JP3571676B2 - 電動自転車用バッテリーケースの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動自転車の車体にバッテリーケースを着脱自在に取付ける電動自転車用バッテリーケースの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、補助動力としてモータを使用する電動自転車では、バッテリーを充電するときにバッテリーをバッテリーケースごと車体から外して行うものがある。そして、この種の電動自転車でバッテリーケースを外して充電を行うには、先ず、バッテリーケースのロック,固定装置を外し、バッテリーとモータ側とを電気的に接続する放電回路のコネクタを把持してこれを分離する。そして、バッテリーケースを車体から外して充電器のある場所に運び、充電を行なっていた。
【0003】
充電終了後は、バッテリーケースを元通りに車体に取付け、前記放電回路のコネクタを持って接続してバッテリーをモータ側へ接続していた。
【0004】
すなわち、バッテリーケースを車体に対して脱着するときには、放電回路のコネクタをも別途脱着する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上述したように充電する度に放電回路のコネクタを別途脱着させるのでは、手間がかかり充電作業が煩雑になってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電動自転車用バッテリーケースの取付構造は、電動自転車用車体フレームを、ヘッドパイプから後下がりに延びるダウンチューブの後部に上方へ延びるシートチューブを固着することによって、側面視略V字状の上方へ開放された足通し空間が形成される構造とし、この車体フレーム側における前記足通し空間の下部付近の高さの部位に、バッテリーケースの下端部が略上方から係合されバッテリーケースの下端部の前後方向および車幅方向への移動を規制するバッテリーケース用支持部材を設け、この支持部材を介して、長尺状に形成されたバッテリーケースを前記車体フレーム側に対してその下端部側を支点にして揺動自在かつ着脱自在に設け、このバッテリーケースの長手方向を前記略V字状をなすフレーム部材の一方に車載状態で沿わせ、前記バッテリーケースの下部に放電用接触端子を設け、前記バッテリーケースの着脱操作に伴ってこの放電用接触端子に自動的に接離されるモータ側接触端子を車体フレーム側の前記支持部材に近接させて設けたものである。
請求項2に記載した発明に係る電動自転車用バッテリーケースの取付構造は、電動自転車用車体フレームを、ヘッドパイプから後下がりに延びるダウンチューブの後部に上方へ延びるシートチューブを固着することによって、側面視略V字状の上方へ開放された足通し空間が形成される構造とし、この車体フレーム側における前記足通し空間の下部付近の高さの部位に、バッテリーケースの下端部が略上方から係合されバッテリーケースの下端部の前後方向および車幅方向への移動を規制するバッテリーケース用支持部材を設け、この支持部材を介して、長尺状に形成されたバッテリーケースを前記車体フレーム側に対してその下端部側を支点にして揺動自在かつ着脱自在に設け、このバッテリーケースの長手方向を前記略V字状をなすフレーム部材の一方に車載状態で沿わせ、前記バッテリーケースの上部に放電用接触端子を設け、前記バッテリーケースの揺動操作に伴ってこの放電用接触端子に自動的に接離されるモータ側接触端子を車体フレーム側に設けたものである。
請求項3に記載した発明に係る電動自転車用バッテリーケースの取付構造は、請求項1または請求項2に記載した発明に係る電動自転車用バッテリーケースの取付構造において、バッテリーケースは、車載状態でその両側面が車体両側に露出しているものである。
【0007】
本発明によれば、バッテリーケースを車体フレームに対して装着することによって、放電用接触端子がモータ側接触端子に自動的に接続し、バッテリーケースを外すことによって、放電用接触端子がモータ側接触端子から自動的に切離される。
また、バッテリーケースの着脱時にバッテリーケースを持ち上げる高さが足通し空間の下部付近と略同じ高さでよく、長尺状に形成されたバッテリーケースをその下端部側を支点にして揺動させて着脱操作が行われる。さらに、バッテリーケースは略V字状をなすフレーム部材から大きく突出することはなく、足通し空間がバッテリーケースによって大きく狭められることはない。さらにまた、バッテリーケースは、支持部材によって移動が規制されるから、大きな振動がバッテリーケースに加えられたとしても前記両接触端子どうしが外れることはないし、両接触端子に無理な力が加えられることもない。
加えて、車載状態でバッテリーケースの両側面を車体両側に露出させる構成を採ることにより、バッテリーケースの両側面から熱を大気中に放散させることができる。しかも、車体におけるバッテリーケースが搭載される部分の車幅方向の厚みを薄く形成することができ、ペダルを漕ぐ際にバッテリーケースが邪魔になることがない。
【0008】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態
以下、本発明の一実施の形態を図1ないし図12によって詳細に説明する。
図1は本発明に係る電動自転車の側面図、図2はバッテリーケース用支持箱の支持部を拡大して示す断面図、図3は図1におけるモータユニット部分のA矢視図、図4はバッテリーケース用支持箱の平面図、図5はバッテリーケースの分解斜視図である。
【0009】
図6はバッテリーケースの充電口部分を拡大して示す図で、同図(a)は平面図、同図(b)は(a)図におけるB−B線断面図、同図(c)は(a)図におけるC−C断面図である。図7はバッテリーケース用支持箱の縦断面図、図8は図7におけるVIII−VIII線断面図、図9はバッテリーケース用支持箱の分解斜視図である。
【0010】
図10はバッテリーケースを車体から取外すときの手順を示す斜視図で、同図(a)は外装カバーを開けた状態を示し、同図(b)はバッテリーケースを支持箱から取外すときの状態を示す。同図(c)はバッテリーケースを支持箱から取外した状態を示し、同図(d)はバッテリーケースを車体から外した状態を示す。
【0011】
図11はバッテリーケースを車体から外して充電するときの状態を示す斜視図、図12はバッテリーケースを車体から外さずに充電するときの状態を示す斜視図である。
【0012】
これらの図において、1は電動自転車、2はこの電動自転車1の車体フレームである。この車体フレーム2は、前輪3が回転自在に設けられたフロントフォーク4を操舵自在に支持するヘッドパイプ2aと、このヘッドパイプ2aから後下がりに延びるダウンチューブ2bと、このダウンチューブ2bの後端部にモータブラケット5を介して連結されてこの連結部から上方へ後傾するように延びるシートチューブ2cと、前記モータブラケット5から後方へ延びるチェーンステー2dと、前記シートチューブ2cの上部と前記チェーンステー2dの後端部とを連結するシートステー2e等とから構成されている。そして、この車体フレーム2は、前記ダウンチューブ2bの上方かつシートチューブ2cの前方となる部位に上方が開放された側面視略V字状の足通し空間Sが設けられる構造になっている。
【0013】
6は前記フロントフォーク4の上端部に装着されたハンドル、7はシートチューブ2cの上端部に装着されたクッション付きシート、8は後輪である。この後輪8は、チェーンステー2dの後端部およびシートステー2eの下端部に一体的に設けられた後輪ブラケット2fに回転自在に支持されており、チェーン9を介して後述するモータユニットに連結されている。
【0014】
10は後述するバッテリーケースやモータユニット部分を覆う外装カバーである。この外装カバー10は、車体フレーム2のダウンチューブ2bに沿って延設されてこのダウンチューブ2bに支持固定された下部カバー10aと、この下部カバー10aに、モータブラケット5側に位置する枢軸10bを介して上下揺動自在に支持されかつ下部カバー10aの上側開口部を塞ぐ上部カバー10cとから形成されている。
【0015】
前記下部カバー10aはダウンチューブ2bを下側から覆うと共にモータブラケット5を左右側方から覆う構造とされている。また、上部カバー10cは、全体が略断面下向きコ字状に形成されて下部カバー10aの上部開口部を覆う構造とされ、揺動端部となる部位に施錠装置11が装着されている。なお、11aはこの施錠装置11のキーを示す。
【0016】
このように構成された外装カバー10では、施錠装置11を開錠して上部カバー10cの前部を持ち上げることによって、図1中二点鎖線aで示すように上部カバー10cが開くことになる。
【0017】
12はこの電動自転車1の補助動力となるモータユニットである。このモータユニット12は、後述するバッテリーから給電されるモータ13と、クランク軸14を有するギヤボックス15と、クランク軸14に軸装されたチェーンリング16,クランク17およびペダル18等を備えており、モータ13を立てた状態で前記モータブラケット5に支持固定されている。なお、チェーンリング16がチェーン9を介して後輪8に連結されている。また、19はこのモータユニット12をモータブラケット5に固定するための固定ボルトである。
【0018】
このモータユニット12を支持するモータブラケット5は、前記ダウンチューブ2bに溶接される側面視T字状のパイプ組立体5aに筒状のモータカバー5bを溶接して構成されている。そして、このモータカバー5bの上端部にシートチューブ2cが同軸状に溶接され、モータカバー5b内にモータ13が位置づけられている。すなわち、このモータブラケット5にモータユニット12を取付けると、モータユニット12は図3に示すように車幅方向中央部に位置づけられることになる。
【0019】
そして、このモータユニット12のモータ13には、ダウンチューブ2bの下部に取付けられた制御ユニット20が接続されている。
制御ユニット20は、ペダル18からクランク軸14に乗員の踏力が加えられたときのみに、モータ13を回転させてクランク軸14にモータ13からの動力を伝える構成とされている。すなわち、ペダル18を踏むと、クランク軸14にはその踏力に加えてモータ13からの回転トルクが付与されることになる。なお、前記ギヤボックス15には、モータ13側の回転よりペダル18側の回転が高くなったときにモータ13側にクランク軸14からトルクが伝わって回転抵抗が大きくなるのを防ぐために、ワンウェイクラッチ(図示せず)が内装されている。
【0020】
21はバッテリーケースで、このバッテリーケース21は図5に示すように、長尺状に形成されその内部に前記モータ13や制御ユニット20に給電するバッテリー22が収納されている。
このバッテリーケース21は、下部ケース23と上部ケース24等とから形成され、後述するバッテリーケース用支持箱25に嵌挿されて車体フレーム2に支持されるように構成されている。
ここで、バッテリーケース21の構造を図5によって詳細に説明する。
【0021】
下部ケース23と上部ケース24は合成樹脂によってそれぞれ一体成形されており、車体フレーム2のダウンチューブ2bに沿うように形成されてバッテリー22を前後に2つ並べて収納する構造とされている。なお、2つのバッテリー22どうしは直列に接続され、その接続ケーブルに放電用接触端子としての放電用コネクタ26が接続されている。また、その接続ケーブルには充電用接触端子となる充電用コネクタ27が放電用コネクタ26と並列に接続されている。
【0022】
下部ケース23と上部ケース24とは、それぞれの合わせ部分に一体成形された係合部23aおよび係止片24aによって互いに離れることのないように組立てられている。なお、下部ケース23の開口部に設けられた係合部23aは、係止片24aを係合孔23b内に貫通させることによって係止する従来周知の構造とされている。
【0023】
上部ケース24の上部には、後述する支持箱25に嵌合する突出部24bが一体に形成されている。この突出部24bに前記放電用コネクタ26が取付けられている。
放電用コネクタ26は、後述するモータ側コネクタの接触子が挿入される雌型のものが用いられ、その接続口を突出部24bの開口部24cに位置づけて上部ケース24にねじ止めされている。さらに、この放電用コネクタ26の接続方向としては、バッテリーケース21の長手方向と同一方向とされている。なお、図5および図8において26aはこの放電用コネクタ26を上部ケース24に固定するためのナット板を示し、26bは取付けねじを示す。
【0024】
また、前記突出部24bには、図7および図8に示すように支持箱25に係合する係止ボタン28が一体成形されている。この係止ボタン28は、突出部24bの上面からさらに突出する係止部を有し、突出部24bに対して出没できるように構成されており、吐出部24bの裏面にねじ止めされた板ばね29によって突出側へ付勢されている。
【0025】
前記充電用コネクタ27は本実施の形態ではマグネット吸着式の雄型のものが採用され、その接触子を上部ケース24の充電口24dに位置づけて上部ケース24に固定されている。この充電用コネクタ27の取付部を図6に拡大して示す。
【0026】
充電用コネクタ27は接触子27aを上方(上部ケース24の上面と直交する方向)へ向けて配置され、タッピングねじ27bによって上部ケース24に裏側から固定されている。また、接触子27aは、正極と負極とを混同しないように平面視ハの字状に配設されている。
【0027】
なお、図6(a)〜(c)において符号30は充電口24cを塞ぐためのコネクタカバーである。このコネクタカバー30は、合成樹脂によって板状に成形されており、摘み30aが一体に設けられている。そして、板状部分の一端がタッピングねじ30bによって上部ケース24に上方から固定されている。板状部分の他端には、充電口24dの開口縁部に係合する係止爪30cが形成されている。さらに、板状部分には、このコネクタカバー30を(b)図中二点鎖線bで示すように折曲げることができるように、裏面に凹溝30dを形成することによって樹脂ヒンジが設けられている。
【0028】
図5において符号31はバッテリーケース21を後述する支持箱25に固定するための後側クランプ、32はバッテリーケース21の前部をダウンチューブ2bに固定するための前側クランプである。これらのクランプ31,32は各々の係合環を相手側に掛けて引っ張る構造で、後側クランプ31の係合環は図7に示すように支持箱25の突起33に掛けられ、前側クランプ32の係合環は図5に示すようにダウンチューブ2bの支持板34に掛けられるように構成されている。なお、35および36はバッテリーケース21を持ち上げるための取っ手で、取っ手35は上部ケース24の上部にねじ止めされ、取っ手36は下部ケース23の前面から上部ケース24の前面に跨るようにしてねじ止めされている。
【0029】
前記バッテリーケース21を支持する支持箱25は、図9に示すように、合成樹脂によって略有底角筒状に一体成形されており、後述する支持箱用ステー41に上下揺動自在に枢支されてこのステー41を介して車体フレーム2のモータブラケット5に支持されている。すなわち、この支持箱25は前記足通し空間Sの下部となる部位に配設されている。この支持箱25は上述したバッテリーケース21が嵌入する形状に形成され、その一部は図4に示すように、上部ケース24の突出部24bが嵌入できるように他の部分より開口幅が狭められている。
【0030】
そして、開口幅が狭く形成された幅狭部25aに、バッテリーケース21の放電用コネクタ26に接続されるモータ側コネクタ42が取付けられると共に、この支持箱25をステー41に揺動自在に連結するための支軸43が支持されている。なお、支軸43を支持する軸受部25bは幅狭部25aの下方部に左右に設けられ、支持箱25に一体に設けられている。
【0031】
また、バッテリーケース21のクランプ31の係合環が掛けられる突起33は、この幅狭部25aの開口縁部に一体成形されており、さらに、前記係止ボタン28の係止部が係合する係合孔25dもこの幅狭部25aに穿設されている。
【0032】
上述したようにバッテリーケース21に突出部24bを設けて支持箱25に嵌合させるようにすると、バッテリーケース21を支持箱25に装着させるときには必ず放電用コネクタ26がモータ側コネクタ42と対向するようになる。
【0033】
モータ側コネクタ42は、前記放電用コネクタ26に接続されるように雄型のものが採用され、その接触子42aと放電用コネクタ26との接続方向がバッテリーケース21の嵌合方向と同一方向になるように支持箱25に取付けられている。その取付構造としては、図7および図8に示すように、モータ側コネクタ42の底部を幅狭部25aの底部に支承させるようにしてねじ止めする構造とされている。なお、図8および図9中符号42bはモータ側コネクタ42を固定する固定ねじ、42cはナット板である。
【0034】
前記ステー41は鋼板によって形成され、図7および図9に示すように、前記支軸43が貫通するアーム部41aが左右に設けられている。そして、このステー41は図2および図8に示すようにその上部および下部がモータブラケット5にねじ止めされている。ステー固定用ねじを図2,図8において符号41bで示す。
【0035】
また、このステー41の上部と前記支持箱25との間には支軸43に貫通された戻しばね44が弾装され、ステー41の下部と支持箱25の底部との間にはリンク式連結部材45が介装されている。
【0036】
戻しばね44は捻りばねからなり、一端がステー41に係合され他端が幅狭部25aの底部に当接し、図7において支持箱25を時計方向に回転付勢するように構成されている。リンク式連結部材45は2つのリンク45a,45bをピン45cで連結して構成され、一方のリンク45aの端部がステー41に枢支され、他方のリンク45bが支持箱25に枢支されている。なお、図7および図9において符号46は前記リンク45aをステー41に取付けるねじ、47はリンク45bを支持箱25に取付けるねじ、48はこの取付けねじ47が螺着されるナット板である。
【0037】
また、図7および図9中符号49は支持箱25を下側へ揺動させてその底面をステー41と平行とした状態で保持するための保持部材で、この保持部材49はねじ49aによってステー41に固定されており、支持箱25の底部に下方へ向けて突設された係合突起25eを挾持する構造とされている。そして、この保持部材49は、支持箱25を上方へ付勢する戻しばね44のばね力のみでは挾持状態が維持されるが、人手によって支持箱25を上方へ起こそうとする力が加えられると、係合突起25eが滑って外れるように構成されている。
【0038】
50は圧縮コイルばねで、この圧縮コイルばね50は下側の径が上側の径より小さく形成されており、支持箱25の内側底部に一体成形された円柱部25fに下側部分が圧入固着されている。また、その上下方向の長さとしては、モータ側コネクタ42の接触子42aの突出寸法より長く設定されている。
【0039】
すなわち、このように圧縮コイルばね50を支持箱25の底部に装着すると、支持箱25にバッテリーケース21を嵌合させて放電用コネクタ26がモータ側コネクタ42に接続される以前に、圧縮コイルばね50の上端がバッテリーケース21に接触することになる。このため、圧縮コイルばね50が緩衝体となるので、前記コネクタどうしが接続されるときに両コネクタに過大な力が加えられるのを防ぐことができる。また、支持箱25からバッテリーケース21を引き抜くときにも、バッテリーケース21が圧縮コイルばね50によって押される関係から、そのばね力によってコネクタの接続状態を解除することができる。
【0040】
なお、図9において51は支持箱25のモータ側コネクタ42と不図示のモータ側回路とを電気的に接続するための接続ケーブルで、前記ステー41に形成された開口部41cを通ってモータユニット側に導出されている。
【0041】
このように構成された支持箱25は、支軸43を中心として上下に揺動され、その開口部が上方を向くように揺動された状態でバッテリーケース21が脱着される。すなわち、前記外装カバー10の上部カバー10cが開けられかつバッテリーケース21が装着されていない状態では、支持箱25は図2および図7中二点鎖線cに示すように戻しばね44のばね力によって上方へ揺動するので、その状態でバッテリーケース21を装着させる。なお、そのときには図7中二点鎖線dに示すようにリンク式連結部材45が伸びることになる。
【0042】
バッテリーケース21を装着させるときには、バッテリーケース21を立て向きにして(放電用コネクタ26を下方へ向けて)支持箱25の開口部に挿入し、そのバッテリーケース21を圧縮コイルばね50のばね力に抗して押し下げることによって行う。バッテリーケース21が支持箱25の最奥部まで挿入されると、放電用コネクタ26がモータ側コネクタ42に接続されると共に、バッテリーケース21の係止ボタン28が支持箱25の係合孔25dに係止される。この係止ボタン28が係止されることによってバッテリーケース21は抜け止めされることになる。すなわち、バッテリーケース21の車体フレーム2への装着に伴って放電用コネクタ26がモータ側コネクタ42に接続する。
【0043】
このようにバッテリーケース21を装着した後は後側クランプ31によってバッテリーケース21を支持箱25に対して固定し、バッテリーケース21を戻しばね44のばね力に抗して前側へ倒すようにして支持箱25を揺動させる。そして、バッテリーケース21の前側クランプ32をダウンチューブ2bの支持板34に掛けてバッテリーケース21を車体フレーム2に固定する。なお、バッテリーケース21を前倒しにすることで、図7に示すようにリンク式連結部材45が折れ曲がると共に、支持箱25の係合突起25eがステー41の保持部材49に挟持されることになる。そして、このようにバッテリーケース21を前倒しにすることによって、この長尺状に形成されたバッテリーケース21は、図1中に波線で示すように、ダウンチューブ2bの上側にその長手方向がこのダウンチューブ2bに沿うように配置される。
【0044】
バッテリーケース21を上述したように固定した後、外装カバー10の上部カバー10cを閉じ、施錠装置11で施錠することによって、走行可能状態となる。この走行可能状態、すなわちバッテリーケース21が車載状態になっているときには、前記放電用コネクタ26とモータ側コネクタ42との接続方向がダウンチューブ2bの軸線と平行な方向になる。
【0045】
次に、上述したように構成された電動自転車1においてバッテリー22を充電するときの手順について説明する。充電を行うには、バッテリーケース21を車体から外して行う方法と、バッテリーケース21を車体に搭載した状態で行う方法とがある。先ず、バッテリーケース21を車体から外して充電する手法を図10および図11によって説明する。
【0046】
先ず、外装カバー10の前部に設けられた施錠装置11をキー11aによって開錠させ、図10(a)および図1中二点鎖線aに示すように外装カバー10の上部カバー10cを上方へ向けて引っ張って開ける。このようにするとバッテリーケース21や支持箱25が露出するようになる。
【0047】
次に、同図(b)に示すように、バッテリーケース21を車体フレーム2に固定しているクランプ32を外し、引き続いてクランプ31を外す。そして、支持箱25の係合孔25dに臨んでいる係止ボタン28の係止部を同図中矢印dで示すように押して係止ボタン28の係止状態を解く。このように係止ボタン28での係止状態を解くと、圧縮コイルばね50のばね力によってバッテリーケース21が押され、放電用コネクタ26がモータ側コネクタ42から外れることになる。
【0048】
このように各係止部分を外した後、取っ手36を持ってバッテリーケース21を引き起こす。引き起こした状態を図1中二点鎖線eに示す。そして、図10(c)に示すように支持箱25の上方へ持ち上げて取外す。バッテリーケース21を外した後は同図(d)に示すように支持箱25を前側へ倒して外装カバー10の上部カバー10cを元通りに閉じる。一方、取外したバッテリーケース21は図11に示すように充電器に接続される。
【0049】
図11において52は充電器、53は不図示のコンセントに接続されるプラグ、54は充電器52に接続されたコネクタを示す。充電を行うには、バッテリーケース21のコネクタカバー30を開け、開口された充電口24dに充電器側のコネクタ54を差し込み、充電用コネクタ27に接続して行う。
【0050】
バッテリーケース21を車体に搭載した状態で充電するには、図12に示すように、外装カバー10の上部カバー10cを開けた状態で行う。すなわち、上部カバー10cを開けてバッテリーケース21のコネクタカバー30を開ける。そして、開口された充電口24dに充電器側のコネクタ54を差し込み充電用コネクタ27に接続して行う。
【0051】
したがって、上述したようにバッテリーケース21に設けられた放電用コネクタ26と、バッテリーケース搭載部としての支持箱25に設けられたモータ側コネクタ42との接続方向をバッテリーケース21の着脱方向とすると、バッテリーケース21を支持箱25に対して装着することによって、放電用コネクタ26がモータ側コネクタ42に自動的に接続し、バッテリーケース21を支持箱25から外すことによって、放電用コネクタ26がモータ側コネクタ42から自動的に切離されることになる。
このため、放電用コネクタ26をモータ側コネクタ42に接離させるに当たって、バッテリーケース着脱操作以外に特別な操作が不要になる。
【0052】
また、バッテリーケース21に充電用コネクタ27と放電用コネクタ26とを設け、これらを並列に接続したため、充電用コネクタ27に充電器52のコネクタ54を接続することにより、放電用コネクタ26をモータ側コネクタ42から外すことなく(バッテリーケース21が車載状態でも)バッテリー22を充電することができる。
【0053】
さらに、バッテリーケース21をバッテリーケース搭載部としての支持箱25に取付けた状態ではバッテリーケース21の下部外壁面が支持箱25の凹陥部内壁面に対接するので、走行中はバッテリーケース21から支持箱25に加えられる荷重が支持箱25に広く分散される。
このため、バッテリーケース下部を肉厚が厚くなるように形成しなくても支持剛性を確保することができる。
また、バッテリーケースの取付けに際しては、その下部外周壁がバッテリーケース搭載部に形成された大きな凹陥部によってガイドされるため、位置決めの作業が容易となる。
【0054】
本実施の形態では、長尺状に形成したバッテリーケース21をダウンチューブ2bの上側にこれに沿わせて取付けたので、バッテリーケース21を車体に取付けたり、車体から取外すに当たり、バッテリーケース21を持ち上げる高さがダウンチューブ2bと略同じ高さでよいとともに、上方へ開放された足通し空間を作業空間として広く使うことができ、重いバッテリーケース21をダウンチューブ2b上に搭載するに当たり、何ら邪魔になるものがない。
また、バッテリーケース21はダウンチューブ2bから上方へ大きく突出しないので、ダウンチューブ2bの上方の足通し空間Sがバッテリーケース21によって大きく狭められることもない。
【0055】
さらに、バッテリーケース21の下部に放電用コネクタ26を固定するとともに、前記上方に開放された足通し空間Sの下部であって車体フレーム2側にモータ側コネクタ42を固定したので、モータ側コネクタ42は車体の低位置に位置づけられることになるから、これに前記放電用コネクタ26を接続するときには接続先を容易に確認しながら行うことができる。
【0056】
さらにまた、バッテリーケース21に設けられた放電用コネクタ26と、支持箱25に設けられたモータ側コネクタ42との接続方向を、バッテリーケース21の着脱方向と一致する方向であってしかも車載状態においてダウンチューブ2bの軸線と平行な方向としたから、バッテリーケース21を車体に搭載した車載状態では、バッテリーケース21の重量によって放電用コネクタ26がモータ側コネクタ42側へ付勢される。
【0057】
第2の実施の形態
上述した実施の形態ではモータユニット12を立ててシートチューブ2cと同軸状に設けた例を示したが、モータユニット12の搭載位置としては図13および図14に示すようにダウンチューブ2bの下方とすることもできる。
【0058】
図13はモータユニットの位置を変えた他の電動自転車の例を示す側面図、図14は図13におけるA−A線断面図である。この電動自転車は、車体フレーム2のダウンチューブ2bがハンドル6とシート7との間となる後端部分で略水平に形成されており、ダウンチューブ2bの後端にラグ61を介してシートチューブ2cが連結されている。なお、ダウンチューブ2bの水平部分は前後輪の車軸と略同じ高さに位置づけられている。この車体フレーム2も、前記実施の形態を採るときと同様に側面視略V字状の足通し空間Sが設けられる構造になっている。
【0059】
そして、ダウンチューブ2bの水平部分に、モータユニット12が略水平となるように支持固定されている。また、バッテリーケース21が装着される支持箱25も支持部材62を介してその水平部分に支持されている。また、バッテリーケース21は、前記図1〜図12で示した実施形態と同様に、車載状態ではダウンチューブ2bの上側にこれに沿うように配置される構造になっている。
【0060】
このように構成しても前記実施の形態を採るときと同等の効果が得られる。しかも、この実施形態のようにモータユニット12を前向きに搭載すると、重量物であるモータユニット12が低位置に位置づけられて車体の重心を低くすることができる。
【0075】
第3の実施の形態
図1ないし図14で示した実施の形態では支持箱25を車体に対して前後揺動自在としたが、図15ないし図18に示すように車幅方向へ揺動自在とすることもできる。
【0076】
図15は支持箱を左右揺動自在に設けた電動自転車の側面図、図16は支持箱部分を拡大して示す側面図、図17図16におけるA−A線断面図、図18図16におけるB−B線断面図である。これらの図において前記図1ないし図14で説明したものと同一もしくは同等部材については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0077】
図15ないし図18に示す電動自転車は、車体フレーム2のダウンチューブ2bがシートチューブ連結部よりさらに後側へ延設されており、その延設部に支持箱64が左右揺動自在に取付けられている。なお、この実施の形態ではモータユニット12は、後下がりに直線的に延びるダウンチューブ2bに沿って搭載され、ダウンチューブ2bとシートチューブ2cとを連結するラグ65と、ダウンチューブ2bの後端に設けられたブラケット66とに取付けられている。また、バッテリーケース21は、シートチューブ2cとシートステー2eと後輪8とによって囲まれる空間に、シートチューブ2cの長手方向に沿わせて配置している。
【0078】
ダウンチューブ2bの前記延設部上には鋼板製ブラケット67を介して枢軸68が軸支され、その枢軸68に前記支持箱64が枢支されている。前記枢軸68は上方からみて車体前後方向と平行とされ、図17に示すようにダウンチューブ2bより車体左側にずれて配置されている。すなわち、支持箱64はこの枢軸68を中心として図17中二点鎖線fに示すよう揺動自在に支持されることになる。
【0079】
この支持箱64は合成樹脂によって有底角筒状に一体成形されており、その開口部の寸法はバッテリーケース21が嵌挿される寸法に設定されている。そして、この支持箱64の底部に前記枢軸68が貫通する軸受部64aが設けられている。また、支持箱64の底部には、前記ブラケット67に係合するストッパー64bが突設されている。支持箱64が枢軸68を中心に揺動したときにはこのストッパー64bによって揺動が規制されるように構成されている。
【0080】
また、支持箱64とブラケット67との間には、枢軸68に貫通された戻しばね69が介装されている。この戻しばね69は捻りばねからなり、一端が支持箱64の底面に接触し、他端がブラケット67に係止されており、図17において支持箱64を反時計回りに回転付勢するように構成されている。すなわち、支持箱64にバッテリーケース21を装着しない状態では、支持箱64は前記戻しばね69のばね力によって図17中二点鎖線fで示したように車体左側へ揺動されることになる。バッテリーケース21の脱着はそのように支持箱64を車体左側へ揺動させた状態で行われる。
【0081】
この実施の形態で使用するバッテリーケース21は、支持箱64とは反対側となる上端部に放電用コネクタ26が設けられている。この放電用コネクタ26は、この実施の形態ではマグネット吸着式の雌型のものが使用され、車体フレーム側に固定された雄型のモータ側コネクタ42との接続方向が支持箱64の揺動方向と同一方向となるように配設されている。
【0082】
また、バッテリーケース21の放電用コネクタ取付け部は、図17および図18に示すように車体右側へ向けて開口しており、その開口部にモータ側コネクタ42が臨んで両コネクタどうしが接続されるように構成されている。なお、両コネクタの接触面の位置は車幅方向略中心に位置づけられている。その接触面の位置を図17および図18において符号Cで示す。
【0083】
前記モータ側コネクタ42は、車載状態のバッテリーケース21より右側に位置する支持部材72に支持固定されている。この支持部材72は、シートチューブ2cに溶接される側面視コ字状の前側フレーム連結部72aと、この前側フレーム連結部72aから車体右側で後側へ延設された平板部72bと、この平板部72bの後端部に設けられた側面視コ字状の後側フレーム連結部72cとからなり、平面視略コ字状に形成されている。そして、この後側フレーム連結部72cは、左右2本のシートステー2eとダウンチューブ2bの後端部に連結された支持パイプ73に溶接されている。前記モータ側コネクタ42は平板部72bに固定されている。
【0084】
また、前記支持部材72の前側フレーム連結部72aと後側フレーム連結部72cとの間隔は、図18に示すように、バッテリーケース21がその内部に嵌合できるような寸法に設定されている。すなわち、バッテリーケース21を支持箱64に装着して図17に示すように起立させると、バッテリーケース21は前後面が前側フレーム連結部72aおよび後側フレーム連結部72cによって所定位置にガイドされ、放電用コネクタ26がモータ側コネクタ42に接続されるようになる。
【0085】
このようにバッテリーケース21を車体に搭載すると、バッテリーケース21は下部が支持箱64によって前後左右の移動が阻止され、上部が前記支持部材72によって前後および車体右側への移動が阻止される。なお、バッテリーケース21の上部が車体左側へ移動しないように、この実施の形態では支持部材72の平板部72bにバッテリーケース21の突片を引っ張るクランプ74が設けられている。
【0086】
また、バッテリーケース21を車載状態でフレーム2に対して固定するために、バッテリーケース21の前後両側にクランプ75,76が取付けられている。これらのクランプ75,76は、シートチューブ2cや支持パイプ73に突設された係止片77,78を引っ張る構造とされている。
【0087】
79はバッテリーケース21の上部に設けられた充電用コネクタ、80はフューズである。充電用コネクタ79はマグネット吸着式の雄型ものが使用され、接続部をバッテリーケース21の左側面に露出させるようにして取付けられている。そして、この充電用コネクタ79は放電用コネクタ26とは電気的に並列に接続されており、コネクタどうしの接続部よりバッテリー側に前記フューズ80が介装されている。なお、コネクタどうしの接続部より充電用コネクタ側には、バッテリー側へのみ通電を許す短絡防止用のダイオード(図示せず)が介装されている。
【0088】
81は施錠装置で、この施錠装置81は支持パイプ73に支持固定され、ロックピン81aが車載状態のバッテリーケース21に係合するように構成されている。
【0089】
82はバッテリーケース21を車載状態から車体左側へ引き出したり、上方へ持ち上げて搬送するときに掴む取っ手である。この取っ手82は、バッテリーケース21の上部に支持ピン82aを介して枢支されている。また、図17において83はモータユニット12の側方を覆うように構成された外装カバーである。
【0090】
このように構成された電動自転車においてバッテリーを充電するためにバッテリーケース21を車体から取外すには、先ず、バッテリーケース21を車体フレーム2に対して固定する3つのクランプ74〜76を外す。そして、取っ手82を持ってバッテリーケース21を車体左側へ倒し、上方へ引き上げる。このようにしてバッテリーケース21を外すことができる。なお、取付けるには、上述した手順と逆の手順によって行う。
【0091】
また、充電を行うにはバッテリーケース21を車体に搭載した状態で充電用コネクタ79に充電器側コネクタを接続して行う方法と、上述したようにバッテリーケース21を車体から取外して行う方法とがある。
【0092】
したがって、このようにバッテリーケース21を車体左右方向へ揺動自在として放電用コネクタ26とモータ側コネクタ42との接続方向を前記揺動方向と同一方向とすると、バッテリーケース21を支持箱64に装着して揺動させることによって、放電用コネクタ26がモータ側コネクタ42に対して着脱されることになる。
このため、放電用コネクタ26をモータ側コネクタ42に接離させるに当たって、バッテリーケース着脱操作以外に特別な操作が不要になる。
【0093】
また、長尺状のバッテリーケース21をシートチューブ2cの長手方向に沿わせて配置するとともに、前記バッテリーケース21を車体フレーム2に対しその下端部を支点にして揺動自在かつ着脱自在に設け、前記バッテリーケース21の車体フレーム2への装着に伴いバッテリーケース21に設けた放電用コネクタ26が車体フレーム2側のモータ側コネクタ42に自動的に接続する構造としたため、バッテリーケース21を車体フレーム2に装着することによって、放電用コネクタ26がモータ側コネクタ42に自動的に接続し、バッテリーケース21を外すことによって、放電用コネクタ26がモータ側コネクタ42から自動的に切離される。
【0094】
また、バッテリーケース21を着脱するときには、バッテリーケース21を支点回りに揺動させる過程で放電用コネクタ26とモータ側コネクタ42とが接続するので、接続が正確かつスムーズに行われるばかりか、このバッテリーケース21は車体フレーム2側に支えられた状態で揺動するから、放電用コネクタ26およびモータ側コネクタ42にバッテリーケース21の全荷重が加えられることがない。このため、前記両コネクタ26,42どうしの接触圧力を適正に保つことができる。
【0095】
さらに、バッテリーケース21をシートチューブ2cとシートステー2eと後輪8とによって囲まれる空間に配置し、車体側方に揺動自在としたため、バッテリーケース21を着脱するに当たり、バッテリーケース21を持上げる高さが低く、また、車体側方空間を作業空間として広く使うことができる。
さらにまた、バッテリーケース21に充電用コネクタ79を放電用コネクタ26とを設け、これらを並列に接続したため、充電用コネクタ79に充電器のコネクタを接続することにより、放電用コネクタ26をモータ側コネクタ42から外すことなく(バッテリーケース21が車載状態でも)バッテリー22を充電することができる。
【0096】
加えて、上述したようにバッテリーケース21を支持箱64に嵌合させる構成を採ることによって、バッテリーケース21を支持箱64に取付けた状態ではバッテリーケース21の下部外壁面が支持箱64の凹陥部内壁面に対接するので、走行中はバッテリーケース21から支持箱64に加えられる上下方向、前後方向および側方(車幅方向)の荷重が支持箱64に広く分散される。バッテリーケースの取付けに際しては、その下部外周壁がバッテリーケース搭載部に形成された大きな凹陥部によってガイドされるため、位置決めの作業が容易となる。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る電動自転車用バッテリーケースの取付構造は、電動自転車用車体フレームを、ヘッドパイプから後下がりに延びるダウンチューブの後部に上方へ延びるシートチューブを固着することによって、側面視略V字状の上方へ開放された足通し空間が形成される構造とし、この車体フレーム側における前記足通し空間の下部付近の高さの部位に、バッテリーケースの下端部が略上方から係合されバッテリーケースの下端部の前後方向および車幅方向への移動を規制するバッテリーケース用支持部材を設け、この支持部材を介して、長尺状に形成されたバッテリーケースを前記車体フレーム側に対してその下端部側を支点にして揺動自在かつ着脱自在に設け、このバッテリーケースの長手方向を前記略V字状をなすフレーム部材の一方に車載状態で沿わせ、前記バッテリーケースの下部に放電用接触端子を設け、前記バッテリーケースの着脱操作に伴ってこの放電用接触端子に自動的に接離されるモータ側接触端子を車体フレーム側の前記支持部材に近接させて設けたものであり、請求項2記載の発明に係る電動自転車用バッテリーケースの取付構造は、電動自転車用車体フレームを、ヘッドパイプから後下がりに延びるダウンチューブの後部に上方へ延びるシートチューブを固着することによって、側面視略V字状の上方へ開放された足通し空間が形成される構造とし、この車体フレーム側における前記足通し空間の下部付近の高さの部位に、バッテリーケースの下端部が略上方から係合されバッテリーケースの下端部の前後方向および車幅方向への移動を規制するバッテリーケース用支持部材を設け、この支持部材を介して、長尺状に形成されたバッテリーケースを前記車体フレーム側に対してその下端部側を支点にして揺動自在かつ着脱自在に設け、このバッテリーケースの長手方向を前記略V字状をなすフレーム部材の一方に車載状態で沿わせ、前記バッテリーケースの上部に放電用接触端子を設け、前記バッテリーケースの揺動操作に伴ってこの放電用接触端子に自動的に接離されるモータ側接触端子を車体フレーム側に設けたものであるため、 バッテリーケースを車体フレームに対して装着することによって、放電用接触端子がモータ側接触端子に自動的に接続し、バッテリーケースを車体フレームから外すことによって放電用接触端子がモータ側接触端子から自動的に切離される。
【0098】
したがって、放電用接触端子をモータ側接触端子に接離させるに当たって、バッテリーケース着脱操作以外に特別な操作が不要になる。このため、バッテリーケースを車体から外す操作が単純となり、充電作業が簡略化するという効果がある。
また、バッテリーケースの着脱時にバッテリーケースを持ち上げる高さが足通し空間の下部付近と略同じ高さでよく、しかも、長尺状に形成されたバッテリーケースをその下端部側を支点にして揺動させるものであるから、重いバッテリーケースを容易に車体側に搭載することができる。さらに、バッテリーケースは略V字状をなすフレーム部材から大きく突出することはなく、足通し空間がバッテリーケースによって大きく狭められることはないから、バッテリーケースが邪魔にならずに乗り降りし易い。さらにまた、バッテリーケースは、支持部材によって移動が規制されるから、大きな振動がバッテリーケースに加えられたとしても前記両接触端子どうしが外れることはないし、両接触端子に無理な力が加えられることもない。このため、両接触端子の接続の信頼性を高くすることができる。
請求項3記載の発明によれば、バッテリーケースの両側面から熱を大気中に放散させることができ、バッテリーケースの放熱性を向上させることができる。しかも、車体におけるバッテリーケースが搭載される部分の車幅方向の厚みを薄く形成することができ、ペダルを漕ぐ際にバッテリーケースが邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッテリーケースの取付構造を採用した電動自転車の側面図である。
【図2】バッテリーケース用支持箱の支持部を拡大して示す断面図である。
【図3】図1におけるモータユニット部分のA矢視図である。
【図4】バッテリーケース用支持箱の平面図である。
【図5】バッテリーケースの分解斜視図である。
【図6】バッテリーケースの充電口部分を拡大して示す図である。
【図7】バッテリーケース用支持箱の縦断面図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII線断面図である。
【図9】バッテリーケース用支持箱の分解斜視図である。
【図10】バッテリーケースを車体から取外すときの手順を示す斜視図である。
【図11】バッテリーケースを車体から外して充電するときの状態を示す斜視図である。
【図12】バッテリーケースを車体から外さずに充電するときの状態を示す斜視図である。
【図13】モータユニットの位置を変えた他の電動自転車の例を示す側面図である。
【図14】図13におけるA−A線断面図である。
【図15】支持箱を左右揺動自在に設けた電動自転車の側面図である。
【図16】支持箱部分を拡大して示す側面図である。
【図17】図18におけるA−A線断面図である。
【図18】図18におけるB−B線断面図である。
【符号の説明】
1…電動自転車、2…フレーム、12…モータユニット、21…バッテリーケース、25…支持箱、26…放電用コネクタ、42…モータ側コネクタ、43…支軸、64…支持箱、68…枢軸。

Claims (3)

  1. 電動自転車用車体フレームを、ヘッドパイプから後下がりに延びるダウンチューブの後部に上方へ延びるシートチューブを固着することによって、側面視略V字状の上方へ開放された足通し空間が形成される構造とし、この車体フレーム側における前記足通し空間の下部付近の高さの部位に、バッテリーケースの下端部が略上方から係合されバッテリーケースの下端部の前後方向および車幅方向への移動を規制するバッテリーケース用支持部材を設け、この支持部材を介して、長尺状に形成されたバッテリーケースを前記車体フレーム側に対してその下端部側を支点にして揺動自在かつ着脱自在に設け、このバッテリーケースの長手方向を前記略V字状をなすフレーム部材の一方に車載状態で沿わせ、前記バッテリーケースの下部に放電用接触端子を設け、前記バッテリーケースの着脱操作に伴ってこの放電用接触端子に自動的に接離されるモータ側接触端子を車体フレーム側の前記支持部材に近接させて設けたことを特徴とする電動自転車用バッテリーケースの取付構造。
  2. 電動自転車用車体フレームを、ヘッドパイプから後下がりに延びるダウンチューブの後部に上方へ延びるシートチューブを固着することによって、側面視略V字状の上方へ開放された足通し空間が形成される構造とし、この車体フレーム側における前記足通し空間の下部付近の高さの部位に、バッテリーケースの下端部が略上方から係合されバッテリーケースの下端部の前後方向および車幅方向への移動を規制するバッテリーケース用支持部材を設け、この支持部材を介して、長尺状に形成されたバッテリーケースを前記車体フレーム側に対してその下端部側を支点にして揺動自在かつ着脱自在に設け、このバッテリーケースの長手方向を前記略V字状をなすフレーム部材の一方に車載状態で沿わせ、前記バッテリーケースの上部に放電用接触端子を設け、前記バッテリーケースの揺動操作に伴ってこの放電用接触端子に自動的に接離されるモータ側接触端子を車体フレーム側に設けたことを特徴とする電動自転車用バッテリーケースの取付構造。
  3. 請求項1または請求項2記載の電動自転車用バッテリーケースの取付構造において、バッテリーケースは、車載状態でその両側面が車体両側に露出していることを特徴とする電動自転車用バッテリーケースの取付構造。
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