JPH09226382A - 電動自転車の電池配列構造 - Google Patents
電動自転車の電池配列構造Info
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- JPH09226382A JPH09226382A JP8043582A JP4358296A JPH09226382A JP H09226382 A JPH09226382 A JP H09226382A JP 8043582 A JP8043582 A JP 8043582A JP 4358296 A JP4358296 A JP 4358296A JP H09226382 A JPH09226382 A JP H09226382A
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- batteries
- battery
- battery box
- electric bicycle
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- 238000012856 packing Methods 0.000 claims abstract description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 210000003771 C cell Anatomy 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M6/00—Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
- B62M6/80—Accessories, e.g. power sources; Arrangements thereof
- B62M6/90—Batteries
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バッテリの占有スペースを最小にしてバッテ
リボックスの小型・コンパクト化を図ることができる電
動自転車の電池配列構造を提供すること。 【構成】 複数の円柱状電池27aをシュリンクパック
して構成されるバッテリ27を収納したバッテリボック
ス25を着脱自在に取り付けて成る電動自転車の前記電
池27aの配列構造において、前記複数の電池27aを
それらの軸線が互いに平行になるように互いに接触させ
て3列以上に配列し、各電池27aがこれに隣接する列
の2個の電池27aの間に嵌り込むようにして隣接する
3個の電池27aの各軸中心を結ぶ直線が正三角形を形
成するようにする(俵積み)。本発明によれば、バッテ
リ27を構成する複数の電池27aの占有スペースを最
小に保ってバッテリボックス25の小型・コンパクト化
を図ることができ、該バッテリボックス25の持ち運び
が便利となる他、このバッテリボックス25がライダー
の乗り降りの障害となることがない。
リボックスの小型・コンパクト化を図ることができる電
動自転車の電池配列構造を提供すること。 【構成】 複数の円柱状電池27aをシュリンクパック
して構成されるバッテリ27を収納したバッテリボック
ス25を着脱自在に取り付けて成る電動自転車の前記電
池27aの配列構造において、前記複数の電池27aを
それらの軸線が互いに平行になるように互いに接触させ
て3列以上に配列し、各電池27aがこれに隣接する列
の2個の電池27aの間に嵌り込むようにして隣接する
3個の電池27aの各軸中心を結ぶ直線が正三角形を形
成するようにする(俵積み)。本発明によれば、バッテ
リ27を構成する複数の電池27aの占有スペースを最
小に保ってバッテリボックス25の小型・コンパクト化
を図ることができ、該バッテリボックス25の持ち運び
が便利となる他、このバッテリボックス25がライダー
の乗り降りの障害となることがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の円柱状電池
をシュリンクパックして構成されるバッテリを収納した
バッテリボックスを着脱自在に取り付けて成る電動自転
車の電池配列構造に関する。
をシュリンクパックして構成されるバッテリを収納した
バッテリボックスを着脱自在に取り付けて成る電動自転
車の電池配列構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自走式の電動自転車の他、人力による駆
動力を電動モータによる補助動力によって補う電動自転
車が提案され、既に実用に供されているが、この種の電
動自転車においてはバッテリを車体に搭載することが不
可欠となる。
動力を電動モータによる補助動力によって補う電動自転
車が提案され、既に実用に供されているが、この種の電
動自転車においてはバッテリを車体に搭載することが不
可欠となる。
【0003】ところで、バッテリとして複数の円柱状電
池をシュリンクパックしたものを用い、これをバッテリ
ボックス内に収納する方式を採用する電動自転車が提案
されている。斯かる電動自転車にあっては、バッテリボ
ックスはバッテリの充電時の利便を考慮して車体から容
易に取り外すことができる構造とすることが望ましく、
又、ライダーの乗降時の邪魔にならず、且つ、持ち運び
に便利なように小型・コンパクトに構成されるべきであ
る。
池をシュリンクパックしたものを用い、これをバッテリ
ボックス内に収納する方式を採用する電動自転車が提案
されている。斯かる電動自転車にあっては、バッテリボ
ックスはバッテリの充電時の利便を考慮して車体から容
易に取り外すことができる構造とすることが望ましく、
又、ライダーの乗降時の邪魔にならず、且つ、持ち運び
に便利なように小型・コンパクトに構成されるべきであ
る。
【0004】而して、バッテリボックスを小型・コンパ
クトに構成するためには、これに収納される複数の電池
の占有スペースが最小限となるようにそれらの配列を工
夫する必要がある。
クトに構成するためには、これに収納される複数の電池
の占有スペースが最小限となるようにそれらの配列を工
夫する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9(a)〜(f)に
計20個の充電式の電池(二次電池)27aの配列パタ
ーンをそれぞれ示すが、同図(a)〜(c)は複数の電
池27aを2列10段、3列7段、4列5段に方形積み
(隣接する4個の電池27aの軸中心を結ぶ直線が正方
形を形成するような配列方法)したパターンをそれぞれ
示すが、何れの場合も電池27a間の隙間が大きく、複
数の電池27aが比較的大きな占有スペースを占めるた
めにバッテリボックスの小型・コンパクト化を図る上か
らは最良の配列パターンとは言い難い。尚、図9
(a),(b),(c)に示す方形積みにおいて電池2
7aが占める容積はそれぞれ1239cc,1251c
c,1239ccとなる。
計20個の充電式の電池(二次電池)27aの配列パタ
ーンをそれぞれ示すが、同図(a)〜(c)は複数の電
池27aを2列10段、3列7段、4列5段に方形積み
(隣接する4個の電池27aの軸中心を結ぶ直線が正方
形を形成するような配列方法)したパターンをそれぞれ
示すが、何れの場合も電池27a間の隙間が大きく、複
数の電池27aが比較的大きな占有スペースを占めるた
めにバッテリボックスの小型・コンパクト化を図る上か
らは最良の配列パターンとは言い難い。尚、図9
(a),(b),(c)に示す方形積みにおいて電池2
7aが占める容積はそれぞれ1239cc,1251c
c,1239ccとなる。
【0006】一方、図9(d)〜(f)は複数の電池2
7aを2列10段、3列7段、4列5段に俵積み(各電
池27aがこれに隣接する列の2個の電池27aの間に
嵌り込むようにして隣接する3個の電池27aの各軸中
心を結ぶ直線が正三角形を形成するような配列方法)し
たパターンをそれぞれ示すが、これらの配列パターンで
は各電池27a間の隙間が小さいために図9(a)〜
(c)に示した方形積みに対して電池27aの占有スペ
ースは小さく抑えられるが、図9(d)に示す配列パタ
ーンはバッテリボックスの持ち運びの利便性を考慮する
と寸法及び形状的に不都合を生ずるばかりか、他の図9
(e),(f)に示す配列パターンに比して電池27a
の占有スペースも大きくなる。尚、図9(d),
(e),(f)に示す方形積みにおいて電池27aが占
める容積はそれぞれ1163cc,11421cc,1
131.9ccとなる従って、バッテリボックスの小型
・コンパクト化を図ってその持ち運びを容易にするとと
もに、該バッテリボックスがライダーの乗り降りの障害
とならないようにする目的からは、複数の電池27aを
3列以上俵積みした図9(e),(f)に示す配列パタ
ーンが最良であるとの結論に達する。
7aを2列10段、3列7段、4列5段に俵積み(各電
池27aがこれに隣接する列の2個の電池27aの間に
嵌り込むようにして隣接する3個の電池27aの各軸中
心を結ぶ直線が正三角形を形成するような配列方法)し
たパターンをそれぞれ示すが、これらの配列パターンで
は各電池27a間の隙間が小さいために図9(a)〜
(c)に示した方形積みに対して電池27aの占有スペ
ースは小さく抑えられるが、図9(d)に示す配列パタ
ーンはバッテリボックスの持ち運びの利便性を考慮する
と寸法及び形状的に不都合を生ずるばかりか、他の図9
(e),(f)に示す配列パターンに比して電池27a
の占有スペースも大きくなる。尚、図9(d),
(e),(f)に示す方形積みにおいて電池27aが占
める容積はそれぞれ1163cc,11421cc,1
131.9ccとなる従って、バッテリボックスの小型
・コンパクト化を図ってその持ち運びを容易にするとと
もに、該バッテリボックスがライダーの乗り降りの障害
とならないようにする目的からは、複数の電池27aを
3列以上俵積みした図9(e),(f)に示す配列パタ
ーンが最良であるとの結論に達する。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、バッテリの占有スペースを最
小にしてバッテリボックスの小型・コンパクト化を図る
ことができる電動自転車の電池配列構造を提供すること
にある。
で、その目的とする処は、バッテリの占有スペースを最
小にしてバッテリボックスの小型・コンパクト化を図る
ことができる電動自転車の電池配列構造を提供すること
にある。
【0008】又、複数の電池をシュリンクパックしたバ
ッテリにおいては、複数の電池は電気的に直列に接続さ
れているが、バッテリの2つの出力端子が異なる側に位
置すると電気配線が長くなって不経済である他、電気配
線の取り回しも複雑化するという問題が発生する。
ッテリにおいては、複数の電池は電気的に直列に接続さ
れているが、バッテリの2つの出力端子が異なる側に位
置すると電気配線が長くなって不経済である他、電気配
線の取り回しも複雑化するという問題が発生する。
【0009】従って、本発明の他の目的とする処は、電
気配線を短縮することができる電動自転車の電池配列構
造を提供することにある。
気配線を短縮することができる電動自転車の電池配列構
造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、複数の円柱状電池をシュリ
ンクパックして構成されるバッテリを収納したバッテリ
ボックスを着脱自在に取り付けて成る電動自転車の前記
電池の配列構造において、前記複数の電池をそれらの軸
線が互いに平行になるように互いに接触させて3列以上
に配列し、各電池がこれに隣接する列の2個の電池の間
に嵌り込むようにして隣接する3個の電池の各軸中心を
結ぶ直線が正三角形を形成するようにしたことを特徴と
する。
め、請求項1記載の発明は、複数の円柱状電池をシュリ
ンクパックして構成されるバッテリを収納したバッテリ
ボックスを着脱自在に取り付けて成る電動自転車の前記
電池の配列構造において、前記複数の電池をそれらの軸
線が互いに平行になるように互いに接触させて3列以上
に配列し、各電池がこれに隣接する列の2個の電池の間
に嵌り込むようにして隣接する3個の電池の各軸中心を
結ぶ直線が正三角形を形成するようにしたことを特徴と
する。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記複数の電池を電気的に直列に接続し、
バッテリの出力端子が同側に位置するように複数の電池
の直列接続パターンを決定したことを特徴とする。
明において、前記複数の電池を電気的に直列に接続し、
バッテリの出力端子が同側に位置するように複数の電池
の直列接続パターンを決定したことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記複数の電池を3列に配列し、端の1列
においては電池同士を互い直列接続し、他の2列におい
ては異なる列同士の2個の電池の接続と同列同士の2個
の電池の接続を交互に繰り返すことを特徴とする。
明において、前記複数の電池を3列に配列し、端の1列
においては電池同士を互い直列接続し、他の2列におい
ては異なる列同士の2個の電池の接続と同列同士の2個
の電池の接続を交互に繰り返すことを特徴とする。
【0013】従って、請求項1記載の発明によれば、バ
ッテリを構成する複数の電池の占有スペースを最小に保
ってバッテリボックスの小型・コンパクト化を図ること
ができ、該バッテリボックスの持ち運びが便利となる
他、このバッテリボックスがライダーの乗り降りの障害
となることがない。
ッテリを構成する複数の電池の占有スペースを最小に保
ってバッテリボックスの小型・コンパクト化を図ること
ができ、該バッテリボックスの持ち運びが便利となる
他、このバッテリボックスがライダーの乗り降りの障害
となることがない。
【0014】又、請求項2又は3記載の発明によれば、
バッテリの出力端子が同側に位置するように複数の電池
の直列接続パターンが決定されるため、電気配線が短縮
されて経済的効果が得られるとともに、配線の取り回し
も単純化する。
バッテリの出力端子が同側に位置するように複数の電池
の直列接続パターンが決定されるため、電気配線が短縮
されて経済的効果が得られるとともに、配線の取り回し
も単純化する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0016】図1は電動自転車の側面図、図2は本発明
に係る電池配列構造を示す側面図、図3は電動自転車の
バッテリボックス取付部の破断側面図、図4は図3の矢
視A方向の破断面図、図5は図3のB−B線断面図、図
6はバッテリボックスの脱着時の状態を示す破断側面
図、図7はバッテリボックスのオートロック機構部の斜
視図である。
に係る電池配列構造を示す側面図、図3は電動自転車の
バッテリボックス取付部の破断側面図、図4は図3の矢
視A方向の破断面図、図5は図3のB−B線断面図、図
6はバッテリボックスの脱着時の状態を示す破断側面
図、図7はバッテリボックスのオートロック機構部の斜
視図である。
【0017】先ず、図1に基づいて電動自転車1の概略
構成を説明する。
構成を説明する。
【0018】図1において、2は車体前方に位置するヘ
ッドパイプであり、該ヘッドパイプ2にはハンドルステ
ム3が回動自在に挿通している。そして、ハンドルステ
ム3の上端にはハンドル4が結着され、同ハンドルステ
ム3の下端にはフロントフォーク5が結着されており、
該フロントフォーク5の下端部には前輪6が回転自在に
軸支されている。
ッドパイプであり、該ヘッドパイプ2にはハンドルステ
ム3が回動自在に挿通している。そして、ハンドルステ
ム3の上端にはハンドル4が結着され、同ハンドルステ
ム3の下端にはフロントフォーク5が結着されており、
該フロントフォーク5の下端部には前輪6が回転自在に
軸支されている。
【0019】又、前記ヘッドパイプ2からはダウンチュ
ーブ7が車体後方(図1の右方)に向かって斜め下方に
延出しており、該ダウンチューブ7の略水平に延びる後
端部からはシートチューブ8が車体後方に向かって斜め
上方に立設されている。そして、このシートチューブ8
内にはシートポスト9が上下動自在に嵌合保持されてお
り、該シートポスト9の上端にはシート10が支持され
ている。
ーブ7が車体後方(図1の右方)に向かって斜め下方に
延出しており、該ダウンチューブ7の略水平に延びる後
端部からはシートチューブ8が車体後方に向かって斜め
上方に立設されている。そして、このシートチューブ8
内にはシートポスト9が上下動自在に嵌合保持されてお
り、該シートポスト9の上端にはシート10が支持され
ている。
【0020】ところで、車体の略中央下部には、パワー
ユニット11が不図示のブラケットを介してダウンチュ
ーブ7に支持されている。このパワーユニット11は人
力による駆動系と電動モータによる駆動系を並設して構
成され、これにはクランク軸12が回転自在に支承され
ており、該クランク軸12の左右にはクランク13が取
り付けられ、各クランク13の端部にはペダル14が軸
支されている。そして、ダウンチューブ7とシートチュ
ーブ8の接続部周辺と不図示のブラケット及びパワーユ
ニット11の一部はダウンチューブ7に支持された樹脂
製のサイドカバー15によって覆われている。即ち、図
4に示すように、サイドカバー15は左右に2分割され
ており、これはダウンチューブ7の上半部に溶着された
ブラケット16にボルト17及びナット18によって取
り付けられている。尚、図1において、22は前記パワ
ーユニット11を構成するコントローラである。
ユニット11が不図示のブラケットを介してダウンチュ
ーブ7に支持されている。このパワーユニット11は人
力による駆動系と電動モータによる駆動系を並設して構
成され、これにはクランク軸12が回転自在に支承され
ており、該クランク軸12の左右にはクランク13が取
り付けられ、各クランク13の端部にはペダル14が軸
支されている。そして、ダウンチューブ7とシートチュ
ーブ8の接続部周辺と不図示のブラケット及びパワーユ
ニット11の一部はダウンチューブ7に支持された樹脂
製のサイドカバー15によって覆われている。即ち、図
4に示すように、サイドカバー15は左右に2分割され
ており、これはダウンチューブ7の上半部に溶着された
ブラケット16にボルト17及びナット18によって取
り付けられている。尚、図1において、22は前記パワ
ーユニット11を構成するコントローラである。
【0021】又、図1に示すように、不図示のブラケッ
トからは左右一対のチェーンステイ19が車体後方に向
かって延設されており、該チェーンステイ19の後端部
と前記シートチューブ8の上端部とは左右一対のシート
ステイ20によって連結されている。そして、チェーン
ステイ19後端の前記シートステイ20との連結部には
後輪21が回転自在に軸支されており、後輪21にはホ
イールスプロケット23が結着されている。尚、ホイー
ルスプロケット23と前記パワーユニット11に設けら
れた不図示のドライブスプロケットとの間には無端状の
チェーン24が巻装されている。
トからは左右一対のチェーンステイ19が車体後方に向
かって延設されており、該チェーンステイ19の後端部
と前記シートチューブ8の上端部とは左右一対のシート
ステイ20によって連結されている。そして、チェーン
ステイ19後端の前記シートステイ20との連結部には
後輪21が回転自在に軸支されており、後輪21にはホ
イールスプロケット23が結着されている。尚、ホイー
ルスプロケット23と前記パワーユニット11に設けら
れた不図示のドライブスプロケットとの間には無端状の
チェーン24が巻装されている。
【0022】而して、本実施の形態に係る電動自転車1
においては、シート10の下方にバッテリボックス25
が前記ダウンチューブ7とシートチューブ8にその2辺
が支持された状態で取り付けられている。
においては、シート10の下方にバッテリボックス25
が前記ダウンチューブ7とシートチューブ8にその2辺
が支持された状態で取り付けられている。
【0023】上記バッテリボックス25は、図5に示す
ように、左右に2分割された樹脂成形品をビス26によ
って接合一体化してボックス状に成形されており、その
内部には熱収縮性フィルム41によってシュリンクパッ
クされた計20個の単二電池(Cセル)27aから成る
バッテリ27が収納されている。
ように、左右に2分割された樹脂成形品をビス26によ
って接合一体化してボックス状に成形されており、その
内部には熱収縮性フィルム41によってシュリンクパッ
クされた計20個の単二電池(Cセル)27aから成る
バッテリ27が収納されている。
【0024】ここで、複数の電池27aの配列構造を図
2に基づいて説明する。
2に基づいて説明する。
【0025】本実施の形態においては、図9(e)に示
したと同様に、計20個の電池27aがそれらの軸線が
互いに平行になるように互いに接触して3列7段に俵積
み(各電池27aがこれに隣接する列の2個の電池27
aの間に嵌り込むようにして隣接する3個の電池27a
の各軸中心を結ぶ直線が正三角形を形成するような配列
方法)されている。即ち、1列目には6個の電池27a
1 が、2列目と3列目には各7つの電池27a2 ,27
a3 がそれぞれ斜め上下方向に直線状に配列されてお
り、各列の最上段の3個の電池27a1 ,27a2 ,2
7a3 は車体前方に向かって下がるように斜めに配列さ
れている。
したと同様に、計20個の電池27aがそれらの軸線が
互いに平行になるように互いに接触して3列7段に俵積
み(各電池27aがこれに隣接する列の2個の電池27
aの間に嵌り込むようにして隣接する3個の電池27a
の各軸中心を結ぶ直線が正三角形を形成するような配列
方法)されている。即ち、1列目には6個の電池27a
1 が、2列目と3列目には各7つの電池27a2 ,27
a3 がそれぞれ斜め上下方向に直線状に配列されてお
り、各列の最上段の3個の電池27a1 ,27a2 ,2
7a3 は車体前方に向かって下がるように斜めに配列さ
れている。
【0026】ところで、計20個の電池27aは各電池
27aに両端が溶着された導電性の接続プレート42に
よって電気的に直列に接続されているが、これらの電池
27aで構成されるバッテリ27の2つの出力端子43
が図示のように共にバッテリ27の下方に導出するよう
に、電池27aの直列接続パターンが決定されている。
具体的には、同一列に属する電池27aは+極と−極が
交互に変化するようにその向きが決められ、1列目にお
いては電池27a1 同士は接続プレート42によってそ
のまま直列に接続され、他の2列目と3列目において
は、異なる列の2個の電池27a2 と27a3 の接続と
同列の2個の電池27a2 同士及び電池27a3 同士の
接続が交互に繰り返され、この結果、前述のようにバッ
テリ27の2つの出力端子43は共にバッテリ27の下
方に導出している。
27aに両端が溶着された導電性の接続プレート42に
よって電気的に直列に接続されているが、これらの電池
27aで構成されるバッテリ27の2つの出力端子43
が図示のように共にバッテリ27の下方に導出するよう
に、電池27aの直列接続パターンが決定されている。
具体的には、同一列に属する電池27aは+極と−極が
交互に変化するようにその向きが決められ、1列目にお
いては電池27a1 同士は接続プレート42によってそ
のまま直列に接続され、他の2列目と3列目において
は、異なる列の2個の電池27a2 と27a3 の接続と
同列の2個の電池27a2 同士及び電池27a3 同士の
接続が交互に繰り返され、この結果、前述のようにバッ
テリ27の2つの出力端子43は共にバッテリ27の下
方に導出している。
【0027】次に、バッテリボックス25の取付構造の
詳細を図3乃至図7に基づいて説明する。
詳細を図3乃至図7に基づいて説明する。
【0028】バッテリボックス25の上部には、図6に
示すように起倒自在なハンドル28が設けられている。
示すように起倒自在なハンドル28が設けられている。
【0029】上記ハンドル28は軸29によってバッテ
リボックス25に回動自在に枢着されており、図3に示
す状態では、バッテリボックス25の上部側方に設けら
れた充電レセプタクル30をその側壁で覆っている。
尚、このハンドル28の中央部には手を差し込むべき開
口部28a(図4及び図6参照)が形成されている。
リボックス25に回動自在に枢着されており、図3に示
す状態では、バッテリボックス25の上部側方に設けら
れた充電レセプタクル30をその側壁で覆っている。
尚、このハンドル28の中央部には手を差し込むべき開
口部28a(図4及び図6参照)が形成されている。
【0030】又、バッテリボックス25の前面は前記ハ
ンドル28と外形ラインが連なる樹脂製のカバー31に
よって覆われて左右の分割線が隠されており、同バッテ
リボックス25の下部の一側方には、図4に示すよう
に、外側方に向かって膨出する膨出部25aが形成され
ている。そして、バッテリボックス25の膨出部25a
内には、前記バッテリ27に電気的に接続されたコネク
タ33が収納されており、このコネクタ33内には、電
気配線32を介して前記バッテリ27に連なる前記出力
端子43(図2参照)が組み込まれている。
ンドル28と外形ラインが連なる樹脂製のカバー31に
よって覆われて左右の分割線が隠されており、同バッテ
リボックス25の下部の一側方には、図4に示すよう
に、外側方に向かって膨出する膨出部25aが形成され
ている。そして、バッテリボックス25の膨出部25a
内には、前記バッテリ27に電気的に接続されたコネク
タ33が収納されており、このコネクタ33内には、電
気配線32を介して前記バッテリ27に連なる前記出力
端子43(図2参照)が組み込まれている。
【0031】そして、上記コネクタ33はバッテリボッ
クス25の底面を貫通してこれの下方へ突出しており、
バッテリボックス25が装着された状態では、図4に示
すように、該コネクタ33は前記サイドカバー15の上
面に開口する開口部15aを閉じる2枚のシャッター3
4を押し開いてサイドカバー15内に臨み、サイドカバ
ー15の内側に固設された複数の電源端子35に接続さ
れ、この状態でバッテリ27から前記パワーユニット1
1の不図示のコントローラ及び電動モータへの給電が可
能となる。尚、シャッター34は不図示のトーションス
プリングによって開口部15aを閉じる方向に付勢され
ている。
クス25の底面を貫通してこれの下方へ突出しており、
バッテリボックス25が装着された状態では、図4に示
すように、該コネクタ33は前記サイドカバー15の上
面に開口する開口部15aを閉じる2枚のシャッター3
4を押し開いてサイドカバー15内に臨み、サイドカバ
ー15の内側に固設された複数の電源端子35に接続さ
れ、この状態でバッテリ27から前記パワーユニット1
1の不図示のコントローラ及び電動モータへの給電が可
能となる。尚、シャッター34は不図示のトーションス
プリングによって開口部15aを閉じる方向に付勢され
ている。
【0032】ところで、図6に示すように、サイドカバ
ー15の車幅方向中央には側面視略半円形と略三角形の
凸部15b,15cが突設されており、バッテリボック
ス25の底面の車幅方向中央にはサイドカバー15側の
前記凸部15b,15cが嵌合すべき凹部25b,25
cがそれぞれ形成されており、バッテリボックス25が
装着されている状態では、図3に示すようにバッテリボ
ックス25の凹部25b,25cにはサイドカバー15
の凸部15b,15cがそれぞれ嵌合してバッテリボッ
クス25がサイドカバー15に対して前後左右に位置決
めされている。
ー15の車幅方向中央には側面視略半円形と略三角形の
凸部15b,15cが突設されており、バッテリボック
ス25の底面の車幅方向中央にはサイドカバー15側の
前記凸部15b,15cが嵌合すべき凹部25b,25
cがそれぞれ形成されており、バッテリボックス25が
装着されている状態では、図3に示すようにバッテリボ
ックス25の凹部25b,25cにはサイドカバー15
の凸部15b,15cがそれぞれ嵌合してバッテリボッ
クス25がサイドカバー15に対して前後左右に位置決
めされている。
【0033】又、図5に示すように、バッテリボックス
25の後面側にはクッション材としての弾性体36が保
持されており、該バッテリボックス25はシートチュー
ブ8側に押圧されて弾性体36が圧縮された状態で取り
付けられ、その上部がオートロック機構37によって固
定される。
25の後面側にはクッション材としての弾性体36が保
持されており、該バッテリボックス25はシートチュー
ブ8側に押圧されて弾性体36が圧縮された状態で取り
付けられ、その上部がオートロック機構37によって固
定される。
【0034】上記オートロック機構37はシートチュー
ブ8の上端部に固設されており、図7に示すように、こ
れの本体38に形成された凹部38aには出没自在なフ
ック39が臨んでいる。又、本体38の側部には、不図
示のキーを差し込むべきキー溝40が開口している。
ブ8の上端部に固設されており、図7に示すように、こ
れの本体38に形成された凹部38aには出没自在なフ
ック39が臨んでいる。又、本体38の側部には、不図
示のキーを差し込むべきキー溝40が開口している。
【0035】他方、バッテリボックス25の上部には、
オートロック機構37の本体38が嵌り込むべき凹部2
5dが形成されており、該凹部25dには、オートロッ
ク機構37の本体38に形成された凹部38aに嵌合す
べき凸部25eが形成されている。そして、この凸部2
5eには、前記フック39が係合すべき係合溝25e−
1が形成されている。
オートロック機構37の本体38が嵌り込むべき凹部2
5dが形成されており、該凹部25dには、オートロッ
ク機構37の本体38に形成された凹部38aに嵌合す
べき凸部25eが形成されている。そして、この凸部2
5eには、前記フック39が係合すべき係合溝25e−
1が形成されている。
【0036】而して、図3に示すように装着状態にある
バッテリボックス25を取り外すには、オートロック機
構37のキー溝40に不図示のキーを差し込んでこれを
回す。すると、フック39が没してこれとバッテリボッ
クス25側の係合溝25e−1との係合が解除されるた
め、バッテリボックス25の固定状態が解除される。
尚、このとき、圧縮状態にあった弾性体36が元の状態
に復元することによってバッテリボックス25はシート
チューブ8から若干離脱せしめられる。
バッテリボックス25を取り外すには、オートロック機
構37のキー溝40に不図示のキーを差し込んでこれを
回す。すると、フック39が没してこれとバッテリボッ
クス25側の係合溝25e−1との係合が解除されるた
め、バッテリボックス25の固定状態が解除される。
尚、このとき、圧縮状態にあった弾性体36が元の状態
に復元することによってバッテリボックス25はシート
チューブ8から若干離脱せしめられる。
【0037】上述のようにバッテリボックス25のオー
トロック機構37による固定が解除されると、ハンドル
28に形成された開口部28aに手を差し込んで図6に
示すようにバッテリボックス25をその底面の一部(図
6のC部)を中心として車体前方(図6の実線矢印a方
向)に所定角度だけ回動させた後、図6に鎖線にて示す
位置にあるハンドル28を掴んでバッテリボックス25
を持ち上げれば、ユーザーは片手でバッテリボックス2
5を無理のない姿勢で簡単に取り外し、これに収納され
たバッテリ27を新しいものと交換したり、或はバッテ
リ27を充電することができる。このようにバッテリボ
ックス25を取り外した状態においても、本実施の形態
に係る電動自転車1は外観上は通常の自転車と相違ない
ため、ユーザーにデザイン上の違和感を与えることがな
い。そして、バッテリボックス25を取り外すと、サイ
ドカバー15の上面に開口する開口部15aはシャッタ
ー34によって閉じられる。尚、バッテリ27の充電
は、ハンドル28を図6に実線にて示す位置に保持した
状態でなされ、このとき、前記充電レセプタクル30は
バッテリボックス25の側部に露出している。
トロック機構37による固定が解除されると、ハンドル
28に形成された開口部28aに手を差し込んで図6に
示すようにバッテリボックス25をその底面の一部(図
6のC部)を中心として車体前方(図6の実線矢印a方
向)に所定角度だけ回動させた後、図6に鎖線にて示す
位置にあるハンドル28を掴んでバッテリボックス25
を持ち上げれば、ユーザーは片手でバッテリボックス2
5を無理のない姿勢で簡単に取り外し、これに収納され
たバッテリ27を新しいものと交換したり、或はバッテ
リ27を充電することができる。このようにバッテリボ
ックス25を取り外した状態においても、本実施の形態
に係る電動自転車1は外観上は通常の自転車と相違ない
ため、ユーザーにデザイン上の違和感を与えることがな
い。そして、バッテリボックス25を取り外すと、サイ
ドカバー15の上面に開口する開口部15aはシャッタ
ー34によって閉じられる。尚、バッテリ27の充電
は、ハンドル28を図6に実線にて示す位置に保持した
状態でなされ、このとき、前記充電レセプタクル30は
バッテリボックス25の側部に露出している。
【0038】次に、上述のようにして取り外したバッテ
リボックス25を再び装着するには、ハンドル28を片
手で持ってバッテリボックス25を図6に示すようにセ
ットし、該バッテリボックス25をその底部の一部(図
6のC部)を中心として車体後方(図6の破線矢印b方
向)に回動させ、その後面をシートチューブ8に押圧す
れば、該バッテリボックス25の上部がオートロック機
構37によってオートロックされて(つまり、バッテリ
ボックス25の係合溝25e−1にオートロック機構3
7のフック39が係合して)固定されるため、ユーザー
は片手でバッテリボックス25を無理のない姿勢で簡単
に装着することができる。
リボックス25を再び装着するには、ハンドル28を片
手で持ってバッテリボックス25を図6に示すようにセ
ットし、該バッテリボックス25をその底部の一部(図
6のC部)を中心として車体後方(図6の破線矢印b方
向)に回動させ、その後面をシートチューブ8に押圧す
れば、該バッテリボックス25の上部がオートロック機
構37によってオートロックされて(つまり、バッテリ
ボックス25の係合溝25e−1にオートロック機構3
7のフック39が係合して)固定されるため、ユーザー
は片手でバッテリボックス25を無理のない姿勢で簡単
に装着することができる。
【0039】以上において、本実施の形態では、バッテ
リ27を構成する計20個の電池27aをそれらの軸線
が互いに平行になるように互いに接触して3列7段に俵
積みしたため、図9において考察したように、複数の電
池27aの占有スペースを最小に保つことができ、この
結果、バッテリ27を収納するバッテリボックス25の
小型・コンパクト化を図ることができ、該バッテリボッ
クス25の持ち運びが便利となる他、このバッテリボッ
クス25がライダーの乗り降りの障害となることがな
い。特に、本実施の形態では、前述のように各列の最上
段の3個の電池27a1 ,27a2 ,27a3 は車体前
方に向かって下がるように斜めに配列されているため、
バッテリボックス25の上面もそれに合わせて車体前方
に向かって斜めに下がる形状とすることができ、このこ
とによってバッテリボックス25がライダーの乗り降り
の邪魔になるのが有効に防がれる。
リ27を構成する計20個の電池27aをそれらの軸線
が互いに平行になるように互いに接触して3列7段に俵
積みしたため、図9において考察したように、複数の電
池27aの占有スペースを最小に保つことができ、この
結果、バッテリ27を収納するバッテリボックス25の
小型・コンパクト化を図ることができ、該バッテリボッ
クス25の持ち運びが便利となる他、このバッテリボッ
クス25がライダーの乗り降りの障害となることがな
い。特に、本実施の形態では、前述のように各列の最上
段の3個の電池27a1 ,27a2 ,27a3 は車体前
方に向かって下がるように斜めに配列されているため、
バッテリボックス25の上面もそれに合わせて車体前方
に向かって斜めに下がる形状とすることができ、このこ
とによってバッテリボックス25がライダーの乗り降り
の邪魔になるのが有効に防がれる。
【0040】又、本実施の形態では、前述のようにバッ
テリ27の出力端子43が同側(バッテリ27の下方)
に位置するように複数の電池27aの直列接続パターン
が決定されるため、電気配線32が短縮されて経済的効
果が得られるとともに、電気配線32の取り回しも単純
化されるという効果が得られる。
テリ27の出力端子43が同側(バッテリ27の下方)
に位置するように複数の電池27aの直列接続パターン
が決定されるため、電気配線32が短縮されて経済的効
果が得られるとともに、電気配線32の取り回しも単純
化されるという効果が得られる。
【0041】更に、バッテリボックス25はそのまま外
観部品を構成し、小型でコンパクトに構成されるため、
外観デザインの自由度が高められるという効果も得られ
る。
観部品を構成し、小型でコンパクトに構成されるため、
外観デザインの自由度が高められるという効果も得られ
る。
【0042】ところで、図8に示す電動自転車1におい
ても、ダウンチューブ7とシートチューブ8に側面視略
三角形のバッテリボックス25が着脱自在に取り付けら
れ、その中には複数の電池27aをシュリンクパックし
て成るバッテリ27が収納されているが、バッテリ27
においては、計20個の電池27aが7列4段に俵積み
して配列されており、斯かる配列構造によっても前記と
同様の効果が得られる。尚、図8においては、図1に示
したと同一要素には同一符号を付している。
ても、ダウンチューブ7とシートチューブ8に側面視略
三角形のバッテリボックス25が着脱自在に取り付けら
れ、その中には複数の電池27aをシュリンクパックし
て成るバッテリ27が収納されているが、バッテリ27
においては、計20個の電池27aが7列4段に俵積み
して配列されており、斯かる配列構造によっても前記と
同様の効果が得られる。尚、図8においては、図1に示
したと同一要素には同一符号を付している。
【0043】以上は本発明を特に補助動力式の電動自転
車に適用した場合について述べたが、本発明は自走式の
電動自転車に対しても同様に適用し得ることは勿論であ
る。
車に適用した場合について述べたが、本発明は自走式の
電動自転車に対しても同様に適用し得ることは勿論であ
る。
【0044】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、バッテリを構成する複数の電池の
占有スペースを最小に保ってバッテリボックスの小型・
コンパクト化を図ることができ、該バッテリボックスの
持ち運びが便利となる他、このバッテリボックスがライ
ダーの乗り降りの障害となることがないという効果が得
られる。
記載の発明によれば、バッテリを構成する複数の電池の
占有スペースを最小に保ってバッテリボックスの小型・
コンパクト化を図ることができ、該バッテリボックスの
持ち運びが便利となる他、このバッテリボックスがライ
ダーの乗り降りの障害となることがないという効果が得
られる。
【0045】又、請求項2又は3記載の発明によれば、
バッテリの出力端子が同側に位置するように複数の電池
の直列接続パターンが決定されるため、バッテリの出力
端子からカプラーまでの配線が短縮されて経済的効果が
得られるとともに、配線の取り回しも単純化するという
効果が得られる。
バッテリの出力端子が同側に位置するように複数の電池
の直列接続パターンが決定されるため、バッテリの出力
端子からカプラーまでの配線が短縮されて経済的効果が
得られるとともに、配線の取り回しも単純化するという
効果が得られる。
【図1】本発明に係る電池配列構造を有する電動自転車
の側面図である。
の側面図である。
【図2】本発明に係る電池配列構造を示す側面図であ
る。
る。
【図3】本発明に係る電池配列構造を有する電動自転車
のバッテリボックス取付部の破断側面図である。
のバッテリボックス取付部の破断側面図である。
【図4】図3の矢視A方向の破断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】バッテリボックスの着脱時の状態を示す破断側
面図である。
面図である。
【図7】バッテリボックスのオートロック機構部の斜視
図である。
図である。
【図8】本発明の別実施形態に係る電池配列構造を示す
電動自転車の側面図である。
電動自転車の側面図である。
【図9】電池の各種配列パターンを示す説明図である。
1 電動自転車 25 バッテリボックス 27 バッテリ 27a 電池 43 出力端子
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の円柱状電池をシュリンクパックし
て構成されるバッテリを収納したバッテリボックスを着
脱自在に取り付けて成る電動自転車の前記電池の配列構
造において、 前記複数の電池をそれらの軸線が互いに平行になるよう
に互いに接触させて3列以上に配列し、各電池がこれに
隣接する列の2個の電池の間に嵌り込むようにして隣接
する3個の電池の各軸中心を結ぶ直線が正三角形を形成
するようにしたことを特徴とする電動自転車の電池配列
構造。 - 【請求項2】 前記複数の電池は電気的に直列に接続さ
れ、バッテリの出力端子が同側に位置するように複数の
電池の直列接続パターンを決定したことを特徴とする請
求項1記載の電動自転車の電池配列構造。 - 【請求項3】 前記複数の電池は3列に配列され、端の
1列においては電池同士が互い直列接続され、他の2列
においては異なる列同士の2個の電池の接続と同列同士
の2個の電池の接続が交互に繰り返されることを特徴と
する請求項2記載の電動自転車の電池配列構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8043582A JPH09226382A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 電動自転車の電池配列構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8043582A JPH09226382A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 電動自転車の電池配列構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09226382A true JPH09226382A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12667774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8043582A Pending JPH09226382A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 電動自転車の電池配列構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09226382A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1199978A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-13 | Honda Motor Co Ltd | 電動補助自転車 |
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WO2016139693A1 (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電動自転車 |
JP2018006143A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | 株式会社シマノ | バッテリホルダ、バッテリユニット、および、これらを含むバッテリコンポーネント |
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-
1996
- 1996-02-29 JP JP8043582A patent/JPH09226382A/ja active Pending
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9896144B2 (en) | 2012-12-25 | 2018-02-20 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Straddle-type vehicle |
CN104884344A (zh) * | 2012-12-25 | 2015-09-02 | 川崎重工业株式会社 | 跨乘式交通工具 |
JP6006334B2 (ja) * | 2012-12-25 | 2016-10-12 | 川崎重工業株式会社 | 鞍乗型乗物 |
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CN109148785B (zh) * | 2018-10-16 | 2023-12-22 | 河南御捷时代汽车有限公司 | 一种斜插式便携拆卸电池箱 |
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SE543800C2 (en) * | 2019-11-25 | 2021-07-27 | Husqvarna Ab | A battery lock mechanism for a battery compartment and an electrically powered hand-held work tool comprising such a battery lock mechanism |
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