JP2002087351A - 電動補助自転車用バッテリ収納装置および電動補助自転車 - Google Patents

電動補助自転車用バッテリ収納装置および電動補助自転車

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JP2002087351A
JP2002087351A JP2000280508A JP2000280508A JP2002087351A JP 2002087351 A JP2002087351 A JP 2002087351A JP 2000280508 A JP2000280508 A JP 2000280508A JP 2000280508 A JP2000280508 A JP 2000280508A JP 2002087351 A JP2002087351 A JP 2002087351A
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秀典 奈倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動補助自転車に対するバッテリの着脱を容
易にし、かつ、車体へのバッテリの装着の確実性を向上
させること。 【解決手段】 バッテリケース412に収容されたバッ
テリをバッテリボックス16に収納する。ボックス本体
161の後方側壁にはバッテリケース412の凹部RS
に先端が係合するロックアーム51を設ける。ロックア
ーム51は、バッテリボックスの上蓋162を閉じたと
きに垂下片53でバッテリケース側に傾動して凹部RS
に係合する。一方、ロックアーム51は上蓋162を開
けることによって後退可能になり、凹部RSとの係合が
解除される。バッテリボックス16は電動補助自転車に
設けられたシートポストの後方に搭載され、バッテリケ
ース412の長手方向を車体前後方向に一致させて配置
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動補助自転車用
バッテリ収納装置および電動補助自転車に関し、特に、
車体に固定されるボックス内にバッテリを確実に保持で
き、かつ、ボックスに対してバッテリを容易に着脱でき
る電動補助自転車用バッテリ収納装置および電動補助自
転車に関する。
【0002】
【従来の技術】ペダルに加えられた踏力を後輪に伝達す
るための人力駆動系と、前記踏力に応じて前記人力駆動
系に補助動力を付加させることができるモータ駆動系と
を備えた電動補助自転車が知られている。この電動補助
自転車にモータ等の電源として搭載されるバッテリは、
一般に取扱いの容易のため樹脂ケースに装填される。こ
のバッテリは、樹脂ケースを汚したり傷つけたりしない
よう、また、盗難を防止できるよう対策が講じられてい
るのが望ましい。例えば、特開平8−142955号公
報には、インナボックスに収納されたバッテリを、車体
に固定したアウタボックス内に着脱自在に収容してイン
ナボックスの汚れを防止できるようにしたバッテリ収納
装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報に記載され
たバッテリ収納装置はアウタボックスにインナボックス
を収納して蓋をし、さらにこの蓋を施錠する構造を有す
る。収納されたインナボックスは、蓋を施錠した状態
で、この蓋によって上部を押さえられることによりアウ
タボックス内で動かないように固定される。したがっ
て、重量の大きいバッテリを動かないように押さえるた
め、蓋には高い強度や剛性が要求され、材料の選択幅や
構造の設計自由度が小さくなるという課題がある。
【0004】また、上記の公報に記載されたバッテリ収
納装置では、上下方向に長いアウタボックス内に上から
バッテリを出し入れするようにしている。したがって、
バッテリの出し入れ操作に際し、バッテリをアウタボッ
クス内で奥(下部)まで移動させる途中で落下させるこ
とがないよう入念な注意が必要である。
【0005】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
し、車体に固定される収納ボックス内にバッテリを確実
に保持でき、かつ、収納ボックスに対してバッテリを容
易に着脱できる電動補助自転車用バッテリ収納装置およ
び電動補助自転車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、バッテリケースに収容されたバッテリを
収納するバッテリボックスと、前記バッテリボックスの
側壁に設けられたバッテリのロック手段とを具備し、前
記ロック手段が、前記バッテリボックス上部に設けられ
る蓋を閉じたときに前記バッテリケースの側面係止部に
係合し、前記蓋を開けることによって前記係合を解除す
るよう構成された点に第1の特徴があり、バッテリボッ
クス本体と係合して前記蓋を施錠する施錠手段が設けら
れている点に第2の特徴がある。
【0007】第1の特徴によれば、バッテリボックスに
収納されるバッテリは、ボックス本体に設けられたロッ
ク手段がバッテリケース側面で係合することによってバ
ッテリボックス内に保持される。そして、ロック手段は
蓋の開閉だけで操作できるので、ロックおよびロック解
除の操作が簡易である。また、第2の特徴によれば、施
錠手段により蓋の開放を禁止できる。
【0008】また、本発明は、電動自転車の車体フレー
ムに設けられたシートポストと、前記シートポストの後
方に搭載され、長尺のバッテリケースに収容されたバッ
テリを上方から収納するバッテリボックスとを具備し、
前記バッテリボックスが、前記バッテリケースの長手方
向を車体前後方向に一致させて配置されている点に第3
の特徴がある。
【0009】また、本発明は、前記バッテリボックスが
上蓋を備え、前記上蓋は、車体前後方向に伸びた枢軸を
有するヒンジを中心に開閉自在に設けられた点に第4の
特徴がある。
【0010】第3および第4の特徴によれば、バッテリ
ケースを、その長手方向を車体前後方向に一致させた姿
勢でバッテリボックスに出し入れできる。また、第4の
特徴によれば、蓋は横方向に開閉され、その開閉時の回
転半径を小さくできるのでバッテリボックス上方への張
出量が小さくなる。
【0011】また、前記バッテリボックスが、ボックス
本体および上部蓋からなり、前記上蓋は、その側部に連
結部材で結合されて車体前後方向に伸びた枢軸と、前記
バッテリボックスに設けられて前記枢軸を支持する軸受
とからなるヒンジを中心に開閉自在に設けられるととも
に、前記バッテリボックスの側面には、該バッテリボッ
クスの内外方向に撓み可能なアーム部が形成され、前記
上蓋を閉じたときに前記枢軸の周りで回動する前記連結
部材によって前記アーム部が前記バッテリボックスに収
納されるバッテリに係合するよう付勢され、前記上蓋が
開いたときに前記連結部材によるアーム部の付勢が解除
されるよう構成された点に第5の特徴がある。
【0012】第5の特徴によれば、バッテリボックスの
上蓋を閉じたときに、枢軸を中心に連結部材が回動し、
アーム部をボックスの内方に偏倚させる。アーム部はボ
ックス内に収納されるバッテリに係合して、バッテリを
バッテリボックス内に保持させる。一方、上蓋を開く
と、連結部材はアーム部から離れてアーム部は元の位置
に復帰し、バッテリとの係合が解除される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
る電動補助自転車の側面図である。電動補助自転車の車
体フレーム2は、車体前方に位置するヘッドパイプ21
と、ヘッドパイプ21から略水平後方に延びたパイプ状
の前フレーム22と、前フレーム22の後端に連結され
た後フレーム23とを備える。後フレーム23は左右一
対のアルミニュームのダイキャスト製品からなる分割フ
レームである。この分割フレームは車体前方寄りに結合
部231を有する二叉状の構造体をなし、結合部231
には、そこから斜め後上方に延びるシートポスト3を保
持するためのボス232が形成される。ボス232には
締め代が設けられており、クランパ233を締めること
により、シートポスト3はボス232で確実に保持され
る。このクランパ233を緩めることにより、シートポ
スト3はボス233に対して上下方向に摺動可能とな
り、シートポスト3の上端に装着されるシート4の高さ
を調節することができる。
【0014】ヘッドパイプ21にはフロントフォーク5
がその上部に形成された軸部を介して回動自在に保持さ
れる。この軸部の上端にはジョイント6を介してハンド
ルポスト7が結合され、ハンドルポスト7の上部には操
向ハンドル8が結合される。ジョイント6はノブ61の
操作によって緩めることができ、この操作により、ジョ
イント6を中心にハンドルポスト7を折り畳むことがで
きる。フロントフォーク5の下端には前輪WFが回転自
在に軸支される。操向ハンドル8のブレーキレバー81
から下方に延びるワイヤ82の先端は前輪WFに設けら
れたフロントブレーキ9に結合される。
【0015】後フレーム23は、前フレーム22に対し
てヒンジ24およびヒンジ24の反対側つまり車体左側
に設けられるロック装置で連結されてえる。このロック
装置のロックを解除することにより、ヒンジ24を枢軸
にして車体を折り畳むことができるし、さらにヒンジ2
4の結合を解除することにより、前フレーム22および
後フレーム23を互いに分離することもできる。
【0016】後フレーム23の側面視外観は、車体前方
寄りの部分が幅広で、後方に向かって幅が狭まった形状
である。左右一対の後フレーム23の後端間には、駆動
輪としての後輪WRが軸支される。後フレーム23には
リヤブレーキ10が設けられ、操向ハンドル8からワイ
ヤ83が延長されてリヤブレーキ10に結合される。
【0017】後フレーム23の幅広部分つまり前方寄り
部分の下部には、前記シートポスト3の延長線上よりも
後方に配置された電動補助ユニット(アシストユニッ
ト)1が懸架される。電動補助ユニット1は、後フレー
ム23の左右分割部分の締結用のボルト25とボルト2
7とによって後フレーム23の組み付け時に共締めによ
り固定される。電動補助ユニット1はその最下部に配さ
れた踏力補助用の電動モータMと、モータMの上前方に
配されたクランク軸11とを有する。クランク軸11の
左右端にはそれぞれクランク12が固定され、クランク
12の先端にはペダル13が設けられる。ペダル13は
車体の左右方向に水平に延びた状態で使用されるが、ペ
ダル13とクランク12との連結部にヒンジを採用し、
不使用時にはクランク12に沿うようペダル13を折り
畳み可能に構成することができる。
【0018】ペダル13から入力される踏力、およびこ
の踏力を軽減させるようモータMによって発生される補
助力は電動補助ユニット1内の歯車を含む伝達装置を介
して合力され、その出力はスプロケットカバー14で覆
われている図示しない駆動スプロケットの回転として取
り出される。駆動スプロケットの回転を後輪WRに伝達
するチェーン15が設けられる。なお、前輪WFおよび
後輪WRの径はともに16インチである。
【0019】後フレーム23の前記幅広部分および前記
結合部231、ならびに左右一対の後フレーム23を後
部で互いに結合するボルト25(またはボルトを支持す
るボス)で囲繞された空間には、前記電動モータMおよ
びその他の電装部の電源となるバッテリを収容するバッ
テリボックス16が装着される。なお、左右に分割され
た後フレーム23を互いに結合するためには、前記ボル
ト25,27の他、前フレーム22との連結部近傍に配
置されるボルト26が使用される。
【0020】図2は後フレーム23の車体左前方から見
た斜視図であり、図3は同平面図である。両図におい
て、後フレーム23は左部分23Lと右部分23Rとか
らなり前記ボルト25,27が挿通可能な、ボス25B
L,25BR,27BL,27BRが設けられる。ボル
ト26用のボスも形成されるが、図2,図3では図示さ
れていない。ボス25BL,25BR間、ならびにボス
27BL,27BR間には前記電動補助ユニット1の上
端に形成されるハンガー部(後述する)が挟まれるよう
にして取り付けられる。
【0021】後フレーム23の上面にはバッテリボック
ス16を取り付けるための座234、235、236、
ならびにリヤブレーキ10を取り付けるための座237
L,237Rが形成される。また、後フレーム23上面
の、前記シートポスト用のボス232の前部には、電動
補助ユニット1等にバッテリから電流を供給するための
電源スイッチを取付ける取付座238が形成される。
【0022】さらに、後フレーム23の前端つまり前フ
レーム22との合わせ面にはヒンジ24の一方の部分で
あるボス241、およびロック装置のピン(図示せず)
を回動自在に支持するボス28が形成される。ボス24
1には枢軸ピン242が差し込まれ、その先端にワッシ
ャ243と止め輪244が装着される。ヒンジの一部を
構成する前フレーム22側のフック(後述する)がこの
ピン242に係合する。
【0023】図4は、後フレーム23とバッテリボック
ス16および電動補助ユニット1との取付位置関係を示
す要部側面図である。図4において、電動補助ユニット
1のケース本体70の周囲には、電動補助ユニット1を
後フレーム23に連結するためのハンガー70a,70
bが形成され,このハンガー70a,70bをそれぞれ
ボルト25,27で後フレーム23に締結することによ
り、電動補助ユニット1は後フレーム23に懸架され
る。電動補助ユニット1のケース本体70は軽量化のた
め樹脂成型品によって製作されるのが望ましい。
【0024】クランク軸11には図示しないワンウェイ
クラッチを介して踏力入力ギヤ30が結合されており、
この踏力入力ギヤ30は合成ギヤ31の小ギヤ31aに
噛み合う。一方、モータMのピニオン29には補助動力
ギヤ(アシストギヤ)32の大ギヤ32aが噛み合うよ
うに設けられ、この大ギヤ32aと一体に回転する小ギ
ヤ32bは前記合成ギヤ31の大ギヤ31bに噛み合
う。また、合成ギヤ31の大ギヤ31bは駆動スプロケ
ット33の軸に固定された出力ギヤ34に噛み合う。ア
シストギヤ32は軽量化のため樹脂成型品によって製作
されるのが望ましいし、静粛性等の観点からヘリカルギ
ヤとするのがよい。
【0025】このように、モータMの回転はピニオン2
9とアシストギヤ32とを介して合成ギヤ31に伝達さ
れ、クランク軸11から入力される踏力は踏力入力ギヤ
を介して合成ギヤ31に伝達される。そして、踏力と補
助動力とは合成ギヤ31で合力されて駆動スプロケット
33に伝達される。ケース70内の前部に配置されるコ
ントローラ37は、図示しない踏力検出手段から入力さ
れる踏力値に基づいて、モータMの回転を制御する。
【0026】なお、本体ケース70の後方下部には、ア
ルミニュームの成型品からなるメインスタンド35を回
動自在に支持する枢軸36が取り付けられる。また、本
体ケース70の下端に設けられた突起70cは前フレー
ム22と後フレーム23とを分離させたときに、後フレ
ーム23を含む自転車の後部分を自立させるための足部
であり、地面に置いたときは、この突起70cと後輪W
Rとで、地面に自立できる。
【0027】後フレーム23の前端に設けられたボス2
8,28にはロックレバー38を有するロックピン39
が挿通される。このロックピン39を中心として回動可
能にボルト391が設けられ、ボルト391にはナット
392が螺着される。ボルト391は前フレーム22か
ら張出すように形成された係合部40の溝に通され、ナ
ット392の一面がこの係合部40に当接して締付け面
を形成する。
【0028】ロックピン39の中央部分つまりボルト3
91が装着される部分はボス28の孔に対して偏心して
おり、ロックレバー38を回動させることによって前記
ナット392の締付け面と係合部40との当接強さを強
めたり弱めたりすることができる。ナット392の締付
け面と係合部40との当接強さの最大値はナット392
の回動量により決定できる。
【0029】図示のように、ロックレバー38が後フレ
ーム23に沿う位置に回動させた状態では、ナット39
2と係合部40とは強く接触して、前フレーム22と後
フレーム23とが強く結合される。一方、ロックレバー
38を後フレーム23から離れる方向つまり車体に直交
する方向に向かって回動させると、ナット392は前記
ロックピン39の偏心形状によりその偏心量に応じた距
離だけ係合部40から離れる方向(車体前方)に偏倚し
て、ナット392と係合部40との当接強さが弱まる。
当接強さを弱めたところでロックピン39を軸にしてボ
ルト391を回動させると、ナット392と係合部40
との係合を解除でき、前フレーム22と後フレーム23
とをヒンジ24を中心に折り畳むことができる。
【0030】後フレーム23の前部つまりシートポスト
を保持するためのボス232の前側に設けられた前記取
付座238(図2)には、鍵Kで操作される電源スイッ
チ50が装着される。
【0031】図5はバッテリの構造を示す要部破断斜視
図である。同図において、バッテリ41は、収縮フィル
ムのパッケージ410で包まれたバッテリ本体(例え
ば、ニッケル水素電池セルを20本俵積みしたもの)4
11と、バッテリ本体411を収納する2分割された樹
脂成型品のケース412とからなる。ケース412には
複数のLEDを点灯してその点灯数でバッテリ残量を表
示するインジケータ42と、充電のためのコネクタ43
と、ヒューズ44とが設けられる。また、持ち運びや脱
着のための取手46がケース412に回動自在に取り付
けられる。ケース412の底部にはバッテリ本体411
と接続される端子47,47が設けられる。
【0032】図6はバッテリボックス16の外観を示す
斜視図、図7は側面断面図、図8は図7のA−A矢視図
である。これらの図において、バッテリボックス16は
前記座234,235,236によって支持され、長手
方向が車体前後方向と一致するよう配置されて後フレー
ム23の左部分23Lと右部分23Rとの間に収容され
る。バッテリボックス16はバッテリ41を上方から着
脱可能なように上部が開放されたボックス本体161
と、この開放上部を覆う蓋162とからなる。蓋162
は車体の側方向に旋回開放できるよう、ヒンジ163を
用いてボックス本体161に回動自在に取り付けられ
る。図8の二点鎖線は蓋162を開いた状態を示す。長
手方向が車体前後方向と一致するようボックス本体16
1を配置することにより、長手方向を略垂直にして配置
するのと比べて開放上部の間口が広くなるので、バッテ
リ41の着脱操作が容易になる。
【0033】蓋162にはインジケータ42を見通せる
ように窓48が設けられるほか、鍵装置45が設けられ
る。この鍵装置45は鍵(電源スイッチを操作する鍵と
共用できるのがよい)を回して出し入れできる爪451
を有していて、この爪451がボックス本体161上端
に係合して施錠される。
【0034】ボックス本体161にはバッテリ41が収
納され、ボックス本体161の底部には端子ボックス1
64が形成される。端子ボックス164にはバッテリ4
1側の端子47,47と結合される端子49,49が収
容される。端子49,49は図示しないケーブルで前記
コントローラ37に接続される。ボックス本体161の
上部には、蓋162の縁に形成された切欠から側方に突
出するようにU型部材46が設けられている。このU型
部材46はロックレバー38を前記後フレーム23に沿
う位置で保持するための受け具として使用される。
【0035】ボックス本体161の、車体後方寄りには
バッテリ41をバッテリボックス16内に保持するため
のロックアーム51が設けられる。ロックアーム51は
車体前後方向に傾動できるようピン52を使用してボッ
クス本体161に枢支される。ロックアーム51を設置
した部分ではボックス本体161は二重になっていて、
この二重壁の中にロックアーム51が収容される。ロッ
クアーム51はピン52から上方に延び、その先端は二
重壁部分の内側壁からボックス本体161の内側に臨
む。ロックアーム51はバッテリ41側に突出した先端
がバッテリ41のケース412の凹部RSに嵌まるよう
位置および形状が設定される。
【0036】蓋162の、車体後方寄りの縁には垂下片
53が装着または一体に形成される。この垂下片53
は、蓋162を閉じた状態でロックアーム51の背(車
体後方寄りの面)と前記二重壁の外側壁との間に差し込
まれ、前記背に押圧力を作用させるよう、また蓋162
を開いた状態ではロックアーム51が前記外側壁方向に
傾動できるスペースを空けるよう位置および形状が設定
される。
【0037】上述のような蓋162とロックアーム51
との構成によるバッテリ41の保持および保持解除動作
を図9を参照して説明する。図9は図7の要部拡大図で
ある。同図において、ロックアーム51は矢印Rの方向
に回動可能である。蓋162を開けた状態では、蓋16
2の垂下片53は上方に退避しているので、ロックアー
ム51は凹部RSから遠ざかる方向に傾動可能である。
したがって、前記取手46をつかんでバッテリ41を引
き上げれば、ロックアーム51は後退し、その先端は凹
部RSから脱出してロックが解除され、バッテリボック
ス16からバッテリ41を取り外すことができる。
【0038】一方、バッテリ41を装着するには、バッ
テリ41を上方からボックス本体161に挿入する。ロ
ックアーム51が退避していればケース412はロック
アーム51と干渉しないで下降でき、バッテリ41は所
定位置に収納される。また、ロックアーム51がバッテ
リボックス16の内側に倒れている場合は、ケース41
2の下端勾配部がロックアーム51の先端に当接してロ
ックアーム51は車体後方寄りに押し出される。したが
って、この場合もなんら支障なくボックス本体161内
にバッテリ41を収納できる。バッテリ41がボックス
本体161内に収納されると、前記端子47,47と4
9,49とが結合される。
【0039】蓋162を閉じることによって垂下片53
は矢印Dの方向に下降する。そうすると、ロックアーム
51の背は垂下片53で凹部RS側に押され、ロックア
ーム51の先端は車体前方寄りに傾動する(二点鎖線で
示す)。蓋162を閉じた位置では、ロックアーム51
の先端は凹部RSに嵌まるので、バッテリ41は蓋16
2で塞がれたバッテリボックス16内でしっかりと保持
される。蓋162を閉じた後、鍵装置45で施錠するこ
とにより蓋162は開放不能になり、盗難予防や走行中
のバッテリ41の保持機能が果たされる。
【0040】次に、バッテリボックスの変形例を説明す
る。図10は変形例に係るバッテリボックスのボックス
本体を車体前方左側から見た斜視図、図11は同後方か
ら見た斜視図、図12はバッテリボックスの蓋を車体前
方右側から見た斜視図である。この変形例において、バ
ッテリ41は、その側面つまりバッテリボックス15に
収納された姿勢で車体側方に位置する面に係止部材(前
記ロックアーム51に相当)が係合してバッテリボック
ス16内に保持される。図10〜12において、ボック
ス本体161の長手方向内側面には、ボックス本体16
1の高さ方向に延びた2本のアーム54が、それぞれボ
ックス本体161の長手方向に振り分けられて設けられ
ている。
【0041】アーム54はその下部でボックス本体16
1の底面に保持された片持ち梁様に構成されており、上
端はその弾性限界内でボックス本体161の内外に撓む
ことができる自由端になっている。アーム54は、ボッ
クス本体161と一体成型されるのがよいが、互いに別
部材で構成して、ねじや接着剤で結合して一体化するの
でもよい。
【0042】図12に示した蓋162は、図6や図8等
に示したものと同様、車体の側方に開閉動作可能に構成
され、その開閉動作時の回動中心(枢軸)となるピン5
5を有している。ピン55は蓋162の長手方向2か所
に設けられ、連結部材であるブラケット56を介して蓋
162に結合される。ブラケット56は蓋162から下
方に伸びた垂直部分56Vと垂直部分56Vから水平に
伸びた水平部分56HとからなるL型部材であり、ピン
55は水平部分56Hの先端部にあってブラケット56
から蓋162の長手方向両側(車体前後方向)に張出す
ように形成されている。ブラケット56はその垂直部分
56Vが前記アーム54に対向するよう位置決めされて
いる。
【0043】ボックス本体161には、前記蓋162の
ピン55が嵌合する軸受57が形成される。軸受57は
2組設けられ、ピン55のそれぞれの両端を回転自在に
支持できるよう、各組はそれぞれ1対の軸受部分を有す
る。さらに、軸受部分はピン55を上方および下方から
それぞれ支持する上顎と下顎とを有する。
【0044】図13はバッテリボックスの要部断面図で
ある。同図において、バッテリ41をバッテリボックス
16に入れた状態では、バッテリ41によりアーム54
はアームの自由位置よりバッテリボックス16の外側に
押された状態にてバッテリの凹部41Rと係合し、蓋1
62を閉じた状態では、ブラケット56の垂直部分56
Vがアーム54の背に入れ込み、アーム54はバッテリ
をロックしている位置からボックス本体161の外側に
移動ができない状態となる。したがって、蓋162が閉
じた状態では、バッテリ41はボックス本体161内で
移動しないように固定されロック状態を維持する。
【0045】一方、蓋162を矢印OPENの方向に回動さ
せて開くと、ブラケット56の垂直部分56Vはアーム
54の背から離れるため、バッテリ41を上方へ引き上
げることにより、アーム54はその弾性によってバッテ
リボックス16の外側に移動し、凹部41Rに対する爪
54Aの係合が解除される。こうして、蓋162を開い
た状態ではロックが解除されてボックス本体161に対
するバッテリ41の出し入れが可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなとおり、請求項
1,2の発明によれば、バッテリはロック手段によって
バッテリボックス内に保持できるので、蓋自体には大き
い強度や剛性が要求されない。また、請求項3,4の発
明によれば、電動補助自転車へのバッテリの取り付けや
取り外しは、ユーザが車体に沿った位置に立って行うこ
とができるし、バッテリを縦長の収納部に対して出し入
れするのと違って、横置きすればよいだけなので、良好
な操作性が得られる。
【0047】請求項5の発明によれば、上蓋を開閉する
ことにより、蓋を支持する連結部材がアーム部が撓みか
つ復帰して、バッテリに係合または離脱する。アーム部
がバッテリに係合したときに、バッテリはバッテリボッ
クス内に確実に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電動補助自転車の
側面図である。
【図2】 後フレームを左前方から見た斜視図である。
【図3】 後フレームの平面図である。
【図4】 アシストユニット周辺の要部側面図である。
【図5】 バッテリの構造を示す断面斜視図である。
【図6】 バッテリボックスの斜視図である。
【図7】 バッテリボックスの断面側面図である。
【図8】 図7のA−A断面図である。
【図9】 バッテリボックスの要部拡大図である。
【図10】 変形例に係るバッテリボックス本体の前方
斜視図である。
【図11】 変形例に係るバッテリボックス本体の後方
斜視図である。
【図12】 変形例に係るバッテリボックスの上蓋の斜
視図である。
【図13】 変形例に係るバッテリボックスの要部断面
図である。
【符号の説明】 1…電動補助ユニット、 2…車体フレーム、 3…シ
ートポスト、 8…操向ハンドル、 11…クランク
軸、 13…ペダル、 14…スプロケットカバー、
16…バッテリボックス、 22…前フレーム、 23
…後フレーム、 24…ヒンジ、 25,26,27…
ボルト、 28…ボス、 29…ピニオン、32…アシ
ストギヤ、 33…スプロケット、 38…ロックレバ
ー、 41…バッテリ、 42…インジケータ、 51
…ロックアーム、 52…ピン、53…垂下片、 41
2…バッテリケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奈倉 秀典 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 新村 裕幸 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D035 AA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリケースに収容されたバッテリを
    収納するバッテリボックスと、 前記バッテリボックスの側壁に設けられたバッテリのロ
    ック手段とを具備し、 前記ロック手段が、前記バッテリボックス上部に設けら
    れる蓋を閉じたときに前記バッテリケースの側面係止部
    に係合し、前記蓋を開けることによって前記係合を解除
    するよう構成されたことを特徴とする電動補助自転車用
    バッテリ収納装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋にはバッテリボックス本体と係合
    して該蓋を施錠する施錠手段が設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の電動補助自転車用バッテリ収納
    装置。
  3. 【請求項3】 ペダルに加えられた踏力を伝達する人力
    駆動系と、前記踏力に応じて前記人力駆動系に補助動力
    を付加させるモータ駆動系とを備えた電動補助自転車に
    おいて、 車体フレームに設けられたシートポストと、 前記シートポストの後方に搭載され、長尺のバッテリケ
    ースに収容されたバッテリを上方から収納するバッテリ
    ボックスとを具備し、 前記バッテリボックスが、前記バッテリケースの長手方
    向を車体前後方向に一致させて配置されていることを特
    徴とする電動補助自転車。
  4. 【請求項4】 前記バッテリボックスが上蓋を備え、 前記上蓋は、車体前後方向に伸びた枢軸を有するヒンジ
    を中心に開閉自在に設けられたことを特徴とする請求項
    3記載の電動補助自転車。
  5. 【請求項5】 前記バッテリボックスが、ボックス本体
    および上部蓋からなり、 前記上蓋は、その側部に連結部材で結合されて車体前後
    方向に伸びた枢軸と、前記バッテリボックスに設けられ
    て前記枢軸を支持する軸受とからなるヒンジを中心に開
    閉自在に設けられるとともに、 前記バッテリボックスの側面には、該バッテリボックス
    の内外方向に撓み可能なアーム部が形成され、 前記上蓋を閉じたときに前記枢軸の周りで回動する前記
    連結部材によって前記アーム部が前記バッテリボックス
    に収納されるバッテリに係合するよう付勢され、前記上
    蓋が開いたときに前記連結部材によるアーム部の付勢が
    解除されるよう構成されたことを特徴とする請求項3記
    載の電動補助自転車。
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