JP2002255083A - 電動補助自転車の制御装置 - Google Patents

電動補助自転車の制御装置

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JP2002255083A JP2001055402A JP2001055402A JP2002255083A JP 2002255083 A JP2002255083 A JP 2002255083A JP 2001055402 A JP2001055402 A JP 2001055402A JP 2001055402 A JP2001055402 A JP 2001055402A JP 2002255083 A JP2002255083 A JP 2002255083A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転状況や路面の状況に応じた適切な補助動
力を発生させられるようにすること。 【解決手段】 モータトルク算出部は64Aは、モータ
による補助動力Pmとモータ回転数Nmとの関数としてモ
ータトルクTを算出する。さらに、モータトルク算出部
64Aは、人力算出部53で検出された踏力比例の駆動
力Phとクランク回転数NCRとの関数として、モータト
ルクT0を算出する。運転状態判別部75は、実走行抵
抗Ra、アシスト車平地走行抵抗R1、および車速V等に
基づいて車両の運転状態を判別し、その運転状態によ
り、モータトルクTおよびモータトルクT0の加算値ま
たはモータトルクT0をモータに指令する。これによ
り、運転状態に応じて、例えば走行抵抗が低い領域や漕
ぎ始めなどでも、適切な補助動力を付与することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動補助自転車の
制御装置に関し、特に、電動補助装置を備えない自転車
(以下、「通常の自転車」と呼ぶ)と同様の走行感覚で
運転できるようにするのに好適な電動補助自転車の制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人力でペダルに加えられた力つまり踏力
を後輪に伝達するための人力駆動系と、踏力に応じて人
力駆動系に補助動力を付加させることができるモータ駆
動系とを備えた電動補助自転車が知られている。この電
動補助自転車は踏力とペダル回転数とに応じたモータ出
力で人力を補助するよう構成されていて、踏力が大きく
なるとモータ出力が大きくなって人力は軽減される。す
なわち、モータ出力は踏力比例出力である。
【0003】また、電動補助自転車と通常の自転車との
重量差分を補助できるようにモータ出力を発生させるこ
とが考えられる。例えば、特開平8−127386号公
報には、通常の自転車との重量差分をモータで補助する
ようにして、手押し走行時の人の負担を軽減するように
した電動補助自転車が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
電動補助自転車は、モータ出力が踏力比例出力であるた
め、ペダル回転に追従して周期的に大小変化する踏力に
対して、この周期的な変化を増幅する方向に補助動力が
与えられる。したがって、補助動力によって人の負担は
軽減できるが、車速は周期的に変動する傾向がある。
【0005】一方、上記公報に記載されたように踏力を
考慮せずに自転車の重量差分を補助動力でまかなうよう
にすれば、車速の周期的な変動は発生しない。しかし、
従来は、乗車走行時にも踏力を考慮しないで補助動力を
与えるようなことは考えられておらず、単に、手押し走
行時の部分的な利用に限定されていた。したがって、傾
斜路面の走行までも考慮にいれると、傾斜センサ等、他
の補助制御手段が必要であった。
【0006】本発明の目的は、上記課題に鑑み、踏力の
周期的な変動を増幅させることなく、傾斜路面や平坦路
のいずれにおいても通常の自転車と変わらない走行感覚
で運転できる電動補助自転車の制御装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、人力による駆動力を後輪に伝達するため
の人力駆動系と、モータによる駆動力を後輪に伝達する
モータ駆動系とを備えた電動補助自転車の制御装置にお
いて、車両の実走行抵抗に応じた第1駆動力を前記モー
タ駆動系で発生させる第1補助動力発生手段と、踏力お
よびクランク軸回転数に応じた第2駆動力を前記モータ
駆動系で発生させる第2補助動力発生手段と、車両の運
転状態を判別する運転状態判別手段と、運転状態に応じ
て、前記第1駆動力および第2駆動力を選択的にまたは
組み合わせて発生させる制御手段とを具備した点に第1
の特徴がある。
【0008】また、本発明は、人力による駆動力を後輪
に伝達するための人力駆動系と、モータによる駆動力を
後輪に伝達するモータ駆動系とを備えた電動補助自転車
の制御装置において、車両の実走行抵抗を検出する走行
抵抗検出手段と、前記実走行抵抗に応じた第1駆動力を
前記モータ駆動系で発生させる第1補助動力発生手段
と、踏力およびクランク軸回転数に応じた第2駆動力を
前記モータ駆動系で発生させる第2補助動力発生手段
と、前記実走行抵抗に基づいて路面の傾斜状態を判別す
る判別手段を具備し、前記傾斜状態により平坦地である
と判断された場合に、前記第1駆動力および第2駆動
力、または第2駆動力のみを選択的に発生させる点に第
2の特徴がある。
【0009】また、本発明は、前記運転状態判別手段に
より、運転状態が車両の漕ぎ始めであると判断された場
合に、前記第1駆動力および第2駆動力、または第2駆
動力のみを選択的に発生させるよう、前記制御手段が構
成された点に第3の特徴がある。
【0010】さらに、本発明は、人力による駆動力を後
輪に伝達するための人力駆動系と、モータによる駆動力
を後輪に伝達するモータ駆動系とを備えた電動補助自転
車の制御装置において、車両の実走行抵抗に応じた第1
駆動力を前記モータ駆動系で発生させる第1補助動力発
生手段と、踏力およびクランク軸回転数に応じた第2駆
動力を前記モータ駆動系で発生させる第2補助動力発生
手段と、前記第1駆動力および第2駆動力を加算してモ
ータ駆動系の駆動力とする制御手段とを具備した点に第
4の特徴がある。
【0011】上記特徴によれば、走行時に実際に電動自
転車が受ける抵抗(実走行抵抗)を減少させるように第
1補助動力が発生させられるとともに、踏力に対応する
第2補助動力が発生させられる。そして、これらの補助
動力は運転状態に応じて使い分けられる。
【0012】特に第2の特徴によれば、路面の傾斜状態
に応じて第1および第2補助動力が使い分けられ、傾斜
状態に応じて適切な補助動力を与えることができる。ま
た、第3の特徴によれば、車両の漕ぎ始めにおいて、第
1および第2補助動力が使い分けられる。さらに、第4
の特徴によれば、走行抵抗が低い領域でも良好に補助動
力を発生させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図2は、本発明の一実施形態に係
る制御装置を有する電動補助自転車の側面図である。電
動補助自転車の車体フレーム1は、車体前方に位置する
ヘッドパイプ2と、ヘッドパイプ2から後下がりに延び
るダウンパイプ3と、ダウンパイプ3に連結されて後方
に延びるリヤフォーク4と、ダウンパイプ3の最下端か
ら上方に立ち上がるシートポスト5とを備える。
【0014】ヘッドパイプ2にはフロントフォーク6が
回動自在に支持される。フロントフォーク6の下端には
前輪7が軸支され、フロントフォーク6の上端には操向
ハンドル8が取り付けられる。操向ハンドル8には、ブ
レーキレバー9が設けられ、ブレーキレバー9から引き
出されるケーブル10は、フロントフォーク6に固定さ
れた前輪ブレーキ11に連結される。同様に後輪ブレー
キ用のブレーキレバーも操向ハンドル8に設けられる
が、図示は省略している。また、ブレーキレバー9に
は、このブレーキレバー9が操作されたことを感知する
ブレーキセンサ(図示せず)が設けられる。
【0015】シートポスト5の上端に連結される左右一
対のステー12は後下がりに延び、下端近傍でリヤフォ
ーク4と結合される。リヤフォーク4とステー12とが
結合されてなる部材には後輪13が支持され、さらに前
記部材に支持されて後輪13のハブと同軸上に補助動力
源としてのモータ14が設けられる。モータ14として
は、高トルクかつ低フリクションである三相ブラシレス
モータが好ましい。このモータ14の具体的な構造や制
御に関しては後述する。
【0016】シートポスト5には、上端にシート15を
備えた支持軸16が、シート15の高さを調整可能なよ
うに装着される。シート15の下方でシートポスト5と
後輪13との間にはモータ14に電力を供給するバッテ
リ17が設けられる。バッテリ17は、シートポスト5
に固着されるブラケット18に保持される。ブラケット
18には給電部19が設けられ、この給電部19は、図
示しない電線でモータ14に結合されるとともに、バッ
テリ17の電極に接続される。バッテリ17の上部は、
バンド20とバックル金具21とからなる締結具でシー
トポスト5に支持される。
【0017】前記ダウンパイプ3とシートポスト5との
交差部には、車体の左右に延びるクランク軸22が支持
され、クランク軸22には、クランク23を介してペダ
ル24が結合される。クランク軸22には図示しない踏
力センサを介して駆動スプロケット25が連結され、ペ
ダル24に加えられた踏力は踏力センサを介して駆動ス
プロケット25に伝達される。
【0018】駆動スプロケット25と後輪13のハブに
設けられた従動スプロケット26間にはチェーン27が
掛け渡される。チェーン27の張り側および駆動スプロ
ケット25にはチェーンカバー28が被せられる。クラ
ンク軸22には、クランク軸22の回転センサが設けら
れる(図示せず)。回転センサとしては、自動車用エン
ジンのクランク軸回転検出に用いられるセンサ等、公知
のものを使用できる。
【0019】続いて、クランク軸22に装着された踏力
検出装置を説明する。図18はクランク軸22周辺の断
面図であり、図19は図18のA−A矢視図である。ダ
ウンパイプ3に固着された支持パイプ100の両端に螺
挿されたキャップ101L,101Rとクランク軸22
に形成された段差との間にはボールベアリング102
L,102Rがそれぞれ嵌挿され、クランク軸22を回
転自在に支承する。
【0020】クランク軸22の左右端には、ボルト10
3Bに適合するナット103Cでクランク23がそれぞ
れ固定される(右側のみ図示)。クランク23と支持パ
イプ100との間にはワンウェイクラッチ104の内輪
105が固定される。内輪105の外周には駆動スプロ
ケット25がブッシュ105Aを介して回動自在に支承
されている。駆動スプロケット25のスラスト方向の位
置はナット106Aとプレート106Bとによって規制
されている。
【0021】駆動スプロケット25には蓋体107が一
体的に設けられていて、これら駆動スプロケット25と
蓋体107で囲繞された空間には、伝達プレート108
が配設されている。伝達プレート108は駆動スプロケ
ット25に対して同軸で、かつクランク軸22を軸とし
た回転方向では互いに予定量のずれが許容されるよう支
持されている。
【0022】駆動スプロケット25および伝達プレー1
08にまたがって、複数(ここでは6個)の窓109が
穿設されており、この窓109の内側には圧縮コイルば
ね110がそれぞれ収容されている。圧縮コイルばね1
10は駆動スプロケット25および伝達プレート108
間で、互いに回転方向のずれが生じたときに、ずれに対
する抗力を生ずるように作用する。
【0023】伝達プレート108のハブの内周にはワン
ウェイクラッチ104の外輪としてのラチェット歯11
1が形成されていて、このラチェット歯111は前記内
輪105に支持されて放射方向にばね112で付勢され
ているラチェット爪113と係合する。ワンウェイクラ
ッチ104には防塵のためのカバー114が設けられ
る。
【0024】伝達プレート108には、踏力伝達リング
124に固着された踏力伝達用の突起部115が係合す
る係止孔116が設けられる。駆動用スプロケット25
には、突起部115を係止孔116に係合可能にするた
めの窓117が設けられていて、突起部115はこの窓
117を貫通して、係止孔116に嵌合される。
【0025】駆動スプロケット25および伝達プレート
108にまたがって、前記窓109とは別の小窓が複数
(ここでは3個)穿設されており、この小窓の内側には
圧縮コイルばね118がそれぞれ収容される。圧縮コイ
ルばね118は伝達プレート108をその回転方向11
9側に付勢するように配置されている。すなわち、駆動
スプロケット25と伝達プレート108との結合部のガ
タを吸収する方向に作用しており、伝達プレート108
の変位が駆動スプロケット25へ良好な応答性で伝達さ
れるように機能する。
【0026】駆動スプロケット25の、車体寄りつまり
ダウンパイプ3側には、踏力検知装置のセンサ部分(踏
力センサ)47が装着されている。踏力センサ47は駆
動スプロケット25に固定された外側リング120と、
この外側リング120に対して回転自在に設けられ、磁
気回路を形成するためのセンサ本体121とを有する。
【0027】外側リング120は電気絶縁性を有する材
料で形成されており、図示しないボルトで駆動スプロケ
ット25に固定される。外側リング120の、駆動スプ
ロケット25側にはカバー122が設けられ、止めねじ
123で外側リング120に固定されている。
【0028】図20は、センサ本体121の拡大断面図
である。前記クランク軸22と同心にコイル125が設
けられ、このコイル125の軸方向両側に配置されて、
コイル125の外周方向に張り出した一対のコア126
A,126Bが設けられる。また、前記コア126A,
126B間には、環状の第1誘導体127と第2誘導体
128が設けられる。第1誘導体127と第2誘導体1
28とは、踏力伝達リング124から伝達される踏力に
応じて互いに円周方向で変位可能であり、この変位によ
って、コア126A,126B間における部分での互い
の重なり量が変化するように構成される。その結果、コ
イル125に通電したとき、コア126A,126Bお
よびコアカラー129、ならびに第1誘導体127およ
び第2誘導体128を含む磁気回路の磁束は踏力に応じ
て変化する。そこで、この磁束の関数であるコイル12
5のインダクタンス変化を検出して踏力検出することが
できる。なお、図19において、符号130,131は
センサ本体121の支持部材、符号132はベアリン
グ、符号133はコイル125から引き出されるリード
線である。
【0029】上記踏力検出装置は、本出願人の先願(特
願平11−251870号(整理番号A99−102
6))の明細書に詳細に記載されている。なお、踏力検
出装置は上述のものに限らず、公知のものを適宜選択し
て使用できる。
【0030】図3は、モータ14の断面図である。リヤ
フォーク4の後端およびステー12の下端の接合部から
後方に張り出したプレート29には、変速機を組み込ん
だシリンダ30が軸31で支持される。シリンダ30の
外周にはホイールハブ32が嵌合される。ホイールハブ
32は内筒および外筒を有する環状体であり、内筒の内
周面がシリンダ30の外周に当接する。ホイールハブ3
2の側面には、シリンダ30から張り出した連結板33
がボルト34によって固定される。ホイールハブ32の
外筒の内周にはモータ14のロータ側磁極を構成するネ
オジウム磁石35が所定間隔をおいて配置される。すな
わち外筒は磁石35を保持したロータコアを構成する。
【0031】ホイールハブ32の内筒の外周には軸受3
6が嵌合し、この軸受36の外周にはステータ支持板3
7が嵌合する。ステータ支持板37の外周にはステータ
38が配置され、ボルト40によって取り付けられる。
ステータ38はロータコアつまりホイールハブ32の外
筒と所定の細隙を有するように配置され、このステータ
38には、三相コイル39が巻装される。
【0032】ステータ支持板37の側面には、ホール素
子で構成される磁極センサ41が設けられる。磁極セン
サ41は前記ホイールハブ32から突出して設けられる
磁石42が通過するときの磁束変化を感知して、ロータ
としてのホイールハブ32の位置信号を出力する。磁極
センサ41はモータ14の各相に対応して3カ所に設け
られる。
【0033】また、ステータ支持板37の側面には、磁
極センサ41からの位置信号によって前記三相コイル3
9への通電制御を行うための制御基板43が設けられ、
この制御基板43上にはCPUやFET等の制御素子が
装着される。なお、制御基板43は前記磁極センサ41
用の取り付け基板と一体化できる。
【0034】ホイールハブ32の外周には図示しない後
輪のリムと連結されるスポーク44が固着される。さら
に、ステータ支持板37の、前記制御基板43等が装着
された側とは反対側には、ボルト45によってブラケッ
ト46が固定され、ブラケット46は前記車体フレーム
のプレート29に図示しないボルトで結合される。
【0035】このように、後輪13の軸31と同軸上に
配置したステータとロータとからなる三相ブラシレスモ
ータ14が設けられ、チェーン17と従動スプロケット
26とによって伝達される人力に付加される補助動力を
発生する。
【0036】続いて、上記モータ14に対する通電制御
つまり出力制御について説明する。図4は、想定走行路
における補助動力の発生態様を示す図であり、横軸は時
間軸である。ここでは、平坦路から始まり、上り坂およ
び下り坂を経て、再び平坦路を走行する路面を想定す
る。この想定走行路において、平坦路から徐々に速度を
上げ、上り坂にさしかかった後、定速走行する走行パタ
ーンを設定する。図中、曲線で示された駆動力は踏力比
例で補助動力を発生させた従来の制御に係るものであ
り、小さい曲線は踏力Taによる駆動力(人力)Phを示
し、この曲線と同位相の大きい曲線はモータによる補助
動力Pmを示す。この図から理解されるように、人力Ph
と補助動力Pmとが1対1の比となるように制御する従
来方式では、上り坂において補助動力Pmは増大するも
のの、人力Phも高いレベルにある。
【0037】これに対して、本実施形態では、平坦路、
上り坂および下り坂のいずれの路面においても所定の駆
動力つまり軽快車の平地走行抵抗相当分の駆動力を人が
分担するように制御する。具体的には、走行によって生
じる走行抵抗Raのうち、一般に軽快車と呼ばれる、通
常の自転車のうちでも比較的重量の小さい車両を平坦路
で運転するときの抵抗分のみを人力で負担し、残りをモ
ータ14の出力で補助するようにする。これによって、
運転者はどのような路面であっても平坦路を軽快車で走
行するときのような感覚で運転できる。図4において、
走行時に実際に発生する抵抗Raに対して、補助動力Pm
を与えるようにモータトルクを発生させる。この際、
(Ra−Pm)が所定値となるようにモータトルクは決定
される。つまり、運転者は軽快車の平地走行抵抗に相当
する所定の踏力Taによって自転車を走行させることが
できる。
【0038】以下に、上記出力制御をさらに詳細に説明
する。但し、上記の内容は、本実施形態における出力制
御の基本的概念であり、以下に述べる具体的な制御で
は、種々の変形も含んでいる。
【0039】図1は、実走行抵抗に応じてモータ14の
出力を制御する制御装置の要部機能ブロック図であり、
この機能における演算部および記憶部等はマイクロコン
ピュータによって実現できる。同図において、踏力検出
部51は踏力センサ47の検出信号により踏力Taを検
出する。クランク回転数検出部52はクランク回転セン
サ48の検出信号によりクランク回転数NCRを検出す
る。人力算出部53は、ペダル24から入力される踏力
に比例した駆動力Phを、次式(式1)を使用して算出
する。Ph=Ta×NCR×k1…(式1)。但し、k1は係
数である。
【0040】総駆動力算出部54は人力によって得られ
る駆動力PhとモータトルクTおよびモータ回転数Nmに
基づくモータ出力とを加算して総駆動力Pwを算出す
る。ここで使用されるモータトルクTは前回値つまり前
回値メモリ61に格納されている値T-1である。
【0041】モータ回転数検出部56はモータ回転セン
サ49の検出信号によりモータ回転数Nmを検出する。
車速検出部57は車速センサ50の検出信号により車速
Vを検出する。なお、モータ回転センサ49および車速
センサ50として前記磁極センサ41を使用できる。
【0042】車速メモリ58には車速Vの前回検出値V
-1が記憶される。車速変化量算出部59は車速Vの前回
値V-1と今回値Vとの差ΔVを算出する。標準走行抵抗
演算部60は車速Vにより通常の自転車の平地走行抵抗
Rrをマップ検索する。
【0043】走行抵抗算出部62は総駆動力Pwおよび
車速変化量ΔVに基づいて車速V毎のマップを検索して
実走行抵抗Raを算出する。実走行抵抗Raを求めるマッ
プは後述する。なお、走行抵抗算出部62では、総駆動
力Pwに代えて総駆動力Pwの積算値を用いてもよい。す
なわち、総駆動力積算部55を設けて、その出力を使用
できる。総駆動力積算部55は、予定時間毎または予定
期間毎の総駆動力Pwを積算して積算値P・hを求め
る。例えば、クランク軸22の1回転中の総駆動力Pw
の積算値P・hを求める。
【0044】補助動力算出部63は実走行抵抗Raから
通常の自転車の平地走行抵抗Rrを減算してモータ14
による補助動力Pmを算出する。モータトルク算出部6
4では、モータ回転数Nmと補助動力Pmとに基づいてモ
ータ14に指令するモータトルクTを算出する。モータ
トルクTは予めモータ回転数Nmと補助動力Pmとの関数
として設定されるマップを検索することによって求め
る。算出されたモータトルクTはモータ14の制御部に
出力されるとともに、前回値メモリ61に格納される。
【0045】このように、上記制御装置によれば、ペダ
ル24を一漕ぎする間の投入エネルギに対応する車速変
化によって実走行抵抗Raが求められ、この実走行抵抗
Raのうち、通常の自転車の平地走行時の走行抵抗分Rr
を除いた分がモータ14の出力となって人力に付加され
る。
【0046】図5は、上記制御装置の要部機能(その
2)を示すブロック図である。この制御装置では、路面
傾斜判断手段を備え、路面傾斜に応じて補助動力Pmを
増減調整できる。図5において、アシスト車平地走行抵
抗算出部65を備え、車速Vに基づいて、予め定めたマ
ップを検索してアシスト車平地走行抵抗R1を算出す
る。路面傾斜判断部66は、走行抵抗算出部62で算出
された実走行抵抗Raとアシスト車平地走行抵抗R1とに
基づき、実走行抵抗Raが平地走行抵抗R1より予定以上
に大きい場合は、上り坂走行であると判断し、実走行抵
抗Raが平地走行抵抗R1より予定より小さい場合は、下
り坂走行であると判断する。上り坂開始時は、タイマ6
7を起動し、このタイマ67による計測が終了するまで
補助力増大部68を付勢する。一方、下り坂開始時は、
タイマ69を起動し、このタイマ69による計測が終了
するまで補助動力低減部70を付勢する。
【0047】補助動力増大部68は補助動力の算出に使
用される係数を、補助動力Pmが増大するように補正
し、補助動力低減部70は、補助動力の算出に使用され
る係数を、補助動力Pmが低下するように補正する。補
助動力算出部63は、補助動力増大部68および補助動
力低減部70から供給される補正された係数に従って、
路面傾斜に応じて補正された補助動力Pmを出力する。
【0048】図6は、補助動力決定のタイミングを示す
図である。同図には、車速V、踏力Ta、モータによる
補助動力Pm、並びにこれらの検出・演算タイミングを
示す。各センサの検出出力は踏力Taの最小値が検出さ
れたときから、次に踏力Taが最小値になるまでの間に
読み込まれる。そして、踏力Taが最小値となったとき
に、その時点での各センサの検出値をもとに、次回の補
助動力Pmの演算を開始する。また、踏力Taが最小値と
なったときに、車速Vを検出し、前回の車速との差ΔV
を算出する。例えば、タイミングt1,t2,t3で、
補助動力Pmの演算と、車速差(V−V-1)の演算とを
行う。また、タイミングt1,t2,t3で演算開始さ
れた補助動力Pmを得るための通電デューティをタイミ
ングt1’,t2’,t3’でそれぞれ指示する。
【0049】図7は、モータ14の出力制御回路図であ
り、図8は通電タイミングと通電デューティを示す図で
ある。図7において、全波整流器71は3相のステータ
コイル39に接続されたFET(一般的には個体スイッ
チング素子)71a,71b,71c,71d,7e,
71fを有し、このFET71a〜71fはドライバ7
2によって通電制御される。通電デューティは前記モー
タトルク算出部64から供給される指示に基づいてデュ
ーティ設定部73で設定されドライバ72に入力され
る。
【0050】補助動力Pmを付与する駆動タイミングに
おいては、前記デューティ設定部73からドライバ72
に通電デューティが供給され、ドライバ72はこの通電
デューティに従い、FET71a〜71fを付勢し、バ
ッテリ17から電流を供給する。一方、回生出力を発生
させる場合は、前記駆動タイミングから電気角で180
度ずれた回生タイミングにおいて、前記デューティ設定
部73からドライバ72に通電デューティが供給され、
ドライバ72はこの通電デューティに従い、FET71
a〜71fを付勢する。回生タイミングでFET71a
〜71fが付勢されると、ステータコイル39に発生し
た電流はFET71a〜71fで整流され、バッテリ1
7に給電される。
【0051】なお、駆動タイミングか回生タイミングで
あるかは、モータトルク算出部64から供給される要求
モータトルクTをもとにトルク判断部74で判断され
る。モータトルクの要求値Tが正であるときは駆動タイ
ミングに通電タイミングを設定し、モータトルクの要求
値Tが負であるときは回生タイミングに通電タイミング
を設定する。
【0052】図8において、FET71a〜71fは通
電角を電気角120度に設定して付勢される。同図は、
駆動タイミングでの通電タイミングを示し、回生タイミ
ングでは、ハイ側のFET71a,71c,71eをこ
の駆動タイミングから電気角で180度ずらせる。
【0053】図9、図10は、実走行抵抗に応じた補助
動力を発生する処理の要部フローチャートである。同図
において、ステップS1では、モータ回転センサ49の
検出出力に基づいて車速Vを算出する。ステップS2で
は、車速Vに基づいて電動補助自転車(以下、「アシス
ト車」という)の平地走行抵抗R1、および通常の自転
車(軽快車)の平地走行抵抗Rrを算出する。例えば、
車重量12kgの軽快車を体重55kgの人が運転する
場合を標準の平地走行抵抗Rrとし、車重量26kgの
アシスト車を体重65kgの人が運転する場合をアシス
ト車の平地走行抵抗R1とする。
【0054】これら平地走行抵抗R1、Rrは、予め設定
されているマップから検索することができる。図11
は、車速Vと平地走行抵抗R1、Rrとの関係についてそ
の一例を示すマップである。同図には、アシスト車の平
地走行抵抗R1および通常の自転車の平地走行抵抗Rr
を、それぞれ車速Vの関数として示す。このマップに車
速Vを適用してアシスト車の平地走行抵抗R1および通
常の自転車の平地走行抵抗Rrを求めることができる。
【0055】図9に戻り、ステップS3では、前回検出
した車速V-1と今回検出した車速Vとの差(V−V-1)
を算出して車速変化量ΔV(値が負のときは減速)を求
める。ステップS4では、踏力センサ47およびクラン
ク回転センサ48の検出出力により、それぞれ踏力Ta
およびクランク回転数NCRを検出する。ステップS5で
は、次式(式2)により、踏力Taおよびクランク回転
数NCRの関数である踏力比例分の出力つまりモータトル
クT0を算出する。モータトルクT0=f(Ta,NCR)…
(式2)。
【0056】ステップS6では、モータ回転センサ49
の出力つまりモータ14の回転数Nmを検出する。ステ
ップS7では、前回のモータトルクT-1を前回値メモリ
61から読み出す。ステップS8では、次式(式3)に
より、総駆動力Pwつまり人力Phと補助動力Pm-1との
総計を算出する。駆動力Pw=(Ta×NCR×k1)+
(T-1×Nm×k2)…(式3)。ここで、k1,k2は係
数である。
【0057】ステップS9では、次式(式4)により、
駆動力Pw、速度変化量ΔV、および車速Vの関数であ
る実走行抵抗Raを算出する。実走行抵抗Ra=f(Pw,
ΔV,V)…(式5)。この実走行抵抗Raの算出は、具
体的には、駆動力Pw、速度変化量ΔVおよび実走行抵
抗Raの関係マップを複数段階の車速V毎(例えば5k
m/時毎)に準備しておき、このマップを検索して求め
ることができる。図12は、駆動力Pw、速度変化量Δ
Vおよび実走行抵抗Raの関係を速度変化量ΔVをパラ
メータとしたマップの一例である。同図には、アシスト
車の平地走行抵抗R1および通常の自転車の平地走行抵
抗Rrを、それぞれ車速Vの関数として示す。このよう
なマップを複数段階の車速V毎に用意する。上述のよう
に、駆動力Pwに代えて1サイクルつまりクランク軸2
2の1回転毎の総駆動力の積算値P・hを用いてもよ
い。
【0058】ステップS10では、路面の傾斜判断つま
り上り坂か下り坂かの判断を行う。この判断は実走行抵
抗Raとアシスト車の平地走行抵抗R1との比の値によっ
て判断することができる。例えば、比の値(Ra/R1)
が「5」以上では上り坂、「−1」では下り坂、これら
の中間の値では平坦地と判断する。
【0059】上り坂と判断されれば、ステップS11に
進み、下り傾斜であることを示すフラグF1をクリアに
する。ステップS12では、上り坂を示すフラグF0が
セットされているか否かを判別し、これが肯定ならばス
テップS23(図10)に進む。ステップS12が否定
ならばステップS13で係数Kに「1.2」をセットす
る。係数Kを大きくすることにより、後述のように、補
助動力Pmが小さくなり、上り坂にさしかかったことを
運転者に実感させることができる。
【0060】ステップS14では、カウンタ値nをイン
クリメントする。ステップS15では、カウンタ値nが
「5」になったか否かを判断する。カウンタ値nが
「5」になったならばステップS16で該カウンタ値n
をクリアにし、フラグF0をクリアにして、ステップS
23(図10)の傾斜補正値算出処理(図15,図16
に関して後述)を行う。カウンタ値nが「5」になって
いないときは、ステップS24(図10)に進む。
【0061】一方、下り坂と判断されれば、ステップS
17に進み、上り傾斜であることを示すフラグF0をク
リアにする。ステップS18では、下り坂を示すフラグ
F1がセットされているか否かを判別し、これが肯定な
らばステップS23(図10)に進む。ステップS18
が否定ならば係数Kに「0.8」をセットする。係数K
を小さくすることにより、後述のように、補助動力Pm
が大きくなり、下り坂になったことを運転者に実感させ
ることができる。ステップS20では、カウンタ値mを
インクリメントする。ステップS21では、カウンタ値
mが「3」になったか否かを判断する。カウンタ値mが
「3」になったならばステップS22で該カウンタ値m
をクリアにし、フラグF1をクリアにして、ステップS
23に進む。カウンタ値mが「3」になっていないとき
は、ステップS24(図10)に進む。ステップS10
で平坦地であると判断されたときは、係数Kやカウンタ
値m、n等の処理を行わず、ステップS24に移行す
る。
【0062】図10において、ステップS24では、ブ
レーキスイッチがオンか否かを判断する。ブレーキスイ
ッチがオンになっていれば、ステップS25で係数Kに
定数「1.2」を乗算してステップS26に進む。この
係数Kの乗算により後述のように回生出力が大きくな
る。ブレーキスイッチがオンでない場合は、ステップS
25をスキップしてステップS26に進む。ステップS
26では、通常の自転車の平地走行抵抗Rrに係数Kを
乗算する。ステップS27では、次式(式6)により、
補助動力Pmを算出する。補助動力Pm=Ra−Rr…(式
6)。
【0063】上記式6から理解できるように、補助動力
Pmは通常の自転車の平地走行抵抗Rrが大きい場合に小
さくなり、この平地走行抵抗Rrが小さい場合に大きく
なる。ステップS26で平地走行抵抗Rrに係数Kが乗
算されているので、この係数Kによって補助動力Pmは
変化する。したがって、上り坂であると判断されて係数
Kに「1.2」が設定された場合(ステップS13)、
カウンタnが予定値「5」になるまでの期間は補助動力
Pmが小さくなって、運転者は負荷の増大を感じる。一
方、下り坂であると判断されて係数Kに「0.8」が設
定された場合(ステップS19)、カウンタmが予定値
「3」になるまでの期間は補助動力Pmが大きくなっ
て、運転者は負荷の減少を感じる。
【0064】また、前記ステップS25で係数Kを大き
くした場合には、次の理由で回生出力が増大する。すな
わち、ブレーキをかけるような状況では総駆動力Pwは
小さく、実走行抵抗Raも負の値になっている。したが
って、係数Kを大きくして走行抵抗Rrを大きくするこ
とにより、ステップS27の処理で実走行抵抗Raの負
の値は一層大きくなり、回生出力は増大する。こうし
て、ブレーキ操作時には、モータ14による回生制動に
より効果的に制動できる。
【0065】ステップS28では、次式(式7)により
補助動力Pmとモータ回転数Nmとの関数であるモータト
ルクTを算出する。モータトルクT=f(Pm,Nm)…
(式7)。
【0066】なお、モータトルクTを次のように変更し
てもよい。ステップS29では、モータトルクTに、踏
力比例分のモータトルクT0を加算する。この変更によ
り、走行領域全域で軽快な運転が可能である。
【0067】ステップS30では、モータ14の通電タ
イミングを制御する。算出されたモータトルクTが正で
あればモータ14を制御する前記全波整流器71の制御
素子(FET)を駆動時のタイミングで付勢する。一
方、算出されたモータトルクTが負であればモータ14
を制御する制御素子(FET)を回生のためのタイミン
グで付勢する。すなわち、駆動時に対して電気角で18
0度ずれたタイミングを設定する。ステップS31で
は、通電のデューティをモータトルクTの絶対値に基づ
いて決定する。
【0068】ステップS32では、下り坂であると判断
されていたときに、車速Vが予定の低速(例えば5km
/時以下)であるか否かを判断する。この判断が否定の
場合は、ステップS33に進んで上記ステップS26,
S27の設定をモータ14に出力する。すなわち、下り
と判断されても押し歩きのような低速状態と判断された
場合は、モータ14の通電制御は行われず、したがっ
て、回生制御出力は発生しない。
【0069】また、ステップS29は次のように変形で
きる。図13の変形例において、ステップS34では、
平坦地か否かを判断し、平坦地の場合は踏力比例分のモ
ータトルクT0を加算する(ステップS35)。また、
ステップS35に代えてステップS36のようにモータ
トルクTを踏力比例分のモータトルクT0で置き換える
ことができる。これにより、平坦地では、踏力比例によ
る補助動力Pmを得て運転することができる。
【0070】さらに、ステップS29は次のように変形
できる。図14の変形例において、ステップS37で
は、車速Vが予定の低速(例えば5km/時以下)であ
るか否かを判断し、低速であると判断された場合は、踏
力比例分のモータトルクT0を加算する(ステップS3
8)。また、ステップS38に代えてステップS39の
ようにモータトルクTを踏力比例分のモータトルクT0
で置き換える。これにより、例えば、漕ぎ始めには、踏
力に比例したモータトルクTにより補助動力が得られ
る。
【0071】ステップS29ならびにその変形例の機能
を図17に機能ブロック図で示す。同図において、モー
タトルク算出部は64Aは、図1に関して説明した算出
部64と同様、モータ14による補助動力Pmとモータ
回転数Nmとの関数として、モータトルクTを算出す
る。さらに、モータトルク算出部64Aは、人力算出部
53で検出された踏力比例の駆動力Phとクランク回転
数NCRとの関数として、モータトルクT0を算出する。
運転状態判別部75は、実走行抵抗Ra、アシスト車平
地走行抵抗R1、および車速V等に基づいて車両の運転
状態を判別し、その運転状態により、モータトルクTお
よびT0の加算値またはモータトルクT0をモータ14に
指令する。
【0072】続いて、前記ステップS23の具体例を説
明する。ステップS23では、係数Kを走行路の傾斜に
適合するように補正する。まず、上り坂補正の例を示
す。図15は、上り坂を走行する場合の車速Vに対応す
る係数Kの値を示す図である。同図(a)は1秒間の車速
変化量が3km/時未満の例、同図(b)は車速変化量が3
km/時以上の例である。なお、係数Kの初期値は
「1.0」とする。図15(a)において、漕ぎ始めのよ
うに車速Vが低い(例えば5km/時以下)場合は、係
数Kを小さくして補助動力Pmを大きくする。そして、
車速Vが増大してきた後は、係数Kを初期値に戻す。
【0073】図15(b)において、車速Vが低いとき
(例えば、5km/時、または10km/時)は、係数K
を小さくして補助動力Pmを大きくする。そして、車速
Vが増大するに従って、徐々に係数Kを初期値に戻して
いく。すなわち、加速時は、補助動力Pmを急には小さ
くせず、車速Vがある程度(例えば、20km/時)大
きくなるまでは大きい値に維持する。なお、上り坂の走
行の補正例は、平坦地の走行にも適用できる。
【0074】次に下り坂補正の例を示す。図16は、下
り坂を走行する場合の車速Vに対応する係数Kの値を示
す図である。係数Kの初期値は「1.0」である。図1
6において、下り坂で漕ぎ始めたような、車速Vが低い
(例えば15km/時以下)場合は、係数Kを小さくし
て回生出力を小さくする。そして、車速Vが増大してき
た場合、例えば、15km/時から20km/時の間は、
係数Kを車速Vの増大に比例させて大きくし、回生出力
を徐々に大きくしていく。さらに車速Vが増大した場合
は、車速Vがある程度(例えば、25km/時)大きく
なるまで、係数Kを急激に(例えば、二次曲線的に)、
大きくする。これにより、回生出力は急増し、車速Vが
急速に制限される。
【0075】
【発明の効果】以上の説明から明らかなとおり、請求項
1〜4の発明によれば、実走行抵抗に応じた第1補助動
力を付与している状態において、運転状態に応じて踏力
に基づく第2補助動力を適宜併用したり、第2補助動力
のみの運転に切り替えたりする適切な制御を行うことが
できる。したがって、実走行抵抗が低い領域でも、良好
に補助動力を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る制御装置の要部機
能を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る制御装置を有する
電動補助自転車の側面図である。
【図3】 モータの断面図である。
【図4】 路面状態の変化と駆動力の変化との関係を示
す図である。
【図5】 傾斜面開始時に補助動力の制御機能を示すブ
ロック図である。
【図6】 車速および踏力による補助動力決定のタイミ
ングを示すタイミングチャートである。
【図7】 モータの制御回路図である。
【図8】 モータの制御タイミングを示すタイミングチ
ャートである。
【図9】 実走行抵抗に応じた補助動力を発生する処理
の要部フローチャート(その1)である。
【図10】 実走行抵抗に応じた補助動力を発生する処
理の要部フローチャート(その2)である。
【図11】 車速と平地走行抵抗との関係を示すマップ
である。
【図12】 車速変化量と駆動力とによって実走行抵抗
を検索するマップの一例を示す図である。
【図13】 ステップS29の変形例に係るフローチャ
ートである。
【図14】 ステップS29の別の変形例に係るフロー
チャートである。
【図15】 補助動力の補正係数と車速との関係を示す
図(その1)である。
【図16】 補助動力の補正係数と車速との関係を示す
図(その2)である。
【図17】 踏力比例の補助動力と実走行抵抗に応じた
補助動力を使い分けるための機能を示すブロック図であ
る。
【図18】 踏力検知装置を組込んだ人力駆動装置の要
部断面図である。
【図19】 図18のA−A矢視図である。
【図20】 踏力検出装置の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…車体フレーム、 5…シートポスト、 8…操向ハ
ンドル、 9…ブレーキレバー、 14…モータ、 1
7…バッテリ、 22…クランク軸、 24…ペダル、
27…チェーン、 32…ホイールハブ、 35…磁
石、 37…ステータ支持板、 39…ステータコイ
ル、 41…磁極センサ、 43…基板、47…踏力セ
ンサ、 48…クランク回転センサ、 49…モータ回
転センサ、50…車速センサ、 59…車速変化量算
出部、 62…走行抵抗算出部、75…運転状態判別部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H115 PA01 PC06 PG10 PI16 PO02 PO17 PU11 PV09 PV24 QE01 QE04 QH03 QH06 QI04 QN03 RB22 TO09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人力による駆動力を後輪に伝達するため
    の人力駆動系と、モータによる駆動力を後輪に伝達する
    モータ駆動系とを備えた電動補助自転車の制御装置にお
    いて、 車両の実走行抵抗を検出する走行抵抗検出手段と、 前記実走行抵抗に応じた第1駆動力を前記モータ駆動系
    で発生させる第1補助動力発生手段と、 踏力およびクランク軸回転数に応じた第2駆動力を前記
    モータ駆動系で発生させる第2補助動力発生手段と、 車両の運転状態を判別する運転状態判別手段と、 運転状態に応じて、前記第1駆動力および第2駆動力を
    選択的にまたは組み合わせて発生させる制御手段とを具
    備したことを特徴とする電動補助自転車の制御装置。
  2. 【請求項2】 人力による駆動力を後輪に伝達するため
    の人力駆動系と、モータによる駆動力を後輪に伝達する
    モータ駆動系とを備えた電動補助自転車の制御装置にお
    いて、 車両の実走行抵抗を検出する走行抵抗検出手段と、 前記実走行抵抗に応じた第1駆動力を前記モータ駆動系
    で発生させる第1補助動力発生手段と、 踏力およびクランク軸回転数に応じた第2駆動力を前記
    モータ駆動系で発生させる第2補助動力発生手段と、 前記実走行抵抗に基づいて路面の傾斜状態を判別する判
    別手段とを具備し、 前記傾斜状態により平坦地であると判断された場合に、
    前記第1駆動力および第2駆動力、または第2駆動力の
    みを選択的に発生させることを特徴とする電動補助自転
    車の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記運転状態判別手段により、運転状態
    が車両の漕ぎ始めであると判断された場合に、前記第1
    駆動力および第2駆動力、または第2駆動力のみを選択
    的に発生させるよう、前記制御手段が構成されたことを
    特徴とする請求項1記載の電動補助自転車の制御装置。
  4. 【請求項4】 人力による駆動力を後輪に伝達するため
    の人力駆動系と、モータによる駆動力を後輪に伝達する
    モータ駆動系とを備えた電動補助自転車の制御装置にお
    いて、 車両の実走行抵抗を検出する走行抵抗検出手段と、 前記実走行抵抗に応じた第1駆動力を前記モータ駆動系
    で発生させる第1補助動力発生手段と、 踏力およびクランク軸回転数に応じた第2駆動力を前記
    モータ駆動系で発生させる第2補助動力発生手段と、 前記第1駆動力および第2駆動力を加算してモータ駆動
    系の駆動力とする制御手段とを具備したことを特徴とす
    る電動補助自転車の制御装置。
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