JP4097713B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Description
DE−PS3943005号明細書によれば、電磁的に作動可能な燃料噴射弁であって、弁座範囲に複数の円板状の部材が配置されている形式のものが既に公知である。磁気回路を励起すると、扁平可動子として働く扁平な弁板が該弁板と協働する向き合った弁座板から離される。弁板と弁座板は一緒に板弁を形成している。弁座板の上流側には弁座に向かって流れる燃料に円形の旋回運動を与える渦流形成部材が配置されている。ストッパ板は弁座板とは反対側で弁板の軸方向の運動距離を制限している。弁板は中央開口を有し、この中央開口は渦流形成部材の案内をある程度引き受ける。弁体は大きな遊びで渦流形成部材によって取囲まれており、したがって弁座に向かって供給された燃料はこの開口を通過しなければならない。渦流形成部材の下側の端面には複数の接線方向に延びる溝が形成されている。この溝は外周から発して中央の渦流室にまで達している。渦流形成部材が下側の端面で弁座板に支持されることで溝は渦流通路を成す。
さらにEP−OS0350885号明細書によれば、弁座体が設けられ、軸方向に運動可能な弁ニードルに配置された弁閉鎖体が弁座体の弁座面と協働する燃料噴射弁が公知である。弁座面の上流側では弁座体の切欠き内に渦流形成部材が配置されている。この渦流形成部材は、弁座に向かって流れる燃料に円形の旋回運動を与える。弁ニードルの軸方向の行程はストッパ板が制限しており、このストッパ板は弁ニードルをある程度案内する中央の開口を有している。弁ニードルは、弁座に向かって流れる燃料が前記中央の開口を通過しなければならないために大きな遊びをおいてストッパ板の開口により取囲まれている。渦流形成部材の下側の端面には接線方向に延びる複数の溝が形成されている。この溝は外周から発して中央の渦流室まで達している。渦流形成部材が下側の端面で弁座弁に載ることで溝は渦流通路を成す。
発明の利点
請求項1に記載した特徴を有する本発明による燃料噴射弁は、特に簡単な形式で費用的に有利に製造可能であるという利点を有する。円板状の渦流形成部材はきわめて簡単にパターン加工され、これによって簡単に形成可能である。渦流形成部材には燃料に渦流もしくは旋回運動を与え、その際に流体内に有害な乱流をできるだけ発生させないという課題だけが課される。すべての他の弁機能は弁の他の構成部分が引き受ける。したがって渦流形成部材は適正に加工されていることができる。渦流形成部材は単個構成部材であるので、その取扱いに際して製造プロセスにおいて制限されない。一方の端面に溝又は類似の凹所を渦流形成のために有している渦流形成体に比較して、本発明による渦流形成体にはもっとも簡単な手段で、渦流形成部材の軸方向の全厚さに亙って延びかつ外側の環状の縁部範囲で取囲まれた内側の開口範囲を得ることができる。有利な形式で渦流形成部材にさもないと設ける必要のある面倒な溝、凹所、細溝又はトラフは不要になる。
請求項2以下に記載した特徴によっては請求項1に記載した燃料噴射弁の有利な構成と改良とが可能である。
渦流形成部材と弁座部材と同様に案内部材も簡単に製造可能である。特に有利な形式で案内部材は案内部材を案内孔にて貫く弁ニードルの案内だけに役立つ。したがって下流側に続く他の2つの部材に対する明確な機能分離が得られる。
部材のモジュール構造とこれに伴う機能分離とは、個々の構成部分をきわめてフレキシブルに構成でき、1つの部材の簡単な変化で種々異なる噴射しようとするスプレー(スプレー角、静的な噴射量)を生ぜしめることができる。
有利な形式で渦流通路の所望の延長が湾曲又は折曲げにより達成される。渦流通路のフック状に折曲げられた端部は、大きな面で燃料の乱流のない流入のためのリザーバを形成する集合ポケットとして役立つ。流れの変向のあとで燃料はゆっくりと、乱流なしで、本来の接線方向の渦流通路へ流入し、これによってほとんど障害のない渦流を発生させることができる。
わずかな構造的な変更処置によって、案内部材を圧縮ばねで渦流形成部材に圧着するか又は案内部材を、渦流形成部材とは反対側の端面で、弁座保持体における段部に接触させておくことができる。いずれの場合にも案内部材又は弁座保持体の案内区分は下方の端面で渦流形成部材における渦流通路をほぼ覆うのに対し、渦流通路は反対側で弁座部材の上方の端面により制限されている。
図面
本発明の実施例は図面に簡略されて示されておりかつ以後これについて詳細に説明する。
第1図は燃料噴射弁の第1実施例を示した図、第2図は第1の案内及び弁座範囲を第1図の拡大部分として示した図、第3図は本発明による渦流形成部材を示した図、第4図は第2の案内及び弁座領域を示した図。第5図は燃料噴射弁の第2実施例を示した図、第6図は第3の案内及び弁座領域を第5図の拡大部分図として示した図、第7図は第4の案内及び弁座領域を示した図、第8図は第5の案内及び弁座領域を示した図、第9図は第6の案内及び弁座領域を示した図である。
実施例の説明
第1図に示された混合気が圧縮される火花点火式の内燃機関の燃料噴射装置のための噴射弁の形をした電磁式に作動される弁の1実施例として示された弁は、電磁コイル1により少なくとも部分的に取囲まれた、磁気回路の内極として役立つ、管状の、ほぼ円筒状のコアを有している。この燃料噴射弁は内燃機関の燃焼室に燃料を直接的に噴射するための高圧噴射弁として特に適している。プラスチックから成る、例えば段の付けられた巻体3は、電磁コイル1の巻線を受容し、コア2と、リング状の、非磁性の、電磁コイル1によって部分的に取囲まれた、L字形の横断面を有する中間部分4と相俟って、特にコンパクトでかつ短い噴射弁構造を電磁弁1の範囲にて可能にする。
コア2内には貫通した長手開孔7が設けられている。この長手開孔7は弁長手軸線8に沿って延びている。
磁気回路のコア2は燃料流入管片としても役立つ。この場合、長手開孔7は燃料供給通路を成す。電磁コイル1の上側でコア2には、外側の金属製の(例えば強磁性の)ケーシング部分14が結合されている。このケーシング部分14は外極もしくは外側の導磁部材として磁気回路を閉じかつ電磁コイル1を少なくとも周方向で完全に取囲んでいる。コア2の長手開孔7には供給側にて燃料フィルタ15が設けられている。このフィルタ15は、その大きさに基づき噴射弁において閉塞又は故障の原因となるような燃料成分を濾出するために役立つ。燃料フィルタ15は例えばプレス嵌めによりコア2に固定されている。
コア2はケーシング部分14と共に燃料噴射弁の供給側の端部を形成している。この場合、上方のケーシング部分14は例えば軸方向で見て下流側へ電磁弁1を越えて延びている。上方のケーシング部分14には密にかつ固定的に管状のケーシング部分18が接続されている。この管状のケーシング部分18は可動子19と棒状の弁ニードル20とから成る軸方向で可動な弁部分もしくは細長い弁座保持体21を取囲むかもしくは受容している。両方のケーシング部分14と18は例えば環状の溶接シームで互いに不動に結合されている。
図1に示された実施例においては、下方のケーシング部分18とほぼ管状の弁座保持体21とはねじで互いに不動に結合されている。しかしながら溶接、ろう付け又は縁曲げも同様に、可能な接合方法を成す。ケーシング部分18と弁座保持体21との間のシールは、例えばシールリング22で行なわれる。弁座保持体21はその軸方向の寸法全体に亙って延びる内部の貫通開孔24を有している。この貫通開孔24は弁長手軸線8に対して同軸に延在している。同時に燃料噴射弁の下流側の閉鎖部を成す下方の端部25で弁座保持体21は貫通開孔24内にプレス嵌めされた弁座部材26を取囲んでいる。この弁座部材26は下流へ円錐台形に先細になった弁座面27を有している。貫通開孔24内には例えば棒状の、ほぼ円形横断面を有する弁ニードル20が配置されている。該弁ニードル20は下流側の端部に弁閉鎖区分28を有している。この例えば球状又は部分的に球状であるかもしくはすべての図面に示されているように円錐状に先細になった弁閉鎖区分28は公知の形式で、弁座部材26に設けられた弁座面27と協働する。弁座面27の下流側では弁座部材26は少なくとも1つの流出開口を燃料のために備えている。
噴射弁の作動は公知の形式で電磁式に行なわれる。弁ニードルを軸方向に動かすため、ひいては噴射弁をコア2の長手開孔7に配置された戻しばね33のばね力に抗して開放するためもしくは閉鎖するためには、電磁コイル1、コア2、ケーシング部分14、18及び可動子19を有する電磁回路が役立つ。可動孔19は弁ニードル20の弁閉鎖区分28とは反対側の端部に例えば溶接シームにより結合されかつコアに向けられている。弁ニードル20の軸方向の運動中に可動子19で弁ニードル20を案内するためには、一方では、弁座保持体21の可動子19に向いた端部に設けられた案内孔34が役立ち、他方では弁座部材26の上流に配置された、寸法の正確な案内開孔55を有する円板状の案内部材35が役立つ。可動子19はそれが軸方向に運動している間、中間部分4によって取囲まれている。コア2の長手開孔7に押し込まれるかプレス嵌めされるか又はねじ込まれる調節スリーブ38は、センタリング片9を介して上流側で調節スリーブ38に接しかつ反対側で可動子19に支持された戻しばね33のばね力を調節するために役立つ。可動子19には単数又は複数の孔に似た単数又は複数の流動通路40が設けられている。この流動通路40を通って燃料はコアにおける長手開孔7から流動通路40の下流側に構成された、弁座保持体21における案内開口34の近くの接続通路41を介して貫通開孔24まで達することができる。
弁ニードル20の行程は、弁座部材26の組込み位置で事前に与えられる。弁ニードルの一方の終端位置は電磁コイル1が励磁されていない場合に、弁閉鎖区分28が弁座部材26の弁座面27に当接することで規定されるのに対し、弁ニードル20の他方の終端位置は電磁コイル1が励磁された場合に、可動子19がコア2の下流側の端面に当接することにより与えられる。後に述べた当接範囲における構成部分の表面は例えばクローム鍍金されている。
電磁コイル1の電気的な接触、ひいては電磁コイル1の励磁は、接触部材43を介して行なわれる。この接触部材43は巻体3の外側でプラスチック射出成形部44に埋設されている。プラスチック射出成形部44は燃料噴射弁の別の構成部分(例えばケーシング部分14と18と)にも亙って延在していることもできる。プラスチック射出成形部44からは電気的な接続ケーブル45が延びている。この接続ケーブル45を介して電磁コイル1への電流の供給が行なわれる。プラスチック射出成形部44はこの範囲で中断された上方のケーシング部分14内に突入する。
第2図においては第1図の部分としての案内及び弁座範囲がもう一度拡大された寸法で示されている。この第2図からは本発明によって構成された弁範囲が一層明確に示されている。弁座保持体21の噴射側の端部25にて弁座保持体21の貫通開孔24に設けられた案内及び弁座範囲は第2図に示された実施例と以後記述した他の実施例においては原則的に軸方向で相連続する3つの円板状の部材で形成されている。下流に向かう方向では順次、案内部材35ときわめて扁平なシール部材47と弁座部材26とが続いている。
案内開口34の下流では弁座保持体21の貫通開孔24が例えば2度段が付けられて形成されている。この場合、下流側のへ向かう方向で見て、各段で貫通開孔24の直径が拡大されている。第1の段部49(第1図)は例えばコイル状の圧縮ばね50のための支持面として役立つ。第2の段部51では3つの部材35、47と26のための拡大された組込み室が形成される。渦流形成部材47は渦流形成部材47がわずかな遊びで弁座保持体21のの貫通開孔24へぴったりとプレス嵌めできる外径を有している。弁ニードル20を取囲む圧縮ばね50で3つの部材35,47と26はやわらかく弁座保持体21において緊締される。何故ならば圧縮ばね50は段部49とは反対側で案内部材35に対して押圧されるからである。案内部材35において圧縮ばね50の確実な支持面を持つために、渦流形成部材47とは反対側の端面に切欠き52が設けられている。この切欠き52の底53に圧縮ばね50が接触する。
案内部材35は寸法の正確な内部の案内開孔55を有している。この案内開孔55を通って弁ニードル20が軸方向に運動する間に弁ニードル20は移動する。案内部材35の外径は段部51の下流の貫通開孔24の直径よりも小さく選ばれている。これによって案内部材35の外周において弁座面27に向かう方向に沿った燃料の流れが保証される。燃料は案内部材35の下流で直接的に、第3図に平面図で示されている渦流形成部材47に流入する。渦流形成部材47の外側の縁の近くの流入を改善するためには、案内部材35は下方の端面に環状の面取り部56が設けられている。
3つの部材35、47と26はそれぞれの端面で直接的に互いに接触する。弁座部材26が弁座保持体21に固定的に結合される前に、弁座部材26の方向が定められる。弁座部材26は工具、例えば第2図に概略的に示されかつ弁座部材26と弁座保持体21の外側の下流側の端面に接するポンチ58の形をした工具によって弁座保持体21の長手方向軸線に対して位置決めされる。この溶接位置決めポンチ58は例えば外周に分配されていくつかの切欠き59を有している。この切欠き59を通して弁座部材26は弁座保持体21と点状にレザー溶接される。ポンチ58を除いたあとで弁座部材26は弁座保持体21内に完全に環状に緊密な溶接シーム61で溶接される。次いで案内部材35は弁座部材26に対し、例えば弁座面27に支持される弁ニードル20で位置決めされる。
第3図においては案内部材35と弁座部材26との間に配置された渦流形成部材47が単個構成部材として平面図で示されている。この渦流形成部材はできるだけわずかな遊びを外周において貫通開孔24内で案内されている。渦流形成部材47はコスト的に有利な形式で、例えば打ち抜き、ワイヤ腐蝕加工、レザー切断、エッチング又は他の公知の方法で金属薄板から製作されるか又はカルバニ切断によって製作することができる。渦流形成部材47には内部の開口範囲60が形成されている。この開口範囲60は渦流形成部材47の全軸方向厚さに亙って延びている。開口範囲60は弁ニードル20の弁閉鎖区分28が貫通する1つの内部の渦流室62と、渦流室62に開口する多数の渦流通路63とから形成されている。渦流通路63は接線方向で渦流室62へ開口し、渦流室62とは反対側の端部65で渦流形成部材47の外周に接続されていない。むしろ、渦流通路63の端部65と渦流形成部材47の外周との間には環状の縁範囲66が残されている。
弁ニードル20が組込まれた場合には渦流室62は内部に向かって弁ニードル20(弁閉鎖区分28)によって制限されかつ外部に向かっては渦流形成部材47の開口範囲60の壁によって制限されている。渦流室62へ渦流通路63が接線方向に開口していることによって、燃料は流出開口32への流れで維持される渦流インパルスが与えられる。遠心力によって燃料は中空円錐形に噴射される。渦流通路63に所望される延長は、例えば湾曲又は折曲げによって達成される。渦流通路63のフック状に折曲げられた端部65は、大きな面で、少ない乱流で燃料を流入させるリザーバを形成する集合ポケットとして役立つ。流れの変更後に燃料はゆっくりとかつ少ない乱流で、本来の接線方向の渦流通路63に流入する。これによってほぼ問題なく渦流が形成可能である。
以下の図面に示された別の実施例においては第1図と第2図と変わらない部分又は第1図と第2図と変わらない作用を有する部分は同じ符号で示されている。第4図に示された案内及び弁座範囲は、弁座部材26が弁座保持体21に別の形式で固定されている点で第2図に示されたものと異なっている。弁座保持体21の端部25が段部51の下流側で短縮されて構成されているので、3つの部材35、47及び26の内、案内部材35だけが弁座保持体21の貫通開孔24内に受容されている。これに対し、渦流形成部材47は端面82側で弁座保持体21の下端に接触している。直径を大きく構成された渦流形成部材47は有利な形式でより長い渦流通路63を有していることができるので、一層乱流のない流れを達成することができる。渦流形成部材47の外径に相応して弁座部材26もこの拡大された外径を有している。弁座部材26を弁座保持体21に固定することは、例えば弁座部材26の外周における環状の溶接シーム61で行なわれる。この場合、溶接シーム61は渦流形成部材47の範囲に設けることができる。したがって渦流形成部材47は渦流通路63の外で直接に弁座保持体21に溶接されている。
第5図に示された燃料噴射弁の実施例においては、弁座保持体21は第1図に示された実施例に較べてはっきりと薄壁に構成されている。圧縮ばね50は下端で、切欠き52のない案内部材35の上方の端面に支持されているのに対し、圧縮ばね50は反対側の端部で支持円板68に支持されている。支持円板68は溶接シームで弁座保持体21の上方の端部に固定的に結合されている。弁座保持体21における接続通路41の代わりに、この実施例では支持円板68は複数の軸方向に延びる一貫した接続通路41を有している。燃料の流れを改善するためには案内部材35の外周に少なくとも1つの溝に似た流れ通路69が形成されている。この流れ通路69は特に第6図に示されている。
第6図には案内及び弁座範囲が第5図の一部としてもう一度寸法を変えて図示された、本発明によって構成されたこの弁範囲がより明確に示されている。弁座保持体21の噴射側の端部25にてその貫通開孔24内に設けられた案内及び弁座範囲はこの場合にも、軸方向で相前後して配置された3つの円板状の部材35、47及び26によって形成されている。弁座保持体21の下端25においては内部の貫通開孔24は流れ方向で円錐形に先細に構成されている。相応して弁座部材26も、弁座保持体21へ正確に嵌合するために、円錐状に先細になった外側輪郭を有している。この実施例においては3つの部材35、47、26は貫通開孔24を通って上方から、つまり可動子19に向いた側から導入される。この場合には導入は弁座部材26で開始される。この場合には弁座保持体21の下端の溶接シーム61が受ける負荷ははっきりと小さくなる。渦流形成部材47は当該渦流形成部材47がわずかな遊びで弁座保持体21の貫通開孔24に嵌合させられ得るような外径を有している。
第7図には弁座保持体21の端部が外周にて付加的な管状の固定部分70によって取囲まれている実施例が示されている。第4図に示された実施例と同じように渦流形成部材47と弁座部材26は貫通開孔24の直径よりも大きな外径を備えている。したがって渦流形成部材47は弁座保持体21の端部25にて端面82で接触する。案内部材35は扁平な円板として構成されかつ貫通開孔24の内部に配置されている。この場合、外径は貫通開孔24の外径よりもはっきりとわずかであるので、燃料は案内部材35の外周に沿って軸方向に流れることができる。
弁座部材26と弁座保持体21との固定的な結合は、付加的な固定部分70によって達成される。薄壁の、管状の固定部分70は弁座部材26と渦流形成部材47とを取囲むと共に弁座保持体21の端部25をも取囲む。溶接シーム61で弁座部材26と固定部分70は下方の一平面を成す端面にて互いに結合されている。特に有利な形式で固定部分70は下方の端面に、内方へ突出する、環状の肩74を有している。この肩74に弁座部材26は段部75で支持される。固定部分70のこの構成に基づき、溶接シーム61はわずかな材料の盛上げで、ひいてはわずかな溶接ひずみで付与される。溶接シーム61はこのような構成では第2図の実施例の場合よりも明らかに小さい負荷しか受けない。したがって溶接はわずかな熱的なエネルギで行なうことができる。これによって弁座部材の形状精度はいずれにしても保証される。
弁座保持体21と固定部分70との結合は、例えば溶接シーム61よりも強く構成された第2の溶接シーム71が引き受ける。この溶接シーム71は案内部材35の上流側にて固定部分70の外周から付与される。付加的な固定部分70によって渦流形成部材47と案内部材35とをきわめて正確に弁座保持体21の長手軸線に対して位置決めし、弁ニードル20の上で案内部材35が傾くか又はロックすることを回避することができる。渦流形成部材47は、当該渦流形成部材47がぴったりと固定部分70内に嵌合させられ得るような外径を有している。弁座保持体21の貫通開孔24内には、この場合にも圧縮ばね50が組込まれている。この圧縮ばね50は一方の端部で、ばね力のかけられた案内部材35に接触しかつ案内部材35とは反対側の端部で弁座保持体21における段部49に支えられている。弁座保持体21における外側の段部72と固定部分70の、溶接シーム61とは反対の上方の端部との間には、例えばシール部材73が配置されている。
すでに述べたように弁閉鎖区分28は円錐台形の経過の代わりに、他の形に、例えば球状に構成されていることができる。弁ニードル20の下流側の端部における弁閉鎖区分が球状に構成されている場合には、球中心点は有利な形式で案内部材35の軸方向の高さに位置している。これによって弁ニードル20が案内部材35にてロックすることは効果的に阻止される。
案内部材35に作用する圧縮ばね50が省略された実施例は第8図に示されている。この場合には貫通開孔24に設けられた段部51は部材35、47、26を受容するために開孔直径を拡大するだけではなく、案内部材35の上方の端面のための支持面としても役立つ。燃料が弁座面27の方向へ流れることを保証するためには案内部材35の外周に少なくとも1つの溝状の流れ通路69が構成されている。この流動通路69は案内部材35の上方端面においては、燃料が段部51の上流側で妨げられずに流動通路69へ流入できるような寸法を半径方向に有している。
少なくとも1つの流動通路69を流過したあとで燃料は案内部材35と渦流形成部材47との間にあるリング室76に侵入する。このリング室76は案内部材35の下方の端面における環状の面取り部56によって形成されている。リング室76からは燃料は開孔範囲60へ、特に渦流形成部材47の渦流通路の集合ポケットとして役立つ端部65へ流れる。すでに述べた形式で、流体内に発生する有害な乱流は集合ポケット65にて消滅させられる。
いずれの実施例にも、案内開孔55内の弁ニードル20と案内部材35との間の遊びはきわめてわずかであり、この範囲にて、案内部材35の両方の端面側の間の圧力差に基づく燃料の漏洩が発生しないようになっている。第8図に示された実施例では3つの部材35、47、26は貫通開孔24に事前に固定されている。案内部材35は貫通開孔24にて、案内開孔55内の弁ニードル20よりもはっきり大きい遊びを有している。したがってあとからさらに、案内部材35を弁座部材26に対して最終的に位置決めすることができる。この場合、位置決めは弁ニードル20を用いるか又は比較し得る輪郭を有する補助体を用いて行なうことができる。部材35、47、26を位置決めしたあとでこれらは弁座保持体21の段部51に対して緊締され、弁座部材26はこの緊締力を維持した状態で弁座保持体21の下流側の端面に溶接される(溶接シーム61)。
さらに第8図の実施例は部材35、47、26がわずかな遊び又はプレス嵌めで貫通開孔24内に固定され得るように構成されていることもできる。付加的に弁座部材26は溶接シーム61又は縁曲げによって貫通開孔24に固定されていてもよい。
第9図においては本発明による燃料噴射弁の別の案内及び弁座範囲が示されている。この場合には特別な案内部材35は設けられていない。むしろ弁ケーシングを部分的に形成する弁座保持体21は下方の、弁座部材26に向いた案内区分35′を有している。したがって弁ニードル20を案内するための案内開孔55は弁座保持体21に統合されている。弁座保持体21の貫通開孔24はしたがって案内開孔55として下流側の方向で終わっている。案内開孔55の上流側で貫通開孔24からは下流側に向かって円錐形に先細になった開孔区分79にて、単数又は複数の例えば弁長手軸線8に対して斜めに延びる流動開孔81が分岐している。この流動開孔81は弁座保持体21の噴射側の端面82で終わっている。
この流動開孔81から来て燃料は直接的に、下流側に直接続く渦流形成部材47の渦流通路63に流入する。弁座保持体21の噴射側の端面82には相前後して渦流形成部材47と弁座面27を有する弁座部材26とが間接的に、2つのリング状の、外周に設けられた溶接シーム83,84によって密に固定されている。弁座保持体21も渦流形成部材47も弁座部材26もこのためには同じ外径を有している。
Claims (15)
- 内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁、特に内燃機関の燃焼室へ燃料を直接噴射する燃料噴射装置であって、電磁的な回路と、弁長手軸線に沿って運動可能で、弁を開閉するために定置の弁座と協働する弁閉鎖区分を有する弁ニードル(20)と、弁座のすぐ上流に配置された円板状の渦流形成部材(47)とを有している形式のものにおいて、渦流形成部材(47)が複数の渦流通路(63)を有する1つの内部開口領域(60)を有し、該内部開口領域(60)が渦流形成部材(47)の全軸方向厚さに亙って延びており、前記渦流通路(63)が環状の縁部領域(66)によって、渦流形成部材(47)の外周に接続させられておらず、内部開口領域(60)が内部渦流室(62)と該内部渦流室(62)に開口する多数の渦流通路(63)とから形成されており、渦流通路(63)が渦流室(62)から遠く位置する、フック状に折れ曲がった端部(65)を有していることを特徴とする、燃料噴射弁。
- 渦流形成部材(47)の内部開口領域(60)が打抜きで形成されている、請求項1記載の燃料噴射弁。
- 渦流通路(63)が接線方向で渦流室(62)に開口している、請求項1記載の燃料噴射弁。
- 渦流室(62)の内部で弁ニードル(20)が軸方向に移動可能である、請求項1記載の燃料噴射弁。
- 渦流形成部材(47)のすぐ上流側に、別個に構成された案内部材(35)が配置されており、該案内部材(35)が内部の案内開口(55)を有し、該案内開口(55)でこれを貫く弁ニードル(20)を案内している、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 前記案内部材(35)が弁座(27)に対し半径方向で移動可能に構成されている、請求項5記載の燃料噴射弁。
- 前記案内部材(35)が圧縮ばね(50)によって渦流形成部材(47)に対し、ひいては間接的に弁座部材(26)に対して押し付けられている、請求項6記載の燃料噴射弁。
- 円板状の案内部材(35)が切欠き(52)を有し、該切欠き(52)の底(53)に圧縮ばね(50)が支えられている、請求項7記載の燃料噴射弁。
- 案内部材(35)の外周に少なくとも1つの溝状の流動通路(69)が形成されている、請求項5記載の燃料噴射弁。
- 案内部材(35)が一方の端面で渦流形成部材(47)に接触しかつ他方の反対側の端面で弁座保持体(21)に接触しており、案内部材(35)が軸方向でケーシングに緊締されている、請求項5記載の燃料噴射弁。
- 案内部材(35)と渦流形成部材(47)と弁座部材(26)とがわずかな遊びをもって又は押し合わせで弁座保持体(21)に固定されている、請求項10に記載の燃料噴射弁。
- 渦流形成部材(47)のすぐ上流に、案内開口(55)を貫く弁ニードル(20)を案内する内部の案内開口(55)を有する弁座保持体(21)の案内区分(35)が配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 渦流形成部材(47)と弁座部材(26)とが案内部材(35)と一緒に弁座保持体(21)の貫通開孔(24)内に配置されており、ひいては弁座保持体(21)により周方向で完全に取囲まれている、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 渦流形成部材(47)が弁座保持体(21)に、下方の噴射側の端面(82)で接触し、ひいては弁座保持体(21)の内部の貫通開孔(24)よりも大きい外径を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 弁座保持体(21)の下流側の端部(25)の外周に管状の固定部分(70)が配置されており、この固定部分(70)が弁座保持体(21)と弁座部材(26)にそれぞれ1つの溶接シーム(61,71)で固定されている、請求項14記載の燃料噴射弁。
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