JP3617678B2 - 電動自転車 - Google Patents

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    • B62J43/00Arrangements of batteries
    • B62J43/10Arrangements of batteries for propulsion
    • B62J43/13Arrangements of batteries for propulsion on rider-propelled cycles with additional electric propulsion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62J43/00Arrangements of batteries
    • B62J43/20Arrangements of batteries characterised by the mounting
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、自動車、自動二輪車や電動モータ付き自転車などに使用されるバッテリーの収納構造に係り、さらに詳しくはバッテリーを手軽に携帯できるようにしたバッテリーの収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内燃機関の代わりに動力を与える装置として電動モータを用いた電気自動車が提案されており実用化されてきている。また、近年では、人力による駆動系と電動モータによる駆動系とを併設し、電動モータの駆動力で人力による駆動力を補助するようにした電動モータ付き自転車が、例えば特開平2−74491号公報に開示されているように実用化されている。この電動モータ付き自転車は、足踏みペダルから入力される踏力を検出し、人力の負担が大きい時には電動モータの駆動力を大きくして人力の負担を減らすものである。
【0003】
このような自動車や電動モータ付き自転車には、電動モータを稼働するためのバッテリーが搭載される。このようなバッテリーは車両に推進力を与えるのであるから、内燃機関を利用した車両に搭載されるバッテリーとは異なり、一般に車両の運転中に充電することができない。したがって、車両の運転後に充電する必要があり、このためにはバッテリーが携帯可能であると便利である。例えば、電動モータ付き自転車にあっては、バッテリーを住居内に持ち込んで充電することができれば、集合住宅の居住者が使用する場合のように、電動モータ付き自転車の保管場所と充電機が置かれる所有者の住居とが離れている場合でも、充電を容易にすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車載バッテリーは、外部からの泥はねや埃などの汚れへの対策が施されておらず、住居内に持ち込んで充電するにはその前に清掃しなければならない。また、一般にバッテリーはネジなどにより車両に装着されており、この着脱作業が煩雑で時間がかかっていた。さらにバッテリーと車両との電気的接続部、例えばバッテリーの端子と車両側の導線の端子が外部へ露出していると、雨水がかかったり埃を被ったりして劣化しやすくなる。
【0005】
この発明は前記の事情を考慮してなされたものであり、車載時のバッテリーの汚れを防止し、車両から取り外したバッテリーを清浄なまま住宅内に持ち込むことができ、バッテリーを車両へ容易かつ確実に装着することができるバッテリーの収納構造を提供することを第1の目的とする。また、この発明の第2の目的は、バッテリーと車両との電気的接続部の劣化を防止しうるバッテリーの収納構造を提供することである。さらに、この発明の第3の目的は、車両から取り外した状態のバッテリーだけでなく、車両に搭載した状態のバッテリーに対しても充電することができるバッテリーの収納構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明にあっては、後下がりに延びるメインチューブと、このメインチューブの後部から後上方に立ち上がり、シートが固定されたシートポストを上下方向に移動可能に支持するシートチューブと、このシートチューブの上端部から後下がりに延びる左右一対のシートステーとを有する車体と、電動モータに電力を供給するバッテリーとを備えた電動自転車において、前記バッテリーを収納した携帯可能なインナーボックスと、前記シートチューブと後輪との間で、当該シートチューブに沿って斜めに配置されて前記車体に固定され、外部に露出したアウターボックスとを備え、前記アウターボックスの上端部は左右一対のシートステーの間から当該シートステーよりも上方に突出するとともに、前記アウターボックスの上端面には上方に開放された開口部が設けられており、前記インナーボックスを上記開口部から前記アウターボックスに挿入すると互いに接触する端子が、前記インナーボックスと前記アウターボックスの内部とにそれぞれ設けられており、前記シートポストに固定されたシートによって前記アウターボックスの上方が遮られている場合には、当該シートを当該シートチューブに対して前方に倒すことにより、前記アウターボックスの上方を開放させることを特徴としている。
請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載の特徴に加えて、前記アウターボックスは蓋を有しており、この蓋が施錠可能であることを特徴としている。 さらに請求項3に記載の発明にあっては、請求項1又は2に記載の特徴に加え、前記バッテリーへの充電専用端子を前記アウターボックスに設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】
請求項1に記載の発明にあっては、車両に固定されたアウターボックスにインナーボックスを収納することによって、車載時のインナーボックスを泥や埃などの汚れから保護することができ、これによって車両からバッテリーごと取り外したインナーボックスを清浄なまま住宅内などに持ち込みバッテリーに充電することが可能である。また、インナーボックスをアウターボックスに収納するだけで、バッテリーを車両へ容易かつ確実に装着することができる。さらに、バッテリーと車両との電気的接続をアウターボックス内部で行うようにしているために、電気的接続部へ雨水がかかったり、埃が付着したりするのを防止でき、これによって電気的接続部の劣化を防止することが可能である。
請求項に記載の発明にあっては、インナーボックスごとバッテリーを取り出した後、アウターボックスの蓋を閉じて、この蓋に施錠することによって、アウターボックス内への雨水や埃の侵入を防止し、車両側の電気的接続部の劣化を防止することが可能である。
請求項に記載の発明にあっては、さらにバッテリーへの充電専用端子をアウターボックスに設けたことにより、車両から取り外した状態のバッテリーだけでなく、車両に搭載した状態のバッテリーに対しても充電することができる。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明する。
A.実施例の全体構成
図1はこの発明に係るバッテリーの収納構造を備えた電動モータ付き自転車のカバー90(図2)を取り外して示す側面図である。図において符号10はメインチューブを示しており、このメインチューブ10の前部にはヘッドチューブ11が固定されている。ヘッドチューブ11の内部には、ハンドルステム12がヘッドチューブ11の軸線を中心にして回動自在に挿入されている。ハンドルステム12の下部には左右一対の前フォーク16が固定されており、この前フォーク16には前輪14が回転可能に取り付けられている。また、ハンドルステム12の上部には左右に延びるハンドルバー18が固定されている。
【0009】
メインチューブ10は前部から斜め下後方に延びており、その後端には中ラグ44が固定され、この中ラグ44にシートチューブ22と1本のリアチューブ26とが固定されている。また、メインチューブ10は下方に向けて凹むように湾曲しており、これによって、使用者が例えばスカートを着用した女性の場合であってもメインチューブ10を簡単に跨ぎ越して乗車することができるようになされている。
【0010】
シートチューブ22は、シート20が固定されたシートポスト19を支持している。リアチューブ26にはハンガーラグ45を介して一対のチェーンステー27が固定され、チェーンステー27とシートチューブ22は、左右一対のシートステー24で連結されている。図示のように、シートチューブ22、シートステー24、リアチューブ26およびチェーンステー27はほぼ三角形をなしており、使用者が乗車したときの体重を支持しうるようになっている。シートステー24とチェーンステー27との連結部には後輪28が回転可能に取り付けられている。
【0011】
中ラグ44およびハンガーラグ45の下方には、ブラケット46,47を介してパワーユニット34が取り付けられている。このパワーユニット34は、人力による駆動系、電動モータによる駆動系、および両者の合力機構をユニットとしたものであり、そのケースには、クランク軸33が取り付けられ、このクランク軸33の両端にはクランク32が固定されている。クランク32にはそれぞれ足踏みペダル31が取り付けられている。なお、符号36は電動モータを示す。
【0012】
使用者が足踏みペダル31を踏んだときのクランク軸33の回転は、パワーユニット34内の機構を通じてチェーン37に伝達され、さらにフリーホイール29を介して後輪28に伝達され、後輪28が回転することによってこの電動モータ付き自転車が推進される。その一方、電動モータ36が駆動されると、そのロータの回転がパワーユニット34内部の別の機構を通じてチェーン37に伝達され、これによっても後輪28が回転されるようになっている。このようにして、この電動モータ付き自転車は、クランク軸33によって伝えられる人力による駆動系と、電動モータ36による駆動系とを備えている。
【0013】
また、メインチューブ10の下部にはケーシング41が固定されている。このケーシング41の内部にはコントローラ42が設けられている。電動モータ36には充電可能なバッテリー39から駆動用の電流が供給される。このバッテリー39の支持構造については後述する。バッテリー39は電動モータ36に電流を供給し、コントローラ42はこの電流を増減させるものである。
【0014】
すなわち、人力の駆動力、すなわち足踏みペダル31、クランク32、クランク軸33を通じて与えられる踏力が大きいときは、コントローラ42が電動モータ36に流れる電流を大きくし、踏力が小さいときは、コントローラ42が電動モータ36に流れる電流を小さくする。これによって、人力の負担が大きいときには電動モータ36の駆動力を大きくして、人力の負担を減らすことが可能である。なお、電動モータ36としては、例えば永久磁石式直流モータや直巻直流モータを使用しうる。また、コントローラ42としては、直流電圧のオン・オフの時間比(デューティー比)をトルクに応じて変化させるチョッパ方式のものが好ましい。
【0015】
図2は、この電動モータ付き自転車の完成状態を示す側面図である。この電動モータ付き自転車の車体には、メインチューブ10などを覆うカバー90が装着される。カバー90は上方のカバー91と下方のカバー92とからなり、上方のカバー91はメインチューブ10、シートチューブ22の下部、リアチューブ26、およびバッテリー39のアウターボックス40の下部を覆うものであり、下方のカバー92は電動モータ36、ケーシング41を覆うものである。上方のカバー91の上面は、メインチューブ10に沿って湾曲している。
【0016】
B.バッテリーの収納構造の構成
さて、前述したバッテリー39はインナーボックス38内に上下2段に収納されており、このインナーボックス38がさらにアウターボックス40に収容されており、アウターボックス40がシートチューブ22と後輪28との間に配置されて、シートチューブ22、シートステー24、およびリアチューブ26に固定されている。
【0017】
B−1.インナーボックスの構成
図3は、インナーボックス38の側断面図である。このインナーボックス38は互いにほぼ対称な二つのピース50を嵌め合わせることによって、ほぼ直方体を形成するようになっている。一方のピース50には、上下に2つの収納室51が形成されており、これらの収納室51にバッテリー39が収納される。
【0018】
図3において、一方のピース50の他方のピースと突き合わせられる面が斜線で示されている。すなわち、一方のピース50の各収納室51にバッテリー39を嵌め込んで、斜線で示す面と他方のピース50の対応する面とを突き合わせながら、他方のピースの収納室51にもバッテリー39を嵌め込むことにより、バッテリー39は完全にインナーボックス38に覆われる。ピース50の4箇所の隅部にはスリーブ52が形成されており、これらのスリーブ52にボルトを貫通させ、ボルトの端部にナットを螺合させることによって、ピース50同士が結合される。
【0019】
さて、収納室51を形成する壁53とピース50の外壁との間には空間が設けられ、この空間に多数のリブ54が形成されている。また、上方の収納室51の底壁と下方の収納室51の上壁との間にも空間が設けられ、この空間にもリブ54が形成されている。これによって、万一、インナーボックス38が落下したときや、車載時に電動モータ付き自転車が転倒したときでも、衝撃が緩和され内部のバッテリー39の損傷を少なくすることが可能である。さらに、この空間には各バッテリー39に接続された導線を配設するようになっている。
【0020】
インナーボックス38の底部の空間内には、後述する端子基板59が配置されており、前記の導線はこの端子基板59に接続されている。端子基板59は、バッテリー39からの放電すなわちパワーユニット34への電力供給、およびアウターボックス40から取り出した後バッテリー39へ充電するためのでものである。
【0021】
ピース50の上部には、ピン57によってハンドル58が取り付けられている。ハンドル58はピン57を中心にして回動自在になされており、これによってピース50の上面に倒したり立ち上げたりされる。ピース50の上面には、倒した時のハンドル58を受け入れて、これが突き出ないようにする凹部が形成されている。
【0022】
B−2.アウターボックスの構成
図4は、アウターボックス40の外観を示す側面図である。このアウターボックス40は、上面が開いたほぼ直方体の箱である本体60を有しており、上方からインナーボックス38を差し入れることができるようになっている。アウターボックス40の上面には上蓋61が設けられている。この上蓋61は本体60の上方の一端に取り付けられたピン62を中心に回動することにより、開閉可能になされている。そして上蓋61を閉じたときには、アウターボックス40の内部が完全に密閉され、泥、雨水、埃などが侵入せず、インナーボックス38が汚れないようになっている。
【0023】
上蓋61の裏面には、発泡ゴム製の緩衝部材63が取り付けられている。これによって上蓋61を閉じるとき、インナーボックス38が上方から押さえられて、その位置が固定される。また、上方から衝撃が加わった時、アウターボックス40の内部のインナーボックス38が衝撃から保護される。なお、符号64は、鍵穴が設けられた外筒を示す。図示はしないが、本体60の上部には錠箱が装着されており、外筒64に鍵を差し込んで施錠可能になっている。この鍵は、パワーユニット34の起動および車輪のロックのために使用されるものと共通である。
【0024】
本体60には孔69,70,71が形成されている。図1に示すように中ラグ44には凸部72が形成されており、孔69はこの凸部72にネジ止めするためのものである。またハンガーラグ45にも凸部73が形成されており、孔70はこの凸部73にネジ止めするためのものである。シートステー24には固定具74が取り付けられており、孔71はこの固定具74にネジ止めするためのものである。
【0025】
なお、孔69がアウターボックス40の底部の隅に形成したことにより、アウターボックス40の内部空間の底部には凸部75が設けられている。インナーボックス38の底部には、凸部75に対応して凹部76が形成されている。これによって、使用者がインナーボックス38の向きを間違えずに、アウターボックス40内に差し入れることができるようになっている。
【0026】
さて本体60の底部の下面には、後述する端子基板65が装着されており、前記のパワーユニット34を駆動するための導線66がこの端子基板65に接続されている。端子基板65は、インナーボックス38内部の端子基板59と共に、バッテリー39とパワーユニット34とを結線して、バッテリー39からパワーユニット34へ電力を供給するためのものである。
【0027】
また、本体60の側面には、充電専用端子基板67が装着されている。この充電専用端子基板67はアウターボックス40に収納されたままのインナーボックス38内にあるバッテリー39へ充電するためのものであり、充電用プラグが挿入されるソケット孔68が形成されている。バッテリー39への充電をしない平常時には、図示しないゴム製のキャップによって、ソケット孔68が覆い隠されている。
【0028】
B−3.バッテリーと車両の電気的接続部の構成
図6は、前述のインナーボックス38内に配置された端子基板59を示す。端子基板59は、インナーボックス38に固定される基台部80と、基台部80から下方に突出したソケット部81とを有している。
【0029】
基台部80にはネジ82によって端子83が固定されており、この端子83はバッテリー39のプラス端子に導線84によって接続されている。端子83にはリベット85によって金属製の板バネ86が固定されており、板バネ86はリベット85を支点として上下に撓むようになっている。板バネ86の先端には、金属で肉盛された接点87が形成されている。なお、同様の端子83、板バネ86が図6の紙面奥側に設けられており、その端子83はバッテリー39のマイナス端子に導線84で接続されている。
【0030】
ソケット部81には、下方に向けて開口した二つのソケット孔88(図3)が形成されている。このソケット孔88には、端子基板65に固定された二つの端子プラグ100(図7)がそれぞれ挿入されるようになっている。
【0031】
図7に示すように、各端子プラグ100の一端にはオネジが形成されている。そして、端子プラグ100は端子基板65を貫通しており、前記オネジにナット101,102が螺合されることによって、端子基板65に固定されている。またナット101,102によって端子プラグ100には、それぞれ導線66が接続されている。
【0032】
図4に示すように、インナーボックス38をアウターボックス40に収納すると、ソケット孔88に端子プラグ100の上端部が侵入し、接点87に接触する。これによって、バッテリー39の端子から導線84、端子83、板バネ86、接点87、端子プラグ100、導線66を通じてパワーユニット34に電力が供給されるようになる。
【0033】
端子基板59の基台部80の内部には、コイルバネ103が配設されており、このコイルバネ103が板バネ86を下方に付勢して、端子プラグ100がソケット孔88に侵入したときに端子プラグ100と接点87との接触状態が保たれる。
【0034】
インナーボックス38をアウターボックス40から取り出した後は、充電機の端子プラグをソケット孔88に挿入して、バッテリー39に充電する。その一方、このバッテリーの収納構造では、充電専用端子基板67のソケット孔68に充電機の端子プラグを挿入することによって、インナーボックス38をアウターボックス40に収納したままでもバッテリー39に充電することができるようになっている。
【0035】
図5はソケット孔68への配線を示す概略図である。各ソケット68は導線104によって端子プラグ100に接続されている。インナーボックス38をアウターボックス40に収納しているときには、バッテリー39から端子プラグ100の間は接続されているから、バッテリー39からソケット孔68までの間も接続されている。
【0036】
この場合、バッテリー39の電圧が端子プラグ100に印加されているため、導線104にもバッテリー39の電圧が直接印加され、金属部分が接触することなどにより、ショートするおそれがある。このため、一方の導線104の途中にはダイオード105が接続されており、ショートが防止されている。また、ダイオード105を接続したことにより、ソケット孔68からバッテリー39の電気が盗まれるのも防止されている。
【0037】
B−4.車両のシートの構成
さて前述の通り、アウターボックス40はシートチューブ22と後輪28との間に配置されている。この実施例では、シート20を低くしたときでも、蓋61を開いて、アウターボックス40からインナーボックス38を取り出しやすくしている。図8は、シート20の取り付け構造を示す。シート20はシートポスト19に固定された支持部110と、支持部110に回動自在に取り付けられた回動部111と、使用者が座る座席部112とを有している。
【0038】
回動部111は支持部110に取り付けられたピン115を中心に回動自在になっている。回動部111のピン115とは反対側の端部には係止ピン116が取り付けられている。この係止ピン116の一端は、支持部110に形成された孔117に挿入されている。係止ピン116はコイルバネ118によって常時、支持部110に向けて付勢されている。なお、符号119は係止ピン116を支持する中間板を示す。回動部111には、座席部112の基部120が固定されている。
【0039】
ここで、コイルバネ118の付勢力に抗して係止ピン116を支持部110から離れる方向に引くことによって、係止ピン116を孔117から抜出すことができる。これによって、回動部111はピン115を中心にして座席部112ごと回動されるようになる。そして、仮想線で示すように、座席部112を前方に倒すことによって、アウターボックス40の上方には遮るものが全くなくなる。これにより、アウターボックス40の上蓋61を開くことができ、アウターボックス40にインナーボックス38を差し入れたり、アウターボックス40からインナーボックス38を引出したりすることが可能になっている。
【0040】
C.実施例の動作
次に、この実施例に係るバッテリーの収納構造において、バッテリー39に充電する際の動作について説明する。まず、電動モータ付き自転車の保管場所と電源とが離れている場合には、バッテリー39が収納されたインナーボックス38を電源のある場所まで持ち運ぶ。この際には、前記のように、シート20の座席部112を前傾させ、上蓋61の施錠を解除して、上蓋61を開き、ハンドル58を掴んでインナーボックス38をアウターボックス40から取り出す。
【0041】
そして、インナーボックス38のソケット孔88に充電機の端子プラグを差し込んで充電を行う。車載時において、インナーボックス38はアウターボックス40に収納されていたために、泥や埃などの汚れから保護されている。したがって、車両からバッテリー39ごと取り外したインナーボックス38を清浄なまま住宅内などに持ち込みバッテリー39に充電することが可能である。
【0042】
一方、アウターボックス40の上蓋61は、インナーボックス38を取り出した後閉じられて施錠される。これによって、バッテリー39への充電の間、アウターボックス40内への雨水や埃の侵入を防止し、車両側の電気的接続部である端子プラグ100の劣化を防止することが可能である。また上蓋61を施錠することで、アウターボックス40の内部をいたずらされるのを防止することもできる。
【0043】
バッテリー39への充電終了後は、上蓋61の施錠を解除してこれを開き、インナーボックス38をアウターボックス40に再度収納する。これによって、バッテリー39を車両へ容易かつ確実に装着することができる。また、この際には、前記のように、インナーボックス38のソケット孔88にアウターボックス40の端子プラグ100が差し込まれる。これによって、バッテリー39と車両への結線も容易かつ確実にすることができる。
【0044】
インナーボックス38の収納後は、アウターボックス40の上蓋61を閉じてこれに施錠する。これによって上蓋61は密閉され、前記のようにバッテリー39とパワーユニット34との電気的接続、すなわちソケット孔88への端子プラグ100の差込みをアウターボックス40内部で行うようにしているために、これらに雨水がかかったり、埃が付着したりするのを防止でき、これによって劣化を防止することが可能である。また、バッテリー39は、アウターボックス40およびインナーボックス38によって二重に包囲されるので、電動モータ付き自転車が転倒したときなどの衝撃が緩和され、バッテリー39の損傷のおそれが少なくなる。
【0045】
また、アウターボックス40には充電専用端子基板67が設けられているため、インナーボックス38を車載したまま、バッテリー39に充電することが可能である。この場合には、充電機の端子プラグをソケット孔68に差し込んで充電を行う。これによって、電動モータ付き自転車の保管場所の付近に電源があれば、インナーボックス38をアウターボックス40から取り出さなくても充電することが可能である。
【0046】
D 変更例
図9は、前記の実施例の変更例を示す。前記の実施例では、ほぼ直方体状のアウターボックス40の内部に直方体状のインナーボックス38を収納していたが、両ボックスの形状はこれに限られない。図9に示す変更例のように円弧状の前面と背面とを有するアウターボックス40に、やはり円弧状の前面と背面とを有するインナーボックス38を収納するようにしてもよい。この変更例では、図示のように、シート20の真下を避けて、アウターボックス40の上蓋61を配置することができるので、前記のようにシート20の座席部を前傾させる必要がなく、インナーボックス38の取り出し操作が容易である。
【0047】
図10は、さらに別の変更例を示す。前記の実施例では、シートチューブ22の後方にアウターボックス40を配置していたが、この変更例では、シートチューブ22の前方にアウターボックス40を配置し、シートチューブ22およびメインチューブ10にアウターボックス40を支持させている。この場合は、アウターボックス40の前方に蓋121を設け、前方からインナーボックス38を出し入れするとよい。ただし、前記と同様の上蓋61を設けると共に、シート20の座席部を前記と逆に後傾させるようにしてもよい。
【0048】
さらに、図10に示す変更例においては、シート20の後方を二点鎖線で示すように短くすることも可能である。この場合、シートポスト19とシートチューブ22との締結を緩めて、シートポスト19を半回転させることによって、アウターボックス40の上方が開放されるから、上蓋61を開いてインナーボックス38を取り出すことができる。
【0049】
また前記の実施例は、電動モータ付き自転車にバッテリーの収納構造を適用したものであるが、この発明はこれに限ることなく、例えば電気で走行する自動車や自動二輪車に適用することも可能である。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明にあっては、インナーボックスを泥や埃などの汚れから保護することができ、これによって車両からバッテリーごと取り外したインナーボックスを清浄なまま住宅内などに持ち込むことができる。また、インナーボックスをアウターボックスに収納するだけで、バッテリーを車両へ容易かつ確実に装着することができる。さらに車載時の転倒などの衝撃からバッテリーを保護することも可能である。これに加えて、電気的接続部へ雨水がかかったり、埃が付着したりするのを防止でき、これによって電気的接続部の劣化を防止することが可能である。
請求項に記載の発明にあっては、インナーボックスごとバッテリーを取り出した後のアウターボックス内への雨水や埃の侵入を防止し、車両側の電気的接続部の劣化を防止することが可能である。さらに蓋を施錠することで、アウターボックスの内部をいたずらされるのを防止することもできる。
請求項に記載の発明にあっては、車両から取り外した状態のバッテリーだけでなく、車両に搭載した状態のバッテリーに対しても充電することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るバッテリーの収納構造を備えた電動モータ付き自転車のカバーを取り外して示す側面図である。
【図2】前記電動モータ付き自転車の完成状態を示す側面図である。
【図3】実施例によるインナーボックスを示す側断面図である。
【図4】実施例によるアウターボックスを示す側面図である。
【図5】前記アウターボックス内の配線状態を示す概略図である。
【図6】前記インナーボックスの端子基板を示すVI−VI線矢視断面図である。
【図7】前記アウターボックスの端子基板を示す正面図である。
【図8】前記電動モータ付き自転車のシートの構造とバッテリーの収納構造との関係を示す側面図である。
【図9】実施例の変更例を示す側面図である。
【図10】実施例の他の変更例を示す側面図である。
【符号の説明】
34 パワーユニット、36 電動モータ、38 インナーボックス、
39 バッテリー、40 アウターボックス、61 上蓋、
59 端子基板、65 端子基板、66 導線、67 充電専用端子基板、
68 ソケット孔、84 導線、88 ソケット孔、100 端子プラグ、
104 導線

Claims (5)

  1. 後下がりに延びるメインチューブと、このメインチューブの後部から後上方に立ち上がり、シートが固定されたシートポストを上下方向に移動可能に支持するシートチューブと、このシートチューブの上端部から後下がりに延びる左右一対のシートステーとを有する車体と、電動モータに電力を供給するバッテリーとを備えた電動自転車において、
    前記バッテリーを収納した携帯可能なインナーボックスと、
    前記シートチューブと後輪との間で、当該シートチューブに沿って斜めに配置されて前記車体に固定され、外部に露出したアウターボックスとを備え、
    前記アウターボックスの上端部は左右一対のシートステーの間から当該シートステーよりも上方に突出するとともに、前記アウターボックスの上端面には上方に開放された開口部が設けられており、
    前記インナーボックスを上記開口部から前記アウターボックスに挿入すると互いに接触する端子が、前記インナーボックスと前記アウターボックスの内部とにそれぞれ設けられており、
    前記シートポストに固定されたシートによって前記アウターボックスの上方が遮られている場合には、当該シートを当該シートチューブに対して前方に倒すことにより、前記アウターボックスの上方を開放させる電動自転車。
  2. 前記アウターボックスは蓋を有しており、この蓋が施錠可能であることを特徴とする請求項1に記載の電動自転車。
  3. 前記バッテリーへの充電専用端子を前記アウターボックスに設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動自転車。
  4. 前記シートステーの一部が前記アウターボックスの上端面とほぼ平行である請求項1〜3のいずれか1に記載の電動自転車。
  5. 前記シートステーは前記アウターボックスの上端面とほぼ同じ高さにおいて前記シートチューブに連結されている請求項1〜4のいずれか1に記載の電動自転車。
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