングアーム(70)の下方且つ前記エンジン排気用マフラ(82)の下方に配置し、
前記機械式ブレーキロック機構(101)の回動アーム(104)は、前記ピストン(106)が延びる方向を軸として回動する、
ことを特徴とする自動二輪車。 - 前記キャリパ(92)を取付けるキャリパブラケット(112)を有し、そのキャリパブラケット(112)を前記スイングアーム(70)の内側面に取付けることで、キャリパ(92)がスイングアーム(70)に支持され、背面視で前記エンジン排気用マフラ(82)にキャリパ(92)が左右にオーバーラップした配置関係にあることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車。
- 前記ボルト(83)は車両側面視前記エンジン排気用マフラ(82)の外方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車。
- 前記機械式ブレーキロック機構(101)のアーム及びブレーキロックケーブル(103)が、車両側面視前記排気用マフラ(82)の外方に位置していることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の自動二輪車。
- 前記スイングアーム(70)には、リヤサスペンション(53)を取付けるためのブラケット部(74)が形成され、該ブラケット部(74)が車両側面視エンジン排気用マフラ(82)の外方に位置していることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の自動二輪車。
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