JPH11115871A - 電動自転車のバッテリボックスロック構造 - Google Patents

電動自転車のバッテリボックスロック構造

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JPH11115871A
JPH11115871A JP9288926A JP28892697A JPH11115871A JP H11115871 A JPH11115871 A JP H11115871A JP 9288926 A JP9288926 A JP 9288926A JP 28892697 A JP28892697 A JP 28892697A JP H11115871 A JPH11115871 A JP H11115871A
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lock
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Kazuaki Iwami
和顕 岩見
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロック機構の解錠又は施錠作業を楽な姿勢で
容易に行うことができ、乗員の負担を軽減することがで
きる電動自転車のバッテリボックスロック構造を提供す
ること。 【構成】 バッテリを収納したバッテリボックス33を
シートチューブ12の後方の空間にシートチューブ12
に沿って脱着可能に配置するとともに、該バッテリボッ
クス33のロック機構37を車体に固定して成る電動自
転車において、左右一対のシートステー28に架設され
たブラケット36上に前記ロック機構37を取り付け、
該ロック機構37を前記バッテリボックス33の上部近
傍に配置する。本発明によれば、左右一対のシートステ
ー28に架設されたブラケット36上にロック機構37
を取り付け、該ロック機構37をバッテリボックス33
の上部近傍に配置したため、ロック機構37の解錠又は
施錠作業を楽な姿勢で容易に行うことができ、乗員の負
担を軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリを収納し
たバッテリボックスをシートチューブ後方の空間にシー
トチューブに沿って脱着可能に配置するとともに、該バ
ッテリボックスのロック機構を車体に固定して成る電動
自転車のバッテリボックスロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自走式の電動自転車の他、人力による駆
動力を電動モータによる補助動力によって補う電動自転
車が提案され、既に実用に供されているが、この種の電
動自転車においてはバッテリを車体に搭載することが不
可欠となる。
【0003】ところで、バッテリは充電時の利便性を考
慮して車体に対して容易に脱着することができる構造と
することが望ましく、又、乗員の乗降の邪魔にならない
場所に配置されるべきである。
【0004】そこで、バッテリを収納したバッテリボッ
クスをシートチューブ後方の空間にシートチューブに沿
って脱着可能に配置する提案がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記提案に
係るバッテリボックスの配置構造においては、バッテリ
ボックスの車体への装着状態をロックするためのロック
機構が車体の下部に設けられていたため、解錠又は施錠
作業時に乗員は腰をかがめて作業を行う必要があり、作
業性が悪く、乗員の負担が大きいという問題があった。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、ロック機構の解錠又は施錠作
業を楽な姿勢で容易に行うことができ、乗員の負担を軽
減することができる電動自転車のバッテリボックスロッ
ク構造を提供することにある。
【0007】又、本発明の目的とする処は、バッテリボ
ックスに高い耐盗難性を確保することができる電動自転
車のバッテリボックスロック構造を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、バッテリを収納したバッテ
リボックスをシートチューブ後方の空間にシートチュー
ブに沿って脱着可能に配置するとともに、該バッテリボ
ックスのロック機構を車体に固定して成る電動自転車に
おいて、左右一対のシートステーに架設されたブラケッ
ト上に前記ロック機構を取り付け、該ロック機構を前記
バッテリボックスの上部近傍に配置したことを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ロック機構を前記ブラケットにボルト
で締結し、該ボルトの頭部を装着状態にある前記バッテ
リボックスで覆ったことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記バッテリボックスが装着状態にあると
きに前記ロック機構のロックバーと前記ボルトの頭部を
上方から覆う凸部をバッテリボックスの上部に突設した
ことを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ロック機構の周囲にスカート部を形成
し、前記ブラケットのロック機構の底面に対向する部分
に凸部を形成して該凸部をロック機構のスカート部内に
収納したことを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ブラケットにリヤキャリアとサークル
ロック及びリヤフェンダの取付部を一体に形成したこと
を特徴とする。
【0013】従って、請求項1記載の発明によれば、左
右一対のシートステーに架設されたブラケット上にロッ
ク機構を取り付け、該ロック機構をバッテリボックスの
上部近傍に配置したため、ロック機構の解錠又は施錠作
業を楽な姿勢で容易に行うことができ、乗員の負担を軽
減することができる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、ロック機構
をブラケットに締着しているボルトの頭部が装着状態に
あるバッテリボックスで覆われるため、外部からボルト
を回してロック機構を取り外すことができず、バッテリ
ボックスの盗難が確実に防がれる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、バッテリボ
ックスが装着状態にあるときにロック機構のロックバー
とボルトの頭部をバッテリボックスの上部に突設した凸
部で上方から覆うようにしたため、外部から工具を差し
込んでロック機構のロックバーを操作してバッテリボッ
クスのロックを解除したり、ボルトを回してロック機構
を取り外すことができず、バッテリボックスの盗難が確
実に防がれる。
【0016】請求項4記載の発明によれば、ロック機構
の周囲にスカート部を形成し、このスカート部内にブラ
ケットの凸部を収納したため、ロック機構の底面とブラ
ケットとの間に隙間が発生せず、隙間から工具を差し込
んでロック機構を破壊することができず、又、ロック機
構の底面がブラケットによって覆われるためにロック機
構底面の蓋を締結するネジが外から外されることがな
く、盗難を配慮した特殊ボルトが不要となってコストダ
ウンが図られる。
【0017】請求項5記載の発明によれば、ブラケット
にリヤキャリアとサークルロック及びリヤフェンダの取
付部を一体に形成したため、部品点数が削減されてコス
トダウンが図られるとともに、電動自転車の外観性が高
められる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0019】図1は電動自転車の側面図、図2は同電動
自転車のバッテリボックス装着部の側面図、図3は同電
動自転車のロック機構部の破断側面図、図4は図2のA
−A線拡大断面図である。
【0020】先ず、図1に示す電動自転車1の概略構成
を以下に説明する。
【0021】図1において、2は車体前方(図1の右
方)に位置するヘッドパイプであり、該ヘッドパイプ2
には不図示のハンドルステムが回動自在に挿通してお
り、このハンドルステムの外周は蛇腹状を成す伸縮自在
な筒状のハンドルステムカバー3によって覆われてい
る。そして、ハンドルステムの上端には鋳造品であるラ
グ4を介してハンドル5が前方にオフセットして取り付
けられ、同ハンドルステムの下端にはフロントフォーク
6が結着されており、該フロントフォーク6の下端部に
は前輪7が回転自在に軸支されている。尚、本実施の形
態に係る電動自転車1においては、前記ラグ4の上面に
スイッチケース8が配置固定されており、このスイッチ
ケース8には不図示のメインスイッチや表示部が搭載さ
れている。又、前輪7の一部はフロントフェンダ9によ
って覆われており、ヘッドパイプ2の前方にはフロント
バスケット10が配置されている。
【0022】又、前記ヘッドパイプ2からはダウンチュ
ーブ11が車体後方に向かって斜め下方に延出してお
り、該ダウンチューブ11の略水平に延びる後端部から
はシートチューブ12が車体後方に向かって斜め上方に
立設されている。そして、シートチューブ12内には不
図示のシートポストが上下動自在に嵌合保持されてお
り、該シートポストの上端には可倒式のサドル13が高
さ調整可能に支持されている。尚、シートポストの外周
は伸縮自在な蛇腹状のシートポストカバー14によって
覆われている。又、サドル13にはバックレスト15が
取り付けられている。
【0023】一方、図2に示すように、ダウンチューブ
11とシートチューブ12とを連結するラグ16にはパ
イプ17を介して別のラグ18が接続されており、両ラ
グ16,18には取付ブラケット19が取り付けられて
おり、この取付ブラケット19にはパワーユニット20
が支持されている。このパワーユニット20は、人力に
よる駆動系と電動モータ21による補助動力系を並設し
て構成され、乗員の人力(踏力)と補助動力を合成して
出力するものであって、これにはクランク軸22が回転
自在に支承されている。そして、クランク軸22の左右
にはクランク23が取り付けられており、各クランク2
3の端部にはペダル24が回転自在に軸支されている。
尚、ダウンチューブ11とシートチューブ12との接続
部周辺と取付ブラケット19及びパワーユニット20の
一部は樹脂製のカバー25によって覆われている。又、
パワーユニット20には、人力(ペダル24に入力され
る乗員の踏力)の大きさに応じて電動モータ21の出力
(補助動力)を制御するコントローラ26が設けられて
いる。
【0024】又、図2に示すラグ18からは図1に示す
左右一対のチェーンステー27が車体後方に向かって略
水平に延設されており、該チェーンステー27の後端部
と前記シートチューブ12の上端部とは左右一対のシー
トステー28によって連結されている。そして、チェー
ンステー27の後端の前記シートステー28との連結部
には後輪29が回転自在に軸支されており、後輪29の
一部はリヤフェンダ30によって覆われている。
【0025】更に、後輪29にはホイールスプロケット
31が結着されており、このホイールスプロケット31
と前記パワーユニット20に設けられた不図示のドライ
ブスプロケットとの間には無端状のチェーン32が巻装
されている。
【0026】而して、本実施の形態に係る電動自転車1
においては、前記サドル13の下方であって、シートチ
ューブ12とリヤフェンダ30とで囲まれる空間にはバ
ッテリボックス33がシートチューブ12に沿って着脱
可能に装着されている。このバッテリボックス33内に
はシュリンクパックされた複数の単電池で構成される充
電可能な不図示のNi−Cdバッテリが収納されてお
り、該バッテリボックス33はサドル13を跳ね上げて
該サドル13との干渉を避けた状態でシートチューブ1
2に沿って着脱される。
【0027】ここで、バッテリボックス33の脱着構造
を図2乃至図4に基づいて説明する。
【0028】図2に示すように、シートチューブ12の
後方の前記ラグ16,18には、上方が開口するカップ
状のバッテリホルダ34が取り付けられている。このバ
ッテリホルダ34は樹脂にて一体成形されており、その
後壁に形成された不図示の差し込み孔には車幅方向に広
いガイドプレート35の下端部が差し込まれている。
尚、ガイドプレート35は軟質樹脂で一体成形されてお
り、これはバッテリホルダ34の後端部からシートチュ
ーブ12に対して略平行に斜め上方に立設されている。
そして、図3及び図4に示すように、上記ガイドプレー
ト35の上部には後方に向かって膨出する凸部35aが
形成されている。
【0029】一方、図4に示すように、バッテリボック
ス33の前端面にはシートチューブ12に沿う円弧曲面
状の嵌合凹部33aが上下方向に形成されており、同バ
ッテリボックス33の後端面には、上下方向に連続して
形成された左右のリブ33bによって形成されたガイド
溝33cが上下方向に貫設されている。又、このバッテ
リボックス33の後端面の上部にはひさし状の凸部33
dと係合突起33eが一体に突設されており、係合突起
33eには係合溝33e−1が形成されている。尚、係
合突起33eの後端面の係合溝33e−1よりも下方の
部位はテーパ面を構成している。
【0030】而して、左右一対の前記シートステー28
には板金製のブラケット36が溶着されて架設されてお
り、このブラケット36上にはバッテリボックス33の
装着状態をロックするためのロック機構37が取り付け
られている。即ち、ブラケット36の前端部36aは略
直角に下方に折り曲げられており、その前端部36aに
ロック機構37が前記ガイドプレート35の上部と共に
ボルト38によって取り付けられており、ボルト38の
頭部はガイドプレート35の上部に形成された凸部35
aよって形成される空間に臨んでいる。尚、ブラケット
36の前端部36aの内側にはナット部材39が溶着さ
れている。
【0031】従って、本実施の形態では、ロック機構3
7はバッテリボックス33の上部近傍に配置され、図3
に示すようにバッテリボックス33が装着されていると
きにはロック機構37はON状態にあり、そのロックバ
ー37aはバッテリボックス33の後端面に突設された
係合突起33eの係合溝33e−1に係合してバッテリ
ボックス33の上方への取り出しを阻止してバッテリボ
ックス33の盗難を防ぐ。
【0032】ところで、図3に示すように、ロック機構
37の下部周囲にはスカート部37bが形成されてお
り、ブラケット36のロック機構37の底面に対向する
部位には上方に突出する凸部36bが形成され、この凸
部36bはロック機構37のスカート部37b内に収納
されている。
【0033】一方、図1に示すように、左右一対のシー
トステー28には後輪の回転をロックするためのサーク
ルロック40が取り付けられ、後輪29の上方にはリヤ
キャリア41が配置されており、リヤキャリア41はシ
ートステー28と後車軸42にそれぞれ支持された左右
一対のステー43,44に取り付けられている。
【0034】而して、前記ブラケット36には、前記ス
テー43,44を取り付けるための左右の取付部36c
と、前記リヤフェンダ30を取り付けるための下方に略
直角に折り曲げられた取付部36d及び前記サークルロ
ック40を取り付けるための左右の取付部36eが一体
に形成されている。
【0035】次に、バッテリボックス33の着脱操作及
びロック機構37の作用について説明する。
【0036】本実施の形態に係る電動自転車1において
は、シートチューブ12の後方に、底部がバッテリホル
ダ34によって囲まれ、前後がシートチューブ12とガ
イドプレート35によって囲まれ、且つ、上面と左右両
側面が開放された空間が形成されている。
【0037】而して、上記空間にバッテリボックス33
を装着するには、図4に示すように該バッテリボックス
33の前端面に形成された嵌合凹部33aをシートチュ
ーブ12の外周面に嵌合させ、同バッテリボックス33
の後端面に形成されたガイド溝33cにガイドプレート
35の両側端縁を嵌合させた状態で、バッテリボックス
33をシートチューブ12に沿って下方に押し込めば良
い。すると、バッテリボックス33の後端面に突設され
た係合突起33eのテーパ面がロック機構37のロック
バー37aに当接して該ロックバー37aを押し込むた
めにバッテリボックス33はそのまま下方に移動し、そ
の下部がバッテリホルダ34に装着された状態で図3に
示すように係合突起33eの係合溝33e−1にロック
バー37aが係合してロック機構37がON状態とな
り、バッテリボックス33の上方への取り出しが阻止さ
れてその盗難が防がれる。
【0038】ところで、バッテリボックス33が装着さ
れた状態にあると、ロック機構37をブラケット36に
締着しているボルト38の頭部はガイドプレート35の
上部に形成された凸部35a内の空間に臨み、ロック機
構37のロックバー37aと共にバッテリボックス33
のひさし状の凸部33dによって上方を覆われるため、
外部から工具を差し込んでロック機構37のロックバー
37aを操作してバッテリボックス33のロックを解除
したり、ボルト38を回してロック機構37を取り外す
ことができず、ロック機構37をバッテリボックス33
の上部近傍に設置したにも拘らず該バッテリボックス3
3の盗難を確実に防ぐことができる。
【0039】又、ロック機構37の周囲にスカート部3
7bを形成し、このスカート部37b内にブラケット3
6の凸部36aを収納したため、ロック機構37の底面
とブラケット36との間に隙間が発生せず、隙間から工
具を差し込んでロック機構37を破壊することができ
ず、又、ロック機構37の底面がブラケット36によっ
て覆われるためにロック機構37の底面の不図示の蓋を
締結するネジが外から外されることがなく、盗難を配慮
した特殊ボルトが不要となってコストダウンが図られ
る。
【0040】そして、バッテリの充電等のためにバッテ
リボックス33を取り外すには、図4に示すようにロッ
ク機構37のキーシリンダ45に開口するキー孔45a
(図3参照)にキー46を差し込んでこれを回し、ロッ
ク機構37をOFFする。すると、ロック機構37のロ
ックバー37aが引っ込んでこれとバッテリボックス3
3の係合突起33eとの係合が解除されるため、バッテ
リボックス33をそのまま上方へ引き上げてこれを取り
外すことができる。
【0041】以上のように、本実施の形態では、左右一
対のシートステー28に架設されたブラケット36上に
ロック機構37を取り付け、該ロック機構37をバッテ
リボックス33の上部近傍に配置したため、ロック機構
37の解錠作業を楽な姿勢で容易に行うことができ、乗
員の負担が軽減される。
【0042】又、ブラケット36にリヤキャリア41と
リヤフェンダ30及びサークルロック40の各取付部3
6c,36d,36eを一体に形成したため、部品点数
が削減されてコストダウンが図られるとともに、電動自
転車1の外観性が高められる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、請求項1記載の発明によれば、左
右一対のシートステーに架設されたブラケット上にロッ
ク機構を取り付け、該ロック機構をバッテリボックスの
上部近傍に配置したため、ロック機構の解錠又は施錠作
業を楽な姿勢で容易に行うことができ、乗員の負担を軽
減することができるという効果が得られる。
【0044】請求項2記載の発明によれば、ロック機構
をブラケットに締着しているボルトの頭部が装着状態に
あるバッテリボックスで覆われるため、外部からボルト
を回してロック機構を取り外すことができず、バッテリ
ボックスの盗難が確実に防がれるという効果が得られ
る。
【0045】請求項3記載の発明によれば、バッテリボ
ックスが装着状態にあるときにロック機構のロックバー
とボルトの頭部をバッテリボックスの上部に突設した凸
部で上方から覆うようにしたため、外部から工具を差し
込んでロック機構のロックバーを操作してバッテリボッ
クスのロックを解除したり、ボルトを回してロック機構
を取り外すことができず、バッテリボックスの盗難が確
実に防がれるという効果が得られる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、ロック機構
の周囲にスカート部を形成し、このスカート部内にブラ
ケットの凸部を収納したため、ロック機構の底面とブラ
ケットとの間に隙間が発生せず、隙間から工具を差し込
んでロック機構を破壊することができず、又、ロック機
構の底面がブラケットによって覆われるためにロック機
構底面の蓋を締結するネジが外から外されることがな
く、盗難を配慮した特殊ボルトが不要となってコストダ
ウンが図られるという効果が得られる。
【0047】請求項5記載の発明によれば、ブラケット
にリヤキャリアとサークルロック及びリヤフェンダの取
付部を一体に形成したため、部品点数が削減されてコス
トダウンが図られるとともに、電動自転車の外観性が高
められるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動自転車の側面図である。
【図2】電動自転車のバッテリボックス装着部の側面図
である。
【図3】電動自転車のロック機構部の破断側面図であ
る。
【図4】図2のA−A線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 電動自転車 12 シートチューブ 28 シートチューブ 30 リヤフェンダ 33 バッテリボックス 33d 凸部 36 ブラケット 36b 凸部 36c〜36d 取付部 37 ロック機構 37a ロックバー 37b スカート部 38 ボルト 40 サークルロック 41 リヤキャリア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリを収納したバッテリボックスを
    シートチューブ後方の空間にシートチューブに沿って脱
    着可能に配置するとともに、該バッテリボックスのロッ
    ク機構を車体に固定して成る電動自転車において、 左右一対のシートステーに架設されたブラケット上に前
    記ロック機構を取り付け、該ロック機構を前記バッテリ
    ボックスの上部近傍に配置したことを特徴とする電動自
    転車のバッテリボックスロック構造。
  2. 【請求項2】 前記ロック機構を前記ブラケットにボル
    トで締結し、該ボルトの頭部を装着状態にある前記バッ
    テリボックスで覆ったことを特徴とする請求項1記載の
    電動自転車のバッテリボックスロック構造。
  3. 【請求項3】 前記バッテリボックスが装着状態にある
    ときに前記ロック機構のロックバーと前記ボルトの頭部
    を上方から覆う凸部をバッテリボックスの上部に突設し
    たことを特徴とする請求項2記載の電動自転車のバッテ
    リボックスロック構造。
  4. 【請求項4】 前記ロック機構の周囲にスカート部を形
    成し、前記ブラケットのロック機構の底面に対向する部
    分に凸部を形成して該凸部をロック機構のスカート部内
    に収納したことを特徴とする請求項1記載の電動自転車
    のバッテリボックスロック構造。
  5. 【請求項5】 前記ブラケットにリヤキャリアとサーク
    ルロック及びリヤフェンダの取付部を一体に形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の電動自転車のバッテリボ
    ックスロック構造。
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