JP4530243B2 - 電動補助自転車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動補助自転車に関し、特に、リヤブレーキワイヤや変速機ワイヤのレイアウト改善によって車体フレーム構造の簡素化を図った電動補助自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】
ペダルに加えられた踏力を後輪に伝達するための人力駆動系と、前記踏力に応じて前記人力駆動系に補助動力を付加させることができるモータ駆動系とを備えた電動補助自転車が知られている。例えば、特開平11−105758号公報には、フレームを折り畳み自在に構成した電動補助自転車において、前記フレームの折り畳み開口部からバッテリを出し入れ可能にしたものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記電動補助自転車において、リヤタイヤ(後輪)の前方上部にリヤブレーキを設けたものでは、車体前部のハンドルに設けられるブレーキレバーからリヤブレーキまでブレーキワイヤが延長される。したがって、ブレーキワイヤはバッテリを収容したフレーム部分に沿ってレイアウトされる。このように、ブレーキワイヤを車体フレームに沿ってレイアウトする場合、次のような点に配慮する必要がある。
【0004】
すなわち、後輪の直前にバッテリを搭載するものにおいて、バッテリの着脱を容易にするため、バッテリを上方向から車体に搭載する構造がとられることがある。このような構造では、バッテリの着脱の邪魔にならないようリヤブレーキケーブルを配設しなければならない。また、搭載されたバッテリを蓋で覆うようにした場合、リヤブレーキワイヤがこの蓋の開閉の邪魔にならないよう工夫をしなければならない。
【0005】
本発明の目的は、上記従来の課題に鑑み、バッテリの着脱容易性に配慮したリヤブレーキ構造および変速機構造を有する電動補助自転車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、ペダルに加えられた踏力を伝達する人力駆動系と、前記踏力に応じて前記人力駆動系に補助動力を付加させるモータ駆動系とを備えた電動補助自転車において、シートポストおよび後輪の間に上方からバッテリを着脱自在に設定されたバッテリ搭載部と、前記後輪の前部に位置せしめた後輪ブレーキと、前記後輪ブレーキを作動させるブレーキワイヤとを具備し、前記ブレーキワイヤが、前記ハンドルに設けられた操作部から車体フレームに沿って後方に延び、バッテリ搭載部の下部を通過して後輪ブレーキに接続されている点に第1の特徴がある。第1の特徴によれば、バッテリの積み下ろしの邪魔にならないよう、ブレーキワイヤが、バッテリ搭載部の下部を通るレイアウトが設定される。
【0007】
また、本発明は、後輪ブレーキが、車体フレームのうち、後フレーム上に装着され、前記ブレーキワイヤが、前記後輪ブレーキから一旦車体後方に延出された後、下方に屈曲され、前記バッテリ搭載部の下部を経由して前方へ延出されている点に第2の特徴がある。第2の特徴によれば、バッテリの積み下ろしの邪魔にならないよう、ブレーキワイヤが後輪ブレーキ直前のバッテリ搭載部上方近傍を避けてレイアウトされる。
【0008】
また、本発明は、前記バッテリ搭載部が、上下方向に幅広の左フレーム部分および右フレーム部分の間に配置され、前記ブレーキワイヤが左フレーム部分および右フレーム部分のいずれか一方の、前部幅広フレームの内側に沿って前方に延出されている点に第3の特徴がある。第3の特徴によれば、ブレーキワイヤは、右または左フレーム部分の背後にレイアウトされるので外観を良好にすることができる。
【0009】
また、本発明は、前記後輪を支持する軸上に設けられた変速機と、前記変速機を作動させる変速機ワイヤとを具備し、前記変速機ワイヤが、ハンドルに設けられた操作部から前記車体フレームに沿って後方に延び、前記バッテリの下部を通過して前記後輪ブレーキに接続されている点に第4の特徴がある。第4の特徴によれば、バッテリの積み下ろしの邪魔にならないよう、変速機ワイヤが、バッテリ搭載部の下部を通るレイアウトが設定される。
【0010】
また、本発明は、前記変速機ワイヤが、左フレーム部分および右フレーム部分の、他方の前部幅広フレームの内側に沿って前方に延出されている点に第5の特徴がある。第5の特徴によれば、変速機ワイヤは、右または左フレーム部分の背後にレイアウトされるので外観を良好にすることができる。
【0011】
また、本発明は、前記ブレーキワイヤおよび前記変速機ワイヤを前記前部幅広フレームに内側で結合する止め部材を備えている点に第6の特徴がある。第6の特徴によれば、ブレーキワイヤおよび変速機ワイヤを車体フレームに内側で固定されるので、外観がよい。
【0012】
さらに、本発明は、前記ハンドルに設けられた操作部が、前記後輪ブレーキおよび変速機双方の操作機構を一体に組み込んだ組立体である点に第7の特徴がある。第7の特徴によれば、1箇所から後方に延びる2本のワイヤが煩雑にならないようレイアウトされる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電動補助自転車の側面図である。電動補助自転車の車体フレーム2は、車体前方に位置するヘッドパイプ21と、ヘッドパイプ21から略水平後方に延びたパイプ状の前フレーム22と、前フレーム22の後端に連結された後フレーム23とを備える。後フレーム23は左右一対のアルミニュームのダイキャスト製品からなる分割フレームである。この分割フレームは車体前方寄りに結合部231を有する二叉状の構造体をなし、結合部231には、そこから斜め後上方に延びるシートポスト3を保持するためのボス232が形成される。ボス232には締め代が設けられており、クランパ233を締めることにより、シートポスト3はボス232で確実に保持される。このクランパ233を緩めることにより、シートポスト3はボス233に対して上下方向に摺動可能となり、シートポスト3の上端に装着されるシート4の高さを調節することができる。
【0014】
ヘッドパイプ21にはフロントフォーク5がその上部に形成された軸部を介して回動自在に保持される。この軸部の上端にはジョイント6を介してハンドルポスト7が結合され、ハンドルポスト7の上部には操向ハンドル8が結合される。ジョイント6はノブ61の操作によって緩めることができ、この操作により、ジョイント6を中心にハンドルポスト7を折り畳むことができる。フロントフォーク5の下端には前輪WFが回転自在に軸支される。操向ハンドル8のブレーキレバー81から下方に延びるワイヤ82の先端は前輪WFに設けられたフロントブレーキ9に結合される。
【0015】
後フレーム23は、前フレーム22に対してヒンジ24およびヒンジ24の反対側つまり車体左側に設けられるロック装置で連結される。このロック装置のロックを解除することにより、ヒンジ24を枢軸にして車体を折り畳むことができるし、さらにヒンジ24の結合を解除することにより、前フレーム22および後フレーム23を互いに分離することもできる。ロック装置およびヒンジ24の詳細は後述する。
【0016】
後フレーム23の側面視外観は、車体前方寄りの部分が幅広で、後方に向かって幅が狭まった形状である。左右一対の後フレーム23の後端間には、駆動輪としての後輪WRが軸支される。操向ハンドル8の左ハンドル部分からワイヤ83が車体後部に延長される。左ハンドル部分の構造に関しては後述する。ワイヤ83は2本からなり、一本(リヤブレーキワイヤ)は、後フレーム23上に設けられたリヤブレーキ10に結合され、他の一本(変速ワイヤ)は、後フレーム23の後端部近傍に設けられた変速機85に結合される。
【0017】
ワイヤ83は、後方に延長される途中、バンド84,84によって前フレーム22の下部に固縛される。図15はワイヤ83の固縛態様を示す断面図である。同図において、バンド84は、樹脂などの可撓性材料から構成でき、前フレーム22に形成された孔84aに嵌入される突起部84bとワイヤ83(変速機ワイヤ831,リヤブレーキワイヤ832)を取り巻いて保持する保持部84cとからなる。保持部84cは上方に開放部を有するU字に形成されており、ワイヤ83はこの開放部を通じて保持部84cに着脱自在である。
【0018】
図1に戻り、後フレーム23内では、リヤブレーキワイヤ832は車体の左側に、変速機ワイヤ831は同右側にそれぞれ振り分けられる。左右に振り分けられたリヤブレーキワイヤ832および変速機ワイヤ831は、後フレーム23内を後方に延びる。なお、リヤブレーキワイヤ832と変速機ワイヤ831のレイアウトについてはさらに後述する。
【0019】
後フレーム23の幅広部分つまり前方寄りの下部には、前記シートポスト3の延長線上よりも後方に配置された電動補助ユニット(アシストユニット)1が懸架される。電動補助ユニット1は、後フレーム23の左右分割部分締結用の、ボルト25とボルト27とによって後フレーム23の組み付け時に共締めにより固定される。電動補助ユニット1はその最下部に配された踏力補助用の電動モータMと、モータMの上前方に配されたクランク軸11とを有する。クランク軸11の左右端にはそれぞれクランク12が固定され、クランク12の先端にはペダル13が設けられる。ペダル13は車体の左右方向に水平に延びた状態で使用されるが、ペダル13とクランク12との連結部にヒンジを採用し、不使用時にはクランク12に沿うようペダル13を折り畳み可能に構成することができる。
【0020】
ペダル13から入力される踏力、および踏力に応じてこの踏力を軽減させるようモータMによって発生される補助力は電動補助ユニット1内の歯車を含む伝達装置を介して合力され、その出力はスプロケットカバー14で覆われている駆動スプロケット(図4に符号33により図示)の回転として取り出される。駆動スプロケットの回転を後輪WRに伝達するチェーン15が設けられる。なお、前輪WFおよび後輪WRの径はともに16インチである。
【0021】
後フレーム23の前記幅広部分および前記結合部231、ならびに左右一対の後フレーム23を後部で互いに結合するボルト25(またはボルトを支持するボス)で囲繞された空間には、前記電動モータMおよびその他の電装部の電源となるバッテリを上方から着脱自在に収容するバッテリ搭載部としてのバッテリボックス16が装着される。
【0022】
図2は後フレーム23の車体左前方から見た斜視図であり、図3は同平面図である。両図において、後フレーム23は左部分23Lと右部分23Rとからなり前記ボルト25,27が挿通可能な、ボス25BL,25BR,27BL,27BRが設けられる。締め付け部26にもノックピンを支持するボスが形成されるが、図2,図3では図示されていない。ボス25BL,25BR間、ならびにボス27BL,27BR間には前記電動補助ユニット1の上端に形成されるハンガー部70b(図4も参照)が挟まれるように配され、左部分23Lと右部分23Rと共締めされて取り付けられる。
【0023】
後フレーム23の上面にはバッテリボックス16を取り付けるための座234、235、236、ならびにリヤブレーキ10を取り付けるための座237L,237Rが形成される。また、後フレーム23上面の、前記シートポスト用のボス232の前部には、電動補助ユニット1等にバッテリから電流を供給するための電源スイッチを取付ける座238が形成される。座238には、鍵Kで操作される電源スイッチ50が装着される。バッテリボックス16は座234,235,236に支持され、後フレーム23の左部分23Lと右部分23Rとの間に収容される。
【0024】
さらに、後フレーム23の前端つまり前フレーム22との合わせ面にはヒンジ24の一方の部分であるボス241、およびロック装置のピン(図示せず)を回動自在に支持するボス28が形成される。ボス241にはピン242が差し込まれ、その先端にワッシャ243と止め輪244が装着される。ヒンジの一部を構成する前フレーム22側のフック(後述する)がこのピン242に係合する。
【0025】
図4は、後フレーム23とバッテリボックス16および電動補助ユニット1との取付位置関係を示す要部側面図であり、図5は図4のA−A断面図である。図4において、電動補助ユニット1のケース本体70の周囲には、電動補助ユニット1を後フレーム23に連結するためのハンガー70a,70bが形成される。ハンガー70a,70bの先端にはそれぞれボスが形成され、これらのボスには、ボルト25,27がそれぞれ貫通する。これらのボルト25,27はさらに後フレーム23のボス25BL等を貫通してハンガー70a,70bを後フレーム23に締結し、これにより電動補助ユニット1が後フレーム23に懸架される。
【0026】
このように、後フレーム23に対する電動補助ユニット1の固定部と、後フレーム23の左右分割部分同士の締結部とを、1箇所に統合して設けるようにしたので、部品点数を低減できるとともに、これら固定部と締結部とを設けるスペースも小さくでき、この部分での後フレーム23のサイズの縮小を図ることができる。
【0027】
クランク軸11には図示しないワンウェイクラッチを介して踏力入力ギヤ30が結合されており、この踏力入力ギヤ30は合成ギヤ31の小ギヤ31aに噛み合う。一方、モータMのピニオン29には補助動力ギヤ(アシストギヤ)32の大ギヤ32aが噛み合うように設けられ、この大ギヤ32aと一体に回転する小ギヤ32bは前記合成ギヤ31の大ギヤ31bに噛み合う。また、合成ギヤ31の大ギヤ31bは駆動スプロケット33の軸に固定された出力ギヤ34に噛み合う。電動補助ユニット1のケース本体70やアシストギヤ32は軽量化のため樹脂成型品によって製作されるのが望ましいし、アシストギヤ32は静粛性等の観点からヘリカルギヤとするのがよい。
【0028】
後フレーム23の後端には後輪WRを支持する車軸331が設けられ、この車軸331には、図示しないワンウェイクラッチを介して従動スプロケット332が結合される。駆動スプロケット33および従動スプロケット332間には前記チェーン15が張設される。
【0029】
このように、モータMの回転はピニオン29とアシストギヤ32とを介して合成ギヤ31に伝達され、クランク軸11から入力される踏力は踏力入力ギヤを介して合成ギヤ31に伝達される。そして、踏力と補助動力とは合成ギヤ31で合力されて駆動スプロケット33に伝達され、さらに従動スプロケット332を介して後輪WRに伝達される。ケース70内の前部に配置されるコントローラ37は、図示しない踏力検出手段から入力される踏力値に基づいて、モータMの回転を制御する。
【0030】
本体ケース70の後方下部には、アルミニュームの成型品からなるメインスタンド35を回動自在に支持する枢軸36が取り付けられる。また、本体ケース70の下端に設けられた突起70cは前フレーム22と後フレーム23とを分離させたときに、後フレーム23を含む自転車の後部分を自立させるための脚部であり、地面に置いたときは、この突起70cと後輪WRとで、地面に自立できる。
【0031】
後フレーム23の前端に設けられたボス28,28にはロックレバー38を有するロックピン39が挿通される。このロックピン39を中心として回動可能にボルト391が設けられ、ボルト391にはナット392が螺着される。ボルト391は前フレーム22から張出すように形成された係合部40の溝(詳細な形状は図6,図7参照)に通され、ナット392の一面が係合部40に当接して締付面を形成する。ボルト391が装着されるロックピン39の中央部分はボス28の孔に対して偏心しており、ロックレバー38を回動させることにより、前記ナット392と係合部40との当接強さが調節される。図示のようにロックレバー38が後フレーム23に沿う位置に回動された状態では、ナット392と係合部40とは強く接触して、前フレーム22と後フレーム23とが強く結合される。
【0032】
一方、ロックレバー38を後フレーム23から離れる方向つまり車体に直交する方向に向かって回動させることにより、ナット392はロックピン39の偏心量に応じて係合部40から離れる方向(車体前方)に偏倚してナット392による締付けが弱まる。その結果、ボルト391をロックピン39に対して回動してナット392と係合部40との係合を解除でき、前フレーム22と後フレーム23とをヒンジ24を中心に折り畳むことができる。
【0033】
左右に分割された後フレーム23を互いに結合するため、前記ボルト25,27が設けられる他、前フレーム22との連結部近傍には締結の精度を向上させるためノックピンを介在させた締め付け部26,239が使用される。
【0034】
前記シートポスト3は後フレーム23の上部に設けられたボス231で支持され、その被支持部分から下方へ突き出した延長部分は前記締め付け部26および239の間を通過している。シートポスト3はクランパ233で締められたボス231で支持されるとともに、締め付け部26,239でも位置決めされ、精度よく支持される。特に、シートポスト3にかかる運転者の荷重は、シートポスト3を、ボス231を中心に図4で時計方向に回動させようとするように作用する。このときシートポスト3の回動は締め付け部26に形成されるボスで規制され、荷重はこの締め付け部26のボスの側面で受けられる。このように、シートポスト3にかかる荷重は複数個所に分散されるので、後フレーム23自体の強度を必要以上に大きくすることがない。
【0035】
図5において、バッテリボックス16内に収納されたバッテリ41は、例えばニッケル水素電池からなるセル411をケース412内に複数本収容したパック構造に形成される。ケース412の上部にはLED表示により残量を表示するインジケータ42を有する。また、バッテリ41をバッテリボックス16から取外して充電する際に使用される充電コネクタ43やヒューズ(図示せず)もケース412内に設けられる。バッテリボックス16の底部の突出部161にはバッテリ41と前記コントローラ37とを接続する端子(図示せず)が収容される。
【0036】
バッテリボックス16には蓋162が設けられ、この蓋162はヒンジ163を用いてバッテリボックス16に取り付けられる。図中二点鎖線は蓋162を開いた状態を示す。蓋162には前記インジケータ42を見通せるように窓(図示せず)が設けられるほか、鍵装置44が設けられる。この鍵装置44は鍵(電源スイッチを操作する鍵Kと共用できるのがよい)を回して出し入れできる爪441を有していて、この爪441がバッテリボックス16に係合して施錠される。
【0037】
ワイヤ83のうち、変速機ワイヤ831は後フレーム23の右部分23Rに沿って後フレーム23で囲まれた空間内で後方延び、リヤブレーキワイヤ832は途中から後フレーム23の左部分23L寄りに偏倚し、この左部分23Lに沿って後方に延びる。
【0038】
次に、変速機ワイヤ831と変速機85との結合部、ならびにリヤブレーキワイヤ832とリヤブレーキ10との結合部を詳細に説明する。図10は電動補助自転車の右後方斜視図である。同図において、後フレーム23の右部分23Rには、貫通孔86が穿たれ、この貫通孔86を通して変速機ワイヤ831が外部に引き出される。変速機85は後輪WRの車軸331上に設けられており、この変速機85のハウジング851には、変速機ワイヤ831の端部に装着されたコネクタ87が固着される。より詳細には、変速機ワイヤ831は被覆筒で覆われており、前記コネクタ87はこの被覆筒に結合される。そして、変速機ワイヤ831はコネクタ87を貫通してハウジング851内に至り、変速機85の機構部(図示しない)に結合される。後フレーム23上面に形成された座237L,237R(図10では座237Rのみ図示)にリヤブレーキ10が枢軸支持されている。
【0039】
図11は、電動補助自転車の左後方からの斜視図であり、図12は同下方からの斜視図である。両図において、リヤブレーキワイヤ832は後フレーム23の左部分23Lの裏側に沿って後方に延びる。その途中で、リヤブレーキワイヤ832は、後フレーム23にねじ止めされた止め金具88(図12)で保持される。後フレーム23の左部分23Lの上面には貫通孔89が穿たれ、この貫通孔89を通してリヤブレーキワイヤ832が上方に引き出される。
【0040】
リヤブレーキ10は、後フレーム23上面に形成された座237L,237R(図11,12では座237Lのみ図示)にそれぞれ枢軸支持されるレバー101L,101Rを有している。リヤブレーキワイヤ832は、左側のレバー101Lの先端(枢軸部とは反対側の端部)に形成された水平孔を貫通し、さらに、右側のレバー101Rの先端を貫通して車体右外側に引き出される。リヤブレーキワイヤ832は右側のレバー101Rに固定される一方、左側のレバー101Lに対しては摺動自在である。より詳細には、リヤブレーキワイヤ832も変速機ワイヤ831と同様、被覆筒で覆われており、左側のレバー101Lの下方突起部101LTに固着されている。レバー101L,101Rの先端間部分において、リヤブレーキワイヤ832は可撓性のカバー90で覆われ、かつ、このカバー90は、レバー101L,101Rの先端間を拡張する方向に作用するばね部材を含んでいる。レバー101L,101Rには下方張出部101LB,101RBが形成され、この下方張出部101LB,101RBの長孔91L,91Rにボルト92R,92Lが貫通している。ボルト92R,92Lの端部には、それぞれブレーキシュー93L,93Rが装着される。後輪WRのリムにブレーキシュー93L,93Rが適合するよう、ボルト92L,92Rの位置は長孔91L,91R内で調節可能である。
【0041】
このリヤブレーキ10の構成により、リヤブレーキワイヤ832をハンドル8側から操作すると、レバー101L,101Rの先端間が縮小する。その結果、ブレーキシュー93L,93Rが後輪WRのリム側に引き寄せられて制動がかかる。
【0042】
図13はハンドル8の左ハンドル部分の斜視図である。同図において、ハンドル8のバー部分94にはハンドルアセンブリ100が装着される。ハンドルアセンブリ100は、バー部分94にハンドルアセンブリ100を着脱自在に結合する締結部材110と、リヤブレーキ10を作動させるためのブレーキハンドル部材111と、変速機85を作動させるシフト操作部材112と、グリップ113とからなる。
【0043】
締結部材110は、バー部分94に嵌装されるスリーブ110aと、スリーブ110aをバー部分94に締め付け固定させるレバー110bを有する。前記ブレーキハンドル部材111、シフト操作部材112、およびグリップ113は、前記スリーブ110a上に装着される。ブレーキハンドル部材111のレバー111aにはリヤブレーキワイヤ832が結合される。
【0044】
一方、シフト操作部材112には、ブレーキハンドル部材111に設けられるガイド111bを貫通して導入される変速機ワイヤ831が結合される。上記構成のハンドルアセンブリ100は、クランプ部110bのレバー110bを操作することによって、バー部分94に対して締め付けまたは解放され、ワンタッチでの着脱が可能になっている。
【0045】
図14は、ハンドルアセンブリ100をバー部分94から取り外した状態を示す斜視図である。取り外しに際して、レバー110bを起こして締結部材のクランプ部110cを緩め、矢印R方向にハンドルアセンブリ100を所定量回動する。これによって、スリーブ110a内に突出する係合ピン(図示せず)とバー部分94の溝94aとの係合位置が矢印Dの方向に移動可能になる。したがって、この状態からハンドルアセンブリ100を矢印D方向に引き抜いてバー部分94から取り外しできる。このように、車体フレームを前後に分離したときに、ハンドルアセンブリ100をハンドル8から取り外すことが容易であるので、分離された後フレーム23を含む部分を一体にまとめることが簡単である。
【0046】
次に、前フレーム22と後フレーム23とを連結する前記ヒンジ24を詳細に説明する。図6はヒンジ24を含む前フレーム22の後端部の平面断面図、図7は同正面図(車体後方から見た図)である。なお、この後端部は前フレーム22を構成するパイプ状部品に溶接で一体化される後端部品(以下、「エンドブロック」という)で構成できる。両図において、エンドブロック45には、フック451が形成され、このフック451は後フレーム23に設けられる前記ボス241,241間に嵌まって、前記ピン242と係合できるよう、寸法と位置とが設定される。
【0047】
U字状に形成されたフック451の開口部分を塞ぐようにロックプレート452が設けられる。ロックプレート452はエンドブロック45に対してピン453で枢軸支持される。さらに、エンドブロック45には、スプリングピン454によって枢軸支持された操作レバー455が設けられる。操作レバー455は指を押し当てる操作部455aと、フック455bとを有する。操作レバー455は引張りバネ456によってロックプレート452と連結され、フック455bはロックプレート452に形成された切欠窓452aからロックプレート452の表側つまり後フレーム23側に臨み、この切欠窓452aの枠に係合している。このフック455bがロックプレート452に係合していることにより、引張りバネ456が作用しているにもかかわらずロックプレート452の、矢印R方向への回動が規制されている。操作レバー455は前記枢軸支持部分近傍でエンドブロック45に当接する接触部455cを有していて、操作レバー455の図示位置から矢印RR方向への回動が禁止されている。
【0048】
この構成により、フック451の開口部分がロックプレート452の先端部分で塞がれているので、フック451に係合しているピン242は、フック451から脱出することができない。したがって、前記ロックレバー38で操作されるロック装置を解除したとしても車体フレーム(前フレームと後フレームとからなる)はピン242を中心に折り畳み可能になるだけである。
【0049】
この車体フレームをさらに前フレーム22と後フレーム23とに分離するためには、操作レバー455の操作部455aをエンドブロック45の奥(矢印RF方向)へ押し込む。そうすると、操作レバー455はピン454を中心に回動し、ロックプレート452はピン453を中心に回動してフック451の開口部分は開放される。したがって、ピン242はフック451から脱出できるようになり、車体フレームは前フレーム22および後フレーム23の連結部分で完全に分離できる。
【0050】
操作レバー455とロックプレート452とを回動させた結果、操作レバー455のフック455bとロックプレート452との係合が解除され、操作レバー455の押圧を停止したあとも、前記開口部分の開放状態は維持される。そのために、操作レバー455の押圧操作と車体フレームの分離作業とを段階的に、それぞれ両手を使って容易に実施できる。
【0051】
分離された車体フレームを再び一体に組み立てる場合は、ピン242をフック451に引っ掛けた後、ロックプレート452をフック451側に押し込んで、操作レバー455のフック456bとロックプレート452とを係合させる。この操作によってフック451の開口部分は塞がれる。続いて、前フレーム22と後フレーム23との接合面を対向させ、図4に示したロック装置のナット392を係合部40に引っ掛けて、ロックレバー38を後フレーム23に沿う方向に回動させてロックする。なお、ロックレバー38が後フレーム23に沿うように位置させたときのナット392と係合部40との緊密度はボルト391に対するナット392の位置により調節できる。
【0052】
次に、前記ヒンジ24の変形例を説明する。図8はヒンジ24の変型例に係る前フレーム22の後端部の平面断面図、図9は同正面図であり、図6,図7と同符号は同一または同等部分を示す。図において、後フレーム23側に固定される枢軸ピン242はフック451に係合していて、この枢軸ピン242が脱出できないよう、フック451の開口部分(切欠部)を塞ぐ位置にロックプレート457が設けられる。ロックプレート457は指を引掛けられるよう形成された操作部457aと前記切欠部を塞ぐロック部457bとを有し、ピン453を使用してエンドブロック45に枢軸支持される。ロックプレート457には、前記操作部457aをエンドブロック45に近付ける方向に、換言すれば前記ロック部457bをエンドブロック45から離す方向に力が作用するようにバネ(ネジリコイルバネ)458が係合している。但し、ロック部457bの後端つまり操作部457a側の端部452cがエンドブロック45の端面に当接するため、ロックプレート457は、ロック部457bが前記切欠部に対向する位置以上には、エンドブロック45から遠ざかる方向に回動されない。
【0053】
一方、ロック部457bがエンドブロック45に近付く方向(矢印RA)に回動できるよう、エンドブロック45には逃げ部(凹部)459が形成されている。この逃げ部459はロック部457bがエンドブロック45側に逃げてフック451の切欠部が開放されるように深さが設定される。
【0054】
この構成により、ロックプレート457がバネ458で付勢されフック451の開口部分がロック部457bで塞がれているので、枢軸ピン242はフック451から脱出することができない。したがって、前記ロックレバー38で操作されるロック装置を解除しただけでは車体フレームは枢軸ピン242を中心に折り畳み可能になるだけである。
【0055】
この車体フレームを、折り畳んだ後さらに前フレーム22と後フレーム23とに分離するためには、ロックプレート457の操作部457aに指を引掛けてエンドブロック45から離す方向(矢印RR方向)へ引っ張る。そうすると、ロック部457bは逃げ部459内に退避してフック451の開口部分は開放される。したがって、枢軸ピン242はフック451から脱出できるようになり、車体フレームは前フレーム22および後フレーム23の連結部分で完全に分離できる。
【0056】
分離された車体フレームを再び一体に組み立てる場合は、枢軸ピン242をロック部457bに押し付けてロック部457bを逃げ部459内に退避させる。枢軸ピン242がフック451に収まったならば、ロック部457bに対する枢軸ピン242の押圧力は解除される。その結果、バネ453の付勢力によってロック部457bは矢印RAと反対側に回動してフック451の開口部分は塞がれる。
【0057】
なお、上記ヒンジ24の実施形態では、枢軸ピン242を後フレーム23側に設け、該枢軸ピン242が係合するフック451や、ロックプレート452,457および操作レバー455等からなるロック装置を前フレーム22側に設けた。しかし、これを逆にして、枢軸ピン242を前フレーム22側に設け、ロックプレート452等を後フレーム23側に設けてもよい。
【0058】
上記エンドブロック45を有する前フレーム22はアルミの押し出し材にて構成される中空のパイプ構造であり、上述のように車体フレーム2を折り畳んだ場合、端部が開放される。すなわち、前フレーム22は、車両の通常使用時には密閉されていて外部から人が手を入れるなどの操作が不可能である一方、車体フレーム2を折り畳んだ場合には、一端が開放されて人が介入可能な、筒状容器である。
【0059】
したがって、この筒状容器の形態を有する前フレーム22に、運転時には使用せず、運転休止時に使用される物品を収納することができる。例えば、電動補助自転車を駐車しておくときに、車体を柱など固定構造物につなぐための盗難防止用ワイヤ施錠手段(ワイヤロック)が使用されることがある。このワイヤロックは施錠態様に自由度を持たせるため、比較的長いものが採用される。しかし、移動の先々にワイヤロックを携行するのは煩雑であるし、紛失のおそれもある。このような問題を解決するため、前フレーム22の中空部を利用すると好都合である。
【0060】
図16は、ワイヤロックの収納態様を示す電動補助自転車の要部側面透視図、図17は、同前フレームの要部斜視図である。両図において、図1、図7,図8と同符号は同一又は同等部分である。前フレーム22の中空部に収納されるワイヤロック17はワイヤ部18とロック部19からなり、ロック部19にはキー20が適合可能である。ワイヤ部18の一端18aはロック部19に固結されており、他端18bはロック部19に形成される孔に係合可能である。このワイヤ端18bとロック部19との係合部は、キー20を操作することによりロック・アンロック状態となる。
【0061】
図16、図17に示したように、ワイヤロック17は、ワイヤ部18を屈曲部18cで折り曲げ、ロック部19が前フレーム22の開放端側に位置するようにして前フレーム22内に収納することができる。図示のように、前フレーム22の中空部は直線状に長いので、ワイヤロック17を細かく折り曲げたり巻いたりすることなく収納できる。したがって、出し入れがきわめて楽である。こうして、外部から見えないようにワイヤロック17を車体内に収納できるので、運搬の煩雑さや紛失のおそれが解消される。
【0062】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなとおり、請求項1〜3の発明によれば、後輪ブレーキワイヤが、バッテリの積み下ろしの障害にならないようレイアウトされる。特に、請求項3の発明によれば、外観も良好にすることができる。
【0063】
また、請求項4から7の発明によれば、変速機用ワイヤが、バッテリの積み下ろしの障害にならないようレイアウトされる。特に、請求項5の発明によれば、外観も良好にすることができる。また、請求項7の発明によれば、1箇所から後方に延びる2本のワイヤが煩雑にならないようレイアウトできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電動補助自転車の側面図である。
【図2】 後フレームを左前方から見た斜視図である。
【図3】 後フレームの平面図である。
【図4】 アシストユニット周辺の要部側面図である。
【図5】 図4のA−A断面図である。
【図6】 前フレームに設けられるエンドブロックの平面断面図である。
【図7】 前フレームに設けられるエンドブロックの正面図である。
【図8】 エンドブロックの変形例に係る断面平面図である。
【図9】 エンドブロックの変形例に係る正面図である。
【図10】 電動補助自転車の右後方から見た要部斜視図である。
【図11】 電動補助自転車の右後方から見た要部斜視図である。
【図12】 電動補助自転車の右下後方から見た要部斜視図である。
【図13】 左ハンドル部の斜視図である。
【図14】 左ハンドル部の分解斜視図である。
【図15】 ワイヤの固縛態様を示す断面図である。
【図16】 ワイヤロックの収納態様を示す車体フレームの要部側面透視図でる。
【図17】 ワイヤロックの収納態様を示す前フレームの要部斜視図でる。
【符号の説明】
1…電動補助ユニット、 2…車体フレーム、 3…シートポスト、 6…ジョイント、 7…ハンドルポスト、 8…操向ハンドル、 10…リヤブレーキ、14…スプロケットカバー、 16…バッテリボックス、 17…ワイヤロック、 22…前フレーム、 23…後フレーム、 24…ヒンジ、 32…アシストギヤ、 33…駆動スプロケット、 38…ロックレバー、 70…ケース本体、 70b…ハンガー部、 85…変速機、 94…ハンドルのバー部分、 100…ハンドルアセンブリ、 831…リヤブレーキワイヤ、 832…変速機ワイヤ

Claims (8)

  1. ペダル(13)に加えられた踏力を伝達する人力駆動系と、前記踏力に応じて前記人力駆動系に補助動力を付加させるモータ駆動系とを備えた電動補助自転車において、
    シートポスト(3)の後方に配置された後輪(WR)と、
    前記シートポスト(3)および後輪(WR)の間にバッテリ(41)を着脱自在に設定されたバッテリ搭載部と、
    前記後輪の前部に位置せしめた後輪ブレーキ(10)と、
    前記後輪ブレーキ(10)を作動させるブレーキワイヤ(832)と
    前記後輪(WR)を支持する軸(331)上に設けられた変速機(85)と、
    前記変速機を作動させる変速機ワイヤ(831)とを具備し、
    前記ブレーキワイヤ(832)が、ハンドル(8)に設けられた操作部(81)から車体フレーム(2)に沿って後方に延び、前記バッテリ搭載部(16)の下部を通過して前記後輪ブレーキ(10)に接続されているとともに、
    前記変速機ワイヤ(831)が、前記ハンドル(8)に設けられた操作部(81)から前記車体フレーム(2)に沿って後方に延び、前記バッテリ(41)の下部を通過して前記後輪ブレーキ(10)に接続されていることを特徴とする電動補助自転車。
  2. 前記後輪ブレーキ(10)が後フレーム(23)上に装着され、
    前記ブレーキワイヤ(832)が、前記後輪ブレーキ(10)から一旦車体後方に延出された後、下方に屈曲され、前記バッテリ搭載部(16)の下部を経由して前方へ延出されていることを特徴とする請求項1記載の電動補助自転車。
  3. 後フレーム(23)を上下方向に幅広の左フレーム部分(23L)および右フレーム部分(23R)で構成し、
    前記バッテリ搭載部(16)が、前記左フレーム部分(23L)および右フレーム部分(23R)の間に配置され、
    前記ブレーキワイヤ(832)が左フレーム部分(23L)および右フレーム部分(23R)のいずれか一方の、幅広フレームの内側に沿って前方に延出されていることを特徴とする請求項1または2記載の電動補助自転車。
  4. 前記変速機ワイヤ(831)が、左フレーム部分(23L)および右フレーム部分(23R)の、他方の幅広フレームの内側に沿って前方に延出されていることを特徴とする請求項1または2記載の電動補助自転車。
  5. 前記ブレーキワイヤ(832)および前記変速機ワイヤ(831)を前記幅広フレームに内側で結合する止め部材(88)を備えていることを特徴とする請求項4記載の電動補助自転車。
  6. 前記ブレーキワイヤ(832)と前記変速機ワイヤ(831)が、前記車体フレーム(22)の下部に設けた保持部(84c)にまとめて固縛されていることを特徴とする請求項1記載の電動補助自転車。
  7. 前記モータ駆動系が、アシストユニット(1)として前記車体フレーム(2)の前記バッテリ(41)の下部に近接して懸架され、
    前記ブレーキワイヤ(832)と前記変速機ワイヤ(831)が、該アシストユニット(1)と前記バッテリ(41)との間を通過していることを特徴とする請求項1記載の電動補助自転車。
  8. 前記アシストユニット(1)には、前記モータ駆動系に含まれるモータ(M)の回転を制御するコントローラ(37)が内蔵されていることを特徴とする請求項2記載の電動補助自転車。
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