JP2020037300A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】鞍乗型車両において、ABSユニットのメンテナンス性を向上する。また、鞍乗型車両において、上側油圧配管及び下側油圧配管を好適に配策する。【解決手段】本鞍乗型車両1では、ABSユニット13が、車両側面視において、メインフレーム22aより下方、ダウンフレーム22bより後方、ヘッドパイプ21の下端21aより上方、且つエンジン10のヘッドカバー17より上方に、配置されている。ABSユニット13は、車両平面視において、車両中心線L1を基準として、液圧式ブレーキ9とは反対側に配置されている。この状態において、第1被接続部52及び第2被接続部53が、ABSユニット13の上面51aにおいて、燃料タンク11より前方に配置されている。【選択図】図6A

Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
従来技術の鞍乗型車両、例えば、自動二輪車では、燃料タンクが、メインフレームを跨ぐようにして、メインフレームの上方に配置されている。燃料タンクの下方及びメインフレームの上方には、液圧式の前輪ブレーキ及び後輪ブレーキを制御するためのABSユニットが、配置されている。詳細には、ABSユニットは、メインフレームの上部に配置された状態において、ABSユニットの上部及び両側部が、燃料タンクによって覆われている。
ここで、フロントマスターシリンダ及びABSユニットは、上側油圧配管によって接続されている。ABSユニット及び前輪ブレーキは、下側油圧配管によって接続されている。このように、ABSユニットは、フロントマスターシリンダ及び前輪ブレーキの間に配置され、上側油圧配管及び下側油圧配管によって、フロントマスターシリンダ及び前輪ブレーキにそれぞれ接続されている。
特開2014−169077号公報
従来の自動二輪車では、ABSユニットの上部及び両側部が、燃料タンクに覆われているので、ABSユニットのメンテナンスを行う際には、燃料タンクをメインフレームから取り外す必要がある。すなわち、従来の自動二輪車では、燃料タンクを取り外さない限り、ABSユニットのメンテナンスを直接的に行うことが難しい。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、ABSユニットのメンテナンス性を向上できる鞍乗型車両を、提供することにある。
本願発明者は、ABSユニットのメンテナンス性の向上を図るために、ABSユニットが燃料タンクに遮られないように、ABSユニットを、従来技術の位置よりもさらに車両前方の位置に配置することを、検討した。この結果、ABSユニットのメンテナンスを行う際に、燃料タンクを取り外すことなく、ABSユニットにアクセスすることができるので、ABSユニットのメンテナンス性を向上することができた。
ここで、ABSユニットを、車両後方に移動させるのではなく、車両前方に移動させる理由は、燃料タンクよりも車両後方の位置にはシートが配置されており、メンテナンスを行うための空間を確保するのが難しいためである。
上述した構成によってABSユニットのメンテナンス性を向上させた場合、ABSユニットは、従来技術の構成の位置よりもさらに車両前方に配置されるので、フロントマスターシリンダ及びABSユニットを接続する上側油圧配管の長さが、短くなる。このため、ハンドルの回動に追随するために必要な曲率を確保するのが難しくなる。
また、この場合、ABSユニット及び前輪ブレーキを接続する下側油圧配管の長さも、短くなる。このため、ステアリング装置のストロークに追随するための長さ、及びハンドル操作時の前輪の回動に追随するために必要な曲率を確保するのが難しくなる。
さらに、上側油圧配管及び下側油圧配管を通過するブレーキフルードは、酸化防止剤を含んでいる。このため、前輪ブレーキの使用中に、ブレーキフルードの酸化防止剤が結晶化してしまわないように、内側に銅メッキを有する鋼管が、上側油圧配管又は/及び下側油圧配管の一部に設けられている。ここで、酸化防止剤が結晶化してしまうと、この結晶(異物)がABSユニットの内部配管に詰まってしまう虞がある。
したがって、ブレーキフルードの酸化防止剤が結晶化しないように、上側油圧配管又は/及び下側油圧配管では、内側に銅メッキを有する鋼管の長さを、十分に確保する必要がある。
しかし、上述したように、ABSユニットを従来技術の位置よりもさらに車両前方に配置した結果、上側油圧配管及び下側油圧配管の長さが短くなっている。このため、上側油圧配管及び下側油圧配管の曲率の確保と、曲率を確保しづらい鋼管の長さの確保とを、同時に実現することは、困難であった。
そこで、本願発明者は、さらに鋭意検討の末、鋼管の配置の工夫と、上側油圧配管及び下側油圧配管の取り廻しの工夫とによって、ABSユニットのメンテナンス性の向上と、上側油圧配管及び下側油圧配管の曲率の確保と、曲率を確保しづらい鋼管の長さの確保とを、同時に実現できることを、見出した。この知見に基づく発明の構成は以下の通りである。
車幅方向において車両中心に配置されたヘッドパイプと、前記ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームと、前記ヘッドパイプから下方に延び且つ前記メインフレームより下方に配置されるダウンフレームとを、有するフレーム部と、前記ヘッドパイプに回転可能に支持されるステアリング装置と、前記ヘッドパイプより上方に配置され、前記ステアリング装置に接続されるハンドルと、前記ハンドルに支持され、車両平面視において、前記車両中心を通過する車両中心線を基準として、第1側、又は前記第1側とは反対の第2側に、配置されるマスターシリンダと、前記ヘッドパイプより下方に配置され、前記ステアリング装置に回転可能に支持される前輪と、前記車両平面視において、前記車両中心線を基準として、前記前輪より前記第1側又は前記第2側に、配置される液圧式ブレーキと、前記フレーム部に支持されるエンジンと、前記メインフレームの上方に配置される燃料タンクと、前記液圧式ブレーキを制御するためのABSユニットと、前記ABSユニット及び前記マスターシリンダを接続する上側油圧配管と、前記ABSユニット及び前記液圧式ブレーキを接続する下側油圧配管とを、備え、前記ABSユニットは、前記車両平面視において、前記車両中心線を基準として前記液圧式ブレーキとは反対側に配置され、前記車両側面視において、前記メインフレームより下方、前記ダウンフレームより後方、前記ヘッドパイプの下端より上方、且つ前記エンジンのヘッドカバーより上方に、配置され、前記上側油圧配管が接続される第1被接続部と、前記下側油圧配管が接続される第2被接続部とを、有し、前記第1被接続部及び前記第2被接続部は、前記ABSユニットの上面に設けられ、前記車両平面視において前記燃料タンクより前方に配置され、前記上側油圧配管は、前記ABSユニットから前方に延び、前記車両中心線を基準として前記液圧式ブレーキとは反対側において前記ヘッドパイプ及び前記ステアリング装置の間を通過し、前記ヘッドパイプの前方から前記マスターシリンダに導かれ、前記下側油圧配管の少なくとも一部は金属製の管状部材から構成され、前記管状部材は、前記車両側面視において、前記ABSユニット及び前記ダウンフレームの前縁の間に、配置される、鞍乗型車両。
上述した構成を有する本鞍乗型車両では、ABSユニットが、車両側面視において、メインフレームより下方、ダウンフレームより後方、ヘッドパイプの下端より上方、且つエンジンのヘッドカバーより上方に、配置される。この状態において、第1被接続部及び第2被接続部が、ABSユニットの上面において、燃料タンクより前方に配置される。
これにより、燃料タンクを取り外すことなく、ABSユニットにアクセスすることができる。すなわち、本鞍乗型車両では、ABSユニットのメンテナンス性を向上することができる。また、上側油圧配管及び下側油圧配管をABSユニットから容易に取り外すことができる。すなわち、本鞍乗型車両では、上側油圧配管及び下側油圧配管のメンテナンス性も同時に向上することができる。さらに、ABSユニットがエンジンのヘッドカバーより上方に配置されるので、エンジン本体からABSユニットへの熱伝達の影響を、低減することができる。
ここで、上記のように第1被接続部及び第2被接続部を配置した場合、従来技術と同様に、第1被接続部からマスターシリンダまでの距離、及び第2接続部及び液圧式ブレーキまでの距離が、短くなるおそれがある。すなわち、ハンドルの回動に追随するために必要な曲率が、上側油圧配管に不足するおそれがある。また、ステアリング装置のストロークに追随するための長さ、及びハンドル操作時の前輪の回動に追随するために必要な曲率が、下側油圧配管に不足するおそれがある。
しかしながら、本鞍乗型車両では、上側油圧配管は、ABSユニットから前方に延び、車両中心線を基準として液圧式ブレーキとは反対側においてヘッドパイプ及びステアリング装置の間を通過し、ヘッドパイプの前方からマスターシリンダに導かれる。このように配策することによって、ハンドルの回動に追随するために必要な曲率を、上側油圧配管に確保することができる。
また、本鞍乗型車両では、ABSユニットが、車両平面視において、車両中心線を基準として液圧式ブレーキとは反対側に配置される。これにより、下側油圧配管を湾曲させながら、ABSユニット及び液圧式ブレーキを下側油圧配管によって接続することができる。このように配策することによって、ステアリング装置のストロークに追随するための長さ、及びハンドル操作時の前輪の回動に追随するために必要な曲率を、下側油圧配管に確保することができる。
また、本鞍乗型車両では、下側油圧配管の少なくとも一部が、金属製の管状部材から構成される。この金属製の管状部材によって、ブレーキフルードの結晶化を防止することができる。詳細には、ブレーキフルードを、金属製の管状部材の内壁に施された処理層、例えば酸化防止層と反応させることによって、ブレーキフルードの結晶化を防止することができる。すなわち、本鞍乗型車両では、マスターシリンダ及び液圧式ブレーキの間の配管経路において異物の発生を防止することができる。
また、本鞍乗型車両では、車両側面視において、金属製の管状部材が、ABSユニット及びダウンフレームの間に、配置される。これにより、ダウンフレームから液圧式ブレーキまでの間では、下側油圧配管を自由に配策することができる。すなわち、上述した異物の発生を防止しながら、ステアリング装置のストロークに追随するための長さ、及びハンドル操作時の前輪の回動に追随するために必要な曲率を、下側油圧配管に確保することができる。
本発明の別の側面に係る鞍乗型車両では、ABSユニットは、車両側面視において、ヘッドパイプの下端に設けられるアンダーブラケットの上面後端より上方に、配置される。
この構成によって、ABSユニットと液圧式ブレーキとの距離、すなわち下側油圧配管の長さを、確保した上で、ABSユニットとアンダーブラケットとの間において、金属製の管状部材の長さ及び曲率を十分に確保することができる。
本発明の別の側面に係る鞍乗型車両では、下側油圧配管は、上側油圧配管より長い。
この構成によって、下側油圧配管の長さを十分に確保することができる。これにより、下側油圧配管の曲率及び金属製の管状部材の長さを、十分に確保することができる。
本発明の別の側面に係る鞍乗型車両では、ABSユニットは、車両平面視において燃料タンクに重ならず、且つ車幅方向において燃料タンクの外端より内側に配置される。
この構成によって、燃料タンクを取り外すことなく、ABSユニットを好適にメンテナンスすることができる。
本発明の別の側面に係る鞍乗型車両では、ABSユニットの一部は車両平面視において燃料タンクに重なり、且つABSユニットは車幅方向において燃料タンクの外端より内側に配置される。
この構成によって、燃料タンクを取り外すことなく、ABSユニットを好適にメンテナンスすることができる。
本発明の別の側面に係る鞍乗型車両では、ABSユニットは、燃料タンクより前方において、メインフレームに装着される。
この構成によって、ABSユニットをメインフレームから容易に取り外すことができ、ABSユニットを好適にメンテナンスすることができる。
本発明の別の側面に係る鞍乗型車両では、ABSユニットの少なくとも一部は、車両側面視において、ヘッドパイプ及び燃料タンクの間に配置される。
この構成によって、燃料タンクを取り外すことなく、ABSユニットを好適にメンテナンスすることができる。
本発明の別の側面に係る鞍乗型車両では、車両正面視において、車幅方向におけるABSユニット及びマスターシリンダの間隔は、車幅方向におけるABSユニット及び液圧式ブレーキの間隔より、大きい。
この構成によって、ハンドルの回動時に、上側油圧配管に負担をかけることなく、上側油圧配管をABSユニット及びマスターシリンダの間で湾曲させることができる。すなわち、上側油圧配管の曲率を好適に確保することができる。
本発明の別の側面に係る鞍乗型車両では、車両高さ方向において、ABSユニット及びマスターシリンダの間隔は、ABSユニット及び液圧式ブレーキの間隔より、小さい。
この構成によって、ハンドルの回動に追随するために必要な曲率を上側油圧配管に確保した上で、上側油圧配管を短くすることができる。
本発明の別の側面に係る鞍乗型車両では、上側油圧配管は、ゴム管から構成される。
この場合、下側油圧配管の少なくとも一部が金属製の管状部材から構成され、上側油圧配管はゴム管から構成される。このように、上側油圧配管では鋼管が用いられていないので、上側油圧配管の長さが短くなっても、上側油圧配管の曲率を好適に確保することができる。
本発明の別の側面に係る鞍乗型車両では、上側油圧配管は、ステアリング装置及びABSユニットの間において、フレーム部に支持される。
この場合、ハンドルの回動に追随するために必要な曲率は、上側油圧配管の支持位置及びマスターシリンダの間において確保される。このように構成することによって、上側油圧配管をフレーム部に位置決めした状態で、フレーム部及びマスターシリンダの間において、上側油圧配管をハンドルの回動に追随させることができる。
本発明の別の側面に係る鞍乗型車両では、下側油圧配管は、金属製の管状部材と、第2被接続部及び金属製の管状部材を接続する第1ゴム管と、金属製の管状部材及び液圧式ブレーキを接続する第2ゴム管とを、有する。
この構成によって、下側油圧配管の一部である金属製の管状部材によって、異物の発生を好適に防止することができる。
本発明の別の側面に係る鞍乗型車両では、下側油圧配管は、車両側面視において、第2被接続部から下方、ABSユニットの後方、ABSユニット及びエンジンの間を前方に、延びる。
この構成によって、下側油圧配管を短い経路でABSユニットから液圧式ブレーキへと案内することができ、下側油圧配管の長さを短くすることができる。
本発明の別の側面に係る鞍乗型車両では、フレーム部は、メインフレーム及びダウンフレームを連結するクロスメンバーを、さらに有する。
この構成によって、フレーム部の剛性を向上することができる。
本発明では、鞍乗型車両において、ABSユニットのメンテナンス性を向上できる。また、本発明では、上側油圧配管及び下側油圧配管を好適に配策することができる。さらに、本発明では、マスターシリンダ及び液圧式ブレーキの間の配管経路において、曲率を確保ししつ異物の発生を防止することができる。
本発明の一実施形態が採用された鞍乗型車両の左側面図。 図1の鞍乗型車両における特徴的な構成を抽出した左側面図。 図2の構成の平面図(上面図)。 図2の構成の正面図(前面図)。 図2の構成の右側面図。 図2の構成を部分的に拡大した斜視図。 図2の構成を部分的に拡大した斜視図(接続部材を省略)。 図2の構成を部分的に拡大した平面図(上面図)。
本実施形態に係る鞍乗型車両1は、図1に示すように、フレーム部2と、ステアリング装置3と、ハンドル5と、マスターシリンダ6と、前輪7と、液圧式ブレーキ9と、エンジン10と、燃料タンク11(図2を参照)と、ABSユニット13(図2を参照)と、上側油圧配管14(図2を参照)と、下側油圧配管15(図2を参照)とを、備える。
詳細には、鞍乗型車両1は、フレーム部2と、ステアリング装置3と、スイングアーム4と、ハンドル5と、マスターシリンダ6と、前輪7と、後輪8と、液圧式ブレーキ9と、エンジン10と、燃料タンク11(図2を参照)と、シート12と、ABSユニット13(図2を参照)と、上側油圧配管14(図2を参照)と、下側油圧配管15(図2を参照)とを、備える。
なお、本明細書では、鞍乗型車両1が直進する方向(進行方向)を、前方と定義し、進行方向とは反対の方向を、後方と定義する。また、重力が作用する方向を、下方と定義し、下方とは反対の方向を、上方と定義する。また、運転者がシート12に着座した状態において、運転者の右手側を右方と定義し、運転者の左手側を左方と定義する。以下では、上下方向は車両高さ方向に対応し、左右方向は車幅方向に対応する。
また、“前後方向(前方及び/又は後方)に延びる”は、“上下方向及び左右方向に直交して延びる”という意味と、“上下方向及び/又は左右方向に対して所定の角度で傾斜して延びる”という意味を、含む。
詳細には、“前後方向に延びる”は、“上下方向及び左右方向に直交するように前後方向に延びる”という意味と、“上下方向となす角度のうち小さい方の角度、又は左右方向となす角度のうち小さい方の角度が、45度以上90度未満の範囲で前後方向に延びる”という意味を、含む。なお、”上下方向に延びる”及び“左右方向に延びる”についても、上記の“前後方向に延びる”と同様に解釈される。
また、鞍乗型車両1を前側から見た場合を、車両正面視と定義する。また、鞍乗型車両1を上側から見た場合を、車両平面視と定義する。また、鞍乗型車両1を右側又は左側から見た場合を、車両側面視と定義する。
さらに、“接続”とは、直接的な接続に限らず、間接的な接続も含む。また、“接続”とは、複数の別部材が互いに固定されることに限らず、一体の部材において複数の部分が連続することも、含む。また、“接続”とは、ある部材が複数の他の部材を互いに連結する意味としても、用いられる。
(フレーム部)
図2に示すように、フレーム部2は、ヘッドパイプ21と、フレーム本体22とを、有する。図3に示すように、ヘッドパイプ21は、車幅方向において、車両中心C1に配置される。ヘッドパイプ21は、ステアリング装置3を回転可能に支持する。
ここで、図3に示すように、“車両中心C1”は、ヘッドパイプ21の中心によって、定義される。図2に示すように、“車両中心C1”は、ヘッドパイプ21の中心線H1上に、定義される。ヘッドパイプ21の中心線H1は、ヘッドパイプ21の中心を通過し、且つヘッドパイプ21に沿って延びる。“車両中心C1”は、ヘッドパイプ21の中心線H1上の点であれば、どの点であってもよい。
図2に示すように、フレーム本体22は、メインフレーム22aと、ダウンフレーム22bとを、有する。フレーム本体22は、クロスメンバー22cを、さらに有する。フレーム本体22は、ヘッドパイプ21に接続されており、ヘッドパイプ21より後方に設けられる。本実施形態では、フレーム本体22は、ヘッドパイプ21と一体に形成されており、ヘッドパイプ21から後方に延びる。
メインフレーム22aは、ヘッドパイプ21から後方に延びる。ダウンフレーム22bは、ヘッドパイプ21から下方に延びる。ダウンフレーム22bは、メインフレーム22aより下方に配置される。クロスメンバー22cは、メインフレーム22a及びダウンフレーム22bを連結する。
(ステアリング装置)
図3及び図4に示すように、ステアリング装置3は、ヘッドパイプ21に回転可能に支持される。ステアリング装置3は、ステアリングシャフト31(図4を参照)と、アッパブラケット32と、アンダーブラケット33と、1対のフロントサスペンション34a,34bとを、有する。
ステアリングシャフト31は、ヘッドパイプ21に挿入されており、ヘッドパイプ21に回転可能に支持される。アッパブラケット32及びアンダーブラケット33は、ステアリングシャフト31に、取り付けられる。
1対のフロントサスペンション34a,34bは、前輪7を回転可能に支持する。1対のフロントサスペンション34a,34bは、アッパブラケット32及びアンダーブラケット33によって、支持される。車両側面視において、1対のフロントサスペンション34a,34bそれぞれは、前輪7の回転中心R1を基準として後方に傾斜しながら、上方に延びる(図2を参照)。
(スイングアーム)
図1に示すように、スイングアーム4は、後輪8を回転可能に支持する。スイングアーム4は、エンジン10又はフレーム部2に回動可能に支持される。本実施形態では、スイングアーム4は、フレーム部2例えばフレーム本体22に、回動可能に支持される。
(ハンドル)
図2及び図4に示すように、ハンドル5は、ヘッドパイプ21より上方に配置される。例えば、ハンドル5は、ヘッドパイプ21の上端と間隔を隔てて配置される。ハンドル5は、ステアリング装置3に接続される。例えば、ハンドル5は、ステアリング装置3と一体的に回動可能なように、アッパブラケット32を介してステアリングシャフト31の上部に接続される。
(マスターシリンダ)
図2、図3、及び図4に示すように、マスターシリンダ6は、ハンドル5に支持される。マスターシリンダ6には、上側油圧配管14が接続される。マスターシリンダ6は、ハンドル5に装着されたブレーキレバー18(図3及び図4を参照)の操作量に応じて、上側油圧配管14のブレーキフルードに圧力を加える。
図3に示すように、マスターシリンダ6は、車両平面視において、車両中心C1を通過する車両中心線L1を基準として、左側(第1側の一例)又は右側(第2側の一例)に配置される。車両中心線L1は、車両中心C1を通って、前後方向又は上下方向に延びる直線である。
なお、マスターシリンダ6を含む各部材の配置は、車両中心面PL1を用いて、定義してもよい。車両中心面PL1は、車両中心C1を通過し且つ前後方向に延びる平面である。車両中心面PL1は、車両中心C1を通過し且つ上下方向に延びる平面で定義してもよい。
本実施形態では、図3に示すように、マスターシリンダ6は、車両平面視において、車両中心線L1(車両中心面PL1)を基準として、左側(第1側)に配置される。具体的には、マスターシリンダ6は、車両中心線L1(車両中心面PL1)を基準として、ハンドル5の左側に、取り付けられる。
また、図4に示すように、マスターシリンダ6は、車両正面視において、車両中心面PL1を基準として、左側(第1側)に配置される。具体的には、マスターシリンダ6は、車両中心面PL1を基準として、ハンドル5の左側に、取り付けられる。
図3及び図4に示すように、“車両中心C1”は、車幅方向における中心に対応する。“車幅方向”は、車両中心線L1又は車両中心面PL1を基準として、車両中心線L1又は車両中心面PL1から垂直に離れる方向、例えば左右方向に、対応する。
図3に示すように、“車両中心線L1”は、車両平面視において、車両中心C1例えばヘッドパイプ21の中心を通過し、且つ前後方向に延びる直線によって、定義される。図3及び図4に示すように、“車両中心面PL1”は、車両正面視において、車両中心C1例えばヘッドパイプ21の中心を通過し、且つ前後方向に延びる平面によって、定義される。
(前輪及び後輪)
図2に示すように、前輪7は、ステアリング装置3によって回転可能に支持される。詳細には、図3及び図4に示すように、前輪7は、1対のフロントサスペンション34a,34bによって回転可能に支持される。
図1及び図2に示すように、前輪7には、ブレーキディスク16が一体回転可能に設けられる。図2及び図4に示すように、前輪7は、ヘッドパイプ21より下方に配置される。例えば、前輪7は、ヘッドパイプ21の下端21aと間隔を隔てて配置される。ヘッドパイプ21の下端21aは、アンダーブラケット33によって、支持されている。ヘッドパイプ21の上端(図示しない)は、アッパブラケット32によって、支持されている。図1に示すように、後輪8は、スイングアーム4によって回転可能に支持される。
(液圧式ブレーキ)
液圧式ブレーキ9は、前輪7を制動するためのものである。図5に示すように、液圧式ブレーキ9には、下側油圧配管15が接続される。詳細には、ブレーキレバー18の操作によってマスターシリンダ6が作動すると、ブレーキフルードの圧力が、上側油圧配管14及び下側油圧配管15を介して、液圧式ブレーキ9に伝達される。このブレーキフルードの圧力に応じて、液圧式ブレーキ9は、前輪7のブレーキディスク16を制動する。
図3に示すように、液圧式ブレーキ9は、車両平面視において、車両中心線L1(車両中心面PL1)を基準として、前輪7より左側(第1側)又は右側(第2側)に配置される。
本実施形態では、図3及び図4に示すように、液圧式ブレーキ9は、車両平面視及び車両正面視において、車両中心線L1(車両中心面PL1)を基準として、前輪7より左側に配置される。この状態において、図5に示すように、液圧式ブレーキ9は、ステアリング装置3の左側、例えば左側のフロントサスペンション34aに、取り付けられる。
(エンジン及び燃料タンク)
図2に示すように、エンジン10は、燃料タンク11の下方に配置される。エンジン10は、フレーム部2に支持される。詳細には、エンジン10は、フレーム本体22、例えばメインフレーム22a及びダウンフレーム22bに、取り付けられる。エンジン10の上部には、ヘッドカバー17が取り付けられる。
燃料タンク11は、ヘッドパイプ21の後方に配置される。また、燃料タンク11は、メインフレーム22aの上方に配置される。具体的には、燃料タンク11は、ヘッドパイプ21と間隔を隔てて配置され、メインフレーム22aの上部に取り付けられる。図1に示すように、燃料タンク11の後方には、シート12が配置される。シート12は、メインフレーム22aの上部に取り付けられる。
(ABSユニット)
ABSユニット13は、前輪用の液圧式ブレーキ9を、制御するためのものである。例えば、ABSユニット13は、前輪7がロックした場合、ブレーキレバー18を握った状態でも、液圧式ブレーキ9の解除又は作動を自動的に繰り返すように、液圧式ブレーキ9を制御する。ここで、“ABS”は、“Anti−lock Brake System”の略語である。
図2に示すように、ABSユニット13は、フレーム部2例えばフレーム本体22に、取り付けられる。本実施形態では、ABSユニット13は、メインフレーム22aに、取り付けられる。詳細には、ABSユニット13は、燃料タンク11より前方において、メインフレーム22aに装着される。
図3に示すように、ABSユニット13は、車両平面視において、車両中心線L1(車両中心面PL1)を基準として液圧式ブレーキ9とは反対側に、配置される。また、図4に示すように、ABSユニット13は、車両正面視において、車両中心面PL1を基準として液圧式ブレーキ9とは反対側に、配置される。本実施形態では、図3及び図4に示すように、ABSユニット13は、車両正面視及び車両平面視において、車両中心線L1又は車両中心面PL1を基準として、右側(第2側)に、配置される。
また、図3に示すように、ABSユニット13は、車両平面視において、燃料タンク11に重ならず、且つ車幅方向において燃料タンク11の外端より内側に配置される。詳細には、ABSユニット13は、車両平面視において燃料タンク11に重ならず、且つ車幅方向における燃料タンク11の1対の最外縁部11a,11bの間に、配置される。
なお、本実施形態では、車両平面視において、ABSユニット13の全体が燃料タンク11に重ならない場合の例を示すが、ABSユニット13の一部が燃料タンク11に重なってもよい。
図2に示すように、ABSユニット13の少なくとも一部は、車両側面視において、ヘッドパイプ21及び燃料タンク11の間に、配置される。本実施形態では、ABSユニット13が、車両側面視において、ヘッドパイプ21及び燃料タンク11の間に、配置される。
なお、本実施形態では、車両側面視においてABSユニット13がヘッドパイプ21及び燃料タンク11の間に配置される場合の例を示すが、ABSユニット13の一部がヘッドパイプ21及び燃料タンク11の間に配置され、ABSユニット13の他の部分が燃料タンク11の下方に配置されてもよい。
また、図2に示すように、ABSユニット13は、車両側面視において、メインフレーム22aより下方、ダウンフレーム22bより後方、ヘッドパイプ21の下端21aより上方、且つエンジン10のヘッドカバー17より上方に、配置される。また、ABSユニット13は、車両側面視において、ヘッドパイプ21の下端21aに設けられるアンダーブラケット33の上面後端より上方に、配置される。図2では、“上面後端”は、黒丸印によって示されている。
詳細には、ABSユニット13は、車両側面視において、メインフレーム22aの上面22dより下方、ダウンフレーム22bより後方、ヘッドパイプ21の下端21aより上方、且つエンジン10のヘッドカバー17より上方に、配置される。
ここで、ABSユニット13が上記のように配置された場合、ABSユニット13、マスターシリンダ6、及び液圧式ブレーキ9は、次のような位置関係を有する。
図4に示すように、車両正面視において、車幅方向におけるABSユニット13及びマスターシリンダ6の第1車幅間隔W1が、車幅方向におけるABSユニット13及び液圧式ブレーキ9の第2車幅間隔W2より大きい。すなわち、第1車幅間隔W1が第2車幅間隔W2より大きくなるように、ABSユニット13、マスターシリンダ6、及び液圧式ブレーキ9が、フレーム部2(メインフレーム22a)、ハンドル5、ステアリング装置3(フロントサスペンション34a,34b)に、各別に取り付けられる。
また、図4に示すように、車両高さ方向(上下方向)において、ABSユニット13及びマスターシリンダ6の第1高さ間隔T1は、ABSユニット13及び液圧式ブレーキ9の第2高さ間隔T2より小さい。すなわち、第1高さ間隔T1が第2高さ間隔T2より小さくなるように、ABSユニット13、マスターシリンダ6、及び液圧式ブレーキ9が、フレーム部2(メインフレーム22a)、ハンドル5、ステアリング装置3(フロントサスペンション34a,34b)に、各別に取り付けられる。
なお、第1及び第2車幅間隔W1,W2と、第1及び第2高さ間隔T1,T2とは、ABSユニット13、マスターシリンダ6、及び液圧式ブレーキ9それぞれの重心を基準点として、求められる。
上記のように配置されたABSユニット13は、次のような構成を有する。
図6A及び図6Bに示すように、ABSユニット13は、上側油圧配管14が接続される第1被接続部52(図6Bを参照)と、下側油圧配管15が接続される第2被接続部53(図6Bを参照)とを、有する。詳細には、図6Bに示すように、ABSユニット13は、ユニット本体51と、第1被接続部52と、第2被接続部53とを、有する。
なお、図6B及び図7では、上側油圧配管用の第1接続部材42(後述する)及び下側油圧配管用の第2接続部材45(後述する)は、図示していない。
ユニット本体51には、液圧式ブレーキ9の制御部として機能するABSモジュール(図示しない)が、収容される。また、ユニット本体51には、内部配管(図示しない)が収容される。
内部配管は、第1被接続部52及び第2被接続部53に接続される。内部配管は、上側油圧配管14及び下側油圧配管15のいずれか一方から、上側油圧配管14及び下側油圧配管15のいずれか他方へと、ブレーキフルードを送り込む。ABSモジュール及び内部配管は、従来技術と実質的に同じであるので、ここでは説明を省略する。
図2及び図6Aに示すように、ユニット本体51は、フレーム部2例えばメインフレーム22aに、取り付けられる。例えば、ユニット本体51は、燃料タンク11より前方において、メインフレーム22aに取り付けられる。詳細には、ユニット本体51は、ヘッドパイプ21及び燃料タンク11の間において、第1取付部材41を介して、メインフレーム22aに取り付けられる。
なお、本実施形態では、ユニット本体51の位置決めを行うために、ユニット本体51は、燃料タンク11の下方のメインフレーム22aと、ダウンフレーム22bとに、さらに取り付けられている。
ユニット本体51の配置は、上述したABSユニット13の配置と、同じである。すなわち、上述した“ABSユニット13”という文言を、“ユニット本体51”に置き換えることによって、ユニット本体51の配置は説明される。このため、ユニット本体51の配置についての説明は、ここでは省略する。
図6A及び図6Bに示すように、第1被接続部52には、上側油圧配管14が接続される。詳細には、上側油圧配管14は、第1接続部材42(図6Aを参照)及び第1被接続部52(図6B)を介して、マスターシリンダ6及びユニット本体51を連結する。
図6A及び図6Bに示すように、第2被接続部53には、下側油圧配管15が接続される。詳細には、下側油圧配管15は、第2接続部材45(図6Aを参照)及び第2被接続部53(図6Bを参照)を介して、ユニット本体51及び液圧式ブレーキ9を連結する。
図6B及び図7に示すように、第1被接続部52及び第2被接続部53は、ABSユニット13の上面51a、例えばユニット本体51の上面51aに、設けられる。図2に示すように、第1被接続部52及び第2被接続部53は、車両側面視において、燃料タンク11より前方に配置される。
図7に示すように、第1被接続部52及び第2被接続部53は、車両平面視において燃料タンク11より前方に配置される。詳細には、第1被接続部52及び第2被接続部53は、車両平面視において、燃料タンク11及びヘッドパイプ21の間に、配置される。
より詳細には、第1被接続部52は、車両平面視において、第2被接続部53より燃料タンク11側に、配置される。また、第1被接続部52は、車幅方向において、車両中心線L1(車両中心面PL1)を基準として、第2被接続部53より外側に設けられる。第2被接続部53は、車両中心線L1(車両中心面PL1)に沿う方向において、第1被接続部52より前方、例えば第1被接続部52よりヘッドパイプ21側に、配置される。
また、第1被接続部52及び第2被接続部53は、車両平面視において燃料タンク11と重ならず、且つ車幅方向において燃料タンク11の外端より内側に配置される。詳細には、第1被接続部52及び第2被接続部53は、車両平面視において燃料タンク11に重ならず、且つ車幅方向における燃料タンク11の1対の最外縁部11a,11bの間に、配置される。
(上側油圧配管)
図2及び図6Aに示すように、上側油圧配管14は、ABSユニット13及びマスターシリンダ6の間に、配置される。上側油圧配管14は、ABSユニット13及びマスターシリンダ6を、接続する。言い換えると、ABSユニット13及びマスターシリンダ6は、上側油圧配管14を介して、互いに連結される。上側油圧配管14は、例えば、ブレーキフルードが通過可能なゴム管から、構成される。
図6Aに示すように、上側油圧配管14の一端部は、第1接続部材42を介して、ABSユニット13(図6Bの第1被接続部52)に接続される。上側油圧配管14の他端部は、第3接続部材43を介して、マスターシリンダ6に接続される。上側油圧配管14は、次のように配策される。
図2に示すように、上側油圧配管14は、ABSユニット13から前方に延びる。その後、図4に示すように、上側油圧配管14は、車両中心面PL1(車両中心線L1)を基準とした液圧式ブレーキ9とは反対側において、ヘッドパイプ21及びステアリング装置3の間を通過し、ヘッドパイプ21の前方からマスターシリンダ6に導かれる。
詳細には、図2及び図6Aに示すように、上側油圧配管14は、ABSユニット13から前方に延びる。その後、図4及び図6Aに示すように、車両中心面PL1(車両中心線L1)を基準として右側(第2側)においてヘッドパイプ21及び右側のフロントサスペンション34bの間を通過し、ヘッドパイプ21の前方からマスターシリンダ6に導かれる。
このように配策される上側油圧配管14は、車両側面視において、ステアリング装置3及びABSユニット13の間において、フレーム部2に支持される。具体的には、図2に示す車両側面視において、上側油圧配管14は、右側のフロントサスペンション34b及びABSユニット13の間において、第2取付部材44(図6Aを参照)を介して、フレーム部2、例えばメインフレーム22a及びダウンフレーム22bの間の壁部39(図6Aを参照)に、支持される。
(下側油圧配管)
図2に示すように、下側油圧配管15は、ABSユニット13及び液圧式ブレーキ9の間に、配置される。下側油圧配管15は、ABSユニット13及び液圧式ブレーキ9を、接続する。言い換えると、ABSユニット13及び液圧式ブレーキ9は、下側油圧配管15を介して、互いに連結される。
図6Aに示すように、下側油圧配管15の一端部は、第2接続部材45を介して、ABSユニット13(図6Bの第2被接続部53)に接続される。下側油圧配管15の他端部は、第4接続部材46(図5を参照)を介して、液圧式ブレーキ9に取り付けられる。下側油圧配管15は、上側油圧配管14より長い。下側油圧配管15は、次のように配策される。
図2に示すように、下側油圧配管15は、車両側面視において、第2被接続部53から下方、ABSユニット13の後方、ABSユニット13及びエンジン10の間を前方に、延びる。その後、図4に示すように、車両正面視において、下側油圧配管15は、車両中心線L1(車両中心面PL1)を基準として、ABSユニット13とは反対側(左側)に導かれる。
詳細には、図2及び図6Aに示すように、車両側面視において、下側油圧配管15は、ABSユニット13の上面51aからABSユニット13の後面に沿って下方に延び、ABSユニット13から離れるように後方に延びる。その後、下側油圧配管15は、ABSユニット13及びエンジン10のヘッドカバー17の間に向けて前方に延び、ABSユニット13及びエンジン10のヘッドカバー17の間を通過する。その後、図4及び図6Aに示すように、車両正面視において、下側油圧配管15は、ヘッドパイプ21の下方においてダウンフレーム22bの前方を通過し、車両中心線L1(車両中心面PL1)を基準として液圧式ブレーキ9側(第1側)に導かれる。
このように配策される下側油圧配管15は、車両側面視において、ステアリング装置3及びABSユニット13の間において、フレーム部2に支持される。具体的には、図2に示す車両側面視において、下側油圧配管15が、第3取付部材47(図6Aを参照)を介して、フレーム部2例えばクロスメンバー22cに、支持される。また、車両側面視において、下側油圧配管15が、右側のフロントサスペンション34b及びABSユニット13の間において、第4取付部材48(図6Aを参照)を介して、フレーム部2例えばダウンフレーム22bに、支持される。
ここで、下側油圧配管15の少なくとも一部は、金属製の管状部材15aから構成されている。本実施形態では、図6Bに示すように、下側油圧配管15の一部が、金属製の管状部材15aから構成されている。
下側油圧配管15は、金属製の管状部材15aと、第1接続部材42を介して第2被接続部53及び金属製の管状部材15aを接続する第1ゴム管15bと、第4接続部材46を介して金属製の管状部材15a及び液圧式ブレーキ9を接続する第2ゴム管15cとを、有する。
金属製の管状部材15aとしては、例えば、内面が銅メッキされた鋼管が用いられる。このような鋼管を金属製の管状部材15aとして用いることによって、マスターシリンダ6及び液圧式ブレーキ9の間の配管経路において、異物の発生を防止することができる。なお、内面が銅メッキされた金属製の管状部材15aであれば、管状部材15aの材質はどのようなものでもよい。
図2及び図6Bに示すように、金属製の管状部材15aは、車両側面視において、ABSユニット13及びダウンフレーム22bの間に、配置される。また、金属製の管状部材15aは、車両中心線L1(車両中心面PL1)を基準としたABSユニット13側において、ABSユニット13及びエンジン10のヘッドカバー17の間に配置される。
図6Bに示すように、金属製の管状部材15aは、図3及び図4に示した車両中心線L1(車両中心面PL1)を基準として、ABSユニット13側すなわち液圧式ブレーキ9と反対側に、配置される。詳細には、金属製の管状部材15aは、車両中心線L1(車両中心面PL1)を基準として、右側(第2側)に配置される。
図6Bに示すように、第1ゴム管15bの一端部は、第2接続部材45を介して、第2被接続部53に取り付けられる。第1ゴム管15bの他端部は、金属製の管状部材15aの一端部に取り付けられる。
第2ゴム管15cの一端部は、金属製の管状部材15aの他端部に取り付けられる。第2ゴム管15cの他端部は、第4接続部材46を介して、液圧式ブレーキ9に取り付けられる。ブレーキフルードは、第1ゴム管15b、金属製の管状部材15a、第2ゴム管15cそれぞれの内部を、通過する。
なお、図6Bにおいて、第1ゴム管15b及び第2ゴム管15cが部分的に太く表示されている部分では、第1ゴム管15b及び第2ゴム管15cを保護するためのプロテクタが、第1ゴム管15b及び第2ゴム管15cに装着されている。
図6Bに示すように、第1ゴム管15bは、図3及び図4に示した車両中心線L1(車両中心面PL1)を基準として、ABSユニット13側すなわち液圧式ブレーキ9と反対側に、配置される。詳細には、第1ゴム管15bは、車両中心線L1(車両中心面PL1)を基準として、右側(第2側)に配置される。
図6Bに示すように、第2ゴム管15cは、図3及び図4に示した車両中心線L1(車両中心面PL1)を基準として、ABSユニット13側及び液圧式ブレーキ9側の両方に、配置される。詳細には、第2ゴム管15cは、ABSユニット13側(第2側)からダウンフレーム22bの前方を通過し、液圧式ブレーキ9側(第1側)に導かれる。
(まとめ)
上述した構成を有する本鞍乗型車両1では、ABSユニット13が、車両側面視において、メインフレーム22aより下方、ダウンフレーム22bより後方、ヘッドパイプ21の下端21aより上方、且つエンジン10のヘッドカバー17より上方に、配置されている。この状態において、第1被接続部52及び第2被接続部53が、ABSユニット13の上面51aにおいて、燃料タンク11より前方に配置されている。
これにより、燃料タンク11を取り外すことなく、ABSユニット13にアクセスすることができるので、ABSユニット13のメンテナンス性を向上することができる。また、上側油圧配管14及び下側油圧配管15をABSユニット13から容易に取り外すことができるので、上側油圧配管14及び下側油圧配管15のメンテナンス性も同時に向上することができる。さらに、ABSユニット13がエンジン10のヘッドカバー17より上方に配置されているので、エンジン10本体からABSユニット13への熱伝達の影響を、低減することができる。
また、ABSユニット13が、車両平面視において、車両中心線L1を基準として液圧式ブレーキ9とは反対側に配置されている。これにより、ABSユニット13及び液圧式ブレーキ9の間において、下側油圧配管15を湾曲させることができるので、ステアリング装置3のストロークに追随するための長さ、及びハンドル5操作時の前輪7の回動に追随するために必要な曲率を、下側油圧配管15に確保することができる。
また、下側油圧配管15は金属製の管状部材15aを有しているので、ブレーキフルードの結晶化を防止することができる。すなわち、マスターシリンダ6及び液圧式ブレーキ9の間の配管経路において、異物の発生を防止することができる。
また、車両側面視において、金属製の管状部材15aが、ABSユニット13及びダウンフレーム22bの間に、配置されているので、ダウンフレーム22bから液圧式ブレーキ9までの間では、下側油圧配管15を自由に配策することができる。これにより、上述した異物の発生を防止しながら、ステアリング装置3のストロークに追随するための長さ、及びハンドル5操作時の前輪7の回動に追随するために必要な曲率を、下側油圧配管15に確保することができる。
本発明によれば、鞍乗型車両1において、ABSユニット13のメンテナンス性を向上できる。また、本発明によれば、上側油圧配管14及び下側油圧配管15を好適に配策することができる。さらに、本発明によれば、マスターシリンダ6及び液圧式ブレーキ9の間の配管経路において、異物の発生を防止することができる。
1 鞍乗型車両
2 フレーム部
21 ヘッドパイプ
22a メインフレーム
22b ダウンフレーム
22c クロスメンバー
3 ステアリング装置
5 ハンドル
6 マスターシリンダ
7 前輪
8 後輪
9 液圧式ブレーキ
10 エンジン
11 燃料タンク
11a,11b 最外縁部
13 ABSユニット
14 上側油圧配管
15 下側油圧配管
15a 金属製の管状部材
15b 第1ゴム管
15c 第2ゴム管
51 ユニット本体
52 第1被接続部
53 第2被接続部
W1 第1車幅間隔
W2 第2車幅間隔
T1 第1高さ間隔
T2 第2高さ間隔

Claims (14)

  1. 車幅方向において車両中心に配置されたヘッドパイプと、前記ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームと、前記ヘッドパイプから下方に延び且つ前記メインフレームより下方に配置されるダウンフレームとを、有するフレーム部と、
    前記ヘッドパイプに回転可能に支持されるステアリング装置と、
    前記ヘッドパイプより上方に配置され、前記ステアリング装置に接続されるハンドルと、
    前記ハンドルに支持され、車両平面視において、前記車両中心を通過する車両中心線を基準として、第1側、又は前記第1側とは反対の第2側に、配置されるマスターシリンダと、
    前記ヘッドパイプより下方に配置され、前記ステアリング装置に回転可能に支持される前輪と、
    前記車両平面視において、前記車両中心線を基準として、前記前輪より前記第1側又は前記第2側に、配置される液圧式ブレーキと、
    前記フレーム部に支持されるエンジンと、
    前記メインフレームの上方に配置される燃料タンクと、
    前記液圧式ブレーキを制御するためのABSユニットと、
    前記ABSユニット及び前記マスターシリンダを接続する上側油圧配管と、
    前記ABSユニット及び前記液圧式ブレーキを接続する下側油圧配管と、
    を備え、
    前記ABSユニットは、
    前記車両平面視において、前記車両中心線を基準として前記液圧式ブレーキとは反対側に配置され、
    車両側面視において、前記メインフレームより下方、前記ダウンフレームより後方、前記ヘッドパイプの下端より上方、且つ前記エンジンのヘッドカバーより上方に、配置され、
    前記上側油圧配管が接続される第1被接続部と、前記下側油圧配管が接続される第2被接続部とを、有し、
    前記第1被接続部及び前記第2被接続部は、前記ABSユニットの上面に設けられ、前記車両平面視において前記燃料タンクより前方に配置され、
    前記上側油圧配管は、前記ABSユニットから前方に延び、前記車両中心線を基準として前記液圧式ブレーキとは反対側において前記ヘッドパイプ及び前記ステアリング装置の間を通過し、前記ヘッドパイプの前方から前記マスターシリンダに導かれ、
    前記下側油圧配管の少なくとも一部は金属製の管状部材から構成され、前記管状部材は、前記車両側面視において、前記ABSユニット及び前記ダウンフレームの前縁の間に、配置される、
    鞍乗型車両。
  2. 前記ABSユニットは、前記車両側面視において、前記ヘッドパイプの下端に設けられるアンダーブラケットの上面後端より上方に、配置される、
    請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記下側油圧配管は、前記上側油圧配管より長い、
    請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記ABSユニットは、前記車両平面視において、前記燃料タンクに重ならず、且つ前記車幅方向において前記燃料タンクの外端より内側に配置される、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記ABSユニットの一部は前記車両平面視において前記燃料タンクに重なり、且つ前記ABSユニットは、前記車幅方向において前記燃料タンクの外端より内側に配置される、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記ABSユニットは、前記燃料タンクより前方において、前記メインフレームに装着される、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記ABSユニットの少なくとも一部は、前記車両側面視において、前記ヘッドパイプ及び前記燃料タンクの間に配置される、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  8. 車両正面視において、前記車幅方向における前記ABSユニット及び前記マスターシリンダの間隔は、前記車幅方向における前記ABSユニット及び前記液圧式ブレーキの間隔より、大きい
    請求項1から7のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  9. 車両高さ方向において、前記ABSユニット及び前記マスターシリンダの間隔は、前記ABSユニット及び液圧式ブレーキの間隔より、小さい、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  10. 前記上側油圧配管は、ゴム管から構成される、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  11. 前記上側油圧配管は、前記ステアリング装置及び前記ABSユニットの間において、前記フレーム部に支持される、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  12. 前記下側油圧配管は、前記管状部材と、前記第2被接続部及び前記管状部材を接続する第1ゴム管と、前記管状部材及び液圧式ブレーキを接続する第2ゴム管とを、有する、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  13. 前記下側油圧配管は、前記車両側面視において、前記第2被接続部から下方、前記ABSユニットの後方、前記ABSユニット及び前記エンジンの間を前方に、延びる、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  14. 前記フレーム部は、前記メインフレーム及び前記ダウンフレームを連結するクロスメンバーを、さらに有する、
    請求項1から13のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。


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