JP2013252736A - 競走艇の船外機 - Google Patents

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友邦 田村
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Abstract

【課題】船外機からバッテリを備えたバッテリユニットを取り外し又は取り付けをする際に、感電しないような安全な競走艇の船外機を提供すること。
【解決手段】モータユニット3からバッテリユニット4を外した状態では、端子T1とT3との接続が解除されると共に端子T2とT4との接続が解除されて、リードスイッチ10は磁石26から離れるため、このリードスイッチ10は開成する。従って、保護リレー7は消磁し、そのスイッチ7Aを開成させるので、前記端子T1、T2及び端子T3、T4にバッテリセル6からの電源供給が停止するので、前記バッテリユニット4の端子T1、T2間に電流が流れることがない。
【選択図】図10

Description

この発明は、ボートレース用船舶である競走艇の船外機に関するものである。
従来、競走艇の駆動源はエンジンによるものであったが(例えば、特許文献1参照)、近年の環境問題に対する風潮もあり、環境にやさしい電気駆動が求められている。このため、競走艇の駆動源として、エンジン駆動に代えてモータ駆動が考えられる。
特開2007−162903号公報
しかし、このモータ駆動方式にすると、船外機にバッテリを搭載した場合には、このバッテリに充電する必要が生じることとなる。この場合、充電器にて充電するために、船外機からバッテリを備えたバッテリユニットを取り外し又は取り付けをする際に、間違ってこのバッテリユニットの端子に手等が触れてしまうと、感電することとなって、生命に危険を及ぼす事故が発生する可能性がある。
そこで、本発明は船外機からバッテリを備えたバッテリユニットを取り外し又は取り付けをする際に、感電しないような安全な競走艇の船外機を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、上から接続端子及びバッテリを備えたバッテリユニットと、このバッテリユニットの前記接続端子に接続する接続端子と前記バッテリから電源が供給可能な駆動モータとを備えたモータユニットと、前記駆動モータにより回動するプロペラを備えたロワーユニットとを備えた競走艇の船外機であって、
前記バッテリユニットを前記モータユニットに着脱可能に取り付けると共に前記バッテリユニットに検出装置を取り付け、
この検出装置が前記モータユニットに前記バッテリユニットを取り付けことを検出する検出体を前記モータユニットに取り付け、
前記モータユニットから前記バッテリユニットが取り外されて、前記検出装置が前記検出体を検出しなくなると前記バッテリユニットの前記接続端子への前記電源の供給を停止させる保護回路を設けた
ことを特徴とする。
また第2の発明は、上から接続端子及びバッテリを備えたバッテリユニットと、このバッテリユニットの前記接続端子に接続する接続端子と前記バッテリから電源が供給可能な駆動モータとを備えたモータユニットと、前記駆動モータにより回動するプロペラを備えたロワーユニットとを備えた競走艇の船外機であって、
前記バッテリユニットを前記モータユニットに着脱可能に取り付けると共に前記バッテリユニットにリードスイッチを取り付け、
前記モータユニットに前記バッテリユニットを取り付けた際に前記リードスイッチに近接してこのリードスイッチを閉成させる磁石を前記モータユニットに取り付け、
前記モータユニットから前記バッテリユニットが取り外されて、前記リードスイッチが開成した際に、前記バッテリユニットの前記接続端子への前記電源の供給を停止させる保護回路を設けた
ことを特徴とする。
本発明によれば、船外機からバッテリを備えたバッテリユニットを取り外し又は取り付けをする際に、感電しないような安全な競走艇の船外機を提供することができる。
競走艇の船外機の正面図である。 同じく船外機の右側面図である。 同じく船外機の一部破断せる右側面図である。 同じく分解した船外機の概略右側面図である。 施錠装置による施錠前の状態を示す図である。 施錠装置による施錠後の状態を示す図である。 図3の円Aの拡大図である。 図3の円Bの拡大図である。 分解した船外機の右側面図である。 第1の実施形態の感電保護バッテリ回路を示す図である。 第1の実施形態の感電保護バッテリ回路のバッテリセルに充電するための回路図である。 第2の実施形態の感電保護バッテリ回路を示す図である。 第2の実施形態の感電保護バッテリ回路のバッテリセルに充電するための回路図である。
以下、本発明のボートレース用船舶である競走艇の船外機1の実施形態について、図1乃至図12に基づいて説明する。先ず、図1乃至図3において、前記船外機1は下からロワーユニット2、このロワーユニット2に上方から着脱可能に取付けられるモータユニット3及びこのモータユニット3に上方から着脱可能に取付けられるバッテリユニット4とから構成される。
図3及び図4に示すように、前記バッテリユニット4の箱体4A内には、複数のバッテリセル6、このバッテリセル6に電気配線接続される保護回路を構成する保護リレー7、この保護リレー7に電気配線接続されるリレー駆動用電源回路8(例えば、DC−DCコンバータ等から構成される。)、このリレー駆動用電源回路8に電気配線接続される主電源スイッチ9、この主電源スイッチ9に電気配線接続される検出装置であるリードスイッチ10、電気配線を接続するための防水型のウォータスポーツ用のコネクタ(雌側)11などが配設される。
前記箱体4Aは、上面及び四側面とから構成されて下面を開口した箱体本体4A1と、この箱体本体4A1の下面開口を防水のために枠板状を呈して全周に亘って配設されたパッキング4A2を介して閉塞するもので前述したバッテリセル6等を搭載した蓋体4A3とから構成される。このパッキング4A2により、前記箱体本体4と蓋体4A3との隙間から前記バッテリユニット4内に水が浸入することを防止できる。従って、前記バッテリユニット4内の電気部品が水に濡れることによる漏電を防止できると共に構成部品のサビや腐食を防止できる。なお、前記箱体本体4A1と前記蓋体4A3とは、図示しない固定手段、例えば、ボルトとナットにより固定される。
そして、図3、図5乃至図7に示すように、前記モータユニット3に上方から前記バッテリユニット4がパッキング14を介して着脱可能に取付けられる。即ち、前記バッテリユニット4の前記蓋体4A3の周側面下部と前記モータユニット3の箱体3Aを形成する箱体本体3A1の周側面下部とに複数の施錠装置15が設けられ、この施錠装置15により前記モータユニット3に上方から載置した前記バッテリユニット4がパッキング14を介して着脱可能に取付け固定される。従って、前記箱体本体3A1と前記蓋体4A3とに接する前記パッキング14により、前記バッテリユニット4と前記モータユニット3との隙間から前記バッテリユニット4内に水が浸入することを防止できる。従って、前記バッテリユニット4内の電気部品が水に濡れることによる漏電を防止できると共に構成部品のサビや腐食を防止できる。
なお、固定手段である前記施錠装置15は、充電を行うことなどのために、頻繁に前記バッテリユニット4を前記モータユニット3から取り外したり、逆に取り付けたりするために、工具を使用しないで施錠できるものが望ましく、また好ましくはキーも使用しないものが望まれる。
以下、前記施錠装置15について説明すると、16は前記バッテリユニット4の前記蓋体4A3の外側面にネジ17を締め付け回動させることによりその側面部が固定されると共に下部が上方へ湾曲されたフック、18は前記モータユニット3の箱体本体3A1の外側面に固定される取付板、19はこの取付板18に回動可能に支持された回動摘み、20はこの回動摘み上部に回動可能に支持されると共に前記フック16に係止する係止体である。
従って、前記モータユニット3に上方から前記パッキング14を介して前記バッテリユニット4を載置した状態で、前記回動摘み19を上方へ回動させ、前記係止体20を前記フック16に係合させた状態として、前記回動摘み19を下方へ回動させることにより、前記モータユニット3に前記バッテリユニット4を水密状態に取り付け固定することができる。
前記モータユニット3の前記箱体3Aを形成する前記箱体本体3A1の下面開口を防水のために枠板状を呈して全周に亘って配設されたパッキング21を介して閉塞する蓋体3A2上には、プリント基板22が浮かせた状態で固定され、また競走艇の船外機1の駆動源となる駆動モータ23などが固定される。そして、前記プリント基板22上には前記駆動モータ23などを制御するモータコントローラ24が搭載される。従って、前記パッキング21により、前記箱体本体3A1と前記蓋体3A2との隙間から前記モータユニット3内に水が浸入することを防止できる。従って、前記モータユニット3内の電気部品が水に濡れることによる漏電を防止できると共に構成部品のサビや腐食を防止できる。
25は電気配線を接続するための防水型のウォータスポーツ用のコネクタ(雄側)で、前記コネクタ(雌側)11と接続される。26は検出体である磁石で、この磁石26が前記蓋体4A3の内側面に固定された前記リードスイッチ10に近接する位置の前記箱体本体3A1の上面の内側面に固定され、前記モータユニット3に前記バッテリユニット4が取り付けられた際に、前記磁石26に感応して前記リードスイッチ10が閉成することとなる。即ち、前記モータユニット3に前記バッテリユニット4が載置して、前記磁石26が前記リードスイッチ10に近接すると、このリードスイッチ10のリードに磁界が加わり、リードが磁化されて回路が閉じ、このリードスイッチ10は閉成することとなり、逆に前記モータユニット3から前記バッテリユニット4が取り外されると、このリードスイッチ10は開成することとなる。
次に、前記モータユニット3が図8に示すように、着脱可能に取り付け固定される前記ロワーユニット2について説明する。即ち、前記ロワーユニット2の前記箱体2Aを形成する上箱体本体2A1の上面2A11上に防水のために枠板状を呈して全周に亘って配設されたパッキング28を介して前記モータユニット3が載置した状態で、固定手段である複数のボルト30を締め付け回動させることによりワッシャー29を介して固定される。従って、前記パッキング28により、前記蓋体3A2と前記上箱体本体2A1との隙間から前記ロワーユニット2内に水が浸入することを阻止できる。従って、前記ロワーユニット2内の構成部品のサビや腐食を防止できる。
前記ロワーユニット2の前記上箱体本体2A1には、ギヤケース31が接続され、このギヤケース31にはテールキャップ33が接続され、一端にプロペラ34が連結されると共に他端にベベルギア32を備えたプロペラシャフト35が軸受け36Aを介在させた状態で前記テールキャップ33及び前記ギヤケース31内に配設される。
なお、下方に延びた前記駆動モータ23の出力軸には、カップリング37を介して前記ロワーユニット2内に延びたドライブシャフト38が連結される。このドライブシャフト38はシャフト支持部42内の軸受け36Bを介した状態で前記テールキャップ33及び前記上箱体本体2A1内に配設される。
そして、前記ドライブシャフト38の下端にはベベルギア39が設けられ、前記プロペラシャフト35の先端部に設けられた前記ベベルギア32に前記ベベルギア39が噛み合って、垂直方向に延びた前記ドライブシャフト38の回転力が両ベベルギア39、32を介して水平方向に延びた前記プロペラシャフト35に伝達される。なお、前記ベベルギア32と39とで、回転方向変換機構を構成する。
また、前記ロワーユニット2の側面部には、前記船外機1を競走艇(図示せず)に固定するためのブラケット装置40が回動可能に設けられ、そのクランプ部41とで競走艇の一部を挟むようにして固定する。
そして、図9に示すように、前記ロワーユニット2、前記モータユニット3、前記バッテリユニット4が分離している状態において、図1及び図2に示すように、これらを組み立てて、前記船外機1を構成する。先ず、初めに前記ロワーユニット2の前記箱体2Aを形成する上箱体本体2A1の上面2A11上にパッキング28を介して前記モータユニット3を載置させ、前記ロワーユニット2とモータユニット3とを複数のボルト30によりワッシャー29を介して固定する。
この場合、前記モータユニット3の前記駆動モータ23の出力軸には前記カップリング37が固定されているので、前記ロワーユニット2上に前記モータユニット3を載置させる際に、前記ロワーユニット2内のドライブシャフト38と前記カップリング37とを連結させた状態とした上で、前記ロワーユニット2とモータユニット3とを固定する。
次に、前記モータユニット3に上方から前記パッキング14を介して前記バッテリユニット4を載置させ、前記回動摘み19を上方へ回動させ、前記係止体20を前記フック16に係合させた状態として、前記回動摘み19を下方へ回動させることにより、前記モータユニット3に前記バッテリユニット4を固定する。
近年の環境問題に対する風潮もあり、環境にやさしい電気駆動が求められており、前記ロワーユニット2に前記駆動モータ23を備えた前記モータユニット3を着脱可能に取り付けたから、現在ボートレースで使用されているロワーユニット2に、動力源をエンジンとしたユニットに代えて駆動モータ23を動力源とした前記モータユニット3を代替使用できる。従って、既存のロワーユニット2にも取り付けられるから、このロワーユニット2を新規に設計する必要もなく、コスト削減に貢献できる。
ボートレースにおいて、船外機1の整備は競艇選手の自主整備であり、限られた時間で最高の整備状態にする必要があり、船外機を安全に且つ迅速に整備できる構造が求められるが、前記ロワーユニット2に前記モータユニット3を固定手段であるボルト30を介して着脱可能に取り付けたから、また前記モータユニット3に前記バッテリユニット4を固定手段である前記施錠装置15により着脱可能に取り付けたから、前記ロワーユニット2、前記モータユニット3、前記バッテリユニット4の整備を行うことができる。
また、前記モータユニット3から前記バッテリユニット4を取り外し、充電することも容易となるばかりか、使用している充電能力に問題がある前記バッテリユニット4を他の問題の無い新しいバッテリユニット4に交換することが可能となる。
次に、図10に基づいて感電保護バッテリ回路の第1の実施形態について説明する。競艇選手に操作される前記主電源スイッチ9の一方の接点には直列接続された複数のバッテリセル6の一端側が接続され、この複数のバッテリセル6の他端側は保護リレー7のスイッチ7Aの一方の接点及びリレー駆動用電源回路8に接続される。そして、前記リレー駆動用電源回路8は更に前記主電源スイッチ9の他方の接点に接続され、前記保護リレー7のスイッチ7Aの他方の接点はプラス側端子T1に接続される。
前記保護リレー7のコイル7Bの一端は前記リードスイッチ10の一方の接点に接続されると共に、前記コイル7Bの他端は前記リレー駆動用電源回路8を介して前記リードスイッチ10の他方の接点に接続される。なお、複数のバッテリセル6の他端側はマイナス側端子T2に接続される。
前記駆動モータ23を制御する前記モータコントローラ24はプラス側端子T3及びマイナス側端子T4に接続される。また、このモータコントローラ24は競艇選手により操作されるスロットルレバー(図示せず)に接続される。
次の、前記ロワーユニット2とモータユニット3とバッテリユニット4とが連結固定させた前記船外機1を、ボートレース場において競走艇に固定した場合の動作について説明する。先ず、競艇選手が前記主電源スイッチ9を操作して閉成させると、複数のバッテリセル6によりリレー駆動用電源回路8に電源が供給される。
従って、前記モータユニット3と前記バッテリユニット4とが連結されているので、リードスイッチ10は近接している前記磁石26により閉成しているので、リレー駆動用電源回路8−保護リレー7のコイル7B−リードスイッチ10−リレー駆動用電源回路8の閉回路により前記保護リレー7は励磁し、そのスイッチ7Aを閉成させる。このため、端子T1とT3とが、また端子T2とT4とが接続されているので、複数の前記バッテリセル6から前記モータコントローラ24を介して前記駆動モータ23への電源供給が可能となり、競艇選手がスロットルレバーを操作すると、その操作度合に応じて前記モータコントローラ24により(内部の可変抵抗の抵抗値が変化して)前記駆動モータ23への電流量が変化し、その出力が変化され、前記プロペラ34の推進力が変化して競艇の移動速度が変化することとなる。
次に、前記主電源スイッチ9を開成した状態において、前記モータユニット3から前記バッテリユニット4を外して、複数のバッテリセル6に充電する動作について説明する。先ず、図6に示す状態から図5に示すように、前記回動摘み19を上方へ回動させて、前記係止体20と前記フック16との係合を解除させた状態として、この解除させたままで前記回動摘み19を下方へ回動させることにより、前記モータユニット3と前記バッテリユニット4との固定を解除する。
次いで、前記モータユニット3から前記バッテリユニット4を外して、このバッテリユニット4を充電回路43及び検出体である磁石44を備えた充電器45にセットする(図11参照)。なお、前記バッテリユニット4を前記充電器45にセットした際に、前記リードスイッチ10が前記磁石44の近接したことを検出できる前記充電器45における位置に取り付けられる。
そして、この前記モータユニット3から前記バッテリユニット4を外した状態では、端子T1とT3との接続が解除されると共に端子T2とT4との接続が解除されて、前記リードスイッチ10は前記磁石26から離れるため、このリードスイッチ10は前記バッテリユニット4の取り外しを検出して開成するため、前記保護リレー7は消磁し、そのスイッチ7Aを開成させるので、前記端子T1、T2及び端子T3、T4に前記バッテリセル6からの電源供給が停止するので、前記バッテリユニット4の端子T1、T2間に電流が流れることがなく、またモータユニット3の端子T3、T4間に電流が流れることがなく、競艇選手等が感電することが防止できる。しかも、前記バッテリユニット4の表面に前記端子T1、T2が露出していて手などが触れ易くとも、感電を防止することができる。
そして、前述したように、前記バッテリユニット4を前記充電器45にセットすると端子T1とT5とが、また端子T2とT6とが接続されることとなり、前記磁石44と前記リードスイッチ10は近接してこのリードスイッチ10は閉成する。この状態で、競艇選手などが前記主電源スイッチ9を操作して閉成させると、複数のバッテリセル6によりリレー駆動用電源回路8に電源が供給され、前記リードスイッチ10は閉成しているので、リレー駆動用電源回路8−保護リレー7のコイル7B−リードスイッチ10−リレー駆動用電源回路8の閉回路により前記保護リレー7は励磁し、そのスイッチ7Aを閉成させる。
従って、前記充電回路43により前記保護リレー7のスイッチ7Aを介して、複数のバッテリセル6は充電されることとなる。そして、十分な充電を終えて、この充電器45から前記バッテリユニット4を外すと、端子T1とT5との接続が解除されると共に端子T2とT6との接続が解除されて、前記リードスイッチ10は磁石44から離れるため、このリードスイッチ10は前記充電器45からの前記バッテリユニット4の取り外しを検出して開成するため、前記保護リレー7は消磁し、そのスイッチ7Aを開成させるので、前記端子T1、T2及び端子T5、T6に前記バッテリセル6からの電源供給が停止するので、前記バッテリユニット4の端子T1、T2間に電流が流れることがなく、競艇選手等が感電することが防止できる。
次に、図12及び図13に基づいて感電保護バッテリ回路の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態では、前述した第1の実施形態と異なる点について、主として説明する。即ち、第2の実施形態では、第1の実施形態の前記リレー駆動用電源回路8に代えて、リレー駆動用別電源回路47を使用する。
前述したように、前記ロワーユニット2とモータユニット3とバッテリユニット4とが連結固定させた前記船外機1をボートレース場において競走艇に固定して、競艇選手が前記主電源スイッチ9を操作して閉成させると、リレー駆動用別電源回路47から電源が供給され、リードスイッチ10は閉成しているので、リレー駆動用別電源回路47−保護リレー7のコイル7B−リードスイッチ10−主電源スイッチ9−リレー駆動用別電源回路47の閉回路により前記保護リレー7は励磁し、そのスイッチ7Aを閉成させる。このため、端子T1とT3とが、また端子T2とT4とが接続されているので、複数の前記バッテリセル6から前記モータコントローラ24を介して前記駆動モータ23への電源供給が可能となり、競艇選手がスロットルレバーを操作すると、前記プロペラ34の推進力が変化して競艇の移動速度が変化することとなる。
次に、前記主電源スイッチ9を開成した状態において、前述したように、前記モータユニット3から前記バッテリユニット4を外して、複数のバッテリセル6に充電する動作について説明する。先ず、前記モータユニット3と前記バッテリユニット4との固定を解除して、前記モータユニット3から前記バッテリユニット4を外して、このバッテリユニット4を充電回路43及び磁石44を備えた充電器45にセットする。
なお、この前記モータユニット3から前記バッテリユニット4を外した状態では、端子T1とT3との接続が解除されると共に端子T2とT4との接続が解除されて、前記リードスイッチ10は前記磁石26から離れるため、このリードスイッチ10は前記バッテリユニット4の取り外しを検出して開成するため、前記保護リレー7は消磁し、そのスイッチ7Aを開成させるので、前記端子T1、T2及び端子T3、T4に前記バッテリセル6からの電源供給が停止するので、前記バッテリユニット4の端子T1、T2間に電流が流れることがなく、またモータユニット3の端子T3、T4間に電流が流れることがなく、競艇選手等が感電することが防止できる。
そして、前述したように、前記バッテリユニット4を前記充電器45にセットすると端子T1とT5とが、また端子T2とT6とが接続されることとなり、この状態で競艇選手などが前記主電源スイッチ9を操作して閉成させると、リレー駆動用別電源回路47から電源が供給され、磁石44とリードスイッチ10は近接してリードスイッチ10は閉成しているので、リレー駆動用別電源回路47−保護リレー7のコイル7B−リードスイッチ10−主電源スイッチ9−リレー駆動用別電源回路47の閉回路により前記保護リレー7は励磁し、そのスイッチ7Aを閉成させる。
従って、前記充電回路43により前記保護リレー7のスイッチ7Aを介して、複数のバッテリセル6は充電されることとなる。そして、十分な充電を終えて、この充電器45から前記バッテリユニット4を外すと、端子T1とT5との接続が解除されると共に端子T2とT6との接続が解除されて、前記リードスイッチ10は磁石44から離れるため、このリードスイッチ10は前記バッテリユニット4の前記充電器45からの取り外しを検出して開成するため、前記保護リレー7は消磁し、そのスイッチ7Aを開成させるので、前記端子T1、T2及び端子T5、T6に前記バッテリセル6からの電源供給が停止するので、前記バッテリユニット4の端子T1、T2間に電流が流れることがなく、競艇選手等が感電することが防止できる。
以上のように、前記バッテリユニット4の前記モータユニット3への取り付け・取り外しの際に、また前記バッテリユニット4の充電器45への取り付け・取り外しの際に、更には前記バッテリユニット4単体の運搬の際に、競艇選手等が感電することが防止でき、安全な競走艇の船外機を提供することができる。
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1 船外機
2 ロワーユニット
3 モータユニット
4 バッテリユニット
6 バッテリセル
7 保護リレー
10 リードスイッチ
14 パッキング
15 施錠装置
26 磁石
T1、T2 端子

Claims (2)

  1. 上から接続端子及びバッテリを備えたバッテリユニットと、このバッテリユニットの前記接続端子に接続する接続端子と前記バッテリから電源が供給可能な駆動モータとを備えたモータユニットと、前記駆動モータにより回動するプロペラを備えたロワーユニットとを備えた競走艇の船外機であって、
    前記バッテリユニットを前記モータユニットに着脱可能に取り付けると共に前記バッテリユニットに検出装置を取り付け、
    この検出装置が前記モータユニットに前記バッテリユニットを取り付けことを検出する検出体を前記モータユニットに取り付け、
    前記モータユニットから前記バッテリユニットが取り外されて、前記検出装置が前記検出体を検出しなくなると前記バッテリユニットの前記接続端子への前記電源の供給を停止させる保護回路を設けた
    ことを特徴とする競走艇の船外機。
  2. 上から接続端子及びバッテリを備えたバッテリユニットと、このバッテリユニットの前記接続端子に接続する接続端子と前記バッテリから電源が供給可能な駆動モータとを備えたモータユニットと、前記駆動モータにより回動するプロペラを備えたロワーユニットとを備えた競走艇の船外機であって、
    前記バッテリユニットを前記モータユニットに着脱可能に取り付けると共に前記バッテリユニットにリードスイッチを取り付け、
    前記モータユニットに前記バッテリユニットを取り付けた際に前記リードスイッチに近接してこのリードスイッチを閉成させる磁石を前記モータユニットに取り付け、
    前記モータユニットから前記バッテリユニットが取り外されて、前記リードスイッチが開成した際に、前記バッテリユニットの前記接続端子への前記電源の供給を停止させる保護回路を設けた
    ことを特徴とする競走艇の船外機。
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