JP3925474B2 - 車線変更支援装置 - Google Patents

車線変更支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3925474B2
JP3925474B2 JP2003276666A JP2003276666A JP3925474B2 JP 3925474 B2 JP3925474 B2 JP 3925474B2 JP 2003276666 A JP2003276666 A JP 2003276666A JP 2003276666 A JP2003276666 A JP 2003276666A JP 3925474 B2 JP3925474 B2 JP 3925474B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lane
lane change
vehicle
merging
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003276666A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005038325A (ja
Inventor
光 西羅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2003276666A priority Critical patent/JP3925474B2/ja
Priority to DE102004034445A priority patent/DE102004034445A1/de
Priority to US10/892,193 priority patent/US20050015203A1/en
Publication of JP2005038325A publication Critical patent/JP2005038325A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3925474B2 publication Critical patent/JP3925474B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W50/00Details of control systems for road vehicle drive control not related to the control of a particular sub-unit, e.g. process diagnostic or vehicle driver interfaces
    • B60W50/08Interaction between the driver and the control system
    • B60W50/14Means for informing the driver, warning the driver or prompting a driver intervention
    • B60W50/16Tactile feedback to the driver, e.g. vibration or force feedback to the driver on the steering wheel or the accelerator pedal
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems
    • G08G1/167Driving aids for lane monitoring, lane changing, e.g. blind spot detection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Navigation (AREA)

Description

本発明は、車両に搭載される車線変更支援装置に関する。
以下、車線が消滅する車線を「合流車線」、合流車線に隣接する車線を「本線」、合流車線上を走行する車両を「合流車両」、本線上を走行する車両を「本線車両」と称して説明する。
下記特許文献1では、車線変更先の前方および後方にある物体に対する距離と相対速度とに基づいて、車線変更の可否を判定する。そして、車線変更が可能であると判定された場合には、あらかじめ用意された運転動作モデルに従って走行支援信号を生成することで、運転者の車線変更操作を支援する装置に関する発明が開示されている。
下記特許文献2では、合流エリアの近傍において、本線車両の走行情報および合流車両の走行情報を検出する。そして、合流車両に速度案内情報を送信、表示することによって、合流車両の運転者に適正な合流タイミングを把握しやすくさせ、円滑な合流操作を実現する装置に関する発明が開示されている。
下記特許文献3では、合流車両が合流地点に到達するまでの時間と、本線車両が合流地点に到達するまでの時間を計算する。そして、二つの車両の合流地点に到達する時刻が接近している場合には、どちらかの車両あるいは両方の車両に制御情報(加減速の制御指令)および警告情報を送信し、二つの車両の合流地点での交錯を回避する装置に関する発明が開示されている。
特開2000−20898号公報 特開平10−105884号公報 特開平10−105895号公報
上記特許文献1に開示されている発明は、装置が動作する各時点における車線変更の可否を判定してその判定結果を運転者に伝達するという構成になっている。そして、車線変更が不可と判定された場合には現車線に留まって車線変更が可能な状況が訪れることを待つことが想定されている。しかし、現車線に留まることが不適切で、所定の地点に到達する前に車線変更を完了しなければならない場面が現実の交通環境の中ではしばしば生じる。しかし、そのような制約が課せられる場面においては単に車線変更の可否を判定する上記特許文献1記載の車線変更支援装置では十分な支援情報を提示することができないという問題点があった。
本発明の目的は、自車が現在の走行車線に留まり続けることができない場面においても、その事を考慮した上で車線変更を支援するための情報を生成、提示することができる車線変更支援装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の車線変更支援装置は、自車の走行状態を検出する自車状態検出手段と、周囲車両を検出する周囲車両検出手段と、前記自車の周囲の車線を検出する車線検出手段と、自車が合流する合流地点の手前に車線変更を完了していなければならない合流終端を設定する合流終端設定手段と、前記車線変更先の前記車線上を走行する前記周囲車両が前記合流終端に到達するまでの合流終端到達時間を予測する周囲車両挙動予測手段と、前記自車の走行状態に基づいて、前記自車が前記合流終端に到達するまでの操作量の時系列を一つ以上生成する自車操作量設定手段と、前記生成された操作量の時系列を実行したときの時間と前記車線変更先の車線上を走行する各前記周囲車両が前記合流終端に到達するまでの前記合流終端到達時間との比較に基づいて、前記車線変更先の前記車線上を走行する前記周囲車両の予測された挙動に基づく当該周囲車両の間のギャップのうち、前記車線変更が可能なギャップを判定する操作量判定手段と、前記操作量判定手段で求められた前記自車の操作量の時系列と前記車線変更が可能なギャップの対応関係を運転者に伝達する支援情報提示手段とを備えている。
本発明によれば、固定された標準加速パターンではなく、周囲車両の間のギャップに合わせた加速度パターンに基づいてギャップに合流できるか否かを判断することができるので、固定された加速パターンでは算出できなかった合流可能な加速パターンを探し出すことができ、運転者に分かりやすく表示することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下で説明する図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
第一の実施の形態
本発明の第一の実施の形態を図1から図11までの図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第一の実施の形態の車線変更支援装置(車両用合流支援装置)を構成するのに必要な一配置図である。
図1において、前方レーダー1aは自車(自車両)10の前面に取り付けられ、自車10の前方に位置する複数の車両の位置を測定する。画像センサ1bも自車10の前面の適当な位置に取り付けられ、前方レーダー1aの測定情報を補完するとともに、道路上に引かれた車線を検出する。後方レーダー1cは自車10の背面に取り付けられ、自車10の後方に位置する複数の車両の位置を測定する。側方センサ1dは自車10の左右の側面に一個ずつ取り付けられ、前方レーダー1aと後方レーダー1cの死角となる自車10の側方に位置する車両の位置を検出する。なお、側方センサ1dとしてはレーダーを用いることもできるが、超音波センサや画像センサを用いることができる。
車速センサ2aはロータリーエンコーダーをホイールに取り付けることで実現できる。ホイールの回転速度に応じた周期のパルス列を出力し、自車10の車速の計測値を得る。
演算部3はマイクロコンピュータとその周辺部品から構成され、前方レーダー1a、画像センサ1b、後方レーダー1c、側方センサ1d、車速センサ2aからの信号を内蔵メモリに記録されたプログラムに従って処理し、計算結果を表示装置4aに送る。
表示装置4aは液晶画面などの表示用ディスプレイおよびディスプレイに表示する画像を描画するためのマイクロコンピュータとその周辺部品から構成され、演算部3から送られてきた信号を内蔵メモリに記録された描画プログラムに従って処理し、画像をディスプレイに描画することで運転者に情報を提示する。また、あらかじめ記録された音声データを再生することで、運転者に対して音声による案内を行なう機能も備えているものとする。
GPS信号受信ユニット5はGPS信号を受信することによって自車10の現在位置を算出し、地図情報データベース6に格納された情報と照合することで自車10の走行路を特定する。
図2は本実施の形態における車線変更支援装置の機能別ブロックの構成を示す図である。
演算部3はマイクロコンピュータのソフトウェア形態により、図2に示すブロック、すなわち、車線変更必要性判定手段3a、合流終端設定手段3b、周囲車両挙動予測手段3c、自車操作量設定手段3d、目標速度設定手段3e、操作量判定手段3fを構成する。また、図2に示すように、車速センサ2aにより自車状態検出手段2が、前方レーダー1a、画像センサ1b、後方レーダー1c、側方センサ1dの周囲センサにより周囲車両検出手段1が、車線検出器としての画像センサ1bにより車線検出手段7が、表示装置4aにより支援情報提示手段4が構成されている。図2の演算部3において、3gは周囲環境情報を示す。
以下、図3に示すような道路状況における動作の例に基づいて、各ブロックの具体的な構成方法を説明する。
図3は一車線の本線12に合流車線13が接続している道路区間において、合流車線13を自車10が走行しており、本線12を2台の他車(周囲車両)11aと他車11bが走行している場面を示している。道路の進行方向に沿ってx軸をとり(座標原点は任意の地点に設定できる)、自車10、他車11a、他車11bの座標をそれぞれx、x、xで表現する。また、各車の進行方向に沿った速度をそれぞれv、v、vで表現する。合流車線13は、前方で途切れて本線12に合流しており、合流車は合流車線13が途切れる前に本線12への合流を完了させなければならないものとする。なお、本線12上を走行する他車11a、他車11bが合流車線13に車線変更してくるようなことは通常考えられないので、他車11a、他車11bは本線12上を走り続けるものとする。
座標系の原点を適当に定めることによりxの値を定めれば、周囲車両検出手段1を構成する周囲センサ1a〜1dから得られる自車10と他車11a、11bとの相対的な位置関係より、x、xの値を得ることができる。また、自車状態検出手段2を構成する車速センサ2aからの情報により自車10の速度vが得られるので、周囲センサ1a〜1dから得られる他車11a、11bとの相対速度に自車10の速度vを足すことで、他車11a、11bの速度v、vの値も得ることができる。なお、他車11a、11bが本線12上を走行する車両であるということは車線検出手段7を構成する画像センサ1bから得られる白線情報を利用することで識別することができる。以上、周囲センサ1a〜1d、車速センサ2aの測定信号はすべて演算部3へと伝達され、上記で説明したような処理を施すことにより、x、x、x、v、v、vの値が定まる。これらの情報が周囲環境情報3gとしてまとめて保持される。
GPS信号受信ユニット5と地図情報データベース6によって、自車10の現在位置と走行路を特定することができれば、自車10の前方に合流地点が存在し、現在走行している車線が本線12に合流して消滅していることを検知することができる。車線変更必要性判定手段3aはそのような車線の消滅を検知した場合に、車線変更の必要性が生じたものと認識し、その場合には合流終端設定手段3bの処理が呼び出され、合流地点の手前の適当な地点に合流終端xend(図3)を生成する。合流終端xendは必ずしも物理的に合流路が狭くなり始めたり消滅していたりする地点である必要はなく、適切な合流が実現できる範囲内で任意に設定することができる。
図3のような場面で自車10の合流を考えた場合、合流の方法は大きく分けて3通り存在する。すなわち、(1)他車11aの前方に合流、(2)他車11aと他車11bの間に合流、(3)他車11bの後方に合流、の3通りである。どの合流方法が妥当であるかを判定するための指標として、ここでは各車両が合流終端xendへ到達するまでの時間の予測値である合流終端到達時間を用いる。合流車線13を走行している合流車両(ここでは自車10)と本線12を走行している本線車両(ここでは他車11a、11b)の合流終端到達時間が接近している場合、合流車両と本線車両が合流終端xend付近で並走状態になって、適切な合流操作がとれなくなる事態が予想される。従って、合流車両と本線車両の合流終端到達時間が極力離れるように合流操作を計画する必要がある。なお、図3における道路は必ずしも合流終端xendでのみ合流可能な構造となっているわけではなく、合流終端xendの手前で合流することもできる。しかし、ここでは簡単のため、合流終端xendでの評価を中心にロジックを組んでいる。合流可能性の判定において適当な判定余裕を設定すれば、合流終端xendよりも手前の地点で合流可能な状態が出現することは当然予想され、もしそのような状態が実際に実現した場合には運転者の判断で合流を実行すればよいので、運転支援システムを構築する上では、このような単純化は大きな問題とはならない。
本線車両がともに一定速度で走行しているという仮定を置いた場合、本線車両の合流終端到達時間は次式に従って算出される。
Figure 0003925474
ただし、TTE、TTEはそれぞれ他車11a、11bの合流終端到達時間を表す。
本線車両の速度が加速傾向あるいは減速傾向にあることが検出されるなど一定速度走行という仮定が成立しない場面では、適当な補正を加えることが考えられる。以上のように、本線12を走行する各車両の合流終端到達時間を算出する処理が周囲車両挙動予測手段3cの処理の内容である。
自車操作量設定手段3dでは、自車10が合流終端xendに到達するまでに取り得る操作量の時系列(以下、操作量時系列と記す)を適当な手段を用いて生成する。操作量の生成方法には様々な方法があるが、ここでは合流終端xendにおける目標速度と合流終端時間の二つの条件を与えることにより、それらの条件を満たすような操作量を構成する具体的な方法を、以下、図4から図8までの図面を用いて説明する。
図4は本実施の形態における自車操作量設定手段3dで生成される操作量時系列の一例を示す図、図5、図6は操作量時系列の別の一例を示す図である。図4はDTE=sの場合で、a={v−v(0)}/TTE、s=〔{v+v(0)}/2〕・TTEである。図5はDTE>s、DTE=s+sの場合で、a={v−v(0)}/t、s={(TTE−t)・(v−v(0))}/2である。図6はDTE<s、DTE=s−sの場合である。
ここでは、条件として与えられる合流終端xendにおける目標速度をv、目標合流終端到達時間をTTEと表記する。問題は、現在からTTE時間後に合流終端xendに到達し、かつ合流終端xendにおいて速度がvとなるような操作量時系列を求めることである。
自車10が一般的な合流操作で使用する加速度の範囲をamin≦a≦amaxと設定して、合流パターンをこの範囲内で生成することにする。また、実際の車両の運動においては、加速度のパターンは各車両のエンジン、駆動系の特性によって多様な波形を描くことになるが、計算の単純化のために、ここでは車両の加速度パターンを等加速度運動で近似的に構成するものとする。
最初に、図5に示したように、等加速度運動でvからvまで加速して、加速が終了した時点で合流終端xendに到達するという場面が考えられる。そのような状況が起こるのは、合流終端xendまでの距離をDTE=xend−x(0)とした場合、
Figure 0003925474
が成立する場合である。ただし、x(0)、v(0)は現在時刻における自車10の位置と速度を表す。この場合、目標加速度a(t)は、a ={v−v(0)}/TTEとして
Figure 0003925474
となる。ただし、a >amaxとなった場合には、指定された目標値の達成は不可能という判定結果を返す。
次に、図6に示すような、次式の条件が成立する状況を考える。
Figure 0003925474
この場合、(3)式で設定された加速度a では、指定された合流終端時間までに合流終端xendまで到達しないので、さらに大きな加速度を設定する必要がある。目標速度vまで到達した後は、加速を停止して速度vを維持するパターンを想定すると、加速が完了するまでの時間をtとして、
Figure 0003925474
という目標加速度のパターンを設定することになる。ここで、加速を完了するまでの時間tは、図6に示したような合流終端xendに関する条件より、次式のように定められる。
Figure 0003925474
ここでも、やはりa(t)>amaxとなるような加速パターンが算出された場合には、指定された目標値の達成は不可能という結果を返す。
次に、図7に示すような、次式の条件が成立する状況を考える。図7は本実施の形態における合流終端到達時間と合流可能ギャップとの対応関係の例を示す図である。
Figure 0003925474
この場合、加速度a で加速した場合には、目標速度vまで加速する前に合流終端xendに到達してしまうため、最初は加速度a よりも緩やかに加速(もしくは減速)する必要がある。しかし、最終的に目標速度vまで加速するためには、後半において(5)式の加速度よりも強い加速が必要になる。そこで、次式のような加速パターンを設定する。
Figure 0003925474
ただし、α、a 、a は次式を満たす定数である。
Figure 0003925474
Figure 0003925474
Figure 0003925474
(8)式の加速パターンが指定された目標合流終端到達時間TTEと目標速度vを満たすための条件は、次式のようになる。
Figure 0003925474
Figure 0003925474
(12)、(13)式を、a 、a について解くと、
Figure 0003925474
Figure 0003925474
が得られる。(14)、(15)式で得られたa 、a が(9)〜(11)式の条件を満たすようにαの値を設定することによって、a 、a の具体的な値を定めることができる。αの値の設定にはいろいろな方法が考えられるが、例えばa とa の差を最小にする、といったような新たな条件を導入することによって値を一意に決めることができる。なお、(9)〜(11)式の条件を満たすようなαが存在しない場合には、やはり指定された目標値の達成は不可能という結果を返すこととする。
以上のような処理を一つ以上の目標速度v、目標合流終端到達時間TTEのペアに対して繰り返し適用して、自車10の操作量時系列を生成していくことが自車操作量設定手段3dの処理内容である。目標速度vは目標速度設定手段3eにおいて設定される。以下、その処理の内容について説明する。
合流車両が本線12に合流する場合には、合流時点における本線車両との距離だけでなく、合流時点における合流車両の速度も考慮する必要がある。特に、高速道路のランプウェイにおける合流部においては、通常、本線12と合流車線13の速度差が大きい場合が多く、合流車両の加速を考慮した合流判定が不可欠である。そこで、目標速度設定手段3eでは、本線12を走行する本線車両の走行速度を基準として、自車10の目標合流速度を設定する。単純な方法としては、本線車両の走行速度の平均値をとることが考えられる。図3の場合には、
Figure 0003925474
という目標値を設定することができる。あるいは、低速側の車両に合わせて、
Figure 0003925474
と設定する方法も考えられる。
操作量判定手段3fは、自車操作量設定手段3dで生成された操作量に対してその操作量を実行した場合に、本線12のどのギャップ(車線変更先の車線上を走行する車両群が形成する車両間の間隙)に合流可能になるかを判定する。判定の基準として、周囲車両挙動予測手段3cで算出された本線車両の合流終端到達時間を利用する。先にも述べたとおり、合流車両が本線車両と合流終端xend付近で交錯することなく適切に合流を実現するためには、合流車両と本線車両の合流終端到達時間が離れていなければならない。図3のような場面では、自車10の合流終端到達時間が、TTE、TTEと近すぎないような値になるように操作を調整しなければならない。本線車両との交錯抑制の基準として、合流車両と本線車両の合流終端到達時間がΔT以上離れていなければならない、という要請を設定したとすると、自車10の合流終端到達時間の判定基準として図7に示すようなものを考えることができる。
本実施の形態における自車操作量設定手段3dは合流終端到達時間を指定した上で操作量を生成しているので、図7の基準を用いると操作量と合流可能なギャップとを直接関連付けることができる。生成された操作量時系列の中で重要なのは現在の操作量a(0)である。そこで、現在の操作量a(0)と合流可能なギャップとの対応関係を求めることを考えると、自車操作量設定手段3dの処理を繰り返し適用することによって、図8に示すように合流終端到達時間と合流可能ギャップとの対応関係を、現在の操作量a(0)と合流可能ギャップとの対応関係に変換することができる。図8は、他車11aの前方、他車11aと他車11bの間、他車11bの後方へ合流するための合流終端到達時間の範囲がそれぞれ、0≦TTE≦TTE−ΔT、TTE+ΔT≦TTE≦TTE−ΔT、TTE≧TTE+ΔTのように算出されたとして、各領域の端点に対して自車操作量設定手段3dの処理を適用して対応する操作量時系列の初期値を求めることによって、上記の合流終端到達時間の三つの範囲が操作量軸上にそれぞれ、a1f≦a(0)≦amax、a2f≦a(0)≦a1b、amin≦a(0)≦a2bのように写像された様子を示している。このような写像を行なうことにより、操作量の現在値と適正な合流挙動との関係が明確になり、現在の操作量水準から予測される適正な合流ギャップを特定することや、逆に目標とする合流ギャップを決めた場合に合流するために必要な現在の操作量を知ることができる。以上のようにして、自車10の操作量と合流可能なギャップとの対応関係を求めることが操作量判定手段3fの処理の内容である。
操作量判定手段3fで得られた図8のような対応関係を運転者にわかりやすい形に加工して伝達するのが支援情報提示手段4の役割となる。例えば、現在の運転者の操作量を基準として、最も小さい操作量の変更で合流できるギャップを指示するという機能を実現するためには、現在の自車10の加速度を操作量判定手段3fで生成された操作量軸上で評価することになる。図9にその具体例を示す。図9は本実施の形態における支援情報提示手段4の処理の一例を示す図である。現在の自車10の加速度a(0)が、各ギャップの適正合流操作量の範囲内に属している場合には、対応するギャップへの合流をそのまま指示する内容の情報を提示すればよいことになる。現在の自車10の加速度が本線車両との交錯が予想される範囲内にある場合には、最も小さな操作量の補正で適正合流操作の範囲に到達できるものを求め、対応するギャップへの合流を指示するとともに、加速度の増加もしくは緩和を指示する情報も同時に示す必要が出てくる。従って、図9の例の場合、以下に示すような7通りの情報提示のパターンがあり得ることになる。
(1)amin≦a(0)≦a2b ⇒ 他車11bの後方への合流を指示。
(2)a2b<a(0)≦a2m ⇒ 他車11bの後方への合流と加速の緩和を指示。
(3)a2m<a(0)<a2f ⇒ 他車11aと他車11bの間への合流と加速の増加を指示。
(4)a2f≦a(0)≦a1b ⇒ 他車11aと他車11bの間への合流を指示。
(5)a1b<a(0)≦a1m ⇒ 他車11aと他車11bの間への合流と加速の緩和を指示。
(6)a1m<a(0)<a1f ⇒ 他車11aの前方への合流と加速の増加を指示。
(7)a1f≦a(0)≦amax ⇒ 他車11aの前方への合流を指示。
ただし、a2mとa1mはそれぞれ区間|a2b2f|、|a1b1f|の中間に設定される判定境界値であり、例えばa2m=(a2b+a2f)/2、a1m=(a1b+a1f)/2のように設定することができる。
図10は本実施の形態における支援情報提示手段4の情報提示方法の一例を示す図である。例えば、現在の自車10の加速度が上記の分類における(5)に該当した場合、図10に示したように、運転席に設置された表示装置4aのディスプレイ上に他車11aと他車11bの間を示すマーカーを表示するとともに、音声で加速の緩和と他車11aと他車11bの間への合流を指示することになる。
なお、自車10の加速度の情報に関しては、加速度センサによって直接測定する方法のほかに、自車10の速度データを微分フィルタに通して推定する方法や、スロットル開度、エンジン回転数、変速比等のエンジン、駆動系の情報を利用することで推定する方法などを利用することができる。
以上で説明した本実施の形態の処理の内容を図11のフローチャートにまとめる。
ステップ1では、周囲車両検出手段1および車線検出手段7を構成する各センサからの情報を読み込んで、本線12上を走行する本線車両の相対位置、相対速度に関する情報を得る。
ステップ2では、自車状態検出手段2を構成する車速センサ2aからの情報を読み込んで、自車10の速度に関する情報を得る。
ステップ3では、GPS信号受信ユニット5で受信したGPS信号と地図情報データベース6のデータを照合することによって自車10の現在位置、走行路を確定し、前方に合流地点が存在しているか否かを判定する。合流地点が存在しない場合には、支援情報の提示は不要なので処理を終了する。合流地点が検出された場合にはステップ4に進む。
ステップ4では、合流地点の手前の適当な場所に合流終端xendを設定する。
ステップ5では、本線12上を走行する本線車両の速度に基づいて、自車10が合流終端xendに到達した時点における目標速度vを設定する。例えば(16)式あるいは(17)式のような計算式を用いて目標速度vを算出する。
ステップ6では、本線12上を走行する各本線車両について、合流終端到達時間TTE、TTE等の予測を行なう。例えば(1)式に基づいて予測時間の計算を行なう。
ステップ7では、本線車両の合流終端到達時間を基に、本線車両と交錯せずに合流することが可能な自車10の合流終端到達時間の範囲を設定する。例えば、図7のように合流終端到達時間の範囲を設定する。
ステップ8では、ステップ7で求められた合流終端到達時間の範囲のうち、合流可能な範囲と交錯が懸念される範囲の境界となっている点を一つ選択する。
ステップ9では、ステップ8で設定された合流終端到達時間とステップ5で設定された目標速度vを条件として自車操作量設定手段3dの処理を実行し、指定された合流終端到達時間と目標速度vの条件を満たすような自車10の操作量時系列を算出する。さらに算出された操作量時系列の初期値と合流終端到達時間とが関連付けられて、例えば図8の下段に示されるような対応関係が構成される。
ステップ10では、合流終端到達時間軸上のすべての境界点について操作量時系列が生成されたか否かを判定して、まだチェックしていない境界点がある場合にはステップ8に戻り、すべての境界点について操作量時系列を生成した場合にはステップ11に進む。
ステップ11では、ステップ9で生成された操作量時系列の初期値と合流終端到達時間との対応関係を参照することによって、自車10の現在の操作量から予想される合流挙動を予想し、どのような支援情報を提示すべきかを決定する。例えば、図9に示すようなルールに従って支援情報の内容を決定する。
ステップ12では、ステップ11で決定された支援情報の内容に基づいて支援情報提示手段4を通して運転者に支援のための情報を提示する。例えば図10に示したように画面表示と音声案内を併用する形で情報の提供を行なう。
以上説明したように本実施の形態の車線変更支援装置では、自車10の走行状態を検出する自車状態検出手段2と、周囲車両を検出する周囲車両検出手段1と、自車10の周囲の車線を検出する車線検出手段7を備えている。また、自車10が合流する合流地点の手前に車線変更を完了していなければならない合流終端を設定する合流終端設定手段3bと、車線変更先の車線上を走行する周囲車両が合流終端に到達するまでの合流終端到達時間を予測する周囲車両挙動予測手段3cと、自車の走行状態に基づいて、自車10が合流終端に到達するまでの操作量の時系列を一つ以上生成する自車操作量設定手段3dを備えている。また、生成された操作量の時系列を実行したときの時間と車線変更先の車線上を走行する各周囲車両が合流終端に到達するまでの合流終端到達時間との比較に基づいて、車線変更先の車線上を走行する周囲車両の予測された挙動に基づく当該周囲車両の間のギャップのうち、車線変更が可能なギャップを判定する操作量判定手段3fを備えている。さらに、操作量判定手段3fで求められた自車10の操作量の時系列と車線変更が可能なギャップの対応関係を運転者に伝達する支援情報提示手段4を備えている。
このように合流終端設定手段3b、自車操作量設定手段3d、周囲車両挙動予測手段3c、操作量判定手段3f、支援情報提示手段4を有することで、固定された標準加速パターンではなく、例えば、一旦減速してから再加速するような加速パターンなど、周囲車両の間のギャップに合わせた加速度パターンに基づいてギャップに合流できるか否かを判断することができるので、固定された加速パターンでは算出できなかった合流可能な加速パターンを探し出すことができ、運転者に分かりやすく表示することができる。
た、自車10が合流終端に到達するまでに達成すべき目標速度を設定する目標速度設定手段3eを備え、自車操作量設定手段3dは、目標速度設定手段3eにおいて指定された目標速度を合流終端において満たすような操作量時系列を生成するという構成になっている。このように自車10が合流終端に到達するときの速度を考慮しているので、例えば高速道路のインターチェンジにおける誘導路のように本線に合流するまでに大きく加速することが必要とされるような場面においても、合流終端に到達するまでに移動先車線を走行するのに十分な速度まで加速する現実的な操作量時系列を生成することができる。
また、自車操作量設定手段3dは、目標速度設定手段3eで指定された目標速度と同時に、指定された合流終端到達時間も満たすように操作量時系列を生成し、操作量判定手段3fにおいて、判定の対象となる操作量の候補を合流終端到達時間の形で指定するという構成になっている。このように自車10の合流終端到達時間を自車操作量設定手段3dの入力にする構成としているので、自車10の操作量と車線変更すべきギャップを、合流終端到達時間を介して直接的に関連づけることができるので、支援情報を見通しよく構成することができる。
また、目標速度設定手段3eは、車線変更先の車線上を走行する周囲車両の速度を考慮して目標速度を設定するという構成になっている。このように移動先車線の車両の速度を考慮して目標速度を設定するようになっており、自車の速度と移動先車線の車両の速度との間に速度差がある場合でも、車線変更するまでに速度差を補償するような現実的な操作量時系列を生成することができる。
また、車線変更の必要性と移動先の車線を自律的に判定する車線変更必要性判定手段3aを備え、車線変更が必要と判定されている間、移動先の車線への車線変更についての支援情報の算出、表示を行なうという構成になっている。このように運転者の指示を待つことなく自律的に車線変更の必要性を判定して支援情報の提供を始めるようになっているので、運転者が車線変更の必要性に気づいていない状態でも、今後の道路状況を先取りする形で適切な運転操作を運転者に指示することができる。
また、車線変更必要性判定手段3aは、自車10の走行している車線が前方で隣接する車線に合流している場合に車線変更の必要性があると判定し、合流終端設定手段3bは、自車10の走行する車線が完全に消滅する地点よりも所定の距離だけ手前の地点に合流終端を設定するという構成になっている。このようにインターチェンジやサービスエリア等から高速道路本線への誘導路などの、道路の構造的に車線が減少している地点を自動的に検出して車線変更の必要性を判定するようになっているので、そのような地点に自車が接近している場合に適切な支援情報を提示することができる。
また、支援情報提示手段4は、車線変更先車線のギャップの中で、現在運転者のとっている操作量を基準として、もっとも小さな操作量の補正で適正な車線変更が可能になるギャップを運転者に伝達するという構成になっている。このように運転者が現在とっている操作量を考慮して、車線変更可能なギャップの中から特定のギャップを選択して伝達しているので、運転者の意志に沿った車線変更のパターンを推奨することができる。
また、支援情報提示手段4は、車線変更可能と判定されたギャップの中でもっとも前方のギャップを運転者に伝達するという構成になっている。このように車線変更可能なギャップの中からもっとも前方のギャップを示すことで、積極的に他車の前方へ出ようとする運転者の意向に沿った支援情報を示すことができる。
また、支援情報提示手段4は、車線変更が可能と判定されたギャップへの適正な車線変更を実現するために、自車10が現在よりも加速すべきなのか、あるいは減速すべきなのかについての情報も併せて伝達するという構成になっている。このように車線変更可能なギャップに加えて適正な車線変更のために必要な自車10の操作についても運転者に伝達することで、伝達される内容を運転者にとってより具体的でわかりやすいものにすることができる。
また、支援情報提示手段4は、周囲車両検出手段1からの信号をもとに周囲車両の配置を示す周囲地図をディスプレイ上に描画する周囲地図描画手段である地図情報データベース6を備え、表示された周囲地図上に伝達対象となっている車線変更が可能なギャップ、各ギャップに車線変更を行うために必要な加速の増加または緩和を示すマーカーの少なくとも一つを重ね書きすることで判定結果を運転者に伝達するという構成になっている。このように車線変更可能なギャップを自車周囲の状況を示す俯瞰図上に重ね書きすることで、支援情報を直感的でわかりやすい形で運転者に伝達することができる。
また、支援情報提示手段4は、車線変更が可能なギャップの中から一つのギャップを選択し、選択されたギャップおよびそのギャップに車線変更を行うために必要な操作を音声で案内することで判定結果を運転者に伝達するという構成になっている。このように音声を用いて支援情報を提示することで、運転者が視点を外界からそらすことなく支援情報を受け取ることができるので、視点をディスプレイなどの情報機器に移動する余裕のない運転者や状況下においても有効な支援を行なうことができる。
第二の実施の形態
本発明の第二の実施の形態を図12から図16までの図面に基づいて説明する。
図12は本発明の第二の実施の形態の車線変更支援装置を構成するのに必要な一配置図である。基本的な構成要素は第一の実施の形態と同様であるが、第一の実施の形態の構成に加えて、道路交通情報を受信する道路交通情報受信ユニット8と、表示装置4aに表示内容を選択するダイヤル式のスイッチから構成される表示内容選択装置9が設けられている。
以下、図13に示すような道路状況における動作の例に基づいて、本実施の形態における車線変更支援装置の具体的な動作について説明する。
図13は片側ニ車線の道路を三台の車両が走行している場面を示している。自車10が右車線14を走行し、他車11a、他車11bが左車線15を走行している。右車線14の前方では工事等による車線規制16が行なわれており、自車10が右車線14を走行し続けることはできない状況になっている。
本実施の形態における演算部3の処理の内容は第一の実施の形態の内容とほとんど同一であり、図11に示したフローチャートに沿って処理が行なわれる。第一の実施の形態との相違点は、ステップ3における車線変更の必要性を判定する処理の部分において、道路交通情報受信ユニット8で受信した車線規制の情報も考慮した上で車線変更の必要性を判定する部分である。例えば、自車10と車線規制16が始まっている地点との距離が所定の距離(例えば500m)以内に接近し、かつ自車10が規制対象となっている車線を走行している場合に車線変更の必要性があると判定するようなロジックを構成する。
車線変更の必要性があると判定された場合には、ステップ4において車線規制16の始まる地点の手前に合流終端xendが設定される。
合流終端xendが設定された場合、車線規制16による車線変更の問題は、第一の実施の形態で示した合流の問題と数学的にはまったく同一の問題となるので、ステップ5からステップ11までは第一の実施の形態と同一の処理で構成することができる。
図14は本実施の形態における操作量判定手段(図2の3f参照)の処理結果の一例を示す図である。ステップ11までの処理の結果、図14のような対応関係が得られたとする。第一の実施の形態とは違って、他車11aへの前方に合流する領域は、目標加速度が上限値であるamaxを越えたために合流不可と判定された結果、消滅している。従って、この場合、現在の加速度は以下の6通りに分類されることになる。
(1)amin≦a(0)≦a3f ⇒ 他車11bの後方への合流と加速の増加を指示。
(2)a3f<a(0)≦a2b ⇒ 他車11bの後方への合流を指示。
(3)a2b<a(0)<a2m ⇒ 他車11bの後方への合流と加速の緩和を指示。
(4)a2m<a(0)<a2f ⇒ 他車11aと他車11bの間への合流と加速の増加を指示。
(5)a2f≦a(0)≦a1b ⇒ 他車11aと他車11bの間への合流を指示。
(6)a1b<a(0)≦amax ⇒ 他車11aと他車11bの間への合流と加速の緩和を指示。
第一の実施の形態においては、どのギャップに合流すべきかをシステムの側で判断してその結果を運転者に指示する構成をとっていた。しかし、運転者によっては必ずしもそのような形での支援情報の提示を望んでいない場合もあると考えられる。そこで、運転者自身が表示する情報を選択できるようにダイヤル式のスイッチから構成される表示内容選択装置9を設ける。
表示内容選択装置9のダイヤル式スイッチ17を描いた図を図15に示す。本実施の形態においてはスイッチ17によって選択できる項目は3項目あり、図15ではそれぞれRecommend(推奨)、All(すべて)、First(第一)という名称ラベルがつけられているとする。
スイッチをRecommendに設定した場合には、第一の実施の形態と同様、自車10の実際の加速度を上記の(1)〜(6)の基準に従って分類した結果がそのまま支援情報として提示される。
スイッチ17をAllに設定した場合には、自車10の実際の加速度とは無関係に車線変更可能なギャップすべてにマーカー表示が出て、運転者に車線変更が可能であることを知らせる。その際、自車10の実際の加速度と車線変更可能なギャップの必要加速度の値が比較され、加速の増加や緩和が必要な場合には、そのことを示す情報も提示される。
スイッチ17をFirstに設定した場合には、車線変更可能なギャップの中で最も前方にあるギャップにマーカー表示が出る。図14のような判定結果になった場合には、他車11aと他車11bの間にマーカーが表示されることになる。加速の増加や緩和が必要な場合には、そのことを示す情報も提示される。
現在の自車の加速度が上記の分類の領域(3)であった場合に、ダイヤル設定と表示される支援情報の例を図16に示す。
上記のように本実施の形態では、車線変更必要性判定手段3aに入力する手段として、自車10の現在位置に関する情報を取得する位置情報取得手段であるGPS信号受信ユニット5および地図情報データベース6と、車線規制に関する情報を取得する道路交通情報受信手段である道路交通情報受信ユニット8を備えている。また、自車10の走行している車線の前方で車線規制が実施されている場合に車線変更の必要性があると判定し、合流終端設定手段3bは、車線規制16が実施されている地点よりも所定の距離だけ手前の地点に合流終端を設定するという構成になっている。このように道路工事や事故などにより車線規制が行なわれていることによって走行可能な車線が減少している地点を自動的に検出して車線変更の必要性を判定するようになっているので、そのような地点に自車10が接近している場合に適切な支援情報を提示することができる。
また、支援情報提示手段4は、伝達される車線変更が可能なギャップの種類を運転者があらかじめ任意に指定できる提示情報指定手段である表示内容選択装置9を備えている。このように車線変更可能なギャップの中から運転者に伝達される情報を運転者自身が選択できるような構成とすることで、各運転者にとって必要な情報だけを選択的に提示することができる。
第三の実施の形態
本発明の第三の実施の形態を図17から図19の図面に基づいて説明する。
図17は本発明の第三の実施の形態の車線変更支援装置を構成するのに必要な一配置図である。第一の実施の形態の構成に加えて、運転者が指定した目的地までの走行経路の誘導を行なう地図情報データベースおよび経路誘導装置18と、アクセルペダル19の反力を調整する反力モーター20と、アクセルペダル角度センサ21が加えられている。
以下、図18に示すような道路状況における動作の例に基づいて、本実施の形態における車線変更支援装置の具体的な動作について説明する。
図18は片側三車線の道路を三台の車両が走行している場面を示している。自車10が中央車線22を走行し、他車11a、他車11bが左車線15を走行している。道路は前方でニ方向に分岐しており、左車線15と、中央車線22および右車線14で行き先が変わってくる。運転者が設定した目的地方面に向かうためには左車線15方向の分岐路へ進む必要があり、自車10は分岐点に到達する前に左車線15へ車線変更する必要がある場面となっている。
本実施の形態における演算部3の処理の内容は第一の実施の形態の内容とほとんど同一であり、図11に示したフローチャートに沿って処理が行なわれる。第一の実施の形態との相違点は、ステップ3における車線変更の必要性を判定する処理の部分において、設定された目的地までの誘導経路の情報も考慮した上で車線変更の必要性を判定する部分である。例えば、自車10が分岐点よりも所定の距離(例えば500m)より手前の位置を走行しており、かつ自車10が現在走行する車線では誘導経路として設定された方向へ進めない場合に車線変更の必要性があると判定するようなロジックを構成する。
車線変更の必要性があると判定された場合には、ステップ4において分岐点の手前に合流終端が設定される。合流終端が設定された場合、分岐点における車線変更の問題は、第一の実施の形態で示した合流の問題と数学的にはまったく同一の問題となるので、ステップ5からステップ11までは第一の実施の形態と同一の処理で構成することができる。
ステップ11までの処理の結果、第一の実施の形態と同様、図9のような対応関係が得られたとする。第一の実施の形態との違いは、支援情報の提示方法である。第一の実施の形態で説明したように、図9では全部で七通りの提示情報のパターンがある。この中で、加速の緩和を指示するパターンが二つある(パターン(2)と(5))。第三の実施の形態では、現在の加速度が加速の緩和を指示するような領域にあると判定された場合に、音声による案内だけでなく、アクセルペダル19の反力を増加させることで積極的に運転者に加速の緩和を働きかける点が特徴である。
アクセルペダル19の反力調整の方法を図19に基づいて説明する。図19では特に第一の実施の形態におけるパターン(2)を例に取り上げて説明を行なっている。この場合、パターン(1)との境界であるa(0)=a2bにおいて反力の増加量を0にして、パターン(3)との境界であるa(0)=a2mにおいて反力の増加量を最大値であるFmaxとする。中間領域における反力増加量ΔFは、例えば、
Figure 0003925474
のような形で算出することができる。
反力増加量ΔFが決まったら、ΔFだけ反力が増加するように反力モーター20に電流を流すことで所望の反力提示を実現することができる。
上記のように本実施の形態では、車線変更必要性判定手段3aへ入力する手段として、目的地までの走行経路を案内する経路誘導手段である地図情報データベースおよび経路誘導装置18を備えている。また、自車10の進路前方の所定範囲内に分岐路が存在し、かつ自車10の走行している車線が設定された走行経路とは異なる方向へ分岐する車線である場合に車線変更の必要性があると判定する。そして、合流終端設定手段3bは、分岐地点よりも所定の距離だけ手前の地点に合流終端を設定するという構成になっている。このように分岐路の存在により目的地に到達するために走行すべき車線が限定される場面を自動的に検出して車線変更の必要性を判定するようになっているので、そのような地点に自車10が接近している場合に適切な支援情報を提示することができる。
また、支援情報提示手段4は、アクセルペダル19にかかる反力を増減するアクセルペダル反力調整手段である反力モーター20を備えている。また、車線変更が可能なギャップの中から一つのギャップを選択し、選択されたギャップに車線変更を行うために加速の緩和が必要であるとの判定が得られた場合には、アクセルペダル19の反力を増加させるという構成になっている。このようにアクセルペダル19の反力を通して支援情報を提示することで、特に減速が必要な場面で適正な車線変更のための操作を運転者に対して積極的に促すことができるので、過剰な加速や速度の超過などに伴うリスクの大きい車線変更操作を抑止する効果を期待することができる。
第四の実施の形態
本発明の第四の実施の形態を図20から図23までの図面に基づいて説明する。
図20は本発明の第四の実施の形態の車線変更支援装置を構成するのに必要な一配置図である。第一の実施の形態とほぼ同様の構成であるが、第四の実施の形態においては必ずしもGPS信号受信ユニット(図1の5参照)と地図情報データベース(図1の6参照)を必要としない。その代わりに、ウインカー(方向指示器)23と演算部3が電気的に結合されており、ウインカー23の作動状態の情報が演算部3へ入力されている点が異なっている。
以下、図21に示すような道路状況における動作の例に基づいて、本実施の形態における車線変更支援装置の具体的な動作について説明する。図21は片側二車線の道路を三台の車両が走行している場面を示している。右車線14を自車10が走行し、左車線15を他車11a、他車11bの二台の車両が走行している。この状況で、自車10が左車線15へ車線変更することを意図して、左方向のウインカー23を出した場面を考える。
本実施の形態における演算部3の処理の内容は第一の実施の形態の内容とほとんど同一であり、図11に示したフローチャートに沿って処理が行なわれる。第一の実施の形態との相違点は、ステップ3における車線変更の必要性を判定する処理の部分において、ウインカー23の作動状態に基づいて車線変更の必要性を決定する点である。すなわち、本実施の形態においては、システムが自律的に車線変更の必要性を判定するのではなく、運転者のウインカー操作に基づいて車線変更支援の動作が起動される構成となっている。
新たなウインカー操作が検出された場合には、ステップ4において自車10の前方の適当な地点に合流終端xendが設定される。図21のような状況の場合、必ずしも合流終端xendまでに車線変更を完了する必要はないが、車線変更の目標点の一つとして合流終端xendが設定される。合流終端xendは、ウインカー23が操作された時点において自車10が存在していた位置よりも所定の距離だけ前方に設定される。例えば、ウインカー操作から車線変更までの余裕時間をT秒にとるとすると、ウインカー操作時の自車の位置と速度をそれぞれx、vとして、
Figure 0003925474
のように合流終端xendを設定する。なお、既にウインカー23が作動状態となっており、合流終端xendが設定されている場合には、設定されていた合流終端xendがそのまま引き継がれる。
合流終端xendが設定された状況下での車線変更の問題は、第一の実施の形態で示した合流の問題と数学的にはまったく同一の問題となるので、ステップ5からステップ11までは第一の実施の形態と同一の処理で構成することができる。
支援情報提示手段(図4の4参照)についても第一の実施の形態と同様の提示方法を利用することができる。第一の実施の形態と同じ計算結果が得られた場合には、図22に示したように、運転席に設置された表示装置4aのディスプレイ上に他車11aと他車11bの間を示すマーカーを表示するとともに、音声で加速の緩和と他車11aと他車11bの間への車線変更を指示することになる。
なお、本実施の形態のように必ずしも合流終端xend付近で車線変更する必要がない場面においては、運転者が車線変更を完了することなく設定された合流終端xendを通過してしまうような場合があり得る。設定された合流終端xendを通過してしまったことが検出された場合には、ただちに新たな合流終端xendが設定され、新たな合流終端xendに基づいて車線変更の支援情報を算出することになる。
以上のような構成とした場合の処理の内容を図23のフローチャートにまとめる。図11に示したフローチャートにおけるステップ3の処理がここではステップ3−1からステップ3−3までの処理に置き換えられる。
ステップ3−1ではウインカー23の作動状態がチェックされる。ウインカー23が作動していなければ支援の必要無しと判定して処理を終了する。ウインカー23が作動している場合にはステップ3−2に進む。
ステップ3−2では合流終端xendが設定されているかどうかをチェックする。合流終端xendが設定されていない場合にはステップ4に進み、(19)式に従って合流終端xendが設定される。合流終端xendが既に設定されている場合にはステップ3−3に進む。
ステップ3−3では自車10が既に合流終端xendを通過してしまっているかどうかをチェックする。通過してしまっている場合には、ステップ4に進み、新たな合流終端xendを設定する。通過していない場合には、既に設定されている合流終端xendを引き継いでステップ5に進む。
ステップ5以降の処理の内容は第一の実施の形態の説明に用いた図11のフローチャートと同じである。
上記のように本実施の形態では、運転者がウインカー23を点灯させている間、ウインカー23で指示している車線への車線変更についての支援情報の算出、表示を行なうという構成になっている。このようにウインカー23の操作によって運転者の車線変更の意図を検知してから車線変更支援装置が起動し、方向指示器の解除によって支援動作も停止させるようになっているので、運転者が車線変更しようとしている間のみ装置を動作させることができる。なお、上記特許文献3に開示されている発明では、合流車両および本線車両を道路側に設置された処理装置を通して自動制御することを想定しているので、上記特許文献2記載の車線変更支援装置と同様、合流エリア付近でしか適用できないという問題の他に、自動制御の機能を備えた車両でなければ機能しないという問題点もあった。これに対して、本実施の形態では、自動制御の機能を備えた車両でなくても機能するようになっている。
また、合流終端設定手段3bは、自車10が設定された合流終端を通過してしまい、かつ車線変更が可能な地点がまだ前方にある場合には、再度合流終端を別の地点に設定し直すという構成になっている。このように合流終端を再設定可能としているので、車線変更に失敗した場合でも物理的に車線変更が可能な道路状況が前方に存在している限り、車線変更の支援情報を提示し続けることができる。
なお、以上説明した実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施の形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
本発明の第一の実施の形態の一配置図である。 本発明の第一の実施の形態における装置の機能別ブロックの構成を示す図である。 本発明の第一の実施の形態の適用場面の一例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における自車操作量設定手段で生成される操作量時系列の一例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における自車操作量設定手段で生成される操作量時系列の別の一例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における自車操作量設定手段で生成される操作量時系列の別の一例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における合流終端到達時間と合流可能ギャップとの対応関係の例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における操作量時系列の初期値と合流可能ギャップとの対応関係の例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における支援情報提示手段の処理の一例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における支援情報提示手段の情報提示方法の一例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における処理のフローチャートを示す図である。 本発明の第二の実施の形態の一配置図である。 本発明の第二の実施の形態の適用場面の一例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態における操作量判定手段の処理結果の一例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態における表示情報選択スイッチを描いた図である。 本発明の第二の実施の形態における表示情報選択スイッチの選択位置と表示される支援情報の例を示す図である。 発明の第三の実施の形態の一配置図である。 本発明の第三の実施の形態の適用場面の一例を示す図である。 本発明の第三の実施の形態におけるアクセルペダル反力の調整例を示す図である。 本発明の第四の実施の形態の一配置図である。 本発明の第四の実施の形態の適用場面の一例を示す図である。 本発明の第四の実施の形態における支援情報提示手段の情報提示方法の一例を示す図である。 本発明の第四の実施の形態における処理のフローチャートを示す図である。
符号の説明
1…周囲車両検出手段、1a…前方レーダー、1b…画像センサ、1c…後方レーダー、1d…側方センサ、2…自車状態検出手段、2a…車速センサ、3…演算部、3a…車線変更必要性判定手段、3b…合流終端設定手段、3c…周囲車両挙動予測手段、3d…自車操作量設定手段、3e…目標速度設定手段、3f…操作量判定手段、3g…周囲環境情報、4…支援情報提示手段、4a…表示装置、5…GPS信号受信ユニット、6…地図情報データベース、7…車線検出手段、9…表示内容選択装置、10…自車、11a、11b…他車、12…本線、13…合流車線、14…右車線、15…左車線、16…車線規制、17…スイッチ、18…地図情報データベースおよび経路誘導装置、19…アクセルペダル、20…反力モーター、21…アクセルペダル角度センサ、22…中央車線、23…ウインカー。

Claims (17)

  1. 自車の走行状態を検出する自車状態検出手段と、
    周囲車両を検出する周囲車両検出手段と、
    前記自車の周囲の車線を検出する車線検出手段と、
    自車が合流する合流地点の手前に車線変更を完了していなければならない合流終端を設定する合流終端設定手段と、
    前記車線変更先の前記車線上を走行する前記周囲車両が前記合流終端に到達するまでの合流終端到達時間を予測する周囲車両挙動予測手段と、
    前記自車の走行状態に基づいて、前記自車が前記合流終端に到達するまでの操作量の時系列を一つ以上生成する自車操作量設定手段と、
    前記生成された操作量の時系列を実行したときの時間と前記車線変更先の車線上を走行する各前記周囲車両が前記合流終端に到達するまでの前記合流終端到達時間との比較に基づいて、前記車線変更先の前記車線上を走行する前記周囲車両の予測された挙動に基づく当該周囲車両の間のギャップのうち、前記車線変更が可能なギャップを判定する操作量判定手段と、
    前記操作量判定手段で求められた前記自車の操作量の時系列と前記車線変更が可能なギャップの対応関係を運転者に伝達する支援情報提示手段と、
    を備えることを特徴とする車線変更支援装置。
  2. 請求項記載の車線変更支援装置において、
    前記自車が前記合流終端に到達するまでに達成すべき目標速度を設定する目標速度設定手段を備え、
    前記自車操作量設定手段は、前記目標速度設定手段において指定された前記目標速度を前記合流終端において満たすような前記操作量時系列を生成することを特徴とする車線変更支援装置。
  3. 請求項記載の車線変更支援装置において、
    前記自車操作量設定手段は、
    前記目標速度設定手段で指定された前記目標速度と同時に、指定された前記合流終端到達時間も満たすように前記操作量時系列を生成し、前記操作量判定手段において、判定の対象となる操作量の候補を前記合流終端到達時間の形で指定することを特徴とする車線変更支援装置。
  4. 請求項または記載の車線変更支援装置において、
    前記目標速度設定手段は、
    前記車線変更先の前記車線上を走行する前記周囲車両の速度を考慮して前記目標速度を設定することを特徴とする車線変更支援装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか記載の車線変更支援装置において、
    前記運転者が方向指示器を点灯させている間、前記方向指示器で指示している前記車線への前記車線変更についての支援情報の算出、表示を行なうことを特徴とする車線変更支援装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか記載の車線変更支援装置において、
    前記車線変更の必要性と移動先の前記車線を自律的に判定する車線変更必要性判定手段を備え、前記車線変更が必要と判定されている間、移動先の前記車線への前記車線変更についての支援情報の算出、表示を行なうことを特徴とする車線変更支援装置。
  7. 請求項記載の車線変更支援装置において、
    前記車線変更必要性判定手段は、
    前記自車の走行している前記車線が前方で隣接する前記車線に合流している場合に前記車線変更の必要性があると判定し、
    前記合流終端設定手段は、前記自車の走行する前記車線が完全に消滅する地点よりも所定の距離だけ手前の地点に前記合流終端を設定することを特徴とする車線変更支援装置。
  8. 請求項または記載の車線変更支援装置において、
    前記車線変更必要性判定手段に入力する手段として、前記自車の現在位置に関する情報を取得する位置情報取得手段と、車線規制に関する情報を取得する道路交通情報受信手段を備え、
    前記自車の走行している前記車線の前方で前記車線規制が実施されている場合に前記車線変更の必要性があると判定し、
    前記合流終端設定手段は、
    前記車線規制が実施されている地点よりも所定の距離だけ手前の地点に前記合流終端を設定することを特徴とする車線変更支援装置。
  9. 請求項乃至のいずれか記載の車線変更支援装置において、
    前記車線変更必要性判定手段に入力する手段として、
    目的地までの走行経路を案内する経路誘導手段を備え、
    前記自車の進路前方の所定範囲内に分岐路が存在し、かつ前記自車の走行している前記車線が設定された走行経路とは異なる方向へ分岐する前記車線である場合に前記車線変更の必要性があると判定し、
    前記合流終端設定手段は、分岐地点よりも所定の距離だけ手前の地点に前記合流終端を設定することを特徴とする車線変更支援装置。
  10. 請求項乃至のいずれか記載の車線変更支援装置において、
    前記合流終端設定手段は、
    前記自車が設定された前記合流終端を通過してしまい、かつ前記車線変更が可能な地点がまだ前方にある場合には、再度前記合流終端を別の地点に設定し直すことを特徴とする車線変更支援装置。
  11. 請求項1乃至1のいずれか記載の車線変更支援装置において、
    前記支援情報提示手段は、
    前記車線変更先車線のギャップの中で、現在運転者のとっている操作量を基準として、もっとも小さな操作量の補正で適正な前記車線変更が可能になるギャップを運転者に伝達することを特徴とする車線変更支援装置。
  12. 請求項1乃至1のいずれか記載の車線変更支援装置において、
    前記支援情報提示手段は、
    前記車線変更可能と判定された前記ギャップの中でもっとも前方の前記ギャップを前記運転者に伝達することを特徴とする車線変更支援装置。
  13. 請求項1乃至1のいずれか記載の車線変更支援装置において、
    前記支援情報提示手段は、
    伝達される前記車線変更が可能な前記ギャップの種類を前記運転者があらかじめ任意に指定できる提示情報指定手段を備えることを特徴とする車線変更支援装置。
  14. 請求項1乃至1のいずれか記載の車線変更支援装置において、
    前記支援情報提示手段は、
    前記車線変更が可能と判定された前記ギャップへの適正な前記車線変更を実現するために、前記自車が現在よりも加速すべきなのか、あるいは減速すべきなのかについての情報も併せて伝達することを特徴とする車線変更支援装置。
  15. 請求項1乃至1のいずれか記載の車線変更支援装置において、
    前記支援情報提示手段は、
    前記周囲車両検出手段からの信号をもとに前記周囲車両の配置を示す周囲地図をディスプレイ上に描画する周囲地図描画手段を備え、
    表示された前記周囲地図上に伝達対象となっている前記車線変更が可能な前記ギャップ、各前記ギャップに前記車線変更を行うために必要な加速の増加または緩和を示すマーカーの少なくとも一つを重ね書きすることで判定結果を前記運転者に伝達することを特徴とする車線変更支援装置。
  16. 請求項1乃至1のいずれか記載の車線変更支援装置において、
    前記支援情報提示手段は、
    前記車線変更が可能な前記ギャップの中から一つの前記ギャップを選択し、選択された前記ギャップおよびその前記ギャップに前記車線変更を行うために必要な操作を音声で案内することで前記判定結果を前記運転者に伝達することを特徴とする車線変更支援装置。
  17. 請求項1乃至1のいずれか記載の車線変更支援装置において、
    前記支援情報提示手段は、
    アクセルペダルにかかる反力を増減するアクセルペダル反力調整手段を備え、
    前記車線変更が可能な前記ギャップの中から一つの前記ギャップを選択し、選択された前記ギャップに前記車線変更を行うために加速の緩和が必要であるとの判定が得られた場合には、前記アクセルペダルの反力を増加させることを特徴とする車線変更支援装置。
JP2003276666A 2003-07-18 2003-07-18 車線変更支援装置 Expired - Fee Related JP3925474B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003276666A JP3925474B2 (ja) 2003-07-18 2003-07-18 車線変更支援装置
DE102004034445A DE102004034445A1 (de) 2003-07-18 2004-07-16 Spurwechsel-Unterstützungssystem
US10/892,193 US20050015203A1 (en) 2003-07-18 2004-07-16 Lane-changing support system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003276666A JP3925474B2 (ja) 2003-07-18 2003-07-18 車線変更支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005038325A JP2005038325A (ja) 2005-02-10
JP3925474B2 true JP3925474B2 (ja) 2007-06-06

Family

ID=34056168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003276666A Expired - Fee Related JP3925474B2 (ja) 2003-07-18 2003-07-18 車線変更支援装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20050015203A1 (ja)
JP (1) JP3925474B2 (ja)
DE (1) DE102004034445A1 (ja)

Families Citing this family (149)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004040143A1 (de) * 2004-08-19 2006-02-23 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Fahrerinformation
JP2006244142A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Aisin Aw Co Ltd 運転支援方法及び運転支援装置
JP4652849B2 (ja) * 2005-03-03 2011-03-16 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 運転支援方法及び運転支援装置
DE102005018688A1 (de) * 2005-04-22 2006-10-26 Bayerische Motoren Werke Ag Fahrerassistenzsystem
JP4497026B2 (ja) * 2005-05-24 2010-07-07 日産自動車株式会社 車両用前照灯制御装置
JP4792866B2 (ja) * 2005-08-05 2011-10-12 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ナビゲーションシステム
JP4561675B2 (ja) * 2006-03-30 2010-10-13 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 運転支援装置及びコンピュータプログラム
JP4830621B2 (ja) * 2006-05-12 2011-12-07 日産自動車株式会社 合流支援装置及び合流支援方法
JP4735430B2 (ja) * 2006-06-14 2011-07-27 日産自動車株式会社 合流支援装置
DE102006043150A1 (de) * 2006-09-14 2008-03-27 Bayerische Motoren Werke Ag Längsführungsassistent für ein Kraftfahrzeug zur Unterstützung bei Fahrspurwechsel
JP4984844B2 (ja) * 2006-11-21 2012-07-25 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 合流案内装置および合流案内方法
US7755510B2 (en) * 2007-01-22 2010-07-13 Mergex Traffic Systems Corporation Intelligent system for managing vehicular traffic flow
DE102007007507A1 (de) * 2007-02-15 2008-08-21 Robert Bosch Gmbh Lückenmelder für den Spurwechsel eines Kraftfahrzeugs auf einer mehrspurigen Straße
JP5018152B2 (ja) * 2007-03-14 2012-09-05 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車両制御装置および車両制御方法
EP2144217B1 (en) * 2007-03-29 2013-08-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Collision possibility acquiring device, and collision possibility acquiring method
US20080300776A1 (en) * 2007-06-01 2008-12-04 Petrisor Gregory C Traffic lane management system
JP4450023B2 (ja) * 2007-07-12 2010-04-14 トヨタ自動車株式会社 自車両危険度取得装置
JP2009230377A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Mazda Motor Corp 車両用運転支援装置
JP4748232B2 (ja) * 2009-02-27 2011-08-17 トヨタ自動車株式会社 運転支援装置
US8244408B2 (en) * 2009-03-09 2012-08-14 GM Global Technology Operations LLC Method to assess risk associated with operating an autonomic vehicle control system
EP2246762B1 (en) * 2009-04-27 2012-06-06 Magneti Marelli S.p.A. System and method for driving assistance at road intersections
US9123049B2 (en) * 2009-07-29 2015-09-01 The Invention Science Fund I, Llc Promotional correlation with selective vehicle modes
US9073554B2 (en) 2009-07-29 2015-07-07 The Invention Science Fund I, Llc Systems and methods for providing selective control of a vehicle operational mode
US8571731B2 (en) * 2009-07-29 2013-10-29 Searete Llc Hybrid vehicle qualification for preferential result
US8301320B2 (en) 2009-07-29 2012-10-30 The Invention Science Fund I, Llc Vehicle system for varied compliance benefits
US9008956B2 (en) * 2009-07-29 2015-04-14 The Invention Science Fund I, Llc Promotional correlation with selective vehicle modes
US8571791B2 (en) * 2009-07-29 2013-10-29 Searete Llc Remote processing of selected vehicle operating parameters
US20110029189A1 (en) * 2009-07-29 2011-02-03 Searete Llc, A Limited Liability Corporation Of The State Of Delaware Promotional correlation with selective vehicle modes
US8751059B2 (en) * 2009-09-29 2014-06-10 The Invention Science Fund I, Llc Selective implementation of an optional vehicle mode
US8751058B2 (en) * 2009-09-29 2014-06-10 The Invention Science Fund I, Llc Selective implementation of an optional vehicle mode
US20110077808A1 (en) * 2009-09-30 2011-03-31 Searete LLC; a limited liability corporation of the State of Delaware Vehicle system for varied compliance benefits
JP5696444B2 (ja) * 2009-12-24 2015-04-08 日産自動車株式会社 走行制御装置
WO2011158307A1 (ja) * 2010-06-18 2011-12-22 本田技研工業株式会社 運転者の車線変更意図を予測するシステム
JP5495990B2 (ja) * 2010-07-09 2014-05-21 アルパイン株式会社 車載用ナビゲーション装置およびマップマッチング動作制御方法
JP2012073925A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用運転支援装置
US8717192B2 (en) 2010-10-08 2014-05-06 Navteq B.V. Method and system for using intersecting electronic horizons
US20120095673A1 (en) * 2010-10-13 2012-04-19 Electronics And Telecommunications Research Institute Apparatus and method for providing driving information for vehicles based on high speed movement long distance impuse radio ultra wideband
WO2012068331A1 (en) 2010-11-19 2012-05-24 Magna Electronics Inc. Lane keeping system and lane centering system
EP2659473B1 (fr) * 2010-12-29 2016-05-04 Siemens Aktiengesellschaft Système et méthode d'aide active au changement de voie pour un véhicule automobile
DE102011018159A1 (de) * 2011-04-19 2012-10-25 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) Vorrichtung und Verfahren zur Fahrerunterstützung
JP5806733B2 (ja) * 2011-05-20 2015-11-10 本田技研工業株式会社 車線変更支援情報可視化システム
US20140074356A1 (en) * 2011-05-20 2014-03-13 Honda Motor Co., Ltd. Lane change assist system
JP5914013B2 (ja) * 2011-08-08 2016-05-11 東芝アルパイン・オートモティブテクノロジー株式会社 運転支援装置
US8810431B2 (en) * 2011-10-20 2014-08-19 GM Global Technology Operations LLC Highway merge assistant and control
US9381916B1 (en) * 2012-02-06 2016-07-05 Google Inc. System and method for predicting behaviors of detected objects through environment representation
JP5062375B2 (ja) * 2012-03-29 2012-10-31 株式会社デンソー 速度超過警告装置
JP5333624B2 (ja) * 2012-04-09 2013-11-06 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車両制御装置および車両制御方法
US8700251B1 (en) * 2012-04-13 2014-04-15 Google Inc. System and method for automatically detecting key behaviors by vehicles
WO2013171958A1 (ja) * 2012-05-18 2013-11-21 日産自動車株式会社 車両用走行支援装置及び車両用走行支援方法
JP6040611B2 (ja) * 2012-07-23 2016-12-07 日産自動車株式会社 走行制御装置及び走行制御方法
DE102012214208A1 (de) * 2012-08-09 2014-02-13 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zum Betreiben eines Kraftfahrzeugs während einer vollautomatischen Fahrzeugführung
CN102800213B (zh) * 2012-08-27 2014-06-18 武汉大学 一种基于车辆通行优先级的换道危险避撞的方法
CN102800214B (zh) * 2012-08-27 2014-06-18 武汉大学 一种基于车车信息交互条件下的车辆换道冲突消解方法
US8788134B1 (en) * 2013-01-04 2014-07-22 GM Global Technology Operations LLC Autonomous driving merge management system
KR101439017B1 (ko) 2013-04-11 2014-10-30 현대자동차주식회사 차선 변경 제어 시스템
US9738280B2 (en) * 2013-10-03 2017-08-22 Robert Bosch Gmbh Adaptive cruise control with on-ramp detection
JP5900454B2 (ja) 2013-10-09 2016-04-06 トヨタ自動車株式会社 車両用車線案内システム及び車両用車線案内方法
US9988047B2 (en) * 2013-12-12 2018-06-05 Magna Electronics Inc. Vehicle control system with traffic driving control
CN103700273B (zh) * 2014-01-06 2016-01-06 东南大学 基于可变导向车道的信号配时优化方法
JP5977270B2 (ja) * 2014-01-14 2016-08-24 株式会社デンソー 車両制御装置、及びプログラム
WO2015129027A1 (ja) * 2014-02-28 2015-09-03 パイオニア株式会社 合流支援装置、合流支援方法、及び、合流支援プログラム
JP6011577B2 (ja) * 2014-04-28 2016-10-19 トヨタ自動車株式会社 運転支援装置
KR101551215B1 (ko) * 2014-05-28 2015-09-18 엘지전자 주식회사 차량 운전 보조 장치 및 이를 구비한 차량
US10068472B2 (en) * 2014-06-06 2018-09-04 Veoneer Us, Inc. Automotive lane discipline system, method, and apparatus
EP2963632A1 (en) * 2014-07-03 2016-01-06 Application Solutions (Electronics and Vision) Limited Manoeuvre assistance
EP3211617B1 (en) * 2014-10-22 2019-03-06 Nissan Motor Co., Ltd Driving assistance device
CN104269066B (zh) * 2014-11-03 2016-08-24 哈尔滨工业大学 一种信号交叉路口过饱和状态判别方法
JP6096750B2 (ja) * 2014-12-05 2017-03-15 本田技研工業株式会社 走行支援装置
US10713506B2 (en) 2014-12-18 2020-07-14 Magna Electronics Inc. Vehicle vision system with 3D registration for distance estimation
US9946940B2 (en) 2014-12-18 2018-04-17 Magna Electronics Inc. Vehicle vision system with adaptive lane marker detection
JPWO2016147623A1 (ja) * 2015-03-18 2018-01-25 日本電気株式会社 運転制御装置、運転制御方法および車車間通信システム
JP6558733B2 (ja) * 2015-04-21 2019-08-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 運転支援方法およびそれを利用した運転支援装置、運転制御装置、車両、運転支援プログラム
JP6365390B2 (ja) * 2015-04-27 2018-08-01 トヨタ自動車株式会社 車線変更支援装置
US10449899B2 (en) 2015-05-08 2019-10-22 Magna Electronics Inc. Vehicle vision system with road line sensing algorithm and lane departure warning
JP6365402B2 (ja) * 2015-05-13 2018-08-01 トヨタ自動車株式会社 走行制御装置
JP6369390B2 (ja) * 2015-05-19 2018-08-08 株式会社デンソー 車線合流判定装置
US10759432B2 (en) 2015-07-15 2020-09-01 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle control apparatus, vehicle control method, and vehicle control program
CA2993495C (en) * 2015-07-28 2020-09-22 Nissan Motor Co., Ltd. Travel control method and travel control apparatus
JP6446732B2 (ja) 2015-08-06 2019-01-09 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラム
US9721472B2 (en) * 2015-09-22 2017-08-01 Ford Global Technologies, Llc Formulating lane level routing plans
CN105279979A (zh) * 2015-10-15 2016-01-27 华南理工大学 基于跟踪车道上车辆位置的可变车道行驶方向切换方法
JP6493175B2 (ja) * 2015-11-25 2019-04-03 株式会社デンソー 自動運転制御装置及びプログラム
CN115223139A (zh) * 2015-11-26 2022-10-21 御眼视觉技术有限公司 对切入车道的车辆的自动预测和利他响应
US10152882B2 (en) * 2015-11-30 2018-12-11 Nissan North America, Inc. Host vehicle operation using remote vehicle intention prediction
JP6398957B2 (ja) * 2015-12-02 2018-10-03 株式会社デンソー 車両制御装置
JP2018537794A (ja) * 2015-12-17 2018-12-20 コンチネンタル オートモーティブ システムズ インコーポレイテッドContinental Automotive Systems, Inc. 支援付きの交通合流
JP6663215B2 (ja) * 2015-12-22 2020-03-11 パイオニア株式会社 情報表示装置、情報表示方法及びプログラム
EP3208786B1 (en) * 2016-02-22 2023-06-07 Volvo Car Corporation Method and system for evaluating inter-vehicle traffic gaps and time instances to perform a lane change manoeuvre
JP6464107B2 (ja) * 2016-02-22 2019-02-06 本田技研工業株式会社 走行支援装置
US10055651B2 (en) 2016-03-08 2018-08-21 Magna Electronics Inc. Vehicle vision system with enhanced lane tracking
US20190143972A1 (en) * 2016-03-15 2019-05-16 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle control system, vehicle control method, and vehicle control program
EP3286056B1 (en) * 2016-03-23 2021-01-06 Deutsche Telekom AG System and method for a full lane change aid system with augmented reality technology
US10037696B2 (en) * 2016-03-31 2018-07-31 Delphi Technologies, Inc. Cooperative automated vehicle system
US9931981B2 (en) 2016-04-12 2018-04-03 Denso International America, Inc. Methods and systems for blind spot monitoring with rotatable blind spot sensor
US9994151B2 (en) * 2016-04-12 2018-06-12 Denso International America, Inc. Methods and systems for blind spot monitoring with adaptive alert zone
US9975480B2 (en) 2016-04-12 2018-05-22 Denso International America, Inc. Methods and systems for blind spot monitoring with adaptive alert zone
US9947226B2 (en) 2016-04-12 2018-04-17 Denso International America, Inc. Methods and systems for blind spot monitoring with dynamic detection range
KR101786352B1 (ko) * 2016-05-27 2017-11-15 현대자동차주식회사 우선순위 고려 차선 변경 제어 장치 및 방법
CN118010048A (zh) * 2016-10-31 2024-05-10 御眼视觉技术有限公司 用于导航车道合并和车道分离的系统和方法
US10202112B2 (en) 2016-11-28 2019-02-12 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Systems and methods for preemptively modifying vehicle parameters according to predicted accelerations when merging
IL288191B2 (en) * 2016-12-23 2023-10-01 Mobileye Vision Technologies Ltd A navigation system with forced commitment constraints
KR102513185B1 (ko) * 2017-01-12 2023-03-23 모빌아이 비젼 테크놀로지스 엘티디. 규칙 기반 항법
CN106843210B (zh) * 2017-01-24 2019-10-18 同济大学 一种基于仿生学的自动驾驶车辆运行控制方法
CN108305477B (zh) * 2017-04-20 2019-08-13 腾讯科技(深圳)有限公司 一种车道选择方法及终端
JP6977343B2 (ja) 2017-07-07 2021-12-08 いすゞ自動車株式会社 車速制御装置及び車速制御方法
US11731614B2 (en) * 2017-07-25 2023-08-22 Hl Klemove Corp. Apparatus and method for controlling vehicle to avoid or mitigate collision
US10611371B2 (en) 2017-09-14 2020-04-07 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. System and method for vehicle lane change prediction using structural recurrent neural networks
US11580859B1 (en) * 2017-09-28 2023-02-14 Apple Inc. Vehicle lane change
JPWO2019069868A1 (ja) 2017-10-04 2020-11-26 パイオニア株式会社 判定装置及び判定方法並びに判定用プログラム
JP6881244B2 (ja) * 2017-11-06 2021-06-02 トヨタ自動車株式会社 自動運転装置
US11073400B2 (en) 2017-11-07 2021-07-27 Uatc, Llc Map creation from hybrid data
US10730521B2 (en) * 2017-12-21 2020-08-04 Denso International America, Inc. System for autonomous lane merging
JP6951271B2 (ja) * 2018-02-07 2021-10-20 日立Astemo株式会社 車両制御装置
CN111771234B (zh) * 2018-02-26 2022-08-23 本田技研工业株式会社 车辆控制系统、车辆控制方法及存储介质
JP7119428B2 (ja) * 2018-03-02 2022-08-17 株式会社デンソー 運転支援装置
JP7185408B2 (ja) * 2018-03-02 2022-12-07 本田技研工業株式会社 車両制御装置
US10922965B2 (en) 2018-03-07 2021-02-16 Here Global B.V. Method, apparatus, and system for detecting a merge lane traffic jam
JP6921023B2 (ja) * 2018-03-26 2021-08-18 株式会社ゼンリンデータコム 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
US10895468B2 (en) * 2018-04-10 2021-01-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Dynamic lane-level vehicle navigation with lane group identification
EP3816964B1 (en) * 2018-06-29 2024-06-26 Nissan Motor Co., Ltd. Drive assisting method and vehicle control device
EP3614223B1 (en) * 2018-08-24 2020-06-17 The Boeing Company Method, system and emergency control device for traffic management of autonomous vehicles in emergency situations
JP6784734B2 (ja) * 2018-08-31 2020-11-11 株式会社Subaru 自動運転支援装置
KR20200028217A (ko) * 2018-09-06 2020-03-16 현대자동차주식회사 차량의 주행 제어 장치 및 그 방법
DE102018216364B4 (de) * 2018-09-25 2020-07-09 Volkswagen Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zum Unterstützen eines Spurwechselvorgangs für ein Fahrzeug
JP2020052646A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 トヨタ自動車株式会社 車両制御装置
US10852727B2 (en) * 2018-11-26 2020-12-01 GM Global Technology Operations LLC System and method for control of an autonomous vehicle
CN113168770B (zh) * 2018-12-06 2023-02-03 日产自动车株式会社 行驶辅助方法及行驶辅助装置
JP7256982B2 (ja) 2018-12-28 2023-04-13 スズキ株式会社 車両の走行制御装置
JP7189509B2 (ja) * 2019-03-27 2022-12-14 スズキ株式会社 車両の走行制御装置
JP7316542B2 (ja) * 2019-05-21 2023-07-28 スズキ株式会社 車両の走行制御装置
DE102019005446B3 (de) * 2019-08-02 2020-12-24 Daimler Ag Verfahren zum automatisierten Einfädeln eines Fahrzeugs
JP7192709B2 (ja) * 2019-08-09 2022-12-20 トヨタ自動車株式会社 車両遠隔指示訓練装置
JP7393730B2 (ja) 2019-09-26 2023-12-07 スズキ株式会社 車両の走行制御装置
CN110796856B (zh) * 2019-10-16 2022-03-25 腾讯科技(深圳)有限公司 车辆变道意图预测方法及变道意图预测网络的训练方法
CN112991713B (zh) * 2019-12-13 2022-11-22 百度在线网络技术(北京)有限公司 数据处理方法、装置、设备及存储介质
JP7078909B2 (ja) 2019-12-19 2022-06-01 トヨタ自動車株式会社 車両制御装置及び車両制御用コンピュータプログラム
DE102020000593A1 (de) * 2020-01-30 2021-08-05 Daimler Ag Verfahren zum Betrieb eines Assistenzsystems
WO2021189210A1 (zh) * 2020-03-23 2021-09-30 华为技术有限公司 一种车辆换道方法及相关设备
KR20210130324A (ko) * 2020-04-21 2021-11-01 현대자동차주식회사 운전자 보조 장치, 그를 가지는 차량 및 그 제어 방법
US11511751B2 (en) 2020-05-29 2022-11-29 Toyota Research Institute, Inc. Merge situation exposure algorithms to maximize exposure time
US11904890B2 (en) * 2020-06-17 2024-02-20 Baidu Usa Llc Lane change system for lanes with different speed limits
DE102020117161A1 (de) 2020-06-30 2021-12-30 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren und Fahrzeugsystem zur Auswahl einer Lücke für einen Spurwechselassistenten
JP7157780B2 (ja) * 2020-08-27 2022-10-20 本田技研工業株式会社 自動運転車用情報提示装置
JP7494663B2 (ja) 2020-08-31 2024-06-04 トヨタ自動車株式会社 車載表示制御装置、車載表示装置、表示制御方法及び表示制御プログラム
CN114506324B (zh) * 2020-10-23 2024-03-15 上海汽车集团股份有限公司 一种车道决策方法及相关装置
DE102021204244B4 (de) * 2021-04-28 2023-10-26 Zf Friedrichshafen Ag Vorbereiten von Kartendaten zur effizienten Weiterverarbeitung
JP7505448B2 (ja) * 2021-06-08 2024-06-25 株式会社アイシン 運転支援装置
KR20230021457A (ko) * 2021-08-05 2023-02-14 현대모비스 주식회사 차량의 장애물 감지 시스템 및 방법
CN115158363B (zh) * 2022-08-16 2024-03-08 广州小鹏自动驾驶科技有限公司 车辆变道处理方法及车辆

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5670935A (en) * 1993-02-26 1997-09-23 Donnelly Corporation Rearview vision system for vehicle including panoramic view
US6498620B2 (en) * 1993-02-26 2002-12-24 Donnelly Corporation Vision system for a vehicle including an image capture device and a display system having a long focal length
DE4313568C1 (de) * 1993-04-26 1994-06-16 Daimler Benz Ag Verfahren zur Leithilfe für einen Fahrspurwechsel durch ein Kraftfahrzeug
JPH08263793A (ja) * 1995-03-23 1996-10-11 Honda Motor Co Ltd 車両制御装置
DE19514023A1 (de) * 1995-04-13 1996-10-17 Daimler Benz Ag Verfahren und Vorrichtung zur Geschwindigkeits- und Abstandsregelung für ein Kraftfahrzeug
JP3650946B2 (ja) * 1996-09-27 2005-05-25 本田技研工業株式会社 自動走行車
JPH10105884A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Mitsubishi Motors Corp 合流案内システム
JPH10166890A (ja) * 1996-12-04 1998-06-23 Suzuki Motor Corp 警報装置
JPH10250508A (ja) * 1997-03-14 1998-09-22 Omron Corp 車線変更安全確認装置
US6026347A (en) * 1997-05-30 2000-02-15 Raytheon Company Obstacle avoidance processing method for vehicles using an automated highway system
JPH1153685A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Toyota Motor Corp 合流支援装置
JP3824784B2 (ja) * 1998-06-30 2006-09-20 富士通株式会社 走行支援装置、車線変更可否判断装置、その方法及び記録媒体
JP4114292B2 (ja) * 1998-12-03 2008-07-09 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 運転支援装置
JP3690185B2 (ja) * 1999-05-25 2005-08-31 日産自動車株式会社 先行車追従制御装置
JP2000339580A (ja) * 1999-05-26 2000-12-08 Nissan Motor Co Ltd 道路地図の記憶方法
AU2001259640A1 (en) * 2000-05-08 2001-11-20 Automotive Technologies International, Inc. Vehicular blind spot identification and monitoring system
JP3645177B2 (ja) * 2000-11-29 2005-05-11 三菱電機株式会社 車両周辺監視装置
US6753766B2 (en) * 2001-01-15 2004-06-22 1138037 Ontario Ltd. (“Alirt”) Detecting device and method of using same
JP4543581B2 (ja) * 2001-06-01 2010-09-15 トヨタ自動車株式会社 走行支援装置
US6882287B2 (en) * 2001-07-31 2005-04-19 Donnelly Corporation Automotive lane change aid
DE60226817D1 (de) * 2001-08-23 2008-07-10 Nissan Motor Fahrassistenzsystem
US6873911B2 (en) * 2002-02-01 2005-03-29 Nissan Motor Co., Ltd. Method and system for vehicle operator assistance improvement
WO2003093857A2 (en) * 2002-05-03 2003-11-13 Donnelly Corporation Object detection system for vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005038325A (ja) 2005-02-10
DE102004034445A1 (de) 2005-04-14
US20050015203A1 (en) 2005-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3925474B2 (ja) 車線変更支援装置
US10293748B2 (en) Information presentation system
CN106097774B (zh) 车道变更支援装置
EP1787849B1 (en) Driving assist method and driving assist apparatus for vehicle
US8423250B2 (en) Vehicle control device, vehicle control method and computer program
JP6376059B2 (ja) 自動運転車両の制御装置
JP6954850B2 (ja) 表示装置
JP7189329B2 (ja) 車両制御方法及び車両制御装置
JP6380274B2 (ja) 自動運転車両用ナビゲーション装置
JP6947849B2 (ja) 車両制御装置
US11396293B2 (en) Driving support control device
US20160052394A1 (en) In-vehicle device, control method of in-vehicle device, and computer- readable storage medium
JP7039940B2 (ja) 車両制御装置
JP5177105B2 (ja) 運転支援表示装置
JP2017146730A (ja) 経路決定装置
JP2009035223A (ja) 車両用走行制御装置及びその方法
JP2000020898A (ja) 走行支援装置、車線変更可否判断装置、その方法及び記録媒体
CN111399512A (zh) 行车控制方法、行车控制装置和车辆
CN113386752A (zh) 用于确定辅助驾驶系统中最佳巡航车道的方法和装置
JP2020157829A (ja) 走行制御装置、走行制御方法、およびプログラム
JP2021107217A (ja) 車両用表示制御装置、方法およびプログラム
JP6618044B2 (ja) 運転支援制御装置
JP2021172264A (ja) 車両の走行支援方法及び走行支援装置
JP2021149319A (ja) 表示制御装置、表示制御方法およびプログラム
WO2023047148A1 (ja) 走行支援方法及び 走行支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061017

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees