JPH1199978A - 電動補助自転車 - Google Patents
電動補助自転車Info
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- JPH1199978A JPH1199978A JP9265954A JP26595497A JPH1199978A JP H1199978 A JPH1199978 A JP H1199978A JP 9265954 A JP9265954 A JP 9265954A JP 26595497 A JP26595497 A JP 26595497A JP H1199978 A JPH1199978 A JP H1199978A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M6/00—Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
- B62M6/80—Accessories, e.g. power sources; Arrangements thereof
- B62M6/90—Batteries
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
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Abstract
補助自転車において、前輪及びハンドルを備えたフロン
トフレーム2と、後輪、シートポスト取付け用シート支
持フレーム11及びサドルを備えたリヤフレーム3とを
折畳み可能に連結し、リヤフレームの下部にバッテリユ
ニット32を配置し、シート支持フレームにメインスイ
ッチ33を取付けるとともに、シート支持フレームの内
部に制御ユニット34を収納した。 【効果】 バッテリとメインスイッチと制御ユニットと
が、リヤフレームの互いに接近した位置にあるので、バ
ッテリとメインスイッチと制御ユニットとを接続する電
線を、リヤフレームに集中して配線することができる。
このため、配線は短くてすむ。しかも、この電線は、リ
ヤフレームとフロントフレームとの間に配線する必要が
ないので、フレームを折畳んだ場合に、折り曲げられる
ことはない。
Description
タを備えた電動補助自転車に関する。
力)に応じた補助動力を、モータから供給するようにし
た自転車であり、このような自転車としては、例えば、
特開平9−2370号公報「電動補助自転車」がある。
この電動補助自転車のフレームは、その公報の図1及び
図2によれば、側面視V字状の前部フレーム3(番号は
公報に記載されたものを引用した。以下同じ。)と後部
フレーム4とからなる結合体である。前部フレーム3
は、ヘッドパイプ5から斜め後方へ下がるメインフレー
ム3Aと、メインフレーム3Aの下端に連なり湾曲した
中間部3Bと、中間部3Bから斜め後方へ上がるシート
フレーム3Cとからなる。前部フレーム3の周囲は車体
カバー16で覆っている。
30及びメインスイッチ付きロック装置70を取付け、
中間部3Bはモータ18を取付け、シートフレーム3C
は制御ユニット100を取付けたものである。また公報
の図22によれば、制御ユニット100は、バッテリ電
源BATの電圧が残量判定電圧値以下の場合に、ランプ
Lを点灯させて充電を促すようにしたものである。
の折畳み自転車と同様に、電動補助自転車を折畳んで持
ち運べるようにすることが、求められるようになってき
た。例えば、遠出をする場合には電動補助自転車を折畳
み、自動車に積んで運ぶようにしたい。そこで、上記従
来の電動補助自転車1の前部フレーム3を、折畳み可能
な構造とすることが考えられる。しかし、上記電動補助
自転車1では、折畳むことができない。折畳むことを前
提にした電気部品の配置になっていないからである。
畳み構造を実現すべく、フレーム構造と電気部品の配置
について研究を続け、電気部品の配置を見直し、新たな
フレーム構造を採用することに成功した。具体的には、
請求項1の発明は、人力を補助するモータを備えた電動
補助自転車において、前輪及びハンドルを備えたフロン
トフレームと、後輪、シートポスト取付け用シート支持
フレーム及びサドルを備えたリヤフレームとを折畳み可
能に連結し、このリヤフレームの下部にバッテリを配置
し、シート支持フレームにメインスイッチを取付けると
ともに、シート支持フレームの内部に制御ユニットを収
納したことを特徴とする。バッテリとメインスイッチと
制御ユニットとは、リヤフレームの互いに接近した位置
にある。このため、バッテリとメインスイッチと制御ユ
ニットとを接続する電線(ハーネス)は、リヤフレーム
に集中して配線することができる。この結果、配線は短
くてすむ。さらに電線は、リヤフレームとフロントフレ
ームとの間に配線する必要がないので、フレームを折畳
んだ場合に、折り曲げられることはない。
スイッチよりも下位に配置したことを特徴とする。比較
的重量物である制御ユニットが下方にあるので、電動補
助自転車の重心は下がる。また、メインスイッチを操作
性の良い高位に配置した。
基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向
に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側
を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。図
1は本発明に係る電動補助自転車の側面図である。電動
補助自転車1は、前後方向略中央でフロントフレーム2
とリヤフレーム3とを折畳み可能に連結して、車体フレ
ーム(フレーム)4とした折畳み型自転車である。
イプ5にフロントフォーク6を回転可能に取付け、この
フロントフォーク6に前輪7並びにハンドル8を取付け
たものである。リヤフレーム3廻りの構造は、リヤフレ
ーム3の前端部に後ろ上方へ延びるシート支持フレーム
11を取付け、このシート支持フレーム11の後端部の
シートポスト取付部11aにシートポスト13を上下進
退可能に取付け、このシートポスト13の上端部にサド
ル14を取付けたものである。さらにリヤフレーム3
は、後端部に後輪15を取付けるとともに、下端部にパ
ワーユニット16を取付けたものである。図中、8aは
グリップ、8bはブレーキレバー、12はシートポスト
高さ調整用レバー、17はフロントブレーキ、18はリ
ヤブレーキ、19はペダル、21はギヤクランク、22
はクランク軸、23は駆動スプロケット、24は従動ス
プロケット、25はアイドラ、26はチェーン、27は
スタンドである。
図である。なお、理解を容易にするために、図1に示す
シート支持フレーム11、シートポスト13及びサドル
14を省略して示した。電動補助自転車1は、車体中心
Cよりも右側(一側)に、フロントフレーム2とリヤフ
レーム3とを折畳むときのヒンジ機構90、駆動スプロ
ケット23、従動スプロケット24並びにチェーン26
を配置し、車体中心Cよりも左側(他側)に、フロント
フレーム2とリヤフレーム3とを連結するための連結機
構100を配置したものである。
レームの分解斜視図であり、(a)は分解した状態を示
し、(b)は(a)のb−b断面を示し、(c)は
(a)のc−c断面を示し、(d)は(a)のd−d断
面を示す。(b)のように、フロントフレーム2は楕円
状断面のパイプである。(a),(c),(d)のよう
に、リヤフレーム3は概ね環状のフレーム本体3aと、
このフレーム本体3aの後部から垂下した左右のフレー
ム側板3b,3bと、この左右のフレーム側板3b,3
bの下端部間を連結した底板3cと、フレーム本体3a
の後部並びにフレーム側板3b,3bから後方へ延びる
左右の後輪支持アーム3d,3dとからなる。そして、
(c)のように、フレーム本体3aと左右のフレーム側
板3b,3bと底板3cとで囲った空間部Sはバッテリ
収納空間となる。空間部Sの後部上方は(d)のように
開放した構成である。フレーム本体3aは、上部に前後
2つの取付ボス3e,3eを一体に形成しており、これ
ら取付ボス3e,3eはシート支持フレーム11(図1
参照)の下端部をボルト止めするものである。フロント
・リヤフレーム2,3は軽量化のために、アルミニウム
合金等の軽量合金からなる。例えば、フロントフレーム
2の前部2Aはアルミニウム合金の押出し材からなり、
フロントフレーム2の後部2Bはアルミニウム合金鋳造
品からなり、フレーム本体3aはアルミニウム合金鋳造
品からなる。ところで、リヤフレーム3は前端をリッド
31で塞いだものである。リッド31の詳細については
後述する。
支持フレーム及びパワーユニット廻りの要部側面図であ
り、パワーユニット16を断面して示したものである。
リヤフレーム3は下部にバッテリユニット32を配置
し、このバッテリユニット32の下位にパワーユニット
16を配置し、一方、シート支持フレーム11は上部に
メインスイッチ33を配置し、このメインスイッチ33
よりも下位に制御ユニット34を配置したものである。
詳しくは、リヤフレーム3の空間部Sにバッテリユニッ
ト32を収納することで取付け、シート支持フレーム1
1にメインスイッチ33を取付けるとともに、シート支
持フレーム11の内部に制御ユニット34を収納するこ
とで取付けたものである。リヤフレーム3の後部上方及
びシート支持フレーム11の後面はカバー35で覆った
構成であり、その詳細については後述する。また、リヤ
フレーム3の背面及び後部側面は、左右二分割の後部カ
バー36で覆った構成である。
るモータ41を駆動源としたものである。詳しくは、パ
ワーユニット16はモータ41と、モータ41の出力軸
41aに取付ける駆動ギヤ42と、駆動ギヤ42に噛み
合う第1中間ギヤ43と、第1中間ギヤ43を取付ける
第1中間軸44と、第1中間軸44に一体に設ける第2
中間ギヤ45と、第2中間ギヤ45に噛み合う第3中間
ギヤ46と、第3中間ギヤ46に一方向クラッチ(図示
せず)を介して連結する第2中間軸47と、第2中間軸
47に一体に設ける第4中間ギヤ48と、第4中間ギヤ
48に噛み合う従動ギヤ49と、従動ギヤ49と前記駆
動スプロケット23とを結合する回転筒体(図示せず)
と、ケース51とからなる。ところで、パワーユニット
16は車速検出手段55を備えたものである。車速検出
手段55は、モータ41の出力軸41aに取付けたリラ
クタ56と、電磁ピックアップコイル式センサ57とか
らなる。
リユニットの構成図であり、(a)はバッテリユニット
32の一部を断面した側面を示し、(b)はバッテリユ
ニット32の平面を示し、(c)は(a)のc−c断面
を示し、(d)はバッテリユニット32の背面を示す。
バッテリユニット32は、左右のケース半体61L,6
1Rを組合せてビスB1…(…は複数を示す。以下同
じ。)で止めてなるバッテリケース61に、バッテリ6
3、残量表示部64等を収納し、背面に2つの外部端子
65,65等を取付けたものである。
面視で下細りテーパ形状を呈した前後に細長いケースで
あり、前面に取っ手61aを一体に形成し、背面に外部
端子用コネクタ61bを一体に形成し、さらには、上面
に表示窓61cを開けたものである。この表示窓61c
には、(b)のように残量表示部64の表示面64a並
びに表示釦66を臨ませたものである。残量表示部64
はバッテリ63の残量を表示するものであり、具体的に
は、1列に並んだ複数の発光ダイオード64b…の点灯
により、バッテリ63の電圧を表示する。表示釦66
は、残量表示部64にバッテリ63の残量を表示させる
べく、残量表示部64の表示面64aに取付けた押釦で
あり、この押釦を押すことで図示せぬスイッチがオンに
なり、所定時間だけ残量表示部64を作動させることに
なる。所定時間だけ残量表示部64を作動させるので、
節電が図れる。図中、67は充電端子、61fは充電端
子用開口である。61gは後部下部テーパ面であり、充
電端子67と上下反対側に設けたものである。
にバッテリユニットを収納した状態の側面断面図であ
り、リヤフレーム3の空間部Sを形成する奥壁3fの上
部に、カバー35の後部をビス止めし、このカバー35
でバッテリケース61の上方を覆ったことを示す。奥壁
3fは、空間部S内のバッテリガイド71と空間部S外
の外部コネクタ72とで挟持された構成である。外部コ
ネクタ72のコンタクトピン72a,72aは、第1の
電線(ハーネス)73と接続するとともに、バッテリガ
イド71内を通り、空間部Sに収納されたバッテリユニ
ット32の外部端子65,65と接触するものである。
ところで、上述のようにバッテリユニット32は、後部
下部に後部下部テーパ面61gを有する。このため、バ
ッテリユニット32を空間部Sへ挿入する際に、リヤフ
レーム3の開口へバッテリユニット32の後部下部が当
らないので、挿入は容易である。
びカバーの関係を示す要部拡大断面図であり、カバー3
5に、残量表示部64を透視する透視板76と、表示釦
66を押すための操作釦77とを取付けたことを示す。
具体的には、カバー35は残量表示部64の表示面64
aに臨む透視板76を弾性嵌合にて取付けたものであ
り、この透視板76は、例えば透明又は半透明の樹脂板
やガラス板からなる。操作釦77はゴム材等の弾性材料
からなり、透視板76に弾性嵌合にて直接取付けたもの
であって、カラー78を介して表示釦66の上面を押す
ものである。
ッテリガイドとの関係を示す分解斜視図である。バッテ
リガイド71は、バッテリケース61の下部テーパ面6
1d,61dを案内するテーパガイド突部71a,71
aと、バッテリケース61の肩部61e,61eを案内
する肩ガイド突部71b,71bとを一体に形成したも
のである。このため、バッテリガイド71は、空間部S
(図6参照)に挿入されたバッテリケース61の下部テ
ーパ面61dや肩部61eを、テーパガイド突部71
a,71a及び肩ガイド突部71b,71bで案内し、
空間部Sで所定の位置に位置決めする。バッテリガイド
71が位置決めした状態で、バッテリケース61の外部
端子用コネクタ61bは、バッテリガイド71の貫通孔
71cに嵌合する。従って、バッテリユニット32を空
間部Sに挿入するだけで、図6に示すように、外部端子
65,65は外部コネクタ72に自動的に位置合せされ
て、コンタクトピン72a,72aと接触することがで
きる。
お、理解を容易にするために、図6に示すリヤフレーム
3の奥壁3f、カバー35、バッテリガイド71を省略
した状態を示す。この図は、空間部Sに収納完了した状
態のバッテリユニット32が、テーパガイド突部71
a,71aで位置決めされたことを示す。バッテリケー
ス61は、底板3cと間隙αを有して配置したものであ
る。このため、バッテリケース61の下面と底板3cと
は干渉せず、擦れない。
にメインスイッチ及び制御ユニットを取付けた状態の側
面断面図であり、取付け構造の詳細を示す。メインスイ
ッチ33の具体的な取付け構造は、シート支持フレーム
11の前面上部に、スイッチ取付板81を弾性係合並び
にビスB2にて取付け、スイッチ取付板81にメインス
イッチ33を取付けたものである。メインスイッチ33
は、想像線にて示すキー82を鍵穴に差込んで回動操作
するキースイッチであり、制御ユニット34の作動をオ
ン・オフさせるものである。
構造は、シート支持フレーム11の上部に係止板86を
取付け、この係止板86の孔86aに制御ユニット34
の一端の掛止鍔34aを掛け、制御ユニット34の他端
のステー34bをシート支持フレーム11の上部にボル
トB3にて取付けたものである。制御ユニット34は、
ペダル19(図1参照)を漕ぐ力に応じた補助動力を、
モータ41(図4参照)に発生させるように制御するも
のである。メインスイッチ33と制御ユニット34との
間は、第2の電線(ハーネス)87で接続するものであ
り、また、制御ユニット34と上記図6のバッテリユニ
ット32との間は、第1の電線73で接続するものであ
る。バッテリユニット32とメインスイッチ33と制御
ユニット34とは隣接した位置にあり、このため、第1
・第2の電線73,88は極めて短い。
り、リヤフレーム3の取付ボス3eにシート支持フレー
ム11の下端部をボルトB4,B4で取付けたことを示
す。
り、シート支持フレーム11の係止板86の孔86aに
制御ユニット34の掛止鍔34aを掛けた状態を示す。
機構の分解斜視図である。ヒンジ機構90は、フロント
フレーム2の後端の右側部に形成したヒンジステー2a
と、リヤフレーム3の前端の右側部に形成したヒンジス
テー3g、リッド31に形成したヒンジステー31a
と、これらのヒンジステー2a,3g,31aの各孔に
挿入した鍔付きヒンジピン91と、鍔付きヒンジピン9
1の下端部に止めた止め輪92とからなる。
の左側部に形成したボス部3hと、ボス部3hに形成し
た上下貫通孔3i並びに上下貫通孔3iの途中から前方
へ切欠いた切欠き溝3jと、上下貫通孔3iを貫通した
側面視逆L字状のロック用レバー101と、ロック用レ
バー101の下端部に止めた止め輪102と、前記切欠
き溝3jにおいてロック用レバー101に嵌合した嵌合
孔付きボルト103並びにねじりばね104と、嵌合孔
付きボルト103にねじ込んだダブルナット105(ナ
ット106と袋ナット107)と、フロントフレーム2
の後端の左側部に形成したフランジ2bと、フランジ2
bに形成したボルト掛け溝2cとからなる。
あり、連結した状態の連結機構100の要部を断面して
示す。ロック用レバー101は、上下貫通孔3iに挿入
した軸部101aの途中に偏心したカム部101bを形
成し、このカム部101bに嵌合孔付きボルト103の
嵌合孔103aを嵌合したものである。嵌合孔付きボル
ト103は、ボルト掛け溝2cに挿入するとともに、先
端にねじ込んだダブルナット105をフランジ2bに掛
けることで、フロントフレーム2とリヤフレーム3とを
連結するものである。嵌合孔付きボルト103に対する
ダブルナット105のねじ込み深さは、フロントフレー
ム2とリヤフレーム3とを連結するのに適切な寸法であ
り、予めセットしたものである。
機構の平面断面図であり、リヤフレーム3の空間部Sに
想像線にて示すバッテリユニット32を収納し、リッド
31を閉めてキーシリンダ(ロック装置)111をロッ
クし、さらに、連結機構100を連結したことを示す。
リッド31に取付けたキーシリンダ111は、図示せぬ
キーを鍵穴に差込んで回動操作することにより、ロック
ピン111aがリヤフレーム3内の突部3kにロックす
るものである。キーシリンダ111があるので、バッテ
リユニット32の盗難防止に役立つ。連結機構100の
ねじりばね104は、嵌合孔付きボルト103がフロン
トフレーム2のフランジ2bに常に掛る方向に弾発する
ものである。このため、フロントフレーム2とリヤフレ
ーム3とは、常に安定した連結状態を維持することがで
きる。
放したものであり、内部にワイヤ錠112を収納するこ
とができる。ワイヤ錠112は盗難防止のために前輪7
又は後輪15に掛けるロック部材であり、フープ状のワ
イヤ112aとダイヤル式錠112bとを組合せた構成
である。フロントフレーム2内にワイヤ112aを押込
むと、ワイヤ112aは自己の復元力でフロントフレー
ム2の内面に圧接するので、抜出ることがない。このよ
うにして、フロントフレーム2の内部空間を有効利用す
ることができる。
機構の作用図であり、(a)は連結前の状態を示し、
(b)は連結後の状態を示す。(a)は、フロントフレ
ーム2の後端とリヤフレーム3の前端とを合せて、嵌合
孔付きボルト103をボルト掛け溝2cに挿入した状態
である。このとき、ロック用レバー101は想像線にて
示すように起こした位置にある。このため、カム部10
1bは軸部101aの中心Xから寸法δ1だけ、フロン
トフレーム2側に偏心した状態にある。一方、フランジ
2bの背面とダブルナット105との間の隙間はδ2で
ある。
抜き矢印Aの方向に回して倒すと、カム部101bも同
方向に回る。回ったカム部101bで嵌合孔付きボルト
103は引張られて、白抜き矢印Bの方向に移動する。
(b)のように、ロック用レバー101が想像線にて示
す倒れた位置になると、カム部101bは軸部101a
の中心Xから寸法δ3だけ、フロントフレーム2と反対
側に偏心した状態になる。カム部101bで嵌合孔付き
ボルト103が引張られるので、フランジ2bの背面と
ダブルナット105との間の隙間は無い。このようにし
て、嵌合孔付きボルト103はダブルナット105を介
してフランジ2bをリヤフレーム3の前端に引き寄せる
ことにより、フロントフレーム2の後端とリヤフレーム
3の前端とを連結する。
機構の平面断面図であり、連結機構100を解除して、
フロントフレーム2を倒した状態を示す。この状態で、
キーシリンダ111をキー113でアンロックすれば、
リッド31を開いて想像線にて示すバッテリユニット3
2を交換することができる。
ームの折畳み構造の作用図である。バッテリユニット3
2を収納して、フロントフレーム2とリヤフレーム3と
を連結するには、次の作業手順による。先ず、リヤフレ
ーム3の空間部Sにバッテリユニット32を挿入し(矢
印)、リッド31を閉めてキーシリンダ111をロッ
クし(矢印)、必要に応じてフロントフレーム2の内
部にワイヤ錠112を収納し(矢印)、フロントフレ
ーム2の後端とリヤフレーム3の前端とを合せ(矢印
)、嵌合孔付きボルト103をフランジ2bのボルト
掛け溝2cに挿入し(矢印)、ロック用レバー101
を倒して嵌合孔付きボルト103をフランジ2bに掛け
て(矢印)、フロントフレーム2の後端とリヤフレー
ム3の前端とを連結する。バッテリユニット32を取り
出すには、上記作業手順と逆の手順による。
用図であり、折畳んだ状態の電動補助自転車1を側面か
ら見た構造を示す。連結機構100を解除してフロント
フレーム2を右側(図裏面方向)に折畳むことにより、
電動補助自転車1は概ね半分の長さになる。この状態の
電動補助自転車1は、後輪15とスタンド27とで起立
することができる。なお、この図のように、サドル14
を下げてもよい。
用図であり、折畳んだ状態の電動補助自転車1を平面か
ら見た構造を示す。なお、理解を容易にするために、図
19に示すシート支持フレーム11、シートポスト13
及びサドル14を省略して示した。車体中心よりも右側
(一側)に駆動スプロケット23、従動スプロケット2
4、チェーン26及びヒンジ機構90を集中配置したの
で、電動補助自転車1を折畳む人が車体左側(他側)に
立って折畳み作業をする際に、チェーン26等が邪魔に
なることはない。このため作業性が良い。また、折畳ん
だフロントフレーム2、フロントフォーク5、前輪7で
チェーン26をガードすることができるので、この状態
でのチェーンガードのための部材は必要ない。
する。請求項1の発明は、折畳み可能なフレームのう
ち、リヤフレームの下部にバッテリを配置し、シートポ
スト取付け用シート支持フレームにメインスイッチを取
付けるとともに、シート支持フレームの内部に制御ユニ
ットを収納したので、バッテリとメインスイッチと制御
ユニットとが、リヤフレームの互いに接近した位置にあ
る。このため、バッテリとメインスイッチと制御ユニッ
トとを接続する電線(ハーネス)を、リヤフレームに集
中して配線することができる。この結果、配線は短くて
すむ。しかも、この電線は、リヤフレームとフロントフ
レームとの間に配線する必要がないので、フレームを折
畳んだ場合に、折り曲げられることはない。このため、
電線に折り曲げ力が生じないので、電線の耐久性は高ま
る。
御ユニットをメインスイッチよりも下位に配置したの
で、電動補助自転車の重心は下がる。このため、電動補
助自転車の走行安定性は高まる。また、メインスイッチ
を制御ユニットよりも高位に配置したので、操作性が高
まる。
ム及びパワーユニット廻りの要部側面図
ユニットを収納した状態の側面断面図
関係を示す要部拡大断面図
ドとの関係を示す分解斜視図
イッチ及び制御ユニットを取付けた状態の側面断面図
斜視図
断面図
断面図
み構造の作用図
フレーム、4…フレーム(車体フレーム)、7…前輪、
8…ハンドル、11…シート支持フレーム、13…シー
トポスト、14…サドル、15…後輪、32…バッテリ
ユニット、33…メインスイッチ、34…制御ユニッ
ト、35…カバー、41…モータ、61…バッテリケー
ス、63…バッテリ、64…残量表示部、66…表示
釦、76…透視板、77…操作釦、90…ヒンジ機構、
100…連結機構、S…空間部。
Claims (2)
- 【請求項1】 人力を補助するモータを備えた電動補助
自転車において、前輪及びハンドルを備えたフロントフ
レームと、後輪、シートポスト取付け用シート支持フレ
ーム及びサドルを備えたリヤフレームとを折畳み可能に
連結し、このリヤフレームの下部にバッテリを配置し、
前記シート支持フレームにメインスイッチを取付けると
ともに、シート支持フレームの内部に制御ユニットを収
納したことを特徴とする電動補助自転車。 - 【請求項2】 前記制御ユニットを前記メインスイッチ
よりも下位に配置したことを特徴とする請求項1記載の
電動補助自転車。
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