JP5453013B2 - パック電池 - Google Patents

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Description

本発明は、パック電池に関し、特に、回路基板に実装され、駆動時に熱を発する素子の放熱機構に関する。
近年、電動工具や電動アシスト自転車、ハイブリッド自動車あるいは電気自動車などの用途に、パック電池が広く用いられている。パック電池は、1または複数の素電池と、これに接続された回路基板とが、外装ケース内に収納された構造を有する。外装ケースのサイズやその内部における素電池および回路基板の配置などについては、より高いエネルギ密度の実現のため、内部にできるだけ無駄な空間が生じないように設計されている。
ところで、パック電池における回路基板には、FET素子をはじめとする駆動時に発熱量の多い素子も実装されている。パック電池における充放電などの制御を安定させるためには、回路基板における発熱量の多い素子の放熱を良好なものとする必要がある。パック電池における回路基板の素子の放熱については、例えば、特許文献1,2などで提案がなされている。一例として、特許文献2で提案されている従来技術に係る素子の放熱構造について、図9を用い説明する。
図9に示すように、従来技術に係るパック電池では、回路基板901において、FET素子9101,9102の各実装箇所の透孔901a,901bが開けられている。そして、各FET素子9101,9102と上ケース部材911,912との間は、高熱伝導性接着層925a,925b,926a,926bによる熱結合されている。高熱伝導性接着層925a,925b,926a,926bは、シリコーン樹脂あるいはエポキシ樹脂などの材料から形成されている。
上記のような構成を採用するパック電池では、FET素子9101,9102で発生した熱が、高熱伝導性接着層925a,925b,926a,926bを介して上下ケース部材911,912に伝達され、外部に放出される。このため、回路基板におけるFET素子9101,9102で生じた熱を良好に外部に逃がすことができ、安定した動作が確保される。
特開2004−79219号公報 特開2009−129841号公報
しかしながら、上記従来技術に係るパック電池では、回路基板901におけるFET素子9101,9102の実装箇所に透孔901a,901bをあけているので、当該部分は他の配線を敷設することはできず、回路基板の小型を阻害する要因となる。また、上記従来技術に係るパック電池では、FET素子9101,9102と上下ケース部材911,912との間を、高熱伝導性接着層925a,925b,926a,926bにより熱結合しているが、回路基板901と上下ケース部材911,912との間隔が広いパック電池に適用しようとする場合には、製造において困難性を伴う。即ち、上記従来技術に係るパック電池では、シリコーン樹脂あるいはエポキシ樹脂などの材料を固化させることにより高熱伝導性接着層925a,925b,926a,926bを形成するのであるが、回路基板901と上下ケース部材911,912との間隔がより広いパック電池に対しては、ある程度の断面積を有する高熱伝導性接着層925a,925b,926a,926bを形成することは、煩雑な作業とならざるを得ない。
本発明は、上記問題の解決を図るべくなされたものであって、内蔵される回路基板における素子で発生した熱を円滑に外部に放出させることで安定した動作が確保され、且つ、内部の無駄なスペースを排することで高いエネルギ密度を実現しながら、煩雑な作業を伴うことなく製造が可能なパック電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、次の構成を採用する。
本発明に係るパック電池は、外装ケースと、当該外装ケース内の空間に収納される1または複数の素電池、およびこれに接続される回路基板とを備える。回路基板には、その一方の主面に実装され、(パック電池の)使用時に流れる電流に起因して熱を発する素子を有し、素子の上に第1の伝熱シートが被着され、回路基板の他方の主面における素子の実装相当域の少なくとも一部を含む領域に第2の伝熱シートが被着されている。そして、本発明に係るパック電池は、第1の伝熱シートと外装ケース、および第2の伝熱シートと外装ケースのそれぞれの間が、金属製の第1および第2の各伝熱板の介挿により熱結合されていることを特徴とする。
なお、上記において、「他方の主面における素子の実装相当域」とは、素子が実装された領域を、回路基板の厚み方向に他方の主面に透過させたと仮定した場合に、回路基板における他方の主面における前記透過された領域のことを指す。
また、上記において、「素子」としては、能動素子および受動素子の限定はないが、上記のように、パック電池の使用時に流れる電流に起因して熱を発する素子であり、例えば、FET素子や抵抗素子などである。
本発明に係るパック電池では、回路基板の素子に対し、第1の伝熱シートおよび第1の伝熱板を介した外装ケースへの経路と、回路基板および第2の伝熱シートおよび第2の伝熱板を介した外装ケースへの経路の2つの放熱経路が形成されている。このため、本発明に係るパック電池では、パック電池の使用時(充放電時)に素子で発生した熱が円滑に外装ケースから外部に放熱され、安定した動作が確保される。
また、本発明に係るパック電池では、第1の伝熱シートと外装ケースとの間、および第2の伝熱シートと外装ケースとの間が、それぞれ金属製の第1および第2の伝熱板により熱的に結合されている。このため、シリコーン樹脂などを固化させて形成した高熱伝導性接着層925a,925b,926a,926bを用いる上記従来技術に係るパック電池に比べ、回路基板と外装ケースとの間隔が広い場合にも、煩雑な作業を伴うことなく放熱経路の形成が可能である。
また、本発明に係るパック電池では、回路基板の他方の主面(素子が実装されたのとは反対側の主面)に対しては、素子の実装相当域に第2の伝熱シートを被着することで放熱経路を確保しているので、高熱伝導性接着層926a,926bを埋設するために回路基板に透孔901a,901bをあけている上記従来技術に係るパック電池に比べて、回路基板における無駄なスペースを無くすことができる。また、本発明に係るパック電池では、素子で発生した熱の放熱経路確保のための透孔901a,901bをあける必要がないので、回路基板における配線の制約がなく、設計上の自由度が高い。よって、本発明に係るパック電池は、上記従来技術に係るパック電池に比べ、エネルギ効率という観点から効果を奏する。
以上より、本発明に係るパック電池は、内蔵される回路基板における素子で発生した熱を円滑に外部に放出させることで安定した動作が確保され、且つ、内部の無駄なスペースを無くすことで高いエネルギ密度を実現しながら、煩雑な作業を伴うことなく製造が可能である。
本発明に係るパック電池では、次のようなバリエーションを採用することができる。
本発明に係るパック電池では、第1および第2の伝熱シートにより被着領域を、回路基板の主面における素子が実装された領域よりも広いように設定することができる。このように第1および第2の伝熱シートの被着領域を設定する場合には、素子からの放熱経路を大きくすることができ、放熱性を高くすることができる。
また、本発明に係るパック電池では、外装ケースに把手がネジ止めされており、第1の伝熱板または第2の伝熱板の少なくとも一方が、把手を取り付けるためのネジを兼用して、外装ケースに取り付けられているという構成を採用することができる。このような構成を採用する場合には、外装ケースに対する第1の伝熱板または第2の伝熱板の取り付けのために、新たに専用のネジなどを使用しなくてもよく、部品コストの低減および製造工数の低減などに優位である。
また、本発明に係るパック電池では、外装ケースにおける端面の一部が外方に向けて突出した形状を有し、回路基板が前記突出した部分の内方に収納されているという構成を採用することができる。このような構成を採用する場合には、回路基板と外装ケースの外壁との距離を短くすることができ、より放熱性を高くすることができる。このような形状の外装ケースを採用する場合においては、外装ケースにおける端面の突出していない残余の部分に、把手が取り付けられている構成を採用することができる。この構成の場合には、把手の取り付けに起因する無駄なスペースを必要とすることがなく、高いスペース効率を実現することができる。
また、本発明に係るパック電池では、素子の一例として、FET素子などのスイッチング機能を有する素子であるという構成を採用することができる。
また、本発明に係るパック電池では、外装ケースが、第1のケース部材と第2のケース部材との組み合わせを以って構成されており、第1の伝熱板は第1のケース部材に対し熱結合され、第2の伝熱板は第2のケース部材に対し熱結合されているという構成を採用することができる。
また、本発明に係るパック電池では、回路基板における上記他方の主面(素子が実装されているのとは反対側の主面)に、素子の実装相当域に伝熱用パッドとしての金属膜が形成されており、第2の伝熱シートがこの金属膜に当接されているという構成を採用することができる。
実施の形態に係るパック電池1の外観を示す外観斜視図である。 パック電池1の内部構造を示す展開斜視図である。 パック電池1の上ケース部材11を開けた状態を示す斜視図である。 伝熱板19が取り付けられた状態の上ケース部材11を示す斜視図である。 組電池100aを構成する素電池1001〜1028を模式的に示す平面図である。 (a)は、回路基板101のオモテ面101aを示す斜視図であり、(b)は、回路基板101の裏面101bを示す斜視図である。 (a)、(b)は、回路基板101の上方に配される伝熱板19を示す斜視図であり、(c)、(d)は、回路基板101の下方に配される伝熱板20を示す斜視図である。 パック電池1における回路基板101およびその周辺部分を模式的に示す断面図である。 従来技術に係るパック電池での、FET素子9101,9102の放熱構造を模式的に示す断面図である。
以下では、本発明を実施するための形態について、一例を示して説明する。なお、以下の説明で用いる実施の形態は、本発明の構成および作用・効果を分かりやすく説明するために用いる一例であって、 本発明は、その本質的部分以外に以下の形態に何ら限定を受けるものではない。
[実施の形態]
1.パック電池1の外観構成
実施の形態に係るパック電池1の外観構成について、図1を用い説明する。
図1に示すように、パック電池1の外観は、上ケース部材11と下ケース部材12とにより構成されている。上ケース部材11におけるX軸方向手前側には、ユーザがパック電池1を把持する際に供される把手14が取り付けられている。上ケース部材11と下ケース部材12との組み合わせを以って構成される外装ケースは、X軸方向の左側端面の一部(Z軸方向の下部分)が外方に向けて突出している。把手14は、外装ケースにおける上記端面の突出していない部分(Z軸方向の上部分)に取り付けられている。
また、下ケース部材12からは、Y軸方向奥側に向けて外部接続リード13が延出されている。
2.パック電池1の内部構成
パック電池1の内部構成について、図2および図3を用い説明する。図2は、パック電池1の内部構成を示すための展開斜視図であり、図3は、上ケース部材11を開けた状態を示す斜視図である。
図2に示すように、パック電池1は、上ケース部材11と下ケース部材12とで形成される内部空間にコアパック10が収納されている。コアパック10は、3つの組電池100a〜100cで構成される電池群100と回路基板101とを主な要素として構成されている。回路基板101には、外部接続リード13の一端が接続されており、外部接続リード13の他端には、コネクタ13a,13bが取り付けられている。回路基板101は、上記のように外装ケース(上ケース部材11と下ケース部材12との組み合わせ)における突出した部分の内方に収納されている。
電池群100の外周面には、上ケース部材11および下ケース部材12との間での緩衝部材となるクッション材15a〜15dが接合されている。また、回路基板101におけるZ軸方向上面の一部領域には、伝熱シート17が取り付けられ、Z軸方向下側にも、伝熱シート18が伝熱シート17と対向するように取り付けられている。
回路基板101のZ軸方向上面に取り付けられた伝熱シート17には、伝熱板19の一端部分が当接されている。伝熱板19は、金属板が曲折加工されたものであって、他端部分が上ケース部材11におけるX軸方向手前側の面の内側に当接されている。伝熱板19は、上ケース部材11への把手14の取り付け用のネジ23a,23bを兼用して取り付けられている。
一方、回路基板101のZ軸方向下側には、伝熱シート18に相当する部分に開口16aを有する絶縁板16が配され、さらに、絶縁板16および伝熱シート18と下ケース部材12の底面との間には、伝熱板20が介挿されている。伝熱板20も、伝熱板19と同様に、金属製であり、回路基板101と略同一の面積を有する。
下ケース部材12の内部空間は、組電池100a〜100cおよび回路基板101の各収納領域が仕切られている(収納領域12a〜12d)。組電池100a〜100cの各側面に対応する箇所には、衝立状のクッション材15e〜15hが立設されている。クッション材15e〜15hは、下ケース部材12の底面に対し、ネジ22a〜22dで取り付けられている。
図3に示すように、パック電池1では、下ケース部材12の内部において、各組電池100a〜100cおよび回路基板101が、互いの間が仕切られた状態で配されている。
なお、図2に示すように、上ケース部材11と下ケース部材12とは、ネジ21a〜21gにより取り付けられている。
3.上ケース部材11と伝熱板19
上ケース部材11への伝熱板19の取り付け構造について、図4を用い説明する。図4は、伝熱板19が取り付けられた状態の上ケース部材11を、図2のZ軸方向下側から見た斜視図である。
図4に示すように、伝熱板19は、そのL字状に曲折された部分が上ケース部材11の先端部分11bの内面に沿うように当接され、ネジ23a,23bにより取り付けられている。伝熱板19は、上ケース部材11の内面に当接されたL字状曲折部分からコの字状に曲折された部分が延伸された形状を有し、当該形状に曲折加工された先端部分が伝熱シート17に当接することになる。
なお、上ケース部材11の上蓋部分11aの内面には、予めクッション材15b,15dが両面粘着テープなどで貼着されている。
4.組電池100a〜100cの構成
組電池100a〜100cの構成について、組電池100aを一例として、図5を用い説明する。図5は、組電池100aを、図2のZ軸方向上側より模式的に見た平面図である。
図5に示すように、組電池100aは、28本の素電池1001〜1028を含み構成されている。各素電池1001〜1028は、円筒型の外観形状を有するニッケル水素二次電池である。28本の素電池1001〜1028は、直列接続されている。なお、素電池1001〜1028の接続形態については、パック電池1のスペックに応じて、直並列などとすることもできる。
組電池100bおよび組電池100cについても、図5に示す組電池100aと同一構成を有する。そして、組電池100a〜100cでは、28本の素電池1001〜1028を一纏めとするために、熱収縮チューブなどが外側に被着されている。
5.回路基板101の構成
回路基板101の構成について、図6(a),(b)を用い説明する。図6(a)は、回路基板101の一方の主面(図2におけるZ軸方向上側主面)を示し、図6(b)は、他方の主面(図2におけるZ軸方向下側主面)を示す。
図6(a)に示すように、回路基板101における一方の主面(オモテ面)101aには、一定の領域に伝熱用パッド101dが形成されている。伝熱用パッド101dは、回路基板101の配線の形成と同じ工程で形成された金属薄膜(銅配線)である。そして、伝熱用パッド101dには、プリント基板である回路基板101の銅配線を、図6(a)に示すように、面状であって、且つ、他の回路部分とは電気的に分離された状態で(孤立した状態で)配置できる。この際、銅の腐食を防止するために、プリント基板の配線保護のために用いられるレジスト樹脂を上に被覆させることもできる。
図6(b)に示すように、回路基板101における他方の主面(裏面)101bには、8個のFET素子1101〜1108が実装されている。回路基板101への8個のFET素子1101〜1108の実装は、例えば、リフロー半田工程などを経ることでなされる。8個のFET素子1101〜1108は、2行×4列の形態を以って実装されており、オモテ面101aにおける伝熱用パッド101dが形成された領域の丁度裏側に相当する領域101c内に配されている。逆に言うと、伝熱用パッド101dは、回路基板101の裏面101bにおけるFET素子1101〜1108の実装相当域に設けられている。
なお、伝熱シート17は、伝熱用パッド101dと当接されている(図2を参照)。また、伝熱シート18は、8個のFET素子1101〜1108の素子本体に当接するように被着されている(図2を参照)。少なくとも伝熱シート17は、電気的絶縁性を有する。
6.伝熱板19,20
伝熱板19,20の構成について、図7(a)〜図7(d)を用い説明する。
図7(a)および図7(b)に示すように、伝熱シート17と上ケース部材11との間に取り付けられる伝熱板19は、一枚の金属板が、L字とコの字を組み合わせた形状に曲折加工され構成されている。図7(a)に示すように、伝熱板19の上ケース部材11との当接部分19aには、把手14の取り付け用を兼ねるネジ23a,23bを通す孔19a,19bが開けられている(図2を参照)。
一方、図7(b)に示すように、伝熱板19における伝熱シート17との当接部分19dには、孔などの加工はされておらず、平面状となっている。
図7(c)および図7(d)に示すように、伝熱板20は、略平板状の金属板であり、そのサイズは、回路基板101と同等となっている。図7(c)に示す伝熱板20における一方の主面(オモテ面)20aは、伝熱シート18および絶縁板16を介してFET素子1101〜1108および回路基板101と対向する(図2を参照)。一方、図7(d)に示す伝熱板における他方の主面(裏面)20bは、下ケース部材12の底面に当接される(図2を参照)。
7.FET素子1101〜1108で発生の熱の放熱経路
回路基板101に実装されたFET素子1101〜1108で発生した熱の放熱経路について、図8を用い説明する。図8は、パック電池1における回路基板101およびその周辺部分を示す断面図である。
図8に示すように、回路基板101におけるオモテ面(Z軸方向の上側主面)には、伝熱シート17を介して伝熱板19が隙間をあけることなく当接されている(当接部分19d)。なお、回路基板101における伝熱シート17が被着されている領域は、上記のように、回路基板101の裏面(Z軸方向の下側主面)における8個のFET素子1101〜1108が実装された領域の丁度裏側にあたる。後様な構成により、回路基板101と伝熱板19とは、熱的に結合されていることになる。なお、図8では、回路基板101における伝熱用パッド101dの図示を省略している。
なお、図8に示すように、伝熱シート17および伝熱シート18は、回路基板101における8個のFET素子1101〜1108の実装相当域を含み、それよりも若干広い領域をそれぞれ覆うように各大きさが設定されている。
伝熱板19の上方部分は、上ケース部材11の内面に沿うように加工されており、当接部分19aで把手14の取り付け用のネジ23a,23b(図8では、図示の便宜上、ネジ23bのみを示す)を兼用して、上ケース部材11の内面に密着した状態で取り付けられている。
一方、図8の拡大部分に示すように、回路基板101に実装されたFET素子1101〜1108(図8では、図示の便宜上、2つのFET素子1104,1108のみを示す)の各下側面は、伝熱シート18および伝熱板20を介して下ケース部材12の底面に当接されている。伝熱板20は、上記のように、8個のFET素子1101〜1108の実相された領域よりも広い、回路基板101と同等のサイズを有する。このため、伝熱シート18を介して伝達されてくるFET素子1101〜1108の熱は、大きな熱伝達経路の確保により高効率に下ケース部材20へと逃がされる。
伝熱シート17,18は、ともに低粘着性を有し、回路基板101における伝熱用パッド101d、FET素子1101〜1108、伝熱板19,20などと当該伝熱シート17,18の粘着性により貼着されている。
なお、図8に示すように、回路基板101と伝熱板20との間には、伝熱シート18が被着された領域を除き、絶縁板16が介挿されているので、回路基板101と伝熱板20との間での電気的な絶縁は確実に確保されている。
ここで、伝熱シート17,18および伝熱板19,20としては、例えば、次のような材質およびサイズのものを用いることができる。
(1) 伝熱シート17;低硬度放熱シリコーンゴムから構成され、2.0[mm]の厚みを有する。
(2) 伝熱シート18;低硬度放熱シリコーンゴムから構成され、1.0[mm]の厚みを有する。
(3) 伝熱板19,20;銅板を曲折加工することで形成され、1.0[mm]の厚みを有する。
8.優位性
本実施の形態に係るパック電池1の優位性について、説明する。
本実施の形態に係るパック電池1では、回路基板101に実装されたFET素子1101〜1108に対し、伝熱シート18および伝熱板20を介した下ケース部材12への熱伝達経路と、回路基板101に設けられた伝熱用パッド101dおよび伝熱シート17および伝熱板17を介した上ケース部材11への熱伝達経路の2つの経路が設けられている。このため、パック電池1では、駆動時(充放電時)にFET素子1101〜1108で発生した熱が円滑に上ケース部材11および下ケース部材12を介して外部に放熱され、安定した動作が確保される。
また、パック電池1では、伝熱シート18と下ケース部材12の底面との間、および伝熱シート17と上ケース部材11との間が、それぞれ金属製の伝熱板20,19により接合されており、熱的に結合されている。このため、シリコーン樹脂などを固化させて形成した高熱伝導性接着層925a,925b,926a,926bを用いる上記従来技術に係るパック電池(図9を参照)に比べ、回路基板101と上ケース部材11,下ケース部材12との間隔に関わらず、煩雑な作業を伴うことなく熱伝達経路(放熱経路)の形成が可能である。
また、パック電池1では、回路基板101のオモテ面101aに対しては、FET素子1101〜1108の実装相当域(FET素子1101〜1108が実装された領域の丁度裏側に当たる領域)に設けられた伝熱用パッド101dに伝熱シート17を被着することで放熱経路を確保しているので、高熱伝導性接着層926a,926bを埋設するために回路基板に透孔901a,901bをあけている上記従来技術に係るパック電池(図9を参照)に比べて、回路基板101における無駄なスペースを無くすことができる。
また、パック電池1では、FET素子1101〜1108の熱伝達経路確保のための透孔901a,901bを開ける必要がないので、回路基板101における配線の制約がなく、設計上の自由度が高い。よって、パック電池1は、上記従来技術に係るパック電池(図9を参照)に比べ、エネルギ効率という観点から効果を奏する。
また、図2に示すように、パック電池1では、回路基板101を外装ケース(上ケース部材11と下ケース部材12との組み合わせ)におけるX軸方向の左側の突出部分内方に収納する構成としているので、回路基板101と上ケース部材11および下ケース部材12の両外壁との距離が短くなっており、回路基板101におけるFET素子1101〜1108などの素子の放熱という観点から優位である。
さらに、パック電池1では、回路基板101における伝熱用パッド101dの上に、伝熱シート17を被着させた上で伝熱板19をこれに当接させているので、伝熱用パッド101dを回路構成の一部として用いる場合にも、上ケース部材11と回路基板101との間の電気的な絶縁性を確保することができる。よって、伝熱用パッド101dを設けるために、回路基板101における当該領域を敢えて開けておく必要はなく、スペース効率という観点から優れている。また、図1に示すように、パック電池1では、把手14を外装ケース(上ケース部材11と下ケース部材12との組み合わせ)におけるX軸方向の左側端面の突出していない部分に取り付けられているので、スペースの有効利用がなされ、スペース効率という観点から優れている。
以上より、本実施の形態に係るパック電池1は、内蔵される回路基板101におけるFET素子1101〜1108で発生した熱を円滑に外部に放出させることで安定した動作が確保され、且つ、内部の無駄なスペースを無くすことで高いエネルギ密度を実現しながら、煩雑な作業を伴うことなく製造が可能である。
[その他の事項]
上記実施の形態に係るパック電池1では、伝熱板19を上ケース部材11に熱結合し、伝熱板20を下ケース部材12に熱結合しているが、必ずしも、伝熱板19と伝熱板20とを別々のケース部材に対し熱結合する必要はない。例えば、伝熱板19および伝熱板20を、ともに下ケース部材12に熱結合させてもよいし、逆に上ケース部材11に熱結合させてもよい。
また、上記実施の形態に係るパック電池1では、伝熱板19を把手14取り付け用のネジ23a,23bを兼用して、上ケース部材11に接合しているが、必ずしもネジ23a,23bを兼用する必要はなく、また、熱結合おさせることができれば、ネジ止めする必要もない。
また、上記実施の形態に係るパック電池1では、各組電池100a〜100cが28本の円筒型の素電池1001〜1028を束ねた構成としたが、素電池の形状および構成本数については、これに限定されない。例えば、角型の素電池であってもよいし、構成本数も28本未満であっても29本以上であってもよい。
また、上記実施の形態に係るパック電池1では、素電池1001〜1028としてニッケル水素二次電池を採用しているが、リチウムイオン二次電池を採用することも勿論可能である。
また、上記実施の形態に係るパック電池1では、回路基板101におけるオモテ面101aに伝熱用パッド101dを設けた上で、伝熱シート17を被着させることとしているが、伝熱用パッド101dを設けることなく直接、伝熱シート17を被着させることとしてもよい。
また、伝熱シート17および伝熱シート18のサイズについては、図8に示すようなFET素子1101〜1108の実装相当域よりも若干広く設定しておくことが放熱経路の確保という観点から望ましいが、サイズは必ずしもこれに限定されるものではない。即ち、伝熱シート18および伝熱シート18のサイズについては、8個のFET素子1101〜1108の実装相当域の少なくとも一部を含むようにしておけばよい。
また、上記実施の形態に係るパック電池1では、回路基板101に実装された素子の内、スイッチング素子であるFET素子1101〜1108の放熱構造を一例として示したが、FET素子1101〜1108以外の素子に対して、上記構成を採用することも勿論可能である。例えば、抵抗素子などにも適用が可能である。
また、上記実施の形態に係るパック電池1では、伝熱シート17,18として低硬度放熱シリコーンゴムからなるシートを採用したが、放熱性に優れ、電気的な絶縁性を有するシート材あるいは板材などであれば、代わりに採用することもできる。また、伝熱シート17,18の厚みなどについても、上記以外とすることも勿論可能である。
また、図1に示すように、パック電池1では、把手14を外装ケース(上ケース部材11と下ケース部材12との組み合わせ)における端面の突出していない部分に取り付ける構成としたが、スペース効率という観点を除けば、必ずしも把手14の取り付け箇所はこれに限定されず、パック電池1の用途に合わせて上ケース部材11あるいは下ケース部材12の外壁の必要箇所に取り付けることができる。また、上ケース部材11および下ケース部材12への把手14の取り付けについては、上記実施の形態ではネジ止めによることとしたが、その他の種々の方法、例えば、スポット溶接やリベットなどによることもできる。
本発明は、電動工具や電動アシスト自転車、ハイブリッド自動車あるいは電気自動車などの電源として、安定した動作が保障され、且つ、高いエネルギ効率を有するパック電池を実現するのに有用である。
1.パック電池
10.コアパック
11.上ケース部材
12.下ケース部材
13.外部接続リード
13a,13b.コネクタ
14.把手
15a〜15h.クッション材
16.絶縁板
17,18.伝熱シート
19,20.伝熱板
21a〜21g,22a〜22d,23a,23b.ネジ
100.電池群
100a〜100c.組電池
101.回路基板
101d.伝熱用パッド
1001〜1028.素電池
1101〜1108.FET素子

Claims (8)

  1. 外装ケースと、当該外装ケース内の空間に収納される1または複数の素電池およびこれに接続される回路基板とを備えるパック電池であって、
    前記回路基板には、その一方の主面に実装され、使用時に流れる電流に起因して熱を発する素子を有し、
    前記素子の上に第1の伝熱シートが被着され、前記回路基板の他方の主面における前記素子の実装相当域の少なくとも一部を含む領域に第2の伝熱シートが被着されており、
    前記第1の伝熱シートと前記外装ケース、および前記第2の伝熱シートと前記外装ケースのそれぞれの間は、金属製の第1および第2の各伝熱板の介挿により熱結合され
    前記回路基板における前記他方の主面には、前記実装相当域に伝熱用パッドとしての金属膜が形成されており、
    前記第2の伝熱シートは、前記金属膜に当接されている
    ことを特徴とするパック電池。
  2. 前記第1および第2の伝熱シートは、前記回路基板の主面における前記素子が実装された領域よりも広い領域を包含するように被着されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のパック電池。
  3. 外装ケースには、把手がネジ止めされており、
    前記第1の伝熱板または前記第2の伝熱板の少なくとも一方は、前記把手を取り付けるためのネジを兼用して、前記外装ケースに取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のパック電池。
  4. 前記外装ケースは、端面の一部が外方に突出した形状を有し、
    前記回路基板は、前記突出した部分の内方に収納されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のパック電池。
  5. 前記外装ケースには、前記端面における突出していない残余の部分に、把手が取り付けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載のパック電池。
  6. 前記素子は、スイッチング機能を有する素子である
    ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のパック電池。
  7. 前記外装ケースは、第1のケース部材と第2のケース部材との組み合わせを以って構成されており、
    前記第1の伝熱板は、前記第1のケース部材に対し熱結合され、
    前記第2の伝熱板は、前記第2のケース部材に対し熱結合されている
    ことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のパック電池。
  8. 前記第2の伝熱シートは、電気的絶縁性を有する
    ことを特徴とする請求項に記載のパック電池。
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