JPH08207876A - 補助駆動源付きの人力走行車 - Google Patents

補助駆動源付きの人力走行車

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JPH08207876A
JPH08207876A JP1419395A JP1419395A JPH08207876A JP H08207876 A JPH08207876 A JP H08207876A JP 1419395 A JP1419395 A JP 1419395A JP 1419395 A JP1419395 A JP 1419395A JP H08207876 A JPH08207876 A JP H08207876A
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JP
Japan
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auxiliary drive
human
drive source
force
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP1419395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Ikemura
清 池村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08207876A publication Critical patent/JPH08207876A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
    • B62M6/45Control or actuating devices therefor
    • B62M6/50Control or actuating devices therefor characterised by detectors or sensors, or arrangement thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
    • B62M6/60Rider propelled cycles with auxiliary electric motor power-driven at axle parts

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の一般的な人力走行車に容易に適用でき
る簡単な構成により,人力が加えられた状態に応じて適
切に車輪の駆動を補助することが可能な補助駆動源付き
人力走行車を提供する。 【構成】 乗り手の踏力によりペダル11が回転移動す
る速度をチェーンホイール15のギア歯をペダル回転セ
ンサ47により検知し,その検知出力に基づいてコント
ローラ43が電動モータ41に後輪5を補助駆動させ
る。電動モータ41に補助駆動させる条件は,モータ調
整スイッチにより乗り手が手動で調整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,補助駆動源により車輪
を補助駆動する補助駆動源付きの人力走行車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,自転車や三輪車,車椅子等に代表
される,人力により駆動される人力走行車において,エ
ンジンや電動モータ等の補助駆動源により車輪の駆動を
補助するための技術が提案されている。その一つとし
て,例えば,特開平4−100790号公報に記載の
「人力駆動装置」がある。この人力駆動装置は,補助駆
動源として電動モータを備え,人力による駆動系の負荷
を検出し,この負荷に対して所定の変換特性をもって上
記電動モータの出力を制御するというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記
「人力駆動装置」では,人力駆動系の負荷を検出するた
めの構成が複雑になり,従来の人力走行車に適用するこ
とが容易ではないという欠点があった。本発明は,かか
る実情に鑑み考えだされたものであり,従来の人力走行
車において容易に適用可能な構成により,人力が加えら
れた状態に応じて補助駆動源により適切に車輪を補助駆
動させることができる補助駆動源付きの人力走行車を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに,第1の発明は,車輪と,人力が加えられることに
より変位する被加力部と,上記被加力部に連動し,上記
被加力部の変位を上記車輪に伝達することにより上記車
輪を回転駆動する人力駆動手段と,上記人力駆動手段に
よる上記車輪の回転駆動を補助する補助駆動源とを備え
た補助駆動源付きの人力走行車において,上記被加力部
の変位速度を検知する変位速度検知手段と,上記変位速
度検知手段の出力に基づいて上記補助駆動源を制御する
補助駆動制御手段と,を具備してなることを特徴とする
補助駆動源付きの人力走行車である。第2の発明は,上
記被加力部が,人力が加えられることにより回転移動す
るように設けられ,上記変位速度検知手段は,上記被加
力部の回転移動が所定量に至る毎に検知信号を出力する
回転検知手段と,上記回転検知手段の出力に基づいて上
記被加力部の回転移動速度を計測する回転速度計測手段
と,を含み,上記回転速度計測手段の計測結果を出力す
るものであることを特徴とする補助駆動源付きの人力走
行車である。第3の発明は,上記人力駆動手段が,上記
被加力部の回転移動に連動して回転する鎖車を含み,上
記回転検知手段が,上記鎖車の周縁近傍であって上記鎖
車が回転したときに歯部と溝部とが交互に接近する位置
に装着され,上記歯部の接近により検知信号を出力する
近接スイッチを含むことを特徴とする補助駆動源付きの
人力走行車である。
【0005】第4の発明は,上記補助駆動制御手段が,
上記被加力部の回転移動が逆方向である場合には,上記
回転速度計測手段からの出力を無効とすることを特徴と
する補助駆動源付きの人力走行車である。第5の発明
は,上記回転検知手段が,上記近接スイッチを2個含
み,該2個の近接スイッチは,それぞれから出力される
検知信号の位相関係が,上記鎖車の回転方向の正逆によ
り異なるように設けられ,上記変位速度検知手段が,上
記位相関係の異なりに基づいて上記被加力部の回転移動
方向の正逆を判定する回転方向判定手段を含むことを特
徴とする補助駆動源付きの人力走行車である。第6の発
明は,上記鎖車が,上記被加力部の回転移動軸と同軸に
設けられた駆動用鎖車であることを特徴とする補助駆動
源付きの人力走行車である。第7の発明は,上記補助駆
動制御手段が,上記変位速度検知手段からの出力と予め
定められた基準値とを比較し,該比較結果に応じた制御
信号を出力することを特徴する補助駆動源付きの人力走
行車である。第8の発明は,上記人力走行車が,さら
に,上記補助駆動を制御手段における上記基準値を変更
するための基準値変更手段を備えることを特徴とする補
助駆動源付きの人力走行車である。
【0006】
【作用】上記第1の発明により,人力が加えられると被
加力部が変位し,人力駆動手段が上記被加力部に連動し
て被加力部の変位を車輪に伝達することにより車輪が回
転駆動される。この状態において,上記被加力部の変位
速度が変位速度検知手段により検知され,変位速度検知
手段の出力に基づいて,補助駆動制御手段が補助駆動源
を制御し,上記人力駆動手段による車輪の回転駆動を補
助させる。このように,被加力部の変位速度という検知
しやすいものを処理対象としたので,簡単な構成によ
り,人力が加えられた状態に応じて補助駆動源に適切に
車輪の駆動を補助させることが可能となる。上記第2の
発明により,人力が加えられると被加力部が回転移動
し,変位速度検知手段において,被加力部の回転移動が
所定量に至る毎に回転検知手段が検知信号を出力する。
この回転検知手段の出力に基づいて回転速度計測手段が
被加力部の回転移動速度を計測し,この計測結果が変位
速度検知手段から出力される。上記変位速度検知手段の
出力に基づいて,補助駆動制御手段が補助駆動源を制御
し,人力駆動手段による車輪の回転駆動を補助させる。
このように,回転移動するように設けられた被加力部の
変位速度が計測されて補助駆動源の制御に用いられるの
で,従来の一般的な自転車への適用が容易となる。上記
第3の発明により,人力が加えられると被加力部が回転
移動し,この被加力部の回転移動に連動して人力駆動手
段に含まれる鎖車が回転する。上記鎖車の周縁近傍であ
って,鎖車が回転した時に歯部と溝部とが交互に接近す
る位置には回転検知手段に含まれる近接スイッチが装着
されており,上記歯部の接近により近接スイッチが検知
信号を出力する。この近接スイッチの出力に基づいて,
回転速度計測手段が被加力部の回転移動速度を計測し,
計測結果が変位速度検知手段から出力される。このよう
に,従来の一般的な自転車の鎖車を用いて,被加力部の
回転移動速度を計測できるので,従来の一般的な自転車
への適用が容易となる。
【0007】上記第4の発明により,補助駆動制御手段
が被加力部の回転移動が逆方向である場合には,回転速
度計測手段からの出力を無効とする。これにより,被加
力部が逆方向に回転移動する場合には,回転速度計測手
段からの出力に基づく補助駆動源の制御が行われないよ
うにし,車輪が適切に補助駆動されるように構成するこ
とができる。上記第5の発明により,回転検知手段に含
まれる2個の近接スイッチが,鎖車の回転方向の正逆に
より位相関係が異なる検知信号を出力する。この検知信
号の位相関係の異なりに基づいて,変位速度検知手段に
含まれる回転方向判定手段が被加力部の回転方向の正逆
を判定する。このように,鎖車を用いて被加力部の回転
方向を判定することができるので,従来の一般的な自転
車への適用が容易となる。上記第6の発明により,変位
速度検知手段が,被加力部の回転移動軸と同軸に設けら
れた駆動用鎖車の回転を検知して,被加力部の変位速度
を計測する。このように,駆動用鎖車を用いて被加力部
の回転移動速度を計測できるので,従来の一般的な自転
車への適用が容易となる。上記第7の発明により,補助
駆動制御手段によって変位状態検知手段からの出力が予
め定められた基準値と比較され,この比較結果に応じた
制御信号が出力される。これにより,補助駆動源による
補助動作の態様を基準値に基づいて切り換えるようにす
ることができ,例えば,被加力部の回転移動の低速域及
び高速域において補助駆動源の動作が不安定性になる場
合にその不安定性を除去した状態で補助駆動源を制御す
ることが可能となる。上記第8の発明により,補助駆動
制御手段における上記基準値が基準値変更手段により変
更される。これにより,人力走行車の走行状態に応じて
補助駆動源による補助動作の態様を変更することができ
る。
【0008】
【実施例】以下,添付図面を参照して本発明を具体化し
た実施例について説明し,本発明の理解に供する。尚,
以下の実施例では,電動モータ付きの自転車を例にした
が,本発明の技術的範囲はこれに限定されるものではな
く,他の三輪車や車椅子等を含む人力駆動により走行す
る人力走行車に広く適応することが可能である。図1
は,本実施例に係る電動モータ付き自転車(以下,単に
「電動自転車」という)の全体構成図である。電動自転
車1は,従来の一般的な自転車と同様に,前輪3と,後
輪5と,フレーム7と,ハンドル9と,ペダル11と,
クランク13と,チェーンホイール15と,チェーン1
7と,フリーホイール19と,サドル21と,荷物カゴ
23とを含む。更に,電動自転車1は,前輪3と後輪5
とのそれぞれに前輪用ブレーキ31と後輪用ブレーキ3
3とを有し,これらブレーキ31,33を操作するため
のブレーキレバー35がハンドル9に設けられている。
なお,上記の各部材の機能及び構成については,従来の
一般的な自転車と格別な差異がないので説明を省略す
る。
【0009】更に,電動自転車1は,後輪5側に電動モ
ータ41を有し,また,フレーム7の後方であって,サ
ドル21の下方にあたる位置に,コントローラ43と電
池45とを有する。また,フレーム7の後下部のチェー
ンステイ7aと呼ばれる部材には,チェーンホイール1
5の近傍にぺダル回転センサ47が設けられている。更
にまた,ハンドル9には,ブレーキセンサ53が設けら
れている。電動モータ41は,後輪5の回転駆動を補助
するための補助駆動源であり,電池45から電力を供給
されることにより作動する。電動モータ41と後輪5と
の間にはワンウエイクラッチが設けられており,電動モ
ータ41の非作動時に後輪5に余計な負荷が加わらない
ようにしている。コントローラ43は,後述する所定の
処理により電動モータ41の動作を制御する。ペダル回
転センサ47は,チェーンホイール15の回転を検知
し,その検知信号をコントローラ43へ送る。ブレーキ
センサ53は,ブレーキレバー31が操作されたことを
検知してその検知信号をコントローラ43へ送る。ブレ
ーキセンサ53は,ブレーキレバー35の移動を直接検
知するものでもよく,また,ブレーキレバー35と前輪
用ブレーキ31または後輪用ブレーキ33とを連結する
ブレーキワイヤの変位を検知するものでもよい。
【0010】図2は,図1においてペダル回転センサ4
7を装着した部分の拡大図であり,同図(a)は側面
図,同図(b)は上面図である。図示したように,ペダ
ル回転センサ47は,第1の近接スイッチ61と,第2
の近接スイッチ63との2つの近接スイッチにより構成
されている。これら2つの近接スイッチ61,63の取
付方法は以下のとおりである。チェーンホイール15の
周縁部にはギア歯55が設けられ,歯部57と溝部59
とが交互に形成されている。同図(a)に示したよう
に,第1及び第2の近接スイッチ61,63は,それぞ
れの検出部61a,61bが歯部57の接近を検知でき
る位置に装着される。また,同図(b)に示したよう
に,第1の及び第2の近接スイッチ(第2の近接スイッ
チについては図示を省略)61,63は,近接スイッチ
取付部61bを介してチェーンステイ7aに取り付けら
れる。これにより,第1及び第2の近接スイッチ61,
63に歯部57が接近した時には,検知信号が出力さ
れ,信号線65を介してコントローラ43(図1参照)
へ送られる。
【0011】図3は,第1及び第2の近接スイッチ6
1,63から出力される信号の位相を示す特性図であ
り,同図(a)はチェーンホイール15が正方向(図1
において時計回りの方向)に回転している時,同図
(b)はチェーンホイール15が逆方向(図1において
反時計回りの方向)に回転している時の図である。同図
において信号がONとなっている時が,それぞれの近接
スイッチ61,63に歯部57が接近している時であ
る。2つの近接スイッチ61,63は,チェーンホイー
ル15が正方向に回転している時には,同図(a)に示
したように,第1の近接スイッチ61のON信号に対応
する第2の近接スイッチ63のON信号が90度遅れて
出力され,チェーンホイール15が逆方向に回転してい
る時には,同図(b)に示したように,第1の近接スイ
ッチ61のON信号よりも第2の近接スイッチ63のO
N信号が90度速く出力されるような位置関係で取付ら
れる。
【0012】このように,本実施例では,2つの近接ス
イッチ61,63から出力される検知信号の位相関係
が,チェーンホイール15の回転方向の正逆により異な
るようにし,この位相関係の異なりに基づいてチェーン
ホイール15の回転方向,即ちペダル11の回転移動の
方向を判定できるようにしている。尚,近接スイッチ6
1,63の出力信号の位相関係を異ならせる方法は,上
記に限られるものではなく,位相のズレを90度以外の
値に設定したり,正方向に回転している時には位相関係
が一致し,逆方向に回転している時には位相関係が不一
致となるようにしてもよい。また,チェーンホイール1
5の回転方向を判定する必要がない場合,又は,他の回
転方向判断手段を備えている場合等には,第1の近接ス
イッチ61のみを設けるだけでよい。
【0013】図4はコントローラ43の内部構成を他の
関連装置と共に示したブロック図である。コントローラ
43は,パルスカウンタ71とタイマ73と,回転方向
判定部75と,ぺダル回転速度算出部77と,速度基準
値記憶部79と,回転速度比較部81と,モータ用電源
スイッチ83とを含む。コントローラ43には,第1の
近接スイッチ61と,第2の近接スイッチ63と,ブレ
ーキセンサ53とのそれぞれから信号が送られる。更に
また,コントローラ43は,電動モータ41と電池45
とに接続され,電池45から電動モータ41への電力の
供給量を調整する。コントローラ43の内部の動作につ
いて説明する。パルスカウンタ71には,信号線65を
介して第1の近接スイッチ61から検知信号が送られ
る。また,パルスカウンタ71はタイマ73に接続さ
れ,タイマ73から一定時間毎にタイマ信号を受ける。
パルスカウンタ71は,タイマ73からタイマ信号を受
けると,次のタイマ信号が送られてくるまでに,第1の
近接スイッチ61から出力されるパルス,即ち図3にお
けるON信号の数をカウントし,次のタイマ信号が送ら
れたきた時点で,カウントしたパルス数をペダル回転速
度算出部77へ送る。このようにして,パルスカウンタ
71は,一定時間毎にペダル回転速度算出部77へパル
ス数を送る。
【0014】ペダル回転速度算出部77は,送られてき
たパルス数に基づいてペダル11(図1参照)の回転数
を算出する。なお,ここでいうペダル11の「回転」と
は,ペダル11が軸から一定の距離を保ちながら移動す
る「回転移動」のことである(以下同様)。前述したよ
うに,第1の近接スイッチ61は,チェーンホイール1
5における歯部57が接近する毎にパルスを出力するの
で,歯部57の間隔を予め計測しておくことにより,パ
ルス数に基づいてペダル11の回転量を求めることがで
きる。そして,この回転量をタイマ73がタイマ信号を
出力する間隔で除することによりペダル11の回転速度
が算出される。ペダル回転速度算出部77は,算出した
ペダル回転速度を回転速度比較部81へ送る。また,回
転方向判定部75には,信号線65を介して第1及び第
2の近接スイッチ61,63の両方から検知信号が送ら
れる。回転方向判定部75は,図3を参照して説明した
ように,2つの近接スイッチ61,63の検知信号の位
相関係に基づいてチェーンホイール15,即ちペダル1
1の回転方向を判定し,その判定出力を回転速度比較部
81に送る。
【0015】回転速度比較部81は,ペダル回転速度算
出部77からのペダル回転速度と回転方向判定部75か
らの判定出力とが送られてくる毎に,速度基準値記憶部
79にて予め記憶されている速度基準値を読み出す。こ
の速度基準値の中には,ペダル回転速度の上限値,下限
値及びペダル回転速度に基づいて電動モータ41の回転
数を算出するための電力供給係数とが含まれる。速度基
準値記憶部79は,例えば,ROM(Read-Only Memor
y)を用いて構成される。速度基準値記憶部79には,
速度基準値であるペダル回転速度の上限値及び下限値,
電力供給係数が記憶されている。回転速度比較部81
は,後述する所定のタイミングで速度基準値記憶部79
から速度基準値を選び出して読み出す。ここで,図5を
参照して,回転速度比較部81の動作について更に詳し
く述べる。図5は,ペダル11の回転速度と電動モータ
41の回転速度との対応関係を示す特性図である。回転
速度比較部81は,ペダル回転速度算出部77により算
出されたペダル11の回転速度に比例させて電動モータ
41の回転速度を定める。この場合,モータ回転速度
は,速度基準値記憶部79から読み出した電力供給係数
に基づいて算出され,回転速度比較部11は,算出した
モータ回転速度になるようにモータ用電源スイッチ83
を制御し,電池45から電動モータ41への電力供給量
を調整する。尚,ペダル回転速度とモータ回転速度との
関係は,本実施例のように直線的に比例する関係のみな
らず,ペダル回転速度に対応してモータ回転速度が漸減
または漸増するような関係であっても良い。
【0016】更に,回転速度比較部81は,ペダル回転
速度が速度基準値記憶部79から読み出した下限値と上
限値との間にある時にのみ電動モータ41に後輪5を補
助駆動させるようにしている。即ち,回転速度比較部8
1は,ペダル回転速度が下限値P1 に至るまではモータ
用電源スイッチ83をOFFにして補助駆動が行われな
いようにし,ペダル回転速度が上昇して下限値P1 に至
った時点で,モータ用電源スイッチ83をONにして電
動モータ41の回転速度をM1 にする。この時点から,
後輪5(図1参照)が電動モータ41により補助駆動さ
れ始める。その後,回転速度比較部81は,乗り手の踏
力によりペダル11の回転速度が除々に上昇するに伴っ
て,電動モータ41の回転速度を上昇させるように制御
し,乗り手の踏力による人力駆動と電動モータ41の補
助駆動とにより電動自転車1が走行を続ける。そして,
ペダル11の回転速度が上限値P2 に至り,電動モータ
41の回転速度がM2 となった時点で,回転速度比較部
81は,モータ用電源スイッチ83に電動モータ41へ
の電力の供給を停止させる。
【0017】このように,ペダル回転速度に下限値と上
限値とを設定することにより,モータ回転速度を制御す
る上で,以下のような利点がある。例えば,一般的な電
動モータにおいては,しばしば低速回転域での動作が不
安定になるが,上述したように,ペダル回転速度の下限
値を電動モータ41が安定して回転するモータ回転速度
の下限値に対応させれば,後輪5を常に安定した状態で
補助駆動することができる。また,電動モータ41に比
較的低出力のモータを用いた場合には,ペダル回転数が
上昇しているにもかかわらず,モータ回転数があるレベ
ル以上に上昇せず,結果的に制御が不安定となって電動
モータ41の作動が無駄になることがあるが,ペダル回
転速度に上限値を設定することにより,そのような不具
合を防ぐことができる。更に,モータ回転数に上限が設
けられていることは,補助駆動力が必要以上に大きくな
らないようにし,電動自転車としての安全性や簡便性が
損なわれないようにするためにも重要である。
【0018】再び図4を参照して,回転速度比較部81
は,回転方向判定部75からの判定出力がペダル11の
回転が逆方向であることを表している時には,電動モー
タ41を停止させる。ただし,上述したように電動モー
タ41と後輪5との間にはワンウエイクラッチが設けら
れているので,停止中の電動モータ41が後輪5の負荷
になることはなく,電動自転車1はスムーズに走行す
る。尚,上記ワンウエイクラッチに代えて電磁クラッチ
を用いるように,この電磁クラッチのON/OFFを回
転速度比較部81からの制御信号によって切換えるよう
にして,ペダル11の回転移動速度に応じたよりきめ細
かい制御が行えるように構成することも可能である。次
に,回転速度比較部81とブレーキとの関係について説
明する。回転速度比較部81には,ブレーキセンサ53
からブレーキレバー35の移動を表す検知信号が送られ
る。回転速度比較部81は,ブレーキセンサ53からの
検知信号が送られて来るとそれに応答して,モータ用電
源スイッチ83に電動モータ41の回転を停止させるた
めの制御信号を送る。これにより,電動自転車1の走行
中にブレーキレバー35が操作された時には,強制的に
電動モータ41が停止される。
【0019】更に,上述の構成において,例えばハンド
ル9にモータ調整スイッチを設け,このスイッチを用い
て乗り手が,ペダル回転速度の上限値・下限値と,ペダ
ル回転速度とモータ回転速度との関係を定める電力供給
係数とを変更できるようにする変形が考えられる。これ
は,主として電動自転車1の走行状態に柔軟に対応する
ためである。例えば,上り坂を走行する場合や荷物カゴ
23(図1参照)に重い物を積んでいる場合には,上記
下限値を低くして,ペダル回転速度が低い時点で電動モ
ータ41による補助駆動が開始されるようにすれば乗り
手の負担を軽減できる。尚,ペダル回転速度の上限値・
下限値と電力供給係数とを変更するための手段として
は,上記モータ調整スイッチの他,例えば,電動自転車
1がチェーンホイール15に複数のギアリングを備えた
り,フリーホイール19に複数のスプロケットを備えた
りして変速機構を有する場合に,その変速機構を調整す
るための調整レバーの位置,又は,調整レバーと変速機
構とを連結するワイヤーの変位等を検知するためのセン
サを設け,そのセンサの検知出力と上記の各値を対応さ
せるようにして変速機構の設定状態に応じた補助駆動が
行われるようにしても良い。
【0020】以上,本発明の実施例について説明した。
本実施例の特徴的構成について以下に述べる。上記ペダ
ル11により,人力が加えられることにより変位する被
加力部,及び,人力が加えられることにより回転移動す
るように設けられた被加力部が構成されている。上記ク
ランク13とチェーンホイール15とチェーン17とフ
リーホイール19とにより,被加力部に連動し,被加力
部の変位を車輪に伝達することにより車輪を回転駆動す
る人力駆動手段が構成されている。上記後輪5がここで
いう車輪に相当する。上記電動モータ41により,人力
駆動手段による車輪の回転駆動を補助する補助駆動源が
構成されている。尚,本実施例では,補助駆動源として
電動モータ41を用いたが,このような電気的駆動源の
みならずエンジン等を用いても良い。更に,上記第1の
近接スイッチ61と第2の近接スイッチ63とパルスカ
ウンタ71とタイマ73と回転方向判定部75とペダル
回転速度算出部77とにより,被加力部の変位速度を検
知する変位速度検知手段が構成されている。このうち特
に,第1の近接スイッチ61により,被加力部の回転移
動が所定量に至るごとに検知信号を出力する回転検知手
段,及び,鎖車の周縁近傍であって,鎖車が回転した時
に歯部と溝部が交互に接近する位置に装着され,歯部の
接近により検知信号を出力する近接スイッチが構成され
ている。ここでいう鎖車とは,鎖類を用いて伝動する鎖
伝動に用いる歯車のことであり,本実施例では上記チェ
ーンホイール15がこれに相当する。
【0021】尚,近接スイッチ61,63を設ける位置
は,チェーンホイール15側ではなく,フリーホイール
19(図1参照)の近傍に設け,フリーホイール19が
有するスプロケット(ギア板)のギア歯を検知すること
により,ペダル11の回転速度を算出するようにしても
良い。即ち,上記鎖車は,フリーホイール19に設けら
れたスプロケットをも含む。更にまた,上記電動自転車
1において,ペダル回転センサ47が第1の近接スイッ
チ61と第2の近接スイッチ63とにより構成され,そ
れぞれの近接スイッチ61,63から図3に示した検知
信号が出力されることが,回転検知手段が近接スイッチ
を2個含み,該2個の近接スイッチのそれぞれから出力
される検出信号の位相関係が,鎖車の回転方向の正逆に
より異なるように設けられていることに対応する。そし
て,上記回転方向判定部75により,位相関係の異なり
に基づいて被加力部の回転方向の正逆を判定する回転方
向判定手段が構成されている。
【0022】また,上記速度基準値記憶部79と回転速
度比較部81とモータ用電源スイッチ83とにより,変
位速度検知手段の出力に基づいて補助駆動源を制御する
補助駆動制御手段が構成されている。ここで,上記回転
速度比較部81が回転方向判定部75の判定出力により
ペダル11の逆方向への回転を表す場合に,その回のペ
ダル回転速度を無効にし,前回のペダル回転速度を用い
て電動モータ41を制御することが,補助駆動制御手段
が被加力部の回転移動が逆方向である場合には,回転速
度計測手段からの出力を無効とすることに相当する。ま
た,上記回転速度比較部81が速度基準値記憶部79か
ら読み出した速度基準値(前述)とペダル回転速度算出
部77から送られて来たペダル回転速度とを比較してそ
の比較結果に応じて電動モータ41の作動を制御するこ
とが,変位速度検知手段からの出力と予め定められた基
準値とを比較し,該比較結果に応じた制御信号を出力す
ることに相当する。更に,上記モータ調整スイッチによ
り,補助駆動制御手段における基準値を変更するための
基準値変更手段が構成されている。
【0023】上述した構成により本実施例の電動自転車
1では,ペダル11の回転移動速度に基づいて電動モー
タ14による後輪5の補助駆動が制御される。このよう
に,ペダル11の回転移動速度という検知しやすいもの
を処理対象としているので,従来の一般的な自転車等へ
の適用が容易な簡単な構成により,人力が加えられた状
態に応じて電動モータ41に適切に後輪5の駆動を補助
させることができる。更に,ペダル11の回転移動は,
ペダル11と連動して回転するチェーンホイール15と
第1の近接スイッチ61とを組合せて検知するようにし
たので,従来の一般的な自転車における駆動系を用いて
電動モータ41の補助駆動を制御することができる。更
には,2個の近接スイッチ61,63から出力される検
知信号の位相関係に基づいてペダル11の回転移動方向
の正逆を判定するようにしたので,従来の一般的な自転
車において,ペダルが逆方向に回転された時にその回転
移動速度を用いた不必要な電動モータ41の制御が行わ
れないようにすることができる。しかも,2個の近接ス
イッチ61,63はチェーンホイール15の回転を検知
するように設けられているので,従来の一般的な自転車
への適用が更に容易となる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように,第1の発明に係る
補助駆動源付きの人力走行車によれば,被加力部の変位
速度に基づいて補助駆動源に車輪の回転駆動を補助させ
る。被加力部の変位速度という検知しやすものを処理対
象としたので,簡単な構成により,人力が加えられた状
態に応じて適切に車輪の駆動を補助することが可能とな
る。更に,第2の発明に係る補助駆動源付きの人力走行
車によれば,回転移動するように設けられた被加力部の
変位速度を計測して補助駆動源の制御に用いるので,従
来の一般的な自転車等に容易に適用することができる。
また,第3の発明に係る補助駆動源付きの人力走行車に
よれば,被加力部の回転移動に連動して回転する鎖車が
回転した時に歯部と溝部とが交互に接近する位置に近接
スイッチが装着され,この近接スイッチにより歯部が接
近する度に検知信号を出力させる。このように,従来の
一般的な自転車等に含まれる鎖車を用いて容易に被加力
部の回転移動速度を検知することができるので,従来の
一般的な自転車への適用が容易となる。
【0025】更にまた,第4の発明に係る補助駆動源付
きの人力走行車によれば,被加力部の回転移動が逆方向
である場合には,回転速度計測手段からの出力を無効と
するようにしたので,被加力部が逆方向に回転移動する
場合には,回転速度計測手段からの出力に基づく補助駆
動が行われないようにすることができる。これにより,
従来の一般的な自転車への適応が容易となる。更に,第
5の発明に係る補助駆動源付きの人力走行車によれば,
2個の近接スイッチから出力される検知信号の位相関係
が鎖車の回転方向の正逆により異なるように設けられ,
この位相関係の異なりに基づいて被加力部の回転方向の
正逆が安定できるようにしたので,鎖車の構成を用いて
被加力部の回転方向の正逆の判定を容易に行える。これ
により,従来の一般的な自転車への適用が容易となる。
また,第6の発明に係る補助駆動源付きの人力走行車に
よれば,被加力部の回転移動の検知に用いられる鎖車が
被加力部の回転移動軸と同軸に設けられた駆動用鎖車で
あるので,被駆動用鎖車を用いて被加力部の回転移動速
度を計測することができる。これにより,従来の一般的
な自転車への適用が容易となる。
【0026】更にまた,第7の発明に係る補助駆動源付
きの人力走行車によれば,被加力部の変位速度の検知出
力が予め定められた基準値と比較され,その比較結果に
応じた制御信号が出力されるので,補助駆動源の補助動
作の内容を基準値との関係に基づいて定める場合に,例
えば,被加力部の回転移動速度の低速域及び高速域にお
いて補助駆動源の動作が不安定になる場合にその不安定
性を除去した状態で補助駆動源を制御することが可能と
なる。更に,第8の発明に係る補助駆動源付きの人力走
行車によれば,被加力部の変位速度と比較するための基
準値を変更するための手段を備えたので,人力走行車の
走行状態に応じて補助駆動源の補助動作の態様を変更す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る電動モータ付き自転
車の全体構成図。
【図2】 ペダル回転センサの装着部分の拡大図であ
り,(a)は側面図,(b)は上面図。
【図3】 第1及び第2の近接スイッチから出力される
検知信号の位相関係を示す特性図であり,(a)はペダ
ルが正方向に回転している時,(b)はペダルが逆方向
に回転している時の図。
【図4】 コントローラの内部構成を他の関連装置と共
に示すブロック図。
【図5】 ペダル回転速度とモータ回転速度との対応関
係を示す特性図。
【符号の説明】
1…電動モータ付き自転車 3…前輪 5…後輪 11…ペダル 13…クランク 15…チェーンホイール 17…チェーン 19…フリーホイール 41…電動モータ 43…コントローラ 45…電池 47…ペダル回転センサ 55…ギア歯 57…歯部 59…溝部 61…第1の近接スイッチ 63…第2の近接スイッチ 71…パルスカウンタ 73…タイマ 75…回転方向判定部 77…ペダル回転速度算出部 79…速度基準値記憶部 81…回転速度比較部 83…モータ用電源スイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪と,人力が加えられることにより変
    位する被加力部と,上記被加力部に連動し,上記被加力
    部の変位を上記車輪に伝達することにより上記車輪を回
    転駆動する人力駆動手段と,上記人力駆動手段による上
    記車輪の回転駆動を補助する補助駆動源とを備えた補助
    駆動源付きの人力走行車において,上記被加力部の変位
    速度を検知する変位速度検知手段と,上記変位速度検知
    手段の出力に基づいて上記補助駆動源を制御する補助駆
    動制御手段と,を具備してなることを特徴とする補助駆
    動源付きの人力走行車。
  2. 【請求項2】 上記被加力部は,人力が加えられること
    により回転移動するように設けられ,上記変位速度検知
    手段は,上記被加力部の回転移動が所定量に至る毎に検
    知信号を出力する回転検知手段と,上記回転検知手段の
    出力に基づいて上記被加力部の回転移動速度を計測する
    回転速度計測手段と,を含み,上記回転速度計測手段の
    計測結果を出力するものであることを特徴とする請求項
    1記載の補助駆動源付きの人力走行車。
  3. 【請求項3】 上記人力駆動手段は,上記被加力部の回
    転移動に連動して回転する鎖車を含み,上記回転検知手
    段は,上記鎖車の周縁近傍であって上記鎖車が回転した
    ときに歯部と溝部とが交互に接近する位置に装着され,
    上記歯部の接近により検知信号を出力する近接スイッチ
    を含むことを特徴とする請求項2記載の補助駆動源付き
    の人力走行車。
  4. 【請求項4】 上記補助駆動制御手段は,上記被加力部
    の回転移動が逆方向である場合には,上記回転速度計測
    手段からの出力を無効とすることを特徴とする請求項3
    記載の補助駆動源付きの人力走行車。
  5. 【請求項5】 上記回転検知手段は,上記近接スイッチ
    を2個含み,該2個の近接スイッチは,それぞれから出
    力される検知信号の位相関係が,上記鎖車の回転方向の
    正逆により異なるように設けられ,上記変位速度検知手
    段は,上記位相関係の異なりに基づいて上記被加力部の
    回転移動方向の正逆を判定する回転方向判定手段を含む
    ことを特徴とする請求項4記載の補助駆動源付きの人力
    走行車。
  6. 【請求項6】 上記鎖車は,上記被加力部の回転移動軸
    と同軸に設けられた駆動用鎖車であることを特徴とする
    請求項5記載の補助駆動源付きの人力走行車。
  7. 【請求項7】 上記補助駆動制御手段は,上記変位速度
    検知手段からの出力と予め定められた基準値とを比較
    し,該比較結果に応じた制御信号を出力することを特徴
    する請求項1記載の補助駆動源付きの人力走行車。
  8. 【請求項8】 上記人力走行車は,さらに,上記補助駆
    動を制御手段における上記基準値を変更するための基準
    値変更手段を備えることを特徴とする請求項7記載の補
    助駆動源付きの人力走行車。
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