JP2514048B2 - ディスクブレ―キ - Google Patents

ディスクブレ―キ

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JP2514048B2
JP2514048B2 JP62234132A JP23413287A JP2514048B2 JP 2514048 B2 JP2514048 B2 JP 2514048B2 JP 62234132 A JP62234132 A JP 62234132A JP 23413287 A JP23413287 A JP 23413287A JP 2514048 B2 JP2514048 B2 JP 2514048B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は手動ブレーキを内蔵したディスクブレーキに
関し、特に、摩擦パッドの交換時にピストンを初期位置
へ簡単に戻すことができるようにしたディスクブレーキ
に関する。
〔従来技術〕
第2図に従来技術の手動ブレーキを内蔵したディスク
ブレーキを示す。
図において、1は取付ブラケット2に摺動可能に支持
されたキャリパを示し、該キャリパ1にはディスク3を
跨ぐようにインナ脚部1Aとアウタ脚部1Bとが設けられ、
該アウタ脚部1Bには二又状の爪部1Cが形成されている。
そして、該キャリパ1のインナ脚部1Aにはブレーキ液の
供給口1Dと連通し、後述のピストン8が摺動可能に挿嵌
されたシリンダ4と、該シリンダ4の底部側に形成さ
れ、後述のプッシュロッド13を摺動可能に保持するよう
になった段付凹部5および挿通穴6と、該段付凹部5内
と挿通穴6を介して連通し、後述のカム21等が配設され
たカム室7とが設けられ、シリンダ4、段付凹部5およ
び挿通穴6は中心軸O−O上に配設されている。
8はシリンダ4内に摺動可能に挿嵌されたピストンを
示し、該ピストン8は有蓋筒状に形成され、その内周側
には段付の中ぐり8Aが形成されている。そして、該ピス
トン8はマスタシリンダ9からのブレーキ液が供給口1D
を介してシリンダ4内に供給されると、該シリンダ4内
を摺動すると共に、キャリパ1全体を取付ブラケット2
に対して摺動させ、アウタ脚部1Bの爪部1Cとの間で摩擦
パッド10,10をディスク3の両面に押圧し、該ディスク
3に制動作用を与えるようになっている。
11はピストン8の中ぐり8A内に回転可能に設けられた
ナットを示し、該ナット11は後述するプッシュロッド13
の多条ねじ13Aと螺合し、ピストン8がブレーキ液圧に
よってシリンダ4内を摺動するとき、該ピストン8およ
びプッシュロッド13に対して相対回転し、後述の回転規
制機構12と共にピストン8の摺動に追従して軸方向に移
動するようになっている。そして、該ナット11はブレー
キ操作が解除され、シリンダ4内からブレーキ液が排出
されるときには、ピストン8の戻り位置を回転規制機構
12を介して規制し、ディスク3と各摩擦パッド10との間
の隙間を自動的に調整するようになっている。
12はナット11とピストン8との間に設けられた回転規
制機構を示し、該回転規制機構12はピストン8がブレー
キ液圧によって摺動するときには該ピストン8とナット
11との相対回転を許して、該ナット11を多条ねじ13Aに
沿って回転させるものの、手動ブレーキの操作によって
プッシュロッド13が軸方向に押動されるときにはナット
11をピストン8のクラッチ面8Bに押付けて、該ナット11
の回転を規制し、該ナット11をピストン8と一体的に軸
方向に摺動させるようになっている。
13は基端側が挿通穴6内に摺動可能に挿嵌され先端側
に約10mm程度のリードを有する多条ねじ13Aが形成され
たプッシュロッドを示し、該プッシュロッド13の基端に
は後述のカム21との間にロッド14が配設され、カム21が
図中時計方向に回転されるとき該プッシュロッド13はロ
ッド14を介して軸方向に押動されるようになっている。
また、該プッシュロッド13の基端側には両面取りが施さ
れ、この両面取り部には段付凹部5内に取付けられたキ
ープレート15が係合しており、これによって、プッシュ
ロッド13は回転が規制されている。16はキープレート15
を段付凹部5内に位置決めした止め輪を示している。
17はプッシュロッド13に固定されたリテーナ、18は該
リテーナ17とばね受19との間に配設されたばねを示し、
該ばね18はプッシュロッド17を非制動側に所定のばね荷
重をもって付勢し、手動ブレーキの操作時以外のときに
はプッシュロッド13を図示の位置に配置させるようにな
っている。また、ばね受19の基端側は止め輪20によって
段付凹部5内に位置決めされ、該ばね受19の先端側には
ナット11がプッシュロッド13と共に挿通されている。
21はカム室7内に回動可能に設けられたカムを示し、
該カム21はブレーキハンドル22に連結されたワイヤ23の
先端側に回動用レバー(図示せず)を介して連結され、
ブレーキハンドル22の操作によって時計方向に回転され
るようになっている。そして、該カム21はロッド14を介
してプッシュロッド13をばね18に抗して軸方向に押動
し、これによって、ピストン8をナット11を介して摺動
させ、各摩擦パッド10をディスク3に押圧して、駐車ブ
レーキとして作動させるようになっている。また、24は
キャリパ1に固定されたガイドを示し、該ガイド24はワ
イヤ23をカム21の回動用レバーに摺動可能に案内してい
る。さらに、25はブレーキハンドル22等と共に車両の運
転席に設けられたブレーキペダルを示し、該ブレーキペ
ダル25はマスタシリンダ9のピストンに連結され、該マ
スタシリンダ9からブレーキ液をシリンダ4内へと給排
させるようになっている。
このように構成されるディスクブレーキでは、車両の
走行時等にブレーキペダル25を踏込むことにより、マス
タシリンダ9からのブレーキ液圧がシリンダ4内に供給
され、この液圧によってピストン8が摺動し、各摩擦パ
ッド10をディスク3に押圧して制動作用が与えられる。
このとき、プッシュロッド13はばね18によって図示の位
置に付勢されているから、ナット11はプッシュロッド13
の多条ねじ13Aに沿って回転し、回転規制機構12と共に
ピストン8の摺動に追従して軸方向に移動する。そし
て、ブレーキペダル25の踏込みを解除すると、シリンダ
4内からマスタシリンダ9側にブレーキ液が排出され、
ナット11は多条ねじ13Aに沿って逆向きに回転しつつ、
ピストン8の戻り位置を回転規制機構12を介して規制
し、ディスク3と各摩擦パッド10との隙間を調整する。
一方、車両の停止時等に駐車ブレーキとして使用する
場合には、ブレーキハンドル22の操作によりワイヤ23を
介してカム21が時計方向に回転し、プッシュロッド13が
ロッド14を介して軸方向に押動され、ナット11は回転規
制機構12により回転を規制されるから、ピストン8を軸
方向に摺動させ、各摩擦パッド10をディスク3に押圧し
て、該ディスク3を制動状態におく。そして、ブレーキ
ハンドル22の操作を解除すれば、カム21が反時計方向に
回転して、プッシュロッド13はばね18により図示の位置
に戻され、これによって、ピストン8はナット11等と共
にシリンダ4内を後退し、各摩擦パッド10はディスク3
から再び離間するようになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した従来技術では、ブレーキ操作を繰
返す度毎に各摩擦パッド10はディスク3に押圧され、徐
々に摩耗してゆくようになるから、ピストン8の先端側
はシリンダ4から徐々に突出してゆくようになり、各摩
擦パッド10を新品と交換するときには、シリンダ4から
比較的大きく突出したピストン8を初期位置に押戻して
おく必要がある。
この場合従来技術では、プッシュロッド13の多条ねじ
13Aに螺合したナット11がピストン8のクラッチ面8B等
に当接しているから、該ピストン8を単に軸方向に押圧
するだけでは初期位置に戻すことができず、ダストシー
ル26等を取外した状態でピストン8をナット11等と共に
プッシュロッド13の多条ねじ13Aに沿って回転させつ
つ、該ピストン8を初期位置へと戻すようにしており、
この作業が非常に面倒な作業となり、各摩擦パッド10の
交換時における作業性が非常に悪くなるという欠点があ
る。
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもの
で、本発明は摩擦パッドの交換時等にピストンを初期位
置へと簡単に戻すことができ、パッド交換時の作業性を
確実に向上できるようにしたディスクブレーキを提供す
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するために、本発明が採用する
構成は、キャリパと、該キャリパに摺動可能に設けら
れ、摩擦パッドをディスクに押圧するピストンと、該ピ
ストン内に回転可能に設けられたナットと、該ナットと
ピストンとの間に配設され、手動ブレーキの操作時には
前記ピストンのクラッチ面にナットを押付けて該ナット
の回転を規制する回転規制機構と、先端側に前記ナット
と螺合する多条ねじが形成され、前記手動ブレーキの操
作時に該ナットを介してピストンを摺動させるプッシュ
ロッドとからなるディスクブレーキにおいて、前記ピス
トンの先端側には、摩擦パッドの交換時に前記ナットを
プッシュロッドの多条ねじに沿って回転させて後退させ
るべく、該ナットを外部から軸方向に押圧するための開
口部を形成したことを特徴とピストンの先端側に、摩擦
パッドの交換時にナットをプッシュロッドの多条ねじに
沿って回転させて後退されるべく、該ナットを前記回転
規制機構に抗して外部から軸方向に押圧するための開口
部を形成したことにある。
〔作用〕
上記構成により、摩耗した摩擦パッドを新品と交換す
るときには、まず摩耗した摩擦パッドをキャリパ側から
取外した状態で、ピストンの先端側から開口部を介して
工具等をナット側へと簡単に挿入でき、この工具でピス
トン内のナットを回転規制機構に抗して軸方向に押圧で
きる。そして、該ナットはこの押圧操作によりプッシュ
ロッドの多条ねじに沿って回転するようになるから、該
プッシュロッドの多条ねじに沿ってナットを自動的に後
退させることができ、これによって前記ピストンを簡単
に初期位置へと押戻すことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図に基づいて説明する。
なお、実施例では前述した第2図に示す従来技術と同一
の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するも
のとする。
図中、31は取付ブラケット32に摺動可能に支持された
キャリパを示し、該キャリパ31は従来技術で述べたキャ
リパ1とほぼ同様にインナ脚部31Aとアウタ脚部31Bとか
らなり、該アウタ脚部31Bには二又状の爪部31Cが形成さ
れている。そして、該キャリパ31のインナ脚部31Aには
シリンダ4、段付凹部5、挿通穴6およびカム室7等が
形成され、該カム室7内にはカム21が回動可能に設けら
れ、挿通穴6内にはプッシュロッド13が摺動可能に挿嵌
されている。また、該プッシュロッド13はキープレート
15によって回転が規制され、ばね18によって非制動側に
常時付勢されている。
33はシリンダ4内に摺動可能に挿嵌されたピストンを
示し、該ピストン33は従来技術で述べたピスト8とほぼ
同様に形成されるものの、該ピストン33は段付筒状に形
成され、その先端側には段部33A1等を有する開口部33A
が設けられている。また、該ピストン33の中間部内周側
には後述のナット34が当接するクラッチ面33Bが段付面
となって形成され、該クラッチ面33Bは回転規制機構12
と共にナット34の回転を適宜に規制すようになってい
る。
34はプッシュロッド13の多条ねじ13Aに螺合し、ピス
トン33内に回転可能に設けられたナットを示し、該ナッ
ト34は従来技術で述べたナット11とほぼ同様に形成さ
れ、その先端側は円板状の蓋体34Aによって施蓋されて
いる。そして、該ナット34はピストン33が外部からのブ
レーキ液圧によって摺動するとき、クラッチ面33Bから
僅かに離間し、プッシュロッド13の多条ねじ13Aに沿っ
て中心軸O−Oを中心として回転し、回転規制機構12と
共にピストン33の摺動に追従して軸方向に移動し、ブレ
ーキ操作の解除時には、ピストン33の戻り位置を回転規
制機構12を介して規制するようになっている。
35はナット34とインナ側の摩擦パッド10との間に位置
して、ピストン33の開口部33A内に配設された板状部材
としての円板を示し、該円板35は止め輪36により後述の
ばね部材37を介してピストン33の開口部33A内に位置決
めされ、ナット34側の端面中央部にはナット押圧用の突
起35Aがナット34と同軸となるように中心軸O−O上に
位置して半球形状に形成されている。そして、該突起35
Aは各摩擦パッド10を取外した状態で、円板35を外部か
ら軸方向に押動することにより、ナット34の蓋体34Aに
当接して、該ナット34を軸方向に押圧し、該ナット34を
プッシュロッド13の多条ねじ13Aに沿って回転させつつ
後退させるようになっている。また、該円板35の外周側
は突起35Aでナット34を押圧して、該ナット34がピスト
ン33のクラッチ面33Bから僅かに離間したときに、開口
部33Aの段部33A1に当接し、これによって、ナット34の
後退量に応じてピストン33をシリンダ4内へと押込むよ
うになっている。
さらに、37は円板35とナット34との間に位置して、ピ
ストン33の開口部33A内に配設された弾性部材としての
ばね部材を示し、該ばね部材37は皿ばね等によって形成
され、円板35の突起35Aをナット34の蓋体34Aから離間さ
せるように、該円板35を常時軸方向に付勢している。そ
して、該ばね部材37は円板35の突起35Aをナット34の蓋
体34Aから離間させることにより、ブレーキ操作時等に
ナット34をピストン33に対してスムーズに相対回転させ
るようになっている。
本実施例によるディスクブレーキの上述の如き構成を
有するもので、その基本的作動については従来技術によ
るものと格別差異はない。
然るに本実施例では、ピストン33の先端側に段部33A1
等を有する開口部33Aを形成し、該開口部33A内には中央
部に半球形状の突起35Aを有する円板35を止め輪36とば
ね部材37とを介して配設する構成としたから、各摩擦パ
ッド10の交換時にこれらを取外した状態で、例えばアウ
タ脚部31Bの二又状爪部31C間から工具等を挿入して、円
板35をばね部材37に抗し軸方向に押動すれば、まず該円
板35の突起35Aがナット34の蓋体34Aに当接して、該ナッ
ト34を軸方向に押圧しつつ、プッシュロッド13の多条ね
じ13Aに沿って回転させることができ、該ナット34を多
条ねじ13Aに沿って簡単に後退させることができる。
そして、該ナット34がピストン33のクラッチ面33Bか
ら僅かに離間したときには、円板35の外周側が開口部33
Aの段部33A1と当接し、ナット34の後退量に応じてピス
トン33をシリンダ4内へと自動的に押込むことができ、
ピストン33をナット34と共に後退させることができる。
従って、各摩擦パッド10の交換に先立って、円板35を工
具等で軸方向に押動するだけで、ピストン33を初期位置
へと簡単に押戻すことができ、従来技術の如くダストシ
ール26等を取外してピストン33を回転させたりする必要
がなくなり、パッド交換時の作業性を大幅に向上させる
ことができる。
また、ピストン33の先端側には開口部33Aを形成した
から、円板35等の組付けに先立って、ピストン33の両端
側からナット34を視認しつつ、該ナット34をピストン33
内に組込むことができ、該ナット34や回転規制機構12等
の組込み作業を確実に簡単にできる上に、ピストン33内
の冷却性を向上でき、軽量化を図りうる等、種々の効果
を奏する。
なお、前記実施例では、ピストン33の開口部33A内に
円板35とばね部材37とを配設する構成としたが、これら
は必ずしも設ける必要はなく、工具等で直接的にナット
34の蓋体34A中央を軸方向に押圧しても、該ナット34を
回転させて、後退させることができ、ピストン33を初期
位置へと簡単に押戻すことができる。そしてこの場合に
は、ピストン33の開口部33Aに段部33A1等を形成する必
要がなくなり、ピストン33の形状を簡略化できるばかり
でなく、ピストン33内の冷却性をさらに向上でき、軽量
化をさらに図ることができる等の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上詳述した通り、本発明によれば、ピストンの先端
側に開口部を形成し、ピストン内に配設したナットを外
部から該開口部を介して軸方向に押圧し、該ナットをプ
ッシュロッドの多条ねじに沿って回転させて後退させる
構成としたから、摩擦パッドの交換に先立って、ナット
を後退させつつ、ピストンを軸方向に押動するだけで、
該ピストンを初期位置に簡単に押戻すことができ、パッ
ド交換時の作業性を大幅に向上させることができる。ま
た、ピストンの先端側に形成した開口部によって該ピス
トンの冷却性を向上できると共に、ピストン全体を軽量
化できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すディスクブレーキの縦断
面図、第2図は従来技術を示すディスクブレーキの縦断
面図である。 10……摩擦パッド、12……回転規制機構、13……プッシ
ュロッド、13A……多条ねじ、31……キャリパ、32……
取付ブラケット、33……ピストン、33A……開口部、34
……ナット、35……円板、35A……突起、36……ばね部
材。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリパと、該キャリパに摺動可能に設け
    られ、摩擦パッドをディスクに押圧するピストンと、該
    ピストン内に回転可能に設けられたナットと、該ナット
    とピストンとの間に配設され、手動ブレーキの操作時に
    は前記ピストンのクラッチ面にナットを押付けて該ナッ
    トの回転を規制する回転規制機構と、先端側に前記ナッ
    トと螺合する多条ねじが形成され、前記手動ブレーキの
    操作時に該ナットを介してピストンを摺動させるプッシ
    ュロッドとからなるディスクブレーキにおいて、前記ピ
    ストンの先端側には、摩擦パッドの交換時に前記ナット
    をプッシュロッドの多条ねじに沿って回転させて後退さ
    せるべく、該ナットを前記回転規制機構に抗して外部か
    ら軸方向に押圧するための開口部を形成したことを特徴
    とするディスクブレーキ。
  2. 【請求項2】前記ピストンの開口部には、前記ナットと
    同軸の中央部にナット押圧用の突起を有する板状部材
    と、該板状部材の突起を前記ナットから離間させるよう
    に該板状部材を常時軸方向に付勢する弾性部材とを設け
    てなる特許請求の範囲(1)項記載のディスクブレー
    キ。
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