JPH07329872A - 電動補助自転車のギアボックス構造 - Google Patents
電動補助自転車のギアボックス構造Info
- Publication number
- JPH07329872A JPH07329872A JP15272194A JP15272194A JPH07329872A JP H07329872 A JPH07329872 A JP H07329872A JP 15272194 A JP15272194 A JP 15272194A JP 15272194 A JP15272194 A JP 15272194A JP H07329872 A JPH07329872 A JP H07329872A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- gear
- motor
- assisted bicycle
- gear box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M7/00—Motorcycles characterised by position of motor or engine
- B62M7/02—Motorcycles characterised by position of motor or engine with engine between front and rear wheels
- B62M7/04—Motorcycles characterised by position of motor or engine with engine between front and rear wheels below the frame
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ギア機構のメンテナンスが容易かつ確実にで
きるギアボックス構造を供する。 【構成】 モータの動力を人力の補助に用いる電動補助
自転車において、モータの駆動を減速して車輪に伝達す
るギア機構をギアボックス10に収納して車体フレーム
３，４の最下部に配置し、前記ギアボックス10がギア機
構を支持する上側ボックス部分41に対して下側ボックス
部分43が分割される電動補助自転車のギアボックス構
造。
きるギアボックス構造を供する。 【構成】 モータの動力を人力の補助に用いる電動補助
自転車において、モータの駆動を減速して車輪に伝達す
るギア機構をギアボックス10に収納して車体フレーム
３，４の最下部に配置し、前記ギアボックス10がギア機
構を支持する上側ボックス部分41に対して下側ボックス
部分43が分割される電動補助自転車のギアボックス構
造。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車にモータを搭載
し人力走行の補助にモータの動力を利用する電動補助自
転車に関し、特に減速ギアのギアボックス構造に関す
る。
し人力走行の補助にモータの動力を利用する電動補助自
転車に関し、特に減速ギアのギアボックス構造に関す
る。
【０００２】
【従来技術】電動補助自転車は、クランクペダルの踏力
を車輪に伝達する動力伝達系にモータを介装しペダル踏
力に基づいてモータの出力を制御するもので、特開平５
−３１９１０４号記載の例では図１に図示するようにシ
ートチューブ01の下部にモータユニット02が設けられ、
モータ03の駆動を減速し一方向クラッチを備えるギア機
構04を介してクランク軸05にモータ03の動力が伝達され
て人力を補助するようになっている。
を車輪に伝達する動力伝達系にモータを介装しペダル踏
力に基づいてモータの出力を制御するもので、特開平５
−３１９１０４号記載の例では図１に図示するようにシ
ートチューブ01の下部にモータユニット02が設けられ、
モータ03の駆動を減速し一方向クラッチを備えるギア機
構04を介してクランク軸05にモータ03の動力が伝達され
て人力を補助するようになっている。
【０００３】したがってギア機構04はクランク軸05に配
設され同ギア機構04をギアボックス06が覆っている。同
ギアボックス06は有底円筒部06ａとほぼ円板状の蓋部06
ｂとからなり、クランク軸05が有底円筒部06ａの中心軸
を通っており、有底円筒部06ａの左側開口を蓋部06ｂが
蓋をしボルトにより固定している。
設され同ギア機構04をギアボックス06が覆っている。同
ギアボックス06は有底円筒部06ａとほぼ円板状の蓋部06
ｂとからなり、クランク軸05が有底円筒部06ａの中心軸
を通っており、有底円筒部06ａの左側開口を蓋部06ｂが
蓋をしボルトにより固定している。
【０００４】
【解決しようとする課題】したがってギア機構のメンテ
ナンスに際しては蓋部06ｂを外して行うが、クランクア
ーム07が邪魔になり完全には外れず内部のギア機構が見
難い。蓋部06ｂを完全に外すためにはクランクアーム07
をクランク軸05から外す必要があり面倒である。
ナンスに際しては蓋部06ｂを外して行うが、クランクア
ーム07が邪魔になり完全には外れず内部のギア機構が見
難い。蓋部06ｂを完全に外すためにはクランクアーム07
をクランク軸05から外す必要があり面倒である。
【０００５】しかも蓋部06ｂを完全に外したとしても有
底円筒部06ａの奥の方のギア列まで見るのは困難で潤滑
状況を見極めるのが難しく注油も困難である。したがっ
てギア機構のメンテナンスを確実に行おうとするとモー
タユニット02を解体することになり極めて面倒なことに
なる。
底円筒部06ａの奥の方のギア列まで見るのは困難で潤滑
状況を見極めるのが難しく注油も困難である。したがっ
てギア機構のメンテナンスを確実に行おうとするとモー
タユニット02を解体することになり極めて面倒なことに
なる。
【０００６】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的とする処はギア機構のメンテナンスが容易かつ
確実にできるギアボックス構造を供する点にある。
その目的とする処はギア機構のメンテナンスが容易かつ
確実にできるギアボックス構造を供する点にある。
【０００７】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明は、モータの動力を人力の補助に
用いる電動補助自転車において、モータの駆動を減速し
て車輪に伝達するギア機構をギアボックスに収納して車
体フレームの最下部に配置し、前記ギアボックスがギア
機構を支持する上側ボックス部分に対して下側ボックス
部分が分割される電動補助自転車のギアボックス構造と
した。
成するために、本発明は、モータの動力を人力の補助に
用いる電動補助自転車において、モータの駆動を減速し
て車輪に伝達するギア機構をギアボックスに収納して車
体フレームの最下部に配置し、前記ギアボックスがギア
機構を支持する上側ボックス部分に対して下側ボックス
部分が分割される電動補助自転車のギアボックス構造と
した。
【０００８】ギアボックスが車体フレームの最下部に配
置され上下に分割されているので、下側ボックス部分の
取り外しが容易で、下側ボックス部分を取り外すと上側
ボックス部分に支持されたギア機構がほぼ露出してメン
テナンスを行い易い。
置され上下に分割されているので、下側ボックス部分の
取り外しが容易で、下側ボックス部分を取り外すと上側
ボックス部分に支持されたギア機構がほぼ露出してメン
テナンスを行い易い。
【０００９】また前記電動補助自転車を上下逆さにしハ
ンドルとシート等で支持したとき前記ギアボックスがほ
ぼ水平な割り面によって前記上側ボックス部分と前記下
側ボックス部分とが分割されるようにすることで、該電
動補助自転車を上下逆さにし上側となった下側ボックス
部分を取り外し易く、同下側ボックス部分を取り外すと
ギア機構が上側ボックス部分に残され支持されているの
で見易く潤滑状況等の確認や注油等のメンテナンスが益
々容易にできる。
ンドルとシート等で支持したとき前記ギアボックスがほ
ぼ水平な割り面によって前記上側ボックス部分と前記下
側ボックス部分とが分割されるようにすることで、該電
動補助自転車を上下逆さにし上側となった下側ボックス
部分を取り外し易く、同下側ボックス部分を取り外すと
ギア機構が上側ボックス部分に残され支持されているの
で見易く潤滑状況等の確認や注油等のメンテナンスが益
々容易にできる。
【００１０】
【実施例】以下図２ないし図１０に図示した本発明の一
実施例について説明する。図２は本実施例の電動補助自
転車１の全体側面図である。電動補助自転車１はヘッド
パイプ２から後下がりにダウンチューブ３が延出し、ダ
ウンチューブ３の下端で上方へ屈曲してシート５に向か
ってシートチューブ４が延び全体でＶ字状のメインフレ
ームが構成されている。
実施例について説明する。図２は本実施例の電動補助自
転車１の全体側面図である。電動補助自転車１はヘッド
パイプ２から後下がりにダウンチューブ３が延出し、ダ
ウンチューブ３の下端で上方へ屈曲してシート５に向か
ってシートチューブ４が延び全体でＶ字状のメインフレ
ームが構成されている。
【００１１】ヘッドパイプ２に回動自在に枢支されたス
テアリングシャフト６の上端に棒状のハンドル７が支持
され、ステアリングシャフト６の下方に一体に延出した
左右一対のフロントフォーク８の下端に前輪９が軸支さ
れている。ダウンチューブ３とシートチューブ４が交わ
るＶ字の下端部にはギア機構を収納するギアボックス10
が垂設され、同ギアボックス10に前端部を固着されてリ
ヤフォーク11が後方へ延び、リヤフォーク11はその後端
とシートチューブ４との間に架設されたステー12によっ
て補強されており、リヤフォーク11の後端には後輪13が
軸支されている。
テアリングシャフト６の上端に棒状のハンドル７が支持
され、ステアリングシャフト６の下方に一体に延出した
左右一対のフロントフォーク８の下端に前輪９が軸支さ
れている。ダウンチューブ３とシートチューブ４が交わ
るＶ字の下端部にはギア機構を収納するギアボックス10
が垂設され、同ギアボックス10に前端部を固着されてリ
ヤフォーク11が後方へ延び、リヤフォーク11はその後端
とシートチューブ４との間に架設されたステー12によっ
て補強されており、リヤフォーク11の後端には後輪13が
軸支されている。
【００１２】ギアボックス10はクランクケースを兼ねク
ランク軸15を回転自在に支持し、クランク軸15は左右両
端にクランクアーム16，16を備え、クランクアーム16，
16の先端にそれぞれペダル17，17が設けられている。ク
ランク軸15の回転により回転する駆動スプロケット18と
後輪13に設けられた従動スプロケット19との間にチェー
ン20が架渡され、ペダル17，17に加わる踏力によりクラ
ンク軸15が回転すると駆動スプロケット18，チェーン2
0，従動スプロケット19を介して後輪13が回転し自転車
として走行することができる。
ランク軸15を回転自在に支持し、クランク軸15は左右両
端にクランクアーム16，16を備え、クランクアーム16，
16の先端にそれぞれペダル17，17が設けられている。ク
ランク軸15の回転により回転する駆動スプロケット18と
後輪13に設けられた従動スプロケット19との間にチェー
ン20が架渡され、ペダル17，17に加わる踏力によりクラ
ンク軸15が回転すると駆動スプロケット18，チェーン2
0，従動スプロケット19を介して後輪13が回転し自転車
として走行することができる。
【００１３】一方シートチューブ４に沿ってギアボック
ス10にモータ21が固定されており、同モータ21の駆動力
はギア機構を介して減速されてクランク軸15に伝達され
人力を補助する。シートチューブ４の後側面には前記モ
ータ21の上方位置に同モータ21の駆動を制御する電子制
御ユニットやモータドライバー等の制御装置22が取付け
られている。
ス10にモータ21が固定されており、同モータ21の駆動力
はギア機構を介して減速されてクランク軸15に伝達され
人力を補助する。シートチューブ４の後側面には前記モ
ータ21の上方位置に同モータ21の駆動を制御する電子制
御ユニットやモータドライバー等の制御装置22が取付け
られている。
【００１４】ダウンチューブ３とシートチューブ４はＶ
字状をなした左右に分割されたサイドカバー27とセンタ
ーカバー28によって覆われ、ダウンチューブ３を覆うサ
イドカバー27の傾斜した上面に長尺のバッテリケース23
が着脱自在に添設され、バッテリケース23自体がボデイ
の外表面の一部を構成している。
字状をなした左右に分割されたサイドカバー27とセンタ
ーカバー28によって覆われ、ダウンチューブ３を覆うサ
イドカバー27の傾斜した上面に長尺のバッテリケース23
が着脱自在に添設され、バッテリケース23自体がボデイ
の外表面の一部を構成している。
【００１５】バッテリケース23内にはモータ21に電力を
供給する複数のＮｉ−Ｃｄ電池よりなる走行用のバッテ
リ24が収納されている。バッテリケース23の前方位置に
コンビネーションスイッチ25が設けられ、同コンビネー
ションスイッチ25はバッテリケース23の装着をロックす
るロック装置26の駆動も兼ねる。
供給する複数のＮｉ−Ｃｄ電池よりなる走行用のバッテ
リ24が収納されている。バッテリケース23の前方位置に
コンビネーションスイッチ25が設けられ、同コンビネー
ションスイッチ25はバッテリケース23の装着をロックす
るロック装置26の駆動も兼ねる。
【００１６】以上のような電動補助自転車１においてダ
ウンチューブ３とシートチューブ４からなるＶ字状のメ
インフレームの最下部の屈曲部にはブラケット30が突設
されており（図１０参照）、同ブラケット30は凸部を前
後に２か所有しギアボックス10の上部２か所のボス部を
それぞれブラケット30の凸部に合わせてボルト31，31で
螺着しギアボックス10を取り付けている。
ウンチューブ３とシートチューブ４からなるＶ字状のメ
インフレームの最下部の屈曲部にはブラケット30が突設
されており（図１０参照）、同ブラケット30は凸部を前
後に２か所有しギアボックス10の上部２か所のボス部を
それぞれブラケット30の凸部に合わせてボルト31，31で
螺着しギアボックス10を取り付けている。
【００１７】ギアボックス10自体は、その主体部を構成
する左側ボックス41と、左側ボックス41に右側面開口部
を閉塞する右側ボックス42（図６，図７参照）と、左側
ボックス41の下側開口を閉塞する下側ボックス43とから
なる。
する左側ボックス41と、左側ボックス41に右側面開口部
を閉塞する右側ボックス42（図６，図７参照）と、左側
ボックス41の下側開口を閉塞する下側ボックス43とから
なる。
【００１８】左側ボックス41は図３ないし図５に図示す
るように前上部の２つのボス部41a，41b がボルト31，3
1によってブラケット30に固着され、左側ボックス41と
右側ボックス42の後上部のボス部41c ，42a がボルト32
によってリヤフォーク11の前端に共締めされる。
るように前上部の２つのボス部41a，41b がボルト31，3
1によってブラケット30に固着され、左側ボックス41と
右側ボックス42の後上部のボス部41c ，42a がボルト32
によってリヤフォーク11の前端に共締めされる。
【００１９】左側ボックス41の中央部はクランク軸15が
貫通しベベルギア63等が収納される円孔41d が形成さ
れ、その後方にはモータ21の出力軸21a が貫通する貫通
孔41eが設けられている。そして左側ボックス41の下端
の下側ボックス43との割り面41f は同一平面をなし、前
記貫通孔41e は上部のモータ取付部41g から割り面41f
まで形成され、モータ取付部41g に取付けられたモータ
21の出力軸21a が貫通孔41e を貫通して先端部がベアリ
ング50を介して支持される。
貫通しベベルギア63等が収納される円孔41d が形成さ
れ、その後方にはモータ21の出力軸21a が貫通する貫通
孔41eが設けられている。そして左側ボックス41の下端
の下側ボックス43との割り面41f は同一平面をなし、前
記貫通孔41e は上部のモータ取付部41g から割り面41f
まで形成され、モータ取付部41g に取付けられたモータ
21の出力軸21a が貫通孔41e を貫通して先端部がベアリ
ング50を介して支持される。
【００２０】一方下側ボックス43は図３および図８，図
９に図示するように左側ボックス41の下端割り面41f に
対向した割り面43a を有し、割り面43a を周縁としてそ
の内部が下方へ膨出した形状をしており、内面に２つの
円筒状凹部43b ，43c が形成され周縁には４つのボルト
孔43d が穿設されている。左側ボックス41の下端の割り
面41f に下側ボックス43の割り面43a を合わせ４つのボ
ルト孔43d を貫通して４つのボルト44を左側ボックス41
に螺合緊締する。
９に図示するように左側ボックス41の下端割り面41f に
対向した割り面43a を有し、割り面43a を周縁としてそ
の内部が下方へ膨出した形状をしており、内面に２つの
円筒状凹部43b ，43c が形成され周縁には４つのボルト
孔43d が穿設されている。左側ボックス41の下端の割り
面41f に下側ボックス43の割り面43a を合わせ４つのボ
ルト孔43d を貫通して４つのボルト44を左側ボックス41
に螺合緊締する。
【００２１】かかるギアボックス10の内部では、左側ボ
ックス41と下側ボックス43に一対のベアリング51，52を
介して第１中間軸53が支持されるとともに、一対のベア
リング54，55を介して第２中間軸56が支持され、ベアリ
ング52，55が下側ボックス43の円筒状凹部43b ，43c に
嵌合している。なお左側ボックス41から抜けるおそれの
あるベアリング54等はベアリング54のアウターレースを
ボルト65で左側ボックス41に固着される押え金66によっ
て固定するようにしている。
ックス41と下側ボックス43に一対のベアリング51，52を
介して第１中間軸53が支持されるとともに、一対のベア
リング54，55を介して第２中間軸56が支持され、ベアリ
ング52，55が下側ボックス43の円筒状凹部43b ，43c に
嵌合している。なお左側ボックス41から抜けるおそれの
あるベアリング54等はベアリング54のアウターレースを
ボルト65で左側ボックス41に固着される押え金66によっ
て固定するようにしている。
【００２２】そしてモータ21の出力軸21a の先端に嵌着
されたギア57が第１中間軸53に一方向クラッチ58を介し
て支持したギア59に噛合し、第１中間軸53に嵌着したギ
ア60が第２中間軸56に嵌着したギア61に噛合する。
されたギア57が第１中間軸53に一方向クラッチ58を介し
て支持したギア59に噛合し、第１中間軸53に嵌着したギ
ア60が第２中間軸56に嵌着したギア61に噛合する。
【００２３】第２中間軸56の先端に嵌着したベベルギア
62がクランク軸15を中心とするベベルギア63に噛合し、
ベベルギア63は図示されないスリーブを介して駆動スプ
ロケット18を回動することができる。したがってモータ
21が回転すると、その出力軸21a のトルクは４個のギア
57，59，60，61，２個のベベルギア62，63およびスリー
ブを介して駆動スプロケット18に伝達され人力を補助す
ることができる。
62がクランク軸15を中心とするベベルギア63に噛合し、
ベベルギア63は図示されないスリーブを介して駆動スプ
ロケット18を回動することができる。したがってモータ
21が回転すると、その出力軸21a のトルクは４個のギア
57，59，60，61，２個のベベルギア62，63およびスリー
ブを介して駆動スプロケット18に伝達され人力を補助す
ることができる。
【００２４】いまメンテナンスのため電動補助自転車１
を上下逆さにしてハンドル７とシート５により平面上で
支持させると、図１０に図示するようにギアボックス10
がメインフレームの上方に位置し、左側ボックス41の上
に下側ボックス43が蓋をする形でボルト44により固着さ
れており、左側ボックス41と下側ボックス43の割り面41
f ，43a はほぼ水平面となる。
を上下逆さにしてハンドル７とシート５により平面上で
支持させると、図１０に図示するようにギアボックス10
がメインフレームの上方に位置し、左側ボックス41の上
に下側ボックス43が蓋をする形でボルト44により固着さ
れており、左側ボックス41と下側ボックス43の割り面41
f ，43a はほぼ水平面となる。
【００２５】したがってメンテナンスのため下側ボック
ス43を取り外す作業はし易く、図１０に示すように下側
ボックス43はほぼ真上に外されるので、円筒状凹部43b
，43c に嵌合していたベアリング52，55が容易に抜け
て第１中間軸53、第２中間軸56がギア59，60，61ととも
に上方に開口した左側ボックス41側に残り外部に露出状
態となる。そこで潤滑状況等が一目で分かり注油も簡単
であり、メンテナンスを容易かつ確実に行うことでき
る。
ス43を取り外す作業はし易く、図１０に示すように下側
ボックス43はほぼ真上に外されるので、円筒状凹部43b
，43c に嵌合していたベアリング52，55が容易に抜け
て第１中間軸53、第２中間軸56がギア59，60，61ととも
に上方に開口した左側ボックス41側に残り外部に露出状
態となる。そこで潤滑状況等が一目で分かり注油も簡単
であり、メンテナンスを容易かつ確実に行うことでき
る。
【００２６】なお下側ボックス43の取り外しで左側ボッ
クス41から抜け易い第２中間軸56等は前記したようにベ
アリング54を押え金66によって左側ボックス41に押さえ
付けられているので、左側ボックス41から抜けることは
なく左側ボックス41側に残る。
クス41から抜け易い第２中間軸56等は前記したようにベ
アリング54を押え金66によって左側ボックス41に押さえ
付けられているので、左側ボックス41から抜けることは
なく左側ボックス41側に残る。
【００２７】
【発明の効果】本発明は、ギアボックスが車体フレーム
の最下部に配置され上下に分割されているので、下側ボ
ックス部分の取り外しが容易で、下側ボックス部分を取
り外すと上側ボックス部分に支持されたギア機構がほぼ
露出してメンテナンスを行い易い。
の最下部に配置され上下に分割されているので、下側ボ
ックス部分の取り外しが容易で、下側ボックス部分を取
り外すと上側ボックス部分に支持されたギア機構がほぼ
露出してメンテナンスを行い易い。
【００２８】また前記電動補助自転車を上下逆さにしハ
ンドルとシート等で支持したとき前記ギアボックスがほ
ぼ水平な割り面によって前記上側ボックス部分と前記下
側ボックス部分とが分割されるようにすることで、該電
動補助自転車を上下逆さにし上側となった下側ボックス
部分を取り外し易く、同下側ボックス部分を取り外すと
ギア機構が上側ボックス部分に残され支持されているの
で見易く潤滑状況等の確認や注油等のメンテナンスが益
々容易にできる。
ンドルとシート等で支持したとき前記ギアボックスがほ
ぼ水平な割り面によって前記上側ボックス部分と前記下
側ボックス部分とが分割されるようにすることで、該電
動補助自転車を上下逆さにし上側となった下側ボックス
部分を取り外し易く、同下側ボックス部分を取り外すと
ギア機構が上側ボックス部分に残され支持されているの
で見易く潤滑状況等の確認や注油等のメンテナンスが益
々容易にできる。
【図１】従来の電動補助自転車におけるモータユニット
部の後面図である。
部の後面図である。
【図２】本発明に係る一実施例の電動補助自転車の全体
側面図である。
側面図である。
【図３】同実施例のギアボックスの内部構造を示す断面
図である。
図である。
【図４】同ギアボックスのうち左側ボックスの上面図で
ある。
ある。
【図５】同左側面図である。
【図６】右側ボックスの左内面図である。
【図７】図６のＶＩＩ−ＶＩＩ断面図である。
【図８】下側ボックスの左側面図である。
【図９】図８のＩＸ矢視図である。
【図１０】同電動補助自転車を上下逆さに支持し下側ボ
ックスを取り外した状態を示す一部側面図である。
ックスを取り外した状態を示す一部側面図である。
１…電動補助自転車、２…ヘッドパイプ、３…ダウンチ
ューブ、４…シートチューブ、５…シート、６…ステア
リングシャフト、７…ハンドル、８…フロントフォー
ク、９…前輪、10…ギアボックス、11…リヤフォーク、
12…ステー、13…後輪、15…クランク軸、16…クランク
アーム、17…ペダル、18…駆動スプロケット、19…従動
スプロケット、20…チェーン、21…モータ、22…制御装
置、23…バッテリケース、24…バッテリ、25…コンビネ
ーションスイッチ、26…ロック装置、27…サイドカバ
ー、28…センターカバー、30…ブラケット、31…ボル
ト、41…左側ボックス、42…右側ボックス、43…下側ボ
ックス、44…ボルト、50, 51, 52…ベアリング、53…第
１中間軸、54, 55…ベアリング、56…第２中間軸、57…
ギア、58…一方向クラッチ、59, 60, 61…ギア、62, 63
…ベベルギア、65…ボルト、66…押え金。
ューブ、４…シートチューブ、５…シート、６…ステア
リングシャフト、７…ハンドル、８…フロントフォー
ク、９…前輪、10…ギアボックス、11…リヤフォーク、
12…ステー、13…後輪、15…クランク軸、16…クランク
アーム、17…ペダル、18…駆動スプロケット、19…従動
スプロケット、20…チェーン、21…モータ、22…制御装
置、23…バッテリケース、24…バッテリ、25…コンビネ
ーションスイッチ、26…ロック装置、27…サイドカバ
ー、28…センターカバー、30…ブラケット、31…ボル
ト、41…左側ボックス、42…右側ボックス、43…下側ボ
ックス、44…ボルト、50, 51, 52…ベアリング、53…第
１中間軸、54, 55…ベアリング、56…第２中間軸、57…
ギア、58…一方向クラッチ、59, 60, 61…ギア、62, 63
…ベベルギア、65…ボルト、66…押え金。
Claims (2)
- 【請求項１】 モータの動力を人力の補助に用いる電動
補助自転車において、 モータの駆動を減速して車輪に伝達するギア機構をギア
ボックスに収納して車体フレームの最下部に配置し、 前記ギアボックスがギア機構を支持する上側ボックス部
分に対して下側ボックス部分が分割されることを特徴と
する電動補助自転車のギアボックス構造。 - 【請求項２】 前記電動補助自転車を上下逆さにしハン
ドルとシート等で支持したとき前記ギアボックスがほぼ
水平な割り面によって前記上側ボックス部分と前記下側
ボックス部分とが分割されることを特徴とする電動補助
自転車のギアボックス構造。
Priority Applications (6)
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|---|---|---|---|
| JP15272194A JPH07329872A (ja) | 1994-06-11 | 1994-06-11 | 電動補助自転車のギアボックス構造 |
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| JP15272194A JPH07329872A (ja) | 1994-06-11 | 1994-06-11 | 電動補助自転車のギアボックス構造 |
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